JP2009531808A - グラフィック・インターフェースを有する携帯メディアプレーヤ用のドッキング・システムおよびミキサ - Google Patents
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Abstract
ディスクジョッキー用のメディアプレーヤが開示される。メディアプレーヤは、メディアトラックのライブラリが記憶されている携帯メディアデバイスを受けるように構成されたシートを画成する表面を有する上面を有するハウジングを含んでいる。シートは携帯メディアデバイスに接続するための入力ポートを含んでいる。メディアプレーヤはマスター出力と、第1および第2のチャネル上のそれぞれのメディアトラックを待機し、再生するように構成された第1および第2のメディア制御インターフェースを有する第1および第2のデッキと、主ディスプレイと、回転可能、押下可能な選択ノブと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するために関連するコンテキスト的機能ラベル表記を有するいくつかの多機能コントローラとを含むグローバル制御インターフェースとを含んでいる。ミキシング・コントローラは、第1および第2のチャネルを選択的にミキシングして混合信号にし、マスター出力を経て混合信号を送出するために、インターフェースで行われた選択に従って携帯メディアデバイスにアクセスし、これを制御するためのインターフェースと、入力ポートと、マスター出力とに通信可能に接続されている。
Description
本発明は、マルチメディアの再生および制御のための装置に関する。本発明は特に、オーディオおよびビデオファイルなどのマルチメディアファイル再生を制御するためのディスジョッキー・ミキシング装置に関する。
音楽産業では、制御性と正確さとを伴うマルチメディアの再生ができるディスクジョッキーなどの人員が必要である。このようなマルチメディアは多くの異なる形態で利用できる。例えば、オーディオをアナログ・ビニール製ディスクで利用できることが長年にわたって知られている。特に、ビニール製レコードで音楽の録音ができ、再生パフォーマンスにディスクジョッキーによりターンテーブル上で広く再生されてきた。
しかし、通常はディスクジョッキーのパフォーマンス中に音楽の連続的な再生を提供する必要と要望がある。これを実行するため、1つのターンテーブルが現在選択されている音楽を再生する一方で、第2のターンテーブルを使用して次の選択を待機するため、2つ以上のターンテーブルがよく使用される。最初に選択された音楽が終わりに近づくか、または終わった場合、マスター出力を切らずに第1のターンテーブルでの再生を第2のターンテーブルに切り換えることができる。1つの選曲から別の選曲に継ぎ目なしで移行するため、1つのターンテーブルから別のターンテーブルへの移行をミキシングし、または前後にフェードすることができることも極めてよく知られている。この前後の移行およびミキシングは、ディスクジョッキーのパフォーマンス中に往復して無限に実行できる。
このミキシングを実行するため、通常はディスクジョッキー・ミキシングデバイスが使用される。ミキサは一般に2つの入力を含んでおり、1つはターンテーブルなど各音源用であり、もう1つはマスター出力用である。ディスクジョッキーがメディアソースのミキシングと出力とを直観的に制御できるように、ミキサには制御インターフェースが備えられている。ディスクジョッキーが魅力あるパフォーマンスのためにメディアのこのようなミキシングおよび再生の出力を効果的に制御できるためには、このインターフェースが極めて重要である。
ターンテーブルおよびビニール製レコードがメディアとして音源に使用される場合、オーディオの待機および再生はターンテーブル自体により決定される。ディスクジョッキーはビニール製レコードを物理的にターンテーブル上に置き、所望のスポットに針を置き、所望の時に再生されるよう待機する。その選曲が再生用の出力される時間になると、マスター出力で聴こえるように、ミキサがその選曲に切り換えまたはフェードされるように操作される。その選曲がもう必要ない場合は、ターンテーブル自体の適宜のボタンまたはコントローラを作動させてターンテーブルが停止される。
一般に、ターンテーブル自体での制御は、ターンテーブルの再生およびコマンド動作を制御するために使用される。その結果、ディスクジョッキーはビニール製レコードの迅速かつ簡単な制御に特に適したコントローラを備えたターンテーブルを操作する。例えば、再生および待機ボタンは通常は極めて大きく、容易にアクセスできるものであり、それは暗いナイトクラブや、選曲の変更が頻繁になされる場合には不可欠である。
ターンテーブルによって再生されるビニール製レコードはディスクジョッキーにより再生されるよく知られているメディアソースであり、最近では、ディスクジョッキーが使用するのに適した多くの新型のデジタルメディアがある。例えば、デジタル・コンパクトディスクCDは現在ではデジタル・オーディオなどのメディア用の新たな一般的な記憶フォーマットである。デジタル・オーディオが光学式CD内に記憶される。ターンテーブルは一般にコンパクトディスク・プレーヤに取って代わられ、前述のようにミキシングされる。CDおよびそのオーディオファイルの伝送および動作の制御は、ディスクジョッキーが扱いやすいコントローラを備えることによって容易に行うことができる。例えば、ディスクジョッキーのパフォーマンスを促進するため、再生/待機ボタンは大きく、直観的に分かるようにCDプレーヤ上に配置されている。
光ディスク上にデジタル・ファイルを記憶するCDと同様に、再生しやすいようのデジタル・オーディオを記憶するため、その他の記憶媒体も使用されてきた。例えば、デジタル・オーディオファイルをハードディスクおよびメモリRAMカードに記憶することができる。これらの記憶デバイスも、後にディスクジョッキーによって再生およびミキシングされるメディアファイルのソースとして機能することができる。これらの記憶デバイスは、アナログ・ターンテーブルまたはCDプレーヤに代わる代替メディアソースとして、ディスクジョッキーのミキサ用の入力源として動作する別個のユニットであってもよい。例えば、ハードディスクおよび/または取り出し可能なメディアを受けるためのメモリカード・スロットを有するメディアプレーヤが当技術分野で知られている。ターンテーブルおよびCDプレーヤの場合と同様に、これらはメディアファイルの再生およびコマンド用の大きく直感で分かるコントローラを備えたユニットである。これらのコントローラは一般に、ディスクジョッキーがディスクジョッキーのパフォーマンスを促進するために特別に構成、配置されている。
CDプレーヤ、ハードディスク・プレーヤを単一のデバイスとしての解決策のためにディスクジョッキーのミキサと一体化することも当技術分野でよく知られている。しかし、これらのユニットは依然として十分大型で、ディスクジョッキーが使用するための設計として構成されている。
近年、携帯メディアデバイスはコンパクトなサイズ、大きい記憶容量、およびコストダウンにより極めて普及している。携帯メディアデバイスは携帯ハードディスク・ドライブ、特に携帯メディアプレーヤの形態で入手できる。これらの携帯メディアプレーヤは「mp3」および「wmv」など、多くの異なるフォーマットでオーディオファイルを再生することができる。さらに、これらのプレーヤの多くは、「avi」、「divx」などの異なるフォーマットでビデオファイルを再生することができる。例えば、Creative Technology Ltd.、Apple Computer,Inc.、およびArchos,Inc.で製造されている携帯メディアプレーヤはその機能により広く販売されている。
