JP2009535282A - エスカレータまたは動く歩道用の過速度保護装置 - Google Patents

エスカレータまたは動く歩道用の過速度保護装置 Download PDF

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Abstract

エスカレータまたは動く歩道の駆動機の回転軸(3)に連結された過速度保護装置が開示されている。エスカレータまたは動く歩道は、駆動機に供給される電流を制御する安全スイッチを含む。過速度保護装置は、回転軸(3)と共に回転するように回転軸に連結された回転ユニットを含み、この回転ユニットは、回転底部プレート(2)と、一端が回転底部プレート(2)に回転可能に連結された少なくとも1つの遠心おもり(14)と、一端がおもり(14)に連結されたばね(11)と、おもりの両側にそれぞれ配置された移動制限ねじ(13)と、を含む。過速度保護装置は、さらに、駆動ロッド(16)、スライドロッド(17)および曲がりロッド(7)からなる制御アームユニットを含む。曲がりロッド(7)は、第1の面(7−1)、第2の面(7−2)および第3の面(7−3)を有し、第1の面は、安全スイッチとの係合により駆動機への電力供給を可能にし、第2の面は、安全スイッチとの係合により駆動機への電力供給を妨げ、第3の面は、安全スイッチ(9)の自動解除を防止するために使用される。

Description

本発明は、過速度保護装置に関し、特にエスカレータおよび動く歩道用の過速度保護装置に関する。
大勢の人を効率的に輸送することができるエスカレータや動く歩道は、商業施設、地下鉄および空港などの多くの大規模公共施設で広く使用されている。よって、このようなエスカレータや動く歩道の安全性は特に重要である。関連する工業規格によると、エスカレータおよび動く歩道は、定格速度の120%を超える速度で動作するとエスカレータまたは動く歩道を自動的に停止する速度制限装置を備える必要がある。さらに、速度制限装置は、運転速度が定格速度の120%を超えると、エスカレータと動く歩道の電源を切ることができなければならない。
現在は、誘導パルスカウンタ型の過速度保護装置が一般に使用されている。このような装置は、設置および使用が簡単であるが、残念ながら信頼性が高くないことが知られており、使用される誘導回路は干渉を受けやすく、結果として故障しやすい。さらに、誘導パルスカウンタ型の過速度保護装置と組み合わせて、過速度保護装置の駆動装置には人体に有害な鉛(Pb)を含む速度測定ブロックが設けられている。これを考慮して、エスカレータおよび動く歩道の駆動に永久磁石の同期モータを使用する過速度保護装置が中国特許出願第03114907.3号に開示されており、この過速度保護装置は、遠心力作用おもり、スイッチ、過速度伝達対および過速度ディスクを含むことを特徴とする。しかし、このような形式の機械的な過速度保護装置は構造が複雑で大きく、コストが高い。
本発明の目的は、従来技術の過速度保護装置の少なくとも1つの問題や難点を解決することである。
本発明の実施例によれば、エスカレータまたは動く歩道の駆動機の回転軸に連結された過速度保護装置が提供される。エスカレータまたは動く歩道は、駆動機に供給される電流を制御する安全スイッチを備える。過速度保護装置は、回転軸と共に回転するように回転軸に連結された回転ユニットと、回転ユニットに取り付けられ、かつ一端が回転ユニットに回転可能に連結された第1のおもりを有する第1の遠心構成要素と、おもりと係合するように設けられた第1の端部と曲がりロッドとを有する制御アームユニットと、を含み、曲がりロッドは、安全スイッチと係合したときに駆動機への電力供給を可能にする第1の面と、安全スイッチと係合したときに駆動機への電力供給を妨げる第2の面と、第1の面と第2の面との間の移動を防止するために使用される第3の面と、を含む。
本発明の他の実施例では、機械の回転軸に連結された機械的な過速度保護装置が提供され、この過速度保護装置は、回転ユニットと制御アームユニットとを備えており、回転ユニットは、回転軸にはめ込まれた回転底部プレートと、回転底部プレートに取り付けられるとともに、ばね、おもりおよび移動制限ねじを有する少なくとも1つの遠心構成要素と、を含み、おもりの一端が回転底部プレートに回転可能に連結され、ばねの一方の端部がおもりに連結されるとともに、ばねの他方の端部が回転底部プレートに固定され、移動制限ねじはおもりの少なくとも一方側に配置されており、制御アームユニットは、駆動ロッドと、スライドロッドと、曲がりロッドと、含み、駆動ロッドと曲がりロッドとは、スライドロッドの両側にそれぞれ設けられており、駆動ロッドは、回転ユニットのおもりと係合可能となっている。
