JP2009520649A - 複数のサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージ - Google Patents
複数のサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009520649A JP2009520649A JP2008546137A JP2008546137A JP2009520649A JP 2009520649 A JP2009520649 A JP 2009520649A JP 2008546137 A JP2008546137 A JP 2008546137A JP 2008546137 A JP2008546137 A JP 2008546137A JP 2009520649 A JP2009520649 A JP 2009520649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- elastic member
- sanitary
- elastic
- sanitary product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
本発明は、複数の圧縮可能なサニタリー製品(3)を配布及び保管するためのパッケージ(1、1’、1’’、1’’’、1’’’’)であって、少なくとも1つの圧縮可能なサニタリー製品と、それらのサニタリー製品の少なくとも1つに圧縮力を加える少なくとも1つの弾性部材(50、52、54、56、58)とを含む、パッケージに関する。
Description
本発明は、複数のサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージに関する。
以下では、サニタリー製品は、かさばり、圧縮可能な製品であり、その主な機能は、体液を吸収及び保持することであると理解されている。
サニタリー製品の分野、具体的には、生理用ナプキン及び赤ちゃん用または失禁用製品としてのおむつ/ナプキンの分野では、サニタリー製品は通常、配布する複数のサニタリー製品の周りを、包装体(wrapper)、具体的には、プラスチックフィルムで包装することによって配布するためにひとまとめにされる。次いで、その結果得られたパッケージは、小売業者及びエンドユーザに簡単に配布することができる。
パッケージは通常、配布のためだけはなく、エンドユーザの位置におけるサニタリー製品の保管のためにも使用される。可撓性の包装体から作られた、サニタリー製品のパッケージに関する問題の1つは、1つ目のサニタリー製品がパッケージから取り出されるとすぐに、パッケージが不安定で雑然とする傾向がある点である。これは、パッケージ内部の容積の減少によって起き、それにより、可撓性の包装体材料がもはや張力を受けていない状況をもたらす。更に、パッケージを開けた後でそれを広げることを可能にする拡大機構を備えることにより、パッケージからサニタリー製品を簡単に取り出すことができるパッケージを構築することが慣例であることが多い。次いで、パッケージは、倒れる恐れがあり、サニタリー製品は、パッケージから外に落ちることがあり、それにより、衛生的に汚れてしまうことがある。
更に、パッケージを開けた後に、おむつまたはナプキンの吸収特性を維持することが望ましい。この点において、サニタリー製品の吸収性コアの吸上げ性(wicking)を維持することが特に望ましい。吸上げは、吸収性コアの、液体が最初に接する部分から、その部分の周りの拡張領域まで、液体を広げる、吸収性コアの特性である。おむつの吸収性コアの吸上げは、吸収性コアの拡張領域を使用して流体を吸収し、それにより、吸収特性を改善することを確実にする。
特許文献1では、1列の圧縮可能な物を保管するための密封コンパートメント(compartment)を有するパッケージが開示されている。そのパッケージは、その密封コンパートメントを広げることを可能にする拡大機構を含む。
特許文献2は、壁に取り付ける生理用ナプキン供給装置を開示している。その供給装置に生理用ナプキンを置くことができ、その装置は、生理用ナプキンをユーザが把持するのに適切な位置に位置合わせするためにヒンジ式の蓋に取り付けられたばねを備える。
特許文献3は、供給装置の厚紙の一方にある供給用開口部に向けて、ティッシュペーパーを押しやるために、互いに対して張力がかかっている、2枚の厚紙を含む供給装置を開示している。
米国特許出願公開第2005/0077500号明細書
米国特許第6799695号明細書
欧州特許出願公開第0520885号明細書
国際公開第2004/021949号パンフレット
国際公開第03/047488号パンフレット
欧州特許出願公開第0521883号明細書
欧州特許出願公開第0582596号明細書
国際公開第97/20091号パンフレット
米国特許第5539056号明細書
本発明の一目的は、パッケージ中のサニタリー製品の吸収特性、具体的には、吸上げ性を実質上維持する、複数の圧縮可能なサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージを提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する、複数の圧縮可能なサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージによって解決される。従って、パッケージは、少なくとも1つの圧縮可能なサニタリー製品と、その少なくとも1つの圧縮可能なサニタリー製品に圧縮力を加える少なくとも1つの弾性部材とを含む。
サニタリー製品は、かさばり、圧縮可能な製品であり、その主な機能は、体液を吸収及び保持することであると理解されている。
圧縮可能なサニタリー製品、具体的には、その吸収性コアに圧縮が加えられる場合は、パッケージを開けた後に圧縮可能なサニタリー製品の吸上げ性を実質上維持することが可能であることが本願発明者らによって分かっている。サニタリー製品の圧縮により、サニタリー製品が、圧縮された状態のままになり、従って、理想的な嵩(bulk)が維持される。サニタリー製品の圧縮が低下すると、嵩が増加し、吸上げ性、従って、吸収特性が徐々に悪化する傾向があることが分かっている。
