JP2009541582A - 部材から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法 - Google Patents

部材から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法 Download PDF

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Abstract

部材から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法。本発明は、部材(4、120、130)から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法であって、部材(4、120、130)が電解質溶液(2)に浸漬され、電解質(2)に接触した補助電極(3)と部材(4、120、130)とに電流が通されるものに関する。>10〜<90%のデューティサイクルと5mA/cm2〜1000mA/cm2の2つの電流密度と5Hz〜1000Hzの周波数とを有するルーチンで電流はパルス化されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、部材から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法であって、部材が電解質溶液に浸漬され、電解質溶液に接触した補助電極と部材とに電流が通されるものに関する。本発明はさらに、タービン翼から金属被覆を取り除くための方法に関する。
高い温度と腐食性条件に曝される多くの部材は今日一部では多層保護被覆を備えている。これはなかんずくタービン翼等のガスタービン部材にあてはまり、これらの部材は1000℃超の温度で腐食性環境において利用される。しかし被覆は極端な負荷のゆえに損耗し、規則的間隔を置いて更新されねばならない(補修)。このため、部材自体を損傷することなく、まず損傷した古い保護層を部材から完全に取り除く必要がある。この過程はタービン翼補修プロセスの一部である。
タービン翼用保護被覆系はしばしば少なくとも2層で形成されており、第1層として直接に部材に付着層が被着されており、この付着層は多くの場合MCrAlX型の組成を有する。付着層の表面に第2層として例えばセラミック基の断熱層がある。補修の枠内で相応するタービン翼の新規被覆を行うことができるようにするために、まず第1ステップにおいて上側セラミック断熱層が機械的に、例えばサンドブラストによって取り除かれる。次のステップにおいて金属付着層が部材の表面から除去される。これは電気化学的方法を利用することによって行うことができ、タービン翼が電解質溶液に浸漬され、タービン翼とやはり電解質溶液内に配置される補助電極とに適切な電圧が印加される。
例えば、パルス電流を利用して電気化学的プロセスによって部材表面から金属被覆を取り除くための装置および方法が独国特許出願公開第10259365号明細書に述べられている。
しかしながら先行技術で公知の方法ではさまざまな問題が現れる。一方で、過度に強い電流を使用するとタービン翼の母材の損傷を容易に生じることがあり、他方で、タービン翼の動作時間の過程で発生した例えば複雑な結晶質化合物の態様の不純物を完全には取り除くことができないことがやはり有り得、そのことから新規被覆が困難となり、またはまったく不可能となる。
そこで本発明の課題は、一方で結晶質不純物を含めて円滑で完全な層除去が行われ、しかし他方で部材の母材の損傷を生じない、金属被覆を電気化学的に取り除くための方法を提供することである。
この課題は、>0%〜<100%、特に20%〜80%のデューティサイクルと5mA/cm2〜1000mA/cm2、特に10mA/cm2〜300mA/cm2の2つの電流密度と5Hz〜1000Hz、特に25Hz〜300Hzの周波数とを有するルーチンで電流がパルス化されていることによって解決される。
つまりこのパルス電流は上側電流密度と下側電流密度とを交互に有し、従ってゼロに落ち込むことはない。1パルス列の内部で電流が上側電流密度を有する時間は符号tでパルス幅と称され、1パルス列の内部で電流が両方の電流密度を通過する時間は符合Tでサイクル時間と称される。デューティサイクルはパルス幅とサイクル時間との比t/Tである。
一方で、上記パラメータで規定されたパルス電流を使用することによって金属被覆のすみやかで完全な層除去が達成され、他方で部材の損傷が避けられることが判明した。
本発明の1実施形態によれば、デューティサイクルは25%〜75%、特に50%〜75%とすることができる。電流密度は50mA/cm2〜250mA/cm2、特に100mA/cm2〜200mA/cm2、ここでは特に150mA/cm2〜200mA/cm2の範囲内とすることができる。さらに、周波数は50Hz〜275Hz、特に150Hz〜275Hzの範囲内とすべきであることが判明した。
特にタービン翼から金属被覆を取り除くとき下記電流ルーチンが有利であると実証された:デューティサイクル50%、電流密度100mA/cm2と150mA/cm2、周波数150Hz;デューティサイクル75%、電流密度100mA/cm2と150mA/cm2、周波数250Hz;デューティサイクル75%、電流密度150mA/cm2と200mA/cm2、周波数50Hz;デューティサイクル50%、電流密度150mA/cm2と200mA/cm2、周波数250Hz。
第2の実施形態によれば、電解質溶液は無機酸または有機酸または無機塩基または有機塩基、または無機酸と無機塩基および有機酸と有機塩基とから成る混合物を含有し、もしくはそれらから構成することができる。
酸としては例えばHClが適しており、電解質溶液内に20重量%未満、特に10重量%未満、特別には6重量%未満のHCl濃度が有利である。