これらのプレーヤは一般に、ユーザが所望の時にファイルを再生し、制御できるように、デバイス自体に独自の操作システムおよび伝送およびコマンド・コントローラを含んでいる。これらの携帯デバイスは、ユーザが通常、例えばヘッドフォンまたはステレオシステムを介してユーザが再生用コントローラを操作できるように片手、または両手に携帯することを意味する点で、本質的にパーソナル・プレーヤである。
これらの伝送およびコマンド・コントローラは携帯プレーヤのほとんどの用途に適しているものの、他の用途向けにパーソナル・プレーヤの制御を増強、または向上させる必要がある場合が多い。例えば、携帯メディアプレーヤには遠隔操作が備えられている。プレーヤの操作システムと相互接続された受信機が携帯プレーヤに接続されている。例えば赤外線を使用したワイヤレス・リモートは実際のデバイスの伝送およびコマンド・コントローラの一部または全部の重複を含んでいる。リモートのボタンを押すと、受信機にコマンドが送信され、それによって携帯プレーヤの動作を制御する。このようなワイヤレス・リモートは、プレーヤ自体に接触せずに携帯プレーヤを遠隔操作するのに適している。
多くの携帯デバイスはプレーヤの前面上に伝送およびコマンド・コントローラを含んでいる。プレーヤが上縁部だけを露出していないケース内にある場合は、コントローラを操作するために全プレーヤを取り出さなければならない。この問題に対処するため、通常はプレーヤの操作システムにアクセスするための追加の接点を含むヘッドフォンのジャックなどの、プレーヤの縁部に差し込むことができる従来技術の制御モジュールがある。
あるいは、いくつかの伝送およびコマンド・コントローラを、例えばヘッドフォンとインラインでプレーヤにテザー接続上で重複することができる。小型のテザー制御で実施可能な小型のサイズなので、主要な伝送およびコマンド・コントローラだけが備えられる。
従来技術では、いくつかのコントローラが使用しやすいようにドック上で反復される、携帯プレーヤを受容するためのドックを備えることが知られている。例えば、携帯メディアプレーヤ用のドックを含む自立型パワードスピーカ・ユニットの多くは、ユーザがプレーヤ自体のコントローラを操作しなくても済むようにこのような重複したコントローラを有している。
携帯プレーヤのコントローラは手中で操作する人には十分であるが、これらのコントローラは、パフォーマンス中にディスクジョッキーで使用するには適していない。その上、例えばテザー・リモート、差し込みモジュール、およびパワードスピーカ上のものなどの携帯メディアプレーヤ用の重複した伝送およびコマンド・コントローラはディスクジョッキーが使用するには適していない。これらはディスクジョッキーによる使用向けに直観的、または論理的に配置されていない。さらに、それらのうちで1つ以上の携帯プレーヤの間でミキシング機能を備えているものはない。さらに、これらには大容量記憶デバイスとして機能するものと同じ携帯メディアプレーヤからのオーディオを流し、ミキシングできるものがない。さらに、従来技術のデバイスには、それぞれのプレーヤのコントローラと接続して容易にスクリーンを観ることができるように携帯メディアプレーヤを取り付ける方法を提供するものがない。さらに従来技術には、記憶されたメディアファイルのソースからのメディアの2つの流れを制御するためにディスクジョッキー式コントローラの2つの別個の専用セットを有するデバイスがない。
上記に鑑みて、携帯メディアプレーヤなどの携帯メディアデバイスを受容することができるドッキング装置の要求がある。ドッキング装置内にドッキングされたデバイスの操作コマンド用のコントローラを含む携帯メディアデバイス用のドッキング装置の要求がある。さらに、携帯メディアプレーヤなどの単一またはそれ以上の大容量記憶クラスのデバイスを流れるメディアをミキシングすることができる携帯メディアプレーヤ用のドッキング装置の別の要求がある。携帯メディアプレーヤのコントローラをディスクジョッキー式の配置で重複する携帯メディアプレーヤ向けのドッキング装置の要求がある。メディア情報をディスプレイするために携帯メディアプレーヤをドッキングさせる携帯メディアプレーヤ用のドッキング装置のさらに別の要求がある。携帯メディアプレーヤから再生されるメディアの音量を調整し、サウンドプロファイルを修正可能な携帯メディアプレーヤ用ドッキング装置の要求がある。
本発明のメディアプレーヤは、携帯メディア記憶デバイスおよび携帯メディアプレーヤ用の従来技術のミキサおよびドッキング・システムの利点を保持するものである。加えて、本発明は現在市販されているデバイスに見られない新たな利点を提供し、このような現在市販されているデバイスの多くの欠点を克服するものである。
本発明のメディアプレーヤは一般に、携帯メディア記憶デバイスおよび携帯メディアプレーヤ用の新規かつ独自のドッキング・システムおよびミキサに向けられている。
メディアプレーヤは、外部ハードディスク(例えばUSB)を含む大容量記憶クラスのデバイス、または大容量記憶クラスのデバイス・モードで動作する携帯メディアプレーヤなどの携帯メディア記憶デバイス用の制御インターフェースを提供する新規かつ独自のドッキング装置を含んでいる。デバイスは例えば、オーディオおよび/またはビデオファイルを有することができる。
装置は第1のメディア・コントローラと、第2のメディア・コントローラとを有するハウジングを含んでいる。マイクロコントローラはハウジング内に位置し、メディアファイルの処理を扱う。第1のメディア・コントローラおよび第2のメディア・コントローラはマイクロコントローラに電気的に相互接続されている。1つまたは(複数のデバイスが接続されている場合は)複数のメディア記憶デバイスは各々、少なくとも1つのメディア・アイテムを有する第1のメディア記憶コンポーネントを有している。メディア記憶コンポーネントは、ドック相互接続などによってマイクロコントローラに電気的に相互接続されている。携帯メディアデバイスが携帯メディアプレーヤである場合、これを本発明の装置に直接ドッキングさせて、大容量記憶クラスのデバイスの、例えばハードドライブまたはRAMなどの記憶媒体上のメディアファイルに本発明の装置によってアクセスすることができる。
本発明は接続されている携帯メディア記憶デバイス上のメディアを制御し、これに指令するための制御インターフェースを備えるだけではなく、メディアを直接制御する独自の操作システムをも備える新規かつ独自のミキシング・コントローラを含んでいる。したがって、ドック接続を介して、またはUSB、IEEE−1394などによって直接接続されたメディア記憶デバイスを、装置がそのファイルにアクセスできる大容量記憶デバイスとして操作するだけでよい。本発明の装置は好ましくは、デバイス自体にあるメディア再生および操作システムにはアクセスせず、またはこれを使用しない。デバイスは例えば、携帯外部USBハードドライバ、またはオーディオおよび/またはビデオファイルを有する携帯メディアプレーヤであることができる。
本装置は、2セットのメディア・コントローラを有する、好ましくはテーブルに取り付けられたハウジングを含んでいる。例えば、必要ならばセンタリング用のスピンドルが設けられたターンテーブル上に装置を直接載置することができるように、装置の底には穴を設けてもよい。
携帯メディア記憶デバイス(1つまたは複数)は、ドック・コネクタまたはUSBポート、またはIEEE−1394およびブルートゥースなどのその他の公知のファイル伝送方式によって装置に接続される。マイクロコントローラがハウジング内に配置され、メディアファイルの処理を扱う。第1のメディア・コントローラおよび第2のメディア・コントローラはマイクロコントローラに電気的に相互接続されている。その結果、本装置は接続されたいずれかの記憶デバイス上にあるすべてのメディアにアクセスする。
