JP2009527260A - 幼児用経鼻インターフェイスマスク - Google Patents

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Abstract

マスク本体とベース部を含む経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻インタフェースマスクにおいて、マスク本体は、空洞を形成するとともに、前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されている。前縁部は前縁部で終端し、前縁部は空洞に通じる開口を形成するとともに、患者の鼻を覆うように装着される略三角形状を有する。後縁部は、中間外殻部に比べて可撓性を大きくしたベローズ部を含む。ベース部は後縁部から前縁部と逆方向に延在して少なくとも1つの縱方向の通路を形成し、この通路はベース部の厚み方向に通過して延在し、空洞と連通している。中間外殻部は、ベローズ部を介して、ベース部に対してその前面で横向きに枢動することができる。

Description

本発明は、持続的気道陽圧(CPAP)システムに使用するための経鼻マスクに関する。特に、例えば幼児の患者が経鼻持続的気道陽圧(CPAP)治療を受けるときに、患者の鼻部を覆い被せて使用するマスクに関する。
持続的気道陽圧(以後「CPAP」と呼ぶ)治療は、呼吸困難や呼吸不全を煩っている患者の治療のために長年に亘って採用されている。最近では、CPAP治療は、呼気の間は肺が虚脱するのを防止するとともに、吸入の間は肺が拡張するのを支援することにより、発育不全の肺を有する患者(特に、幼児や特別な未熟児又は新生児)を補助するのに役立つように改善されている。
一般的には、CPAP治療は、自発的に呼吸している患者の肺内に、呼吸周期の間中、陽圧を持続的に供給することを含む。CPAPシステムは、通常、呼吸される気体を伝達する導管として機能する患者用インターフェイス(「気道介在」又は「気道接続」)装置とともに、インターフェイス装置に接続された1つ又は2つのチューブ内部に供給する持続的気道陽圧を生成又は発生するCPAP生成器を備えている。CPAPシステムは、固定された流通、通風型システム又は可変流通システム等を含む種々の形体をとることができる。
CPAPは、例えば気管内チューブ等の種々の患者インターフェイス装置を用いて、患者に加えられる。しかしながら、幼児の場合は、健康な組織を害することの少ない患者インターフェイス装置、特に、患者の鼻孔を介して直接または間接的に鼻腔(鼻孔気道)と接続する経鼻インターフェイス装置を採用することが更に望ましい。このようなシステムは一般に経鼻持続的気道陽圧(以後「nCPAP」と呼ぶ)システムと呼ばれている。
nCPAPシステムでは、患者のインターフェイス部品は典型的には2プロング(分枝)体またはマスクである。2プロング装置は2本のプロング又はカニューレを備え、各プロング又はカニューレは患者の鼻孔内に挿入される寸法に形成されている。プロングと鼻腔間における比較的に安定した気密性は容易に実現されるが、特に、幼児等の患者の場合は、プロングの挿入に伴う不快感に対して拒絶反応することがある。逆に言えば、経鼻マスク装置は患者の鼻部を覆い被せるように配置され、理屈では患者の不快感を軽減するはずである。しかし、残念なことに、現在利用可能な幼児用経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)マスクはいくつかの問題点がある。
例えば、利用可能なnCPAPマスクは(特に、CPAPシステムとの接続点に関して)幾分撓むのみであり、患者の鼻部に対するnCPAP生成器の位置合わせ不良に対応することができない。nCPAP生成器がこの位置合わせ不良を補正するために患者に対してより遅く動くときは、nCPAPマスクもまた同様に遅く動き、患者の面形状に対して空気漏れ又は一般的な患者の不快感を引き起こす可能性がある。これは、顔の輪郭が小さく、マスクとの気密性を保持するための利用可能表面積の小さい幼児の場合は、特に問題となる。
これらの理由から、患者の鼻部や面形状に対する気密性を強固にするために、経鼻マスクにかなり大きな力を加える必要がしばしばある。例えば、革紐が患者の頭部と共通に巻き付けられ、CPAP生成器と連結される。次いで、CPAP生成器と経鼻マスクが連結され、革ひもによってCPAP生成器に加えられた力は経鼻マスクに伝えられ、患者の鼻部周囲においてマスクを密着させている。従来の経鼻マスクは患者の顔の輪郭形状に直ちに適合することができないので、所望の気密性を保持するために紐を強く引っ張る必要がある。特に、幼児の患者にとっては、このような締めつけ力は大きな不快感や挫傷を与えたり、皮膚の壊死を引き起こす可能性がある。また、このような力は、マスクによって患者の鼻部や顔面の数カ所の押圧点に集中され、(例えば、患者の鼻孔中隔、上唇、鼻梁、頬等における爛れや傷等)の長期間の合併症を更に引き起こす可能性がある。
恐らく、このような理由に沿って、マスクを患者の顔面に迅速且つ完全に接触させるために、従来の経鼻マスクは、鼻孔中隔の外側及びその下方に患者の上唇を直接密着させるように構成されている。しかし、多くの幼児にとっては、上唇と鼻の間の人中部の皮膚はデリケートで非常に敏感であり、マスクとの接触により負けて壊死を引き起こし易い。まして、幼児の患者であれば鼻部や顔面に経鼻マスクを装着することによる僅かな不快感に対してさえも全く拒絶反応を示すであろう。以上の観点から、特に幼児の患者用における、nCPAPシステムで使用される経鼻マスクについて改善の必要性がある。