本願発明は、従来技術と比較して以下の利点を提供する。
1.おもりがばねに連結される領域に複数の開口部が設けられており、ばねはこれらの開口部の1つに引っ掛けられている。このことによって、作業者は、制御アームユニットとおもりとの間の間隙を自由に調整することで異なるばねの張力を調整し、これにより、ばねの剛性の製造公差が補償されて個々のばねの差による影響が減少し、装置全体の信頼性を高めることができる。
2.釣合いを容易にするために、2組のばね、おもりおよび移動制限ねじが回転底部プレートに対称に取り付けられている。釣合いが取れた後に構成要素を取り付けるため、装置が全体として衝撃による加振なく滑らかに動作することができる。
3.装置全体がモジュール設計で、回転ユニットと制御アームユニットが、個別に設計されているとともに取り付けが容易でかつ交換可能となっており、僅かな変更を加えるだけで、または変更を全く加えないで、異なる回転速度および異なる回転軸を有する駆動機に装置を取り付けることができる。
4.安全スイッチが押し下げられた後に自動的に解除されないように、制御アームユニットの曲がりロッドに曲がり面が形成されている。
5.装置の多くの部品が標準部品によって連結されており、製造および現場での交換が容易であり、かつ安価で保守に都合がよい。
6.現場で装置の試験を行うのに好都合であり、ソケットヘッドねじM4*8を使用して質量ブロックをおもりに固定することにより、周波数変換器を使用せずに過速度試験を実施することができる。また、質量ブロックの質量は容易に調整できるので、質量ブロックを取り除いたときに、装置が過速度状態に正確に応答して動作可能となる。
以下では、添付図面を参照して本発明およびその実施例を詳細に説明する。しかし、添付図面を参照した本発明の以下の説明は、本発明の概念を説明するためだけに提供されるものであり、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるものではない。
図1は、本発明の実施例に係る機械的な過速度保護装置の構造を示す概略図である。図1に示すように、本発明の実施例に係る機械的な過速度保護装置は、回転ユニットIと制御アームユニットIIからなる。図2を参照すると、回転ユニットIは、回転底部プレート2と、回転底部プレートに取り付けられた少なくとも1つの遠心構成要素と、を含む。少なくとも1つの遠心構成要素は、移動制限ねじ13、ばね11およびおもり14からなる。
回転底部プレート2は、モータ19の主軸3と共に回転するように主軸3にはめ込まれた円形のプレートである。おもり14の一端は、おもり位置決めピン12を中心に回転するように、このおもり位置決めピンによって回転底部プレート2に取り付けられている。少なくとも1つの開口部15が、おもりの一方側に形成されている。本発明の一実施例は、3つの開口部を有する。しかし、本発明は、3つの開口部に限定されるものではないことは明らかであり、適切な数の開口部を設けることができる。
ばね11の一方の端部は、位置決めねじ10によって回転底部プレート2の中心近くに固定されており、ばね11の他方の端部は、おもり14の1つの開口部15に引っ掛けられている。さらに、移動制限ねじ13が、おもり14の少なくとも一方の側に配置されている。図2に記載のように、一実施例では、移動制限ねじ13がおもり14の両側に配置されている。図2に示す状態では、主軸3の回転が防止されており、ばね11の張力によっておもり14がプレートの中心に近い移動制限ねじ13と接触して釣り合った状態となっている。