ユーザ・インターフェースは極めてフレキシブルであり、トラックにフラグを付け、トラックを選択し、後の再生および制御用に再生リスト(または待機セット)に分類することができる。次に再生するための再生リスト内のメディア・アイテムとして、ユーザ・インターフェースは、装置の前面に位置する適宜のディスクジョッキー・インターフェース・コントローラによって制御される片面(すなわちA面またはB面)または他の面に自動的に送られることができる。したがって、ディスクジョッキーは特定の面の所与のファイルの再生を手動的に待機する必要がない。本装置はこれを自動的に制御することができ、それは新規かつ独自の機構である。あるいは、所与のセットのコントローラにより制御されるように、所与のメディアファイルを片面または別の面に手動的に置いてもよい。
装置上の第1のセットのコントローラ、および第2のセットのコントローラの操作はそれぞれ、割り当てられているメディア・アイテムの操作を指令する。携帯メディア記憶デバイスに接続された出力は、ディスクジョッキー式にミキシングされ、完全に制御される。各面のレベル、およびミキシングされた出力のマスターボリュームを制御可能である。
本発明の上記の、およびその他の特徴、態様、および利点は以下の説明、添付の特許請求の範囲、および添付図面を参照することによってより明解に理解されよう。
まず図1を参照すると、本発明のメディアプレーヤ10の斜視図が示されている。メディアプレーヤ10は、携帯メディアデバイス16(図2)をそれぞれ受けるシート14を有する主ハウジング12を含んでいる。シート14は異なるサイズおよび構成の携帯メディアデバイスを受容するように再構成可能であってもよい。例えば、そのために異なるシートインサート(図示せず)を備えることができる。
シート14は携帯メディアデバイス用のドッキング場所を提供する。シート14は好ましくは携帯メディアデバイスの外壁を支持するための床と側壁とを含んでいる。携帯メディアプレーヤ自体と電気的に相互接続するため、すなわち底部を介して接続するため、シート14の床にインターフェース・コネクタが設けられている。
最初に、背景として図1〜5に関連して信号ミキシングおよび制御機能が示されている。メディアプレーヤ10は、2つの出力信号を生成するために、集合的に18で示す2つの別個のデッキ18a、18bを含んでいる。メディアプレーヤの左側のコントローラは一般に第1のデッキを形成し、メディアプレーヤの右側のコントローラは一般に右のデッキを形成する。メディアプレーヤ10の中央部22のコントローラは一般に、第1のデッキ18aと第2のデッキ18bとで共用される。
クロスフェーダ24はメディアプレーヤ10に接続された携帯メディアデバイス16またはその他のデバイスから発される2つの出力信号をミキシングするために使用される。ラインフェーダ26a、26bは所与のチャネルのオーディオ信号レベルなどの信号レベルを調整するために備えられている。一般に、チャネル1は左のデッキ18aからのメディア出力に対応し、チャネル2は右のデッキ18bからのメディア出力に対応している。入力セレクタ28a、28bはどの信号が所与のチャネルに入力されるかを制御する。好ましくは、携帯メディアプレーヤ16から発される信号はミキサへと送られる。しかし、メディアプレーヤ10は、どの出力がミキシング・サブシステムに送られてもよい標準型のディスクジョッキー・ミキサとして使用されてもよい。メディアプレーヤ10の各チャネル、または側面ごとに好ましくはツーポジション入力セレクタが備えられ、1つの位置はミキサに供給される携帯メディアプレーヤからのソース信号を選択し、一方、第2の位置は信号供給用のポートとして代替のラインインまたはフォノ位置を選択する。これらの相互接続の詳細は以下に図2に関連して記載する。
さらに、ミキシングされ、出力される信号の音質をユーザが調整できるように、各チャネルに3バンド・イコライザ30a、30bが備えられる。各チャネルは、オーディオの高音、中音もよび低音レベルを調整するために3バンド・イコライザ30a、30bを有している。2つの音源間の入力レベルを等化するために使用されるゲイン調整機構32a、32bも各チャネルに備えられている。これは、異なるデバイスで異なるオーディオファイルが異なるレベルで録音された結果、出力レベルが異なる場合に特に有用である。さらに、本発明のメディアプレーヤ10の再生性能を表すマスターボリュームを制御するためにマスター出力コントローラ34が備えられている。このようなマスター出力を表す出力コネクタは図2を参照して以下に記載し、図示する。
ここで図2を参照すると、本発明の後部パネルの詳細を見ることができる。電源(図示せず)を受けるためにAC電源コネクタ36が備えられている。9ボルト、2.8アンペアの電源が好ましいが、メディアプレーヤ10がそれに応じて修正されればその他の電源を使用することができる。電源コネクタの隣にはメディアプレーヤ10をオン、オフに切り換えるためのON/OFF電源ボタン38がある。例えばハムノイズを除去し、または衝撃を避けるため、メディアプレーヤ10をアース経路に接続するためのアースコネクタ40a、40bが備えられている。
本発明のメディアプレーヤ10は、オーディオおよびビデオ信号が通るフルアレイの入力および出力コネクタを提供する。外部音源を装置のチャネル1に接続するための左右のステレオチャネル用の一対のRCAコネクタ42a、42bである。チャネル1用のRCAコネクタ42a、42bを介したチャネル1へのラインレベル入力、またはフォノ入力を選択するために入力セレクタスイッチ44が備えられている。同様に、外部音源を装置のチャネル2に接続するための左右のステレオチャネル用の、一対のRCAコネクタ46a、46bを備えている。チャネル2用のRCAコネクタ46a、46bを介したチャネル2へのラインレベル入力、またはフォノ入力を選択するために入力セレクタスイッチ48が備えられている。
メディアプレーヤ10の上部パネル上のマスターゲイン・ノブ34により制御されるメディアプレーヤ10の出力であるマスターステレオ出力のステレオ出力用に、パネル上の一対のRCAコネクタ50a、50bが備えられている。これらのコネクタ50a、50bはパワードスピーカとステレオシステムとを接続するために最適に使用される。ラインレベルのステレオ出力用には別の一対のRCAコネクタ52a、52bが備えられている。これらのコネクタ52a、52bはCDバーナー、テープレコーダ、またはコンピュータ用サウンドカードのラインインなどの録音デバイスを接続するために最適に使用される。
メディア・アイテムは、本発明の装置を使用して再生およびミキシングされるビデオファイルであることができる。メディアプレーヤ10からコンピュータ・モニタまたはプロジェクタ(図示せず)などのビデオ・ディスプレイにビデオを出力するため、S−ビデオコネクタなどのビデオ出力コネクタ54が備えられる。
チャネル1とチャネル2の両方用のコンピュータ・インターフェース・コネクタ56a、56bが備えられ、それによって、シート14内に装着された携帯メディアデバイス16上でファイルを直に閲覧、管理、および編成するためにコンピュータをメディアプレーヤ10とインターフェースさせることができる。例えば、携帯メディアデバイス16がハードドライブを内蔵した携帯メディアプレーヤである場合は、適宜のUSBケーブルが接続されたコンピュータがメディアファイルおよびファイル構造を直に閲覧できるように、好ましくはUSB接続が備えられる。この相互接続にはUSB2.0接続が好適である。
次に図3を参照すると、前面制御パネルを介した本発明のメディアプレーヤ10への相互接続の詳細が示されている。まず、マイクロフォン入力58が備えられ、それによってユーザは出力用にミキサに組み込むためにマイクロフォンを接続できる。好ましくは、この目的のため雌の1/4インチのモノジャックが備えられるが、その他の相互接続を使用してもよい。マイクロフォン入力ジャック58の隣にはミキサへのマイクロフォン・レベルを制御するマイクロフォンゲイン制御ノブ60がある。さらに、マイクロフォン入力信号のトーンを制御するマイクロフォン・トーンノブ62が備えられている。これは音質を高め、フィードバックを除去するために使用される。一般に、マイクロフォン入力ジャック58、マイクロフォンゲイン・ノブ60、およびマイクロフォン・トーンノブ62によってユーザは、入力ジャック58に接続されたマイクロフォン(図示せず)を介して自分の声およびその他の周囲音をミキサに取り込むことができる。
