JP2009545175A - 効率改善のための薄膜光電池モジュール配線 - Google Patents

効率改善のための薄膜光電池モジュール配線 Download PDF

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Abstract

本発明は、TF PVモジュールにおいてセルを構成しそれらセルに配線を施すことに関する。一態様によれば、基板の上部表面の1つの平面にセルが形成され、平行平面に配線がパターン形成され、セル平面と配線平面との間の接続を与えるためのビアが形成される。一実施形態において、配線平面は、基板の背面にあり、ビアは、基板を通して形成される。別の実施形態では、配線平面は、基板の上部表面にあってセル平面及び絶縁層の下にあり、ビアが絶縁層を通して形成される。別の実施形態において、上部表面に形成されたセル平面は、透明基板を通して照射されるスーパーストレート型セルを含み、セル平面と上方配線平面との間に絶縁体を有する。別の態様によれば、配線平面における太いバスバー接続は、大電流を流すことができ、セルに入射する光を遮らない。更に別の態様によれば、配線平面は、前述したように、シェーディングに対して不感とするような並列セル接続を使用できるようにする。更に又、これらの接続は、種々な方法により配線することができ、直列−並列配置の使用を可能とし、従って、例えば、局所領域を並列接続とし、一方、より大きな領域を直列接続とすることができる。
【選択図】 図1A

Description

関連出願への相互参照
本願は、2006年7月25に出願された「Thin Film Photovoltaic Module Wiring for Improved Efficiency」と題する米国出願第11/492,277号への優先権を主張しており、ここにそれを参考として援用する。
発明の分野
本発明は、薄膜光電池(TF PV)モジュールに使用される相互接続部を形成するための方法に関し、より詳細には、セルが設けられる上部表面と平行な平面に設けられる改良された相互接続部に関する。
発明の背景
TF PVモジュールは、シリコンウエハに基づくモジュールのような他のタイプの光電池モジュールに優る多くの利点を有し、例えば、製造コストがより低く、また、入手するのが限られたような物質の消費をより少なくできる等の利点を有している。しかしながら、TF PVモジュールは、ある特定の欠点があり、例えば、他のシステム構成部分との不適応性、経時劣化、シェーディング及び不均一性による損失、及び低効率、等といった欠点がある。その結果として、それら本来の利点を有しているにも拘わらず、TF PVモジュールは、シリコンモジュールの市場でのシェアが約90%であるのと比較して、約10%のシェアしか占めていない。
従来の欠点を更に例示するため、TF PVモジュールを形成し構成するための従来の方法について以下に説明する。薄膜物質層が、典型的には、ガラスである大きな基板の表面に堆積される。この処理中に、スクライブのセットが、規則的スペーシングでもって、ごく普通の場合にはレーザーを使用し、時には、機械的スクライビングを使用して、形成される。これらのスクライブとそれに続く堆積との組合せにより、長い直列接続の光電池領域が形成される。
図1Aに示すように、その大きなガラス基板は、その後、モジュール100を形成するため、約150x80cm程度の大きさである幾つかのセクションにカットされる。例えば、レーザースクライビングを使用して、セルをその縁部から分離するため、その周辺の周りの基板の表面から膜が除去される。最後に、端子104が端部セル102−L及び102−Rに結合される。
セル102の間を直列接続するのが望ましい。何故ならば、そうすることにより、それらセルの数だけ動作電流を減ずることができるからである。例えば、1mモジュールが10%の効率で、100ワットの電力を生成するとする。典型的な動作電圧0.9ボルトでは、110アンペアの電流が必要となり、これでは、薄膜導体が過剰な抵抗損失を被ることなく流すことのできる範囲をはるかに超えてしまう。このモジュールを各々が1cm幅の100個のセルに分割すれば、その電流は1.1アンペアまでに減少され、抵抗損失(=IR)は、10000分の1まで減少される。
