JP2009534968A - デジタル透かし入れ方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、予測的符号化係数と呼ばれる予測符号化により符号化された少なくとも1つの係数を含む係数のセットの符号化からもたらされる2進ストリームに透かし入れする方法に関する。この方法は、a)前記2進ストリームにおいて、前記予測的符号化係数を表す第1の2進ワードを識別する工程と、b)少なくとも1つの透かし入れビットに基づき、前記予測的符号化係数から修正済み係数を演算する工程と、c)前記修正済み係数を第2の2進ワードに符号化する工程と、d)前記2進ストリームにおいて、前記第1の2進ワードを前記第2の2進ワードで置き換える工程と、を含む。

Description

本発明は、ビデオ透かし入れ方法に関する。本発明の分野は、圧縮ビデオストリームの透かし入れである。
ビデオは、実用において、圧縮されたフォーマット(MPEG1、MPEG2、MPEG4−H264、divX、VC1、DV25など)において操作され、記憶され、かつ、交換されることが非常に多く、これは、伝送ビットレート、記憶スペースのサイズ、または、処理時間を低減することを可能にしている。これらのビデオに透かしを入れることがしばしば所望されている。例えば、VoD(ビデオオンデマンド)の実用例に対して、(海賊版の場合に、罪のある受領者が見出され得るように)各受領者に対する一意の識別子(指紋)を備えて送られるストリームのそれぞれに透かしを入れることが所望されている。この実用例において、ビデオは圧縮されたフォーマット(例えば、MPEG2またはH264)で記憶され、かつ、送られている。透かしは、ファイルを要求したユーザによりそのファイルがダウンロードされる直前に挿入される。したがって、ビデオの画素の形態においてビデオに透かしを入れることは効果的ではない。すなわち、ビデオは解凍され、透かしを入れられ、かつ、再圧縮される必要がある。演算時間における過剰な付帯部分を別にして、ビデオを解凍/再圧縮する行為は、ビデオの視覚的品質に悪影響を及ぼし、挿入されている透かしを弱める。
不可視性、堅牢さ、および、埋め込まれる能力に対する普遍的な要求に加えて、ストリーム透かしシステムは、主に、書き込みが迅速であること、および、ビデオストリームのサイズを増大させないこと、ならびに、元のストリームと厳密に同一であるサイズのストリームを生成することも必要としている。この最後の要件は満たすことが困難である。なぜなら、画像データ自体へのいかなる変更もビデオストリームに対する非常に大きな変更をもたらし得、したがって、場合によっては、ビデオストリームのサイズも修正するからである。一般に、ストリームに透かしを入れる行為は、ストリームのサイズを増大させ、このことは、ネットワーク内のビットレートが制限されている時に問題を引き起こす。
本発明の目的は、迅速であり、かつ、サイズが元のストリームのサイズに近いストリームを生成するストリームのマーク付けシステムを提案することにより、これらの短所の少なくとも1つを克服することである。
この目的のために、本発明は、予測的符号化係数と呼ばれる予測符号化により符号化された少なくとも1つの係数を含む係数のセットの符号化からもたらされる2進ストリームに透かしを入れる方法に関する。この方法は、以下の工程を含む。
a)2進ストリームにおいて、予測的符号化係数を表す第1の2進ワードを識別する工程、
b)修正された係数を、少なくとも1つの透かし入れビットに基づき予測的符号化係数から演算する工程と、
c)修正された係数を、第2の2進ワードに符号化する工程と、
d)2進ストリームにおいて、第1の2進ワードを第2の2進ワードで置き換える工程。
有利なことに、予測的符号化係数を修正することにより、透かし入れ方法はより堅牢にされる一方、透かしが入れられたストリームのサイズは、元のストリームのサイズに近く保たれる。
特定の態様によれば、係数は離散余弦変換係数であり、予測的符号化係数はゼロ周波数のものである。
本発明の一態様によれば、修正された係数は、予測的符号化係数と、少なくとも1つの透かし入れビットから導出されたマーク付け値の合計として演算される。
本発明の他の態様によれば、係数のセットは、少なくとも2つの予測的符号化係数、第1の係数、および、第2の係数を含む。
本発明の一態様によれば、この方法は、識別する工程a)の前に、少なくとも2つの係数のうちから1つの係数を選択するための工程をさらに含み、工程a)からd)は選択された係数に対して適用される。
本発明の1つの特徴によれば、選択された係数は透かし入れキーに従って選択される。
本発明の他の特徴によれば、選択された係数は所定の可視性基準に従って選択される。
