JP2009518493A - 向上した増白剤の安定性を備える液体洗濯洗剤 - Google Patents

向上した増白剤の安定性を備える液体洗濯洗剤 Download PDF

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Abstract

向上した増白剤の安定性を備える液体洗濯組成物であって、当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分(当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤、及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含む)、それと共に当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の、約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lの水不溶性蛍光増白剤、並びに当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンを含有し、HLAS界面活性剤の界面活性剤総量に対する比率が、重量ベースで約1:14〜約5:7であり、モノエタノールアミンの界面活性剤総量に対する比率が約1:15〜約1:4であり、水不溶性増白剤の界面活性剤総量に対する比率が約1:100より低いものである。かかる組成物を使用して、水不溶性増白剤の布地への付着を向上させる方法。

Description

本発明は、中鎖分岐一級アルキルサルフェートを含有する界面活性剤を含有し、向上した水不溶性増白剤の安定性を備える洗濯洗剤組成物に関する。
多数の洗濯処理組成物が、消費者による、従来の洗濯機での衣類及び他の布地の洗浄用途に利用可能である。しかし、消費者は依然として、布地品目からいくらかの残留物及び/又は汚れを除去しようと努力している。洗剤製造業者は、向上した洗浄力を提供するために、洗剤製品内の界面活性剤の量を頻繁に増加させることができる。
しかし、界面活性剤を増加させると総生産コストが上昇する。このコストは、製造業者が吸収するか、消費者に転嫁するかのいずれかが必要となるが、そのどちらも望ましくない結果をもたらす。界面活性剤レベルの増加は、布地の損傷又は退色の可能性も増加させるが、これは消費者にとって極めて望ましくない。更に、特定の界面活性剤など石油化学派生製品コストの最近の大幅な上昇により、洗剤製造業者は、洗浄力の向上した、コスト効率の良い洗濯洗剤組成物を製造することが一層困難になっている。
蛍光増白剤は、洗濯洗剤組成物で用いられ、布地に付着させると視覚的利益をもたらすことは当該技術分野において既知である。蛍光増白剤は白色の衣類をより白く見せ、及び/又は色付き衣類の色をより鮮明に見せ、従って衣類をより新しく見せることがあるので、液体洗濯洗剤組成物に含めることが望ましい。布地への付着に関しては、より水に溶けにくい蛍光増白剤が好ましい。しかし、このような増白剤を水溶性の液体洗濯組成物中に安定的に配合することは、特質として一層困難である。
十分な量で使用した場合、モノエタノールアミン(MEA)は、蛍光増白剤に対する対イオンとして機能し、従って増白剤の更なる安定性をもたらすことは周知である。しかし、製品における悪臭の問題及びその洗剤で洗濯した布地に残留する悪臭を回避するためには、洗濯洗剤製品中のMEAのレベルは、ある程度まで制限する必要がある。
平均炭素鎖長が約14〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤(「MBAS界面活性剤」)が良好な洗浄特性を提供することは周知である。MBAS界面活性剤は、主たるシャーシ界面活性剤として使用された場合、並びに他の界面活性剤と組み合わせてより低いレベルで、又は低界面活性剤洗剤組成物内で使用された場合、良好な洗浄特性を示す。しかし、重質液体(HDL)洗濯洗剤組成物中により低いレベルで含有させた場合、炭素鎖長が約16〜17であるMBAS界面活性剤(「HSAS界面活性剤」とも呼ばれる)は、一般に、他の鎖長のMBAS界面活性剤よりも良好な洗浄力を示すことが判明した。しかし、HSAS界面活性剤の使用は、典型的に、界面活性剤系の疎水性の増加をもたらす。理論に束縛されることなく、驚くべきことに、この増加した界面活性剤系の疎水性が、水不溶性増白剤と組み合わされた場合でも増白剤の安定性の低下をもたらすことが判明した。当業者は、これに反して、界面活性剤系の疎水性が増加した場合には水不溶性増白剤の安定性が向上することを期待するであろう。
従って、水不溶性蛍光増白剤を含有し、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤を使用することによって全体の界面活性剤レベルを低減する機能も含む、良好な洗浄力を持つ液体洗濯洗剤組成物に対する必要性がなお存在する。
驚くべきことに、向上した水不溶性増白剤の安定性、良好な布地洗浄力、及びコスト効率性をもたらすために、洗濯洗剤、特に平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤及び蛍光増白剤を含有する重質液体洗濯洗剤がHLAS界面活性剤を含むように製造できることが、今では判明している。本発明による組成物は、下記に詳細が記載される。
従って、本発明は、洗濯組成物に蛍光増白剤を含有し、向上した蛍光増白剤の安定性を備える、液体洗濯洗剤組成物を包含する。かかる液体洗濯組成物は、当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分、当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の蛍光増白剤(約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lの水不溶性蛍光増白剤)、及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミン(monethanolamine)を含有する。界面活性剤成分は、当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含有する。更に、HLAS界面活性剤の界面活性剤総量に対する比率は、重量ベースで約1:14〜約5:7であり、モノエタノールアミンの界面活性剤総量に対する比率は約1:15〜約1:4であり、及び水不溶性増白剤の界面活性剤総量に対する比率は約1:100より低い。