しかしながら、セル間の直列接続は、幾つかの制約を伴ってしまう。図1Bに示すように、各セル102は、電流発生器112を有したダイオード110と見ることができる。簡単化するため、このモデルは、抵抗素子を無視している。図示されるように、セルは、その形成処理中に直列に接続される。n番目のセルにおいて発生される光電流は、ILnである。もし、全てのセルが厳密に同じ光電流を発生する場合には、そのモジュールは、この電流をその出力端子に分配する。しかしながら、もし、その直列ストリングにおけるセルの1つがより少ない電流を発生する場合には、それにより、そのモジュールが分配する電流が制限されてしまう。このようなことは、シャドーイングのような種々な要因により生ずる。例えば、一日の始めと終わりに、種々な物体が長い影を生じて、その影が、モジュールに不均一に掛かることがある。その他の要因としては、処理変動(例えば、堆積システムにおける不均一性)及び経時劣化がある。処理変動について言えば、小さいモジュールは、典型的には、大きいモジュールよりも高い効率を有していることがよく知られている。何故ならば、大面積の場合よりも、小面積の場合に良好な均一性を達成する方が遥かに容易であり、小さなモジュールの方が大きなモジュールよりも電流制限変動が少ないからである。
しかしながら、この電流制限により、モジュールが損傷させられてしまうことがある。通常、PVセルは、順方向バイアスで動作する。もし、ストリングにおける1つのセルが、例えば、シェーディングのために電流制限される場合には、そのセルは、逆方向に通電してしまう点まで逆方向バイアスされてしまうことがある(即ち、そのセルは、逆方向ブレークダウンへと駆動される)。過大な逆方向バイアスは、そのセルを損傷してしまう。この理由のため、シリコンウエハを使用したモジュールは、内蔵保護ダイオードを有している。しかしながら、レーザースクライビングを使用してこのようなダイオードのための端子を形成するのは容易でないので、薄膜モジュール内にこのようなダイオードを設けることは難しい。
従来のTF PVモジュールの採用を妨げている別の問題は、実施において、セル間の相互接続領域のサイズ、形状及び特性に対して種々な制約があることである。レーザースクライビングにより縁部の損傷が生ずるので、各セルの幅を、比較的に大きく、センチメートルの程度とすることが好ましい。セルを狭くする程、スクライビング時間がより掛かり、コストがより増大してしまうであろう。また、スクライビングは、切除処理であり、従って、長い、真っ直ぐなカットを形成するのが最も容易であり、接触パッド、下層を露出させる領域、又は複雑な2次元形状を有する領域を形成するのは最も難しいのである。
本願譲受人により共有された出願中の特許出願(AMAT-010937)の内容は、ここに援用されるが、TF PVモジュールを構成するための方法であって、モジュールをサブモジュールへと分割し、それらサブモジュールを並列及び/又は直列−並列組合せにおいて一緒に配線することを含む改良された方法を開示することにより、現状技術より遥かに進歩したものである。これらの技法によれば、処理不均一性及びシェーディングのような悪条件においてもモジュール性能を改善することができる。前記出願中の特許出願の態様では、出願中の特許出願第11/394,723号及び第11/395,080号に記載されたような写真平版及びエッチング及び堆積処理を使用して、モジュールの直列相互接続部を分割及び形成すると共に、更に、モジュールをサブモジュールへと分割することができる。このような処理によれば、非常に狭いセルを形成することが可能となり、それにより、それら特定のモジュール内部接続を行うことが可能となる。
前記出願中の特許出願により与えられる幾つかの効果について、以下に例示する。例えば、図2A及び図2Bに示したPSPICEにおいてモデル化されたセルの単純な直列及び並列配置について考える。図2Aの回路は、10個のセルの直列接続であり、それらセルのうちの最後のセルは、3分の2が日陰とされ、従って、その通常電流は、他のセルの3分の1となっている。図2Aの図の上方のIV曲線は、この回路に対するものである。図2Bの回路は、並列に接続された同じ10個のセルを含むものであり、そのIV曲線は、その回路図の上方に示されている。ここで気づくように、直列接続されたモジュールは、低下したIV特性を有しているのに対して、並列接続されたモジュールは、通常のIV特性を有している。
これらの構成の両者について電圧の関数として電力を推定することにより、同様の結果が観測される。シェーディングが全く無い場合には、両者とも、42.5mWの同じ推定電力を有する。図3に示されるように、3分の2のシェーディングがある場合には、直列接続されたモジュールの出力電力は、24%低下し、一方、並列接続されたモジュールでは7%の低下である。従って、シェーディング及び電流減少欠陥のような要因から生ずる損失は、前記出願中の特許出願に記載されたような並列構成を使用することにより、相当に減少させることができる。
