JP2009518993A - PoCシステムにおけるPoCグループセッション確立のための方法、端末機、及びそのシステム - Google Patents

PoCシステムにおけるPoCグループセッション確立のための方法、端末機、及びそのシステム Download PDF

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Abstract

招待されるクライアントのプレゼンスに関する情報又はセッション開始時間のようなセッション開始情報に基づいてPoCネットワークにおけるPoCグループセッションを確立するための方法、端末機、及びそのシステムを提供する。上記方法によれば、招待に関するユニフォームリソース指示子(URI)及び情報予約サービス(IRS)パラメータは、PoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に設定され、IRSの提供をPoCサーバに要求することにより、セッションを確立する。

Description

本発明は、プッシュツートークオーバーセルラー(Push to Talk Over Cellular:以下、“PoC”と称する。)システムにおけるPoCグループセッションを確立するための方法、端末機、及びそのシステムに関し、特に、PoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(eXtensible markup language Document Management Server:以下、“XDMS”と称する。)と連動しつつ、招待予約サービス(Invitation Reservation Service:以下、“IRS”と称する。)を提供するための方法、端末機、及びそのシステムに関する。
移動通信の画期的な発展及び通信網の拡大に伴って、携帯電話を用いたより拡張された様々なサービス及びアプリケーションが提供されている。また、ユーザの要求も多様化されており、基本的な通話サービスを越えて、位置サービス、マルチメディアサービス、PTT(Push To Talk)サービスなどに拡大されている。特に、PTTサービスは、従来の無線電信又は基盤無線システム(Trunked Radio System:TRS)により提供されるグループ通話及び音声通話だけではなく、様々な付加機能(例えば、インスタントメッセンジャー、状態表示など)をサポートする。
現在では、このようなPTT概念を移動通信網を用いてサービスするPoCサービスを標準化することが活発に論議されている。従来の移動通信サービスと区別されるPoCサービスの特徴の1つは、ユーザが、必要に応じて複数のセッション間を移動しながら通話することができることにある。ユーザが複数のセッションを移動しながら通話可能でなければならないという要求事項は、関連移動通信サービスを定義している団体であるオープンモバイルアライアンス(Open Mobile Alliance:OMA)のPoC規格1.0の要求事項に明示されている。
PoC規格1.0は、PoCセッションが1対1PoCセッション及びグループPoCセッションに区分されると定めている。このようなPoCセッションは、PoCクライアントがセッション要求メッセージをPoCサーバに送信する際に開始される。しかしながら、アドホック(ad hoc)グループセッション又は事前設定(pre-arranged)グループセッションのようなグループ通話において、対応するグループ構成員がすべて参加することを希望する場合に、セッション開始者は、すべてのクライアントが通話可能な時点であるか否かを個別的に確認しなければならない。このために、PoCクライアントは、対応するクライアントのプレゼンス情報(Presence Information)を反復的に購読し(subscribe)、確認しなければならない。上記の通りに、反復的なプレゼンス情報の確認は、無線アクセス網を介したシグナリングを必要とする。これは、コストの増加及び無線リソースの浪費をもたらす。
上記のような問題点を解決するために、ネットワーク基盤セッション開始を実現するためのセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、“SIP”と称する。)PUBLISH方法の使用が提案された。このような従来技術によれば、PoC端末機は、PoCサーバにIRSを提供することを要求し、セッション設定パラメータは、上記要求に応じて、PoCサーバに保存される。ここで、IRSは、プレゼンス情報又は他のセッション設定パラメータによりネットワークからセッションが開始されるサービスを意味する。
上記の技術は、PoC規格1.0により定義されるPoCサービス設定(Service Setting)のための拡張可能なマークアップ言語(eXtensible markup language:XML)スキーマ(schema)のフォーマットの拡張を必要とし、XMLデータは、PoCサーバに格納される。格納されている文書へのダイナミックアクセス及び編集の便利性を要求するXMLデータの特性を考慮すると、PoCサーバ内のIRSデータの格納は、PoCセッションを管理する間に、例えば、複数のPoCグループセッションが確立される際に、サーバの負荷を増加させることがある。