更なる実施形態では、本発明は、界面活性剤成分に当該洗濯組成物の約1重量%〜約9重量%のHLAS界面活性剤を含有する組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、HLAS界面活性剤の界面活性剤成分に対する比率が、重量ベースで、約1:14〜約1:2である組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が、当該組成物の約1.2重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンを含有し、界面活性剤総量に対するモノエタノールアミンの比率が約1:12〜約1:6である組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、界面活性剤総量に対する水不溶性増白剤の比率が約1:130よりも低い組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、50℃で測定した場合に、水不溶性蛍光増白剤の水溶解度が約0.2g/L〜約2g/Lである組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、水不溶性蛍光増白剤がジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、ジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホストリル)ビフェニル、ジナトリウム4,4’−ビス−[{4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン(triazin)−2−イル]−アミノ}−2,2’スチルベンジスルホネート、及びこれらの混合物から選択される組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が、当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の蛍光増白剤を含む組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、HLAS界面活性剤がC11〜14アルキルベンゼンスルホン酸及びこれらの混合物から選択される組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、HLAS界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩及びこれらの混合物から選択される組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、HLAS界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム類及びこれらの混合物から選択される組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、組成物が、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含有する組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、界面活性剤成分がアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、メチルエステルスルホネート、アミンオキシド、他のカチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される追加の界面活性剤を更に含む組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、追加の界面活性剤がAES、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、界面活性剤成分が、当該洗濯組成物の約0.2重量%〜約3重量%の、非イオン性界面活性剤から選択される追加の界面活性剤を更に含む組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約1.5重量%のホウ砂を更に含む組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物のpHが約8.0〜約8.7である組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が透明又は半透明である組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が容器に保管され、当該容器が透明又は半透明である組成物に関する。
更なる実施形態では、本発明は、洗濯組成物が、ビルダー、追加の増白剤、移染防止剤、構造剤、キレート剤、ポリアクリレートポリマー、分散剤、染料、香料、加工助剤、漂白化合物、溶媒、酵素、マイクロカプセル、ビーズ、汚れ放出ポリマー、及びこれらの混合物から選択される洗濯補助剤成分を更に含む組成物に関する。
本発明の別の態様では、蛍光増白剤を含有し、向上した増白剤の安定性を備える液体洗濯洗剤を提供する。この組成物は、当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分、当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の蛍光増白剤(この蛍光増白剤は、約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lの水不溶性蛍光増白剤あり、ジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、ジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホストリル)ビフェニル、ジナトリウム4,4’−ビス−[{4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’スチルベンジスルホネート、及びこれらの混合物から選択される)、及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンを含有する。界面活性剤成分は、当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含有する。組成物は、重量ベースで約1:14〜約5:7のHLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率、約1:15〜約1:4のモノエタノールアミンの総界面活性剤に対する比率、及び1:100より低い水不溶性増白剤の総界面活性剤に対する比率を更に含む。
本発明の別の態様では、水不溶性増白剤の布地への付着を向上させるための方法を提供する。当該方法は、少なくとも:
A)液体洗濯洗剤を製造する工程であって、この液体洗濯洗剤が、
a)当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分であって、
i)当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤;
ii)当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤、を含んでなる界面活性剤成分、
b)当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の蛍光増白剤であって、約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lの水不溶性蛍光増白剤である蛍光増白剤、及び
c)当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンを含んでなり、
HLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率が、重量ベースで約1:14〜約5:7であり、モノエタノールアミンの界面活性剤成分総量に対する比率が約1:15〜約1:4であり、水不溶性増白剤の界面活性剤成分総量に対する比率が約1:100より低いものである、工程と、
B)液体洗濯組成物を標準的な洗濯機の洗浄水に加える工程と、
