JP2009515294A - 誘電体導波管付きプラズマランプ - Google Patents

誘電体導波管付きプラズマランプ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、プラズマランプの構成と方法を改善することであって、周波数を低くすることにより発生するサイズ的に不利な条件を被ることなく、マイクロ波の周波数範囲の下限で操作でき、選択した帯域内で誘電モードの周波数の調整を容易にする構成と方法である。
【解決手段】本発明は、成形誘電体導波管本体を有する、無電極プラズマランプのためのプラズマランプである。前記成形本体は、バルブを含む比較的薄い領域と、前記第1の領域より厚い第2の領域を有することができる。マイクロ波プローブは、前記導波管本体に電力を供給するように前記第2の領域に配置することができる。前記本体は、同一の体積と誘電率を有する円柱または直方体の導波管本体よりも低い周波数で操作できるように、前記バルブに隣接する前記第1の領域に電界を強めることができるように成形することができる。
【選択図】図26

Description

本発明の分野は、光を生成するための装置および方法に関し、より具体的には、無電極プラズマランプに関する。
本出願書は、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,654(2447.004PRV)、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,785(2447.005PRV)、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,720(2447.006PRV)、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,950(2447.007PRV)、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,953(2447.008PRV)、2005年10月27日に提出された米国仮申請番号60/730,786(2447.009PRV)に対する優先権の利得を請求し、参照により、全体を本出願書に組み入れる。
無電極プラズマランプは、点のような明るい、白色の光源を提供するために使用できる。電極が使用されないため、その他のランプよりも耐用期間を長くすることができる。一部のプラズマランプは、マイクロ波のエネルギーを空気腔に向かわせるが、この空気腔はプラズマを点火、形成して光を放つことができる物質の混合物を含むバルブを取り囲んでいる。しかし、多数の用途では、もっと明るく、小型で、安価で、信頼性が高く、耐用期間が長い光源が望まれる。
導波管本体を使用して、ランプのサイズを小さくするプラズマランプがこれまでに提案されてきた。例えば、米国特許番号6,737,809B2や米国特許番号6,922,021を参照する。この種のランプは、それぞれ、図1Aや図1Bに示されているように、直角プリズムや円筒形の形の固体の誘電導波管本体を使用できる。増幅回路(AC1、AC2)は、導波管本体(WB1、WB2)のランプ室(LC1、L2)内に配置されたバルブ(PB1、PB2)のプラズマを励起するように、導波管本体(WB1、WB2)に電力を供給するために使用できる。
米国特許第6,737,809B2号 米国特許第6,922,021号
一定の用途では、関連するランプの電子技術のコストを削減するために、操作する周波を小さくすることが望ましい場合がある。広範囲で使用されていることと、部品が比較的低コストであることから、一般家電で一般的に使用されている900MHz帯域での操作が、特に望ましい。別の興味深い帯域は、約2GHzで、近年、最新の家電製品に広く使用されるようになった。
周波数を小さくする1つの方式は、高い誘電率を有する物質を使用することである。しかしながら、このような物質の多くは、低伝熱性と、加熱による変化に対する低い耐性の両方から影響を受けやすく、プラズマランプの導波管本体にはあまり適していない。さらに、高誘電率の物質の中には、プラズマランプの操作温度範囲で誘電率が大きく変化するものがある。
望まれるのは、プラズマランプの構成と方法を改善することであって、周波数を低くすることにより発生するサイズ的に不利な条件を被ることなく、マイクロ波の周波数範囲の下限で操作でき、選択した帯域内で誘電モードの周波数の調整を容易にする構成と方法である。さらに望まれるのは、望ましい周波数での操作に使用されるように、サイズを小さくできるように、プラズマランプの構成と方法を改善することである。さらに望まれるのは、高明度を提供するために、バルブトランプの構成と方法を改善することである。また、さらに望まれるのは、点火、電力制御および温度管理のために構成と方法を改善することである。
本発明は、プラズマランプであって、導波管本体と、第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、第1の領域、第2の領域および第3の領域の少なくとも3つの領域を有する前記導波管と、第1の高さH1を有する前記第1の領域と、第2の高さH2を有する前記第3の領域と、前記第1の領域と前記第3の領域の間に配置された前記第2の領域であって、前記第1の高さH1と前記第2の高さH2より少ない、前記第1の表面と前記第2の表面との間に厚さgを有する第2の領域と、前記第2の領域に隣接して配置されたバルブと、前記電源が前記第1の波長で前記導波管本体に供給されるとき、前記第1の領域と前記第3の電界強度よりも高い電界強度を前記第2の領域に提供するように成形された導波管本体と、を備えることを特徴とする。
本発明は、周波数を低くすることにより発生するサイズ的に不利な条件を被ることなく、マイクロ波の周波数範囲の下限で操作でき、選択した帯域内で誘電モードの周波数の調整を容易にすることができる。
ある典型的な実施例では、導波管本体は、バルブに電力を連結するための薄い領域を有する。この領域はバルブの長さよりも狭くすることができる。一部の典型的な実施例では、導波管本体は、バルブに隣接する領域の長さが5mm以下である。典型的な実施例では、導波管本体は、誘電性の膜でコーティングされ、ランプ本体は、導波管本体の外側にも追加の誘電物質を持つことができる。追加の誘電物質は、バルブの一部に隣接する反射表面を提供することができ、さらに/あるいは、導波管本体の薄い領域に構造的サポートを提供することができる。
別の典型的な実施例では、プラズマランプには、第1の領域、第2の領域および第3の領域という少なくとも3つの領域を有する導波管本体が提供される。前記第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に配置することができる。バルブは、導波管本体から電力を受け取るように、第2の領域に隣接して配置することができる。バルブのすべてまたは一部を受け取るように、第2の領域に、開口を形成することができる。電源は、第1の周波数で導波管本体に電力を供給するように、導波管本体に連結することができる。第2の領域は、電力が導波管本体に供給されると、第1と第3の領域よりも第2の領域に高い電界を提供するように形成することができる。典型的な実施例では、第2の領域は、5mm未満、または導波管本体の第1の表面と第2の表面との間よりも少ない、厚さgを持つことができる。第1の領域と第3の領域は、それぞれ、第2の領域の厚さの2倍以上の高さを持つことができる。第1と第3の領域は接触していて、第2の領域を囲む周辺領域を形成することができる。第2の領域は、導波管本体の中心の細い円筒形の領域にすることができる。
ある形態において、本発明は、少なくとも第1の端と第2の端を有するバルブ、および、第1の表面と第2の表面を有し、第1の表面から、導波管本体を通って第2の表面に延存する開口を形成する導波管本体を有するバルブを備えるプラズマランプを提供する。バルブの一部分は、導波管本体の第1の表面から突出しているバルブの第1の端で、開口内に配置することができる。
さらなる形態においては、バルブの第2の端は、導波管本体の第2の表面から突出することができる。電源は、導波管本体に電力を供給するように、導波管本体に連結することができる。
さらなる形態では、導波管本体は、2よりも大きい誘電率を有することができて、バルブは円筒形にすることができる。バルブの第1の端は、導波管本体の第1の表面より、約2から7mmの範囲だけ延在して、バルブの長さは15mm未満にできる。バルブの各端は、バルブの長さの10から50%の範囲で導波管本体より突出することができる。バルブの体積は750mm未満にできる。
さらなる形態では、導波管本体は、陥凹領域の第1の表面とで陥凹領域を形成することができる。また、導波管本体は、第2の陥凹領域の第2の表面とで第2の陥凹領域を形成することもできる。
さらなる形態では、本発明は、プラズマランプのプラズマに電力を供給するための方法を提供するが、この方法は、電力が約50MHzから30GHzの範囲にある第1の周波数で、開口を形成する導波管本体に連結されると、共振モードを持つように構成された導波管本体を提供するステップと、プラズマに対してバルブを提供するステップと、開口から突出しているバルブの少なくとも第1の端により、開口内にバルブを配置するステップと、導波管本体が共振モードで共振するような第1の周波数で導波管本体に電力を供給するステップと、導波管本体からバルブのプラズマに電力を連結するステップと、を備える。
さらなる形態では、光を生成する方法が提供される。電力が約50MHzから30GHzの範囲にある第1の周波数で導波管本体に連結されると、共振モードを持つように構成された導波管本体から、電力が供給される。電力は、プラズマを形成するように、導波管本体からバルブに連結される。導波管本体からの電力は、プラズマが、バルブの端から離間したバルブの一部に留まるように、バルブの一部に集約される。例えば、プラズマが最も集光する領域は、バルブの各端から1−5mm、あるいは、そこに組み入れられる任意の範囲で隔てることができる。ある例では、電力は、約2mmから10mmの厚さ、あるいは、そこに組み入れられる任意の範囲の厚さを有する狭い導波管領域から供給することによって、集約することができる。この例では、狭い導波管領域は、バルブの中間部分の周囲に配置することができ、バルブの端は、導波管本体の外側に延在することができる。
ある形態では、導波管本体を備えるプラズマランプが提供される。導波管本体は、2よりも大きい誘電率を有する誘電物質を備えることができる。バルブは導波管本体に隣接して配置することができる。第1の周波数での電力は、プラズマを発生するように、導波管本体を通って、バルブに連結することができる。重心軸は、光が導波管本体から放たれる方向に、バルブの中心を通って画定することができる。断面は、任意の2点間の最大距離を持つ重心軸に対して直角に画定することができる。断面は、重心軸に直交する断面すべての最大距離を有するように選択することができる。選択した断面の最大距離を誘電物質の電力の波長で除した比は、典型的な実施例では1、0.75、0.7、0.6または0.5未満にできる。典型的な実施例では、周波数は、600MHzから2.3GHzの間、あるいは、組み入れられる任意の範囲にすることができる。典型的な実施例では、誘電率は10未満にすることができる。典型的な実施例では、断面は四角、円または不規則な形を有することができる。
別の形態では、導波管本体の任意の2点の最大距離を画定することができる。導波管本体の任意の2点間の最大距離を誘電物質の電力の波長で除した比は、典型的な実施例では1、0.7、または0.5未満にできる。典型的な実施例では、周波数は、600MHzから2.3GHzの間、あるいは、組み入れられる任意の範囲にすることができる。典型的な実施例では、誘電率は10未満にすることができる。
別の形態では、本発明は、導波管本体が、陥凹のない導波管本体よりも低い基本波周波数で共振できるが、これ以外は同一の構成を有する、導波管本体に陥凹が形成された導波管本体を備えるプラズマランプを提供する。例えば、プラズマランプは、2より大きい誘電率を備える導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を有することができる。本体は、陥凹がないことを除くと、同一の誘電率と形を有する比較導波管本体の基本波周波数よりも低い、約50MHzから30GHzの範囲の周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成することができる。
別の形態では、導波管本体は陥凹を含み、陥凹のないことを除くと、同一の構成の導波管本体の同一の周波数で基本波共振モードを有効にするために必要な任意の断面の最大対角線よりも少なくとも10%小さい最大断面対角線を有する。
別の形態では、導波管本体は陥凹を含み、陥凹のないことを除くと、同一の構成の導波管本体の同一の周波数で基本波共振モードを有効にするために必要な直径よりも少なくとも10%小さい直径を有する。
別の形態では、本発明は、2より大きい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約50MHzから30GHzの範囲の周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。本体の体積は、同一の誘電率、高さ、および対角線を有する直角プリズムの本体の同一の周波数で基本波共振モードを有効にするために必要な体積よりも少なくとも10%小さい。
別の形態では、本発明は、2より大きい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約50MHzから30GHzの範囲の周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。本体の体積は、同一の誘電率、高さ、および対角線を有する円筒形本体の同一の周波数で基本波共振モードを有効にするために必要な体積よりも、少なくとも10%小さい。
別の形態では、本発明は、2よりも大きく約20より小さい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約3cm小さい体積で、約2.3GHzよりも小さい周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。
別の形態では、本発明は、2よりも大きく約10より小さい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約6cm小さい体積で、約2.3GHzよりも小さい周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。
別の形態では、本発明は、2よりも大きく約20より小さい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約15cm、一部の実施例では、10cmより小さい体積で、約1GHzよりも小さい周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。
別の形態では、本発明は、2よりも大きく約10より小さい誘電率を有する導波管本体、本体に隣接して配置されたバルブ、および、本体に連結された電源を含むプラズマランプを提供する。本体は、約30cm、一部の実施例では、25cm、あるいは、15cmより小さい体積でも、約1GHzよりも小さい周波数で電力を受け取ると、基本波共振モードを有するように構成される。
別の形態では、プラズマランプは、2より大きい誘電率を有する物質を備える導波管本体により提供される。導波管本体は、導波管本体の外側表面上に誘電性のコーティングと、導波管に連結された少なくとも1つのプローブを有することができる。電源は、導波管本体に電力を供給するように、プローブに連結することができる。さらなる形態では、電源は、約50ワットから200の範囲で電力を提供し、導波管本体は、電力が導波管本体に供給されると共振するように構成される。バルブは、導波管本体に隣接して配置することができる。バルブは、電力が導波管本体に連結されると、プラズマを発する光を形成する充填物を含むことができる。
さらなる形態では、放熱板は、導波管本体の外側表面と接触して配置することができる。導波管本体と放熱板は、操作中、バルブの伝導性熱損失の経路を提供することができ、少なくとも一部のバルブは、周辺環境に露出する。バルブの露出部分は、放熱による熱損失と、周辺環境への放射以外の熱損失(対流や伝導)を提供することができる。導波管と放熱板の熱伝導性、放熱板と導波管との間の接触面積、バルブのサイズおよび周辺環境に露出したバルブの部分は、導波管に供給される電力のワットあたり少なくとも80から120ルーメンのレベルでバルブから光が放射されるように、バルブからの放射以外の熱損失を制限しながら、バルブが融解することを防ぐように構成することができる。さらなる形態では、これらの要素は、明度全体が少なくとも10,000から12,000ルーメン以上、あるいは、そこに組み入れられる任意の範囲で、バルブからの放射を提供するように構成することができる。
さらなる形態では、周辺環境の空気を循環するためにファンを使用することができる。空気の循環は、バルブの溶解を防ぎながら、上記の明度のいずれかを達成するように制限することができる。導波管本体は、穴が開いた背面に取り付けることができて、ファンからの空気がバルブ周辺を循環できる。導波管とバルブの前面は、室内に囲むことができて、空流が背面の一連の穴から室内に入って、背面の別の一連の穴から出て行く。
さらなる形態では、温度層がバルブと導波管の間に提供されるが、この温度層は、導波管本体の物質よりも低い熱伝導性を有する。ある例では、温度層は、焼結アルミナ粉を備える。
別の形態では、光を生成する方法が提供される。2よりも大きい誘電率を有する導波管本体が提供される。導波管本体は、導波管の外側表面上に伝導性のコーティングを有することができる。電力は、約50ワットから250ワットの範囲で導波管本体を通ってバルブに連結されて、プラズマを放つ光が形成される。バルブのための非放射性で伝導性の熱損失の経路が、導波管本体を通って、導波管本体の表面の一部と接触している放熱板に提供される。典型的な実施例では、放熱板は、導波管本体の背面の半分未満に接触することができる。バルブの一部は、周辺環境に露出する。導波管本体から周辺環境への非放射性の熱損失は、導波管に提供される電力のワットあたり、少なくとも80から120ルーメンのレベルで、あるいは、個々に組み入れられる任意の範囲で光がバルブから放たれるように、バルブからの非放射性の熱損失を制限する一方で、バルブの溶解を防ぐように制御される。さらなる形態では、電力は、バルブからの全体の明度が約10,000から12,000ルーメン以上の範囲、あるいは、個々に組み入れられる任意の範囲であるようなレベルで提供される。さらなる形態では、空気は、ファンにより、周囲環境で循環される。
別の形態では、プラズマランプには、2より大きい誘電率を有する導波管本体が提供される。バルブは、導波管本体に隣接して、電力が導波管本体に適用されると、プラズマを形成する充填物を含む。導波管本体に電力を提供するように、導波管本体に連結されたドライブプローブがある。ドライブプローブは、バルブ内のプラズマを点火するためと点火後にバルブ内にプラズマを維持するための主要電力を提供するように構成される。ドライブプローブに電力を提供するための電源と、電源に連結された移相器がある。
別の側面では、フィードバックを取得するように、導波管本体に連結されたフィードバックプローブがあり、電源はフィードバックを増幅して、移相器はフィードバックの位相を偏移する。
さらなる形態では、移相器を制御して、点火と安定状態の操作のための位相を調整するように、制御装置が使用される。一部の例では、複数の位相偏移が点火中に使用できる。
別の形態では、光を生成するための方法が提供される。ドライブプローブは、導波管からバルブに電力を連結するために使用される。ドライブプローブは、点火と点火後の安定状態の操作のための主要電力を提供するために使用される。フィードバックは導波管から取得される。フィードバックは、導波管に提供される電力を調整するために、位相偏移されて、増幅される。
さらなる形態では、第1の位相調整は添加中に使用されて、添加中の共振周波数とは異なる周波数で電力を振動させる。これにより、添加中の電力を過剰連結させることができる。典型的な実施例では、この位相は、50ミリ秒から1秒、あるいは個々に組み入れられる任意の範囲の時間、維持することができる。
さらなる形態では、光源の明度を調整するための方法が提供される。2よりも大きい誘電率を有する導波管本体が提供される。電力を導波管に供給するために、フィードバックループが使用される。フィードバックループ内の電力の位相は調整されて、ランプから放たれる光の明度を調整する。
典型的な実施例では、2よりも大きい比誘電率を有する誘電体を備えるランプ本体と、ランプ本体に隣接するバルブとを備える無電極プラズマランプが提供される。バルブは、RF電力がランプ本体から充填物に連結されると、プラズマを形成する充填物を含む。ランプは、ランプ本体に連結されるRFフィードをさらに備え、RFフィードからランプ本体に電力を連結するための無線周波(RF)電源も提供される。バルブの一端とRFフィード上の1点との間の最短距離は、ランプ本体の少なくとも1つの導電性材料を横断する。
バルブは、光がプラズマランプから出て行く露出した一端と、隠れた一端を有することができ、バルブの隠れた一端とRFフィードとの間の最短距離になる。
さらなる典型的な実施例では、2よりも大きい比誘電率を有する誘電体を備えるランプ本体と、ランプ本体に隣接するバルブとを備える無電極プラズマランプが提供される。バルブは、RF電力がランプ本体から充填物に連結されると、プラズマを形成する充填物を含む。第1のRFフィードは、無線周波(RF)電力を提供するように、ランプ本体に連結することができ、第2のRFフィードは、ランプ本体からフィードバックを取得するように、ランプ本体に連結することができる。RFフィードから、ランプ本体に電力を連結するためのRF電源が供給されるが、このRF電源は、ランプ本体の共振モードの共振帯域幅内の周波数でRF電力を供給するように構成される。第2のRFフィードから、第1のRFフィードの中間点までの距離は、ランプ本体の第1の導電性材料を少なくとも横断する。
典型的な実施例では、2よりも大きい実質誘電率を有する誘電体を備える無電極プラズマランプが提供される。誘電体は、導電性材料が塗布された第1の領域と、導電性材料が塗布されていない第2の領域を備えた表面を有することができる。バルブは、誘電体の第2の領域に近接して配置されて外側の表面面積を有し、第2の領域は、バルブの外側の表面面積の約60パーセント(60%)未満である塗布されていない表面面積を有することができる。電源は、誘電体に連結されて、誘電体の基本波モードで誘電する周波数で、無線周波数電力を誘電体に供給する。さらに、バルブは、無線周波数電力が第2の領域を通って誘電体から供給されると、プラズマを形成する充填物を含む。
さらなる典型的な実施例では、2よりも大きい実質誘電率を有する誘電体を備える無電極プラズマランプが提供される。誘電体は、第1の領域と第2の領域を備える表面を持つことができ、電磁気境界状況を形成する導電性材料は第1の領域に近接するが、伝導性材料により形成される電磁気境界状況は、第2の領域には延在しない。第2の領域の面積は約150mm未満である。バルブは、誘電体の第2の領域に近接して提供される。また、電源は、誘電体に連結されて、誘電体に定常波を形成する周波数で、誘電体に無線周波数電力を供給する。周波数は、約50MHzから3GHzの範囲にできる。バルブは、第2の領域を通って誘電体から無線周波数電力が供給されると、プラズマを形成する充填物を含む。
