JP2009539552A - ワイヤガイド括約筋切開刀 - Google Patents

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Abstract

狭窄を有する管腔のカニュレーション用に構成された医療装置が提供される。医療装置は、近位部分と、遠位部分と、第1のルーメンとを有する細長シースを備え、第1のルーメンはシースを少なくとも部分的に貫通している。医療装置はまた、切断部分と、非切断性の先端部分と、切断部分の近位の非切断性のシャフト部分とを有するワイヤガイドも備える。ワイヤガイドは第1のルーメンを少なくとも部分的に貫通して伸張し、切断部分の少なくとも一部分がシースの外側に配置可能であることにより狭窄部をカニュレーションできる。狭窄部をカニュレーションする方法もまた提供される。

Description

関連出願
本願は、参照により全体として本明細書に援用される2006年6月16日出願の米国仮特許出願第60/814,434号明細書の利益を主張する。
本発明は、医療器具、及びより詳細には、括約筋切開刀及びワイヤガイドなどの、外科手技において使用される医療器具に関する。
ワイヤガイドを伝って送達されるカテーテルなどの医療器具は、膵胆道系における内視鏡手術又は他の最小侵襲手術に使用される。典型的には、疾患又は外傷が原因でオッディ括約筋が狭窄状態になると、膨大部の開口部(ファーター乳頭)を通じて、十二指腸内視鏡から胆管、膵管及び肝臓の肝管を含む胆管系内にカテーテル器具を導入して内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)手技が行われる。ERCP手技では、初めにワイヤガイドが胆管系内に導入されたうえ、最初に行う作業として通常は括約筋切開刀/乳頭切開刀(papllitome)又はECRPカテーテルであるカニュレーション器具がワイヤガイド伝いに胆管系に導入されるが、この作業は造影剤の注入などの診断的な性質のものか、又は膨大部の開口部の拡張などの治療目的のものであり得る。括約筋切開刀と比較してワイヤガイドの直径は小さいため、ワイヤガイドを括約筋切開刀より先に、又はそれと同時に導入することで、閉塞した括約筋及び他の狭窄部のカニュレーションが可能となる。
括約筋切開刀の遠位端にある湾曲した切断ワイヤに電流を送ることにより、括約筋切開刀は、管腔系のカニュレーションと開口の拡張との双方に使用され得る。典型的な括約筋切開刀は通常、そのシャフトを貫通する少なくとも2本のルーメンを備える。一方のルーメンは、切断ワイヤに接続される作業ワイヤ用に設けられ、他方のルーメンはワイヤガイド用に設けられる。従って、典型的な括約筋切開刀の断面は比較的大きく、典型的なワイヤガイドよりはるかに大きい。通常、括約筋切開刀を前進させ、操作し、その後取り出すまでの間、ワイヤガイドは適当な位置に留置したままである。例えば、結石を除去したり、狭窄部を開大したり、又は組織検体を採取したりするようなさらなる医療手技が行われる場合には、そのワイヤガイドを使用して、他の器具のためのそれに続くアクセスを提供することができる。
米国特許出願公開第2005/0070794号明細書 米国特許第6,602,250号明細書
上述される公知の医療器具、特に比較的断面の大きいマルチルーメン括約筋切開刀による、ERCP手技及び膵管の乳頭への到達は、合併症を伴う。合併症としては、一般的には乳頭の物理的及び熱的な外傷が原因となる急性膵炎、出血、十二指腸穿孔、胆管炎等が挙げられる。合併症発生率は一般に低いとはいえ、乳頭に対する外傷が減少すれば、合併症発生率がさらに低下する一助となるであろう。本発明は、狭窄部のカニュレーション用に構成されたワイヤガイドを提供し、これは手技を行うために、切断ワイヤを有する括約筋切開刀などの別個の器具を必要としない。本発明はまた、本発明のワイヤガイドと共に使用するのに適したシングルルーメンカテーテルも提供する。
本発明の一態様に従えば、狭窄を有する管腔のカニュレーション用に構成された医療装置が提供される。本医療装置は、近位部分と、遠位部分と、第1のルーメンとを有する細長シースを備え、第1のルーメンはシースを少なくとも部分的に貫通している。本医療装置はまた、切断部分と、非切断性の先端部分と、切断部分の近位の非切断性のシャフト部分とを有するワイヤガイドも備える。ワイヤガイドが第1のルーメンを少なくとも部分的に貫通して伸張し、且つ切断部分の少なくとも一部分がシースの外側に配置可能であることにより狭窄部をカニュレーションできる。