本発明の原理による態様は、経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻インターフェイスマスクに関するものである。該マスクはマスク本体とベース部を有する。マスク本体は空洞を形成するとともに、前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されている。ここで、前縁部は前端部で終端し、前端部は空洞と連通する開口を形成するとともに、患者の鼻部を覆うように装着される略三角形状を有する。また、後縁部は、中間外殻部よりも大きな可撓性を有することを特徴とするベローズ部を含む。ベース部は、前縁部と逆方向に後縁部から延在し、該ベース部の厚み方向に連通し、縱方向に延在して空洞と連通する少なくとも1つの通路を形成している。この構成を考慮して、中間外殻部は、ベローズ部を介して、ベース部に対して横向きに枢動可能である。
一実施形態では、後縁部は、側壁の厚みが、中間外殻部の側壁の厚みよりも薄くしたベローズ部を形成している。別の実施形態では、前縁部は患者との接触面を形成し、中隔及び/又は眼球レリーフを提供する1つ以上の輪郭を形成している。
本発明の原理による別の態様は、経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)装置に関するものである。該装置は、nCPAP生成器とnCPAP生成器と幼児用の経鼻マスクを有する。nCPAP生成器は、流体供給口と連通した第1及び第2の管を備え、各管内部で持続的気道陽圧を生成するように構成されている。幼児用経鼻マスクは管に装着され、マスク本体とベース部を含む。マスク本体は空洞を形成し、前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されている。前縁部は前端部で終端し、前端部は空洞に連通する開口を形成するとともに、患者の鼻を覆うように装着される略三角形状を有している。後縁部は、中間外殻部に比べて大きな可撓性を有することを特徴とするベローズ部を含む。ベース部は、前縁部と逆方向に後縁部から延在し、ベース部の厚み方向に連通して縱方向に延在して空洞と連通する一組の第1及び第2の通路を形成している。ここで、該一組の通路は各管上に装着される寸法に構成されている。
一実施形態では、前記装置は、最終の組立状態において、中間外殻部が、ベース部と管の両方に対して、複数の方向に横向きに枢動可能であるように構成されている。また別の実施形態では、nCPAP生成器は、管の側部を囲い、ベース部を受納する大きさに構成されたハウジングを有する。また、ベース部とハウジングは対応する非対称の外辺形状を画定し、ベース部のみハウジング内部に一方向に組み込まれる。
本発明の原理によるまた別の態様は、経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻インターフェイスマスクに関するものである。マスクはマスク本体とベース部を有する。マスク本体は、前縁部と中間外殻部と後縁部で規定される空洞を形成している。前縁部は患者との接触面を形成し、前端部で終端するか、又は、前端部は空洞と連通する開口を形成する。開口は、患者の鼻を覆うように装着されるために略三角形状を有する。また、患者との接触面は、中間外殻部の公称壁厚よりも薄い壁厚を有し、対向する眼球状レリーフと隔壁レリーフの形状を規定している。後縁部は、中間外殻部の公称壁厚よりも薄い壁厚を有し、縱方向の延在部において横方向の曲げ部を有する。ベース部は、前縁部と逆方向に後縁部から延在し、該ベース部の厚み方向に連通して縱方向に延在する少なくとも1つの通路を形成し、該通路は空洞と連通している。ここで、中間外殻部はベローズ部を介して、ベース部に対して横向きに枢動可能である。
本発明による幼児用経鼻インターフェイスマスクは、CPAP生成器および/または関連の固定装置の患者に対する整列ずれに対応でき、CPAP生成器の整列ずれによって生じうる幼児/患者の鼻または顔構造への圧力点が、最小化または除去される。
添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。すべての図面において、同一または類似の部分には同一の参照符号を付す。
本発明の一実施形態による、経鼻持続的気道陽圧(以後「nCPAP」と呼ぶ)システムに使用する幼児用の経鼻インターフェイスマスク20を図1A及び1Bに示す。マスク20はマスク本体22とベース部24を有する。マスク本体22の内部には空洞26が形成され(図1Aに最もよく示す)、マスク本体22は後縁部28と中間外殻部30と前縁部32で概略構成されている。種々の部品について以下に説明する。一般的には、ベース部24は後縁部28から延在し、nCPAP生成器(図7Aにおいて参照番号150で示す)と空洞26間の流体の流通を行う連結部を形成している。後縁部28はベローズ部34(概略参照される)を形成することで、ベース部24に対して中間外殻部30を横向きに容易に枢軸旋回(枢動)させるとともに、ベローズ部34が回転継手(スイベル)及び緩衝効果として作用できるように構成されていることにより、ベローズ部34は縱方向に圧縮される。次いで、前縁部32は患者の鼻部(図示せず)の周辺及び上部に覆い被せるように装着される。
