JP2009528200A - ステアリングホイール製造方法、及び当該方法によって製造されるステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール製造方法、及び当該方法によって製造されるステアリングホイール Download PDF

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Abstract

本発明は、ステアリングホイールの製造方法であって、ステアリングホイール(10)の外部層を少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)の外側部(9)に接続した後、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)をステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定するステップを有するステアリングホイールの製造方法に関する。また、本発明は、当該方法によって製造される自動車用ステアリングホイールに関し、本発明によると、当該ステアリングホイールは、外部層(10)が少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接続されると、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)が、ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定されるように構成されている。
【選択図】 図12

Description

本発明は、請求項26の前文に記載のステアリングホイールの製造方法、及び当該方法によって製造されるステアリングホイールに関する。
このようなステアリングホイールは、ステアリング軸の周りを回転可能なように、自動車上に支持されるとともに、基本要素として、ステアリング軸の周りを周方向に回動するステアリングホイール操作用のステアリングホイールリムと、ステアリングホイールリムをステアリングホイールのハブに接合するためのスポークとから構成される。ステアリングホイールは、当該ハブを介して自動車上に支持可能とされる。ステアリングホイールの各スポークは、ハブから延出し、ステアリングホイールリムの周方向と交差する方向に放射状に外側に広がってステアリングホイールリムに接合している。
公知のステアリングホイールは、ステアリングホイールスケルトンを有し、当該ステアリングホイールスケルトンは、ステアリングホイールリムの本体としてのステアリングホイールリムスケルトンと、ステアリングホイールのスポークの本体として、ステアリングホイールリムスケルトンから延伸するストラットとで構成されている。少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、内側部から離間した位置の外側部とを有して、ステアリングホイールスケルトンに固定されている。また、ステアリングホイール被覆要素は、その外側部に接合されるステアリングホイールの外部可視層(例えば、革製カバーなど)のキャリアとして機能する。
公知の製造方法においては、ステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトン上に直接成形される。この場合、ステアリングホイールの外部可視層は、別々に製造され、ステアリングホイールスケルトンにしっかりと接合されたステアリングホイール被覆要素に固定される。そのためには、例えば、ステアリングホイールの外部層の個々の穿孔革部品が、互いに縫合され、皮革片の閉リングを形成する。閉リングは、発泡材で覆われたステアリングホイールリムスケルトンを覆って配置される。この皮革片のリングとステアリングホイール成形品(ステアリングホイール被覆要素が成形されたステアリングホイールリムスケルトン)は、接着剤で接合される。その場合、革材は、接合部で縫合される。さらに、革材をある種の熱処理にかける(その場合、例えば、しわが発生する)と、皮革片から成るリングは、水分が抜けて縮む。このような処理は、ステアリングホイールの個々の領域に限定してもよい。
前記方法の欠点は、外部層全体を別個に製造することによる材料の無駄と、これに伴う材料コストの増加にある。さらに、革材の不良は、革張りの完成時にのみ発見できることが多い。また、膨張特性が相違するため、完成した革張り全体を取り換える必要がある。
本発明の目的は、ステアリングホイールの製造方法と、この方法に従って製造されたステアリングホイールを提供し、これによって簡単かつ費用効果の高いステアリングホイールの上張りを実現することにある。
この目的は、本発明に係る請求項1に記載の特徴を有するステアリングホイール製造方法と、これと同格の請求項26に記載の特徴を有するステアリングホイールによって達成される。
本発明に係る方法は、
ステアリングホイール本体としてのステアリングホイールスケルトンを用意するステップと、
ステアリングホイールの外部可視層用のキャリアとしてステアリングホイールスケルトンに固定される1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素であって、ステアリングホイール被覆要素の全てが、ステアリングホイールスケルトンに固定された状態で、ステアリングホイールスケルトンの断面の少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、ステアリングホイール被覆要素は、それぞれステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、内側部から離間した外側部とを有する1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素を用意するステップと、
少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素が固定された状態で、ステアリングホイールスケルトンの断面の少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層を少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接合するステップと、
外部層を少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接合した後、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素をステアリングホイールスケルトン上へ配置固定するステップと、を備えている。
ステアリングホイール被覆要素と外部層によって、ステアリングホイールスケルトン(すなわち、ステアリングホイールスケルトンの断面)をほぼ完全に取囲むということは、ステアリングホイールスケルトンを360度囲むことである。当然、ステアリングホイール被覆要素と外部層は、ステアリングホイール被覆要素の隣接端面、又は、例えば、外部層を構成する隣接したそれぞれの層要素などのステアリングホイールの外部層の構成部分の隣接端面によって形成される間隙を除き、ステアリングホイールスケルトンを取囲む構成である。さらに、ステアリングホイールスケルトンの断面とは、ステアリングホイールリムスケルトン、又はステアリングホイールスケルトンのストラットの断面のことであり、ステアリングホイールリムスケルトンの周方向に対して垂直、又はストラットが延伸する長軸方向に対して垂直に配向されている。
本発明に係る方法の前記ステップによって、外部層をステアリングホイールの所望の位置により確実かつより低コストに装着することが可能となる。これによって、公知の方法とは異なり、外部層をステアリングホイールカバーに接合する前に外部層を組み付ける複雑な作業が不要となる。
外部層をステアリングホイール被覆要素の外側部に接合後、外部層は、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部を被覆するように形成されることが好ましい。すなわち、例えば、革材などの可撓性外部層は、ステアリングホイール被覆要素の外側部と形状が一致するような大きさに切断され、余剰部分ができるため、その外部層の外縁部を内側へ折込むことが可能である。
1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素は、いずれもステアリングホイールスケルトンを一体状にほぼ完全に取囲むようにステアリングホイールスケルトンに固定されることが好ましい。すなわち、ステアリングホイール被覆要素の全ては、ステアリングホイール被覆要素の隣接端面によって形成された間隙以外は、ステアリングホイールスケルトンとストラットを一体状に完全に取囲む。ここでは、ステアリングホイールのハブも、1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素によって上張り可能であり、ステアリングホイールのハブ本体を形成する。
とりわけ、外部層が特に革材などの可撓性材料で形成されていることが好ましい。しかし、本発明に係る方法は、木材、石材などの他の外部層材料の処理にも適している。
外部層は、外部層を少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接合する際に、ステアリングホイール被覆要素の外側部の3次元形状と一致するように変形する内側部を有していることが好ましい。例えば、革材の場合、革材を熱処理することによって、このような変形を引き起こし、同時に革材を所望の形状に固定することが可能である。
外部層を少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素に接合する場合、外部層は、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に、例えば、接着剤などを用いた接着によって接合されることが好ましい。この少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、その内側部がステアリングホイールスケルトンとポジィティブインターロックすることによって接合されることが好ましい。本発明の別の変更例においては、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、その内側部がステアリングホイールスケルトンと接着によって接合されている。あるいは、内側部を用いて、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素とステアリングホイールスケルトンとの間に摩擦接続を起すように構成される。
複数のステアリングホイール被覆要素が設けられ、ステアリングホイールスケルトンの異なる領域にそれぞれ割当てられていることが好ましい。同様に、本発明に係る方法の一変更例では、外部層も、複数の層要素で形成されている。層要素の少なくとも一つは、個々のステアリングホイール被覆要素のそれぞれに割当てられていることが好ましい。
さらに、層要素は、層要素をステアリングホイール被覆要素の外側部に接合後、ステアリングホイール被覆要素の外側部を覆うように構成されることが好ましい。
本発明に係る方法の変更例では、少なくとも一つの挿入物が設けられ、当該挿入物は、1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素をステアリングホイールスケルトンに固定後、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素に固定された1つ又は複数の層要素の対向する側部によって形成される間隙内に配置するためのものであることが好ましい。さらに、このような挿入物は、装飾トリム要素として構成可能である。前記タイプの間隙がステアリングホイールリムに沿って周方向に延在するように、例えば、ステアリングホイール被覆要素がステアリングホイールスケルトンに、又は、層要素がステアリングホイール被覆要素に固定可能であり、例えば、周方向の木製装飾トリムリングを、間隙内に配置することが可能とされる。さらに、このような挿入物は、好ましくは間隙内にポジィティブインターロックして充填されるように構成され、好ましくは接着剤によって間隙内に固定される。もちろん、この場合、キャッチなどの他の固定手段でも実行可能である。