本発明の他の態様によれば、工程a)からd)は第1の係数に適用され、この方法は、第2の係数に適用される以下の工程をさらに含む。
・2進ストリームにおいて、第2の係数を表す第3の2進ワードを識別する工程と、
・第2の係数からマーク付け値を差し引くことにより第2の修正済み係数を演算する工程と、
・第2の修正済み係数を第4の2進ワードに符号化する工程と、
・2進ストリームにおいて、第3の2進ワードを第3の2進ワードで置き換える工程。
本発明は、少なくとも1つの予測的符号化係数を含む係数のセットの符号化からもたらされる2進ストリームを記憶するための記憶ユニットにも関し、記憶ユニットはマーク付けマップをさらに含み、このマップは、各予測的符号化係数について、予測的符号化係数を表すオリジナル2進ワードと呼ばれる2進ワードの位置を示す2進ストリームの開始点に関したオフセット値、および、このオフセット値に関連して、オリジナル2進ワードの代わりに挿入される修正済み2進ワードを示す。
一態様によれば、修正済み単語は修正済み係数を符号化することにより生成され、これ自体は、透かし入れビットに基づき予測的符号化係数から演算される。
本発明は、全体的に非制限的な有利な例示的実施形態、および、実施の形態の手段によりより良好に理解され、かつ、示される。
本明細書の説明は、MPEG2フォーマットの特定の場合に基づいている。この好ましい実施形態によれば、透かしを挿入するために、ストリームの特定のパラメータおよび係数は他の値で置き換えられる。透かしの堅牢性を確実にするために、DC係数が有利に修正可能である。
MPEG2に従った差分符号化を使用して符号化されているDC係数を使用して説明されている本発明は、予測符号化を使用して符号化された他のタイプの係数に適用することができる。
MPEG2においては3つのタイプの符号化画像がある。すなわち、I(内部)画像、P(予測された)画像、および、B(双方向)画像である。内部画像は独立して符号化されているのに対して、PおよびBの画像は1つまたは2つの参照画像に基づく時間的予測により符号化されている。P画像のための参照画像(一意)は、予測内部画像でなければならない。B画像のためには、参照画像が先行するか、または、次の内部または予測された画像となる。異なったタイプの画像がGOP(ピクチャのグループ)内に組み合わされ、各GOPは少なくとも1つの内部画像を含んでいる。
各画像は16×16サイズのマクロブロックに分割される。続いて、各マクロブロックは8×8サイズの4つのブロックに下位分割される。各マクロブロックは、I、P、または、Bのタイプのものであり得る。1つのI画像は1つのブロックのみを含むのに対して、PまたはB画像はIタイプのブロックを含むことが可能である。続いて、マクロブロックはスライスで組み合わされ、1つのスライスは特定の数の連続したマクロブロックを含み、その全ては同じ垂直位置、すなわち、マクロブロックの同じ線上に所在している。
内部マクロブロックの各ブロックは、符号化の前にDCT変換(DCTは離散余弦変換を示す)される。したがって、1つのDC成分(周波数0.0)および63個のAC係数がブロックのそれぞれについて得られる。続いて、現在のDC係数と呼ばれる現在のブロックのDC係数が予測により符号化される。この現在のDC係数と先行するブロックのDC係数との間の差の値は先行DC係数と呼ばれ、これが送信される。ブロックの文法は、文書ISO/IEC13818−2におけるように、同じ取決めを使用した擬似コードの形でアレイにおいて以下に示されている。特に、演算子「==」は「に等しい」を表している。演算子「!」は「否定(NOT)」論理演算子である。
Figure 2009534968
dct_dc_differentialは、現在のDC係数と先行DC係数との間の差の値を符号化する。そのサイズはdct_dc_sizeビットであり、これは値を0と11の間に取る(値が0に等しければ、dct_dc_differentialは送信されず、先行ブロックとの差はゼロとなる)。dct_dc_size個のビットはこれ自体が、輝度のための2と9ビットの間のサイズの可変長符号(VLC)により符号化されている。可変長符号化表は、そのビットが、処理されつつある輝度であるか、または、色成分の1つであるかによって異なる。復号化器側では、現在のブロックのDC値が、予測器の値、すなわち、先行DC係数のこの値を、差分dct_dc_differntialの予測器の値に加えることにより得られる。したがって、(次のブロックのための)予測器は現在のDC係数の値を取る。
予測器は
・スライスの開始時に、
・非内部ブロックが遭遇されたときに、
・非符号化マクロブロック(または、「抜かされたマクロブロック」)が遭遇されたときにリセットされる。