本発明の別の態様において、狭窄部のカニュレーション方法が提供される。本方法は、非切断性の近位部分と、非切断性の先端部分と、それらの間の切断部分とを有するワイヤガイドを提供するステップを含む。ワイヤガイドは細長シースのルーメンを少なくとも部分的に貫通して伸張し、切断部分がシースの外部に配置される。本方法はさらに、カニュレーションされる狭窄部まで体腔を通じてワイヤガイドを伸張し、先端部分を狭窄部に貫通させて、切断部分を狭窄部に入り込むように位置決めするステップを含む。本方法はまた、ワイヤガイドの近位部分を電源と接続して切断部分を通電し、切断部分を通電することにより狭窄部をカニュレーションするステップも含む。
ここで本発明の実施形態が、例として添付の図面を参照しながら説明される。
本発明のワイヤガイド用のカテーテルハンドルの側面図である。 カテーテルの遠位端の遠位部分の拡大側面図であり、そのルーメンをワイヤガイドが貫通している。 図1Bに図示されるワイヤガイドの部分側面図である。 本発明のワイヤガイド及びカテーテルの代替的実施形態の部分側面図である。 本発明のワイヤガイド及びカテーテルの代替的実施形態の部分側面図である。 本発明のワイヤガイド及びカテーテルの代替的実施形態の部分側面図である。 ワイヤガイドの切断部分の部分側面図である。 ワイヤガイドの切断部分の代替的実施形態の部分側面図である。 図5Bに図示されるワイヤガイドの切断部分の線A−Aに沿った断面図である。 図2に図示されるワイヤガイドの部分図であり、胆管系の狭窄部をカニュレーションするために使用されている。 図4Aに図示されるワイヤガイドの部分図であり、胆管系の狭窄部をカニュレーションするために使用されている。
本発明は図面を参照して説明され、図面では、同様の要素は同様の参照符号により指示される。本発明の様々な要素の関係及び機能は、以下の詳細な説明によりさらに理解される。しかしながら、以下に記載されるとおりの本発明の実施形態は単に例に過ぎず、本発明が図面に例示される実施形態に限定されることはない。また、図面は一定の縮尺ではなく、場合によっては本発明の理解に必ずしも必要でない詳細、例えば従来どおりの製造及び組立ての詳細が省かれていることも理解されなければならない。
図1A及び1Bは、本発明に係る医療装置10を示す。装置10は、ハンドル13を有するカテーテル12と、カテーテル12のルーメン14を貫通して配置されるワイヤガイド20とを含む。カテーテル12は、近位部分16と遠位部分17とを有する細長シース15を含む。ルーメン14は、ルーメン14から出る1つ又は複数のポートを含み得る。図1Bに示されるとおり、ルーメン14は、カテーテル12の遠位端21で開口しているポート19を有し得る。
図2及び3は、本発明に係るワイヤガイド20の実施形態を図示する。本発明のワイヤガイド20は、体内通路を進むことと、ワイヤガイド20が通路内に適切に配置された後にカニュレーションすることとの双方を提供する。カニュレーション用の別個の切断ワイヤは必要ない。ワイヤガイド20は、体内通路を進むための非切断性の近位部分24と遠位部分26とを有する細長シャフト22を含む。ワイヤガイド20はまた、切断部分28も含む。コネクタ23がワイヤガイド20の近位部分24と着脱可能に接続され得る(図1Aを参照)。コネクタ23はワイヤガイド20と電源27を接続する(以下に記載される)。ワイヤガイド20の遠位部分26は、非侵襲性の外形を有する非切断性の先端30を含み得る。例えば先端30は、テーパ状、曲線状、円形などであってもよい。この形状により、狭窄若しくは閉塞のある、又は蛇行した形状を有する体内通路への侵入が円滑となる。非侵襲性の先端外形はまた、遠位先端30を不注意に引っ掛け、それにより周囲の体内組織を不必要に傷つけることを防止するのにも役立つ。ワイヤガイド20はまた、図1Aに示されるとおり、造影剤注入ポート33も含み得る。注入ポート33は別個のルーメンと接続されてもよく、又はワイヤガイドルーメン14と接続されてもよい。