本発明の特に好適な変更例では、ステアリングホイールスケルトンとステアリングホイールリムスケルトンに固定されるステアリングホイール被覆要素の、ステアリングホイールリムの周方向と交差する方向へのねじれを防止するために、ステアリングホイールスケルトンの断面形状は、例えば、ステアリングホイールの外殻の発泡膨張によって、円形断面とは異なるように形成される。ここでは、この断面の形状は、多角形、特に矩形であることが好ましく、このような多角形の断面の角は完全に丸くてもよい。
本発明の方法の変更例では、ステアリングホイールスケルトンを用意するステップは、
ステアリングホイールスケルトンのコア、特に金属で構成されたコアを用意するステップと、
実際のステアリングホイールスケルトンを形成する場合、ケーシングが少なくとも数箇所でコアの断面を完全に取囲むように、特に発砲材(例えば、ポリウレタン発砲材など)から成るケーシング内にコアを封入するステップとから成る。ケーシングは、ステアリングホイールリムに割当てられたコアの一部(スポークが放射状に外側に広がってステアリングホイールリムに接合する箇所を除いて)を完全に取囲むことが好ましい。
本方法の一変更例では、ステアリングホイールスケルトンから突出する突部は、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の内側部に形成された対応する凹部に係合するように構成された固定手段として、ステアリングホイールスケルトン上に設けられているため、気候変動(加熱及び冷却)によるステアリングホイール被覆要素の長さの変化が防止される。この場合、突部は、ステアリングホイールスケルトンにおいて、ステアリングホイールのステアリングホイールリムの本体を形成する部分、すなわちステアリングホイールリムスケルトン上に設けられることが好ましい。
固定手段として作用するこれらの突部は、例えば、発泡膨張や、対応する金型を用いたケーシングの射出成形などにより、ケーシングと一体形成されると特に好ましい。
固定手段としての突部の代わりに、又は、これに加えて、ステアリングホイールスケルトンの、特にケーシングの外接する外側部(表面)には、粗面化され、且つ/又は、粒状の表面組織が形成される。表面の細かなテクスチャリングによる表面の粗さに比べ、粒度は粗くなり、それによって前記外側部のテクスチャリングが荒くなる。ステアリングホイール被覆要素の内側も同様に形成してもよい。
ケーシングの外側部、及び/又は、ステアリングホイール被覆要素の内側部に施される粗面化、及び/又は、粒状化によって、一方のステアリングホイールスケルトン(ケーシング)と、他方のステアリングホイール被覆要素との間の摩擦はより大きくなるため、ステアリングホイールスケルトンに固定されたステアリングホイール被覆要素の気候による位置のずれを防止する効果がある。
本発明の目的は、請求項26に記載の特徴を有するステアリングホイールによっても達成される。
この自動車用ステアリングホイールの場合、ステアリングホイール本体としてのステアリングホイールスケルトンと、ステアリングホイールの外部可視層のキャリアとしてステアリングホイールスケルトンに固定された1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素であって、ステアリングホイール被覆要素の全てが、ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、ステアリングホイール被覆要素は、それぞれステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、内側部から離間した外側部とを有する1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素と、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接合され、ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層とを備える自動車用ステアリングホイールにおいて、本発明によると、外部層が、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接合されると、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトン上に配置固定されるように構成されている。
外部層は、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部全体を被覆していることが好ましい。本発明の別の変更例では、ステアリングホイール被覆要素の全ては、ステアリングホイールスケルトンを一体状に完全に取囲む、すなわち、ステアリングホイールスケルトンの全面を覆うカバーを形成している。同時に、ステアリングホイールのハブもステアリングホイール被覆要素で覆ってもよい。
外部層は、可撓性材料、特に革材や、革材と同等の特性を有する材料で形成されていると特に好ましい。
本発明の一実施の形態によると、外部層は、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の外側部に接着状に接続することによって接合されている。さらに、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の内側部は、好ましくは、ステアリングホイールスケルトンの外側部に押し付けられ、ステアリングホイールスケルトンとポジィティブインターロック(積極的にロック)している。このポジィティブインターロックによって、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素とステアリングホイールスケルトンとを広範囲に接着接合することが可能となる。ステアリングホイール被覆要素は、例えば、キャッチや溶着などの(公知の)別の固定方法によってステアリングホイールスケルトンに固定することも当然可能である。
本発明の変更例では、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の断面には、互いに一体的に接合された2つの対向する脚部が設けられている。当該脚部は、ステアリングホイールスケルトンを取囲む際に曲げて互いに離間させることが可能である。ここでは、脚部は、それぞれ自由端を有し、自由端は、ステアリングホイール被覆要素がステアリングホイールスケルトンを取囲んだ状態で、ステアリングホイール被覆要素が、好ましくはステアリングホイールスケルトンの断面を360度取囲むように、互いに押し当てられている。この場合、断面がステアリングホイール被覆要素によって完全には覆われていない部分が、ステアリングホイールリムスケルトン又はストラットに沿って設けられていてもよい。この領域は、例えば、ステアリングホイールスケルトンのストラットが放射状に外側に広がってステアリングホイールリムスケルトンに接合する領域である。
本発明の一実施形態では、複数のステアリングホイール被覆要素が設けられ、第1ステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトンの閉環状のステアリングホイールリムスケルトンの外周の半分にわたって延在していることが好ましい。外周の半分とは、自動車にステアリングホイールが装着された状態で、ステアリングホイールの直進位置に対して、ステアリングホイールリムスケルトンの右手側又は左手側のことである。ここでは、ステアリングホイールリムスケルトンの右手側と左手側は、ステアリングホイールスケルトンの対称面によって規定されることが好ましい。当該対称面は、ステアリングホイールが直進位置の状態で、ステアリング軸と、ステアリング軸と交差し車両の垂直軸と平行な車軸とによって規定される。
第1ステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールリムスケルトンの断面をほぼ完全に取囲むことが好ましく、ストラットがステアリングホイールリムスケルトンに合体する箇所など、断面が完全には覆われない領域をステアリングホイールリムスケルトンに沿って設けることが可能である。
さらに、第2ステアリングホイール被覆要素が設けられると好ましく、第2ステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールリムスケルトンをステアリングホイールのハブに接合するステアリングホイールスケルトンの少なくとも一つのストラットに沿って延在している。また、第2ステアリングホイール被覆要素は、ストラットを少なくとも数箇所で(好ましくは、ハブとステアリングホイールリムスケルトンの間に延在するストラットの全長を)取囲んでいる。
本発明の別の変更例では、第2ステアリングホイール被覆要素は、第1ストラットに沿って延在するとともに、ステアリングホイールリムスケルトンをステアリングホイールのハブに接合する別の第2ストラットに沿って延在する。第2ステアリングホイール被覆要素は、さらに、ステアリングホイールリムスケルトンの周方向に延在して2つのストラットを接合するステアリングホイールリムスケルトンの領域を被覆する。同時に、第2ステアリングホイール被覆要素は、2つのストラットの断面を360度取囲むことが好ましい。
さらに、第3及び第4ステアリングホイール被覆要素が設けられ、それぞれ、第1及び第2ステアリングホイール被覆要素と鏡面対称(ステアリングホイールの対称面に対して)に設けられ、ステアリングホイールスケルトンに固定されている。
本発明の一実施の形態では、ステアリングホイール被覆要素の1つ(又は複数)が、ステアリングホイール被覆要素の内側部に固定された少なくとも一つのキャッチによってステアリングホイールスケルトンに固定されている。このようなステアリングホイール被覆要素は、例えば、ステアリングホイールリムスケルトン上においてストラット間に延在するステアリングホイールリムスケルトンの領域を被覆し、ステアリングホイールのハブを上張りするステアリングホイール被覆要素であってもよい。
少なくとも一つのキャッチが、一つのステアリングホイール被覆要素をステアリングホイールスケルトンに接合させるため、ステアリングホイールスケルトンに形成された凹部に係合することが好ましい。
本発明の変更例では、ステアリングホイールスケルトンは、U字形断面を有するように構成されると有利であり、一つのステアリングホイール被覆要素を固定するための凹部は、U字形のステアリングホイールスケルトンの自由脚部が、凹部と一致する組付方向において凹部と対向する位置に設けられるように、U字形のステアリングホイールスケルトン上に形成される。
さらに、外部層が複数の層要素で形成されていると有利であり、少なくとも一つの層要素は、好ましくはステアリングホイール被覆要素の外側部を完全に覆うように、ステアリングホイール被覆要素の外側部に接合される。
同様に、ステアリングホイール被覆要素、またステアリングホイールの外部層は、ステアリングホイールのハブの断面を取囲む、すなわち完全に被覆することも可能である。この場合、ステアリングホイール被覆要素は、例えば、自動車のエアバッグや他の機能要素などの収容場所として機能するハブ本体を形成してもよい。
ステアリングホイールリム又はスポークに沿って延在し、好ましくは挿入物によって閉鎖される間隙(又はすき間)が、ステアリングホイール被覆要素の隣接する側部の間、及び/又は、ステアリングホイールの外部層の隣接する層要素の間に形成されるように、ステアリングホイール被覆要素の全てが、ステアリングホイールスケルトン上に配置されてもよい。このような挿入物は、特に、木材、石材、革材などの装飾トリム要素として形成することができる。革材の装飾トリムは、間隙に配置される場合、装飾要素として例えばステッチなどの目に見える縫目を有していると好ましい。
ステアリングホイール被覆要素は、好ましくは、プラスチック、とりわけ熱可遡性プラスチック、あるいは、その代わりに、又は、それに加えて、発泡材、特にポリウレタン発泡材で形成される。
本発明の変更例においては、ステアリングホイールスケルトンは、少なくとも一カ所が円形の断面形状とは異なる断面形状を有しているため、ステアリングホイールスケルトンの周りにポジィティブインターロックされているステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトン、すなわちステアリングホイールリムスケルトンに対して、ステアリングホイールリムの周方向と交差する方向にねじれが生じない。