C)布地を洗濯機に加える工程と、
D)洗浄サイクルを実行する工程と、を少なくとも含んでなる、方法。
本発明の組成物及び方法は、良好な洗浄力及びコスト効率の良い界面活性剤系を維持しつつも、向上した水不溶性増白剤の安定性を提供する点で有益である。その他の目的と利点は本発明の詳細な説明を考慮すれば明らかとなる。
本発明のこれら及び他の特徴、態様及び利点は、本発明の開示を読むことによって当業者に明白となろう。
本発明の洗濯洗剤組成物は、一般に、液状の形態である。一実施形態では、前記組成物は形態が液体であり且つ重質液体組成物を含む。
特に明示していない限り、本明細書で使用する全てのパーセンテージ及び割合は、総組成物の重量を基準とするものであり、測定は全て25℃で実施する。
本発明の組成物は、本発明の成分並びに本明細書で記載されるその他の成分を包含することができ、それらから本質的に成ることができ、又はそれらから成ることができる。本明細書で使用するとき、「から本質的に成る」とは、組成物又は成分が追加成分を包含してよいが、それら追加成分が特許請求される組成物又は方法の基本的及び新規な特徴を大きく変化させない場合に限ることを意味する。
すべての百分率、割合及び比率は特に指定しない限り、本発明の液体洗濯洗剤組成物の全重量に基づく。列挙する成分に関連するこのようなすべての重量は、活性レベルに基づくので、特に指定しない限り、市販の物質に包含される場合があるキャリアや副生成物を包含しない。
洗濯組成物の約6重量%〜20重量%の界面活性剤成分(当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤、及び当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含む)を含有する液体洗濯組成物が、当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の、約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lである水不溶性蛍光増白剤と、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンと組み合わせて、低界面活性系のコスト効率性を維持しつつも、向上した増白剤の安定性及び良好な洗浄特性を示すことができる。ここで当該組成物は、重量ベースで約1:14〜約5:7のHLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率、約1:15〜1:4のMEAの総界面活性剤に対する比率、及び1:100より低い水不溶性増白剤の総界面活性剤に対する比率も示す。
理論によって制限されることなく、HLAS界面活性剤及びMLAS界面活性剤の芳香環など芳香環を有する界面活性剤の存在は、水不溶性増白剤と水相との相溶性を増加させ、MEAは、最低限の増白剤対イオンを用いてHSAS界面活性剤の増白剤不安定性効果を打ち消すと考えられる。これによって、より高レベルのMEAが放つ望ましくない悪臭のない、HSAS界面活性剤の(コスト効率の良い、全界面活性剤レベルが低い場合でも)良好な洗浄特性を備える、(布地に良好に付着する)水不溶性増白剤を含む望ましい液体洗濯洗剤が可能になる。
本明細書の組成物はまた、多種多様なその他の成分を含んでもよい。本明細書は、本発明を具体的に示し且つ明確に主張する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は以下の説明によってより深く理解されると考えられる。
液体洗濯洗剤組成物
本明細書で使用する時、「液体洗濯洗剤組成物」は、繊維、布地、衣類、及びそれに類するものの洗浄に有用な組成物を意味する。かかる洗濯組成物は、室温で注入する又は絞ることが可能な粘度を有する。
水不溶性蛍光増白剤
蛍光増白剤は、洗濯洗剤組成物で用いられ、蛍光増白剤が白色の衣類をより白く見せ、及び/又は色付き衣類の色をより鮮明に見せ、従って衣類をより新しく見せることがあるため、布地に付着すると視覚的利益をもたらすことは当該技術分野において周知である。本明細書で使用する時、「水不溶性蛍光増白剤」は、約50℃で測定した場合に、水溶解度が0〜約2g/Lである蛍光増白剤を意味する。一実施形態では、蛍光増白剤の水溶解度は、約50℃で測定した場合に約0.2〜約2g/Lである。本発明の洗濯洗剤組成物は、当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の水不溶性蛍光増白剤を含む。
本発明の洗濯組成物は、約1:100よりも低い界面活性成分に対する水不溶性蛍光増白剤の比率、あるいは約1:130よりも低い界面活性成分に対する水不溶性蛍光増白剤の比率を含む。
本明細書で有用な水不溶性蛍光増白剤の例としては、ジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート(チノパルAMS−GX(TINOPAL AMS-GX)という商品名でチバガイギー(Ciba-Geigy)から、又はブランクフォアDML(BLANKOPHOR DML)という名前でマイルズ(Miles)から市販されている)、ジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホストリル)ビフェニル(チノパルCBS(TINOPAL CBS)という商品名でチバガイギー(Ciba-Geigy)から市販されている)、ジナトリウム4,4’−ビス−[{4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’スチルベンジスルホネート(チノパルTAS(TINOPAL TAS)という商品名でチバガイギー(Ciba-Geigy)から市販されている)が挙げられる。
界面活性剤成分
本発明の洗濯組成物は、当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分を含有する。界面活性剤成分は、HSAS界面活性剤、HLAS界面活性剤を含有し、他の追加の界面活性剤を含有してよい。
本明細書で使用する時、「HLAS界面活性剤」とは、アルキルベンゼンスルホン酸及びC10〜16アルキルベンゼンスルホン酸、好ましくはC11〜14アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩を意味する。アルカリ基は直鎖状であり得るが、そのような直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類は、「LAS」として既知である。あるいは、アルカリ基は、米国特許第6,593,285号、同6,596,680号、同6,306,817号、及び同6,589,927号に記載されているように分枝状でもあり得る。そのような界面活性剤は、分枝アルキルベンゼンスルホン酸として当該技術分野において既知である。アルキルベンゼンスルスルホン酸類、特にLASは、当該技術分野において周知である。そのような界面活性剤およびそれらの調製は、例えば、米国特許第2,220,099号および同第2,477,383号に記載されている。HLAS界面活性剤の例は直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムであり、一般に「NaLAS」と呼ばれている。
