JP2009531795A - 光ディスクでの記録に関する最適パワー較正を行うための回路、アーキテクチャ、装置、システム、アルゴリズム、方法およびソフトウェア - Google Patents

光ディスクでの記録に関する最適パワー較正を行うための回路、アーキテクチャ、装置、システム、アルゴリズム、方法およびソフトウェア Download PDF

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Abstract

【課題】 光ディスクでの記録に関する最適パワー較正を行うための回路、アーキテクチャ、装置、システム、アルゴリズム、方法およびソフトウェアを提供する。
【解決手段】 光学格納媒体への書き込みに関する書き込み特性の較正を行うための方法、ソフトウェア、および装置を開示する。また、較正パターンデータおよび較正命令を符号化する方法を開示する。当該較正方法は通常、(a)パターンデータとパターンデータに同期した命令とを受信するステップと、(b)命令に従って光学格納媒体に対してパターンデータを書き込むステップと、(c)光学格納媒体からパターンデータに対応するリードバック信号を読み出すステップと、(d)命令に従ってリードバック信号を処理するステップと、(e)リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に対するデータの書き込みの書き込み特性の値を決定するステップとを含む。当該方法は、柔軟に試験パラメータを設定することができるとともに、格納可能または書き換え可能な光学格納媒体の書き込み特性を迅速且つ正確に試験することができるという効果を奏する。
【選択図】図3

Description

関連出願
本願は、米国特許出願第11/646,098号(代理人整理番号:第MP0960号、出願日:2006年12月26日)および米国仮特許出願第60/776,588号(代理人整理番号:MP0960PR号、出願日:2006年2月24日)に基づきその利益を主張する。当該出願と当該仮出願の内容はすべて、参照により本願に組み込まれる。
本発明は広くは、光学格納媒体への書き込みに関する。特に本発明の実施形態は、光学格納媒体に対する最適書き込み特性の較正を行うための方法および装置に関する。
光学格納技術ではディスクおよびアプリケーションの仕様が多岐に渡っており、その数は増えている。ディスク仕様には、例えば、予め内容が格納されているディスク用のCD−ROMおよびDVD−ROM、書き込みは1度だけのディスク用のCD−R、DVD−RおよびDVD+R、書き換え可能なディスク用のCD−RW、DVD−RW、DVD−RAMおよびDVD+RWなどがある。ディスクフォーマットの仕様は一般的に、ディスクの物理的特性(例えば、機械的性質、光信号特性、物理的配置、書き込み方法、および試験条件)を定義している。アプリケーションの仕様には、ビデオコンテンツ用のDVD−Video、オーディオコンテンツ用のDVD−Audio、リアルタイムのビデオ録画(例えば、ビデオカメラおよびデジタル式ビデオ録画再生装置(PVR))のDVD−VRおよびDVD+VRなどがある。
多くの光ディスク仕様において、光ディスクは領域を2つ含み得る。一方はユーザデータ領域で、他方はディスク情報(リードイン)領域である。ユーザデータ領域は一般的に、ビデオ、オーディオ、情報テーブル、ファイルシステムデータなどのアプリケーションデータを書きこむために用いられる。ディスク情報(リードイン)領域は一般的に、ディスクサイズ、ディスクタイプ、ディスクレイアウトなどのデータを含む。一部の光ディスクの仕様(例えば、CD−R、DVD−RおよびDVD+R)では、ディスクへの書き込みが可能なのは一般的に1度限りである。別のディスク仕様またはディスクフォーマット(例えば、CD−R/WおよびDVD+RW)は、ディスクへのデータの書き込みは2回以上実行し得る。
光学格納媒体は普通、製造工程において金属層を塗布することによって反射性となったデータ面上に、複数の「ピット」(または「マーク」)および複数の「ランド」(またはスペース」)から成るシーケンス(例えば、一続きのトラック)として、データを格納する。「ランド」は通常、トラックの一部分でピットではない部分である。読み出し専用格納媒体のピットは通常、ディスク形成時にデータ面に成形されている。格納可能なディスクおよび書き換え可能なディスクは通常、ブランクディスクとして生産され、成形時に設けられる予め形成されたグルーブ(溝)、つまり「プリグルーブ」(多くの場合はエンボスデータを限られた量だけ含む)のみを有する。格納可能または書き換え可能な光学格納媒体へのデータの格納は同様にピット/ランドの原理に基づいて行われるが、ピットの追加は通常、ディスク基板に塗布されている特別な相変化材料層を「焼く」ことによって行われる。格納可能または書き換え可能なディスクへの書き込みを行うべく、光ディスクの光ピックアップヘッドは通常、読み出しレーザに加えて、より高パワーの書き込みレーザを備えている。これに代えて、1つのレーザが両方の機能を行うことができるのが一般的である。この場合、読み出し動作にはより低パワー出力で動作して、書き込み動作はより高パワー出力の範囲で動作する。
ピット部分を焼くために用いられるパワーの量は、ピット部分の形状を決める大きな要因となる。ピット部分の形状は、リードバックシステムのリードバック性能を左右する。格納可能および書き換え可能な光学格納媒体は、異なる材料を用いて様々なメーカーが生産している。このため、同一の仕様にしたがって製造されている媒体間であっても、ある媒体にとって適切な書き込みパワーレベルが別の媒体にとっては高すぎたり、または低すぎたりする場合がある。このため、たいていの光学格納媒体の仕様には、メーカーが最適なパワーレベルを特定するための何らかの機能が含まれている。しかし、メーカーが特定したパワーレベルも、媒体および/または格納デバイスにおける通常のプロセス変動または格納デバイスにおける操作変動のために、次善に過ぎない場合がある。このため、ほとんどの光学格納媒体の仕様では、様々なパワーレベルでデータを書き込み、当該データをリードバックすることによって最適書き込みパワーレベルを決定する最適パワー較正(OPC)を実行するべく、媒体において1以上の領域を定義している。OPC処理に利用可能なスペースの量は限られている場合もあり、複数のセッションに渡って媒体にデータを書き込む場合、および/または、同一の媒体に対して複数の異なる格納デバイスを用いてデータを書き込む場合には、OPC処理を何度も実行しなければならない。従って、光学格納媒体用の記録デバイスにとっては、OPC領域のうちできる限り小さいスペースを利用して最も正確な較正データを得ることが望ましい。
光学格納媒体については、ホコリ、指紋および小さなキズなどの損傷が日常の取り扱いで生じてしまい、取り出されるデータに影響を及ぼしたり、格納デバイスまたは再生デバイスの機能を破綻させ得る。ピットとランドから成る特定のシーケンスは特に媒体における欠陥の影響を受けやすく、そのようなシーケンスの格納を禁止すると再生可能性が改善され得る。この問題を未然に防ぐことを目的として、光学媒体では様々な符号化方法が利用される。例えば、ラン・レングス・リミテッド(RLL)符号が一般的に利用される。RLL符号によると、符号化シーケンスのスペクトル(パワー密度関数)は低周波端が無く、同種のビットが連続する数の最小値および最大値はどちらも特定の境界(または制約)内にある。
コンパクトディスク(CD)規格では、データの符号化はEFM(Eight−to−Fourteen Modulation)に基づいて行われる。EFMの規定では、格納対象のデータはまず8ビットのブロック(バイト単位)に分割される。8ビットブロックはそれぞれ、ルックアップテーブルを用いて対応する14ビットのコードワードに変換される。14ビットコードワードは、2進法の「1」は常に最少では2つの2進法の「0」、最多では10個の2進法の「0」によってお互いから分離されるように選択される。これは、2進法の「1」はディスク上ではランドからピットまたはピットからランドへの変化として格納されているが、2進法の「0」は変化なしによって示されているためである。EFMはどの2つの「1」の間にも少なくとも2つの「0」があるとしているので、ピット部分とランド部分とが隣接するシーケンスはどれも、少なくとも3クロックサイクルの長さがある。この結果、再生機構で利用される光ピックアップに対する要件が低くなる。連続する「0」の数は最多で10という点は、プレーヤ(再生側)における最悪の場合のクロック再生を保証してくれる。EFMは通常、連続するコードワードがランレングスの最小制約および最大制約に違反していないことを確かめるのに、隣接する14ビットコードワードの間で3つの結合ビットを必要とする。このため、8ビットデータを符号化するためには通常ディスクスペースのうち17ビットが必要となる。