ステアリングホイールスケルトンは、不均質な構造であることが好ましく、特に、金属、又は同等の特性を有するプラスチック材(複合材料でも可)で形成されたコア(K)を有していると好ましい。コアは、特にケーシングがステアリングホイールリムスケルトンのフレームワークを形成している所(ただし、ハブ本体から延出したストラットが放射状に広がって接合されるコア領域は除く)で、ケーシングによって断面が完全に覆われていることが好ましい。
ステアリングホイールリムスケルトンは、ステアリングホイールリムスケルトンから突出する突部を有し、この突部は、ステアリングホイール被覆要素の内側部に形成された対応する凹部に係合するように構成されていることが好ましい。この場合、2つの突部が、ステアリングホイールリムの周方向において互いに離間した位置で、ステアリングホイール被覆要素の2つの異なる互いに離間した凹部に係合することが好ましい。これによって、凹部間の領域において当該ステアリングホイール被覆要素の長さの変化を防止できる。さらにこの効果を高めるために、ステアリングホイールスケルトンのケーシングは、個々のステアリングホイール被覆要素の体積に比べ、気温の変動に伴う体積の増減がかなり少ない材料で形成されることが好ましい。
突部(A)は、非ポジィティブに(消極的に)、ないしはポジィティブインターロック(積極的なロック動作)によって、対応する凹部に係合するように構成されることが好ましい。突部は、非ポジィティブな摩擦係合を目的として、対応する凹部の領域の背後で把持されるように構成されてもよい。
突部は、ステアリングホイールリムスケルトンの断面を囲んで(ビード状に)延在していると特に好ましく、対応する凹部は、ステアリングホイール被覆要素の内側部に溝部として形成されている。
ステアリングホイールスケルトンの外側部(ケーシング)との摩擦を大きくするために、ステアリングホイールスケルトンの外側部は、粗度の粗い表面組織、あるいは、又は、これに加えて、粒状の表面組織を有すると好ましい。ステアリングホイール被覆要素の内側部も、同様に構成されてもよい。
少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトン、特にステアリングホイールリムスケルトンの断面を一体状に完全に取囲む構成であると特に好ましい。すなわち、少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールリムスケルトンを断面において360度囲んで延在している。ステアリングホイール被覆要素の隣接する端面は、互いにしっかりと押し当てられ、且つ/又は、縫目によって互いに接合されている。縫目は、例えば、接着接合又は溶着接合(高温変形)されていてもよい。
本発明の更なる特徴及び利点は、図を参照して、実施形態に関する以下の記述に示される。
図1は、ステアリングホイールリムスケルトン1と、ステアリングホイールリムスケルトン1をハブ2に接続する4つのストラット3a,3b,3c及び3dとから成るステアリングホイールスケルトンSの上面図である。ステアリングホイールリムスケルトン1は、投影面に対して垂直なステアリング軸を中心に周方向Uに延在するとともに、ステアリングホイールスケルトンSは、ハブ2によって当該ステアリング軸を中心に回転自在に支持されている。4つのストラット3a,3b,3c及び3dは、それぞれ方向Eに延伸し、基本的にステアリングホイールリムスケルトン1の周方向Uと交差する方向に放射状に外側に広がってステアリングホイールリムスケルトン1に接合している。
以下において、ステアリングホイールとその構成部品に関する3次元の記載は、自動車の運転手から見て自動車の直進位置に取付けられたステアリングホイールについて記載されている。したがって、4つのストラット3a〜3dのうち、第1ストラット3aは、円形ステアリングホイールリムスケルトン1の右手側において、ステアリングホイールリムスケルトン1からハブ2まで車両横軸Yに沿って延在している。さらに、第2ストラット3cは、第1ストラット3aに対して鋭角にハブ2からステアリングホイールリムスケルトン1まで垂直車軸Zに沿って第1ストラット3aの下方に延在している。第3ストラット3bと第4ストラット3dの位置は、ステアリング軸と、垂直車軸Zに対して平行に延在しステアリング軸と交差する車軸とによって規定されるステアリングホイールスケルトンSの対称面において、第1ストラット3aと第2ストラット3cをそれぞれ左右反転させた位置にある。
図2は、図1のステアリングホイールスケルトンSに固定される4つの分離したステアリングホイール被覆要素4a,4b,5a,5bの上面図である。これらの要素は、ステアリングホイールスケルトンSに配置固定される前に、例えば、革材の、ステアリングホイールの外部可視層10に接合される。勿論、個々のステアリングホイール被覆要素4a,4b,5a,5bに、外部層10を形成する異なる層要素10aを上張りしてもよい。層要素10aは、例えば、外部層10を固定するためのステアリングホイール被覆要素の外側部で、互いに隣接して固定される。このように、例えば、木、石、革などの異なった材料を互いに組み合わせることが可能である。
次に、ステアリングホイールスケルトンSの右手側の第1及び第2ステアリングホイール被覆要素4a,5aの配置について説明する。左手側の被覆要素の配置は、右手側のステアリングホイールスケルトンS(及びそこに取付けられた部品)をその対称面で左右反転させたものである。図3(図12と併せて)によれば、ステアリングホイール被覆要素4a,4b,5a,5bは、それぞれ広範囲にわたる革要素である層要素10aで覆われ、ステアリングホイールスケルトンSに固定された状態(以下、「固定状態」という)で、ステアリングホイールスケルトンSを覆い、ステアリングホイールリムスケルトン1と第1及び第2ストラット3a,3cは、第1及び第2ステアリングホイール被覆要素4a,5aによって、それぞれが延伸する方向Eと交差する方向に覆われる。革材の層要素10によって被覆された第1ステアリングホイール被覆要素4a’は、ここでは、ステアリングホイールリムスケルトン1の右手側半分に上張りするためのものである。このために、第1ステアリングホイール被覆要素4a’はホース状に構成され、ステアリングホイールリムスケルトン1の右手側半分と形状が一致するように湾曲している。すなわち、革張りの第1ステアリングホイール被覆要素4a’は、ステアリングホイールリムスケルトン1の外接する外側部1bの3次元形状に合致する内側部8を有する。革張りの第1ステアリングホイール被覆要素4a’をステアリングホイールリムスケルトン1に張り付けることができるようにするために、第1ステアリングホイール被覆要素4a’には、(固定状態でステアリングホイールリムスケルトン1の周方向Uに延在する)長手軸方向の延伸方向に、細長い開口部である間隙Tが設けられている。間隙Tは、曲げることによって開口可能であり、第1革張りステアリングホイール被覆要素4a’をステアリングホイールリムスケルトン1に押し付けることができるように構成されている。第1及び第2ストラット3a,3cが放射状に外側に広がってステアリングホイールリムスケルトン1に接合する領域では、間隙Tは広がっている。間隙Tの拡張領域は、第1及び第2ストラット3a,3cとともに、別の第2(革張り)ステアリングホイール被覆要素5a’によって覆われている。
例えば、図3において層要素10aの設けられた第1ステアリングホイール被覆要素4a’などのこの種のステアリングホイール被覆要素の略断面が、図12に示されている。これによれば、第1上張りステアリングホイール被覆要素4a’は、互いに一体形成され、第1ステアリングホイール被覆要素4a’の長軸方向に延伸する2つの脚部7a,7bを有する。脚部7a,7bは、それぞれ自由端7c,7dを有し、この自由端は、ステアリングホイール被覆要素4aが固定された状態の場合、間隙Tに隣接し、互いに対向して位置するとともに、好ましくは、図12に示されているように互いに押し当てられるように構成されている。間隙Tは、ステアリングホイール被覆要素4aが、ステアリングホイールリムスケルトン1を把持して覆うことができるように、2つの脚部7a,7bを長軸方向と交差する方向に曲げて互いに離間させることによって拡張してもよい。したがって、ステアリングホイール被覆要素4a’は、可撓性ポリウレタン発泡材で構成される、すなわち、2つの脚部7a,7bは可撓領域を介して互いに接合されることが好ましい。また、必要な可撓性は、ステアリングホイール被覆要素4a’の2つの脚部7a,7b間の接続部における材料の厚みによって設定可能である。
ステアリングホイールリムスケルトン1から離間した外側部9に張り付けられている革材で形成された層要素10aは、ステアリングホイール被覆要素4a’の凹部内に押し込まれる。当該凹部は、間隙Tを広げる働きをし、挿入物14が充填される。挿入物14は、様々な材料で構成でき、間隙Tの拡張部内に接着される、すなわち、ステアリングホイール被覆要素4a’及び/又は層要素10aと接着されることが好ましい。図4は、目に見える縫目を有する挿入物14の上面図である。
図11は、図12に示されたタイプのステアリングホイール被覆要素の変更例であり、図12と異なって、剛質性プラスチックで形成されている。ステアリングホイールの外部層10のこのようなキャリアが、ステアリングホイールスケルトンSを取囲んでステアリングホイールスケルトンSに固定できるようにするために、例えば、2つの半シェル形要素などの2つのステアリングホイール被覆要素4aを設ける必要があり、それによって、それぞれ、ステアリングホイールスケルトンSの断面の約半分を収納することが可能となる。
図11及び12に係るステアリングホイール被覆要素の2つの変更例の場合、ステアリングホイール被覆要素は、ポジィティブインターロック又は接着によって、ステアリングホイールスケルトンSに接合されることが好ましい。勿論、非ポジィティブ固定手段も設けることも可能である。このようなステアリングホイール被覆要素は、図14及び図15と併せて図13に示されている。ここでは、拡張自由端を有し、ステアリングホイールリムスケルトン1の凹部16に係合掛止可能なキャッチ15が、半円形の断面を有するとともに層要素10aが設けられたステアリングホイール被覆要素7の平坦な内側部8に固定されている。内側部8は、ステアリングホイール被覆要素7が固定された状態において、ステアリングホイールリムスケルトン1に面する。この場合、ステアリングホイールスケルトンSのステアリングホイールリムスケルトン1は、U字形断面を有するとともに、凹部16は、U字形断面を有するステアリングホイールリムスケルトン1に設けられ、ステアリングホイールリムスケルトン1の自由脚部1aが、凹部16と一致する組付方向Mにおいて凹部16と対向する位置に設けられ、キャッチ15がこの組付方向に沿って凹部16に挿入されるように構成されている。
図15によれば、キャッチ15の代わりに、キャッチ15’を設けることも可能である。キャッチ15’は、2つの互いに対向する拡張自由端を有し、それぞれ内側部8の凹部と、ステアリングホイールリムスケルトン1の凹部に係合するため、ステアリングホイール被覆要素7とステアリングホイールリムスケルトン1とが接続される。図13に示されたタイプのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールのハブ2に面し、ストラット3a〜3dが放射状に外側に広がってステアリングホイールリムスケルトン1に接合するステアリングホイールリムスケルトン1の領域を上張りすることが好ましい。