さらなる典型的実施例に従うと、第1の領域と第2の領域を備える表面を有する固体誘電体と、第1の領域に近接して電磁気境界状況を形成する導電性材料を備える無電極プラズマランプが提供される。導電性材料によって形成される電磁気境界状況は、第2の領域までは延在しない。バルブは、誘電体の第2の領域に近接して提供されて、外側表面面積を有し、第2の領域は、バルブの外側の表面面積の約60パーセント(60%)未満である表面面積を有する。電源は、誘電体に連結されて、誘電体に定常波を形成する周波数で、誘電体に無線周波電力を供給するが、この周波数は約50MHzから3GHzの範囲にある。バルブは、第2の領域を通って誘電体から無線周波数電力が供給されると、プラズマを形成する充填物を含む。
本発明の上記の形態のそれぞれは、単独で、あるいは、本発明のその他の形態と組み合わせて使用できることが理解される。本発明とその他の形態およびその利点は、好ましい実施例の以下の説明を、添付の図面を参照しながら検討することにより、さらに完璧な理解が得られる。図面と説明において、番号は本発明のさまざまな特徴を示す。図面と説明のどちらにおいても、同様な番号は同様な特徴を参照する。
本明細書に記載されるすべての出版物と特許明細書は、個別の出版物または特許明細書が参照により組み入れることを明確および個別に示しているのと同程度まで、参照によってここに組み入れられる。
本発明の新しい特徴は、特に、添付の請求項で説明される。典型的な実施例の特徴と利点の理解は、以下の詳細説明と以下の添付図面を参照することにより、さらに理解が深まる。
本発明は、さまざまな変更や代替構造の余地があるが、図面に示されている典型的な実施例を詳細に説明する。しかしながら、本発明を開示される特定の形式に限定することを意図するものではないことを理解されたい。そうではなく、本発明は、添付の請求項に表現されているように、本発明の精神と範囲内に収まるすべての変更、相当物、および代替構造のすべての範囲に及ぶことを意図するものである。
図2は、第1の実施例に従う、円筒形導波管本体40の遠近断面図である。本体40は、約2よりも大きい誘電率を有する誘電体を含む。例えば、約9の誘電率を有するアルミナ、セラミックを使用することができる。一部の典型的な実施例では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体40は、本体40の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体40は、円筒形の外側表面40S、周辺の表面42によって決定される、バルブを受け取るための開口42が下向きに従属している平面上の上側表面40U、周辺の表面44Sによって決定される陥凹44が上向きに従属している平面状の下側表面40Lを有する。誘電体の層46は、陥凹の上部表面44Tから、室の底表面42Bを隔てる。表面42Sと44Sは円筒形である。しかし、正方形または長方形のプリズムなどのその他の対称形や非対称形を使用できる。本体40の対称軸は、開口42と陥凹44の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面40S、40Uおよび40Lは、開口42の表面42Sや42B、および陥凹44の表面44Sや44Tと同様に、導電性膜でコーティングできる。典型的な実施例では、膜は金属電気めっきにできる。その他の典型的な実施例では、膜は銀塗料またはその他の金属製塗料にできる。塗料は、導波管本体40に塗装またはスプレーすることができ、高温で乾燥または処理できる。第1と第2の開口48Aと48Bは、陥凹44の反対側で、表面40Lから本体40に延在する。図2の4A−4Aにそって切断した本体40の断面図である図4Aに示されているように、プラズマバルブ50は、開口42内に配置される。プラズマバルブ50は、外側の表面50Sを有し、その輪郭は、表面42Sの輪郭に一致して、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層49により、表面42Sから隔てられる。層49は、バルブ表面50Sと導波管本体40との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面42Sと50Sは、空隙により隔てられる。第1と第2のプローブ52と54は、それぞれ、開口48Aと48B内に配置される。本体40のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体40に配置できる。
図3は、第2の実施例に従う、直角プリズム形の導波管本体60の遠近断面図である。本体60は、約2よりも大きい誘電率を有する、例えば、アルミナのような誘電体を含む。一部の典型的な時指令では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体60は、本体の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体60は、向き合う平面の第1と第2の外側表面60Aと60B(非表示)を有し、それぞれ、向き合う平面の第3と第4の外側表面60Cと60Dに対角する。本体60は、周辺の表面62Sによって決定される、バルブを受け取るための開口62が下向きに従属する平面の上側表面60Uと、周辺の表面64Sと平面の上の表面64Tによって決定される陥凹64が上向きに従属する平面の下側表面60Lをさらに有する。誘電体の層66は、陥凹の上部表面64Tから、室の底表面62Bを隔てる。表面62Sと64Sは円筒形である。しかし、正方形または長方形のプリズムなどのその他の対称形や非対称形を使用できる。本体60の対称軸は、開口62と陥凹64の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面60A、60B、60C、60Dおよび/または60Uと60Lは、開口62の表面62Sと62Bおよび陥凹64の表面64Sと64Tと同様に、上記のような銀塗料またはその他の金属製膜などの導電性膜でコーティングできる。図3の4B−4Bの直線にそって切断した本体60の断面図である図4Bに示されているように、プラズマバルブ70は、開口62内に配置できる。プラズマバルブ70は、外側表面70Sを有することができ、その輪郭は表面62Sの輪郭に一致して、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層69により、表面62Sから隔てることができる。層69は、バルブ表面70Sと導波管本体60との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面62Sと70Sは、空隙により隔てることができる。第1と第2のプローブ72と74は、それぞれ、陥凹64の反対側に、表面60Lから本体60まで延在する開口68Aと68B内に配置できる。本体60のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体60内に配置できる。
図4Cの模式図のように、第1または第2の典型的な実施例に従うプラズマランプPL1、PL2は、それぞれ、出力が第1の(ドライブ)プローブに接続されて、入力が、第2のプローブからの信号の位相を変更する有効な位相器PS1を通って第2の(フィードバック)プローブに接続される増幅器AM1を含む。典型的な実施例では、マサチューセッツ州、WoburnのSkyworks Solutions Inc.から市販されているPS214−315の電圧制御位相器を利用する。増幅器AM1と移相器PS1は、ランプの起動と停止手順を調整して、起動時にループ段階を最適化するマイクロプロセッサMP1またはその他の制御装置により制御できる。典型的な実施例では、増幅器AM1は、約50MHz(0.05GHz)から約30GHzの範囲の周波数で電力を生成できる。
図4D、図4E、図4F、図4G、図4H、図4I、図4Jおよび図4Kは、典型的な実施例と関連して使用できる典型的なバルブの構成を示す。図4Dは、平面の上部402と底部404の表面を有する円筒形バルブ400の横断面を示す。図4Eは、バルブ400の中間を通る断面図の上部の図を示す。一部の典型的な実施例(例えば、砂時計の形にようなバルブ)では長方形または不規則な断面を使用できるが、この例では断面は円状である。図4Fは、曲線状の上部408と底部410の表面を有する楕円形のバルブ406の横断面図を示す。図4Gは、バルブ406の真中を通る円状の断面を上から見た図を示す。図4Hは、半球形の上部414と底部416の表面を有する円筒形のバルブ412の横断面図を示す。図4Iは、バルブ412の真中を通る円状断面図を上から見た図を示す。図4Jは、球形バルブ418の横断面図を示す。図4Kは、球形バルブ418の真中を通る断面図を上から見た図を示す。これらの形は例だけであり、パラボラ状の輪郭をしたバルブや不規則な形のバルブ(たとえば、砂時計の形をしたバルブ)など、その他の形を使用することができる。
上記の例のバルブのそれぞれは、バルブの内壁と外側の長さOLとの間に長さLを有する。また、それぞれのバルブは、バルブの内壁と外側の幅OWとの間に幅Wも有する。円状の断面図を有するバルブでは、幅Wは、バルブの内径に等しく、外側の幅OWは、バルブの外径に等しい。図4Jと図4Kに示されているような球状バルブでは、長さと幅はどちらも直径に等しい。不規則な形のバルブでは、内側の幅は、電力が主にバルブに連結される領域の最大の内側の幅を使用することによって決定できる。また、内側の長さは、バルブの遠心端の間の最大の長さを使用することによって決定できる。
典型的な実施例では、バルブは、上記の任意の形状あるいはその他の任意の形状にできて、例えば、2から30mmの範囲またはここに組み入れられる任意の範囲の内側の幅W、1から25mmの範囲またはここに組み入れられる任意の範囲の外側の幅、0.5から4mmの範囲またはここに組み入れられる任意の範囲の壁の厚さ、4から20mmの範囲またはここに組み入れられる任意の範囲の内側の長さLを有する。典型的な実施例では、バルブの体積は、10.47mmから750mmまで、またはここに組み入れられる任意の範囲にできる。上記の寸法は、例にすぎず、その他の寸法のバルブも典型的な実施例で使用できる。特別な例では、バルブは、図4Hや図4Iに示されたような、内側の幅が3mm、内側の長さが9mm、体積が約56.52mmの形を有することができる。この例のバルブは、外側の高さが14mm、外側の幅が6mmにできて、底部よりも1mm上部に近い内側の体積を有することができる(例えば、下側の半球の壁の厚さが、約3mmの厚さで、上側の壁の厚さが約2mmの厚さ)。別の例では、バルブは、図4Hや図4Iに示されたような、内側の幅が2mm、内側の長さが4mm、体積が約10.47mmの形を有することができる。
上記のすべての構成の例のバルブは、水晶、サファイヤあるいはその他の固体の誘電体などの、透過物質のエンベロープを備えることができる。また、例のバルブは、エンベロープを形成する物質を組み合わせて形成することもできる。例えば、セラミックの反射体は、水晶、サファイヤ、または透過物質の透過窓により覆われる開口を持つことができる。一部のバルブは、導波管本体の表面および/またはランプ本体のその他の表面により、一部を形成することもできる。例えば、ランプ室は、導波管本体内に形成することができて、水晶、サファイヤ、または透過物質の透過窓により覆うことができる。
図5は、第3の実施例に従う、円筒形導波管本体80の遠近断面図である。本体80は、約2よりも大きい誘電率を有する、例えば、アルミナのような誘電体を含む。一部の実施例では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体80は、本体80の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体80は、円筒形の外側表面80S、平面の上側表面80U、および、周辺表面82Sと平面の上部表面82Tにより決定される陥凹82が上向きに従属する平面の下側表面80Lを有する。周辺の表面84Sにより決定されて、効果的にランプ室を形成する開口84は、開口84が陥凹82とつながるように、表面80Uと82Tの間に延在する。表面82Sと84Sは円筒形である。しかしながら、正方形や長方形のプリズムなどのようなその他の対称形や非対称形を使用することができる。本体80の対称軸は、陥凹82と開口84の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面80S、80Uおよび80Lは、開口84の表面84Sや陥凹82の表面82Sと82Tなどのように、銀塗料または上記のようなその他の金属製膜など導電性膜でコーティングできる。第1と第2の開口86A、86Bは、陥凹82の反対側で、表面80Lから本体80に延在する。図5の7A−7Aの直線に沿って切断した本体80の断面図である図7Aに示されているように、プラズマバルブ90(図7Aを参照)は、開口84内で接近して受け止めることができる。プラズマバルブ90は、輪郭が表面84Sに一致する外表面90Sを有することができて、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層88により、表面84Sから隔てられる。層88は、バルブ表面90Sと導波管本体80との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面84Sと90Sは、空隙により隔てられる。バルブ90には、上下の端90Uと90Lがあり、それぞれ、本体の上側表面80Uの上と、陥凹の上部表面82Tの下から陥凹82に延在する。このように、この典型的な実施例では、バルブ90の端は、本体80によって囲まれず、外環境に露出して、最高温度は3000℃から10,000℃の範囲になることが可能なプラズマから温度エネルギーが効果的に放射されるようにしている。
図12Aと図12Bに示されているように、例の電界強度が分散することが推論でき、バルブの端90U、90Lは、電界強度が減少した領域だけに露出するので、その上のプラズマの衝突が減少するので、バルブの耐用期間が長くなる。その他の典型的な実施例では、バルブ90は、開口84内に完全に配置できる。第1と第2のプローブ92、94は、それぞれ、86A、86B内に配置できる。本体80のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体に配置できる。
図6は、第4の実施例に従う、直角プリズム形の導波管本体100の遠近断面図である。本体100は、約2よりも大きい誘電率を有する、例えば、アルミナのような誘電体を含む。一部の実施例では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体100は、本体100の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体100は、向き合う表面状の第1と第2の外側表面100Aと100B(非表示)を有し、それぞれ、向き合う表面状の第3と第4の外側表面100Cと100Dに対角する。本体100は、平面の上側表面100Uと、周辺表面102Sと平面上部表面102Tにより決定される陥凹102が上向きに従属する平面の下部表面100Lをさらに有する。周辺の表面104Sにより決定されて、効果的にランプ室を形成する開口104は、開口104が陥凹102とつながるように、表面100Uと102Tの間に延在する。表面102Sと104Sは円筒形である。しかしながら、正方形や長方形のプリズムなどのようなその他の対称形や非対称形を使用することができる。本体100の対称軸は、陥凹102と開口104の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面100A、100B、100C、100Dおよび/または100Uと100Lは、開口104の表面104Sや陥凹102の表面102Sと102Tなどのように、銀塗料または上記のようなその他の金属製膜など導電性膜でコーティングできる。第1と第2の開口106A、106Bは、陥凹102の反対側で、表面100Lから本体100に延在する。図6の7B−7Bの直線にそって切断した本体100の断面図である図7Bに示されているように、プラズマバルブ110は、開口104内に配置することができる。プラズマバルブ110は、輪郭が表面104Sに一致する外側表面110Sを有することができて、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層108により、表面104Sから隔てられる。層108は、バルブ表面110Sと導波管本体100との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面104Sと110Sは、空隙により隔てられる。バルブ110は、それぞれ、上側表面100Uの上と陥凹の上部表面102Tの下側を延在する上下の端110U、110Lを有する。このように、この典型的な実施例では、バルブの端は、外環境と、電界強度が減少した領域に露出する。一部の典型的な実施例では、陥凹102は、アルミナ粉(熱焼結できる)またはその他のセラミックあるいは固体の誘電体で充填することができる。陥凹102を充填する物質は、バルブ110の下側端の周囲に反射表面を提供できる。これらの典型的な実施例では、陥凹102を充填する物質は、バルブ110の下側の端が導波管本体100により囲まれているバルブの部分に比較すると電界強度が減少した領域にまだあるように、導波管の表面上の導電性膜により、導波管本体100から隔てることができる。その他の典型的な実施例では、バルブ110は、開口104内に完全に配置することができる。第1と第2のプローブ112、114は、それぞれ、開口106A、106B内に配置される。本体100のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体に配置できる。
図7Cの模式図のように、第3または第4の典型的な実施例に従うプラズマランプPL3、PL4は、それぞれ、出力が第1(ドライブ)プローブに接続されて、入力が第2のプローブからの信号の位相を変更する有効な位相器PS2を通って第2(フィードバック)プローブに接続される増幅器AM2を含むことができる。増幅器AM2と位相器PS2は、マイクロプロセッサMP2またはランプの起動と停止手順を調整して、起動の間ループ段階を最適化するその他の制御装置により制御することができる。典型的な実施例では、増幅器AM2は、約50MHzから約30GHzの範囲、またはここに組み入れられる任意の範囲の周波数で電力を生成できる。
図8は、第5の実施例に従う、円筒形導波管本体120の遠近断面図である。本体120は、約2よりも大きい誘電率を有する、例えば、アルミナのような誘電体を含む。一部の典型的な時指令では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体120は、本体120の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体120は、円筒形の外側表面120S、周辺の表面122Sと平面の底部表面122Bにより決定される上側の陥凹122が下向きに従属する平面の上側表面120Uを有する。本体120は、周辺の表面124Sと平面の上部表面124Tにより決定される下側の陥凹124が上向きに従属する平面の下側表面120Lをさらに有する。周辺の表面126Sにより決定されて、効果的にランプ室を形成する開口126は、開口126が陥凹122と124につながるように、表面122Bと124Tの間に延在する。表面122S、124Sおよび126Sは円筒形である。しかしながら、正方形や長方形のプリズムなどのようなその他の対称形や非対称形を使用することができる。本体120の対称軸は、上側の陥凹122、開口126、および下側の陥凹124の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面120S、120Uおよび120Lは、上側陥凹122の表面122Sと122B、開口126の表面126S、および下側陥凹124の表面124Sと124Tなどのように、銀塗料または上記のようなその他の金属製膜など導電性膜でコーティングできる。第1と第2の開口128A、128Bは、下側の陥凹124の反対側で、表面120Lから本体120に延在する。図8の10A−10Aの直線にそって切断した本体120の断面図である図10Aに示されているように、プラズマバルブ130は、開口126内で密接して受け止めることができる。プラズマバルブ130は、輪郭が表面126Sに一致する外側表面130Sを有することができて、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層132により、表面126Sから隔てられる。層132は、バルブ表面130Sと導波管本体120との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面126Sと130Sは、空隙により隔てられる。バルブ130は、それぞれ、上側の陥凹122の底部表面122Bの上と下側の陥凹124の上部表面124Tの下側を延在する上下の端130U、130Lを有する。バルブ端130U、130Lは、それぞれ、上下の陥凹122、124に突出しているので、プラズマにより生成される最高温度には露出しない。図10Aから明らかなように、導波管本体120は、バルブ端130U、130Lに近接していないので、電界強度が減少した領域にだけ露出する。一部の典型的な実施例では、下側の陥凹124は、アルミナ粉(熱焼結できる)またはその他のセラミックあるいは固体の誘電体で充填することができる。下側の陥凹124を充填する物質は、バルブ130の下側端の周囲に反射表面を提供できる。これらの典型的な実施例では、下側の陥凹124を充填する物質は、バルブ130の下側の端130Lが、導波管本体120により囲まれているバルブの部分に比較すると電界強度が減少した領域にまだあるように、導波管の表面上の導電性膜によって、導波管本体120から隔てることができる。その他の典型的な実施例では、バルブ端130U、130Lは、開口126から突出しない。図10Aに示されているように、第1と第2のプローブ134、136は、それぞれ、開口128A、128B内に配置される。本体120のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体120に配置できる。