本発明のメディアプレーヤ10の前面には独自のフェーダ・スタートスイッチ64も備えられている。必要ならば、メディアプレーヤ10のPLAY/PAUSE機能を起動するためにクロスフェーダ24の動きを利用することができる。(この機能は再生/スタッター・コントローラ82a、82bによっても起動できる。)このような動きはフェーダ・スタートスイッチ64がON位置にある場合に起動される。フェーダ・スタートスイッチがOFF位置にあるときは、クロスフェーダ24を動かしてもPLAY/PAUSEコマンドは起動しない。フェーダ・スタートスイッチの近傍にはクロスフェーダ輪郭コントローラ65がある。このコントローラ65の位置は、クロスフェーダ24がいかに迅速かつ直観的にブレンドするかを決定する。
ユーザがメディアプレーヤ10の所望の出力を聴くことができるように、1/8インチのミニ・ステレオヘッドフォン・コネクタ66と、1/4インチのヘッドフォン・コネクタ68が備えられている。これらの異なる種類の2つのヘッドフォン・コネクタ66、68によってユーザはヘッドフォン(図示せず)の相互接続のフレキシビリティが得られる。ヘッドフォン・コネクタの出力の音量はキューゲイン・ノブ70によって制御される。さらに、ヘッドフォンの出力信号のトーンを制御するキュートーン・ノブ71が備えられている。これは音質を高め、フィードバックを除去するために使用される。さらに、ヘッドフォンへの出力は、装置の前面にも備えられたCUE/MIXスイッチ72によって制御される。CUE/MIXスイッチ72は好ましくは、チャネル1のみ(最も左の位置)、チャネル1と2の混合(中央位置)、またはチャネル2のみ(最も右の位置)を選択できる3路スイッチである。
様々なコネクタ、ノブ、ボタンおよびスライダが示されていることを理解されたい。しかし、これらは好ましい構成であり、本発明によって別の構成も考えられる。例えば、USBコネクタが好ましいが、(ファイヤワイヤまたはiリンクとしても知られる)IEEE−1394接続を使用することも可能である。同様に、RCAコネクタが好ましいが、例えば光学接続を使用してもよい。フェーディングにはスライダが好ましいが、このような操作はノブによって行うこともできる。
メディアプレーヤ10は、第1の携帯メディア記憶デバイス上でメディアを制御し、これに指令するための制御インターフェースを提供するだけではなく、メディアを直に制御するための独自の操作システムをも提供するミキシング・コントローラを含んでいる。したがって、接続されたメディア記憶デバイスは、装置がファイルにアクセス可能である大容量記憶デバイスとして動作するだけでよい。本発明の装置は好ましくはデバイス自体に配置されたメディア再生および操作システムにはアクセスせず、またはこれを使用しない。デバイスは例えば、オーディオおよび/またはビデオファイルを含む携帯外部USBハードドライブまたは携帯メディアプレーヤであることができる。
図4を参照すると、メディアプレーヤ10の前面はメディア・コンテンツを待機し、再生するための多様なコントローラを含んでいる。
前面はおおまかに3つの制御領域、すなわち第1のデッキへの第1のインターフェース18a、第2のデッキへの第2のインターフェース18b、および中央の制御インターフェース22に区分できる。第1および第2のインターフェース18の動作は同じであるが、対応する各デッキに関わりなくディスクジョッキーによるメディアの待機、ビートの一致および再生を可能にする。中央の制御インターフェース22はグローバル・コントローラと、両方のインターフェース18用の主ディスプレイ・スクリーン74とを含んでいる。
各インターフェース18の中央のほぼ近くにジョグホイール・コントローラ76a、76bがあり、全体として76で示されている。ジョグホイール・コントローラ76はそれぞれのデッキで再生される音楽全体のピッチベンド、スクラッチ、およびサーチのために使用可能である。ジョグホイール・コントローラ76の機能性は、付随するスクラッチ・コントローラ78a、78bおよびサーチ・コントローラ80a、80bによって決定される。
メディアトラックはそれぞれのデッキで再生するが、ジョグホイール・コントローラ76はピッチベンドとして機能する。ピッチベンドはメディアを一時的にスピードアップさせ(時計回り)、またはスローダウンさせる(逆時計回り)。この技術は、完璧に同期化できない2つのビートマッチング・トラックを調整するために使用される。したがって、ピッチベンドすることにより、ディスクジョッキーはミキシングされているトラックを一時的にスローダウンまたはスピードアップさせるので、そのビートが他のデッキで既に再生されている他のトラックのビートと同期化する。
メディアトラックが休止している間、ディスクジョッキーは音楽を新たな待機ポイント位置へとシークするためにジョグホイール・コントローラ76を使用できる。ジョグホイール・コントローラ76の調整に続いてそれぞれの再生/スタッター・コントローラ82a、82bを起動すると、待機ポイントは新たに選択された位置に設定される。
スクラッチモードに入るためにスクラッチ・コントローラ78a、78bがさらに備えられている。スクラッチモードでは、ジョグホイール・コントローラ76によってディスクジョッキーは、ディスクジョッキーがビニール製レコードをスクラッチするとまったく同様にメディアトラックにスクラッチ効果を付与することができる。メディアトラックの再生中、ジョグホイール・コントローラ76を前後にシフトすることでスクラッチ効果が生ずる。ジョグホイール・コントローラ76が静止されると、メディアトラックの通常の再生が再開される。オーディオにギャップがない再生を再開するには、ジョグホイール・コントローラ76を離す前にほぼ通常の再生速度で前方にスクラッチすることにより「プッシュオフ」する。
各インターフェース18にはさらに、サーチモードに入るためのそれぞれのサーチ・コントローラ80a、80bが含まれている。サーチモードによって、ディスクジョッキーはジョグホイール・コントローラ76を使用して現在のメディアトラックを迅速にスキャンすることができる。ディスクジョッキーが短期間だけ(約8秒)ジョグホイール・コントローラ76に触れないと、それぞれのデッキは自動的にサーチモードから出る。
各デッキには再生/スタッター・コントローラ82a、82bも含まれている。再生/スタッター・コントローラを起動させると、デッキ内の現在選択されているものがスタートする。待機ポイントが現在の位置に設定され、メディアは再生を開始する。メディアプレーヤ10が再生している間に再生/スタッター・コントローラ82a、82bを起動すると、メディアは待機ポイントから再スタートし、これは「スタッター」効果を生ずるために使用できる。
ポーズ・コントローラ84a、84bも含まれている。ポーズ・コントローラ84a、84bは対応するデッキで再生中のメディアトラックを停止させる。休止中の約1秒間ポーズ・コントローラ84a、84bを起動し、その状態を保持すると、メディアの再生は選択されたトラックの始まりに戻る。
さらに、待機コントローラ86a、86bが含まれている。待機コントローラ86a、86bはメディアを最後に設定された待機ポイントに戻し、同時にそこで休止させる。前述のように、再生/スタッター・コントローラ82a、82bが起動されていない場合は、待機ポイントは、再生/スタッター・コントローラ82a、82bが最後に起動された位置、またはトラックの始端である。待機コントローラ86a、86bを起動し、その状態を保持することによって、メディアプレーヤ10のそれぞれのディスクは、待機コントローラ86a、86bが起動状態を保持している間、選択されたメディアトラックの再生を開始する。待機コントローラ86a、86bが離されると、メディアプレーヤ10は待機ポイントにジャンプして戻り、そこで休止する。
