JP2009540096A - メチルエステルスルホネートを含有する洗濯用洗剤 - Google Patents

メチルエステルスルホネートを含有する洗濯用洗剤 Download PDF

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Abstract

約6%〜約35%の界面活性剤成分を含有する洗濯用洗剤組成物であって、前記界面活性剤成分が、前記組成物の約0.5〜約15%重量のMES混合物であって、約8%〜約50%の平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物がC16MESを含み、C16MESと界面活性剤成分との比率が約0.3未満である、洗濯用洗剤組成物。

Description

本発明は、改善された洗浄、良好な安定性を有し、かつより低コストの、メチルエステルスルホネートを含有する洗濯洗剤組成物に関する。
メチルエステルスルホネート(「MES」)界面活性剤は現在、洗濯用洗剤を含む多くの用途に使用されており、パーム油、又はココナッツ油等の再生可能な資源から生産することができる。近年における石油化学製品の価格の高騰に伴い、これらの再生可能な資源の界面活性剤は、一定の洗濯用洗剤処方に含めるための更に魅力的な選択肢となってきている。MESの生産のためのプロセスは非常に周知であり、確立されている(例えば、ケミトンコーポレーション(The Chemithon Corporation)に対する、米国特許第5,587,500号、同第5,723,533号、及び同第6,058,623号を参照)。一般的にいえば、天然油(又はトリグリセリド)は、メチルエステル及びグリセロールへ化学的に変換される。メチルエステルは、次いでα位置でスルホン化され、その後に所望のαスルホン化メチルエステルスルホネート分子への最適な変換を確実にするように温浸工程が続く。温浸工程の後、この物質は一般に漂白及び中和され、これらの2つの工程は、当技術分野において既知の一定のプロセスに記載のいずれの順序でなされることも可能である。
様々な副産物が、MESプロセスの間に形成される場合があり、それぞれの副産物は、完成した洗剤処方におけるMESの全体としての性能及び安定性に影響を及ぼすことがある。1つのこのような副産物は、一般的に「二塩」と称され、別のカチオンで中和されたエステルのメチル部分も有した、(α位置でスルホン化、及び中和された)望ましいMES分子の中和された形態として記載される場合がある。この二塩分子は、同等のMES分子と異なる特性を有し、一定の性能及び安定性の問題を生じる可能性がある。この理由のため、ほとんどのMESプロセスでは、プロセスの間に形成される二塩の濃度を最小限にしようと試みる(一般的にこの基準は約10%未満である)。これは一般的に、高pHの領域を避けるための中和工程をしっかりと制御し、かつ中和の前に存在する水の濃度を最小限にすることによって達成される。
この二塩の濃度の最小限化は、プロセス投資を必要とし、従って、低二塩濃度を有するMES物質の価格は、高二塩濃度を有するMESよりも概して高い。過去に、二塩は、クリーニング性能及び安定性にマイナスの影響がある可能性がある望ましくない物質として考えられてきたため、この超過コストは受け入れられてきた。
従って、二塩のより高い濃度を有するより安価なMESを使用することが可能な、良好なクリーニング性能、及び安定性の両方を有するコスト削減型洗濯洗剤組成物を開発するための必要性が存在する。
意外にも、より高濃度の二塩を有するMESは、良好なクリーニング性能及び安定性を伴う処方に成功し得ることが見出された。更に、所定のプロセスで達成されたMESの色は、意外にも、二塩の濃度を増加させることが可能な場合、改善が可能であることが見出された。理論によって制限されることなく、これは、一定濃度の二塩の形成をさほど考慮に入れずにより厳密な漂白工程が実行され得るという事実による。
従って、本発明は、洗濯洗剤組成物であって、
a)約6%〜約35%の界面活性剤成分を含み、この界面活性剤成分が、
i)組成物の約0.5〜約15重量%のMES混合物であって、約8%〜約50%の平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物が、C16MESを含み、かつ好ましくはC16MESと合計界面活性剤との比率が約0.3未満、より好ましくは約0.2未満であり、かつ
ii)C16MESと界面活性剤成分との比率が約0.3未満である、洗濯洗剤組成物に関する。
本発明は、液体又はゲル洗濯洗剤組成物であって、
a)約6%〜約35%の界面活性剤成分、及び
b)水、を含み、
界面活性剤成分が、
iii)組成物の約0.5〜15重量%のMES混合物であって、約8%〜約50%の平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物がC16MESを含み、好ましくは対するC16MESと合計界面活性剤との比率が約0.3未満、より好ましくは約0.2未満であり、かつ