一実施形態では、組成物は、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%のHLASを含有し、HLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率は、重量ベースで約1:14〜約5:7である。一実施形態では、HLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率は、約1:14〜約1:2である。本明細書で使用する時、「HLAS界面活性剤」は、HLAS界面活性剤の混合物を含むものとして理解されるべきである。
本明細書で使用する時、「HSAS界面活性剤」は、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤の部類を意味する。一実施形態では、界面活性剤成分は、当該界面活性剤成分の50重量%以下のHSAS界面活性剤を含有する。一実施形態では、組成物は、当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%のHSAS界面活性剤を含有する。本明細書で使用する時、「HSAS界面活性剤」は、HSAS界面活性剤の混合物を含むものとしても理解されるべきである。
発明の洗濯組成物は、以下の一般式を有する中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤を含む。
Figure 2009518493
一般に、界面活性剤成分は、少なくとも2つの中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤の混合物を含有する。一実施形態では、界面活性剤成分は、多数の他の界面活性剤物質及びこのような物質の製造手順に起因して存在する類似の副生成物をも含有する。中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類の領域における通常の技術の1つによってこのことは理解される。
本発明の中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤の混合物は、直鎖一級アルキルサルフェート鎖の主鎖(即ち、硫酸化炭素原子を包含する最長の直鎖炭素鎖)を有する分子を含む。これらのアルキル鎖骨格は、約6〜約16個の炭素原子、あるいは約13〜約15個の炭素原子を含み、更に、この分子は少なくとも約14個、しかし約17個以下の炭素原子総数を有する分枝状一級アルキル部分を含む。更に、中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤の混合物は、分枝状一級アルキル部分に約16個〜約17個の範囲内の平均炭素原子総数を有する。従って、本発明の混合物は、少なくとも14個の炭素原子又は16個超の炭素原子を含む最長の直鎖炭素鎖を有する、少なくとも1つの分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤を含む。
例えば、主鎖に14個の炭素原子を有するC16全炭素一級アルキルサルフェート界面活性剤は、1個及び2個の分枝単位(即ち、R、R、及び/又はR)を有する必要がある。それによって、分子内の炭素原子の総数は約16個〜約17個となる。この例において、C16全炭素の要件は、例えば、1個のエチル分枝単位又は2個のメチル分枝単位を有することによっても同様に満たすことができる。
R、R、及びRは、それぞれ水素及びC〜Cアルキル(あるいは、水素又はC〜Cアルキル、あるいは、水素又はメチル、及び一実施形態では、メチル基)から独立して選択されるが、R、R、及びRの全てが水素ではないという条件がある。更に、zが1の場合、少なくともR又はRは水素ではない。
本発明の目的にとっては、上記の化学式の洗濯組成物は、単位R、R、及びRが全て水素である分子(即ち、直鎖非分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類)を包含しないが、本発明の組成物は、依然として若干の直鎖非分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤を含んでよいものと認識されるべきである。更に、この直鎖非分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤は、必要な1つ以上の本発明の中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類を有する中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤混合物を製造するために使用されるプロセスの結果として存在してよく、又は洗剤組成物を処方する目的のために、若干の直鎖非分岐一級アルキルサルフェートを最終製品処方内に混合してもよい。
更に、非硫酸化中鎖分岐アルコールは、本発明の組成物を若干含んでよいことも同様に認識されるべきである。このような物質は、中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤を調製するために使用されるアルコール類の不完全な硫酸化の結果として存在してよく、又はこれらのアルコール類は別個に本発明の洗剤組成物へ本発明の中鎖分岐アルキルサルフェート界面活性剤とともに添加してもよい。
Mは、合成方法に応じて、水素又は塩形成カチオンである。塩形成カチオンの例は、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、次の化学式を有する四級アルキルアミンである。
Figure 2009518493
(式中、R、R、R又はRは、独立して水素、C〜C22アルキレン、C〜C22分枝状アルキレン、C〜Cアルカノール、C〜C22アルケニレン、C〜C22分枝状アルケニレン、及びこれらの混合物である。)好ましいカチオン類は、アンモニウム(R、R、R及びRは、同様に水素である)、ナトリウム、カリウム、モノ−、ジ−、及びトリアルカノールアンモニウム、及びこれらの混合物である。本発明のモノアルカノールアンモニウム化合物は、C〜Cアルカノールに相当するR、R、R及び水素に相当するRを有し;本発明のジアルカノールアンモニウム化合物は、R及びC〜Cアルカノールに相当するR、R及び水素に相当するRを有し;本発明のトリアルカノールアンモニウム化合物は、R、R及びC〜Cアルカノールに相当するR、水素に相当するRを有する。本発明の好ましいアルカノールアンモニウム塩は、次の化学式を有するモノ−、ジ−及びトリ−第四級アンモニウム化合物である。
CHCHOH、H(CHCHOH)、HN(CHCHOH)
好ましいMは、ナトリウム、カリウム及び上記に掲載されたCアルカノールアンモニウム塩であり、ナトリウムが最も好ましい。
上記化学式について更に述べると、wは、0〜7の整数;xは、0〜7の整数;yは、0〜7の整数;zは、少なくとも1の整数;且つw+x+y+zは、1〜11、あるいは、7〜10の整数である。
ある種の分岐箇所(即ち、上記の化学式内のR、R、及び/又はR部分の鎖に沿った場所)が界面活性剤の主鎖に沿った他の分岐箇所より好ましい。以下の化学式は、本発明のモノメチル置換直鎖アルキルサルフェート類のための中鎖分岐範囲(即ち、分岐点が生じる場所)、好ましい中鎖分岐範囲、及びより好ましい中鎖分岐範囲を示す。
Figure 2009518493