図5は、図6〜図10と併せて、自動車のステアリングホイール製造方法の各ステップの概略的なシーケンスを示している。図5によれば、まず、図2に示されたステアリングホイール被覆要素に対応する個々のステアリングホイール被覆要素5c,5d,5e,4bが設けられる。図2との違いは、第3及び第4ストラット3b,3d用の第4ステアリングホイール被覆要素5b(及び第2ステアリングホイール被覆要素5a、図示されていない)が、3つの部分5c,5d,5eに分割され、そのうち第1部分5cはステアリングホイールスケルトンSの第3ストラット3bを覆い、第2部分5dは第4ストラット3dを覆い、第3部分5eがハブに面するステアリングホイールリムスケルトン1の領域を覆う構成であり、第3及び第4ストラット3b,3dは、ステアリングホイールリムスケルトン1に結合する。第3ステアリングホイール被覆要素4b(第1ステアリングホイール被覆要素4aと鏡面対称である)と3つの部分から成る第4ステアリングホイール被覆要素5c,5d,5eが、これらのためのステアリングホイールスケルトンSの領域上に配置される前に、図7及び図8によると、ステアリングホイール被覆要素4b,5c,5d,5eの外側部は、外側部9が層要素10aによって覆われるように、それぞれ革製の層要素10aに接合される。層要素10aをステアリングホイール被覆要素4b,5c,5d,5eの外側部9に接合する前に、図9及び図10に層要素6の例により示されているように、これらの被覆要素をそれぞれ予め成形してもよい。従って、各ステアリングホイール被覆要素4b,5c,5d,5eの層要素10aには、それぞれ、ステアリングホイール被覆要素4b,5c,5d,5eの外側部9のいずれかに固定するための、各外側部の3次元形状と合致する内側部11が設けられている。予備成形することによって、層要素(一般的には革材)の復元力が低減し、ステアリングホイール被覆要素4b,5c,5d,5eの上張りが非常に容易に行える。
第1及び3つの部分からなる第2ステアリングホイール被覆要素4a,5a(いずれも図示されていない)、第3ステアリングホイール被覆要素4b、及び、部分5c,5d,5eから成る第4ステアリングホイール被覆要素5bが、好ましくは接着接合によって、対応する層要素10aに接合されると、これらのステアリングホイール被覆要素は、ステアリングホイールスケルトンSの所定の領域に配置固定される。この場合、隣接する層要素10aの間、あるいは、ステアリングホイール被覆要素の脚部の隣接する自由端の間に形成された間隙、例えば、第1ステアリングホイール被覆要素4aの2つの脚部7a,7bの自由端7c,7dの間に形成された図12に示される間隙Tなどは、図12に示されたタイプの挿入物14によって密閉され、装飾的に整えられている。
図16は、図17及び図18と併せて、図12に示されたステアリングホイール又はステアリングホイールスケルトンSの変更例を示している。
この場合、図16のステアリングホイールスケルトンSは、2部構成であり、フレームワークとしてのコアKと、コアKを部分的に取囲むケーシングVとを有している。コアKは、好ましくは、金属で形成され、ハブ2と、ステアリングホイールスケルトンの3つのストラット3a,3b,3cのフレームワークとしてハブ2から突出する要素とで構成され、これらのストラットは、ステアリングホイールリムスケルトン1のフレームワークとなるコアKの別の部分にハブ2を接合させる。
ケーシングVは、好ましくは、コアK上に成形され、ステアリングホイールスケルトンSのコアKに張り付けられる(プリフォームともいう)。ケーシングVは、コアKを完全に囲む、すなわち、特にステアリングホイールリムスケルトン1の領域においてコアKを取囲む構成である。
ケーシングVは、ステアリングホイール被覆要素4aのキャリアとして機能し、ステアリングホイール被覆要素4aは、好ましくは、断面において密着して一体状にケーシングVを取囲み、それによってケーシングVに固定される。同時に、完全に(一体状に)ステアリングホイールリムスケルトン1を囲んで延在するステアリングホイール被覆要素4aの隣接又は対向する端面40が、縫目Nによって互いに接合される。この縫目Nによって、外部層10を含むこれらの端面40間が広範囲に接続される。外部層10も、一体状にステアリングホイール被覆要素4aを囲んで延在し、特に形状が一致して、ステアリングホイール被覆要素4aに張り付けられる。
ステアリングホイールリムスケルトン1又はケーシングVに対するステアリングホイール被覆要素4aの、周方向Uと交差する方向の相対的なねじれを効果的に防止するため、特に、ステアリングホイールリムスケルトン1を一体状に取囲むステアリングホイール被覆要素4aの場合、ステアリングホイールリムスケルトン1(すなわちケーシングV)の断面の外部形状は、角の丸い矩形である。また、コアKは、ステアリングホイールリム領域においてU字形断面を有しているため、ケーシングVは、コアK上に成形して機械的な安定性を得ることができる。
ケーシングVに固定されるステアリングホイール被覆要素4aと、ケーシングVとの間の摩擦グリップ力を向上させるため、ケーシングVの外接する外側部20(表面)は、摩擦係数の高い粒状表面を有する。このような摩擦の大きい表面は、外側部20の比較的細かな表面組織(粗度)によって得ることも可能である。
摩擦グリップ力を向上することによって、外部層10(例えば、革材、木材など)で上張りされたステアリングホイール被覆要素4aは、気候によってステアリングホイールスケルトンSに沿って生じる長さの変化が抑えられるように、ステアリングホイールスケルトンSに固定することが可能となる。
さらに、ステアリングホイールリムスケルトン1上に周方向Uに間隔を空けて設けられた突部Aとしての環状ビードは、ステアリングホイールリムスケルトン1の周方向Uに沿ってケーシングVに一体的に形成される。この場合、各環状突部Aは、矩形断面を有するステアリングホイールリムスケルトン1の全周360度を囲んで延在し、閉リングを形成する。
少なくとも2つの突部Aが、各ステアリングホイール被覆要素4aに割当てられている。突部Aは、各ステアリングホイール被覆要素4aの内側部8に設けられた凹部30に係合する。凹部30は、ステアリングホイールリムスケルトンを囲んで周方向Uに沿って互いに対向して延在する各ステアリングホイール被覆要素4aの縁部に設けられている。この場合、これらの凹部30は、外側部20に面する溝部として構成され、ステアリングホイールリムスケルトン1を囲んで環状に延在し、それぞれの突部Aに対応している。
したがって、これらの突部Aは、2つのステアリングホイール被覆要素4aが周方向において互いに隣接する箇所に設けられ、互いに隣接した2つ一組で配置される。
少なくとも2つの溝部30に係合するケーシングVの突部Aは、気温変動に伴う各ステアリングホイール被覆要素4aの長さの変化を防止する。このような長さの変化は、特に、ステアリングホイール被覆要素4aが、相対的に高い膨張係数を有する天然素材から成る外部(可視)層10で上張りされることによって発生する可能性がある。
本発明では、「ステアリングホイールの製造方法であって、製造するステアリングホイールの本体としてステアリングホイールスケルトン(S)を用意するステップと、前記ステアリングホイールの外部可視層(10)のキャリアとして前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定される1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)であって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、固定された状態で、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、それぞれ前記ステアリングホイールスケルトン(S)に面する内側部(8)と、前記内側部(8)から離間した外側部(9)と、を有する前記1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を用意するステップと、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が固定された状態で、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層(10)を前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合するステップと、前記外部層(10)を前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合した後、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定するステップとを有し、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、互いに一体的に接合された2つの対向する脚部(7a,7b)を有し、前記脚部は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲む際に曲げて互いに離間させることが可能であるステアリングホイールの製造方法(請求項1に相当する方法)、又は更に前記外部層(10)は、前記外側部(9)に接合後、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を覆うように形成されるステアリングホイールの製造方法(請求項2に相当する方法)のいずれかの方法であって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)のうちの1つ又は複数は、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を一体状にほぼ完全に取囲むように、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されることを特徴とする方法」という態様(態様1)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から5、前記態様1のいずれかに記載の方法であって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、前記内側部(8)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)とポジィティブインターロックすることによって接合されることを特徴とする方法」という態様(態様2)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1,2のいずれかに記載の方法であって、複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が設けられることを特徴とする方法」という態様(態様3)が想到される。
また、本発明では、「前記態様3に記載の方法であって、個々のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の異なる領域に割当てられることを特徴とする方法」という態様(態様4)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から4のいずれかに記載の方法であって、前記外部層(10)は、複数の層要素(10a)で形成されることを特徴とする方法」という態様(態様5)が想到される。
また、本発明では、「前記態様3から5のいずれかに記載の方法であって、前記層要素(10a)の少なくとも一つは、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)のそれぞれに割当てられることを特徴とする方法」という態様(態様6)が想到される。
また、本発明では、「前記態様5又は6に記載の方法であって、前記層要素(10a)は、前記層要素(10a)を前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合後、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を覆うように構成されることを特徴とする方法」という態様(態様7)が想到される。
また、本発明では、「前記態様3から7のいずれかに記載の方法であって、2つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定後、前記2つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)にそれぞれ固定された2つの層要素(10a)の対向する側部によって形成される間隙(T)内に、挿入物(14)が配置されることを特徴とする方法」という態様(態様8)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から8のいずれかに記載の方法であって、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定後、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)に固定された前記外部層(10)の対向する側部によって形成される間隙(T)内に、挿入物(14)が配置されることを特徴とする方法」という態様(態様9)が想到される。