iv)に対するC16MESと界面活性剤成分との比率が約0.3未満である、液体、又はゲル洗濯洗剤組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、約0.5〜約6%のC16MESであって、約20%を超える平均濃度の二塩を有する、上記の組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、組成物の約0.5重量%〜約6重量%のMES混合物であって、前記MES混合物がC10、C12、C14、C18及びこれらの混合物から選択されるMESの少なくとも1つの他の鎖長を更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が約0.7未満である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の二塩の平均濃度が、MES混合物の約15重量%〜約25重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の二塩の平均濃度が、MES混合物の約8重量%〜約50重量%、或いは約10〜約50重量%、或いは約10重量%〜約40重量%、或いは約12重量%〜約40重量%、更に或いは約15重量%〜約25重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、高可溶性アルキルサルフェート、線状アルキルベンゼンスルホン酸塩、エトキシ化アルキルサルフェート、エトキシ化アルコール、及びこれらの混合物の群から選択される少なくとも1つの他の主要な界面活性剤を含む、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、MES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.6を下回る、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がMES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.5を下回る上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がLAS及びHSASを更に含み、LAS及びHSASの合計がAES、MES、及び非イオン性界面活性剤の合計以下である、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がHSASを含有し、HSASとMESとの比率が約1:6〜約6:1である、上記組成物に更に関する。
本発明は、前記組成物が1つ以上の任意の洗剤成分を更に含む、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、組成物の約0.5重量%〜約6重量%のMES混合物を含み、前記MES混合物がC10、C12、C14、C18、及びこれらの混合物から選択されるMESの少なくとも1つの他の鎖長を更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が約0.6未満、好ましくは約0.5未満である、上記組成物に更に関する。
洗濯洗剤組成物
本発明の洗濯洗剤組成物は、MES界面活性剤を含有し、粒状、粉末、液体、ゲル、タブレット、液体タブレット、又はこれらの組み合せを含む、多数の形状であってもよい。一実施形態において、洗濯洗剤組成物は、強力液体洗濯洗剤組成物である。別の実施形態において、洗濯洗剤組成物は、粒状洗剤である。粒状及び/又は粉末洗剤組成物の例は、例えば、第4,412,934号、第4,490,271号、第4,515,705号、第4,587,054号、第4,605,509号、第4,986,420号、第4,997,590号、第5,137,209号、第5,373,960号、第5,458,809号、第5,458,810号、第5,460,752号、第5,470,507号、第5,489,392号、第5,516,448号、第5,554,587号、第5,565,422号、第5,569,645号、第5,679,630号、第5,691,297号、第5,733,862号、第5,795,854号、第5,891,838号、第5,932,532号、第5,955,419号、第6,015,781号、第6,017,871号、第6,020,303号、第6,060,443号、第6,066,611号、第6,133,222号、第6,228,828号、第6,228,829号、第6,251,846号、第6,326,348号、第6,384,011号、第6,689,739号に見出され得る。
従って、本発明は、