上述の特徴を有するパッケージは、それらの元々の嵩を維持するために、少なくとも1つのサニタリー製品、具体的には、おむつ/ナプキンに圧縮を加える。従って、パッケージがもはや一杯でなくてもそれらの吸上げ性は維持される。吸収性コアの吸上げ性が維持されるため、効率的な吸上げにより流体を吸収するのに使用される吸収性コアの体積が拡大されるので、吸収特性も維持される。弾性部材は、いくつかのサニタリー製品がパッケージから取り出された後でもサニタリー製品を圧縮するように働く。
理解されるように、圧縮の程度は、弾性部材に使用される材料に応じて大きく変わる。理想的な弾性部材は、サニタリー製品の吸上げ性を維持するために、パッケージが一杯の状態からパッケージの最後のサニタリー製品まで一定の圧縮を加える。
本発明による弾性部材の提供は、パッケージからサニタリー製品を取り出すことを簡単にするために、パッケージを最初に開けたときにパッケージの圧縮を解放することが一般的であった従来技術の教示とは正反対である。
上述の特徴を有するパッケージは、弾性部材がサニタリー製品に圧縮を加えて整然とした配置にするので、いくつかのサニタリー製品がパッケージから取り出されたときでも、パッケージ中のサニタリー製品を維持するという追加の利点を有する。
パッケージが開けられ1つまたは複数のサニタリー製品がパッケージから取り出された後に、パッケージ中のサニタリー製品への圧縮力を維持するために、弾性部材は、少なくとも1つのサニタリー製品がパッケージから取り出された後でも、サニタリー製品に圧縮力を加える。
好ましくは、弾性部材の寸法は、パッケージが一杯の状態からパッケージに3分の1だけ入っている状態まで、サニタリー製品に圧縮を加えるようになっている。好ましい実施形態では、サニタリー製品に加えられる圧縮は、パッケージが一杯の状態からパッケージに3分の1だけ入っている状態まで、ほぼ一定である。これにより、パッケージが一杯の状態からパッケージに少なくとも3分の1だけ入っている状態まで、吸上げ性を維持することが可能になる。
本願発明者らの知見によれば、弾性部材は、サニタリー製品を圧縮して、トータルの嵩を3〜6cm3/gにするように寸法設定されることが好ましい。こうした圧縮により、サニタリー製品の吸上げ性、従って、吸収特性を確実に維持する。所与の値は、高吸収ポリマー(SAP:superabsorbent polymers)を含有する吸収製品にも、単に繊維から作られたコアを含有する高吸収ポリマーを含まない製品にも同様に有効である。
弾性部材を提供するために様々な弾性材料を用いることができる。好ましい実施形態では、弾性部材は、高い伸び率を呈する天然の弾性ポリマー及び/または合成の弾性ポリマーから作られる。少なくとも100%、好ましくは少なくとも200%、より好ましくは少なくとも300%、最も好ましくは400%より大きい、具体的には少なくとも500%の伸び率を呈する弾性部材は、特に有利な点である。こうした弾性部材は、パッケージ中の多様な質のサニタリー製品にわたって圧縮力を維持するという利点を有する。具体的には、こうした材料特性のある弾性部材では、サニタリー製品で完全に満たされた状態から数個のサニタリー製品しか残っていない状態まで、パッケージ中の圧縮を維持することが可能である。最も好ましくは、パッケージ中の最後のサニタリー製品まで圧縮が維持される。
好ましい実施形態では、弾性部材は、低結晶性ポリエチレン、メタロセン触媒低結晶性ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA:ethylene vinyl acetate)、ポリウレタン、ポリイソプロペン、ブタジエン−スチレンコポリマー及び/またはスチレンブロックコポリマー、具体的には、スチレン/イソプレン/スチレン(SIS:styrene/isoprene/styrene)、スチレン/ブタジエン/スチレン(SBS:styrene/butadiene/styrene)またはスチレン/エチレン−ブタジエン/スチレンブロックコポリマー、並びに/或いは、前述のポリマーの混合物から作られる。これらの材料または材料の混合物は、高い伸び率を呈し、従って、この目的に適している。弾性部材に適した材料は、これらに限定しないが、例えば、特許文献4〜特許文献9にも記載されている。
各パッケージの設計基準及び機械的基準に対応するような弾性部材を形成するために、弾性部材をフィルム状または伸縮性のラミネート状に形成された伸縮性材料から作ることができる。しかし、弾性部材に使用される材料の実際のタイプは、必要な弾性特性を長期間にわたって維持する限り、その期間中に部分的または完全に伸びてしまった場合でも、不可欠ではない。
好ましい実施形態では、パッケージは、サニタリー製品を包装する包装体を含むことができる。包装体は、パッケージに構造的な支持を負わせない、積層フォイル、プラスチックフォイル等であると理解されている。こうした包装体は、小売業者及びエンドユーザに配布されるときにサニタリー製品を埃や湿気から保護し、エンドユーザの位置でサニタリー製品が保管されるときにカバーの働きをする。
可撓性の包装体から作られた従来のパッケージは、最初のサニタリー製品をパッケージから取り出したらすぐに、非常に簡単に倒れる傾向がある。従って、こうした従来のパッケージは、パッケージからある数のサニタリー製品を取り出したらすぐに、外観が非常に雑然とする。一方、包装体から作られたパッケージは、安く製造でき軽量であるという利点を有する。
本発明のパッケージは、従来の厚紙パッケージの安定性を有し、ある数のサニタリー製品がパッケージから取り出されるときに倒れないが、同時に従来の包装体パッケージの全ての利点を有する。
パッケージの包装体は、伸縮不能、具体的には、伸縮不能なフィルムとすることができる。これは、弾性部材によって加えられる力を、包装体を介して直接サニタリー製品に伝達することができるという利点を有する。少なくとも1つの弾性部材が、包装体内に収容されたサニタリー製品を圧縮するように包装体と相互作用することが特に好ましい。
包装体及び弾性部材の表面積を、弾性部材が小型のストリップとして存在する実施形態から始まり、包装体が小型のストリップでしか提供されない状況まで、幅広い範囲にわたって変えることができる。具体的には、包装体の材料は、パッケージの上部及び底部にのみ存在し、パッケージの残りの部分は弾性部材によってカバーすることができる。
