JP2009536554A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 注射器とハンドルとを備えている吸引装置であって、
   前記注射器は、流体を受け入れるための受容器を含んでいる外筒と、前記受容器の中に挿入することができ、その中を長手方向に動かすことができるプランジャと、を含んでいる、吸引装置において、
   前記ハンドルは、
   使用者の親指以外の指によって保持されるように構成されている近位握り端部と、注射器の外筒に回動可能に接続された遠位接続端部と、近位握り端部と遠位接続端部の間のエルボーとを備え、近位握り端部と遠位接続端部とが互いに関して１８０°よりも小さな角度で向けられている、第１部材と、
   使用者の掌又は親指によって保持されるように構成されている近位握り端部と、プランジャの近位部分で回動可能に接続されている遠位接続端部と、近位握り端部と遠位接続端部との間のエルボーと、を含んでいる第２端部と、
   第１部材と第２部材のそれぞれのエルボーを回動可能に接続するヒンジ、
   を備えているハンドルを有することを特徴とする吸引装置。
2. 少なくとも前記第１部材は、第１部材の近位握り端部が前記第２部材の近位握り端部から離れる方向に伸張するように、結合されている、請求項１に記載の吸引装置。
3. 前記第１部材のエルボーは約９０°の角度で曲げられている、請求項２に記載の吸引装置。
4. 前記第２部材の遠位接続端部と近位握り端部は、第２部材の近位握り端部が前記第１部材の近位握り端部から離れる方向に伸張するように、所定の角度向けられている、請求項２に記載の吸引装置。
5. 前記第１部材の遠位接続端部は、前記外筒の近位部分に回動可能に接続されている、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
6. 前記第１部材の遠位接続端部と前記外筒の近位部分の間の接続をする軸は、前記外筒の長さ方向を通る中心軸に交差する、請求項５に記載の吸引装置。
7. 前記第２部材の遠位接続端部は、前記プランジャの長さ方向を通って延びる中心軸に関して回動する、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
8. 前記外筒、プランジャ、及びハンドルは、使用者の片手で吊り下げられ、操作されるように構成されている、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
9. 前記ハンドルは、前記外筒と前記プランジャを同時に動かすように構成されている、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
10. 前記ハンドルは、前記注射器と取り外し可能に連結するように構成されている、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
11. 前記ハンドルは、前記第１部材と前記第２部材を互いに近づく方向に動かすと、プランジャは前記外筒の中で近位方向に引かれ、前記第１部材と前記第２部材を互いに離れる方向に動かすと、前記プランジャは前記外筒の中で遠位方向に動かされるように構成されている、請求項１から４の何れかに記載の吸引装置。
12. 注射器とハンドルとを備えている吸引装置であって、
    前記注射器は、流体を受け入れるための受容器を含んでいる外筒と、前記受容器の中に挿入することができ、その中を長手方向に動かすことができるプランジャと、を含んでいる、吸引装置において、
    前記ハンドルは、外筒に対して回動可能に接続され且つ使用者の手の第１部分によって保持されるように構成されている握り端部を含んでいる第１部材と、プランジャに回動可能に接続され且つ前記使用者の第２部分によって保持されるように構成されている握り端部を含んでいる第２端部と、を含んでいるハンドルであって、
    前記第１及び第２部材は、それらの中間位置で回動可能な関係に互いに接続されており、前記第１及び第２部材の前記握り端部を互いに近づく方向に動かすと、前記プランジャは前記外筒の中で近位方向に引かれ、前記第１及び第２部材の前記握り端部を互いに離れる方向に動かすと、前記プランジャは前記外筒の中へと遠位方向に動かされる、ハンドルを有することを特徴とする吸引装置。
13. 少なくとも前記第１部材は、その前記握り端部が前記第２部材から離れる方向に伸張するように、或る角度で曲げられている、請求項１２に記載の吸引装置。
14. 前記第１部材は約９０°の角度で曲げられている、請求項１３に記載の吸引装置。
15. 前記第２部材は、その前記握り端部が前記第１部材から離れる方向に伸張するように、或る角度で曲げられている、請求項１３に記載の吸引装置。
16. 前記注射器と前記ハンドルは、使用者の片手で吊り下げられ、操作されるように構成されている、請求項１２から１５の何れかに記載の吸引装置。
17. 前記ハンドルは、前記注射器と取り外し可能に連結するように構成されている、請求項１２から１５の何れかに記載の吸引装置。
18. 試料を吸引するための方法において、
    被験対象の所望の場所と連通するように引き出し要素を導入する段階と、
    外筒と引き出し要素とが互いに連通するように吸引装置の注射器の外筒に前記引き出し要素を連結するように設置する段階と、
    前記吸引装置のハンドルの部材の握り部分を回動させて、離れた各ハンドル部材の接続部を動かし、一方のハンドル部材の接続部に回動可能に接続されている前記注射器のプランジャを前記外筒の中で近位方向に動かすことによって、前記外筒の中に真空を発生させる段階と、から成り、
    前記外筒は他方のハンドル部材の接続部に回動可能に接続されている、方法。
19. 前記真空を発生させる段階は、試料を前記注射器の中へ引き込む段階を含んでいる、請求項１８に記載の方法。
20. 前記ハンドルの前記部材の前記部分を互いに離れる方向に動かして、前記プランジャを前記外筒の中で遠位方向に動かすことによって、前記注射器から前記試料を排出する段階を更に含んでいる、請求項１９に記載の方法。