JP2009521755A - たばこパック用防犯タグ - Google Patents
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Abstract
たばこパックライナーの金属層から形成される1つ以上の防犯タグを有するたばこパック。1つの型の防犯タグでは、金属層の一部に電気的に結合される予備成形コイルを利用して、コンデンサを形成し、それによってコイル/コンデンサ防犯タグを完成させる。別の型の防犯タグでは、金属層からアンテナ全体を形成し、次いで、無線周波数識別(RFID)集積回路がアンテナに結合される。両方の型において、取り囲む金属層は、いずれかの防犯タグの場所からライナーの端部まで切断される。
Description
本発明は防犯タグに関する。より詳細には、本発明は、たばこパックのライナー(例えば、アルミニウム)における防犯タグの一体化に関する。
小売品の在庫の存在もしくは店頭からの除去の追跡記録または検出は、電子的な商品監視(EAS)の下で行われている。現在、これには、無線周波数識別(RFID)も含まれる。EASまたはRFID検出は、通常、品物またはそのパッケージにEASまたはRFID防犯タグを付与することによって行われ、それらの防犯タグは、(例えば、店の出口に位置する台において)所定の電磁場に露出されると作動して、何らかの種類の警報を出力したり、受信器または他の検出器にデータを供給したりする。
しかしながら、第1の場合、品物またはそのパッケージにEASまたはRFID防犯タグを付与することは高価であるとともに、防犯タグを形成するために用いられる資源の無駄であり得る。例えばEAS防犯タグは、通常、共振回路を含む。この共振回路は、1つ以上のコイルおよび1つ以上のコンデンサを利用し、EASタグが所定の電磁場(例えば、8.2MHz)に露出されると共振するように動作する。単なる例として、このコイルおよびコンデンサは基板にエッチングされており、それによって多巻の(multi−turn)導体線(これによりコイルを形成する)は、コンデンサの1つの板を形成する導体線パッドの終端となっている。基板の対向する面には、第2のコンデンサ板を形成するように、別の導体線パッドがエッチングされており、この第2の板から、基板の第1の面のコイルの他方の末端へ、基板を通じて電気的な接続が形成されている。このとき、非導電性基板は、コンデンサを形成するための2つの導体線パッド間の誘電体として作用する。このようにして、共振回路が形成される。種々様々な共振タグ製品が市販されており、また特許に記載されている。例えば、特許文献1乃至5には、電気的な監視タグ構造が開示されている。しかしながら、そのような製品では、適切な動作のために基板の両面に導体材料のパターン形成された面を用いる基板が利用されており、また実際に必要である。そのような共振タグ製品を製造するには、両方の基板面に対し特別な導体構造および製造技術が利用される必要がある。現在利用可能なEASタグ構造は多数の欠点を有する。例えば、適切な回路を製造するには、利用可能なタグの両面に対し特別なパターン形成およびエッチング技術を利用する必要があるので、単位当りの処理時間およびコストは増大する。さらに、生産に必要な製造装置も複雑になる。多くの場合、回路構造を形成するために、複雑なフォトエッチング処理が用いられる。認められるように、両面のフォトエッチングには一般に時間がかかり、両面のパターンの正確な整合が必要である。また、両面をパターン形成するには追加の材料が必要であるため、単位当りの材料コストは増大する。
特に無線周波数識別(RFID)タグに関しては、RFIDタグは、上述のような共振回路に結合された、あるいはアンテナ(例えば、ダイポール)に結合された集積回路(IC)を備える。このアンテナは、所定の電磁場(例えば、13.56MHz)に応答して情報信号を放射する。最近では、ICの取り付けは、それぞれのIC接点に対し導電性フランジを電気的に結合し、「チップストラップ(chip strap)」を形成することによって行われている。次いで、このチップストラップが、共振回路またはアンテナに電気的に結合される。例えば、特許文献6(ファーガソン(Ferguson)ら)、特許文献7(チャン(Chung)ら)、特許文献8(ベーグル(Beigel))および特許文献9(ブラディ(Brady)ら)を参照されたい。
米国特許第5,172,461号明細書
米国特許第5,108,822号明細書
米国特許第4,835,524号明細書
米国特許第4,658,264号明細書
米国特許第4,567,473号明細書
米国特許第6,940,408号明細書
