JP2009516298A - 音声メールおよびファックスのフィルタリング - Google Patents

音声メールおよびファックスのフィルタリング Download PDF

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Abstract

本発明は音声、ファクシミリおよび同様な通信のフィルタリングに関する。これらのメッセージを分析して、それらが未承諾バルク通信(つまり、スパム)であるかどうか、または悪質なコードを含むかどうかを判定することができる。分析またはフィルタリングを、とりわけ、メッセージを電子メールに変換することにより実現することができる。電子メールはメッセージを添付ファイルとして含み、その内容の少なくとも一部を提供する本文を含むことができる。従来および新規の分析ツールを続いて電子メールに適用して、とりわけスパムおよびウィルスをスキャンすることができる。

Description

インターネットによって、ますます一般的かつ広範囲となり続ける多数の新しい通信媒体が生じた。これらの新しい媒体には、2以上の接続可能でプロセッサベースの装置のコンピュータまたはネットワークのネットワーク上での電子メール(email)およびテキストメッセージングを含むがこれらに限らない。電子メールにより、テキストメッセージのみの電子通信、またはグラフィックおよび任意の添付ファイル(attachment)の組み合わせのテキストメッセージの電子通信が可能となる。テキストまたはインスタントメッセージングは短いテキストメッセージを送信するより簡単な通信メカニズムである。これらの電子通信媒体は、従来の電話より侵入性の少ない安価で簡単なポイントツーポイント通信を提供するので人気がある。他の利点も多数あり、例えば、電子メールにより1対多の通信が容易に可能であり、参加者を同期する必要がなく、内容をより簡単に練ることができる。残念ながらこれらの媒体には、その使用における便宜性と信頼性を脅かすスパムとウィルスと呼ばれる2つの主な敵対者を有する。
スパムは従来のジャンクメールの電子的な仲間である。ジャンクメールのように、スパムは大量に送信される未承諾メッセージである。一般に、スパムはもともと商用的なものである。例えば、ダイレクトマーケティング業者、企業および個人は、スパムを使用して製品、一攫千金を狙ったスキームおよび寄付金集め等を宣伝する。スパムの性質、つまり不要なメッセージおよびその純粋な量により、スパムは電子通信媒体のユーザを不便にさせる迷惑なものである。ユーザは、殺到する不要な通信をソートして時間を浪費しなければならないだけでなく、これらメッセージの処理に必要な大量のリソース(記憶容量、ネットワーク帯域幅など)の(サービスプロバイダにより転嫁された)コストを負担しなければならないことが多い。さらに、正しいメールが大量の他のメッセージの中でなくなってしまうので、大量のスパムはDoS攻撃(Denial of Services attack)の作用も有しうる。
スパムに加えて、電子通信システムはウィルス、ならびにワームおよびトロイ等の他の種類の悪質なコードに感染しやすい。例えば、電子メール等のメッセージは添付ファイルとしてウィルスを含む可能性がある。コンピュータは実行時、例えば添付ファイルを開くときに、続いてウィルスに感染する可能性がある。ウィルスは次いでハードウェア、ソフトウェア、および/またはファイルを損傷する可能性がある。ウィルスは以降、電子メールを通して他のコンピュータに転送され、広がる可能性がある。ワームはその壊滅的な作用においてウィルスと同様であるが、助けを借りずに他のコンピュータに自身を複製して送信することができる。例えば、ワームはユーザのアドレス帳を見つけ出し、一覧にある受信者の全てに自身を送信することができる。トロイまたはトロイの木馬は、それがトリックを用いてコードを開かせ実行させるようユーザに誘惑し、ウィルスなどのファイルを感染させるかまたはワームなどの自身を複製しない点で、少々異なる。むしろ、トロイは正当なソフトウェア部分のように見え、開いたときにファイルを削除または破壊し、同時にバックドアを開くことができ、このバックドアを利用して、個人情報または機密情報にアクセスするか、および/またはコンピュータをハイジャックすることができる。
スパムおよび悪質なコードに対抗するため様々なシステムおよび技術が開発および採用されてきた。より詳細には、電子メールおよびテキストメッセージは、多数のフィルタを対象として、スパムおよび/または悪質なコードを検出する。一旦識別すると、とりわけ指定位置(例えば、スパムフォルダ、隔離領域など)へのリダイレクトおよび/または削除などの動作がコンテンツ上でなされる。
以下で、特許請求された主題の幾つかの態様の基本的な理解を与えるため簡潔な要約を提示する。本要約は広範囲な概要ではない。本要約は、特許請求された主題の範囲の主要/重要な要素を特定または線引きすることは意図していない。この唯一の目的は、幾つかの概念を、後述するより詳細な説明に対する前置きとして簡潔な形で提示することである。
簡潔に記述すると、本発明は、音声、ファックスおよび同様な通信のフィルタリングを提供する。特に、未承諾バルク通信またはスパムおよび/または、特にウィルス、ワームおよびトロイ等の悪質なコードを検出するフィルタまたはエージェントを実行することができる。
本発明の態様によると、音声およびファクシミリ通信のフィルタリングを、既存の電子メールパイプラインおよび関連プロセスを利用することで実現することができる。このような通信を特定形式の電子メールまたはSMTPメッセージに変換して、メッセージを標準的な分析ツールに合わせることができる。より詳細には、音声およびファックスメッセージを分析し、少なくとも内容の一部を他のタイプ固有のMIMEデータとともにプレビューとして電子メールの本文に提供することができる。次いで電子メールを従来の電子メールフィルタを利用して処理することができる。
本発明の別の態様によると、プレビューの生成を、音声メッセージに対するネイティブまたはプラグインの音声テキスト変換のアルゴリズムまたはメカニズムを利用して行うことができる。同様に、ネイティブまたはプラグインの文字認識技術を、ファクシミリ等のスキャンした文書に関して利用することができる。
本発明のさらに別の態様によると、音声、ファックスまたは同様な通信を添付ファイルとして電子メールに追加することができる。次いで特殊なフィルタは、生成したプレビューだけではなく全体のメッセージを分析することができる。さらに、このようなフィルタは例えば口調または音量等、スパムの検出に関与しうる追加の情報を提供することができる。
本発明の特定の態様によると、交換機コンポーネントは通話を変換コンポーネントに転送することができる。変換コンポーネントはその通話に応答して、電子メールメッセージを生成する。次いで生成したメッセージをメッセージサーバ(例えば、SMTPサーバ、電子メールサーバ)に送信する。メッセージサーバは1つまたは複数のフィルタをそのメッセージに適用して、特にスパムおよび/または悪質なコードを検出する。
前述の目的および関連する目的を達成するため、特許請求された主題のある特定の例示的態様を、以下の説明および添付の図面に関連させて本明細書で記述する。これらの態様は主題を実践しうる様々な方法を示し、その全ては特許請求された主題の範囲内にあると意図している。他の利点および新規の特徴は、図面と関連させて考慮するとき、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の様々な態様を、添付の図面を参照して説明する。図面を通して、同じ番号は同じまたは対応する要素を指す。しかし、図面およびそれに関する詳細な説明は、特許請求された主題を開示した特定の形態に限定するとは意図していないことを理解されたい。むしろ、特許請求された主題の精神および範囲にある全ての修正、均等物、および代替物を網羅するよう意図している。
本出願で用いる場合、用語「コンポーネント」および「システム」等はコンピュータ関連の構成要素を指すよう意図している。そのコンピュータ関連の構成要素は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかである。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、インスタンス、実行可能なもの、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることができるがこれらに限らない。例示として、コンピュータで実行中のアプリケーションおよびコンピュータの両方がコンポーネントであることができる。1つまたは複数のコンポーネントはプロセスおよび/または実行スレッドの内部に存在することができ、コンポーネントを1つのコンピュータ上にローカライズすること、および/または2つ以上のコンピュータ間で分散させることができる。