このように構成したことで、マスク20は、患者に装着されると、どんな僅かな調節不良に対しても直ちに適応でき、中間外殻部30と前縁部32はベース部24に対して効果的に「浮遊」した状態となる。以下に説明するように、実施形態のあるものでは、マスク20は、起こり得る患者の不快感を更に低減させる特徴を更に付加している。明細書全体を通して、例えば「基部(近位)方向」や「末端(遠位)方向」等の方向に関する用語は、マスク20が着用される患者に対するマスク20の位置を参照して使用している。従って、「基部(近位)方向」の方が「末端(遠位)方向」に比べて患者により近いことを意味する。
マスク20は、好ましくは、外科的に安全で、患者の皮膚に装着するときに、流体的に気密性が確保される順応性のある材料で形成された一体的で同種の構造を有する。例えば、一実施形態では、マスク20は成型シリコン部品である。また、軟質ビニルや熱可塑性エラストマー等の他の材料も使用可能である。また別の実施形態では、マスク20は、ゲル充填または空気充填されたブラダー構成等の他の形状を有してもよい。しかし、以下に説明するサイズに関する特徴についての言及は、マスク20の、特に、マスク本体22が、シリコン又はシリコン類の材料で形成された同種で薄壁構造である一実施形態について説明するものである。
一実施形態では、マスク本体22は側壁を含み、該側壁は内部空洞26を集合的に規定する連続構造としての部品要素28〜32を形成する。これに鑑み、図2は、後縁部28を規定する側壁40を示し、後縁部28は、ベース部24から縱方向で且つ基部方向に延在する第1の領域42と第2の領域44を含み、第1の領域42と第2の領域44は連結してベローズ部34を形成している。基準点として、ベース部24は、(図2に示すように)マスク本体22から縱方向に延びる中心軸Cを略規定している。このような構成を考慮して、第1の領域42は、ベース部24から縱方向(基部方向)に延びる中心軸Cに関して内部方向に折れ曲がって傾斜することで、第1の曲げ部46を形成している。即ち、ベース部24から第1の領域42が縱方向(基部方向)に延びるにつれて、空洞26の横断面積(即ち、図2に示す面に対して直交する断面積)は狭くなっている。これとは逆向きに、第2の領域44は、第1の領域42から縱方向(基部方向)に延びる中心軸Cに関して横断面方向で外側方向に折れ曲がって突出し、該第1及び第2の領域42と44は合体して、第2の曲げ部48を画定している。即ち、第2の領域44が第1の領域42から中間外郭部30に向けて縱方向(基部方向)に延在するにつれて、空洞26の横断面積は大きくなっている。
図示のように、第1の曲げ部46によって第1の曲げ角度αが規定され、第2の曲げ部48によって第2の曲げ角度βが規定されている。これら第1及び第2の曲げ角度αとβは、マスク本体22の周辺部付近で変えることができ、一般的には、自然な(曲げられていない)状態では、第1の曲げ角度αは90°未満であり、第2の曲げ角度βは180°よりも大である。このような構成により、中間外郭部30は、ベローズ部34を介してベース部24に対して容易に枢動し、回り継手(スイベル)として機能することができる。例えば、ベローズ部34をその一方側に沿って圧縮し、反対側に拡張することにより、中間外郭部30は、ベース部24に対して枢動可能となる。また、ベローズ部34を第2の曲げ部48において又はそれに沿って基本的に圧縮する(実施形態では、この圧縮は第1の曲げ部46において又はそれに沿って発生することもできる)ことにより、中間外郭部30は、ベース部24に向けて縱方向(末端方向)に(図2に示す図では右方向に)動くことができる。ベローズ部34は2個の曲げ部46と48を含む構成としているが、1つだけの曲げ部(例えば、第1の曲げ部を省く)とした実施形態や、又は逆に、3個以上の曲げ部を備えた実施形態とすることも可能である。
ベローズ部34により得られる柔軟(可撓)性を補強するために、一実施形態では、後縁部28の少なくとも一部は、側壁40の厚みが、中間外郭部30に沿った部分の側壁40の厚みよりも薄くされていることを特徴としている。例えば図2に示すような一実施形態において、第1の領域42の全体は、側壁40の厚みは比較的均一であるが、第2の領域44に沿った側壁40の部分は、その断面厚みが、第1の領域42から中間外郭部30に向けて縱方向で基部方向に延びるにつれて漸増している。いずれにせよ、一実施形態では、ベローズ部34の少なくとも一部、例えば第1の領域42の厚みを中間外郭部30に沿った側壁の最大厚みよりも少なくとも25%薄くしている。また、別の態様による大きさ及び・又は厚みの関係性を有することも可能である。いずれにしても、後縁部28の少なくとも一部について、その側壁の厚みが薄くなるように形成することにより、ベローズ部34全体の柔軟性が強化され、しかも、中間外郭部30は構造的強度及び剛性が充分な強さとなり、CPAP治療を施している間中、マスク本体22(及び空洞26の大部分)を所望の形状に保持することができる。
第1及び第2の曲げ部46,48の一方又は両方を設け、及び/又は上述のように壁厚を薄くしたことにより、ベローズ部34は、中間外郭部30よりも、その横方向及び縦方向の可撓性を増すことができる。また別の実施形態では、上記一方又は両方の特徴により、中間外郭部30はベース部24に対して(またはその逆に対して)多方向に横向きに枢動可能としている。このために、また別の実施形態では、マスク20は、ベース部24に対して中間外郭部30(またはその逆)の横向き枢動及び/又は縦方向の可撓性を更に補強する付加的構造の特徴・要素を組み込むことができる。