好ましい実施形態では、少なくとも1つの弾性部材は、包装体に取り付けられる。更なる好ましい実施形態では、少なくとも1つの弾性部材を、包装体と一体にすることができる。これらの実施形態は、サニタリー製品にかかる圧縮力の作用を改善し、同時に、包装寸法を小さくし、製造及び配布効率を向上させる。
好ましい実施形態では、少なくとも1つの弾性部材は、パッケージの側面に配置された、弾性材料のストリップである。更に、弾性材料の少なくとも2つのストリップは、パッケージの両側に配置することができる。これらの実施形態は、具体的には、ストリップがパッケージの両側に配置されるときに、サニタリー製品により一様の圧縮を加えるように働く。
好ましい実施形態では、少なくとも2つの弾性ストリップが、パッケージの片面に配置される。こうした配置により、パッケージを空にするプロセス中に、以前に特定された圧縮の必要性に従って、弾性ストリップを配置することが可能になる。更なる好ましい実施形態によれば、パッケージは、少なくとも1つのサニタリー製品をそれぞれ保管する少なくとも2つのコンパートメントを有し、少なくとも1つの弾性部材が各コンパートメントに関連付けられるときに、これはずっと重要になる。ここでは、個々のコンパートメントにかかる圧縮力は、最適な圧縮を確実にすることができるように、互いに無関係である。好ましくは、コンパートメントは、互いに分離することができる。このような分離は、コンパートメントが包装体のミシン目の連結部を介して互いに連結されるときに実現することができる。本発明のこうした特定の実施形態は、個々のコンパートメントを簡単に切り離すことを可能にして、例えば、エンドユーザの家庭内で異なる場所にそれらを分けて置くか、またはコンパートメントのうち1つを旅行に持っていく。
更に他の好ましい実施形態では、包装体自体が弾性部材を形成する。これを実現するには、包装体を、弾性材料、具体的には、上述した弾性材料から作ることができる。弾性材料から作られた包装体を含むこうしたパッケージは、非常に快適かつ簡単に、パッケージ内のサニタリー製品を圧縮することを可能にする。更に、弾性材料製の包装体に加えて必要な構成要素はない。
好ましい実施形態では、弾性部材は、パッケージ中の少なくとも2つのサニタリー製品を抱持する弾性ベルトである。こうした弾性ベルトは、形状をほぼリング様とすることができ、そのリングは、パッケージ中の全てのサニタリー製品またはサニタリー製品の一部を抱持及び/または囲繞する。後者の場合には、各部分のための少なくとも1つの弾性ベルトが備えられる。こうした特定の弾性ベルトは、弾性部材の力をサニタリー製品に伝える包装体を使用する必要がないという利点を有する。弾性ベルト自体が、圧縮可能なサニタリー製品に力を伝達する。
異なる実施形態でサニタリー製品をひとまとめにするためには、パッケージは、サニタリー製品をカバーする、具体的には、厚紙材料から作られた、実質上剛体のカバーを含むことができる。
少なくとも外側に剛体の壁が残っている、従来の厚紙パッケージまたは他のパッケージは、完全なままであり、最後のサニタリー製品がパッケージから取り出されるまで倒れる傾向はない。上述のようにしてサニタリー製品を箱の中に抱持する弾性部材の組合せでは、カバー内に残っているサニタリー製品の吸上げ性は、やはり、有利に維持される。
パッケージは、使い捨てのおむつ/ナプキン、具体的には使い捨ての赤ちゃん用おむつまたは使い捨ての失禁用おむつ、或いは生理用ナプキンを含むことができる。これらの製品に関しては、嵩、ひいては吸上げ性を維持するために、使用前に全ての製品に一定の圧力が加えられることが特に有利である。
サニタリー製品を簡単にパッケージから取り出すことを可能にするために、パッケージを表面に取り付けるように、パッケージの外側に接着材パッドを配置することが好ましい。これは、サニタリー製品をパッケージから取り出すために、接着剤パッドが開口部の反対側のパッケージ側面、具体的には、パッケージの下面に位置するときに特に助けになる。弾性部材が一定の圧縮をサニタリー製品にかけるので、サニタリー製品をパッケージから取り出す際の摩擦が増加する。従って、取り出すためのより大きい力が、サニタリー製品をパッケージから取り出すのに必要であり、従って、パッケージを両手で保持しなければならない状況をもたらす。一方、おむつ交換、具体的には、赤ちゃんのおむつ交換のときに、赤ちゃんを抱くために片手が自由になることが好ましい。パッケージの下面に配置された接着剤パッドは、パッケージをその位置に保持し、各面から落ちることまたは倒れることを防止し、従って、使いやすく安全である。
以下では、本発明の例示的な実施形態を、概略的な図面を参照して詳細に説明する。
本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明では、異なる図の対応する部品または要素を同じ参照番号で示す。
図1及び図2は、第1の実施形態の、複数の圧縮可能なサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージ1を示す。そのパッケージは、図1に示すように、形状がほぼ立方形であり、包装体2を含む。その包装体2は、パッケージ1の内部に収容されたサニタリー製品(図示せず)の周りを包む。パッケージ1は更に、2つの弾性ストリップ50、52の形態の2つの弾性部材を備え、それらの弾性部材は、パッケージ1の側面20、22に取り付けられている。
弾性部材50、52は、本実施形態では、パッケージ1の側面に取り付けられた弾性ストリップとして形成される。弾性ストリップ50、52は、包装用材料2の外側に配置することも内側に配置することもでき、包装体2と一体にすることもできる。
図2は、いくつかのサニタリー製品がパッケージ1から取り出され、パッケージ1が半分だけ入っている状況である、図1のパッケージを示す。弾性ストリップ50、52は、パッケージ1の内側のサニタリー製品への圧縮が、図1のサニタリー製品にかかるのと実質上同じままになるように、パッケージ1の包装体2を圧縮している。包装体2の内側の体積が、本質的には、パッケージ1内の残りのサニタリー製品に相当することを、図1及び図2から明確にとらえることができる。
