JP2009545238A - データパケット数を削減して誤り訂正パケット数を増加させること - Google Patents

データパケット数を削減して誤り訂正パケット数を増加させること Download PDF

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Abstract

【課題】データパケット数を削減して誤り訂正パケット数を増加させるための方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るデータパケットを処理する方法は、データを含む複数の第1のデータパケット(24)にアクセスすること(41)と、第1の個数の前記第1のデータパケット(26)を、或る時間帯にわたって受信機へ送信される可能性のある候補データパケットとして識別すること(42)と、選択された前記候補データパケットの誤り訂正情報を含む第2のデータパケット(28)の第2の個数を増加させるように、候補データパケットの前記第1の個数を削減すること(43)とを含み、前記第1の個数を削減するために除去された候補データパケットは、前記時間帯中に前記受信機へ送信されないことを含む。
【選択図】図5

Description

本発明による実施の形態は、データ処理及びデータ配信に関する。
有線ネットワーク及び無線ネットワークによるメディア配信は、重要性が増し続けている。
損失のあるパケットネットワークによるメディア配信の信頼性を高めるためにさまざまな技法が開発されてきた。
これらの技法には、前方誤り訂正(FEC)、再送、誤り耐性符号化、及び誤り隠蔽、並びにこれらの手法のさまざまな組み合わせが含まれる。
メディア配信の信頼性を高めるために、多数のFECベースのストラテジーが開発されてきた。
おそらく最も一般的な手法では、十分なFECパケットがメディアストリームに追加され、送信中にメディアパケットのいずれが損失しても、損失したパケットの総数がしきい値よりも小さい限り、受信機(又はクライアント)は、送信されたすべてのデータ(メディア)パケットを回復することができるようになっている。
この手法は、すべてのメディアパケットを同等に取り扱い、すべてのパケットにわたって均一の誤り保護を提供する。このような手法は、すべてのパケットが保護されることを示すために「オール保護(protect all)」手法と呼ぶことができる。
別のFECベースの手法は、より重要度の高いデータを保護する一方、より重要度の低いデータを保護しないものである。
この手法は、パケットのサブセットのみが保護される一方、残りのパケットは保護されないことを示すために、「サブセット保護(protect subset)」手法と呼ぶことができる。
たとえば、パケット損失量が、「オール保護」手法を使用して適用することができる保護量よりも多くなると、「サブセット保護」手法が使用されて、より重要度の高いパケットを保護するように冗長性が割り当てられるようになる。
たとえば、メディアが、ムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)圧縮方式を使用して符号化(圧縮)されるとき、Iフレームのデータを搬送するメディアパケットは、一般に、Pフレーム又はBフレームのデータを搬送するメディアパケットよりも重要度が高いとみなされる。
したがって、たとえば、利用可能な冗長性は、Iフレームのデータを搬送するメディアパケットに割り当てることができる。
「サブセット保護」手法では、より重要度の高いメディアパケットのそれぞれに冗長性を均一に割り当てることができる。
その手法に関する一変形は、メディアパケットの異なるサブセットに異なるレベルの保護を適用することである。
すなわち、利用可能な冗長性は、より重要度の高いメディアパケットに排他的に割り当てられず、その代わり、より重要度の低いメディアパケットと共有され、高いレベルの保護を受けるメディアパケットもあれば、低いレベルの保護を受けるメディアパケットもある。
異なるレベルの保護を異なるデータに提供することは、不均一誤り保護(UEP)と呼ばれる。
上記MPEGの例では、利用可能な冗長性の大きな割合を、Iフレームに関連付けられるメディアパケットを保護するために割り当てることができ、小さな割合を、Pフレームに関連付けられるメディアパケットを保護するために割り当てることができる一方、Bフレームは保護されない(冗長性が適用されない)場合がある。
この手法は、「UEPによる異なるサブセット保護(protect different subsets with UEP)」手法と呼ぶことができる。
予想されるパケット損失を克服するのに必要な個数のFECパケットを収容するための十分な帯域幅が存在する場合、「オール保護」手法が、一般に、使用する最良のストラテジーである。
しかしながら、「オール保護」手法がすべての損失したパケットの回復を可能にするための、FECに利用可能な十分な帯域幅が存在しない状況では、受信機/クライアントにおいて再構成されるメディアの予想歪を減少させるか又はさらに最小にするために、残りのストラテジーのいずれを選択及び実施すべきであるかは明らかではない。
したがって、「オール保護」手法が、実行可能な選択肢でない時に用いることができるデータ保護ストラテジーに意義がある。
本発明による実施の形態は、データパケットの処理に関する。
一実施の形態では、第1のデータパケットのセットをアクセスする。