図1A及び1Bに示すように、中間外郭部30は、後縁部28から前縁部32に向けて基部方向で縱方向に延在するにつれて略外径が拡張している。マスク20の正面図(図3)に関して、中間外郭部30の外形は、内部空洞26の形状を反映して、略三角形状を成している。このような三角形状は人間の鼻の解剖学的構造に対応し、中間外郭部30は、前縁部32またはその隣接部において、マスク本体22の最大の高さと幅を規定している。このために、中間外郭部30の外形、従って、内部空洞26の全体的な寸法は幼児の患者にとって使用し易くなり、しかも比較的小さくなり(幼児の患者に対して邪魔にならないようにしている)。例えば、一実施形態では、中間外郭部30の最大高さは0.5〜1.25インチの範囲であり、最大幅は0.8〜1.4インチの範囲としている。しかし、これに限定するものではなく、他の大きさとしてもよい。特に、使用中の患者に対するnCPAP生成器(図示せず)の望ましい配置を更に促進するために、一実施形態では、中間外郭部30は、ベース部24により規定された(図2に示す)中心軸Cに関して横方向に中心位置合わせされていない。この中心位置ずれは図2に示されている。しかし、また別の形態では、中間外郭部30とベース部24をもっと近接して配列してもよい。最後に、中間外郭部30は、その外面に沿って種々の輪郭を有し、それらの幾つかは、以下に述べるように、前縁部32に連続している。
特に、図2及び図3を参照して、前縁部32は中間外郭部30から延在し(図2参照)、一般に遠位分節部(セグメント)60と近位分節部(セグメント)62を含む(分節部60,62の概略は図3に示す)。遠位分節部60は中間外郭部30から略縦方向(基部方向)に延在し、一方、近位分節部62は遠位分節部60から略縦方向(即ち、中心軸Cに関して内部方向)に延在し、前端64で終端している。前端64は、別な状態で空洞26に開口した開口66を形成している。このために、近位分節部62は、使用中に異なった状態で患者(図示せず)と接触する患者接触面68(概略参照される)を画定し、患者の鼻部(図示せず)が開口66を通って空洞26に挿入される構成である。
上記規定を考慮して、一実施形態では、少なくとも近位分節部62、好ましくは、遠位分節部60と近位分節部62は、その壁厚が中間外郭部30の壁厚に比べて薄く形成されていることを特徴としている。この壁厚の関係は図2に最もよく示されている。側壁40は、公称厚みが中間外郭部30から遠位分節部60に向かうにつれて薄くなり、この薄くなった壁厚は近位分節部62全体に亘って維持される。例示により、一実施形態では、近位分節部62の公称厚みは、中間外郭部30の最大壁厚よりも少なくとも25%薄くしている。近位分節部62と直接隣接する遠位分節部60の少なくとも一部は、壁厚に関しては同様に構成されている。また、遠位分節部60から近位分節部62への移行部は、横断面が丸み形状または弓形であり、患者の顔表面に装着したときの不快感を低減するとともに、遠位分節部60に対して近位分節部62の順応した内部方向(末端方向)の位置定めを速めている。これらの好ましい特徴の一方又は両方により、近位分節部62は(中間外郭部30よりも)高い可撓性と順応性を有し、このため、患者接触面68が患者(図示せず)に押しつけられたときに、患者の顔表面の構造によって異なる種々の輪郭に直ちに対応することができる。これにより、患者の不快感を改善するとともに、将来、合併症を引き起こすかも知れない患者の顔面上に引き起こされる押圧点を低減している。また別の実施形態では、前縁部32の壁厚は、中間外郭部30と異なる壁厚としなくてもよい。
一実施形態では、可撓性及び順応性に加えて、前縁部32と特に近位分節部62は、患者の顔表面(図示せず)の予想される構造的特徴ともっと一致した寸法と形状を有することが好ましい。例えば、マスク本体22の正面図に関する特に図3を参照して、近位分節部62と特に患者接触面68は、リップ領域80と第1及び第2の側部領域82及び84とブリッジ領域86を略画定し又は形成している。側部領域82,84はそれぞれリップ領域80の対向端部から延在している。また、側部領域82と84はブリッジ領域86を介して連続し、ブリッジ領域86はリップ領域80に対向して形成されている。領域80〜86は一体となって略三角形状を成している。このために、各側部領域82,84の外周部88は眼球状レリーフ形状又は輪郭形状90を形成している(略参照される)。特に、各側部領域82,84の外周部88は、マスク本体22の正面図に関して、リップ領域80からブリッジ領域86まで延在する凹状湾曲面としての眼球状レリーフ形状90を形成している。眼球状レリーフ形状90、マスク20が患者の顔表面に押し当てられるときに、患者の皮膚を患者の目の中又は目に向けて押しつける度合を低減または解消し、患者から苦痛の緩和を図っている。
