JP2009521275A - 胃内詰物装置 - Google Patents

胃内詰物装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009521275A
JP2009521275A JP2008547504A JP2008547504A JP2009521275A JP 2009521275 A JP2009521275 A JP 2009521275A JP 2008547504 A JP2008547504 A JP 2008547504A JP 2008547504 A JP2008547504 A JP 2008547504A JP 2009521275 A JP2009521275 A JP 2009521275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
filling device
stomach
gastric
balloon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008547504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4900978B2 (ja
Inventor
クラッグ,アンドリュー,エイチ.
クイジャノ,ロドルフォ,シー.
ツー,ホーシェン
Original Assignee
リシェイプ メディカル, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リシェイプ メディカル, インコーポレイテッド filed Critical リシェイプ メディカル, インコーポレイテッド
Publication of JP2009521275A publication Critical patent/JP2009521275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900978B2 publication Critical patent/JP4900978B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/0076Implantable devices or invasive measures preventing normal digestion, e.g. Bariatric or gastric sleeves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/003Implantable devices or invasive measures inflatable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/003Implantable devices or invasive measures inflatable
    • A61F5/0033Implantable devices or invasive measures inflatable with more than one chamber
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/0036Intragastrical devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/0036Intragastrical devices
    • A61F5/004Intragastrical devices remotely adjustable

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

患者の胃の容量を縮小することにより肥満患者を治療する胃内詰物(空間充填)装置は、インフレイタブル(膨張式)の詰物と、胃内詰物(空間充填)装置に固定されている安全部材とからなり、安全部材は胃内詰物(空間充填)装置を摘出するための注意信号を発生する構成である。

Description

本発明は、一般的には埋め込み可能な体重コントロール装置に関し、より詳細には、患者の体内に取り出し可能に移植(埋め込み)できる胃内詰物装置に関連する。
極度に肥満の人の体重の減量を達成するために使用される胃内詰物装置は、すでに先行技術の中で知られている。この目的達成のために使用されるすべての胃内詰物は、基本的には空のバッグまたは詰物を食道を通じて胃に挿入設置する構成のものである。その後、バッグまたは詰物は、口あるいは鼻を通って胃に挿入配送されるフィラー・チューブまたはカテーテルを介して、食塩水のような適切な送入流体によって(完全に、あるいは部分的に)満たされる。詰物は、胃の中の空間を占領することによって、より少ない空間を食べ物のために残し、肥満者のために満足(満腹)感を作り出すものである。従来技術の臨床による経験では、多くの肥満患者にとって詰物は、欲求(食欲)のコントロールや減量の達成を著しく助けることが明らかにされている。従来技術で開示されている胃内のバッグや詰物の中の1つのタイプは、詰物が胃にある間、全期間を通してフィラー・チューブが接続され続けるものである。チューブは、鼻孔を通して患者の胃へ導入される。そのような胃内の詰物は、例えば、アメリカ特許No.4,133,315に開示されている。
アメリカ特許No.4,416,267およびNo.4,899,747 Garren et al.には、貫通して伸びる中央に穴のある柔軟なドーナツ状のインフレイタブル(膨張式)詰物であって、胃の容量の縮小により人間の肥満を治療する胃内挿入物が開示されている。詰物の少なくとも1つの部分には、詰物を膨張させるために針で穴を開け、針の取り出しと同時に穴を閉じる自己密封(封鎖)物質が備わっている。この方法は、胃の容量を縮小するために、肥満治療を受ける人の胃の内部へ詰物を挿入設置することから構成される。Garren et al.の胃内挿入物は、十分に食欲をコントロールする働きをするものである。しかしながら、挿入物は、意に反して縮小(収縮)したり崩壊したりして幽門あるいは小腸への妨害という結果を招く可能性がある。それは、胃内詰物(空間充填)装置19が注意警告を発生して、適時に早急に挿入物を患者から取出すことができることが望ましいことを示している。
小腸の吸収性表面をバイパス(迂回)すること、または分割あるいはバイパスによって胃のサイズを縮小することを目的とするいくつかの外科技術が試みられていた。これらの手術では、病的に肥満な患者への施術が危険であること、かつ多くの生命に危険のある手術後の併発症を発生することの両方が証明された。さらに、そのような手術の手順は、多くの場合原状回復が難しいものである。
肥満治療のための外科以外の試みに、ほとんどの人が、食べ物の摂取を制限する十分な意思力を所有しないことで、失敗してしまう任意のダイエットが含まれている。他の試みとしては、しばしばタブレット(錠剤)の形で摂取される、メチルセルロースのような胃の増量剤の使用がある。メチルセルロースは、人を満腹感で満たすよう胃の中で膨張する。その他に、インフレイタブル(膨張式)バッグとチューブの組合せとして、バッグを胃の中に飲み込んで、特に食事の直前または食事の間に、付属のチューブを使って定期的にバッグを膨張させるものが提案されている。一旦、人が食事を摂ったら、バッグを全部いっぺんに収縮させることも出来るが、消化している状態および胃内容物の緩やかな減少を疑似体験するように数時間をかけて徐々に抜くこともできる。
1979年1月9日に発行されたアメリカ特許No.4,133,315では、インフレイタブル(膨張式)バッグおよびチューブの組合せが開示されている。チューブ(管)は、バッグに付属して、治療される人の食道の内部に取り付けられて残る。これらのチューブは、食道の浸食および潰瘍の原因となることもある。この特許では、さらに胃壁の開口部や腹の開口部から伸延して胃のバッグを膨らますための永久に取付けられたチューブを使用する胃切開法が開示されている。
1981年1月27日に発行されたアメリカ特許No.4,246,893では、外科的に胃の外部で隣接して設置されるインフレイタブル(膨張式)バッグとチューブの組合せが開示されている。バッグの膨張により、上腹部は膨らみ、それによって胃が押圧され、満腹感を生じさせ、食物を摂取したいという人の食欲を減少させる構成である。
1996年7月8日に発行されたアメリカ特許No.4,598,699には、内部が通路となっている細長い可撓管と、膨張した胃充填物を把持し安定させるように配置構成された可撓管先端の保持装置を備えた、肥満治療を受けている人の胃の空洞から膨張する充填物を取り出す内視鏡機器が開示されている。
先行技術として、胃の中の神経筋組織を刺激する胃の刺激装置が、例えば、アメリカ特許No.6,826,428に開示されている。開示された1つには、刺激電極を使用する胃腸の活動の調整方法と、Gl域あるいは胃に対する電気的刺激のフィードバック制御を提供するセンサが開示されている。
1987年9月22日に発行されたアメリカ特許No.4,694,827には、食物摂取を抑止するもので、膨張時に、バルーンによる胃壁の物理的損傷を最小限にするために、距離を置いた位置でバルーンの複数の滑面凸部突起が胃壁に接触するように構成された、胃の中に挿入可能で膨張可能なバルーン(風船体)が開示されている。
2004年6月8日に発行されたアメリカ特許No.6,746,460には、胃の中に挿入される拡張可能な装置で、胃壁に固着または固定することによって維持される拡張可能な装置が開示されている。その拡張可能装置は、患者の胃壁の1つまたは複数の襞を通って少なくとも部分的に伸びるように構成された1または1以上の締結具(ファスナ)を取り付ける境界域を持っている。その締結具(ファスナ)は、例えば、螺旋形、細長い、輪、クランプ、のような様々な形状で成形され、それらは貫通孔のない構造である。
胃部分のサイズを縮小すると、かなりの割合で人の体重は減量を引き起こすことが示され、また、本件開示は、胃部分のサイズを非手術的に縮小し、かつ容易に取り出し可能である装置の提供を目的としている。本発明の1つの観点としては、プログラムされた容量調整機能と、潜在する事故に対応した警告信号機能を備えた胃内詰物装置19を開示することにある。
アメリカ特許No.4,416,267 アメリカ特許No.4,899,747 アメリカ特許No.4,133,315 アメリカ特許No.4,246,893 アメリカ特許No.4,598,699 アメリカ特許No.6,826,428 アメリカ特許No.4,694,827 アメリカ特許No.6,746,460
本件開示の特徴によれば、開示されている胃の容量の縮小に有効な胃内詰物装置は、インフレイタブル(膨張式)な胃内詰物と胃内詰物に装備される安全部材とからなる構成であり、該安全部材は詰物の取り出しを可能にする注意信号を発生するメカニズから構成されている。
本件開示の好ましい実施例によれば、本件の開示の視点は、胃の容量を縮小させて患者の肥満を治療するための胃内詰物システムと関連しており、相互に固定された少なくとも2つの柔軟なインフレイタブル(膨張式)の詰物からなり、第一詰物は、胃内部の容量に対し膨張可能であり流体のコミュニケーション(相互移入)はなく、少なくとも第一詰物の部分は、生物分解物質で作られている。実施例では、本件開示の胃内詰物装置は、患者に対する腸閉塞症、浸食、穿孔(貫通)および感染の影響が殆どないか最小限であるという特徴がある。1つの好ましい実施例では、詰物は、一般に胃の形に近似し、より完全な胃空間の充填(胃のボリュームの95%まで)が実現できる。
本件開示の実施例によれば、詰物システムは、レシーバー(受信機)またはコントローラーに対して1つの詰物の内圧記録を送信するための圧力センサ(感知)部材で構成されている。更なる実施例では、圧力センサ(感知)部材は、第一詰物の内圧を感知するために、胃内詰物装置の少なくとも2つの詰物のうちの最初のものに装着される。更なる実施例では、圧力センサ部材は、計測された内圧信号を無線で患者の体外の受信機に正確に送信するための発信機からなる。正確に計測された内圧は、詰物システムの取り出しを示すために前もって定義されたスレショルド(限界基準)値である圧力と対比される。実施例では、圧力センサ部材は、pHセンサ、流量センサ、温度センサ、電解質センサまたは同種のものによって代替することができる。
実施例では、胃内詰物システムの少なくとも2つの詰物のうちの2つは、胃の小袋内部でタンデムに(縦一列に並んで)構成されるか、実質的にお互いが平行になるように構成される。
本件開示のその他の実施例によれば、胃内詰物システムの2つの詰物の少なくとも1つは、胃の内壁に固定される。更なる実施例では、固定操作は、詰物が胃の内壁と接触している間に膨張した時には固定機構がアクティブになるように、また、詰物が収縮した時には、固定機構が逆に開放となるように設計され装備されている。
本件開示のその他の実施例によれば、少なくとも2つの詰物の少なくとも1つの部分は、超音波により視覚で確認することが可能である。ビジュアル(視覚)化の1つの方法としては、詰物の一部で又はその上で超音波による視覚確認可能な気泡を使うことである。その他の方法としては、詰物の一部で又はその上に超音波による視覚確認可能なコントラスト材を組込むことである。
一つの実施例では、胃内詰物システムは、患者の食道を通して取り出し可能に構成されている。その他の実施例では、詰物の外表面の少なくとも1つの部分は、ポリテトラフルオロエチレン、不活性物質、あるいはその他の生体適合性のある生物物質(アルブミン、メラトニン、フォスフォリルコリン、たんぱく質のようなもの)で構成され、非酸性物質、耐腐食性物質、非粘着物質で処理(被覆)されている。表面の処理の方法は、コーティング、ペインティング、浸漬、飽和およびその他同種の方法からなる。
本件開示は、インフレイタブル(膨張式)の詰物と、詰物に取り付けられる安全部材とで構成される胃ボリュームの縮小により患者の肥満を治療するための胃内詰物システムを提供するものであり、該安全部材は、詰物を取り出すための注意信号を発生する機構で構成されている。
