JP2009545415A5 - - Google Patents

Description

本発明は、人工股関節に使用するための寛骨臼ソケットであって、人工股関節がステムから成っており、ステムに球頭が取付け可能であり、球頭がソケットインサートにおいて回動可能に挿入可能であり、ソケットインサートが寛骨臼ソケット内に挿入可能且つ位置固定可能であり、ステムが大腿骨内に埋込み可能であり、且つ寛骨臼ソケットが骨盤骨内に埋込み可能である、寛骨臼ソケットに関する。

Claims (6)

1. 人工股関節に使用するための寛骨臼ソケットであって、前記人工股関節がステム（１）から成っており、該ステム（１）に球頭（２）が取付け可能であり、該球頭（２）がソケットインサート（３）において回動可能に挿入可能であり、前記ソケットインサート（３）が当該寛骨臼ソケット（４）内に挿入可能且つ固定可能であり、前記ステム（１）が大腿骨（２０）内に埋込み可能であり、且つ当該寛骨臼ソケット（４）が骨盤骨（２１）内に埋込み可能である、寛骨臼ソケットにおいて、
   当該寛骨臼ソケット（４）が、該寛骨臼ソケット（４）の剛性に関して、当該寛骨臼ソケット（４）の対称軸線（ｚ）に対して相互に直交する２つの方向（ｘ，ｙ）において非対称的に形成されており、相互に直交する２つの方向のうちの、他方の方向（ｙ）に対して一方の方向（ｘ）において、補強エレメント（６）が当該寛骨臼ソケット（４）内に供給されており、寛骨臼ソケットの材料よりも高い剛性を備えた材料から成る補強エレメントが、寛骨臼ソケットの周壁内に供給されていることを特徴とする、寛骨臼ソケット。
2. 当該寛骨臼ソケット（４）が、第１の方向（ｙ）において最小の壁厚（ｂ）を有しており、第２の方向（ｘ）において最大の壁厚（ａ）を有している、請求項１記載の寛骨臼ソケット。
3. 一方の方向（ｘ）の補強エレメント（６）が、寛骨臼ソケット（４）の剛性を他方の方向（ｙ）に向かって一定に減じる、請求項１記載の寛骨臼ソケット。
4. 当該寛骨臼ソケット（４）のジオメトリが、非対称的な負荷時に可能な限り円環状の対称的なジオメトリをもたらすように非対称的に構成されている、請求項１から３までのいずれか一項記載の寛骨臼ソケット。
5. 長手方向軸線（ｚ）に対して垂直な、当該寛骨臼ソケット（４）の横断面が無負荷状態において楕円形である、請求項４記載の寛骨臼ソケット。
6. 当該寛骨臼ソケット（４）が少なくとも１つの金属から製造されている、請求項１から５までのいずれか一項記載の寛骨臼ソケット。