患者の目の周辺における空気の漏れをなくすためのより良い補強用として、一実施形態では、側部領域82,84はかなり大きな幅を有し(即ち、外周部88から前縁部64までの横断面方向の距離が大きく)、更に、患者の鼻と目の間の領域における構造上の面形状にもっとよく一致すべく縦方向(基部方向)の突状又は輪郭を更に含む又は画定している。この構造関係は図2の縱断面図に最もよく示されており、ここでは、側部領域82は、ブリッジ領域86に隣接した凸状湾曲部92(即ち、中間外殻部30に関して長手方向で外向き、即ち、基部方向への拡張又は突出部)を有するように図示されている。または、他の形態として、マスク20を、特に非常に小さい幼児用に構成する場合は、凸状湾曲部92は減少させるか又は削減してもよい。
図3に戻り、いくつかの実施形態では、リップ領域80は、患者の予想される構造的特徴、特に患者の唇(例えば、鼻と口との間の縦溝の人中部を含む、赤唇縁と鼻間の上唇領域等)とよく一致するように、輪郭が形成されている。例えば、一実施形態では、リップ領域80は、(図1A及び図4に最もよく示されているように)、患者の人中部の凸部と解剖学的構造に一致するように末端方向即ち内部方向に湾曲している。更に、一実施形態では、リップ領域80は中隔レリーフ部100を形成している。中隔レリーフ部100は図3に最もよく示されており、側部領域82,84間の延伸における凸状横方向の湾曲を形成しているリップ領域80により特徴付けられている。即ち、リップ領域80は、側部領域82,84間の延伸において、(図3の直立配向に関し)横断面方向外向き即ち下方に突出又は湾曲している。中隔レリーフ部100は、マスクの使用中において、鼻腔隔壁(例えば、人中部の皮膚等)に隣接する領域において、リップ領域80と患者の上唇間の明白な接触を最小限に抑え(及び、好ましくは、いかなる接触もなくす)ことにより、このデリケートな領域における皮膚の損傷の発生を最小限に抑制し、患者の快適感を増大している。
一実施形態においては、マスク本体22は上記特徴部90,92,100の全て含んでいる。また別の実施形態では、1つ以上の輪郭形状部90,92及び/又は100を変更又は削除され得る。
本発明の実施形態に係るマスク本体22の更なる特徴を図4に示している。特に、一実施形態では、中間外殻部30は、底面112に沿って(概略図示されている)視界窓110を画定または形成している。参照の要点として、全体として略三角形状のマスク本体22は、患者の鼻(図示せず)に覆い被せるように装着されたときの望ましい向きを示している。特に、図1Aを参照して、マスク本体22は、図示の直立配向に、患者の鼻を覆い被せるように固定されるサイズ及び形状としている。この直立姿勢に関して、中間外殻部30は、上面114と底面112を画定する。患者の鼻に装着されると、上面114は患者の鼻のブリッジ部に直近し、底面112は患者の鼻腔中隔/人中部の(下方)に直近している。
これらの規定を勘案して、図4に戻り、視界窓110を設けたことにより、患者の鼻にマスク本体22を装着したときに、患者の鼻孔及び/又は鼻腔隔壁を容易に視認することができる。視界窓110は様々な形体をとることができるが、患者の顔の構造/鼻腔に対するマスク本体22の気密性を確保する機能を低減するような作用を与える形状は採用されない。また、視界窓110は、中間外殻部30の全体構造の剛性を低減するような作用を与えないことが好ましい。これらの制約を考慮して、一実施形態では、視覚窓110は、中間外殻部30の他の部分より不透明度が低い特性を示す(即ち、透明度が高い)ことを特徴とする構成である。例えば、一実施形態では、マスク本体22は、マスク20の全体がシリコン合成樹脂より成る連続した成型部品として、一体的で且つ同質的に形成されていることが好ましい。このことを考慮して、マスク本体22を形成する成型は、視覚窓110に対応する領域において高度に表面仕上げされ、中間外殻部30の視覚窓110領域における不透明度を、中間外殻部30のその他の領域の不透明度に比べて低減している。また別の形態では、視覚窓110は他の様々な方法で形成可能であり、底面112の他に、または、底面112以外の1つ以上の場所に形成してもよい。更に、他の実施形態では、視覚窓110は形成しなくてもよい。
図5及び図6を参照して、ベース部24は後縁部28から延伸し、一実施形態では、第1及び第2の120,122と経路124を形成している。通路120,122は、ベース部24の厚み方向を通過して長手方向(例えば、ベース部の中心軸Cと平行)に延びており、図6に最もよく示しているように、空洞26に流体的に連通している。以下に詳述するように、通路120,122は、CPAP生成装置(図7Aにおいて150で示す)の対応する部品に組み合わせられるようにサイズ設定されており、ベース部24の後面126に対して開口している。これにより、通路120,122は、CPAP生成装置と空洞26とを流体的に連通する機構を提供している。経路124は通路120と122間を流体的に連通するように延びている。更に、経路124は後面126において開口しているものの、空洞26とは直接的には流体的に連通していない。以下に詳述するように、経路124は、一実施形態のCPAP生成装置のある特徴に基づいてサイズ及び形状が設定されており、装置内部の圧力を抽出または採取し易くしている。実際的には、経路124は削除されている。同様に、2個の通路120,122が図示されているが、他の実施形態として、ベース部24は1個だけの通路または2個以上の通路を形成してもよい。