米国特許第6,665,193号明細書
米国特許第6,181,287号明細書
米国特許第6,100,804号明細書
各たばこパックどころか、たばこカートンにそのようなEASまたはRFID防犯タグを付与することですら高価になり得る。さらに、各たばこパックにおける箔層の存在によって、EASまたはRFID防犯タグの性能が歪曲されるなど、性能に影響が与えられることがある。また、防犯タグがたばこパック上に用いられる、あるいはたばこパックと共に用いられる場合、パックが開かれたときにその防犯タグを非活性化するための手段が必要である。したがって、防犯タグをアルミニウム層が既に組み合わせられている品物、そのパッケージもしくはその両方上に、またはそれらと共に、より効率的に供給または一体化する必要や、たばこパックが開かれたら防犯タグを非活性化することを可能とする必要が存在している。
たばこパックライナーは、非導電性層(例えば、紙)と、この非導電性層に固定された金属層(例えば、アルミニウム)と、コイルとを含む。この金属層は非導電性層の一部分を露出するように除去される部分を有し、非導電性層の露出される部分は、金属層の残りの部分から電気的に絶縁された、コンデンサ板および第1のリードを含む。コイルは、このコイルの第1の末端に位置する第2のコンデンサ板を含む。コイルは非導電性層の露出される部分に固定されており、これによって第2のコンデンサ板は第1のコンデンサ板の上に位置する。コイルは第2のリードを有する第2の末端を含み、第1のリードおよび第2リードはライナーにおいて防犯タグを形成するように電気的に結合されている。
金属層から形成された防犯タグまたは象眼を含み、非導電性層も含む、たばこパックライナーを製造する方法。この方法は、非導電性層のうちの一領域が接着剤に取り囲まれるように、非導電性層の周縁部に接着剤を塗布する工程と、非導電性層のこの領域からライナーの端部へ延びている周縁部のうちの一部分は接着剤を有しないことと、この領域はコンデンサ板およびリードの形状に接着剤を含むことと、接着剤を上部に有する非導電性層に金属層を付着させる工程と、この領域に第1のコンデンサ板および第1のリードが配置されるように、この領域の形状に金属層を切断する工程と、金属層のうち、接着剤によって非導電性層に結合されていないすべての部分を除去する工程と、それぞれの末端に第2のリードおよび第2のコンデンサ板を有する予備成形コイルの下面に接着剤を塗布する工程と、この領域に予備成形コイルを配置する工程と、予備成形コイルおよび第2のコンデンサ板は第2のコンデンサ板が第1のコンデンサ板の上に重なってコンデンサを形成するように位置していることと、第2のリードの少なくとも一部分は第1のリードの上に重なっていることと、第1のリードおよび第2のリードをかしめ(crimp)、ライナーにおいて防犯タグを形成する工程と、を含む。
たばこパックライナーは、非導電性層(例えば、紙)と、この非導電性層に固定された金属層(例えば、アルミニウム)と、無線周波数識別(RFID)集積回路とを含む。金属層は非導電性層の一部分を露出するように除去される部分を有し、非導電性層の露出される部分はアンテナを含む。無線周波数識別(RFID)集積回路は、ライナーにおいて防犯タグを形成するようにアンテナに結合されている。
金属層から形成された一体型防犯タグまたは象眼を含み、非導電性層も含む、たばこパックライナーを製造する方法。この方法は、パターン形成された接着剤を非導電性層に塗布する工程と、非導電性層に塗布されたパターン形成された接着剤はそれぞれ両末端を有する1つ以上のループからなる形状を有することと、パターン形成された接着剤を上部に有する非導電性層に金属層を付着させる工程と、金属層を、それぞれ両末端を有する1つ以上のループからなる形状に切断し、金属層にコイルまたはアンテナを形成する工程と、金属層のうち、パターン形成された接着剤のいずれの部分によっても非導電性層に結合されていないすべての部分を除去する工程と、アンテナに無線周波数識別(RFID)集積回路を結合する工程と、を含む。
本発明の装置および方法では、すべてのたばこパックに存在する、金属を積層したライナー(例えば、紙で裏打ちされたアルミニウム層)の存在を利用する。たばこパックに防犯タグを付与する代わりに、本発明の装置および方法では、ライナー形成中にライナーの金属層に防犯タグを一体化する。したがって、ライナーが完成すると、防犯タグ(例えば、EAS防犯タグまたはRFID防犯タグ)はライナー自体に埋め込まれている。さらに、これらの防犯タグは、会計係によって販売時点(POS)で非活性化されることが可能である。また、ユーザによってたばこパックが開かれると、たばこに接近するために取られるライナーの操作(例えば、剥取部の除去)によって、防犯タグが非活性化される。