複数の第1のパケットを、ネットワークによって受信機へ送信される可能性のある候補データパケットとして識別する。
次に、第1のデータパケットの1つ又は複数についての誤り訂正情報を含む第2のデータパケットの個数を増加させることができるように、候補データパケットの個数を削減する。
添付図面は、本願に援用されて、本願の一部を成す。添付図面は、本発明の実施形態を示し、この説明と共に、本発明の原理を解説する働きをする。
本発明の実施形態を実施することができるシステムの要素を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従って処理されるデータパケットを示すデータフロー図である。 本発明の一実施形態による受信デバイスと通信する送信デバイスを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるデータパケットを処理する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるメディア配信システムの要素を示すブロック図である。
この説明で参照される図面は、特に言及がある場合を除き、一律の縮尺で描かれているものとして理解されるべきではない。
次に、本発明のさまざまな実施形態を詳細に参照する。
さまざまな実施形態の例は、添付図面に示されている。
本発明をこれらの実施形態と共に説明するが、実施形態は、本発明をこれらの実施形態に限定するように意図されていないことが理解されよう。
それどころか、本発明は、代替形態、変更形態、及び均等物を包含するように意図されている。
これらの代替形態、変更形態、及び均等物は、添付の特許請求の範囲によって画定される本発明の精神及び範囲内に含めることができる。
さらに、本発明の以下の説明では、本発明の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が述べられる。
それ以外の場合には、本発明の態様を不必要に不明瞭にしないように、既知の方法、手順、コンポーネント、及び回路は詳細に説明されていない。
本明細書で提供される説明及び例は、一般に、異なるタイプのデータに適用可能である。
特に、本明細書で提供される説明及び例は、メディアデータ(本明細書では、マルチメディアデータ又はメディアコンテンツとも呼ばれる)に適用可能である。
メディアデータの一例は、オーディオデータを伴ったビデオデータ、たとえば、サウンドトラックを有する映画、である。
このビデオデータは、さまざまな符号化標準規格のうちの任意のものを使用して圧縮(符号化)することができる。
このさまざまな符号化標準規格には、ムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)1/2/4、MPEG−4アドバンストビデオコーディング(AVC)、H.261/2/3/4、JPEG(ジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ)、モーションJPEG2000を含むJPEG2000、及び3−Dサブバンド符号化が含まれるが、これらに限定されるものではない。
また、メディアデータは、音声データ、オーディオデータ、画像データ、又はグラフィックスデータで構成することもできる。
図1は、本発明の実施形態を実施することができるシステムの要素を示すブロック図である。
図1の例では、システムは、デバイス100として実装される。
デバイス100は、送信機11、コントローラ12(たとえば、プロセッサ又はマイクロプロセッサ)、及びメモリ13を備える。
一実施形態では、デバイス100は、受信機10も備える。受信機10及び送信機11は、有線通信又は無線通信のいずれかを行うことができる。
受信機10は、たとえば、デバイス100が連結されるネットワーク又はネットワークの或る部分にわたるパケット損失率又はパケット損失確率を識別する情報(フィードバック)を受信するのに使用することができる。
デバイス100は、パケット化されたデータ又はパケット化されていないデータ(たとえば、メディアデータ)を処理することができる。
パケット化されていない場合、デバイス100は、そのデータをデータ(メディア)パケットにパケット化することができる。
一実施形態では、デバイス100は、コンテンツソースとして実装される。
別の実施形態では、デバイス100は、中間ネットワークノードとして実装され、その場合、デバイス100(受信機10)は、ネットワークの上流ノードからデータ又はデータパケットを受信することができる。
メモリ13は、データを記憶すると共に、デバイス100によって受信されたデータ又はデバイス100によってパケット化されたデータパケットを蓄積するのに使用することができる。
本発明の一実施形態に従って処理されるデータパケットは、図2のデータフロー図に表されている。
図2の例では、メディアコンテンツのインスタンス22が、事前に符号化(圧縮)されて、メモリ13に記憶されている。
一実施形態では、メディアコンテンツのインスタンス22は、M個のデータ(メディア)パケット24にパケット化される。
メディアコンテンツのインスタンス22は、捕捉及び記録された映画若しくはライブイベント、又はリアルタイムで配布されるライブイベントのようなアイテムを含むことができる。
メディアコンテンツの或るインスタンスは、別のインスタンスと区別することができる。
たとえば、メディアコンテンツの第1のインスタンスは、或るタイトルを有することができ、メディアコンテンツの第2のインスタンスは、異なるタイトルを有することができる。