モノ−メチル置換された界面活性剤類に関して、このような範囲は、鎖の2つの末端炭素原子及びサルフェート基のすぐ隣の2つの炭素原子を排除していることに留意すべきである。2つ又はそれ以上のR、R1、又はR、2−炭素原子で分岐するアルキルを含む中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤類は、本発明の範囲内である。しかし、エチルより長い鎖(即ち、Cアルキル置換基)を2−炭素原子上に有する界面活性剤類は、より好ましくない。
以下の化学式は、本発明のジメチル置換直鎖アルキルサルフェート類のための中鎖分岐範囲、好ましい中鎖分岐範囲、及びより好ましい中鎖分岐範囲を示す。
Figure 2009518493
ジ−アルキル置換一級アルキルサルフェート類が、モノ−置換中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類と組み合わされる場合、1つのメチル置換を2−炭素位置上に及び別のメチル置換を上記の好ましい範囲内に有するジ−アルキル置換一級アルキルサルフェート類は、本発明の範囲内である。
一実施形態では、本発明の界面活性剤成分は、当該界面活性剤成分の少なくとも0.001重量%、あるいは少なくとも1重量%の、以下の化学式を有する1以上の中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤を含む:
Figure 2009518493
式中、分岐を含む炭素原子の総数は、16〜17であり、
及びRはそれぞれ独立して水素又はC〜Cアルキルであり;Mは水溶性カチオンであり;xは0〜7であり;yは0〜7であり;zは少なくとも2であり;且つx+y+zは2〜10であるが;R及びRはどちらも水素でないという条件がある。あるいは、一実施形態では、本発明の洗濯組成物は、当該界面活性剤成分の少なくとも1重量%の1以上の中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤類を含有し、x+y+zは9又は10に等しく、zは2である。
一実施形態では、中鎖分枝一級アルキルサルフェート界面活性剤は以下の化学式を有する:
Figure 2009518493
式中:a及びbは整数であり、且つa+bは12又は13であり、aは2〜11の整数であり、bは1〜10の整数であり、Mはナトリウム、カリウム、
アンモニウム、及び置換アンモニウムから選択される。このような化合物のより好ましい実施形態としては、前記化学式(式中、Mはナトリウム、カリウム及びアンモニウムから選択される)のアルキルサルフェート化合物が挙げられる。
一実施形態では、中鎖分枝一級アルキルサルフェート化合物は以下の化学式を有する:
Figure 2009518493
式中:
dとeとは整数であり、且つd+eは10又は11であり;及び、式中更に
d+e=10の場合、dは2〜9の整数であり、eは1〜8の整数であり;
d+e=11の場合、dは2〜10の整数であり、eは1〜9の整数であり;
並びにMはナトリウム、カリウム、アンモニウム及び置換アンモニウムから選択され、より好ましくはナトリウム、カリウム、及びアンモニウムから選択され、最も好ましくはナトリウムである。
一実施形態では、モノ−メチル分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類は、3−メチルペンタデカノールサルフェート、4−メチルペンタデカノールサルフェート、5−メチルペンタデカノールサルフェート、6−メチルペンタデカノールサルフェート、7−メチルペンタデカノールサルフェート、8−メチルペンタデカノールサルフェート、9−メチルペンタデカノールサルフェート、10−メチルペンタデカノールサルフェート、11−メチルペンタデカノールサルフェート、12−メチルペンタデカノールサルフェート、13−メチルペンタデカノールサルフェート、3−メチルヘキサデカノールサルフェート、4−メチルヘキサデカノールサルフェート、5−メチルヘキサデカノールサルフェート、6−メチルヘキサデカノールサルフェート、7−メチルヘキサデカノールサルフェート、8−メチルヘキサデカノールサルフェート、9−メチルヘキサデカノールサルフェート、10−メチルヘキサデカノールサルフェート、11−メチルヘキサデカノールサルフェート、12−メチルヘキサデカノールサルフェート、13−メチルヘキサデカノールサルフェート、14−メチルヘキサデカノールサルフェート、及びこれらの混合物から成る群から選択される。
一実施形態では、ジ−メチル分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤類は、2,3−メチルテトラデカノールサルフェート、2,4−メチルテトラデカノールサルフェート、2,5−メチルテトラデカノールサルフェート、2,6−メチルテトラデカノールサルフェート、2,7−メチルテトラデカノールサルフェート、2,8−メチルテトラデカノールサルフェート、2,9−メチルテトラデカノールサルフェート、2,10−メチルテトラデカノールサルフェート、2,11−メチルテトラデカノールサルフェート、2,12−メチルテトラデカノールサルフェート、2,3−メチルペンタデカノールサルフェート、2,4−メチルペンタデカノールサルフェート、2,5−メチルペンタデカノールサルフェート、2,6−メチルペンタデカノールサルフェート、2,7−メチルペンタデカノールサルフェート、2,8−メチルペンタデカノールサルフェート、2,9−メチルペンタデカノールサルフェート、2,10−メチルペンタデカノールサルフェート、2,11−メチルペンタデカノールサルフェート、2,12−メチルペンタデカノールサルフェート、2,13−メチルペンタデカノールサルフェート、及びこれらの混合物から成る群から選択される。
16個の炭素原子を含み且つ1個の分岐単位を有する下記中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤は、本発明の洗濯組成物で有用な分岐状界面活性剤の例である。
次式を有する5−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する6−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する7−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する8−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する9−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する10−メチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
(式中、Mは、好ましくはナトリウムである。)
17個の炭素原子を含み且つ2個の分岐単位を有する下記中鎖分岐一級アルキルサルフェートは、本発明の洗濯組成物で有用な分岐状界面活性剤の例である。
次式を有する2,5−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する2,6−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する2,7−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する2,8−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する2,9−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