図1は3つのバイナリシーケンスを示す。バイナリシーケンス101は、数「136」(例えば8ビットバイナリコードで「10001000」)を表す。バイナリシーケンス102は、同じバイトのデータのEFM符号を表す(例えば、「01001001000001」である)。バイナリシーケンス103は同じEFM符号を表しているが、バイナリシーケンス102の「1」は、バイナリシーケンス103では「1」と「0」の遷移または「0」と「1」の遷移として表されており、ディスクへ書き込まれるピットとランドの遷移に対応している(例えば、「011100011111110」)。EFMの制約のもと図1Cに示す符号化を利用することで、(EFMコードワードの前後の結合ビットを考慮した結果)3つ未満の「1」または「0」から成る有効なシーケンスは決して存在しないことが分かる。また、この符号化方法は光学格納媒体においてエラーの発生を防ぐ上で非常に有効であるが、オーバーヘッドおよび/または冗長(例えば、情報を含まない)データを持っていることが分かる。
他の光学媒体についても同様のランレングスリミテッド符号が指定されている。例えば、DVDは通常EFMPlusを用いて符号化される。EFMPlusはEFM符号化よりも必要なパッキングビットの数が少ない。ブルーレイディスク(BD)規格およびHD−DVD規格もまたそれぞれの媒体で利用される符号化方法を指定している。
OPCを実行するべく、パターンデータ(例えば、EFM符号化データまたは同様の符号化データ)が通常光学格納媒体のOPC領域に書き込まれる。このパターンデータは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリまたは電気的消去可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)などの不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージに格納され得る(例えば、OPCが複数回行われる場合)。このため、(例えば、符号化データに内在する冗長性を利用して)パターンデータを格納するために必要な電子データストレージの量を最小化することも望まれている。
本発明の実施形態は、光学格納媒体への書き込みに関する書き込み特性の較正を行うための方法、ソフトウェア、および装置に関する。また、較正パターンデータおよび較正命令を符号化する方法に関する。当該較正方法は通常、(a)パターンデータとパターンデータに同期した命令とを受信するステップと、(b)命令に従って光学格納媒体に対してパターンデータを書き込むステップと、(c)光学格納媒体からパターンデータに対応するリードバック信号を読み出すステップと、(d)命令に従ってリードバック信号を処理するステップと、(e)リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に対するデータの書き込みの書き込み特性の値を決定するステップとを含む。
当該装置は、(a)較正ビットストリームを生成するメモリと、(b)較正ビットストリームから較正パターンデータと較正パターンデータに同期した複数の較正命令とを抽出する復号モジュールと、(c)複数の較正命令に従って光学格納媒体に較正パターンデータを書き込む書き込みモジュールと、(d)光学格納媒体から較正パターンデータに対応するリードバック信号を読み出す読み出しモジュールと、(e)複数の較正命令に従ってリードバック信号を処理し、リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に関する書き込み特性の最適値を決定する処理モジュールとを備えるとしてもよい。
符号化方法において、命令のうち少なくとも1つの命令は一般的に、書き込み特性の試験値を設定するための命令を含む。当該符号化方法は通常、(a)ランレングスリミテッド(RLL)制約に従ってパターンデータを符号化するステップと、(b)パターンデータと命令とを含むビットストリームを生成するステップとを含み、生成ステップは、制約に違反して命令を符号化することを含む。
本発明は、柔軟に試験パラメータを設定することができるという機能ともに、格納可能または書き換え可能な光学格納媒体の書き込み特性を迅速且つ正確に試験することができるという機能を実現する。上記およびそれ以外の本発明の効果を、以下で好ましい実施形態を詳細に説明することで、明らかにする。
データの一例に対する従来のEFM符号化を示す図である。
本発明に係る、パターンデータと命令とを符号化する方法の一例を示す図である。
本発明に係る方法の一例を示すフローチャートである。
リードバック波形の一例を示す図である。
本発明に係る装置の一例を示す図である。
ハードディスクドライブ(HDD)の一例を示す図である。
DVDプレーヤの一例を示す図である。
高精細テレビ(HDTV)の一例を示す図である。
車両制御システムの一例を示す図である。
携帯電話の一例を示す図である。
テレビのセットトップボックスの一例を示す図である。
ポータブルメディアプレーヤの一例を示す図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を詳細に記載する。実施形態の例を添付図面に図示する。本発明は好ましい実施形態に基づいて説明するが、本発明がそれらの実施形態に限定されるわけではないと理解されたい。本発明は、特許請求の範囲が定義する発明の目的および範囲に含まれ得る変更、変形および均等物を含むものとする。さらに、以下の本発明の詳細な説明には、本発明を詳細に記載するべく具体的且つ詳細な内容が数多く含まれる。しかし、本発明がそれらの具体的且つ詳細な内容以外に基づいても実施され得ることは当業者には明らかである。また、本発明の側面を不必要にあいまいにしてしまうのを避けるべく、公知の方法、手順、構成要素、および回路については詳細には説明しない。
以下の詳細な説明は一部、コンピュータ、プロセッサ、コントローラおよび/またはメモリにおけるデータビット、データストリームまたは波形に関する演算を象徴的に表現したもの、例えば、プロセス、手順、ロジックブロック、機能ブロックおよび処理について記載している。このような説明および表現は一般的に、データ処理分野の当業者が作業の内容を他の当業者に効率よく伝えるべく利用しているものである。プロセス、手順、ロジックブロック、機能、演算などは、本明細書において、および一般的に、所望および/または期待される結果を導き出す一貫した一連のステップまたは命令であると考えられる。ステップとは通常、物理量の物理的操作を含む。多くの場合、必ずしもそうではないが、こういった物理量は、コンピュータ、データ処理システムまたはロジック回路において格納、伝送、合成、比較および操作され得る電気信号、磁気信号、光学信号または量子信号として表される。主に一般的な用法のために、こういった信号をビット、波、波形、ストリーム、値、要素、シンボル、文字、用語、数などと呼ぶことは時に便利である。
しかし、上記および同様の用語はすべて適切な物理量と対応付けられており対応する物理量に関する簡便な名称として利用されるのみということを心に留めておかなければならない。具体的に明記していなければ、および/または、以下の説明から明らかであるように、本願において、「処理」「演算」「算出」「計算」「決定」「操作」「変換」「表示」などの用語を用いた記載は、物理量(例えば電子量)として表現されるデータを操作および変換する、コンピュータ、データ処理システム、ロジック回路または同様の処理デバイス(例えば、電気的、光学的または量子的に算出または処理を行うデバイス)の動作および処理を指すものと推定される。上記の用語は、あるシステムまたはアーキテクチャの構成要素内(例えば、レジスタ、メモリ、情報を格納、伝送または表示するその他のデバイス)での物理量を操作または変換して、同一または別のシステムまたはアーキテクチャの別の構成要素内での物理量として同様に表現される別のデータを得る処理デバイスの動作、演算および/またはプロセスを指すものである。