本件開示では、膨張した状態での第一基準形と、収縮した状態で第一基準形を実質的に維持するための手段とからなる、インフレイタブル(膨張式)の詰物で構成される胃ボリュームの縮小により患者の肥満を治療するための胃内詰物システムを提供する。実施例において、収縮した状態での第一基準形を実質的に維持するための手段とは、詰物上に螺旋状の支えとなるリッジライン(山背線ridgeline)を提供することであり、螺旋状のリッジライン(山背線ridgeline)は、詰物を構成する物質に類似する物質で構成される。その他の実施例において、収縮した状態での第一基準形を実質上維持するための手段とは、詰物の内部スペースの内側に複数のクロス棒を提供することである。
本件開示の幾つかの観点としては、膨張した状態で第一横断面の周囲寸法となり、収縮した状態で第一横断面の周囲寸法の少なくとも75パーセントとなるように第二横断面の周囲寸法を維持する手段とを備えたインフレイタブル(膨張式)の詰物で構成される胃ボリュームの縮小により患者の肥満を治療するための胃内詰物システムを提供する。
実施例では、胃内詰物システムの少なくとも2つのどちらかの詰物には、貫通して伸びる中央開口が設けられている。その他の実施例では、少なくとも2つの詰物のうちの1つが、ポリウレタン・シート素材から構成されている。更にその他の実施例では、ポリウレタン・シート素材は、単一層で構成されている。他のポリマー・シート素材、準拠(コンプライアント)したもの(例えば、シリコーン、ナイロン)あるいは、準拠しない(ノン・コンプライアント)もの(例えば、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン)でも、本来の用途に適合するであろう。
実施例では、胃内詰物システムの生物分解性物質は、ラクチド、グリコリド(glycolide)、カプロラクトン、ポリジオキアノン(polydioxanone)、トリメチレン(trimethylene)炭酸塩、ポリオセオエスタ(polyorthoesters)およびポリエチレンオキシドの重合体もしくは共重合体から成るグループから選択される。その他の実施例では、少なくとも2つの詰物のうちの1つは、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン、共同ポリマーおよび同種のものからから成るグループから選ばれた非生物分解性の物質で作られる。
本件開示の観点は、悪心(吐き気)抑制剤でコーティングされた胃内詰物装置の移植による悪心(吐き気)の最少化効果で患者の肥満を治療する方法を提供する。
本件開示は、お互いに固定されている少なくとも二つのインフレイタブル(膨張式)の詰物から成る胃の容量を減少させることにより肥満患者を治療する胃内詰物(空間充填)装置であり、それぞれのインフレイタブル(膨張式)の詰物には個々に注入開口部が設けられている。一実施形態では、さらに胃内詰物(空間充填)装置は、少なくとも二つのインフレイタブル(膨張式)の詰物のうち第一の詰め物の内圧を感知するための圧力センサ部材を装備し、更に圧力センサ部材は検知した内圧を患者の体外の受信機に無線送信するための送信機を装備している。また、一つの実施形態では、胃内詰物(空間充填)装置は三つまたは四つの詰め物から成る。
実施例によると、胃内詰物(空間充填)装置の少なくとも一つの詰め物は、超音波による視覚での確認または検出が可能であり、また超音波信号を発するための超音波変換器を装備している。
本件開示の観点によれば、インフレイタブル(膨張式)の詰物は、細長い詰め物の第一端に第一端環(end-ring)を、第二端に第二端環(end-ring)を備えた、少なくとも一つの細長いインフレイタブル(膨張式)の詰物から成り、胃の容量を減少させることにより肥満患者を治療する胃内詰物(空間充填)装置に関連している。一つの実施形態では、第一端環(end-ring)と第二端環(end-ring)は、胃の内壁に対して詰物を植込む(stent)サイズと形状に形成されている。他の実施形態では、詰物の内部は膨潤性ヒドロゲルで満たされており、そのヒドロゲルは温度感受性またはpH(ペーハー)感受性のあるヒドロゲルからなる。
本件開示の特徴によれば、胃の容量を減少させることにより肥満患者を治療するための胃内詰物(空間充填)装置は、少なくとも一つのインフレイタブル(膨張式)の詰物が注入開口部を備えた少なくとも一つのインフレイタブル(膨張式)の詰物からなるものが開示されている。
本件開示のものと同様の特徴によれば、胃内詰物(空間充填)装置は、環状装置(ring system)、掴む装置、磁気装置、吸引装置により取り出し可能な構成である。該取り出し装置は、穴を開けて胃内詰物(空間充填)装置の容量を減らすための穴開け機構と一体となっていることが好ましい。
本件開示の更なる特徴は、それぞれの詰物に注入された物質の容量は調節可能であり、遠隔での調節も可能な構成である。
さらに本件開示の他の特徴としては、その容量が、追加物質の注入、異なる物質の注入、インフレイタブル(膨張式)詰物の間の物質の再配置、または化学膨張物質の導入のうちの一つにより調節される構成である。
最後に、本件開示の他の特徴としては、少なくとも一つの詰物が、外部供給源から穴を開けることを可能にするためにセルフシーリング(自己封緘)表面部材からなる構成であるが、外部供給源が取り除かれた後は密閉状態を維持する構造からなる。
図面の簡単な説明
本件開示のさらなる目的と特徴は、以下の例示的な実施例の詳細な説明を添付の図面を参照にして読むことにより、より明白になり、発明自体もよく理解できる。
図1は、互いに平行に、かつ固定された2つの詰物を備えた胃内詰物装置の実施例を示している。
図2は、中央通路が通った図1の2つの詰物のうちの1の詰物の実施例を示している。
図3は、互いにタンデム(縦並び)に、そして固定された2つの詰物を備えた胃内詰物装置の実施例を示している。
図4は、補助メカニズムを備えたインフレイタブル(膨張式)の詰物をもつ胃内詰物装置の実施例を示している。
図5は、図4の補助メカニズムの断面図の実施例を示している。
図6は、接続された2つの拡張可能部材からなる胃内詰物装置の1つの実施例を示している。
図7は、レシピエント(臓器受容者)内での図6の胃内詰物装置の実例の実施例を示している。
図8は、形状記憶メカニズムで構成される胃内詰物装置の実施例を示している。
図9は、図8の胃内詰物装置の実施例の斜視図である。
図10は、調整可能な胃内詰物装置の実施例を示している。
図11は、調整可能な胃内詰物装置の実施例を示している。
図12Aは、マルチバルーン(複数膨張部)胃内詰物装置の一つの実施例を示す。
図12Bは、マルチバルーン胃内詰物装置の別の実施例を示す。
図13Aは、フリーフローティング(自由浮遊型)胃内詰物装置の実施例を示す。
図13Bは、図13Aの胃内詰物装置を胃の中で配置した想定の実施例を示す。
図14Aは、ノンフローティング(非浮遊型)胃内詰物装置を示す。
図14Bは、ノンフローティング(非浮遊型)胃内詰物装置の実施例の垂直断面図を示す。
図14Cは、図14Aの胃内詰物装置の胃の中での配置の想定の実施例を示す。
図15は、胃内詰物装置を非外科(手術)的に移植する配送装置の実施例を示す。
図16は、患者から胃内詰物装置を取り出す(除去する)実施例の一つの実施態様を示す。
図17は、本件開示の要旨に従って詰物上に設置された圧力センサの構成部材の実施例を示す。
図18は、本件開示のダブルバルーン胃内詰物装置の実施例を示す。
図19Aは、ダブルバルーン胃内詰物装置の一実施例を示す。
図19Bは、横断図に沿った胃内詰物装置の横断面図を示す。
図19Cは、前(先)頭面に沿った胃内詰物装置の縦断面図を示す。
図19Dは、バルーン上面の前(先)頭面に沿った胃内詰物装置の接近縦断面図を示す。
図20Aは、図18のダブルバルーン胃内詰物装置の流体を注入する補助装備を示す。
図20Bは、20Aの流体を注入する補助装備の4−4の縦断面図を示す。
以下詳述される本件開示の実施例は、特に胃の容積を縮小させるための少なくとも1つの詰物と、微生物の働きによって分解される物質からなる1つの詰物から構成され、微生物の働きによって分解される物質(すなわち、詰物の少なくとも一部分は微生物の働きによって分解される物質から作られている)は、胃内詰物装置の適時の取り出しの警告信号として使用される。また、様々な実施例の具体的詳細が説明されているが、記述は単に例示であって、本発明を限定するものではない。更に、本発明の様々な応用および改良は当業者によって、以下に詳述する一般概念の中に包含されることになる。
胃は、非常に活動的な筋肉を備えたJ型の臓器である。胃の筋肉はどれだけの食物が胃にあるかによって、拡大または収縮する。この収縮が食品を機械的に砕き分解する。分解(破砕)の目的は、化学物質が作用するための利用可能な表面積を増加させることにある。胃の胃腺は、部分的にタンパク質を消化して、化学分解を行う酵素を分泌する。ペプシンは、タンパク質を分解する酵素である。胃腺は、さらに食品内のほとんどすべての細菌を殺す塩酸を分泌し、酸に不安定なタンパク質を分解(破砕)して消化を助ける。(胃腺は)さらに、塩酸から胃壁を保護する粘液を分泌する。すべての食品が機械的、化学的に分解されるころには、食品は半流動性の物質になって蠕動によって胃を離れ小腸に導入される。
胃の構造は、非常に独特である。胃は、噴門、胃底部、胃体部、幽門の4つの部分に区分することができる。噴門は、心臓に最も近く、かつ食道が胃と接続する部分である。胃底部は(立位状態では)胃の他の部分より上のカーブしている部分である。胃体部は、中央の部分で、大部分の組織からなる。幽門は、小腸に接続される部分である。噴門および幽門は、それぞれ、食物と流動体の動きを調整する括約筋を持っている。
人間の胃の容積は、人によって様々である。一般に、人間の胃は、約1リットルの容積を持っている。胃が拡張する能力を持っているので、4リットルまでは保持することができる。
本件開示の装置は、胃または他の内臓器官その他のミグレーション(migration変位・移動)、腸閉塞症、出血性素因、侵食(腐食)、穿孔を、防止または回避するメカニズムを提供することを意図としている。いくつかの合併症は、装置の構造的な利点の方がリスクに勝っている場合には許容することができるが、例えば、アクセス・サイト(access site)に関する軽い合併症や、一部の患者の不快症状は、装置の存在自体が原因であったり、アクセス・サイト(access site)の関連した問題が原因で吐き気、膨張感その他の症状となる。
胃内詰物装置は、胃を95%に至るまで満たすことができ、自動調整可能で、持ち運びも可能である。圧力の入力信号、容積、pH、温度、サイズ、電解質特性などによって詰物を調節するようにダイヤルまたはプログラムすることができる。実施例では、胃内詰物装置は、また、出血/潰瘍の検出、ミグレーションリミッタ(migration limiter 変位制御)、等々のような異常(欠陥)検出メカニズムを備えている。実施例によると、調整可能な胃内詰物装置は、取り出し可能でもある。装置は、患者の胃の形やサイズに作られるか又は適合させるカスタム型のどちらかで、食糧摂取量の制限の為に設計され調整される。
本件開示のある視点では、患者内の又は詰物内の流体圧力を測定する方法を提供するものであって、その構成は:
(a)インダクタンスコイルと、間隔を置いて設置されているキャパシタプレート(蓄電板)とからなるインダクティブ(誘導)キャパシティブ(容量性)回路とからなり、1つのキャパシタプレートは流体と圧力接触している構成の、ワイヤレスキャパシティブ(容量性)MEMSチップセンサを提供すること;と
(b)センサからの内部信号として共鳴周波数反応を発生させ、センサへの外部信号としての相互インダクタンスを誘発すること;と
(c)直列抵抗の変化に起因する、センサの流体の圧力によって生ずるプレートの間隔の変化によるキャパシタンスの変化によって生じるセンサからの共鳴周波数反応の機能としての内部信号によって患者の内部流体圧力を外部から測定すること;と
からなる方法であり、
使用される圧力センサの構成部材および使用方法は、当業者によく知られており、例えば、MEMSユニットはアメリカ特許No.6,890,300あるいはNo.6,939,299で公開されている。
本件開示の態様は、インフレイタブル(膨張式)詰物と、詰物に固定された安全部材とから成る構成であって、胃の容量を縮小することによる肥満患者の治療のための胃内詰物装置を提供するものであり、安全部材は詰物の取り出しの原因となる注意信号を発生させ、また胃内詰物装置の外部表面の少なくとも1部をメラトニンによる処理としている。
本件開示のいくつかの態様として、第一詰物の内圧を判断するための胃内詰物装置の少なくとも2つの詰物のうちの最初の1つに装着される圧力センサ部材を提供することにある。実施例では、圧力センサ部材は、胃内詰物装置の生分解性(可能)の詰物に装着されている。別の実施例では、圧力センサ部材は、本件開示の少なくとも2つの詰物のうちの1つか、あるいは全てに装着されている。さらに、別の実施例では、圧力センサ部材は、さらに、測定された内圧を患者または移植者の体外にある受信機に無線送信するための送信機からなる。
図1から図20は、胃内詰物装置19の実施例と製造方法および本件開示の胃内詰物装置19の取り出し、埋め込みの為の配送機器を示している。図1は、胃泡および、互いに平行になるように装備された2つの詰物21A、21Bからなる胃内詰物装置19を示している。
実施例では、胃内詰物装置19は、2つの詰物21A、21Bからなり、第二詰物21Bは第一詰物21Aにエンクローズされ(取り囲まれ)ており、第一詰物21Aの少なくとも1部分は微生物の働きによって分解される物質から作られていて、第一詰物21Aの圧力測定の為の圧力センサ部材(例えば図17参照)がオプションで装備されている。さらなる実施例では、胃内詰物装置19は、2つの詰物21A、21Bからなり、21Bは、第一詰物21Aの中にエンクローズされ(取り囲まれ)ており、第一詰物21Aの少なくとも1部分は生物分解物質からなり、第一詰物の内容物の1または複数の特性であるpH、温度、電解質タイプ、電解質濃度その他を測定するためのセンサ部材を備えている。
他の実施例では、第一詰物21Aと第二詰物21B間のスペースは、色彩または臭気発生機能の添加された液体または生理食塩水で満たされており、第一詰物がダメになったり、収縮したり、漏洩した場合に早期に発見できる構成となっている。