メディアコンテンツのインスタンスを区別する他の方法が存在する。
メディアコンテンツのインスタンスは、そのコンテンツが符号化される時に割り当てられたパケット識別子コード(PID)を使用すること等で識別することができる。
符号化器の出力は、エレメンタリストリームと呼ぶことができ、同じエレメンタリストリーム内のパケットは、同じパケット識別子コードPIDを有する。
メディアコンテンツのインスタンスは、オブジェクト記述子(OD)を使用すること等で識別することもできる。
メディアコンテンツのインスタンスは、それ自身のOD識別子を有する。
ODは、メディアコンテンツのインスタンスのデータ又はサイド情報を有する1つ又は複数のストリームを指し示すエレメンタリストリーム記述子のリストを指し示すことができる。
メディアコンテンツのインスタンスは、知的財産識別(intellectual property identification)(IPI)記述子を使用すること等で識別することもできる。
メディアコンテンツのインスタンスは、それ自身のIPI記述子を有する。
メディアコンテンツの複数のインスタンスが、同じIPI情報によって識別される場合、IPI記述子は、別のエレメンタリストリーム又はPIDへのポインタから構成することができる。
メディアコンテンツのインスタンスは、それ自身の統一資源位置指定子(URL)によって識別することもできる。
メディアコンテンツの或るインスタンスを別のインスタンスと区別するための他の方法も存在し得る。
一実施形態では、メディアパケット24は、相互に独立して復号可能である。
具体的には、復号器(図3参照)が、何らかの単一のメディアパケットを受信した場合、復号器は、(他のデータパケットのいずれにもアクセスする必要なく)そのパケットを復号して、有用な信号を生成することができる。
いくつかの場合には、より多くのメディアパケットが正確に受信されるにつれて、復号された信号の品質を改善することができる。
たとえば、復号器がメディアパケット24のいずれか1つを受信する限り、復号器は、メディアコンテンツ22のインスタンスの対応する部分の有用なバージョンを復号して再構成することができる。
復号器が、2つのメディアパケットを受信した場合、復号器は、その部分の相対的に改善されたバージョンを復号して再構成することができる。
すべてのメディアパケットが受信された場合、品質はその最も高いものになる。
いくつかの場合には、最も高い度合いの品質を達成するのに必要なデータを単一のメディアパケットに含めることができる。
いくつかの場合には、復号を行うことが可能になる前に、メディアパケットの大きなグループを受信することが必要な場合がある。
一実施形態では、誤り訂正(EC)情報を含む1つ又は複数のデータパケットを生成するために、誤り訂正技法がメディアパケット24に適用される。
一実施形態では、前方誤り訂正(FEC)技法が使用される。このような技法は、当該技術分野で既知である。
「データパケット」という用語は、本明細書では、データ(たとえば、メディアデータ)を含むデータパケットを指すのに使用される場合もあるし、EC情報を含むデータパケットを指すのに使用される場合もある。
データ(たとえば、メディアデータ)を含むデータパケットをEC情報を含むデータパケットと区別して、論述を簡単にするために、「メディアパケット」又は「第1のデータパケット」という用語を使用して、メディアデータを含むデータパケットを指す場合があり、また「ECパケット」又は「第2のデータパケット」という用語を使用して、誤り訂正情報を含むデータパケットを指す場合がある。
以下の論述から分かるように、本発明の実施形態によれば、メディアパケットの個数及びECパケットの個数は、受信(クライアント)デバイスにおけるメディア品質を改善し、場合によっては最大にする(又は、逆に、歪の量を削減するか、又は場合によっては最小にする)ために繰り返し変更される。
より具体的には、本発明の実施形態によれば、より多くのECパケットをメディアパケットの代わりに送信することができるように、1つ又は複数のメディアパケットを意図的に且つ先制して「廃棄」することが有益なときは、そのような「廃棄」を行うことができる。
換言すれば、帯域幅の制約又は他の考慮すべき事項が、単位時間当たりに送信することができるデータパケットの個数を制限する場合、1つ又は複数のメディアデータパケットを「廃棄」して、同様の個数の追加のECパケット用の空き場所を作成することができる。
メディアデータパケットは、「廃棄される」ように説明されるが、メモリ13にまだ存在し得るという意味で実際には廃棄されていない場合がある。
一方、メディアデータパケットは、一定の時間帯に受信デバイスへ送信することができる候補として識別されていたが、出力ストリームから廃棄(除去)され、少なくともスケジューリングされた時間帯でない時に受信デバイスへ送信されないという意味で廃棄される。
図3は、リンク32を介して受信(クライアント)デバイス300と有線通信又は無線通信するデバイス100を示すブロック図である。
リンク32は、デバイス100と300との間の直接リンクとなり得るもの、又は、デバイス100と300との間の通信パス上に1つ又は複数の他のネットワークデバイスが配置された間接リンクとなり得るものを表す。
図2の例では、メディアコンテンツ22のインスタンスが、単位時間当たりK個のパケットの送信レート用に符号化される。