予測器のリセット値は、構造picture_coding_extensionにおいて伝送されるパラメータintra_dc_precisionに依存する。
透かしは内部ブロックのDC係数の値を修正することにより挿入される。修正はパラメータdct_dc_differntialを修正することによりストリーム内で直接に行なうことができる。必要であれば、透かし入れの後にdct_dc_differentialにより取られる新しい値がdct_dc_sizeビット上に符号化され得ない場合、後者の値を修正することも必要となる。この場合、得られたストリームのサイズは透かし入れの後に変化し得る。なぜなら、dct_dc_sizeは可変長符号により符号化されるからである。もしストリームのサイズを厳密に維持したければ、その修正物もdct_dc_sizeの修正を伴う係数dct_dc_differentialは透かし入れから除外可能である。変形例によれば、dct_dc_sizeへの変更は、得られた可変長符号の単語が同じサイズのものである場合にのみ許可される。VLC単語のサイズの僅かな増大が、詰め込みビットの数の減少により補償されることが起こる可能性もある。したがって、この後者の場合、ストリームのサイズは修正されない。この方法の1つの長所は実施の容易さである。確かに、ストリームへの透かし入れは、非常の少数のパラメータの修正を伴うだけである。これらの修正は、DC係数の差分符号化により、各修正済みスライスにわたり有利に伝播される(したがって、透かし入れをより堅牢にしている)。したがって、透かし入れの動作は極端に迅速となり得る。この方法は、dct_dc_sizeのサイズが制御されている場合に、元のストリームのサイズを厳密に保持し、他の場合には近似的に保持する。
この方法は、ストリームの非常に小さな部分を修正することにより、対応する画像の重要な部分にわたり透かしを挿入することも可能にする。これは、DC係数の差分符号化による。同じ効果は、予測符号化を使用して符号化された係数を使用して得てもよい。実際には、DC係数の符号化が差分であることが分かっている。すなわち、ブロック上のdct_dc_differentialの値に対する修正は、スライス内の連続するブロック(すなわち、現在のブロックの右)の全てに対するDCの効果的な修正につながる。そのため、透かしの堅牢性が高められる。
透かしは、内部画像に、および/または、PおよびB画像の内部ブロックに挿入可能である。後者の場合、透かしは、スライス内の修正済みブロックに続く内部ブロックにわたってのみ伝播される。
ここで、透かし変調アルゴリズムをより詳細に説明する。
第1の実施形態によれば、透かしを挿入するために付加変調アルゴリズムが使用される。biを挿入される透かしビットとする(bi=1または−1)。透かしキーおよび/または可視性の基準を使用して、N個のスライスのセットS(k)が選択される。各S(k)について、上記に説明されたDC符号化のサイズの基準に従った修正済みブロックとして考えられる第1のブロックB(k,j)が識別される。ここで、(k,j)はブロックの座標である。続いて、ブロックB(k,j)のパラメータdct_dc_differential(k,j)が修正される。
dct_dc_differential'(k,j)=dct_dc_differential(k,j)+α.bi
dct_dc_differential'(k,j)は修正済みの値であり、αは透かしの可視性および堅牢性を制御するために使用可能である振幅係数(整数、例えば、α=1)である。この係数はスライスごとに変化可能である。dct_dc_differential'(k,j)のサイズがdct_dc_differential(k,j)のサイズとは異なる場合、dc_sizeの値も、それに従って修正される。
第2の実施形態によれば、置換変調アルゴリズムは、透かしを挿入するために使用される。ZhaoおよびKochのアルゴリズムから導出されたこのアルゴリズムは、以下の方法で機能する。対のスライスS(k1)、S(k2)を考える。S(k1)および/またはS(k2)は、順序関係を得るために修正される。
Avg(S’(k1))=Avg(S’(k2))+αbi(等式1)
Avg(S)は、スライスSに含まれる画素の全ての輝度値の平均を示す。例えば、以下のようにこの順序関係を得ることが可能である。
d=Avg(S(k2))−Avg(S(k1))+αbi(等式2)
Avg(S’(k1))=Avg(S(k1))+d
Avg(S’(k2))=Avg(S(k2))
先ず、等式(等式2)を使用してdが演算される。続いて、以下のように、(上述されたDC符号化のサイズ基準に従って定義された)第1の修正可能ブロックB(k,j)のパラメータdct_dc_differential(k,j)を修正することによりS’(k1)が得られる。
dct_dc_differential'(k,j)=dct_dc_differential(k,j)+d
スライスS’(k2)は変更されないままである。したがって、必要であれば、パラメータdct_dc_sizeが記録される。S(k1)およびS(k2)の双方、または、S(k2)のみを修正することにより、等式(等式1)の順序関係を得てもよい。
透かしの可視性を低減するために、同一の(または、非常に類似した)平均の対のスライスを選択することが可能である。上記の方法を使用して、スライスの全てまたは非常に大きな部分が修正される。
第2の実施形態の変形例によれば、変更の範囲は低減可能である。確かに、ブロックB(x0,y)の係数DCを修正すると、ブロックB(x>x0,y)、すなわち、スライス内の全ての後続ブロックの平均値に影響を及ぼす。この解決策は、ストリームを選択的に修正し、それから、ストリームのサイズを維持することのみにより、スライスにわたり、修正、すなわち透かしを伝播させる長所を有する。xの値が大きくなるほど、修正の範囲が、したがって、挿入された透かしの可視性が制限される(しかし、堅牢性が高まれば、同様にリスクが低減される)。したがって、ブロックB(x0,y)のDC係数にdを加えた後(dは場合によっては正または負である)、dは、x1>x0であるブロックB(x1,y)のDCから差し引き可能である。この操作は、いずれのx>=x1についても、元のDC値と同一であるDC値を見出すことを可能にする。この方法は、例えば異なった透かしビットを埋め込むために、スライスのDC係数を数回にわたり修正することを可能にする。この解決策は透かしの可視性を低減することを可能にする。
本発明の有利な実施形態によれば、透かしの可視性が制御される。確かに、ブロックのためのパラメータdct_dc_differentialの値を修正すると、品質に大きな影響を及ぼし得る。実際には、この修正は、スライス内の全ての後続ブロックに伝播される。また、dct_dc_differentialは整数値のみを取り得る。したがって、DCのために可能な最小修正振幅は、intra_dc_precisionに依存するintra_dc_multになる。この定量化は、時間または空間のいずれかにおける可視不連続性を呼び起こすことができる。画像の比較的均一な領域にわたり、透かしの入ったスライスとそのすぐ上または下のスライス(それらに透かしが入っていない場合)との間の境界は感知可能となり得る。同様に、輝度が画像ごとに非常に僅かしか変化しない場合は、透かしにより引き起こされた修正が、邪魔になるフリッカを出現させることができる。
透かしの可視性を制御するために、異なった基準を使用することができる。
・振幅の基準
・時間的基準
・空間的基準
振幅の基準
可視性は、intra_dc_precisionが与えられた閾値よりも大きい場合に、画像のみにマーク付けすることにより制御可能である。
δだけintra_dc_precisionの値を増加させることにより修正振幅を低減することも可能である。したがって、同じ動力学を保持するために、2^δによりDCの符号化済みの値を増加させることが必要となる。これを行なうために、dct_dc_sizeの値をδだけ増加させ、かつ、dct_dc_differentialの値を2倍する(0を加える)ことで十分である。
時間的基準
シーケンスにおける強い時間的活動、すなわち、主要な動きまたは変化は透かしを隠すために役立ち、透かしを見えにくくする。しかし、静止シーケンスに所在する時間的変化は非常に見えやすい。確かに、これはフリッカ効果をもたらす。また、符号化において使用される動き補償は、透かしを見えにくくするために役立ち得る。シーケンスが非常に静止的である場合、動き補償は効果的となり、I画像およびブロックの視覚的な情報の主要な比率が後続のPおよびB画像に伝播される。したがって、Iブロックに挿入された透かしはそれ自体が、PおよびB画像に伝播され、それが、自身の堅牢さを高め、その可視性を低下させる(フリッカを減らす)。
可視性の時間的基準を測定するために、画像の領域zにわたる画素輝度値の平均値M(t)が考えられ得る。これらの領域は好ましくはスライスであり、それらはスライスのグループ、ブロック、マクロブロック、画素、または、画像全体でもあり得る。第1の基準は、透かし入れを行なう工程、得られたMPEGストリームを解凍する工程、続いて、可視性を測定する工程にある(この解凍は部分的、すなわち、関係する画像のグループの画像のみが考えられる)。このため、透かしを入れられた内部画像(または、ブロック)についての時間的活動の差が測定される。
Figure 2009534968
ここで、M’(t)は、時間指標tの画像に透かしが入れられ、この画像がMPEGストリームから再構築された後のこの画像における領域の画素輝度値の平均値である。
・M’(t1)は時間指標tの元の画像におけるこの領域の画素輝度値の平均値である。
・T1は内部画像の周囲の画像のセットである。
例えば、T1=[t1−τ;t1−1]∪[t1+1;t1+τ]、ここで、τは、動きの演算のために考慮するための画像の数に連結されたパラメータであり、この画像の数は2*τに等しい。C1を演算するために、内部に先行する画像のみを、または、内部に続く画像のみを考えることも可能である。
C1が大きい場合、透かしの可視性は大きい。すなわち、したがって、透かしの感知不可能性を制御するために、C1<s1となるように領域が選択され、s1は閾値である。C1<s1である領域において、透かしは元のデータで置き換えられる。
分母がゼロである場合はC1が定義されないことに注意されたい。しかし、等価な基準は、s1倍した分母に分子を比較することにより得られる。この注意は、以下に定義される全ての基準に適用する。
上記の基準の短所は、これが、元の内部画像の特性を考慮しないことである。特に、内部画像において平面の変更が発生した場合(これは、強力な符号化器にしばしば発生する)、C1が非常に大きくなり、したがって、可視性の基準を満足しないのに対して、透かしは完全に隠されている。この短所を克服するために、発明者は、元のストリームに既に存在する内部について、時間的な差を考慮することを提案する。
Figure 2009534968
T2が、内部画像を含めた内部画像の周囲の画像のセットであるとすれば、例えば、
T2=[t1−τ;t1+τ]
他の基準は、ストリームの動きベクトルに基づく領域における動きの重要性を査定することにあり、例えば、
Figure 2009534968
i(t,b)は画像t(非内部)のブロックN°bのi番目の動きベクトルである(iはP画像において1に等しく、B画像においては1または2に等しい)。
この基準は、可視性を算出するためにストリームの小さな部分、すなわち、動きベクトルを表す部分のみを解凍することが必要となるという利益を提供する。したがって、C3の算出がはるかに速くなる。
各基準については、実際の観察された可視性に基づき異なった閾値が使用可能である。
空間的基準
透かし入れにより生成された空間的不連続の視覚的影響を見積もるために、文献からよく知られている信号対雑音比のいずれの推定子も使用が可能である。例えば、
Figure 2009534968
この演算は、空間領域または周波数領域(DCT)において実行可能である。例えば、周波数領域において、DC係数に対してのみC4を算出することが可能である。
透かしが画像の緊密に関連した領域(スライスまたはスライスのグループ)を修正することに注意されたい。したがって、視覚的には、マーク付けされた領域とマーク付けされていない領域との間に遷移「ライン」が出現するのを見る危険がある。他の基準は、マーク付けされた/マーク付けされていない領域の間、または、2つの異なってマーク付けされた領域間で、遷移領域における画像の階調度の垂直成分の振幅を比較することにある。
階調度が以下のように定義されることを想起されたい。
Figure 2009534968
垂直成分
Figure 2009534968
は、離散領域において、垂直方向に高周波数を通過させるいずれのフィルタによっても近似されることができる。例えば、
Figure 2009534968
遷移の位置発見を所望するか、または、逆に、より長い範囲の修正の考慮を所望するかによって、より短い、または、より長い長さのフィルタを考えることが可能である。垂直ハイパスフィルタは、変化の全般的傾向を理解するために、水平ローパスフィルタに組合せが可能である。同様に、垂直軸に沿ったDC係数の変化を考えることにより、DCT領域において長い範囲の階調度を算出することが可能である。
絶対的基準が使用可能である。
Figure 2009534968
または、相対的な基準が使用可能である。
Figure 2009534968
yはマーク付けされた領域/マーク付けされていない領域の間の遷移のy軸である。xは遷移領域にわたり可能であるx軸の値のセットを取る。
マーク付けが(上述のように)スライスの特定の部分のみを修正するのであれば、マーク付けされた/マーク付けされていない領域の間、または、2つの異なってマーク付けされた領域間の水平遷移に対して、同様の基準を使用することも可能であることに注意されたい。したがって、垂直階調度よりも水平階調度を取り、yに対する総和によりxに対する総和を置き換えることが必要である。
色の量子化の考慮
コンピュータ化されたデバイスによりビデオが再生されると、グラフィックスカードおよびビデオ再生ソフトウェアは、画面上に表示された色に影響を及ぼし得る。特に、色は量子化が可能である。表示のために使用される色の表は、2cnに等しい空間全体のサイズよりもはるかに少ない限られた数の要素のみを有する(cは成分の数であり、nは成分当りのビット数である)。これを行なうために、ドライバおよび/またはグラフィックソフトウェアは、比色空間のベクトル量子化を行なう。すなわち、特定の数の「近くの」色が、表示において単一の色により置き換えられる。この量子化は多かれ少なかれ知的に実行可能であり、空間は同一の、または、可変のサイズの領域に区分けが可能である(最先端技術のアルゴリズム:均一な量子化、人気、中央値削除、八分木、および、他のアルゴリズム)。
色の量子化は、可変コントラストの増加に関連し得る。
これらの処理は透かしの可視性に影響を及ぼし得る。すなわち、色が強く量子化される場合、画像の均一な領域にわたり、透かしが、色を1つの量子化レベルから他の量子化レベルに切り替えるという可能性がある。この場合、透かしの可視性は高められる。
色の量子化が透かしを見えやすくしすぎないために、量子化により得られる効果は(最先端技術の1つまたは複数のアルゴリズムを適用することにより)シミュレート可能であり、得られた透かしの真の影響は、前述の基準の1つまたは複数を使用して測定可能である。
色の量子化の効果の予測をより迅速に、かつ、実際に使用されているアルゴリズムとはより独立に行なうために、空間的基準、振幅の基準および時間的基準に加えて、いくつかの色の基準を考えることも可能である。
Figure 2009534968
|Φ|は画像における異なった色の数である。
色の数ではなく、色の周波数分布(画像のヒストグラム)を考えることも可能である。色の量子化およびコントラストの適合は、十分に平均化された(ほぼ平坦な)ヒストグラムを持つ画像に対して、より小さな視覚的影響を及ぼす。
Figure 2009534968
基準は、可視性のより細かい制御を得るために互いに組合せが可能である。例えば、基準は、全ての基準の重み付けされた和を使用して一緒に組合せが可能である。この場合、ある領域のための重み付けされた和が所定の閾値を下回る場合に、この領域は修正可能であると言われる。変形例によれば、各基準は、論理演算子ANDにより組合せが可能である。すなわち、ある領域は、基準のそれぞれが所定の閾値を下回る場合にのみ、修正可能である。
上述の方法は、新世代DVD(ブルーレイ)の保護のために有利に使用することができる。この目的のために、透かし入れ工程自体の前に前処理工程が適用される。前処理工程は以下の下位工程を含む。
・透かし入れキーを使用して適切なスライスを選択することによりストリームに透かしを入れ(このキーはこの方法の保安性を確実にする)、これらのスライスのそれぞれにおいて第1の修正可能ブロックはサイズの基準を使用する工程と、
・マーク付けすることができるスライスまたはスライスの部分を選択するために、本来のシーケンス、および、対応する透かしの入れられたストリームを使用して可視性の基準(1つまたは複数)を適用する工程と、
・これらの可視性の基準(1つまたは複数)に応じてパラメータdの値を場合によっては適合させる工程と、
・マーク付けマップ、すなわち、透かしを入れられる各DC係数について、元の2進ワード、すなわち、ビットの本来のシーケンスの位置を識別するマップを作成する工程であって、前記DC係数の符号化は、ストリームの開始点に関したオフセット値、および、各オフセット値に元の2進ワードの代わりに挿入される2進ワードを関連付けることにより、挿入される2進ワードは前述されたアルゴリズムの1つ、すなわち、付加変調アルゴリズムまたは置換変調アルゴリズムに従って演算される工程と、
・同期パターンを場合によっては算出/挿入する工程。
前処理は、修正済みストリームを生成可能(同期透かしの挿入、符号化パラメータの修正)であるか、または、元のストリームさえ維持可能である。マーク付けマップは、DVDの製造者により元の符号化ストリームとともにDVDに有利に挿入される。透かし入れ工程自体は、透かし入れモジュールによりDVDプレーヤにおいて有利に達成される。DVDがDVDプレーヤに挿入されると、透かし入れモジュールがDVDからマーク付けマップを読み出し、かつ、対応するオフセット値を使用してそれ自体がマーク付けマップにより決定された適切な位置においてマーク付けマップから読み出した修正済み2進ワードで元の単語を置き換えることにより元のストリームに直接に透かしを入れることが可能となる。
透かし入れ工程自体は、前処理のおかげで簡略されている。透かし入れされるメッセージによっては、領域のそれぞれについてマーク付け表から代替の値を選択し、かつ、ストリームにおいて置換を実行することで十分となる。
VoDに対する指紋法を使用した本発明の例示的応用例を見てきた。他の応用例はDVDまたは上映装置の指紋法である。すなわち、各個別の複製物に対して一意の番号が透かし入れされ、DVDの受領者を識別することを可能にする。海賊版の場合、この番号を読み取ることが罪のあるユーザを識別することを可能にする。他の応用例は、新世代DVDプレーヤ(ブルーレイ型:BDP)によるビデオ透かし入れである。この透かし入れは、ビデオが再生される際に、復号されるストリームに対して行なわれる。透かし入れされたメッセージは、各装置に対して、または、各モデルもしくは各一連の装置に対してさえ一意となることが可能である。したがって、DVDプレーヤから出力されるビデオ信号は、この識別子に従って異なって透かし入れされる。これは、大規模な詐欺の場合に、疑わしいモデルを識別すること、および、相補的な暗号およびDRM機構を調整することにより、関与するモデルを無効にすることを可能にする。

Claims (10)

  1. 予測的符号化係数と呼ばれる予測符号化により符号化された少なくとも1つの係数を含む係数のセットの符号化からもたらされる2進ストリームに透かし入れする方法であって、
    a)前記2進ストリームにおいて、前記予測的符号化係数を表す第1の2進ワードを識別する工程と、
    b)少なくとも1つの透かし入れビットに基づき、前記予測的符号化係数から修正済み係数を演算する工程と、
    c)前記修正済み係数を第2の2進ワードに符号化する工程と、
    d)前記2進ストリームにおいて、前記第1の2進ワードを前記第2の2進ワードで置き換える工程と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記係数は離散余弦変換係数であり、前記予測的符号化係数はゼロ周波数のものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記修正済み係数は、前記予測的符号化係数と、前記少なくとも1つの透かし入れビットから導出されたマーク付け値との和として演算されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 係数の前記セットは、少なくとも2つの予測的符号化係数、第1の係数、および、第2の係数を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記識別する工程a)の前に、前記少なくとも2つの係数のうちの1つの係数を選択するための工程をさらに含み、工程a)からd)は前記選択された係数に適用されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記選択された係数は透かし入れキーに従って選択されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記選択された係数は所定の可視性の基準に従って選択されることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 工程a)からd)は前記第1の係数に適用され、かつ、
    前記第2の係数に適用される
    ・前記2進ストリームにおいて、前記第2の係数を表す第3の2進ワードを識別する工程と、
    ・前記第2の係数から前記マーク付け値を差し引くことにより第2の修正済み係数を演算する工程と、
    ・前記第2の修正済み係数を第4の2進ワードに符号化する工程と、
    ・前記2進ストリームにおいて、前記第3の2進ワードを前記第3の2進ワードで置き換える工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項3に従属する請求項4自体に記載の方法。
  9. 少なくとも1つの予測的符号化係数を含む係数のセットの符号化からもたらされる2進ストリームを記憶するための記憶ユニットであって、前記記憶ユニットはマーク付けマップをさらに含み、前記マップは、各予測的符号化係数について、前記予測的符号化係数を表すオリジナル2進ワードと呼ばれる2進ワードの位置を示す前記2進ストリームの開始点に関したオフセット値、および、このオフセット値に関連して、前記オリジナル2進ワードの代わりに挿入される修正済み2進ワードを示すことを特徴とする記憶ユニット。
  10. 前記修正済み2進ワードは、修正済み係数を符号化することにより生成され、これ自体は、透かし入れビットに基づき前記予測的符号化係数から演算されることを特徴とする請求項9に記載の記憶ユニット。
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