JP2009531920A - エッジルータにおけるステート更新 - Google Patents

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Abstract

エッジルータにおけるステート情報更新に使用される方法、エッジルータ及びエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ。ソースから、複数の自律システム(AS)を介してソースから接続されるデスティネーションに向かう経路上にデータセッションが確立される。エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージが、イングレスエッジルータとして動作するエッジルータにより作成される。エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージは、データセッションの識別子と、エッジルータリフレッシュメッセージを発するエッジルータの識別子と、変更経路上に存在するエッジルータにより使用されるようにエッジルータリフレッシュメッセージが意図されているという表示とを含む。任意に、エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージは、変更の前に、経路により横断される複数のASのリストをさらに含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、ステート(state)情報更新に関し、より具体的には予約経路に関連するエッジルータにおけるステート情報更新に関する。
インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)ネットワークにおいて、近年、経路上資源管理プロトコルが研究されており、目下標準化中である。このようなプロトコルは、ネットワークドメイン又は自律システム(Autonomous System:AS)のエッジ間の新しく到着するフローの資源の必要性を配信すること、及びフローがとる経路上のASの内部ノード(interior node)に対する責任を担う。かかる処理は、内部ノードが自身に関連するローカルアドミッション(admission:許可)制御を決定可能であることを保障するために行われる。経路における全部の内部ノードがフローを許可する場合にのみ、フローは任意のASへ許可される。全部の中間ASが肯定アドミッション決定を行う場合、フローはエンドツーエンドで許可される。アドミッションに基づく純粋測定を除くと、フローのアドミッションは、全部の内部ノードにおける関連資源の予約が行われるということも意味する。
インターネットエンジニアリングタスクフォース(Internet Engineering Task Force:IETF)標準化組織は、IPルータにおいて資源予約を行うための、及びインターネットにおけるリアルタイムトラフィック及び非リアルタイムトラフィックに統合サービス(integrated service:IntServ)を提供するための予約プロトコル(ReSerVation Protocol:RSVP)信号送信プロトコルの仕様を定めている(RFC2205、RFC1633及びRFC2210も参照のこと)。
RSVPプロトコルは、経路沿いの各ルータにおける予約ステートをフローごとに格納することを必要とする。予約ステートはソフトステートであり、ソフトステートとは、周期的リフレッシュメッセージにより予約ステートがリフレッシュされなければならないことを意味する。予約ステートがリフレッシュされない場合、ステート及び対応資源はタイムアウト期間後に削除される。予約は、明示的破壊(tear down)メッセージによる削除も可能である。RSVPメッセージは常に経路にしたがう。結果的に、RSVPは、標準ルーティングプロトコルと相互作用可能である。トラフィックが再ルーティングされると、リフレッシュメッセージが、新しい経路上の新しい予約に使用される。
大きなネットワークにおいては、各ルータにおけるフローステートごとの格納及び維持が問題となり得る。このような場合、フローの数が高く、ゆえに予約ステートの数が高い。RSVP及びIntServの拡張性の問題を認識した後、IETFは、集合フローの予約を可能にするというRSVP集合(aggregation)方法の仕様を定めた(RFC3175を参照のこと)。集合の最小要求は、集合フローが共通イングレス(ingress:進入)及びエグレス(egress:退出)ルータを共有することである。フロー要求ごとにではなく集合フローに対して、集合予約ステートが作成、修正又はリフレッシュされる。
大規模なネットワークにおいてサービス品質(Quality of Service:QoS)を提供するために、別のアーキテクチャである差別化サービス(Differentiated Service:DiffServ)が提示された(RFC2475)。DiffServアーキテクチャにおいて、QoSの異なるレベルをフローごとに与えるよりもフローの集合(例えば一連のサービスクラス)に与えることにより、拡張性が得られる。DiffServをより効果的にするには、フローごとのステート(例えばフロー対サービスクラス割当て)が、(DiffServの観点からは)ステートレス(stateless)の中間ルータを放置しつつ、ネットワークのエッジまで押しすすめられなければならない。サービスの差別化は、個別のIPパケットのヘッダに差別化サービス(Differentiated Services:DS)場を用いることにより達成される。パケットは、DiffServエッジノードにおいてホップごとの挙動(Per‐Hop Behavior:PHB)の組に分類される。各PHBは、少なくともイングレスルータとエグレスルータとの間で定められる決定QoS特性を有する。パケットは、パケットのヘッダにおけるDS場により示されるPHBにしたがって、DiffServルータにおいて処理される。ASの外部の装置が資源を動的に予約する方法、又はネットワーク資源使用可能性の表示を受信する方法を、DiffServアーキテクチャは全く特定しない。実際には、カスタマーから受け入れられるであろうパケットのパラメータを静的に定めるサブスクリプションタイム(subscription‐time)サービスレベル保障制度(Service Level Agreements:SLA)に、サービスプロバイダは依存する。
IETF信号送信次段階(Next Steps In Signaling:NSIS)ワーキンググループは、今日のIPネットワークの新しい信号送信の要求を満たすためのプロトコルに取り組んでいる(RFC3726)。NSISのQoS信号送信アプリケーションプロトコルは、基本的にはRSVPと同様であるが、異なるQoSモデルの支援のような新しい特徴をいくつか有している。仕様書に基づくQoSモデルの1つはDiffServにおける資源管理(Resource Management in DiffServ:RMD)である(draft‐ietf‐nsis‐rmd‐06.txt(進行中)を参照のこと)。AS内部の内部ノードが、フローごとのステート情報ではなく、集合ステート情報のみ(例えば、各フローの個別の予約を知るのではなく、集合予約帯域幅)を所有するように、RMDはDiffServネットワーク用の拡張可能アドミッション制御方法を定める。RSVPと同様に、RMDも、資源の明示的リリースが加えられるソフトステートを用いる。
「ステートレス」ドメイン性質とは、ASにおいて、内部ノードはフローごとのステート情報を維持せず、集合ステートのみ(例えばクラスごと)を維持するということを意味する。しかしながら、ステートレスASにおいてでさえ、イングレスおよびエグレスエッジはステートフル(stateful)ノードである。RMDにおいて、エンドツーエンド予約は、ASごとの予約(ステートフルエッジノード間)とホップごとの予約(AS内部のローカル予約)とに分けられる。
ここで図面を参照すると、図1は、RMDに関連するステート予約情報を提供する従来技術のネットワーク100のトポロジー図を示す。図1は、3つのAS(AS1 110、AS2 120、AS4 140)を示す。ネットワークソース105がAS1 110に接続され、ネットワークデスティネーション145がAS4 140に接続される。ソース105とデスティネーション145との間に、すなわちエンドツーエンドで、通信が確立される。RMDについては、したがってソース105は、AS1のイングレスルータ(ingress router:IR)IR1 112と接続する。IR1 112はステートフルルータであり、図1ではSFRと示してある。次に、IR1 112はAS1 110内部でエグレスルータ(egress router:ER)ER1 118と接続する。ER1 118はステートフルルータであり、図1ではSFRと示してある。AS1におけるIR1 112とER1 118との間の接続は、中間ステートレスルータ114及び116(図1ではSLRと示す)を通る。図1は、IR1 112とER1 118との間に破線矢印110’をさらに示すことで、IR1 112とER1 118との間のAS全体にわたる予約を示している。
次にER1 118は、IRのIR2 122(SFR)を介して、AS2 120とさらに接続する。破線矢印119が、ER1 118とIR2 122との間に確立されるAS間予約を示す。その後もAS2 120において、AS4 140において、及びAS2 120とAS4 140との間で、上述の構造が繰り返される。AS4 140の最後のエグレスルータER4 148(SFR)は、最終的にデスティネーション145と接続し、それによりソース105からデスティネーション145までのエンドツーエンド通信が可能となる。
