JP2009540243A - フレキシブルパイプ固定方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
構造が比較的簡単であり、容易かつ確実に組立製造が可能であるフレキシブルパイプ本体に、エンドフィッティングを固定する方法及び装置を提供する。
【解決手段】
フレキシブルパイプ本体100の一部の少なくとも1つのアーマ層106をエンドフィッティング300に固定する方法及び装置であって、この固定方法は、少なくとも1個のアーマ層のワイヤを、所定位置でフレキシブルパイプ本体100の軸から離れる方向に曲げ、アーマ層の各ワイヤを、内部カラー500及び外部カラー700の接触面に形成されたガイド溝900に配置し、これら両カラー500及び700の接触面を、相互に押し付け、アーマ層のワイヤを、エンドフィッティング300の所定位置に固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、フレキシブルパイプに対するエンドフィッティングの取付け方法及び装置に関する。特に、本発明は、フレキシブルパイプ本体がエンドフィッティングで終端している際に、フレキシブルパイプの本体の少なくとも1個のアーマ層のワイヤを固定する方法及び装置に関するが、必ずしもこれに限定するものではない。内部カラー部材、及び外部カラー部材の一方又は両方には、1本以上のワイヤを受容する溝又はスロットを設けて、ワイヤの位置決めを助けるようになっている。
従来、フレキシブルパイプは、オイル、ガス、及び水等のプロダクション流体を、1つの場所から他の場所へ搬送するために使用されている。フレキシブルパイプは、海中の場所と海面レベルの場所との接続に特に有用である。一般にフレキシブルパイプは、フレキシブルパイプ本体部分と、1個以上のエンドフィッティングのアセンブリとして形成される。パイプ本体は、典型的には、多層材料のコンポジットとして形成され、耐圧導管を形成する。このパイプ構造によると、その耐用期間中に、パイプの機能を損なう曲げストレスを生じることなく、大きく曲げることができる。このパイプ本体は、複数の金属及びポリマ層の複合構造として形成されるのが一般的である。
フレキシブルパイプのエンドフィッティングは、フレキシブルパイプの複数のセグメントの接続、又はそれらを海中構造体や浮遊設備等の終端機器への接続に使用される。これら及びその他種々の用途において、フレキシブルパイプを、流体を海中のフローラインから浮遊構造体に輸送するライザアセンブリを形成するために使用することができる。このようなライザアセンブリにおいて、フレキシブルパイプの第1セグメントは、更に1以上のフレキシブルパイプに接続されることがある。フレキシブルパイプの各セグメントは、少なくとも1個のエンドフィッティングを備えている。
フレキシブルパイプ本体の端部にエンドフィッティングを設けることに関連して、種々の問題があることはよく知られている。エンドフィッティングは、良好な固定及びシールを保証するものでなければならない。多層フレキシブルパイプの特定の層が終端する際に、特に問題が生じる。フレキシブルパイプ本体は、単一ポリマ層、及び/又はインターロックされた金属層等の極めて異なる材料特性を有する複数の層を備えている。これらの各層を、1つのエンドフィッティングに終端させると、その特性に問題が生じる。
例えば、フレキシブルパイプ本体は、典型的には、一般にポリマシース又は圧力シースとして形成されたバリア層を備えている。かかる層は、主として液保持層として作用する。搬送される流体の圧力により生じる高圧下で、かかる層、又はその下の層の破裂を防止するため、インターロックされたワイヤ層を、バリア層の外部に配置するのが一般的である。また、ワイヤ層により形成されたアーマ層を設けて、張力負荷及び内部圧力に耐えるようにしている。もし、圧力アーマ層が全長にわたって支持されていないと、バリア層又はその下層が、圧力に抗しきれずに破裂して、ターミネート構造を破壊する可能性がある。
アーマ層のワイヤを終端させるとき、これらのワイヤは、フレキシブルパイプ本体の中心軸から曲げられる。このプロセス中に、多くのワイヤは、フレキシブルパイプ本体が終端されるときに、狭い空間に配置される。このことは、フレキシブルパイプを終端している作業者を混乱させ、かつエラーを誘発させる。
本発明は、従来技術の上述した課題に鑑みなされたもので、この課題を少なくとも部分的に軽減した、フレキシブルパイプ固定方法及び装置を提供することを目的としている。
本発明の目的の1つは、フレキシブルパイプ用エンドフィッティングを取り付ける装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的は、内部カラー部材、及び/又は外部カラー部材が、接触面に1以上の溝を備えているフレキシブルパイプ用エンドフィッティングを提供することである。この溝は、アーマ層のワイヤを、予め定めた場所へ配置し、かつ/又は固定するのに使用しうる。
本発明の第1の目的は、フレキシブルパイプ本体の一部の少なくとも1つのアーマ層のワイヤを、エンドフィッティングに固定する方法であり、次のステップを備えている。