待機ポイントは休止中にジョグホイール・コントローラ76を新たな位置に回転させることによって容易に編集できる。ディスクジョッキーがジョグホイール・コントローラ76を回すと、メディアトラックはサウンドを再生する。ジョグホイール・コントローラ76を止め、再生/スタッター・コントローラ82a、82bを起動することによって、新たな待機ポイントが設定される。
各デッキの各インターフェース18はさらに、メディアトラックの速度(またはピッチ)を制御するために使用されるピッチスライダ・コントローラ88a、88bを含んでいる。スライダを「−」方向に動かすと、メディアトラックのピッチが低くなり(かつテンポが遅くなり)、一方、スライダを「+」方向に動かすとメディアトラックのピッチが高くなる(かつテンポが速くなる)。
メディアプレーヤ10は、現在再生されているメディアの周波数とリズムパターンとの組合せに基づいて自動的にビートをトラッキングするビートキーパを含む。これはビートディスプレイ90に毎分のビート(「BPM」)を表示し、マーチング棒グラフ内にメディアトラックに関する4カウント(すなわち1尺度)の情報を出力する。ビートディスプレイ90は左バー92、右バー94、および中央バー96を含んでいる。左バー92は第1のデッキで再生されるメディアのビートを表し、一方、右バー94は第2のデッキで再生されるメディアのビートを表す。中央バー96は、ディスクジョッキーがメディアの2つの異なるトラックでビートマッチングを行うことを援助するため、双方のデッキで再生するメディアのダウンビートが同時に生ずるとこれを表示する。
各デッキの各インターフェース18にはさらにタップ・コントローラ98a、98bが備えられている。現在再生されているメディアのビートに合わせてそれぞれのタップ・コントローラ98a、98bを起動すると、ビートキーパが適切なテンポを検出することを助ける。タップ・コントローラ98a、98bを起動し、約1秒間その状態を保持すると、ビートキーパがリセットされ、これにBPMを再計算させる。
各インターフェースにはモード・コントローラ100a、100bも備えられている。モード・コントローラ100a、100bを起動すると、ピッチ範囲、時間ディスプレイおよびフェーダ・スタートなどのデッキの選択肢を含むメニューが主ディスプレイ74のスクリーンに呼び出される。後述するように、ディスクジョッキーは引き続き選択ノブ102を使用して、所望する値にダイヤルを合わせることができ、選択ノブ102を押し下げると次の選択肢に移る。モード・コントローラ100a、100bを起動すると、再びデッキ選択肢メニューから出る。
各インターフェース18はさらにループ・コントローラのセットも含まれ、特にループイン・コントローラ104a、104b、ループアウト・コントローラ106a、106b、および再ループ・コントローラ108a、108bがある。
ループイン・コントローラ104a、104bはメディアトラック内の「ループイン」ポイントを設定するために使用される。デフォルトによって、「ループイン」ポイントは(トラックの始端にデフォルトする)現在の待機ポイントに自動的に設定される。メディアトラックが所望のポイントに達すると、ループイン・コントローラ104a、104bを起動することによって新たな「ループイン」ポイントが規定される。ループイン・コントローラ104a、104b内のループイン・インジケータが点灯し、新たな「ループイン」ポイントが設定されたことを示す。新たなループイン・ポイントは、メディアトラック内の新たな所望位置でループイン・コントローラ104a、104bを再び起動することによるだけで設定できる。
ループイン・コントローラ104a、104bはさらに、新たな待機ポイントを生成するためにも使用できる。ループイン・コントローラ104a、104bのセットを起動すると、待機ポイントもその位置に設定される。ディスクジョッキーは、ループイン・コントローラ104a、104bを同時に起動しつつ、待機コントローラ86a、86bを起動し、その状態を保持することによって、この新たな待機ポイントに戻ることができる。デッキは休止し、ループイン・ポイントに戻る。引き続き再生/スタッター・コントローラ82a、82bを起動することによって再生を再開できる。
ループアウト・コントローラ106a、106bはループの終端ポイントを設定するために使用される。最初に、メディアトラックの再生中にループアウト・コントローラ106a、106bが起動され、ループアウト・コントローラ106a、106b内のインジケータが点滅し、メディアトラックは「ループイン」ポイントから始まり、「ループアウト」ポイントで終わる継ぎ目なしループで再生を開始する。ループを解除し、または終了するには、ループアウト・コントローラ106a、106bを2度目に起動する。メディアトラックが以前に設定されたループアウト・ポイントを通過すると、再生は前方向に継続する。ループアウト・コントローラ106a、106b内のインジケータは継続して点灯し、現在そのループが後の再ループのためにメモリ内に記憶されていることを表示する。
ループイン・コントローラ104a、104bと同様に、ループアウト・コントローラ106a、106bも新たな待機ポイントを生成するために使用される。ループアウト・コントローラ106a、106bを起動すると、その位置でも待機ポイントが設定される。ディスクジョッキーは、同時にループアウト・コントローラ106a、106bを起動しつつ、待機コントローラ86a、86bを起動し、保持することによってこの新たな待機ポイントに戻ることができる。デッキは休止し、ループアウト・ポイントに戻る。引き続き再生/スタッター・コントローラ82a、82bを起動することによって再生を再開することができる。
再ループ・コントローラ108a、108bは、ループイン・ポイントからメディアトラックの再生を繰り返す。ループが設定されると、ループアウト・コントローラを起動することによってそのループが解除されるまで、以前に設定されたループを再生し、繰り返す。再ループ・コントローラ108a、108bを繰り返して起動することによって、スタッター効果を得ることができる。
中央の制御インターフェース22はナビゲーションおよび機能制御などのメディアプレーヤ用のグローバル・コントローラ、ならびにビートキーパ・ディスプレイ90および主ディスプレイ・スクリーン74を含んでいる。主ディスプレイ・スクリーン74は、メディアプレーヤ、デッキおよび取り出し可能なハードディスクまたは携帯メディア再生デバイスなどのいずれかの取り付けられた周辺デバイスに関する情報を表示する。
さらにメニュー選択ノブ102が含まれている。メニュー選択ノブ102はリストをナビゲートし、設定を変更し、グラフィック・ユーザ・インターフェースの様々な部分を動作するために使用される。メニュー選択ノブ102を回転させ、また押して、主ディスプレイ・スクリーン74上に表示されるグラフィック・ユーザ・インターフェースのメニュー内の強調されるアイテムを選択または変更することができる。
さらにライブラリ選択コントローラ110が含まれている。ライブラリ選択コントローラ110によって、ディスクジョッキーは、USBポート56a、56bの1つまたは携帯メディアデバイス16を介してメディアプレーヤ10に接続された取り出し可能なメディアに記憶されたメディア・ライブラリにアクセスすることができる。
さらにクレート・コントローラ112が含まれている。クレート・コントローラ112によって、ディスクジョッキーはクレート(またはフラグリスト)と表記されたメディアトラックを閲覧することができる。クレート(またはフラグリスト)内のメディアトラックを閲覧しつつ、ディスクジョッキーは主ディスプレイ・スクリーン74の下の多機能コントローラ118を使用してトラックをミキシングのためにデッキに送り、それが既に再生中である場合は後に使用するためのクレート内に引き戻し、またはクレートから纏めて取り出すことができる。ディスクジョッキーはさらに、選択されたノブ102を使用してクレート内のメディアトラックの順番を切り換えてもよい。
