JP2010002966A - ネットワークシステム及びドメインネーム解決プログラム並びにウェブサーバプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブサービスのURLに対応するIPアドレスを変更する場合に、サービス利用者を新しいIPアドレスに簡単かつ確実に誘導する。
【解決手段】第1のウェブサーバは、HTTPリクエストを受信するHTTPリクエスト受信部41と、新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを作成するIPアドレス指示部43と、HTTPレスポンスを送信するHTTPレスポンス送信部45と、を少なくとも備え、ユーザ端末は、HTTPリクエストを送信するHTTPリクエスト送信部31と、HTTPレスポンスを受信するHTTPレスポンス受信部33と、新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを受信した場合に、所定のURLと新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、新しいIPアドレスに対してHTTPリクエストを再送信させるドメインネーム解決部32と、を少なくとも備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウェブサービスを提供するウェブサーバとウェブサービスを利用するユーザ端末とを含むネットワークシステム及び該ネットワークシステムにおけるドメインネーム解決プログラム、ウェブサーバプログラムに関する。
近年、ウェブサービスは多様化する傾向にあり、例えば、ホテルやインターネット喫茶などのサービス提供者が、MFP(Multi Function Peripheral)などを組み込んだ様々なウェブサービスを提供している。このようなウェブサービスでは、ウェブサービスを提供するウェブサーバをプロバイダが提供する専用線でインターネットと接続し、URL(Uniform Resource Locator)を公開することにより、ユーザ端末からのアクセスを可能にしている。
ここで、サービス提供者は、コスト削減のために、さらに料金の安いプロバイダ(古い専用線Aから新しい専用線B)に乗り換える場合があるが、ウェブサービスのURLを変更すると、これまでの被リンクによって築き上げたサーチエンジンの検索順位を捨てることになる。また、全ての被リンク先にURLの変更を依頼することはできず、新しいURLで一から検索順位を築かなければならない。そこで、URLは変更せず、そのURLに対応するIP(Internet Protocol)アドレスを変更する方法がとられる。
その際、DNS(Domain Name Server)を自前で持っていないサービス提供者は、IPアドレスの変更をDNSを運営しているプロバイダ等に委託することになるが、IPアドレスの変更が日本(世界)各地のDNSに反映されるまでには時間を要する。そのため、サービスを希望するユーザがそのURLにアクセスしても、数日間は古いIPアドレスにアクセスしてしまい、ウェブサービスを利用することができない。また、サービス提供者もその数日間の売上を失ってしまう。
そこで、古いプロバイダの専用線にコンピュータ端末を繋ぎ、古いIPアドレスにアクセスしてきたユーザを新しいIPアドレスに誘導する手法(このような手法をリダイレクトと呼ぶ。)が行われている。このリダイレクトに関しては、例えば、下記特許文献1、2に記載されている。
特開2006−163829号公報 特表2007−536815号公報
上記リダイレクトの動作について、図面を参照して説明する。図6は、サービス利用者のユーザ端末と、サービス提供者のウェブサーバA及びウェブサーバBと、DNSとを含むネットワークシステムの構成を示す図であり、図7は、そのネットワークシステムで行われる処理を示す図である。
まず、図6及び図7に示すように、サービス利用者がユーザ端末の操作部を操作してブラウザのURL入力欄に「http://content.com」と入力すると、ユーザ端末はユーザ側DNSにそのURLに対応するIPアドレスを問い合わせる。
ユーザ側DNSは、予め記憶したテーブルを参照して、そのURLに対応するIPアドレスを特定し、そのIPアドレスをユーザ端末に返す。ここでは、ユーザ側DNSにはIPアドレスの変更が反映されていないため、古い専用線Aに接続されるウェブサーバAのIPアドレスAを返す。
ユーザ端末は、ユーザ側DNSから取得したIPアドレスAに対して、HTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエストを送る。
IPアドレスAのウェブサーバAは、そのHTTPリクエストを受け取る。そして、ユーザ端末をIPアドレスBのウェブサーバBに誘導するために、「指定先へアクセスせよ」という意味のHTTPレスポンスをユーザ端末に返す。
その際、リダイレクトの指定先はURLではなく、IPアドレスの直値でなければならない。なぜならば「URL http://content.comはURL http://content.comにリダイレクトせよ」という指示になると、ユーザ端末は、「URL http://content.com」にアクセスする無限ループに入ってしまうからである。そこで、リダイレクトの指示はIPアドレスの直値で、「URL http://content.comにアクセスしてきたものはIPアドレスBにアクセスせよ」という意味のリダイレクトレスポンスを指示する。