本明細書で用いる単語「例示的」は、例、事例、または例示の役割を果たすことを意味する。本明細書で「例示的」として記述する任意の態様または設計は、他の態様または設計に対して好適または有利とは必ずしも解釈されるべきではない。
人口知能ベースのシステム(例えば、明示的および/または暗示的にトレーニングした分類器)を、以降で説明する本発明の1つまたは複数の態様に従って推測および/または確率的判定および/または統計ベースの判定の実行と関連させて利用することができる。用語「推測」または「推測する」は本明細書で用いる場合に、一般にシステム、環境および/またはユーザの状態を、事象および/またはデータを通して取得した一連の観測から推論または推測するプロセスを指す。例えば、推測を使用して特定のコンテクストまたは動作を識別すること、あるいは推測により状態の確率分布を生成することができる。推測は確率的、つまりデータおよび事象の考慮に基づいた関心のある状態の確率分布の計算であることができる。推測は、高レベルな事象を一連の事象および/またはデータから構成するために用いる技術を指すこともできる。上記の推測の結果、事象が時間的に密接に相関するか否かに関わらず、ならびに事象およびデータが1つまたは幾つかの事象およびデータ源から来るか否かに関わらず、新規の事象または動作が一連の観測した事象および/または格納した事象データから構築される。様々な分類のスキームおよび/またはシステム(例えば、サポートベクトルマシン(support vector machine)、ニューラルネットワーク(neural networks)、エキスパートシステム(expert system)、べイジアンビリーフネットワーク(Bayesian belief networks)、ファジー論理(fuzzy logic)、データ統合エンジン(data fusion engine)など)を、本発明に関連して自動および/または推測動作の実施に関して使用することができる。
さらに、本発明を、コンピュータを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの任意の組合せを作成するための標準的なプログラミングおよび/または開発技術を用いる方法、装置または製品として実装して、開示した本発明を実装することができる。本明細書で用いる「製品」という用語は、任意のコンピュータ読取可能装置、キャリアまたは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むよう意図している。例えば、コンピュータ読取可能記憶媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVDなど)、スマートカード、およびフラッシュメモリ装置(例えば、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるがこれらに限らない。さらに搬送波を使用して、電子メールの送受信あるいはインターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークのアクセスで用いられるようなコンピュータ読取可能電子データを運搬することができることを理解されたい。勿論、当業者は、多数の修正を特許請求された主題の範囲または精神から逸脱することなく本構成に加えうることを理解するであろう。
まず図1を参照する。迷惑な大量メッセージおよび/または悪質なコードを識別する音声/ファックスメッセージシステム100を開示する。システム100は取得コンポーネント110および検出コンポーネント120を含む。取得コンポーネント110は、音声またはファクシミリメッセージ等を受信、取り出し、あるいは獲得または取得する。取得コンポーネント110は検出コンポーネント120と通信するように接続する。従って、取得コンポーネント110はメッセージを検出コンポーネント120に送信することができる。あるいは、検出コンポーネント120はメッセージを取得コンポーネント110から取り出すか、またはメッセージの取得時(例えば、リアルタイム、ストリーミングなど)にそのメッセージ上で動作することができる。検出コンポーネント120はメッセージを分析して、迷惑な大量メッセージあるいはスパムおよび/または悪質なコードを判定または識別することができる。悪質なコードにはウィルス、ワーム、およびトロイが含まれるがこれらに限らない。とりわけ1つまたは複数のルールまたはアルゴリズム、優先傾向、パターンマッチング、および/または機械学習あるいは人口知能に基づいて検出を実現することができる。例えば、特定のキーワードまたはフレーズをチェックするアルゴリズムを利用してスパムを検出することができる。そのアルゴリズムの結果に基づいて、メッセージがスパムである可能性に対応するスコアを割り当てることができる。スコアが特定の(例えば、所定の)値以上である場合、スパムが検出されたと言うことができる。スコアがその特定の数字未満である場合、スパムは発見されていない。スパムを検出すると、様々な特性を記録して、将来のメッセージに関する検出メカニズムを改善することができる。限定ではなく例として、その番号からの将来のメッセージがスパムである可能性が高いこと、または悪質なメッセージを含む可能性が高いことを期待して、発信電話番号または他の識別子のログを取ることができる。同様なメカニズムおよび方法を適用して、悪質なコードの識別を容易にすることができる。
図2は、本発明の態様に従う検出コンポーネント120を更に詳細に示す。検出コンポーネント120は分析コンポーネント122を含む。分析コンポーネント122は音声テキスト変換コンポーネント123、音声コンポーネント124、文字認識コンポーネント125および構造コンポーネント126と通信するように接続する。結果として、分析コンポーネント122は、通信可能に接続されたコンポーネント123、124、125および126の1つまたは複数から提供された入力または受信した入力を利用して、とりわけスパムおよび/または悪質なコードの検出を容易にすることができる。
音声テキスト変換コンポーネント(本明細書ではSTTコンポーネントとも呼ぶ)123は口頭のコミュニケーションを認識し、話された単語または記録した単語をテキストに変換する。従って、STTコンポーネント123は音声メッセージを、それが伝達されている時に変換するか、またはその記録した版から十分にリアルタイムに変換することができる。このように、分析コンポーネント122は、STTコンポーネント123が作成するテキストを精査してスパムまたは悪質なコードを検出することができる。
STTコンポーネント123と対照的に、音声コンポーネント124は音声から作成したテキストではなく音声単体をスキャンして、特定のキーワード、フレーズ、および/またはそれらのパターンの識別を容易にすることができる。従って、分析コンポーネント122はキーワードを例えば音声コンポーネント124に与えることができ、そのコンポーネントに上記キーワードが音声内に存在するかどうかを示すことができる。加えて、音声コンポーネント124は追加の特性を区別することができる。その特性は、口調および音量に関することができるが、これらに限らない。
分析コンポーネント122は文字認識コンポーネント125を使用し、ファックス等の電子通信における特定単語の識別を支援することもできる。例えば、認識コンポーネント125は標準的および/または新規の認識アルゴリズムを使用して、スキャンした文書の内容を表現する構造化文書を作成することができる。追加または代替として、構造コンポーネント126は変換した構造化文書ではなくファックス等の文書の構造をスキャンして、スパムまたは悪質なコードの検出を容易にするよう動作することができる。
当然のことながら、分析コンポーネント122は複数の記述したコンポーネントを使用して検出を容易にでき、信頼性を改善できる。限定ではなく例として、分析コンポーネント122はSTTコンポーネント123および音声コンポーネント124の両方からデータを受信して、特定の単語またはフレーズが音声メッセージに存在するかどうかを判定することができる。同様に、文字認識コンポーネント125および構造コンポーネント126を組み合わせて利用して、ファクシミリ等のスキャンした文書内のスパムおよび/または悪質なコードの識別において支援することができる。