全部の実用資源予約プロトコル(RSVP/NSIS/RMD)は、ルーティングプロトコルに頼って、流入フローに経路を割り当てる。さらに、ルーティングプロトコルのメッセージが、(ひとたび肯定アドミッション決定が下されると)レギュラーユーザパケットを輸送するのに使用される経路にもルーティングされるという事実にも、全部の実用資源予約プロトコルは依存する。しかしながら、反対の関係は実際には真ではない。より精密には、ルーティングプロトコル(例えば、オープン最短経路第一(Open shortest path first:OSPF)、中間システム対中間システム(Intermediate System to Intermediate System:IS‐IS)又はボーダゲートウェイプロトコル(Border gateway protocol:BGP))は、経路を割り当てる際、予約プロトコルに依存しない。つまり、存在するリンク又はノードが機能しなくなると、ルーティングプロトコルは、自身の最適化基準と自身のメトリックスと(例えば、最低コストの経路を選択するなど)に基づいて新しい経路を計算する。結果として、トラフィックフローは、すでに占有される経路へ、又はフローの要求を満たさない経路へ簡単に再ルーティングされる場合がある(すなわち再ルーティングされたフローのための予約が新しい経路に確立されない)。これにより、例えば、潜在的な重度の輻輳の問題や、QoS要求が満たされないということにつながる場合がある。
上記と同様の状況によりもたらされる輻輳の一事例においては、このように、潰された予約は、それをもたらした資源予約プロトコルにより処理される必要がある。資源予約プロトコルがASの全部の内部ノードにおけるフローごとのステートを維持する場合、トラフィックを再ルーティングする内部ノードは、新しい経路の確立後、再ルーティングされたフローの予約を再初期化する。かかる処理は、RSVPにおいて、「ローカルリペア(Local Repair)」と呼ばれる。トラフィックを再ルーティングするノードは、そのフローごとのデータベースを活用して、新しい経路に再ルーティングされる全部のフローための予約更新メッセージを送信し、それにより、適切なQoS特性を予約しようとする。新しい経路の予約が失敗すると、過度のフローは終了される。ASの全部の内部ノードにおけるフローごとのステートを資源予約プロトコルが維持しない(すなわちステートレス内部ノード)場合、ASエッジノードは輻輳を解消しなければならない。このような場合においては、内部ノードの役割が、パケットマーキング技術を用いてエグレスノードにオーバーロードを報告するということにまで拡張される場合がある。マークされたパケットを受信した後、エグレスエッジノードは、残りのフローに必要なQoSを維持するために、必要な数のフローを終了することができる。ステートレス内部ノードを有する資源予約プロトコルの例は、RSVP集合方法と、QoS‐NSIS信号送信レイヤプロトコル集合方法と、RMDとを含む。したがって、上述のように、かかる資源予約プロトコルは、アクティブなフローに対するQoSを保障するために、再ルーティングする場合には、新しいルートにおける予約を開始できない。
いくつかの典型的なステート維持手法(QoS及び他の目的のために使用される)は、ルータにおけるステート維持を話題とする残りの議論を明瞭化するために後に提示する。
純粋ソフトステート手法において、信号送信者は、ステートインストール又は更新情報を含む誘発メッセージを信号受信者へ送信し、ステートリフレッシュタイマ(値Tとする)を開始する。ステートリフレッシュタイマが終了すると、信号送信者は、最近の信号ステート情報を含むリフレッシュメッセージを送信し、リフレッシュタイマをリセットする。誘発及びリフレッシュメッセージは、ベストエフォート(信頼できない)方法で送信される。誘発又はリフレッシュメッセージが信号受信者に受信されると、対応する信号ステート情報が記録され、このステートに関連するステートタイムアウトタイマ(値Xとする)が開始される(又は、すでに作動している場合には再開される)。信号受信者における信号ステートは、そのステートタイムアウトタイマが終了した場合にのみ削除される。つまり、ステートタイムアウトタイマが終了する前に、受信者がリフレッシュメッセージを受信し続ける限りは、ステートが維持されるであろう。このようなタイムアウトは、信号送信者がもはやリフレッシュメッセージを送信していない(信号送信者のローカルステートが削除され、したがって信号送信者が信号受信者のステートを削除するよう操作することを望んでいることによる)ために生じる場合、又はリフレッシュメッセージが伝送中に失われてしまったことにより信号受信者側でステートタイムアウトとなったために生じる場合がある。後者の場合は、信号送信者がステートを削除することを意図していなかったことから、通例、ステートの誤削除と呼ばれる。
明示的削除を有するソフトステートは、明示的ステート削除メッセージを加えて、純粋ソフトステート手法と同様である。信号送信者においてステートが削除されると、送信者は、明示的ステート削除情報を担うベストエフォート(信頼できない)信号メッセージを信号受信者へ送信する。ステートリフレッシュ及び誘発メッセージとステートタイムアウトタイマとは、すべて純粋ソフトステートの場合として使用される。
輻輳の事例に話を戻すと、RSVP集合方法及びNSIS QoS‐NSLP集合方法は、ソフトステート手法、又は明示的削除を有するソフトステート手法のいずれかを使用する。そのどちらも、再ルーティング後に生じる輻輳状況を解消するためのアルゴリズムを特定しない。これらの方法はソフトステートリフレッシュアルゴリズムに依存しなければならず、ソフトステートリフレッシュアルゴリズムは、確認されている以下の2つの弱点を少なくとも有する。第1に、リフレッシュメッセージが比較的まれにしか送信されず、その典型的な値は30秒であり、したがって輻輳通知が遅い。あるネットワークタイプ、例えば移動アクセスネットワークは、数百ミリ秒のうちに通常動作条件を修復するさらに速い輻輳通知アルゴリズムを必要とする。第2に、標準手続を用いると、輻輳のレベルに関する情報がないために、集合全体にしかアドミッション制御決定を行うことができない。
RMDプロトコルは、重度輻輳通知とアルゴリズムの処理とを定める。RMDのこの輻輳処理解決法は、AS内再ルーティングのみを対処してきた。つまり、AS内経路が、存在するイングレスエッジノードとエグレスエッジノードとの間で変化する場合のみということである。しかしながら、任意のIPネットワークにおいては、簡単にエッジノードに関する再ルーティングとなる場合もある。例えば、ER1 118とIR2 122との間でリンクを失うことを想像することが可能である。このことは、新しい(エグレス)エッジノードが選択されるようにフローが再ルーティングされる場合があることを意味し、潜在的に、完全に異なるAS間経路が再ルーティングポイント後に使用される(すなわち、異なるイングレスエッジ及びエグレスノードを有する異なるAS)。
AS間リンク(例えば、ER1 118からIR2 122まで)の不具合は、AS間再ルーティングをもたらす傾向が強い。しかしながら、AS間リンク不具合でさえ、AS内再ルーティングを引き起こす場合がある。このような事態は、例えば、以前のエッジノード間に代替ルートがない(例えばSLR116からER1 118までのリンクは、SLR114及び116からの唯一のリンクである場合がある)場合に起こる。「ホットポテト(hot‐potato)」ルーティングが使用される場合には、AS内リンク不具合もAS間再ルーティングを引き起こす場合があり、異なるエッジノード間の別のルートよりも新しいルートが長くなるであろう。実際には、現在、BGPが後の使用のために新しい最良経路(図示せず)を選択し、新しいAS間次ホップ(図示せず)を適切なルータの送信テーブルへインストールすることを、AS間再ルーティングは意味する。
上述のように、ルーティングされるフローのための予約がない新しい経路への再ルーティングが重度の輻輳を引き起こす場合がある。残念ながら、AS間再ルーティングの場合、AS内重度輻輳処理機構は十分に効果的ではない。新しいエッジノードは、再ルーティングされるフローに関するステート情報を所有しないため、再ルーティングされるフローを終了させるように選択することができない。結果として、既存のフロー(すなわち、新しいエグレスエッジノードにインストールされるステートをすでに有しているもの)のみ、終了するように選択可能である。しかしながら、このような既存のフローは再ルーティングを経験しない。輻輳を引き起こす全部のフローのサブセットからのフローのみを終了させることを新しいエッジノードが選択可能であるという制約が原因で、重度輻輳処理機構はより遅くなる。さらに、再ルーティングされたフローは、そのステート情報がエグレスエッジノードに欠如するために終了できないことにより、予約ステートを全くインストールしていない近隣ASに入り込むであろう。またしても、再ルーティングされたフローは近隣ASでも輻輳を引き起こす場合がある。このように、輻輳は元のASからデスティネーションへと向かって伝播する場合さえある。さらに今日では、AS間トラフィックがピアリング(peering)AS間でサービスレベル保障制度(SLA)により制御されることも一般的慣例である。この場合、再ルーティングトラフィックは、SLAに違反し、SLAにおいて特定され得る潜在的な輻輳へと導く場合がある。
周期的ソフトステートリフレッシュのため、再ルーティングされたフローは、遅かれ早かれそのステートをリフレッシュする(又は以前には1つも有さないところへインストールする)であろう。しかしながら、この処理にはリフレッシュ完了期間、すなわち30秒と同じだけかかる場合があり、これだけかかると、少なくとも、遅延に影響を受けやすいネットワーク輻輳では許容できない。再ルーティングされたフローが元のAS及び次のASにおいて複数の輻輳状況を引き起こす可能性があるために、リフレッシュ期間は特に問題となるものである。