したがって、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、PoCシステムがIRSを提供する際に、PoCサーバの負荷を低減させるためにPoC XDMSと連動しつつIRSを提供するための方法、端末機、及びそのシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、IRSのためのサービスパラメータの管理をIRSを要求するための過程から分離することにより、PoCサーバのシグナリング負担を軽減させ、IRSに関連したXML文書をより効率的に管理するための方法、端末機、及びそのシステムを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明によれば、プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のための招待予約サービス(IRS)を提供する方法は、PoC端末機がセッション開始条件を規定するIRS関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に設定するステップと、上記PoC XDMSが上記IRS関連情報を識別するためのIRS識別子(ID)を上記PoC端末機に送信するステップと、上記PoC端末機が上記IRS IDを用いてセッション開始のためのIRSの提供をPoCサーバに要求するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明他の態様によれば、プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のためのシステムは、セッション開始条件を規定する招待予約サービス(IRS)関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に設定し、IRS識別子(ID)を用いてセッション開始のためのIRSの提供をPoCサーバに要求するPoC端末機と、上記IRS関連情報を識別するためのIRS IDを上記PoC端末機に送信する上記PoC XDMSと、IRS要求メッセージを受信すると、上記IRS IDを用いてセッション開始を遂行する上記PoCサーバと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらなる他の態様によれば、プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のための端末機は、PoCサーバとのパケットデータ送受信を遂行するデータ送信部と、招待予約サービス(IRS)パラメータの設定のために、IRS関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に送信し、上記IRSパラメータを識別するIRS識別子(ID)が上記PoC XDMSから受信されると、上記IRS IDを格納する拡張可能なマークアップ言語文書管理クライアント(XDMC)と、IRS要求に応じて、上記IRS IDを使用して上記IRSの提供を上記PoCサーバに要求するPoCクライアントと、上記PoC XDMSから受信された上記IRS IDを格納するメモリ部と、を含むことを特徴とする。
本発明は、セッション確立のための様々な条件が満たされた際に、ネットワークに基づいてセッションが開始されることによりIRSを提供するための方法をIRSパラメータを設定する過程及びサービスを要求する過程に区分することにより、PoCセッションを管理するPoCサーバでのシグナリング負担を軽減させることができるという長所がある。また、ターゲットURIリスト情報と同一の方式で、関連XMLデータは、IRSパラメータの生成、修正、及び削除を行なうことにより、さらに動的に管理されることができるという長所がある。
以下、本発明の好適な一実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、明瞭性と簡潔性の観点から、本発明に関連した公知の機能や構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
下記の説明において、本発明は、プッシュツートーク(Push to Talk:以下、“PTT”と称する。)システム、特に、セルラー移動通信網を介してPTTサービスを提供するプッシュツートークオーバーセルラー(PTT Over Cellular:以下、“PoC”と称する。)システムに適用される場合を例に挙げる。一般的に、PoCシステムは、グループ情報を取得するための拡張可能なマークアップ言語(eXtensible markup language:XML)設定アクセスプロトコル(XML Configuration Access Protocol:以下、“XCAP”と称する。)だけではなく、グループ通話に関するセッション参加情報を送信するために、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、“SIP”と称する。)及び拡張SIPを使用する。これらのプロトコルは、下記で説明される本発明の機能を実現するのに使用され、本発明の基本的な構造は、PoC規格1.0システムに基づいている。
本発明は、オープンモバイルアライアンス(Open Mobile Alliance:OMA)PoCシステムにおいて、IRSを提供する際に、PoC XDMSと連動しつつIRSを効率的に提供する方法及びシステムを提案する。
まず、本発明が適用されることができる従来のPoCシステムについて説明する。
図1は、従来のPoCシステム及び関連ネットワーク構造を示す図である。
PoCシステムは、PoCユーザー端末機(User Equipment:以下、“UE”と称する。)100と、XML文書管理サーバ(XML Document Management Server:XDMS)130及び140と、PoCサーバ150とを含む。PoCシステムは、アグリゲーションプロキシサーバ160をさらに含むことができる。これらの構成要素は、アクセスネットワーク110と、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)/インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)コアネットワーク120と、遠隔PoCネットワーク170とを介して相互に接続される。