実施例では、接続部材26A、26Bは、柔軟で伸縮性ある材料で作られている。また、 別の実施例では、接続部材26A、26Bは、詰物21A、21B間の流体のコミュニケーション(相互移入)を認めない堅固な素材で作られている。実施例によれば、プランジャは挿入配送装置の内腔から外へ胃内詰物装置19を押すために使用される。別の実施例では、挿入配送機構のプランジャは、胃内詰物装置19を先端の前方に引くメカニズムから構成されている。挿入配送段階において、胃内詰物装置19は、鞘への容易な挿入のために、円周の外径を最小にするために軸方向に圧(すなわち、柔軟な詰物の基部から先端への間に牽引力)をかけている。
現在の開示の態様では、複数の接続部材26A、26Bは、第二詰物21Bと第一詰物21Aの間に配置され、密封した注入口20で注入用チューブ23に接続されている。図2は、中央通路33が貫通した図1の第一詰物21Aの実施例を示す。一実施例では、胃内詰物装置19には複数の通路が設けられ、いくつかの通路は、相互に接続される。一実施例では、少なくとも1つの接続部材26Aには、第一詰物21Aから第二詰物21Bへ流体が一方通行に流れるように逆止弁またはシールが設けられており、流体が第一の詰物21Aに戻ることを阻止している。
一実施例では、胃内詰物装置19はポリウレタン・シート材料から構成されており、ポリウレタン・シート素材は、単一層で構成されている。特に効果的な実施態様では、胃内詰物装置19に縫目や角(境目)の存在することを排除している。その他の実施例では、胃内詰物装置19は、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン、熱可塑性エラストマー(TPE),シリコーン、ラテックス、ポリエチレンおよび共重合体から選ばれた非生物分解性の素材で作られている。一実施例においては、胃内詰物装置19は、永久な移植臓器とされている。その他の実施例では、本件開示の胃内詰物装置19は、約3〜12ヶ月の耐用年数を持つものである。
更にその他の実施例では、胃内詰物装置19は、生物分解性素材で作られているインフレイタブル(膨張式)バルーンを安全に使用できるように設計されていて、生物分解性の素材は、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、ポリジオキサノン、トリメチレン炭酸塩、メチレン炭酸塩、オルソエステルおよびポリエチレンオキシドの重合体もしくは共重合体から成るグループの中から選択される。その他に、生物分解性の素材として、コラーゲン、キトサン、エラスチン、ゼラチンおよびそれらの組合せとすることもできる。
図3は、2つの詰物22A、22Bが互いに縦並び(タンデム)の状態で固定された胃内詰物装置19を開示している。詰物22Aおよび22Bの両方は、胃内詰物装置19の配送(挿入配置)時あるいは取り出し時にはカテーテル鞘25の中に収縮、折畳み、撤収されている。胃内詰物装置19は、第二詰物22Bと第一詰物22Aの間の複数の接続部材36から構成され、第一詰物22Aは、密閉された入口で注入チューブ23に接続されている。
互いに固定された少なくとも2つの柔軟なインフレイタブル(膨張式)詰物22A、22Bからなる胃容量の縮小によって患者の肥満を治療するための胃内詰物装置19を提供する本件開示の実施例によれば、各詰物22A、22Bは、胃40内部の容量に合うよう膨張可能であり、また第一詰物22Aは、残る他の詰物22Bと一方通行の流体のコミュニケーション(相互移入)状態にあって、そこでは、第一詰物22Aの少なくとも1部分は、生物分解性材料で作られている。一実施例において、チェック弁は、第一詰物22Aから導管を通って第二詰物22Bに向けての一方通行のみの流体の流れを可能にしている。
図4で開示される実施例には、胃内詰物装置19のインフレイタブル(膨張式)詰物27の実施例と、複数の放射状に拡張した補助部材29とが共に開示されている。各補助部材29は、休止中には詰物と非接触となる部分29Aと、詰物と接触する部分29Bで構成されている。放射状に拡張した補助部材29は、クロスバ(継続杆)31または他の連結機構を介して互いに固定されている。実施例では、放射状に拡張した補助部材29は、胃壁に対する膨張によって胃40内部の胃内詰物装置19を安定させるようなサイズと形状に形成されている。
図5は、図4で例示した補助部材29の断面図である。一実施例によれば、補助部材29は、シリコーン、ポリウレタン、ラテックスおよびその他の同種の生物適合性のある弾性材料39で包まれ又は囲まれた網状ステント(植込み)部材38で構成されている。一実施例では、弾性材料はスポンジかフォームのような、高率で空孔または微小孔のある素材から構成されている。一実施例では、網状ステント(植込み)部材38は、自己拡張可能かバルーンによる拡張可能のどちらかである心臓血管の植込み(ステント)に似ている。実施例では、網状ステント部材38は、機械的に縮めることが可能であり、感熱形状記憶ニチノール(Nitinol=ニッケル・チタン合金)で作られることもある。
図6は、2つの接続している拡張可能部材48、49からなる胃内詰物装置19の一つの実施例を開示している。同じ実施例は、図7の中では、あたかも患者の胃40に存在するかのように開示されている。第一拡張可能部材48は、複数の接続部材47を介して第二拡張可能部材49に接続されている。一実施例では、第一拡張可能部材48および第二拡張可能部材49は、流体コミュニケーション(相互移入)状態ではない。実施例によれば、注入ポート46は、胃内詰物装置19の中へ塩水のような流体あるいは他の物質を注入するために設けられている。注入ポート46は、当業者には知られており、理解されている。その他の実施例では、接続部材47の少なくとも1つに、拡張可能部材48と拡張可能部材49との間の流体コミュニケーション(相互移入)のための管が備えられている。さらに、拡張可能部材48、49の少なくとも1つは、食物が通過する中央通路45を備えている。
図6および図7で開示される実施例において、胃内詰物装置19は、利用可能な胃のボリュームの90%(効果的には95%)まで胃の容量に適合するようなサイズと形状に形成されている。一実施例では、第一拡張可能部材48の周面44Aあるいは第二拡張可能部材49の周面44Bは、接触域を(2次元)でなく、波形の一定に分離したライン(1次元)で胃40の内壁と接触するように波形形状としている。一実施例では、第二拡張可能部材49は、幽門括約筋ゾーン43から遠く離れた場所の胃40の内壁に対して膨らむようなサイズと形状に形成されている。一実施例では、第二拡張部材49は、胃の詰物19による胃壁への機械的外傷を最小限にするため一定間隔で配置された地点でのみ胃の詰物19と胃壁が接触するように複数の滑らかな凸面突起で構成されている。
図8よび図9に開示した実施例には、インフレイタブル(膨張式)充填機器とは別の素材で作られた形状記憶機能を備えた胃内詰物装置19が開示されている。この実施例では胃内詰物装置19は、2つの環状体詰物73、74で構成されている。他の実施例では、第一環状詰物73と第二環状詰物74は、1つの全体的なバルーン(風船体)状で胃内詰物の形状記憶機構72に包まれ、またはバルーンに囲まれた中間部77によって接続されている。
図9で開示すように、形状記憶機構72は、さらにスプリング状のコイル75で構成され、半圧縮可能であって、胃壁からの圧縮力に抵抗するように形成されている。しかし、取り出し用の機器では、クランプ(固定)、クリンプ(圧縮)、ドローストリング技術(図10、11参照)または当業者に知られ理解されているその他の機械的破壊方法などの柔軟で折り畳み可能な構成である。形状記憶機構72は、ニチノールあるいは他の弾力性と柔軟性のある金属かポリマーで作られている。他の実施例では、一般的に胃内詰物装置19の形状記憶機構72は、外表面かまたは環状体詰物73、74か胃内詰物装置19の内面に設けられた少なくとも一つのリブ(凸条)または適宜の大きさの突起からなる構成である。
バルーン状の詰物は、一般に、厚みを作るためにシリコーン溶液に心棒を数回浸しコーティングすることによって製造される。バルーン状の詰物と別の詰物あるいは安全部材を繋ぎ合わせるために、例えば、RTVシリコーンあるいは適度な温度で回復するシリコーン接着剤のような、シリコーン適合接着剤が一般に使用される。
図10では、網状ステント部材38を機械的にクリンプ(縮らせる)するメカニズムを備えた胃内詰物装置19の実施例が図示されている。当業者は、図10に開示される実施例が、1つ以上の詰物からなる胃内詰物装置19に適用可能なことを知るとともに理解する。手術の第一段階として、補助部材は、縮小状態の胃内詰物装置19とともに、より小さな外郭の外周からあるいは放射状に内側に収縮するように調節形成され、患者の胃40の中に胃内詰物装置19が配送(挿入配置)されるより先に配送カテーテル鞘25の中に配置されるように構成されている。手術の第二段階で、補助部材は、胃40の内部で適切なスペースを占めるために、膨張する胃内詰物装置19と共に、カテーテル鞘25から強制(the constraint)的に放出された後に自己膨張する。取り出し工程の第三段階の取り出し段階では、縮らせる機能が備わった取り出し機器が、補助部材を適応(orient)させ小さな外形を圧縮して取り出し機器の内腔の中に引き込ませる(例えば、カテーテル鞘の回収)ため胃40の中へ進行する。収縮した胃内詰物装置19は、圧縮された補助部材と共に、その後、胃40から患者の体外へ取出される。
図10は、胃内詰物装置19の実施例を示し、一方、図11は、胃内詰物装置19のその他の実施例を示している。1つの実施例では、胃内詰物装置19は、胃内詰物装置19に固定された複数の輪62、63、64からなる連結したドローストリング(引き紐)60で構成されている。一実施例によれば、輪62、63、64は、胃内詰物装置19の不可欠な部品である。ドローストリング60の先端(遠方)の結び目65は、遠方の輪64の開孔より大きく作られている。先端(遠方)の結び目65は、遠方の輪64の周りにきつくドローストリング60の遠方の端を維持する。基部に近接するドローストリング60Aが、基部近くの輪62を通って引かれて胃内詰物装置19から離れる場合、胃内詰物装置19は、小さい放射状にあるいは螺旋状になる。実施例では、当該技術の当業者に知られているように、円錐形遮断部61は、一方通行で(ラチェットが動くやり方で)輪を通過することができる。したがって、円錐形遮断部61が、基部近くの輪62を通過するごとに、胃内詰物装置19の容量は不可逆的に小さくなる。胃内詰物装置19を外郭より小さくするために、くぼみ67(図11)は、ドローストリング60および輪62、63、64が、胃内詰物装置19の最も外側の外表面から突き出るのを防ぐようなザイズと形状に形成されている。
図12Aは、マルチバルーン(複数風船)型の胃内詰物装置19の実施例を示す。図12Bは、マルチバルーン型の胃内詰物装置19の他の実施例を示す。図12Aで示されているように、マルチバルーン型胃内詰物装置19は、一つあるいは複数または異なる水準の大きさの個別のバルーン81A、81B、81C、81D(または個別の詰物)からなる。例えば、バルーン81Dは81A、81B、81Cが結合されたのと同一面上にはないかも知れない。バルーンは一つあるいは複数の接続部材82でお互いに結合されている。一実施例によれば、マルチバルーンの胃内詰物装置19は、当事者に知られているバルブまたは他の適した手段を含む少なくとも一つの流体注入コネクタ83を装備している。注入コネクタ83は、胃内詰物装置19の凹部の中に効果的に戻されるかそのような構成であり、胃壁には接しない構成である。別の実施例では、マルチバルーンの胃内詰物装置19は、中央流路82を通じて膨張するためのマルチバルブ(示されていない)からなり、81A、81B、81C、81Dの少なくとも2つのバルーンを独立して充填する構成である。
図13Aで示される実施例では、フリーフローティング(自由遊泳)の胃内詰物装置19が示されている。図13Bは、胃40の中における図13Aの胃内詰物装置19の三つの異なる位置19A、19B、19Cの模擬的な配置を例示している。胃内詰物装置19は、胃40の主要部の中に保持されるようなサイズと形状に形成されている。このような形状によりフリーフローティング胃内詰物装置19は、最悪のまたは生死に関わるような幽門42の遮断/阻害を回避するように形成されている。流体注入装置86は、注入開口部87により容易に流体の注入するサイズと形状に形成されており、収容凹部に戻すことが可能である。実施例では、フリーフローティング胃内詰物装置19は、配送(挿入配置)装置の遠方端の方向を向いた注入開口部と共に配送(挿入配置)装置の中に収納される。胃40の中に配送(挿入配置)された後、胃内詰物装置19は、胃内詰物装置19の広い部分が幽門括約筋帯43から最も離れた位置になるように配置される。
図14A〜Cの実施例では、ノンフローティング(非浮遊)胃内詰物装置19および胃40中での胃内詰物装置19の模擬的な配置が示されている。ノンフローティング(非浮遊)胃内詰物装置19は、第一端環(end-ring)89Aと第二端環(end-ring)89Bと流入流路90を備える首状(necked down)の中間部分91とからなる。第一端環(end-ring)89Aと第二端環(end-ring)89Bのどちらか、または両方は、胃40の中での膨張後の装置の保持能力を維持するサイズと形状に形成されている。それぞれの端環(end-ring)89A、89Bはバルーンをインフレータブル(膨張)する部材であるか、または、胃40の中の装置の保持のため胃壁に対する適切な拡張力を保持するための感熱形状記憶ニチノール物質とすることができる。
図15には、例えば接続部材36手段により接続された、少なくとも二つの詰物22A、22Bからなる胃内詰物装置19を患者に配備する標準的なカテーテル鞘25の実施例が示されている。一般に、通常の知識を有する当業者であれば、ここで開示された21A,21B,22A,22B,27,44A,44B,73,74およびその他の他の等価物とからなるいかなる詰物をも、いずれも正しく評価および理解し、数多くの実施例のどの構成においても、標準的なカテーテル鞘25から配備することができる。実施例では、カテーテル鞘25を胃40の中へ進行させた後、注入チューブ23が、患者の胃40の中へ胃内詰物装置19を押し込むための圧力プランジャの役割を果たすものである。
その後、胃内詰物装置19は、外部供給源から注入チューブ23を介して、塩水、浸透性均衡流体、流体あるいは実施例によっては他の物質で充填される。