ワイヤガイド20は、本明細書に記載され、図に示されるような特徴を除き、当業者に公知されている任意のタイプのワイヤガイドであってよい。非限定的な例として、ワイヤガイド20の非切断性の部分は、らせん状ワイヤ、単体ワイヤ、編組ワイヤなどであってもよい。ある実施形態において、ワイヤガイド20の切断部分28は、滑らかな外形を有する単体ワイヤであり得る。あるいは、ワイヤガイド20の切断部分28は、組織の一部分に最大の電流を送るようパターン化された外形を有し得る。ワイヤガイド20の切断部分28は、図5Aに示されるとおり、切断部分28に沿って長手方向に延在する高導電性材料の領域38を含み得る。領域38を用いることにより、電流を切断部分28からあらゆる方向に放射させるのではなく、電流を狭窄部の特定の部位に集中して送ることが可能である。あるいは、ワイヤガイド20の切断部分28は、ワイヤガイド20のシャフト22に沿って長手方向に延在する領域31であってもよく、ここでは領域31のみがカニュレーションに使用され得る。例えば、領域31は、シャフト22の一部分に沿って長手方向に延在し得るが、シャフト22の外周全体にわたってではない。(図5B及び5Cを参照)。この実施形態において、ワイヤガイド20の切断部分28はカニュレーションされる組織を直接標的とし得る。ある実施形態において、細長シャフト22の近位部分24及び/又は切断部分28は比較的硬く、すなわちデュロメータ値が高いため、より優れた制御性が提供され得る。
ある実施形態において、ワイヤガイド20は、ワイヤガイド20の少なくとも一部分がカテーテル12のルーメン14内に配置されるように提供され得る。ワイヤガイド20は、ロングワイヤ又はショートワイヤの交換手技で使用するために提供され得る。ショートワイヤの交換装置では、ワイヤガイド20の遠位部分26はルーメン14内に配置され、ワイヤガイド20の近位部分はカテーテル12の外部に配置される。ショートワイヤの交換装置では、ワイヤガイド20は作業部位、例えば管腔又は他の体内通路/体腔の内部において遠隔で現場でカテーテル12と分離でき、追加的な器具がワイヤガイド20を越えて向こう側に留置され得る。ショートワイヤの交換装置は、参照により全体として本明細書に援用される米国特許出願公開第2005/0070794号に記載される。ワイヤガイド20はまた、当業者が理解するであろうとおり、従来のロングワイヤの交換ではカテーテル12のルーメン14内に配置されてもよい。ワイヤガイドと共に使用するよう構成された任意のタイプのカテーテルが、本発明のワイヤガイドと共に使用され得る。
図2に示されるとおり、ワイヤガイド20の遠位部分26は、カテーテル12の遠位端21にあるポート19から遠位に延在する。ワイヤガイド20は切断部分28がポート19の遠位に配置されるように遠位に伸張でき、以下に記載されるとおり、組織のカニュレーションに使用できる。ある実施形態において、先端30は縮径しており、切断部分28を越えて約2.5〜25センチメートル(cm)、好ましくは約5〜10cmほど遠位に伸張し得る。切断部分28は約0.5〜5cmの長さであり得る。
図3に示されるとおり、ワイヤガイド20の切断部分28はカテーテル12のルーメン14から側部ポート19a及び19bを通じて外部に伸張し、そのため切断部分28はカテーテル12に対しほぼ軸線方向に伸張する。ワイヤガイド20の遠位部分26の少なくとも一部分もまた、カテーテル12のポート19から遠位に延在し得る。ポート19bはカテーテル12の遠位端21から約5〜20cm近位に位置し得る。ポート19aと19bとの間隔は、切断部分28と同じ長さであってもよく、又は切断部分28より長くても、若しくは短くてもよい。例えば、切断部分28は約0.5〜5cmの長さであり得る。ある実施形態において、ポート19aはポート19bから約0.5〜約3cmの距離をおくことができる。上記に提供される長さは非限定的な例として意図され、切断部分28、先端30及びポート間の距離について他の長さであり得ることを当業者は理解するであろう。ワイヤガイド20はカテーテル12内に移動可能に配置されるよう構成される。例えば、ワイヤガイド20を遠位に伸張することにより、切断部分28をカテーテル12の外部に露出し、且つ遠位部分26をポート19から遠位に伸張させ得る。