また、本発明では、「前記態様8又は9に記載の方法であって、前記挿入物(14)は、前記間隙(T)とポジィティブインターロックするように構成されることを特徴とする方法」という態様(態様10)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から10のいずれかに記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の断面形状は、円形とは異なる形状であるように構成されることを特徴とする方法」という態様(態様11)が想到される。
また、本発明では、「前記態様11に記載の方法であって、前記断面形状は、多角形、特に矩形であることを特徴とする方法」という態様(態様12)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から12のいずれかに記載の方法であって、ステアリングホイールスケルトン(S)を用意する前記ステップは、前記ステアリングホイールスケルトン(S)のコア(K)、特に金属で形成されたコアを用意するステップと、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を形成する場合、ケーシング(V)、特に発泡材で形成されたケーシング(V)が、少なくとも数箇所で前記コア(K)の断面を完全に取囲むように、前記ケーシング(V)内に前記コア(K)を封入するステップとを有することを特徴とする方法」という態様(態様13)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から13のいずれかに記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)から突出する突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に設けられ、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の内側部(8)に形成された対応する凹部に係合するように構成されることを特徴とする方法」という態様(態様14)が想到される。
また、本発明では、「前記態様14に記載の方法であって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)において、前記ステアリングホイールの前記ステアリングホイールリムの本体を形成する部分(1)に形成されることを特徴とする方法」という態様(態様15)が想到される。
また、本発明では、「前記態様13から15のいずれかに記載の方法であって、前記突部(A)は、前記ケーシング(V)と一体的に形成されることを特徴とする方法」という態様(態様16)が想到される。
また、本発明では、「請求項1から7、前記態様1から16のいずれかに記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の外接する外側部(20)は、粗面化された、且つ/又は、粒状の表面組織を有していることを特徴とする方法」という態様(態様17)が想到される。
また、本発明では、「請求項6、請求項7、前記態様2のいずれか、又は前記態様14、又は前記態様14を参照して前記態様15から17のいずれかに記載の方法であって、前記内側部(8)は、粗面化された、且つ/又は、粒状の表面組織を有していることを特徴とする方法」という態様(態様18)が想到される。
また、本発明では、「ステアリングホイールの本体としてのステアリングホイールスケルトンと、前記ステアリングホイールの外部可視層のキャリアとして前記ステアリングホイールスケルトンに固定された1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素であって、前記ステアリングホイール被覆要素の全てが、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、前記ステアリングホイール被覆要素は、それぞれ前記ステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、前記内側部から離間した外側部とを有する1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素と、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の前記外側部に接合され、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層とを備える自動車用ステアリングホイールであって、前記外部層(10)が、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合されると、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定されるように構成され、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、互いに一体的に接合された2つの対向する脚部(7a,7b)を有し、前記脚部は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲む際に曲げて互いに離間させることが可能であるステアリングホイール(請求項8に相当するステアリングホイール)であって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を被覆していることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様19)が想到される。
また、本発明では、「請求項8又は前記態様19に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を一体状にほぼ完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様20)が想到される。
また、本発明では、「請求項8、前記態様19、前記態様20のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、可撓性材料、特に革材で形成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様21)が想到される。
また、本発明では、「請求項8、前記態様19から21のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接着状に接合されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様22)が想到される。
また、本発明では、「請求項8、前記態様19から22のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記内側部(8)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に押し付けられ、前記ステアリングホイールスケルトンとポジィティブインターロックしていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様23)が想到される。
また、本発明では、「ステアリングホイールの本体としてのステアリングホイールスケルトンと、前記ステアリングホイールの外部可視層のキャリアとして前記ステアリングホイールスケルトンに固定された1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素であって、前記ステアリングホイール被覆要素の全てが、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、前記ステアリングホイール被覆要素は、それぞれ前記ステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、前記内側部から離間した外側部とを有する1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素と、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の前記外側部に接合され、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層とを備える自動車用ステアリングホイールであって、前記外部層(10)が、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合されると、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定されるように構成され、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、互いに一体的に接合された2つの対向する脚部(7a,7b)を有し、前記脚部は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲む際に曲げて互いに離間させることが可能であるステアリングホイール(請求項8に相当するステアリングホイール)であって、前記2つの脚部(7a,7b)は、それぞれ自由端(7c,7d)を有し、前記自由端は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲むように互いに押し当てられていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様24)が想到される。
また、本発明では、「請求項12から14のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)は、固定された状態において、第2ストラット(3c)を少なくとも複数箇所でほぼ取囲むように構成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様25)が想到される。
また、本発明では、「請求項9から14、前記態様25のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記第1ステアリングホイール被覆要素(4a)と鏡面対称であり、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されている第3ステアリングホイール被覆要素(4b)が設けられていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様26)が想到される。
また、本発明では、「請求項12から14、前記態様25から26のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)と鏡面対称であり、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されている第4ステアリングホイール被覆要素(5b)が設けられていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様27)が想到される。
また、本発明では、「請求項9から14、前記態様25から27のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(7)の一つは、内側部(8)に固定された少なくとも一つのキャッチ(15)によって前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様28)が想到される。
また、本発明では、「前記態様28に記載のステアリングホイールであって、前記キャッチ(15)は、前記一つのステアリングホイール被覆要素(7)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に接合するために、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に形成された凹部(16)に係合していることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様29)が想到される。