特に図5を参照した一実施形態では、ベース部24は、CPAP生成装置(図7Aにおいて150で示す)の対応する部品と相互に連動(連結)して通路120及び/又は122とCPAP生成装置間を流体的に連通するように、サイズおよび形状が設定されている。この点に関して、ベース部24の外部は外周部130(図5に最もよく示す)を形成し、外周部130は、互いに対向する第1及び第2の側縁部132,134と、互いに対向する第1及び第2の側端部136,138を有している。一実施形態では、第1の側縁部132の各側端部136,138に対する交差部又は変換部は、第2の側縁部134の各側端部136,138に対する交差部又は変換部とは異なっている。例えば一実施形態では、第2の側縁部134の各側端部136,138との境目は比較的大きな曲率半径の円弧状または湾曲形状であることを特徴としている。これに対して、第1の側縁部132の各側端部136,138との境目は第2の側縁部134における境目の曲率半径よりも小さな曲率半径の比較的区別される角部を形成することを特徴としている。従って、第1の側縁部132の横方向の長さは、第2の側縁部134の横方向の長さよりも大きい。このような外周部130の好ましい1つの構成はCPAP生成装置の特徴に一致し、ベース部24,即ち、最終的な組み立ての際におけるCPAP生成装置に対するマスク本体22の所望の好ましい配向を確実にしている。
例えば、図7Aは、本発明の原理によるマスク20が有用である一実施の形態のCPAP生成装置150の一部分を示している。生成装置150の詳細は、本出願と同日付であって、RT‐6274という代理人整理番号を有している「経鼻持続気道陽圧装置およびシステム(Nasal Continuous Positive Airway Pressure Device and System)」という名称の米国特許出願第11/293,883号に提示されており、この出願の開示内容は、ここでの言及によって本明細書に取り入れられたものとする。一般的に言うと、CPAP生成装置150は、側方をハウジング156によって囲まれた第1および第2のチューブ152、154を備えている。使用時、CPAP生成装置150は、それぞれのチューブ152、154内部に持続的な気道陽圧を生成する。これらの全体的な考え方を念頭に、ベース部24の通路120、122は、チューブ152、154のそれぞれ1つを覆って結合するように寸法付けられており、ベース部24は、ハウジング156内に受け入れられて摩擦によって保持されるように寸法付けられている。この点に関し、ハウジング156の内周の形状は、上述したベース部24の外周130に一致している。
特に、すでに述べたとおり、長さが異なる側縁132、134、ならびに湾曲形状および角のある形状の変わり目領域ゆえに、ユーザが誤って望ましい向き(即ち、正立の向き)とは反対の向きでベース部24をハウジング156へと挿入しようと試みることが、防止される。すなわち、ベース部24/ハウジング156の境界が、ベース部24、したがってマスク20について、CPAP生成装置150に対するただ1つの配向を可能にしている。
図7Bは、ベース部24とCPAP生成装置150の組み立ての一部を示しており、とくに、第1のチューブ152を覆う第1の通路120および第2のチューブ154を覆う第2の通路122を示している。図示のとおり、それぞれのチューブ152、154は、ベース部24をハウジング156内に最終的に組み込んだときに、経路124に流通可能に接続される半径方向のスロット158を備えている。したがって、この一配置構成によれば、チューブ154内の気流が、引き続く圧力監視のために、チューブ152、154/ベース部24の境界から経路124を介して流れることができる。一実施の形態においては、経路124の深さおよび幅は、装置20における背圧の発生を最小限にしつつ、CPAP療法を施している間、患者へ送達される圧力の正確な採取の能力を依然として可能にするように、通路120、122の直径に相関付けられる。この目的のために、驚くべきことに、経路124を、それぞれの通路120、122の直径の少なくとも30%の深さ、およびそれぞれの通路120、122の直径の少なくとも25%の幅を有するように形成することで、期待されるCPAPレベルにおいて有意な背圧は生成されないことが見出されている。
マスク20を、CPAP生成装置150の特定の造作に関連して説明したが、幅広くさまざまな種々のCPAP装置の構成も使用可能である。すなわち、本発明の原理によるマスク20は、決して或る特定のCPAP装置の設計に限定されるものではない。
本発明の原理による幼児用経鼻インターフェイスマスクは、これまでの設計に対して著しい改善を提供する。薄肉のベローズ部は、ベース部(したがって、ベース部の組み付け先であるCPAP生成器)に対して、マスクの外殻/患者間の境界面を容易に枢動および/または屈曲することを可能にしている。この特質ゆえ、マスクは、CPAP生成器および/または関連の固定装置の患者に対する整列ずれに対応でき、CPAP生成器の整列ずれによって生じうる幼児/患者の鼻または顔構造への圧力点が、最小化または除去される。また別の実施形態による他のマスクの特徴を備えることで、患者の快適さを促進するとともに、CPAP生成器への組合せ及びCPAP生成器の配向を促進する。