図3の例では、リンク32は、単位時間当たりN個のパケットのスループットを有する。
ここで、Nは、Kよりも小さい場合もあるし、Kに等しい場合もあるし、Kよりも大きい場合もある。
リンク32のスループットは、本明細書では、そのリンクの帯域幅と呼ばれる場合もあるし、統制データパケット送信レート又は制限データパケット送信レートと呼ばれる場合もある。
リンク32が間接リンクを表し、したがって、介在するネットワークデバイス及びそれらの介在するデバイス間のリンクをトラバースする場合、統制データパケット送信レートは、リンク32を構成するデバイス又はリンクのうちの任意の1つによって設定することができる。
リンク32による送信中、パケットは、単位時間当たりP個のパケットの率で損失される場合がある。
このパケット損失率は、一定値の場合もあるし、時間と共に変化する場合もある。
パケット損失率は、多くの異なる方法で導出することができる。
たとえば、パケット損失率は、履歴情報を使用して推定することもできるし、リアルタイムで測定することもできる。
また、受信デバイス300は、自身が受信したデータパケットの個数についてのフィードバックを提供することができ、デバイス100は、そのフィードバックに基づいてパケット損失率を導出することもできる。
一実施形態では、受信デバイス300は、一単位時間分のデータパケットを一時に復号する(たとえば、Nの帯域幅の場合、N個のデータパケットのブロックが単位時間当たり受信され、N個のデータパケットが一時に復号される)。
一実施形態では、受信デバイス300は、EC復号器34、及び、その後に続くメディア復号器36を備える。
パケット損失量及び誤り保護の程度に応じて、伝送中に損失したいくつかのデータパケットは、EC復号器34によって回復可能でない場合があり、したがって、メディア復号器36に利用不能である。
再構成されたメディアの品質は、受信されてEC復号され、そしてメディア復号器36に利用可能であるデータパケットによって少なくとも部分的に決まる。
メディアパケット「i」が利用不能であることによって、再構成されたメディア内に導入された歪は、D(i)として表すことができる。
図2及び図3の双方を参照して、符号化レートKが送信レートNよりも小さい場合には、NマイナスK(N−K)個のデータパケットをECパケットとして使用することができる。
N−K個のECパケットが、K個のメディアパケットにとって十分なレベル又は所望のレベルの冗長性を提供する場合には、本明細書で前述した「オール保護」手法を利用することができる。
一方、N−Kが、所望のレベルの保護を提供するほど十分大きくない場合、又は、KがN以上である場合には、本発明による実施形態は、従来の手法と比較して利点を有する。
本発明の実施形態によれば、メディアパケット24、又は、それらのメディアパケットのサブセットが、処理のためにメモリ13からアクセスされる(読み出されるか又は取り出される)。
一般に、K個のメディアパケットのセット26が、処理のために一時にアクセスされる。
デバイス100は、一単位時間分のデータパケットを一時に処理する(たとえば、Kの符号化レートの場合、K個のデータパケットのセットが単位時間当たり処理される)。
K個のメディアパケットのセット26は、受信デバイス300へ送信される可能性のある候補メディアパケットと呼ぶことができる。
パケット損失率Pを指針として使用すると、デバイス100は、候補メディアパケットのセット26にとって十分な保護を提供するECパケットの個数Yを求めることができる。
ECパケットの個数YがN−K以下である場合、「オール保護」手法を使用することができる。
ECパケットの個数YがN−Kよりも大きい場合、候補メディアパケットの個数は、個数YのECパケットを収容するために削減される。
パケット損失率Pが与えられると、候補メディアパケット27の残りの個数Xを保護するのに十分な個数YのECパケット28が存在するようになるまで、候補メディアパケットの個数を削減し続けることができる。
ここで、XにYを加えたもの(X+Y)は、統制パケット送信レートNを超えない。
論述を簡単にするために、候補メディアパケット27の個数Xは、本明細書では「第1の個数」と呼ばれる場合があり、ECパケット28の個数Yは、本明細書では、「第2の個数」と呼ばれる場合がある。
一般に「オール保護」手法にとって十分な空き場所が存在しても、候補メディアパケットの個数を控え目に削減して、ECパケットの追加の空き場所を可能にすることが依然として有用である場合があることに留意されたい。
その理由は、パケット損失が確率的な事象であり、損失したパケットの個数が、パケット損失率Pから大きく変化する場合があるためである。
たとえば、パケット損失率は、平均5パーセントとなる場合があるが、時に、4パーセントになる場合もあれば、6パーセントになる場合もあり、したがって、仮定されたパケット損失率を超えて起こり得るあらゆる増加をカバーするように追加のECパケットを含めることが有用である場合がある。
メディアパケット24、又は、K個のメディアパケットの各セット26内のメディアパケットを、相対的な重要度の或る尺度に従ってランキングすることができる。
このランキングは、候補メディアパケットの個数を削減すると共に、保護パケットの追加の空き場所を提供するために、候補メディアパケットのいずれを除去(廃棄)すべきかを決定するのに使用することができる。
メディアパケットがランキングされた場合、より重要度の高いメディアパケットよりも先に重要度の低いメディアパケットを除去することができる。