また、説明を簡単にする便宜上、「クロック」「時間」「レート」「期間」および「周波数」といった用語は一般的に本明細書では互いに同じ意味で使用され得るが、一般的に技術分野特有の意味を持つ。また、説明を簡単にする便宜上、「ビットストリーム」「データ」「データストリーム」「波形」および「情報」などの用語は互いに同じ意味で使用され、これは「に接続されている」「と接合されている」「に接合されている」「と通信を行う」(これらの用語は、使用されている前後の文脈からそうでないと明確に分かる以外には、接続、接合および/または通信し合う要素間の直接的関係および/または間接的関係を指す)といった用語についても同様である。しかし、これらの用語もまた一般的に、それぞれの技術分野に特有の意味を持つ。
本発明は、光学格納媒体への書き込みに関する特性の較正を行うための方法、ソフトウェア、および装置に関する。また、較正パターンデータおよび較正命令を符号化する方法に関する。当該較正方法は通常、(a)パターンデータとパターンデータに同期した命令とを受信するステップと、(b)命令に従って光学格納媒体に対してパターンデータを書き込むステップと、(c)光学格納媒体からパターンデータに対応するリードバック信号を読み出すステップと、(d)命令に従ってリードバック信号を処理するステップと、(e)リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に対するデータの書き込みの書き込み特性の値を決定するステップとを含む。
本発明の別の側面は符号化方法に関する。当該符号化方法は通常、(a)ランレングスリミテッド(RLL)制約に従ってパターンデータを符号化するステップと、(b)パターンデータと命令とを含むビットストリームを生成するステップとを含み、命令のうち少なくとも1つの命令は、書き込み特性の試験値を設定するための命令を含み、生成ステップは、制約に違反して命令を符号化することを含む。アルゴリズムおよび/またはソフトウェアは一般的に、本発明に係る方法および/または本明細書に記載する発明思想を具現化するプロセスまたは一連のステップを実施するように設定されている。
当該装置は、(a)較正ビットストリームを生成するメモリと、(b)較正ビットストリームから較正パターンデータと較正パターンデータに同期した複数の較正命令とを抽出する復号モジュールと、(c)複数の較正命令に従って光学格納媒体に較正パターンデータを書き込む書き込みモジュールと、(d)光学格納媒体から較正パターンデータに対応するリードバック信号を読み出す読み出しモジュールと、(e)複数の較正命令に従ってリードバック信号を処理し、リードバック信号に少なくとも部分的に基づいて光学格納媒体に関する書き込み特性の最適値を決定する処理モジュールとを備えるとしてもよい。当該装置は、回路、アーキテクチャ、システムまたはこれ以外のハードウェアインプレメンテーションを含み得る。例えば、アーキテクチャは本明細書に記載されている発明思想を具現化する任意の回路または任意の複数の回路を含み得る。一例を挙げると、当該装置を実現する回路アセンブリまたは回路ブロックアセンブリがある。
本発明を、様々な側面から実施形態例を参照しつつさらに詳細に説明する。
<較正方法例>
本発明は、光学格納媒体への書き込みを較正する方法に関する。当該較正方法は通常、(a)パターンデータとパターンデータに同期した命令とを受信するステップと、(b)命令に従って光学格納媒体に対してパターンデータを書き込むステップと、(c)光学格納媒体からパターンデータに対応するリードバック信号を読み出すステップと、(d)命令に従ってリードバック信号を処理するステップと、(e)リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に対するデータの書き込みの書き込み特性の値を決定するステップとを含む。様々な実施形態において、光学格納媒体は、一度だけ書き込みが可能な光ディスク(例えば、CD−R、DVD−RまたはDVD+R)や書き換え可能な光ディスク(例えば、DVD−RW、DVD+RWまたはDVD−RAM)などの光ディスクを含み得る。
別の実施形態によると、受信ステップは命令とパターンデータとを含むビットストリームを受信するステップを含み得る。このビットストリームにおいて、命令はパターンデータに重畳されていてもよい。別の実施形態によると、パターンデータはランレングスリミテッド制約に準拠しており、ビットストリームはランレングス制約に違反して符号化された命令を含み得る(例えば、以下に詳述する図2Aの符号化ビットストリーム200を参照のこと)。このため、受信ステップはさらに、ビットストリームからパターンデータと命令とを抽出することを含み得る。パターンデータは例えば、EFM(Eight−to−Fourteen Modulation)符号化データまたは光学格納媒体の符号化規格に準拠するデータを含み得る。
図2Bは、本発明に係る方法の一例を示すフローチャートである。較正はステップ211で始まる。ステップ212において、較正パターンデータと較正命令とを有する較正ビットストリームの1以上のセグメント(例えば、1以上のコードワードおよび結合ビット)を受信する(例えば、メモリモジュールから取り出される、またはデータストレージデバイスから取り出される)。ステップ213は、ビットストリームから命令とパターンデータとを抽出することを含む。命令はパターンデータと同期しているのがよい。任意で、パターンデータをこの時点で修正してもよい。
ステップ214において、パターンデータを光学格納媒体に書き込む前に試験書き込み特性を変更すべきかどうか決定するべく対応する命令を確認する。変更すべきである場合、ステップ215において試験書き込み特性は変更される。どちらの場合であっても、ステップ216において、パターンデータの次のブロックが光学格納媒体に書き込まれ得る(例えば、光学格納媒体のOPC領域またはそれ以外の空きスペースに書き込まれる)。ステップ217において、書き込みプロセスは終了したかどうか決定するべく命令を確認する。終了しない場合、適切な命令に到達するまでステップ212から217を繰り返す。
較正のうち書き込み部分が終了した後、較正の読み出し部分および測定部分が開始される。一般的に、ステップ222から227はループを形成しており、ステップ212から217で書き込まれたデータをリードバック信号として光学格納媒体から取り出して、リードバック信号の特性を較正ビットストリームに格納されているパターンデータおよび/または命令に関して分析する。このため、ステップ222において、較正ビットストリーム(例えば、ステップ212から217で利用されたのと同じ較正ビットストリーム)の1以上のセグメントを光学格納媒体(例えば、媒体のOPC領域)から取り出す。ステップ223において、命令と修正されたパターンデータとをステップ213と同じ方法でビットストリームから抽出する。ステップ224において、パターンデータが光学格納媒体に書き込まれる前に書き込み特性が変更されたかどうか決定するべく対応する命令を確認する。変更されていた場合、ステップ225において、先行するループ反復(例えば、以下に説明するステップ226)において読み出されたリードバック信号の特性を格納して(先に利用された書き込み特性と対応付けて)、任意の分析モジュールは、更なるリードバック信号と新しい書き込み特性を関連付けるべくリセットされる。どちらの場合でも、ステップ226においては、パターンデータの次のブロックが光学格納媒体から(例えば、リードバック信号として)読み出され、当該信号はステップ223で抽出されたパターンデータおよび/または命令に関して分析される。例えば、リードバック信号の特性を分析して、リードバック信号の特性が、最も直前に復号された書き込み特性命令に対して許容可能な値を示しているかどうか決定する。
ステップ227において、較正プロセスが終了したかどうか決定するべく命令を確認する。終了していない場合、適切な命令に到達するまでステップ222から227を繰り返す。ステップ230において、最終命令に到達すると、リードバック信号の特性が最も好適であった書き込み特性を特定することによって、最適書き込み特性を決定することができる。
このため、別の実施形態によると、書き込みステップはさらに、少なくとも1つの命令に応じて書き込み特性の試験値を変更することと、試験値に従って光学格納媒体にパターンデータの一部または全てを書き込むこととを含み得る(例えば、フローチャート210のステップ215および216を参照のこと)。別の実施形態によると、処理ステップは、パターンデータに基づく期待値信号とリードバック信号とを比較することと、少なくとも1つの命令とリードバック信号の特性とを相互に関連付けることとを含み得る(例えば、ステップ225と226とを参照のこと)。