括約筋をカニュレーションした後、ワイヤガイド20を近位に後退させてもよく、それによりワイヤガイド20の遠位部分26がカテーテル12内に後退し得るため、ワイヤガイド20はポート19b及び19aを通じても近位に取り出し得る。必要に応じて、ワイヤガイド20をワイヤガイドとして、又は別の狭窄部をカニュレーションすることを目的として使用すために再び伸張すると、ポート19a及び19bを迂回することによって、ワイヤガイド20はルーメン14を通じて遠位に移動させ、ポート19を通じて伸張することが可能である。続くカニュレーションでは、ワイヤガイド20の切断部分28はポート19を通じて伸張され、通電され得る。
ある実施形態において、ワイヤガイド20の切断部分28はカテーテル12内に移動可能に配置され、且つチャンネル19cを通じてカテーテル12のルーメン14の外部に伸張するよう構成されることが可能であり、従って切断部分28は、図5A及び5Bに示されるとおり、カテーテル12に対しほぼ軸線方向に伸張する。上記の実施形態と同様に、ワイヤガイド20の切断部分28はカテーテル12の外部に伸張し、それにより狭窄部がカニュレーションされ得る。チャンネル19cを有するある実施形態において、切断部分28はカテーテル12を越えて伸張するように湾曲していてもよい。切断部分28は、チャンネル19cの両側にあるランプ様構造43を用いることで、ワイヤガイド20の切断部分28がルーメン14を出るとき、及び再びそこに入るとき、その切断部分を傾斜させて湾曲させてもよい。遠位部分26は上記の実施形態と同様にポート19を通じて遠位に伸張し得る。チャンネル19cはカテーテル12の遠位端21から約5〜20cm近位に位置し得る。切断部分28がチャンネル19において露出する長さは、約0.5〜約5cmであり得る。図3に示されるような一対のポート19aと19bとを有する実施形態と同様に、ワイヤガイド20はチャンネル19cを通じて近位に後退させることができ、それによりワイヤガイド20の先端30は完全にルーメン14内に引き込まれる。ワイヤガイド20はチャンネル19cを通じて再び伸張させることができ、ランプ様構造43を有する実施形態においては、ワイヤガイド20は再び構造43に沿った角度でカテーテル12の遠位端21から離れる方に向けることができる。
ワイヤガイド20は従来どおりの寸法を有し、少なくともいくつかの構成要素が電流を伝導することを可能な従来どおりの材料で作製され得る。例えば、ワイヤガイド20の長さは約40〜480cmの範囲であり得る。ワイヤガイド20の外径は約0.203ミリメートル〜1.27ミリメートル(約0.008〜0.05インチ)の範囲であり得る。導電性のワイヤガイド20の部分を形成するのに好適な材料の例としては、限定はされないが、ステンレス鋼、タンタル、ニチノール;金、銀、タングステン、白金、インコネル、コバルト−クロム合金及びイリジウムが挙げられ、これらは全て医療器具の製造に使用される市販の金属又は合金である。ワイヤガイドの他の部分は医学的に許容可能なポリマーで形成され得る。例えば、例示的ポリマーとしては、限定はされないが、酢酸セルロース、硝酸セルロース、シリコーン、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオルトエステル、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート、ポリウレタン、ナイロンシリコーン、及びポリアンヒドライドが挙げられる。ワイヤガイド20は従来技術を使用して製造され得る。本発明に包含され得る特徴を有するワイヤガイドの例としては、FUSION(登録商標)システム、DASH(登録商標)ダイレクト・アクセス・システム、OMNIデバイス、MINI−TOME PC(登録商標)など(クック・エンドスコピー(Cook Endoscopy)、ノースカロライナ州ウィンストン・サーレム(Winston−Salem)から入手可能)が挙げられる。