例えば、また別の実施形態による幼児用経鼻インターフェイスマスク20’が図8に示されており、前述の(図1Aに示す)マスク20と多くの点で類似している。ここで、マスク20’はマスク本体22’とベース部24を含み、マスク本体22’はベローズ部34’を形成している。ベローズ部34’は前述の実施形態と同様であり、第1及び第2の壁部42’、44’とともに1つ以上のリブ200を備えている。リブ200は壁部42’、44’の一方又は両方に沿って横方向で外向きに突き出しており、ユーザ/医者に、ベローズ部34’が明白に圧縮または虚脱されていること、又は気流の交換の合併状態となることを触知できる提示する。例えば、リブ200は、第2の壁部44’がリブ200に接触し、ベローズ部34’が非圧縮状態に強制的に戻ることができるように、ベローズ部34’の更なる収縮を阻止している。
本発明の他の実施形態及び変形は、明細書および本明細書に開示される本発明を考慮すれば、当業者にとって自明となるであろう。明細書および実施形態は単に例示を目的とし、本発明の真の範囲および精神は請求項によって示される。
本発明に係る幼児用経鼻インターフェイスマスクは、従来の設計に対して著しい改善を提供する技術として有用である。
本発明の原理による幼児用経鼻インターフェイスマスクの正面斜視図である。 図1Aに示すマスクの後面斜視図である。 図1Aに示すマスクの後面斜視図である。 図1Aに示すマスクの正面図である。 図1Aに示すマスクの底面図である。 図1Aに示すマスクの後面図である。 図1Aに示すマスクの横断面図である。 図1Aに示すマスクとnCPAP生成器を有する本発明の原理によるnCPAP装置の分解斜視図である。 図7Aに示すnCPAP装置の最終組立時の断面図である。 本発明の原理による幼児用経鼻インターフェイスマスクの別形態の側面縱断面図である。
符号の説明
20 マスク
22 マスク本体
24 ベース部
26 空洞
28 後縁部
30 中間外殻部
32 前縁部
34 ベローズ部

Claims (23)

  1. 経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻インターフェイスマスクにおいて、
    該マスクは、空洞を形成するとともに前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されているマスク本体を備え、
    前記前縁部は前端部で終端し、前端部は空洞と連通する開口を形成するとともに、患者の鼻部を覆うように装着される三角形状を有し、
    前記後縁部は、前記中間外殻部よりも大きな可撓性を有することを特徴とするベローズ部を含み、
    前記マスクは、更に、前記前縁部と逆方向に前記後縁部から延在するベース部を有し、該ベース部の厚み方向に連通して縱方向に延在し、前記空洞と連通する少なくとも1つの通路が形成され、
    前記中間外殻部は縦方向に移動可能であるとともに、ベローズ部を介して、ベース部に対して横向きに枢動可能であることを特徴とするマスク。
  2. 前記マスク本体は、少なくとも前記中間外殻部と前記後縁部を形成する側壁を有し、前記ベローズ部は、前記ベローズ部に沿った側壁の断面厚みが、前記中間外殻部の少なくとも一部分に沿った側壁の公称厚みよりも薄くしたことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  3. 前記ベローズ部に沿った前記側壁の公称厚みは、前記中間外殻部に沿った前記側壁の公称厚みよりも少なくとも50%は薄くしたことを特徴とする請求項2に記載のマスク。
  4. 前記ベローズ部は、前記ベース部から縦方向に延在する延在部において第1の曲げ部を形成する側壁を有することを特徴とする請求項2に記載のマスク。
  5. 前記ベローズ部は、ベース部から略縦方向に延びる第1の部位と、該第1の部位から前記中間外殻部に向けて略縦方向に延びる第2の部位を形成する側壁を含み、前記第1の部位は前記ベース部に対して前記第1の曲げ部を形成するために、近位側で横断面積が減少する空洞を形成し、前記第2の部位は、前記第1の部位に対して前記第2の曲げ部を形成するために、近位側で横断面積が増大する空洞を形成することを特徴とする請求項4に記載のマスク。
  6. 前記側壁は、前記ベース部から縦方向に延在する延在部において、前記ベローズ部に沿って第2の曲げ部を形成することを特徴とする請求項4に記載のマスク。
  7. 前記マスク本体は、少なくとも前記前縁部と前記中間外殻部を形成する側壁を有し、前記前縁部の少なくとも一部分に沿った前記側壁の公称厚みが、前記中間外殻部の少なくとも一部分に沿った側壁の公称厚みよりも薄くしたことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  8. 前記前縁部は、前記中間外殻部から略縦方向に延びる遠位部と前記遠位部から前端部に略横方向に延びる近位部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  9. 前記近位部に沿った前記マスク本体壁部の厚みは、前記中間外殻部に沿った前記マスク本体壁部の厚みよりも薄くしたことを特徴とする請求項8に記載のマスク。
  10. 前記遠位部から前記近位部への移動は縱断面において曲線状となることを特徴とする請求項8に記載のマスク。
  11. 前記前縁部は、前記ベース部で規定される縱軸に垂直な平面内に患者の接触面を形成し、該接触面は患者の上唇に配置されるように構成された唇領域と、該唇領域の対向端部から延在し、該唇領域に対向して形成されたブリッジ部で接続して三角形状を形成する第1及び第2の側部とを有し、各側部の外辺部は眼球レリーフを形成していることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  12. 前記眼球レリーフを形成している各側部の外辺部は、前記唇領域からブリッジ部に延びる延在部において、マスクの前頭平面に関して凹状曲面を成すことを特徴とする請求項11に記載のマスク。
