JP2009544211A - 移動端末からのマルチメディアセッションの切り換え - Google Patents

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Abstract

移動通信ネットワークに接続された移動端末から屋内ゲートウェイを含む屋内ローカルエリアネットワークに接続された屋内機器にマルチメディアセッションを切り換える方法であって、移動端末および屋内ゲートウェイはマルチメディアセッションを設定するアプリケーションシステムに接続され、移動通信ネットワークを介して移動端末とアプリケーションシステムとの間で第1マルチメディアセッションを設定するステップを含み、移動端末が屋内ローカルエリアネットワークの接近を検出するステップと、移動端末において進行中の第1マルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器を選択するステップと、移動端末が選択された機器から屋内機器を有効にするステップと、有効にされた屋内機器とアプリケーションシステムとの間で第2マルチメディアセッションを設定するステップと、第1マルチメディアセッションを終了するステップと、をさらに含む。

Description

本発明は、例えば、携帯電話、通信PDA(personal digital assistant)、スマートホン等の移動端末を介して、かつ、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビ等の固定された機器を介してアクセス可能なサービスである、対話を基にしたサービス、インスタントメッセージングサービス、音声映像番組の放送のようなマルチメディアサービスに関する。
本発明は、より詳しくは、進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な固定された機器を有する屋内環境に移動端末が入ったとき、移動通信ネットワーク(例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、I−WLAN(Interworking Wireless Local Area Network)等のネットワーク)を介して移動端末から屋外で開始されたマルチメディアセッションの継続を最適化する目的で移動ユーザに提供される切り換えのソリューションに関する。
通信機器製造業者は、現在、固定ネットワークおよび移動ネットワークのサービスおよびネットワークの集約のために多数の固定−移動の集約ソリューションを提供しており、これらのソリューションは通信事業者によって商用化され始めている。
しかし、それらの機器製造業者のソリューションは(移動ネットワーク分野における3GPP(Third Generation Partnership Project)あるいは固定ネットワーク分野におけるETSI(European Telecommunications Standards Institute)(TISPAN(Telecommunications and Internet converged Services and Protocols for Advanced Networking))のような)標準化組織によって取り上げられるとは限らず、従って、固有のソリューション、すなわち、機器製造業者によって供給される端末に固有の価値を高めたマルチメディアサービスに制限され、環境が機器製造業者のソリューションと全く互換性がなければ多数のユーザの間でコンテンツを共有したインスタントメッセージングセッションのような単純なサービスの使用が可能でないソリューションのままである。
さらに、適用可能な移動通信標準(特に非特許文献1を参照。)は、移動ネットワークに固有のIPマルチメディアサブシステム(IMS)アーキテクチャに基づくユーザの移動性サポートを有する固定−移動の集約を提案し、固定ネットワークの固有の機能を考慮に入れるためにETSI(TISPAN)によって取り上げられ、採用された。しかし、現在の(3GPP)移動通信標準において想定された固定−移動の集約アプローチは、ユーザが同一の端末を使用して屋外環境から屋内環境に移動する場合のみ考慮している。
現在のソリューションは、固有であろうと、標準に基づいていようと、最も良くて、固定されたLAN(ローカルエリアネットワーク)が設けられた屋内環境に入るとき、移動端末において進行中のマルチメディアセッションを有するユーザが、同一の端末を使用して、マルチメディアセッションが開始された移動ネットワークの代わりに、屋内環境の固定されたLANにおいてそのマルチメディアセッションを継続することを可能とする。固定−移動の集約は、ユーザが屋内のLANに接続されるとすぐに、移動通信ネットワークの代わりに固定ネットワークを使用して、情報伝送ネットワークのレベルでのみユーザのセッションに影響を与える。
従って、特に、コスト、人間工学、リソース等に関して最適化された切り換えソリューションをユーザに提供するために、現在提案されているソリューションのいずれも屋内LANにおいて利用可能な屋内機器を考慮していない。それにもかかわらず、屋内LANに近づいているユーザは、進行中のマルチメディアセッションをそれらのセッションのためにより適した屋内LANの機器に転送することを好みうる。
本発明は、移動端末のユーザが、屋内環境のLANに入るときに、移動端末において進行中のマルチメディアセッションのために屋内環境において利用可能なリソースを使用することを可能とするソリューションを提案する。
この目的のために、本発明は、移動通信ネットワークに接続された移動端末から屋内ゲートウェイを含む屋内ローカルエリアネットワークに接続された屋内機器にマルチメディアセッションを切り換える方法であって、前記移動端末および前記屋内ゲートウェイはマルチメディアセッションを設定するアプリケーションシステムに接続され、前記方法は、前記移動通信ネットワークを介して前記移動端末と前記アプリケーションシステムとの間で第1マルチメディアセッションを設定するステップを含み、
a)前記移動端末が前記屋内ローカルエリアネットワークの接近を検出するステップと、
b)前記移動端末において進行中の前記第1マルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器を選択するステップと、
c)前記移動端末が前記選択された機器から屋内機器を有効にするステップと、
d)前記有効にされた屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間で第2マルチメディアセッションを設定するステップと、