さらに、電解質溶液がアルカノールアミン化合物、またはこの化合物を含有した塩を抑制剤として含有すると、部材の母材に対する意図せざる腐食作用からの効果的保護を達成できることが判明した。その際、特別適した抑制剤としてトリエタノールアミンまたはその塩の1つが実証された。さらに、カルボン酸および/またはアルデヒド化合物および/または不飽和アルコール等の第2の抑制剤が電解質溶液に付加的に含有されているとき、保護を高めることができる。
本方法では、サンドブラストによる少なくと第2の機械的清浄ステップを設けておくことができ、このステップは、場合によってなお付着している残留被覆を取り除くために例えば電気化学的除層ステップの直後に行うことができる。サンドブラストのとき部材の面積当り30mg/cm2〜160mg/cm2の範囲内の不溶MCrAlX材料が除去されると有利であると実証された。その場合、部材の損傷を生じることなくすみやかな層除去が行なわれる。
1実施形態によれば、直流を使った第2の電気化学的除層ステップを清浄法に設けておくことができる。
これに替わって、第2の電気化学的除層ステップを第2のパルス電流を使って行うこともできる。
有利には、前記の第2のパルス電流のデューティサイクルは第1除層ステップ用の第1パルス電流のデューティサイクルよりも高くすることができ、特に少なくとも20%高くしておくことができる。
前記第2のパルス電流は、50〜99%のデューティサイクルと0.1mA/cm2〜30mA/cm2間の2つの電流密度と10-2Hz〜100Hzの周波数とを有することができる。前記第2のパルス電流のデューティサイクルは、75〜99%、特に好ましくは95〜99%とすることができる。前記第2のパルス電流の2つの電流密度は、0.5mA/cm2〜20mA/cm2、好ましくは1mA/cm2〜16mA/cm2とすることができる。前記第2のパルス電流の周波数は、10-2〜1Hz、好ましくは10-2〜10-1Hzとすることができる。
さらに、前記第2の電気化学的除層ステップは1〜60分間、好ましくは5〜20分間行うことができる。特別好ましい実施形態によれば、前記付加的なパルス電流は99%のデューティサイクルと1mA/cm2〜16mA/cm2間の2つの電流密度と10-2Hzの周波数とを有することができ、前記第2の電気化学的除層ステップはこの電流で特に8分間行うことができる。
前記第2の電気化学的除層ステップが上記サンドブラストの直後に行われると、いまなお部材上に存在する微量の残留金属被覆はこうして取り除くことができる。有利なことに、第2の電気化学的除層ステップの腐食作用が少ないので、意図しない部材損傷が排除される。このステップ後、サンドブラストを再度行うことができる。
実験が示したように、本発明に係る方法は特にタービン翼等のガスタービンの部材に適している。これらの部材はしばしば金属被覆としてMCrAlX層を有し、MはFe、Coおよび/またはNiの群から選択され、XはY、Laまたは希土類元素の群から選択されている。これらの層は本発明に係る方法によって迅速且つ完全に取り除けることが判明した。
本発明の第2の観点によれば、タービン翼から金属被覆を取り除くための請求項34の特徴を有する方法が提供される。
本発明のこの観点の1実施形態では、タービン翼の内部にある諸領域が覆われる。特に内部アルミナ化された諸領域を損傷から保護することができる。覆うのに特にワックスを使用することができる。というのもワックスは燃焼によって残留物なしに容易に取り除くことができるからである。
同様に、タービン翼の翼付根をブラスト前にキャップで覆うことが可能である。こうして翼付根はブラスト材の衝突から保護される。ブラスト後にキャップが再び取り除かれ、継続加工時にキャップが邪魔になることはない。
ブラスト材としてコランダムを使用することができる。これは46メッシュ以下の粒度を有することができる。
第1ブラストステップは5バールの最高ブラスト圧力で、第2のすべてのブラストステップは最高3バールの最高ブラスト圧力で行うことができる。こうして、タービン翼自体が損傷することなく金属被覆の十分に大きな割合を除去することが確保される。
損傷を防止するためにタービン翼の外側領域は覆うことができる。ここでは特にワックスが適している。というのもワックスは燃焼によって残留物なしに容易に取り除くことができるからである。
本発明のこの観点の第2の実施形態によれば、主除層ステップおよび再除層ステップのときタービン翼は被覆領域が電解質溶液に浸漬される。次に、陽極として接続されるタービン翼と電解質溶液に接触した補助電極とに電流が通される。
電解質溶液としてHClを使用することができる。HClの濃度は20重量%未満、特に10重量%未満、特別には6重量%未満とすることができる。
主除層ステップと再除層ステップは15〜25℃、特に18〜22℃の範囲内の電解質溶液温度において行うことができる。
同様に、過度に高い濃度のとき電解質溶液を交換するために、電解質溶液内の金属イオン濃度を監視することが可能である。このことは特に>100ppmの鉄イオン濃度の場合に当てはまる。
電気化学的主除層ステップは請求項1ないし8のいずれか1つに記載の方法で行うことができる。その際、金属被覆部分が迅速に、タービン翼の損傷なしに除去されると有利である。
これに替わって、電気化学的主除層ステップのときタービン翼と補助電極とに直流を通すことができる。
電気化学的除層ステップの持続時間は最高60分とすることができる。
本発明のこの観点の第2の実施形態では、電気化学的再除層ステップのときパルス電流がタービン翼と補助電極とに通される。これに替わって、直流を使用することもできる。
電気化学的再除層ステップは最高30分間行うことができる。
被覆が完全に取り除かれたか否かを点検するために、タービン翼は500〜700℃、特に550〜650℃の範囲内の温度において加熱着色することができる。タービン翼は20〜40分間、特に30分間、加熱着色することもできる。