並列接続を使用することにより、完全に直列接続されたモジュールに比べて利点が得られるのであるが、このような利点は、はかないものであることが分かる。例えば、ガラス基板のアクティブ領域と同じ側においてサブモジュールの間に並列配線を設けることは難しい場合がある。このような配線は、光を遮ってしまい、それにより、その並列配線の潜在的利点を減少させてしまう。その上、その並列配線は、完全に直列接続されたモジュールにおいて流されるよりも、より多くの電流をより限られた面積において流すことが必要とされ、従って、より大きなバス構造が必要となり、このため、そのアクティブ領域が減少させられ又は遮られてしまうことが起こり得る。更に又、電流が増大することにより、潜在していた抵抗損が考慮すべきものとしてより重要なものとなり、従って、このような配線は、付加的な抵抗を導入してしまうようなものであってはならないのである。
従って、前記出願中の特許出願のTF PVモジュール構成及び内部接続技法の利点をそのまま十分に現出できるようにする配線技法が必要とされている。
本発明は、TF PVモジュールにおいてセルを構成しそれらセルに配線を施すことに関する。一態様によれば、基板の上部表面の1つの平面にセルが形成され、平行平面に配線がパターン形成され、セル平面と配線平面との間の接続を与えるためのビアが形成される。一実施形態では、配線平面は、基板の背面にあり、ビアは、基板を通して形成される。別の実施形態では、配線平面は、基板の上部表面にあってセル平面及び絶縁層の下にあり、ビアが絶縁層を通して形成される。別の実施形態では、上部表面に形成されたセル平面は、透明基板を通して照射されるスーパーストレート型セルを含み、セル平面と上方配線平面との間に絶縁体を有する。別の態様によれば、配線平面における太いバスバー接続は、大電流を流すことができ、セルに入射する光を遮らない。更に別の態様によれば、配線平面は、前述したように、シェーディングに対して不感とするような並列セル接続を使用できるようにする。更に、これらの接続は、種々な方法において配線することができ、直列−並列配置の使用を可能とし、従って、例えば、局所領域を並列接続とし、一方、より大きな領域を直列接続とすることができる。本発明の更に別の態様によれば、基板が印刷配線板製造において使用されるのと同様なメッキ及び技法を使用して準備されるときには、その製造プロセスにおいて、従来は3つのレーザースクライブが必要であったのを、2つのレーザースクライブのみで良いようにすることができる。これにより、互いに合致させなければならいスクライブがより少なくなるので、ライン幅を減少させることができ、また、処理の複雑さを減少させることができる。従来技術の処理と違って、それらスクライブは、選択比を必要とせず、前面から形成することができる。本発明の更に別の態様によれば、背面側配線平面とすることにより、保護ダイオード、スイッチ及びプロセッサのように他の構成部分及び構造体を収容させることもできるようになる。
本発明のこれらの及びその他の態様及び特徴は、添付図面に関して以下になされる本発明の特定の実施形態の説明によれば、当業者には明らかとなろう。
従来のTF PVモジュールの相互接続部を例示している。 従来のTF PVモジュールの相互接続部を例示している。 それぞれ直列及び並列に配線されシェーディングを被る光電池セルのI−V特性を例示している。 それぞれ直列及び並列に配線されシェーディングを被る光電池セルのI−V特性を例示している。 並列接続されたセル及び直列接続されたセルにおける電力出力及びシェーディング損失を比較して示すグラフである。 本発明によりビア及び背面側配線を使用しているモジュールの実施例を例示している。 本発明によりビア及び背面側配線を使用しているモジュールの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明によるビア及び背面側配線を含むモジュールのための形成プロセスの実施例を例示している。 本発明の特定の態様による背面側配線を使用して配線されるサブモジュールへと分割されたモジュールを例示している。 本発明の特定の態様による背面側配線を使用して配線されるサブモジュールへと分割されたモジュールを例示している。 本発明の特定の態様による背面側配線を使用して配線されるサブモジュールへと分割されたモジュールを例示している。 本発明の特定の態様による背面側配線を使用して配線されるサブモジュールへと分割されたモジュールを例示している。 保護ダイオードのように付加的構成部分が、本発明の特定の態様により、如何にして背面側配線に組み込まれるかを例示している。 本発明の特定の態様により構成されたモジュールにおいて、上部表面及び背面配線の組合せが如何にして使用されるかを例示している。 本発明の特定の態様により構成されたモジュールにおいて、上部表面及び背面配線の組合せが如何にして使用されるかを例示している。 本発明の原理によるビアで接続される異なるセル層及び配線層を与えるための第1の代替的実施形態を例示している。 本発明の原理によるビアで接続される異なるセル層及び配線層を与えるための第1の代替的実施形態を例示している。 本発明の原理によるビアで接続される異なるセル層及び配線層を与えるための第2の代替的実施形態を例示している。 本発明の原理によるビアで接続される異なるセル層及び配線層を与えるための第2の代替的実施形態を例示している。