ここで、ユーザ端末にインターネットの接続を監視するソフトウェアがインストールされていない場合、ユーザ端末は、IPアドレスBにアクセスし、IPアドレスBのウェブサーバBはコンテンツを返し、ユーザ端末はそのコンテンツをブラウザに表示する。このとき、ブラウザのアドレス入力には、図8の右側に示すように、URL http://content.comではなく、IPアドレスBが表示される。
しかしながら、ユーザ端末に上記ソフトウェアがインストールされ、そのソフトウェアのフィッシング防止機能により、ブラウザで入力されたURLを監視している場合、予め許可されたURL以外にはアクセスできないため、図9の右側に示すような画面が表示される。そのため、http://新しいIPアドレスB/といった臨時のURLにアクセスできるようにするためには、上記ソフトウェアの設定画面でフィッシング防止機能を中断させなければならない。しかしながら、この操作は簡単ではなく、フィッシング防止機能を中断させる方法を知らないユーザは新しいIPアドレスBにアクセスすることができない。また、フィッシング防止機能を中断させると、他のサイトからの不正なアクセスを有効に防止することができなくなってしまう。
この問題に対して、特許文献1のように、ネットワークに中継装置を設ける方法もある。この方法では、中継装置のリダイレクト機能を有効にすると、ユーザ端末からインターネットに送出されるアクセスは、その宛先アドレスが中継装置によって書き換えられ、書き換えた先にアクセスする。しかしながら、中継装置はユーザ端末の前に置かれるものであり、ウェブサーバ上の機能ではないため、ウェブサーバしか設定できないサービス提供者は中継装置を制御することはできない。また、中継装置等の新しい装置をネットワークに設置しなければならず、コストが大幅に増加してしまう。
また、特許文献2のように、ネットワークにルックアップエンジン(PLE)を設ける方法もある。この方法では、ユーザがブラウザに間違ったURLを打ち込んだ場合、そのURLはDNSに問い合わされるが、DNSに行く前にPLEを通り、PLEでは、間違ったURLを正しいURLに変更してDNSに送り、DNSは正しいURLに対応したIPアドレスをブラウザに返す。従ってブラウザは正しいコンテンツにアクセスすることができる。しかしながら、PLEはDNSの前に置かれるものであり、ウェブサーバ上の機能ではないため、ウェブサーバしか設定できないサービス提供者はPLEを制御することはできない。また、PLE等の新しい装置をネットワークに設置しなければならず、コストが大幅に増加してしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、ウェブサービスのURLに対応するIPアドレスを変更する場合に、IPアドレスの変更がDNSに反映されていない状態であっても、サービス利用者を新しいIPアドレスに簡単かつ確実に誘導することができるネットワークシステム及びドメインネーム解決プログラム並びにウェブサーバプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、DNSと、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおいて、前記第1のウェブサーバは、前記ユーザ端末からHTTPリクエストを受信するHTTPリクエスト受信部と、前記HTTPリクエストに対して、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを作成するIPアドレス指示部と、前記HTTPレスポンスを前記ユーザ端末に送信するHTTPレスポンス送信部と、を少なくとも備え、前記ユーザ端末は、HTTPリクエストを送信するHTTPリクエスト送信部と、HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスを受信するHTTPレスポンス受信部と、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを受信した場合に、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、前記HTTPリクエスト送信部に、前記新しいIPアドレスに対して前記HTTPリクエストを再送信させるドメインネーム解決部と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記HTTPリクエスト送信部は、ブラウザでURLが入力された場合に、前記URLに対応するIPアドレスを前記ドメインネーム解決部に問い合わせ、前記ドメインネーム解決部がIPアドレスを応答した場合は、前記ドメインネーム解決部から取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信し、前記ドメインネーム解決部がIPアドレスを応答しない場合は、前記DNSに前記URLに対応するIPアドレスを問い合わせ、前記DNSから取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する構成とすることができる。