リードバック信号を分析する方法の一例によると、書き込み特性の各値について、リードバック信号の少なくとも1つの高周波成分のベースラインとリードバック信号の少なくとも1つの低周波成分のベースラインとの非対称性を測定し得る。例えば、書き込みレーザのパワーレベルを様々なレベルに設定すると、上記の値同士の非対称性が大きくなったり小さくなったりする。一実施形態によると、上記のベースラインは、リードバック信号の複数の高周波成分および複数の低周波成分から決定される。
図2Cは、書き込みパワーレベルを3つの異なるレベルに設定した場合の上述したベースライン間の非対称性を示す。リードバック信号270、280および290のそれぞれにおいて、光学格納媒体の反射度(reflectance)を示す。具体的には、光学格納媒体の領域、6ビット期間のランド(6T)(例えば、6Tランド271)、次に6Tピット(例えば、6Tピット272)、3Tランド(例えば、3Tランド273)、3Tピット(例えば、3Tピット274)、および6Tランド(例えば、6Tランド277)について示す。6Tピットから6Tランド(またはその逆)の遷移は、リードバック信号の比較的低周波成分を形成し得る。3Tピットから3Tランド(またはその逆)の遷移は、リードバック信号の比較的高周波成分を形成し得る。低周波成分と高周波成分とを分けるビット期間の数は任意のシステムおよび/またはアプリケーションに応じて実験に基づき選択され得るが、一般的には、高周波成分は少なくとも2つの連続したピットおよびランド(それぞれ、5T以下の期間を有する)から成るシーケンスを含み得る。実施形態によっては、高周波成分は3Tまたは4T以下の期間を有するピットおよびランドを含む。同様に、低周波成分は一般的に、高周波成分の期間を持たない、少なくとも2つの連続したピットおよびランドから成るシーケンスを含み得る。様々な実施形態によると、高周波成分は、4T、5Tまたは6T以上の期間を持つピットおよびランドを含む。
各成分のベースラインは一般的に、当該成分の高ポイント(例えば、リードバック信号の極大値)と当該成分の低ポイント(例えば、リードバック信号の極小値)との平均である。低周波成分および高周波成分間のベースラインの差異が、リードバック信号の「非対称性」である。このような構成とすると、リードバック信号270においては、低周波成分のベースラインは276で、高周波成分のベースラインは277となり、ベースライン277の方が高く位置している。リードバック信号280においては、低周波成分も高周波成分もベースラインは286となる(例えば、非対称性はゼロであるか略ゼロである)。リードバック信号290においては、低周波成分のベースラインは296で、高周波成分のベースラインは297となり、ベースライン297の方が低く位置している。このため、リードバック信号280が得られた書き込みパワーレベルが、図2Cに示した3つの例の中では最も非対称性が低いことになり、その書き込みパワーレベルが一般的には光学格納媒体にとって「最適な」書き込み特性とみなされる。
このため、別の実施形態に係る方法は、リードバック信号の特性とパターンデータにおける1以上のランレングス(例えば、図2Cに示したような6Tランレングスおよび3Tランレングス)とを相互に対応付けることを含み得る。さらに別の実施形態によると、リードバック信号の特性は、リードバック信号の少なくとも1つの高周波成分のベースライン(例えば、図2Cのベースライン277)とリードバック信号の少なくとも1つの低周波成分のベースライン(例えば、図2Cのベースライン276)との間の非対称性を含み得る。
決定ステップは、ベースライン間の最も低い非対称性に関連付けられている試験値に基づいて書き込み特性の最適値を選択すること(例えば、どの書き込みパワーレベルによってリードバック信号280が得られたかを決定すること)を含み得る。書き込み特性の最適値が決定されると、当該方法はさらに、決定された書き込み特性の値に従って光学格納媒体にデータを書き込むことを含み得る。
一実施形態に係る方法は最適出力較正(OPC)方法を含むので、試験対象である書き込み特性は書き込みパワーレベルである。しかし、本明細書で紹介する発明思想は書き込みパワーレベルを較正することに限定されるものではなく、本発明に係る方法は、(例えば、書き込みストラテジー用の)タイミング補償などのほかの書き込み特性を試験するように構成され得る。
別の実施形態においては、タイミング位相エラーを測定するべく当該方法が利用され得る。リードバック信号において遷移がある場合(例えば、信号の値がマークからスペースに、スペースからマークに切り替わる場合を指し、ここで、マークおよびスペースは光学格納媒体におけるバイナリ値を表す)、信号の値はゼロラインを超える。信号がゼロラインを横切ったタイミングが早いか遅いと、タイミング位相エラーが発生する。リードバックに関するタイミング位相エラーを最小化できるように、書き込みに関して最適なタイミング位相オフセットを決定することが望まれている。例えば、当該方法は、リードバック信号において複数のタイミング位相エラーを測定することと、測定されたタイミング位相エラーが最も低くなったタイミング位相オフセットを選択することとを含み得る。このため、別の実施形態では、決定ステップは最適なタイミング位相オフセットを選択することを含む。
タイミング位相エラーは、遷移の前後の値のランレングスに応じて変化し得る。例えば、6Tスペースが後に続く3Tマークのタイミング位相エラーは、4Tマークが後に続く5Tスペースのタイミング位相エラーとは異なり得る。このため、遷移の種類毎に最適なタイミング位相オフセットを決定することが望ましい。ここで、あるランレングスのマークとその後に続く別のランレングスのスペースの間、およびその逆の間での遷移の組み合わせ毎に遷移の種類を定義する。例えば、符号化システムの最大ランレングスが10であるとすると、200の異なる最適タイミング位相オフセットが必要となり得る(ランレングスの組み合わせは100通りが可能で、遷移は2つの異なる方向、例えば「マーク」から「スペース」および「スペース」から「マーク」、について起こるためである)。このため、別の実施形態によると、決定ステップはパターンデータにおける遷移の種類毎に最適タイミング位相オフセットを選択することを含む。そして、最適タイミング位相オフセットは、ディスクにデータを書き込む場合に、遷移のタイミングを調整するべく(例えば、書き込みレーザを最適タイミングでオン/オフするべく)利用され得る。
別の実施形態によると、処理ステップはさらに、パターンデータにおける遷移毎のタイミング位相エラー値をメモリに格納することを含む。書き込みにおける最適タイミング位相オフセットを決定する場合には、このように格納された値を処理して遷移の種類毎に平均タイミング位相エラーを決定するとしてもよい。例えば、最適な書き込み特性を決定するべく格納された値を処理する際には、パターンデータと格納されたタイミング位相エラー値とがメモリから読み出され得る。このように、タイミング位相エラー値は遷移の種類と対応付けられ得るとともに、遷移の種類毎にタイミング位相エラーのヒストグラムを作成することができる。このヒストグラムを分析することで、遷移の種類毎に書き込みに関する最適なタイミング位相オフセットを決定することができる。さらに、このようなデータに基づき、ジッタのような書き込み特性に関して貴重な考察を得ることができる(例えば、ある遷移の種類のタイミング位相エラーが統計的に重要な意義のある変化を呈している場合)。当業者は、最も必要としている情報を得るべくパターンデータを選択することができる。例えば、高周波遷移の方が書き込まれることが多いので、パターンデータは比較的多数の高周波遷移を含み、比較的少数の低周波遷移を含み得る。
好ましい実施形態によると、格納ステップはタイミング位相エラー値を格納する前に符号化することを含む。このため、メモリのバンド幅が最適化され得るので、OPCプロセスにおいてより多くのデータを集めて分析できるようになり、より正確な測定を行うことができる。一実施形態によると、格納ステップは、重要でないタイミング位相エラー値はメモリにおいて1バイナリビットを占有し、重要なタイミング位相エラー値はメモリにおいて少なくとも3つのバイナリビットを占有するように、タイミング位相エラー値を符号化することを含む。このような構成とすることによって、タイミング位相エラーがゼロ(またはゼロに近い値)である場合には、データの格納に必要なのは1ビットのみである。タイミング位相エラーはたいてい重要でないと思われるので、このようなアプローチで臨むことによってメモリおよびバンド幅の節約幅を大きくすることができる。