ワイヤガイド20又はその一部分はまた、狭窄部に円滑に侵入できるようにするとともにワイヤガイド20上に絶縁層36を設けるために、コーティングすることができる。ある実施形態において、絶縁層36は切断部分28を除くワイヤガイド20全体を被覆してもよく、切断部分28は組織に電流を伝えるため露出したままとされる(以下に記載される)。絶縁層36は、電気事故からの保護に好適な任意の絶縁材料で作製され、且つ所要の絶縁度に基づき、規格IEC60601−2−2、IEC601−2−18及びAAMI HF18に従って選択され得る。ある実施形態において、絶縁層は、ポリマー、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene)、ポリイミド、フッ素重合体、又はPEBAXを含んでなり得る。また、複数の絶縁層36が含まれてもよい。複数の層36を作製する材料は、同じであっても、又は異なってもよい。複数の層36はワイヤガイド20の一部分を被覆してもよく、ワイヤガイド20の各部分によって層の厚さ及び数が変化し得る。例えば、近位部分24が概してカテーテル12の中に配置され、それにより絶縁される実施形態においては、ワイヤガイド20の近位部分24より先端30のほうがより多くの絶縁層36を含み得る。ある実施形態において、切断部分28は領域31のみに沿って延在してもよく、シャフト22の残りの円周領域が少なくとも1つの層36を含んでもよい。
放射線不透過性材料が層36に加えられてもよい。また、放射線不透過性材料はワイヤガイド20及びカテーテル12の上に直接、又はその中に置かれてもよい。例えば、放射線不透過性材料は切断部分28の両端近傍及び/又は切断部分28に沿って置かれてもよく、それによりワイヤガイドの操作者は蛍光透視法を用いて切断部分28の一部分を見ることができる。図2に示される実施形態において、ワイヤガイド20及びカテーテル12上に1つ又は複数のバンド70が存在する。当業者は理解するであろうとおり、種々のサイズ及び/又は種々の形状を有する放射線不透過性標識を使用することにより、ワイヤガイド20の各部分を特定して切断部分28を配置し得る。
好適な放射線不透過性材料及び標識のいくつかの例は当該技術分野において周知であり、本発明においては任意の好適な材料及び/又は標識を利用できる。一般的な放射線不透過性材料としては、硫酸バリウム、次炭酸ビスマス、及び酸化ジルコニウムが挙げられる。他の放射線不透過性元素としては、カドミウム、タングステン、金、タンタル、ビスマス、白金、イリジウム、及びロジウムが挙げられる。一実施形態においては、その放射線不透過特性及び抗菌特性からヨウ素が用いられ得る。放射線不透過性は典型的にはフルオロスコープ又はX線フィルムにより判別される。放射線不透過性で生理学的に適合性を有する材料としては、白金族金属、特に白金、ロジウム、パラジウム、レニウム、並びにタングステン、金、銀、タンタル、及びこれらの金属の合金から選択される金属及び合金が挙げられる。これらの金属は顕著な放射線不透過性を有し、それらの合金では、可撓性と剛性との然るべき混在を達成するよう調整し得る。これらはまた概して生体適合性でもある。例えば、白金/タングステン合金、例えば、8%がタングステンで残りが白金のものを使用してもよい。
図1Aに示されるとおり、ワイヤガイド20の近位部分24は電源27に着脱可能に接続され、狭窄部をカニュレーションするための電流を切断部分28に供給し得る。ワイヤガイド20はワイヤガイドに電流が供給されないときは従来式のワイヤガイドとして使用でき、電流が供給されるとワイヤガイド20はカニュレーションに使用できる。切断部分28は電源27それ自体によるか、又はコネクタ23を通じリード42を介して電源27に着脱可能に接続されることによって作動及び停止し得る。電源27は当業者に公知の任意の電源であり得る。例えば、電源27は、一定の、又は変調されたAC又はDC信号を提供する従来式の制御回路を有する従来式電源であり得る。電力はまた、RF信号として供給されてもよい。信号はリード42によってコネクタ23及びワイヤガイド20に伝送される。コネクタ23は取り外し可能であるため、器具、例えばカテーテルをワイヤガイド20の近位端上に前進させることができる。コネクタ23はまた回転可能であってもよく、それにより体内部位まで進む間、ワイヤガイド20を回転させて進路をとることができる。あるいは、ワイヤガイド20を切断位置に配置してから電源27に接続してもよい。ワイヤガイドで使用するための例示的な電源及びコネクタは、参照により全体として本明細書に援用される米国特許第6,602,250号に記載される。