上記各構成要素について説明する。
PoC UE100は、PoCクライアント102及びXML文書管理クライアント(XML Document Management Client:以下、“XDMC”と称する。)104を含む。
PoCクライアント102は、サービス要求者としてPoC UE100に内蔵される。特に、PoCクライアント102は、PoC UE100に滞在し、PoC UE100を介してPoCサービス加入者にPoCサービスを提供するためのネットワーク接続を遂行する。下記の説明において、“PoCクライアント”という用語は、PoCクライアントが内蔵されたUE及びPoCサービス加入者を総称し、PoCクライアントの参照符号は、特に区別されるべき場合のない限り省略する。
PoCクライアントは、PoCサービス加入者(すなわち、PoCユーザー)がPoCセッションの確立、すでに確立されているセッションの参加、又は確立されているセッションの終了を可能にするために主に使用される。また、PoCクライアントは、トークバーストを生成し送信する機能、インスタントパーソナルアラート(Instant Personal alert)をサポートする機能、及びPoCサービスへのアクセスを認証する機能を有する。PoCクライアントは、アクセスネットワーク110を介してSIP/IPマルチメディアサービスをサポートするのに重要な役割を果たすSIP/IPコアネットワーク120に接続される。
SIP/IPコアネットワーク120は、PoCサーバ150とXDMS130及び140とに接続されることにより、PoCサービスを提供する。PoCサーバ150は、PoCセッションの維持及び管理を行う“PoC統合機能管理部(Controlling PoC Function:CF)”及び1対1通話や多者間通話のために確立されるPoCセッションに参加するための“PoCセッション機能管理部(Participating PoC Function:PF)”を有する。
一方、PoCサービスは、コンファレンス通話のようなグループセッション設定サービスを伴うことができる。このために、OMA標準は、グループリストサービスのためのXDMC104とXDMS130及び140とを定義する。図1は、PoCサービスのために使用されるPoC XDMS140及び他のサービスイネーブラ(service enabler)にも共通的に使用されることができる共用XDMS(Shared XDMS)130を示す。グループ及びグループメンバーに関する情報は、PoCクライアントを介してXDMS130及び140に入力される。PoCクライアントは、XDMS130及び140から受信される個人又はグループのリストから、自身が呼び出すことができるPoCクライアントに関する情報を取得する。XDMS130及び140に関するグループ及びグループメンバーの生成、修正、及び管理は、インターネット又はイントラネットのようなPoCサービスプロバイダーが信頼できる通信網を介してなされることもできる。XML文書を管理するためのプロトコルの具体的な説明(例えば、グループリストの生成、修正、及び削除)は、明瞭性のために省略する。
また、グループサービスの間に、XDMクライアント104からグループリストに関連した要求を受信すると、アグリゲーションプロキシサーバ160は、適切な規則に従って、各XDMS130及び140にルーティングする。
次いで、PoCサーバ150について説明する。
図2は、従来のPoCサーバ150の概略的な構成を示す図である。
PoCサーバ150の機能は、PoCセッションの全般的な維持及び管理を担当するPoC統合機能管理部(Controlling PoC Function:以下、“CF”と称する。)と各セッションの維持及び管理を担当するPoCセッション機能管理部(Participating PoC Function:以下、“PF”と称する。)とに区分されることができる。下記の<表1>及び<表2>を参照して、PoCサーバの機能別特性について説明する。
Figure 2009518993
上述した<表1>に示すように、CFは、PoCサーバ150の機能の中で、PoCセッションの総体的な管理に関連する。特に、PoCクライアントの発言権(floor)要求を受け入れ、順序を定めて権限を付与する。任意のPoCクライアントがトークバースト(talk burst)を要求した場合に、グループ呼出しに参加した全ての他のPoCクライアントに分配する。また、グループ呼出しに参加したPoCクライアントに関する情報を提供する。
下記の<表2>に示すように、PFは、PoCセッションの間に、CFと各PoCクライアントとが関連しているセッションの管理に関する。特に、PFは、CFでPoCクライアントへの発言権の付与だけではなく、PoCクライアントの発言権の要求を中継する。また、PFは、CFとPoCクライアントとの間のメディアを中継し、両者が異なるコーデック(codecs)を使用する場合に、これらをトランスコーディングする。1つのセッションで話している中に、他のセッションでも話している場合(すなわち、同時セッションの間)には、PoCユーザーの選択に基づいて、これらの中の1つをフィルタリングする。
Figure 2009518993
図3は、図1及び図2に示したPoCサーバ150のCFブロック及びPFブロックを示す図である。
図3を参照すると、各PoCクライアント102-A乃至102-Dは、PFブロック310-A乃至310-Dを介してCFブロック300にアクセスし、PoCセッションを設定する。この後、CFブロック300は、PoCクライアントに発言権を付与し、上記発言権に対応するPoCクライアントのメディアが各PoCクライアントに送信される。この際、発言権を付与されたとしても、PoCクライアントは、グループセッションに参加しているPoCクライアントに関する情報を確認するまで、適切な発言をすることができない。