好ましい実施形態の詳細な説明
添付図面において使用される参照符号の示すものは、それに限定しようとするものでなく、例示を意図するものであり、その対応する記述は、前の記載において別に明確に指摘していない限り、本明細書において使用されるどの用語に対しても、いかようにも明確な定義を与えようとしているものではない。当業者であれば、本発明を理解した後においては、添付図面における種々な要素に対する種々な代替物及び変更がありうることを理解されよう。
当業者が本発明を実施できるように本発明の例示的実施例を与えている添付図面に関して、本発明について以下詳細に説明する。注意すべきことは、以下の図及び実施例は、本発明の範囲を単一の実施形態に限定しようとするものではなく、以下に説明し例示する要素のうちのあるもの又は全てを入れ換えることにより、他の実施形態とすることが可能なものである。更に又、本発明の特定の要素が既知の構成部分を使用して部分的に又は完全に実施できる場合には、そのような既知の構成部分のうち、本発明を理解するのに必要な部分についてのみ説明し、そのような既知の構成部分の他の部分の詳細な説明については、本発明を不明瞭なものとしないため省略する。本明細書においては、単一の構成部分を示している実施形態は、これに限定するもの考えられるべきでなく、むしろ、本発明は、特に別に明示されない限り、複数の同じ構成部分を含む他の実施形態を包含しようとしているものであり、また、その逆に複数の構成部分の代わりに同じ単一の構成部分を含む他の実施形態を包含しようとしているものである。その上、本出願人は、本明細書及び特許請求の範囲におけるどの用語も、特に明示しない限り、普通でない又は特別なことを意味しようとして使用しているのではない。更に、本発明は、ここに例示した既知の構成部分に対する現在知られている均等物及び将来知られるであろう均等物をも包含するものである。
一般的に、本発明によれば、光電池セルのために使用される平面とは別の平面における配線に繋がるビア接続を使用することにより、TF PVモジュールを構成することが可能とされる。このような新規な要素により、多くの効果が得られる。これにより、光を遮らない太いバスバー接続の使用が可能とされる。これらの直列抵抗は低いので、これらの接続は、抵抗損失を被ることなく大電流を流すことができ、前述したように、シェーディングに対して不感とする並列セル接続の使用が可能とされる。これらの接続は、種々な方法において配線され、直列−並列配置の使用を可能とし、従って、例えば、局所領域を並列接続とし、一方、より大きな領域を直列接続とすることができる。
本発明の特定の実施形態の典型的な実施例を図4A及び図4Bに例示している。
図4Aに示されるように、モジュール400は、基板404の上部表面に形成されたセル402を含む。この実施例では、セル402は、従来のTF PVモジュールでも典型的であるように、そのモジュールの全長Lに亘っている。同時係属中の特許出願(AMAT-010937)の教示並びに本発明の配線方法により可能とされるが如き他の代替的構成について、以下より詳細に説明する。更に又、この図では例示し易くするため、数個のセルしか示していないのであるが、これらセルは、数百個設けることもできる。
図4Bは、図4Aに示したようなモジュールの部分の拡大横断面図である。図4Bに示されるように、セル402は、基板404に堆積された光電池物質スタック412−416からなっている。この基板404は、ある実施形態では、ガラスの5mm厚さのシートであってよい。他の実施形態では、基板404は、高分子材料であってもよく、又は、ステンレス鋼又はモリブデン箔のように材料の1つ以上の層であってもよい。一実施例において、層412は、モリブデンのように金属であり、層414は、CIGSのような半導体であり、層416は、ZnOのようなTCOである。ある実施形態において、全スタックは、約2−3μm厚さである。スタック412−416は、バッファ層及び絶縁体のような付加的な層を含むことができ、基板404が導電性である場合には、付加的な絶縁層を使用することができるが、それらの詳細については、本発明を不明瞭なものとしないように、ここでは省略されていることは、理解されよう。