図5は、例えばオッディ括約筋を介して胆管系に到達する際にワイヤガイド20を利用する例示的手技が示され、次のとおり説明される。内視鏡59を患者の体内で前進させて、ファーター乳頭63のオッディ括約筋61の近傍に配置する。内視鏡59が配置されると、周知のとおり、括約筋61を観察できる。次に、カテーテル12及びワイヤガイド20を伸張して内視鏡59の開口65から出す。ワイヤガイド20を伸張して、ワイヤガイド20の先端30を総胆管67及び膵管69と連通するファーター膨大部の中に挿入することにより、括約筋61に入れ込む。先端30は、ファーター膨大部の中を、切断部分28がカニュレーションされる狭窄部に合致するまで伸張させることが可能である。本明細書で使用されるとき、狭窄という用語は、隣接する管腔部分との関連で、管腔の任意の狭小化を指す。例えば、狭窄は、括約筋の開口の直径が隣接する管腔より小さい括約筋の開口であることも、又は狭窄は、腫瘍などに起因する管腔の異常な狭小化であることもある。標識70を使用して、切断平面が中心となるファーター膨大部に対しワイヤガイド20の切断部分28が横断方向に向くことができるように、切断部分28が、例えば括約筋61の中心に配置されるような向きに配置することができる。同様に、チャンネル19cに配置されるワイヤガイド20の切断部分28を有する実施形態においては、切断部分28が組織に対し露出しているチャンネルの開放部分が、チャンネル19c内の切断部分28を続いてカニュレーションされる組織に配置するように調整することができる。所望の向きは、狭窄及び各患者の個別の生体構造に依存し得る。切断部分28の向きが適切に定まると、電源27をコネクタ23に接続することができるか又は電源を入れることができ、それにより切断部分28によって組織をカニュレーションすることができる。ワイヤガイド20の切断部分28と接触していない組織はどこも、絶縁層36またはカテーテル12、あるいはその双方により保護され得る。狭窄部をカニュレーションしたら、電源27を切っても差し支えなく、またある実施形態においては、コネクタ23をワイヤガイド20の近位部分24から外しても差し支えない。通電していない状態のワイヤガイド20を従来のワイヤガイドとして使用して、さらなる医療手技が行うことが可能である。
開示される本発明の実施形態における様々な要素の構造又は組成に関して、他の開示されていない、又は付随的な全ての詳細は、そうした要素が本開示のとおりの機能を果たすために必要とされる属性を有する限り、本発明の利点を実現するうえで決定的に重要なものではないと考えられる。構造についてのこうした、及び他の詳細は、本開示を踏まえれば、たとえ初歩的な当業者であってもその能力の範囲内で十分に選択できるものと考えられる。本発明を有利に実施し得る実際的で有効な構造を開示する目的上、本発明の例示的実施形態はかなり詳細に記載されている。意図としては、本明細書に記載される設計は、例示に過ぎない。本発明の新規の特徴が、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の構造形態に組み込まれ得る。特に指示されない限り、本明細書で使用される全ての一般的な単語及び用語は、「The New Shorter Oxford English Dictionary」、1993年版に定義されるとおりの慣用的意味を有するものとする。全ての技術用語は、当該の特定技術分野の当業者により利用されている然るべき技術領域によって確立されているとおりの慣用的意味を持つものとする。全ての医学用語は、「Stedman’s Medical Dictionary」、第27版に定義されるとおりの意味を有するものとする。
従って、前述の詳細な説明は限定的ではなく例示的なものと見なされることが意図され、さらに本発明の趣旨及び範囲を定義するよう意図されるのは、あらゆる等価物を含む以下の特許請求の範囲であることが理解されなければならない。

Claims (20)

  1. 狭窄を有する管腔のカニュレーション用に構成された医療装置であって、