一方、PoCシステムにおいて、通話接続のための呼処理技術は、送信側及び受信側の要求及び状況に基づいて様々な手続きが可能である。OMAに基づいて、このような送信側及び受信側の設定により使用されるPoCシステムの特徴は、次の通りである。
第1に、受信側は、PoCクライアントの要求に応じて、自身の応答モードを自動応答モード及び手動応答モードから選択することができる。自動応答モードにおいては、送信側が受信側で指定したPoCクライアントリストに含まれている場合には、受信者の手動応答の代わりに、対応するネットワークから送信側に応答を即座に送る。端末機を動作させず、ネットワークにより送られるこのような自動応答は、PoCサーバが、端末機の応答モード設定要求に従って、応答モード及び対応するユーザーリストに関する情報を記憶することができるという事実に基づいている。他方、手動応答モードにおいて、特に、送信側が自動応答ユーザーリストに含まれていない場合、送信側が自動応答ユーザーリストに含まれているか否かが不明確な場合、又は受信者が全てのユーザーに手動応答を希望する場合に、PoC通話要求は、受信ネットワークを介して端末機に送信され、これにより、PoCクライアントの許可の後に呼が接続される。
第2に、PoCシステムは、ユーザーのホームネットワーク内のPoCサーバとの接続設定に基づいて、オンデマンド(on-demand)セッションモードと事前設定(pre-established)セッションモードとに分類されることができる。事前設定セッションモードは、PoCクライアントが、自身の要求に応じて、PoCクライアント(POC Client)と自身のホームネットワークに属しているPoCサーバとの間で事前にセッションを設定しておく。このような事前設定セッションは、将来使われるPoCサーバとクライアントとの間のメディアパラメータを反復して交渉する必要がなく、迅速なセッション確立を行うことができるように、PoCクライアントが使用するメディアパラメータをPoCサーバと事前に交渉する必要がある。
事前セッションを確立するために、PoCクライアントは、SIP方式を使用してボディー(body)部、特に、セッション記述プロトコル多目的インターネットメール拡張(Session Description Protocol Multipurpose Internet Mail Extension:SDP MIME)のボディー部、に支援可能なメディアパラメータを提供する。PoCクライアントは、サーバから受信されたメディアパラメータを提供し、上記メディアパラメータに応答する。上記サーバから応答メッセージを受信すると、PoCクライアントは、新たに確立される事前セッションの識別情報、特に、コンファレンス識別子(conference URI)を挿入し、これをPoCクライアントに返信する。
上述した事前セッションを使用する場合に、IPアドレス、ポート番号、使用されるコーデック(codec)、及びトークバースト制御プロトコル(talk burst control protocol)などの事前交渉が可能である。オンデマンドセッションモードは、任意のPoCクライアントが事前セッションを設定しない場合に対応する。これは、招待メッセージが他のPoCクライアントから受信された後に、PoC呼を接続するための手順が遂行されることを意味する。
PoCシステムにおいて、通話要求に関する応答モードの設定は、ネットワーク上のエレメントであるPoCサーバ及びユーザー側の端末機であるPoCクライアントですべて格納されることができる。
応答モードがPoCクライアントを管理するホームネットワークに設定される場合には、PoCクライアントが属しているネットワーク内でPFを有するPoCサーバで実現される。
応答モードがネットワークに設定された場合に、PFは、セッション進行メッセージを通話を要求したネットワークに送信することにより、PoC通話のための他のPoCサーバの要求に自動的に応答する。したがって、自動応答モードにおいて、通話要求手続きは、PoCクライアントまでセッション設定メッセージが送信された後に応答される場合に比べて簡素化される。これは、初期に発言権を付与する時間を短縮させる。
ネットワークで自動応答を遂行する場合には、状況に応じて、ユーザーの意思とは異なる結果をもたらすことがあり得るため、PoCクライアントにも応答モードが設定されることができる。この際、PoCクライアントの応答モードがネットワーク上に設定された応答モードに優先するという特徴がある。これは、PoCクライアントが自身の応答モードを変更し、応答モードを更新することをサーバに要求したが、信号遅延又はネットワーク上のエラーにより実時間で応答モードが更新されない際に発生する問題を解決するためである。
要約すると、PoCサービスの場合には、ユーザーがPoCサーバ及びPoCクライアントに対する応答モードを設定することができるが、PoCクライアントの応答モードの設定は、ユーザーの最も最近の意思を反映する。したがって、メディア(例えば、ユーザーの実際の音声又は映像)のストリームが送信される際には、PoCクライアントに対する応答モードに基づいて決定される。
上述したような特徴を有するPoCシステムでのPoCマルチメディアセッションを確立する手続きについて説明する。
送信側PoCクライアントは、SIPプロトコルを使用し、指定されたメディアタイプに基づく様々なフォーマットのオーディオ、ビデオ、及びテキストなどを含むマルチメディアを招待するメッセージを送信することにより、呼処理を要求する。このような呼処理要求に応じて、受信側クライアントは、対応するPoCサーバでの応答モードの設定及び事前セッションに従って、様々な応答手続きに従う。PoC通話のための呼を処理する手続きについては、送信側ネットワークと受信側ネットワークとに区分して説明する。