図1には、一体化された防犯タグ22を有するたばこパックライナー20を示す。図11には、第2の実施形態(後で詳細に説明する)の防犯タグ122を示すが、これらが単なる例であることや、ライナーと一体化された他の防犯タグ変形形態が示され得ることが理解される。本発明の重要な特徴は、防犯タグがたばこパックライナー組立品の一部として形成されることである。
図1に最も明らかに見られるように、ライナー20は、たばこパック16の内部に従う直方体に形成される(図10を参照)。従来のたばこパックライナーは、たばこを露出するためにパックから除去される、除去可能な上部を含む。本発明のライナー20は、たばこパック16が開かれると、除去可能な上部10のこの構造を、一体化された防犯タグ22(または図11の防犯タグ122)を非活性化する手段として利用する。ライナー20が形状記憶を有するので、たばこパック16はライナー20の周囲に形成される。詳細には、防犯タグ22(または防犯タグ122)が完成すると、ライナー20は主軸(図示せず)の周りに解放可能に巻かれる。接着剤はライナー20の周囲の様々な場所に塗布される。たばこパックが折り返されライナー20の周りに巻き付けられることによって、たばこパック16の内側にライナー20を粘着的に固定するように、主軸が回転されることが可能である。次いで、たばこパック/ライナー組立品は主軸から除去され、たばこを充填される。充填されると、ライナーの除去可能な上部は、たばこパックの蓋が開かれるとハトロンが見え接近可能となるように位置する剥取部10とともに、適切に折り返される。開かれると、ハトロンが剥取部をつかみライナーから引き離すことによって、たばこを露出すると同時に、防犯タグ22(または防犯タグ122)を破壊する。
従来のたばこパックライナーは、紙などの裏打層に固定された金属層(例えば、アルミニウム)を含む。この金属層は、上述の形状記憶をライナーに与える。しかしながら、本発明の一体化された防犯タグをライナーに形成するには、ライナー自体の製造を変更することが必要である。
図2〜10は、EAS防犯タグ範囲(例えば、2MHz〜14MHz)において動作する一体化された防犯タグ22に関する。図11〜16は、RFID範囲(例えば、ほぼU
HF範囲:850MHz〜950MHz、またはマイクロ波範囲:2.3GHz〜2.6GHz)において動作する一体化された防犯タグ122に関する。
HF範囲:850MHz〜950MHz、またはマイクロ波範囲:2.3GHz〜2.6GHz)において動作する一体化された防犯タグ122に関する。
この目的のため、図2には、ライナーを形成する複数の層と、防犯タグ22を生成するために用いられる工具との部分的な分解図を示す。詳細には、裏打層は、下側のダイ13の上に位置する非導電性層12(例えば、紙)である。次いで、接着剤が非導電性層12に次のように塗布される。接着剤28Aは非導電性層12の周縁部に沿って塗布され、それによって、接着剤を有しない中央部分27を形成する。なお、周縁部の接着剤28Aは、接着剤を有しない小通路29Aが中央部分27と非導電性層12の端部との間に形成されるという点で、連続的でないことも留意される。最後に、接着剤の分離されたパッチ28Bが中央部分27内に供給される。この接着剤パッチ28Bの形状は異なってもよい。単なる例として、パッチ28Bはコンデンサ板およびリードの形状である。次に、金属層14(例えば、アルミニウム)は、接着剤を有する非導電性層12の上に付着される。認められるように、非導電性層12に対する金属層14の付着によって、接着剤が存在しない場所を除き、非導電性層12のすべての場所に金属層14が固定される。中央部分27および分離されたパッチ28Bと同じ形状に形成されたカッター32を有する上側のダイ30は、次いで、金属層14/非導電性層12の積層物に当てられる。これによって、図3に示すように、中央部分27、コンデンサ板31およびリード33ならびに小通路29Aを表す形状35に金属層14が切断される。その結果、部分35は非導電性層12に固定されない。図4には、金属層14から除去されることによって、中央部分27、通路29、コンデンサ板31およびリード33を生じる形状35を示す。除去された金属部分35は再使用可能であり、これによって、金属層14の浪費が最小化される。