図3は本発明の態様に従うメッセージフィルタリングシステム300を示す。フィルタリングシステム300は取得コンポーネント110およびフィルタコンポーネント310を含む。取得コンポーネント110は音声またはファックス通信を受信、取り出し、あるいは獲得または取得する。取得コンポーネント110をフィルタコンポーネント310と通信するように接続する。フィルタコンポーネント310は、とりわけスパムであるかまたは悪質なコードを含むと判定される通信をフィルタにかけて取り除く、除去するか、またはそれに作用する。上記メッセージの識別に対して実施する判定および作用をアルゴリズム、ルールおよび/または優先傾向により誘導することができる。フィルタコンポーネント310は、検出コンポーネント120および動作コンポーネント312を含む。
検出コンポーネント120は、図1および図2に関して前述したように、音声またはファクシミリメッセージの内容に少なくとも部分的に基づいて、スパムであるかまたは悪質なコードを含む可能性のある通信を識別するよう動作する。例えば、検出コンポーネント120は、音声単体を分析することおよび/またはその音声をテキストに変換してそのテキストを精査することにより、音声メッセージを分析してキーワード、フレーズまたはパターンを求めることができる。同様に、検出コンポーネント120は、文書構造を評価することおよび/または文書を(例えば、タグ、メタデータ、XMLなどを含む)構造化文書に変換すること、例えば文字認識メカニズムおよび/または方法を利用することにより、特定のキーワードまたはフレーズをファクシミリ等のスキャンした文書内に識別することができる。検出コンポーネント120を動作コンポーネント312と通信するように接続する。
動作コンポーネント312は、メッセージがスパムであるかどうかまたは悪質なコードを含むかどうかの指示を検出コンポーネント120から受信する。上記の指示を受信すると、動作コンポーネント312は例えば、1つまたは複数のルールおよび/または優先傾向に基づいて幾つかの動作を実施することができる。例として、スパムと識別されたメッセージを受信すると、動作コンポーネント312はそのメッセージをジャンクメールコンテナに転送するかまたは単にそのメッセージを削除することができる。同様に、悪質なコードを含むメッセージを受信すると、コードがその意図した結果を実現しないように、そのメッセージを削除または隔離することができる。追加または代替として、電話番号または他のメッセージ源の識別子を記録することができる。動作コンポーネント312が取る動作をユーザアプリケーション(例えば、電子メールアプリケーション)により実施することができ、またはより合理的にSMTP(シンプルメール転送プロトコル)サーバ等のメールサーバにより実施してそのユーザアプリケーションの上記負担を解放することができる。同様に、検出をユーザアプリケーションまたはメールサーバにより実行することもできる。
フィルタコンポーネント310をスパムおよび悪質なコードに関して使用するのみである必要はないことを理解されたい。さらに、フィルタコンポーネント310は幾つかのユーザまたは管理者のルールまたは優先傾向を表現することができる。フィルタコンポーネント310を次いで利用して、特定の種類のメッセージをその内容に少なくとも基づいてグループ化または編成することができる。従って、検出コンポーネント120を使用して特定の内容を識別することができ、動作コンポーネント312はルールに従ってメッセージをグループ化または編成するのに必要な1つまたは複数の動作を実施することができる。
図4を参照する。本発明の態様に従う音声/ファクシミリメッセージシステム400を開示する。システム400は取得コンポーネント110および変換コンポーネント410を含む。取得コンポーネント110は、前述したように、ファクシミリ通信を受信、取り出し、あるいは獲得または取得する。取得コンポーネント110を変換コンポーネント410と通信するように接続する。変換コンポーネント410は、取得コンポーネント110から通信を受信、取り出し、または獲得する。受信または取り出し時に、変換コンポーネント410は音声またはファクシミリメッセージを電子メッセージまたは電子メールに変換することができる。例えば、音声通信を記録して、添付ファイルとして電子メールに追加することができる。さらに、メッセージ内容の少なくとも一部を電子メールの本文内に提供することができる。
図5を参照する。本発明の態様に従う変換コンポーネント410を示す。変換コンポーネント410はプレビューコンポーネント510を含む。プレビューコンポーネント510により、音声またはファクシミリメッセージの内容の少なくとも一部を電子メールの本文内に提供することができる。プレビューコンポーネント510は、音声テキスト変換(STT)コンポーネント123および文字認識コンポーネント125を含む。STTコンポーネント123は音声を認識し、標準的および/または新規のアルゴリズムを利用して単語をテキストに変換することができる。文字認識コンポーネント125は、ファックス等のスキャンした文書を分析し、その中の文字を識別および編成することができる。コンポーネント123および125が提供する機能性を、メッセージの受信(例えば、その記録)中にリアルタイムに、または後に記録または保存した版に対して実行することができる。STTコンポーネント123または文字認識コンポーネント125が提供する単語および/または文字を、プレビューコンポーネント510によりメッセージに関連付けた電子メールの本文に挿入することができる。
変換コンポーネント410は添付コンポーネント520を含むこともできる。添付コンポーネント520は受信した音声またはファクシミリメッセージを記録および/または保存することができる。記録または保存した版のメッセージを次いで添付ファイルとして電子メールに追加することができる。変換コンポーネント410をプレビューコンポーネントと通信するように接続し、上述したようにメッセージのプレビューの生成を容易にする。
前述のコンポーネントに加えて、変換コンポーネント410はタイプ識別コンポーネント530を含むことができる。識別コンポーネント530は、音声メールメッセージまたはファクシミリメッセージを含むかどうかに関する指示を電子メール内に提供することができる。この指示を、とりわけ電子メール本文に提供することもできる。音声またはファックスメッセージの判定を支援するため、識別コンポーネントをプレビューコンポーネント510および添付コンポーネント530と通信するように接続する。識別子コンポーネント520は上記の判定を、例えば添付ファイル自体に基づいて、あるいはSTTコンポーネント123または文字認識コンポーネント125がプレビューおよび/またはプレビュー自体の生成に使用されるかどうかに基づいて行うことができる。
図6はメッセージフィルタリングシステム600を示す。フィルタリングシステム600は取得コンポーネント110を含む。上述のように、取得コンポーネント110は音声および/またはファクシミリメッセージを受信、取り出し、あるいは獲得または取得する。取得コンポーネント110はメッセージデータを、通信するように接続した変換コンポーネント410に提供する。
変換コンポーネント410は音声またはファクシミリメッセージを電子メールメッセージに変換する。例えば、とりわけ、音声またはファックスを記録または保存し、電子メールに添付し、内容の少なくとも一部を本文内に与えることができる。変換コンポーネント410を1つまたは複数の非ネイティブなプラグインコンポーネント610と通信するように接続し、それにより変換コンポーネント410の機能性を拡張することができる。例えば、プラグインコンポーネント610は変換コンポーネント410に音声テキスト変換の機能性を提供することができる。
フィルタコンポーネント320を変換コンポーネント410と通信するように接続し、変換コンポーネント410からメッセージを受信することができる。フィルタコンポーネント320は特定の電子メールを識別でき、その電子メールに作用することができる。例えば、フィルタコンポーネント320は変換した音声またはファックスメッセージのテキストをスキャンして特定のキーワードを求めることができ、キーワードが見つかった場合は何らかの動作を実施することができる。追加または代替としてフィルタコンポーネント320は、とりわけ音声またはスキャンした文書を含みうる添付ファイルをスキャンすることができる。当然のことながら、フィルタコンポーネント320は変換コンポーネント410と組み合わせることができる。