また、本発明においては、前記IPアドレス指示部は、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスに当該新しいIPアドレスの有効期限を付加して送信し、前記ドメインネーム解決部は、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスと前記有効期限を対応付けて登録し、前記有効期限内に前記所定のURLに対応するIPアドレスの問い合わせがあった場合に、前記HTTPリクエスト送信部に前記新しいIPアドレスを応答する構成とすることもできる。
また、本発明は、所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおける、前記ユーザ端末で動作するドメインネーム解決プログラムであって、コンピュータを、前記古いIPアドレスの前記第1のウェブサーバに送信したHTTPリクエストに対して、前記第1のウェブサーバから、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを受信した場合に、前記HTTPレスポンスに基づいて前記所定のURLと前記新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、前記新しいIPアドレスの前記第2のウェブサーバに前記HTTPリクエストを再送信させるドメインネーム解決部、として機能させるものであり、前記ドメインネーム解決部は、前記HTTPレスポンスに前記新しいIPアドレスの有効期限が付加されている場合は、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスと前記有効期限とを対応付けて登録し、前記有効期限内に前記所定のURLに対応するIPアドレスの問い合わせがあった場合に、前記新しいIPアドレスを応答する構成とすることができる。
また、本発明は、所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおける、前記第1のウェブサーバで動作するウェブサーバプログラムであって、コンピュータを、前記ユーザ端末からHTTPリクエストを受信するHTTPリクエスト受信部、前記HTTPリクエストに対して、前記新しいIPアドレス及び当該IPアドレスの有効期限を指示するHTTPレスポンスを作成するIPアドレス指示部、前記HTTPレスポンスを前記ユーザ端末に送信するHTTPレスポンス送信部、として機能させるものである。
本発明のネットワークシステム及びドメインネーム解決プログラム並びにウェブサーバプログラムによれば、ウェブサービスのURLに対応するIPアドレスを変更する場合に、IPアドレスの変更がDNSに反映されていない状態であっても、サービス利用者を新しいIPアドレスに簡単かつ確実に誘導することができる。
その理由は、古いIPアドレスのウェブサーバは、ユーザ端末からのHTTPリクエストに対して、新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)を返し、ユーザ端末は、IPアドレス指示レスポンスに基づいてURLと新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、新しいIPアドレスに対してHTTPリクエストを再送信するからである。また、HTTPリクエストを送信する際に、URLに対応するIPアドレスが登録されている場合は、そのIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信し、URLに対応するIPアドレスが登録されていない場合は、DNSから取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する制御を行うからである。
これにより、サービス提供者は、DNSを自前で持っていなくてもIPアドレスの変更を円滑に行うことができ、IPアドレスの変更に伴う不利益を回避することができる。また、サービス利用者は、フィッシング防止機能を中断させることなく、新しいIPアドレスのウェブサーバが提供するウェブサービスを受けることができる。
背景技術で示したように、MFPなどを組み込んだ様々なウェブサービスがインターネット上で公開されている。ここで、サービス提供者がプロバイダを乗り換えた場合、IPアドレスが変わり、そのIPアドレスの変更が各地のDNSに反映されるには数日間かかるため、その数日間は、サービス利用者はウェブサービスを利用することができず、サービス提供者もその数日間の売上を失ってしまう。
この問題を回避する方法として、古いプロバイダの専用線にコンピュータ端末を繋ぎ、リダイレクト機能を使用して、古いIPアドレスにアクセスするユーザを新しいIPアドレスに誘導する方法がとられる。しかしながら、ユーザ端末にインターネットの接続を監視するソフトウェアがインストールされ、そのソフトウェアのフィッシング防止機能によりブラウザが監視されている場合、予め許可されたURL以外にはアクセスできないため、フィッシング防止機能を中断させる等の処理が必要になる。