a)約6%〜約35%の界面活性剤成分を含み、前記界面活性剤は、
v)前記組成物の約0.5〜約15重量%のMES混合物であって、約8%〜約50%の平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物がC16MESを含み、好ましくはC16MESと界面活性剤の合計との比率が約0.3未満であり、より好ましくは約0.2未満であり、かつ
vi)C16MESと界面活性剤成分との比率が約0.3未満であることを特徴とする、洗濯洗剤組成物に関する。
本発明は、
a)約6%〜約35%の界面活性剤成分、及び
b)水、を含み
前記界面活性剤成分が、
vii)前記組成物の約0.5〜約15重量%のMES混合物であって、約8%〜約50%の平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物がC16MESを含み、好ましくはC16MESとの合計界面活性剤との比率が約0.3未満であり、より好ましくは約0.2未満であり、かつ
viii)C16MESと界面活性剤成分との比率が約0.3未満である、液体又はゲル洗濯洗剤組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、約0.5〜約6%のC16MESであって、約20%を超える平均濃度の二塩を有する、上記の組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、組成物の約0.5重量%〜約6重量%のMES混合物であって、前記MES混合物がC10、C12、C14、C18及びこれらの混合物から選択されるMESの少なくとも1つの他の鎖長を更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が約0.7未満である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の平均濃度がMES混合物の約8重量%〜約50重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の二塩の平均濃度が、MES混合物の約8重量%〜約50重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の平均濃度がMES混合物の約15重量%〜約25重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、MES混合物の二塩の平均濃度が、MES混合物の約8重量%〜約50重量%、或いは約10〜約50重量%、或いは約10重量%〜約40重量%、或いは約12重量%〜約40重量%、更に或いは約15重量%〜約25重量%である、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、高可溶性アルキルサルフェート、線状アルキルベンゼンスルホン酸塩、エトキシ化アルキルサルフェート、エトキシ化アルコール、及びこれらの混合物の群から選択される少なくとも1つの他の主要な界面活性剤を含む、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、MES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.6を下回る、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がMES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.5を下回る上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がLAS及びHSASを更に含み、LAS及びHSASの合計がAES、MES、及び非イオン性界面活性剤の合計以下である、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分がHSASを含有し、HSASとMESとの比率が約1:6〜約6:1である、上記組成物に更に関する。
本発明は、前記組成物が1つ以上の任意の洗剤成分を更に含む、上記組成物に更に関する。
本発明は、界面活性剤成分が、組成物の約0.5重量%〜約6重量%のMES混合物を含み、前記MES混合物がC10、C12、C14、C18、及びこれらの混合物から選択されるMESの少なくとも1つの他の鎖長を更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が約0.6未満、好ましくは約0.5未満である、上記組成物に更に関する。
界面活性剤成分
本発明の洗濯洗剤組成物は、前記組成物の約6重量%〜約90重量%の界面活性剤成分を含有する。一実施形態において、前記組成物は、組成物の約6重量%〜約50重量%、或いは約6重量%〜約35重量%の界面活性剤成分を含有する。