図5には、予備成形された多巻コイル36(図6)の下面を示す。多巻コイル36は、コンデンサ板38(図6)と、接着剤42(例えば、アルミニウムに容易に結合するポリエステルまたはポリエチレンなどヒートシール誘電体材料であるが、しかしながら、スチレン有機酸エステル重合体または酢酸ビニルなど、他の誘電体も用いられる)でコーティングされた関連するリード40(図6)とを有する。この予備成形コイルは樹脂44(図8)に支持されており、以下に記載のように取り扱われ、ライナー20に固定されることが可能である。予備成形コイル36は、コンデンサ板38がコンデンサ板31の上に位置するように整合されるように配向される。同様に、リード40はリード33の一部の上に重なるように配置される。コンデンサ板31,38を用いてコンデンサを形成しているとき、およびリード33,40を電気的に一体に結合しているとき、非導電性層12にコイル36を固定する別の上側のダイ45によって圧力および熱が加えられる。詳細には、ダイ45が紙に対してコイル36の本体を押し付けると、接着剤42は非導電性層12と接触し、それによってコイル36を非導電性層12に固定する。同時に、コンデンサ板38の下の接着剤42は、コンデンサ板31,38の間において誘電体として作用することによって、防犯タグ22においてコンデンサを形成する。さらに、ダイ45は、2つのリード33,40をかしめて一体とする、かしめ突起46も備える。さらに、リード40の下に位置する接着剤42は、これらの2つのリード33,40の間において、固定の電気的接続を形成することを容易にする。リード33,40を一体にかしめることによって、コンデンサ板31が予備成形コイル36に電気的に結合される。したがって、防犯タグ22は、コイル36と、板31,38およびそれらの間の誘電性接着剤42から形成されるコンデンサとを備えて形成される。
図8には、上側のダイ45に当てられる前に中央部分に配置された予備成形コイル36および関連部品を示す。見られるように、コイル36およびその関連部品は、取り囲む金属層14と全く接触することなく、中央領域27内に適合することによって、金属層14からコイル36を絶縁している。リード33,40の一部は、中間の接着剤42に重なっている。したがって、上側のダイ45が樹脂44に対して当てられるとき、図9に示すよ
うに、接着剤42は随所で圧縮され、かしめ突起46はリード33,40や接着剤42に噛み合うように作用し、固定の電気的接続を形成する。かしめられたリード31,40の拡大およびかしめられた部分に形成されるキャビティ41を示す図7を参照されたい。
うに、接着剤42は随所で圧縮され、かしめ突起46はリード33,40や接着剤42に噛み合うように作用し、固定の電気的接続を形成する。かしめられたリード31,40の拡大およびかしめられた部分に形成されるキャビティ41を示す図7を参照されたい。
このように形成された防犯タグ22はライナー20の中央領域27内に位置し、間隙(例えば、約0.254cm(約0.10インチ))によって残りの金属層14から絶縁されている。また、通路29は、金属層14の周縁部に中断部分(break)を形成する。試験では、通路29(例えば、約0.254cm(約0.10インチ))を用いて、この閉ループの周縁部に中断部分を設けることによって、防犯タグ22からのより強い応答信号が得られることが実証されている。
防犯タグ22が形成され、ライナー20およびたばこパック16が組立てられると、これらの複数の防犯タグ22の非活性化を行うために、各たばこパック16は、防犯タグ22に隣接するたばこパック16の面が外へ向くようにたばこカートン18(幻影で示す)の中へ配置される。したがって、販売時点の勘定支払時に、会計係はカートン18の両側面18A,18Bを非活性化装置(図示せず)に通す。非活性化装置は、コンデンサ板が短絡するのに充分なエネルギーを生じる高強度電場を印加することによって、カートン18の各タグ22を非活性化する装置を含んでよい。単なる例として、これは、タグコンデンサ板に窪部を含めることや、米国特許第5,861,809号明細書(エクスタイン(Eckstein)ら)によって開示された他の方法などによって行われ得る。
たばこパックが正当に購入され開かれるとEASインテロゲータ場に応答しないように防犯タグ22を非活性化する代替の一手法では、以下に記載するように、ライナー20にミシン目が形成される。図1に示すように、たばこパックのライナーの上部10は、通常、ライナーの残りの部分から切り離される。したがって、パックが開かれるとき、ユーザはパックから上部を引き離して破棄することによって、たばこを露出させる。本発明では、コイル36が中心部分27に付着される前、かつ、ライナー20が主軸(図示せず)に付与される前に、ライナー20にはライナー20の上部10を形成するためにミシン目が形成される。ミシン目43は、金属層14が除去される中央部分27、詳細には、部分35以外においては、ライナーの金属層14および非導電性層12の両方を通じて形成される。なお、中央部分27に位置するリード33を通じてミシン目43が形成されないことが留意される。ユーザが上部10を除去するために引っ張るとき、ライナー20に上部10を固定するショットタブ(図示せず)が切り離され、コンデンサ(板31/38)がコイル36から剥取られることによって、防犯タグ122を非活性化する。