異なる基準を使用して、メディアパケット24又はそのサブセットをランキングすることもできる。
たとえば、メディアがMPEGを使用して符号化されるとき、Iフレームのデータを搬送するメディアパケットは、一般に、Pフレームのデータを搬送するメディアパケットよりも重要度が高いとみなされ、次に、Pフレームのデータを搬送するメディアパケットは、一般に、Bフレームのデータを搬送するメディアパケットよりも重要度が高いとみなされる。
したがって、Iフレームに関連付けられるメディアパケットには、最も高いランクを割り当てることができ、Pフレームに関連付けられるメディアパケットには、次に高いランクを割り当てることができ、Bフレームに関連付けられるメディアパケットには、最も低いランクを割り当てることができる。重要度の観点からの同様のランキングは、スケーラブル画像符号化、スケーラブルビデオ符号化、スケーラブル音声符号化、スケーラブルオーディオ符号化、及びスケーラブルグラフィックス符号化を含むさまざまなタイプのスケーラブル符号化に使用することができる。
これらのスケーラブル符号器は、通常、メディアパケット24又はそのサブセットをランキングするのに使用することができる、符号化されたメディアデータの自然な順序を生成する。
より複雑なランキング方式を利用することもでき、その結果、各メディアパケットには、ランキングにおける一意の場所が割り当てられる。
一実施形態では、メディアパケットを送信しないことに関連した影響が、メディアパケット24又はそのサブセットのそれぞれについて求められる。
このような一実施形態では、メディアパケット「i」が利用不能であることによって、再構成されたメディア内に導入された歪の量D(i)を使用して、K個のメディアパケットの各セット26内のメディアパケットがランキングされる。
このような実施形態では、加えられる追加のECパケットの空き場所を作成するために、たとえば、最も低いD(i)を有する候補メディアパケットをセット26から除去することができる。
1つのECパケットの追加が、セット26に残っているメディアパケットを保護するのに十分でない場合、別のECパケットを追加することができるように、次に低いD(i)を有する候補メディアパケットをセットから除去することができ、ECパケットの個数が、セット26に残っているメディアパケットの個数を保護するのに十分となるまで、これを繰り返すことができる。
代替的に、予想歪が基準又はしきい値を満たすまで、D(i)が増加する順序でセット26からメディアパケットを除去して、対応する個数のECパケットを追加することもできる。
たとえば、この検索は、セット26のパケットに関連付けられるD(i)に基づいて受信デバイス300における予想歪を最小にするために行うことができる。
増加するD(i)によって順序付けられたK個のメディアパケットの場合、K個のオプションしか調べられないことに留意されたい。
すなわち、0個のメディアパケットの除去、1つのメディアパケットの除去、2つのメディアパケットの除去、…、又はK−1個のメディアパケットの除去しか調べられない。
代替的に、セット26から廃棄するためのメディアパケットの異なるサブセットを考慮することもできる。
たとえば、これらのサブセットは、パケットの対若しくはパケットの三つ組、又は、より一般的にはパケットの任意のサブセットとすることができる。
これらのサブセットのそれぞれの重要度は、そのサブセットに関連した歪によって定量化することができ(たとえば、サブセットのそれぞれにおけるパケットのD(i)の合計)、次に、サブセット自体を重要度の観点から順序付けることができる。
パケット又はサブセットの重要度は、(たとえば、平均自乗誤差歪又は知覚歪によって測定されるような)絶対重要度とすることもできるし、相対歪とすることもできることに留意されたい。
誤り訂正技法が冗長性を追加するのに利用されることは、残りの候補メディアパケットのすべてに適用される場合もあるし、そうとは限らない場合もあり、また残りの候補データパケットのすべてに均一に適用される場合もあるし、そうとは限らない場合もある。
すなわち、上記で解説したように、追加のECパケットを可能にするために、候補メディアパケットのうちのいくつかが除去された可能性がある後に、X個の候補メディアパケット28が残っている。
一実施形態では、利用可能な冗長性は、残りの候補メディアパケット28のすべてに均一に適用される。
別の実施形態では、残りの候補メディアパケット28のサブセットが識別され、利用可能な冗長性は、そのサブセット内のメディアパケットにのみ適用される。
別の実施形態では、残りのメディアパケット28の異なるサブセットが識別され、利用可能な冗長性は、メディアパケットのさまざまなサブセットに不均一に適用される。
すなわち、或るサブセットには、別のサブセットよりも利用可能な冗長性を多く割り当てて、或るサブセットに別のサブセットよりも高いレベルの保護を提供することができる。
どのメディアパケットを保護すべきか及びいずれの程度保護すべきかについての決定は、たとえば、メディアパケットの相対的な重要度に基づくことができる。
符号化レートKが8であり、利用可能な帯域幅Nが9である一例を考える。
これは、メディアパケットの個数が削減されない限り、1つのECパケット(N−K=1)の空き場所しかないことを意味する。
この例では、満足なレベルの冗長性を達成するために、候補メディアパケットの2つが除去され、候補メディアパケットの残りの個数Xが6になり、ECパケットの個数Yが3となるようにされる。