送信側PoCクライアントは、所望の受信側PoCクライアントのSIPアドレスに関する情報を含むSIP招待要求を対応するSIP/IPコアネットワークに送信する。この際、SIP招待メッセージは、送信側PoCクライアントのPoCアドレスに関する情報、要求されるメディアパラメータ、及びPoCサービスを示す特性値に関する情報をさらに含むことができる。ここで、要求されるメディアパラメータは、要求されるセッションがマルチメディアセッションである場合には、オーディオ及びビデオに関するエンコーディング方法、レート、ペイロードタイプなどを示す複数の特性値を含むことができる。
SIP招待メッセージは、ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol:DHCP)サーバ又はドメインネームサーバ(Domain Name Server:DNS)における経路クエリー(query)に基づいて、IMSネットワーク内の対応するIMSサーバ、特に、プロキシ呼セッション制御機能 (Proxy Call Session Control Function:P-CSCF)及びサービング呼セッション制御機能(Serving Call Session Control Function:S-CSCF)を介してPFサーバに送信される。一般的な通話要求の際には、PoCクライアントが接続されたPFサーバは、確立されたセッションのトークバーストを管理するためのCFサーバと分離して実現されることができる。したがって、PFサーバに送信されたSIP招待要求は、対応するネットワークのSIP/IPコアネットワークを介してCFサーバに送信される。
一方、CFを含むPoCセッション制御ネットワークは、SIP招待メッセージを受信側ネットワークに送信した後に、受信側ネットワークから応答メッセージを受信する。受信側ネットワークからのSIP応答メッセージは、受信側PoCクライアント及びPFの設定に基づいて、1xxの臨時応答(provisional response)メッセージ、2xxの成功応答(successful response)メッセージ、又は4xx〜6xxのエラー応答(erroneous response)メッセージを含むことができる。自動応答(automatic response)モードの場合には、SIP 183“セッションプログレス(session progress)”信号が応答メッセージとして受信されることができ、このメッセージを介して、通話要求者のIMSネットワークでPoCサーバとクライアントとの間の接続を行うことができる。受信側PoCクライアントの通話許可信号としてのSIP 183“session progress”又はSIP 200“OK”応答は、CF及びPFのPoCサーバを介してPoCクライアントに送信される。受信側PoCサーバからSIP 183“session progress”又はSIP 200“OK”信号が受信されると、CFは、PoC呼が接続されたことを確認し、発言権許可信号(floor grant signal)を送信側PoCクライアントに送信することにより、トークバースト発言権を付与する。SIP 183“session progress”又はSIP 200“OK”信号に対する応答、すなわち、トークバースト発言権に関する応答は、“confirmed”又は“unconfirmed”である。CFが“unconfirmed”応答を受信する場合には、バッファリング機能を使用する。
一方、SIP招待要求信号に対する応答信号を受信すると、送信側PoCクライアントは、トークバースト送信を許可するための信号、例えば、リングバックトーンを送信するための発言権許可信号をRTCPプロトコルを介して受信する。発言権許可信号は、トークバースト仲裁権限を有するCFにより生成され、対応するPoCクライアントを管理するPFを介してPoCクライアントに送信される。この際、発言権許可信号は、SIPプロトコルを使用せず、ベアラー経路を使用するため、IMSのようなSIP/IPコアネットワークを迂回することができる。リングバックトーンを確認した後に、PoCクライアントは、例えば、RTPプロトコル(Real-time Transport Protocol)を用いて音声ストリームを送信する。
図4を参照して、上述したように構成されたPoCシステムにおいて、PoC XDMSと連動しつつPoCグループセッションを確立するシステムについて説明する。図4は、本発明の実施形態によるPoC XDMSと連動しつつIRSを提供するシステムの構成を示すブロック図である。
図4を参照すると、本発明によるシステムは、PoC UE400、PoC XDMS420、及びPoCサーバ430を含む。PoC UE400は、IPネットワーク406及びアグリゲーションプロキシサーバ410を介してPoC XDMS420に接続されることができる。また、PoC UE400は、IPネットワーク406及びIMSコアネットワーク407を介してPoCサーバ430に接続されることができる。
PoC UE400は、UEの全般的な動作を制御する制御部と、PoCセッションの確立及び管理に使用されるSIPプロトコルを処理するPoCクライアント402と、PoCサービスのために使用されるXML文書を管理するXDMC401と、本発明により提案されるIRS関連情報だけではなく、PoCクライアントのアドレス情報及びグループ情報を格納するメモリ部403と、ユーザーインターフェース404と、データ送信部405と、を含む。ユーザーインターフェース404は、ユーザーの入力をPoC UE400に送信する。データ送信部405は、パケットデータの送受信を遂行する。このために、データ送信部405は、送信プロトコルスタック、例えば、RTP/RTP制御プロトコル(RTCP)/ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol:HTTP)(RTP/RTCP/HTTP)、UDP、IP、及び下位レイヤースタック(Lower Layer Stack)を含むことができる。