第2の実施形態の防犯タグ122(図11〜16)について、ここで説明する。上述のように、第2の実施形態の防犯タグ122は、RFID範囲(例えば、ほぼUHF範囲:850MHz〜950MHz、またはマイクロ波範囲:2.3GHz〜2.6GHz)において動作する。一体化された防犯タグ122は、ライナー20の金属層に形成されたアンテナ124(例えば、ダイポール)を含む。ここで、RFID IC125(例えば、チップストラップ125A)は、一体化RFID防犯タグ122を形成するために防犯タグ122に結合されている。したがって、ライナー20付きのたばこパック容器がRFID読取機場にさらされ、ライナー20の防犯タグ122がRFID読取機場の周波数(例えば、ほぼUHF範囲:850MHz〜950MHz、またはマイクロ波範囲:2.3GHz〜2.6GHz)に調律されている場合、防犯タグ122は応答する。
図11〜16には、ライナー20に一体化された防犯タグ122を生成する方法を示す。上述のように、従来のたばこパックライナーは、紙などの裏打層に固定された金属層(例えば、アルミニウム)を含む。この金属層は、上述の形状記憶をライナーに与える。しかしながら、本発明の一体化された防犯タグ122をライナー20に形成するには、ライ
ナー自体の製造を変更することが必要である。
ナー自体の製造を変更することが必要である。
この目的のため、図11には、ライナーを形成する複数の層と、防犯タグ122を生成するために用いられる工具との部分的な分解図を示す。詳細には、裏打層は、下側のダイ13の上に位置する非導電性層12(例えば、紙)である。次いで、パターン形成された接着剤が非導電性層12に次のように塗布される。パターン形成された接着剤128は、形成される防犯タグのアンテナの形状を取る。単なる例として、図11には、ダイポールアンテナの形状のパターン形成された接着剤128を示す。また、接着剤128Aは非導電性層12の周縁部に沿って塗布され、それによって、接着剤を有しない中央部分127を形成する。なお、周縁部の接着剤128Aは、接着剤を有しない小通路129Aが中央部分127と非導電性層12の端部との間に形成されるという点で、連続的でないことも留意される。次に、金属層14(例えば、アルミニウム)は、接着剤を有する非導電性層12の上に付着される。認められるように、非導電性層12に対する金属層14の付着によって、接着剤が存在しない場所を除き、非導電性層12のすべての場所に金属層14が固定される。パターン形成された接着剤128および中央部分127と同じ形状に形成されたカッター132を有する上側のダイ130は、次いで、金属層14/非導電性層12の積層物に当てられる。これによって、参照符号135によって示される、中央部分127および軸129Bの形状に、金属層14が切断される。したがって、その結果、部分35は非導電性層12に固定されない。図13には、金属層14から除去されることによって、中央領域127内に位置するダイポールアンテナ124および中央部分127から非導電性層12の端部へ形成されている通路129を生じる形状135を示す。除去された金属部分135は再使用可能であり、これによって、金属層14の浪費が最小化される。
図15には、金属層14を切断してアンテナ124を形成する、カッター132の切断端部132A,132B,132C,132Dを示す。詳細には、これらの端部132A〜132Dは、アンテナ124を形成する金属層14の粘着的に固定された部分ではなく、金属層14の非粘着的に固定された部分(上述のように、部分135に相当)を切断する。図16は、図15と同様であるが、上側のダイ130が持ち上げられ、取り除かれており、切断された部分135が除去されている。このように、この処理の結果は、金属層14の残りの部分から絶縁されているダイポールアンテナ124(要素124A,124Bを有する)である。ここで、図13に最も明らかに見られるように、金属層14は、通路129によって中断されていることを除き、中央部分127の周囲にほぼ完全な金属経路を形成する。なお、上述において第1の実施形態の防犯タグ22に関して記載したように、通路129(例えば、約0.254cm(約0.10インチ))の存在によって防犯タグ122からより強い応答信号が生じることが留意される。また、ダイポール要素124A/124Bは中央部分127の1つの端部に近いように示されているが、これは単なる例であり、重要な特徴は、この要素124A/124Bが残りの金属層14から電気的に絶縁されていることであることも留意される。