RSVPの「ローカルリペア」手続を再適用することも、低減ステート予約プロトコルでは不十分である。例えば、IR1 112はフローごとのステートを有し、したがって再ルーティングされたフローを潜在的に識別可能である。新しい経路の表示を受信するとすぐに、IR1 112は、RSVP「ローカルリペア」と同じように、リフレッシュメッセージをデスティネーションに向けてさらに送信可能である。しかしながら、内部ルータ114、116は、フローごとのステートを維持しないため、リフレッシュメッセージが既存のフローに属するのか、または新しい(すなわち再ルーティングされた)フローに属するのかを認知できない。第1の場合では、予約が予約リストに不当に追加される。第2の場合では、予約は正しく追加される。しかしながら、少なくともいくつかの場合では(しかし実際には大多数の場合で)、元のAS内経路の一部のみが変更されてしまい、新しい経路の不変部分にフローのための二重予約を引き起こす。
了解されるように、エッジルータにおけるステート情報の更新に関する従来技術は多くの不備を与える。これらの不備の結果として、予約が必要以上に二重にされる場合があり、任意のエッジルータを横断する経路の一部のリストのみ、輻輳問題を解消するために終了可能であり、他の近隣ASへ輻輳問題を伝播させる場合がある。本発明は、とりわけかかる不備を改善することを目的とする解決法を提供する。
1より多くの自律システム(AS)に影響を及ぼす再ルーティングイベントが続く、データフローに対するQoSに関するステート情報を修復可能である機構を、本発明は説明する。通常この機構は、かかる再ルーティングから起こる重度の輻輳の問題を予防する又は回復させることに有用となり得る。この機構はリアルタイムデータにも適しているが、それに限定はされない。この新しい機構の成果のいくつかは以下のように簡単に説明可能である。以下は効果の包括的リストを表してはいない。以下は本発明の機能を説明するよ試みようとして表したものでもない。むしろ、本発明の達成するいくつかのリストである。このように、例示的実施形態を通して以下でさらに詳細に説明する解決法は、次のようになる場合がある。
イントラAS重度輻輳処理アルゴリズムが効果的であり続けることを可能にする。
他のASへの輻輳の伝播を回避する。
二重予約を回避する。
輻輳を回避するに十分速く動作し、迅速にQoSを修復する。
本発明の第1の観点は、複数の自律システム、AS(210、220、230、240)を備えるネットワーク(200)におけるエッジルータ(212、700)に向けられる。複数のASのうち第1のAS、AS_S(210)のエッジルータ(212、700)に接続されるソース(205)から、複数のASのうち第2のAS、AS_D(240)を介してソース(205)から接続されるデスティネーション(245)へ向かう経路(310)上に、データセッションが確立される。経路(310)は、複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有する。データセッションの変更は、経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変える。エッジルータは、ルーティングエンジン、RE(710)と、資源管理モジュール、RMM(720)とを備える。REは、少なくとも1つのルーティングテーブル(716)と、少なくとも1つのルーティングテーブル(716)を用いる少なくとも1つのルーティングプロトコルモジュール(712、714)とを備える。RMMは、データセッション(510)の変更を検出し、エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を作成し、デスティネーション(245)へ向けて変更経路(342)で送信する。エッジルータリフレッシュメッセージ(810)。エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、データセッションの識別子(820)と、エッジルータ(212,700)の識別子(830)と、変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)によりエッジルータリフレッシュメッセージ(810)が使用されるように意図されているという表示とを含む。
本発明の第2の観点は、ネットワーク(200)におけるデータセッションの変更を広告する方法に向けられる。ネットワーク(200)は複数の自律システム、AS(210、220、230、240)を備える。複数のASのうち第1のAS、AS_S(210)を介して接続されるソース(205)から、複数のASのうち第2のAS、AS_D(240)を介してソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に、データセッションは確立される。経路(310)は、複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有する。データセッションの変更は、経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変える。変更に続き、上記方法は、AS_Sのエッジルータ、IER(212、700)の資源管理モジュール、RMM(720)においてデータセッション(510)の変更を検出するステップと、IER(212、700)のRMM(720)においてエッジルータリフレッシュメッセージ(810)を作成するステップと、IER(212、700)からデスティネーション(245)へ向けて変更経路(342)でエッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信するステップとを含む。エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、データセッションの識別子(820)と、IER(212、700)の識別子(830)と、変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるようにエッジルータリフレッシュメッセージ(810)が意図されているという表示(840)とを含む。
本発明の第3の観点は、ネットワーク(200)におけるデータセッションに関するステート情報をエッジルータ(700、218B、232、238)において更新する方法に向けられる。ネットワーク(200)は、複数の自律システム、AS(210、220、230、240)を備える。エッジルータは複数のASの1つ、AS_E(210、230、240)の端にあり、複数のASのうち第1のAS、AS_S(210)のイングレスエッジルータIER(212、700)として動作する第1のエッジルータに接続されるソース(205)から、複数のASのうち第2のAS、AS_D(240)を介してソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に、データセッションは確立される。データセッションの変更は、経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変える。上記方法は、エッジルータ(700、218B、232、238)においてエッジルータリフレッシュメッセージ(410)を受信する(410)ステップと、適切なステートが変更経路(342)に対して存在するかどうかをエッジルータ(700、218B、232、238)において判定するステップと、適切なステートが変更経路(342)に対して存在しない場合には、適切なステートを作成するステップとを含む。ルータリフレッシュメッセージ(810)は、データセッションの識別子(820)と、エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を発する始発エッジルータ(212、700)の識別子(830)と、変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)によりエッジルータリフレッシュメッセージ(810)が使用されるように意図されているという表示(840)とを含む。
本発明の第4の観点は、複数の自律システム、AS(210、220、230、240)を備えるネットワーク(200)におけるエッジルータ(700、218B、232、238)に向けられる。エッジルータは、複数のASのうちの1つ、AS_E(210、230、240)の端にあり、複数のASのうち第1のAS、AS_S(210)のイングレスエッジルータIER(212、700)として動作する第1のエッジルータに接続されるソース(205)から、複数のASのうち第2のAS、AS_D(240)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に、データセッションが確立される。経路(310)は、複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有する。データセッションの変更は、経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変える。エッジルータは、ルーティングエンジン、RE(710)と、資源管理モジュール、RMM(720)とを備える。RE(710)は、少なくとも1つのルーティングテーブル(716)と、少なくとも1つのルーティングテーブル(716)を用いるルーティングプロトコルモジュール(712、714)とを備える。RMM(720)は、エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を受信(410)し、変更経路に対して適切なステートが存在するかどうかを判定し(420)、変更経路に対して適切なステートが存在しない場合には、適切なステートを作成する。エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、データセッションの識別子(820)と、エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を発する始発エッジルータ(212、700)の識別子(830)と、変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されているという表示(840)とを含む。