e)前記第1マルチメディアセッションを終了するステップと、
をさらに含むことを特徴とする方法を提供する。
本発明の方法は、屋内環境に入るユーザが、移動端末において進行中の1つまたは複数のマルチメディアセッションを屋内ローカルエリアネットワークの機器に切り換えることを可能とする。従って、進行中のマルチメディアセッションを介して提供されるサービスに割り込んで、または、割り込まないで(すなわち、ユーザに認識可能な割込みなしで)、セッションのために(機器のデータ処理、表示、オーディオ等の機能に関して)最も適した機器を選択することによって、ユーザが屋内ローカルエリアネットワークにおいて利用可能な機器の機能の利益を得ることができる。さらに、移動ネットワークではなく固定ネットワークを介してサービスを使用することによって、ユーザは通信コストを削減する利益を得ることができる。
本発明の方法は、ユーザが移動端末からマルチメディアセッションを開始する通信事業者が、ユーザが使用しているアクセスネットワークに関係なくユーザに利用可能な新しく革新的なサービスを提供することによって、顧客の使用料を増進することを可能とする。さらに、通信事業者は、環境(屋外または屋内)に関係なくユーザにサービスの連続性を保証することができ、従って、マルチメディアセッションを通して顧客をとどまらせることができる。
本発明の一態様によれば、前記方法は、前記ステップa)の後、かつ、前記ステップb)の前に、前記移動端末が、前記移動端末において進行中の前記第1マルチメディアセッションの設定に関するデータを前記屋内ローカルエリアネットワークの前記屋内ゲートウェイに送信するステップa1)をさらに含む。従って、前記ステップb)において、前記屋内ゲートウェイは、このデータと、前記第1マルチメディアセッションをサポートする前記屋内ローカルエリアネットワークに接続された屋内機器の機能に応じて、1つまたは複数の屋内機器を選択することができる。必要ならば、利用可能な屋内機器の機能は少なくとも前記移動端末のそれと同等ならば、前記アプリケーションシステムと前記屋内機器との間で第2マルチメディアセッションを定義することができる。
本発明のもう1つの態様によれば、前記屋内ゲートウェイは、定期的に、または、前記第1マルチメディアセッションの設定に関するデータの受信に応答して、前記屋内ローカルエリアネットワークに接続された屋内機器の機能を判定し、それによって、そのときに切り換えのために実際に利用可能な適切な機器のリストをユーザに提供することができる。
前記ステップd)において、前記第2マルチメディアセッションは、前記移動端末によって前記アプリケーションシステムに送信されるマルチメディアセッション設定要求に応答して、または、前記屋内ゲートウェイによって送信されるマルチメディアセッション設定要求に応答して設定される。
前者の場合において、前記有効にされた屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間の前記第2マルチメディアセッションの設定に関するデータは、前記屋内ゲートウェイによって前記移動端末に送信される。従って、ユーザは、例えば、選択された屋内機器の前に物理的に存在するときのみ切り換えを開始することによって、切り換えるときを制御することができる。
また、本発明は、屋内ローカルエリアネットワークへのアクセスハブの無線電界を検出する手段を含む移動端末であって、前記屋内ローカルエリアネットワークは、屋内ゲートウェイに接続された屋内機器と、前記アクセスハブとの無線接続を介して前記屋内ゲートウェイとデータを交換する手段と、を含み、前記移動端末とアプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報を前記屋内ゲートウェイに送信することによって前記無線電界の検出に応答する手段をさらに含むことを特徴とする移動端末を提供する。
このような移動端末を使用して、ユーザが屋内環境に入るとき、ユーザはローカルエリアネットワークの屋内機器に進行中のマルチメディアセッションを切り換えることができ、従って、移動端末におけるセッションの継続を強いられることなく、サービスの連続性の利益を得ることができる。
本発明の一態様によれば、前記移動端末は、前記屋内ゲートウェイから送信される屋内機器のリストを表示する手段と、前記リストから屋内機器を選択する手段と、をさらに含む。従って、ユーザは、マルチメディアセッションを継続したい屋内機器を選択することができる。
前記移動端末は、前記選択された屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信する手段をさらに含み、前記要求は、前記移動端末と前記アプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づく。そして、いつ切り換えるかを決定するのはユーザである。
本発明は、さらに、通信ネットワークからダウンロード可能な、かつ/または、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶された、かつ/または、上記の移動端末のマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムであって、前記移動端末とアプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報を前記屋内ゲートウェイに送信することによって前記無線電界の検出に応答するためのプログラムコード命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
前記コンピュータプログラムは、前記屋内ゲートウェイによって送信される屋内機器のリストを表示し、前記リストから屋内機器を選択するための命令をさらに含む。
前記コンピュータプログラムは、前記選択された屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信するための命令をさらに含み、前記要求は、前記移動端末と前記アプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づく。
このプログラムは記憶媒体に記憶することが可能である。
本発明は、さらに、屋内ローカルエリアネットワークにおける屋内機器に接続された屋内ゲートウェイであって、前記屋内ローカルエリアネットワークに接続された前記屋内機器の機能を判定し、前記判定された機能と進行中のマルチメディアセッションの設定に関するデータに応じて、移動端末とアプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器のリストを決定する手段を含むことを特徴とする屋内ゲートウェイを提供する。