図2,図3を参照すると、制御アームユニットIIは、駆動ロッド16、支持部5、スライドロッド17、ガイドプレート6および所定の形状の曲がりロッド7を含む。駆動ロッド16、スライドロッド17および曲がりロッド7は、合わせて一体型のレバー構造体を構成する。明らかなように、駆動ロッド16、スライドロッド17および曲がりロッド7は、個々に形成して組み合わせてもよい。駆動ロッド16および曲がりロッド7は、スライドロッド17の2つの端部にそれぞれ位置する。換言すれば、レバー構造体は、レバーの本体として機能するスライドロッド17を有し、駆動ロッド16がスライドロッド17の一方の端部に位置し、曲がりロッド7がスライドロッド17の他方の端部に位置する。図2に示すように、駆動ロッド16は、円筒形とすることができ、曲がりロッド7はV字型の曲がり面7−1とV字型の曲がり面7−1の両側にそれぞれ設けられた平面7−2を含む。V字型の曲がり面7−1と平面7−2との間には、リッジ7−3が形成される。曲がりロッド7のV字型の曲がり面7−1は、V字型の曲がり面だけに限定されるものではなく、湾曲面などの他の適切な形状を有しうることに留意されたい。
ガイドプレート6は、ねじによって支持部5に固定されており、スライドロッド17は、スライドロッド位置決めピン4によって支持部5に取り付けられている。スライドロッド17は、スライドロッド位置決めピン4を中心に回転したときに、ガイドプレート6内で揺動するように設けられている。図4を参照すると、一実施例では、さらに、ワッシャ8がガイドプレート6と支持部5との間でガイドプレート6内に設けられている。
おもり14、駆動ロッド16、支持部5、スライドロッド17、ガイドプレート6および曲がりロッド7は、亜鉛鉄板から形成可能である。明らかなように、本発明は亜鉛鉄板に限定されるものではなく、他の適切な材料によってこれらの構成要素を形成してもよい。
組立プロセスにおいて、回転ユニットIはモータ19の主軸にはめ込まれる。図1に示すように、ファン18と回転ユニットIとを互いから分離するために、位置決めリング1も回転ユニットの頂部でモータ19の主軸に設けられる。さらに、ファン18の頂部には、ファンカバー20がファンを覆うように配置される。図2を参照すると、制御アームユニットIIの支持部は、モータ19の端部カバーにねじにより固定されており、駆動ロッド16が回転底部プレート2の近くに位置する。曲がりロッド7は安全スイッチの上方に位置し、安全スイッチ9の(例えば、球状の頂部である)頂部が曲がりロッド7と接触する。安全スイッチ9は、その弾性により、図3に示す垂直方向で上下に移動可能となっている。
使用時には、モータ19が動作し、回転ユニットIがモータの主軸と共に回転する。主軸3が所定の速度以下で回転する場合には、安全スイッチ9は曲がりロッド7のV字型の曲がり面7−1(図3参照)の下方に留まる。この状態では、安全スイッチは、押し下げられずにスイッチが入り、モータ19に電力が供給される。回転ユニットIが主軸3と共に回転するに従って、遠心力によっておもり14がばね11の張力に打ち勝ち、おもり位置決めピン12を中心に回転して外向きに延びる。おもり14が延びる距離は、モータ19の回転速度とともに増加する。回転速度が所定の値まで増加すると、おもりの係合面21が駆動ロッド16と接触し、移動制限ねじ13の作用によってスライドロッド17がスライドロッド位置決めピン4を中心に回転してガイドプレート6内で揺動する。所定の過速度条件で制御アームユニットIIが確実に動作するように、係合面21は駆動ロッド16と確実に係合する傾斜面を有する。移動制限ねじ13は、おもり14の移動距離を制限するために使用される。
所定の角度まで回転すると、曲がりロッド7の平面7−2が安全スイッチ9(図示省略)と接触する。図3に記載のように、曲がりロッド7の平面7−2の高さはV字型の曲がり面7−1よりも低いので、安全スイッチ9は平面7−2によって押し下げられて図3に示す垂直方向で下向きに移動する。上記の動作によって、安全スイッチ9は押し下げられ、これにより、モータ19のスイッチが切られる。さらに、安全スイッチ9が曲がりロッド7のV字型の曲がり面7−1と接触する位置から平面7−2と接触する位置まで移動した後、おもり14が駆動ロッド16と接触しなくなっても、曲がりロッド7のリッジ7−3が安全スイッチ9の自動解除を防止して確実に回路のスイッチを切るように機能する。