そこで、本実施形態では、古い専用線にはウェブサーバAとしてパーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末を繋ぎ、新しい専用線にウェブサーバBとしてMFP等のウェブサービスを提供可能な装置を繋ぐ。そして、コンピュータ端末には、HTTPリクエストを受信する機能とHTTPレスポンスを送信する機能に加えて、所定のURLのHTTPリクエストに対してIPアドレスを指示するIPアドレス指示部を設ける。また、ユーザ端末には、ブラウザとHTTPリクエストを送信する機能とHTTPレスポンスを受信する機能に加えて、URLとIPアドレスとを対応付けて登録し、所定のURLに対して古いIPアドレスにアクセスするユーザを新しいIPアドレスに導くドメインネーム解決部を設ける。
上記構成のネットワークシステムの動作を概説する。まず、ユーザ端末がウェブサーバAにアクセスした場合、ウェブサーバAのIPアドレス指示部は、HTTPリクエストされたURLに対するIPアドレスの指示がある場合は、そのURLに対応する新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)を作成し、ユーザ端末に送信する。
ユーザ端末では、HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスがIPアドレス指示レスポンスである場合は、ドメインネーム解決部は、所定のURLと新しいIPアドレスを対応付けて登録し、HTTPリクエスト送信部に対して、新しいIPアドレスにHTTPリクエストを再送信させる。
また、HTTPリクエスト送信部は、HTTPリクエストの送信に際して、そのURLに対応するIPアドレスをドメインネーム解決部に問い合わせ、ドメインネーム解決部がIPアドレスを返した場合は、ドメインネーム解決部から取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信し、ドメインネーム解決部がIPアドレスを返さなかった場合は、そのURLに対応するIPアドレスをDNSに問い合わせ、DNSから取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する。
ウェブサーバBでは、HTTPリクエストを受信し、提供するサービスの情報(コンテンツ)を含むHTTPレスポンスをユーザ端末に送信する。
ユーザ端末では、HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスがコンテンツである場合は、そのコンテンツをブラウザで表示する。
その後、IPアドレスの変更が各地のDNSに反映されたら、サービス提供者は古い専用線からウェブサーバAとして動作させたコンピュータ端末を外し、古い専用線の契約を解約し、プロバイダの引越しを完了させる。
このような仕組みを用いて、サービス利用者を新しい専用線のウェブサーバBに誘導することにより、サービス利用者はフィッシング防止機能を中断させることなく、ウェブサーバBが提供するウェブサービスを受けることができる。また、サービス提供者は、ウェブサーバBのIPアドレスがDNSに登録されるまでの間も、ウェブサーバBでウェブサービスを提供することができ、IPアドレスの変更に伴う不利益を回避することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るネットワークシステム及びドメインネーム解決プログラム並びにウェブサーバプログラムについて、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本実施例のネットワークシステムの構成を模式的に示す図であり、図2は、ユーザ端末及びウェブサーバAの詳細構成を示すブロック図である。また、図3は、本実施例のネットワークシステムで行われる処理を示す図であり、図4及び図5は、ウェブサーバA及びユーザ端末の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例のネットワークシステムは、印刷等のウェブサービスを利用するサービス利用者のコンピュータ端末(ユーザ端末30)と、MFPなどを組み込んだサービスを提供するサービス提供者のサーバ(ウェブサーバA40及びウェブサーバB50)と、URLに対応するIPアドレスを提供するDNS(サーバ側DNS10及びユーザ側DNS20)などで構成され、これらはインターネットなどのネットワークで接続されている。
ウェブサーバA40は、古い専用線Aに接続されたIPアドレスAの装置であり、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末で構成される。ウェブサーバB50は、新しい専用線Bに接続されたIPアドレスBの装置であり、印刷等のサービスを提供するための機能を備えたMFPなどで構成される。
なお、図1は、本実施例のネットワークシステムの一例であり、ユーザ端末30及びウェブサーバA40以外の要素の機能や構成は特に限定されない。以下、ユーザ端末30及びウェブサーバA40の詳細構成について、図2を参照して説明する。
[ユーザ端末]
ユーザ端末30は、HTTPリクエスト送信部31と、ドメインネーム解決部32と、HTTPレスポンス受信部33と、ブラウザなどで構成される。