一実施形態では、これらの3つのECパケットを使用して、残りのメディアパケットの6つすべてを均一に保護する。
別の実施形態では、これらの3つのECパケットを使用して、残りのメディアパケットを不均一に保護することができる。
たとえば、6つの候補メディアデータパケットのサブセットのみ(たとえば、候補メディアのうちの重要度の最も高い4つのみ)を保護することができる。
代替的に、ECパケットのうちの2つを重要度の最も高い候補メディアパケットの第1のサブセットに割り当てることができる一方、もう1つのECパケットを、より重要度の低い候補メディアパケットの第2のサブセットに割り当てることができる(たとえば、2つのECパケットを候補メディアパケットのうちの重要度の最も高い3つに割り当てることができ、1つのECパケットを他の3つの候補メディアパケットに割り当てることができる)。
図4は、本発明の一実施形態によるデータパケットを処理する方法のフローチャート400である。
フローチャート400には特定のステップが開示されているが、このようなステップは例示である。
すなわち、本発明の実施形態は、他のさまざまなステップ、又はフローチャート400に列挙されたステップの変形を実行することにもよく適している。
フローチャート400のステップは、提示したものとは異なる順序で実行することができ、フローチャート400のステップのすべてが実行されるとは限らない場合がある。
フローチャート400によって説明される方法のすべて又は一部は、コンピュータ可読で且つコンピュータ実行可能な命令を使用して実施することができる。
これらの命令は、たとえば、コンピュータシステムのコンピュータ使用可能媒体に存在する。
一実施形態では、フローチャート400は、図1のデバイス100によって実行される。
図4のブロック41において、第1のデータパケットに、メモリ内でアクセスする。一実施形態では、第1のデータパケットはメディアデータを含む。
ブロック42において、第1の個数の第1のデータパケットを、所与の時間帯にわたって受信機へ送信される可能性のある候補データパケットとして識別する。
ブロック43において、候補データパケットの第1の個数を削減して、第2のデータパケットの第2の個数を、対応する量だけ増加させることができるようにする。
すなわち、第1の個数が1つだけ削減された場合、第2の個数は1つだけ増加される。
第1の個数に第2の個数を加えたものは、統制データパケット送信レートよりも大きくない。
第2のデータパケットは、候補データパケットのうちのすべて又は一部についての誤り訂正情報を含む誤り訂正パケットとして意図されている。
一実施形態では、第1のデータパケットは、相対的な重要度の尺度に従ってランキングされる。
このような実施形態では、ランキングは、第1の個数を削減するためにいずれの候補データパケットを除去すべきかを選択するのに使用される。
別のこのような実施形態では、第1のデータパケットを送信しないことに関連した影響(たとえば、歪の量)が定量化され、この定量化された影響を使用して、候補データパケットがランキングされる。
各メディアパケットのランキングに対応する情報は、メディアパケット(たとえば、各パケットのパケットヘッダ)又はメディアに関連付けられるファイル(たとえば、メディアトラックの各パケットの「ヒント」情報を提供するヒントトラック)に含まれる場合もあるし、メディアパケットコンテンツそれ自体から計算又は推定される場合もある。
各パケットの重要度を記述する情報は、さまざまな他の手段によって提供することもできる。
さらに別の実施形態では、異なる個数の第1のパケットを送信しないことに関連した影響(たとえば、歪の総量)が定量化される。
このような実施形態では、この影響がしきい値を満たすように、第1の個数の値及び第2の個数の値が選択される。
たとえば、品質又は歪の正味の影響が基準又はしきい値を満たすまで、第1のデータパケットを1つずつ除去することができ、ECパケットを1つずつ追加することができる。
ブロック44において、選択された第1のデータパケットが候補データパケットのセットから除去されると、第2のデータパケットがデータパケット損失率を補償するのに十分存在するようになるまで、誤り訂正技法を、セットに残っている第1のデータパケットの1つ又は複数であって最大すべてまでに適用する。
一実施形態では、誤り訂正技法を、セットに残っている第1のデータパケット(候補データパケット)のすべてに適用する。
別の実施形態では、第1の(候補)データパケットのサブセットが選択される。
誤り訂正技法を、第2の個数の第2のデータパケットを生成するように、サブセットに含まれる第1のデータパケットに適用する。
さらに別の実施形態では、第1の(候補)データパケットの第1のサブセット及び第2のサブセットが選択される。
このような一実施形態では、第1のサブセットに含まれるデータパケットは、第2のサブセットに含まれず、その逆も同様である。
誤り訂正技法は、第2の個数の第2のデータパケットの第1の部分を生成するように、第1のサブセットに含まれる第1のデータパケットに適用され、また、第2の個数の第2のデータパケットの第2の部分を生成するように、第2のサブセットに含まれる第1のデータパケットにも適用される。
一実施形態では、送信されるX個のメディアパケットをY個のECパケットと共に受信機へ直接送信することができる。