一実施形態例によると、重要なタイミング位相エラー値にはそれぞれ6ビットデータを用いる。各値の最初のビットは、エラー値が重要で無いことを示す場合には0であってもよいし、エラー値が重要であることを示す場合には1であってよい。この最初のビットが1である場合、続く5ビットで符号付きの整数(例えば、−16から15までの10進値)を格納するとしてもよい。最初のビットが0である場合には、それに続くビットは新しいエラー値の最初のビットとなる。
別の実施形態によると、タイミング位相エラー値はデータワード(例えば、1回の動作でメモリに格納され得る32または64ビット)にまとめられ得る。タイミング位相エラー値は、2ワード以上占有するタイミング位相エラー値がないように(例えば、タイミング位相エラー値が1つのデータワードの終端で始まって次のデータワードの始端で終わらないように)まとめられ得る。このような実施によると、あるワードに残っているビットの数が5未満の場合、「1」はそのワードの残りが使用されず、次のタイミング位相エラー値は重要であり続くワードに格納されていることを示す。このため、格納されているタイミング位相エラー値を分析する際には、一度に取り出す必要があるのは1ワードのみで、これによって当該ワードに含まれるタイミング位相エラー値の全てを抽出する。
<符号化方法の一例>
本発明はさらに、光学格納媒体へデータを書き込む際の書き込み特性の較正用のパターンデータと命令とを符号化する方法に関する。当該命令のうち少なくとも1つの命令は一般的に、書き込み特性の試験値を設定するための命令を含む。当該方法は一般的に、(a
)ランレングスリミテッド(RLL)制約に従ってパターンデータを符号化するステップと(b)パターンデータと命令とを含むビットストリームを生成するステップとを含み、生成ステップは制約に違反して命令を符号化することを含む。
パターンデータを符号化するステップはさらに、光学格納媒体の符号化規格(例えば、CD用の符号化規格であるEFM、DVD用の符号化規格であるEFMPlus等)に従ってパターンデータを符号化することを含み得る。一実施形態例によると、較正対象の書き込み特性は書き込みパワーレベルであってよい。本発明に係る符号化はさらに、タイミング補償などの別の書き込み特性を試験するための命令を含み得ることは明らかである。
図2Aは、EFM符号化を利用した較正ビットストリームの一例を示す。図1に示すように、数「136」を示す8ビットのバイナリ値は、バイナリシーケンス「101」(例えば、8ビットのバイナリコードでは「10001000」)、同じバイトデータのEFM符号を表すバイナリシーケンス102(例えば、「01001001000001」)、および/または、同様のEFM符号を表すバイナリシーケンス103によって表され得る。尚、バイナリシーケンス102における「1」は、バイナリシーケンス103では「1」と「0」の遷移、または「0」と「1」の遷移として表されており、ディスクに書き込まれるピットとランドの遷移に対応している(例えば、「011100011111110」)。このため、バイナリシーケンスはランレングスリミテッド(RLL)制約に準拠したEFMパターンを表している。較正命令はパターンデータ103に重畳され(または、埋め込まれるかインターリーブされ)て、較正ビットストリーム200を生成し得る。較正ビットストリーム200は、EFM符号化のランレングス制約に文字通り違反している(例えば、ビット201および202を参照のこと)。このため、ビットストリーム200を受信または処理する復号器は、ランレングス制約の違反201および202を認識して、訂正されたパターンデータ(例えば、ランレングス制約に準拠して、光学格納媒体への書き込みに適したパターンデータ)と制約の違反に対応する命令とを生成するように構成され得る。命令を符号化する方法の1つは、命令に対してシーケンス中の違反の数をマッピングすることであってよい。当業者であれば、本発明に基づき、上記以外の様々な符号化方法を実施することができる。
<ソフトウェアの例>
本発明はさらに、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはそれ以外の命令プロセッサを備え(例えば、従来のアナログおよび/またはデジタル信号プロセッサを備えた汎用コンピュータまたはワークステーション)、本発明に係る方法に含まれるステップのうち1以上のステップおよび/または本発明に係るハードウェアの動作のうち1以上の動作を実行するように構成された装置で実施可能および/または実行可能なアルゴリズム、コンピュータプログラムおよび/またはソフトウェアを含む。このため、本発明の別の側面は、上記の方法を実施するアルゴリズムおよび/またはソフトウェアに関する。例えば、本発明はさらに、適切な処理デバイス(例えば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはDSPデバイスなどの信号処理デバイス)によって実行されると上記の方法および/またはアルゴリズムを実行する命令群を含む、コンピュータプログラム、コンピュータ読み出し可能な媒体または波形に関するとしてもよい。
例えば、コンピュータプログラムは読み出し可能な媒体ならどのような種類の媒体に格納されていてもよく、コンピュータ読み出し可能媒体は、当該媒体を読み出して格納された符号を実行するように構成された処理デバイスによって読み出すことが可能なものであればどのような媒体を含むとしてもよい。コンピュータ読み出し可能媒体の例を挙げると、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(例えば、CD−ROM、CD−R、CD−RW等)、DVD(例えば、DVD−ROM、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW等)、磁気テープ、またはハードディスクドライブなどである。そのような符号は、オブジェクトコード、ソースコードおよび/またはバイナリコードを含み得る。
波形は一般的に、銅線、従来のツイストペア線、従来のネットワークケーブル、従来の光学データ送信ケーブル、もしくは無線信号伝送における大気または真空(例えば、宇宙空間)などの適切な媒体を介して送信されるべく構成される。本発明に係る方法を実施するための波形および/または符号は一般的に、デジタルであり、従来のデジタルデータプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、またはプログラマブルゲートアレイ、プログラマブル論理回路/デバイスまたは特定用途向け(集積)回路などの論理回路)によって処理されるべく構成されている。
様々な実施形態によると、コンピュータ読み出し可能媒体または波形は、較正命令とパターンデータとを受け取るべく少なくとも1つの命令を含んでおり、較正命令はパターンデータと同期している(例えば、較正命令とパターンデータとが1つのビットストリームに符号化されている、または較正命令とパターンデータとがそのようなビットストリームから抽出されている)。波形または媒体はさらに、較正命令に従って光学格納媒体にパターンデータを書き込み、光学格納媒体からパターンデータに対応するリードバック信号を読み出す命令を含み得る。また、波形または媒体は、本明細書に開示する方法に従って、較正命令に従ってリードバック信号を処理するため、および/または少なくとも部分的にリードバック信号に基づいて光学格納媒体に対する書き込み特性を決定するために必要な命令を含み得る。
別の実施形態によると、コンピュータ読み出し可能媒体または波形は、光学格納媒体へデータを書き込む際の書き込み特性を較正するための較正命令とパターンデータとを符号化するための命令を含み得る。較正命令のうち少なくとも1つの較正命令は一般的に、書き込み特性の試験値を設定するための命令を含む。コンピュータ読み出し可能媒体または波形は、(a)ランレングスリミテッド(RLL)制約に従ってパターンデータを符号化する命令と、(b)パターンデータのランレングス制約を違反して較正命令を符号化することによってパターンデータと較正命令とを含むビットストリームを生成する命令とを含み得る。
<装置の一例>