HTTPリクエスト送信部31は、ブラウザのURL入力部34で入力されたURLに対応するIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する。その際、本実施例では、まず、後述するドメインネーム解決部32にそのURLに対応するIPアドレスを問い合わせ、ドメインネーム解決部32がIPアドレスを返した場合は、ドメインネーム解決部32から取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する。ドメインネーム解決部32がIPアドレスを返さなかった場合は、DNS(ここでは、ユーザ側DNS20)にそのURLに対応するIPアドレスを問い合わせ、ユーザ側DNS20から取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する。
ドメインネーム解決部32は、HTTPレスポンス受信部33からIPアドレスを指定するHTTPレスポンス(IPアドレス指定HTTPレスポンス)を受け取り、そのHTTPレスポンスに基づいて、そのURLとIPアドレスとを対応付けて登録すると共に、HTTPリクエスト送信部31に対して、そのIPアドレスにHTTPリクエストを再送信するように指示する。
HTTPレスポンス受信部33は、HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスがIPアドレス指定レスポンスであれば、HTTPレスポンスをドメインネーム解決部32に送り、HTTPレスポンスがコンテンツであれば、HTTPレスポンスをコンテンツ表示部35に送る。
ブラウザは、ウェブサーバのURLを入力するURL入力部34と、ウェブサーバから受信したHTTPレスポンスのコンテンツを表示するコンテンツ表示部35などで構成される。
[ウェブサーバA]
ウェブサーバA40は、HTTPリクエスト受信部41と、設定ファイル42と、IPアドレス指示部43と、HTTPリクエスト処理部44と、HTTPレスポンス送信部45などで構成される。
HTTPリクエスト受信部41は、HTTPリクエストを受信し、そのHTTPリクエストをIPアドレス指示部43に送る。
設定ファイル42は、所定のURLに対応するIPアドレスやそのIPアドレスに対する有効期限などが記述されたファイルである。
IPアドレス指示部43は、設定ファイル42に、HTTPリクエストされたURLに対応するIPアドレス指示の記載があるかを判断し、IPアドレス指示の記載がある場合は、所定のURLに対応するIPアドレスと必要に応じてその有効期限とを含むHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)を作成し、HTTPレスポンス送信部45に送る。IPアドレス指示の記載がない場合は、そのHTTPリクエストをHTTPリクエスト処理部44に送る。
HTTPリクエスト処理部44は、HTTPリクエストに対する通常の処理を行い、HTTPレスポンスを作成し、HTTPレスポンス送信部45に送る。
HTTPレスポンス送信部45は、IPアドレス指示部43で作成されたHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)又はHTTPリクエスト処理部44で作成されたHTTPレスポンスをユーザ端末30に送信する。
なお、ユーザ端末30及びウェブサーバA40の各機能は、ハードウェアとして構成してもよいし、ソフトウェアとして構成してもよい。特に、ユーザ端末30のドメインネーム解決部32をドメインネーム解決プログラムとして構成し、該ドメインネーム解決プログラムをユーザ端末30上で動作させる構成としてもよいし、ウェブサーバA40のHTTPリクエスト受信部41、IPアドレス指示部43、HTTPレスポンス送信部45をウェブサーバプログラムとして構成し、該ウェブサーバプログラムをウェブサーバA40上で動作させる構成としてもよい。
上記構成のネットワークシステムの動作について説明する前に、IPアドレス変更前のネットワークシステムの状態及びその問題について説明する。
IPアドレス変更前は、IPアドレスAにウェブサーバBが置いてあり、ウェブアプリを用いたサービスが行われていた。このウェブサーバBはURLを持ち、ユーザはそのURLを使ってウェブサーバBにアクセスしていた。このURLを「http://content.com」とする。なお、このウェブサーバBはウェブアプリのほかに、MFPなどの通信以外のサービスと連携してもよい。
また、サーバ側DNS10のURL−IPアドレス対応は、ユーザ側DNS20に反映されており、ユーザ側DNS20は、ユーザ端末30からの問い合わせに対して、「URL http://content.com/にアクセスする場合には、IPアドレスAにアクセスせよ」と応答し、ユーザ端末30はIPアドレスAにアクセスしていた。
ここで、サービス提供者は、このウェブサーバBを、URLを変えないまま、古いIPアドレスAから新しいIPアドレスBに移動させたい場合、ウェブサーバBを新しいIPアドレスBに接続する。また、サービス提供者は、サーバ側DNS10の設定をDNS運営者を通して変更し、「URL http://content.com/はIPアドレスBにある」という設定に変える。