図7を参照する。本発明の態様に従う変換コンポーネント410を示す。変換コンポーネント410はプレビューコンポーネント510、添付コンポーネント520、タイプ識別子コンポーネント530およびフィルタコンポーネント320を含む。プレビューコンポーネント510は、音声テキスト変換(STT)コンポーネント512および文字認識コンポーネント514を含む。プレビューコンポーネント510は或るシナリオにおいて添付コンポーネント520と相互作用することができ、電子メール本文の内容の少なくとも一部を提供することができる。STTコンポーネント512は音声をテキストに変換することができる。従って、STTコンポーネント512を使用して音声メッセージをテキスト文字に変換することができる。文字認識コンポーネント514は文書内の文字を発見および取得することができる。従って、文字認識コンポーネント514を利用して、ファクシミリ等のスキャンした文書の内容を取得することができる。添付コンポーネント520はファイルを音声またはファックス通信から生成する。そのファイルを添付ファイルとして後に電子メールに追加する。タイプ識別子コンポーネント530は、電子メールに追加する識別子を生成する。その識別子は、電子メールメッセージのタイプを表す。例えば、識別子は、音声またはファクシミリメッセージをキャプチャしたメッセージに電子メールが対応することを示すことができる。変換コンポーネント410はフィルタコンポーネント320を含むこともできる。
フィルタ320を添付コンポーネント520、プレビューコンポーネント510およびタイプ識別子コンポーネント530と通信するように接続する。フィルタコンポーネント320は、特定のメッセージ内容を検出する試みにおいて特定のキーワード、フレーズ等を発見することができる。その特定のメッセージ内容には、迷惑な大量メッセージおよび悪質なコードが含まれるがこれらに限らない。発見した内容に基づいて、フィルタコンポーネント320により動作を開始することができる。フィルタコンポーネント320は、添付コンポーネント520を通した記録中または記録後に音声メッセージを分析することができる。追加または代替として、プレビューコンポーネント510により生成した内容のプレビューをフィルタコンポーネント320により分析して、メッセージの検出および/またはメッセージに対する作用を行うことができる。フィルタコンポーネント320は情報をタイプ識別子コンポーネント530に提供して、電子メールのメッセージタイプの発見を容易にすることもできる。
図8は、本発明の態様に従う例示的なメッセージフィルタリングシステム800を示す。フィルタリングシステム800は、音声および/またはファクシミリ通信を取得する交換機コンポーネント810を含む。交換機コンポーネント810は、従来の交換機またはイントラネットプロトコル(IP)交換機(IPBX)を含むことができる。さらに、交換機コンポーネント810は公衆(例えば、電話局の交換サービス)または構内(PBX)であることができる。交換機コンポーネント810は、とりわけ電話プロトコル、IPプロトコル(例えば、H.323、SIPなど)あるいは任意の他の公衆または独自プロトコルを通して、従来の電話システムから、またはインターネット上で通信を受信することができる。通信を受信すると、交換機コンポーネント810は通信を変換コンポーネント820にルーティングすることができる。例として、交換機コンポーネント810は、応答がなかった通話またはファックスに応答するよう構成した呼をコンポーネント410に転送することができる。
変換コンポーネント410は、前述のように、受信した通信を電子メールに変換することができる。変換コンポーネント410は交換機コンポーネント810から、またはそれにより提供される接続を通して通信を受信することができる。通信を、続いてまたは同時にSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)メッセージに変換することができる。上述のように、音声またはファクシミリメッセージを記録または保存、および添付ファイルとして提供することができる。さらに、メッセージの内容の少なくとも一部を本文内で、例えばMIME(Multiple Internet Mail Extension)フォーマットで符号化することができる。追加の情報を本文内でキャプチャすることもできる。その情報には、メッセージタイプ(例えば、音声、ファックス)、発信電話番号、音声メッセージ期間、音声メッセージ送信者名、添付ファイル名、およびファックスのページ数が含まれるがこれらに限らない。さらに、MIMEメッセージを内部表現に変換することができ、その内部表現をメッセージ分類の内部表現とともに記憶することができる。この分類を次いでクライアントアクセスソフトウェアにより使用して、最適化したUIを表示することができる。
さらに、変換コンポーネント410は、交換機810および/またはメッセージサーバ830からの利用可能な情報に基づいて、参照可能なメッセージを例えばHTMLコンテンツタイプを利用して構成することができる。限定ではなく例として、図9a−cを提供する。当業者は理解できるように、以下の例図は、情報を受信者に提供する多数の方法のうちの1つであるに過ぎない。さらに、追加および/または代替の内容をそれにより提供することができる。図9aは、発信者番号を解決したときの音声メールメッセージ内容の例を示す。図のように、音声メッセージを特定の日に発信者から受信したことを示す。添付メッセージを、長さが15秒である「425−555−7512」と名づけたWMA(Windows(登録商標) media audio)ファイルとして保存する。さらに、役職名、会社、勤務先電話番号、携帯電話番号、自宅の番号、ならびに電子メールおよびインスタントメッセージアドレスを含む、送信者に関する情報を提供する。図9bは、発信者番号を解決したとき、受け損ねた通話メッセージ内容の例を提供する。ここで、同様な情報を提示するが、おそらく送信者がメッセージを残さないと決めたので添付ファイルはない。最後に、図9cは、発信者番号を解決したときのファクシミリメッセージ内容の例を示す。このシナリオでは同じ情報を提供するが、その情報はファクシミリメッセージ向けである。
変換コンポーネントは拡張可能でもある。特に、変換コンポーネント410は、例えばプラグインコンポーネント610が提供する第三者および/または非ネイティブの機能性を利用することができる。限定ではなく例として、プラグインコンポーネント610は1つまたは複数のアルゴリズムを提供することができる。そのアルゴリズムは、音声テキストの変換を容易にするか、または光学文字認識向けである。このように、全ての機能性を変換コンポーネント410によってのみ提供する必要はない。さらに、変換コンポーネント410を、それが電子メールの生成に関連する最高の技術またはメカニズムを使用できるように更新することができる。
変換コンポーネント410は、意図した受信者のメールボックスの割当量をメッセージの受信前および/受信後にチェックすることを容易にすることができる。このように、送信者は受理されたメッセージが意図した受信者に送信されることを期待し、メッセージが配信されなかったことを示すレポートを受信できないことがよくあるので、コンポーネント410は受理されたメッセージが意図した受信者に送信されることを保証することができる。例えば、システム800は、メールボックスの割当量が超過した受信者に対する呼に応答しなくともよい。