PoCクライアント402は、ユーザーインターフェース404によりユーザーの要求に応じてセッションを確立し、メモリ部403に記憶されているURI情報又はグループURI情報を必要とする場合に、UE内のXDMC401と連動しつつアドレス情報を取ってくる。この際、UE内のメモリ部403は、URIリスト情報をXML文書として管理し、XDMC401がPoC XDMS402に格納されているIRS関連情報を同一のIRS IDを用いて格納することもできる。
PoC UE400内のXDMC401がPoC XDMS420にIRS関連情報を格納し、PoC XDMS420からIRS IDを受信する過程について図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態によるIRSを提供するためのPoC UEとPoC XDMSとの間で送受信される信号のフローを示す図である。
UE内のXDMC401は、ユーザーが所望するIRSパラメータを生成する。この際、IRSパラメータは、PoCサーバがセッションを開始するための少なくとも1つの情報、例えば、招待されることができるPoCクライアントの最小数、招待されたPoCクライアントの応答モード、招待されたPoCクライアントのPoCサーバ登録状態、セッション開始のためのプレゼンス情報種類、セッション開始時間、セッション要求トリガーリング条件、及びIRS要求の満了時間などを含むことができる。
ステップ500及びステップ502で、XDMC401は、XCAPプロトコルを用いて上記生成されたIRSパラメータ及びセッション設定のためのURI情報を含むHTTP PUTメッセージをPoC XDMS420に送信する。ここで、XCAPは、XML文書へのアクセス及び編集が容易なプロトコルである。上記生成されたIRSパラメータは、HTTP PUTメッセージを用いてアグリゲーションプロキシ(Aggregation proxy)サーバ410に送信される。アグリゲーションプロキシサーバ410は、要求されたメッセージの認証、圧縮、及びルーティングを遂行する。特に、アグリゲーションプロキシサーバ410は、上記メッセージを対応するXML文書の宛先であるPoC XDMS420に転送する。上述したように、上記送信されたHTTP PUTメッセージは、IRSパラメータだけではなく、IRSを適用するURIリスト又はグループURI情報を含むことができる。ターゲットURI情報は、PoC IRSセッション開始条件、特に、IRSパラメータとともに送信される。上記応答に含まれているIRS IDは、設定されたリスト及びIRSパラメータを識別するのに使用される。
一方、上記メッセージを受信した後に、PoC XDMS420は、上記受信されたメッセージに含まれているIRS関連パラメータを格納する。上記IRSパラメータをマッピングすることができるIRS IDを生成し、生成された上記IRS IDを応答メッセージに挿入する。そして、ステップ504及びステップ506で、応答メッセージをアグリゲーションプロキシサーバ410を介して対応するXDMC401に送信する。本実施形態では、XDMCがサービスパラメータを提供することをPoC XDMSに要求し、上記要求に応じて、PoC XDMSがIRS IDを生成し、これを上記XDMCに送信する過程について説明しているが、上記XDMCは、直接IRS IDを生成することもできる。この場合に、上記XDMCは、上記PoC XDMSによりマッピングされるIRS IDを受信した後に、セッションを開始する過程が省略されることができる。
このように、PoC UE400内のXDMC401とPoC XDMS420との間のネットワーク基盤セッションを開始する条件を規定するIRS関連情報を設定する過程は、PoC IRSのセッション開始条件であるIRSパラメータ及び設定されたIRSパラメータを識別するIRS IDを含んで送受信される。
図5の過程において、XDMC401からPoC XDMS420に送信されるHTTP PUTメッセージの例を図7を参照して説明する。図5は、XDMC401がPoC XDMS420に送信するIRSパラメータのXML文書形態を示す。HTTP PUTメッセージのボディー部は、IRSのために新たに定義されたXML文書を示す“irs-setting”のフィールド値と、IRSパラメータ値のための“irs-params”のサブフィールド値と、ターゲットURI情報を示す“resource-list”と、を含む。“irs-params”のフィールド値は、セッション開始(start-up)時間、プレゼンス情報、及び予約満了時間で構成される。また、“resource-list”のフィールド値は、URIリスト又はこれを代表するグループURI情報で構成される。
上述したように、本発明によれば、PoC UE400は、XDMC401を介してセッション確立のための招待に関するURI情報及びIRSパラメータのようなIRS情報をPoC XDMS420に予め格納する。PoC UE400は、上記格納された情報に基づいて、上記格納された情報にマッピングされたIRSを提供するPoC XDMS420からIDを受信する。
IRSを要求するためのユーザーの入力を受信すると、PoC UE400のPoCクライアント402は、IRS IDを使用してIRSを提供することをPoCサーバ430に要求することにより、セッションを確立する。図6は、本発明によるIRS IDを用いてPoCクライアントにIRSを提供することをPoCサーバに要求するためのステップを示すフローチャートである。