本発明の屋内ゲートウェイによって、屋内ローカルエリアネットワークの機器は動的に管理され、それによって、実際に利用可能な屋内ローカルエリアネットワークの機能はいつでも知られている。
本発明の一態様によれば、前記屋内ゲートウェイは、屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信する手段をさらに含み、前記要求は、前記移動端末と前記アプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づく。
最後に、本発明は、通信ネットワークからダウンロード可能な、かつ/または、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶された、かつ/または、上記の屋内ゲートウェイ(15)のマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムであって、前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された屋内機器の機能を判定し、前記判定された機能と進行中のマルチメディアセッションの設定に関するデータに応じて、移動端末(2)とアプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器のリストを決定するための命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
前記コンピュータプログラムは、屋内機器と前記アプリケーションシステムとの間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信するためのプログラムコード命令をさらに含み、前記要求は、前記移動端末と前記アプリケーションシステムとの間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づく。
前記プログラムは記憶媒体に記憶することが可能である。
本発明の他の特徴および効果は、限定でない例として選択され、添付図面を参照して説明される、本発明の特定の実施形態の続く説明から明らかになる。
本発明の一実施形態によるシステムの図である。 本発明の一実施形態によるマルチメディアセッション切り換え方法において実行されるステップのシーケンスを表わす。 本発明のもう1つの実施形態によるマルチメディアセッション切り換え方法において実行されるステップのシーケンスを表わす。
本発明は、移動通信ネットワークに接続され、移動端末において進行中の1つまたは複数のマルチメディアセッションが、屋内LANの一部である屋内機器に切り換えられることを可能とするように構成される。
マルチメディアセッションは、端末からの音声、テキスト、画像、映像等のような1つまたは複数のメディアにユーザがアクセスする連続した通信期間である。例えば、マルチメディアセッションは、電話での会話、インスタントメッセージング対話(チャット)、ビデオホンの会話、音声映像番組の放送等でありうる。
図1は、本発明の一実施形態によるシステムを表わす。本発明のマルチメディアセッション切り換え方法を実現する図1の構成要素は、移動端末2(例えば、携帯電話、PDA、スマートホン等)を有するユーザ1、固定電話11、パーソナルコンピュータ12、テレビ13、オーディオプレーヤー14、屋内ゲートウェイ15、無線電界が屋内無線エリア160をカバーする無線ハブ16(例えば、WiFi(登録商標)ハブ)のような屋内機器を含む屋内環境10(例えば、家、公共の場(電車の駅、空港、レストラン等))、アプリケーションシステム20である。固定電話11、パーソナルコンピュータ12、テレビ13、オーディオプレーヤー14、無線ハブ16、それらが接続される屋内ゲートウェイ15は、屋内LAN150を構成する。図1において、外部環境は屋内無線ホットスポット160の外部の全てである。
遠隔サーバにおいて実現することができるアプリケーションシステム20は、移動端末におけるユーザを含むマルチメディアセッション(ユーザによって開始されたセッションまたはユーザにあてられた着信セッション)の設定および継続を管理するように構成される。アプリケーションシステム20は、例えば、固定または移動マルチメディアサービスを提供する電話通信事業者のための、知られ標準化された次世代ネットワーク(NGN)アーキテクチャである、IPマルチメディアサブシステム(IMS)システムとすることができる。このシステムは、標準インターネットプロトコル(IP)の上で実行される標準化された3GPPセッションイニシエーションプロトコル(SIP)に基づくVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を使用する。IMSアーキテクチャは既存の電話システムをサポートし、屋外環境(ローミング)および屋内環境において移動するときユーザがマルチメディアサービスを使用することを可能とする。この目的のために、IMSアーキテクチャはIETF(Internet Engineering Task Force)によって規定された標準IPプロトコルを使用する。従って、2人のIMSユーザの間であろうと、1人のIMSユーザと1人のインターネットユーザの間であろうと、または、2人のインターネットユーザの間であろうと、全く同一のプロトコルを使用してマルチメディアセッションが設定される。また、サービス開発インタフェースはIPプロトコルに基づく。
IMSシステムのアーキテクチャ、そのようなシステムの各種エンティティ、IMSシステムを用いたユーザ機器の登録、IMSシステムにおけるマルチメディアセッションの設定は、欧州特許出願公開第1560368号明細書(または米国特許出願公開第11/046480号明細書)、インターネットアドレスhttp://www.3gpp.org/ftp/specs/archive/23_series/23.228/において入手可能な3GPP,“3GPP TS 23.228 v6.4.1 Technical Specification Group Services and System Aspects; IP Multimedia Subsystem (IMS); Stage 2 (Release 6)”,2004年1月、および、インターネットアドレスhttp://www.ietf.org/rfcにおいて入手可能なIETFワーキンググループドキュメントRFC 3261に詳細に記載されている。