その後、本件開示の装置は、次のように患者の肥満の治療に用いられる:
(A)細長いカテーテル鞘25内側に取り出し可能に取り付けられた注入チューブ23を備えたインフレイタブル(膨張式)胃内詰物装置19を提供するもので、胃内詰物装置19は、例えば、お互いに固定された少なくとも2つの柔軟性インフレイタブル(膨張式)詰物22A、22B、と、任意の安全部材22Cとからなり、胃40の内部の容量にあわせて膨張可能な第一詰物22Aの、少なくともある部分は生物分解性材料で作られ、
(B)口を通じて胃40へカテーテル鞘25を導入し、
(C)カテーテル鞘25から出した胃内詰物装置19を胃40の中へ配送し、
(D)注入チューブ23を介して、ボリュームを増加させるための決められた量の流体、塩水、あるいは他の物質を注入して詰物22A、22Bを膨張させ、
(E) 注入チューブ23を胃40から離してさらに口を通して取り出す。
カテーテル鞘25あるいは胃内詰物装置19の配送(挿入配置)装置は、食道24および噴門切痕42を通って患者の胃40の中へ到達する。一度それが胃40に配送(挿入配置)されると、例えば、詰物22A、22Bは膨張させられる。一実施例では、少なくとも例示の詰物22A、22Bの1つは、ノン・コンプライアント(非適合)であり、体内気圧または胃40の圧力よりわずかに高い圧力で膨張し、約1mmHg−20mmHgの圧力差で効果があり、より効果的には約1mmHg−5mmHgとなる。例示の詰物22A、22Bを高圧力にする1つの論理的根拠は、内部の圧力は移植の段階では断片的に変動するかもしれないが、所望の胃の占有容量を維持することにある。
実施例によれば、胃内詰物装置19の中に注入された他の物質は、メチルセルロースのようなヒドロゲルである。メチルセルロース(MC)はセルロースから生成された水溶性高分子であり、自然界で最も豊富な重合体である。粘度強化重合体は、濃くなるが広いPH範囲で沈殿しない溶液となる。これらの機能的なヒドロゲルは、温度、PHまたは圧力などの様々な環境にさらすことで、その構成を変化するかもしれない。メチルセルロース(MC)ゲル類は、加熱または塩添加の水溶液から生成される(Langmuir 18:7291, 2002;Langmuir 20:6134,2004)。このメチルセルロース(MC)のユニークな相転移動作用は、様々な生物医学的応用に有望な機能的なヒドロゲルを作り出す(Biomaterials 22:1113, 2001; Biomacromolecules 5:1917, 2004)。Tate et al.(テイト、その他)は、熱応答性の骨格材料(scaffolding material)としてMCの利用を研究した(Biomaterials 22:1113, 2001)。研究では、MC溶液は、室温での低い粘性を明らかにするために生成され、370℃でやわらかいゲルを形成する。このように、MCは、本件開示の原理のための注入可能な膨張性の材料として適している。加えて、この熱応答性の特性を利用することにより、MCは、タンパク薬物を搬送供給するPH感受性に基づいたシステムとしての水性アルギン酸塩を固化することが報告された(Biomacromolecules 5:1917, 2004)。
フォスフォリルコリン(PC)は、胃40で見つかったものを含めて、細胞膜の内部層および外部層で見つけられる。それは外膜層に存在する主な構成要素であり、また、陽電荷および陰電荷の両方(両性イオン)を有するので、電気的にはニュートラル(中立)である。その結果、細胞膜の外部層は過度の癒着を促進しない。PCが材料の上に上塗りされるか、組込まれた場合、たんぱく質と細胞との癒着が減少するとともに、炎症性の反応が減少し、また、繊維質の被膜形成が最小限におさまる。本件開示のいくつかの観点としては、生物表面を模倣した、より少ない付着(癒着)あるいはより少ない反応性の固定された抗体(CD34または同種のもの)で上塗りされた胃内詰物装置19に関連する。最小の悪心(吐き気)効果で患者の肥満を治療する方法は、悪心(吐き気)抑制剤で上塗りされた胃内詰物装置19を移植することからなり、悪心(吐き気)抑制剤としては、生物表面を模倣したメラトニン、蛋白質あるいはフォスフォリルコリンであることが明示されている。
実施例によれば、胃内詰物装置19の外表面の少なくとも1部分は、制酸物質あるいは非癒着物質で処理される。更なる実施例によれば、胃内詰物装置19には、貫通して伸びる中央開口部があり、あるいは、胃内詰物装置19は、患者の胃容量の少なくとも90%を占めるようなサイズに形成されている。更なる実施例では、胃内詰物装置19は、調整可能な容量を有しており、患者の胃容量(効果的には95%)の90%以内を占めるようなサイズと形状に形成されている。胃内詰物装置19は、当業者に知られているように、ポート注入または再ドックッキング注入を通して、時間の経過と共にサイズを増加することが可能になる構成である。注入開口部としてバルブが使用される場合、胃壁との接触を避けるためバルブは凹部に設置される。胃内詰物装置19のサイズは、胃40による初期の受け入れを、そして体重の減量および悪心(吐き気)と嘔吐の正しいバランスを達成することを可能にするよう時間の経過と共に調節される構成である。
実施例では、胃内詰物装置19の外部表面の少なくとも1部分は、制酸物質、耐腐食性物質、非癒着物質で処理され、物質は、ポリテトラフルオロエチレン、不活性物質、あるいはその他の生体適合(アルブミン、メラトニン、フォスフォリルコリン、固定された抗体あるいはたんぱく質)の生物材料で構成されている。表面の処理の方法は、コーティング、ペインティング、浸漬、飽和およびその他同種のものからなる。実施例では、メラトニンかフォスフォリルコリン・コーティングは、胃内詰物装置19の外部表面の少なくとも1部分に施される。効果的な実施例では、メラトニンまたはフォスフォリルコリン・コーティングが、胃壁と接触する胃内詰物装置19の外部表面の少なくとも一部分に施される。胃内詰物装置19は、実施例によれば患者の満腹感を誘発するためにペプチドでコーティングされている。胃内詰物装置19は、高密度ポリエチレン;鎖状低密度ポリエチレン; 超高分子量ポリエチレン;フッ素で処理されたエチレン・プロピレン、ポリメチルペンテン、ポリスルフォン(polysulphons)のようなフッ素(樹脂)共重合体物質;あるいは、熱可塑性ポリウレタンおよびC-フレックスタイプ・ブロック共重合体のようないくつかのエラストマー;のようなポリオレフィン系で作られ、また、表面コーティングされている。
図1に戻って、配送(挿入配置)する機器であるカテーテル鞘25の内部表面あるいは外部表面は、親水性または表面摩擦を軽減するように処理される。同様に、実施例によれば、配送(挿入配置)されたカテーテル鞘25(または取り出し装置)は、薄型で、潤滑された外表面および内表面を備え、例えば鎮静状態でない患者に使用しても快適さが提供される。胃内詰物装置19は、流体または塩水が、外部流体供給源に接続された注入チューブ23あるいは注入チューブ23に接続された針を経由して詰物21A、21B内に注入されることを可能にする密封された注入口20を有する。実施例では、密閉された入口20は、詰物21A、21Bを膨張させる針で容易に穴が開けられるセルフ・シーリング(自己封緘)素材で作られていて、針を除去する事によって穴は密封される。その他の実施例では、密封された注入口20は、注入流体または塩水を通過させるための一方通行チェック弁を備えている。当業者は、同等物と同様に、ここに開示された各々の実施例の原理の適用可能性を理解するものである。
同様に、メラトニンの投与は、胃内詰物装置19の移植に関連する悪心(吐き気)を軽減するであろう。メラトニンは、胃腸の能動性および感覚の調整に関連する睡眠促進物質である。従前の臨床実験のいくつかでは、メラトニンの3mgが、2週間、飲み薬として就寝時間に投与された。メラトニン投薬患者には、腹痛の顕著な減衰がみられ、プラシーボ(偽薬)の与えられた調整されたグループとの対比で直腸痛の感度の軽減がみられた。
図16に示されている類似の安全な/取り出し装置によると、網状ステント部材38の中央部の周辺に、メッシュ支柱クロスと支柱がある。網(ロープ)55は、交互に各交差する点の正面および背面に伸びている。綱(ロープ)55は、一方の先端が他方の先端のロープ56を通って伸びて網(ロープ)56と連結され、平面からわずかに突出した端のループ57を構成する。取り出しに当たっては、ループ57の端部を取り出し機器(引っ掛け具、捕捉具のような器具)で掴むか握って、口の外側に向かって引っ張ると、ステント機構を周辺から崩すことが出来て、もっと小さい外形にして身体の外部に取り出すことが出来る。
複数の実施例において、他の安全特性が同様に提供される。生物分解性詰物の生物分解性の部分は、生物分解が特定の時間で起こるように設定できるようなサイズと形状に形成されおり、生物分解詰物の生物分解と、その後に起こる収縮は、胃内詰物装置19の再取り出のための警告信号としての役割を果たすものである。詰物上の圧力センサが詰物の収縮の結果として低圧信号を発生した時に、安全特性(警報)が提供されることになる。本件開示のいくつかの視点によれば、例えば、詰物21A、21Bが収縮するかあるいは低圧力であると信号(警告)するときは、胃内詰物装置19の除去あるいは取り出しの信号を提供していることになる。これにより胃内詰物装置19の完全な収縮による幽門41の破滅的あるいは命を脅かすような遮断/妨害からは回避されることになる。実施例では、胃内詰物装置19は、例えば移植後6ヶ月の所定の移植経過後に再取り出し可能である。
本件開示のいくつかの態様では、胃内詰物装置19が偶然にあるいは故意に収縮された後、実質的に基準型が保持(維持)されるインフレータブル(膨張式)な詰物からなる胃の容積の縮小により患者の肥満を治療するための胃内詰物装置に19を供給している。例証する目的で、胃内詰物装置19の参考型(基準型)の保持(維持)は、胃内詰物装置19の内部表面に沿って比較的堅固に支持する螺旋状のリッジライン(ridgeline)の組み込み(結合)で達成される。支持するリッジライン(ridgeline)は、ホースの内部表面に沿った強化螺旋状部材に類似している。リッジライン(ridgeline)は(少なくとも1つの完全な輪状で)胃壁からの圧縮力に抵抗するように形成されているが、取り出し機構では、柔軟であり、クランプ(締め付け)、クリンプ(圧縮)、ドローストリング技術、またはその他の機械的に分解可能な方法で、折畳みは可能である。一実施例では、リッジライン(ridgeline)は、胃内詰物装置19と同じ生体適合性材料で作られている。別の実施例では、リッジライン(ridgeline)は、胃内詰物装置19の重要部分となる。さらに別の実施例では、リッジライン(ridgeline)は、全体的に弾性金属ワイヤで囲まれているか、若しくは胃内詰物装置19と同じ生体適合性材料によるコイル状に形成される。
さらに実施例の目的では、胃内詰物装置19の基準型を保持(維持)する装置は、胃内詰物装置19の内部スペースの内側に多数の比較的堅固なクロスバが組み込まれており、クロスバの各端部は胃内詰物装置19の内部壁に固定されている。クロスバの構造は、胃壁からの圧縮圧力に耐えられるようなサイズと形状に形成されているが、取り出し機構では、柔軟であり、クランプ(締め付け)、クリンプ(圧縮)、またはその他の機械的な分解が可能な方法で、折畳み可能である。実施例では、クロスバは、胃内詰物装置19と同じ生体適合性材料で作られている。さらに例示する目的として、胃内詰物装置19の基準型を保持(維持)する装置は、胃内詰物装置19の内部容積の内側に泡状物質を組み込むことができる。泡状物質の構造は、胃壁からの圧縮圧力に耐えられるようなサイズと形状に形成されているが、取り出し機構では、柔軟であり、クランプ(締め付け)、クリンプ(圧縮)、ドローストリング技術(図10、11参照)、その他の機械的に分解可能な方法で折畳み可能である。胃内詰物装置19は偶然にあるいは故意に収縮した後、基準型と実質的同一の胃内詰物装置19の形状の保持により、胃内詰物装置19は胃40の内側にとどまり、腸を妨害することはない。
図17は、圧力センサ部材51を備えた詰物21A(図2参照)の実施例を示す。圧力センサ部材51は、例えば、アメリカ特許第6,890,300号に開示されているように当業者によく知られている圧力センサが好ましい。圧力センサ部材51は、本件開示の原理に沿って、または当業者に知られているように、詰物21Aに組み込まれる。一実施例では、詰物21Aに、圧力センサ部材51が組み込まれるような適宜なサイズと形状の陥没部50が設けられる。圧力センサ部材51は、開口部52を介して内部空間53との圧力のコミュニケーション(相互移入)が可能である。
さらに、図3に戻ると、胃内詰物装置19は、柔軟なインフレータブル(膨張式)の詰物22Aおよび詰物22Aと接続している安全部材22Cとからなり、安全部材22Cは胃内詰物装置19の取り出しのための注意信号を発信する。一実施例では、安全部材22Cは、胃内詰物装置19が危険に遭遇した時に可視できるように染色してあり、胃内詰物装置19が破壊された直後に尿に明らかな変化をもたらす構成である。実施例では、安全部材22Cは香料を含み、胃内詰物装置19が危険に遭遇し、若しくは漏洩した場合には、胃内詰物装置19が破壊された直後に尿に芳香を惹起させる構成である。さらに実施例では、安全部材22Cは、安全部材22Cが早々に生分解された場合に、微生物の働きによって分解される物質からなり、分解または生分解された部分の取り出しを促す信号を発生する構成である。安全部材22Cの実装は、胃内詰物装置19の取り出しが必要であることを患者あるいは医者に警告を発する信号装置の態様と組み合わせであると当業者によって理解されている。
上述のように、安全部材22Cは、更に、詰物22Aの内圧を検知するための圧力センサ部材からなる。圧力センサ部材は、患者の体の外にある受信機に内圧の測定結果を無線で送信する為の送信機からなる。一実施例では、安全部材22Cが患者の胃40のpH値を検出するためのpH検出部材からなり、そのpH検出部材はさらに患者の体の外にある受信機にpH検出結果を無線で送信する為の送信機からなる。検出されたpHあるいは時間に対して検出されたpHの変化は、装置の実績あるいは安全性の評価のため、経過データあるいは設定データと比較される。検出されたpHが設定時間にスレッショルド値(基準値)を下回った場合、信号は胃内詰物装置19の取り出しを促進することになる。