本発明の第5の観点は、複数の自律システム、AS(210、220、230、240)を備えるネットワーク(200)に位置するエッジルータ(212、700)により作成されるエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)に向けられる。複数のASのうち第1のAS、AS_S(210)を介して接続されるソース(205)から、複数のASのうち第2のAS、AS_D(240)を介してソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に、データセッションが確立される。エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、データセッションの識別子(820)と、エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を発するエッジルータ(212、700)の識別子(830)と、変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)によりエッジルータリフレッシュメッセージ(810)が使用されるように意図されているという表示(840)を含む。任意で、エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)は、変更の前に、経路(310)により横断される複数のAS(210、220、240)のリスト(850)をさらに含む。
添付図面と併せて、以下の発明を実施するための最良の形態を参照することにより、本発明はより完全に理解可能である。
1より多くの自律システム(AS)に影響を及ぼす再ルーティングイベントが続く、データフローに対するQoSに関するステート情報を修復可能である機構を、本発明は説明する。通常この機構は、かかる再ルーティングから起こる重度の輻輳の問題を予防する又は回復させることに有用となり得る。この機構はリアルタイムデータにも適しているが、それに限定はされない。本発明の主な技術的要件のいくつかを以下のリストで手短に説明する。以下のリストは、本発明の技術的特徴の包括的なリストではなく、本発明の本質的特徴をリストするものとして解釈されるべきものではない。むしろ以下のリストは、本発明の要点のいくつかのリストである。このように、以下の例示的実施形態でさらに詳細に説明する解決法において、
新しいアップコールインターフェースが、ルーティングエンジンと資源管理モジュールとの間に定められる。それにより、資源管理モジュールは、ルーティングエンジンがそのルーティングテーブルを更新した直後に、AS間ルート変更について通知される。ルーティングエンジンから資源管理モジュールへの通知は、影響を受けるデスティネーションIPアドレスプレフィックスのリストと、任意で以前の経路の自律システム識別子(AS_Path)のリストとからなる場合がある。
AS間ルート変更後、再ルーティングされたフローごとにデータ経路上でイングレスルータからデスティネーションへ向けて新しい信号メッセージが送信される。インストールされていない場合にはエグレスルータにおいて必要なステートを構築するという点で、この新しい信号メッセージは予約リフレッシュメッセージと同様である。しかしながら、この新しい信号メッセージは、他のリフレッシュメッセージと同じように内部ルータにおいて処理されるということを意図されていない。任意で、この新しい信号メッセージは、上述のアップコール中に取得されるAS_Pathを伝送する。
新しい信号メッセージを受信するとエグレスルータにより行われる一連のステップが提供される。フローに必要なステートを作成するステップと、デスティネーションに向けて近隣ASを通して新しい信号メッセージを送信するステップとを特定する。
新しい信号メッセージを受信するとイングレスルータにより行われる一連のステップが提供され、かかる一連のステップは、フローに必要なステートを作成することと、新しい信号メッセージをデスティネーションに向けて送信するか、又は新しい予約を開始するかのどちらかを行うこととを含む。
新しい信号メッセージ内の表示が、エッジルータにより使用されるように意図される。例えば、NSIS QoSアプリケーションプロトコルにおいて、新しいグローバル予約シーケンス番号が定められ、予約メッセージと、新しい経路へ送信されるリフレッシュメッセージとを区別するのに使用される。
ここで図2を参照すると、本発明の技術によるネットワーク200のトポロジー図の一例が示してある。ソース205は、デスティネーション245に向けてエンドツーエンド経路(明示的に図示はしておらず、以降では経路と呼ぶ)にわたり確立されるデータセッションを有する。経路は、データセッション用イングレスルータ(IF1)212として動作するエッジルータにおいて開始する。IF1 212は第1の自律システム(AS1)210の一部である。IF1 212は経路に関してステートフルである、すなわちIF1 212は、経路の少なくとも一部にわたるデータセッションのQoS予約に関する情報を把握する。AS1 210内で、経路は、AS1 210内のデータセッション用エグレスルータ(ER1A)218Aとして動作するエッジルータに到達するまえに、2つのステートレスルータ214、216を横断する。ステートレスルータ214、216は、その名のとおり、経路に関するQoS情報を維持しない。2つのステートレスルータ214、216は、図2では明確にするために示していないのだが、このようなルータの数は、本発明の開示を妨げることなく、0(たとえ通常の実施形態が少なくとも1つは有するものであっても)から非常に大きな数まで変化し得るということが理解されるべきである。同一の注釈は本明細書を通して適用する。ER1A 218Aは、経路の少なくとも一部にわたるデータセッションのQoS予約に関する情報を把握するステートフルルータである。図2において、それ自体としてデータルートへの資源を有さないが、むしろ経路のステート情報の場所に関する経路を説明するために矢印210A’を示す。
ER1A 218Aから、経路はAS2 220に向かって続き、そこで経路は、AS2 220内のデータセッション用イングレスルータ(IF2)222として動作するエッジルータにより受け取られる。上述のように、矢印219は、ER1A 218AとIR2 222との間に追加される。経路は、その後AS2 220内では、ステートレスルータ224、226を通って、AS2 220内のデータセッション用エグレスルータ(ER2)228として動作するエッジルータまで続く。矢印220’が、矢印210A’及び219と同様に追加される。EF2 228は、その後に、AS4 240を通ってデスティネーションに向かう経路に接続し、次にAS4 240はデスティネーション245に接続する。AS4 240のトポロジーコンテンツは、図2では表示を簡略化するために示していないが、AS4 240は、AS1 210とAS2 220とに対してすでに提示したものと同じ構造を有することが容易に理解されるべきである。それにより、経路はこのようにソース205からデスティネーション245まで完了する。
図2以降の図における例示的実施形態の理解を容易にするために、さらなる構成要件を図2に示す。このように図2は、AS1 210内のデータセッション用エグレスルータ(ER1B)218Bとして動作する潜在能力を有するエッジルータも示す。ER1B 218Bは、ステートレスルータ214を介して、あるいはステートレスルータ214及び216を介してIF1 212から接続される。矢印210B’もさらに追加される。AS3 230も、データセッション用イングレスルータ(IF3)232として動作する潜在能力を有するエッジルータを介してER1B 218Bから接続されるように図示される。矢印229も追加される。IF3 232は、AS3 230内のデータセッション用エグレスルータ(ER3)238として動作する潜在能力を有するエッジルータに向かってさらに接続する。矢印230’がIF3 232とER3 238との間に追加される。ER3 238は、AS4 240を介してデスティネーションに向かって接続する。上述のように、図2の表示を簡略化するために、AS4 240における詳細は省略する。
図3は、(2ページ分を併せて図3として参照)本発明の技術による実施形態の一例のノード動作及び信号フローチャートを示す。ここで、図面のうちのいくつかの図にわたって、同様の構成要件は同一の参照番号で表されているということに言及することに価値がある。AS1 210のトポロジーコンテンツは図示している一方で、図3の全体的な表示を簡略化するために、AS3 230及びAS4 240は集合フォーマットで表示してある。
図2の説明に関連して言及した経路は、図3においては既存経路310と表している。さらに破線ボックス310は、既存経路310及びその関連ステートを確立するためにIR1 212において行われる潜在的ステップを表す。既存経路310確立に関する込み入った事柄は、本発明の範囲から外れる。経路は、その全部のエッジルータにインストールされるステートを有して存在するということに言及するだけで十分である。
図3では、本発明の論理を部分的又は全体的に誘発するイベント312、318、324、330の数例が続く。イベント3112、318、324及び330の多くは、同時に発生し得るものであるが、図3では独立に示しており、図3の続きページに結果の行動を示す。
イベントA312は、AS1 210のER1A 218AとAS2 220のIR2 222との間のリンクの不具合に対応する。ER1A 218Aは、AS1 210とAS2 220との間で使用される外部ルーティングプロトコル(External Routing Protocol:ERP、例えばBGP)を介してイベントA312を検出する(ステップ314)。ERPは、検出314の発生に必要な機構を提供する。その機構は本発明の範囲から外れる。検出314に続いて、ER1A 218Aは、少なくとも既存経路310の反対方向へ、イベント情報316を伝達する。ステートレスルータ226の故障のような、デスティネーション245に向かうAS2 220又はさらなるAS内の他のサブイベントが、ER1A 218Aへ対してERPに関する同一の効果を有するということが言及されるべきである。