場合によって存在する残留金属被覆は研磨によって取り除くことができる。さらに、タービン翼は被覆を取り除いた後にマーキングすることができる。
以下、添付図面を参考に1実施例に基づいて本発明が詳しく説明される。
まず本発明に係る方法を実施するための装置が図1に示してある。この装置は電解質容器1から成り、この容器に電解質溶液2が充填されている。この溶液はここでは好ましくは4重量%〜6重量%の塩酸水溶液であり、付加的に例えばトリエタノールアミンを抑制剤として含有している。電解質溶液2に補助電極3とタービン翼4が浸漬されており、タービン翼はその表面にMCrAlX被覆を有する。補助電極3と部材4は発電機5と導電結合されている。
例えば被覆(被覆材料)の再処理の枠内でタービン翼4を清浄にするために、第1ステップでは、場合によってMCrAlX層上に被着されている断熱層が機械的に取り除かれる。この除去は好ましくはサンドブラストまたはウォータジェットまたはドライアイスブラストによって行うことができる。
引き続きタービン翼4はさらにアクティビティブラスト(追加ブラスト)、すなわち特にサンドブラストによる機械的表面処理を施すことができる。
いまやMCrAlX層を備えただけのタービン翼4がMCrAlX層が完全に電解質溶液2と接触するまで電解質溶液2に浸漬され、発電機5と導電結合される。
引き続き発電機5はMCrAlX層を電気化学的に取り除く間にパルス電流を補助電極3とタービン翼4とに通す。
パルス電流は、>10%〜<90%のデューティサイクルと5mA/cm2〜1000mA/cm2の2つの電流密度と5Hz〜1000Hzの周波数とを特徴としている。
図2はこのようなパルス電流のダイアグラムである。このダイアグラムにおいてtはパルス幅、すなわち電流が上側電流密度を有する時間であり、Tは電流が上側電流密度を1回、下側電流密度を1回通過するサイクル時間である。こうして生成されたパルスの幅は周波数1/T=fによって決定される。パルス幅とサイクル時間との比がデューティサイクルである。
図2に示すパルス電流は150mA/cm2の上側電流密度と50mA/cm2の下側電流密度とを有し、そのデューティサイクルは50%である。
MCrAlX層が電気化学的除層ステップによってほぼ完全にタービン翼4から剥ぎ取られた後、電流が切られ、タービン翼4が電解質溶液2から取り出される。
場合によってなおタービン翼4上に存在する残留被覆を取り除くために、好ましくはまずサンドブラストによって機械的清浄ステップが行われる。ここで不溶のMCrAlXはタービン翼4の面積当り30mg/cm2〜160mg/cm2の範囲内で取り除かれるが、この量が30mg/cm2〜70mg/cm2、特に34mg/cm2〜51mg/cm2であると有利であることが分かった。
同様に、タービン翼4をサンドブラストするためにパルス電気化学的除層法は中断することができる。
パルス電気化学的除層法を中断しないことが好ましい。電解質溶液2から取出し後、特に液体内、特に水のなかで洗浄を行うこともできる。
表1と表2が示す特徴組合せがその適性について調べられ、それぞれ良好な結果を示している。
Figure 2009541582
Figure 2009541582
特に特徴組合せ2、3、5、7、8、9でもって高い被覆除去率を達成できることが判明した。
第1サンドブラストに続いて、および/または電気化学的除層ステップ後、直流を使ってさらに第2の電気化学的除層ステップを行うことができる。
図1に示す配置をこのために使用できるのは、基本的に、発電機5が相応する直流を補助電極3およびタービン翼4に印加するようにも設計されているときである。特に約16mA/cm2の直流が良好な結果をもたらすことが判明した。というのは、これによって、タービン翼4の表面に残存する残留被覆を、タービン翼4自体の母材が攻撃を受けることなく、母材を傷つけないように取り除くことができるからである。プロセス時間としては特に8分が適している。
これに替わって、パルス電流を使って第2の電気化学的除層ステップを行うこともできる。このパルス電流は、例えば、99%のデューティサイクルと1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流密度と10-2Hzの周波数とを有することができる。
図3に、下側電流密度が5mA/cm3、上側電流密度が10mA/cm3、デューティサイクルが80%であるこのようなパルス電流が示されている。
さらに、パルス電流を使った前記第2の電気化学的除層ステップのプロセス時間として特に8分が適していることが判明した。
パルス電流を使った前記第2の電気化学的除層ステップによって、タービン翼4の表面にいまなお存在する残留被覆は、タービン翼4自体の母材が攻撃を受けることなく、母材を傷つけないように取り除かれる。
最後になお2つの最終的ステップ、つまり第2のサンドブラストと加熱着色(ヒートティント)を行うことができる。
従って、本発明に係る方法は好ましくは下記ステップを含むことができる:
1.TBC(遮熱被覆)層の取り除き
2.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
3.パルス電流を使った第1電気化学的除層
4.第1サンドブラスト
5.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
6.第2サンドブラスト
7.加熱着色
または
1.TBC層の取り除き
2.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
3.パルス電流を使った第1電気化学的除層
4.第1サンドブラスト
5.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流強度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層