安全部材22Cは、(崩壊または漏洩の)危険にさらされた胃内詰物装置19が、腸障害を引き起こさないように、胃内詰物装置19の形を維持するための装置から構成されている。安全部材22Cは、例えば図4の実施例で示されるように、詰物が危険にさられた後の、残余の切断面の形あるいは外周径を維持している。実施例では、適切に保持される容量は、危険にさらされる前の基準値の少なくとも50%から75%となっている。
実施例によれば、胃内詰物装置19および安全部材22Cは、胃40内部で縦一列に(タンデムに)形成される。その他の実施例では、胃内詰物装置19および安全部材22Cは、実体上平行に形成されている。また、その他の実施例では、安全部材22Cあるいは安全部材22Cを含む胃内詰物装置19は、胃40の内壁に固定されるか、あるいは胃40の内壁を貫通して固定される。当業者は、これらの原理および関連する詳述を理解し共感するであろう。
一実施例では、胃内詰物装置19の詰物(すなわち21A、21B)あるいは安全部材22Cは、超音波によって目で確認することが可能である。その他の実施例では、超音波の変換器は、超音波信号の放出のための安全部材あるいは胃内詰物装置19のいずれかの上に置かれる。
本件開示の態様は、胃内詰物装置19が十分に膨張した場合に限り固定される胃内詰物装置19の固定または安定メカニズムに関連する。一実施例では、胃内詰物装置19の詰物(すなわち21A、21B)の少なくとも1つは、胃40の内壁に固定される。更なる実施例では、胃内詰物装置19が、胃40の内壁と接触している間に膨張した時に、固定機構(例えば、針で刺す構成)が活性化し、詰物が収縮した時には固定機構は逆に働くように調整され形成されている。膨張した胃内詰物装置19は、胃壁に保持(維持)され、または固定装置により安定し、拡張装置によって固定される。その拡張可能装置は、当業者に知られているように、患者の胃壁の1つまたは複数の層を通って少なくとも部分的に伸びるように構成された1つまたは1以上のファスナ(取付具)を取り付ける境界域を持っている。そのようなファスナ(取付具)は、例えば、螺旋形、細長い、輪、クランプ、のような様々な形状で成形することができ、それらは貫通しない形式である。当業者は、胃壁に胃内詰物装置19を固定する方法および固定に関して付随する問題を理解するだろう。
図18から図20は、ダブルバルーン胃内詰物装置19、および胃内詰物装置19を注入により拡大するための装置の実施例を示している。図18の実施例によれば、ダブルバルーン胃内詰物装置19は基部バルーン91A、先端バルーン91B、放射線不透過性標識92、流体注入部材93からなることが示されている。基部バルーン91Aおよび先端バルーン91Bは、注入部材93の別々の管腔94A,94B(図19B参照)を経て個々に流体で満たされる。実施例によれば、基部バルーン91Aは、それに対応する注入管腔94Aは先端バルーン91Bまたは対応する注入管腔94Bとの流体のコミュニケーション(相互移入)はない。基部バルーン91Aは、約100ccから約600ccの空間体積に膨張するが、好ましくは約300ccから約500ccである。実施例によれば、放射線不透過性標識92は、プラチナ、金、タングステン、ヨウ素、または同種のものから成るグループから選ばれる。放射線不透過性標識92は、胃内詰物装置19において放射線不透過性物質をコーティングまたはテーピングすることによって装着される。
実施例によれば、基部バルーン91Aの長さの全長は、約70mmから約80mmであり、好ましくは約75mmである。先端バルーン91Bは、約100ccから約400ccの空間体積に膨張するが、好ましくは約100ccから約300ccである。実施例によれば、先端バルーン91Bの長さの全長は約60mmから約70mmであり、好ましくは約65mmである。更なる実施例によれば、基部バルーン91Aの放射状構造の直径は最大で約40mmから60mmに膨張する一方、先端バルーン91Bの放射状構造の直径は最大で約20mmから40mmに膨張する。実施例によれば、胃内詰物装置19において、胃の入口領域で制限された領域を活用し、患者のためにより良い満足感を作り出すため、基部バルーン91Aは先端バルーン91Bより実質上大きく形成されている。
図19Aの実施例には、ダブルバルーン胃内詰物装置の更なる詳細が示されている。図19B、19Cおよび19Dは、それぞれ、胃内詰物装置19の横断面に沿った断面図、胃内詰物装置19の前頭面に沿った縦断面図、および基部バルーン91Aの上端の前頭面に沿った断面図を示している。流体注入部材93に隣接する注入管腔94Aは、注入管腔94Aと基部バルーン91Aの間の流体のコミュニケーション(相互移入)をもたらす、近接した開口部96Aとからなる。同様に、流体注入部材93の先端注入管腔94Bは、先端バルーン91Bとの流体のコミュニケーション(相互移入)をもたらす、近接した開口部96Aからなる。一実施例によれば、流体注入部材93は少なくとも二つの管腔を備え、また流体注入部材93の内径は約1から約6mmであり、効果的には約3mmから約5mmである。流体注入部材93の壁面の厚さは約0.2mmから約2mmであり、効果的には約0.5mmから約1.5mmである。実施例によれば、隣接する注入管腔94Aは、先端注入管腔94Bより実質上大きい。
一実施例によれば、基部バルーン91Aおよび先端バルーン91Bは、細長い流体注入部材93により、間隙を介し相互に固定されている。基部バルーン91Aと先端バルーン91Bは、お互いに擦れるのを防ぐための最小の間隔だけ離れていることが不可欠である。二つのバルーンの距離は、約10mmから約40mmであり、効果的には約20mmから約30mmである。典型的な患者の胃の中に適切に適合するのは、約100mmから約300mmの軸全長の胃内詰物装置19であり、効果的には約150mmから約200mmである。
一実施例によれば、胃内詰物装置が患者の胃の中に配送(挿入配置)された後、胃内詰物装置19の基部にしっかりと固定するため、流体注入カテーテル(示されていない)が患者の口を通して挿入配送される。注入流体は、バルーン91A、91Bを膨張させるために、注入管腔94A、94Bどちらの中にも注入される。一実施例によれば、バルーン91A、91Bの壁面の厚さ95Aは約0.2mmから約1.0mmであり、効果的には約0.3mmから約0.5mmである。バルーンの先端部分は、放射線不透過性標識92を備える先端部材を介して、流体注入部材93に接続されている。実施例によれば、流体注入部材93にしっかりと固定されているバルーン先端部分の長さ95Bは、約5mmから約15mmであり、効果的には約8mmから約12mmである。他の実施例によれば、放射線不透過性標識92を備える先端部材の長さ95Cは、約10mmから約20mmであり、効果的には約12mmから約18mmである。
図20Aの実施例には、胃内詰物装置19の補助装備である流体注入装置93が示されており;図20Bは、補助装備である流体注入装置93の縦断面図を示している。流体注入部材93は、半柔軟性物質または柔軟物質から成り、また二つの独立した管腔94Aおよび94Bを備えており、管腔94Aは基部バルーン91Aの部分に隣接する開口部96Aを備え、また、管腔94Bは先端バルーン91Bの部分に先端開口部96Bを備える。半柔軟性物質は、例として、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレタン、シリコン、フルオロポリマー、共同ポリマーなどのバルーン適合性ポリマーおよびその他同種のものから選択される。流体注入部材93の基部の放射線不透過性標識92は、約5mmから約10mmの直径97から成り、またビジュアル化の為に構成されている。基部の放射線不透過性標識92は、フック型の装置を備えた取り出しカテーテルによる摘出のためのループからなる。実施例によれば、ループは凹領域にあるが、しかし、基部バルーン91Aが実質上膨張した状態で取り出しカテーテルにアクセス可能である。実施例によれば、ループは直径約1mmから約10mmである。
装置および方法は、現在最も実用的で望まれる実施例であると考えられるという点から記述されており、この開示は、開示された実施例によって制限されるべきではないことと理解されるべきである。請求項の内容よび範囲内に含まれる様々な修正および同様のアレンジメントが網羅されるように意図されており、範囲には、そのようなすべての修正および同様のアレンジメントを包含するための最も広い解釈が許されるべきものである。本件開示は、以下の請求項のいかなるそして全ての実施例を含んでいる。
本件開示のさらなる目的と特徴は、以下の例示的な実施例の詳細な説明を添付の図面を参照にして読むことにより、より明白になり、発明自体もよく理解できる。
互いに平行に、かつ固定された2つの詰物を備えた胃内詰物装置の実施例を示す 中央通路が通った図1の2つの詰物のうちの1の詰物の実施例を示す 互いにタンデム(縦並び)に、そして固定された2つの詰物を備えた胃内詰物装置の実施例を示す 補助メカニズムを備えたインフレイタブル(膨張式)の詰物をもつ胃内詰物装置の実施例を示す 図4の補助メカニズムの断面図の実施例を示す 接続された2つの拡張可能部材からなる胃内詰物装置の1つの実施例を示す レシピエント(臓器受容者)内での図6の胃内詰物装置の実例の実施例を示す 形状記憶メカニズムで構成される胃内詰物装置の実施例を示す 図8の胃内詰物装置の実施例の斜視図 調整可能な胃内詰物装置の実施例を示す 調整可能な胃内詰物装置の実施例を示す マルチバルーン(複数膨張部)胃内詰物装置の一つの実施例を示す マルチバルーン胃内詰物装置の別の実施例を示す フリーフローティング(自由浮遊型)胃内詰物装置の実施例を示す 図13Aの胃内詰物装置を胃の中で配置した想定の実施例を示す ノンフローティング(非浮遊型)胃内詰物装置を示す ノンフローティング(非浮遊型)胃内詰物装置の実施例の垂直断面図を示す 図14Aの胃内詰物装置の胃の中での配置の想定の実施例を示す 胃内詰物装置を非外科(手術)的に移植する配送装置の実施例を示す 患者から胃内詰物装置を取り出す(除去する)実施例の一つの実施態様を示す 本件開示の要旨に従って詰物上に設置された圧力センサの構成部材の実施例を示す 本件開示のダブルバルーン胃内詰物装置の実施例を示す ダブルバルーン胃内詰物装置の一実施例を示す 横断図に沿った胃内詰物装置の横断面図を示す 前(先)頭面に沿った胃内詰物装置の縦断面図を示す バルーン上面の前(先)頭面に沿った胃内詰物装置の接近縦断面図を示す 図18のダブルバルーン胃内詰物装置の流体を注入する補助装備を示す 20Aの流体を注入する補助装備の4−4の縦断面図を示す

Claims (12)

  1. 胃の容量を縮小することにより肥満患者を治療するダブルバルーン胃内詰物装置は、細長い流体流入部材で先端バルーンに固定されている基部膨張可能バルーンを含み、流体注入部材は第一管腔と第二管腔を備えており、第一管腔は、基部バルーンと流体のコミュニケーション(相互移入)するための第一開口部を備え、また第二管腔は、先端バルーンと流体のコミュニケーション(相互移入)するための第二開口部を備えていることを特徴とする胃内詰物装置。
  2. 前記胃内詰物装置は、更に少なくとも一つの放射線不透過性標識からなり、少なくとも一つの放射線不透過性標識は、好ましくは細長い流体注入部材の基部に位置することを特徴とする請求項l記載の胃内詰物装置。
  3. 前記胃内詰物装置は、取り出しカテーテルに結合するよう構成されている少なくとも一つの放射線不透過性標識に位置する取り出しループを含むものであり、好ましくは約1mmから10mmの直径を備えることを特徴とする請求項2記載の胃内詰物装置。
  4. 前記ループは、凹部に位置するが、基部バルーンが実質的に膨張している場合には取り出しカテーテルにアクセス可能であることを特徴とする請求項3記載の胃内詰物装置。
  5. 前記胃内詰物装置は、更に、細長い流体注入部材の先端に位置する放射線不透過性標識を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の胃内詰物装置。
  6. 前記基部バルーンは、実質的に先端バルーンより大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の胃内詰物装置。
  7. 前記ダブルバルーン詰物の軸全長は、約100mmから約300mmであり、好ましくは、約150mmから200mmのダブルバルーン詰物の軸全長を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の胃内詰物装置。
  8. 前記バルーンの壁面の厚さは、約0.2mmから約1.0mmであり、好ましくは約0.3mmから約0.5mmであることを特徴とする請求項l乃至7記載ののいずれか記載の胃内詰物装置。
  9. 前記二つのバルーン間の距離は、約10mmから40mmであり、好ましくは、約20mmから30mmの二つのバルーン間の距離を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の胃内詰物装置。
  10. 前記流体注入部材は、約1mmから6mmの内径を備え、好ましくは3mmから5mmの内径であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の胃内詰物装置。
  11. 前記流体注入部材の壁面の厚さは、約0.2mmから約2.0mmであり、好ましくは約0.5mmから1.5mmの壁面の厚さを備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の胃内詰物装置。
  12. 前記基部バルーンは、約100ccから600ccの空間体積に膨張可能であり、好ましくは、約300ccから500ccの空間体積であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の胃内詰物装置。
JP2008547504A 2005-12-22 2006-12-20 胃内詰物装置 Expired - Fee Related JP4900978B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/315,925 2005-12-22