本発明の好適実施例では、遠心構成要素は、2つの移動制限ねじ13、2つのばね11および2つのおもり14からなる。一実施例では、2つの遠心構成要素の各々の組が、回転底部プレート上で実質的に対称的に配置されている。明らかなように、遠心構成要素の2つの組は、回転底部プレート2上に対称的に配置することが好ましいが、回転底部プレート2上に他の所定の角度で離れて配置してもよい。上述の実施例と同様に、各々のばね11の一方の端部が位置決めねじに10よって回転底部プレート2の中心近くに固定され、各々のばね11の他方の端部がおもり14の開口部15の1つに引っ掛けられる。4つの移動制限ねじ13は、それぞれ2つのねじを含む2つの群に分けられ、各々の群における2つの移動制限ねじは、対応するおもり14の両側で回転底部プレート2に固定される。
上述の構造体において、一方では、2組のばね、おもりおよび移動制限ねじからなる2つの実質的に同一の遠心構成要素が回転底部プレート2に対称的に取り付けられていることで釣合いを容易に達成でき、釣合いが取れた後に構成要素を取り付けるため、装置が全体として衝撃による加振なく滑らかに動作することができる。他方では、2つの遠心構成要素を使用することで、二方向の過速度保護が達成できる。より具体的には、回転底部プレート2が図2において反時計方向に回転する場合には、図2で右側に位置する遠心構成要素が過速度保護機能を果たすように動作し、回転底部プレート2が図2において時計方向に回転する場合には、図2で左側に位置する遠心構成要素が過速度保護機能を果たすように動作する。
上述の実施例では、ばね11をおもり14のどの開口部15に引っ掛けてもよい。開口部15は、異なるばねの張力と、制御アームユニットIIとおもり14との間の間隙と、を調整するために使用され、これにより、ばねの剛性の製造公差が補償されて個々のばねの差による影響が減少し、装置全体の信頼性が高まる。
さらに、一実施例では、現場で過速度保護装置の試験を実施する便宜上、少なくとも1つのねじ穴がおもり14に設けられている。より具体的には、現場における試験でソケットヘッドねじM4*8を使用して質量ブロック(図示省略)をおもりに固定することで、追加の周波数変換器を使用せずに過速度試験を実施することができる。質量ブロックの質量は容易に調整できるので、現場でこのように試験された装置は、質量ブロックを取り除いたときに、過速度状態に正確に応答して動作可能となる。
本発明を説明するための例としてエスカレータおよび動く歩道用のモータを用いたが、これは本発明を限定するものではない。むしろ、本発明の機械的な過速度保護装置は、回転軸を有する全ての機械や装置に過速度保護の目的で適用可能である。
本発明の一般的な発明概念を添付図面を参照して詳細に説明したが、当業者であれば分かるように、種々の改良や変更も可能である。
本発明の一実施例に係る機械的な過速度保護装置の構造の概略図である。 ファンとファンカバーを取り除いた図1の平面図である。 図1の方向Aに沿った説明図である。 図1の部分Bの拡大図である。

Claims (16)

  1. 機械の回転軸に連結された過速度保護装置であって、この過速度保護装置は、回転ユニット(I)と制御アームユニット(II)とを備えており、
    回転ユニット(I)は、
    前記回転軸にはめ込まれた回転底部プレート(2)と、
    回転底部プレート(2)に取り付けられるとともに、ばね(11)、おもり(14)および移動制限ねじ(13)を有する少なくとも1つの遠心構成要素と、を含み、おもり(14)の一端が回転底部プレート(2)に回転可能に連結され、ばね(11)の一方の端部がおもり(14)に連結されるとともに、ばね(11)の他方の端部が回転底部プレート(2)に固定され、移動制限ねじ(13)はおもり(14)の少なくとも一方側に配置されており、
    制御アームユニット(II)は、
    駆動ロッド(16)と、スライドロッド(17)と、曲がりロッド(7)と、含み、駆動ロッド(16)と曲がりロッド(7)とは、スライドロッド(17)の両側にそれぞれ設けられており、駆動ロッド(16)は、回転ユニット(I)のおもり(14)と係合可能となっていることを特徴とする過速度保護装置。
  2. 駆動ロッド(16)、スライドロッド(17)および曲がりロッド(7)は、一体構造を構成していることを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  3. 制御アームユニット(II)は、スライドロッド(17)に設けられたスライドロッド位置決めピン(14)を中心に回転可能となっていることを特徴とする請求項2記載の過速度保護装置。
  4. 駆動ロッド(16)は、円筒形であり、