まず、PoCクライアント402は、IRSを要求するために、IRS IDを要求するためのメッセージをUE内のXDMC401に送信する。上記メッセージを受信すると、XDMC401は、ステップ602で、IRS IDを検索する。この後、XDMC401は、ステップ604で、検索されたIRS IDをPoCクライアント402に送信する。図5を参照して説明した通りに、XDMC機能を使用してPoC XDMS420から直接IRS IDを取得する代わりに、メモリ部403に格納されているIRS IDを使用してもよい。IRS ID送信過程は、PoCクライアント402とXDMC401との間の特定の内部シグナリングにより実現されることもできる。特に、PoCクライアント402の要求に応じてIRS IDを検索するステップは、PoC XDMS420内のXMLデータを検索するステップ及びPoC XDMSと同期したXMLデータが格納されたUE内のメモリ部403からIRS IDを検索するステップのうちの少なくとも1つを含むことができる。
一方、PoCクライアント402は、ステップ606及びステップ608で、上記受信されたIRS ID及びIRSを要求するメッセージをSIP/IPコアネットワークを介してホームネットワーク内のPoCサーバ430に送信する。この際、IRSを要求するメッセージは、SIP PUBLISHメッセージであってもよく、SIP PUBLISHメッセージ内に含まれているPoCサービス設定値は、“IRS”のフィールド値を指定し、IRSが適用されるか否かを知らせるのに使用されることができる。例えば、上記フィールド値が“オン(on)”である場合には、IRSを要求し、上記フィールド値が“オフ(off)”である場合には、IRSを要求しない。
上記IRS要求メッセージは、図5に示すように、IRS IDを発行する過程でURIリスト情報を既に含んでいる。したがって、PUBLISHメッセージ内に挿入されたターゲットURI情報を挿入する必要がない。図5の過程において、IRS IDがターゲットURI情報の代わりに発行された場合には、図6の過程において、対応する情報、すなわち、URIリスト又はグループURIをIRS要求メッセージのSDPボディー部に挿入する必要がある。
ステップ608で、PoCクライアント402からIRS ID及びIRS要求メッセージを受信した後に、PoCサーバ430は、ステップ614で、IRSを提供する必要がある情報を購読するための購読要求メッセージをPOC XDMS420に送信する。ここで、上記購読要求メッセージは、PoCクライアント402から受信されたIRS IDを含み、PoC XDMS420により提供されたIRS関連情報(例えば、IRS IDにマッピングされつつ格納されたターゲットURI情報、IRSパラメータ)を購読するのに使用される。
上記購読要求メッセージを受信した後に、PoC XDMS420は、ステップ616で、応答メッセージをPoCサーバ430に送信し、ステップ618で、受信されたIRS IDにマッピングされつつ格納されているIRS関連情報、すなわち、ターゲットURI情報及びIRSパラメータをPoCサーバ430に送信する。上記IRS関連情報を受信すると、PoCサーバ430は、ステップ620で、応答メッセージをPoC XDMS420に送信する。この後、ステップ622で、PoCサーバ430は、サービス条件(service condition)を確認し(evaluate)、上記確認されたサービス条件が満たされた場合には、ステップ624で、セッションの初期化(Session Initiation)を行う。この際、プレゼンス情報が含まれているか否かに基づいて、PoCサーバ430は、IRS IDを用いてPoC XDMS420からIRSパラメータを受信し、サービス条件に従ってグループセッションを確立する過程で、プレゼンスサーバと連動することができる。
図6の過程において、PoCクライアント402がIRSを提供することをPoCサーバ430に要求するSIP PUBLISHメッセージを図8を参照して説明する。図8は、SIP PUBLISHメッセージの一例を示す図である。
一般的に、SIP PUBLISHメッセージは、PoC1により定義されたPoCサービス設定(Service setting)値を拡張し、“irs-service”エレメントを含む。“true”又は“false”の値に基づいて、IRSが要求されるか否かを決定する。また、SIP PUBLISHメッセージは、PoCサーバ430が要求されたIRSパラメータをPoC XDMS420から読み出すように“irs-id”エレメントを含み、2進数で表示されることができる。
上記のように、拡張されたSIP PUBLISHメッセージを実現するためには、XMLスキーマの定義を要求する。しかしながら、スキーマの定義は、本発明の範囲を外れているので、その詳細な説明を省略する。
要約すると、本発明は、図5に示すように、PoC UE400内のXDMC401とPoC XDMS420との間でネットワーク基盤セッション開始条件を定義するIRSパラメータを設定することにより、PoC XDMS連動IRSを提供する。設定されたパラメータに基づいて、PoC UE400は、PoC XDMS420で応答するIRS IDを受信する。図6に示すように、PoCクライアント402は、IRS要求に応じて格納されているIRS IDを検索し、IRS IDに対応するIRSを要求するメッセージをPoCサーバに送信する。上記メッセージを受信すると、PoCサーバ430は、IRS IDにマッピングされているIRSパラメータをPoC XDMS420から受信し、サービス条件を満足すると、セッションを確立する。