アプリケーションシステム20と移動端末2は移動通信ネットワーク21(例えば、GSM、GPRS、UMTS、I−WLAN等のネットワーク)を介して接続され、アプリケーションシステム20と屋内ゲートウェイ15は固定通信ネットワーク22(例えば、PSTN(Public Switched Telephone Network)、xDSL(Digital Subscriber Line)、HFC(Hybrid Fiber Coax)、FTTH(Fiber To The Home)等のネットワーク)を介して接続される。
屋内ゲートウェイ15は、固定通信ネットワーク22のような広域ネットワーク(WAN(Wide Area Network)インタフェース)と、屋内LAN150のようなローカルエリアネットワーク(LANインタフェース)との間のインタフェースである。これは、全てのメディアストリーム:電話、データ、映像、画像、音楽等の集中点である。この技術分野において知られているように、屋内ゲートウェイ、例えば、フランステレコム(登録商標)製のライブボックス(登録商標)屋内ゲートウェイは、有線または無線接続(例えば、WiFi(登録商標)接続)を介して全ての屋内機器を制御して、屋内LANに入る機器に着信メディアストリームをブロードキャストする。この種の屋内ゲートウェイの例は、国際公開第2005/112365号パンフレットに詳細に記載されている。
本発明によれば、屋内ゲートウェイ15は、移動端末が屋内無線ホットスポット160に入るときに切り換えるために、ユーザの移動端末において進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器を提案するために、LANの屋内機器のリソースをリアルタイムに認識することを可能とする固有の機能も有する。この目的のために、屋内ゲートウェイ15は、屋内LAN150を管理するために、特に、屋内LANに接続された屋内機器の存在、機器に割り当てられたIPアドレス、屋内LANにおいて進行中のマルチメディアセッションの特性、および、使用される圧縮/伸長アルゴリズム(コーデック)、例えば、M−JPEGコーデックを含む更新テーブルを持続的に保持することが可能である。屋内ゲートウェイは必要なときに上記情報を一時的に保持することも可能であるので、テーブルの持続的な管理は必須ではない。屋内ゲートウェイは、さらに、無線ハブ16を介して移動端末2とデータを交換し、特に、移動端末において進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器のリストを移動端末に送信し、そのリストから選択された屋内機器の情報を移動端末から受信するように構成される。これらの機能は、コンピュータ命令の形態で屋内ゲートウェイに組み込まれる。
さらに、このサービスが提供される前に、移動端末は、ここで屋内無線ホットスポット160を検出するために、屋内ゲートウェイ15の無線アクセスポイントを構成する無線ハブ16との結合(ペアリング)を生成する手段が設けられる。この目的のために、移動端末2は、屋内無線ホットスポット160を構成するネットワークを認識する。例えば、屋内無線ホットスポットがWiFi(登録商標)の電界ならば、移動端末は、アクセスポイント(無線ハブ16)によって定期的にブロードキャストされるWiFi(登録商標)ネットワークの識別子(SSID)を認識するように構成される。本発明によれば、移動端末2は、屋内無線ホットスポットを構成する無線ネットワークの識別子の受信を監視するアプリケーションまたはクライアントソフトウェアを含む。屋内無線ホットスポット160は、使用される接続の種類(例えば、WiFi(登録商標))によって定義されるプロトコルおよび原理に従ってこの技術分野で知られているように移動端末によって検出される。一般的な原理は、移動端末2が、無線ハブ16からなるアクセスポイントによって送信される無線信号を聴取する検出モードにあることである。
さらに、WiFi(登録商標)ネットワークにおいて、移動端末と、屋内無線ホットスポットの無線ネットワークへのアクセスポイントとの間の結合のセキュリティは、それぞれ、IEEE802.11標準、IEEE802.11i標準において規定された周知のセキュリティプロトコルに相当するWEP(Wired Equivalent Privacy)、WPA(Wi-Fi Protected Access)キーを使用することによって強化することができる。
図1のシステムにおいて使用される、本発明の一実施形態によるマルチメディアセッション切り換え方法は、図2を参照して以下で説明される。
簡単にするために、ここでは次のように考える。
・屋内無線ホットスポット160への唯一の無線アクセスポイント、無線ハブ16が存在する。
・ユーザ1は、切り換えのときにおいて進行中の唯一のマルチメディアセッションAを有する。
・屋内LAN150の屋内機器にのみ切り換えが実行される。
図2を参照して説明する実施形態において、マルチメディアセッションをアプリケーションシステムに切り換えることは、ユーザの移動端末によって引き起こされる。ここで、マルチメディアセッションの実体と考えるサービスは、2人のユーザの間のインスタントメッセージング対話(チャット)サービスのような対話サービスである。
最初に(ステップS1)、ユーザ1は屋外環境において移動通信ネットワーク21にログオンする。すなわち、屋内無線ホットスポット160の外部にいるときに当該ネットワークにアクセスする。移動通信ネットワークは周知のUMTSネットワークとすることが可能である。例えば、移動端末は、ドキュメントTS 33.102(セキュリティアーキテクチャ)に記載されている手順で通信事業者のGPRSサポートノード(SGSN(Serving GPRS Support Node))に接続することによってアクセスする。ユーザのネットワークプロファイルのデータを記憶するHLR(Home Location Register)データベースは、SGSNに送信される認証ベクトルを生成し、端末とSGSNとの間での相互認証がそれに続く。
移動通信ネットワーク21にログオンした後に、ユーザ1はアプリケーションシステム20に登録される(ステップS2)。より正確には、通信事業者を介して加入するマルチメディアサービスの利益を得るために、ユーザ1はアプリケーションシステムの具体例である(ここで例として選択される)IMSに登録する。IETFによって詳述され、RFC 3261に規定されたSIPレジスタメソッドを使用してユーザを登録することによって、IMSへの接続が実行される。パラメータとして使用されるデータの1項目はユーザのパブリックな識別情報であり、これはユーザを第3者のユーザに識別させるために使用される(ユーザは複数のパブリックな識別情報を持つことができる)。ユーザをアプリケーションシステム20に登録することは、例えば、チャットセッションを設定する要求のような、第3者のユーザによって開始されるマルチメディアセッションを設定するために、固定または移動ネットワークからの要求をユーザが受信することを可能とする。