US11/315,925 US20070100369A1 (en) 2005-10-31 2005-12-22 Intragastric space filler
PCT/US2006/048647 WO2007075810A1 (en) 2005-12-22 2006-12-20 Intragastric space filler

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014632A Division JP2009148578A (ja) 2005-12-22 2009-01-26 胃内詰物装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009521275A true JP2009521275A (ja) 2009-06-04
JP4900978B2 JP4900978B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=38194902

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008547504A Expired - Fee Related JP4900978B2 (ja) 2005-12-22 2006-12-20 胃内詰物装置
JP2009014632A Withdrawn JP2009148578A (ja) 2005-12-22 2009-01-26 胃内詰物装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014632A Withdrawn JP2009148578A (ja) 2005-12-22 2009-01-26 胃内詰物装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20070100369A1 (ja)
EP (2) EP3165195A1 (ja)
JP (2) JP4900978B2 (ja)
CA (2) CA2638163C (ja)
WO (1) WO2007075810A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537790A (ja) * 2007-09-07 2010-12-09 バロノバ, インコーポレイテッド 胃開口部の断続的遮断の装置および使用方法

Families Citing this family (126)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097665B2 (en) 2003-01-16 2006-08-29 Synecor, Llc Positioning tools and methods for implanting medical devices
CN101810521B (zh) 2001-08-27 2015-05-13 辛尼科有限责任公司 饱满装置和方法
US6675809B2 (en) 2001-08-27 2004-01-13 Richard S. Stack Satiation devices and methods
US7146984B2 (en) * 2002-04-08 2006-12-12 Synecor, Llc Method and apparatus for modifying the exit orifice of a satiation pouch
US8845672B2 (en) * 2002-05-09 2014-09-30 Reshape Medical, Inc. Balloon system and methods for treating obesity
US9060844B2 (en) 2002-11-01 2015-06-23 Valentx, Inc. Apparatus and methods for treatment of morbid obesity
US20040143342A1 (en) 2003-01-16 2004-07-22 Stack Richard S. Satiation pouches and methods of use
US20050247320A1 (en) 2003-10-10 2005-11-10 Stack Richard S Devices and methods for retaining a gastro-esophageal implant
US8206456B2 (en) 2003-10-10 2012-06-26 Barosense, Inc. Restrictive and/or obstructive implant system for inducing weight loss
US7959634B2 (en) 2004-03-29 2011-06-14 Soteira Inc. Orthopedic surgery access devices
US7717843B2 (en) * 2004-04-26 2010-05-18 Barosense, Inc. Restrictive and/or obstructive implant for inducing weight loss
JP4934024B2 (ja) * 2004-05-03 2012-05-16 フルフィリウム, インコーポレイテッド 胃の容量を制御するための方法およびシステム
WO2005110280A2 (en) 2004-05-07 2005-11-24 Valentx, Inc. Devices and methods for attaching an endolumenal gastrointestinal implant
IL164591A0 (en) 2004-10-14 2005-12-18 Hernia repair device
US9456915B2 (en) 2004-11-19 2016-10-04 Fulfilium, Inc. Methods, devices, and systems for obesity treatment
US8070807B2 (en) 2004-11-19 2011-12-06 Fulfillium, Inc. Wireless breach detection
US8403952B2 (en) * 2004-12-27 2013-03-26 Spatz-Fgia, Inc. Floating gastrointestinal anchor
WO2014082044A1 (en) 2012-11-26 2014-05-30 Spatz Fgia, Inc. System and methods for internalization of components of an adjustable intragastric balloon
US20060142731A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Jeffrey Brooks Floating gastro-intestinal anchor
US9974680B2 (en) 2004-12-27 2018-05-22 Spatz Fgia, Inc. System and methods for internalization of external components of adjustable intragastric balloon
US7785291B2 (en) 2005-03-01 2010-08-31 Tulip Medical Ltd. Bioerodible self-deployable intragastric implants
US7699863B2 (en) * 2005-03-01 2010-04-20 Tulip Medical Ltd. Bioerodible self-deployable intragastric implants
US8216266B2 (en) * 2005-06-16 2012-07-10 Hively Robert L Gastric bariatric apparatus with selective inflation and safety features
US9055942B2 (en) 2005-10-03 2015-06-16 Boston Scienctific Scimed, Inc. Endoscopic plication devices and methods
WO2009136399A2 (en) 2008-05-07 2009-11-12 Surgical Structure Ltd. Method and apparatus for repairing a hernia
US20070100368A1 (en) 2005-10-31 2007-05-03 Quijano Rodolfo C Intragastric space filler
WO2007110866A2 (en) * 2006-03-28 2007-10-04 Spatz-Fgia Inc Floating gastrointestinal anchor
ES2527923T3 (es) 2006-09-02 2015-02-02 Barosense, Inc. Manguitos intestinales y sistemas y métodos de despliegue asociados
EP2068719B1 (en) 2006-09-15 2017-10-25 Boston Scientific Scimed, Inc. System for anchoring stomach implant
US9326877B2 (en) * 2006-09-29 2016-05-03 Apollo Endosurgery, Inc. Apparatus and method for intragastric balloon with in situ adjustment means
US8628553B2 (en) * 2006-11-08 2014-01-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Expanding adhesive foam structure to reduce stomach volume
EP2099385B1 (en) 2006-11-27 2021-02-24 Davol Inc. A device especially useful for hernia repair surgeries
US9192397B2 (en) 2006-12-15 2015-11-24 Gmedelaware 2 Llc Devices and methods for fracture reduction
EP2120734B1 (en) 2006-12-15 2015-12-02 Gmedelaware 2 LLC Drills for vertebrostenting
US9480485B2 (en) 2006-12-15 2016-11-01 Globus Medical, Inc. Devices and methods for vertebrostenting
US8926648B2 (en) * 2007-02-13 2015-01-06 Brian Charles Weiner Multi-method and multi-apparatus for treating obesity
WO2008121409A1 (en) * 2007-03-29 2008-10-09 Jaime Vargas Intragastric implant devices
US8226602B2 (en) * 2007-03-30 2012-07-24 Reshape Medical, Inc. Intragastric balloon system and therapeutic processes and products
US20100121371A1 (en) * 2007-04-30 2010-05-13 Spatz Fgia, Inc. Non-endoscopic insertion and removal of a device
US8142469B2 (en) * 2007-06-25 2012-03-27 Reshape Medical, Inc. Gastric space filler device, delivery system, and related methods
US20090030284A1 (en) 2007-07-18 2009-01-29 David Cole Overtube introducer for use in endoscopic bariatric surgery
JP5581209B2 (ja) 2007-07-18 2014-08-27 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド 内視鏡的インプラントシステム
ES2477879T3 (es) * 2007-10-17 2014-07-18 Davol, Inc. Medios de inmovilización entre una malla y unos medios de despliegue de malla especialmente útiles para cirugías de reparación de hernias
AU2008317024A1 (en) * 2007-10-23 2009-04-30 Allergan, Inc. Pressure sensing intragastric balloon
US8016851B2 (en) * 2007-12-27 2011-09-13 Cook Medical Technologies Llc Delivery system and method of delivery for treating obesity
US20090171383A1 (en) 2007-12-31 2009-07-02 David Cole Gastric space occupier systems and methods of use
DK3476371T3 (da) * 2008-01-29 2022-04-04 Implantica Patent Ltd Et apparat til behandling af gerd