セル402は、約1cm幅であることができ、分離領域420により分離されており、その分離領域420は、約30μm幅であることができる。従来技術と違って、セル402は、1つのセルの上部導電層416を隣接するセルの金属層412に接続する等により基板404の上部表面404−Tにおいて相互接続されていない。そうでなくて、セル相互接続は、基板404の背面404−Bに設けられた配線を使用してなされるのである。従って、約10μm幅のギャップ430が、基板404の上部表面404−Tにおいて隣接セルを分離しているのである。
より詳細に述べると、図4Bに示されるように、基板404を貫通しているビア422により、基板404の上部表面404−Tの特徴部が基板404の背面404−Bのバス424に接続されている。この実施例では、ビア422は、セル402当たり2つの別々の接続、即ち、金属層412への1つの接続と、分離領域420へ基板404の上部表面404−T上へと延びて各セル402の層412の部分に接続する他の1つの接続と、を与えている。図4Bの、この横断面図においては、セル当たり2つのビア422しか示されていないが、各セルの全長Lに沿って基板404において離間した数千個又は数百個のビアがあるのである。
ビア422は、約10−50μmの半径を有する円形横断面を有し、メッキされたニッケル又は銅のような高導電性物質で満たされるものでよい。ここで注意すべきことは、領域420は、一定の幅を有するものでなくてもよく、より低いビア抵抗とするため、分離領域420の幅よりも大きな直径を有するビアを収容する切欠きをビアの場所に有するようにすることもできるということである。更に、基板404が金属である場合には、ビアは、基板からビア接続を分離するため絶縁体物質を含むことができることに注意されたい。
バス424は、約5−50μmの厚さ及び約0.1cmから1cmまでの幅を有するNi又はCuからなるものでよい。図4Bには詳細には示されていないが、バス424は、セル間の相互接続を与えるように、印刷配線板技法を使用して基板404の背面404−Bにパターン形成することができる。理解できるように、バス424の相互接続のためのパターン形成の仕方により、セル402の間の並列接続及び直列接続のどのような組合せも達成することができる。参照符号424で示したようなバスによれば、それらをセルの下の金属層よりもはるかに厚く形成することができるので、より多くの電流を流すことができる。例えば、特に、セルを高温で処理しなければならないような場合においては、熱膨張の差や表面形態等のようなものを考慮しなければならず、これにより、セルの下の金属層の厚さが制限されてしまうことがあるからである。更に又、参照符号424で示すが如きバスは、例えば、セルの間又はモジュールの領域の間の相互接続を与えるため、セルとは別に異なった配線をすることができるのである。
ビアの間隔は、抵抗損失を最少とするように選択される。ビアの抵抗Rは、次の式により決定される。
ここで、ρは、金属抵抗率であり、tは、基板厚さであり、rは、ビア半径である。5mm厚さガラスにおける50μm直径ニッケル充填ビアの場合には、ρ=7x10−6Ω-cmであり、R=0.18Ωである。
ビアを通して流れる電流は、寸法Wx(ビア間隔S)のセルストライプの矩形部分によって発生される電流に等しい。この電流は、次の式で表される。
ここで、ηは、セル効率であり、Psunは、太陽放射(AM1.5において0.1W/cm)であり、Vmpは、最大電力点でのセル電圧である。Vmp=6ボルト、η=10%、W=1cmの場合、I=0.017xSアンペアである。
もし、ビア端の電圧降下Iが動作電圧の0.5%より小さいことが望まれる場合には、その間隔は、S=1cmであるべきである。従って、1cmセルストライプを有するモジュールの場合には、約10000ビア/mとなる。
図4A及び図4Bに示すようなモジュールを製造するための処理フローは、一般的には、2つのステージ、即ち、基板準備ステージとセル形成ステージとを有する。このような処理フローは、図5Aから図5Fにより詳細に例示されている。
図5A及び図5Bは、基板を準備するためのステップを例示している。図5Aに示されるように、基板準備の第1のステップは、ビアホールを形成しそれらビアホールに導体を充填することを含む。これらビアホールは、種々多くの仕方において形成することができる。一実施形態では、例えば、それらホールは、レーザー穴あけ加工により形成することができる。別の実施形態では、それらホールは、ガラス基板にモールド成形される。更に別の実施形態では、ビアサイトに薄い区域502を設けるのにモールド成形が使用され、それから、例えば、COレーザーを使用してビアを穴あけ加工する。