アンテナ124が形成されると、図11および図14に示すように、防犯タグ122は、アンテナ124のダイポール要素124A,124Bの面する末端を通じて(RFID防犯タグを形成するために)チップストラップ125Aを付着させることによって完成する。上述のように、チップストラップ125Aは、RFID IC125と、RFID防犯タグ122を形成するためにそれぞれのダイポール要素124A,124Bに電気的に接続(例えば、第1の実施形態に関する上述のかしめ/接着剤)された端子127A,127B(図14)とを含む。チップストラップは、特許文献6(ファーガソンら)、特許文献7(チャンら)、特許文献8(ベーグル)および特許文献9(ブラディら)や、出願通し番号60/730,053号によるものなど、当業者には公知である。
防犯タグ122が形成され、ライナー20およびたばこパック16が組立てられると、
第1の実施形態の防犯タグ22に関して上述において記載したように、これらの複数の防犯タグ22の非活性化を行うために、各たばこパック16は、防犯タグ122に隣接するたばこパック16の面が外へ向くようにたばこカートン18(幻影で示す)の中へ配置される。したがって、販売時点の会計時に、会計係はカートン18の両側面18A,18Bを非活性化装置(図示せず)に通す。非活性化装置は、ダイポール要素124A,124Bが短絡するのに充分なエネルギーを生じる高強度電場を印加することによって、カートン18の各タグ122を非活性化する装置を含んでよい。単なる例として、これは、米国特許第5,861,809号明細書(エクスタインら)によって開示された不活性化方法によって行われ得る。
第1の実施形態の防犯タグ22に関して上述において記載したように、これらの複数の防犯タグ22の非活性化を行うために、各たばこパック16は、防犯タグ122に隣接するたばこパック16の面が外へ向くようにたばこカートン18(幻影で示す)の中へ配置される。したがって、販売時点の会計時に、会計係はカートン18の両側面18A,18Bを非活性化装置(図示せず)に通す。非活性化装置は、ダイポール要素124A,124Bが短絡するのに充分なエネルギーを生じる高強度電場を印加することによって、カートン18の各タグ122を非活性化する装置を含んでよい。単なる例として、これは、米国特許第5,861,809号明細書(エクスタインら)によって開示された不活性化方法によって行われ得る。
たばこパックが正当に購入され開かれるとRFID読取機場に応答しないように防犯タグ122を非活性化する代替の一手法では、以下に記載するように、ライナー20にミシン目が形成される。図11に示すように、たばこパックのライナーの上部10は、通常、ライナーの残りの部分から切り離される。したがって、パックが開かれるとき、ユーザはパックから上部を引き離して破棄することによって、たばこを露出させる。本発明では、部分135が除去された後、かつ、ライナー20が主軸(図示せず)に付与される前に、ライナー20にはライナー20の部分10を形成するためにミシン目が形成される。ミシン目143は、金属層14が除去される中央部分127、詳細には、部分135以外においては、ライナーの金属層14および非導電性層12の両方を通じて形成される。なお、中央部分127に位置するダイポール要素124Bを通じてミシン目143が形成されないことが留意される。ユーザが上部10を除去するために引っ張るとき、ライナー20に上部10を固定するショットタブ(図示せず)が切り離され、ダイポール要素124Bが剥取られることによって、防犯タグ122を非活性化する。
上述のように、パターン形成された接着剤が非導電性層12に塗布される。このパターン形成された接着剤の塗布および切断手順の詳細は、2002年9月5日に出願の「防犯タグおよびその製造方法(Security Tag and Process for
Making Same)」と題する米国出願第10/235,733号明細書および2004年11月29日に出願の「防犯タグにおいてコンデンサ板を整合させる方法およびそれによって形成されるコンデンサ(A Method for Aligning Capacitor Plates in a Security Tag and a
Capacitor Formed Thereby)」と題する米国出願第10/998,496号明細書により提供される。