別の側面において、本発明は光学格納媒体にデータを書き込む装置に関する。当該装置は、(a)較正ビットストリームを生成するメモリと、(b)較正ビットストリームから較正パターンデータと較正パターンデータに同期した複数の較正命令とを抽出する復号モジュールと、(c)複数の較正命令に従って光学格納媒体に較正パターンデータを書き込む書き込みモジュールと、(d)光学格納媒体から較正パターンデータに対応するリードバック信号を読み出す読み出しモジュールと、(e)複数の較正命令に従ってリードバック信号を処理し、リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に関する書き込み特性の最適値を決定する処理モジュールとを備えるとしてもよい。
このため、代替的な実施形態によると、当該装置は、(a)較正ビットストリームを生成する手段と、(b)較正ビットストリームから較正パターンデータと複数の較正命令とを抽出する手段と、(c)複数の較正命令に従って光学格納媒体に較正パターンデータを書き込む手段と、(d)光学格納媒体から較正パターンデータに対応するリードバック信号を読み出す手段と、(e)複数の較正命令に従ってリードバック信号を処理する手段と、(f)リードバック信号に少なくとも基づいて光学格納媒体に関する書き込み特性の最適値を決定する手段とを備えるとしてもよい。
図3は実施形態例を示す。メモリ310は一般的に、較正ビットストリームに対応するデータを格納する。メモリ310は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ等の低レイテンシ不揮発性メモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、および/またはこれ以外の適切間電子データストレージを含み得る。メモリ310は一般的に、(例えば、パラレルデータバスおよび/またはシリアル通信チャネルを介して)OPC復号器320に較正ビットストリームを供給する。
OPC復号器320は一般的に、較正ビットストリームから較正パターンデータと較正命令とを抽出する。好ましい実施形態によると、較正ビットストリームは上述したように図2Aに示すように符号化されてよい。尚、ランレングスリミテッドパターンデータには、ランレングス制約に対する違反を符号化することによって、命令が重畳されている。このため、較正命令は較正パターンデータと略同期しているとしてもよい。従って、OPC復号器320は、パターンデータに対応する信号Pとともに(尚、ランレングスの違反はパターンデータPからは除かれている)、パターンデータと符号化された命令に対応して複数の出力信号S0〜S4を供給するとしてもよい。当業者であれば、OPC復号器320が専用回路によって(例えば、特定用途向け集積回路、またはメモリ310またはメモリ310を含むより大規模なメモリからのデータを受信および/または処理するより大規模な集積回路内の機能回路ブロックによって)効率よく実施され得ることに想到する。しかし、OPC復号器320はまたマイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ用のソフトウェアにおいて実施され得る。
OPCコントローラ330は信号S0〜S4とパターンデータPとを受信して、命令とパターンデータとを用いて最適書き込み特性を決定するべく書き込みモジュール340と読み出しモジュール350とを制御するとしてもよい。OPCコントローラ330は、書き込みモジュール340によって、フローチャート210のステップ214〜217を実行するとしてもよい。さらに、OPCコントローラ330は、読み出しモジュール340によって、フローチャート210のステップ224〜230を実行するとしてもよい。
別の実施形態によると、較正ビットストリームにおいて較正命令が較正パターンデータに重畳されていてもよい(または、埋め込まれていてもよいし、インターリーブされていてもよい)。別の実施形態によると、較正パターンデータはランレングスリミテッド制約に準拠していてもよく、復号モジュールはさらに、較正ビットストリームにおける制約の違反を特定することによって較正命令と較正パターンデータとを抽出するとしてもよい(例えば、較正ビットストリームは上述したように符号化され、図2Aのように構成されるとしてもよい)。このため、別の実施形態によると、当該装置はさらに、較正ビットストリームにおける制約の違反を特定することによって較正命令と較正パターンデータとを抽出する手段を備えるとしてもよい。好ましい実施形態によると、較正パターンデータは、光学格納媒体の符号化規格に従って符号化されたデータ(例えば、CD用のEFM(Eight−to−Fourteen Modulation)符号化データ)を含み得る。
さらに別の実施形態によると、書き込みモジュールはさらに、較正命令のうち少なくとも1つの較正命令に応じて書き込み特性の試験値を変更して、当該試験値に応じて光学格納媒体にパターンデータの一部またはすべてを書き込むとしてもよい。このため、別の実施形態によると、当該装置は、較正命令のうち少なくとも1つの較正命令に応じて書き込み特性の試験値を変更する手段と、当該試験値に応じて光学格納媒体にパターンデータの一部またはすべてを書き込む手段とを備えるとしてもよい。
さらに別の実施形態によると、処理モジュールはさらに、較正パターンデータに基づく期待値信号とリードバック信号とを比較し、較正命令のうち少なくとも1つの較正命令とリードバック信号の特性とを相互に対応付けるとしてもよい。このため、別の実施形態によると、当該装置は、較正パターンデータに基づく期待値信号とリードバック信号とを比較する手段と、較正命令のうち少なくとも1つの較正命令とリードバック信号の特性とを相互に対応付ける手段とを備えるとしてもよい。さらに別の実施形態によると、処理モジュールはさらに、較正パターンデータにおける1以上のランレングスとリードバック信号の特性とを相互に対応付けるとしてもよい。このため、別の実施形態によると、当該装置は、較正パターンデータにおける1以上のランレングスとリードバック信号の特性とを相互に対応付ける手段を備えるとしてもよい。
好ましい実施形態によると、リードバック信号の特性は、リードバック信号の1以上の高周波成分のベースラインとリードバック信号の1以上の低周波成分のベースラインとの間の非対称性である(例えば、上述したように図2Cに示すリードバック信号270、280および290におけるベースラインの非対称性を参照のこと)。別の実施形態によると、処理モジュールはさらに、ベースライン間の最も低い非対称性に対応付けられている試験値に基づいて試験対象の書き込み特性の最適値を決定するとしてもよい。このため、当該装置は、少なくとも1つの過去の試験値に対して非対称値を格納する手段を備えるとしてよい(例えば、全ての過去の試験値に対して非対称値を格納するとしてもよいし、単にその時点で最も低い非対称値と対応する試験値とを格納するとしてもよい)。当該装置はさらに、ベースライン間の最も低い非対称性に対応付けられている試験値に基づいて試験対象の書き込み特性の最適値を決定する手段を備えるとしてもよい。
一実施形態によると、試験対象の書き込み特性は書き込みパワーレベルである。別の実施形態によると、リードバック信号の特性はタイミング位相エラーを含む。
このため、他の実施形態によると、処理モジュールはさらに最適タイミング位相オフセットを決定する。別の実施形態によると、処理モジュールはさらに、パターンデータにおける遷移の種類毎に最適タイミング位相オフセットを決定する。ここで、あるランレングスのマークとそれに続く別のランレングスのスペースとの間の遷移およびその逆の遷移の組み合わせ毎に遷移の種類が定義される。
別の実施形態によると、処理モジュールはさらにパターンデータにおける遷移毎のタイミング位相エラー値をメモリに格納する。別の実施形態によると、処理モジュールはさらに、重要でないタイミング位相エラー値はメモリにおいて1バイナリビットを占有して重要なタイミング位相エラー値はメモリにおいて少なくとも3つのバイナリビットを占有するように(上述したように)、タイミング位相エラー値を符号化する。
最適出力較正(OPC)装置においては、両方の書き込み特性を決定することが望まれると思われる。さらに、本発明に係る方法および装置は、本明細書に記載した書き込み特性の前後または本明細書に記載した書き込み特性と同時に、さらに別の書き込み特性を決定するべく利用され得る。
光学格納媒体は、一度だけ書き込みが可能な光ディスク(例えば、CD−R、DVD−RまたはDVD+R)または書き換え可能な光ディスク(例えば、DVD−RW、DVD+RWまたはDVD−RAMなど)である光ディスクを含み得る。
<システム>