−少なくとも1つのアーマ層のワイヤを、フレキシブルパイプ本体の所定位置で、その軸から離れる方向へ曲げる
−アーマ層の各ワイヤを、エンドフィッティングの内部カラー部材、及び外部カラー部材の少なくとも1つの接触面に設けられた溝内に配置する
−内部カラー部材及び外部カラー部材の接触面を、相互に押し付けて、固定位置のアーマ層のワイヤを、固定位置でエンドフィッティングにロックする。
本発明の第2観点は、外部カラー部材をフレキシブルパイプ本体に固定する装置であって、
−筒状の外部カラーネック部、及び
−このネック部の一端から外方に延びる外部カラー本体部を備え、
−本体部は、複数の溝を有するカーブした支持面を備え、フレキシブルパイプをエンドフィッティングに取り付けた際に、フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤの少なくとも一部が、これらの溝に配置されるようになっていることを特徴としている。
本発明の第3観点は、内部カラー部材をフレキシブルパイプ本体に取り付ける装置であって、
−筒状の内部カラーネック部、及び
−このネック部の一端から外方に延びる内部カラー本体を備え、
−この内部カラー本体は、複数の溝を有するカーブした支持面を備え、フレキシブルパイプ本体をエンドフィッティングに取り付けた際に、フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤの少なくとも一部が、前記溝内に配置されるようになっていることを特徴とする。
本発明の実施の形態によると、それぞれ、1以上の溝又はスロットが形成された接触面を含む内部カラー部材、及び/又は外グカラー部材が提供される。これらの溝又はスロットは、1本以上のワイヤを受容し、ユーザがフレキシブルパイプ本体をターミネートするとき、ワイヤを正しく位置決めするガイドとなる。これらの溝又はスロットは、内部及び外部カラー部材の両方に形成され、相互に合体するよう配置されているのが好ましい。このようにすると、ワイヤは、適正に配置されるのみならず、所定位置にロックされる。
上述の如き特徴的な構成を有する本発明のフレキシブルパイプ固定方法及び装置によると、次の如き実用上の顕著な効果が奏せられる。即ち、フレキシブルパイプ本体の一端を、内部カラー部材及び外部カラー部材を有するエンドフィッティングにより終端させるので、エンドフィッティングを、簡単、確実かつ正確な位置に固定することができる。
また、内部カラー部材、及び外部カラー部材の接触面の少なくとも一方には、複数のガイド溝が形成され、フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤを、溝内に配置して確実に固定することができる。
更に、フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤは、内部及び外部カラー部材の接触面のカーブ、又は傾斜により決まる角度で曲げられるので、過度に曲げられて、その強度を損なうことがない。
以下、本発明によるフレキシブルパイプの終端のために、エンドフィッティングの内部カラー、又は外部カラーを取り付けるフレキシブルパイプ固定方法及び装置の好適な実施の形態の構成及び作用を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本明細書を通じて、フレキシブルパイプを例として説明する。ここで、フレキシブルパイプは、パイプ本体100と、1個以上のエンドフィッティングのアセンブリを意味し、各エンドフィッティングは、パイプ本体の一端を終端させている。
図1は、パイプ本体100が複数の層状材料の複合体であり、耐圧導管を形成していることを示す。図1には、多数の特定の層が示されているが、本発明は、2以上の層を含む複合パイプ本体に、広く適用可能である。
図1に示す如く、フレキシブルパイプ本体100は、最内カーカス層101を備えている。このカーカス層101は、インターロックした金属構造体であり、パイプの減圧、外部圧力、アーマ張力、及び機械的な圧縮負荷により、内部圧力シース102が全体的又は部分的に崩壊されるのを防止する最内層となるものである。
この内部圧力シース102は、典型的には、ポリマ層を備え、内部の流体の漏洩を防止するようになっている。このバリア層又は障壁は、多くのサブ層から構成されていることを理解されたい。
圧力アーマ層103は、フレキシブルパイプの内圧、外圧、及び機械的な圧縮負荷に対する耐力を増加させる、レイアングルが90°に近いストラクチャ層である。また、この層は、内部圧力シースを構造的にサポートし、典型的には、インターロックされた金属層である。
また、フレキシブルパイプ本体100は、1以上のテープ層104、第1張力アーマ層105、及び第2張力アーマ層106を備えている。各張力アーマ層は、レイアングルが、典型的には20°と55°の間であるストラクチャ層である。各層は、張力負荷及び内圧保持のために使用される。これらの張力アーマ層は、典型的には、相互に反対方向に向けて巻回されている。