弾性ストリップ50、52は、最初の配置では、図1に示すように、延びた状態である。弾性ストリップ50、52に使用される材料は、伸び率が高い材料である。弾性ストリップ50、52の材料は、パッケージが一杯の状態から、パッケージに包装体の内側に約3分の1のサニタリー製品しか残っていないレベルまで、パッケージ1内の圧縮を維持することができるように作られる。理想的な配置では、パッケージ1の最後の製品まで、サニタリー製品に対する圧縮を維持することができる。
弾性ストリップ50、52の寸法は、包装体のサニタリー製品、具体的には、包装体内のおむつ/ナプキンのトータルの嵩が、3〜6cm3/gになるように、包装体2内のサニタリー製品を圧縮するようになっている。
おむつ/ナプキンの吸収性コアの嵩は、以下の方法で測定することができる:コアを取り出し、前記コアの面積を測定し、その後、そのコアの厚さを測定する。それら2つの値、すなわち、面積及び厚さを互いに乗ずる。次いで、コアの質量を測定し、最初の値をコアの質量で割る。
例示的な実施形態では、おむつのコアの寸法は、10×10cmであり、面積は100cm2になる。前記コアの厚さは3mmであり、これにより、100×0.3=30cm3の値が得られる。コアの質量は10gである。よって、この製品の計算されたトータルの嵩は、30/10=3cm3/gである。
コアに加えられた圧縮は、必然的にコアの厚さに影響を及ぼし、圧縮値が高いと、コアの厚さが薄くなるので、嵩の値は小さくなる。嵩が大きい、すなわち、3より低い場合は、製品の液体の吸上げは低くなる。
図9では、発明者の知見をグラフに示す。パルプ14g及び高吸収性ポリマー(SAP:super absorbing polymers)12gを含有する、吸収が異なる3つのコアは、コアの嵩が6、8及び10cm3/gになるように作られる。コアの吸上げ性を測定する。吸上げ性を測定するには、コアを水平面に対して45度に傾けて保持する。コアの下側を、NaCl0.9%を含有した、色の付いた検査液に深さ2cm浸す。確実に一定に浸すことができるように、液体の高さを維持する。これは、吸収性コアがある量の検査液を吸収したらすぐに検査液の容器を満たすことによって行うことができる。引き続き、コアの吸上げ性の測度として、濡れた領域の長さを測定する。図から分かるように、吸上げ性は、コアの嵩が10cm3/gのコアより、コアの嵩が6cm3/gのコアの場合にずっと高くなる。
パルプのコア及びパルプ/SAP複合コアの嵩は、コアの圧縮が維持されない場合、徐々に増加することがよく知られている。吸収性コアは、マット形成プロセスによって形成される。このプロセスは、パルプシートを細かくして繊維にし、次いで、前記繊維を通気性の担持シート上に配置することを含む。担持シートの下には、担持シート上に繊維を配置するのを助けるために、1つまたは複数の吸込み部分が配置される。こうした形成により、嵩の値が10cm3/gを超える吸収性コアがもたらされる。このような製造方法により、コアは、構造がふわふわ(fluffy)になり、スポンジのように働く。すなわち、コアが圧縮され、次いで圧縮力が解放される場合、コアは、拡張する傾向があり、それにより、嵩の値が増大する。従って、吸上げ性は、吸収コアがより長い時間にわたって外部からの圧縮のないままであると、悪化する傾向がある。
弾性ストリップ50、52に使用することができる材料は、好ましくは、伸び率が高く、少なくとも100%、好ましくは少なくとも200%、より好ましくは少なくとも300%、最も好ましくは400%より大きく、具体的には少なくとも500%である。こうした材料は、広い範囲の体積にわたって、従って、パッケージ1が一杯になるレベルまで圧縮力を提供する。言い換えると、こうした弾性材料は、パッケージが一杯の状況で、また、パッケージが大部分すでに空になっている状況でも、サニタリー製品への圧縮を維持することができる。
図1及び図2に示す実施形態では、弾性ストリップ50、52の圧縮力は、包装体2を介してサニタリー製品に加えられる。包装体自体は、弾性ではないか、または少なくとも弾性ストリップ50、52ほど弾性ではなく、例えば、伸縮不能でよい。図1及び図2に示す実施形態では、弾性ストリップ50、52によって加えられた力は、包装体2の側面20、22、次いで、包装体2の端面24、26に作用し、従って、パッケージ1内のサニタリー製品に圧縮力を加える。
図3は、包装体2を有するパッケージ1’の第2の実施形態を示し、その包装体2は、複数のコンパートメント200を含み、各コンパートメントは、サニタリー製品、具体的には、ある量のサニタリー製品、例えば、1つのコンパートメントあたり5つのおむつを受けるように働く。包装体2中のコンパートメント200は、包装体2のミシン目の連結部210を介して互いに連結されており、そのミシン目の連結部210は、より小さいパッケージにするために、コンパートメントを互いから切り離すように働く。従って、各コンパートメント200が、包装体によって囲まれるという点でそれだけで完備する(self-contained)ように、ミシン目の連結部210の領域では、端面がパッケージ1内に設けられる。
いくつかの弾性ストリップ56が、コンパートメント200の側面220に設けられる。各コンパートメント200は、各対の対向する弾性ストリップ56を有する。従って、コンパートメント200中のサニタリー製品を簡単に圧縮することができる。
図4〜図6に示すように、第3の実施形態は、それ自体が弾性材料である包装体2からパッケージ1’’が作られる実施形態を示す。その包装体2は、伸び率の高い弾性材料から作ることができ、図5に示すように、パッケージ1’’の半分が空であるか、または図6に示すように、パッケージの3分の2が空である場合でも、パッケージ1’’内のサニタリー製品への圧縮を維持することができるようになっている。
しかし、最後のいくつかのサニタリー製品に関しては、使用される弾性部材の材料特性により、通常は圧縮を維持することができない。図4〜図6に示す第3の実施形態では、包装用材料2は、同時に弾性部材58であり、包装用材料2の材料特性は、少なくとも、パッケージ中にサニタリー製品が3分の1しか残っていない状態まで、圧縮を維持することができるようになっている。