図4Aを参照すると、本発明はDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ410において実現され得る。例えば、本発明はDVDドライブ410の大量データストレージにおいて実施され得る。DVDドライブ410の信号処理回路および/または制御回路412および/またはその他の回路(不図示)は、データを処理し、符号化および/または暗号化を行って、演算を実施し、および/または、光学格納媒体416から読み出されたデータおよびまたは光学格納媒体416に書き込まれるデータをフォーマットするとしてもよい。実施形態によっては、DVDドライブ410の信号処理回路および/または制御回路412および/またはその他の回路(不図示)はさらに、符号化および/または復号化および/またはそれ以外のDVDドライブに関連付けられる信号処理機能などのほかの機能を実施することができる。
DVDドライブ410は、1以上の有線通信リンクまたは無線通信リンク417を介してコンピュータ、テレビまたはそれ以外のデバイスなどの出力デバイス(不図示)と通信し得る。DVD410は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはこれ以外の適切な電子データストレージなどのメモリ419と接続され得る。
図4Bを参照すると、本発明は高精細テレビ(HDTV)420において実現され得る。本発明はHDTV420の大量データストレージにおいて実施され得る。HDTV420は、有線または無線でHDTV入力信号を受信し、ディスプレイ426用のHDTV出力信号を生成する。実施形態によっては、HDTV420の信号処理回路および/または制御回路422および/またはその他の回路(不図示)は、データを処理し、符号化および/または暗号化を行って、演算を実施し、データをフォーマットし、および/または、必要に応じてその他のHDTV関連処理を行うとしてもよい。
HDTV420は、光学および/または磁気ストレージデバイスのように不揮発にデータを格納する大量データストレージ427と通信し得る。少なくとも1つのDVDが図4Aに示す構成を有するとしてもよい。HDTV420は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージなどであるメモリ428に接続され得る。HDTV420はまた、WLANネットワークインターフェース429を介したWLANとの接続をサポートし得る。
図4Cを参照すると、本発明は、車両430の制御システムにおいて実現され得る。例えば、本発明は車両制御システム430の大量データストレージにおいて実施され得る。実施形態によっては、車両制御システムは、1以上のセンサからの入力を受け取るパワートレイン制御システム432を有する。センサの例を挙げると、温度センサ、圧力センサ、回転センサ、気流センサ、および/または、エンジン操作パラメータ、トランスミッション操作パラメータ、および/またはそれ以外の制御信号といった出力制御信号を1以上生成するそれ以外の適切なセンサなどがある。
本発明は、車両430の別の制御システム440においても実現され得る。制御システム440も同様に、入力センサ442から信号を受信し、および/または、1以上の出力デバイス444に制御信号を出力するとしてもよい。実施形態によっては、制御システム440は、アンチロックブレーキングシステム(ABS)、ナビゲーションシステム、テレマティックスシステム、車両テレマティックスシステム、車線逸脱システム、車間距離制御システム、およびステレオ、DVD、コンパクトディスク等の車両内エンターテインメントシステムの一部であってよい。これ以外にも実施例は検討されている。
パワートレイン制御システム432は、不揮発にデータを格納する大量データストレージ446と通信し得る。大量データストレージ446は、光学データストレージデバイスおよび/または磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスクドライブ(HDD)および/またはDVD))を含み得る。少なくとも1つのDVDが図4Aに示す構成を有し得る。パワートレイン制御システム432は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージなどであるメモリ447に接続され得る。パワートレイン制御システム432はまた、WLANネットワークインターフェース448を介したWLANとの接続をサポートし得る。制御システム440はまた、大量データストレージ、メモリおよび/またはWLANインターフェース(全て不図示)を含み得る。
図4Dを参照すると、本発明は携帯電話用アンテナ451を含み得る携帯電話450において実現され得る。例えば、本発明は携帯電話450の大量データストレージにおいて実施され得る。実施形態によっては、携帯電話450は、マイクロフォン456、スピーカおよび/または音声出力ジャックなどの音声出力458、ディスプレイ460、および/または、キーパッド、ポインティングデバイス、音声起動デバイスおよび/またはそれ以外の入力デバイスである入力デバイス462を備える。携帯電話450の信号処理および/または制御回路452および/またはその他の回路(不図示)は、データを処理し、符号化および/または暗号化を行って、演算を実施し、データをフォーマットし、および/または、その他の携帯電話機能を実施するとしてもよい。
携帯電話450は、光学ストレージデバイスおよび/または磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスクドライブ(HDD)および/またはDVD))などの、不揮発にデータを格納する大量データストレージ464と通信し得る。少なくとも1つのDVDが図4Aに示す構成を有し得る。携帯電話450は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージなどであるメモリ466に接続され得る。携帯電話450はまた、WLANネットワークインターフェース468を介したWLANとの接続をサポートし得る。
図4Eを参照すると、本発明はセットトップボックス480において実装され得る。例えば、本発明はセットトップボックス480の大量データストレージにおいて実施され得る。セットトップボックス480は、ブロードバンドソースなどのソースから信号を受信し、テレビおよび/またはモニタおよび/またはその他のビデオおよび/またはオーディオ出力デバイスのようなディスプレイ488に適切な標準および/または高精細オーディオ/ビデオ信号を出力する。セットトップボックス480の信号処理および/または制御回路484および/またはその他の回路(不図示)は、データを処理し、符号化および/または暗号化を行って、演算を実施し、データをフォーマットし、および/または、その他のセットトップボックス機能を実施するとしてもよい。
セットトップボックス480は、不揮発にデータを格納する大量データストレージ490と通信し得る。大量データストレージ490は、光学ストレージデバイスおよび/または磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスクドライブ(HDD)および/またはDVD))を含み得る。少なくとも1つのDVDが図4Aに示す構成を有し得る。セットトップボックス480は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージなどであるメモリ494に接続され得る。セットトップボックス480はまた、WLANネットワークインターフェース496を介したWLANとの接続をサポートし得る。
図4Eを参照すると、本発明はメディアプレーヤ500において実現され得る。例えば、本発明はメディアプレーヤ500の大量データストレージにおいて実施され得る。実施形態によっては、メディアプレーヤ500は、ディスプレイ507および/またはキーパッド、タッチパッド等のユーザ入力508を有する。実施形態によっては、メディアプレーヤ500は、ディスプレイ507および/またはユーザ入力508を介して、メニュー、ドロップダウンメニュー、アイコンおよび/またはポイントアンドクリックインターフェースを通常使用するグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を利用し得る。メディアプレーヤ500はさらに、スピーカおよび/または音声出力ジャックなどの音声出力509を有する。メディアプレーヤ500の信号処理および/または制御回路504および/またはその他の回路(不図示)は、データを処理し、符号化および/または暗号化を行って、演算を実施し、データをフォーマットし、および/または、その他のメディアプレーヤ機能を実施するとしてもよい。