さらにユーティリティ・コントローラ114も含まれている。ユーティリティ・コントローラ114を起動すると、主ディスプレイ74上にユーティリティ・メニューが表示される。ユーティリティ・メニューで、ディスクジョッキーは、表示の優先度を調整し、工場デフォルト状態への設定を回復し、ピッチ・スライダ88a、88bを較正することができる。
さらにビュー・コントローラ116が含まれている。ビュー・コントローラ116はいずれかのデッキ上で再生されるメディアに関する異なる情報にアクセスするために使用される。ビュー・コントローラ116はさらに、トラック情報と再生中のメディアトラックのトラック・プロファイル・ビューとの間を切り換える。
トラック・プロファイルは、メディアトラックの視覚的表現であり、それらの「エネルギー」により区別されるそのメディアトラック内のフレーズまたはセグメントを迅速かつ容易に識別するように設計されている。波形とは異なり、プロファイルはトラックのすべての細部を示すものではなく、エネルギーに関する大きな変化だけを示す。
トラック・プロファイルは3つのグレーシェードに分割され、黒色は変化の総数を4つに構成する。トラックの白色部分は高いエネルギーと音量を示し、より静かなフレーズを表す黒色部分へと段階的にダウンしてゆく。各プロファイルの長さは主ディスプレイ・スクリーン上の利用可能な動作領域に正確にフィットするようなスケールにされ、したがってトラック全体を常に見ることができる。
主ディスプレイ・スクリーン74の下には4つの多機能コントローラ118がある。4つの多機能コントローラ118は、主ディスプレイ・スクリーン74上に表示される利用可能なメニューアイテムから選択するために使用される。閲覧中のメニューに応じて、個々の多機能コントローラ118の機能性が変化する。主ディスプレイ・スクリーン74は、各々の特定の多機能コントローラ118のそれぞれの機能を示す1つまたは複数のアイコンを各多機能コントローラ118の真上に表示する。
4つの多機能コントローラ118の両側には左ページ・コントローラ120と、右ページ・コントローラ122とがある。左ページ・コントローラ120と右ページ・コントローラ122とは、利用可能な場合は利用できる選択ページをスクロールするために使用される。追加のページを見たい場合は、左または右のページ・コントローラ120、122のそれぞれの上の、ディスプレイ・スクリーン74に左または右の矢印アイコンが表示される。左ページ・コントローラ120および右ページ・コントローラ122はさらに、主ディスプレイ・スクリーン74内のテキストを入力する場合にカーソル130を動かすためにも使用される。
メディアプレーヤ10は、MP3、WAV、およびAAC音楽フォーマットなどのポピュラーなフォーマットに記憶されるメディアファイルを再生することができる。その上、メディアプレーヤ10はFAT16、FAT32、NTFS(読み取り専用)およびHFS+フォーマットに記憶されたファイルシステムを読み出し、制御することができる。メディアプレーヤ10はデバイス自体またはプロキシを介して動作するのではなく、これらのフォーマットのデバイスを直に制御する。この機構によってメディアプレーヤ10は応答性を可能にし、待ち時間および互換性の問題が回避される。
次に図5を参照すると、主ディスプレイ・スクリーン74および中央制御インターフェース22の実施形態のクローズアップ図が示されている。主ディスプレイ・スクリーン74はおよそ3つの表示領域に区分される。主ディスプレイ・スクリーン74の左上部分124は第1のデッキに関する情報を含んでいる。主ディスプレイ・スクリーン74の右上部分126は第2のデッキに関する情報を含んでいる。主ディスプレイ・スクリーン74の下の部分128は、メディアプレーヤ10のメディアを選択し、選択肢を設定するためのメニューを含んでいる。下部分128も、主ディスプレイ・スクリーン74の下の様々な多機能コントローラ118の機能を示すメニューバーを含んでいる。
クレート・コントローラ112またはライブラリ・コントローラ110のいずれかを押すと、図6に示す主ディスプレイ・スクリーン74の下部分128に選択メニューが表示される。ライブラリ・コントローラ110は利用できるすべてのメディアトラックを表示し、これに対してクレート・コントローラ112は利用できるすべてのメディアトラックの選択部分だけを表示する。リストは、歌、アーチスト、アルバム、再生リスト、フラグリスト(またはクレート)、および最近再生されたメディアトラックによって編成されている。次いでディスクジョッキーは選択ノブ102を回して、主ディスプレイ・スクリーン74の下部分120の、例えば利用できるアルバムなどのメニューの所望の選曲をカーソル130が強調するようにさせ、かつ選択ノブ102を押して所望の選曲を選択する。図7を参照すると、アルバム選択の終了後、利用できるすべてのアルバムのリストが主ディスプレイ・スクリーンの下部分に表示される。
ディスクジョッキーが特定のアルバムを検索したい場合は、ディスクジョッキーは選択ノブ102を使用してカーソル130を動かして図7に示すようにメニュー上の検索選択を強調し、選択ノブ102を押す。選択ノブ102を押した後、ディスクジョッキーは、選択ノブ102を回し、かつ押すことによって、ディスクジョッキーが検索したい文字のテキストを入力することができる。例えば、図8および9を参照すると、ディスクジョッキーは文字「d」と「e」とを選択している。所望のテキストを入力した後、ディスクジョッキーは、図10に示すように、「フィニッシュ」と表記された多機能コントローラ118を起動することによって検索を実行できる。あるいは、ディスクジョッキーはUSBポート56a、56bの1つに取り付けられたキーボードを使用してテキストを入力してもよい。
図11を参照すると、文字「de」で始まるタイトルを有する全アルバムのリストが表示される。ディスクジョッキーは次いでカーソル130で選択し、図12に示すように、選択ノブ102および所望の多機能コントローラ118を使用してアルバム全体をデッキの1つに割り当てることができる。図13を参照すると、アルバムをデッキの1つに割り当てた後、アルバム内のメディアトラックのリストが表示され、最初のメディアトラックが再生を開始する。主ディスプレイ・スクリーン74の最初の部分124はアルバムの最初のトラックが再生中であることを示す。
ディスクジョッキーがさらに別のメディアトラックの再生を待機したい場合は、ディスクジョッキーはライブラリ・コントローラ110またはクレート・コントローラ112を起動して、図14に示すようにメインメニューに戻るだけでよい。例えば、ディスクジョッキーが特定のアーチストの音楽を再生リストに追加したい場合は、ディスクジョッキーは選択ノブ102を使用してカーソル130を下部分128のメニューのアーチスト選択に合わせ、選択ノブ102を押すだけでよい。次いで利用できるアーチストのリストが図15に示すように下部分に表示される。ディスクジョッキーが例えばアーチスト、プリンスのメディアトラックを検索したい場合は、ディスクジョッキーはリスト中の検索アイコンを選択する。図16および図17を参照すると、ディスクジョッキーは次いで選択ノブ102またはキーボードで文字「p」と「r」とを入力し、「エンター」と表記された多機能コントローラ118を起動して検索を開始することができる。図18を参照すると、文字「pr」で始まるタイトルを有する全アーチストのリストが下部分128に表示される。次いで選択ノブ102を使用して、リストから「プリンス」を選択できる。図19を参照すると、アーチスト、プリンスによるすべてのメディアトラックのリストが表示されている。ディスクジョッキーは次いで選択ノブ102を使用してカーソル130を特定のメディアトラックのタイトルに合わせることができる。図20および21に示されるように「追加」と表記された多機能コントローラ118を使用して、ディスクジョッキーは次いで選択されたメディアトラックにフラグリスト(またはクレート)、再生リストを追加し、またはトラック内の待機ポイントを設定することができる。