また、本発明では、「請求項11から14、前記態様25から29のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、U字形断面を有していることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様30)が想到される。
また、本発明では、「前記態様29及び30に記載のステアリングホイールであって、前記凹部(16)は、断面U字形の前記ステアリングホイールスケルトン(S)の自由脚部(1a)が、前記凹部(16)と一致する組付方向(M)において前記凹部(16)と対向する位置に設けられるように、断面U字形の前記ステアリングホイールスケルトン(S)に形成されることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様31)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から31のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、複数の層要素(10a)で構成されることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様32)が想到される。
また、本発明では、「前記態様32に記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの層要素(10a)は、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)の前記外側部(9)に接合されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様33)が想到される。
また、本発明では、「前記態様32及び33に記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの層要素(10a)は、前記ステアリングホイール被覆要素の前記外側部(9)がほぼ完全に被覆されるように、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)の前記外側部(9)に接合されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様34)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から34のいずれかに記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの挿入物(14)が設けられ、前記外部層(10)の間隙(T)内に配置されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様35)が想到される。
また、本発明では、「前記態様32から35のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記間隙(T)は、1つ又複数の層要素(10a)の隣接する領域間に配置されることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様36)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から36のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)は、プラスチック、特に熱可塑性プラスチックで形成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様37)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から36のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)は、発泡材、特にポリウレタン発泡材で形成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様38)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から38のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、円形の断面形状とは異なる断面形状を有することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様39)が想到される。
また、本発明では、「前記態様39に記載のステアリングホイールであって、前記断面形状は、多角形、特に矩形であることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様40)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から40のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールは、コア(K)、特に金属で形成されたコアを有することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様41)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から41のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、ケーシング(V)、特に発泡材で形成されたケーシングを有することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様42)が想到される。
また、本発明では、「前記態様41及び42に記載のステアリングホイールであって、前記ケーシング(V)は、少なくとも数箇所で、前記コア(K)をほぼ完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様43)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から43のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)から突出する突部(A)を有し、前記突部(A)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記内側部(8)に形成された対応する凹部(30)に係合するように構成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様44)が想到される。
また、本発明では、「前記態様42から44のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ケーシング(V)と一体的に形成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様45)が想到される。
また、本発明では、「前記態様44又は45に記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、非ポジィティブに、且つ/又は、ボジィティブインターロックによって、前記対応する凹部(30)に係合するように構成されていることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様46)が想到される。
また、本発明では、「前記態様44から46のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)において、前記ステアリングホイールの前記ステアリングホイールリムの本体を形成する部分(1)に設けられることを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様47)が想到される。
また、本発明では、「前記態様47に記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の前記一部分(1)の断面を囲んで延在することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様48)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から48のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の外接する外側部(20)は、粗面化され、且つ/又は、粒状の表面組織を有することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様49)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から49のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記内側部(8)は、粗面化され、且つ/又は、粒状の表面組織を有することを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様50)が想到される。
また、本発明では、「請求項8から14、前記態様19から50のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)、特に前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)の前記断面を一体状に完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール」という態様(態様51)が想到される。
ステアリングホイールリムスケルトンと、ステアリングホイールリムスケルトンをハブへ接合させるためのストラットとで構成されるステアリングホイールスケルトンの上面図である。 4つのステアリングホイール被覆要素の上面図である。 図2のステアリングホイール被覆要素であって、その外側部は、それぞれ層要素に接合され、図1のステアリングホイールスケルトンに固定されている。 縫目を有する革要素としてのステアリングホイールの外部層の一部である。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 本発明に係るステアリングホイール製造方法のシーケンスを概略的に示したものである。 ステアリングホイール被覆要素とこの被覆要素に張り付けられた層要素の概略的な断面詳細図である。 ステアリングホイールスケルトンに固定された状態における図11のステアリングホイール被覆要素の変更例を示す略断面である。 図11及び図12のステアリングホイール被覆要素の更なる変更例を示す図である。 キャッチを受けるための凹部を有する、図12に示されたタイプのステアリングホイールスケルトンの略断面である。 図14のキャッチの変更例を示す図である。 突部が環状のビードとして設けられているケーシングを有するステアリングホイールスケルトンの変更例を示す図である。 図16のステアリングホイールリムの詳細図である。 図17に対して、ステアリングホイールスケルトンを取囲むステアリングホイール被覆要素が加えられた、図17の線XVIII-XVIIIにおける断面図である。

Claims (66)

  1. ステアリングホイールの製造方法であって、
    製造するステアリングホイールの本体としてステアリングホイールスケルトン(S)を用意するステップと、
    前記ステアリングホイールの外部可視層(10)のキャリアとして前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定される1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)であって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、固定された状態で、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、それぞれ前記ステアリングホイールスケルトン(S)に面する内側部(8)と、前記内側部(8)から離間した外側部(9)と、を有する前記1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を用意するステップと、