図9は、第6の実施例に従う、直角プリズム形の導波管本体140の遠近断面図である。本体140は、約2よりも大きい誘電率を有する、例えば、アルミナのような誘電体を含む。一部の典型的な時指令では、誘電体は、2から10の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、あるいは、2から20の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲の誘電率、2から100の範囲あるいはここに組み入れられる任意の範囲、あるいはこれよりも高い誘電率を有することができる。一部の典型的な実施例では、本体は、本体の実質的な誘電率が上記の範囲のいずれかになるような誘電体を2つ以上含むことができる。本体140は、向き合う表面状の第1と第2の外側表面140Aと140B(非表示)を有し、それぞれ、向き合う表面状の第3と第4の外側表面140Cと140Dに対角する。本体140は、周辺表面142Sと平面の底部表面142Bにより決定される上側の陥凹142が下向きに従属する平面の上側の表面140Uを有する。本体140は、周辺の表面144Sと平面の上部表面144Tにより決定される下側の陥凹144が上向きに従属する平面の下側表面140Lをさらに有する。周辺の表面146Sにより決定されて、効果的にランプ室を形成する開口146は、開口146が陥凹142と144につながるように、表面142Bと144Tの間に延在する。表面142S、146Sおよび144Sは円筒形である。しかしながら、正方形や長方形のプリズムなどのようなその他の対称形や非対称形を使用することができる。本体140の対称軸は、上側の陥凹142、開口146、および下側の陥凹144の対称軸と一致する。しかし、軸と一致しない本体構成も適用できる。表面140A、140B、140C、140Dおよび/または140Uと140Lは、上側陥凹142の表面142Sと142B、開口146の表面146S、および下側陥凹144の表面144Sと144Tなどのように、銀塗料または上記のようなその他の金属製膜など導電性膜でコーティングできる。第1と第2の開口148A、148Bは、下側の陥凹144の反対側で、表面140Lから本体140に延在する。図9の10B−10Bの直線にそって切断した本体140の断面図である図10Bに示されているように、プラズマバルブ150は、開口146内に配置することができる。プラズマバルブ150は、輪郭が表面146Sに一致する外側表面150Sを有することができて、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤の層152により、表面146Sから隔てられる。層152は、バルブ表面150Sと導波管本体140との間の熱電導性を最適化するために使用することができる。あるいは、表面146Sと150Sは、空隙により隔てられる。バルブ150は、それぞれ、上側の陥凹142の底部表面の上と、下側の陥凹144の上部表面の下を延在する上下端150U、150Lを有する。このように、典型的な実施例では、バルブ端150U、150Lは、プラズマにより生成される最高温度、あるいは、高い電界領域に露出しない。上記のように、一部の典型的な実施例では、導波管本体140からの電気を分離しながら、下側の陥凹144に充填することもできる。図10Bに示されているように、第1と第のプローブ152、154は、それぞれ、開口148A、148B内に配置される。本体140のような本体を有する一部の典型的な実施例では、少なくとも1つの追加のプローブを本体140に配置できる。
図10Cの模式図のように、第5または第6の典型的な実施例に従うプラズマランプPL5、PL5は、それぞれ、出力が第1(ドライブ)プローブに接続されて、入力が第2のプローブからの信号の位相を変更する有効な位相器PS3を通って第2(フィードバック)プローブに接続される増幅器AM3を含む。増幅器AM3と位相器PS3は、マイクロプロセッサMP3またはランプの起動と停止手順を調整して、起動の間ループ段階を最適化するその他の制御装置により制御することができる。典型的な実施例では、増幅器AM3は、約50MHzから約30GHzの範囲、またはここに組み入れられる任意の範囲の周波数で電力を生成できる。
典型的な実施例では、バルブ130、150は、図4D−図4Kに関連した上記の任意の構成と寸法を有することができるが、それぞれのバルブ端は、開口から突出するか、バルブの端の少なくとも1つが開口から突出している。典型的な実施例では、バルブ130、150は、バルブの内側の長さの10パーセントから100%の間の量だけ、あるいは、ここに組み入れられる任意の範囲で、導波管本体の表面から延在することができる。典型的な実施例では、突出部分は、1から10mmの範囲、またはここに組み入れられる任意の範囲の長さに等しい。これらの例では、突出部の長さは、導波管本体の外側表面の平面を横断するバルブの中心から、導波管本体から突出するバルブの遠端の内側の表面までの距離である。その他の典型的な実施例では、バルブの端は、開口から突出しない。あるいは、各端は、異なる量だけ突出できる。あるいは、バルブの片端だけが、導波管本体から突出できる。開口が、陥凹まで延在しない典型的な実施例では、バルブは、導波管本体の上部表面からだけは突出しないことができる。上記の寸法は例だけであって、その他の寸法やバルブの構成がその他の典型的な実施例で使用できることを理解する。特定の例では、バルブに隣接する導波管の厚さは3mmで、バルブの内側の長さは9mmで、導波管本体の上部表面から、約3.5mmだけ内側に延在する。バルブのもう一方の端は、導波管本体の底部表面の下を(陥凹へ)約2.5mm内側に延在する。この例のバルブは、外側の高さが14mm、外側の幅が6mmにできて、底部よりも1mm上部に近い内側の体積を有することができる(例えば、下側の半球の壁の厚さが、約3mmの厚さで、上側の壁の厚さが約2mmの厚さ)。この例では、バルブの両端が外側の長さの約5.5mmだけ突出する。別の例では、バルブに隣接する導波管の厚さは2mmで、バルブの内側の長さは4mmで、導波管本体の上部表面から、約1mmだけ両端で延在する。
図11は、図2、図3、図5または図6のそれぞれ導波管本体40、60、80、100の電界分散の有限要素モデル(FEM)シミュレーションで使用される寸法パラメータを示す。円筒形の導波管本体40では、H(Hに等しく示されている)は、その高さであり、Dはその直径である。hとhは、それぞれ、円筒形の陥凹44と円筒形開口42の直径である。gは、上側表面40Uと陥凹上部44Tの間の誘電体の厚さで、gは、室の底42Bと陥凹上部44Tの間の誘電体の厚さである。直交プリズム形の導波管本体60では、H(Hに等しく示されている)は、その高さであり、Dはその直径である。hとhは、それぞれ、円筒形または正方形の陥凹64と円筒形または正方形の開口62の直径または対角線の長さである。gは、上側表面60Uと陥凹上部64Tの間の誘電体の厚さで、gは、室の底部62Bと陥凹上部64Tの間の誘電体の厚さである。円筒形本体80と直交プリズム計の本体100の場合、開口84、104は、陥凹82、102まで延在するので、g=0である。典型的な実施例では、高さHはHと異なることができる。厚さgは、第1の高さHと第2の高さHより小さく示されている。
有限要素モデルのシミュレーションは、図11の寸法パラメータを変えて、ペンシルバニア州ピッツバーグのAnsoft,Incから販売されているHFSS(登録商標)、マサチューセッツ州バーリントンのCOMSOL,Incから販売されているFEMLAB(登録商標)などのソフトウェアツールを使用して、導波管本体40、60、80、100の電界強度分散を実施した。誘電体の電磁場のFEMシミュレーションは、まず、(a)幾何学的寸法、誘電属性、および本体の誘電面、(b)プローブの配置と適用される励起場、および(c)本体の境界状況と自由空間状況を指定することが必要である。シミュレーションを制御する網目のサイズパラメータは、その後、一定の結果を実現するように調整される。プラズマの電気的属性を無視するFEMモデルで、このように空の空間としてモデルしたバルブ領域では、予想した共振周波数と観察した共振周波数の間には、かなりの相関関係が得られることを発見した。また、本体80と100のほうが本体40と60よりも高い電界強度が発生することも発見した。特に、陥凹から開口を区別している誘電体の層が減少すると、強度が増加する。図12Aは、円筒形の導波管本体80のFEMシミュレーションされた電界強度の分散を示す。本体の基本波モード周波数で共振し、次の図11の組み合わせの寸法パラメータで、900MHzで最高の電界強度を提供することがわかった。D=41.2mm;H=17.8mm;h/D=0.33;h=6.15mm;g=3mm;およびg/g=0。電界強度は、縦方向の軸の周りで円対称である。電界ベクトルの長さと番号の強度は、相対的強度を表す。図12Bは、導波管本体80のFEMシミュレーションされた電界強度の分散を示す。本体の基本波モード周波数で共振し、次の図11の組み合わせの寸法パラメータで、2.15GHzで最高の電界強度を提供することがわかった。D=29.4mm;H=7.62mm;h/D=0.28;h=6.15mm;g=3mm;およびg/g=0。上記の寸法は例を示すにすぎない。例えば、その他の典型的な実施例では、パラメータには、次の範囲の(あるいは組み入れられる任意の範囲の)寸法を使用できる。D(10から60mm);H(3から30mm);h/D(0.10から0.50);h(3から10mm);g(1から10mm);およびg/g(0から3.0)。その他の典型的な実施例は異なる寸法を使用できる。
図12Aと図12Bに示されているように、例の導波管本体80は、第1の領域80A、第2の領域80B、および第3の領域80Cの3つの領域を有することができる。陥凹82の上の第2の領域80Bは、第1と第3の領域80Aと80Cよりも薄く、体積が小さい。第1と第3の領域80A、80Cは、連続して、図5、図6、図8および図9でわかるように、第2の領域80B(導波管本体80の真中の薄い領域にできる)を取り巻く周辺領域を形成する。この例では、第1と第3の領域80A、80Cの高さHは、第2の領域80Bの厚さgよりも大きい(図11を参照)。例えば、高さHは、厚さgの2倍以上にできる。ドライブプローブ92は、第1の領域80Aに配置されて示されている。開口84(図5と図7Aを参照)は、第2の領域80Bに形成できて、バルブ90は、開口84に配置できる。フィードバックプローブ94は、ドライブプローブ92の反対側の領域80C(図5と図7Aを参照)に配置できる。開口84、バルブ90およびフィードバック94は図12Aと図12Bでは明確化のために省かれている。両方の周波数で、陥凹82の効果は、プラズマバルブ90が配置されている第2の領域80Bで電界を高めることにある。電力は、さらに大きく、電界強度が低い第1の領域80Aのドライブプローブ92によって供給される。電界は、バルブ90の場所に隣接する狭い第2の領域80Bでさらに高められる。電界強度は、同一の寸法の円筒形の固体誘電率のほうが大きいので、基本波モード周波数がさらに低くなる。
図13Aは、アルミナ導波管本体80の基本波モード周波数(MHz)が、次のような例の固定本体寸法の場合に、寸法パラメータg(mm)に依存する例を示す。D=41.15mm;H=17.78mm;h=13.36mm;およびh=6.15mm。周波数は、gが減少して、陥凹82の深さが増加すると、ほぼ直線的に減少することが見られる。であるから、ある本体構成の場合、gを選択することが、共振周波数を調整することになる。固体の導波管本体の場合、主要な境界状況は円筒形の面によって決定されるので、基本波モードとその共振周波数は、円筒形の高さにほとんど依存しない。基本波とそれより高いモードの周波数は、ほとんど直接的に円筒形の直径に依存する。あるいは、直角プリズム形の本体の場合には、断面の対角に依存する。しかしながら、例の本体40、60、80、100、120および140のような導波管本体では、共振周波数に影響を与える境界条件が追加される。
図13Bは、アルミナ導波管本体80の基本波モード周波数が、次のような例の固定本体寸法の場合に、寸法パラメータgに依存する例を示す。D=29.36mm;H=7.62mm;h=8.13mm;およびh=6.15mm。ここでも、基本波モードの周波数はgが減少すると、ほぼ直線的に減少する。この結果は、典型的な実施例に従う導波管本体の体積は、2.15GHzと900MHzで操作されるプラズマランプでは、10(アルミナなど)未満の誘電率を有する物質からできている場合であっても、それぞれ、6cmと23cmより小さい可能性があることを示す。また、典型的な実施例の導波管本体の体積は、20より小さい誘電率を有する物質から作成されている場合、2.15GHzと900MHzで操作されるプラズマランプでは、それぞれ、3cmと11.5cmより小さい可能性がある。
円柱形と直角プリズム本体の場合、基本波モードとその共振周波数は、ほとんど、本体の高さに依存しない(図11のHに対応する)。もっとも顕著な境界状況は、側面である。従って、共振周波数は、円筒形の直径とプリズムの対角線に最も直接的に依存する。下側の陥凹または上側と下側の陥凹などの切り取りにより、共振周波数に影響を与える境界状況が追加される。上記のように、gは、重要な寸法パラメータであると思われる。
上記のように、典型的な実施例は、成形した導波管本体を使用することができて、同一の誘電率を有する円柱または直方体の導波管本体よりも低い周波数(あるいは、体積が小さい本体の同一の周波数)で操作できる。導波管本体は、比較的薄いバルブを含む領域(例えば、図11の高さgを有する領域)と、それより厚いその他の領域(例えば、図11の高さHを有する領域)を有することができる。厚いほうの領域は、薄い領域の周辺にすることができて、薄い領域の一方の側に陥凹(例えば、図2または図3の陥凹44または64)を形成することができる。一部の典型的な実施例では、厚いほうの領域は、2つ以上の方向に、薄い領域を超えて延在して、薄い領域の両面に陥凹領域を形成することができる(例えば、図10Bの陥凹142と144)。プローブは、厚いほうの領域に配置することができるが、バルブは薄い領域に配置する。図12Aと図12Bに示されているように、電界は、バルブに隣接した薄い領域で集約されて、同一の体積と同一の誘電率を有する円柱または直方体の導波管本体よりも低い周波数で操作できるようになる。
例えば、シミュレーションは、典型的な実施例では、誘電率が10未満で高さが約7.5mmの成形した導波管本体は、2.3GHz以下の周波数で基本波モードで操作できて、体積が3.5cm未満にできることを示す。対照的に、誘電率が10未満で、2.3GHz以下の周波数で基本波モードで操作する円柱または直方体の導波管本体は、体積が少なくとも6cmあることが想定される。
また、シミュレーションは、典型的な実施例では、誘電率が10未満で高さが約18mmの成形した導波管本体は、1GHz以下の周波数で基本波モードで操作できて、体積が20cm未満にできることを示す。対照的に、誘電率が10未満で、1GHz以下の周波数で基本波モードで操作する円柱または直方体の導波管本体は、体積が少なくとも30cmあることが想定される。
一般的に、図1Aと図1Bに示されている種類の直方体と円柱の導波管の共振周波数は、それぞれ、導波管本体の誘電率の平方根に反比例する。一般的に、一定の高さに対して、共振周波数は、直径または対角線が高さの約4倍よりも大きいと、直径または対角線の関数として、反比例する。このように、図1Aと図1Bに示されている種類の直方体と円柱の導波管の体積は、それぞれ、高さを一定にしたとき、誘電率に対して反比例することが想定される。つまり、誘電率が2倍になっても同一の共振周波数を維持するには、体積はおよそ半分にすることが必要である。
成形した導波管を使用する典型的な実施例は、同一の周波数で基本波モードで共振する同一の誘導率の円柱または直方体の導波管に必要な体積よりも小さい体積で、指定の周波数(例えば、2.15GHzまたは900MHz)の基本波モードで共振できると考えられる。一部の典型的な実施例では、成形した導波管の体積は、対応する円柱の導波管本体の体積よりも、10%、20%、30%あるいはこれ以上小さい体積を有することができる。
図15Aから図23Bは、典型的な導波管本体80と導波管本体100の基本波モード周波数と、1GHzと2GHzでの操作に設計された、図1Aと図1Bに示されている種類の直方体のプリズムと円柱本体を、本体対角線(または直径)と体積の関数として、比較する。また、導波管本体は、導波管本体の任意の2点間の最大距離に基づいて比較することもできる。
図14Aは、図5の成形した導波管本体80の断面1402Aを示す。断面は、高さHに対して直交する位置で切断されて、陥凹82を通過する。直径は1404Aに示される。この例では、これは、断面の任意の2点間の最大距離でもある。同様な断面は、図1Bに示された種類の円筒形の導波管本体を通過して切断することができる。この種類の円筒形本体の各断面の直径は同一である。その他の形状を有する導波管本体の比較のために、断面は導波管本体の特定の位置で切断することができる。例えば、断面は、ドライブプローブの端に対して直行する位置で、あるいは、バルブの底部または中間に対して直行する位置で切断することができる。一部の例では、重心軸は、バルブを通って(バルブから放たれて、導波管本体から遠ざかる光の中心軸と同一の方向に)画定できる同一の。断面は、バルブを通って中心軸に直交して切断することができる。特に、バルブの中心軸に対して直交する最大の直径となる断面(あるいは、もっと一般的には、任意の2点間の最大距離を有する断面)は、比較を目的として選択することができる。
図14Bは、図6の成形した導波管本体100の断面1402Bを示す。断面は、高さHに対して直交する位置で切断されて、陥凹102を通過する。対角線は1404Bに示される。この例では、これは、断面の任意の2点間の最大距離でもある。同様な断面は、図1Aに示された種類の長方形の導波管本体を通過して切断することができる。この種類の長方形の本体の各断面の対角線は同一である。その他の形状を有する導波管本体の比較のために、断面は導波管本体の特定の位置で切断することができる。例えば、断面は、ドライブプローブの端に対して直行する位置で、あるいは、バルブの底部または中間に対して直行する位置で切断することができる。一部の例では、重心軸は、バルブを通って(バルブから放たれて、導波管本体から遠ざかる光の中心軸と同一の方向に)画定できる。断面は、バルブを通って中心軸に直交して切断することができる。特に、バルブの中心軸に対して直交する最大の対角線となる断面(あるいは、もっと一般的には、任意の2点間の最大距離を有する断面)は、比較を目的として選択することができる。
図14Cは、図5の成形した導波管本体80の外側の境界の3次元表現を示す。円筒形の底の右端から、上の反対側の端までの距離は、図14Cの1450Aで示される。この例では、これは、3次元導波管本体の任意の2点間の最大距離でもある。その他の形状を有する導波管本体を比較するために、導波管本体の任意の2点間の最大距離を選択できる。
図14Dは、図6の成形した導波管本体100の外側の境界の3次元表現を示す。プリズムの左下隅から、反対側の右上隅までの距離は、図14Dの1450Bで示される。この例では、これは、3次元導波管本体の任意の2点間の最大距離でもある。その他の形状を有する導波管本体を比較するために、導波管本体の任意の2点間の最大距離を選択できる。
導波管本体を比較する1つの方法は、断面の直径または対角線と波長との比を見ることである。もっと一般的には、断面の2点間の最大距離を使用できる。これは、特定の周波数に必要な断面のサイズを表す有用な方式である。波長は、光の速さを基本波周波数と誘電率の平方根の積で除したものC/(f*√ε)に等しい。導波管本体に2つ以上の誘電体が使用されていると、有効な誘電率を使用できる。
図15Aは、典型的な実施例に従う形の導波管と円筒形導波管のための周波数の機能として、波長に対する直径の比を示すグラフである。このグラフでは、10の誘電率が使用された。1502の曲線は、直径と、図1Bに示される、高さが12.5mmの円筒形導波管の波長との比を示す。1504の曲線は、無限の錠剤のような円筒形に最適な論理と、「完璧な磁気導体」の境界近似値を示す。この曲線の直径/波長比は約0.7655である。1506の曲線は、2GHzで操作するために設計された成形導波管本体80の直径と波長の比を示す。この例では、高さHは7.5mm、陥凹の直径は10mmで、gは3mmである。グラフからわかるように、直径の波長に対する比は1GHz以上の周波数で0.7655未満であり、1.5から2.3GHzの周波数で0.7未満である。1508の曲線は、900MHzで操作するために設計された成形導波管本体80の直径と波長の比を示す。この例では、高さHは18mm、陥凹の直径は10mmで、gは3mmである。グラフからわかるように、直径の波長に対する比は600MHzと1.2GHzの間の周波数で0.7655未満である。この比率は、800MHzから1.2GHzでは0.5未満で、1GHzから1.2GHzでは0.4未満である。
図15Bは、典型的な実施例に従う形の導波管と長方形の導波管のための周波数の機能として、波長に対する対角線の比を示すグラフである。このグラフでは、10の誘電率が使用された。1552で示される曲線は、図1Aに示された種類の、高さが12.5mmで2:3の縦横比を持つ長方形の導波管の対角線と波長の比を示す。1554の曲線は、2GHzで操作するために設計された成形導波管本体100の直径と波長の比を示す。この例では、高さHは7.5mm、陥凹の直径は10mm、gは3mmで縦横比は2:3である。グラフからわかるように、対角線の波長に対する比は、1から2.3GHzの周波数では1.1未満であり、1.5から2.3GHzの周波数では1未満である。1556の曲線は、900MHzで操作するために設計された成形導波管本体100の直径と波長の比を示す。この例では、高さHは18mm、陥凹の直径は10mmで、gは3mmで、縦横比は2:3である。グラフからわかるように、直径の波長に対する比は600MHzと1.2GHzの間の周波数で0.9未満である。この比率は、800MHzから1.2GHzでは0.7未満で、1GHzから1.2GHzでは0.6未満である。
図15Aと図15Bに示されているように、成形した導波管は、同程度の直径の円柱または直方体の導波管より、直径または対角線を小さくするために使用できる(そして、より一般的には、断面の任意の2点間の最大距離が小さくなる)。同様な比率は、三次元導波管本体(図14Cと図14D)の任意の2点間の最大距離の波長に対する比率を決定するために使用することができる。使用された高さでは、これは、比率を顕著な量だけは変化させない。直径または対角線と三次元導波管本体の任意の2点間の最大距離(「最大距離」の列により示される)との差については、以下の例の表1−4を参照する。この結果から明らかなように、これにより、成形した導波管の比率(導波管の任意の2点間の最大距離と波長)は、比較の円柱または直方体の導波管より小さくなる。従って、典型的な実施例は、最大距離と、最大距離、または表1−4(または開示された任意のその他の例から計算される)に説明された最大距離の範囲のいずれか、および、対応する基本波周波数またはそれらの典型的な導波管の基本波周波数の範囲に対する波長、との比率を使用することによって特徴づけることができる。上記の比率は、高さHが7.5mmの場合最大距離が使用されると、ほぼ同一になる(以下の表1と2を参照)。例えば、高さが7.5mmの成形した導波管本体80は、1.5から2.3GHzの周波数で、0.7未満の最大距離/波長の比率を持つことができる。高さが7.5mmの成形した導波管本体100は、1.5から2.3GHzの周波数で、1未満の最大距離/波長の比率を持つことができる。高さが18mmの場合、比率は、直径/対角線が大きいとほぼ同一になる(例えば、10cmの直径で1.6%大きい)が、直径/対角線が小さいとより顕著な差がある(例えば、2.5cmの直径では約23%大きくなる)(表3と4を参照)。例えば、高さが18mmの成形した導波管本体80は、800MHzから1.2GHzの周波数で、約0.6未満、1GHzから1.2Hzでは約0.5未満の最大距離/波長の比率を持つことができる。例えば、高さが18mmの成形した導波管本体100は、800MHzから1.2GHzの周波数で、約0.8未満、1GHzから1.2Hzでは約0.7未満の最大距離/波長の比率を持つことができる。これらの比率は、同一の操作周波数で同程度の直径の円柱または直方体の導波管の比率よりもはるかに小さくなる。
図16Aは、本体直径の関数として、以下の典型的な条件に対して、非常に純度の高いアルミナ本体80(米印のデータポイント)の基本波モード周波数(GHz)と、非常に純度の高い本体の図1Bの円筒形本体(「x」データポイント)の基本波モード周波数を比較する。共通の高さ(7.5mm)と本体直径、本体80では、中央の円が直径で10mm陥凹して、gが3mm。本体の高さと直径は、約2GHzで操作するように設計されたランプに選択された。図16A、図16B、図17Aおよび図17Bは、最高3.5GHzと最低0.75GHzの周波数で操作する場合、図1Bの円筒形本体と同程度の本体80であるが、本体80と図1Bの円筒形本体の違いは、2GHzのような高い周波数でさらに顕著であり、900MHzのような低い周波数ではあまり顕著でない。しかしながら、本体の高さと直径が約900MHzで操作するように選択されているその他の典型的な実施例では、顕著な差は、図20A、図20B、図21A、図21Bと関連して、以下に述べるように、低い周波数で観察される。図16Aでは、2つの直径の差は、本体の基本波周波数が増加すると、増加する。例えば、2GHzの基本波周波数では、本体80の直径は約3cmであるが、従来の図1の本体の直径は4cmであり、1GHz以下の基本波周波数では、直径はほぼ同一である。本体80のエンドデータポイントの曲線は、約2.3GHzの基本波周波数では、直径が約2.2cmであることを示す。図16Bは、基本波モード周波数の関数として2つの本体の直径の比率(図1B/本体80)として図16Aのデータを示す。