図22および23を参照すると、「バック」と表記された多機能コントローラ118を起動すると、カーソルは1つのコンテキスト・レベルだけ上に移動する。
図24を参照すると、ディスクジョッキーは2つの方法の1つでクレートまたはフラグリストのコンテンツを閲覧できる。具体的には、ディスクジョッキーは前述のようにクレート・コントローラ112を起動することができ、またはディスクジョッキーは選択ノブ102を使用してライブラリ制御メニューからフラグリスト(またはクレート)を選択することができる。いずれの場合も、図25に示すように、クレートのコンテンツが表示される。次いでディスクジョッキーは、例えば選択ノブ102を使用してカーソル130を所望の選択に合わせてメディアトラックを選択し、次いで適宜の多機能コントローラ118を起動して第2のデッキ上のメディアトラックを待機し、再生してもよい。選択されたトラックは次いで、図26に示すように主ディスプレイ・スクリーン74の第2の部分126に表示される。
最近再生された歌のタイトル、および再生リストによってもメディアトラックを検索し、選択してもよい。選択ノブ102および多機能コントローラ118を使用することによって、再生リストを作成し、メディアトラックを追加してもよい。
したがって、本発明のメディアプレーヤは、携帯メディアデバイスの操作システムを使用する必要がない独自かつ先進的なユーザ・インターフェースの機構と組み合わせて、ミキシング・コンソールの特徴とともにメディアトラックを待機し、再生する機能を含む、iPod(登録商標)などの携帯メディアデバイス用のドッキング・ステーションを含むメディアプレーヤをディスクジョッキーに提供するという課題の独自な解決策を提供することが分かる。
本発明の精神から離れることなく、例示した実施形態に様々な変更と修正を加えることができることが当業者には理解されよう。このような修正および変更はすべて添付の特許請求の範囲によって限定されている以外の本発明の範囲内にあることを意図するものである。
Claims (18)
- ディスクジョッキー用メディアプレーヤであって、
前面と上面と後面とを含むハウジングと、
前記ハウジングの前記上面上にシートを画成する表面であって、前記シートが、その内部に携帯ミュージックプレーヤを受けるように構成、配置され、さらに前記携帯メディアプレーヤを通信可能に接続する入力ポートを含み、前記携帯メディアデバイスがその内部に格納された複数のメディアトラックを有する表面と、
マスター出力と、
第1のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第1のメディア制御インターフェースを有する第1のデッキであって、前記第1のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第1のデッキと、
第2のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第2のメディア制御インターフェースを有する第2のデッキであって、前記第2のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第2のデッキと、
前記ハウジングの前記前面上に位置する主ディスプレイ・スクリーンと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するように回転可能かつ押すことが可能な選択ノブと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するために、関連するコンテキスト的機能ラベル表記を有する複数の多機能コントローラとを含むグローバル制御インターフェースと、
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、前記グローバル制御インターフェース、前記入力ポート、前記マスター出力に通信可能に接続され、前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、および前記グローバル制御インターフェースで行われる選択に従って、前記携帯メディアデバイスにアクセスし、制御し、かつ前記第1のチャネルと第2のチャネルとを選択的にミキシングして混合信号にし、前記マスター出力を経て前記混合信号を送出するためのミキシング・コントローラとを備えるメディアプレーヤ。 - 前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間を選択的に切り換えて前記マスター出力を経て出力するためのクロスフェーダ・コントローラをさらに備える請求項1に記載のメディアプレーヤ。
- 第1のディスプレイと、第2のディスプレイと、第3のディスプレイとを有するビートキーパであって、
前記第1のディスプレイが前記第1のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第2のディスプレイが前記第2のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第3のディスプレイが、前記第1のデッキと第2のデッキとで再生される前記メディアトラックのダウンビートがそれぞれ同時に出現するとそれを示すビートキーパをさらに備える請求項1に記載のメディアプレーヤ。 - 前記複数のメディアトラックの一部をディスクジョッキーのパフォーマンスで使用するためのセットとして選別するためのクレート・コントローラをさらに備える請求項1に記載のメディアプレーヤ。
- 前記主ディスプレイ・スクリーンが、
前記第1のデッキの第1の標識を含む第1の部分と、
前記第2のデッキの第2の標識を含む第2の部分と、前記複数のメディアトラックの第3の標識を含む第3の部分とをさらに含む請求項1に記載のメディアプレーヤ。 - 前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分が、アーチスト、アルバム、再生リスト、および歌のタイトルによってそれぞれ編成された前記複数のメディアトラックの前記第3の標識をさらに含む請求項5に記載のメディアプレーヤ。
- ビュー・コントローラをさらに含み、前記ビュー・コントローラは前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分上の前記第2のデッキ上で再生する第2のメディアトラックの第2のトラック・プロファイルと並置して前記第1のデッキ上で再生する第1のメディアトラックの第1のトラック・プロファイルを表示し、前記第1のメディアトラックおよび前記第2のメディアトラックへのエネルギーのグラフィック表示を提供する請求項1に記載のメディアプレーヤ。
- ディスクジョッキー用メディアプレーヤであって、
前面と上面と後面とを含むハウジングと、
前記ハウジングの前記上面上にシートを画成する表面であって、前記シートが、その内部に携帯ミュージックプレーヤを受けるように構成、配置され、さらに前記携帯メディアプレーヤを通信可能に接続する入力ポートを含み、前記携帯メディアデバイスがその内部に格納された複数のメディアトラックを有する表面と、
マスター出力と、
第1のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第1のメディア制御インターフェースを有する第1のデッキであって、前記第1のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第1のデッキと、