次式を有する2,10−ジメチルペンタデシルサルフェート:
Figure 2009518493
(式中、Mは、好ましくはナトリウムである。)
追加の界面活性剤
本発明の組成物は、当該組成物の約0.5重量%〜約9重量%のHLAS界面活性剤、及び当該組成物の少なくとも約2重量%の、アルキルアルコキシサルフェート界面活性剤類から選択される追加の界面活性剤を更に含んでよい。本発明の組成物は、約0.2〜3%のアルキルアルコキシ界面活性剤類及びこれらの混合物を更に含んでよい。
一実施形態では、界面活性剤成分は当該洗濯組成物の約0.2重量%〜約3重量%、あるいは約0.2重量%〜約2重量%の、非イオン性界面活性剤から選択される追加の界面活性剤を含む。
(a)アルキルアルコキシサルフェート界面活性剤
追加の界面活性剤は、当該組成物の少なくとも2重量%のアルキルアルコキシサルフェート界面活性剤を含んでよい。本明細書で有用な前記アルキルエトキシサルフェート界面活性剤としては、化学式RO(A)SOM(式中、Rは、C10〜C24アルキル成分、あるいはC12〜C18アルキル又はヒドロキシアルキル、あるいはC12〜C15アルキル又はヒドロキシアルキルを有する非置換C10〜C24アルキル又はヒドロキシアルキル基)の水溶性塩類及び/又は酸類が挙げられる。Aはエトキシ又はプロポキシ単位であり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5〜約6の間、あるいは約0.5〜約3の間であり、且つMはH又はカチオンであり、これは例えば、金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、等)、アンモニウム及び/又は置換アンモニウムカチオンであることができる。アルキルエトキシル化サルフェート類並びにアルキルプロポキシル化サルフェート類が、本明細書で有用である。置換アンモニウムカチオン類の例としては、エタノール−、トリエタノール−、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウムカチオン類並びにテトラメチル−アンモニウムカチオン類及びジメチルピペリジニウムカチオン類などの四級アンモニウムカチオン類、並びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、これらの混合物などのアルキルアミン類から誘導されるものなどが挙げられる。本明細書で有用なアルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤類としては、C12〜C15アルキルポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12〜C15E(1.0)M);C12〜C15アルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェート(C12〜C15E(2.25)M);C12〜C15アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェート(C12〜C15E(3.0)M);C12〜C15アルキルポリエトキシレート(4.0)サルフェート(C12〜C15E(4.0)M)が挙げられる。(式中、Mはナトリウム及びカリウム、並びにこれらの混合物から都合良く選択される。)
(b)アルキルアルコキシ界面活性剤
追加の界面活性剤は、当該組成物の約0.2重量%〜約3重量%の、アルキルアルコキシ界面活性剤である非イオン性界面活性剤でよい。
本明細書で有用なアルキルアルコキシ界面活性剤類の例(典型的には、当該組成物の約0.2重量%〜約3重量%の濃度である)としては、アルコキシル化アルコール類(AE)及びアルキルフェノール類、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド類(PFAA)、アルキルポリグリコシド類(APG)、C10〜C18グリセロールエーテル類、並びにこれらの混合物が挙げられる。
より具体的には、約1〜約25モルのエチレンオキシド(AE)との一級及び二級脂肪族アルコール類の縮合生成物は、本明細書において、アルキルアルコキシ界面活性剤として用いるのに適している。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分岐鎖、一級又は二級のいずれかであることができ、一般に約8〜約22個の炭素原子を有する。一実施形態では、前記アルキルアルコキシ界面活性剤は、約8〜約20個の炭素原子、より好ましくは約10〜約18個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルコール類と、アルコール1モル当たり約1〜約10モル、好ましくは2〜7モル、最も好ましくは2〜5モルのエチレンオキシドとの縮合生成物から選択される。一実施形態では、アルキルアルコキシ界面活性剤類は、アルコール1モル当たり3〜12モルのエチレンオキシドを含有するC〜C15一級アルコールエトキシレート類、特にアルコール1モル当たり5〜10モルのエチレンオキシドを含有するC12〜C15一級アルコール類である。
この種の市販の界面活性剤の例としては、タージトール(Tergitol)(登録商標)15−S−9(9モルのエチレンオキシドとC11〜C15直鎖二級アルコールとの縮合生成物)及びタージトール(登録商標)24−L−6NMW(分子量分布の狭い6モルのエチレンオキシドとC12〜C14一級アルコールとの縮合生成物)(双方ともユニオンカーバイド社(Union Carbide Corporation)より販売);ネオドール(Neodol)(登録商標)45−9(9モルのエチレンオキシドとC14〜C15直鎖アルコールとの縮合生成物);ネオドール(登録商標)23−3(3モルのエチレンオキシドとC12〜C13直鎖アルコールとの縮合生成物)、ネオドール(登録商標)45−7(7モルのエチレンオキシドとC14〜C15直鎖アルコールとの縮合生成物)及びネオドール(登録商標)45−5(5モルのエチレンオキシドとC14〜C15直鎖アルコールとの縮合生成物)(シェル化学社(Shell Chemical Company)より販売);キロ(Kyro)(登録商標)EOB(9モルのエチレンオキシドとC13〜C15アルコールとの縮合生成物(プロクター&ギャンブル社(The Procter & Gamble Company)より販売);及びゲナポール(Genapol)LA030又は050(3〜5モルのエチレンオキシドとC12〜C14アルコールとの縮合生成物)(ヘキスト社より販売)が挙げられる。プロピレンオキシドとの縮合物及びブチレンオキシドとの縮合物もまた用いられてよい。
モノエタノールアミン
本発明の洗濯組成物は、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約1.5重量%のモノエタノールアミン(「MEA」)を更に含有してよい。一実施形態では、総界面活性剤に対するMEAの比率は、重量ベースで約1:15〜約1:4、あるいは約1:12〜約1:6である。
他のアルカノールアミンをMEAの代替物として使用することができる。好適なアルカノールアミンは、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、並びに互いの混合物及びMEAとの混合物である。アルカノールアミン及びこれらの混合物の好ましいレベルの範囲は、約0.5%〜約4.0%である。本発明の好適な実施形態において、アルカノールアミンは塩の形態であり、例えば酸の形態の界面活性剤を中和するために使用される。