しかしながら、ユーザ側DNS20はサーバ側DNS10を参照する周期があり、ユーザ側DNS20にその設定が反映されるまで2、3日を要する場合がある。そのため、その設定が反映されない間にユーザ端末30が「http://content.com/」にアクセスすると、ユーザ端末30はユーザ側DNS20の指示に従って、古いIPアドレスAにアクセスしてしまう。
そこで、本実施例では、古いIPアドレスAに上記設定ファイル42、IPアドレス指示部43を備えたウェブサーバAを設定する。IPアドレス指示部43は、上述したように、設定ファイル42に、HTTPリクエストされたURLに対応するIPアドレス指示の記載があるかを判断し、IPアドレス指示の記載がある場合は、上記所定のURLに対応する新しいIPアドレスBと必要に応じてその有効期限とをHTTPで記述したHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)を作成する。
なお、設定ファイル42におけるIPアドレス指示は、htaccessファイルに記述してもよい。例えば、「http-dns http://content.com/ IPアドレスB 期日」と記述することができる。この意味は、「http://content.com/はIPアドレスBに変わりました。DNSではなく、この指示に従ってください。期日が来たら、従来どおりDNSの指示に従ってください」という意味である。
以下、本実施例のネットワークシステムにおけるウェブサーバA40及びユーザ端末30の動作について、図3乃至図5を参照して説明する。
[ウェブサーバA]
ウェブサーバA40は、図4に示すように動作する。
まず、HTTPリクエスト受信部41は、HTTPリクエストを待ち(ステップS101)、HTTPリクエストを受信すると、HTTPリクエストをIPアドレス指示部43に送る(ステップS102)。
IPアドレス指示部43は、設定ファイル42に、HTTPリクエストされたURLに対応するIPアドレス指示の記載があるかを判断し(ステップS103)、IPアドレス指示の記載がある場合は、IPアドレスを指示するHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)を作成し、HTTPレスポンス送信部45に送る(ステップS104)。
一方、設定ファイル42にIPアドレス指示の記載がない場合、また、HTTPリクエストされたURLがIPアドレス指示のURLと一致しない場合は、IPアドレス指示部43は動作せずにHTTPリクエストをHTTPリクエスト処理部44に送り、HTTPリクエスト処理部44は通常のHTTPレスポンスを作成し、HTTPレスポンス送信部45に送る(ステップS105)。
そして、HTTPレスポンス送信部45は、IPアドレス指示部43で作成したHTTPレスポンス(IPアドレス指示レスポンス)又はHTTPリクエスト処理部44で作成したHTTPレスポンスをユーザ端末30に返す(ステップS106)。
[ユーザ端末]
ユーザ端末30は、図5に示すように動作する。なお、ここでは、ドメインネーム解決部32によりURL−IPアドレスの対応表が登録されていない状態とする。
まず、ユーザ端末30のHTTPリクエスト送信部31は、ブラウザからURL入力を受け取り、ドメインネーム解決部32にそのURLに対応するIPアドレスを問い合わせる(ステップS201)。
ドメインネーム解決部32は、そのURLに対応するIPアドレスが、URL−IPアドレスの対応表にあるかを判断する(ステップS202)。ここでは、URL−IPアドレスの対応表が登録されていないため、登録されていないことをHTTPリクエスト送信部31に通知する。
HTTPリクエスト送信部31は、そのURLに対応するIPアドレスをユーザ側DNS20に問い合わせる(ステップS204)。この問い合わせに対して、ユーザ側DNS20はそのURLに対応するIPアドレスを返す。なお、ここでは、ユーザ側DNS20にはIPアドレスの変更が反映されていないため、古いIPアドレスAを返す。
HTTPリクエスト送信部31は、取得したIPアドレス(ここでは、ユーザ側DNS20から取得したIPアドレスA)に対して、HTTPリクエストを送る(ステップS205)。
HTTPレスポンス受信部33は、前述した図4のフローに従ってウェブサーバA40から送られてくるHTTPレスポンスを受信する(ステップS206)。次に、受信したHTTPレスポンスがIPアドレス指示レスポンスであるかを判断する(ステップS207)。ここでは、IPアドレス指示レスポンスであるため、HTTPレスポンス受信部33は、そのIPアドレス指示レスポンスをドメインネーム解決部32に渡す。なお、IPアドレス指示レスポンスは、「http://content.com/はIPアドレスBに変わりました。DNSではなく、この指示に従ってください。期日が来たら、従来どおりDNSの指示に従ってください」という意味の指示を含んでいる。
ドメインネーム解決部32は、IPアドレス指示レスポンスに記載されたURLとIPアドレス(ここではIPアドレスB)のセットを、URL−IPアドレス対応表に記入する(ステップS208)。この対応表は、IPアドレス指示レスポンスに記載された「期日」が来るまで保持される。なお、このドメインネーム解決部32は、従来のhostsファイルを書き換えることで本機能を実現してもよい。