界面活性剤成分は、MES混合物を含み、任意に他の界面活性剤を含んでもよい。MES界面活性剤に加えて、本願で使用されてもよい他の界面活性剤は、アニオン、非イオン性、カチオン性、双極性イオン、及び/又は両性界面活性剤を含む。
アルキルエステルスルホネート界面活性剤(「MES」)
本明細書で使用するとき、「MES」は、一般的にメチルエステルスルホネート形状で使用される、アルキルエステルスルホネート界面活性剤を指す。本発明は、MESを含む洗濯洗剤組成物に関する。本明細書で有用なMES界面活性剤は、式
Figure 2009540096
式中、Rは、平均で、C6〜C22アルキル、R’は平均でC1〜C8アルキル、Mは、アルカリ金属又はアルカリ土類金属カチオン、又はこれらの混合物であり、Mがアルカリ金属カチオンのときnは1であり、Mがアルカリ土類金属カチオンのときnは2である。
これらのスルホン化アルキルエステルの疎水性部分は、α−位置でスルホン酸基を有する。即ち、スルホン酸基は、カルボニル基と近接する炭素原子に位置付けられる。スルホン化脂肪酸アルキルエステルのR部分と対応する疎水性部分のアルキル部分は、平均C6〜C22のアルキルにある。好ましくは、この疎水性部分のアルキル部分、Rは、特にR’がメチルであるとき、平均して直鎖C8〜C16炭化水素にある。
スルホン酸アルキルエステルのエステル部分を形成しているR’は、平均C1〜C8アルキルにある。好ましくは、R’は、平均C1〜C6アルキルにあり、最も好ましくはC1アルキル、即ちメチルにある。
一実施形態において、Rが、平均で、C14〜C16アルキル(およそ、例えば、約95% C14、5% C16混合物)、及びR’がメチルであるような配分である。別の実施形態において、Rが、平均で、C12〜C16アルキル(およそ、例えば、3% C12、28% C14、69% C16混合物)、及びR’がメチルとなるような配分である。更に別の実施形態において、Rが、平均で、C10〜C16アルキル(およそ、例えば、60% C10、35% C12、5% C14混合物)、及びR’がメチルとなるような配分である。更なる実施形態において、R及びR’の前述の配分の混合物も採用されてもよい。
カチオン部分、Mは、アルカリ金属又はアルカリ土類金属カチオン、若しくはこれらの混合物である。好ましくは、Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム、及びこれらの混合物より選択される。最も好ましくは、Mは、ナトリウム、又はナトリウムを含有する混合物である。Mがアルカリ金属カチオン(価数=1)であるとき、nは1であり、Mがアルカリ土類金属カチオン(価数=2)であるとき、nは2である。
アルキルエステル界面活性剤を製造する方法は十分に説明され、当業者に既知である。米国特許番号第4,671,900号、同第4,816,188号、同第5,329,030号、同第5,382,677号、同第5,384,422号、同第5,475,134号、同第5,587,500号、同第6,780,830号を参照されたい。MESは、ヒューイッシュ(Huish)から市販されている。
前記プロセスに使用されるMES及び本発明の組成物は、固体/フレーク、及び/又は液体界面活性剤プレミックスとして、あらゆる形状で含まれてもよい。
実施形態によっては、本発明に有用な界面活性剤は、「主要界面活性剤」であってもよい。本明細書で使用するとき、「主要界面活性剤」は、組成物の、約1重量%以上の量の組成物に存在する、あらゆる洗剤界面活性剤を指す。
アニオン性界面活性剤類
本明細書で有用な好適なアニオン性界面活性剤は、洗剤製品に一般的に使用される従来のアニオン性界面活性剤の種類のあらゆるものを含む。これらには、アルキルベンゼンスルホン酸類及びそれらの塩類、並びにアルコキシル化又は非アルコキシル化アルキルサルフェート物質類が挙げられる。
代表的なアニオン性界面活性剤は、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸類、好ましくは、C11〜14アルキルベンゼンスルホン酸類のアルカリ金属塩類である。一実施形態において、アルキル基は、直鎖であり、このような直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は「LAS」として知られる。アルキルベンゼンスルスルホン酸類、特にLASは、当該技術分野において周知である。そのような界面活性剤及びそれらの製造は、例えば、米国特許第2,220,099号及び同第2,477,383号に記載されている。好ましくは、ナトリウム及びカリウム線状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩であり、アルキル基における炭素原子の平均数は約11〜14である。ナトリウムC11〜C14、例えば、C12、LASはそのような界面活性剤の具体的な例である。