また、フレキシブルパイプ本体100は、典型的には、絶縁層107及び海水の浸入を防止すると共に、その他の外部環境、腐食、侵食、及び機械的なダメージを防止するために使用されるポリマ層よりなる外部シース108を備えている。
各フレキシブルパイプは、パイプ本体100のセグメント、及びそのフレキシブルパイプの少なくとも一端に配置されたエンドフィッティングにより構成されている。エンドフィッティングは、フレキシブルパイプ本体とコネクタとの間のトランジションを形成するメカニカルデバイス又は機構部品である。例えば図1に示す如き複数の異なるパイプ層は、フレキシブルパイプ及びコネクタ間の荷重を伝達するように、エンドフィッティングでターミネート又は終端されている。
図2は、海中の位置201から浮遊施設202へ、オイル、ガス、又は海水等のプロダクション流体を輸送するのに好適な垂直パイプアセンブリ200を示す。図2において、海中位置201は、海中フローラインである。このフレキシブルフローライン203は、全体的又は部分的に、海底204に設置されているか、又は海底に埋設され、かつ静的な用途に使用されるフレキシブルパイプにより構成されている。浮遊施設202は、プラットフォーム、ブイ、又は図2に示す如く船舶でもよい。
垂直パイプ200は、フレキシブル垂直パイプであり、船舶と海底施設を連結するフレキシブルパイプである。このフレキシブルパイプは、フレキシブルパイプ本体の2個のセグメント2051、2052、及びこれら隣接するパイプ本体のセグメント間の1個のジャンクション、又は接続部206を備えている。
当業者には周知のように、複数の異なるタイプの垂直パイプがある。本発明の実施の形態では、自由垂下(フリー、懸垂)タイプ、ある程度拘束された(ブイ、チェーン)タイプ、完全に拘束又はチューブ内に包囲された(J又はJチューブ)タイプの何れかのタイプの垂直パイプを使用してもよい。また、本発明の実施の形態では、一端又は両端が、エンドフィッティングにより終端された、単一の長尺パイプ本体、又は2以上のセグメントを有するマルチセグメントの垂直パイプを使用することができる。
また、本発明の実施の形態は、垂直パイプに適用されているが、エンドフィッティングをフレキシブルパイプ本体の端部に使用しなければならない場合に、汎用的に適用可能であることは理解しうると思う。
図3は、フレキシブルパイプ用のエンドフィッティング300の断面図である。このエンドフィッティング300は、その全長に沿って延びる内部孔302を有するエンドフィッティング本体301を備えている。このエンドフィッティング本体301は、スチール、又はその他適当な剛性材料からなっている。エンドフィッティング本体301の第1端には、開口部303が設けられ、その中に、フレキシブルパイプ本体100のセグメントの端部が挿入されている。
エンドフィッティング本体301の他端は、コネクタ304である。これは、エンドフィッティング本体のディスク状の広がった部分に形成されている。このコネクタ304は、フレキシブルパイプ本体の隣接セグメントのエンドフィッティング本体のマッチングするコネクタに直接接続可能である。これは、ボルト又はその他の固定メカニズムを使用して行われる。この構成により、エンドフィッティングは、背中合わせに配置可能である。これに代わって、コネクタ304を、フレキシブルパイプが固定される船舶、プラットフォ−ム、又はその他の浮遊又は固定構造物に接続することができる。
図4は、エンドフィッティング本体301の詳細を示し、図4Aは、軸方向に沿う縦断面図、図4Bは、端面図である。開口領域302は、エンドフィッティング本体301のオープンリム400により形成されている。このリム400は、円形の開口であり、フレキシブルパイプ本体を挿入可能である。内面401には、第1段状領域402、及び別の段状領域403が設けられている。第1段状領域402は、フレキシブルパイプ本体をエンドフィッティングに配置したとき、バリア層シーリングリングを受け入れる。別の段状領域403は、フレキシブルパイプ本体の層のシーリングエンド用シーリングリングを受け入れるようになっている。内面401の残りの部分は、滑らかな孔であり、使用時には、輸送流体がこの部分を流れる。
エンドフィッティング本体301、本体の腰部から外部へ延びる締め付け領域404を有し、フレキシブルパイプ本体をエンドフィッティングにターミネートするプロセス中に、エンドフィッティングの他の部分を固定してもよい。
図4Bは、三角図法におけるエンドフィッティング本体300の端面の拡大図である。シーリングリング306は、エンドフィッティング本体の段状領域403の端部に配置され、骨組層及びバリア層の端部のシールを助けている。
図5は、内部カラー500の詳細を示し、図5Aは縦断面図、図5Bは端面図である。内部カラー500は、カラー本体501、及びそれから延びるネック502を有している。内部カラー500は、内部カラー500の内面を定める断面を有する中心孔503を有する。内部カラー本体501及びネック502は、一体形成されているが、別体で構成してもよい。ネック502の端部において、外面505には曲面506又は傾斜面が形成されている。この曲面506は、この表面により支持される内部張力アーマ層の最小曲率半径により選択された曲率半径を有する。これについての詳細は、後述する。
図5Bは、図5Aを右方から見た内部カラー500の端面図である。内部カラー500は、一体部品であり、取り付け/組立工程中の効率を改善している。本発明の実施の形態に応じて、内部カラー500を、複数の部品により形成することがある。
図6は、フレキシブルパイプ本体のバリア層102の外面とエンドフィッティング本体301との間のシールを形成するために使用可能なシールリング600を示す。図6Aは端面図、図6Bは縦断面図、図6Cは、図6Bの周縁部の拡大図である。
シールリング600は、金属、及び典型的にはシリコーンベースのエラストマ部品の組み合わせ構成であってもよい。シールリング600は、環状のリングであり、当接面602を含む矩形状の本体601を有する。図3に示す如く、当接面602は、内部カラー部材の本体により形成されているリム部と当接する。また、シールリング600は、エンドフィッティング本体の内部係合面と係合するよう構成された滑らかな外面604を有する楔状部603を備えている。シールリング600の楔状部603の内面605には、細かい突起が設けられている。これらの突起が、バリア層の外面に部分的に食い込むことにより、良好なシールが得られる。しかし、これらの突起は極めて細かいので、シールリング600がバリア層とシール係合する際に、バリア層の材料のマイクロクラックは阻止される。
後で詳述するように、エンドフィッティング300の本体301は、内部カラー部材600に向けて引っ張られるので、エンドフィッティング本体の係合面はシールリング600の外面604と係合する。これにより、シールリング600を図3中の左から右方向へ押し付けて、当接面602が内部カラー本体の面と衝突するようになる。これ以上右への移動は阻止される。エンドフィッティングの本体301が左から右へ更に移動すると、シールリング600の楔状部603を変形させ、内面605をターミネートされたフレキシブルパイプ本体のバリア層102と密着させて、シール構造になる。
図7Aは、外部カラー700の端面図、図7Bは、縦断面図である。外部カラー700は、筒状のネック701を有し、その第1先端部702には、テーパが形成されている。このテーパ端703は、外部カラー700をフレキシブルパイプ本体の選択された層間に容易に差し込むことができる。テーパにより、外部カラー700の選択された層間への押し込みは助けられる。
図3において、外部カラー700は、外部シース及び張力アーマ層106間に配置されている。図3に示すフレキシブルパイプ100は、図示の便宜上、図1に示す全ての層を示していないことに留意されたい。外部カラー700は一体構造であり、取り付け/組立工程の効率は改善されている。外部カラー700を、本発明の他の実施の形態として、複数の部品により形成してもよい。
外部カラー700は、本体部704、及びそれから延びるネック701を有している。本体部704は、ネック701に対して外側に延びている。ネック701の内面705は、筒状であるが、開口706に向けて外広がりしている。この内面の曲面707は、緩やかな曲面であり、内部カラー500のカーブした外面の曲率半径と同様の曲率半径を有するのが好ましい。
このようにすると、フレキシブルパイプ本体の張力アーマ層106が、選択された位置708でバリア層から離れるように曲げられ、最も外側の張力アーマ層は、曲面707に沿って曲げられる。よって、曲面707は、張力アーマ層の最小曲率半径を決定する。
張力アーマ層の残りの部分は、エンドフィッティング300内の空洞に納められ、これにより、ワイヤは終端される。この空洞には、後述の如くエポキシが充填され、ワイヤはこの位置にロックされる。
再度図3を参照すると、エンドフィッティング300は、ケーシング307を備えている。このケーシング307は、1個以上のボルト308、又はその他の固定メカニズムにより、エンドフィッティング本体300に固定されている。ケーシング307は、ハウジングとして機能し、図6に示すタイプの外部シールリング309を介して、フレキシブルパイプの外部シース108にシールされる。
ケーシング307は、先ずエンドフィッティング300に取り付けられ、次にエンドプレート310が、ケーシング307に固定される。このエンドプレート310が、ハウジングに向けて駆動されて、エンドプレート310をハウジングに固定されるにつれて、プレート310は、外部シール309を、図3中の右から左方向へ駆動する。よって、シールの楔状部の外面は、ケーシング307の面311と当接する。これにより、内向きの力を生じ、シールリングの楔状部を、外部シース108の外面とシール係合させる。
張力アーマ層106の端部312は、ハウジング307及びエンドフィッティングの本体301の内面と、内部カラー500との間に形成された空洞313内で終端している。この空洞313には、エポキシ、その他の流体状のシール材料が充填され、末端を実質的に固定している。これにより、エンドフィッティングの構成部品を所定位置にロックし、それらが移動するのを阻止している。
図8は、図3に示すエンドフィッティング300の部分切断図である。図8に示す如く、フレキシブルパイプ本体100のセグメントの端部は、エンドフィッティング300の端部に挿入される。エンドフィッティング300の残りの端部で、コネクタ304は剛性構造を提供し、隣接するエンドフィッティング、又はその他の構造体の対応するコネクタに、ボルト又はその他の固定手段で固定され、これにより、フレキシブルパイプにより構成されるフローラインは固定される。
フレキシブルパイプ100の端部は、エンドフィッティング内で終端し、多層フレキシブルパイプの各層は、エンドフィッティング300の長さ方向の特定の位置で終端される。幾つかのシールが設けられ、パイプ及びエンドフィッティングの中空部に沿って流れる輸送流体の漏洩を阻止している。
次に、本発明によるフレキシブルパイプのセグメントの固定、又はターミネーション方法の好適な実施の形態について説明する。フレキシブルパイプ100は、エンドフィッティング300内で終端させられる。そのために、フレキシブルパイプ本体の端部を所望長さで切断する。次に、エンドフィッティング300の各部を、パイプの開口している端部に通す。これらの部品は、ケーシング307、エンドプレート(外部カラー)310、及び外部シールリング309を含んでいる。
次に、多層フレキシブルパイプ100を構成する各層を、選択された長さで切断する。例えば、外部シース108は、カーカス層101及びバリア層より遥かに短く切断される。他方、張力アーマ層は、少し長目に切断される。
次に、外部カラー700は、フレキシブルパイプ本体の開放端の所定位置に挿入される。例えば、外部カラー700のネックは、外部シース及び最も外側の張力アーマ層間に挿入してもよい。一度挿入されると、外部カラー700は、フレキシブルパイプ本体100の層間の圧力により所定位置に保持される。外部カラー700のネックを押し込むことにより、それを所定位置にロックする。
次に、アーマワイヤ312を、フレキシブルパイプ本体100のバリア層の隣に保持するために外方に曲げる。この折り曲げは、選択された領域706において行われる。図3に示す如く、この位置は、外部カラー700の本体部の内面に形成された曲面の位置に対応する。アーマ層を曲面に沿って曲げることにより、ワイヤの最小曲率半径が制御され、過度な折り曲げが生じないようになる。
表面測定、及びサンディング、又は研磨等の各シール面の準備を、内部カラー500を外部カラー700の所定相対位置に固定する手順の後に行う。これは、長いボルト314、又はその他の固定手段を使用して行ってもよい。
内部カラー500は、単一のリング、又は分割してボルトで連結したリングにより製造可能である。摩擦又はエポキシ樹脂接着材を使用するボンディング等のその他の被着メカニズムにより、或いは外部カラー700にボルト締めして所定位置に固定してもよいが、典型的には長いボルト314を使用する。アーマ層がバリア層と平行位置から離れるように一度曲げられ、かつ内部カラー500が所定位置に固定されると、シールリング600をパイプの開口の周囲に配置する。
次に、エンドフィッティング本体301を、内部カラー500の本体の端部へ向けて移動する。このエンドフィッティング本体301をパイプに向けて引き寄せる動作により、内部シールリング600をスエッジして、流体のバリアが形成される。
この実施の形態において、内部カラー500は、十分な力で所定位置に固定して、スエッジプロセス実施中に最小移動となるようにする。これは、シールリングが取り付けられる位置、及びその他全てのコンポーネントの相対位置を制御可能にするという利点を有する。
エンドフィッティング本体301を所定位置に位置決めし、その後、シールリング600を本体上で引き寄せることにより、ボルト313を締め付けて、非固定内部カラー500が図3中の矢印Bの方向へ移動するのは好ましくない。その理由は、シールリング600が固定される位置が、他のコンポーネントに対して固定されるが、内部カラー500の他のコンポーネントに対する位置は、スエッジプロセスの前には固定されないためである。
更に、内部シールリング500を、最初矢印Bの方向にスエッジし、一度それがその下のポリマ層に食い込むと、内部シールリング500は固定されたままであり、エンドフィッティング本体301が矢印Aの方向へ移動して、絶縁体リング305を潜在的に破損する虞がある。
次に、エンドフィッティング本体301を、内部カラー500の本体の端部に向けて移動させる。エンドフィッティング300がフレキシブルパイプ100に向けて移動すると、フレキシブルパイプ100は内部カラー500及び外部カラー700により、固定位置に保持されるおそれがある。エンドフィッティング本体300が、図3中の矢印Aの方向に移動させられると、肩402の部分として形成される係合面は、シールリング600を内部カラー500と当接関係となる。
図3で左から右へ更に移動させると、エンドフィッティング300の肩が、シールリングの楔状部をフレキシブルパイプ本体のバリア層の外部層と緊密なシール関係にする。これにより、シールは付勢される。
次に、エンドフィッティング本体301を、ボルト又はその他の締め付けメカニズムを使用して、内部カラー500にボルト締めする。次に、アーマワイヤの自由端312を、この段階で部分的に形成されている空洞313内の位置に曲げる。この位置の概要は、図3中に示されている。
アーマワイヤは、内部カラー500の本体の外部周辺、及びエンドフィッティング本体301の外面に支持してもよい。これらのワイヤは、ストラップを使用して所定位置に固定される。次に、外部ジャケット307を、ボルト308を使用してエンドフィッティング本体301の腰部に固定する。これにより、空洞313が形成される。
先にフレキシブルパイプ本体100上にフープされている外部シールリング309を、図3中の矢印Bの方向へスライドさせて、所定位置、即ちジャケット307の内面、及びフレキシブルパイプ本体100の外部シース108間に形成される空間へ移動させる。
次に、エンドリング310を、ジャケット307にボルト締めする。このエンドリング310が取り付けられるにつれて、ジャケット307に向けて、図3の矢印Bの方向へ押し付けられる。これにより、シールリング309をジャケット307の当接面に向けて押し付けてシールする。
この段階で、エンドフィッティング300は、垂直方向に吊られる。次に、エポキシ又はその他の流動性シール剤を、注入ポート(図示せず)から注入して、エンドフィッティング300内の空洞313を充填する。これにより、ワイヤを所定位置に更にロックして、機械的な一体性を良好にする。
フレキシブルパイプの従来のエンドフィッティングでは、アーマワイヤを所定位置に固定する材料で空洞313を充填する前には、エンドフィッティングの全重量は、シールリング600が、その下の流体バリアにアンカーすることにより支えていた。シールリングのこの直接ローディングは、エンドフィッティングプロセス中に、シールリングの移動を生じさせ、その機能を損なう危険性があった。しかし、内部カラー500をパイプに固定すると、負荷は、内部カラー500及びシールリング600に分担され、空洞の充填前に、エンドフィッティング300を操作することに関連する危険を低減することができる。
本発明のある実施の形態では、内部カラー500は、何らかのメカニズム(典型的には、長いボルト314を使用)により、十分な力で、外部カラー700の近傍に固定され、アーマワイヤ層を、外部カラー700の曲面、及び内部カラー500の曲面間にクランプされる。これにより、ワイヤを所定位置にロックする。内部カラー500及び外部カラー700が、それぞれ曲面を有する代わりに、これらのカラーの何れか一方のみに支持面を設けてもよいことは理解しうると思う。更に、曲面の代わりに、単なる直線面、即ち傾斜面であってもよい。
本発明のその他の実施の形態によると、内部カラー500、及び/又は外部カラー700の少なくとも一方の支持面には、溝を設けてもよい。図9は、本発明の1つの実施の形態による内部カラー500の曲面506、及びネック502の詳細を示す。尚、便宜上、図9には、内部カラー500の一部のみを示してある。この内部カラー500は、筒状の一体構造、又は複数のセグメントで形成してもよい。
内部張力アーマ層106の一部を形成するワイヤは、パイプ本体100に対して高い倒れ角度で巻回されている。曲げ領域708において、それぞれ下のバリア層から離れるように曲げられているので、各ワイヤは、対応するガイド溝又はスロット900には位置される。このガイド溝900は、ワイヤの全直径を収容するのに十分な深さであるのが好ましいが、ガイド溝900はより浅くてもよい。ガイド溝900は、ワイヤ直径の半分の深さであり、外部カラー700の曲面707に、これに見合ったガイド溝が形成されているのが好ましい。
第1アーマ層は、フレキシブルパイプ本体100に対して第1角度で配置され、更なる張力アーマ層は、異なる角度で巻回されていることは理解しうると思う。そのような場合には、更なるガイド溝(図示せず)を、内部カラー500の曲面506に、これら更なるワイヤの角度に対応する角度で形成してもよい。内部カラー500及び/又は外部カラー700の少なくとも一方の曲面に、ガイド溝又はスロットを設け、内部カラー及び外部カラーの曲面同士を重ね合わせるようにする。これにより、内部カラー500のネック502は、最大可能距離だけ延び、フレキシブルパイプ100のバリア層を可能な限り大きく支持可能にする。
内部カラー500のネック502及び外部カラー本体のネックは、エンドフィッティング本体301、及びそれと一体的に保持されるフレキシブルパイプ本体100の領域間のバリア層を支持するのが有効である。また、これは、ワイヤを所定位置にロックして移動を阻止し、エンドフィッティングのエポキシ、又はその他を破壊しないようにするのを助ける。
従って、本発明の実施の形態によると、フレキシブルパイプのエンドフィッティングが提供される。このエンドフィッティングは、エンドフィッティングにターミネートされるフレキシブルパイプ本体のセグメントの端部を受ける開口が形成されたエンドフィッティング本体を有する。内部カラー500は、フレキシブルパイプに固定され、この内部カラーは、筒状孔を有する内面を有する長いネックを含んでいる。この孔の直径は、フレキシブルパイプ本体のバリア層の外面直径に近似するように選択される。
フレキシブルパイプ本体が、この中心孔に挿通され、この内部カラー500のネック(及び本体の一部)の内面は、フレキシブルパイプ本体のバリア層を支持する。これにより、輸送される流体の圧力により、バリア層の材料が不支持位置で押されて漏れ出すのが防止される。
本発明の実施の形態によると、カーブした外表面を有する端部領域を含む内部カラーが提供される。この外表面のカーブ又は曲面は、エンドフィッティングにターミネートする際に、アーマ層のワイヤをフレキシブルパイプの軸から遠ざかる方向に曲げるとき、フレキシブルパイプのアーマ層のワイヤの曲率半径を決定する。また、本発明の実施の形態によると、内面領域に配置され、同様の曲面を有する外部カラー部材が提供される。
さらに、本発明の実施の形態により、フレキシブルパイプ本体の端部を、エンドフィッティングに終端するとき、フレキシブルパイプの1以上のアーマ層のワイヤを固定する方法が提供される。この固定方法は、ワイヤをフレキシブルパイプの軸から遠ざかる方向へ曲げ、かつ各ワイヤを個別に溝に配置する(複数のワイヤを適切に配置してもよい)。内部カラー及び外部カラーの接触面は、相互に押圧して、アーマ層のワイヤを予め決めた位置にロックしてもよい。これにより、空洞を充填するために使用したエポキシが壊れるのが防止される。ワイヤを所定位置に確実にロックしていなければ、アーマワイヤの鋏のような作用により、エポキシが破壊される虞がある。
また、本発明の実施の形態によると、エンドフィッティングをフレキシブルパイプ本体に固定する方法が提供される。この固定方法は、例えば、内部カラー及び外部カラーをフレキシブルパイプ本体の端部に固定する剛性構造を含んでいる。次に、エンドフィッティングは、内部カラーの如き剛性構造に固定される。フレキシブルパイプ本体を、エンドフィッティングへ向けてではなく、このエンドフィッティング本体を、フレキシブルパイプ本体へ向けて引き寄せることにより、一層有効な組立又は製造方法が提供される。
この明細書の記述及び特許請求の範囲を通して、「備える」、「含む」及びその他の種々の用語は、「含み、かつそれに限定されない」を意味し、それ以外を除外するものではない。
また、本明細書において、単数形の表現は、複数形をも含むものとする。更に、ここに明示した実施の形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。
本発明を適用するフレキシブルパイプ本体の1例の詳細構成を示す一部きり書いた斜視図である。 本発明の応用例である垂直パイプアセンブリの一例を示す図である。 図1のフレキシブルパイプ本体の一端及びそこにターミネートされたエンドフィッティングの断面図である。 図3中に示すエンドフィッティング本体の詳細図であり、(A)は縦断面図及び(B)は端面図である。 図3中に示すエンドフィッティングを構成する内部カラー部材の詳細図であり、(A)はその軸方向の断面図及び(B)は端面図である。 図3中に示すエンドフィッティングを構成するシールリングの詳細図であり、(A)は端面図、(B)は軸方向の断面図及び(C)は(B)の周縁部の拡大図である。 図3中に示すエンドフィッティングを構成する外部カラーの詳細図であり、(A)は端面図及び(B)は(A)の線A−Aに沿う断面図である。 図3中に示すフレキシブルパイプ及び一部切り欠いたエンドフィッティングの外観図である。 図5に示す内部カラーに形成されたフレキシブルパイプのアーマワイヤ用ガイド溝の説明図である。
符号の説明
100 フレキシブルパイプ
101 カーカス層
102 内部圧力シース
103 圧力アーマ層
106 張力アーマ層
108 外部シース
300 エンドフィッティング
301 本体
304 コネクタ
305 絶縁体リング
306 シールリング
307 ケーシング
308 ボルト
309 外部シールリング
310 エンドプレート
311 面
312 張力アーマ層(ワイヤ)の端部
313 空洞
400 オープンリム
401 内面
402、403 段状領域
404 締付け領域
500 内部カラー
501 内部カラー本体
502 ネック
503 中心孔
505 外面
506 曲面
600 シールリング
602 当接面
603 楔状部
604 外面
605 内面突起
700 外部カラー
701 ネック
702 先端部
703 テーパ部
704 本体部
705 内面
706 開口
707 曲面
708 選択された位置
900 ガイド溝

Claims (15)

  1. フレキシブルパイプの一部の少なくとも1つのアーマ層のワイヤをエンドフィッティングにより固定するフレキシブルパイプ固定方法であって、
    前記フレキシブルパイプの所定位置において、フレキシブルパイプの少なくともアーマ層のワイヤを、前記フレキシブルパイプの軸から離れる方向に曲げるステップと、
    前記アーマ層の各ワイヤを、前記エンドフィッティングの内部カラー部材及び外部カラー部材の少なくとも一方の接触面に形成された溝に配置するステップと、
    前記内部カラー部材、及び前記外部カラー部材の接触面を、一体として前記アーマ層のワイヤを前記エンドフィッティングの前記所定位置に固定するステップ
    とを備えることを特徴とするフレキシブルパイプ固定方法
  2. 内部アーマ層の各ワイヤを、前記内部カラー部材の接触面の対応する溝に配置するステップと、
    外部アーマ層の各ワイヤを、前記外部カラー部材の接触面の溝に配置するステップ
    とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルパイプ固定方法。
  3. 内部アーマ層の各ワイヤを、前記内部カラー部材、及び前記外部カラー部材の一方の接触面の溝に配置するステップを、更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルパイプ固定方法。
  4. 前記外部カラー部材を、前記フレキシブルパイプ本体の層間の、前記フレキシブルパイプの外部シース及び前記フレキシブルパイプ本体の少なくとも1つのアーマ層間にあるスロット位置に配置するステップを、更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルパイプ固定方法。
  5. 前記内部カラー部材を、前記外部カラー部材に固定するステップを更に備え、前記内部カラー部材、及び前記外部カラー部材の接触面は、前記固定ステップ中に、一緒に引っ張られることを特徴とする請求項4に記載のフレキシブルパイプ固定方法。
  6. 略筒状の内部カラーネック部と、前記ネック部の少なくとも第1端から外方へ延びる内部カラー本体とを備え、前記ネック部の他端領域には、複数のガイド溝が形成され、フレキシブルパイプ本体がエンドフィッティングに取り付けられる際に、前記フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤが、少なくとも部分的に前記ガイド溝内に配置されることを特徴とする、フレキシブルパイプ本体に内部カラーを取り付けるフレキシブルパイプ固定装置。
  7. 前記ガイド溝は、前記アーマ層の全てのワイヤを受容する十分な深さを有することを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  8. 前記アーマ層は、2つのワイヤ層であり、前記ガイド溝は、前記両層からのワイヤを受容することを特徴とする請求項6又は7に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  9. 略筒状の外部カラーネック部と、前記外部カラーネック部から外方へ延びる外部カラー本体部とを備え、前記外部カラー本体部は、複数の溝を含むカーブした支持面を備え、フレキシブルパイプ本体がエンドフィッティングに取り付けられる際に、前記フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤが、前記溝に少なくとも部分的に配置されることを特徴とするフレキシブルパイプに外部カラーを取り付けるフレキシブルパイプ固定装置。
  10. 前記各溝は、前記アーマ層の全てのワイヤを受容する十分な深さを有することを特徴とする請求項9に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  11. 前記アーマ層は、2層のワイヤを備え、前記複数の溝は、前記2層のワイヤを受容することを特徴とする請求項9又は10に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  12. 前記ネック部の端部領域にはテーパが形成され、前記外部カラーの前記フレキシブルパイプの層間への挿通を、容易にしていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  13. 略筒状の内部カラーネック部と、前記ネック部の一端から外方へ延びる内部カラー本体とを備え、前記内部カラー本体部は、複数の溝を含むカーブした支持面を備え、フレキシブルパイプ本体をエンドフィッティングに取り付ける際に、前記フレキシブルパイプ本体のアーマ層のワイヤを、少なくとも部分的に前記溝内に配置することを特徴とする内部カラーを、フレキシブルパイプの部分に取り付けるフレキシブルパイプ固定装置。
  14. 前記各溝は、アーマ層の全てのワイヤを受容する十分な深さを有することを特徴とする請求項13に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
  15. 前記アーマ層は、2層のワイヤから構成され、前記複数の溝は、前記両層からのワイヤを受容する溝により構成されていることを特徴とする請求項13又は14に記載のフレキシブルパイプ固定装置。
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