さらに、ドメインネーム解決部32は、HTTPリクエスト送信部31に対してHTTPリクエストの再送信を指示し、HTTPリクエスト送信部31は、この新しいIPアドレスBに対してHTTPリクエストを再送信する(ステップS209)。
IPアドレスB上のウェブサーバB50はHTTPリクエストを受信し、予め定めたHTTPリクエスト処理を行い、HTTPレスポンスをユーザ端末30に送信する。
HTTPレスポンス受信部33は、ウェブサーバB50から送られてくるHTTPレスポンスを受信し(ステップS206)、受信したHTTPレスポンスがIPアドレス指示レスポンスであるかを判断する(ステップS207)。ここでは、IPアドレス指示レスポンスではないため、通常のHTTPレスポンス処理を行い(ステップS210)、HTTPレスポンスに乗っていたコンテンツをブラウザに表示させる(ステップS211)。
この一連の処理をネットワークシステム全体で示したものが図3(a)であり、ドメインネーム解決部32によりURL−IPアドレスBの対応表が作成される前であっても、ユーザはウェブサーバB50が提供するサービスを受けることができる。
次に、ドメインネーム解決部32によりURL−IPアドレスBの対応表が作成された後のユーザ端末30の動作について説明する。
前述したように、ユーザ端末30のHTTPリクエスト送信部31は、ブラウザからURL入力を受け取り、ドメインネーム解決部32にそのURLに対応するIPアドレスを問い合わせる(ステップS201)。
ドメインネーム解決部32は、そのURLに対応するIPアドレスが、URL−IPアドレスの対応表にあるかを判断する(ステップS202)。ここでは、対応表に登録されているため、そのIPアドレス(IPアドレスB)をHTTPリクエスト送信部31に返す(ステップS203)。
HTTPリクエスト送信部31は、ドメインネーム解決部32から取得したIPアドレス(ここでは、IPアドレスB)に対して、HTTPリクエストを送る(ステップS205)。
HTTPレスポンス受信部33は、ウェブサーバBから送られてくるHTTPレスポンスを受信する(ステップS206)。次に、受信したHTTPレスポンスがIPアドレス指示レスポンスであるかを判断する(ステップS207)。ここでは、IPアドレス指示レスポンスではないため、通常のHTTPレスポンス処理を行い(ステップS210)、HTTPレスポンスに乗っていたコンテンツをブラウザに表示させる(ステップS211)。
この一連の処理をネットワークシステム全体で示したものが図3(b)であり、ドメインネーム解決部32によりURL−IPアドレスBの対応表が作成された後は、有効期限が経過するまで(すなわち、ユーザ側DNS20にIPアドレス変更が反映されるまで)、ユーザ側DNS20にIPアドレスを問い合わせることなく、ユーザはウェブサーバB50が提供するサービスを受けることができる。
このように、ウェブサーバA40のIPアドレス指示部43により、IPアドレスを指示するHTTPレスポンスが送信され、ユーザ端末30のドメインネーム解決部32により、URLと新しいIPアドレスとが対応付けて登録されるため、ユーザを正しいIPアドレスBに誘導することができる。従って、DNSを自前に持たないサービス提供者は、不利益を被ることなくIPアドレスの変更を行うことができ、ユーザは、フィッシング防止機能を中断させる等の操作をすることなく、ウェブサービスを受けることができ、ネットワークシステムの適切な運営をサポートすることができる。
なお、上記実施例では、ウェブサーバBをMFPなどの印刷サービスを提供する装置としたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、ウェブ上で利用可能な任意のサービスを実行する装置とすることができる。
本発明は、ウェブサービスを提供するウェブサーバとウェブサービスを利用するユーザ端末とを含むネットワークシステム及び該ネットワークシステムで動作するドメインネーム解決プログラムに利用可能である。
本発明の一実施例に係るネットワークシステムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワークシステムにおけるユーザ端末及びウェブサーバAの詳細構成を示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワークシステム全体の動作を示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワークシステムのウェブサーバAの動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るネットワークシステムのユーザ端末の動作を示すフローチャート図である。 従来のネットワークシステムの構成を模式的に示す図である。 従来のネットワークシステム全体の動作を示すフローチャート図である。 リダイレクト時にユーザ端末の表示部に表示される画面(アクセスが容認された場合)を示す図である。 リダイレクト時にユーザ端末の表示部に表示される画面(フィッシング防止機能によりアクセスが拒否された場合)を示す図である。
符号の説明
10 サーバ側DNS
20 ユーザ側DNS
30 ユーザ端末
31 HTTPリクエスト送信部
32 ドメインネーム解決部
33 HTTPレスポンス受信部
34 URL入力部
35 コンテンツ表示部
40 ウェブサーバA