そして、ユーザ1は、移動端末2とアプリケーションシステム20との間でマルチメディアセッションAを設定する要求を送信する(ステップS3)。この技術分野で知られているように、ユーザ1は端末からこのマルチメディアセッションを設定するINVITEリクエストを送信する(この方法はRFC 3261に記載されている)。このリクエストのパラメータに相当する主要なデータは次の通りである。
・対話サービスの場合における発信ユーザのパブリックな識別情報および着信側の識別情報。
・ネットワークが、関係するセッションのためにユーザによって使用される端末にセッションに関する情報(シグナリングおよびメディアデータ)をルーティングすることを可能とする接続パラメータ。
・このセッションの発信者によって要求されるメディアの特性、すなわち、メディアの種類(音声、画像)、特に、起動されるメディアのためのコーデックを定義することによって要求されるサービス品質、端末のIPアドレスの表示、使用されるメディアのための送信および受信ポート。
これらの全てのパラメータは、RFC 2327に規定されているINVITEメソッドのセッション記述プロトコル(SDP)において説明されている。ユーザ間のメディアのパラメータは、セッションを設定する前にネゴシエーションされる。移動ネットワークにおいて、マルチメディアセッションを設定することは、リソース予約メカニズムによって処理される。UMTS移動ネットワークにおいて、このリソース予約は、メディアを伝送するために端末と通信事業者のゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)との間でパケットデータプロトコルコンテキスト(PDPコンテキスト)を活性化することに相当し、それによって、マルチメディアセッションのために保証されたサービス品質を提供する。
そして、屋外環境においてユーザ1は屋内環境10に向かって移動する。ユーザが屋内無線ホットスポット160に入るとき、移動端末2は、屋内無線ホットスポットをカバーする電界を発する無線ハブ16を即座に検出する(ステップS4)。移動端末は、同時に、周囲のネットワークの複数のシグナリングチャネル(これらのチャネルはビーコンチャネルとしも知られている。)を調べる。従って、それは屋内無線ホットスポットへの進入(WiFi(登録商標)ネットワークのSSID識別子)を検出およびシグナリングすることができる。実施形態に応じて、移動端末を認証するためにWEPおよびWPAセキュリティプロトコルまたはキーを使用することができる。
無線ハブ16との接続が設定されると、移動端末2は屋内LAN150に接続される(ステップS5)。この接続は、この技術分野において知られたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能によって実行され、屋内ゲートウェイ15(ルータ)が、屋内LANに入る移動端末2にIPアドレスを割り当てることを可能とする。
そして、移動端末2は、屋内ゲートウェイ15とのインタフェースを介して、ユーザの現在のマルチメディアセッションの設定に関する情報、すなわち、進行中のマルチメディアセッションを再現するために必要なデータ/パラメータを送信する(ステップS6)。この情報は、セッションの種類(例えば、選択されたメディアの種類)およびネゴシエーションされるネットワークリソース(例えば、使用されるコーデックおよび帯域幅)を含む。選択される実施形態に応じて、この情報の送信は、移動端末(接続)の検出の後に屋内ゲートウェイからの要求によって、または、そのようにプログラムされたならば屋内LANへの接続の後に移動端末によって直接に、引き起こすことができる。
次のステップ(ステップS7)において、屋内ゲートウェイ15は、移動端末によって送信される進行中のマルチメディアセッションに関する情報に応じてユーザに提供される切り換えの可能性を決定するために、屋内LANのコンテキストを分析する。すなわち、どの屋内機器が、移動端末2において進行中のマルチメディアセッションの正しい転送を処理することができるかを判定する。この分析は、ゲートウェイに接続された屋内機器の利用可能性、切り換えの候補である機器に関するユーザの権限、実装されるコーデックのような屋内機器の機能、および、利用可能な帯域幅のようなパラメータを考慮する。分析の目的は、移動端末において進行中のマルチメディアセッションに応じて、転送されるセッションを正しく受け入れることが可能な屋内機器を明らかにすることである。
分析が実行されると、ユーザ1は、第2マルチメディアセッションB(すなわち、切り換え後に屋内機器において実行されるセッション)に割り当てられる、例えば、コーデックおよび帯域幅(高解像度であるか否か)に関するパラメータの選択に適合した、候補となる屋内LAN150の機器のリストが移動端末2を介して与えられる(端末にリストが表示される)(ステップS8)。
このリストからユーザが、切り換え後にマルチメディアセッションが継続する屋内LAN150の屋内機器(例えば、パーソナルコンピュータ12)を選択し、選択された機器に対応する情報が屋内ゲートウェイ15に伝達される(ステップS9)。
切り換えが拒否されるならば、切り換え処理は中止され、ユーザは移動端末において以前に設定されたセッションを継続する。従って、ユーザのマルチメディアセッションは移動通信ネットワーク21によって伝送され続ける。
提案された屋内機器への切り換えが承諾されるならば、本発明の方法が以下で説明するように続く。
切り換えのために考慮されるパラメータが計算され、屋内ゲートウェイ15によって移動端末2に送信される(ステップS10)。これらのパラメータは、次の通りである。
・切り換えの間、変更されずに維持されるユーザのパブリックな識別情報。
・移動端末の代わりにステップS9においてユーザによって選択された端末に情報をルーティングするように修正される接続パラメータ。この接続パラメータは、RFC 3261に規定されており、次の構文規則を使用することができる。
<sip:user_name@IP_address_of_selected_indoor_device>