他の代表的な種類のアニオン性界面活性剤にはエトキシ化アルキルサルフェート界面活性剤類が含まれる。アルキルエーテルサルフェート類又はアルキルポリエトキシレートサルフェート類としても既知のそのような物質類は、式:R’−O−(CO)−SOMに相当するものであり、式中、R’はC〜C20アルキル基であり、nは約1〜20であり、及びMは塩生成カチオンである。具体的な実施形態では、R’はC10〜C18アルキルであり、nは約1〜15であり、及びMはナトリウム、カリウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム、又はアルカノールアンモニウムである。より具体的な実施形態において、R’はC12〜C16であり、nは約1〜6であり、及びMはナトリウムである。
アルキルエーテルサルフェート類は、一般に、種々のR’鎖長及び種々のエトキシ化度を含む混合物の形態で使用される。しばしばそのような混合物はまた、必然的にいくつかの非エトキシルアルキルサルフェート物質、すなわち、上記エトキシ化アルキルサルフェート式で、式中、n=0である界面活性剤類も含有することになる。非エトキシ化アルキルサルフェート類もまた本発明の組成物に別途加えてもよい、かつ存在することもある任意のアニオン性界面活性剤成分として又は構成成分中で使用してよい。非アルコキシル化、例えば非エトキシ化、アルキルエーテルサルフェート界面活性剤の具体例は、高級C〜C20脂肪族アルコール類の硫酸化により製造されるものである。従来の一級アルキルサルフェート界面活性剤は一般式ROSO (式中、Rは直鎖又は分枝鎖であってよい典型的に線状C〜C20ヒドロカルビル基であり、Mは水溶性化カチオンである)を有する。具体的な実施形態では、RはC10〜C15アルキルであり、Mはアルカリ金属であり、より具体的には、RはC12〜C14であり、Mはナトリウムである。
本明細書で有用なアニオン性界面活性剤の例は、a)C11〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、b)C10〜C20一級、分岐鎖及び任意のアルキルサルフェート(AS)、c)式(I)及び(II)を有するC10〜C18二級(2、3)アルキルサルフェートを含む。
Figure 2009540096
式(I)及び(II)中のMは、電気的中性を与える水素又はカチオンであり、全てのM単位は、界面活性剤と関連しようが補助成分と関連しようが、熟練者により分離された形態又は化合物が使用される系の相対的なpHにより、水素原子又はカチオンのいずれかであることが可能であり、好ましいカチオンの非限定例には、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びこれらの混合物が挙げられ、xは少なくとも約7、好ましくは少なくとも約9の整数であり、yは少なくとも8、好ましくは少なくとも約9の整数であるもの、d)C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート類(AES)であって、式中、好ましくはxは1〜30であるもの、e)好ましくは1〜5のエトキシ単位を含むC10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート類、f)米国特許第6,020,303号、及び同第6,060,443号で考察される中鎖分岐状アルキルサルフェート類、g)米国特許第6,008,181号、及び同第6,020,303号で考察される中鎖分岐状アルキルアルコキシサルフェート類、h)WO 99/05243、WO 99/05242、WO 99/05244、WO 99/05082、WO 99/05084、WO 99/05241、WO 99/07656、WO 00/23549、及びWO 00/23548で考察される変性されたアルキルベンゼンスルホネート(MLAS)、i)メチルエステルスルホネート(MES)、及びj)α−オレフィンスルホネート(AOS)。
非イオン性界面活性剤類
本明細書で有用な好適な非イオン性界面活性剤は、洗剤製品で通常使用される従来の非イオン性界面活性剤のいかなる種類をも含むことができる。これらには、アルコキシル化脂肪族アルコール類及びアミンオキシド界面活性剤類が挙げられる。本明細書における洗剤組成物に使用する通常のものは、通常液体である非イオン性界面活性剤である。
本明細書の使用に好適な非イオン性界面活性剤類には、アルコールアルコキシラート非イオン性界面活性剤類が挙げられる。アルコールアルコキシラート類は一般式:R(C2mO)OHに記載の物質であり、式中、RはC〜C16アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約2〜12の範囲である。好ましくは、Rは、第一級又は第二級でもよいアルキル基であり、約9〜15個の炭素原子、より好ましくは約10〜14個の炭素原子を含有する。一実施形態では、アルコキシル化脂肪族アルコール類はまた、分子当り約2〜12個のエチレンオキシド部分、より好ましくは分子当り約3〜10個のエチレンオキシド部分を含有するエトキシ化物質である。
本明細書における、洗濯洗剤組成物に有用なアルコキシル化脂肪アルコール物質は、しばしば約3〜17に及ぶ親水性−親油性バランス(HLB)を有する。この物質のHLBは、約6〜15、或いは約8〜15の範囲であってもよい。アルコキシル化脂肪族アルコール非イオン性界面活性剤類は、シェル・ケミカル社(Shell Chemical Company)により商標名ネオドール(Neodol)及びドバノール(Dobanol)で市販されている。
本明細書で有用な非イオン性界面活性剤の別の好適な種類は、アミンオキシド界面活性剤である。アミンオキシド類は、しばしば当該技術分野において「半極性」非イオン性物質と呼ばれる物質である。アミンオキシド類は、式:R(EO)(PO)(BO)N(O)(CHR’).qHOを有する。この式中、Rは、飽和又は不飽和、直鎖又は分岐鎖であることができる比較的長鎖のヒドロカルビル部分であり、8〜20個、好ましくは10〜16個の炭素原子を含有することができ、より好ましくはC12〜C16第一級アルキルである。R’は短鎖部分で、好ましくは水素、メチル及びCHOHから選択される。x+y+zが0と異なる場合、EOはエチレンオキシ、POはプロピレンオキシ、及びBOはブチレンオキシである。アミンオキシド界面活性剤類は、C12〜14アルキルジメチルアミンオキシドにより例示される。
他の非イオン性界面活性剤は、a)シェル(Shell)のネオドール(NEODOL)(登録商標)非イオン性界面活性剤等の、C12〜C18アルキルエトキシレート、b)アルコキシレートユニットはエチレン及びプロピレンユニットの混合物である、C〜C12アルキルフェノールアルコキシレート、c)C12〜C18アルコール及びC〜C12アルキルフェノールと、BASFのプルロニック(Pluronic)(登録商標)のようなエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーとの縮合体)、d)米国特許番号第6,150,322号で考察される、C14〜C22中鎖分岐アルコールBA、e)x1〜30は、米国特許番号第6,153,577号、同第6,020,303号、及び同第6,093,856号で考察される、C14〜C22中鎖分岐アルキルアルコキシレート、BAE、f)レナード(Llenado)による、1986年1月26日発行の米国特許番号第4,565,647号で考察されるアルキル多糖、特に、米国特許番号第4,483,780号、及び同第4,483,779号で考察されるアルキルポリグリコシド、g)米国特許番号第5,332,528号、WO 92/06162、WO 93/19146、WO 93/19038、及びWO 94/09099で考察されるポリヒドロキシ脂肪酸アミド、並びに、h)米国特許番号第6,482,994号及びWO 01/42408号で考察されるエーテル末端保護されたポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤が挙げられる。
アニオン性/非イオン性の組み合せ
本明細書における洗濯洗剤組成物において、界面活性剤成分は、MESとのアニオン及び非イオン性界面活性剤の組み合せを含んでもよい。この場合、アニオン性と非イオン性との重量比は、典型的には10:90〜90:10、より典型的には30:70〜70:30の範囲である。
陽イオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤は、当技術分野において周知であり、これらの例は、26までの炭素原子を有することが可能である、四級アンモニウム界面活性剤を含む。追加の例には、a)米国特許第6,136,769号で考察されるアルコキシラート四級アンモニウム(AQA)界面活性剤類、b)米国特許第6,004,922号で考察されるジメチルヒドロキシエチル四級アンモニウム、c)PCT国際公開特許WO 98/35002、WO 98/35003、WO 98/35004、WO 98/35005、及びWO 98/35006で考察されるポリアミンカチオン性界面活性剤類、d)米国特許第4,228,042号、同第4,239,660号、同第4,260、529号、及び米国特許第6,022,844号で考察されるカチオン性エステル界面活性剤類、並びにe)米国特許第6,221,825号及びPCT国際公開特許WO 00/47708で考察されるアミノ界面活性剤類、具体的にはアミドプロピルジメチルアミン(APA)が挙げられる。
双極性界面活性剤
双極性界面活性剤の例は、二級及び三級アミンの誘導体、複素環式二級、及び三級アミンの誘導体、又は四級アンモニウムの誘導体、四級ホスホニウム又は三級スルホニウム化合物を含む。双極性界面活性剤の例については、米国特許第3,929,678号(ラフリン(Laughlin)ら、1975年12月30日発行)、19欄38行〜22欄48行を参照のこと。アルキルジメチルベタイン及びココジメチルアミドプロピルベタイン、C〜C18(好ましくはC12〜C18)アミンオキシド類、並びにスルホ及びヒドロキシベタイン類を含むベタイン、例えば、アルキル基がC〜C18、好ましくはC10〜C14であり得るN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ−1−プロパンスルホネートが挙げられる。
両性界面活性剤類
両性界面活性剤の例は、二級、又は三級アミンの脂肪族誘導体、又は脂肪族ラジカルは、直鎖又は分岐鎖であることが可能である、複素環式二級、及び三級アミンの脂肪族誘導体を含む。脂肪族置換基のうち1つは、少なくとも約8個の炭素原子、典型的には約8〜約18個の炭素原子を含有し、及び少なくとも1つが、アニオン性水溶性基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。両性界面活性剤の例については、米国特許第3,929,678号(1975年12月30日発行、ラフリン(Laughlin)ら)の19欄18行〜35行を参照のこと。
他の任意の洗剤成分
本明細書における洗濯洗剤組成物は、1つ以上の任意の洗剤組成物を含有してもよい。
本明細書で有用な任意の洗剤成分は、色相染料、不透明化剤、粘度変性剤、洗浄性研磨剤、酵素、酵素安定剤(プロピレングリコール、ホウ酸及び/又はホウ砂等)、泡抑制剤、土壌懸濁剤、汚れ放出剤、他の布地ケア有益剤、ポリマー、柔軟剤、pH調整剤、キレート化剤、スメクタイト粘土、溶媒、ヒドロトロープ及び相安定剤、構造化剤、転染防止剤、蛍光増白剤、香料及び、着色剤等の、当該技術分野において既知のものを含む。種々の任意の洗剤組成物成分は、本明細書の組成物中に存在する場合、それらの望ましい寄与を組成物又は洗濯操作にもたらすため、慣習的に使用されている濃度で利用されるべきである。しばしば、そのような任意の洗剤組成物成分の合計量は組成物の約0.1重量%〜約50重量%、より好ましくは約1重量%〜約30重量%である。
本発明の一実施形態において、補助剤成分は、研磨剤、増白剤、移染防止剤、キレート剤、ポリアクリレートポリマー、分散剤、着色剤染料、色相染料、香料、加工助剤、漂白剤添加物、漂白活性化剤、漂白前駆体、漂白剤触媒、溶媒、共溶媒、向水性物質、液体支持材料、相安定剤、汚れ放出ポリマー、酵素安定剤(本明細書に記載の可逆性ペプチドプロテアーゼ阻害剤、及び/又は可逆性芳香族プロテアーゼ阻害剤以外)泡抑制剤、不透明化剤、泡増量剤、腐食防止剤、ラジカルスカベンジャー、塩素スカベンジャー、構造化剤、柔軟剤添加物、他の衣類柔軟剤、pH調節剤、蛍光増白剤、スメクタイト粘土、構造剤、保存料、増粘剤、着色剤、衣料柔軟材、流動性調節剤、賦形剤、殺菌剤、及びこれらの混合物から選択されてもよい。(米国特許番号第3,936,537号(バスカービレJr(Baskerville, Jr.)ら、1976年2月3日発行、米国特許番号4,285,841号、バラット(Barrat)ら、1981年8月25日発行、米国特許番号第4,844,824号、メーメルスティーン(Mermelstein)ら、1989年7月4日発行、米国特許番号第4,663,071号、ブッシュ(Bush)ら、米特許番号第4,909,953号、サドロースキ(Sadlowski)ら、1990年3月20日発行、米国特許番号第3,933,672号バルトレッタ(Bartoletta)らに対する1976年1月20日発行、及びゴールト(Gault)ら、に対する第4,136,045号、1979年1月23日発行、及び米国特許番号第4,762,645号タッカー(Tucker)ら、1988年8月9日発行、6欄3行〜7欄24行も参照のこと)。
上記の任意の洗剤成分のリストは、包括的であることを意図せず、列挙されていない可能性のある、当該技術分野において周知の他の任意の洗剤成分も組成物に含まれてもよい。
美観
あらゆる市販、又は非市販の容器のみならず、本明細書の前述の洗剤組成物は、望ましい外見又は美観を有してもよい。組成物及び/又は容器は、真珠光沢のある液体等の、不透明、透明、又は半透明のいかなる色、又は外見であってもよい。一実施形態において、濃縮された洗剤組成物は、空気又は気泡、懸濁液体液滴、単数又は複数の乳濁液液滴、懸濁粒子等、並びにこれらの組み合せを含有してもよい。更に、組成物及び/又は容器は、あらゆる色、又は色の組み合せであってもよい。更に、組成物及び/又は容器は、例えば、様々な屈折指数の組み合せ、真珠光沢、オパール色、反射、ホログラフ効果、金属色、グロス仕上げ、マット仕上げ等、並びにこれらの組み合せ等の、あらゆる視覚的な処置を有してもよい。