これは、元のX個のメディアパケットがX+Y個の送信パケットに直接現れるため、組織的誤り訂正符号(systematic error correction code)と呼ばれる場合がある。
別の実施形態では、X個のメディアパケットを変換して、合計X+Y個の送信されるパケットを生成することができる。
この場合、送信パケットは、X個のメディアパケットに関連して変化するものであるが、正確にはそれらのパケットではない。
X個の入力パケットを取り、受信機へ送信されるX+Y個のパケットを生成するさまざまな誤り訂正技法が存在する。
誤り訂正技法の例には、パリティ方式、ハミング符号化、BCH(ボース、レイ・チョードリ、オッカンガム)符号、ゴーレイ符号、リード・ソロモン符号、畳み込み符号、ターボ符号、消去符号(erasure code)、及びファウンテン符号が含まれるが、これらに限定されるものではない。
図5は、本発明の一実施形態によるメディア配信システム500の要素を示すブロック図である。
図5の例では、メディアコンテンツのインスタンス22を、単位時間当たりK個のパケットの送信レート用に符号化器51によって符号化する。
符号化されたメディアデータを、後に送信するためにオプションとしてストレージ52に記憶する。
ストレージ52は、符号化器51又は送信機100に存在することもできるし、別個の要素とすることもできる。
代替的に、符号化されたメディアデータを、配信のために送信機100へ直接送信する。K個のメディアパケット(たとえば、候補メディアパケット)のセット26に、処理のために一時にアクセスする。
送信機100は、たとえば、パケット損失率を指針として使用して、メディアパケットのセット26を保護するのに十分なECパケットの個数Yを求めることができる。
送信レートNについて、N−KがYよりも大きい場合、「オール保護」手法を使用することができる。
そうでない場合、ECパケットの空き場所をより多く可能にするために、候補メディアパケットの個数を削減する。
一般に、「オール保護」手法に十分な空き場所が存在する場合であっても、候補メディアパケットの個数を控え目に削減して、ECパケットの追加の空き場所を可能にすることが依然として有用である場合があることに留意されたい。
その理由は、パケット損失が確率的な事象であり、損失したパケットの個数が、仮定されたパケット損失率から大きく変化する場合があるためである。
たとえば、パケットセレクタ53は、各メディアパケットの相対的な重要度についての情報を使用して、送信するための候補メディアパケットのサブセットを選択する。
これらは、個数Xの残りの候補メディアパケット27として識別される。
誤り訂正器54は、残りの候補メディアパケット27の誤り訂正情報を生成する。
誤り訂正情報は、個数YのECパケット28に含まれる。送信機100の出力は、単位時間当たりN個のパケットである。
ここで、N個のパケットは、個数Xの残りの候補データパケット及び個数YのECパケットを含む。
要約すれば、本発明による実施形態は、「オール保護」手法が実行可能な選択肢でない時に用いることができるデータ保護ストラテジーを提供する。
これらの実施形態によれば、データ(たとえば、メディアデータ)の或るサブセットは、まず、データの別のサブセットを「廃棄」することによって保護される。
送信及び保護するためのデータのサブセットは、メディアパケットの相対的な重要度の知識に基づいて選択することができ、この相対的な重要度は、配信されたメディアの品質に対する各メディアパケットの影響に基づくことができる。
より具体的には、送信されるメディアパケットの個数は、追加の誤り訂正パケットの空き場所を作成するために削減され、重要度が高いとみなされるデータの部分の保護の増大が提供される。
データパケット損失をメディア配信に意図的に導入することは、直観に反するように見えるかもしれないが、出力ストリームからいずれのメディアパケットを除去し、いずれのメディアパケットを送信及び保護するのかを適切に選択することによって、配信されるメディアの品質を維持又は増大することができる。
詳細には、送信からデータを明示的に除去することによって、誤り訂正用の追加の空き場所が得られ、この空き場所は、その後、より重要度の高い残りのデータの改善された保護を提供するのに使用される。
本発明による実施形態は、事前に符号化され記憶されているデータ(たとえば、ビデオオンデマンド)に有用であるのと同様に、リアルタイムで符号化されているデータにも有用である。
本発明による実施形態は、データが事前に符号化されて記憶されている時に特に有用である。
その理由は、このような状況では、データを所与のパケット配信レート用に符号化することができるからであり、送信デバイスが、帯域幅の制約を満たすため又は送信される十分な個数の誤り訂正パケットの必要な空き場所を提供するために、異なるパケット配信レートでデータを再符号化することが可能でない場合があるためである。
本明細書の論述は、一例としてメディアデータを使用したが、上述したように、本発明による実施形態は一般に、異なるタイプのデータにも適用可能である。
本発明の実施形態は、上記のように説明される。本発明を特定の実施形態で説明してきたが、本発明は、このような実施形態によって限定されるものと解釈されるべきでなく、それどころか、以下の特許請求の範囲に従って解釈されるべきであることが認識されるべきである。
10・・・受信機
11・・・送信機
12・・・コントローラ
13・・・メモリ
100・・・デバイス
22・・・メディアコンテンツのインスタンス
24・・・メディアパケット