ホウ砂
本発明の洗濯組成物は、当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約1.5重量%のホウ砂を更に含有してよい。理論によって制限されることなく、このレベルのホウ砂を含有させることは、十分な酵素安定性をもたらすと考えられる。
pH
本発明の液体洗濯洗剤組成物のpHは、約8.0〜約8.7でよい。
透明/半透明
本発明の液体洗濯洗剤組成物は、透明若しくは半透明になるように製造されてよく、又は不透明になるように、若しくは任意の望ましい程度の不透明度/透明性を有するように製造されてよい。本発明の液体洗濯洗剤組成物は、任意の望ましい程度の透明性又は不透明度を有する容器/ボトルに収められてよい。本発明の液体洗濯洗剤組成物は容器/ボトルに保存されてよく、当該容器/ボトルは透明又は半透明である。
本明細書で使用する時、「透明な組成物」又は「半透明の組成物」は、410〜800ナノメートルの波長で1cmのキュベットを用いた光の約50%以上の透過性を有する。
本発明の液体洗濯洗剤の移送及び保管に用いるボトル又は容器は、スペクトルの可視部分(約410〜800ナノメートル)でほぼ25%、あるいは30%超、あるいは40%超、あるいは50%超の透過性を有してよい。
本明細書で使用する時、「透明なボトル」は、約410〜800ナノメートルの波長で25%超の光透過性を有する。
本発明の液体洗濯洗剤を収容するボトルを形成するのに用いてよいボトルの材料としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)及び/又はポリエチレンテレフタレート(PETE)、ポリ塩化ビニル(PVC);並びにポリスチレン(PS)などが挙げられる。
本明細書記載の透過性のためには、可視光線範囲内の1波長が25%を超える透過性を有する限り、この容器又はボトルは、透明/半透明と見なされる。
本発明の液体洗剤組成物を移送又は保管するための容器又はボトルは、家庭用の液体類を保管又は収容するのに好適な任意の形状又はサイズでよい。例えば、容器は任意のサイズでよいが、通常、容器の最大容量は0.05〜15L、好ましくは0.1〜5L、より好ましくは0.2〜2.5Lである。容器は、取り扱いが容易であることが好ましい。例えば、容器にはハンドル、又は簡単に容器を持ち上げたり、片手で運んだりするために使用する部分が備わっていてよい。容器には、液体洗剤生成物を注入するのに好適な手段及び容器を再閉止する手段が備わっているのが好ましい。注入手段は任意のサイズ又は形状でよいが、液体洗剤組成物を注入しやすいように十分な幅が備わっているのが好ましい。閉止手段は任意の形状又はサイズでよいが、通常、ねじる又は容器を押すことによって容器を閉止する。閉止手段は、容器から取り外し可能なキャップでよい。あるいはキャップは、容器の開閉状態に関わらず、容器に取り付けたままにすることができる。閉止手段は、容器に組み込まれていてもよい。
容器/ボトル及び/又は組成物の透過性を選択するために、染料、乳白剤、UV吸収剤、及び/又はこれらの組み合わせなどの補助剤成分を用いることが可能である。
洗濯補助剤成分
本発明の液体洗濯洗剤組成物は、1以上の洗濯補助剤成分を含有してよい。本明細書で有用な洗濯補助剤成分の例としては、ビルダー(例えば、クエン酸)、追加の増白剤、移染防止剤、構造剤、キレート剤、ポリアクリレートポリマー、分散剤、染料、香料、加工助剤、漂白化合物、溶媒、酵素、マイクロカプセル、ビーズ、汚れ放出ポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。
他の任意成分は、洗浄性酵素、ホウ砂以外の酵素安定剤(ポリオール、グリセロール、プロパンジオール(propandiol)、ジエチレングリコールなど)、ビルダー、キレート剤、ポリマー、泡抑泡剤、土壌懸濁剤、汚れ放出剤、pH調整剤、スメクタイト粘土、移染抑止剤、他の布地ケア効果剤、香料、着色剤、及び水性液体キャリアなどがある。種々の任意の洗剤組成物成分は、本明細書の組成物中に存在する場合、それらの望ましい寄与を組成物又は洗濯操作にもたらすため、慣習的に使用されている濃度で利用されるべきである。多くの場合、こうした任意の洗剤組成物成分の総量は、組成物の約0.01重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.01重量%〜約40重量%、及び好ましくは約0.1重量%〜約30重量%の範囲であることができる。
本明細書で有用な酵素の例としては、ヘミセルラーゼ類、ペルオキシダーゼ類、プロテアーゼ類、セルラーゼ類、キシラナーゼ類、リパーゼ類、ホスホリパーゼ類、エステラーゼ類、クチナーゼ類、ペクチナーゼ類、ケラタナーゼ類、レダクターゼ類、オキシダーゼ類、フェノールオキシダーゼ類、リポキシゲナーゼ類、リグニナーゼ類、プルラナーゼ類、タンナーゼ類、ペントサナーゼ類、マラナーゼ類、β−グルカナーゼ類、アラビノシダーゼ類、ヒアルロニダーゼ類、コンドロイチナーゼ類、ラッカーゼ類、及びアミラーゼ類、又はこれらの混合物が挙げられる。他の種類の酵素も含まれてよい。本明細書で有用な酵素は、植物、動物、細菌、真菌、及び酵母起源のように好適ないかなる起源であってもよい。好適な酵素は、ジェネンコア(Genecor)、ノボザイムズ(Novozymes)など多数の供給元から市販されている。
使用方法
本発明の組成物は、水不溶性増白剤の布地への付着を向上させるための洗濯方法で用いられてよい。
かかる方法は、
A)液体洗濯洗剤組成物を製造する工程を含んでよく、この液体洗濯洗剤組成物が、
a)当該洗濯組成物の約6重量%〜約20重量%の界面活性剤成分であって、
i)当該洗濯組成物の約1重量%〜約6重量%の、平均炭素鎖長が約16〜約17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤;
ii)当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分、
b)当該洗濯組成物の約0.03重量%〜約0.2重量%の蛍光増白剤であって、約50℃で測定した場合の水溶解度が0〜約2g/Lの水不溶性蛍光増白剤である蛍光増白剤、及び
c)当該洗濯組成物の約0.5重量%〜約4重量%のモノエタノールアミンを含んでなり、
HLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率が、重量ベースで約1:14〜約5:7、あるいは約1:14〜約1:2であり、MEAの総界面活性剤に対する比率が約1:15〜約1:4、あるいは約1:12〜約1:6であり、水不溶性増白剤の総界面活性剤に対する比率が約1:100より低いものである、工程と、
B)液体洗濯組成物を標準的な洗濯機の洗浄水に加える工程と、
C)布地を洗濯機に加える工程と、
D)洗浄サイクルを実行する工程、とを含んでよい。
(実施例1及び2)
Figure 2009518493
* 供給元から入手可能な原料のパーセント量で表示(非活性成分を含む)