図17Aは、本体体積の関数として、図16Aの条件で、図16Aの本体80の基本波モード周波数を、図16Aの円筒形本体の周波数に比較する。基本波のモード周波数が増加すると、2つの体積の差が増加する。2GHzの基本波周波数の場合、この差は、約4.3cmで、約45%体積が減少する。1.6GHzと2.3GHzの基本波周波数の場合、体積の減少は、それぞれ、約33%と50%である。本体80のエンドデータポイント曲線は、約2.3GHzの基本波周波数の場合、体積は約3.5cmである。図17Bは、基本波モード周波数の機能として、2つの本体の体積の比(図1B/本体80)として図17Aのデータを示す。
表1は、本体直径(cm)の関数として、本体80の基本波モードの周波数(GHz)と体積(cm)を、円柱本体に比較する。円筒形本体の体積は、ある直径では、同一の直径の本体80の体積よりわずかに小さい。これは、2種類の導波管のバルブ体積に関して、異なる想定が行われたからである(これは、以下の体積を求めるために、体積全体から差し引かれた)。上記のように、典型的な実施例は、導波管本体に完全に埋め込まれる大きいバルブではなく、小型の突出しているバルブ(導波管本体から小さい体積を差し引く)を使用できる。しかしながら、これは、成形した導波管を使用することにより、ある周波数で達成できる体積の減少に関する全体の結論を変えるとは考えられない。
Figure 2009515294
図18Aは、本体断面の対角線の関数として、以下の条件で非常に純粋なアルミナ体100の基本波モード周波数を非常に純粋なアルミナの図1Aの直角プリズム形の本体の周波数と比較する。共通の高さ(7.5mm)と断面の縦横比が2:3で、本体100では、中央の円が直径で10mm陥凹して、gが3mm。本体の高さと断面の対角線は、約2GHzで操作するように設計されたランプに選択された。本体の基本波の周波数が増加すると、2つの対角線の差が増加する。2GHzの基本波周波数では、本体100の対角線は約4.8cmであるが、図1の本体の対角線は約5.2cmである。本体100のデータポイント曲線は、約2.3GHzの基本波周波数では、対角線が約3.6cmであることを示す。図18Bは、図15Aのデータを、基本波モードの周波数の関数として、2つの本体の対角線の比(図1A/本体100)として示す。
図19Aは、本体体積の関数として、図18Aの条件で、図18Aの本体100の基本波モード周波数を、図18Aの直角プリズム形の本体の周波数に比較する。ここでも、基本波のモード周波数が増加すると、2つの体積の差が増加する。2GHzの基本波周波数では、この差は約43%で、図17Aに示した円筒形の本体の比較よりもわずかに小さい。1.6GHzと2.3GHzの基本波周波数では、体積の減少はそれぞれ約30%と48%で、ここでも、円筒形の本体よりもわずかに小さい。本体100のエンドデータポイント曲線は、約2.3GHzの基本波周波数の場合、体積は約4.2cmである。図19Bは、基本波モード周波数の機能として、2つの本体の体積の比(図1A/本体100)として図19Aのデータを示す。
表2は、本体対角線(cm)の関数として、本体100の基本波モードの周波数(GHz)と体積(cm)と、円柱本体を比較する。長方形本体の体積は、ある対角線では、同一の対角線の本体100の体積よりわずかに小さい。これは、2種類の導波管のバルブ体積に関して、異なる想定が行われたからである(これは、以下の体積を求めるために、体積全体から差し引かれた)。上記のように、典型的な実施例は、(長方形の本体に想定されたように)導波管本体に完全に埋め込まれる大きいバルブではなく、小型の突出しているバルブ(導波管本体から小さい体積を差し引く)を使用できる。しかしながら、これは、成形した導波管を使用することにより、ある周波数で達成できる体積の減少に関する全体の結論を変えるとは考えられない。
Figure 2009515294
図20Aは、本体の直径の関数として、以下の条件で非常に純粋なアルミナ体80の基本波モード周波数を非常に純粋なアルミナの図1Bの円筒形の本体の周波数と比較する。共通の高さ(18mm)と本体直径、本体80では、中央の円が直径で10mm陥凹して、gが3mm。本体の高さと直径は、約1GHzで操作するように設計されたランプに選択された。1GHzの基本波周波数の場合、本体80の直径は、約3.8cmであるが、円筒形本体の直径は約7.3cmで、約48%少なくなる。本体80のエンドデータポイントの曲線は、約1.1GHzの基本波周波数では、直径が約3.0cmであることを示す。図20Bは、基本波モード周波数の関数として2つの本体の直径の比率(図1B/本体80)として図20Aのデータを示す。
図21Aは、本体体積の関数として、図20Aの条件で、図20Aの本体80の基本波モード周波数を、図20Aの円筒形本体の周波数に比較する。基本波のモード周波数が増加すると、体積の差が増加する。1GHzの基本波周波数の場合、この差は約76%である。900MHzと1.08GHzの基本波周波数の場合、体積の減少は、それぞれ、約69%と80%である。本体80のエンドデータポイント曲線は、約1.1GHzの基本波周波数の場合、体積は約5.0cmである。図21Bは、基本波モード周波数の機能として、2つの本体の体積の比(図1B/本体80)として図21Aのデータを示す。
表3は、本体80の基本波モードの周波数(GHz)と体積(cm)と、円柱本体を本体直径(cm)の関数として比較する。上記のように、成形した導波管を使用することにより、ある周波数で実現できる体積の減少に関して、全体的な結論を変えるとは考えられないが、2種類の導波管のバルブの体積に関する別の想定が行われた(これは以下の体積を決定するために体積全体から差し引かれた)。
Figure 2009515294
図22Aは、本体断面の直径の関数として、以下の条件で非常に純粋なアルミナ体100の基本波モード周波数を非常に純粋なアルミナの図1Aの直角プリズム形の本体の周波数と比較する。共通の高さ(18.0mm)と断面の縦横比が2:3で、本体100では、中央の円が直径で10mm陥凹して、gが3mm。本体の高さと断面の対角線は、約1GHzで操作するように設計されたランプに選択された。1GHzの基本波周波数の場合、本体100の対角線は約5.1cmで、図1Aの直角プリズム形の本体の対角線は約10.6cmであり、約52%の減少、または、図20A、図20Bの同様な本体より約4%大きい。本体100のエンドデータポイントの曲線は、約1.2GHzの基本波周波数では、直径が約3.5cmであることを示す。図22Bは、基本波モード周波数の関数として2つの本体の対角線の比率(図1A/本体100)として図22Aのデータを示すが、基本波周波数が増加すると、2つの対角線の差が増加する。
図23Aは、本体体積の関数として、図22Aの条件で、図22Aの本体100の基本波モード周波数を、図22Aの直角プリズム形の本体の周波数に比較する。基本波のモード周波数が増加すると、体積の差が増加する。1GHzの基本波周波数の場合、この差は約86%である。900MHzと1.08GHzの基本波周波数の場合、体積の減少は、それぞれ、約70%と80%である。本体100のエンドデータポイント曲線は、約1.2GHzの基本波周波数の場合、体積は約8.3cmであることを示す。図23Bは、基本波モード周波数の機能として、2つの本体の体積の比(図1A/本体100)として図23Aのデータを示す。
表4は、本体対角線(cm)の関数として、本体100の基本波モードの周波数(GHz)と体積(cm)と、円柱本体を比較する。上記のように、成形した導波管を使用することにより、ある周波数で実現できる体積の減少に関して、全体的な結論を変えるとは考えられないが、2種類の導波管のバルブの体積に関する別の想定が行われた(これは以下の体積を決定するために体積全体から差し引かれた)。
Figure 2009515294
図24は、第7の典型的な実施例に従うプラズマランプの円筒形または直角プリズム形の導波管本体の断面図を模式的に表す。簡素化するために、他の形状もその他の典型的な実施例で使用できるが、円筒形の本体160だけを説明する。本体160は、2より大きい誘電率を有する誘電体を含む。一部の実施例では、誘電体は、50または100よりも大きい高い誘電率を有することができる。一部の実施例では、誘電体は、約140の誘電率を有するセラミックである、マグネシウムカルシウムチタン(MCT)にすることができる。本体160は、平面の上下面160U、160Uを含み、それぞれ、円筒形の外側表面160Sに直交する。表面160S、160U、160Lは、銀塗料または上記のその他の金属製膜など、導電性膜でコーティングできる。表面160Uに従属している陥凹162は、円筒形表面162Sにより決定されて、10から50ワット/メートルケルビンの範囲の熱伝導性係数を有する物質のスリーブ164を密接に受け止める。一部の典型的な実施例では、この高い熱伝導性物質はアルミナにすることが可能である。スリーブ164は、本体の上側表面160Uと近接している平面の上部表面164T、外側表面164S、ニューヨーク州ブルックリンのCotronics Corpから市販されている940HTアルミナ接着剤のような接着剤で、本体部分166の平面の表面166Sに取り付けられている平面の底部表面164Bを含む。表面164Sは、アルミナ粉または接着剤の層168により、表面162Sに取り付けられる。あるいは、表面162Sと164Sは、0.25から2mmの範囲の幅を有する空隙により隔てられる。空隙には、スリーブと本体の間の温度によるストレスの効果を最小限にするという利点がある。表面164Tに従属しているのは、開口170で、円筒形表面170Sにより決定され、その中には外側表面172Sを有する円筒形バルブ172が配置される。表面172Sは、熱焼結されたアルミナ粉または接着剤により、表面170Sに取り付けられる。あるいは、空隙が表面170Sと172Sを隔てる。第1と第2のプローブ176、178は、表面160Lから本体160に挿入される。少なくとも1つの追加のプローブも本体160に配置できる。典型的には、本体160の直径は、1から6cmの範囲で、スリーブ164の直径は、本体の直径の10%から75%の範囲である。本体160に高い誘電率を備える物質を使用することにより、導波管本体のサイズを減少することができる。しかしながら、高い誘電体は、望ましい熱的特性(熱膨張、熱伝導性、温度を変えても一定の誘電率など)を有さない場合がある。バルブの周囲に望ましい熱的特性を備える誘電率が低い物質を使用することにより、高い誘電率を備える小型の導波管本体と望ましい熱的特性の両方を達成することができる。
図25は、第8の典型的な実施例に従うプラズマランプの円筒形または直角プリズム形の導波管本体の断面図を模式的に表す。円筒形本体180だけを説明する。本体180は、2よりも大きい誘電率を有する誘電体を含む。一部の典型的な実施例では、誘電体はマグネシウムカルシウムチタンにすることが可能である。本体180は、平面の上下表面180U、180Lを含み、それぞれ、円筒形の外側表面180Sに直交する。表面180S、180U、180Lは、銀塗料または上記のその他の金属製膜など、導電性膜でコーティングできる。表面180Uに従属している第1の陥凹182は、円筒形表面182Sにより決定されて、10から50ワット/メートルケルビンの範囲の熱伝導性係数を有する物質のスリーブ184を密接に受け止める。一部の典型的な実施例では、この高い熱伝導性物質はアルミナにすることが可能である。スリーブ184は、本体の上側表面180Uに近接した平面の上部表面184T、外側表面184S、および本体部分186の平面186Sに接着剤で取り付けられた平面の底部表面184Bを含む。あるいは、表面182Sと184Sは、空隙により隔てられる。表面184Tに従属しているのは、開口190で、円筒形表面190Sにより決定され、その中には外側表面192Sを有する円筒形バルブ192が配置される。表面192Sは、アルミナ粉または接着剤により表面190Sに取り付けられる。あるいは、空隙が表面190Sと192Sを隔てる。本体180は、円筒形の表面200Sと上部表面200Tにより決定され、表面180Lに上向きに従属して、誘電体部分186によりスリーブ184から隔てられた、第2の陥凹200をさらに含む。表面200Sと200Tは、銀塗料または上記のその他の金属製膜などの導電性膜でコーティングできる。第1と第2のプローブ202、204は、それぞれ、表面180Lから本体180に挿入されて、陥凹200により隔てられる。少なくとも1つの追加のプローブを本体180に配置することもできる。典型的には、本体180の直径は、1から6cmの範囲で、スリーブ184の直径は本体直径の10%から75%の範囲である。本体180に高い誘電率を備える物質を使用することにより、導波管本体のサイズを減少することができる。しかしながら、高い誘電体は、熱的特性(熱膨張、熱伝導性、温度を変えても一定の誘電率など)を有さない場合がある。バルブの周囲に望ましい熱的特性を備える誘電率が低い物質を使用することにより、高い誘電率を備える小型の導波管本体と望ましい熱的特性の両方を達成することができる。
図26は、第9の典型的な実施例に従うプラズマランプPL9を示す。プラ部マランプは、2よりも大きい誘電率を有する固体の誘電体の導波管本体を有する。典型的な実施例ではアルミナを使用することができる。銀塗料またはその他の物質などの導電性のある膜Cが、導波管本体の表面に示される。同様な膜は、上記の典型的な実施例で使用することができるが、図説を簡単にするために、図1−図25には示されていない。別のセラミック物質または接着剤がバルブ周辺とバルブBの下の陥凹に含められる。この例では、アルミナ粉を使用することができる。アルミナ粉は、バルブ周辺と陥凹内に固められて、バルブの熱により焼結される。アルミナ粉は、導波管本体の外側にあるので、粉は、バルブに隣接する狭い領域に集中したままにできる。バルブの端は導波管の狭い領域の外側に延在する一方で、追加の固体の誘電体(アルミナ粉など)Mを導波管の境界のランプ本体外側に追加することができる。誘電体Mは、バルブに反射性および/またはバルブ近くの導波管の薄い領域に安定性を提供することができる。また、誘電体Mは、バルブの熱の伝導性などのランプの熱的特性を管理するためにも使用することができる。また、導波管の外側に延在するバルブ表面と接触することができる。この導電性膜により、導波管の境界の外側に追加の誘電体を含めることによって、ランプ本体にさまざまな形状を持たせることができる一方で、不規則で複雑な形状の導波管を使用することができる。
図26に模式的に表されているように、プラズマランプPL9は、出力が第1の(ドライブ)プローブDPに接続されて、入力が第2のプローブからの信号の位相を変更する有効な位相器PS4から第2の(フィードバック)プローブFPに接続されている増幅器AM4を含む。その他の典型的な実施例では、有効な位相器PS4は、フィードバックプローブFPと増幅器AM4への入力の間ではなく、増幅器の出力とドライブプローブDPの間に配置することができる。増幅器AM4と位相器PS4は、ランプの起動と停止手順を調整して、起動時にループ段階を最適化するマイクロプロセッサMP4またはその他の制御装置により制御される。典型的な実施例では、増幅器AM4は、約50MHzから約30GHzの範囲、またはここに組み入れられる任意の範囲の周波数で電力を生成できる。また、センサSは、バルブからの光をサンプリングして、ランプの明度を調整するために使用することができる信号をマイクロプロセッサMP4に入力する。このセンサは、一部の典型的な実施例では省略できる。また、マイクロプロセッサMP4は、ランプの明度を調整するために使用することができる信号を明度制御(ユーザにより調整可能な手動設定など)から受信することができる。図26に示されている制御やフィードバック回路も上記のその他の典型的な実施例で使用することができる。
図27Aは、典型的な実施例に従うランプ2700の側面図である。ランプ2700は、図26に示されている種類の制御とフィードバック回路に接続することができる。ランプは、増幅器の出力に接続できる、ドライブプローブへのコネクタ2702Aと、有効な位相器から増幅器の入力に接続することができる、フィードバックプローブへのコネクタ2702Bを有する。電力は、導波管本体2704に連結されて、上記のように、バルブ2706のプラズマを点火する。図27Aに示されているように、バルブ2706は、導波管本体2704の前面2708から突出して、バルブの端で電界強度を減少することができる。
ランプ2700の典型的な点火と起動手順をここで説明する。図27Bは、周波数の関数として、入力コネクタ2702Aから、フィードバックコネクタ2702Bまでの電力連結を示すチャートである。曲線2740は、バルブ2706のプラズマが点火されていない場合の低温状態にあるランプ2700の周波数応答の概算である。しかしながら、プラズマが点火すると、中央の周波数、ピーク振幅、共振の幅は、すべて、プラズマの変化するインピーダンスにより、位相する。正のフィードバックループは、負荷条件とフィードバック信号の位相に基づいた周波数で、自動的に振動する。位相が、ループを循環する特定の周波数の波で発生する建設的干渉などであって、その周波数のループの応答全体(増幅器、ランプ、すべての接続要素を含む)が、ループの循環の減衰よりも増幅されている波であれば、ループはその周波数を振動する。位相器がない場合、ループの同一の点に戻る波の位相は、ループの物理的長さに対する波長(周波数)の比(とすべての介在物質の誘電率と)に依存するので位相器の特定の設定が建設的あるいは破壊的フィードバックを誘導するかどうかは、周波数の関数そのものである。この方式では、位相器は、ランプの共振周波数応答によりサポートされる範囲内の実際の振動周波数を微調整するために使用される。このことにより、受け取るRF電力のランプの吸収自体が周波数の関数である、電力がどのように効率よくランプに連結されるか、の効果もある。このように、位相器は、以下に説明するように、起動手順を最適化することができる制御を提供する。
図27Cは、典型的な実施例に従い、ランプ2700を操作するための方法の流れ図である。図27Cを参照すると、ランプは、ステップ2710でスイッチを入れることができる。ステップ2710で、ランプは低温状態にあり、プラズマが点火されていない。振動は、図27Bの2750で示される周波数で開始する。ランプの負荷状態が変化すると、フィードバックループは、自動的に周波数を調整して、負荷状態の共振周波数とフィードバック信号の位相に基づいて、振動の周波数を選択する。バルブのプラズマの最初の点火を促進する電力をスパイクするために、マイクロ制御装置により、図27Cのステップ2712に示されているように、電力を過剰連結するように、位相器に位相を調整させる。これにより、2752での共振が発生するが、これは、プラズマ点火時の共振周波数ではない。「自然の」振動は、点火時の共振周波数2754で発生するが、選択した位相により、2754で破壊的干渉が発生して、2752で建設的干渉が発生する。特定の周波数で振動を発生させるような位相を選択して参照されたが、マイクロ制御装置や位相器は、この典型的な実施例での位相を制御するのであって、特定の周波数を制御するのではないことを理解されたい。フィードバックループは、負荷状態と位相に基づいて、周波数を自動的に選択する。フィードバックループは、これらの状態に基づいて、点火/起動プロセス全体で周波数を動的に調整できるが、選択した位相は、点火時に負荷状態が変化すると発生する周波数に相対的な振動に位相することができる。
この状態により、短時間でバルブに高い電力レベルが適用される。この位相は、第1の期間、維持することができる。典型的な実施例では、第1の期間は、マイクロプロセッサにより予め決定されて制御されて、例えば、50msから1秒、あるいはここに組み入れられる範囲にできる。特定の例では、第1の期間は100msにできる。一部の典型的な実施例では、この状態により、増幅器の電力レベルは、短期間、増幅器の連続波(CW)電力定格を超える。例えば、さまざまな典型的な実施例では、CW電力定格が75ワット、100ワット、または150ワットの増幅器を使用できる。増幅器により供給される電力は、ステップ2712の間、このレベルを超えることができる(例えば、CWの電力定格を10%から80%、あるいは、ここに組み入れられる任意の範囲、超える)。そして、電力は、以下に説明するように、ステップ2714でCW電力定格以下の電力レベルに下げることができる。この状態のランプの負荷インピーダンスは、増幅器に指定された最適負荷にはあまり一致していない(例えば、一部の典型的な実施例では50オームにできる)。この状態は、一部の典型的な実施例では増幅器に負担がかかる場合があり、短時間は維持することができる。一部の典型的な実施例では、第1の期間は、増幅器のパルス電力定格に指定された時間よりも短くなるように選択することができる。この構成は、例にすぎず、その他の構成を使用して、ステップ2712で電力を供給することができる。
第1の期間、電力がスパイクされた後、マイクロ制御装置は、ステップ2714で示されるように、第2の期間に、位相器に、位相を調整させる。これにより、図27Cの2754で示される周波数で振動が発生するが、点火時の共振振動数あるいはこの前後である。上記のように、特定の周波数を参照したが、フィードバックループは、このプロセスの間、周波数を動的に調整できることを理解されたい。ランプと増幅器の間のインピーダンスは、ステップ2712よりも、一致するようになったが、まだ完全に一致していない場合がある。プラズマが完全に気化すると、共振周波数は、図27Bの2756に位相できるが、位相は、この周波数の振動には調整されていない。第2の期間は、マイクロ制御装置が予め決定することができ、典型的な実施例では、5から20秒あるいは、ここに組み入れられる任意の範囲にできる。特定の例では、第2の期間は9.9秒である(10秒から、ステップ2712に使用される時間を差し引いた時間)。
第2の期間後、プラズマは、ステップ2716で示されるように完全にイオン化して、ランプの安定状態の操作の共振周波数は2756またはこの前後にできる。ステップ2718に示されているように、マイクロ制御装置は、位相器に位相を偏移させて、共振周波数2756で振動させて、光の出力を最大限にさせることができる。
上記の方法は、例に過ぎず、一部の典型的な実施例ではその他の変形を使用できる。例えば、マイクロ制御装置あるいはその他の制御回路により、予め決定された期間を使用する代わりに、一部の典型的な実施例では、ランプ状態(図26のセンサSからの明度、フィードバックプローブからの信号、ドライブプローブでの反射電力の測定、あるいはその他のランプの操作状態など)を使用して、位相をいつ、およびどのように偏移するかを決定することができる。その他の典型的な実施例では、マイクロ制御装置は、4つ未満の位相(例えば、点火段階とプラズマがイオン化したときの安定状態操作の2つの位相)、または、4つ以上(例えば、共振周波数が点火や起動時に変化するにつれて、さまざまな周波数での位相の範囲)の位相を制御することができる。最初の点火時、起動時および安定操作状態時に望ましいランプの操作状態を実現するために使用される位相は、一部の実施例では経験的に、および/またはシミュレーション/モデル化および/またはマイクロプロセッサにより監視されるランプの操作状態から派生した信号により決定することができる。その他の典型的な実施例では、安定状態の操作に選択される位相は、最大の明度が実現されないように、共振をわずかにはずれることができる。これは、明度制御信号に応答して、明度を増加および/または減少させる余地を残すように使用することができる。