6.第2サンドブラスト
7.加熱着色
または
1.パルス電流を使った電気化学的除層
または
1.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
2.パルス電流を使った電気化学的除層
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流強度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
2.パルス電流を使った第1電気化学的除層
3.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
2.パルス電流を使った第1電気化学的除層
3.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流密度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.サンドブラスト
3.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.サンドブラスト
3.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流強度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
2.パルス電流を使った第1電気化学的除層
3.サンドブラスト
4.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.アクティビティブラスト、特にサンドブラスト
2.パルス電流を使った第1電気化学的除層
3.サンドブラスト
4.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流密度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.第1サンドブラスト
3.直流(例えば、約16mA/cm2で約8分間)を使った第2電気化学的除層
4.第2サンドブラスト
または
1.パルス電流を使った第1電気化学的除層
2.第1サンドブラスト
3.他のパルス電流(例えば、99%のデューティサイクル、1mA/cm2〜16mA/cm2の2つの電流密度、10-2Hzの周波数で約8分間)を使った第2電気化学的除層。
図4は、タービン翼から金属被覆を取り除くための本発明に係る方法をフローチャートの態様で示す。
この方法ではまずタービン翼の内部にあるアルミナ化領域がワックスでマスキングされる。引き続き、タービン翼の翼付根にキャップが装着される。次にタービン翼の被覆領域がブラスト材でブラストされる。ブラスト材は粒度46メッシュ以下のコランダムとすることができる。この第1ブラストステップのときブラスト圧力は最高5バールである。ブラストのときキャップはブラスト材の衝突から翼付根を保護する。第1ブラストステップの終了後、キャップは再び取り外される。
後続の電気化学的除層ステップ前に、場合によって外側にあるタービン翼部分を付加的にワックスでマスキングし、望ましくない電気化学的腐食作用から保護することができる。
電気化学的主除層ステップを行うために、タービン翼の被覆領域は6重量%HClを含有した電解質水溶液に浸漬される。その際、翼付根が電解質溶液と接触しないことが特別重要である。
引き続き、電解質溶液に接触した補助電極とタービン翼とに最高60分間電流が通される。この過程の間、電解質溶液温度が15〜25℃の範囲内であるように配慮される。特に、25℃超の上昇は防止される。さらに、電解質溶液内の金属イオン濃度、特に鉄イオン濃度が監視され、過度に高い値、例えば100ppm超のFeイオン濃度のとき電解質溶液は交換される。
タービン翼と補助電極とに通される電流はこの場合ルーチンでパルス化され、例えば5〜1000mA/cm2の範囲内の2つの電流密度と≧10%〜≦90%のデューティサイクルと5〜1000Hzの周波数とを有することができる。しかしこれに替えてタービン翼と補助電極に直流を通すこともできる。
電気化学的主除層ステップが終了した後にタービン翼は電解質溶液から取り出され、翼付根は上記の如くにキャップで再度覆われる。次に、粒度46メッシュ以下のコランダムで第2ブラストステップが行われ、ここでは、そして他のすべてのブラストステップにおいてブラスト圧力は最高3バールである。キャップが再び取り外され、タービン翼の外側に付けられたマスキングが点検され、場合によっては更新される。
引き続き、電気化学的再除層ステップが行われる。その際、電気化学的主除層ステップにおけると同様に処理され、ここではタービン翼と補助電極とに最高30分間パルス電流が通され、この電流は5mA/cm2と10mA/cm2の2つの電流密度と80%のデューティサイクルとを有する。HCl含有電解質水溶液の温度は25℃を上まわってはならない。プロセス時間は30分以下とすべきである。パルス電流の代わりに直流を使用することもできる。
いまや電気化学的主除層ステップ後と同様にやはり第3ブラストステップが行われる。その際やはり翼付根が覆われ、上記と同じブラストパラメータが使用される。
次に、内マスキングと外マスキングがワックスの燃焼によって取り除かれる。引き続き、第3ブラストステップと同様に次のブラストステップが行われる。
金属被覆が完全に取り除かれたか否かを点検するために、タービン翼は20〜40分間500〜700℃において加熱着色される。除層面が均一に青色に呈色すると、被覆が完全に取り除かれたことを意味する。
加熱着色時に残留被覆がなお発見されたなら、それらは場合によっては研磨によって取り除くことができる。
最後にタービン翼はマーキングすることができ、特に、行われる各除層のために相応するマーキングを行うことができる。これにより、最大許容数の除層を上まわらないことが確保されている。