・ステップS7におけるコンテキストの分析結果であるメディアの特性。この特性はセッション記述プロトコル(SDP)フィールド内に示される。端末のIPアドレスおよび使用されるメディアのための送信および受信ポートは、屋内LANにおける選択された屋内機器のそれらに対応する。
これらのパラメータは、移動端末と、その端末が結合された(ペアリングされた)屋内ゲートウェイとの間の無線インタフェースによってサポートされるプロトコルを使用して、屋内ゲートウェイ15によって移動端末2に送信される。例えば、ブルートゥース(登録商標)技術のためにブルートゥース(登録商標)CTP(Cordless Telephony Profile)プロトコルを使用することができ、または、WiFi(登録商標)技術のためにフランステレコム(登録商標)製のライブボックス(登録商標)に実装されているように802.11b(またはg)プロトコルを使用することができる。
屋内ゲートウェイと移動端末との間でのこれらのパラメータの送信は、上記のステップS8の間に同様に実行することができる。
しかし、ユーザがステップS9において切り換えを要求するならば、候補を構成する屋内機器に関する情報のいくつかのみが選択されるが、特に、これは候補を構成する全ての屋内機器に関する情報の送信を防止するので、これらのパラメータは好ましくはステップS8よりもこの段階(ステップS10)において送信される。さらに、この段階において、(マルチメディアセッションを設定するために必要な)アプリケーションレベルの情報からネットワークレベルの情報(屋内機器の選択)の相関を除くことが可能である。切り換えのための機器が選択されると(ステップS9)、移動端末が有効にした後に、屋内LANは、アプリケーションシステムが選択された屋内機器にセッションを切り換える準備のために必要なパラメータを転送する(後述するステップS11を参照)。
移動端末2は、アプリケーションシステム20に切り換え要求を送信する(ステップS11)。切り換えのために必要な上述した全てのパラメータは、その要求の中に存在する。
アプリケーションシステム20が切り換え要求を受信すると、通信事業者は、その要求がユーザのサービスプロファイルに合致していることを検証する。そして、アプリケーションシステム20は、マルチメディアセッションA(屋外環境での移動端末における最初のセッション)からマルチメディアセッションB(屋内LANでの選択された屋内機器において設定されたセッション)への転送を実行するために準備する。
固定ネットワーク22および屋内LAN150においてマルチメディアセッションのために要求されるネットワークリソースが、切り換え前に該当するサービスのためにまだ利用可能でないならば、それらのリソースが割り当てられる(ステップS13)。
アプリケーションシステムは、オプションで、ユーザによるマルチメディアセッションAの終了を確認するために通知を発行することができる(ステップS14)。サービス実現の可能性に応じて、アプリケーションシステムはユーザに現在のマルチメディアセッションを終了させることができる。ユーザの観点から、これらの手段は、例えば、テレビ(以前に選択された屋内機器)の前に実際にいるときのみ移動端末に送信されるフットボールの試合のセッションを中止することによって、多くの場合、中断なしで転送を提供することができる。
アプリケーションシステムはユーザのマルチメディアセッションAを終了する(ステップS15)。
マルチメディアセッションAのために割り当てられた移動ネットワーク21のネットワークリソースは開放される(ステップS16)。同様に、マルチメディアセッションAにおいてユーザ1に接続された側のネットワークのリソースも開放される。
このとき、ユーザ1のマルチメディアセッションBは屋内LAN150の選択された屋内機器を介して継続する。
マルチメディアセッションBは呼の終了まで継続する。
図1のシステムにおいて使用される本発明のもう1つの実施形態によるマルチメディアセッション切り換え方法が図3を参照して以下で説明される。図3を参照して説明される実施形態は、アプリケーションシステムへのマルチメディアセッションの切り換えが、ユーザの移動端末によってではなく、屋内LANの屋内ゲートウェイによって引き起こされる点で、図2を参照して上述したものと異なる。
前述のように、ここでは次のように考える。
・屋内無線ホットスポット160への唯一の無線アクセスポイント、無線ハブ16が存在する。
・ユーザ1は、切り換えのときにおいて進行中の唯一のマルチメディアセッションAを有する。
・屋内LAN150の屋内機器にのみ切り換えが実行される。
マルチメディアセッションの実体であるサービスは、2人のユーザの間のインスタントメッセージング対話(チャット)のような対話を基にしたサービスである。
ステップS11からS19は、それぞれ、図2を参照して上述したステップS1からS9に対応する。簡単にするために、ステップS11からS19はここで再度説明せず、ステップS1からS9の上記説明を参照されたい。
ステップS19の間に、ユーザ1は、屋内ゲートウェイ15に伝達される選択された機器に対応する情報を、移動端末2からマルチメディアセッションを切り換えるために選択された屋内LAN150の屋内機器(例えば、パーソナルコンピュータ12)に送信する。
本発明のこの実施形態の方法において、選択された屋内機器へのマルチメディアセッションの切り換えを要求するのは屋内ゲートウェイ15である(ステップS20)。この目的のために、屋内ゲートウェイ15は、コンテキストの分析結果であるパラメータ含む新たなINVITEリクエストを生成して、新たなマルチメディアセッションBを開始する(この方法はRFC 3261に記載されている)。この新たなINVITEリクエストは、セッションAを終了させるステップS23が引き起こされないことを条件として、ユーザが他者との呼(すなわち、マルチメディアセッションA)を継続することを可能とする。切り換えのために考慮されるパラメータは、次の通りである。
・切り換えの間、変更されずに維持されるユーザのパブリックな識別情報。
・移動端末の代わりにステップS19においてユーザによって選択された端末に情報をルーティングするように修正される接続パラメータ。この接続パラメータは、RFC 3261に規定されており、次の構文規則を使用することができる。
<sip:user_name@selected_indoor_device_IP_address>
・SDPフィールドにおいて、要求されるコーデック、端末のIPアドレス、屋内LANの選択された機器に対応する使用されるメディアのための送信および受信ポートを含むメディアの特性。