生成した電子メールまたはSMTPメッセージを、変換コンポーネント410からメッセージサーバ830(および本明細書で定義したコンポーネント)へ送信することができる。メッセージサーバ830は、とりわけ意図した受信者のメールボックス(複数)へ配信するメッセージを、その受信者が電子メールアプリケーション(例えば、ビューア/エディタおよびPOPまたはIMAPクライアント)により受信または取り出すことができるように処理することができる。従って、サーバ830はとりわけメールボックス、SMTPおよび/またはブリッジヘッドサーバ(bridgehead server)に対応することができる。当然のことながら、変換コンポーネント410は、SMTPサーバと通信するSMTPクライアントであることができる。メッセージを受信者の1つまたは複数のメールボックスに転送することに加えて、メッセージサーバ830は上記メッセージにフィルタをかけることができる。電子メール向けの従来のフィルタを用いてフィルタリングを行うことができ、そのフィルタには、スパムおよび悪質なコードのフィルタまたはエージェント、ならびに通常の電子メールルールまたはエージェントが含まれる。このように、新規のパイプラインを構築する必要なしに、一般的なメッセージ配信パイプラインを活用して音声/ファックスのフィルタリングを実施することができる。さらに、メッセージサーバ830は1つまたは複数の特殊エージェント832(および本明細書で定義したコンポーネント)を使用して、メッセージのテキストプレビューではなく音声をスキャンすることができる。上記の音声エージェント832は、とりわけ口調、音量、および/または猥褒性のチェックに基づいてフィルタをかけることができる。同様に、特殊なファックスエージェント834(および本明細書で定義したコンポーネント)を利用して、変換した構造化文書またはプレビューとは別の電子メールの構造をスキャンすることができる。これらのエージェント832および834は、とりわけサーバベンダまたは第三者のベンダが作成したプラグインまたはアドオンであることができることにも留意すべきである。
変換コンポーネント410が複数のメッセージサーバ830から選択する可能性があることに留意すべきである。コンポーネント410は、メッセージ送信中にサーバを選択するためのラウンドロビンアルゴリズム等のアルゴリズムを利用してサーバのリストから選択することができる。コンポーネント410が選択したサーバへの接触に失敗する場合、これを記録して次のサーバを利用することができる。ダウンとして印付けされたサーバは所定の時間(例えば、N秒)利用されない。どのサーバも利用可能でない場合、呼に応答しないか、またはサーバが利用不能であることを示すプロンプトを再生することができる。呼に応答してメッセージを記録した後にサーバがダウンする場合、変換コンポーネント410およびより詳細にそれに関連付けたスプーラは、サーバがオンラインになるときにメッセージが配信されることを保証することができる。
前述のシステムを、複数のコンポーネント間の相互作用に関連して記述した。上記システムおよびコンポーネントは、その中で指定したコンポーネントまたはサブコンポーネント、その指定したコンポーネントまたはサブコンポーネントの一部、および/あるいは追加のコンポーネントを含むことができることを理解されたい。サブコンポーネントを、親コンポーネント内部に含まれるコンポーネントではなく、他のコンポーネントと通信するように接続したコンポーネントとして実装することもできる。さらに、1つまたは複数のコンポーネントおよび/またはサブコンポーネントを、集約機能を提供する単一のコンポーネントに結合してもよい。コンポーネントは、簡略のため本明細書で具体的に記述していないが当業者に公知である1つまたは複数の他のコンポーネントと相互作用することもできる。
さらに、理解されるように、上で開示したシステムおよび以下の方法の様々な部分は、人工知能、機械学習、あるいは知識またはルールベースのコンポーネント、サブコンポーネント、プロセス、手段、方法、あるいはメカニズム(例えば、サポートベクトルマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、べイジアンビリーフネットワーク、ファジー論理、データフュージョンエンジン、分類器など)を含むか、それらから成ることができる。上記のコンポーネントは、とりわけ、或るメカニズムまたはそれにより実施されるプロセスを自動化して、システムおよび方法の部分をより適応的、ならびに効率的および知的にすることができる。限定ではなく例として、フィルタコンポーネント810ならびに/またはエージェント832および834は上記メカニズムまたは方法を利用してメッセージ内容の分析を容易にすることができる。コンポーネント810またはエージェント832および834(および本明細書で定義したコンポーネント)は、メッセージがスパムおよび/または悪質なコードを含むことを、現在のメッセージ内容および以前の経験または知識に基づいて推測することができる。
上述の例示的なシステムの観点から、開示した主題に従って実装可能な方法は、図10−15のフローチャートを参照するとより良く理解されるであろう。説明を簡単にするため、方法を一連のブロックとして図示および記述するが、本明細書で図示および記述したものに対して幾つかのブロックを他のブロックと異なる順序および/または並行して行うことができるので、当然のことながら特許請求された主題はそのブロックの順序に限定されない。さらに、図示した全てのブロックが以降で記述する方法の実装に必要とは限らない。
さらに、以降および本明細書に渡って開示する方法は製品に記憶され、上記方法をコンピュータに移送および転送することを容易にすることができることを理解されたい。本明細書で用いる製品という用語は、任意のコンピュータ読取可能装置、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むよう意図している。
図10を参照する。本発明の態様に従う前処理方法1000を示す。音声メッセージ等の通信を受け入れて処理する前に、いくつかの動作を実施することができる。この前処理を行って、音声またはファックスメッセージの送受信時に上記メッセージが意図した受信者に届くというユーザの期待に対応する。電子メールとは異なり、上記方法は、意図した受信者がメッセージを受信しなかったことを示すレポートの受信手段を提供しないことがよくある。参照番号1010で接続を検知する。例えば、入ってくる呼または通信を交換機または他の取得コンポーネントから転送する。1020で、ブリッジヘッド等のメッセージを受理するサーバが利用可能かどうかを判定する。そうでなければ、1022で通信に応答し、サーバが利用不能であるという旨のプロンプトを提供することができる。上記方法は次いで終了することができる。しかしながら、通信を単に受理しなくてもよいことにも留意すべきである。例えば、応答せずに電話を鳴らし続けさせてもよい。いずれにしろ、その意図した受信者に配信できない通信は受信しない。1020でサーバが利用可能である場合、上記方法は1030に続き、意図した受信者を識別する。例えば、ダイヤルした電話番号に基づいて、意図した受信者を検索または識別することができる。参照番号1040で、意図した受信者のメールボックスが割当量を超過するかどうかに関して判定を行う。割当量は管理者によりメールボックスに関連付けられ、ユーザが受信可能なメッセージ数を制限することができる。メールボックスが割当量を超過する場合、1042で通信に応答して、メールボックスが満杯であることを示すメッセージを再生することができる。あるいは、通信を単に未応答にすることができる。この場合、応答せずに、PBXまたは他の交換機コンポーネントがその呼を別のエンドポイントに渡すロジックを有することができることは有利であることに留意すべきである。メールボックスの割当量を超過しない場合、上記方法は1050に進むことができ、通信に応答して通信を処理する。次いで上記方法が終了する。通信の処理中にサーバは利用不能になるかもしれないことを理解されたい。この場合、処理される通信を待ち行列に置き、サーバが利用可能になると送信することができる。同様に、意図した受信者のメールボックスの割当量が処理中に満杯になるかもしれない。この特殊なシナリオでは割当量を超過してメッセージを配信することができる。
図11は本発明の態様に従うメッセージ処理方法1100を示す。参照番号1110で、音声またはファクシミリの通信またはメッセージを受信する。1120で、電子メールまたはメールパッケージを受信した通信に基づいて生成する。次いで1130で、電子メールまたはメールパッケージを、意図した受信者のメールボックスに配信するためにメッセージサーバ等に送信することができる。例えば、SMTPを利用して上記の送信を行うことができる。