    曲がりロッド(7)は、V字型の曲がり面と該V字型の曲がり面の両側に設けられた平面と、を含むことを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  5. 移動制限ねじ(13)は、おもり(14)の両側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  6. 回転底部プレート(2)は、円形であり、
    前記の少なくとも1つの遠心構成要素は、2組の遠心構成要素を含むことを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  7. 前記の2組の遠心構成要素は、回転底部プレート(2)に対称に取り付けられていることを特徴とする請求項6記載の過速度保護装置。
  8. 制御アームユニット(II)は、さらに、
    前記機械に固定された支持部(5)と、
    ガイドプレート(6)とを含み、
    ガイドプレート(6)は、支持部(5)に固定されており、スライドロッド(17)は、スライドロッド位置決めピン(4)によって支持部(5)に取り付けられているとともにガイドプレート(6)内に設けられていることを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  9. ガイドプレート(6)と支持部(5)との間にワッシャ(8)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  10. おもり(14)とばね(11)が互いに連結されている領域に少なくとも1つの開口部(15)が形成されており、ばね(11)一方の端部が、前記の少なくとも1つの開口部(15)の1つに引っ掛けられておもり(14)と連結されていることを特徴とする請求項1記載の過速度保護装置。
  11. 前記の少なくとも1つの開口部の数は3つであることを特徴とする請求項10記載の過速度保護装置。
  12. 請求項1に記載の過速度保護装置を使用するエスカレータであって、このエスカレータはモータを含み、回転ユニット(I)は前記モータに連結されていることを特徴とするエスカレータ。
  13. エスカレータまたは動く歩道の駆動機の回転軸に連結された過速度保護装置であって、前記のエスカレータまたは動く歩道は、前記駆動機に供給される電流を制御する安全スイッチを備えており、
    前記回転軸と共に回転するように該回転軸に連結された回転ユニット(I)と、
    回転ユニット(I)に取り付けられ、かつ一端が回転ユニット(I)に回転可能に連結された第1のおもり(14)を有する第1の遠心構成要素と、
    第1のおもり(14)と係合するように設けられた第1の端部(16)と曲がりロッド(7)とを有する制御アームユニット(II)と、を含み、曲がりロッド(7)は、安全スイッチ(9)と係合したときに前記駆動機への電力供給を可能にする第1の面(7−1)と、安全スイッチ(9)と係合したときに前記駆動機への電力供給を妨げる第2の面(7−2)と、第1の面と第2の面との間の移動を防止するために使用される第3の面(7−3)と、を含むことを特徴とする過速度保護装置。
  14. 回転ユニットの回転が所定速度を超えた場合に、第1のおもり(14)が制御アームユニット(II)と係合し、第2の面(7−2)と安全スイッチ(9)とを係合させることを特徴とする請求項13記載の過速度保護装置。
  15. 第1のおもり(14)は、回転ユニット(I)が前記所定速度を超えた場合に、第1の端部(16)と確実に係合するように設けられている係合面(21)を有することを特徴とする請求項14記載の過速度保護装置。
  16. 第2の遠心構成要素をさらに備えており、第2の遠心構成要素は、該第2の遠心構成要素上に回転可能に取り付けられた第2のおもりを含み、この第2のおもりは、第2の係合面(21)を有し、回転ユニット(I)が第1の方向に回転すると、第1のおもりの係合面が第1の端部(16)と確実に係合し、回転ユニット(I)が第2の方向に回転すると、第2のおもりの係合面が第1の端部(16)と確実に係合することを特徴とする請求項15記載の過速度保護装置。
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