イベントB318は、ステートレスルータ216とAS1 210のER1A 218Aとの間のリンクの不具合に対応する。ステートレスルータ216は、AS1 210内で使用される内部ルーティングプロトコル(Internal Routing Protocol)(例えばIS‐IS、OSPF)を介してイベントB318を検出する(ステップ320)。IRPは、検出320の発生に必要な機構を提供する。その機構は本発明の範囲から外れる。検出320に続いて、ステートレスルータ216は、少なくとも既存経路310の反対方向へ、イベント情報322を伝達する。
AS1 210のER1B 218BとIR3 232との間のリンク、すなわちAS1 210とAS3 230との間のAS間リンクの広告(advertisement)に、イベントC324は対応する。ER1B 218Bは、AS1 210とAS3 230との間で使用されるERPを介してイベントA324を検出する(ステップ326)。ERPは、検出326の発生に必要な機構を提供する。その機構は本発明の範囲から外れる。検出326に続いて、ER1B 218Bは、少なくとも既存経路310の反対方向へ、イベント情報328を伝達する。
イベントD330は、AS1 210内で使用されるIRPの再構成又はAS1 210がその近隣ASと使用するERPの再構成に関連する。再構成は多くの形態をとり得る(例えば、属性の変更/内部又は外部ルータ/SLAの追加/削除)。結局、他のイベント312、318及び324と同一の結果、すなわちAS1 210のERPによる新しい経路342の計算(ステップ340)を、イベントD330は誘発する。イベント312、318、324及び330は例示的イベントを表すのみであり、本発明の開示に影響を及ぼすことなく、ステップ340を誘発する可能性が他に多く存在するということがさらに留意されるべきである。ステップ340において新しい経路342を計算するために、ERPにより使用される内部アルゴリズムと、デスティネーション245へ向かう経路の確立とは、データルーティングの見地から本発明の範囲から外れる。本事例において、新しい経路342が、IR1 212からステートレスルータ214及び216経由でER1B 218Bへのリンクにより形成され、次にER1B 218Bは、AS4 240及びデスティネーション245に向かってIR3 230を介してAS3 230に接続する。容易に理解できるように、結果の新しい経路342は、計算され得たであろう多くの可能性のうちの一例でしかない。新しい経路342は、本発明の開示を簡略化して説明するために選択された。
計算340の後、IR1 212は、少なくとも1つの計算ステップ340と新しい経路342そのものとを検出する(ステップ344)。検出344は様々な方法で実行可能である。1つの可能性としては、ERPに対する責任があるIR1 212の一部(例えばルーティングエンジン(routing Engine:RE))が、ステート情報維持に対する責任があるIR1 212の別部分(例えば資源管理モジュール(Resource Management Module:RMM))に通知するということがある。検出344は、REからRMMへ行われる場合はアップコールと呼ばれる場合があり、その場合RMMは、新しい経路342の計算340に関する情報を受信するアップコールインターフェースを有する。検出344は、REにより維持される他の情報(例えばルーティングテーブル)の監視又は検閲を通して行われる場合もあり、又は、IR1 212において受信されるパケット又はIR1212から発せられるパケットの監視又は検閲により行われる場合もある。任意で(破線ボックスで図示するように)、検出344は、(既存及び今や以前の)経路310に関する情報の処理を含んでもよい。検出344の処理の様相は、以前の経路310により横断される全部のAS(AS_Path)のリストを獲得することを目的とする。このリストは、先の手段又は他の手段により導かれるアップコールインターフェース介して獲得可能である。
ひとたび検出344が実行されると、IR1 212はエッジルータリフレッシュメッセージ346を作成し、エッジルータリフレッシュメッセージ346は、以前の経路310及び新しい経路342に関するデータセッションの識別子(例えばソースポート/アドレス、デスティネーションポート/アドレス及び差別化サービスコードポイント(Differentiated Service Code Point:DSCP))と、IR1 212のアドレスと、エッジルータとしてのみ動作するルータに対するメッセージと任意で潜在的に処理されるAS_Pathリストとが意図される表示と、を少なくとも含む。IR1 212のアドレスは、エッジルータリフレッシュメッセージ346のソースを識別することにとりわけ使用可能である。エッジルータとして動作するルータに対するメッセージが意図される表示は、メッセージ346のタイプを識別する新しいグローバル予約シーケンス番号の形態をとる場合がある。ひとたび作成されると、エッジルータリフレッシュメッセージ346は、デスティネーション245に向けて、すなわち新しい経路342で送信される。エッジルータリフレッシュメッセージ346を受信すると、ステートレスルータ214、216は、データトラフィックと同じようにエッジルータリフレッシュメッセージ346を単純に送信する(ステップは図示せず)。任意で、エッジルータリフレッシュ346が信号トラフィックに関することを理解し、それにしたがって処置するために、修正も可能である。しかしながら、ステートレスルータ214、216は、エッジルータリフレッシュメッセージ346を検閲して、新しい経路342に関するステート情報を局所的に変更することはない。
エッジルータリフレッシュメッセージ346を受信すると、ER1 218Bは、以前の経路310には関与していなかったが、新しい経路342に適切なローカルステート情報を作成する。ER1B 218Bが以前の経路310に関与していた場合には、ER1B 218Bは、ステート情報を作成するのではなく、以前の経路310に関するそのステート情報を更新したであろう。
ステップ350に続いて、ER1B 218Bは、デスティネーション245に向けて、すなわち新しい経路342で、エッジルータリフレッシュメッセージ346をエッジルータリフレッシュメッセージ352にして送信する。エッジルータリフレッシュメッセージ352を受信すると、IR3 232は新しい経路342に適切なステート情報を作成する。同様に、ER1B 218Bについて説明したように、IR3 232が以前の経路310に関与していた場合、ER1B 218Bは、ステート情報を作成するのではなく、以前の経路310に関するそのステート情報を更新したであろう。この例のように、IR3 230が以前の経路310に関与していなかった場合には、エッジルータリフレッシュメッセージ352はデスティネーション245に向けて、すなわち新しい経路342でさらに送信される。デスティネーション245に向かう部分で、以前の経路310から新しい経路342へ依然として変化する可能性があるので、たとえIR3 230が以前の経路310を関与していたとしても、送信を進行することが好ましい。しかしながら、ある実施形態においては、以前の経路310と新しい経路342とがそこからデスティネーション245に向けて対応すると想定すると、エッジルータリフレッシュメッセージ352は、IR3 230が以前の経路310に関与しなかった場合にのみ送信される場合がある。任意で、エッジルータリフレッシュメッセージ352がAS_Pathを含む場合で、適切であるならば(例えば、IR3 230が備わる場合)、IR3 230はエッジルータリフレッシュメッセージ352を検閲して、それが付されるAS3 230が以前の経路310の部分であったかどうかを検出可能である。この例において、AS3 230は以前の経路310の部分ではなく、IR3 230はAS3 230内でローカルリフレッシュを誘発する傾向がある。ローカルリフレッシュは、とりわけAS3 230内で使用されるIRPを考慮して、適切な方法で実行される。
本発明の開示により、エッジルータリフレッシュメッセージを受信すると、(イングレスエッジルータとして、又はエグレスエッジルータとして動作する)エッジルータにより実行されるアルゴリズムのフローチャートを、図4は示している。説明の簡略性を増すために、図2及び3において使用した例を以降で再利用することにする。図示する方法は、ネットワーク200におけるデータセッションに関するステート情報を更新するために、エッジルータ(例えば218A又は232)において実行される。この方法の最初に、データセッションは、ソース205からデスティネーション245に向かう経路310上に確立される。経路310は、経路310により横断される複数のAS210、220、240において予約される適切な資源を有する。データセッションに対する変更が、経路310の少なくとも一部を新しい経路342に変更すると、この方法の以下のステップが実行される。第1に、エッジルータは、
データセッションの識別子と、
エッジルータリフレッシュメッセージを発した始発エッジルータ(すなわちIR1 212)の識別子(例えばIPアドレス)と、
変更経路342上に存在するエッジルータによりエッジルータリフレッシュメッセージが使用されるよう意図されているという表示と
を含むエッジルータリフレッシュメッセージを受信する(ステップ410)。
適切なステートが変更経路342に存在しない場合、適切なステートが作成される(ステップ420)。上述のように、エッジルータ以前の経路310上にない場合には、適切なステートを作成することが適切である。
上記方法のオプションは、エッジルータのASにおいて資源を予約することが適切かどうかの、エッジルータにおける判定を含む。適切ではない場合(例えば、イングレスエッジルータの場合)、又は体系的ではない場合(エグレスルータの場合)、エッジルータは、変更経路342上でデスティネーション245に向けてエッジルータリフレッシュメッセージをさらに送信する(ステップ440)場合がある。
エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、変更の前に経路310により横断される複数のAS(例えば、210、220、240)のリストをさらに含む。この場合、エッジルータリフレッシュメッセージに含まれるリストにエッジルータのASが挙がっていないならば当該ASにおいて資源を予約することが適切であると判定することにより、判定430は行われる。
本発明の開示により、新しい経路を検出すると、イングレスエッジルータとして動作するエッジルータにより実行されるアルゴリズムのフローチャートを、図5は示す。説明の簡略性を増すために、以降では、図2及び3において使用した例を再利用する。図示する方法は、データセッションの変更を広告するために実行される。この方法の最初に、データセッションはソース205〜デスティネーション245まで経路310上に確立される。経路310は、複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有する。データセッションの変更が、経路310の少なくとも一部を新しい経路342に変えると、上記方法の以下のステップが実行される。
エッジルータは、新しい経路342へのデータセッションの変更を検出する。ステップ510は、エッジルータの資源管理モジュール(RMM)において実行可能である。RMM構造及び関連名は、本発明者に知られる実際の実施形態として存在し、他の構造が異なる配列で同一のタスクを実行可能であることが容易に理解されるべきである。適切であるならば、エッジルータのRMMは、変更経路342のための適切なステートを作成(ステップ520)してもよい。その後、エッジルータは、RMM(720)においてエッジルータリフレッシュメッセージを作成し(ステップ540)、エッジルータリフレッシュメッセージは、
データセッションの識別子と、
エッジルータの識別子と、
エッジルータリフレッシュメッセージが、変更経路342上に存在するエッジルータのRMMにより使用されるように意図されているという表示と
を含む。
このように作成されるエッジルータリフレッシュメッセージは、変更経路342でエッジルータからデスティネーション245に向けてさらに送信される(ステップ550)。エッジルータは、エッジルータリフレッシュメッセージにおける変更前に経路310により横断される複数のAS(例えば210、220、240)のリストを含むために、AS_Path情報をさらに処理する(ステップ530)場合がある。リスト自体は、検出ステップ510の間に受信されたり、獲得されたりする場合がある。
さらに、検出510は、RMMにおける変更の表示をエッジルータのルーティングエンジン(RE)から受信することにより行われる場合もある。ルーティングエンジンの内部ルーティングプロトコル(IRP)モジュール及び外部ルーティングプロトコル(ERP)モジュールの1つから、表示は発せられている場合がある。さらに、エッジルータのルーティングエンジンの複数のルーティングテーブルのうち少なくとも1つにおける変更に続いて、表示は発せられている場合もある。
図6は、本発明の開示によるエッジルータ700のモジュール式表現である。エッジルータ700は、ネットワークインターフェースもジュール730と、ルーティングエンジン(RE)710と、資源管理モジュール(RMM)720とを備える。ネットワークインターフェースモジュール730は、複数のネットワークインターフェース(NI)732、734を管理する。RE710は、複数のルーティングテーブル716と、内部ルーティングプロトコル(IRP)モジュール712と、外部ルーティングプロトコル(ERP)モジュール(714)とを備える。IRPモジュール712は、複数のNI732、734の少なくとも1つと、複数のルーティングテーブル716の少なくとも1つとを用いて、エッジルータのAS内のデータパケットのルーティングに参加する。ERPモジュール714は、複数のNI732、734のうち第2のNIと複数のルーティングテーブル716の少なくとも1つとを用いて、さらなるASと交換されるデータパケットのルーティングに参加する。
RMM720は、図5と関連して説明される機能を提供可能である。より具体的には、RMMは、データセッションの変更を検出し、エッジルータリフレッシュメッセージを作成して、変更経路342でデスティネーション245に向けて送信する。前述のように、エッジルータリフレッシュメッセージは、
データセッションの識別子と、
(例えばエッジルータのIPアドレスのような)識別子と、
エッジルータリフレッシュメッセージが、変更経路342上に存在するエッジルータのRMMにより使用されるように意図されているという表示と
を含む。
RMM720は、必要な場合には変更経路342に適切なステートを作成してもよい。エッジルータリフレッシュメッセージは、変更前に経路310により横断される複数のASのリストをさらに含む場合がある。このような場合、経路310により横断される複数のASのリストを獲得することにより、RMM720は変更を検出可能である。同様に、リストは検出中にRMM720により獲得される場合もある。RMM720は、変更の表示をRE710から受信することにより変更を検出してもよい。このような表示は、RE710のIRPモジュール712及びERPモジュール714の1つから発せられる場合がある。さらに表示は、RE710のルーティングテーブル716の少なくとも1つにおける変更に続いて、発せられる場合もある。
RMM720は、図4に関連して説明される機能も提供可能である。つまり、RMM720は、適切なステートが変更経路342に存在するかどうかを判定して、エッジルータリフレッシュメッセージを受信可能であり、適切なステートが変更経路342に存在しない場合には、適切なステートを作成可能である。RMM720は、RMM720のAS内で資源を予約することが適切であるかどうかをさらに判定可能であり、適切である場合には、当該AS内での予約を開始する。RMM720は、変更経路342でデスティネーション245に向けてエッジルータリフレッシュメッセージをさらに送信する場合もある。
図6及び7をここで参照する。後者は、本発明の開示によるエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ810の概略表現を示す。エッジルータリフレッシュメッセージ810は、
データセッションの識別子820と、
エッジルータリフレッシュメッセージを発する始発エッジルータの識別子830と、
エッジルータリフレッシュメッセージが、変更経路342上に存在するエッジルータにより使用されることを意図しているという表示840と
を含み、
変更の前に経路310により横断される複数のASのリスト850(例えばAS_Path)
を含む場合がある。
このような場合、RMM720のASがRMM720により受信されるリストに挙がっていないならば、当該ASにおいて資源を予約することが適切であると、RMM720は判定する場合がある。
識別子830は、エッジルータリフレッシュメッセージ810を作成するエッジルータのアドレスの1つである傾向がある。その意味で、識別子830は、ルーティング可能な識別子である傾向があるが、多種のいかなるルーティング不可能な識別子である場合もある。このように識別子850は、受信ルータによるエッジルータリフレッシュメッセージ810のソースの認証を可能にする情報を含み得る。識別子850に関連して使用される認証機構はそのようなものとして、本発明の範囲外である。
数多くの例示的実施形態を具体的に参照して本発明の進歩的開示を説明してきた。しかしながら、このクラスの実施形態は、本発明の進歩的開示の多くの効果的使用の数例のみを提供するということが理解されるべきである。一般的に、本願明細書において行った陳述は、請求する本発明の様々な様相を必ずしも限定するものではない。さらに、いくつかの陳述は発明のいくつかの特徴に適用可能であるが、その他の特徴には適用しない場合がある。図面において、同類又は同様の構成要件は、いくつかの図にわたり同一の参照番号で示しており、図示した様々な構成要件は、必ずしも縮尺どおりに描かれているものではない。
RMDに関連してステート情報を提供する従来技術のネットワークのトポロジー図である。 本発明の技術による、ネットワークのトポロジー図の一例である。 本発明の開示による例示的実施形態のノード動作及び信号フローチャートである。 本発明の開示による、エッジルータリフレッシュメッセージを受信すると、イングレスエッジルータにより実行されるアルゴリズムのフローチャートである。 本発明の開示による、新しい経路検出を受信すると、イングレスエッジルータにより実行されるアルゴリズムのフローチャートである。 本発明の開示によるエッジルータのモジュール式表現である。 本発明の開示によるエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージの概略表現である。

Claims (32)

  1. 複数の自律システム、AS(210、220、230、240)、を備えるネットワーク(200)におけるエッジルータ(212、700)であって、データセッションが、前記複数のASの第1のAS、AS_S(210)、の前記エッジルータ(212、700)に接続されるソース(205)から、前記複数のASの第2のAS、AS_D(240)、を介して前記ソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に確立され、前記経路(310)は、前記複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有し、その場合前記データセッションの変更が、前記経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変え、
    前記エッジルータは、
    少なくとも1つのルーティングテーブル(716)と、