図12は、音声または音声メッセージに関連する構成方法1200を示す。1210で、音声通信を保存または記録する。番号1220で、記録中または記録後に音声通信内容を分析することができる。1230で、通信のプレビューを生成する。プレビューは音声通信の少なくとも一部のテキストを含む。例えば、音声テキスト変換メカニズムおよび/または技術を使用して音声をプレビュー用にテキストに変換することができる。1240で、メッセージパッケージまたは電子メールを生成する。保存した音声を添付ファイルとして与えることができ、プレビューは電子メール本文の一部を形成することができる。メッセージタイプ、発信電話番号、受信者電子メールアドレス(複数)、音声メッセージ期間、音声メッセージの送信者名、件名、および添付ファイル名(不在着信の場合は空)等のMIMEヘッダを埋めることができることにも留意すべきである。当然のことながら、「sender」MIMEヘッダは、他の電話、コンピュータ等を利用する個人を表す標準的な「from」MIMEヘッダとは異なる。とりわけ、必要に応じて不達レポートが望まれるかどうか、および発信者がメッセージを重要であるとタグ付けしたかどうかを特定することもできる。例えば、発信者がメッセージを残すことに失敗した場合、構成した電子メールは不在着信に対応してもよいことにも留意すべきである(例えば、図9bを参照)。
図13は、ファクシミリメッセージと関連して処理を行う通信方法1300を示す。参照番号1310で、受信したファクシミリ、または同様なスキャンした文書を保存する。1320でファクシミリの内容を分析する。本動作を保存に続いて、または保存と並行して実施することができる。1330で、ファックスの内容の少なくとも一部をキャプチャする構造化文書、またはプレビューを作成する。これは、文書に対する文字認識技術またはメカニズムの適用に対応することができる。1340で、電子メールまたは他のメールパッケージをアセンブルする。とりわけ、保存したファクシミリを添付ファイルとして追加することができ、プレビューを電子メールの本文に追加することができる。当然のことながら、特にメッセージタイプ(ここではファックス)、発信電話番号、ファックスのページ数等のMIMEヘッダを設定できる。
図14は本発明の態様に従うメッセージサーバの方法1400を示す。参照番号1410で、音声および/またはファックスメッセージに対する電子メールメッセージを受信する。前述のように、電子メールは添付ファイルとして音声またはファックスメッセージを含むことができ、そのプレビューを電子メールの本文内に含むことができる。1420で、1つまたは複数の悪質なコードのフィルタを電子メールに適用する。そのフィルタは、全ての電子メールを分析する標準的なフィルタを含むことができる。特に、上記のフィルタはウィルス、ワーム、またはトロイ等の悪質なコードを、本文内に提供されたプレビューにおいて捕捉することができる。しかしながら、追加のフィルタを音声またはファックスメッセージに特に適用することができる。1430で、1つまたは複数のスパムフィルタを電子メールに適用することができる。再度、上記のフィルタは全ての電子メールに適用可能な標準的なフィルタであることができる。スパムを、本シナリオにおいて電子メールの本文内に提供されたプレビューに基づいて検出することができる。追加または代替として、特別なフィルタを特に音声またはファックスメッセージの添付ファイルに適用することができる。これらのフィルタにより、スパムの検出に関連しうる追加の特性を検出することができる。その特性には、口調および電子メールの量およびファクシミリメッセージの構造が含まれるがこれらに限らない。
図15を参照する。本発明の態様に従うクライアントアプリケーションの方法1500を示すフローチャート図を提供する。参照番号1510で、音声/ファックスの電子メールメッセージを受信する。上記メッセージを例えばPOPまたはIMAPプロトコルを利用してメッセージサーバから受信することができる。1520で、タイプ固有のフォーマットを特定のメッセージに適用する。例えば、MIMEフォーマットを解釈し、メッセージをそれに従って表示する。図9a−9bは、音声およびファックスメッセージに対する例示的な表示フォーマットを提供する。1530で、特定のルールおよびユーザ定義のルールをメッセージに適用する。例えば、特定の送信者または電話番号からのメッセージを指定のフォルダに移動するか、またはアラームをトリガすることができる。さらに、当然のことながら、従来の電子メールに適用可能であるかまたは標準的な電子メールプログラムに関連付けた任意の他の動作を音声/ファックスのメッセージに関して適用できる。
開示した主題の様々な態様にコンテクストを提供するため、図16および17ならびに以下の議論は、開示した本主題の様々な態様の実装に適した環境を簡潔かつ一般的に記述することを意図している。主題を、1つおよび/または複数のコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムのコンピュータ実行可能命令の一般的なコンテクストで上述したが、当業者は、本発明を他のプログラムモジュールと組み合わせて実装してもよいことを認識するであろう。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実施および/または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、等が含まれる。さらに、当業者は、本発明の方法を他のコンピュータシステム構成で実践できることを理解するであろう。その構成には、単一のプロセッサまたはマルチプロセッサのコンピュータシステム、ミニコンピューティング装置、メインフレームコンピュータ、およびパーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティング装置(例えば、携帯情報端末(PDA)、電話、時計など)、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能な家庭用電化製品または産業用電子機器、等が含まれる。示した態様を分散コンピューティング環境において実践することもできる。その分散コンピューティング環境では、通信ネットワークを通してリンクされるリモート処理装置によりタスクが実施される。しかしながら、全てではないにしても一部の特許請求された主題の態様をスタンドアロンコンピュータ上で実践することができる。分散コンピューティング環境において、プログラムモジュールをローカルおよびリモートメモリストレージ装置の両方に配置することができる。
図16を参照する。本明細書で開示した様々な態様を実装する例示的な環境1610は、コンピュータ1612(例えば、デスクトップ、ラップトップ、サーバ、ハンドヘルド、プログラム可能な家庭用電化製品または産業用電子機器など)を含む。コンピュータ1612は処理ユニット1614、システムメモリ1616、およびシステムバス1618を含む。システムバス1618はシステムコンポーネントを処理ユニット1614に接続する。システムコンポーネントにはシステムメモリ1616が含まれるがこれに限らない。処理ユニット1614は任意の様々な利用可能なマイクロプロセッサであることができる。デュアルマイクロプロセッサおよび他のマルチプロセッサアーキテクチャを処理ユニット1614として使用することもできる。
システムバス1618は任意の数種のバス構造(複数)であることができる。そのバス構造には、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バスまたは外部バス、および/または任意の様々な利用可能なバスアーキテクチャを用いるローカルバスが含まれる。そのバスアーキテクチャには、11ビットバス、ISA(Industrial Standard Architecture)、MSA(micro-Channel Architecture)、EISA(Extended ISA)、IDE(Intelligent Drive Electronics)、VLB(VESA Local Bus)、PCI(Peripheral Component Interconnect)、USB(Universal Serial Bus)、AGP(Advanced Graphics Port)、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association Bus)、およびSCSI(Small Computer Systems Interface)が含まれるがこれらに限らない。