  13. 前記前縁部は、前記ベース部で規定される縱軸に垂直な平面内に患者の接触面を形成し、該接触面は患者の上唇に配置されるように構成された唇領域と、該唇領域の対向端部から延在し、該唇領域に対向して形成されたブリッジ部で接続して三角形状を形成する第1及び第2の側部とを有し、各側部は、前記マスクの側面に関して凸状曲面を成すことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  14. 前記前縁部は、前記ベース部で規定される縱軸に垂直な平面内に患者の接触面を形成し、該接触面は患者の上唇に配置されるように構成された唇領域と、該唇領域の対向端部から延在し、該唇領域に対向して形成されたブリッジ部で接続して三角形状を形成する第1及び第2の側部とを有し、前記唇領域は隔壁レリーフ形状を成すことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  15. 前記隔壁レリーフ形状は、前記唇領域が横方向外向きに凸状曲面を形成することを特徴とする請求項14に記載のマスク。
  16. 前記マスク本体の第1の領域は第2の領域よりも不透明度が低く設定されて視界窓を形成することを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  17. 前記中間外殻部は底面と上面を形成し、前記マスクは、前記底面が患者の上唇に近接し前記上面が患者の鼻のブリッジ部に隣接するように患者の鼻を覆うように装着されると、該マスクは所望の定位となるように構成され、前記第1の領域は、患者の隔壁と鼻孔を見やすくするために前記底面内に形成されることを特徴とする請求項16に記載のマスク。
  18. 前記ベース部は、横断面において、対向する第1と第2の側端部及び対向する第1と第2の端部を形成し、前記第1の端部と第1の側端部間の移動は、前記第1の端部と第2の側端部間の移動による曲率半径より大きな曲率半径を規定することを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  19. 前記ベース部は、その肉厚部を通過して延在する一組の通路と、該一組の通路間に延在し、該通路と連通する溝を形成することを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  20. 持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)装置であって、
    流体供給口と連通した第1及び第2の管を備え、前記各管内部で持続的気道陽圧を生成するように構成された持続的気道陽圧(nCPAP)生成器と、
    前記管に装着される幼児用経鼻マスクを有し、
    該マスクは、
    空洞が形成され、前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されているマスク本体を備え、
    前記前縁部は前端部で終端し、前端部は空洞と連通する開口を形成するとともに、患者の鼻を覆うように装着される三角形状を有し、
    前記後縁部は、前記中間外殻部よりも大きな可撓性を有することを特徴とするベローズ部を含み、
    前記マスクは、更に、前記前縁部と逆方向に前記後縁部から延在するベース部を有し、該ベース部の厚み方向に連通して縱方向に延在し、前記空洞と連通している一組の通路が形成され、前記通路の各々は各管上に装着される大きさに構成されたことを特徴とする装置。
  21. 最終の組立状態において、前記中間外殻部は、前記ベース部と前記管に関して複数の方向に横向きに枢動可能である請求項20に記載の持続的気道陽圧(nCPAP)装置。
  22. 前記持続的気道陽圧(nCPAP)生成器は前記管の側部を囲うハウジングを有し、該ハウジングは前記ベース部を受納する大きさに構成され、前記ベース部と前記ハウジングは対応する非対称の外辺形状を規定する請求項20に記載の持続的気道陽圧(nCPAP)装置。
  23. 経鼻持続的気道陽圧(nCPAP)システムに使用するための幼児用の経鼻インターフェイスマスクにおいて、
    該マスクは、空洞を形成するとともに前縁部と中間外殻部と後縁部で構成されているマスク本体を備え、
    前記前縁部は患者との接触面を形成し、前端部で終端し、前端部は空洞と連通する開口を形成するとともに、患者の鼻を覆うように装着される三角形状を有し、患者との接触面は、前記中間外殻部の公称壁厚よりも薄い壁厚を有し、対向する眼球状レリーフと隔壁レリーフを形成し、
    前記後縁部は、前記中間外殻部の公称壁厚よりも薄い壁厚を有し、縱方向の延在部において曲げ部を有し、
    前記マスクは、更に、前記前縁部と逆方向に前記後縁部から延在するベース部を有し、該ベース部の厚み方向に連通して縱方向に延在し、前記空洞と連通している少なくとも1つの通路が形成され、
    前記中間外殻部はベローズ部を介して、ベース部に対して横向きに枢動可能であることを特徴とするマスク。
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