US8020741B2 (en) 2008-03-18 2011-09-20 Barosense, Inc. Endoscopic stapling devices and methods
WO2009126331A1 (en) 2008-04-09 2009-10-15 Endocore Llc Pyloric valve devices and methods
WO2009126268A1 (en) 2008-04-09 2009-10-15 Endocore Llc Pyloric valve
BRPI0920512A2 (pt) * 2008-10-10 2019-09-24 Milux Holding Sa aparelho para tratamento de doença de refluxo gastroesofageal
WO2010045477A2 (en) 2008-10-16 2010-04-22 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric volume-occupying device and method for fabricating same
US7934631B2 (en) 2008-11-10 2011-05-03 Barosense, Inc. Multi-fire stapling systems and methods for delivering arrays of staples
US9504548B2 (en) 2008-11-21 2016-11-29 C.R. Bard, Inc. Soft tissue repair prosthesis, expandable device, and method of soft tissue repair
EP2379158A4 (en) * 2008-12-27 2014-04-23 John Hancock INTRAGASTRAL DEVICE OF HIGH DENSITY
US9174031B2 (en) * 2009-03-13 2015-11-03 Reshape Medical, Inc. Device and method for deflation and removal of implantable and inflatable devices
US8683881B2 (en) * 2009-04-03 2014-04-01 Reshape Medical, Inc. Intragastric space fillers and methods of manufacturing including in vitro testing
US8961539B2 (en) * 2009-05-04 2015-02-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic implant system and method
US9358143B2 (en) 2009-07-22 2016-06-07 Reshape Medical, Inc. Retrieval mechanisms for implantable medical devices
WO2011011743A2 (en) 2009-07-23 2011-01-27 Reshape Medical, Inc. Deflation and removal of implantable medical devices
US9604038B2 (en) 2009-07-23 2017-03-28 Reshape Medical, Inc. Inflation and deflation mechanisms for inflatable medical devices
EP2480279A4 (en) 2009-09-24 2017-11-15 Reshape Medical, Inc. Normalization and stabilization of balloon surfaces for deflation
US9439633B2 (en) * 2009-10-09 2016-09-13 Flip Technologies Limited Device and a method for facilitating monitoring the cross-section of a gastric sleeve during formation thereof
US20110092998A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-21 Spatz Fgia, Inc. Balloon hydraulic and gaseous expansion system
EP2533845A4 (en) 2010-02-08 2016-04-06 Reshape Medical Inc IMPROVED AND REINFORCED EXTRACTION METHOD AND MECHANISMS FOR INTRAGASTRAL DEVICES
US9149611B2 (en) 2010-02-08 2015-10-06 Reshape Medical, Inc. Materials and methods for improved intragastric balloon devices
US8608642B2 (en) * 2010-02-25 2013-12-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for treating morbid obesity using hydrogel
EP2539011A4 (en) 2010-02-25 2014-03-26 Reshape Medical Inc IMPROVED AND REINFORCED EXPLANT PROCESSES AND MECHANISMS FOR INTRAGASTRAL DEVICES
WO2011120047A1 (en) 2010-03-26 2011-09-29 IBIS Medical, Inc. Intragastric implant devices
WO2011127205A1 (en) 2010-04-06 2011-10-13 Reshape Medical , Inc. Inflation devices for intragastric devices with improved attachment and detachment and associated systems and methods
EP2571427B1 (en) 2010-05-21 2017-07-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue-acquisition and fastening devices
US9526648B2 (en) 2010-06-13 2016-12-27 Synerz Medical, Inc. Intragastric device for treating obesity
US10420665B2 (en) 2010-06-13 2019-09-24 W. L. Gore & Associates, Inc. Intragastric device for treating obesity
US10010439B2 (en) 2010-06-13 2018-07-03 Synerz Medical, Inc. Intragastric device for treating obesity
US8628554B2 (en) 2010-06-13 2014-01-14 Virender K. Sharma Intragastric device for treating obesity
JP4846044B1 (ja) 2010-06-30 2011-12-28 テルモ株式会社 医療用装置
US9808331B2 (en) 2010-10-05 2017-11-07 C.R. Bard, Inc. Soft tissue repair prosthesis and expandable device
US20120089170A1 (en) * 2010-10-11 2012-04-12 Allergan, Inc. Intragastric balloon geometries
WO2012051108A2 (en) * 2010-10-11 2012-04-19 Allergan, Inc. Re-shaping intragastric implants
EP2629715B1 (en) 2010-10-18 2016-01-06 Apollo Endosurgery, Inc. Reactive intragastric implant devices
US9463107B2 (en) 2010-10-18 2016-10-11 Apollo Endosurgery, Inc. Variable size intragastric implant devices
US8870966B2 (en) 2010-10-18 2014-10-28 Apollo Endosurgery, Inc. Intragastric balloon for treating obesity
WO2012054514A2 (en) 2010-10-18 2012-04-26 Allergan, Inc. Intragastric implants with duodenal anchors
US9498365B2 (en) 2010-10-19 2016-11-22 Apollo Endosurgery, Inc. Intragastric implants with multiple fluid chambers
US9198790B2 (en) 2010-10-19 2015-12-01 Apollo Endosurgery, Inc. Upper stomach gastric implants
US9398969B2 (en) 2010-10-19 2016-07-26 Apollo Endosurgery, Inc. Upper stomach gastric implants
US8864840B2 (en) 2010-10-19 2014-10-21 Apollo Endosurgery, Inc. Intragastric implants with collapsible frames
US9095405B2 (en) * 2010-10-19 2015-08-04 Apollo Endosurgery, Inc. Space-filling intragastric implants with fluid flow
US8920447B2 (en) 2010-10-19 2014-12-30 Apollo Endosurgery, Inc. Articulated gastric implant clip
EP2629716B1 (en) 2010-10-19 2016-07-13 Apollo Endosurgery, Inc. Anchored non-piercing duodenal sleeve
US20150374525A1 (en) * 2011-01-21 2015-12-31 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric device
US8292911B2 (en) 2011-01-21 2012-10-23 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric device
KR101724810B1 (ko) 2011-01-21 2017-04-07 오발론 테라퓨틱스 인코퍼레이티드 위내 장치
US8202291B1 (en) 2011-01-21 2012-06-19 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric device
US8647358B2 (en) 2011-01-21 2014-02-11 Obalon Therapeutics Inc. Intragastric device
JP5820052B2 (ja) * 2011-03-28 2015-11-24 ケイ. アルーワリア,プラバート 臓器開創器
US9005289B1 (en) * 2011-07-01 2015-04-14 Clemson University Tissue engineered nucleus pulposus replacement
JP2014533981A (ja) 2011-09-27 2014-12-18 アイビス・メディカル・インコーポレーテッド 胃内インプラントデバイス
CN104254285B (zh) 2011-11-09 2017-07-28 伊兹诺茨有限公司 阻塞装置
US9173759B2 (en) 2012-05-31 2015-11-03 Valentx, Inc. Devices and methods for gastrointestinal bypass
US20130324906A1 (en) 2012-05-31 2013-12-05 Valen Tx, Inc. Devices and methods for gastrointestinal bypass
US9681975B2 (en) 2012-05-31 2017-06-20 Valentx, Inc. Devices and methods for gastrointestinal bypass
WO2013183058A2 (en) 2012-06-07 2013-12-12 Tulip Medical Ltd. Expanded device
US9456916B2 (en) 2013-03-12 2016-10-04 Medibotics Llc Device for selectively reducing absorption of unhealthy food
TR201904626T4 (tr) * 2012-08-17 2019-05-21 Simple Medical Innovations Pty Ltd İntragastrik balon.