図5は例示的にガスタービン100を縦部分断面図で示す。ガスタービン100が内部に、軸101を備えて回転軸線102の周りで回転可能に支承されるロータ103を有し、このロータはタービンロータとも称される。
ロータ103に沿って順次続くのは吸込ケーシング104、圧縮機105、同軸状に配置される複数のバーナ107を備えた例えばトーラス状の燃焼室110、特に環状燃焼室、タービン108、そして排気ケーシング109である。
環状燃焼室110は、例えば環状の高温ガス通路111と連通している。そこでは例えば相前後して接続される4つのタービン段112がタービン108を形成する。
各タービン翼112は例えば2つの翼輪で形成されている。作動媒体113の流れ方向に見て高温ガス通路111内で静翼列115に続くのは、動翼120で形成される列125である。
静翼130がステータ143の内部ケーシング138に固定されているのに対して、列125の動翼120は例えばタービンディスク133によってロータ103に取付けられている。ロータ103に発電機または作業機械(図示せず)が連結されている。
ガスタービン100の運転中、圧縮機105によって吸込ケーシング104を通して空気135が吸い込まれて圧縮される。圧縮機のタービン側末端で供給される圧縮空気はバーナ107へと送られ、そこで燃料と混合される。次にこの混合物は燃焼室110内で燃焼されて作動媒体113を形成する。そこから作動媒体113は高温ガス通路111に沿って静翼130および動翼120を通流する。動翼120で作動媒体113が膨張して衝撃を伝達し、動翼120がロータ103を駆動し、ロータはロータに連結された作業機械を駆動する。
高温作動媒体113に曝された部材は、ガスタービン100の運転中熱負荷を受ける。作動媒体113の流れ方向に見て第1タービン段112の静翼130と動翼120は、環状燃焼室110に内張りされる遮熱要素と並んで、最も強く熱負荷を受ける。
そこに存在する温度に耐えるために翼は冷却材によって冷却することができる。同様に、部材の基材は配向構造を有することができる。すなわち、基材は単結晶(SX構造)であるか、または縦配向粒子(DS構造)のみを有する。
部材用、特にタービン翼120、130および燃焼室110の部材用の材料として使用されるのは例えば鉄基、ニッケル基またはコバルト基超合金である。そのような超合金が例えばEP1204776B1、EP1306454、EP1319729A1、WO99/67435またはWO00/44949により公知である。これらの明細書は合金の化学組成に関して本開示の一部である。
同様に、翼120、130は腐食に備えた被覆を有することができる(MCrAlX;Mは鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)の群のうち少なくとも1つの元素、Xは活性元素、イットリウム(Y)および/またはケイ素、スカンジウム(Sc)および/または少なくとも1つの希土類元素、もしくはハフニウムである)。このような合金はEP0486489B1、EP0786017B1、EP0412397B1またはEP306454A1により公知であり、これらは化学組成に関して本開示の一部となるものである。
MCrAlX上にさらに1つの断熱層を設けておくことができ、この断熱層は例えばZrO2、Y23‐ZrO2から成る。すなわちこの断熱層は部分的にも全体的にも、酸化イットリウムおよび/または酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムによって安定化されていない。
例えば電子ビーム蒸着(EB‐PVD)等の好適な被覆法によって断熱層内に柱状粒子が生成される。
静翼130はタービン108の内部ケーシング138に向き合う静翼付根(ここには図示せず)と静翼付根とは反対側の静翼端とを有する。静翼端はロータ103に向き合い、ステータ143の固定リング140に固定されている。
図6は、縦軸線121に沿って延びた流体機械の動翼120または静翼130を斜視図で示す。
この流体機械は飛行機のガスタービン、発電のための発電所のガスタービン、蒸気タービンまたは圧縮機とすることができる。
翼120、130は長手軸線121に沿って順次、固定部400、これに隣接する翼プラットホーム403、翼板406、そして翼端415を有する。
静翼130として翼130はその翼端415に他のプラットホーム(図示せず)を有することができる。
固定部400に形成された翼付根183は動翼120、130を軸またはディスクに固定するのに役立つ(図示せず)。翼付根183は例えばT字形に形成されている。他に、クリスマスツリー形またはダブテール形付根としての形成が可能である。
翼120、130は翼板406を通流する媒体に対して前縁409と後縁412とを有する。
従来の翼120、130では、翼120、130のすべての部分400、403、406において例えば中実金属素材、特に超合金が使用される。
そのような超合金が例えばEP1204776B1、EP1306454、EP1319729A1、WO99/67435またはWO00/44949により公知である。これらの明細書は合金の化学組成に関して本開示の一部である。その際、翼120、130は鋳造法によって、また方向性凝固によって、鍛造法によって、フライス加工法によって、またはそれらの組合せによって作製しておくことができる。
単数または複数の単結晶構造を有する工作物は、運転時に高い機械的、熱的および/または化学的負荷に曝される機械用の部材として利用される。
このような単結晶工作物の作製は例えば溶融体から方向性凝固によって行われる。問題となる鋳造法では、液状金属合金が単結晶構造へと、すなわち単結晶工作物へと凝固され、または方向性凝固される。