それから、これらホールは、銅又はニッケルのような金属でスルーホールメッキされる。このようなメッキ中に、背面もまた被覆され、それから、従来の印刷回路板技法を使用して、セル間の希望の相互接続に従ったパターン形成が行われる。
図5Bに示す次のステップにおいて、印刷回路板製造において使用されるようなメッキ及び技法を使用して、基板404の背面にバス424がパターン形成される。これらパターンは、そのモジュールのために望まれたセル相互接続(例えば、直列、直列−並列、並列)に従って形成される。
図5Cから図5Fは、基板準備が完了した後のセル形成のための典型的な処理フローを例示している。
図5Cに示されるように、背面接触層412及び吸収層414が、全基板上に順次に堆積させられる。次に、図5Dに示すように、それらの被覆をセル区域402へと分離するため、レーザースクライブにより分離区域420が形成される。それから、図5Eに示すように、TCO層416が堆積させられる。最後に、図5Fに示されるように、基板404を通してバスバー424にセルが接続されたままとなるようにして、セル402を分離するため、第2のスクライブによりギャップ430が形成される。
本発明の一態様によれば、セルの間の相互接続部を形成するのに付加的な処理が必要とされないので、前述した製造プロセスは、従来では3つのレーザースクライブが必要であったのに対して、2つのレーザースクライブのみで済むのである。これにより、互いに合致させなければならないスクライブが少なくなるので、ライン幅を減少させることができ、また、処理の複雑さを減少させることができる。その上、従来技術の処理と違って、それらスクライブは、選択比を必要とせず、前面から行うことができる。
セルを形成し分離するために、レーザースクライブ以外のエッチング及び堆積技法のような他の形成処理方法を使用することができることに注意されたい。
本発明の配線層原理は、図4B及び図5に示した背面実施形態に限定されるものでなく、基板及びセル層に関して代替的配置を含むように拡張できるものであることに注意されたい。
例えば、図9A及び図9Bは、基板902の上部表面に配線層又は平面904がパターン形成され、絶縁体層908によりセル層又は平面906から分離されているような第1の代替的実施形態を例示している。図9Bにより詳細に示されるように、それから、それら層の間に接続(例えば、ZnOのようなTCOを使用する)を与えるため、絶縁体層908を通してビア910が形成される。この実施形態の効果は、基板の一方の表面のみを処理すればよく、且つ配線層904がセル層906に入射する光を遮らないということである。
図10A及び図10Bは、「スーパーストレート」TF PVセルからなるセル層又は平面1004が透明基板1002の上部表面に形成されるような第2の代替的実施形態を例示している。この実施形態では、層1004におけるTF PVセルは、基板1002の背面に入射する光を電気エネルギーへと変換する。配線層又は平面1006が、絶縁体層1008の上に形成され、絶縁体層1008は、セル層1004と配線層1006との間に挟まれている。図10Bにより詳細に示されるように、それから、それら層の間に直接接続を与えるため、絶縁体層1008を通してビア1010が形成される。前述の実施形態と同様に、この実施形態の効果は、基板の一方の表面のみを処理するだけでよく、且つ配線層1006がセル層1004に入射する光を遮らないということである。
付加的な態様によれば、本発明の教示は、同時係属中の特許出願(AMAT-010937)の教示と組み合わせることにより、より効率的で且つ処理不均一性及びシェーディング等の問題による性能低下をあまり受けないようなモジュールを得ることができる。
より詳細に述べると、その同時係属中の特許出願によって教示されているように、モジュールをサブモジュールへと分割でき、それらセルを、望むような任意の直列−並列配置へと構成することができる。しかしながら、本発明によれば、サブモジュールの接続は、前述の説明から教示されるように、基板の背面にバスをパターン形成することにより、部分的に又は完全に達成される。