26・・・メディアパケットのセット
27・・・残りの候補メディアパケット
28・・・誤り訂正パケット
32・・・リンク
34・・・EC復号器
36・・・メディア復号器
300・・・受信デバイス
51・・・符号化器
52・・・ストレージ
53・・・パケットセレクタ
54・・・誤り訂正器
55・・・再構成されたメディアコンテンツ

Claims (10)

  1. データを含む複数の第1のデータパケット(24)にアクセスすること(41)と、
    第1の個数の前記第1のデータパケット(26)を、或る時間帯にわたって受信機へ送信される可能性のある候補データパケットとして識別すること(42)と、
    選択された前記候補データパケットの誤り訂正情報を含む第2のデータパケット(28)の第2の個数を増加させるように、候補データパケットの前記第1の個数を削減すること(43)と
    を含むデータパケットを処理する方法(400)であって、
    前記第1の個数を削減するために除去された候補データパケットは、前記時間帯中に前記受信機へ送信されない
    方法。
  2. 前記方法は、
    前記第1の個数を削減するために候補データパケットを廃棄すること(43)と、
    前記第2の個数を対応する量だけ増加させること(43)と
    をさらに含み、
    前記廃棄すること及び前記増加させることは、データパケット損失率を補償するのに十分な前記第2のデータパケットが存在するようになるまで行われる
    請求項1に記載の方法。
  3. 相対的な重要度の尺度に従って前記第1のデータパケットをランキングすること(43)と、
    前記ランキングの結果を使用して、前記第1の個数を削減するために除去する候補データパケットを選択すること(43)と
    をさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  4. 第1のデータパケットを送信しないことに関連した影響を定量化すること(43)と、
    前記定量化の結果を前記ランキングに使用すること(43)と
    をさらに含む
    請求項3に記載の方法。
  5. 異なる個数の前記第1のデータパケットを送信しないことに関連した影響を定量化すること(43)と、
    前記影響が基準を満たすように、前記第1の個数の値及び前記第2の個数の値を選択すること(43)と
    をさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記影響は、再構成された前記データ内に導入される歪の量を含み、
    前記基準は、前記歪の量が前記複数の第1のデータパケットについて最小にされる時に満たされる
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の個数及び前記第2の個数の値は、すべての選択された前記候補パケットを保するのに十分な第2のデータパケットが存在するように選択される
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のデータパケットのサブセットを選択すること(44)と、
    前記サブセットに含まれる第1のデータパケットに誤り訂正技法を適用して、前記第2の個数の第2のデータパケットを生成すること(44)と
    をさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のデータパケットの第1のサブセット及び第2のサブセットを選択すること(44)と、
    前記第1のサブセットに含まれる第1のデータパケットに誤り訂正技法を適用して、前記第2の個数の第2のデータパケットの第1の部分を生成すること(44)と、
    前記第2のサブセットに含まれる第1のデータパケットに前記誤り訂正技法を適用して、前記第2の個数の第2のデータパケットの第2の部分を生成すること(44)と
    をさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  10. データパケットを処理するためのデバイス(100)であって、前記デバイスは、
    前記デバイスと受信デバイス(300)との間のリンク(32)によってデータを送信するように動作可能な送信機(11)であって、前記リンクは或る帯域幅を有する、送信機(11)と、
    前記送信機に結合され、前記データを含む複数の第1のデータパケット(24)を記憶するように動作可能なメモリ(13)と、
    前記メモリに結合され、前記第1のデータパケットを処理するように動作可能なプロセッサ(12)であって、
    前記処理は、
    第1の個数の前記第1のデータパケットを、前記リンクを介して送信される可能性のある候補データパケット(26)として選択することと、
    次に、選択された前記候補データパケットの誤り訂正情報を含む第2のデータパケット(28)の第2の個数を増加させることができるように、候補データパケットの前記第1の個数を削減することと
    を含み、
    前記第1の個数に前記第2の個数を加えたものは、前記帯域幅に対応する制限によって制約される
    プロセッサ(12)と
    を備え、
    前記削減することによって除去された候補データパケットは、前記リンクを介して送信されない、デバイス。
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