図27Dは、典型的な実施例に従い、明度を調整するための方法の流れ図である。この典型的な方法は、図26に示された種類の制御とフィードバック回路に接続して使用できる。2720で示されるように、マイクロプロセッサは、ランプの明度を調整すべきかどうかを示す信号を受信することができる。この信号は、バルブBから光をサンプリングするセンサSにより生成することができる。また、信号は、明度制御により、あるいは、あるいはランプのタイマーまたはその他のトリガーに基づいて、提供することもできる。2722に示されているように、その後、マイクロ制御装置は、位相器PS4に位相を調整させる。典型的な実施例では、位相偏移は、明度を増減するために使用できる。
図28は、第10の典型的な実施例に従う導波管本体を備えるランプPL10の断面図である。ランプPL10は、フィードバックを有さない点と、使用する電力回路が異なる点を除けば、図26のPL9に類似する。図28に示されているように、発振器OSCは、増幅器AMSからドライブプローブDPに電力を供給することができる。ドライブプローブDPは、固体の導波管本体に埋め込まれている。マイクロプロセッサMP5は、ドライブプローブDPに供給される周波数と電力レベルを制御するために使用される。マイクロプロセッサMP5は、最初の点火のための第1の周波数と電力レベル、最初の点火後起動のための第2の周波数と電力レベル、ランプが安定状態操作に到達したときの第3の周波数と電力レベルで、電力が供給されるようにすることができる。起動プロセスの各ステップは、マイクロプロセッサにより決定されるように、設定済み期間連続することができる。あるいは、センサSまたは導波管本体とドライブプローブからの反射電力からの信号など、ランプ状態に基づくことができる。反射電力は、2802で示されているように、マイクロプロセッサに戻すことができる。マイクロプロセッサは、特定の時間に予想されるランプ状態に基づいて状態を予め設定しておく必要があるので、あるいは、ランプの状態の基づいて設定を決定することが必要なので、図28で示される電力回路で共振を維持することはもっと難しい場合がある。反対に、図26のフィードバックループは、さまざまなランプの状態に基づいて、周波数の動的な調整を自動的に提供する。
図29は、第11の典型的な実施例に従う導波管本体を備えるランプの断面図である。ランプPL11は、バルブBがランプ本体から形成されている点を除いて、図26のランプPL9に類似している。この典型的な実施例では、導波管本体WGは、バルブに隣接した狭い領域を有する。導波管本体WGの外側表面は、金属膜Cを有する。導波管本体WGは、電力をバルブBに向ける。物質Mは、導波管本体WGの外側に追加されて、バルブの壁を画定する。物質は、導波管本体WGに使用される誘電体と同一にできる。例えば、導波管本体WGと物質Mはどちらもアルミナにできる。その他の典型的な実施例では、物質Mは、導波管本体WGとは別にできる。例えば、物質Mは、焼結したアルミナ粉を含むことができる。物質Mと導波管本体WGは、ランプ本体の上部表面からランプ本体に延在する空洞を画定する。透過窓Wは、空洞を密閉して、バルブを形成する。窓は、水晶、サファイヤ、またはその他の透過性物質にできる。一部の典型的な実施例では、バルブは、空洞内にセラミックまたは水晶のライナーを有することができる。この設計により、導波管WGは、バルブの中間に主に電力を供給することができて、バルブ(窓Wを含む)の端を最高の電界強度の領域から離間することができるようになる。空洞には別のバルブ壁がないので、このアプローチにより、高い電界を備える非常に小型のバルブを設計することを可能にすることができる。
図30Aと図30Bは、典型的な実施例に従う、背面と放熱板組立の透視図である。この例では、図26に示されている種類のフィードバックと制御回路を含むことができる、残りのシステムに対する機械式インターフェースをランプ本体3002に提供する。上記のように、ランプ本体の外側表面(バルブに隣接している導波管の表面以外)は、銀塗料など、導電性物質でコーティングすることができる。ランプの誘電体3002とバルブ3004は、背面板3006に固定され、後者は、典型的な実施例は、空洞3008を提供して、そこには、ランプ本体とバルブとの間のインターフェースとしてアルミナ粉が使用される。代わりの典型的な実施例では、接着剤あるいはその他の物質をこのインターフェースの部分として使用することができる。バルブ周辺のインターフェースは、以下にさらに述べるように、温度管理に重要であって、経験的に、あるいは、シミュレーション/モデル化により調整して、望ましいランプ操作状態を実現することができる。
プローブへの電気接続は、SMAコネクタ3010と3012に対して同軸ケーブルを使用して行われる。コネクタピンで、背面板の穴3022と3024を通って、ランプ本体に突出するプローブに接続する。典型的な実施例では、コネクタ3010は、誘電体導波管本体3002に埋め込まれたドライブプローブに接続することができて、コネクタ3012が、誘電体導波管本体3002に埋め込まれたフィードバックプローブに接続することができる。コネクタガスケットは、ランプ本体と背面板のプローブ穴の間に配置される。これらは、同軸ケーブル内の導波がランプに連結される重要な連結点でリークするEMIを最小限に抑えるとともに、ランプと背面板の間の熱伝導を調整するために役立つ。直径、厚さ、および穴の直径は、EMIと熱伝導両方の管理を実現するために、経験的に変更できるパラメータである。例えば、背面板/ガスケット組立は、FCC部品15クラスA/BのEMI要件(クラスAで10メートルで49.5dBuV/m未満で、クラスBで3メートルで54dBuV/m未満)に準拠する電磁波干渉(EMI)シールドを提供するためと、高い明度を達成できるように(以下に詳細を説明)、放熱板への熱損失を制御するために、構成することができる。この例では、背面板/ガスケットは望ましいEMIシールドを提供するが、誘電体ランプ本体3002の背面全体とは密着しない。従って、熱損失は過剰冷却を避けるように制限される。また、フランジのある金属製の取付用具も導波管本体の周辺に取り付けて、ランプの組立を促進することができる。金属製の取付用具は、バネまたはクランプを使用して、導波管本体の周辺に正の圧力を適用することができる。金属製の取り付け用具を使用する典型的な実施例では、バルブの熱損失を管理する場合、導波管本体から取り付け用具への熱損失も考慮することができる。
空気穴のパターン3018と3020も背面板にドリルして、ランプに対流冷却を提供することができる。これらのサイズ、数量および配置も、望ましい操作温度を達成するために、経験的に変えられる。背面板は、導波管とバルブを含む室または筐体に取り付けることができる。導波管の外側表面と、周辺環境に露出したバルブ表面の伝導と対流冷却を促進するために、空気穴から空気を循環するために、ファンを使用することができる。典型的な実施例では、空気は、背面板の一連の穴から、室または筐体に循環して、第2の一連の穴から排出することができる。別の典型的な実施例では、空気は、両方の一連の穴から循環して、導波管とバルブを含む室または筐体の別の通気孔または開口から排出することができる。空気流は、導波管とバルブからの非放射性の熱損失の率を制御するように選択することができる。
また、ランプに使用される物質の熱伝導性、バルブと導波管本体のインターフェースの設計、ランプ本体と放熱板の間のインターフェースの設計、および、周辺の物質と周辺環境に露出している表面と接触するバルブの表面面積を選択することにより、温度損失も管理される。バルブは、周辺物質への伝導性損失により、周辺環境への伝導および対流熱損失により、および放射により、熱を損失する。典型的な実施例は、十分な伝導性と対流性の熱移動を提供してバルブへの破損を回避するように、しかし、高い明度を提供するために放射を最大限にするように、設計することができる。例えば、導波管は、固体のアルミナ物質にすることができる。
バルブと導波管との間のインターフェースは、アルミナ粉など、熱伝導が低い物質を使用することができる。典型的な実施例では、層は、約0.5から10ワット/メートルケルビン(W/mK)の範囲、あるいはここに組み入れられる任意の範囲の熱伝導性を有することができる。例えば、55%のパッキング密度(45%の分別気孔率)と約1から2のワット/メートルケルビン(W/mK)を備える焼結アルミナ粉を使用することができる。あるいは、セラミックベースの接着剤、あるいはそのような接着剤の混合剤の薄い膜を使用することができる。製剤に応じて、広範囲の熱伝導性を得ることができる。例えば、0.28から6.2W/mKの範囲の接着剤は、ニューヨーク州、ブルックリンのCotronics, Inc.から市販されている。ある例では、Cotronics RESBOND919接着剤を使用することができる。この接着剤の熱伝導は約0.58W/mKで、連続使用温度規格は1540℃である。上記のように、その他の典型的な実施例は、約10から50ワット/メートルケルビン(W/mK)の範囲、あるいはここに組み入れられる任意の範囲の熱伝導係数を有する温度層または物質のスリーブを使用することができる。実際には、望ましい値に近い熱伝導性を有する層の構成要素が選択されると、層の厚さを変えることによって、微調整を行うことができる。一部の典型的な実施例は、バルブの周辺に物質の隔離層を含まない場合があり、導波管本体に直接的な伝導経路を提供することができる。
ガスケットは、導波管本体の領域全体にEMIシールドと放熱板を提供するために使用することができる。しかしながら、背面板は、導波管本体から背面板へ直接的な伝導性の移動による過剰冷却を回避するために、ガスケットによる導波管本体から離間することができる。この温度管理により、バルブのプラズマで高温を維持することができて、伝導損失と高い放射が制御されて、高い明度となる。多数の構成では、プラズマはバルブを損傷することになる場合があるが、バルブの端は、導波管より延在して、プラズマからの過剰な損傷を避けることができる。伝導性および対流性の損失は、バルブのサイズを選択することによっても管理できる。伝導性損失は、バルブのサイズが増加すると増加し、対流性損失は、周辺環境に露出したバルブの表面面積と空気流に依存する。非常に小型のバルブを使用して、高い電界と高い明度を実現することができる。例えば、内部の幅が3mmで内部の長さが9mmのバルブは、一部の典型的な実施例で使用することができる。内部の幅が3mmで内部の長さが6mmのバルブや、内部の幅が2mmで内部の長さが4mmのバルブなど、さらに小型のバルブを一部の典型的な実施例で使用することができる。バルブは、臭化インジウム、硫黄、セレン、またはテルルなどの充填物を使用することができる。水銀のような添加物を使用できる。一部の例では、臭化セシウムのような金属ハロゲン物を硫黄、セレン、テルルの放電を安定化するために添加することができる。
導電性の外側膜がコーティングされた誘電体を備える導波管を使用すると、上記のように、非常に効率的に電力をバルブに連結することができる。バルブからの非放射性の熱損失は、バルブのサイズと表面面積、周辺物質の熱伝導性、周辺物質と接触するバルブの面積、外環境に露出する面積、および、周辺環境で維持される空気流と条件を選択することにより制御できる。
バルブ物質の使用温度を下回りながら、高明度となる高ピークのプラズマ温度を提供するランプ構成を選択するために、温度のモデル化を使用することができる。一般的なモデルが確立されると、温度層の厚さ、バルブの位置および空気流は、望ましいランプの操作条件を取得するために、経験的に調整することができる。ある例では、モデルが使用されて、プラズマ領域は、プラズマとバルブ壁の間の冷却気体の領域により取り囲まれる熱源としてモデル化された。熱は、主に伝導と対流により、バルブに移動する。バルブの外側表面と導波管本体(あるいは温度層)の間には、バルブの外側表面からの放射、対流、導波管本体(あるいは温度層)との接触による伝導、という3つの主な熱移動経路がある。これらのうち、導波管(あるいは温度層)と接触しているバルブの表面では、伝導がはるかに最も効率的な経路であり、ある例では、導波管本体(あるいは温度層)と接触している表面の熱移動の90%以上を占める。バルブの外側表面と導波管本体との間のインターフェースで、温度層(あるいは導波管物質の選択)とバルブと接触している表面面積を、熱伝導性を微調整するために選択すると、プラズマ/バルブの温度比率を最適化できる。
ある例では、マサチューセッツ州、ハーバードのHarbard Thermal, Inc.から市販されているTAS(登録商標)ソフトウェアパッケージを使用して、モデリングすることができる。その他の同様なパッケージのように、TAS(登録商標)は、業界規格のSINDA(Systems−Improved Numeric Differentiating Analyzer)コードベースである。ユーザーインターフェースからモデル化されているシステムの幾何、温度属性、熱源/放熱板を特定すると、有限差分アルゴリズムを使用するメッシュ発生と数値解法が行われる。
ある例では、プラズマは、直径が1ミリ(mm)で長さが5mmの均一管としてモデル化されたが、120Wの熱入力を均一に消散する。バルブは、内径が5mm、内側の長さが8mm、側壁の厚さが2mmで、上下のキャップの厚さが2.5mmの水晶円筒形としてモデル化された。導波管本体は、高さが20mmで外径が36mmの固体アルミナ円筒形としてモデル化された。バルブの上部のキャップの上部は、本体の上部表面から2.5mm突出した。温度層(熱フラックス調整装置として機能)は、0.5mmの層としてモデル化されて、熱伝導は、0.05から1W/mkの範囲でパラメータ的に変えられた。比較のために、純粋な単独水晶酸化アルミナは、室温で約40W/mkの熱伝伝導を有するが、400℃の空気は、約0.05W/mkの熱伝導性を有する。従って、モデル化された範囲の下限は、バルブの長いほうの外側の表面と開口の内側表面との間の空隙が「存在しない」場合を表す。
この例では、設計温度の上限の1200℃は、バブル壁に選択されたが、1500℃の推奨の使用温度よりも数百度低い。典型的な実施例では、この温度差は、約100℃から約500℃の範囲、あるいは、ここに組み入れられる任意の範囲にすることが可能である。その他の温度制限は、その他の物質に選択することができる。ある実施例では、このモデルは、温度層の熱伝導が約0.6W/mkの場合には約6350度Kのプラズマ最高温度を示した。熱伝導が高くなると、バルブ壁の温度が低くなるが、プラズマの最高温度が低くなり、明度が落ちるという不利益が発生する。バルブと直接接触している固体のアルミナ導波管本体は、熱伝導が20から40W/mKで、プラズマ温度が低くなり、明度が落ちる。一方で、空気により囲まれる水晶バルブは、水晶への損傷を避けるためにバルブを低温に維持するために、低い電力(低い明度で)で操作することが必要である。温度が高い物質を使用する典型的な実施例(アルミナ導波管本体の部分から形成された壁を有するバルブなど)は、もっと高温で操作できて、異なる熱伝導を持つ物資を使用することができる。上記のように、バルブの端は、バルブ内側のプラズマ領域より延在する(例えば、導波管の表面より延在するバルブ)。
典型的な実施例では、固体導波管、一部が導波管の表面と接触する放熱板、バルブと導波管の間の熱伝導の低い物質、および小型バルブを使用することにより、80ルーメン/ワットから120ルーメン/ワット、あるいは、組み入れられる任意の範囲の発光効率を実現することができる。典型的な実施例の合計明度は、100から150ワット、あるいは組み入れられる任意の範囲で、8000から12000ルーメン、あるいは、組み入れられる任意の範囲、あるいは、これ以上を実現することができる。例えば、典型的な実施例に従うランプは、約100ワットの電力で、10,000ルーメン以上の合計明度を有することができる。別の例では、典型的な実施例に従うランプは、約150ワットの電力で、12,000ルーメン以上の合計明度を有することができる。これらの結果は、初期および、100時間、1000時間、10000時間のランプ操作など、さまざまなベンチマーク後の両方で実現することができる。さらに、バルブ表面の温度をバルブ物質の使用温度以下に維持することにより、そして、バルブの端を導波管の表面の外側に延在することにより(そして、プラズマの最高温度領域から離れて)、バルブへの損傷を避けることができる。例えば、10000ルーメン以上で100時間、1000時間、または10000時間のランプ操作後でも、水晶を融解せずに、また、水晶の透過性が顕著に低下することなく(例えば、バルブの任意の領域の透過が5−20%以上、または組み入れられる任意の範囲で失われることなく)、上記の発光効率と合計明度を実現することができると考えられる。これらは例に過ぎず、その他の典型的な実施例では、これを上回るあるいは下回る明度を実現することができる。
上記の方法は、無電極バルブと電極を含むバルブ両方で、熱損失を制御するために使用することができる。バルブは、水晶、サファイヤ、あるいは、その他の物質の放電エンベロープから形成することができる。あるいは、導波管またはランプ本体の壁から一部を形成することができる。バルブは、無電極にすることができて、導波管またはコイルを使用して、バウルに電力を連結する。あるいは、放電が維持される場所の間にタングステンおよび/あるいはその他の物質を備えるバルブ内の1組の放電電極を使用することができる。電源は、放電を行うために、電極に電力を供給する。バルブ壁と少なくとも部分が接触するように、放熱板を配置することができる。典型的な実施例では、放熱板は、プラズマが形成されるバルブの放電領域周辺のバルブ壁と少なくとも部分的に接触することができる(例えば、電極のあるバルブの電極間の領域)。放熱板は、2よりも大きい誘電率のある誘電体など、固体物質を備えることができる。典型的な実施例では、アルミナまたはアルミナ粉を使用できる。その他の典型的な実施例では、上記の任意の温度層を使用できる。典型的な実施例では、放熱板は、バルブと導波管またはランプ本体、あるいは以上の組み合わせとの間の導波管または固体のランプ本体あるいは温度層にすることができる。放熱板は、バルブの壁からの伝導性の熱損失のための経路を提供する。典型的な実施例では、熱伝導性は、0.5から50ワット/メートルケルビン(W/mK)の範囲、あるいはここに組み入れられる任意の範囲にすることができる。放熱板の熱伝導性と、放熱板とバルブ壁の間の接触面積は、バルブの壁の温度はバルブ物質を破損するレベル以下、あるいは、充填物、バルブ物質および/または電極物質の間に顕著な壁の反応を発生させるレベル以下に維持するように、構成することができる。典型的な実施例では、放熱板と、放熱板とバルブ壁との間の接触面積は、高い発光効率と長いランプの耐用期間のために、バルブの内壁の負荷が約1.5W/mm以上で有効になるように構成することができる。上記のように、これらの温度管理技法を使用して、80から120ルーメン/ワット、あるいは組み入れられる任意の範囲の発光効率と、12000ルーメン以上の高い合計明度を実現することができる。
本発明のプラズマランプは、点のような明るい、白色の光源を提供するために使用できる。
直角プリズム形の誘電体の導波管本体を含む、従来の技術によるプラズマランプの模式図である。 円筒形の誘電体の導波管本体を含む、従来の技術によるプラズマランプを模式的に表す。 本発明の第1の典型的な実施例に従う、誘電層により底面の陥凹から離間した開口を含む、円筒形の誘電体導波管本体の遠近断面図である。 第2の典型的な実施例に従う、誘電層により底面の陥凹から離間した開口を含む、直角プリズム形の誘電体導波管本体の遠近断面図である。 図2の開口にバルブを備えた導波管本体を、図2の4A−4Aの直線に沿って切断した断面図である。 図3の開口にバルブを備えた導波管本体を、図3の4B−4Bの直線に沿って切断した断面図である。 第1または第2の典型的な実施例に従うプラズマランプの模式図であるが、誘電体導波管本体は増幅器に連結されて、外部のマイクロプロセッサが増幅器と位相器を制御する。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 典型的な実施例に関連して使用できる典型的なバルブ構成を示す図である。 第3の典型的な実施例に従う、円筒形の誘電体導波管本体の遠近断面図であり、底面の陥凹のある通信部に円筒形の開口を含む。 第4の典型的な実施例に従う、直角プリズム形の誘電体導波管本体の遠近断面図であり、底面の陥凹のある通信部に円筒形の開口を含む。 図5の開口にバルブを備えた導波管本体を、図5の7A−7Aの直線に沿って切断した断面図である。 図6の開口にバルブを備えた導波管本体を、図6の7B−7Bの直線に沿って切断した断面図である。 第3または第4の典型的な実施例に従うプラズマランプの模式図であるが、誘電体導波管本体は増幅器に連結されて、外部のマイクロプロセッサが増幅器と位相器を制御する。 第5の典型的な実施例に従う、円筒形の誘電体導波管本体の遠近断面図であり、上面の陥凹、底面の陥凹、上面と底面の陥凹のある通信部に円筒形の開口を含む。 第6の典型的な実施例に従う、直角プリズム形の誘電体導波管本体の遠近断面図であり、上面の陥凹、底面の陥凹、上面と底面の陥凹のある通信部に円筒形の開口を含む。 図8の開口にバルブを備えた導波管本体を、図8の10A−10Aの直線に沿って切断した断面図である。 図9の開口にバルブを備えた導波管本体を、図9の10B−10Bの直線に沿って切断した断面図である。 第5または第6の典型的な実施例に従うプラズマランプの模式図であるが、誘電体導波管本体は増幅器に連結されて、外部のマイクロプロセッサが増幅器と位相器を制御する。 図2、図3、図5または図6の導波管本体の電界強度の有限要素モデル(FEM)シミュレーションに使用された、図4A、図4B、図7Aまたは図7Bの断面図の寸法パラメータを示す図である。 900MHzでの操作と、本体の基本波モード周波数での共振に設計された図5の導波管本体のFEMシミュレーションされた電界強度を示す図である。 2.15GHzでの操作と、本体の基本波モード周波数での共振に設計された図5の導波管本体のFEMシミュレーションされた電界強度を示す図である。 固定した本体の厚さと円筒の直径、および固定された陥凹の直径と開港の直径に対する寸法パラメータg(図11を参照)に対して、900MHzでの操作に設計された図5の導波管本体の基本波モード周波数の感度を示す図である。 固定した本体の厚さと円筒の直径、および固定された陥凹の直径と開港の直径に対する寸法パラメータgに対して、2.15GHzでの操作に設計された図5の導波管本体の基本波モード周波数の感度を示す図である。 典型的な実施例に従う、円筒形の導波管本体の断面の直径を示す図である。 典型的な実施例に従う、四角形の導波管本体の断面の対角線を示す図である。 典型的な実施例に従う円筒形の導波管本体の2点間の最大距離を示す図である。 典型的な実施例に従う長方形の導波管本体の2点間の最大距離を示す図である。 典型的な実施例に従う形の導波管と円筒形の導波管のための周波数の関数として、波長に対する直径の比を示すグラフである。 典型的な実施例に従う形の導波管と四角形の導波管のための周波数の関数として、波長に対する対角線の比を示すグラフの図である。 本体の直径の関数として、どちらも2GHzの操作に設計されている場合に、図5の導波管本体の基本波モード周波数と円筒形の図1Bの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Bの本体の直径を図5の本体の直径に対する比として図16Aのデータをグラフに表した図である。 