続くステップS21からS25は、それぞれ、図2を参照して上述したステップS12からS16に対応し、簡単にするためにその説明を参照されたい。図2を参照して上述したステップS12に対応するステップS21において、マルチメディアセッションA(屋外環境での移動端末による最初のセッション)からマルチメディアセッションB(屋内LANでの選択された屋内機器によって設定されたセッション)への転送のための準備が、屋内LAN150の屋内ゲートウェイ15によってここで送信される切り換え要求に応答して、アプリケーションシステム20によって実行されることが唯一の相違である。
ユーザの移動端末において進行中の1つまたは複数のマルチメディアセッションを屋内ネットワーク機器に切り換えることによって、本発明はユーザと通信事業者の両方に非常にたくさんの利点を提供する。
通信事業者の観点から、本発明は、
・ユーザが使用するアクセスネットワークに関係なく、ユーザに利用可能な新しく革新的なサービスを提案することによって、顧客ベースからの加入の損失率を減少させ、
・より低いコストで固定ネットワークで提供することが可能な移動ネットワークサービスのための運用コストを最適化し、
・拡張されたセッションを通して通信事業者が顧客をとどめることを確実にするサービスの連続性を提供する。
ユーザの観点から、本発明は、
・顧客のセッションが屋内LANに入るときに拡張されることを確実にするサービスの連続性を提供し、
・移動ネットワークでなく固定ネットワークを介してアクセスすることによってサービスを使用するコストを減少させ、
・各種機器を選択するオプションを通して新たな使用を作り出し、
・使用されるネットワーク(屋内または屋外)に関係なく移動性をより容易に管理する。
本発明は、各種の3GPP移動ネットワークにおいて、任意の種類の固定通信ネットワークにおいて、IMSに類似の任意の種類のアプリケーションシステムを用いて実現することができる。
1 ・・・ ユーザ
2 ・・・ 移動端末
10 ・・・ 屋内環境
11 ・・・ 固定電話
12 ・・・ パーソナルコンピュータ
13 ・・・ テレビ
14 ・・・ オーディオプレーヤー
15 ・・・ 屋内ゲートウェイ
16 ・・・ 無線ハブ
20 ・・・ アプリケーションシステム
21 ・・・ 移動通信ネットワーク
22 ・・・ 固定通信ネットワーク
150 ・・・ 屋内LAN
160 ・・・ 屋内無線エリア

Claims (19)

  1. 移動通信ネットワーク(21)に接続された移動端末(2)から屋内ゲートウェイ(15)を含む屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された屋内機器(11,12,13,14)にマルチメディアセッションを切り換える方法であって、
    前記移動端末(2)および前記屋内ゲートウェイ(15)はマルチメディアセッションを設定するアプリケーションシステム(20)に接続され、
    前記方法は、前記移動通信ネットワーク(21)を介して前記移動端末(2)と前記アプリケーションシステム(20)との間で第1マルチメディアセッションを設定するステップを含み、
    a)前記移動端末(2)が前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)の接近を検出するステップと、
    b)前記移動端末(2)において進行中の前記第1マルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器(11−14)を選択するステップと、
    c)前記移動端末(2)が前記選択された機器から屋内機器を有効にするステップと、
    d)前記有効にされた屋内機器と前記アプリケーションシステム(20)との間で第2マルチメディアセッションを設定するステップと、
    e)前記第1マルチメディアセッションを終了するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ステップa)の後、かつ、前記ステップb)の前に、前記移動端末(2)が、前記移動端末(2)において進行中の前記第1マルチメディアセッションの設定に関するデータを前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)の前記屋内ゲートウェイ(15)に送信するステップa1)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップb)において、屋内機器(11,12,13,14)は、前記第1マルチメディアセッションをサポートするために、前記第1マルチメディアセッションの設定に関して受信されたデータ、および、前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された前記屋内機器の機能に応じて、前記屋内ゲートウェイ(15)によって選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記屋内ゲートウェイ(15)は、定期的に、または、前記第1マルチメディアセッションの設定に関するデータの受信に応答して、前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された屋内機器(11−14)の機能を判定することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記ステップd)において、前記第2マルチメディアセッションは、前記移動端末(2)によって前記アプリケーションシステム(20)に送信されるマルチメディアセッション設定要求に応答して設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記屋内ゲートウェイ(15)は、前記有効にされた屋内機器と前記アプリケーションシステム(20)との間の前記第2マルチメディアセッションの設定に関するデータを前記移動端末(2)に送信することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記ステップd)において、前記第2マルチメディアセッションは、前記屋内ゲートウェイ(15)によって送信されるマルチメディアセッション設定要求に応答して設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  8. 屋内ローカルエリアネットワーク(150)へのアクセスハブ(16)の無線電界(160)を検出する手段を含む移動端末(2)であって、
    前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)は、屋内ゲートウェイ(15)に接続された屋内機器(11−14)と、前記アクセスハブ(16)との無線接続を介して前記屋内ゲートウェイ(15)とデータを交換する手段と、を含み、