    近位部分と、遠位部分と、第1のルーメンとを備える細長シースであって、前記第1のルーメンが前記シースを少なくとも部分的に貫通している、細長シースと、
    切断部分と、前記切断部分の遠位の非切断性の先端部分と、前記第1のルーメンを少なくとも部分的に貫通して伸張する、前記切断部分の近位の非切断性のシャフト部分とを備えるワイヤガイドと、
    を備え、
    前記切断部分の少なくとも一部分が前記シースの外側に配置可能であることにより前記狭窄をカニュレーションできる、医療装置。
  2. 前記切断部分が導電性材料を含んで構成される、請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記ワイヤガイドが動作可能となるように電源と接続されることにより、前記切断部分が通電されて切断要素として使用される、請求項2に記載の医療装置。
  4. 前記ワイヤガイドの非切断性のシャフト及び先端部分がそれぞれ絶縁層を備える、請求項2に記載の医療装置。
  5. 前記絶縁層がポリテトラフルオロエチレンを含んでなる、請求項4に記載の医療装置。
  6. 前記切断部分が、前記シースに対しほぼ軸線方向に延在する導電性領域を含む、請求項1に記載の医療装置。
  7. 前記遠位部分が第1のルーメンポートを備え、前記切断部分が前記第1のルーメンポートを通じて伸張可能な、請求項1に記載の医療装置。
  8. 前記第1のルーメンポートが前記細長シースの遠位端で開放し、前記切断部分が前記第1のルーメンポートを通じて遠位に伸張可能である、請求項7に記載の医療装置。
  9. 前記第1のルーメンポートが前記シースの側部を通じて出るとともに、前記切断要素の少なくとも一部分が前記第1のルーメンポートを通じて伸張し、且つ前記シースの前記遠位部分の一部分に隣接して延在する、請求項7に記載の医療装置。
  10. 一対のルーメン側部ポートが前記シースから出る、請求項9に記載の医療装置。
  11. 前記第1のルーメンポートが細長状側部ポートを備えて前記シースにチャンネルを形成する、請求項9に記載の医療装置。
  12. 前記ワイヤガイドがテーパ状先端部分を含む、請求項1に記載の医療装置。
  13. 前記切断部分が約5〜30ミリメートルの長さである、請求項1に記載の医療装置。
  14. 狭窄部をカニュレーションする方法であって、
    非切断性の近位部分と、非切断性の先端部分と、それらの間の切断部分とを有するワイヤガイドを提供するステップであって、前記ワイヤガイドが細長シースのルーメンを少なくとも部分的に貫通して伸張し、且つ前記切断部分が前記シースの外部に配置される、ステップと、
    前記ワイヤガイドを、カニュレーションされる狭窄部まで体腔を通じて伸張させるステップと、
    前記先端部分を前記狭窄部に貫通させ、前記切断部分を前記狭窄部に入り込むように位置決めするステップと、
    前記ワイヤガイドの前記近位部分を電源と接続して、前記切断部分を通電するステップと、
    前記切断部分を通電して前記狭窄部をカニュレーションするステップと、
    を含む、方法。
  15. 前記ワイヤガイドの前記近位部分及び前記先端部分がそれぞれ絶縁層を備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ワイヤガイドの少なくとも一部分が前記シースの側部ポートを通じて伸張する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記ワイヤガイドの少なくとも一部分が前記シースの端部ポートを通じて伸張する、請求項14に記載の方法。
  18. 前記側部ポートが細長チャンネルを備える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記切断部分の少なくとも一部分が、一対の側部ポートを貫通して前記シースの外部に配置される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記シースの注入ポートを通じて造影剤を注入するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
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