樹枝状結晶が熱流に沿って整列し、柱状結晶質粒状構造(柱状。すなわち、工作物の全長にわたって延びる粒子。ここでは、一般的用語法に従って方向性凝固と称する。)または単結晶構造のいずれかを形成する。すなわち、工作物全体が単一の結晶から成る。この方法では、球状(多結晶)凝固への移行を避けねばならない。というのも、非方向性成長によって不可避的に横方向および縦方向粒界が生じ、これが、方向性凝固部材または単結晶部材の良好な特性を無にするからである。
一般に方向性凝固組織とは、粒界を有しないかまたはせいぜい小角粒界を有する単結晶を意味し、また縦方向に延びる粒界を有するが横方向粒界を持たない柱状結晶構造も意味している。第二に指摘したこの結晶構造は方向性凝固組織(directionally solidified structures)とも称される。
このような方法が米国特許第6024792号明細書、EP0892090A1により公知である。これらの明細書は凝固法に関して本開示の一部である。
同様に、翼120、130は腐食または酸化に備えた被覆を有することができる(例えば、MCrAlX;Mは鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)の群のうち少なくと第2の元素、Xは活性元素、イットリウム(Y)および/またはケイ素および/または少なくと第2の希土類元素、もしくはハフニウム(Hf)である)。このような合金はEP0486489B1、EP0786017B1、EP0412397B1またはEP1306454A1により公知であり、これらは合金の化学組成に関して本開示の一部となるものである。
その密度は有利には理論密度の95%である。
保護する酸化アルミニウム層(TGO=熱成長酸化物層)がMCrAlX層上に(中間層としてまたは最外層として)生成する。
MCrAlX上にさらに1つの断熱層を設けておくことができ、この断熱層は有利には最外層であり、例えばZrO2から成る。すなわちこの断熱層は酸化イットリウムおよび/または酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムによって部分的にも全体的にも安定化されていない。
この断熱層がMCrAlX層全体を覆う。例えば電子ビーム蒸着(EB‐PVD)等の好適な被覆法によって断熱層内に柱状粒子が生成される。
別の被覆法、例えば大気プラズマ溶射(APS)、LPPS、VPSまたはCVDが考えられる。断熱層は耐熱衝撃性を改善するために多孔質、マイクロクラックまたはマクロクラックのある粒子を有することができる。つまり断熱層は有利にはMCrAlX層よりも多孔質である。
再加工(補修)とは、部材120、130がそれらの利用後に場合によっては保護層を(例えばサンドブラストによって)取り除かれねばならないことを意味する。その後、腐食層および/または酸化層もしくは腐食生成物および/または酸化生成物の除去が上記の方法によって行われる。場合によってはなお部材120、130のクラックも修理される。その後、部材120、130の再被覆と、部材120、130の再利用が行われる。
翼120、130は中空または中実に実施しておくことができる。
翼120、130が冷却されねばならない場合、翼は中空であり、場合によってはなお膜冷却孔418(小さい丸で示す)を有する。
図7はガスタービンの燃焼室110を示す。燃焼室110は例えばいわゆる環状燃焼室として形成されており、周方向で回転軸線102の周りに配置される多数のバーナ107が共通の燃焼室空間154に通じて火炎156を生成する。このため燃焼室110はその全体が環状構造体として形成され、回転軸線102の周りに配置されている。
比較的高い効率を達成するために燃焼室110は作動媒体Mの比較的高い約1000℃〜1600℃の温度用に設計されている。材料にとって不都合なこれらの動作パラメータの場合でも比較的長い運転時間を可能とするために、燃焼室壁153は作動媒体Mに向き合うその側に、遮熱要素155で形成される内張りを備えている。
合金製の各遮熱要素155は作動媒体側に特に耐熱性の高い保護層(MCrAlX層および/またはセラミック被覆)を備えており、または耐熱材料(中実セラミック煉瓦)から作製されている。これらの保護層はタービン翼と類似させることができ、つまり例えばMCrAlXを意味する:Mは鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)の群のうち少なくと第2の元素、Xは活性元素、イットリウム(Y)および/またはケイ素および/または少なくと第2の希土類元素、もしくはハフニウム(Hf)である。このような合金はEP0486489B1、EP0786017B1、EP0412397B1またはEP1306454A1により公知であり、これらは合金の化学組成に関して本開示の一部となるものである。
MCrAlX上に例えばセラミック断熱層をなお設けておくことができる。このセラミック断熱層は例えばZrO2、Y23‐ZrO2から成る。すなわちこの断熱層は酸化イットリウムおよび/または酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムによって部分的にも全体的にも安定化されていない。
例えば電子ビーム蒸着(EB‐PVD)等の好適な被覆法によって断熱層内に柱状粒子が生成される。別の被覆法、例えば大気プラズマ溶射(APS)、LPPS、VPSまたはCVDが考えられる。断熱層は耐熱衝撃性を改善するために多孔質、マイクロクラックまたはマクロクラックのある粒子を有することができる。
再加工(補修)とは、遮熱要素155がその利用後に場合によっては保護層を(例えばサンドブラストによって)取り除かれねばならないことを意味する。その後、腐食層および/または酸化層もしくは腐食生成物および/または酸化生成物の除去が行われる。場合によってはなお遮熱要素155のクラックも修理される。その後、遮熱要素155の再被覆と、遮熱要素155の再利用が行われる。