    前記移動端末(2)とアプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報を前記屋内ゲートウェイ(15)に送信することによって前記無線電界(160)の検出に応答する手段をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  9. 前記屋内ゲートウェイ(15)から送信される屋内機器のリストを表示する手段と、
    前記リストから屋内機器(11,12,13,14)を選択する手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の移動端末。
  10. 前記選択された屋内機器(11,12,13,14)と前記アプリケーションシステム(20)との間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信する手段をさらに含み、
    前記要求は、前記移動端末(2)と前記アプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づくことを特徴とする請求項9に記載の移動端末。
  11. 通信ネットワークからダウンロード可能な、かつ/または、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶された、かつ/または、移動端末(2)のマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記移動端末(2)は屋内ローカルエリアネットワーク(150)のアクセスハブ(16)の無線電界(160)を検出する手段を含み、
    前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)は屋内ゲートウェイ(15)に接続された屋内機器(11−14)を含み、
    前記移動端末(2)は前記アクセスハブ(16)との無線接続を介して前記屋内ゲートウェイ(15)とデータを交換する手段を含み、
    前記コンピュータプログラムは、前記移動端末(2)とアプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報を前記屋内ゲートウェイ(15)に送信することによって前記無線電界(160)の検出に応答するためのプログラムコード命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 前記屋内ゲートウェイ(15)によって送信される屋内機器のリストを表示し、前記リストから屋内機器(11,12,13,14)を選択するためのプログラムコード命令をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記選択された屋内機器(11,12,13,14)と前記アプリケーションシステム(20)との間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信するためのプログラムコード命令をさらに含み、
    前記要求は、前記移動端末(2)と前記アプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づくことを特徴とする請求項11または12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 請求項11から13のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体。
  15. 屋内ローカルエリアネットワーク(150)における屋内機器(11−14)に接続された屋内ゲートウェイ(15)であって、
    前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された前記屋内機器の機能を判定し、前記判定された機能と進行中のマルチメディアセッションの設定に関するデータに応じて、移動端末(2)とアプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器のリストを決定する手段を含むことを特徴とする屋内ゲートウェイ。
  16. 屋内機器(11,12,13,14)と前記アプリケーションシステム(20)との間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信する手段をさらに含み、
    前記要求は、前記移動端末(2)と前記アプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づくことを特徴とする請求項15に記載の屋内ゲートウェイ。
  17. 通信ネットワークからダウンロード可能な、かつ/または、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶された、かつ/または、屋内ローカルエリアネットワーク(150)内の屋内機器(11−14)に接続された屋内ゲートウェイ(15)のマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記屋内ローカルエリアネットワーク(150)に接続された屋内機器の機能を判定し、前記判定された機能と進行中のマルチメディアセッションの設定に関するデータに応じて、移動端末(2)とアプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションをサポートすることが可能な屋内機器のリストを決定するためのプログラムコード命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 屋内機器(11,12,13,14)と前記アプリケーションシステム(20)との間で新たなマルチメディアセッションを設定する要求を送信するためのプログラムコード命令をさらに含み、
    前記要求は、前記移動端末(2)と前記アプリケーションシステム(20)との間で進行中のマルチメディアセッションの設定に関する情報に基づくことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 請求項17または18に記載のコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体。
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