メディアプレーヤ500は、圧縮オーディオおよび/またはビデオコンテンツなどのデータを不揮発に格納する大量データストレージ510と通信し得る。実施例によっては、圧縮オーディオファイルは、MP3フォーマットまたはそれ以外の適切な圧縮オーディオおよび/またはビデオフォーマットに準拠したファイルを含む。大量データストレージは、光学ストレージデバイスおよび/または磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスクドライブ(HDD)および/またはDVD))を含み得る。少なくとも1つのDVDが図4Aに示す構成を有し得る。メディアプレーヤ500は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリおよび/またはそれ以外の適切な電子データストレージなどであるメモリ514に接続され得る。メディアプレーヤ500はまた、WLANネットワークインターフェース516を介したWLANとの接続をサポートし得る。上記以外の実施例も検討中である。
<結論/要約>
このように本発明は、光学格納媒体への書き込みに関する書き込み特性の較正を行うための方法、ソフトウェア、および装置を提供する。また、較正パターンデータおよび較正命令の符号化方法を提供する。本発明は、柔軟に試験パラメータを設定することができるとともに、格納可能または書き換え可能な光学格納媒体の書き込み特性を迅速且つ正確に試験することができるという効果を奏する。
本発明の具体的な実施形態を上記で説明したが、上記の記載は説明を目的としたものであり、本発明の全内容を網羅したものではなく、本発明を開示された具体的な形態に限定するものでもない。上記の教示内容に基づき多くの変形および変更を実現することができるのは明らかである。上述した実施形態は、本発明の原理および本発明を実際に適用する場合を最も良く説明するものとして選択されている。このため当業者は、上記の実施形態に基づき、それぞれの利用に適するように様々に変形することによって本発明および様々な実施形態を最大限利用することができる。本発明の範囲は、本願の特許請求の範囲およびその均等物によって定義されるべきものである。

Claims (23)

  1. 光学格納媒体への書き込みの較正を行う方法であって、
    パターンデータと前記パターンデータに同期した命令とを受信するステップと、
    前記命令に従って前記光学格納媒体に対して前記パターンデータを書き込むステップと、
    前記光学格納媒体から前記パターンデータに対応するリードバック信号を読み出すステップと、
    前記命令に従って前記リードバック信号を処理するステップと、
    前記リードバック信号に少なくとも基づいて前記光学格納媒体に対するデータの書き込みの書き込み特性の値を決定するステップと
    を含む方法。
  2. 前記受信ステップは、前記命令と前記パターンデータとを含むビットストリームを受信することを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビットストリームでは、前記パターンデータに前記命令が重畳されている
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記受信ステップはさらに、前記ビットストリームから前記パターンデータと前記命令とを抽出することを含む
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記パターンデータはランレングスリミテッド制約に準拠しており、前記ビットストリームは前記ランレングスリミテッド制約に違反して符号化された前記命令を含む
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記書き込みステップはさらに、前記命令のうち少なくとも1つの命令に応じて前記書き込み特性の試験値を変更することと、前記試験値に従って前記光学格納媒体に前記パターンデータの一部または全てを書き込むこととを含む
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記処理ステップは、前記パターンデータに基づく期待値信号と前記リードバック信号とを比較することを含む
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記処理ステップはさらに、前記命令のうち少なくとも1つの命令に前記リードバック信号の特性を対応付けることを含む
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記書き込み特性は書き込みパワーレベルを含む
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記リードバック信号の前記特性はタイミング位相エラーを含む
    請求項8に記載の方法。
  11. 前記決定ステップは最適タイミング位相オフセットを選択することを含む
    請求項10に記載の方法。
  12. 命令群を含むコンピュータプログラムまたは波形であって、前記命令群は、コンピュータ読み出し可能な命令を実行する処理デバイスによって実行されると、請求項1に記載の方法を実行する、コンピュータプログラムまたは波形。
  13. 光学格納媒体へデータを書き込む場合の書き込み特性の較正を行うためのパターンデータと命令とを符号化する方法であって、前記命令のうち少なくとも1つの命令は前記書き込み特性の試験値を設定するための命令を含み、
    ランレングスリミテッド(RLL)制約に従って前記パターンデータを符号化するステップと、
    前記パターンデータと前記命令とを含むビットストリームを生成するステップと
    を含み、
    前記生成ステップは、前記制約に違反して前記命令を符号化することを含む
    方法。
  14. 前記パターンデータを符号化するステップはさらに、前記光学格納媒体の符号化規格に従って前記パターンデータを符号化することを含む
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記書き込み特性は書き込みパワーレベルを含む
    請求項13に記載の方法。
  16. 前記書き込み特性はタイミング位相オフセットを含む
    請求項13に記載の方法。
  17. 光学格納媒体へデータを書き込む装置であって、
    較正ビットストリームを生成するメモリと、
    前記較正ビットストリームから較正パターンデータと前記較正パターンデータに同期した複数の較正命令とを抽出する復号モジュールと、
    前記複数の較正命令に従って前記光学格納媒体に前記較正パターンデータを書き込む書き込みモジュールと、
    前記光学格納媒体から前記較正パターンデータに対応するリードバック信号を読み出す読み出しモジュールと、
    前記複数の較正命令に従って前記リードバック信号を処理し、前記リードバック信号に少なくとも基づいて前記光学格納媒体に関する書き込み特性の最適値を決定する処理モジュールと
    を備える装置。
  18. 前記較正パターンデータはランレングスリミテッド制約に準拠しており、前記復号モジュールはさらに前記較正ビットストリームにおける前記制約の違反を特定することによって前記複数の較正命令と前記較正パターンデータとを抽出する
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記処理モジュールはさらに、前記較正パターンデータに基づく期待値信号と前記リードバック信号とを比較する
    請求項17に記載の装置。
  20. 前記書き込み特性は書き込みパワーレベルを含む
    請求項17に記載の装置。
  21. 前記リードバック信号の前記特性はタイミング位相エラーを含む
    請求項17に記載の装置。
  22. 前記処理モジュールはさらに、最適タイミング位相オフセットを決定する
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記処理モジュールはさらに、前記パターンデータにおける各遷移のタイミング位相エラー値を前記メモリに格納する
    請求項21に記載の装置。
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