本体の体積の関数として、どちらも2GHzの操作に設計されている場合に、図5の導波管本体の基本波モード周波数と円筒形の図1Bの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Bの本体の体積を図5の本体の体積に対する比としての図17Aのデータをグラフに表した図である。 本体の対角線の関数として、どちらも2GHzの操作に設計されている場合に、図6の導波管本体の基本波モード周波数と直角プリズムの図1Aの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の機能として、図1Aの本体の対角線を図6の本体の対角線に対する比として図18Aのデータをグラフに表した図である。 本体の体積の関数として、どちらも2GHzの操作に設計されている場合に、図6の導波管本体の基本波モード周波数と四角形の図1Aの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Aの本体の体積を図6の本体の体積に対する比としての図19Aのデータをグラフに表した図である。 本体の直径の関数として、どちらも1GHzの操作に設計されている場合に、図5の導波管本体の基本波モード周波数と円筒形の図1Bの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Bの本体の直径の図5の本体の直径に対する比としての図20Aのデータをグラフに表した図である。 本体の体積の関数として、どちらも1GHzの操作に設計されている場合に、図5の導波管本体の基本波モード周波数と円筒形の図1Bの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Bの本体の体積を図5の本体の体積に対する比としての図21Aのデータをグラフに表した図である。 本体の対角線の関数として、どちらも1GHzの操作に設計されている場合に、図6の導波管本体の基本波モード周波数と直角プリズムの図1Aの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の機能として、図1Aの本体の対角線を図6の本体の対角線に対する比として図22Aのデータをグラフに表した図である。 本体の体積の関数として、どちらも1GHzの操作に設計されている場合に、図6の導波管本体の基本波モード周波数と長方形の図1Aの導波管本体の基本波モード周波数とを比較する図である。 基本波モード周波数の関数として、図1Aの本体の体積を図6の本体の体積に対する比として図23Aのデータをグラフに表した図である。 第7の典型的な実施例に従い、円筒形または直角プリズム形の導波管本体の断面図で、誘電体導波管本体内の高伝熱物質のスリーブ内の開口内のバルブを含む。 第8の典型的な実施例に従い、円筒形または直角プリズム形の導波管本体の断面図で、底面に陥凹を有する誘電体導波管本体内の高伝熱物質のスリーブ内の開口内のバルブを含む。 第9の典型的な実施例に従う導波管本体を備えるランプの断面図である。 典型的な実施例に従うランプの側面図で、典型的な実施例に従い、ドライブプローブへの接続子と、フィードバックプローブへの接続子を備えている。 点火から安定状態までのランプ操作の間の周波数の関数として、図27Aのランプで、ドライブプローブのためのポートとフィードバックプローブのためのポートとの間の連結を図説するチャートである。 典型的な実施例に従い、ランプを操作するための方法の流れ図である。 典型的な実施例に従い、明度を調整するための方法の流れ図である。 第10の典型的な実施例に従う導波管本体を備えるランプの断面図である。 第11の典型的な実施例に従う導波管本体を備えるランプの断面図である。 典型的な実施例に従う背面板と放熱板組立の透視図である。 典型的な実施例に従う背面板と放熱板組立の透視図である。
符号の説明
40 円筒形導波管本体
42 開口
44 陥凹
46 誘電体の層
50 プラズマバルブ
52・54 プローブ
80 導波管本体
100 導波管本体

Claims (197)

  1. プラズマランプであって、
    導波管本体と、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、
    第1の領域、第2の領域および第3の領域の少なくとも3つの領域を有する前記導波管と、
    第1の高さH1を有する前記第1の領域と、第2の高さH2を有する前記第3の領域と、
    前記第1の領域と前記第3の領域の間に配置された前記第2の領域であって、
    前記第1の高さH1と前記第2の高さH2より少ない、前記第1の表面と前記第2の表面との間に厚さgを有する第2の領域と、
    前記第2の領域に隣接して配置されたバルブと、
    前記電源が前記第1の波長で前記導波管本体に供給されるとき、前記第1の領域と前記第3の電界強度よりも高い電界強度を前記第2の領域に提供するように成形された導波管本体と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  2. 請求項1に記載のプラズマランプであって、
    前記導波管本体は、2よりも大きい誘電率を有し、
    前記第1の周波数は、約0.5から2.5GHzの範囲にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  3. 請求項1に記載のプラズマランプであって、前記第2の領域の前記厚さgは、約5mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  4. 請求項3に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記第1の表面に開口を形成し、前記バルブの少なくとも一部分は、前記開口に配置されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  5. 請求項3に記載のプラズマランプであって、前記第1の表面は略平面であり、前記第1の領域、前記第2の領域および前記第3の領域全体に延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  6. 請求項3に記載のプラズマランプであって、前記第1の高さH1は、前記第2の領域の前記厚さgの少なくとも2倍である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  7. 請求項3に記載のプラズマランプであって、前記第2の高さH2は、前記第1の高さH1と同一である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  8. 請求項1に記載のプラズマランプであって、前記第1の領域と前記第3の領域は連続し、前記第2の領域を囲む周辺領域を形成する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  9. 請求項1に記載のプラズマランプであって、前記第1の領域に埋め込まれた第1のプローブをさらに備え、前記プローブは前記電源に連結されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  10. 請求項9に記載のプラズマランプであって、前記第3の領域に埋め込まれた第2のプローブをさらに備え、前記第2のプローブは前記電源に連結されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  11. 請求項2に記載のプラズマランプであって、
    前記第2の領域の前記厚さgは、約5mm未満であり、
    前記導波管本体は、前記第2の領域に開口を形成し、前記バルブの少なくとも一部分は前記開口に配置されており、
    前記第1の高さH1は、前記第2の領域の前記厚さgの少なくとも2倍であり、
    前記第2の高さH2は、前記第2の領域の前記厚さgの少なくとも2倍である、ことを特徴とするプラズマランプ
  12. 請求項11に記載のプラズマランプであって、前記導波管は略平面である第1の表面を有するとともに、前記第1の領域、前記第2の領域および前記第3の領域に延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  13. プラズマランプであって、
    約10mm未満の厚さのある領域を有する導波管本体と、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、
    厚さ10mm未満の前記導波管本体の前記領域に隣接して配置されたバルブと、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  14. 請求項13に記載のプラズマランプであって、
    前記導波管本体は、2よりも大きい誘電率を有し、
    前記第1の周波数は、約0.5から2.5GHzの範囲にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  15. 請求項14に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の前記領域の厚さは、約5mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  16. 請求項13に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は開口を形成し、前記バルブの少なくとも一部分は、前記開口に配置されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  17. 請求項16に記載のプラズマランプであって、前記バルブの外寸の長さは、前記導波管本体の前記領域の前記厚さよりも大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  18. 請求項14に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は開口を形成し、前記バルブの少なくとも一部分は前記開口に配置され、前記バルブの内寸の長さは、前記導波管本体の前記領域の前記厚さよりも大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  19. 請求項16に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記第1の周波数で共振するように成形されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  20. 請求項13に記載のプラズマランプであって、前記誘電率は約20未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  21. 請求項13に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記第1の領域に隣接する第2の領域を有し、前記第2の領域は、前記第1の領域の厚さの少なくとも2倍である高さHである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  22. 請求項21に記載のプラズマランプであって、前記第2の領域に埋め込まれたプローブをさらに備え、前記プローブは前記電源に連結されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  23. 請求項19に記載のプラズマランプであって、前記周波数は2.2GHz未満であり、前記導波管本体の誘電率は10未満であり、前記バルブの重心軸に対して直角な前記導波管本体の任意の断面上の任意の2点間の最大距離は、6cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  24. 請求項19に記載のプラズマランプであって、前記周波数は、2.2GHz未満であり、前記導波管本体の誘電率は10未満であり、前記導波管本体の体積は7cmである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  25. 請求項19に記載のプラズマランプであって、前記周波数は1GHz未満であり、前記導波管本体の誘電率は10未満であり、前記バルブの重心軸に対して直角な前記導波管本体の任意の断面上の任意の2点間の最大距離は、7cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  26. 請求項19に記載のプラズマランプであって、前記周波数は、1GHz未満であり、前記導波管本体の誘電率は10未満であり、前記導波管本体の体積は30cmである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  27. プラズマランプであって、
    少なくとも第1の外端と第2の外端を有するバルブと、
    第1の表面と第2の表面を有し、前記第1の表面から前記導波管本体を通って前記第2の表面まで延在する開口を形成している導波管本体と、
    前記導波管本体の前記第1の表面から突出している前記バルブの前記第1の端と、前記導波管本体の前記第2の表面から突出している前記バルブの前記第2の端とを有する前記開口に配置された前記バルブの一部分と、
    前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  28. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の誘電率は2を超える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  29. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記バルブは円筒形である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  30. 請求項29に記載のプラズマランプであって、アルミナ粉末の層が前記バルブと前記導波管本体との間に配置されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  31. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記バルブの前記第1の端は、前記導波管本体の前記第1の表面より約2mmから7mmの範囲で長く延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  32. 請求項28に記載のプラズマランプであって、前記バルブの前記第1の端は、前記導波管本体の前記第1の表面より少なくとも2mm長く延在し、前記バルブの前記第2の端は、前記導波管本体の前記第2の表面より少なくとも2mm長く延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  33. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記バルブの前記第1の端と前記第2の端の外寸の長さは20mm未満で、内径は1から25mmの範囲で、壁の厚さは0.5から4mmの範囲である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  34. 請求項32に記載のプラズマランプであって、前記バルブの前記第1の端と前記第2の端の外寸の長さは20mm未満で、内径は1から25mmの範囲で、壁の厚さは0.5から4mmの範囲である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  35. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記バルブは、前記第1の端と前記第2の端との間の外寸の長さを有し、前記バルブの前記第1の端は、前記導波管本体の前記第1の表面よりも、前記バルブの外寸の長さの少なくとも10%で前記バルブの外寸の長さの50%未満だけ、長く延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  36. 請求項28に記載のプラズマランプであって、前記バルブは、前記第1の端と前記第2の端の外寸の長さを有し、前記バルブの前記第1の端は、前記導波管本体の前記第1の表面よりも、前記バルブの外寸の長さの少なくとも10%の距離だけ、長く延在し、前記バルブの前記第2の端は、前記導波管本体の前記第2の表面よりも、前記バルブの前記外寸の長さの少なくとも10%の距離だけ、長く延在する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  37. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記バルブの内部体積は750mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  38. 請求項36に記載のプラズマランプであって、前記バルブの前記第1の端と前記第2の端との間の外寸の長さは20mm未満であって、内部体積は750mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  39. 請求項27に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、陥凹領域を形成し、前記第1の表面は前記陥凹領域にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  40. 請求項28に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、陥凹領域を形成し、前記第1の表面は前記陥凹領域にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  41. 請求項28に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記第1の表面を含む第1の陥凹領域と、前記第2の表面を含む第2の陥凹領域とを形成する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  42. プラズマランプのために、プラズマに電源を供給する方法であって、
    開口を形成する導波管本体に、約50MHzから30GHzの範囲の第1の周波数で電源が連結されている場合に、共振モードを有するように設定されている前記導波管本体を提供するステップと、
    前記プラズマを含むバルブを提供するステップと、
    前記バルブの少なくとも第1の端は前記開口から突出している前記バルブを前記開口に配置するステップと、
    前記導波管本体が前記共振モードで共振するように、前記第1の周波数で前記導波管本体に電源を供給するステップと、
    前記導波管本体から前記バルブの前記プラズマに電源を連結するステップと、を備えることを特徴とするプラズマランプのためにプラズマに電源を供給する方法。
  43. 請求項42に記載の方法であって、前記バルブの第2の端は前記開口から突出している、ことを特徴とするプラズマランプのためにプラズマに電源を供給する方法。
  44. 請求項43に記載の方法であって、前記第1と前記第2の端はそれぞれ、前記開口から、少なくとも2mm突出するように、前記バルブを配置するステップをさらに備える、ことを特徴とするプラズマランプのためにプラズマに電源を供給する方法。
  45. 請求項44に記載の方法であって、前記バルブは、前記第1の端と前記第2の端との間の外寸の長さを有する、20mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプのためにプラズマに電源を供給する方法。
  46. 請求項45に記載の方法であって、前記第1と前記第2の端は、それぞれ、前記開口から、前記バルブの前記長さの少なくとも10%突出するように、前記バルブを配置するステップをさらに備える、ことを特徴とするプラズマランプのためにプラズマに電源を供給する方法。
  47. 光を生成する方法であって、
    約50MHzから30GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、共振モードを有するように設定されている導波管本体を提供するステップと、
    プラズマを含むバルブを提供するステップと、
    前記導波管本体に隣接して前記バルブを配置するステップと、
    前記導波管本体が前記共振モードで共振するように、前記第1の周波数で前記導波管本体に電源を供給するステップと、
    前記プラズマが前記バルブの少なくとも1つの内端から離間した領域に集光されるように、前記導波管本体から前記バルブの一部分に電源を連結するステップと、を備えることを特徴とする光を生成する方法。
  48. 請求項47に記載の方法であって、前記プラズマは、前記バルブの前記内端から、少なくとも1mm離間している前記バルブの中間領域に集光される、ことを特徴とする光を生成する方法。
  49. 請求項47に記載の方法であって、前記プラズマは、前記バルブの前記内端から、少なくとも2mm離間している前記バルブの中間領域に集光される、ことを特徴とする光を生成する方法。
  50. プラズマランプであって、
    導波管本体と、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、
    前記導波管本体の領域に隣接して配置されるバルブと、を備え、
    前記バルブに隣接している前記導波管本体の前記領域の厚さは、前記バルブの前記外寸の長さより小さい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  51. 請求項50に記載のプラズマランプであって、
    前記導波管本体は、2よりも大きい誘電率を有し、
    前記第1の周波数は、約0.5から2.5GHzの範囲にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  52. 請求項51に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の前記領域の厚さは、約5mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  53. 請求項51に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は開口を形成し、前記バルブの少なくとも一部分は、前記開口に配置されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  54. 請求項51に記載のプラズマランプであって、前記バルブに隣接している前記導波管本体の前記領域の厚さは、前記バルブの前記内寸の長さより小さい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  55. 請求項53に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記第1の周波数で共振するように成形されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  56. 光源であって、
    有効な誘電率が2を超える物質を備える導波管本体であって、
    約600MHzから2.3GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定される導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブであって、