図7は、パッケージ1’’’の第4の実施形態を示し、この実施形態では、製品3の周りに設けられた弾性ベルト54によって、この実施形態でおむつ3として示すサニタリー製品3が、一緒にまとめられている。こうした配置では、おむつ3に一定の圧縮力を加えることができる。弾性ベルト54は、弾性ベルト54及びパッケージ1’’’内のサニタリー製品3の周りを包装する包装体(この図には図示せず)に取り付けることもでき、パッケージ1’’’の他の部分にはどこにも取り付けないこともできる。
図8は、包装体2に開口部4を備えた、更なる実施形態のパッケージ1’’’’の概略的な斜視図を示す。その開口部4を通して、包装体2内に収容されたサニタリー製品をパッケージ1’’’’から取り出すことができる。当然のことながら、こうした開口部を、上述のパッケージに設けることもできる。
開口部4を備えた側面とは反対の側面である、パッケージ1’’’’の下側では、包装体2の外側に接着剤部分6が配置され、その接着剤部分6は、パッケージ1’’’’を表面に接着するように働く。その接着剤部分6により、サニタリー製品が開口部4を通して取り出されるときに、パッケージ1’’’’を適位置にしっかりと確実に保持する。当然のことながら、接着剤部分を上述の他のパッケージに使用することもできる。
各実施形態に関する上述のような特徴の組合せは、本発明の目的を解決するために任意に組み合わせることができる。
1 パッケージ
2 包装体
20 側面
22 側面
24 端面
26 端面
50 弾性部材
52 弾性部材
2 包装体
20 側面
22 側面
24 端面
26 端面
50 弾性部材
52 弾性部材
Claims (26)
- 複数の圧縮可能なサニタリー製品(3)を配布及び保管するためのパッケージ(1、1’、1’’、1’’’、1’’’’)であって、
少なくとも1つの圧縮可能なサニタリー製品と、
該少なくとも1つの圧縮可能なサニタリー製品に圧縮力を加える少なくとも1つの弾性部材(50、52、54、56、58)と、
を備え、
パッケージが、少なくとも2つの圧縮可能なサニタリー製品を含み、
パッケージから該サニタリー製品のうち少なくとも1つを取り出した後でも、前記弾性部材が、該サニタリー製品に圧縮力を加えるように配置される、パッケージ。 - 前記パッケージが、複数の圧縮可能なサニタリー製品を含み、
前記弾性部材が、パッケージが一杯の状態からパッケージに3分の1だけ入っている状態まで、前記サニタリー製品に圧縮を加えるように配置される、請求項1に記載のパッケージ。 - 前記サニタリー製品に加えられる圧縮が、パッケージが一杯の状態からパッケージに3分の1だけ入っている状態までほぼ一定である、請求項2に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材が、前記少なくとも1つのサニタリー製品を圧縮して、トータルの嵩を3〜6cm3/gにするように配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材が、高い伸び率を呈する天然の弾性ポリマー及び/または合成の弾性ポリマーから作られる、請求項1から4のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材の伸び率が、少なくとも100%、好ましくは少なくとも200%、より好ましくは少なくとも300%、最も好ましくは400%、特に好ましくは少なくとも500%を呈する、請求項5に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材が、低結晶性ポリエチレン、メタロセン触媒低結晶性ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ポリウレタン、ポリイソプロペン、ブタジエン−スチレンコポリマー及び/またはスチレンブロックコポリマー、具体的には、スチレン/イソプレン/スチレン、スチレン/ブタジエン/スチレンまたはスチレン/エチレン−ブタジエン/スチレンブロックコポリマー、並びに/或いは、前述のポリマーの混合物から作られる、請求項5または6に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材が、フィルム状または伸縮性のラミネート状に形成された伸縮性材料から作られる、請求項1から7のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージが、前記少なくとも1つのサニタリー製品を包む包装体(2)を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記包装体の材料が、伸縮不能であり、具体的には、伸縮不能なフィルムである、請求項9に記載のパッケージ。
- 前記少なくとも1つの弾性部材が、前記少なくとも1つのサニタリー製品を圧縮するように前記包装体と相互作用する、請求項9または10に記載のパッケージ。
- 前記少なくとも1つの弾性部材が、前記包装体に取り付けられる、請求項9から11のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記少なくとも1つの弾性部材が、前記包装体と一体である、請求項9から12のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記少なくとも1つの弾性部材が、前記パッケージの少なくとも1つの側面(20、22)に配置された弾性材料から作られたストリップ(50、52)である、請求項12または13に記載のパッケージ。
- 弾性材料製の少なくとも2つのストリップが、前記パッケージの両面に配置される、請求項14に記載のパッケージ。
- 少なくとも2つの弾性ストリップ(56)が、前記パッケージの片面に配置される、請求項14または15に記載のパッケージ。
- 前記包装体が、少なくとも1つのサニタリー製品をそれぞれ保管するための少なくとも2つのコンパートメント(200)を含み、
少なくとも1つの弾性部材(56)が、各コンパートメントと関連する、請求項9から16のいずれか一項に記載のパッケージ。 - 前記コンパートメントが互いに分離可能である、請求項17に記載のパッケージ。
- 前記コンパートメントが、前記包装体のミシン目の連結部(210)を介して互いに連結される、請求項18に記載のパッケージ。