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において、参照することにより本明細書に組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。この文書における用語のいずれかの意味または定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味または定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味または定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態について説明し記載したが、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはこの技術に精通したものなら言うまでもない。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (13)

  1. 蛍光増白剤を含み、向上した増白剤の安定性を備える液体洗濯組成物であって、前記組成物が、
    a)前記洗濯組成物の6%〜20%の界面活性剤成分であって、
    i)前記洗濯組成物の1重量%〜6重量%の、平均炭素鎖長が16〜17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤;
    ii)前記洗濯組成物の0.5重量%〜9重量%、好ましくは1重量%〜9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤
    を含んでなる界面活性剤成分と、
    b)前記洗濯組成物の0.03重量%〜0.2重量%、好ましくは約0.03重量%〜0.2重量の蛍光増白剤であって、50℃で測定した場合の水溶解度が0〜2g/L、好ましくは0.2g/L〜2g/Lの水不溶性蛍光増白剤である蛍光増白剤と、
    c)前記洗濯組成物の0.5重量%〜4重量%、好ましくは約1.2重量%〜4重量%のモノエタノールアミンと
    を含んでなり、
    界面活性剤の総量に対するHLAS界面活性剤の比率が、重量ベースで1:14〜5:7、好ましくは1:14〜1:2であり、モノエタノールアミンの界面活性剤総量に対する比率が1:15〜1:4、好ましくは1:12〜1:6であり、水不溶性増白剤の界面活性剤総量に対する比率が1:100より低い、好ましくは1:130より低い、液体洗濯組成物。
  2. 前記水不溶性蛍光増白剤が、ジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、ジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホストリル)ビフェニル、ジナトリウム4,4’−ビス−[{4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’スチルベンジスルホネート、及びこれらの混合物から選択される、請求項1に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  3. 前記HLAS界面活性剤が、C11〜14アルキルベンゼンスルホン酸及びこれらの混合物、好ましくは直鎖アルキルベンゼンスルホネート及びこれらの混合物から選択される、請求項1又は2に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  4. 前記組成物が、前記組成物の0.5重量%〜9重量%の前記HLAS界面活性剤を含み、前記HLAS界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びこれらの混合物から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  5. 前記界面活性剤成分が、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、メチルエステルスルホネート、アミンオキシド、他のカチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される、好ましくはAES、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される追加の界面活性剤を更に含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  6. 前記界面活性剤成分が、0.2%〜3%の、非イオン性界面活性剤から選択される追加の界面活性剤を更に含む、請求項1に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  7. 前記洗濯組成物が、前記洗濯組成物の0.5重量%〜1.5重量%のホウ砂を更に含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  8. 前記洗濯組成物のpHが8.0〜8.7である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  9. 前記洗濯組成物が透明又は半透明である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  10. 前記洗濯組成物が容器に保管され、前記容器が透明又は半透明である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  11. 前記洗濯組成物が、ビルダー、追加の増白剤、移染防止剤、構造剤、キレート剤、ポリアクリレートポリマー、分散剤、染料、香料、加工助剤、漂白化合物、溶媒、酵素、マイクロカプセル、ビーズ、汚れ放出ポリマー、及びこれらの混合物から選択される洗濯補助剤成分を更に含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物。
  12. 水不溶性増白剤の布地への付着を向上させるための、請求項1〜11のいずれか1項に記載の液体洗濯洗剤組成物の使用。
  13. 水不溶性増白剤の布地への付着を向上させる方法であって、
    A)液体洗濯洗剤を製造する工程であって、前記液体洗濯洗剤が、
    a)前記洗濯組成物の6重量%〜20重量%の界面活性剤成分であって、
    i)前記洗濯組成物の1重量%〜6重量%の、平均炭素鎖長が16〜17である中鎖分岐一級アルキルサルフェート界面活性剤;
    ii)前記洗濯組成物の0.5重量%〜9重量%の、アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩から選択されるHLAS界面活性剤
    を含んでなる界面活性剤成分、
    b)前記洗濯組成物の0.03重量%〜0.2重量%の蛍光増白剤であって、50℃で測定した場合の水溶解度が0〜2g/Lの非水溶性蛍光増白剤である蛍光増白剤、及び
    c)前記洗濯組成物の0.5重量%〜4重量%のモノエタノールアミン
    を含んでなり、
    HLAS界面活性剤の界面活性剤成分総量に対する比率が、重量ベースで1:14〜5:7であり、モノエタノールアミンの総界面活性剤成分に対する比率が1:15〜1:4であり、水不溶性増白剤の総界面活性剤成分に対する比率が1:100より低いものである、工程と、
    B)前記液体洗濯組成物を標準的な洗濯機の洗浄水に加える工程と、
    C)布地を前記洗浄水に加える工程と、
    D)洗浄サイクルを実行する工程と
    を少なくとも含んでなる、方法。
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