    前記電源が前記導波管本体から前記バルブに連結されると、プラズマを発する光を形成する充填物を含むバルブと、
    前記導波管本体から離れた前記バルブから光が放たれる方向に、前記バルブの中心を通って画定される重心軸と、
    前記重心軸に対して直交する前記導波管本体の断面であって、前記断面上の任意の2点間の最大距離は、少なくとも、前記重心軸に直交する前記導波管本体のその他の任意の断面上の任意の2点間の最大距離と同一の大きさである断面と、を備え、
    前記断面上の任意の2点間の最大距離を、前記有効な誘電率を有する物質における前記電源の波長で除した比率は、0.75未満である、ことを特徴とする光源。
  57. 請求項56に記載の光源であって、前記比率が0.6未満である、ことを特徴とする光源。
  58. 請求項56に記載の光源であって、前記有効な誘電率は10以下である、ことを特徴とする光源。
  59. 請求項56に記載の光源であって、前記周波数は約800MHzから1.2GHzの範囲であり、前記比率は0.5未満である、ことを特徴とする光源。
  60. 請求項56に記載の光源であって、前記有効な誘電率は10以下である、ことを特徴とする光源。
  61. 光源であって、
    効な誘電率が2を超える物質を備える導波管本体であって、
    約600MHzから2.3GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブであって、
    電源が前記導波管本体から前記バルブに連結されると、プラズマを発する光を形成する充填物を含むバルブと、
    前記導波管本体の任意の2点間の最大距離と、を備え、
    前記導波管本体の任意の2点間の最大距離を、前記有効な誘電率を有する物質における前記電源の波長で除した比率は、0.75未満である、ことを特徴とする光源。
  62. 請求項61に記載の光源であって、前記比率が0.6未満である、ことを特徴とする光源。
  63. 請求項61に記載の光源であって、前記有効な誘電率は10以下である、ことを特徴とする光源。
  64. 請求項61に記載の光源であって、前記周波数は約800MHzから1.2GHzの範囲であり、前記比率は0.6未満である、ことを特徴とする光源。
  65. 請求項61に記載の光源であって、前記有効な誘電率は10以下である、ことを特徴とする光源。
  66. プラズマランプであって、
    2よりも大きい誘電率を有する導波管本体であって、
    約50MHzから2.3GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されており、
    陥凹を形成し、
    前記導波管本体を通じる任意の断面の最大対角線は、任意の断面の最大対角線より少なくとも10%短く、陥凹がないことを除くと、同一構成の参照導波管本体において前記第1の周波数で基本波共振モードを有効にすることが必要な導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  67. プラズマランプであって、
    2よりも大きい誘電率を有する導波管本体であって、
    約50MHzから2.3GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されており、
    陥凹を形成し、
    陥凹以外は同一構成の比較導波管本体において第1の周波数で基本波共振モードを有効にするために必要な外径よりも10%小さい外径Dを有する導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    前記第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  68. プラズマランプであって、
    2よりも大きい誘電率を有する導波管本体であって、
    約50MHzから2.3GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接するバルブであって、
    電源が前記導波管本体から前記バルブに連結されると、プラズマを発する光を形成する充填物を含むバルブと、
    前記導波管本体から離れた前記バルブから光が放たれる方向に、前記バルブの中心を通って画定される重心軸と、
    前記重心軸に対して直交する前記導波管本体の断面であって、前記断面上の任意の2点間の最大距離Dは、前記重心軸に直交する前記導波管本体のその他の任意の断面上の任意の2点間の最大距離と少なくとも同一の大きさである断面と、
    同一の誘電率、同一の高さH、および前記断面上の任意の2点間の最大距離Dに等しい直径を有する円筒状の比較導波管本体において、前記第1の周波数で、前記基本波共振モードを有効にするために必要な体積よりも少なくとも10%少ない体積を有する前記導波管本体と、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  69. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記誘導率は20未満で前記体積は20cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  70. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記誘導率は10未満で前記体積は30cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  71. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記円筒状の参照導波管本体において前記第1の周波数で前記基本波共振モードを有効にするために必要な前記体積よりも少なくとも25%小さい体積を有する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  72. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記第1の周波数は2.3GHz未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  73. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記第1の周波数は1GHz未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  74. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記第1の周波数は600MHz未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  75. 請求項68に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の体積は30cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  76. 請求項73に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の体積は30cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  77. プラズマランプであって、
    2よりも大きく、約20より小さい誘電率を有する導波管本体であって、
    前記導波管本体の体積は約4cm未満であって、
    約50MHzから2.5GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  78. プラズマランプであって、
    2よりも大きく、約10より小さい誘電率を有する導波管本体であって、
    前記導波管本体の体積は約7cm未満であって、
    約50MHzから2.5GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  79. プラズマランプであって、
    2よりも大きく、約20より小さい誘電率を有する導波管本体であって、
    前記導波管本体の体積は約25cm未満であって、
    約0.5から1GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  80. プラズマランプであって、
    2よりも大きく、約10より小さい誘電率を有する導波管本体であって、
    前記導波管本体の体積は約40cm未満であって、
    約50MHzから1GHzの範囲の第1の周波数で電源が前記導波管本体に連結されている場合に、基本波共振モードを有するように設定されている導波管本体と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブと、
    第1の周波数で前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、を備えることを特徴とするプラズマランプ。
  81. 請求項80に記載のプラズマランプであって、前記体積は30cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  82. 請求項80に記載のプラズマランプであって、前記体積は25cm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  83. プラズマランプであって、
    2よりも大きい誘電率を有する物質を備える導波管本体であって、
    前記導波管の外側表面上に伝導性のコーティングを有する導波管本体と、
    前記導波管に連結される少なくとも1つのプローブと、
    前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結された電源と、
    前記導波管本体に隣接して配置されるバルブであって、
    電源が前記バルブに連結されると、プラズマを発する光を形成する充填物を少なくともバルブの壁に含むバルブと、
    操作中、前記バルブの伝導性の熱損失の経路を提供する前記導波管と、
    前記バルブの少なくとも1部は、周囲の環境に露出しており、前記バルブの前記露出部分は、放射および周囲の環境への非放射熱損失により、熱損失を提供するバルブと、を備え、
    前記電源は、約50ワットから250ワットの範囲で電気を供給し、
    前記導波管本体に供給される電源の1ワットあたり少なくとも80ルーメンのレベルで、光が前記バルブから放射されるように、前記バルブからの非放射性の熱損失を制限しながら、前記導波管本体の前記熱伝導、前記バルブのサイズ、および周囲の環境に露出した前記バルブの前記部分は、バルブの壁の温度をバルブを損傷するレベルより下に維持するように構成される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  84. 請求項83に記載のプラズマランプであって、周辺環境の空気を循環させるためのファンをさらに備え、前記ファンは、前記導波管に供給される電力1ワットあたり少なくとも80ルーメンのレベルで、光がバルブから放射されるように、前記バルブからの伝熱および対流の熱損失を制限しながら、バルブ壁の温度をバルブが損傷するレベルより下に維持するように、周辺環境の空流を制御するように構成される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  85. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体と前記バルブの間に第2の物質層をさらに備え、前記第2の物質は、前記導波管本体の前記物質よりも低い伝熱性を有する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  86. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体の背面の部分と接触する放熱板をさらに備え、前記背面の前記部分は、前記導波管本体の前記背面の面積の半分よりも小さい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  87. 請求項86に記載のプラズマランプであって、前記放熱板は、プローブ周囲に配置されたガスケットを備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  88. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導電性材料は、前記バルブに隣接する領域を除き、前記導波管本体の前記外表面全体を覆う、ことを特徴とするプラズマランプ。
  89. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導電性材料は金属塗料である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  90. 請求項89に記載のプラズマランプであって、前記金属塗料は熱処理されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  91. 請求項90に記載のプラズマランプであって、前記金属塗料は銀塗料である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  92. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導波管に供給される電源の1ワットあたり少なくとも100ルーメンのレベルで、光が前記バルブから放射するように、前記バルブからの非放射性の熱損失を制限しながら、前記導波管本体の前記熱伝導、前記バルブのサイズ、および周囲の環境に露出した前記バルブの前記部分は、バルブの壁の温度をバルブを損傷するレベルより下に維持するように構成される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  93. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記電源は、全体の明度が少なくとも10,000ルーメンのランプから光を放射するようなレベルで提供される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  94. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記電源は、全体の明度が少なくとも12,000ルーメンのランプから光を放射するようなレベルで提供される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  95. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記バルブは石英のエンベロープを備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  96. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記バルブの内寸の長さは、15mm未満で、内径は10mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  97. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記充填物は臭化インジウムである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  98. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記電力は、600MHzから3GHzの範囲の周波数で供給され、前記放熱板はプローブに電磁波干渉シールドを提供する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  99. 請求項84に記載のプラズマランプであって、前記シールドは10メートルで49.5dBuV/m未満の電界を提供する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  100. 請求項83に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体は、前記電力が前記導波管本体に供給されると共振するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  101. 請求項100に記載のプラズマランプであって、さらに、前記導波管本体と前記バルブの間に第2の物質層を備え、前記第2の物質は、前記導波管本体の前記物質よりも低い伝熱性を有する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  102. 請求項92に記載のプラズマランプであって、前記導電性材料は、前記バルブに隣接する領域を除き、前記導波管本体の前記外表面全体を覆い、熱処理された金属塗料を備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  103. 請求項92に記載のプラズマランプであって、前記電力は、全体の明度が少なくとも12,000ルーメンのランプから光が放射されるようなレベルで提供される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  104. 請求項103に記載のプラズマランプであって、前記バルブは石英のエンベロープを備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  105. 請求項104に記載のプラズマランプであって、前記バルブの内寸の長さは、15mm未満で、内径は10mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  106. 請求項105に記載のプラズマランプであって、前記導電性材料は、前記バルブに隣接する領域を除き、前記導波管本体の前記外表面全体を覆い、熱処理された金属塗料を備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  107. 請求項106に記載のプラズマランプであって、前記電力は600MHzから3GHzの範囲の周波数で供給される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  108. プラズマランプであって、
    バルブ壁を有するバルブと、
    前記電力が前記バルブに連結されると光を発するプラズマを形成する充填物を含む前記バルブに電力を連結するための電源と、
    前記バルブの表面と接触して、操作中前記バルブの伝導性熱損失の経路を提供する固体物質とを備え、
    前記バルブの少なくとも1部は、周囲の環境に露出しており、前記バルブの前記露出部分は、放射および周囲の環境への非放射熱損失により、熱損失を提供し、
    前記電源は、約50ワットから250ワットの範囲で電力を供給し、
    前記導波管本体に供給される電源の1ワットあたり少なくとも80ルーメンのレベルで、光が前記バルブから放射されるように、前記バルブからの非放射性の熱損失を制限しながら、前記固体物質の前記熱伝導、前記バルブのサイズ、および周囲の環境に露出した前記バルブの前記部分は、バルブの壁の温度をバルブを損傷しないレベル以下に維持するように構成される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  109. 請求項108に記載のプラズマランプであって、前記固体物質はランプ本体を形成し、前記電源は前記ランプ本体から前記バルブに連結される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  110. 請求項108に記載のプラズマランプであって、前記導波管本体に供給される電源の1ワットあたり少なくとも100ルーメンのレベルで、光が前記バルブから放射されるように、前記バルブからの非放射性の熱損失を制限しながら、前記固体物質の前記熱伝導、前記バルブのサイズ、および周囲の環境に露出した前記バルブの前記部分は、バルブの壁の温度をバルブ壁を損傷しないレベル以下に維持するように構成される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  111. 光を生成する方法であって、
    2よりも大きい誘電率を有する物質を備える導波管本体を提供するステップと、
    前記導波管の外側表面上に伝導性の膜を提供するステップと、
    約50ワットから250ワットの範囲で、前記導波管本体からバルブに電力を連結するステップと、
    前記バルブに光を発するプラズマを形成するステップと、
    前記導波管から、前記バルブの伝導性の熱損失の経路を提供するステップと、
    前記バルブの部分を周辺環境に露出するステップと、
    前記導波管に供給される電力の1ワットあたり少なくとも80ルーメンのレベルでバルブから光が放射するように、バルブからの非放射性熱損失を制限しながら、バルブ壁の温度をバルブを損傷するレベル以下に維持するように、前記導波管本体からの伝導性熱損失と、周辺環境への非放射性熱損失を制御するステップと、を備えることを特徴とする光を生成する方法。
  112. 請求項111に記載の方法であって、前記導波管に供給される電力1ワットあたり少なくとも100ルーメンのレベルで、前記バルブから光が放射されるように、前記導波管本体からの前記伝導性熱損失と前記周辺環境への非放射性の熱損失を制御するステップをさらに備える、ことを特徴とする光を生成する方法。
  113. 請求項111に記載の方法であって、周辺環境で空気を循環するステップをさらに備える、ことを特徴とする光を生成する方法。
  114. 請求項111に記載の方法であって、前記バルブからの全明度が12、000ルーメンで提供するに十分なレベルで電力を提供するステップをさらに備える、ことを特徴とする光を生成する方法。
  115. 請求項111に記載の方法であって、前記導波管本体の物質よりも伝熱性が低い物質の層を、前記導波管と前記バルブの間に提供するステップをさらに備える、ことを特徴とする光を生成する方法。
  116. 光を生成する方法であって、
    放電エンベロープと、
    その間にタングステンおよび/または放電が維持される金属を備える1対の放電電極と、
    少なくとも部分的に前記放電エンベロープのバルブ部分と接触する放熱板と、を備え、
    前記放熱板の前記伝熱性は、前記エンベロープの壁の温度が前記エンベロープの物質を損傷するレベル、または、充填材料、前記ベンベロープ物質および/または電極物質との間で実質的な壁の反応を発生させるレベル以下に維持され、高い発光効率とランプの寿命を延ばすために、1.5W/mm以上で内側の壁の負荷を可能にする、ことを特徴とする光を生成する方法。
  117. プラズマランプであって、
    2よりも大きい誘電率を有する導波管本体と、
    前記導波管に隣接するバルブであって、電力が前記導波管本体に適用されると、プラズマを形成する充填物を含むバルブと、
    前記導波管本体に電力を供給するように、前記導波管本体に連結されたドライブプローブであって、前記バルブ内の前記プラズマの点火と、点火後に前記バルブの前記プラズマを維持するための主電力を供給数量に構成されるドライブプローブと、
    前記ドライブプローブに電力を供給するための電源と、