Making Same)」と題する米国出願第10/235,733号明細書および2004年11月29日に出願の「防犯タグにおいてコンデンサ板を整合させる方法およびそれによって形成されるコンデンサ(A Method for Aligning Capacitor Plates in a Security Tag and a
Capacitor Formed Thereby)」と題する米国出願第10/998,496号明細書により提供される。
さらに、示したコイル36/アンテナ124が単なる例であることが理解される。異なるカッター32/132を有する上側のダイ30/130によって、単一ループのコイルまたはアンテナが生成され得る。
本明細書を通じて用いられる用語「象眼(inlay)」は、完成したタグ(例えば、EASタグまたはRFIDタグ)は、それ自身がラベルの一部を形成してもよく、品物上に用いられる、またはその他品物に関連したラベルに結合されてもよいことを意味する。
Claims (32)
- たばこパックライナーであって、
非導電性層と、
前記非導電性層に固定された金属層と、前記金属層は前記非導電性層の一部分を露出するように除去される部分を有することと、前記非導電性層の露出される部分は、前記金属層の残りの部分から電気的に絶縁された、コンデンサ板および第1のリードを含むことと、
コイルと、前記コイルは前記コイルの第1の末端に位置する第2のコンデンサ板を含むことと、前記コイルが前記非導電性層の露出される部分に固定されていることによって、第2のコンデンサ板は第1のコンデンサ板の上に位置することと、前記コイルは第2のリードを有する第2の末端を含むことと、第1のリードおよび第2リードは前記ライナーにおいて防犯タグを形成するように電気的に結合されていることと、
からなるたばこパックライナー。 - 第1のコンデンサ板と第2のコンデンサ板との間に誘電体を形成する接着剤が、前記コイルの1つの面に塗布されている請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記接着剤は一体にかしめられている第1のリードと第2のリードとの間に位置する請求項2に記載のたばこパックライナー。
- 前記金属層の除去される部分は、除去された前記金属層の中央領域を含み、さらに、前記金属層のうち、前記ライナーの端部から前記中央領域まで延びる部分を含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記金属層はアルミニウムを含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記非導電性層は紙を含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記コイルは多巻コイルを含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記防犯タグは約2〜14MHzの周波数の信号に応答する請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 前記ライナーのうち前記防犯タグの少なくとも一部分を含む部分が前記ライナーから切り離されることを可能とするミシン目を含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 充分に高い電場が印加されるときに前記防犯タグの非活性化を行うための窪部を、第1のコンデンサ板および第2のコンデンサ板のうちの少なくとも一方に含む請求項1に記載のたばこパックライナー。
- 金属層から形成された防犯タグまたは象眼を含み、非導電性層を含む、たばこパックライナーを製造する方法であって、
前記非導電性層のうちの一領域が接着剤に取り囲まれるように、前記非導電性層の周縁部に接着剤を塗布する工程と、前記非導電性層の前記領域から前記ライナーの端部へ延びている前記周縁部のうちの一部分は接着剤を有しないことと、前記領域はコンデンサ板およびリードの形状に接着剤を含むことと、
前記接着剤を上部に有する前記非導電性層に金属層を付着させる工程と、
第1のコンデンサ板および第1のリードが前記領域に配置されるように、前記金属層を前記領域の前記形状に切断する工程と、
前記金属層のうち、前記接着剤によって前記非導電性層に結合されていないすべての部分を除去する工程と、
それぞれの末端に第2のリードおよび第2のコンデンサ板を有する予備成形コイルの下面に接着剤を塗布する工程と、