システムメモリ1616は揮発性メモリ1620および不揮発性メモリ1622を含む。BIOS(Basic input/output system)は、起動時等にコンピュータ1612内の要素間で情報を転送する基本ルーチンを含み、一般に不揮発性メモリ1622に記憶される。限定ではなく例として、不揮発性メモリ1622はROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Electrically Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable ROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリ1620には、外部キャッシュメモリとして動作するRAM(Random Access Memory)が含まれる。限定ではなく例として、RAMは、SRAM(Synchronous RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR SDRAM(Double Data rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)およびDRRAM(Direct Rambus RAM)等、多数の形態で利用可能である。
コンピュータ1612は取り外し可能/取り外し不能、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含む。図16は、例えばディスクストレージ1624を示す。ディスクストレージ1624には磁気ディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、テープドライブ、Jazドライブ、Zipドライブ、LS−100ドライブ、フラッシュメモリカード、またはメモリスティック等の装置が含まれるがこれらに限らない。加えて、ディスクストレージ1624は他の記憶媒体と独立した、または他の記憶媒体と組み合わせた記憶媒体を含むことができる。上記の他の記憶媒体には、CD−ROMドライブ(Compact Disc ROM drive) ドライブ、CD−Rドライブ(CD recordable drive)、CD−RW ドライブ(CD Rewritable drive)またはDVD−ROMドライブ(Digital Versatile Disc ROM drive)等の光ディスクドライブが含まれるがこれらに限らない。ディスクストレージ装置1624のシステムバス1618への接続を容易にするため、インタフェース1626等の取り外し可能または取り外し不能インタフェースを一般的に使用する。
図16は、ユーザと適切な動作環境1610で記述した基本的なコンピュータリソースとの間の中間体として動作するソフトウェアを記述することを理解されたい。上記ソフトウェアにはオペレーティングシステム1628が含まれる。オペレーティングシステム1628は、ディスクストレージ1624に記憶することができ、コンピュータシステム1612のリソースを制御し、割り当てるよう動作する。システムアプリケーション1630は、システムメモリ1616内またはディスクストレージ1624上の何れかに記憶したプログラムモジュール1632およびプログラムデータ1634を通して、オペレーティングシステム1628によるリソース管理を利用する。本発明を、様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せで実装することができることを理解されたい。
ユーザは入力装置(複数)1636を通してコンピュータ1612に命令または情報を入力する。入力装置1636には、マウス等のポインティングデバイス、トラックボール、スタイラスペン、タッチパッド、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、パラボラアンテナ、スキャナ、TVチューナカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、等が含まれるがこれらに限らない。これらおよび他の入力装置は、インタフェースポート(複数)1638経由でシステムバス1618を通して処理ユニット1614に接続する。インタフェースポート(複数)1638には、例えば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、およびユニバーサルシリアルバス(USB)が含まれる。出力装置(複数)1640は入力装置(複数)1636と同種のポートの幾つかを使用する。従って、例えば、USBポートを使用して入力をコンピュータ1612に提供し、コンピュータ1612からの情報を出力装置1640に出力することができる。出力アダプタ1642を提供して、特殊なアダプタを要する他の出力装置1640の中にディスプレイ(例えば、フラットパネルおよびCRT)、スピーカ、およびプリンタ等の幾つかの出力装置1640があることを示す。出力アダプタ1642は、限定ではなく例として、出力装置1640とシステムバス1618との間の接続手段を提供するビデオおよびサウンドカードが含む。他の装置および/または装置のシステムは、リモートコンピュータ(複数)1644等の入力および出力能力の両方を提供することに留意すべきである。
コンピュータ1612は、リモートコンピュータ(複数)1644等、1つまたは複数のリモートコンピュータに対する論理接続を用いてネットワーク環境で動作することができる。リモートコンピュータ(複数)1644はパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサベースの機器、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノード等であることができ、一般にコンピュータ1612に関して記述した要素の多くまたは全てを含む。簡潔さのため、メモリストレージ装置1646のみをリモートコンピュータ(複数)1644とともに示してある。リモートコンピュータ(複数)1644を、ネットワークインタフェース1648を通してコンピュータ1612に論理的に接続し、次いで通信接続1650を通して物理的に接続する。ネットワークインタフェース1648は、LAN(local-area network)およびWAN(Wide-area network)等の通信ネットワークを含む。LAN技術にはFDDI(Fiber Distributed Data Interface)、CDDI(Copper Distributed Data Interface)、イーサネット(登録商標)/IEEE 802.3、トークンリング/IEEE 802.5等が含まれる。WAN技術には、ポイントツーポイントリンク、ISDN(Integrated Service Digital Network)およびその上の変形のような回線交換ネットワーク、パケット交換ネットワーク、およびDSL(Digital Subscriber Line)が含まれるがこれらに限らない。
通信接続(複数)1650は、ネットワークインタフェース1648をバス1618に接続するために使用するハードウェア/ソフトウェアを指す。通信接続1650を説明の明確さのためコンピュータ1616内部に示してあるが、通信接続1650はコンピュータ1612の外部にあってもよい。ネットワークインタフェース1648に接続するために必要なハードウェア/ソフトウェアには、例示の目的のみとして、内部および外部の技術が含まれ、その技術には例えば、電話モデム、ケーブルモデム、パワーモデムおよびDSLモデムを含むモデム、ISDNアダプタ、およびイーサネット(登録商標)カードまたはコンポーネントがある。
図17は、本発明が相互作用可能なサンプルコンピューティング環境1700の略ブロック図である。システム1700は1つまたは複数のクライアント(複数)1710を含む。クライアント(複数)1710はハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティング装置)であることができる。システム1700は1つまたは複数のサーバ(複数)1730も含む。従って、システム1300は、他のモデルの中でも、2層のクライアントサーバモデルまたは多層のモデル(例えば、クライアント、ミドル層サーバ、データサーバ)に対応することができる。サーバ(複数)1730はハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティング装置)であることもできる。サーバ1730は例えば、本発明を使用することでスレッドを収容して変換を実施することができる。クライアント1710とサーバ1730との間の可能な通信の1つは、2つ以上のコンピュータプロセス間で送信されるデータパケットの形であることができる。例えば、データパケットはとりわけ、音声またはファックス通信に関連付けた電子メール通信に対応することができる。