- 前記包装体が前記弾性部材を形成する、請求項9から19のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記包装体が弾性材料から作られる、請求項20に記載のパッケージ。
- 前記弾性部材が、前記パッケージ中の前記少なくとも1つのサニタリー製品(3)を抱持する弾性ベルト(54)である、請求項1から21のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージが、少なくとも2つの圧縮可能なサニタリー製品を含み、
少なくとも2つの別々の弾性ベルト(54)が、前記パッケージに設けられ、前記サニタリー製品それぞれの別々の部分を抱持する、請求項22に記載のパッケージ。 - 前記パッケージが、具体的には、厚紙材料から作られた、実質上剛体のカバーを備える、請求項1から23のいずれか一項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージが、使い捨てのおむつ、具体的には、使い捨ての赤ちゃん用おむつまたは使い捨ての失禁用おむつ、或いは生理用ナプキンを含む、請求項1から24のいずれか一項に記載のパッケージ。
- サニタリー製品、具体的には、使い捨てのおむつまたは生理用ナプキンを包装及び圧縮するための、請求項1から25のいずれか一項に記載のパッケージの使用。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/EP2005/013861 WO2007071273A1 (en) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | Package for distributing and storing a plurality of sanitary products |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009520649A true JP2009520649A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=35695859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008546137A Withdrawn JP2009520649A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 複数のサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080296178A1 (ja) |
EP (1) | EP1963207A1 (ja) |
JP (1) | JP2009520649A (ja) |
CN (1) | CN101360666B (ja) |
BR (1) | BRPI0520764A2 (ja) |
WO (1) | WO2007071273A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015160614A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 王子ホールディングス株式会社 | 使い捨ておむつ等の包装袋 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100170913A1 (en) * | 2009-01-08 | 2010-07-08 | Shiran Shoshani | Dispenser for female hygiene accessories |
Family Cites Families (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2242737A (en) * | 1940-06-06 | 1941-05-20 | Torris H Alfreds | Paper holding board |
US2801000A (en) * | 1956-07-10 | 1957-07-30 | Mine Safety Appliances Co | Dispenser package |
BE563440A (ja) * | 1957-01-30 | |||
US3202316A (en) * | 1963-09-24 | 1965-08-24 | Electro Nite Inc | Biased stack facial tissue dispenser |
US3632010A (en) * | 1969-11-06 | 1972-01-04 | Marvin G Marty Sr | Self-constraining container |
US3747776A (en) * | 1971-05-17 | 1973-07-24 | G Gross | Detachable pocket |
US4863013A (en) * | 1988-04-19 | 1989-09-05 | Eastman Warren O | Conformal protective spectacle receptacle |
US5022216A (en) * | 1989-04-04 | 1991-06-11 | The Procter & Gamble Company | Method and apparatus for making easy open flexible bag filled with compressed flexible articles |
US5150561A (en) * | 1989-12-15 | 1992-09-29 | The Procter & Gamble Company | Method for making side opening flexible bag with longitudinally oriented carrying handle secured to side panels |