41 HTTPリクエスト受信部
42 設定ファイル
43 IPアドレス指示部
44 HTTPリクエスト処理部
45 HTTPレスポンス送信部
50 ウェブサーバB

Claims (6)

  1. 所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、DNSと、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおいて、
    前記第1のウェブサーバは、
    前記ユーザ端末からHTTPリクエストを受信するHTTPリクエスト受信部と、前記HTTPリクエストに対して、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを作成するIPアドレス指示部と、前記HTTPレスポンスを前記ユーザ端末に送信するHTTPレスポンス送信部と、を少なくとも備え、
    前記ユーザ端末は、
    HTTPリクエストを送信するHTTPリクエスト送信部と、HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスを受信するHTTPレスポンス受信部と、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを受信した場合に、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、前記HTTPリクエスト送信部に、前記新しいIPアドレスに対して前記HTTPリクエストを再送信させるドメインネーム解決部と、を少なくとも備える、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記HTTPリクエスト送信部は、ブラウザでURLが入力された場合に、前記URLに対応するIPアドレスを前記ドメインネーム解決部に問い合わせ、前記ドメインネーム解決部がIPアドレスを応答した場合は、前記ドメインネーム解決部から取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信し、前記ドメインネーム解決部がIPアドレスを応答しない場合は、前記DNSに前記URLに対応するIPアドレスを問い合わせ、前記DNSから取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記IPアドレス指示部は、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスに当該新しいIPアドレスの有効期限を付加して送信し、
    前記ドメインネーム解決部は、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスと前記有効期限を対応付けて登録し、前記有効期限内に前記所定のURLに対応するIPアドレスの問い合わせがあった場合に、前記HTTPリクエスト送信部に前記新しいIPアドレスを応答する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおける、前記ユーザ端末で動作するドメインネーム解決プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記古いIPアドレスの前記第1のウェブサーバに送信したHTTPリクエストに対して、前記第1のウェブサーバから、前記新しいIPアドレスを指示するHTTPレスポンスを受信した場合に、前記HTTPレスポンスに基づいて前記所定のURLと前記新しいIPアドレスとを対応付けて登録し、前記新しいIPアドレスの前記第2のウェブサーバに前記HTTPリクエストを再送信させるドメインネーム解決部、として機能させる、
    ことを特徴とするドメインネーム解決プログラム。
  5. 前記ドメインネーム解決部は、前記HTTPレスポンスに前記新しいIPアドレスの有効期限が付加されている場合は、前記所定のURLと前記新しいIPアドレスと前記有効期限とを対応付けて登録し、前記有効期限内に前記所定のURLに対応するIPアドレスの問い合わせがあった場合に、前記新しいIPアドレスを応答する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のドメインネーム解決プログラム。
  6. 所定のURLでウェブサービスを提供するウェブサーバと、前記ウェブサービスを利用するユーザ端末と、を含み、前記ウェブサーバが、古いIPアドレスの第1のウェブサーバと、新しいIPアドレスの第2のウェブサーバと、で構成されるネットワークシステムにおける、前記第1のウェブサーバで動作するウェブサーバプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記ユーザ端末からHTTPリクエストを受信するHTTPリクエスト受信部、前記HTTPリクエストに対して、前記新しいIPアドレス及び当該IPアドレスの有効期限を指示するHTTPレスポンスを作成するIPアドレス指示部、前記HTTPレスポンスを前記ユーザ端末に送信するHTTPレスポンス送信部、として機能させる、
    ことを特徴とするウェブサーバプログラム。
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