それに加えて、燃焼室110の内部の高い温度のゆえに、遮断要素155用もしくはその保持要素用に冷却システムを設けておくことができる。その場合、遮断要素155は例えば中空であり、場合によっては、燃焼室空間154に開口する冷却孔(図示せず)をさらに有する。
本発明に係る方法を実施するための装置を示す略図である。 ルーチンでパルス化された第1電流を示す線図である。 ルーチンでパルス化された第2電流を示す線図である。 タービン翼から金属被覆を取り除くための本発明に係る方法のフローチャートである。 ガスタービンを示す図である。 タービン翼を示す図である。 燃焼室を示す図である。
1 電解質容器
2 電解質溶液
3 補助電極
4、120、130 部材

Claims (53)

  1. 部材(4、120、130)から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法であって、部材(4、120、130)が電解質溶液(2)に浸漬され、電解質溶液(2)に接触した補助電極(3)と部材(4、120、130)とに電流が通されるものにおいて、この電流がパルス化されており、そのルーチンが≧10%〜≦90%、好ましくは≧20%〜≦80%のデューティサイクルと5mA/cm2〜1000mA/cm2、好ましくは10mA/cm2〜300mA/cm2の範囲の2つの電流密度と5Hz〜1000Hz、好ましくは25Hz〜300Hzの周波数とを有する方法。
  2. デューティサイクルが25%〜75%、好ましくは50%〜75%、特に50%である請求項1記載の方法。
  3. 電流密度が50mA/cm2〜250mA/cm2、好ましくは100mA/cm2〜200mA/cm2、特別好ましくは150mA/cm2〜200mA/cm2である請求項1または2記載の方法。
  4. 周波数が50Hz〜275Hz、好ましくは150Hz〜275Hzの範囲内、特に260Hzである請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
  5. デューティサイクルが50%、電流密度が100mA/cm2と150mA/cm2、周波数が150Hzである請求項2、3または4記載の方法。
  6. デューティサイクルが75%、電流密度が100mA/cm2と150mA/cm2、周波数が250Hzである請求項2、3または4記載の方法。
  7. デューティサイクルが75%、電流密度が150mA/cm2と200mA/cm2、周波数が50Hzである請求項2、3または4記載の方法。
  8. デューティサイクルが50%、電流密度が150mA/cm2と200mA/cm2、周波数が250Hzである請求項2、3または4記載の方法。
  9. 電解質溶液(2)が無機酸または有機酸または有機塩基または無機塩基、あるいは無機および有機の酸および/または塩基とから成る混合物を含み、あるいはそれらから成る請求項1ないし8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 酸がHClである請求項9記載の方法。
  11. 20重量%未満、特に10重量%未満、特別には6重量%未満の酸、特にHClが電解質溶液(2)に含有されている請求項9または10記載の方法。
  12. 電解質溶液(2)がアルカノールアミン化合物、またはこの化合物を含有した塩を抑制剤として含有する請求項1ないし11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 抑制剤がトリエタノールアミンまたはその塩の1つであり、または別の有機抑制剤または無機抑制剤との混合物に含有されており、特にトリエタノールアミンのみが使用される請求項12記載の方法。
  14. 他の抑制剤としてカルボン酸および/またはアルデヒド化合物および/または不飽和アルコールが電解質溶液(2)に含有されている請求項13記載の方法。
  15. 少なくと1つの機械的清浄ステップが、好ましくはサンドブラストによって行われる請求項1ないし14のいずれか1つに記載の方法。
  16. 前記機械的清浄ステップが電気化学的除層ステップの前に行われる請求項15記載の方法。
  17. 部材表面から被覆材料が部材(4)の面積当り20mg/cm2〜100mg/cm2、好ましくは34mg/cm2〜68mg/cm2、特別好ましくは34mg/cm2〜51mg/cm2の範囲内で機械的に除去される請求項15または16記載の方法。
  18. 電気化学的除層ステップ後、不溶の被覆材料が部材(4、120、130)の面積当り30mg/cm2〜160mg/cm2、好ましくは34mg/cm2〜68mg/cm2、特別好ましくは34mg/cm2〜51mg/cm2の範囲内で機械的に除去される請求項15記載の方法。
  19. 付加的に第2の電気化学的除層ステップが直流を使って行われ、こうしてなお付着している残留被覆が取り除かれ、直流の電流密度が特に16mA/cm2、プロセス時間が特に8分である請求項1ないし18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 付加的に第2の電気化学的除層ステップが他のパルス電流を使って行われる請求項1ないし18のいずれか1つに記載の方法。
  21. 前記他のパルス電流が、第1電気化学的除層ステップ用の第1パルス電流のデューティサイクルよりも高いデューティサイクルを有する請求項20記載の方法。
  22. 前記他のパルス電流のデューティサイクルが、第1電気化学的除層ステップ用の第1パルス電流のデューティサイクルよりも少なくとも20%高い請求項20記載の方法。
  23. 前記他のパルス電流が50〜99%のデューティサイクルと0.1mA/cm2〜30mA/cm2間の2つの電流密度と10-2〜100Hzの周波数とを有する請求項20記載の方法。
  24. 前記他のパルス電流のデューティサイクルが75〜99%、好ましくは95〜99%である請求項23記載の方法。