前記領域に前記予備成形コイルを配置する工程と、前記予備成形コイルおよび第2のコンデンサ板は第2のコンデンサ板が第1のコンデンサ板の上に重なってコンデンサを形成するように位置していることと、第2のリードの少なくとも一部分は第1のリードの上に重なっていることと、
第1のリードおよび第2のリードをかしめ、前記ライナーにおいて前記防犯タグを形成する工程と、
からなる方法。 - 前記金属層はアルミニウムを含む請求項11に記載の方法。
- 前記非導電性層は紙を含む請求項11に記載の方法。
- 前記コイルは多巻コイルを含む請求項11に記載の方法。
- 前記防犯タグは約2〜14MHzの周波数の信号に応答する請求項11に記載の方法。
- 前記防犯タグの非活性化のために前記ライナーが分離されることを可能とするように、前記ライナーのうち、前記防犯タグの一部分を収容している部分にミシン目を形成する工程を含む請求項11に記載の方法。
- 充分に高い電場が印加されるときに前記防犯タグの非活性化を行うための窪部を、第1のコンデンサ板または第2のコンデンサ板に含める工程を含む請求項11に記載の方法。
- たばこパックライナーであって、
非導電性層と、
前記非導電性層に固定された金属層と、前記金属層は前記非導電性層の一部分を露出するように除去される部分を有することと、前記非導電性層の露出される部分はアンテナを含むことと、
防犯タグを形成するように前記アンテナに結合された無線周波数識別(RFID)集積回路と、
からなるたばこパックライナー。 - 前記金属層の除去される部分は、除去された前記金属層の中央領域を含み、さらに、前記金属層のうち、前記ライナーの端部から前記中央領域まで延びる部分を含む請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記アンテナは前記アンテナのダイポール要素間の間隙を含み、同間隙を通じて前記RFID集積回路は電気的に接続されている、請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記金属層はアルミニウムを含む請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記非導電性層はポリスチレンを含む請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記アンテナの一部分を含む剥取部を含む請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記RFID集積回路はチップストラップを含む請求項18に記載のたばこパックライ
ナー。 - 前記防犯タグは約850MHz以上の周波数の信号に応答する請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 前記ライナーのうち前記防犯タグの少なくとも一部分を含む部分が前記ライナーから切り離されることを可能とするミシン目を含む請求項18に記載のたばこパックライナー。
- 金属層から形成された一体型防犯タグまたは象眼を含み、非導電性層を含む、たばこパックライナーを製造する方法であって、
パターン形成された接着剤を前記非導電性層に塗布する工程と、前記非導電性層に塗布された前記パターン形成された接着剤はそれぞれ両末端を有する1つ以上のループからなる形状を有することと、
前記パターン形成された接着剤を上部に有する前記非導電性層に金属層を付着させる工程と、
前記金属層を、それぞれ両末端を有する1つ以上のループからなる前記形状に切断し、前記金属層にアンテナを形成する工程と、
前記金属層のうち、前記パターン形成された接着剤のいずれの部分によっても前記非導電性層に結合されていないすべての部分を除去する工程と、
前記アンテナに無線周波数識別(RFID)集積回路を結合する工程と、
からなる方法。 - 前記アンテナにRFID集積回路を結合する工程は、前記アンテナのダイポール要素間に前記RFID集積回路を結合する工程を含む請求項27に記載の方法。
- 前記RFID集積回路はチップストラップを含む請求項28に記載の方法。
- 前記たばこパックライナーの剥取可能な一部分にミシン目を形成する工程を含み、同工程は前記アンテナに直接隣接した非導電性層にミシン目を形成する工程を含む請求項27に記載の方法。
- 前記防犯タグは約850MHz以上の周波数の信号に応答する請求項27に記載の方法。
- 前記防犯タグの非活性化のために前記ライナーが分離されることを可能とするように、前記ライナーのうち、前記防犯タグの一部分を収容している部分にミシン目を形成する工程を含む請求項27に記載の方法。
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