第2のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第2のメディア制御インターフェースを有する第2のデッキであって、前記第2のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第2のデッキと、
前記ハウジングの前記前面上に位置する主ディスプレイ・スクリーンと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するように回転可能かつ押すことが可能な選択ノブと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するために、関連するコンテキスト的機能ラベル表記を有する複数の多機能コントローラとを含むグローバル制御インターフェースとを備え、
前記主ディスプレイ・スクリーンが、前記第1のデッキの第1の標識を含む第1の部分と、前記第2のデッキの第2の標識を含む第2の部分と、前記複数のメディアトラックの第3の標識を含む第3の部分とを含み、かつ
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、前記グローバル制御インターフェース、前記入力ポート、前記マスター出力に通信可能に接続され、前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、および前記グローバル制御インターフェースで行われる選択に従って、前記携帯メディアデバイスにアクセスし、制御し、かつ前記第1のチャネルと第2のチャネルとを選択的にミキシングして混合信号にし、前記混合信号を経て前記マスター出力を送出するためのミキシング・コントローラを備えるメディアプレーヤ。 - 第1のディスプレイと、第2のディスプレイと、第3のディスプレイとを有するビートキーパであって、
前記第1のディスプレイが前記第1のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第2のディスプレイが前記第2のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第3のディスプレイが、前記第1のデッキと第2のデッキとで再生される前記メディアトラックのダウンビートがそれぞれ同時に出現するとそれを示すビートキーパをさらに備える請求項8に記載のメディアプレーヤ。 - 前記複数のメディアトラックの一部をディスクジョッキーのパフォーマンスで使用するためのセットとして選別するためのクレート・コントローラをさらに備える請求項8に記載のメディアプレーヤ。
- 前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分が、アーチスト、アルバム、再生リスト、および歌のタイトルによってそれぞれ編成された前記複数のメディアトラックの前記第3の標識をさらに含む請求項8に記載のメディアプレーヤ。
- ビュー・コントローラをさらに含み、前記ビュー・コントローラは前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分上の前記第2のデッキ上で再生する第2のメディアトラックの第2のトラック・プロファイルと並置して前記第1のデッキ上で再生する第1のメディアトラックの第1のトラック・プロファイルを表示し、前記第1のメディアトラックおよび前記第2のメディアトラックへのエネルギーのグラフィック表示を提供する請求項8に記載のメディアプレーヤ。
- ディスクジョッキー用メディアプレーヤであって、
前面と上面と後面とを含むハウジングと、
前記ハウジングの前記上面上にシートを画成する表面であって、前記シートが、その内部に携帯ミュージックプレーヤを受けるように構成、配置され、さらに前記携帯メディアプレーヤを通信可能に接続する入力ポートを含み、前記携帯メディアデバイスがその内部に格納された複数のメディアトラックを有する表面と、
マスター出力と、
第1のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第1のメディア制御インターフェースを有する第1のデッキであって、前記第1のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第1のデッキと、
第2のチャネルのメディアトラックを待機し、再生するように構成、配置された第2のメディア制御インターフェースを有する第2のデッキであって、前記第2のメディア制御インターフェースが前記ハウジングの前記上面上に位置する第2のデッキと、
前記ハウジングの前記前面上に位置する主ディスプレイ・スクリーンと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するように回転可能かつ押すことが可能な選択ノブと、内部に含まれるメニューをナビゲートし、メニュー・チョイスを選択するために、関連するコンテキスト的機能を有する複数の多機能コントローラとを含むグローバル制御インターフェースと、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間を選択的に切り換えて前記マスター出力に出力するためのクロスフェーダ・コントローラと、
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、前記グローバル制御インターフェース、前記入力ポート、前記マスター出力に通信可能に接続され、前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、および前記グローバル制御インターフェースで行われる選択に従って、前記携帯メディアデバイスにアクセスし、制御し、かつ前記第1のチャネルと第2のチャネルとを選択的にミキシングして混合信号にし、前記マスター出力を経て前記混合信号を送出するためのミキシング・コントローラとを備えるメディアプレーヤ。 - 前記複数のメディアトラックの一部をディスクジョッキーのパフォーマンスで使用するためのセットとして選別するためのクレート・コントローラをさらに備える請求項13に記載のメディアプレーヤ。
- 第1のディスプレイと、第2のディスプレイと、第3のディスプレイとを有するビートキーパであって、
前記第1のディスプレイが前記第1のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第2のディスプレイが前記第2のデッキで再生するメディアトラックのビートを示し、
前記第3のディスプレイが、前記第1のデッキと第2のデッキとで再生される前記メディアトラックのダウンビートがそれぞれ同時に出現するとそれを示すビートキーパをさらに備える請求項13に記載のメディアプレーヤ。 - ビュー・コントローラをさらに含み、前記ビュー・コントローラは前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分上の前記第2のデッキ上で再生する第2のメディアトラックの第2のトラック・プロファイルと並置して前記第1のデッキ上で再生する第1のメディアトラックの第1のトラック・プロファイルを表示し、前記第1のメディアトラックおよび前記第2のメディアトラックへのエネルギーのグラフィック表示を提供する請求項13に記載のメディアプレーヤ。
- 前記主ディスプレイ・スクリーンが、
前記第1のデッキの第1の標識を含む第1の部分と、
前記第2のデッキの第2の標識を含む第2の部分と、前記複数のメディアトラックの第3の標識を含む第3の部分とをさらに含む請求項13に記載のメディアプレーヤ。 - 前記主ディスプレイ・スクリーンの前記第3の部分が、アーチスト、アルバム、再生リスト、および歌のタイトルによってそれぞれ編成された前記複数のメディアトラックの前記第3の標識をさらに含む請求項13に記載のメディアプレーヤ。
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