    前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が固定された状態で、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層(10)を前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合するステップと、
    前記外部層(10)を前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合した後、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定するステップとを有することを特徴とするステアリングホイールの製造方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記外部層(10)は、前記外側部(9)に接合後、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を覆うように形成されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の方法であって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)のうちの1つ又は複数は、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を一体状にほぼ完全に取囲むように、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、前記外部層(10)は、可撓性材料、特に革材で形成されることを特徴とする方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)へ接合するための内側部(11)を有し、前記内側部(11)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)の3次元形状とほぼ一致するように予備成形されることを特徴とする方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法であって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接着状に接合されることを特徴とする方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、前記内側部(8)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)とポジィティブインターロックすることによって接合されることを特徴とする方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、前記内側部(8)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)と接着状に接合されることを特徴とする方法。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、前記内側部(8)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)と摩擦接続することによって接合されることを特徴とする方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が設けられることを特徴とする方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、個々のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の異なる領域に割当てられることを特徴とする方法。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の方法であって、前記外部層(10)は、複数の層要素(10a)で形成されることを特徴とする方法。
  13. 請求項10から12のいずれか1項に記載の方法であって、前記層要素(10a)の少なくとも一つは、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)のそれぞれに割当てられることを特徴とする方法。
  14. 請求項12又は13に記載の方法であって、前記層要素(10a)は、前記層要素(10a)を前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合後、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を覆うように構成されることを特徴とする方法。
  15. 請求項10から14のいずれか1項に記載の方法であって、2つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定後、前記2つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)にそれぞれ固定された2つの層要素(10a)の対向する側部によって形成される間隙(T)内に、挿入物(14)が配置されることを特徴とする方法。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の方法であって、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定後、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)に固定された前記外部層(10)の対向する側部によって形成される間隙(T)内に、挿入物(14)が配置されることを特徴とする方法。
  17. 請求項15又は16に記載の方法であって、前記挿入物(14)は、前記間隙(T)とポジィティブインターロックするように構成されることを特徴とする方法。
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の断面形状は、円形とは異なる形状であるように構成されることを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、前記断面形状は、多角形、特に矩形であることを特徴とする方法。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載の方法であって、ステアリングホイールスケルトン(S)を用意する前記ステップは、
    前記ステアリングホイールスケルトン(S)のコア(K)、特に金属で形成されたコアを用意するステップと、
    前記ステアリングホイールスケルトン(S)を形成する場合、ケーシング(V)、特に発泡材で形成されたケーシング(V)が、少なくとも数箇所で前記コア(K)の断面を完全に取囲むように、前記ケーシング(V)内に前記コア(K)を封入するステップとを有することを特徴とする方法。
  21. 請求項1から20のいずれか1項に記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)から突出する突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に設けられ、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の内側部(8)に形成された対応する凹部に係合するように構成されることを特徴とする方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)において、前記ステアリングホイールの前記ステアリングホイールリムの本体を形成する部分(1)に形成されることを特徴とする方法。
  23. 請求項20から22のいずれか1項に記載の方法であって、前記突部(A)は、前記ケーシング(V)と一体的に形成されることを特徴とする方法。
  24. 請求項1から23のいずれか1項に記載の方法であって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の外接する外側部(20)は、粗面化された、且つ/又は、粒状の表面組織を有していることを特徴とする方法。
  25. 請求項7から9のいずれか1項、又は請求項21、又は請求項21を参照して請求項22から24のいずれか1項に記載の方法であって、前記内側部(8)は、粗面化された、且つ/又は、粒状の表面組織を有していることを特徴とする方法。
  26. 前記ステアリングホイールの本体としてのステアリングホイールスケルトンと、
    前記ステアリングホイールの外部可視層のキャリアとして前記ステアリングホイールスケルトンに固定された1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素であって、前記ステアリングホイール被覆要素の全てが、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域を一体状にほぼ完全に囲むとともに、前記ステアリングホイール被覆要素は、それぞれ前記ステアリングホイールスケルトンに面する内側部と、前記内側部から離間した外側部とを有する1つ又は複数のステアリングホイール被覆要素と、
    前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素の前記外側部に接合され、前記ステアリングホイールスケルトンの少なくとも一部領域をほぼ完全に取囲む外部層とを備える自動車用ステアリングホイールであって、
    前記外部層(10)が、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接合されると、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に配置固定されるように構成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  27. 請求項26に記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)を被覆していることを特徴とするステアリングホイール。
  28. 請求項26又は27のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の全てが、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を一体状にほぼ完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール。
  29. 請求項26から28のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、可撓性材料、特に革材で形成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  30. 請求項26から29のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記外側部(9)に接着状に接合されていることを特徴とするステアリングホイール。
  31. 請求項26から30のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記内側部(8)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)上に押し付けられ、前記ステアリングホイールスケルトンとポジィティブインターロックしていることを特徴とするステアリングホイール。
  32. 請求項26から31のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)は、互いに一体的に接合された2つの対向する脚部(7a,7b)を有し、前記脚部は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲む際に曲げて互いに離間させることが可能であることを特徴とするステアリングホイール。