本発明では、IRSパラメータを格納するネットワーク装置がPoC XDMSに限定されるものではなく、PoCサービスを提供する他のネットワーク装置が使用されることもできる。したがって、同一のサービスパラメータを格納する共有XDMS又は新たに定義されるIRSサービス格納装置が使用されることもできる。上述したようなネットワーク構成が変化しても、本発明で説明したような同一のサービスパラメータのコンテンツ及び信号のフローが適用されることができる。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び精神を逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
従来のPoCシステムの構成を示す図である。 従来のPoCサーバの動作を示すブロック図である。 図1及び図2に示したPoCサーバのCFブロック及びPFブロックを示す図である。 本発明の実施形態によるPoC XDMSと連動しつつIRSを提供するためのシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるIRSを提供するためのPoC UEとPoC XDMSとの間で送受信される信号のフローを示す図である。 本発明の実施形態によるPoCクライアントがIRS IDを用いてPoCサーバにIRSを要求するステップを示すフローチャートである。 IRSが図5の過程で要求される際に送信されるメッセージの一例を示す図である。 IRSが図6の過程で要求される際にPoCクライアントがPoCサーバに送信されるメッセージの一例を示す図である。

Claims (9)

  1. プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のための招待予約サービス(IRS)を提供する方法であって、
    PoC端末機がセッション開始条件を規定するIRS関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に設定するステップと、
    前記PoC XDMSが前記IRS関連情報を識別するためのIRS識別子(ID)を前記PoC端末機に送信するステップと、
    前記PoC端末機が前記IRS IDを用いてセッション開始のためのIRSの提供をPoCサーバに要求するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記IRSを前記PoCサーバに要求するステップは、
    前記PoC端末機がユーザーのIRS要求に応じて前記IRS IDを含むIRS要求メッセージを前記PoCサーバに送信するステップと、
    前記PoCサーバが前記IRS要求メッセージを受信すると、前記PoC XDMSから対応するIRS IDにマッピングされているIRSパラメータを確認し、サービス条件を満足する場合にセッションを開始するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記IRS関連情報は、IRSパラメータ情報及びIRSを適用するターゲットURI情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記IRSパラメータは、セッション開始のためのプレゼンス情報種類、セッション開始時間、セッション要求トリガーリング条件、及びIRS要求満了時間情報で構成されるグループから選択された情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のためのシステムであって、
    セッション開始条件を規定する招待予約サービス(IRS)関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に設定し、IRS識別子(ID)を用いてセッション開始のためのIRSの提供をPoCサーバに要求するPoC端末機と、
    前記IRS関連情報を識別するためのIRS IDを前記PoC端末機に送信する前記PoC XDMSと、
    IRS要求メッセージを受信すると、前記IRS IDを用いてセッション開始を遂行する前記PoCサーバと、
    を含むことを特徴とするシステム。
  6. 前記PoCサーバは、前記IRS要求メッセージを受信すると、前記PoC XDMSから対応するIRS IDにマッピングされているIRSパラメータを確認し、サービス条件を満足する場合に、セッションを開始するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記IRS関連情報は、IRSパラメータ情報及びIRSを適用するターゲットURI情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記IRSパラメータは、セッション開始のためのプレゼンス情報種類、セッション開始時間、セッション要求トリガーリング条件、及びIRS要求満了時間情報で構成されるグループから選択された情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)システムにおけるPoCグループセッション確立のための端末機であって、
    PoCサーバとのパケットデータ送受信を遂行するデータ送信部と、
    招待予約サービス(IRS)パラメータの設定のために、IRS関連情報をPoC拡張可能なマークアップ言語文書管理サーバ(XDMS)に送信し、前記IRSパラメータを識別するIRS識別子(ID)が前記PoC XDMSから受信されると前記IRS IDを格納する、拡張可能なマークアップ言語文書管理クライアント(XDMC)と、
    IRS要求に応じて、前記IRS IDを使用して前記IRSの提供を前記PoCサーバに要求するPoCクライアントと、
    前記PoC XDMSから受信された前記IRS IDを格納するメモリ部と、
    を含むことを特徴とする端末機。
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