FR2678247B1 (fr) * | 1991-06-25 | 1994-10-28 | Kaysersberg Sa | Emballage formant distributeur pour produits plats et souples. |
WO1994002384A1 (en) * | 1992-07-20 | 1994-02-03 | The Procter & Gamble Company | Disposable, compactable, shape-restorable package for storing and dispensing dry or premoistened sheets |
US5404999A (en) * | 1992-07-28 | 1995-04-11 | Bednar; Donna M. | Flexible liner bag for containing an absorbent material |
DE69314936T2 (de) * | 1993-03-30 | 1998-03-12 | Procter & Gamble | Kompakte Verpackung bestehend aus einem in einer Umhüllung angeordneten Stapel von flexiblen Gegenständen |
US5539056A (en) * | 1995-01-31 | 1996-07-23 | Exxon Chemical Patents Inc. | Thermoplastic elastomers |
DE19504157A1 (de) * | 1995-02-08 | 1996-08-14 | Johnson & Johnson Gmbh | Beutel |
US5857586A (en) * | 1995-10-06 | 1999-01-12 | U.S. Plastics, Ltd. | Dispenser for plastic bags |
US5971153A (en) * | 1995-12-22 | 1999-10-26 | The Proctor & Gamble Company | Package comprising an array of compressed absorbent articles |
US6729471B2 (en) * | 1997-06-16 | 2004-05-04 | Bki Holding Corporation | Packaging a strip of material with compression to reduce volume |
US5992683A (en) * | 1998-08-31 | 1999-11-30 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Clip lift for sheet dispensing system |
US6412656B1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-07-02 | Lora Placik | Moistened wipe dispenser |
US6588626B2 (en) * | 2000-11-30 | 2003-07-08 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Optionally hangable container and dispensing method |
US20030106812A1 (en) * | 2001-09-19 | 2003-06-12 | Wilkman Michael A. | Impregnated wipe package with features improving handling and reducing transdermal migration |
DE60119141T2 (de) * | 2001-12-22 | 2007-02-01 | The Procter & Gamble Company, Cincinnati | Verpackung für zusammenpressbare Produkte sowie Verfahren zur Herstellung der Verpackung |
US6799695B1 (en) * | 2002-04-02 | 2004-10-05 | Miguel Borrero | Sanitary napkin dispensing device |
US6926149B2 (en) * | 2003-11-18 | 2005-08-09 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Compressed package having an opening mechanism and an expansion member |
US20050189367A1 (en) * | 2004-02-16 | 2005-09-01 | Shlomit Chasid | Closure unit, mold for producing same, and dispenser-container incorporating a closure unit |
US7273156B2 (en) * | 2004-06-02 | 2007-09-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Adjustable sheet dispenser |
US20060138159A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-06-29 | Altuve Luis J E | Tissue dispenser |
US7370760B2 (en) * | 2005-04-15 | 2008-05-13 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Package that includes a plurality of disposable absorbent articles |
US7665628B1 (en) * | 2008-07-24 | 2010-02-23 | Loren Milligan | Tissue box cover |
-
2005
- 2005-12-22 US US12/158,821 patent/US20080296178A1/en not_active Abandoned
- 2005-12-22 BR BRPI0520764-9A patent/BRPI0520764A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2005-12-22 JP JP2008546137A patent/JP2009520649A/ja not_active Withdrawn
- 2005-12-22 WO PCT/EP2005/013861 patent/WO2007071273A1/en active Application Filing
- 2005-12-22 CN CN2005800525102A patent/CN101360666B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2005-12-22 EP EP05821352A patent/EP1963207A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015160614A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 王子ホールディングス株式会社 | 使い捨ておむつ等の包装袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101360666A (zh) | 2009-02-04 |
WO2007071273A1 (en) | 2007-06-28 |
BRPI0520764A2 (pt) | 2009-05-26 |
US20080296178A1 (en) | 2008-12-04 |
CN101360666B (zh) | 2012-09-26 |
EP1963207A1 (en) | 2008-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2239402C2 (ru) | Абсорбирующее интерлабиальное изделие | |
US4927010A (en) | Shipping bag for containers of potentially biohazardous liquids | |
JP6313029B2 (ja) | ロール製品パッケージ | |
TW200418696A (en) | Packaging article and method | |
US20070175789A1 (en) | Arrangement for the removal of an absorbent article from a stack of absorbent articles | |
RU2561903C1 (ru) | Упаковочный блок, содержащий впитывающие изделия и по меньшей мере один пояс, функционирующий в качестве захватного устройства | |
JP2009520649A (ja) | 複数のサニタリー製品を配布及び保管するためのパッケージ | |
WO2017064725A1 (en) | Biodegradable absorbers (eco-pads) | |
RU2384501C1 (ru) | Упаковка для распределения и хранения множества гигиенических изделий | |
JP4602353B2 (ja) | 吸収性物品用パッケージング・ユニット | |
JP4688437B2 (ja) | 包装体 | |
US7353949B2 (en) | Packaging unit | |
US2095788A (en) | Packaged absorbent product | |
US20060096880A1 (en) | Dispensing aid for facilitating removal of individual products from a compressed package | |
WO1992004254A1 (en) | Absorbent pad with wet strength paper | |
CN112261927A (zh) | 折叠的吸收性物品 | |
WO2007011239A1 (en) | Pad for applying liquid or creamy substances | |
JP4350540B2 (ja) | 包装体 | |
RU2351517C2 (ru) | Приспособление для извлечения адсорбирующего изделия из пачки адсорбирующих изделий | |
WO2006019353A1 (en) | Composition and method for the treatement of psoriasis | |
JP2023094721A (ja) | 簡易トイレ用吸収材 | |
JP2020023340A (ja) | 収納容器、及び吸収性物品入り収納容器 | |
PT75249A (en) | Absorbing compress and package therefor | |
MXPA98007930A (en) | Absorbent article comprising topsheet, backsheet, and absorbent core with liquid-transferring layer near backsheet | |
TH54323B (th) | แผ่นซึมซับระหว่างปากช่องคลอดชนิดบรรจุห่อแยกชิ้น |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100806 |