一実施形態において、本発明の洗濯洗剤組成物は、半透明、又は透明であり、半透明、又は透明な容器に梱包され、或いは、このような組成物は色相染色及びMES界面活性剤との組み合せにおけるUV吸収物、又は蛍光増白剤を更に含有する。
使用方法
本明細書の組成物は、布地の洗濯に使用するための水性洗浄溶液を形成するために使用することが可能である。一般に、こうした水性洗濯溶液を形成するため、水、好ましくは従来の布地洗濯自動洗濯機中の水にこのような組成物の有効量を添加する。次に、このように形成された水性洗浄溶液を、好ましくは攪拌下で、それにより洗濯すべき布地と接触させる。
(実施例1A及び1B)
20%の二塩を有するMESを含有する液体洗濯洗剤組成物。
Figure 2009540096
「発明を実施するための最良の形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。本明細書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照することにより組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲においては、本明細書においてその用語に付与した意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることは当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるかようなすべての変更及び修正を、付加された許請求の範囲でカバーするものとする。

Claims (10)

  1. 洗濯洗剤組成物であって、
    a)6%〜35%の界面活性剤成分、及び
    b)水、を含み、
    前記界面活性剤成分が、
    i)前記組成物の0.5〜15重量%、好ましくは0.5〜6重量%のMES混合物であって、8%〜50%、好ましくは20%を超える平均濃度の二塩を有するMES混合物であり、前記MES混合物がC16MESを含み、かつ
    ii)C16MESと界面活性剤成分との比率が0.3未満であること、を特徴とする、洗濯洗剤組成物。
  2. 前記界面活性剤成分が、前記組成物の0.5重量%〜6重量%のMES混合物を含み、前記MES混合物が、C10、C12、C14、C18及びこれらの混合物から選択されるMESの少なくとも1つの他の鎖長を更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が0.7未満である、請求項1に記載の洗濯洗剤組成物。
  3. 前記MES混合物が、前記MES混合物の15重量%〜25重量%の平均濃度の二塩を有する、請求項1または2に記載の洗濯洗剤組成物。
  4. 前記界面活性剤成分が、高可溶性アルキルサルフェート、線状アルキルベンゼンスルホン酸塩、エトキシ化アルキルサルフェート、エトキシ化アルコール、及びこれらの混合物の群から選択される少なくとも1つの他の主要な界面活性剤を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯用組成物。
  5. 前記界面活性剤成分が、MES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.6未満である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯用組成物。
  6. 前記界面活性剤成分が、MES及びAESを含み、MESとAESとの比率が0.5未満である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯用組成物。
  7. 前記界面活性剤成分が、LAS及びHSASを更に含み、LAS及びHSASの合計がAES、MES、及び非イオン性界面活性剤の合計以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗濯用組成物。
  8. 前記界面活性剤成分が、HSASを含有し、HSASとMESとの比率が1:6〜6:1である、請求項1に記載の洗濯用組成物。
  9. 前記組成物が、1つ以上の任意の洗剤成分を更に含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗濯用組成物。
  10. 前記界面活性剤成分が、前記組成物の0.5重量%〜6重量%のMES混合物を含み、前記MES混合物がC10、C12、C14、C18及びこれらの混合物から選択される少なくとも1つの他の鎖長のMESを更に含み、MES混合物と界面活性剤成分との比率が0.6未満、好ましくは0.5未満である、請求項1に記載の洗濯洗剤組成物。
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