  33. 請求項32に記載のステアリングホイールであって、前記2つの脚部(7a,7b)は、それぞれ自由端(7c,7d)を有し、前記自由端は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a)が前記ステアリングホイールスケルトン(S)を取囲むように互いに押し当てられていることを特徴とするステアリングホイール。
  34. 請求項26から33のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、複数のステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
  35. 請求項34に記載のステアリングホイールであって、第1ステアリングホイール被覆要素(4a)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の閉環状のステアリングホイールリムスケルトン(1)の外周の半分にわたって延在していることを特徴とするステアリングホイール。
  36. 請求項35に記載のステアリングホイールであって、前記第1ステアリングホイール被覆要素(4a)は、前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)を少なくとも複数箇所でほぼ完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール。
  37. 請求項34から36のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、第2ステアリングホイール被覆要素(5a)が設けられ、前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)を前記ステアリングホイールのハブ(2)に接合する前記ステアリングホイールスケルトン(S)の少なくとも第1ストラット(3a)に沿って延在していることを特徴とするステアリングホイール。
  38. 請求項37に記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)は、少なくとも複数箇所で前記第1ストラット(3a)をほぼ取囲んでいることを特徴とするステアリングホイール。
  39. 請求項37又は38に記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)は、前記第1ストラット(3a)に沿って延在するとともに、前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)を前記ステアリングホイールの前記ハブ(2)に接合する別の第2ストラット(3c)に沿って延在し、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)は、前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)に沿って、前記2つのストラット(3a,3c)間の前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)の領域を被覆することを特徴とするステアリングホイール。
  40. 請求項37から39のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)は、固定された状態において、第2ストラット(3c)を少なくとも複数箇所でほぼ取囲むように構成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  41. 請求項34から40のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記第1ステアリングホイール被覆要素(4a)と鏡面対称であり、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されている第3ステアリングホイール被覆要素(4b)が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
  42. 請求項37から41のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記第2ステアリングホイール被覆要素(5a)と鏡面対称であり、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されている第4ステアリングホイール被覆要素(5b)が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
  43. 請求項34から42のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(7)の一つは、内側部(8)に固定された少なくとも一つのキャッチ(15)によって前記ステアリングホイールスケルトン(S)に固定されていることを特徴とするステアリングホイール。
  44. 請求項43に記載のステアリングホイールであって、前記キャッチ(15)は、前記一つのステアリングホイール被覆要素(7)を前記ステアリングホイールスケルトン(S)に接合するために、前記ステアリングホイールスケルトン(S)に形成された凹部(16)に係合していることを特徴とするステアリングホイール。
  45. 請求項36から44のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、U字形断面を有していることを特徴とするステアリングホイール。
  46. 請求項44及び45に記載のステアリングホイールであって、前記凹部(16)は、断面U字形の前記ステアリングホイールスケルトン(S)の自由脚部(1a)が、前記凹部(16)と一致する組付方向(M)において前記凹部(16)と対向する位置に設けられるように、断面U字形の前記ステアリングホイールスケルトン(S)に形成されることを特徴とするステアリングホイール。
  47. 請求項26から46のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記外部層(10)は、複数の層要素(10a)で構成されることを特徴とするステアリングホイール。
  48. 請求項47に記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの層要素(10a)は、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)の前記外側部(9)に接合されていることを特徴とするステアリングホイール。
  49. 請求項47及び48に記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの層要素(10a)は、前記ステアリングホイール被覆要素の前記外側部(9)がほぼ完全に被覆されるように、ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)の前記外側部(9)に接合されていることを特徴とするステアリングホイール。
  50. 請求項26から49のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、少なくとも一つの挿入物(14)が設けられ、前記外部層(10)の間隙(T)内に配置されていることを特徴とするステアリングホイール。
  51. 請求項47から50のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記間隙(T)は、1つ又複数の層要素(10a)の隣接する領域間に配置されることを特徴とするステアリングホイール。
  52. 請求項26から51のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)は、プラスチック、特に熱可塑性プラスチックで形成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  53. 請求項26から51のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b,7)は、発泡材、特にポリウレタン発泡材で形成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  54. 請求項26から53のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、円形の断面形状とは異なる断面形状を有することを特徴とするステアリングホイール。
  55. 請求項54に記載のステアリングホイールであって、前記断面形状は、多角形、特に矩形であることを特徴とするステアリングホイール。
  56. 請求項26から55のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールは、コア(K)、特に金属で形成されたコアを有することを特徴とするステアリングホイール。
  57. 請求項26から56のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、ケーシング(V)、特に発泡材で形成されたケーシングを有することを特徴とするステアリングホイール。
  58. 請求項56及び請求項57に記載のステアリングホイールであって、前記ケーシング(V)は、少なくとも数箇所で、前記コア(K)をほぼ完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール。
  59. 請求項26から58のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)から突出する突部(A)を有し、前記突部(A)は、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a,4b,5a,5b)の前記内側部(8)に形成された対応する凹部(30)に係合するように構成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  60. 請求項57から59のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ケーシング(V)と一体的に形成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  61. 請求項59又は60のいずれかに記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、非ポジィティブに、且つ/又は、ボジィティブインターロックによって、前記対応する凹部(30)に係合するように構成されていることを特徴とするステアリングホイール。
  62. 請求項59から61のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)において、前記ステアリングホイールの前記ステアリングホイールリムの本体を形成する部分(1)に設けられることを特徴とするステアリングホイール。
  63. 請求項62に記載のステアリングホイールであって、前記突部(A)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の前記一部分(1)の断面を囲んで延在することを特徴とするステアリングホイール。
  64. 請求項26から63のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記ステアリングホイールスケルトン(S)の外接する外側部(20)は、粗面化され、且つ/又は、粒状の表面組織を有することを特徴とするステアリングホイール。
  65. 請求項26から64のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記内側部(8)は、粗面化され、且つ/又は、粒状の表面組織を有することを特徴とするステアリングホイール。
  66. 請求項26から65のいずれか1項に記載のステアリングホイールであって、前記少なくとも一つのステアリングホイール被覆要素(4a)は、前記ステアリングホイールスケルトン(S)、特に前記ステアリングホイールリムスケルトン(1)の前記断面を一体状に完全に取囲むことを特徴とするステアリングホイール。
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