US10137023B2 (en) 2012-09-14 2018-11-27 Medibotics Llc Colonnade (TM) expandable intragastric food flow lumen device
US20140121646A1 (en) * 2012-10-29 2014-05-01 FABtec Medical, Inc. Nutrient Absorption Barrier And Delivery Method
WO2014070136A1 (en) * 2012-10-29 2014-05-08 FABtec Medical, Inc. Nutrient absorption barrier and delivery method
US9125660B2 (en) 2013-04-14 2015-09-08 Easynotes Ltd. Inflation and deflation of obstruction device
US9011365B2 (en) 2013-03-12 2015-04-21 Medibotics Llc Adjustable gastrointestinal bifurcation (AGB) for reduced absorption of unhealthy food
US9067070B2 (en) 2013-03-12 2015-06-30 Medibotics Llc Dysgeusia-inducing neurostimulation for modifying consumption of a selected nutrient type
US9757264B2 (en) 2013-03-13 2017-09-12 Valentx, Inc. Devices and methods for gastrointestinal bypass
MX2016007236A (es) 2013-12-04 2016-08-04 Obalon Therapeutics Inc Sistemas y metodos para ubicar y/o caracterizar dispositivos intragastricos.
EP3203916B1 (en) 2014-10-09 2021-12-15 ReShape Lifesciences Inc. Ultrasonic systems and methods for locating and /or characterizing intragastric devices
EP3226816A1 (en) * 2014-12-04 2017-10-11 Cardinali, Federico A device for treating obesity and a corresponding delivery system
WO2016172054A1 (en) * 2015-04-23 2016-10-27 Obalon Therapeutics, Inc. Systems and methods for preventing passage of intragastric devices
US10335303B2 (en) 2015-12-07 2019-07-02 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric device
US10537453B2 (en) 2015-12-16 2020-01-21 Obalon Therapeutics, Inc. Intragastric device with expandable portions
US10350100B2 (en) 2016-04-12 2019-07-16 Obalon Therapeutics, Inc. System for detecting an intragastric balloon
US10779980B2 (en) 2016-04-27 2020-09-22 Synerz Medical, Inc. Intragastric device for treating obesity
US10772752B2 (en) 2016-11-04 2020-09-15 Obalon Therapeutics, Inc. Pressure control system for intragastric device
EP3579910A4 (en) 2017-02-09 2020-12-30 Spatz Fgia Ltd NON-RETURN VALVE WITH DOCKING STATION FOR GASTROINTESTINAL BALLOONS
US10537454B2 (en) 2017-06-16 2020-01-21 Proximate Concepts Llc Electrophysiologically active transducer intragastric balloon system and method
KR101896250B1 (ko) * 2017-06-29 2018-09-07 정성웅 비만 처리용 마그넷 어셈블리 장치 및 이의 사용 방법
EP3878415A1 (en) * 2020-03-09 2021-09-15 BariaTek Medical A device for treatment of obesity or diabetes of a patient and a method for selecting such a device
KR102564796B1 (ko) * 2020-12-28 2023-08-10 아주대학교산학협력단 위소매 절제술 보조 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415063A (en) * 1987-07-10 1989-01-19 Terumo Corp Catheter tube
US4899747A (en) * 1981-12-10 1990-02-13 Garren Lloyd R Method and appartus for treating obesity
US5401241A (en) * 1992-05-07 1995-03-28 Inamed Development Co. Duodenal intubation catheter
WO2005107641A2 (en) * 2004-05-03 2005-11-17 Fulfillium, Inc. Method and system for gastric volume control
WO2006035446A2 (en) * 2004-09-30 2006-04-06 Duocure, Inc. Device and method for treating weight disorders

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2493326A (en) * 1949-03-01 1950-01-03 John H Trinder Tampon for control of intractable nasal hemorrhages
US4133315A (en) * 1976-12-27 1979-01-09 Berman Edward J Method and apparatus for reducing obesity
US4246893A (en) * 1978-07-05 1981-01-27 Daniel Berson Inflatable gastric device for treating obesity
US4416267A (en) * 1981-12-10 1983-11-22 Garren Lloyd R Method and apparatus for treating obesity
US4485805A (en) * 1982-08-24 1984-12-04 Gunther Pacific Limited Of Hong Kong Weight loss device and method
US4598699A (en) * 1985-06-10 1986-07-08 Garren Lloyd R Endoscopic instrument for removing stomach insert
US4694827A (en) * 1986-01-14 1987-09-22 Weiner Brian C Inflatable gastric device for treating obesity and method of using the same
US6547788B1 (en) * 1997-07-08 2003-04-15 Atrionx, Inc. Medical device with sensor cooperating with expandable member
US6939299B1 (en) * 1999-12-13 2005-09-06 Kurt Petersen Implantable continuous intraocular pressure sensor
US6826428B1 (en) 2000-04-11 2004-11-30 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Gastrointestinal electrical stimulation
US7033373B2 (en) * 2000-11-03 2006-04-25 Satiety, Inc. Method and device for use in minimally invasive placement of space-occupying intragastric devices
US6579301B1 (en) * 2000-11-17 2003-06-17 Syntheon, Llc Intragastric balloon device adapted to be repeatedly varied in volume without external assistance
US20020161388A1 (en) * 2001-02-27 2002-10-31 Samuels Sam L. Elastomeric balloon support fabric
US20050143784A1 (en) * 2001-05-01 2005-06-30 Imran Mir A. Gastrointestinal anchor with optimal surface area
US6733512B2 (en) * 2002-03-07 2004-05-11 Mcghan Jim J. Self-deflating intragastric balloon
US6746460B2 (en) * 2002-08-07 2004-06-08 Satiety, Inc. Intra-gastric fastening devices
US6890300B2 (en) * 2002-08-27 2005-05-10 Board Of Trustees Of Michigan State University Implantable microscale pressure sensor system for pressure monitoring and management
US7291160B2 (en) * 2003-03-17 2007-11-06 Delegge Rebecca Intragastric catheter
US6981980B2 (en) * 2003-03-19 2006-01-03 Phagia Technology Self-inflating intragastric volume-occupying device
ATE475385T1 (de) * 2003-10-23 2010-08-15 Proxy Biomedical Ltd Magenverengungsvorrichtung
US7931693B2 (en) * 2004-02-26 2011-04-26 Endosphere, Inc. Method and apparatus for reducing obesity
AU2005231323B2 (en) * 2004-03-26 2011-03-31 Ethicon Endo-Surgery, Inc Systems and methods for treating obesity
WO2005120363A1 (en) 2004-06-03 2005-12-22 Mayo Foundation For Medical Education And Research Obesity treatment and device
US20070016262A1 (en) * 2005-07-13 2007-01-18 Betastim, Ltd. Gi and pancreatic device for treating obesity and diabetes
FR2892296A1 (fr) * 2005-10-21 2007-04-27 Christophe Bastid Ballon(s) intra-gastrique(s) utilises chez l'homme pour le traitement de la surcharge ponderale utilisant un raccord de remplissage et de vidange a un ou plusieurs canaux.

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4899747A (en) * 1981-12-10 1990-02-13 Garren Lloyd R Method and appartus for treating obesity
JPS6415063A (en) * 1987-07-10 1989-01-19 Terumo Corp Catheter tube
US5401241A (en) * 1992-05-07 1995-03-28 Inamed Development Co. Duodenal intubation catheter
WO2005107641A2 (en) * 2004-05-03 2005-11-17 Fulfillium, Inc. Method and system for gastric volume control
US20050267596A1 (en) * 2004-05-03 2005-12-01 Fulfillium, Inc. A Delaware Corporation Devices and systems for gastric volume control
WO2006035446A2 (en) * 2004-09-30 2006-04-06 Duocure, Inc. Device and method for treating weight disorders

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537790A (ja) * 2007-09-07 2010-12-09 バロノバ, インコーポレイテッド 胃開口部の断続的遮断の装置および使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1962941B1 (en) 2016-09-21
EP3165195A1 (en) 2017-05-10
US20070100369A1 (en) 2007-05-03
JP2009148578A (ja) 2009-07-09
EP1962941A1 (en) 2008-09-03
CA2638163A1 (en) 2007-07-05
CA2988161A1 (en) 2007-07-05
JP4900978B2 (ja) 2012-03-21
CA2638163C (en) 2018-01-23
EP1962941A4 (en) 2014-09-10
WO2007075810A1 (en) 2007-07-05
US20070149994A1 (en) 2007-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4900978B2 (ja) 胃内詰物装置
CA2638988C (en) Intragastric space filler
US20190076282A1 (en) Intragastric space filler
EP1659983B1 (en) Pyloric valve obstructing device
JP5576427B2 (ja) 幽門係留デバイスおよび方法
CA2652569C (en) Bioerodible self-deployable intragastric and non-gastric implants
US20070100367A1 (en) Intragastric space filler
US20150150561A1 (en) Gastric retaining devices and methods

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4900978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees