JP2009520389A - 複数のarqメカニズムを利用する再送を提供する装置、方法及びコンピュータ・プログラム - Google Patents

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Abstract

1つの方法は、少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信してその少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定することであって、第1データ・ユニットの全体ではない一部分に第2データ・ユニットを含む、第1データ・ユニットを決定することと;第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することと;少なくともその情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定することと;そのリクエストが実行されるべきであるという決定に応じてそのリクエストを実行することと、を含む。別の1つの方法は、以前に送信されたデータ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することであって、その、以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分に第2データ・ユニットを含む、情報を決定することと;少なくともその情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することと;その再送が実行されるべきであるという決定に応じて第2データ・ユニットの再送を実行することと、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明の代表的な非限定的実施態様は無線通信システムに関し、特に、データの再送のための技術に関する。
背景
本書に現れる略語は次のように定義される。
3GPP (third generation partnership project) 第3世代パートナーシッ プ・プロジェクト
ACK (acknowledged (a positive acknowledgement)) 確認応答(肯定的確認応答)
AM (acknowledged mode) 確認応答モード
ARQ (automatic repeat request) 自動再送リクエスト
BTS (base transceiver system) ベース・トランシーバ・システム
CRC (cyclic redundancy code) 巡回冗長符号
DL (downlink) ダウンリンク
HARQ (hybrid automatic repeat request) ハイブリッド自動再送リクエス ト
HSDPA (high speed downlink packet access) 高速ダウンリンク・パケット ・アクセス
MAC (medium access control) 媒体アクセス制御
MIMO (multiple input multiple output) 多入力多出力
NACK (not acknowledged (a negative acknowledgement)) 非確認応答(否定的確認応答)
PDU (protocol data unit) プロトコル・データ・ユニット
PHY (physical) 物理的
PSN (packet sequence number) パケット・シーケンス番号
RLC (radio link control) 無線リンク制御
RNC (radio network controller) 無線ネットワーク・コントローラ
SDU (service data unit) サービス・データ・ユニット
TB (transport block) トランスポート・ブロック
TSN (transmission sequence number) 送信シーケンス番号
UE (user equipment) ユーザ装置
UL (uplink) アップリンク
WCDMA (wideband code division multiple access) 広帯域符号分割多重ア クセス
UMTS (universal mobile telecommunications system) ユニバーサル・モ バイル通信システム
L1 (layer 1 (physical layer)) レイヤー1(物理層)
L2 (layer 2 (medium access control layer)) レイヤー2(媒体アクセ ス制御層)
HSDPAは、WCDMA DLにおいて5MHz帯域幅にわたる8-10Mbps(MIMOシステムについては20Mbps)に及ぶデータ伝送を提供するWCDMA標準規格のパケット・ベースのデータ・サービス機能である。HSDPAの高速性は、16直交振幅変調、可変エラー・コーディング及びインクリメンタル冗長性を伴うHARQを含む技術を通じて達成される。HSDPAは、現在のUMTSネットワークに対する技術的アップグレードであると考えられ得る。
HARQは、ARQ原理、すなわちレシーバが受信したデータ・ユニット中のエラーを検出してトランシーバからの再送を自動的にリクエストするエラー制御方法、と無線接続での順方向エラー訂正とを組み合わせる。順方向エラー訂正は、再送を求める自動リクエストを実行するべきか否かを決定するために使用される。通例、もしエラーが訂正可能であれば、リクエストは行われないが、もしエラーが訂正不能であれば、リクエストが行われる。その後、HARQ操作後の残りのリンク・レベルのパケット・エラーは、HARQの上で動作するリンク・レイヤーARQプロトコルを用いて更に回復され得る。
これらの技術は有益であるけれども、これらの技術の実行に関連する問題がなお存在する。
摘要
1つの代表的な実施態様では、無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信することと、その少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定することとを含む方法が開示され、この第1データ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。この方法は、第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することと、少なくともその情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストを実行するか否かを決定することとを含む。この方法は、更に、そのリクエストが実行されるべきであるという決定に応じて該リクエストを実行することを含む。
他の1つの代表的実施態様においては、無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信するように構成された第1レシーバを含む装置が開示される。第1レシーバは、その少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定するように構成され、この第1データ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。この装置は、第1レシーバに結合された第2レシーバも含む。第2レシーバは、少なくとも該情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定するように構成される。第2レシーバは、そのリクエストが実行されるべきであるという決定に応じて該リクエストを実行するように更に構成される。
更なる代表的実施態様では、操作を実行するためにデジタル処理装置により実行可能な機械可読命令のプログラムを有形に具体化したコンピュータ・プログラムが開示される。その操作は、無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信することと、その少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定することとを含み、この第1データ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。該操作は、第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することと、少なくともその情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストを実行するべきか否かを決定することとを含む。該操作は、更に、そのリクエストが実行されるべきであるという決定に応じて該リクエストを実行することを含む。
他の1つの代表的実施態様では、トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定することを含む方法が開示され、該以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。この方法は、少なくともその情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することを含む。この方法は、該再送が実行されるべきであるという決定に応じて第2データ・ユニットの再送を実行することをも含む。
追加の代表的な実施態様では、トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定するように構成された第1トランスミッタを含む装置が開示され、該以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。この装置は、第1トランスミッタに結合された第2トランスミッタをも含む。第2トランスミッタは、少なくとも該情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定するように構成される。第2トランスミッタは、更に、この再送が実行されるべきであるという決定に応じて第2データ・ユニットの再送を実行するように構成される。
1つの代表的な実施態様では、操作を実行するためにデジタル処理装置により実行可能な機械可読命令のプログラムを有形に具体化したコンピュータ・プログラムが開示される。その操作は、トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定することを含み、該以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む。その操作は、少なくとも該情報に基づいて、第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することをも含む。その操作は、更に、その再送が実行されるべきであるという決定に応じて第2データ・ユニットの再送を実行することを含む。
本発明の実施態様の前記の側面及び他の側面は、以下の代表的実施態様の詳細な説明を添付図面と関連させて読むとき、いっそう明らかにされる。
本発明の代表的実施態様を実施する際に使用されるのに適する種々の電子装置の略ブロック図を示す。
ARQ及びHARQの両方を伴うシステムの実施態様の略ブロック図であり、ここでARQはMACにあり(L2の少なくとも一部を形成する)、HARQはPHY(L1)にあり、そしてそれらの間のL1/L2インターフェースを示す。
ARQ及びHARQの両方を伴うシステムの他の実施態様の略ブロック図であり、ここでARQはRLCにあり(L2の少なくとも一部)、HARQコントローラ/マネージャはMACにあり(L2の一部)、そしてそれらの間のインターフェースを示す。
例を通じて、無線ベアラからのSDUがどの様にトランスポート・ブロックにマッピングされるかを示す。
再送の一代表的実施態様を実施するためのレシーバ及びトランシーバ間の通信線図である。
複数のARQメカニズムを用いて再送を提供するために送信中に実行される方法のフローチャートである。
複数のARQメカニズムを用いて再送を提供するために受信中に実行される方法のフローチャートである
代表的実施態様の詳細な説明
前置きとして、提案されている3GPP UTRA及びUTRAN長期進化(long term evolution(LTE))ネットワークについてのもののような、現在の標準化活動においては、HARQを採用するのが有益であるかもしれない。しかし、HSDPAにおける経験によると、HARQだけを用いることは、10-3より低いパケット・エラー率を効率よく達成するには不十分である。従って、HARQの上に追加的にARQメカニズムを用いることが望ましい。一般に、HARQは、エラー訂正ループにおいて主要な役割を果たし、ARQによりサポートされる。
このHARQ/ARQシナリオを想定し、メカニズムが、再送意思決定、シグナリング、及びそれらの間のインターフェースを含む、HARQからの情報を効率よく利用できるようにARQメカニズムのアーキテクチャに注意するべきである。
より具体的には、所望のレベルの信頼性を達成するには、2つの(H)ARQループを使用することが望ましい。しかし、HARQ及びARQという二重のループの使用は、大気経由のシグナリングと、ARQとHARQとの間のシグナリングと、2つのH(ARQ)ループの動作に役立てるためにPDUに追加のフィールドを包含させることとに起因して、複雑さを増大させる。
従って、このような関係において、HARQをサポートし組み入れた効率的ARQ方式を明示することが望ましい。
現在のHSDPAにおいては、HARQとARQとの間には密接な協力はない。その代わりに、HARQは、HSDPAが導入されたときに既存のWCDMA ARQに単に付け加えられたに過ぎなかった。
本発明の代表的実施態様を実施する際に使用されるのに適する種々の電子装置の略ブロック図を示すために初めに図1が参照される。図1において、無線ネットワーク1は基地局(例えばノードB又はBTS)12を介してUE10と通信するようになっている。UE10はデジタル処理装置である。ネットワーク1はネットワーク・コントローラ(例えばRNC)14を含むことができ、それは例えばサービングRNC(SRNC)と称されても良い。UE10は、データ・プロセッサ(DP)10Aと、プログラム(PROG)10Cを記憶したメモリ(MEM)10Bと、基地局12との双方向無線通信のための適切な無線周波数(RF)トランシーバ10Dとを含み、該基地局はデジタル処理装置であって、DP12Aと、PROG12Cを記憶したMEM12Bと、適切なRFトランシーバ12Dとを含む。基地局12はデータ経路13(lub)を介してネットワーク・コントローラ14に結合されており、これもDP14Aと、関連するPROG14Cを記憶したMEM14Bとを含む。ネットワーク・コントローラ14は、別のデータ経路15(lur)によって他のネットワーク・コントローラ(例えば、他のRNC)(図示されていない)に結合され得る。PROG10C,12C及び14Cのうちの少なくとも1つは、以下でより詳しく論じられるように、関連するDPによって実行されたときに電子装置が本発明の代表的実施態様に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと仮定される。
一般に、UE10の種々の実施態様は、セルラ電話機、無線通信能力を有するパーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、無線通信能力を有する携帯用コンピュータ、無線通信能力を有するデジタル・カメラのような画像取り込み装置、無線通信能力を有するゲーム装置、無線通信能力を有する音楽記憶再生装置、無線インターネット・アクセス及びブラウジングを可能にするインターネット装置、及びこのような機能の組み合わせを組み入れた携帯ユニット又は端末装置を含み得るが、これらに限定はされない。
本発明の実施態様は、UE10のDP10A又は他のDPによって実行可能なコンピュータ・ソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにより、実現され得る。
MEM10B,12B及び14Bは、局所技術環境に適する任意のタイプのものであってよくて、半導体ベースの記憶装置、磁気記憶装置及びシステム、光記憶装置及びシステム、固定型記憶装置及び取り外し可能型記憶装置のような任意の適切なデータ記憶技術を用いて実現され得る。DP10A,12A,及び14Aは、局所技術環境に適する任意のタイプのものであってよくて、非限定的な例としての、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理装置(DSP)、及びマルチコア・プロセッサ・アーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含むことができる。
図2は、MAC20(そのサブ・レイヤーとしてRLCを含み、一緒にL2の少なくとも一部を形成する)、PHY22(L1)の略ブロック図であり、それらの間のL1/L2インターフェース24を示す。L1は、例えばトランシーバ10D,12Dを通して無線チャネルとインターフェースする。MAC20(L2)、PHY22(L1)は、UE10において、基地局12において、或いは両方において、具体化され得る。MAC20(L2)は、本発明の代表的実施態様の目的のためにARQトランスミッタ(Tx)20AとARQレシーバ(Rx)20Bとコントローラ20Eとを含むと仮定されており、PHY22(L1)は本発明の代表的実施態様のためにHARQトランスミッタ(Tx)22Aと、HARQレシーバ(Rx)22Bと、コントローラ22Cとを含むと仮定されており、該コントローラはPHY22(L1)の動作を制御する。タイマ(T)20Cも、タイマT120Dと同じく、MAC20(L2)に含まれると仮定されている。T20CタイムアウトはL2AM通常動作の一部であり、これに対して、T120Dの満了は、以下で論じられるように或るL2先攻制御と再送動作とをもたらす。MAC20のコントローラ20Eは、MAC20の動作を制御する。
MAC20はマッピング情報20Fも含んでおり、これは、以下でより詳しく記載されるように、ARQ(例えばL2)データ・ユニットからHARQ(例えばL1)データ・ユニットへのマッピングのために使用される。本書において特別に興味をもたれているMAC20(L2)、PHY22(L1)のいろいろな側面は、コンピュータ・プログラム・コードで(例えば、PROG10C,12Cで)、或いはハードウェアで、或いはプログラム・コードとハードウェアとの組み合わせで、具体化され得る。ARQレシーバ20Bは、例えば、(ポール・メッセージ26により示されているように)ポーリングを用いるリクエストに基づいて、AMステータス・レポート26(例えば、ARQ ACK/NACK)を生成し送信することができると仮定される。ARQ動作における再送のための主要なトリガーのうちの1つは、AMステータス・レポート26で送られる特定のRLC PDUシーケンスの否定的確認応答(NACK)である。ポーリング(例えば、ポール・メッセージ25を用いる)は、ピアARQレシーバ(例えば、20B、又は図3に示されている30B)からステータス・レポートを要求するためにARQトランスミッタ(例えば20A、又は図3に示されている30A)により非常に頻繁に用いられる。従って、"AMステータス・レポート"は、再送リクエストも、或いはより一般的には紛失したARQ PDU(例えばRLC PDU)シーケンスの否定的確認応答(NACK)も含むARQプロトコルの一般的アイテムである。従って、AMステータス・レポート26は、1つ以上のARQ PDUの確認応答ステータスの表示を含む。
HARQレシーバ22Bは、HARQ ACK/NACK情報71をHARQトランスミッタ22Aとやり取りすることができる。同様に、ARQレシーバ20BはACK/NACK情報のような確認応答ステータス情報を、例えばAMステータス・レポート26を用いてARQトランスミッタ20Aとやりとりすることができる。HARQトランスミッタ22AはARQトランスミッタ20Aと通信することができ、HARQレシーバ22BはARQレシーバ20Bと通信することができる。その様な通信は例えば"ローカルNACK"50の形をとることができ、これはHARQ失敗が生じたこと(及び、場合によっては、その失敗がどのHARQデータ・ユニットに対応するかに関する他の情報)を示す。1つの代表的実施態様では、ローカルNACKは全てのHARQ NACKのために送られるように意図されてはいない。代わりに、ローカルNACK50は、HARQレベル(例えば、PHY22)での所与のトランスポート・ブロックについての送信試行(再送を含む)の失敗を示す。これは、しばしば、HARQレベルが所与のトランスポート・ブロックを最大許容回数に至るまで数回再送しようと試みたけれどもそのトランスポート・ブロックを首尾よく送信できなかったということを意味する。そのとき、ARQトランスミッタ20Aがその所与のトランスポート・ブロックにマッピングされたデータを新しいトランスポート・ブロックで再送しようと試みることができるように、かつ、HARQプロセスが新しいトランスポート・ブロックのために反復できるように、HARQトランスミッタ22AはローカルNACK50をトランスミッタ側のARQレベル(例えば、ARQトランスミッタ20A)に送ることができる。ここで、例えば、HARQ再送の回数が所与のHARQデータ・ユニット(すなわち、TB)についての最大許容値又はHARQレベル再送(ReTx)タイム・アウトに達してHARQがなお該TBを首尾よく送信できない(すなわち、そのTBに対してACKが受信されない)とき、HARQ失敗が言及される。通信メッセージは、例えば一般的HARQ情報51などの、他の形をとることもできる。図3に示されているHARQマネージャ40Aは図2のMAC40の中にもあるが、HARQマネージャ40は図2には示されていないことに注意するべきである。
図3は、MAC40、RLC30アーキテクチャの略ブロック図であり、また、それらの間のインターフェース34を示す。この例のMAC40及びRLC30はL2の一部である。しかし、HARQ Tx22A及びHARQ Rx22Bは物理的にL1(PHY22)の中にあるけれども、HARQ制御機能とACK/NACK及びトランスポート・フォーマット選択のようなシグナリングとはMACにおいてHARQマネージャ40Aにより終了される。インターフェース34は、図3の例では、実際のHARQ-ARQ相互作用が行われるところである。MAC40はより低いプロトコル層(PHY(L1)22など)とインターフェースし、RLC30はより高いプロトコル層とインターフェースする。MAC40、RLC30はUE10において、基地局12において、或いはその両方において、具体化され得る。MAC40は本発明の1つの代表的実施態様のためにHARQマネージャ40Aを含むと仮定され、RLC30はこの代表的実施態様の目的のためにARQトランスミッタ(Tx)30AとARQレシーバ(Rx)30Bとを含むと仮定される。タイマ(T)30Cも、タイマT130Dと同じく、RLC30に含まれると仮定される。T30Cタイム・アウトはL2AM通常動作の一部であり、これに対して、T130Dの満了は、以下で論じられるように或る先攻制御と再送動作とをもたらす。
MAC40はコントローラ40Bも含み、これはMAC40の動作を制御し、HARQマネージャ40Aとマッピング情報40Cとを含む。マッピング情報40Cは、以下でより詳しく記載されるように、ARQ(例えばL2)データ・ユニットからHARQ(例えばL1)データ・ユニットへのマッピングのために使用される。所望の場合、HARQマネージャ40Aとマッピング情報40Cとはコントローラ40Bから離れていても良い。所望の場合、マッピング情報40CはRLC30に(例えば、コントローラ30Eの一部として)含まれ得る。本書において特別に興味をもたれているMAC40又はRLC30のいろいろな側面は、コンピュータ・プログラム・コードで(例えば、PROG10C,12C)、或いはハードウェアで、或いはプログラム・コードとハードウェアとの組み合わせで、具体化され得る。ARQレシーバ30Bは、例えば、(ポール・メッセージ26により示されているように)ポーリングを用いるリクエストに基づいて、AMステータス・レポート26(例えば、ARQ ACK/NACK)を生成し送信することができると仮定される。
HARQレシーバ22Bは、ACK/NACK情報71をHARQトランスミッタ22Aとやり取りすることができる。同様に、ARQレシーバ30Bは確認応答情報をARQトランスミッタ30Aとやり取りすることができる。HARQトランスミッタ22AはARQトランスミッタ30Aと通信することができ、HARQレシーバ22BはMACを介してARQレシーバ30Bと通信することができる。その様な通信メッセージは、例えば、"ローカルNACK"50の形をとることができ、これはローカルNACK60としてMAC40を通して伝達され得る。通信メッセージは、例えば一般的HARQ情報メッセージ51などの形をとることもできる。アイテム60及び/又は61は、通例、ローカルNACK又は他のHARQ確認応答ステータスの、該ローカルNACKにより示される失敗したトランスポート・ブロックに含まれるRLC PDUのシーケンスなどのARQの関連情報へのマッピングである。
本発明の実施態様についてのより詳しい記述に向かう前に、図4を検討するのが有益であり、これは、例を通して、無線ベアラからのSDUがトランスポート・ブロックにどの様にマッピングされるかを示す。図4において、次のような略語が用いられている。すなわち、SH=セグメント・ヘッダ;RH=RLCヘッダ;CH=C-PDUヘッダ(制御PDU);DH=D-PDUヘッダ(データPDU);必要ならば、End=データの終わり;必要ならば、Padding=パディング。図4において、RLC30及びMAC40は図2のL2 20であって、L2 20がRLC30とMAC40とに分割されている。無線ベアラ(例えば、論理チャネル)1及び2は、RLC SDUをRLC30に伝達する。分割を通じて、これらのRLC SDUは場合によってはRLCセグメントに分離される。連結を通じて、RLCセグメント同士が結合されてRLC PDUとされ得、その各々はPSNを含む。該RLC PDUはMAC40においてMAC D-PDU(例えば、SDU)になる。MAC40は、MAC D-PDUの各々にTSNを付け加える。MAC40はMAC PDUを作り、それはCRCを持っていても持っていなくても良い。PHY22はMAC PDUを使ってPHY PDU(例えば、トランスポート・ブロック(TB))を作り、これはCRCを持っている。
RLC PDUは、(本書においては"ARQデータ・ユニット"と称される)ARQ情報ユニットの一例であり、これは、あるいは分割されて、通例MAC PDUであるHARQ情報ユニット(本書においては"HARQデータ・ユニット"と称される)の中に配置されるべく他の情報ユニットと結合される。ARQ情報ユニットがHARQ情報ユニットから受信側で決定され得るように、PSNと関連マッピング(例えば、TSN、HARQプロセス識別子、またはディスパッチング・タイムスタンプからPSNへの)などの、何らかの技術が用いられる。同様に、HARQ情報ユニットが受信側で決定されてARQ情報ユニットにマッピングされ得るように、TSN、HARQプロセス識別子、またはディスパッチング・タイムスタンプなどの、何らかの技術が使用される。
TSNは、トランスポート・ブロックを特定するためにMAC PDUにおいて使用され得、かつ/または、HSDPAの場合のようにHARQ動作後の再順序付けのために使用され得る。しかし、TSNはここでは、不要であるかもしれない。その理由は、トランスポート・ブロックが、そのHARQプロセス識別子(ID)および/またはそのディスパッチング・タイムスタンプなどの他の技術によって特定され得ることにある。再順序付けは、PSNに基づいてRLCレベルで実行され得る。
ここで本発明の実施態様のより詳しい記述に向かうと、(例えば図2のシステムにより実現される)一例において下記の仮定をすることができる。第1に、L1 HARQは(PHY PDUにおいて)MAC PDUのために動作し、L2 ARQは(RLCがMACの一部であることを考慮して)RLC PDUのために動作する。RLC PDUは、例えば図2においてMAC20により分割及び連結を介して(図4を参照)RLC SDUから作られる。第2に、MAC(L2)20は、例えばTSN(TSNがもし使用されるならば、MAC PDUのための)とPSN(RLC PDUのための)との間のマッピングを使用して、(再びRLCがMACの一部であることを考慮して)MAC PDUとRLC PDUとの間のマッピングを(例えばマッピング情報20Fを用いて)維持する。第3に、L1 22とL2 20との両方が例えばTSNを用いることによりMAC PDUを特定することができる。第4に、以下でいっそう詳しく論じられるように、L2 ARQ方式は例としてポーリングおよびタイマ・ベースであると仮定される。第5に、CRCは、主としてL1 HARQの目的のためにL1において取り付けられる。L2 ARQのためのCRCの使用は任意である。これに関して、L2 CRCオーバーヘッドを使用しない高速再送メカニズムが本発明の代表的実施態様を使用することの1つの非限定的な利点であることに注意するべきである。第6に、CRCエラー検出の正確度はL1 NACK/ACKフリッピング・エラーのエラーより優る。このL1 NACK/ACKフリッピング・エラーとは、NACKがACKと勘違いされるか、或いは何も受信されないか(DTX)、或いはその逆である事態を指す。
他の例において、下記の仮定をすることができる(例えば、図3のシステムにより実現される)。第1に、HARQはMAC PDUのために動作し、ARQはRLC PDUのために動作する。上で示されたように、RLC PDUは分割及び連結を介してRLC SDUから作られる(図4を参照)。第2に、RLC/MACコントローラ(例えば、20E/40B)は、例えば、TSN(MAC PDUのための)とPSN(RLC PDUのための。図4を参照)との間のマッピングを用いることにより、MAC PDUとRLC PDUとの間のマッピングを(例えば、またRLC30において具体化され得るマッピング情報40Cを用いることにより)維持する。第3に、以下でいっそう詳しく論じられるように、RLC30により実行されるARQ方式は例としてポーリングおよびタイマ・ベースであると仮定される。第4に、(RLC30により実現される)ARQのためのCRCの使用は任意である。これに関して、ARQに特有の如何なるCRCオーバーヘッドも使用しない高速再送メカニズムが本発明の代表的実施態様を使用することの1つの非限定的な利点であることに注意するべきである。
本発明の或る代表的実施態様は、(例えばARQトランスミッタ20A/30Aにより実行される)ARQトランスミッタ・プロセスと(例えばARQレシーバ20B/30Bにより実行される)ARQレシーバ・プロセスとに関連する。基本的ARQ方式(下記のアイテム(a)および(b))はトランスミッタ側およびレシーバ側の両方のために実行される。アイテム((C)および(d))は、ARQ方式の拡張として提供され、トランスミッタ側およびレシーバ側の一方または両方で実行され得る。
(1)トランスミッタ側
以下の記述は、トランスミッタ側(UE10または基地局12)で使用される手続きを詳しく説明する。アイテム(a)および(b)は、本発明の代表的実施態様の仮定であると考えられる。図6を参照することもでき、これは、複数のARQメカニズムを用いて再送を提供するために送信中に実行される方法600のフローチャートである。前記のように、HARQデータ・ユニット(例えば、MAC PDU)を作っている間に、ARQデータ・ユニット(例えば、RLC PDU)が(例えば、ARQトランスミッタ20A/30Aを制御するために使用されるコントローラ20E/40Bによって)そのHARQデータ・ユニットにマッピングされる。これはブロック605で起こる。その様なマッピングは、例えば、マッピング情報20F/40Cに格納され得る。ブロック610で、該HARQデータ・ユニットは、トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して送信される。ブロック610は、HARQデータ・ユニットの1回以上のHARQ再送をも含むことができる。ブロック615において、以下でより詳しく説明されるように、HARQトランスミッタ22Aは確認応答ステータス(例えば、ブロック645-660およびエレメント50,51,60,61を参照)をARQトランスミッタ20A/30Aに伝達する。ブロック620において、ARQコントローラ(例えば、20E/30E)は、ARQデータ・ユニットが再送されるべきか否かを決定する。この決定は、以下の技術(a)-(d)を使用することができる。
(a)例えば、ポーリングと組み合わされたARQ方式を用いるAMのL2トランスミッタとも称されるARQトランスミッタ20A/30Aは、ARQレシーバ20B/30BからのARQ ACK/NACK情報に基づいて再送する決定を行う(ブロック645)。
(b)ARQトランスミッタ20A/30Aは、要求されたデータを送信するイベントを見張るように動作するローカル・タイマ22(Tインターバル)を使用することに基づいて再送を行うことを決定することができる(ブロック650)。
(c)ARQトランスミッタ20A/30Aは、HARQトランスミッタ22A(例えば、および/またはHARQマネージャ40A)からの(例えばHARQ情報51,61内のあるいはローカルNACK50,60内の)HARQ(成功)/失敗表示に基づいて再送することを決定することができる(ブロック655)。
(c.1)HARQトランスミッタ22A/40Aは、(例えばHARQ情報51,61またはローカルNACK50,60内の)(例えば、HARQ ACK/NACK、タイマ、および/または1トランスポート・ブロックあたりのHARQ再送の最大許容回数に基づく)HARQ(成功)/失敗表示をL1/L2インターフェース24およびインターフェース34を介してARQトランスミッタ20A/30Aに示し(ブロック615)、あるいはHARQレシーバ22Bからあるいは再送(ReTx)タイム・アウト表示で受信されるHARQ ACK/NACK紛失表示を、あるいは所与のARQデータ・ユニット(例えば、MAC PDU)のための最大許容値を超えたHARQ再送回数に基づく表示を示す。"HARQ ACK/NACK紛失"は、HARQ動作の特定の時に予期されるACK/NACKの代わりに何も受け取らないことであるDRX(不連続受信)である。これらの表示は例えばHARQ情報51,61またはローカルNACK50,60に含まれ得るけれども、通例、ローカルNACK50,60は1トランスポート・ブロックあたりのHARQ再送の最大許容回数に基づく。
(d)ARQトランスミッタ20A/30Aは、上記のケースのうちの2つ以上の組み合わせに基づいて再送を行うと決定することができる(ブロック660)。
(d.1)ARQトランスミッタ20A/30Aは、ARQレシーバ20B/30Bにより要求された、PSNにより特定され、或るTインターバルに合わせられた特定のデータ・シーケンスを送る。
(d.2)もしARQトランスミッタ20A/30AがHARQトランスミッタ22A/40AからHARQ失敗表示を受信し、ARQ ACK/NACKもTタイムアウトも起こらなかったならば、ARQトランスミッタ20A/30AはT1インターバル待ち(T1はデータ・パケットのためのHARQ動作を見張るL2タイマ20D/30Dからのものであり、T1<Tである)、そしてT1の間:
(d.2.1)もしARQトランスミッタ20A/30AがARQ ACK/NACKを受信したならば、ARQトランスミッタ20A/30Aは(a)に従い;
(d.2.2)代わりに、もしARQトランスミッタ20A/30AがTタイム・アウトを受信したならば、ARQトランスミッタ20A/30Aは(b)に従い;
(d.2.3)代わりに、もしT1タイマ20D/30Dが満了したならば、ARQトランスミッタ20A/30A(それぞれ)は、所与のARQ(例えば、L2)セグメント(例えば、RLCセグメントまたはPDU)のために該タイマをリセットするようにARQレシーバ20B/30B(それぞれ)に知らせ、そしてARQ(例えば、L2)再送を開始し(ブロック630);
(d.3)代わりに、もしARQトランスミッタ20A/30AがARQ ACK/NACKを受信したがTタイム・アウトを受信しなかったならば、ARQトランスミッタ20A/30Aは(a)に従い;
(d.4)そうでなければ、ARQトランスミッタは(b)に従う。
(a)-(d)に記載されたように、ARQデータ・ユニットが再送されるべきであると決定されたとき(ブロック625=はい)、ARQデータ・ユニットは、通例ARQトランスミッタ20A/30AとHARQトランスミッタ22Aとの両方を用いることによって再送される(ブロック630)。ARQデータ・ユニットは、通例単一のHARQデータ・ユニットにパッケージ化されるが、複数のHARQデータ・ユニットにパッケージ化されても良い。再送が行われるべきであるという決定がなければ(ブロック625=いいえ)、方法600はブロック640で終了する。
(d.2.1)・・(d.2.2)として特定された動作は、トランスミッタ側におけるHARQ ACK/NACK検出のエラーの発生を回避するが、(d.2.3)は、ARQ NACKが遅らされた場合に早期ARQ(例えば、L2)再送を先攻的に開始する。これはHARQ-ARQ(例えば、L1-L2)再送冗長性および遅延を有利に減少させる。
動作(d)は、NACK/ACKフリッピング・エラーと前の動作の例外ケースとに起因する不要なARQ(例えば、L2)再送を回避するために提供される。HARQ失敗を受信すると、ARQ(例えば、L2)即時再送の代わりに、ARQ(例えば、L2)コントローラ20E/40Bは最大でT1遅延し、その期間中、該コントローラが実際の再送が必要か否かに関してより良好な決定を行えるようにARQ(例えば、L1)ACKを待つ。従って、或るHARQ(例えば、L1)再送"擬似警報"を無くすために役立つように、(Tタイマ20C/30Cより)短いT1タイマ20D/30Dが提供される。
(2)レシーバ側
以下の記述は、レシーバ側(UE10または基地局12)で使用される手続きを詳しく説明する。アイテム(a)および(b)は、本発明の代表的実施態様の仮定であると考えられ得る。図7を参照することもでき、これは複数のARQメカニズムを用いて再送を提供するために受信中に実行される方法700のフローチャートである。ブロック705で、データ・ユニット(例えばPHY PDU)が例えばHARQレシーバ22Bにより無線リンクを介してトランスポート・ブロックを用いて受信される。ブロック710で、HARQレシーバ(例えば、HARQレシーバ22B)は、受信したデータ・ユニットからHARQデータ・ユニット(例えば、MAC PDU)を決定する。ブロック712で、HARQデータ・ユニットは、HARQ技術に基づいて1回以上再送され得る。ブロック715で、HARQデータ・ユニットの確認応答ステータス(例えばブロック750-765およびエレメント50,51,60,61を参照)がHARQレシーバからARQレシーバ(例えば、ARQレシーバ20B/30B)に伝達される。ブロック720で、HARQデータ・ユニットを用いてARQデータ・ユニット(例えば、RLC PDU)が(例えばARQレシーバ20B/30Bによって)決定される。ブロック725で、HARQデータ・ユニットはARQデータ・ユニットにマッピングされる。
ブロック730で、ARQデータ・ユニットの再送を要求するか否かが決定される。この決定は、例えば下記の(a)-(d)を用いて行われ得る。
(a)図2に示されている実施態様においてARQ方式を用いるAMのL2レシーバとも称されるARQレシーバ20B/30Bは、例えば、ポーリング(例えば、ポール・メッセージ25)を用いるリクエストに基づいて、L2 AMステータス・レポート26(ARQ ACK/NACK)を生成して送ることができる(ブロック750)。
(b)図2のARQレシーバ20B/30Bは、予期されるデータを受信するイベントを見張るローカル・タイマ20C/30C(Tインターバル)に基づいてL2 AMステータス・レポート26を生成し送ることができる(ブロック755)。
(c)図2のARQレシーバ20B/30Bは、HARQレシーバ22Bからの通知(ブロック715)に基づいて、例えば、L2 AMステータス・レポート26を生成し送ることができる。この生成と送りとはブロック760で起こる。図2については、HARQレシーバ22BはHARQマネージャ40Aを通してARQレシーバ30Bに通信する。
(c.1)HARQレシーバ22Bは、例えば、HARQ再送タイム・アウト、またはCRCエラーと共に受信された所与のMAC PDUについての最大許容回数を超えた再送回数に基づいて、HARQ失敗の発生をARQレシーバ20B/30Bに知らせる(ブロック715)。図3では、HARQレシーバ22BはHARQマネージャ40Aの使用を通じてARQレシーバ30Bに通知することができる。これは、HARQレシーバ22BがHARQ失敗の発生をHARQマネージャ40Aを通過させるような"通過(pass through)"であり得る。他の例として、HARQマネージャ40Aは、HARQレシーバ22BからHARQ失敗を判断し、その後にHARQ失敗をARQレシーバ30Bに通知することができる。
(c.2)ARQレシーバ20B/30Bは、HARQ失敗通知から対応するPSNを決定することができる。
(d)ARQレシーバ20B/30Bは、上で論じられたケースのうちの2つ以上に基づいてL2 AMステータス・レポート26(ARQ ACK/NACK)を生成して送ることができる(ブロック765)。
(d.1)ARQレシーバ20B/30Bは、PSNにより特定されTインターバルに合わせられた特定のデータ・シーケンスを受信すると予期する。
(d.2)もしARQレシーバ20B/30BがTの間にHARQレシーバ22BからHARQ失敗通知を受信し、予期したデータを受信しなかったならば、ARQレシーバ20B/30Bは、予期されたPSNに関してARQ(例えば、L2)NACKを生成してARQトランスミッタ20A/30Aに送る。
(d.3)代わりに、もしARQレシーバ20B/30BがTタイム・アウトを受信したけれども、予期されたデータもHARQレシーバ22BからのHARQ失敗通知も受け取らなかったならば、ARQレシーバ20B/30BはT1インターバル(T1はデータ・パケットに関してHARQ動作を見張るL2タイマ20Dであり、T1<Tである)待ち、そしてT1の間:
(d.3.1)もしARQレシーバ20B/30BがHARQからHARQ失敗通知を受信したならば、ARQレシーバ20B/30BはARQ(例えば、L2)NACKを生成し;
(d.3.2)代わりに、もし予期されたPSNを回復する前にT1タイマ20D/30Dがタイム・アウトしたならば、ARQレシーバ20B/30BはARQ NACKを生成し;
(d3.3)そうでなければ、ARQレシーバ20B/30BはARQ(例えば、L2)ACKを生成し;
(d.4)そうでなければ、ARQレシーバ20B/30Bは(a)に従う。
(a)-(d)に記載されたように、もしARQデータ・ユニット(例えば、RLC PDU)の再送のリクエストが行われるべきであると決定されたならば(ブロック735=はい)、再送を求めるリクエストがブロック740で行われる。もしリクエストが行われるべきではないと決定されたならば(ブロック735=いいえ)、方法700はブロック745で終了する。
Tタイマ20C/30Cのタイム・アウトの前に所要のARQ(例えば、L2)再送を先攻的に要求する(d2)の動作と、Tタイム・アウト後にパケットを回復するのに役立つ(d.3)の動作とは、HARQおよびARQの重複性を回避し、従ってネットワーク・リソース利用の効率を改善する。
もしスケジューリング期間がTおよびT1より遥かに大きくされたならば本発明の代表的実施態様は更に効率的であり得ることに言及することができる。スケジューリング期間は、ユーザに現在割り当てられているリソースが有効であってユーザが現在割り当てられているリソースに制限されているデータを送信することを許される期間を指す。
E-UTRAN HARQ機能は、HARQエラー検出および回復メカニズムを含むことができる。E-UTRAN HARQ補助されるARQは、UTRANで使用されるものと同等のARQの堅固性を保つと同時に複雑さを減少させることとL2スループット-遅延性能に関して効率を改善することとの両方において顕著な向上を狙っている。
ARQレベルの再送は、普通は、送信側のHARQレベルにより示されたローカルNACKに基づくことができる。ローカルNACKは、例えば再送の最大回数に達してACKが受信されないなど、所与のTBを送信するために使用されている特定のHARQプロセスをHARQトランスミッタがあきらめたときに、生成される。
E-UTRAN ARQがHARQ見逃しエラーを回復するために、ステータス・レポーティングを伴う通常のARQ動作が必要である。
上記のレシーバ開始HARQエラー検出およびレポーティングのような更なる機能が採用されない場合には、ARQステータス・レポーティングは効果的にプロトコル・オーバーヘッドをなるべく少なく保つためにイベント・トリガーされるレポーティングを利用するべきである。例えば、ステータス・レポートは、レシーバが再順序付けを実行して紛失しているシーケンス番号(SN)(例えば、PSN)セグメントを検出したときにだけ、送られる。従って、再順序付けインターバルまたはウィンドウあたりに最大限1つのステータス・レポートが送られる。ところで、トランスミッタ側は、関連するARQ再送バッファを管理するためにローカルACKと、再順序付けインターバルまたはウィンドウと調和してセットされる適切なARQタイマとに依拠することもできる。更に、UTRANの場合と同じく、最後のパケットに関するステータス・レポートのためのポーリングまたはRRCシグナリングのような稀な高優先順位トラフィックが必要とされる。
HARQ機能に関連する遅延は、しばしば、所与のパケットの転送に必要とされるARQ機能に関連する遅延より遥かに少ないので、ARQになるべく僅かしか依拠しない再送方式は短い総合ラウンド・トリップ時間(RTT)と良好なパケット遅延とを提供しやすい。このことが、次のようにレシーバ開始HARQエラー検出およびレポーティングを導入し使用する動機となる。
レシーバ開始HARQエラー検出およびレポーティングの背後のメカニズムが図5に示されている。図5はトランスミッタ525およびレシーバ505の間の通信図を示す。レシーバ505は、ARQトランシーバ510と、C-ARQトランシーバ515と、HARQトランシーバ520とを有する。トランスミッタ525は、HARQトランシーバ540と、C-ARQトランシーバ545と、ARQトランシーバ550とを有する。C-ARQと表示されるエンティティーは、MAC内のコモンARQ制御エンティティーと考えられる。C-ARQ515/545は、トランシーバ515においてMAC制御タイプPDU(C-PDU560)の形のHARQエラー表示を生成することと、トランスミッタ525においてそのMAC制御タイプPDU(C-PDU560)を解釈することとについて責任を持つ。トランシーバ側C-ARQ545は、NACKを各々の対応するARQトランシーバ550に転送する。しかし、このC-ARQ515/545は、モデリング目的のために導入されており、おそらくL2コントローラ(例えば、コントローラ20E/40B)の一部として具体化されるであろう。ARQトランシーバ550は、データNをHARQトランシーバ540に送信する(551)。HARQトランシーバ540はデータNを送信し、CRCエラーが発生する(552)。
HARQトランシーバ540は、HARQ情報をC-ARQトランシーバ545に伝える(553)。HARQトランシーバ520は、エラーが発生したと判断し、再送を求めるリクエストをNACKを介して送る(554)。例として、トランスミッタ側のHARQトランシーバ540がそのNACKをACKと勘違いして、偽の肯定ACKがもたらされる(換言すれば、HARQトランシーバ540が554でNACKをACKと取り違う)と仮定される。ところで、ARQトランシーバ550はデータMをHARQトランシーバ540に送り(555)、これは、そのデータMをHARQトランシーバ520に送る(556)。HARQトランシーバ520は、データMに対応するACKを送る(559)。
レシーバ505(例えば、HARQトランシーバ520)は、NACK→ACK取り違いに基づくHARQエラーを検出すると(557)、ローカルNACKを生成する(558)。すると、C-ARQトランシーバ515はHARQエラー表示560を生成し(561)、そのHARQエラー表示を(たとえば、なるべく早く)トランスミッタ525に送り戻す(561)。HARQエラー表示560は、例えば、プロセスIDと、関連するTBの新しいデータ・インジケータが初めに受信された時点に関連するタイム・スタンプなどの、失われたデータに関連する情報を含む。プロセスID情報は、トランスポート・ブロックが受信されたシステム・フレーム番号(SFN)で暗黙に指定されるので、プロセスID情報は同期HARQの場合には省略されても良い。タイム・スタンプは、指定されたHARQ動作における他のトラッキング時点と関連付けられても良い。HARQエラー表示560はC-ARQトランシーバ545により受信され、これはNACK情報を生成し(562)、これをARQトランシーバ550に伝える(562)。すると、ARQトランシーバ550はARQ再送メッセージをHARQトランシーバ540に伝え(563)、これはその後データNを再送する(564)。ARQトランシーバ550は、データNを再送させるためにデータNを再び伝達することができる(563)。
図5は、HARQエラー表示が、MAC PDUに便乗させられるのではなくて、MAC C-PDUの形で送られることを提案している。C-PDUを用いることは、制御メッセージを送る動作の充分な信頼性を保証し、また該メッセージを処理する動作の簡潔さも保証する。
下記の点にも留意するべきである。
トランスミッタおよび/またはレシーバにおけるARQに対するHARQ成功/失敗表示に関して、トランスミッタ側における成功表示は、本発明の代表的実施態様に従ってレシーバ手続きと共に使用されるときには除去されても良い。これは、例えば、L1/L2インターフェース24またはMAC/RLCインターフェース34を介してのシグナリングの量を減少させるので、実際的インプリメンテーションのために有益である。
本発明の代表的実施態様の使用は、トランスミッタ側(d)動作とレシーバ側(d)動作とを用いることによってARQ方式の単一の包括的実施をも提供する。トランスミッタ側はARQポーリング・メカニズムを待たずに再送をトリガーできるので、トランスミッタ側(d)動作の使用は再送の速度を向上させる。レシーバ側(d)動作は、HARQ NACK→ACKフリッピング・エラーからの回復を有利に助ける。従って、この組み合わせ方式の範囲内でHARQエラー状態を良く回避することができる。
本発明の代表的実施態様の使用は、HARQ ACK→NACKフリッピング・エラーにより引き起こされる不要な再送を減少させるのにも役立つ。HSDPAでの経験によると、HARQ ACK→NACKフリッピング・エラーの次数はおおよそ10-3である。従って、不要な再送に起因するオーバーヘッドは1%未満である。一方、上記のレシーバ・プロセスの代表的実施態様によって高コストのHARQ NACK→ACKフリッピング・エラーを回避することができる。
本発明の代表的実施態様の使用は、1つの非限定的利点として、HARQ方式あるいはMAC HARQ方式だけの使用と比べて、複雑度の低いARQインプリメンテーションを提供する。この目的のために、より低い処理オーバーヘッドを達成するためにARQのためのCRCを無くすることができ、より低いシグナリング負荷のためにポーリング方式を用いることができる。これらの2つのファクタは、一般的に再送遅延を増大させる傾向を有する。従って、本発明の代表的実施態様の使用は、総合遅延を短縮し、HARQ NACK→ACKフリッピング・エラー状態からの回復メカニズムを提供する。
更に、本発明の代表的実施態様の使用は、(もしCRCが使用されなければ)ARQのための付加的なシグナリング・フィールドを必要としない。
更に、ARQ再送がより速くかつより正確になる(トランスミッタ側から)。例えば、トランスミッタ・プロセス(動作d.3.3)は、ARQ(例えば、L2)再送遅延をHARQ(例えば、L1)失敗通知の時からT1以内に維持することができる。これは、一般的にARQポーリング方式の使用より遥かに高速である。更に、HARQのためのCRCに加えて、ARQにおいてCRCが実行されたとしても、上で論じられたトランスミッタ側プロセスにおいて得られる利点は依然として有効である。
本発明の代表的実施態様の使用により実現される更なる利点は、ARQ再送がより速くかつより正確になることである(レシーバ側から)。例えば、レシーバ・プロセス(動作(c)または(d.2))は、ポーリング・メカニズムの使用と比べて、ARQ NACKを送るのに必要な時間を減少させることができる。更に、レシーバ・プロセスは、トランスミッタ・プロセスの欠点を埋め合わせることができる。すなわち、トランスミッタ・プロセスはHARQ NACK→ACKフリッピング・エラーを検出できないので、レシーバ・プロセス(動作(c)または(d.2))は必要なARQ再送が行われることを保証することができる。
上記のように、本発明の種々の実施態様は、特殊目的回路または論理のようなハードウェアで、ソフトウェアで、あるいはそれらの組み合わせで実現され得る。例えば、或る側面はハードウェアで実現されて良く、他の側面は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他のデジタル処理装置により実行され得るソフトウェア(例えば、ファームウェア)で実現されて良いが、本発明はこれに限定はされない。本発明の種々の側面はブロック図、フローチャートとしてあるいは他の何らかの絵画的表示を用いて図解で説明され記述され得るけれども、本書に記載されたこれらのブロック、装置、システム、技術あるいは方法は、非限定的な例として、ハードウェア(例えば、特殊目的回路、論理、汎用ハードウェアまたはコントローラ、あるいは他のデジタル処理装置)で、ソフトウェア(例えば、ファームウェア)で、あるいはこれらの何らかの組み合わせで実現され得ることが良く理解される。
本発明の代表的実施態様が集積回路モジュールのような種々のコンポーネントで実施され得ることにも留意するべきである。集積回路の設計は、全般的に高度に自動化されたプロセスである。論理レベルのデザインを、直ぐに半導体基板上でエッチングされ形成され得る半導体回路デザインに変換するために複雑で強力なソフトウェア・ツールを利用することができる。
カリフォルニア州マウンテンビューのシノプシス社(Synopsys, Inc.)およびカリフォルニア州サンノゼのカデンス・デザイン(Cadence Design)から提供されるプログラムのようなプログラムは、充分に確立された設計ルールと事前記憶された設計モジュールのライブラリとを用いて半導体チップ上で自動的に導線をルートし、コンポーネントを配置する。半導体回路のためのデザインが完成したならば、その得られた、標準化された電子フォーマット(例えば、Opus、GDSII等)のデザインを、製造のために半導体製造施設に送ることができる。
以上の記述を添付図面と関連させて読めば、当業者にとっては種々の改変および改造がおそらく明白となるであろう。しかし、本発明の教示のどの様な改変も全て依然として本発明の非限定的実施態様の範囲内に属するであろう。
更に、本発明の種々の非限定的実施態様の特徴のうちの幾つかは、他の特徴の対応する使用を伴わずに有利に使用され得る。従って、以上の記述は、本発明の原理、教示および代表的実施態様について単に説明するものと見なされるべきであって、これを限定するものと見なされるべきではない。

Claims (36)

  1. 無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信することと、
    前記少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定することであって、その全体ではない一部分に第2データ・ユニットを含む、前記第1データ・ユニットを決定することと、
    前記第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することと、
    少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定することと、
    前記リクエストが実行されるべきであるという決定に応じて前記リクエストを実行することと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することは、前記第1データ・ユニットに対して実行される少なくとも1つのハイブリッド自動再送リクエスト技術を用いて前記情報を決定することを更に含み、
    前記第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定することは、少なくとも前記情報と、前記第2データ・ユニットに対して実行される少なくとも1つの自動再送リクエスト技術とを用いて前記リクエストが実行されるべきか否かを決定することを更に含む、
    方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、少なくとも前記情報に基づいて、リクエストが実行されるべきか否かを決定することは、前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットに対応するシーケンス番号を決定することを更に含む、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記情報は、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答がなされるべきであるという表示と、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答がなされたという表示と、予期される肯定的確認応答または否定的確認応答の代わりに何も受信されていないという表示と、再送タイム・アウトの表示と、前記第1データ・ユニットの再送の回数が前記第2データ・ユニットに対応する最大許容値を超えているという表示とのうちの1つを含む、方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、リクエストが行われるべきであるか否かを決定することは、少なくとも前記情報と前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスとに基づいて前記リクエストが行われるべきか否かを決定することを更に含む、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、リクエストが行われるべきであるか否かを決定することは、少なくとも前記情報と、前記第2データ・ユニットを受信するというイベントを見張る少なくとも1つのローカル・タイマとに基づいて前記リクエストが行われるべきか否かを決定することをさらに含む、方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、リクエストが行われるべきであるか否かを決定することは、少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスと、前記第2データ・ユニットを受信するというイベントを見張る少なくとも1つのローカル・タイマとに基づいて前記リクエストが行われるべきか否かを決定することを含む、方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、少なくとも前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する確認応答モード・ステータス・レポートを送信することを更に含む、方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、前記第1データ・ユニットは媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)であり、前記第2データ・ユニットは無線リンク制御(RLC)PDUである、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、MAC PDU内の送信シーケンス番号、ハイブリッド自動再送リクエスト・プロセス識別子、またはディスパッチング・タイムスタンプのうちの1つからRLC PDU内のパケット・シーケンス番号へのマッピングに基づいて前記第2データ・ユニットを決定することを更に含む、方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、前記第1データ・ユニットの再送を求める少なくとも1つの第1リクエストに対応する情報を決定することは、
    前記第1データ・ユニットに対応する少なくとも1つのエラーを検出することと、
    ローカル否定的確認応答メッセージを生成することと、
    を更に含む、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記リクエストを実行することは、前記ローカル否定的確認応答メッセージに応答して媒体アクセス制御(MAC)制御タイプのプロトコル・データ・ユニット(C-PDU)を用いてハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)エラー表示を送信することを更に含み、前記HARQエラー表示は、送信された前記第1データ・ユニットに関わるNACK→ACK取り違いに基づく少なくとも1つのHARQエラーがトランスミッタにおいて発生したことを示す、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、前記MAC C-PDUは前記第1データ・ユニットの識別子を含む、方法。
  14. 無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信するように構成され、前記少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定するように構成された第1レシーバであって、前記第1データ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む、第1レシーバと、
    前記第1レシーバに組み合わされる第2レシーバであって、少なくとも情報に基づいて前記第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定し、前記リクエストが実行されるべきであるという決定に応じて前記リクエストを実行するように構成される、第2レシーバと、
    を含む装置。
  15. 請求項14に記載の装置であって、前記第1レシーバおよび前記第2レシーバのうちの一方または両方は集積回路の部分として実現される、装置。
  16. 請求項14に記載の装置であって、前記第1レシーバはハイブリッド自動リクエスト(ARQレシーバを含み、前記第2レシーバはコモンARQ制御エンティティーを含み、前記ハイブリッドARQレシーバはローカル否定的確認応答メッセージを前記コモンARQ制御エンティティーに伝達するように構成され、前記コモンARQ制御エンティティーは、前記ローカル否定的確認応答メッセージに応答して、媒体アクセス制御(MAC)制御タイプのプロトコル・データ・ユニット(C-PDU)を用いてハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)エラー表示を送信するように構成され、前記HARQエラー表示は、送信された前記第1データ・ユニットに関わるNACK→ACK取り違いに基づく少なくとも1つのHARQエラーがトランスミッタにおいて発生したことを示す、装置。
  17. 動作を実行するためにデジタル処理装置により実行可能な機械可読命令のプログラムを有形に具体化したコンピュータ・プログラムであって、前記動作は、
    無線リンクを介して少なくとも1つのトランスポート・ブロックを受信することと、
    前記少なくとも1つのトランスポート・ブロックから第1データ・ユニットを決定することであって、その全体ではない一部分に第2データ・ユニットを含む、前記第1データ・ユニットを決定することと、
    前記第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することと、
    少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定することと、
    前記リクエストが実行されるべきであるという決定に応じて前記リクエストを実行することと、
    を含む、コンピュータ・プログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータ・プログラムであって、
    前記第1データ・ユニットの確認応答ステータスに対応する情報を決定することは、前記第1データ・ユニットに対して実行される少なくとも1つのハイブリッド自動再送リクエスト技術を用いて前記情報を決定することを更に含み、
    前記第2データ・ユニットの再送を要求するリクエストが実行されるべきか否かを決定することは、少なくとも前記情報と、前記第2データ・ユニットに対して実行される少なくとも1つの自動再送リクエスト技術とを用いて前記リクエストが実行されるべきか否かを決定することを更に含む、
    コンピュータ・プログラム。
  19. トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定することであって、前記以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む、前記情報を決定することと、
    少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することと、
    前記再送が実行されるべきであるという決定に応じて前記第2データ・ユニットの再送を実行することと、
    を含む方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、前記第2データ・ユニットの前記再送を実行することは、前記第2データ・ユニットを含む少なくとも1つの第3データ・ユニットを作ることと、前記無線リンクを介して前記少なくとも1つの第3データ・ユニットを少なくとも1つの付加的なトランスポート・ブロックを用いて送信することとを更に含む、方法。
  21. 請求項19に記載の方法であって、少なくとも前記情報に基づいて前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することは、前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットに対応するシーケンス番号を決定することを更に含む、方法。
  22. 請求項19に記載の方法であって、前記情報は、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答が行われるべきであるという表示と、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答が行われたという表示とのうちの一方を含む、方法。
  23. 請求項19に記載の方法であって、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することは、前記第2データ・ユニットの再送が少なくとも前記情報と前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスとに基づいて行われるべきか否かを決定することを更に含む、方法。
  24. 請求項23に記載の方法であって、前記第2データ・ユニットに対応する確認応答モード・ステータス・レポートを受信することと、前記確認応答モード・ステータス・レポートに基づいて前記第2データ・ユニットの前記確認応答ステータスを決定することとを更に含む、方法。
  25. 請求項23に記載の方法であって、前記以前に送信されたデータ・ユニットに関わるNACK→ACK取り違いに基づく少なくとも1つのHARQエラーがトランスミッタにおいて発生したことを示すハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)エラー表示を媒体アクセス制御(MAC)制御タイプのプロトコル・データ・ユニット(C-PDU)を用いて受信することと、前記HARQエラー表示に基づいて前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスを決定することとを更に含む、方法。
  26. 請求項25に記載の方法であって、前記HARQエラー表示は前記以前に送信されたデータ・ユニットの識別子を含む、方法。
  27. 請求項19に記載の方法であって、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することは、前記第2データ・ユニットの再送が少なくとも前記情報と前記第2データ・ユニットを送信するというイベントを見張る少なくとも1つのローカル・タイマとに基づいて行われるべきであるか否かを決定することを更に含む、方法。
  28. 請求項19に記載の方法であって、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することは、前記第2データ・ユニットの再送が少なくとも前記情報と、前記第2データ・ユニットの確認応答ステータスと、前記第2データ・ユニットを送信するというイベントを見張る少なくとも1つのローカル・タイマとに基づいて行われるべきであるか否かを決定することを更に含む、方法。
  29. 請求項19に記載の方法であって、前記以前に送信されたデータ・ユニットは媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)であり、前記第2データ・ユニットは無線リンク制御(RLC)PDUである、方法。
  30. 請求項29に記載の方法であって、MAC PDU内の送信シーケンス番号、ハイブリッド自動再送リクエスト・プロセス識別子、またはディスパッチング・タイムスタンプのうちの1つからRLC PDU内のパケット・シーケンス番号へのマッピングに基づいて前記第2データ・ユニットを決定することを更に含む、方法。
  31. トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定するように構成された第1トランスミッタであって、前記以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む、第1トランスミッタと、
    少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定するように構成されて前記第1トランスミッタに結合された第2トランスミッタであって、前記再送が実行されるべきであるという決定に応じて前記第2データ・ユニットの再送を実行する様にさらに構成された第2トランスミッタと、
    を含む装置。
  32. 請求項31に記載の装置であって、前記第1トランスミッタおよび前記第2トランスミッタのうちの一方または両方は集積回路の部分として実現される、装置。
  33. 請求項31に記載の装置であって、
    前記第1トランスミッタはコモン自動再送リクエスト(ARQ)制御エンティティーを含み、
    前記第2トランスミッタはARQトランスミッタを含み、
    前記コモンARQ制御エンティティーは、媒体アクセス制御(MAC)制御タイプのプロトコル・データ・ユニット(C-PDU)を用いてハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)エラー表示を受信するように構成され、前記HARQエラー表示は、前記以前に送信されたデータ・ユニットに関わるNACK→ACK取り違いに基づく少なくとも1つのHARQエラーがトランスミッタにおいて発生したことを示し、前記コモンARQ制御エンティティーは、前記HARQエラー表示に基づいて否定的確認応答メッセージを決定して前記否定的確認応答メッセージを前記ARQトランスミッタに伝達するように構成されており、
    前記ARQトランスミッタは、前記否定的確認応答メッセージに基づいて前記第2データ・ユニットの再送を実行するように構成されている、
    装置。
  34. 動作を実行するためにデジタル処理装置により実行可能な機械可読命令のプログラムを有形に具体化したコンピュータ・プログラムであって、前記動作は、
    トランスポート・ブロックを用いて無線リンクを介して以前に送信されたデータ・ユニットについての確認応答ステータスに対応する情報を決定することであって、前記以前に送信されたデータ・ユニットの全体ではない一部分は第2データ・ユニットを含む、前記情報を決定することと、
    少なくとも前記情報に基づいて、前記第2データ・ユニットの再送が行われるべきか否かを決定することと、
    前記再送が実行されるべきであるという決定に応じて前記第2データ・ユニットの再送を実行することと、
    を含む、コンピュータ・プログラム。
  35. 請求項34に記載のコンピュータ・プログラムであって、前記第2データ・ユニットの前記再送を実行することは、前記第2データ・ユニットを含む少なくとも1つの第3データ・ユニットを作ることと、前記無線リンクを介して前記少なくとも1つの第3データ・ユニットを少なくとも1つの付加的なトランスポート・ブロックを用いて送信することとを更に含む、コンピュータ・プログラム。
  36. 請求項34に記載のコンピュータ・プログラムであって、前記情報は、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答がなされるべきであるという表示と、少なくとも1つの否定的確認応答または少なくとも1つの肯定的確認応答がなされたという表示と、予期される肯定的確認応答または否定的確認応答の代わりに何も受信されていないという表示と、再送タイム・アウトの表示と、前記以前に送信されたデータ・ユニットの再送の回数が前記第2データ・ユニットに対応する最大許容値を超えているという表示とのうちの1つを含む、コンピュータ・プログラム。
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