    前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)を使用する少なくとも1つのルーティングプロトコルモジュール(712、714)と
    を備えるルーティングエンジン、RE(710)、と、
    前記データセッション(510)の変更を検出し、
    前記データセッションの識別子(820)と、
    前記エッジルータ(212、700)の識別子(830)と、
    エッジルータリフレッシュメッセージ(810)が、前記変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されている、という表示(840)と
    を含む前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を作成し、
    前記変更経路(342)で前記デスティネーション(245)に向けて前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信する
    資源管理モジュール、RMM(720)、と、
    を備えるエッジルータ。
  2. 複数のネットワークインターフェース、NI(732、734)、を管理するネットワークインターフェースモジュール(730)をさらに備え、その場合前記少なくとも1つのルーティングプロトコルモジュール(712、714)は、
    前記複数のNI(732、734)のうち少なくとも1つと前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)とを用いて、前記AS内のデータパケットのルーティングに参加する内部ルーティングプロトコル(IRP)モジュール(712)と、
    前記複数のNI(732、734)の第2のNIと前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)とを用いて、さらなるASと交換されるデータパケットのルーティングに参加する外部ルーティングプロトコル(ERP)モジュール(714)とを備える、
    請求項1に記載のエッジルータ。
  3. 前記RMM(720)は、前記変更経路(342)に適切なステートを作成する、請求項1に記載のエッジルータ。
  4. 前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、
    前記変更の前に前記経路(310)により横断される前記複数のAS(210、220、240)のリスト(850)
    を含む、請求項1に記載のエッジルータ。
  5. 前記RMM(720)は、前記リスト(850)を獲得することにより前記変更を検出する、請求項3に記載のエッジルータ。
  6. 前記RMM(720)は、前記変更の表示を前記ルーティングエンジン(710)から受信することにより前記変更を検出する、請求項1に記載のエッジルータ。
  7. 前記表示は、前記ルーティングエンジン(710)の前記少なくとも1つのルーティングモジュールモジュール(712、714)から発せられる、請求項6に記載のエッジルータ。
  8. 前記表示は、前記ルーティングエンジン(710)の前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)における変更に続いて、前記ルーティングエンジン(710)の前記少なくとも1つのルーティングモジュールモジュール(712、714)から発せられる、請求項6に記載のエッジルータ。
  9. 前記エッジルータ(212、700)の前記識別子(830)は、前記エッジルータ(212、700)のルーティング可能な識別子又は前記エッジルータ(212、700)のルーティング不可能な識別子の1つである、請求項1に記載のエッジルータ。
  10. 前記識別子(830)は、認証情報を含む前記エッジルータ(212、700)のルーティング不可能な識別子である、請求項1に記載のエッジルータ。
  11. ネットワーク(200)におけるデータセッションの変更を広告する方法であって、前記ネットワーク(200)は、複数の自律システム、AS(210、220、230、240)、を備え、前記データセッションは、前記複数のASの第1のAS、AS_S(210)を介して接続されるソース(205)から、前記複数のAS、AS_D(240)の第2のASを介して前記ソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に確立され、前記経路(310)は、前記複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有し、その場合前記データセッションの変更が、前記経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変え、
    前記方法は、前記変更に続いて、
    前記AS_Sのエッジルータ、IER(212、700)、の資源管理モジュール、RMM(720)、において前記データセッションの変更を検出する(510)ステップと、
    前記IER(212、700)の前記RMM(720)においてエッジルータリフレッシュメッセージ(810)を作成するステップであって、前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、
    前記データセッションの識別子(820)と、
    前記IER(212、700)の識別子と、
    前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)が、前記変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されている、という表示(840)と
    を含むものである、ステップと、
    前記変更経路(342)で前記IER(212、700)から前記デスティネーション(245)に向けて前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信するステップと
    を含む方法。
  12. 前記IER(212、700)の前記RMM(720)において、前記変更経路(342)に適切なステートを作成するステップ
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、
    前記変更の前に前記経路(310)により横断される前記複数のAS(210、220、240)のリスト(850)
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記変更を検出するステップは、前記リスト(850)を獲得することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記変更を検出する(510)ステップは、前記IER(212、700)のルーティングエンジン(710)から前記IER(212、700)の前記RMM(720)において前記変更の表示を受信することにより行われる、請求項11に記載の方法。
  16. 前記表示は、前記IER(212、700)のルーティングエンジン(710)の内部ルーティングプロトコル、IRP、モジュール(712)と外部ルーティングプロトコル、ERP、モジュール(714)との1つから発せられる、請求項15に記載の方法。
  17. 前記表示は、前記IER(212、700)の前記ルーティングエンジン(710)の内部ルーティングプロトコル、IRP、モジュール(712)と外部ルーティングプロトコル、ERP、モジュール(714)との1つから発せられる、請求項16に記載の方法。
  18. ネットワーク(200)におけるデータセッションに関するステート情報を、エッジルータ(700、218B、232、238)において更新する方法であって、前記ネットワーク(200)は複数の自律システム、AS(210、220、230、240)、を備え、その場合前記エッジルータは前記複数のASの1つ、AS_E(210、230、240)、の端にあり、前記データセッションは、前記複数のASの第1のAS、AS_S(210)、のイングレスエッジルータIER(212、700)として動作する第1のエッジルータに接続されるソース(205)から、前記複数のASの第2のAS、AS_D(240)、を介して前記ソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に確立され、前記経路(310)は、前記複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有し、その場合前記データセッションの変更は、前記経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変え、前記方法は、
    前記エッジルータ(700、218B、232、238)においてエッジルータリフレッシュメッセージ(810)を受信する(410)ステップであって、前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、
    前記データセッションの識別子(820)と、
    前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を発する始発エッジルータ(212、700)の識別子(830)と、
    前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)が、前記変更経路(342)上に存在する前記エッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されている、という表示(840)と、
    を含むものである、ステップと、
    適切なステートが前記変更経路(342)に対して存在するかどうかを、前記エッジルータ(700、218B、232、238)において判定し、前記適切なステートが前記変更経路(342)に対して存在しない場合には、前記適切なステートを作成するステップと、