  25. 前記他のパルス電流の2つの電流密度が0.5mA/cm2〜20mA/cm2、好ましくは1mA/cm2〜16mA/cm2である請求項23または24記載の方法。
  26. 前記第2のパルス電流の周波数が10-2〜1Hz、好ましくは10-2〜10-1Hzである請求項23ないし25のいずれか1つに記載の方法。
  27. 前記第2の電気化学的除層ステップが1〜60分間、好ましくは5〜20分間行われる請求項22ないし26のいずれか1つに記載の方法。
  28. 前記他のパルス電流が99%のデューティサイクルと1mA/cm2〜16mA/cm2間の2つの電流密度と10-2Hzの周波数とを有し、前記第2の電気化学的除層ステップが特に8分間行われる請求項20記載の方法。
  29. 前記第2の電気化学的除層ステップ後に視認可能な残留被覆材料が部材(4)の面積当り5mg/cm2〜70mg/cm2、好ましくは5mg/cm2〜34mg/cm2の範囲内で機械的に、特にサンドブラストによって除去される請求項1ないし28のいずれか1つに記載の方法。
  30. 部材(4、120、130)がタービン翼または原動機翼である請求項1ないし29のいずれか1つに記載の方法。
  31. 金属被覆がMCrAlX層であり、MがFe、Coおよび/またはNiの群から選択され、Xがイットリウム、ランタンまたは希土類元素の群から選択されている請求項1ないし30のいずれか1つに記載の方法。
  32. タービン翼(4、120、130)から金属被覆を取り除くための方法であって、タービン翼(4、120、130)の部品がマスキングされ、タービン翼(4、120、130)が被覆領域をブラスト材でブラストされ、タービン翼(4、120、130)が電気化学的主除層ステップを施され、タービン翼(4、120、130)が被覆領域をブラスト材でブラストされ、タービン翼(4、120、130)が電気化学的再除層ステップを施され、タービン翼(4、120、130)が被覆領域をブラスト材でブラストされ、タービン翼(4、120、130)がデマスキングされ(マスクを外され)、タービン翼(4、120、130)が被覆領域をブラスト材でブラストされ、被覆が取り除かれたか否かを点検するためにタービン翼(4、120、130)が加熱着色される方法。
  33. タービン翼(4、120、130)の内部にある諸領域が特にワックスで覆われる請求項32記載の方法。
  34. タービン翼(4、120、130)の翼付根(183)をブラスト材の衝突から保護するために翼付根がブラスト前にキャップで覆われ、ブラスト後にキャップが再び取り除かれる請求項32または33のいずれか記載の方法。
  35. ブラスト材としてコランダムが使用される請求項32ないし34のいずれか1つに記載の方法。
  36. 粒度46メッシュ以下のブラスト材が使用される請求項35記載の方法。
  37. 第1ブラストステップが最高5バールのブラスト圧力で行われ、他のすべてのブラストステップが最高3バールのブラスト圧力で行われる請求項32ないし36のいずれか1つに記載の方法。
  38. 第1ブラストステップ後、タービン翼(4、120、130)の外側領域が特にワックスで覆われる請求項32ないし37のいずれか1つに記載の方法。
  39. 電気化学的主除層ステップおよび電気化学的再除層ステップのときタービン翼(4、120、130)が被覆領域を電解質溶液(2)に浸漬され、陽極として接続されるタービン翼(4、120、130)と電解質溶液(2)に接触した補助電極(3)とに電流が通される請求項32ないし38のいずれか1つに記載の方法。
  40. 電解質溶液(2)としてHClが使用される請求項39記載の方法。
  41. 濃度20重量%未満、特に10重量%未満、特別には6重量%未満のHClが使用される請求項40記載の方法。
  42. 主除層ステップおよび再除層ステップが15〜25℃、特に18〜22℃の範囲内の電解質溶液(2)温度において行われる請求項41記載の方法。
  43. 電解質溶液(2)内の金属イオン濃度が監視され、>100ppmの金属イオン濃度、特に鉄イオン濃度のとき電解質溶液(2)が交換される請求項39ないし42のいずれか1つに記載の方法。
  44. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の方法で電気化学的主除層ステップが行われる請求項39ないし43のいずれか1つに記載の方法。
  45. 電気化学的主除層ステップのときタービン翼(4、120、130)と補助電極(3)とに直流が通される請求項39ないし43のいずれか1つに記載の方法。
  46. 電気化学的主除層ステップが最高60分間行われる請求項44または45記載の方法。
  47. 電気化学的再除層ステップのときパルス電流がタービン翼(4、120、130)と補助電極(3)とに通される請求項39ないし46のいずれか1つに記載の方法。
  48. 電気化学的再除層ステップのとき直流がタービン翼(4、120、130)と補助電極(3)とに通される請求項39ないし46のいずれか1つに記載の方法。
  49. 電気化学的再除層ステップが最高30分間行われる請求項47または48記載の方法。
  50. タービン翼(4、120、130)が500〜700℃、特に550〜650℃の範囲内の温度において加熱着色される請求項32ないし49のいずれか1つに記載の方法。
  51. タービン翼(4、120、130)が20〜40分間、特に30分間、加熱着色される請求項50記載の方法。
  52. 残留金属被覆が研磨によって取り除かれる請求項32ないし51のいずれか1つに記載の方法。
  53. タービン翼(4、120、130)が被覆を取り除いた後にマーキングされる請求項32ないし52のいずれか1つに記載の方法。
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