例えば、図6Aは、図5Cから図5Fに関して前述したもののように、垂直及び水平分離カットの両者を形成するため、光電池物質側に対するレーザースクライビングを使用して16個のサブモジュール602へと分割されたモジュール600を示している。当業者であれば、種々な数のサブモジュールへの種々な分割が可能であり、各セットが同じ数のサブモジュールを有する必要はなく、また、セットの数及びセット当たりのサブモジュールの数も種々異なるようにすることもできることは、理解されよう。更に又、詳細に示されてはいないが、ある実施形態では、前述した処理により形成される各サブモジュールの区域及びセルは、等しい。他の実施形態では、そこに設けるサブモジュール及び/又はセルの区域は、処理変動又はその他の要因を考慮して変えられる。
セル及びサブモジュールを相互接続するため、前述したような基板を通してのビア及び基板の背面にパターン形成されたバスが使用される。例えば、図6Bに略示されるように、それらセルは、直列と並列との両者の組合せにおいて配線され、隣接セルのセット604は、並列に配線され、サブモジュール602内の並列接続セットは、直列に配線される。それから、すべてのサブモジュール602が、共通の第1の(例えば、出力)端子606と第2の(例えば、接地)端子608との間に並列に配線される。
図6Cは、このような配線配置を達成するため、基板の背面がどのようにパターン形成されるかを、より詳細に例示している。詳述するに、この実施例では、バス610が、5つの隣接セルのセットを並列に配線しており、各サブモジュール602における4つのセット604が、直列に配線されている。端子606と端子608との間でサブモジュールを並列に配線するため、付加的なバスがパターン形成されている。
図6Dは、バスバー610の小部分の拡大図であり、距離Sだけ間隔をおいて近接配置されたビア622により、基板の上部表面上の各セルと背面のバス610との間の多くの接続が如何にして与えられるかを示している。
背面配線は、印刷回路板と同様であり、シェーディング又は不均一性による影響を最少とするための保護ダイオード、又はより高度な設計においては、モジュール出力を動的に最適化するためのスイッチ及び回路を含めて、TFPVでは現在使用されない付加的な要素を含むことができることに注意されたい。例えば、図7は、上部サブモジュールのための保護ダイオード702を示しており、実際において、これらは、他のサブモジュールにも使用できるものである。このようなダイオードは、従来の表面実装技法を使用して配設することができる。
より高度の設計においては、日照時間、モジュール使用年数、サブモジュール間の製造変動のような種々な条件に従って、モジュール出力を最大とするため、サブモジュールの電力出力を監視して直列−並列配線をアクティブに調整することができるように、アクティバスイッチ及びプロセッサのような他の構成部分を、その配線に実装することができることに注意されたい。
セル接続のすべてを基板の背面に設ける必要はないことに注意されたい。本発明によれば、ある幾つかの接続を上部表面に設け、他の接続を背面に設けるようにすることができる。
次に、本発明の別の典型的な実施形態について、図8A及び図8Bに関して説明する。この実施形態では、モジュールは、多数のサブモジュールへと分割され、各サブモジュール内のセルは、上部表面の配線で直列接続され、一方、それらサブモジュールは、背面の配線で並列接続されている。
この実施形態の1つの実施例は、図8Aに示されている。この実施例に示されるように、モジュール800は、16個のサブモジュール802へと分割されている。図8Aに更に示されているように、これら16個のサブモジュール802は、各々4個のサブモジュールからなる4つのセット806に配列されている。
1つのセット806の等価回路を、図8Bに示している。この図8Bに示されるように、各サブモジュール802におけるセルは、直列接続されており、各セット内のこれら直列接続されたサブモジュール802は、並列接続されている。かくして、図8Bに更に示されるように、この構成においては、各サブモジュール802は、第1の(例えば、出力)共通ノード810と第2の(例えば、接地)共通ノード812との間に接続されている。他のセット806におけるサブモジュール802も、同様に、図8Bに示されるように構成され接続されることは明らかであろう。
図8Aに戻って、4つのセット806が並列に接続されている。この実施例では、これは、各セットの第1の共通ノード810を共通出力バス820へ接続することにより達成される。
1つの実施例では、各サブモジュール内のセルの間の直列接続は、例えば、出願中の特許出願第11/394,723号及び第11/395,080号に記載されたエッチング及び堆積技法を使用して、上部表面に形成された相互接続部を使用することにより達成される。それから、サブモジュール間の並列接続は、より詳細に前述したように、各サブモジュールの縁部区域において基板を通して設けられたビア及び基板の背面にパターン形成された配線を使用することにより達成される。
