JP2009541046A5

JP2009541046A5 -

Info

Publication number: JP2009541046A5
Application number: JP2009517151A
Authority: JP
Filing date: 2007-06-25
Publication date: 2010-09-02

Claims

水処理プロセスにおける抗菌剤としてのジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物の使用。
水処理プロセスが、飲料水及び／又は排水の精製及び除染である、請求項１記載の使用。
水処理プロセスが、膜濾過システムで実行される、請求項１又は２記載の使用。
ジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物が、式（１）：

（式中、
Ｙは、塩素又は臭素であり、
Ｚは、ＳＯ_２Ｈ、ＮＯ_２、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、Ｃ_１−Ｃ_４アルコキシ、Ｃ_１−Ｃ_６アルキルカルボニル、フェニル又はＣ_１−Ｃ_３アルキル置換フェニルであり、
ｐは、０、１又は２であり、
ｍは、１又は２であり、そして
ｎは、０又は１である）で示される、請求項１〜３のいずれか１項記載の使用。
ジハロゲノ−２−ヒドロキシジフェニルエーテルが、式（２）：

で示され、そして好ましくは式（３）：

で示される、請求項４記載の使用。
水の膜濾過システムの効率を維持する方法であって、該システムをジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物で処理することにより、該システムを細菌及び／又は藻類による腐食から保護することを含む方法。
処理が、膜構造への、又は場合によりその表面層（コーティング）へのジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物の取り込みを含む、請求項６記載の方法。
膜が、有機ポリマーから、好ましくは、酢酸セルロース、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリエステル、芳香族ポリスルホン、芳香族ポリフェニレンスルホン、芳香族ポリエーテルスルホン、ビスフェノール、ポリエーテルケトン、スルホン化ポリエーテルケトン、ポリアミドスルホン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン及びポリテトラフルオロエチレン又はこれらの混合物よりなる群から選択される有機ポリマーから調製される、請求項６又は７記載の方法。
ジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物が、式（１）：

（式中、
Ｙは、塩素又は臭素であり、
Ｚは、ＳＯ_２Ｈ、ＮＯ_２、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、Ｃ_１−Ｃ_４アルコキシ、Ｃ_１−Ｃ_６アルキルカルボニル、フェニル又はＣ_１−Ｃ_３アルキル置換フェニルであり、
ｐは、０、１又は２であり、
ｍは、１又は２であり、そして
ｎは、０又は１である）で示される、請求項６〜８のいずれか１項記載の方法。
ジハロゲノ−２−ヒドロキシジフェニルエーテルが、式（２）：

で示され、そして好ましくは式（３）：

で示される、請求項９記載の方法。
ジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物での処理が、析出又は成形（押出）プロセスによる取り込みを介して実施される、請求項６〜１０のいずれか１項記載の方法。
ジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物の量が、膜材料の重量に基づいて、０．０１〜２．０重量％である、請求項７〜１１のいずれか１項記載の方法。
処理が、ジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物、好ましくは式（１）〜（３）の化合物を含む水性洗浄液で膜濾過システムを洗浄することにより実施される、請求項６記載の方法。
水性洗浄液が、洗浄液の重量に基づいて、０．０１〜２重量％のジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物を含む、請求項１３記載の方法。
膜濾過システムにおける水処理のプロセスであって、膜へのジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物の取り込み、及び／又はジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物での膜濾過システムの抗菌処理の工程を含むプロセス。
水性抗菌洗浄液における請求項１記載のジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物の使用。
水性抗菌洗浄液が、液の重量に基づいて、０．０１〜２．０重量％のジハロゲノ−ヒドロキシジフェニルエーテル化合物を含む、請求項１６記載の使用。