    を含む方法。
  19. 前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切であるかどうかを、前記エッジルータ(700、218B、232、238)において判定(430)し、前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切である場合には、AS_E(210、230、240)において予約を開始する(450)ステップ
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記変更経路(342)で前記エッジルータ(218B、2320、238)から前記デスティネーション(245)に向けて前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信する(440)ステップ
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切であるかどうかを、前記エッジルータ(700、218B、232、238)において判定する(430)ステップと、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切である場合には、前記AS_E(210、230、240)において予約を開始する(450)ステップと、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切でない場合には、前記変更経路(342)で前記エッジルータ(218B、2320、238)から前記デスティネーション(245)に向けてエッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信する(440)ステップと
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、前記変更の前に前記経路(310)により横断される前記複数のAS(210、220、240)のリスト(850)をさらに含み、
    前記判定する(430)ステップは、前記AS_E(210、230、240)が前記リスト(850)にない場合には前記AS_E(210、230、240)において予約することが適切であることを判定することにより行われる、
    請求項21に記載の方法。
  23. 複数の自律システム、AS(210、220、230、240)、を備えるネットワーク(200)におけるエッジルータ(700、218B、232、238)であって、その場合前記エッジルータは、前記複数のASのうちの1つ、AS_E(210、230、240)、の端にあり、データセッションが、前記複数のASの第1のAS、AS_S(210)、のイングレスエッジルータIER(212、700)として動作する第1のエッジルータに接続されるソース(205)から、前記複数のASの第2のAS、AS_D(240)、を介して前記ソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に確立され、前記経路(310)は、前記複数のAS(210、220、240)において予約される適切な資源を有し、その場合前記データセッションの変更が、前記経路(310)の少なくとも一部を変更経路(342)に変え、前記エッジルータは、
    少なくとも1つのルーティングテーブル(716)と、
    前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)を使用する少なくとも1つのルーティングプロトコルモジュール(712、714)と
    を備えるルーティングエンジン、RE(710)、と
    前記データセッションの識別子(820)と、
    エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を発する始発エッジルータ(212、700)の識別子(830)と、
    前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)が、前記変更経路(342)上に存在するエッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されている、という表示(840)と
    を含む前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を受信し、
    前記変更経路に適切なステートが存在するかどうかを判定(420)し、前記変更経路に適切なステートが存在しない場合には前記適切なステートを作成する
    資源管理モジュール、RMM(720)、と、
    を備えるエッジルータ。
  24. 複数のネットワークインターフェース、NI(732、734)、を管理するネットワークインターフェースモジュール(730)をさらに備え、その場合前記少なくとも1つのルーティングプロトコルモジュール(712、714)は、
    前記複数のNI(732、734)のうち少なくとも1つと前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)とを用いて、前記AS内のデータパケットのルーティングに参加する内部ルーティングプロトコル(IRP)モジュール(712)と、
    前記複数のNI(732、734)の第2のNIと前記少なくとも1つのルーティングテーブル(716)とを用いて、さらなるASと交換されるデータパケットのルーティングに参加する外部ルーティングプロトコル(ERP)モジュール(714)とを備える、
    請求項23に記載のエッジルータ。
  25. 前記RMM(720)は、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切であるかどうかを判定(430)し、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切である場合には、前記AS_E(210、230、240)において予約を開始する(450)、
    請求項23に記載のエッジルータ。
  26. 前記RMM(720)は、
    前記変更経路(342)で前記デスティネーション(245)に向けて前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信する(440)、
    請求項23に記載のエッジルータ。
  27. 前記RMM(720)は、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切であるかどうかを判定(430)し、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切である場合には、前記AS_E(210、230、240)において予約を開始(450)し、
    前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切でない場合には、前記変更経路(342)で前記デスティネーション(245)に向けて前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)を送信(440)する、
    請求項23に記載のエッジルータ。
  28. 前記エッジルータリフレッシュメッセージ(810)は、前記変更の前に前記経路(310)により横断される前記複数のAS(210、220、240)のリスト(850)をさらに含み、
    前記RMM(720)は、前記AS_E(210、230、240)が前記リスト(850)にない場合には前記AS_E(210、230、240)において資源を予約することが適切であると判定する、
    請求項23に記載のエッジルータ。
  29. 前記エッジルータ(212、700)前記識別子(830)は、前記エッジルータ(212、700)のルーティング可能な識別子又は前記エッジルータ(212、700)のルーティング不可能な識別子の1つである、請求項23に記載のエッジルータ。
  30. 前記識別子(830)は、認証情報を含む前記エッジルータ(212、700)のルーティング不可能な識別子である、請求項23に記載のエッジルータ。
  31. 複数の自律システム、AS(210、220、230、240)、を備えるネットワーク(200)に位置するエッジルータ(212、700)により作成されるエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)であって、データセッションが、前記複数のASの第1のAS、AS_S(210)、を介して接続されるソース(205)から、前記複数のASの第2のAS、AS_D(240)、を介して前記ソース(205)から接続されるデスティネーション(245)に向かう経路(310)上に確立され、前記エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)は、
    前記データセッションの識別子(820)と、
    前記エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)を発する前記エッジルータ(212、700)識別子(830)と、
    前記エッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)が、前記変更経路(342)上に存在する前記エッジルータ(700、218B、232、238)により使用されるように意図されている、という表示(840)と、
    を含むエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ。
  32. 前記変更の前に前記経路(310)により横断される前記複数のAS(210、220、240)のリスト(850)をさらに含むエッジルータリフレッシュネットワーク信号メッセージ(810)。
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