当業者であれば、直列及び並列接続、モジュール及びサブモジュール構成は、種々広範囲に亘って異なるものが可能であり、図示したものは、限定された幾つかの実施例として与えられているだけのものであることは理解されよう。
好ましい実施形態について本発明を特定して説明してきたのであるが、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、これら構成及び細部において種々なる変形及び変更をなすことができることは、当業者には容易に明らかとなろう。特許請求の範囲は、このような変形及び変更を包含しようとしているものである。
100…モジュール、102…セル、104…端子、110…ダイオード、112…電流発生器、400…モジュール、402…セル、404…基板、412…金属層、414…半導体層、416…透明導電層、420…分離領域、422…ビア、424…バス、430…ギャップ、502…モールド成形された薄い区域、600…モジュール、602…サブモジュール、604…セット、606…第1の共通ノード、608…第2の共通ノード、610…バス、622…ビア、702…保護ダイオード、800…モジュール、802…サブモジュール、806…セット、810…第1の共通ノード、812…第2の共通ノード、820…出力バス、902…基板、904…配線層、906…セル層、908…絶縁層、910…ビア、1002…基板、1004…セル層、1006…配線層、1008…絶縁層、1010…ビア

Claims (15)

  1. 薄膜光電池モジュールにおいて、
    基板上の第1の層に形成された薄膜光電池セルと、
    上記基板上の上記第1の層とは別の第2の層に形成された上記セルの間の相互接続部と、
    を備える薄膜光電池モジュール。
  2. 上記第1の層は、上記基板の上部表面にあり、上記第2の層は、上記基板の背面にある、請求項1に記載のモジュール。
  3. 上記第1の層及び第2の層は、上記基板の上部表面にあり、絶縁層により分離されている、請求項1に記載のモジュール。
  4. 上記セルを上記相互接続部に結合する上記基板を通してのビアを更に備える、請求項2に記載のモジュール。
  5. 上記セルを上記相互接続部に結合する上記絶縁層を通してのビアを更に備える、請求項3に記載のモジュール。
  6. 上記ビアは、上記基板に成形された1つ以上の構造部およびレーザー穴あけ加工されたホールからなる、請求項4に記載のモジュール。
  7. 上記基板は、金属であり、上記ビアは、上記基板から上記ビアを電気的に分離するための絶縁体を備える、請求項2に記載のモジュール。
  8. 上記相互接続部は、上記セルのうちの特定のものを直列又は並列に配線する、請求項1に記載のモジュール。
  9. 上記相互接続部のうちの特定のものの間に結合された1つ以上の保護ダイオードを更に備える、請求項1に記載のモジュール。
  10. 薄膜光電池モジュールを製造するための方法において、
    基板上の第1の層に相互接続部を形成するステップと、
    上記基板上の上記第1の層とは別の第2の層に薄膜光電池セルを形成するステップと、
    を含む方法。
  11. 上記セルを形成するステップは、上記基板の上部表面に上記第1の層を形成する段階を含み、上記相互接続部を形成するステップは、上記基板の背面に上記第2の層を形成する段階を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 上記相互接続部を形成するステップ及び上記セルを形成するステップは、上記基板の上部表面に上記第1の層及び上記第2の層を形成する段階を含み、上記方法は、更に、上記第1の層と上記第2の層とを分離する絶縁層を形成するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 上記相互接続部を形成するステップは、上記セルの所望の配線に従って上記相互接続部をパターン形成する段階を含む、請求項10に記載の方法。
  14. 上記第1の層及び上記第2の層の個々の部分を接続するビアを形成するステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
  15. 上記基板を通してビアを形成するステップを更に含み、上記ビアを形成するステップは、上記基板に構造部を成形する段階及び上記基板にホールをレーザー穴あけ加工する段階のうちの1つ以上を含む、請求項14に記載の方法。
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