システム1700は、クライアント(複数)1710(例えば、電子メールアプリケーション)とサーバ(複数)1730(例えば、メッセージ、SMTP、ブリッジヘッドなど)との間の通信を容易にするために使用可能な通信フレームワーク1750を含む。クライアント(複数)1710を、クライアント(複数)1710にローカルな情報を記憶するために使用可能な1つまたは複数のクライアントデータストア(複数)1760と動作するように接続する。同様に、サーバ(複数)1730は、サーバ(複数)1730にローカルな情報を記憶するために使用可能な1つまたは複数のサーバデータストア(複数)1740と動作するように接続する。
上述したことは特許請求された主題の態様の例を含む。もちろん、特許請求された主題を記述する目的で全ての考えうる構成要素または方法の組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者は、開示した主題の多数の更なる組合せおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、開示した主題は、添付請求項の精神および範囲内にある全ての上記変更、修正および変形を含むよう意図している。さらに、「含む」、「有する」または「有している」またはその変形を詳細説明または請求項のいずれかで使用する限り、上記用語は「〜を備える」が請求項において移行語として使用されるときに解釈されるように、用語「〜を備える」と同様に包括的であると意図している。
スパムおよび/または悪質なコードの検出を容易にするシステムのブロック図である。 例示的な検出コンポーネントのブロック図である。 音声/ファクシミリフィルタリングシステムのブロック図である。 音声/ファクシミリメッセージシステムのブロック図である。 例示的な変換コンポーネントのブロック図である。 メッセージフィルタリングシステムのブロック図である。 変換コンポーネントのブロック図である。 メッセージフィルタリングシステムのブロック図である。 音声またはファクシミリ通信とともに受信者に送信しうる例示的なメッセージ内容である。 音声またはファクシミリ通信とともに受信者に送信しうる例示的なメッセージ内容である。 音声またはファクシミリ通信とともに受信者に送信しうる例示的なメッセージ内容である。 通信前処理方法のフローチャート図である。 メッセージ処理方法のフローチャート図である。 音声または音声通信に関連する構成方法のフローチャート図である。 ファクシミリ通信に関連する構成方法のフローチャート図である。 メッセージサーバの方法のフローチャート図である。 クライアントアプリケーションの方法のフローチャート図である。 本発明の態様に適した動作環境を示す概略ブロック図である。 サンプルコンピューティング環境の概略ブロック図である。

Claims (20)

  1. コンピュータ実装のフィルタリングシステム(100、300、400、600、800)であって、
    音声またはファックス通信を受信する取得コンポーネント(110)と、
    未承諾バルク通信を検出する検出コンポーネント(120)と
    であるコンピュータ実装のコンポーネントを備えることを特徴とするシステム。
  2. ルールに従って、検出した未承諾バルク通信に作用する動作コンポーネント(312)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記検出コンポーネント(120)が、前記通信に関連する1つまたは複数のウィルスを検出することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記検出コンポーネント(120)は、音声テキスト変換コンポーネント(123)、音声コンポーネント(124)、文字認識コンポーネント(125)および構造コンポーネント(126)の1つまたは複数からのデータを分析する分析コンポーネント(122)を含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 添付ファイルとして前記通信を含む電子メールを生成する変換コンポーネント(410)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記変換コンポーネント(410)は、前記通信の内容の一部を前記電子メールの本文内のテキストに提供するプレビューコンポーネント(510)を含み、未承諾バルク通信の検出を容易にすることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記変換コンポーネント(410)は、音声およびファクシミリのうち少なくとも1つとしてメッセージタイプを識別するタイプ識別子コンポーネント(530)を含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記変換コンポーネント(410)が、前記検出コンポーネント(120)に未承諾バルク通信の検出を容易にさせる機能を提供するプラグインコンポーネント(610)と相互作用することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  9. 前記通信を交換機(810)から受信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 音声およびファックスメッセージと相互作用する方法であって、
    音声またはファクシミリメッセージの電子送信を受信するステップと、
    前記の音声またはファクシミリメッセージを添付ファイルとして含み、かつ本文内でキャプチャした前記メッセージの内容の少なくとも一部を含む電子メールを生成するステップと
    であるコンピュータ実装の動作を備えたことを特徴とする方法。
  11. 前記電子メールを生成するステップは、MIMEフォーマットで前記内容をキャプチャするステップを備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記電子メールを生成するステップは、1つまたは複数の音声テキスト変換および文字認識メカニズムまたは方法論理を前記メッセージに使用して、前記メッセージの前記内容の少なくとも一部をキャプチャするステップを備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記電子メールをメールサーバに提供するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. プラグインコンポーネントを使用して電子メール生成を容易にするステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 前記電子送信を受信するステップは、交換機により転送された呼を受信するステップを備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 前記メッセージを分析して、前記メッセージがスパムであるかどうか、またはウィルスを含むかどうかを判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. 前記メッセージを分析するステップは、前記電子メールの本文内で1つまたは複数のキーワードを識別するステップを備えたことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. メールサーバの方法であって、
    添付ファイルとして音声メールまたはファクシミリメッセージと、前記メッセージの内容の少なくとも一部を含む本文とを備える電子メールを受信するステップと、
    前記電子メールが未承諾バルク通信かどうかを判定するステップと
    であるコンピュータ実行可能動作を備えたことを特徴とする方法。
  19. 前記メッセージが未承諾バルク通信かどうかを判定するステップは、スパムフィルタを前記電子メールの本文および前記添付ファイルの少なくとも1つに適用するステップを備えたことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記電子メールが未承諾バルク通信でない場合、前記電子メールを受信者のメールボックスに転送するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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