    前記電源に連結された位相器と、を備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  118. 請求項117に記載のプラズマランプであって、フィードバックが得られるように前記導波管本体の連結されたフィードバックプローブをさらに備え、前記電源はフィードバックを増幅して、前記位相器が前記フィードバックの位相を偏移する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  119. 請求項117に記載のプラズマランプであって、前記位相器を制御するための制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記プラズマが点火後に位相を調整するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  120. 請求項117に記載のプラズマランプであって、前記位相器を制御するための制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記導波管に電力を供給するときと安定状態の操作の間の少なくとも2倍に位相を調整するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  121. 請求項117に記載のプラズマランプであって、前記ドライブプローブは、電力を前記導波管に供給するための唯一のプローブである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  122. 請求項118に記載のプラズマランプであって、前記位相器を制御するための制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記プラズマの点火時に少なくとも1回、および前記プラズマの点火後に少なくとも1回、前記位相を調整するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  123. 請求項117に記載のプラズマランプであって、前記位相器の制御と明度の制御のための制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記明度制御に応答して位相を調整するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  124. 請求項118に記載のプラズマランプであって、前記位相器の制御と明度の制御のための制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記明度制御に応答して位相を調整するように構成されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  125. 請求項124に記載のプラズマランプであって、前記明度制御は、前記バルブから発せられる光を感知するためのセンサを備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  126. 請求項124に記載のプラズマランプであって、前記明度制御は明度の設定を備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  127. 光を生成するための方法であって、
    2よりも大きい誘電率を有する物質を備える導波管本体を提供するステップと、
    前記導波管本体に隣接し、光を発するプラズマを形成する能力のある充填物を含むバルブを提供するステップと、
    電力を前記導波管本体に供給して、前記導波管本体から前記バルブに電力を連結するようにドライブプローブを使用するステップと、
    前記ドライブプローブから前記充填物をプラズマに点火するための主要電力を提供するためのステップと、
    前記ドライブプローブから点火後に前記プラズマを維持するための主要電力を提供するためのステップと、
    前記導波管本体からフィードバック信号を取得するためのステップと、
    前記フィードバック信号の位相を調整するステップと、
    前記ドライブプローブに供給される前記電力を調整するために、調整されたフィードバック信号を使用するステップと、を備えることを特徴とする光を生成するための方法。
  128. 請求項127に記載の方法であって、前記フィードバック信号の前記位相を調整するステップは、前記プラズマの点火時の第1の位相を調整するステップと、前記プラズマの点火後の第2の位相を調整するステップと、をさらに備える、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  129. 請求項128に記載の方法であって、前記第1の位相調整により、前記電力を、点火中の前記共振周波数とは異なる周波数で振動を発生させる、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  130. 請求項128に記載の方法であって、前記第1の位相調整により、点火中に前記電力の過剰連結を発生させる、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  131. 請求項128に記載の方法であって、前記第2の位相調整により、安定状態の操作に臨界的な連結を発生させる、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  132. 請求項130に記載の方法であって、前記第2の位相調整により、安定状態の操作に臨界的な連結を発生させる、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  133. 請求項128に記載の方法であって、前記第1の位相調整は、1秒未満の間維持される、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  134. 請求項133に記載の方法であって、発火の間に第2の位相調整が行われる、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  135. 請求項134に記載の方法であって、点火の間の前記第2の位相調整は、約1秒から30秒の間維持される、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  136. 請求項127に記載の方法であって、前記位相調整は、安定状態の操作の間、明度を調整するために使用される、ことを特徴とする光を生成するための方法。
  137. 光源の明度を調整するための方法であって、
    2よりも大きい誘電率を有する導波管を提供するステップと、
    電力を前記導波管本体に供給するためにフィードバックループを使用するステップと、
    電力を前記導波管本体から、プラズマを発する光に連結するステップと、
    前記プラズマから発する光の明度調整に応答して、前記フィードバックループで電力の位相を調整するステップと、を備えることを特徴とする光源の明度を調整するための方法。
  138. 請求項137に記載の方法であって、前記位相を調整するステップは、明度制御に応答して、前記位相を調整するステップをさらに備える、ことを特徴とする光源の明度を調整するための方法。
  139. 請求項138に記載の方法であって、前記明度制御は、前記バルブから発せられる光を感知するためのセンサをさらに備える、ことを特徴とする光源の明度を調整するための方法。
  140. 請求項138に記載の方法であって、前記明度制御は明度の設定をさらに備える、ことを特徴とする光源の明度を調整するための方法。
  141. 無電極のプラズマランプであって、
    2よりも大きい比誘電率を有する物質を備えるランプ本体と、
    前記ランプ本体に隣接し、RF電力が前記ランプ本体の充填物に連結されると、プラズマを形成する前記充填物を含むバルブと、
    前記ランプ本体に連結されたRFフィードと、
    RFフィードにより電力を前記ランプ本体に連結するための無線周波数(RF)電源と、を備え、前記バルブと前記RFのある点との間の最短距離は、前記ランプ本体の少なくとも1つの導電性材料を横断する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  142. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブは、前記プラズマランプから光が出て行く露出した一端と、露出していない一端を有し、前記バルブの前記露出していない一端と前記RFフィードとの間が最短距離である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  143. 請求項141または請求項142のいずれかの無電極プラズマランプであって、前記RFフィードは、細長いプローブであり、前記少なくとも1つの導電性材料は、前記細長いプローブと実質的に平行である表面を含む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  144. 請求項143に記載の無電極プラズマランプであって、前記少なくとも1つの導電性材料は、前記ランプ本体の伝導性膜に電気的に連結されている、ことを特徴とするプラズマランプ。
  145. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記導電性材料は、前記バルブと前記RFフィードから相隔たる、ことを特徴とするプラズマランプ。
  146. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの前記一端から、前記RFフィードの前記一端までの距離は10mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  147. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの前記一端から前記RFフィードの前記一端までの距離は、前記バルブの側面から前記RFフィードの一端までの距離より大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  148. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの前記一端と、前記導電性材料との間に誘電性物質をさらに備え、前記誘電性物質は、前記ランプ本体よりも低い伝熱性を有する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  149. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの前記一端から前記導電性材料までの距離は5mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  150. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記導電性材料は、円形の伝導性壁の一部である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  151. 請求項141に記載の無電極プラズマランプであって、前記導電性材料は、前記バルブの一端を囲む4つの伝導性壁の1つである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  152. 無電極のプラズマランプであって、
    2よりも大きい比誘電率を有する物質を備えるランプ本体と、
    前記ランプ本体に隣接し、RF電力が前記ランプ本体の充填物に連結されると、プラズマを形成する前記充填物を含むバルブと、
    無線周波数(RF)電力を供給するように、前記ランプ本体に連結されている第1のRFフィードと、
    前記ランプ本体からフィードバックを取得するように、前記ランプ本体に連結されている第2のRFフィードと、
    前記RFフィードから、前記ランプ本体に電力を連結するためのRF電源と、を備え、前記RF電源は、前記ランプ本体の共振モードの共振帯域幅内の周波数でRF電力を供給するように構成され、
    前記第2のRFフィードから、前記第1のRFフィードの中間点までの距離は、前記ランプ本体の第1の導電性材料を横断する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  153. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記第1のRFフィードの中点から、前記第1の導電性材料までの距離は5mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  154. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2のRFフィードの一端から、前記第1のRFフィードの中間点までの距離は、少なくとも第2の導電性材料を横断する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  155. 請求項154に記載の無電極プラズマランプであって、前記第1のプローブは、前記第2の導電性材料よりも前記第1の導電性材料のほうに近く、前記第2のプローブは、前記第1の導電性材料よりも前記第2の導電性材料のほうに近い、ことを特徴とするプラズマランプ。
  156. 請求項155に記載の無電極プラズマランプであって、前記第1のプローブは、前記ランプ本体の外壁よりも前記ランプ本体の重心軸のほうに近く、前記第2のプローブは、前記ランプ本体の重心軸よりも前記ランプの外壁のほうに近い、ことを特徴とするプラズマランプ。
  157. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記共振モードは、前記ランプ本体の基本波共振モードである、ことを特徴とするプラズマランプ。
  158. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの内部の体積は、約100mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  159. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの内部の体積は、約50mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  160. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、ドライブプローブをさらに備える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  161. 請求項160に記載の無電極プラズマランプであって、前記ドライブプローブは、直径が1.5mmより大きい円筒形である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  162. 請求項160に記載の無電極プラズマランプであって、前記ドライブプローブの長さは、10mmより大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  163. 請求項160に記載の無電極プラズマランプであって、前記ドライブプローブの一端は、前記ランプ本体の前面の3mm以内にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  164. 請求項160に記載の無電極プラズマランプであって、前記ドライブプローブの一端は、前記ランプ本体の前面の1.5mmを超える、ことを特徴とするプラズマランプ。
  165. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、RF電力は1GHz未満の周波数で前記ランプ本体に供給される、ことを特徴とするプラズマランプ。
  166. 請求項152に記載の無電極プラズマランプであって、前記ランプ本体の比誘電率は、9〜15の範囲にあり、前記RF電力の周波数は1GHz未満であり、前記ランプ本体の体積は、約10cmから30cmの範囲にある、ことを特徴とするプラズマランプ。
  167. 無電極のプラズマランプであって、
    2より大きい誘電率を有する誘電体であって、
    導電性材料で塗布された第1の領域と、前記導電性材料が塗布されていない第2の領域のある表面を有する誘電体と、
    前記誘電体の前記第2の領域に近似していて、外側表面の面積を有するバルブであって、
    前記第2の領域は、前記バルブの外側面の面積の約60%未満である塗布されていない表面面積を有するバルブと、
    前記誘電体の基本波モードで共振する周波数で、前記誘電体に無線周波数電力を供給するように、前記誘電体に連結された電源と、を備え、
    前記バルブは、前記無線周波数電力が、前記誘電体から前記第2の領域を通って供給されると、プラズマを形成する充填物を含む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  168. 請求項167に記載のプラズマランプであって、前記周波数は1GHz未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  169. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面面積は、約300mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  170. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面面積は、約150mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  171. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面面積は、約75mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  172. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面面積は、約50mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  173. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの内部体積は、約750mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  174. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの内部体積は、約150mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  175. 請求項167に記載のプラズマランプであって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの内部体積よりも、少なくとも5倍大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  176. 請求項167に記載のプラズマランプであって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの内部体積よりも、少なくとも10倍大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  177. 請求項167に記載のプラズマランプであって、前記第2の領域の塗布されていない表面面積は、前記バルブの前記外側表面積の50%未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  178. 請求項167に記載のプラズマランプであって、前記第2の領域の塗布されていない表面面積は、前記バルブの前記外側表面積の25%未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  179. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面は、前記バルブの細長い側に隣接する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  180. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面は、前記バルブの周辺を囲む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  181. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面は、プラズマの弧が形成される前記バルブの中間領域に隣接している、ことを特徴とするプラズマランプ。
  182. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域の前記塗布されていない表面面積や150mm未満であって、前記周波数は約1GHz未満であって、前記バルブの前記内部の体積は約750mm未満であって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの前記内部の体積の少なくとも5倍である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  183. 請求項167に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域の前記塗布されていない表面面積は、前記バルブの外側表面積の約50%未満であって、前記周波数は約1GHz未満であって、前記バルブの前記内部の体積は約750mm未満であって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの前記内部の体積の少なくとも10倍である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  184. 請求項183に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない表面面積は、約50mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  185. 請求項183に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない面が、前記バルブの細長い側に隣接する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  186. 請求項183に記載の無電極プラズマランプであって、前記塗布されていない面が、前記バルブの周辺を囲む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  187. 無電極のプラズマランプであって、
    2より大きい誘電率を有し、
    第1の領域と第2の領域を有する誘電体と、
    前記第1の領域に近接した電磁気境界状況を形成する導電性材料であって、前記導電性材料により形成される電磁気境界状況は、前記第2の領域までは延在しない導電性材料と、
    約150mm未満の表面積を有する前記第2の領域と、
    前記誘電体の前記第2の領域に近接するバルブと、
    前記誘電体に定常波を形成する周波数で、前記誘電体に無線周波電力を提供するように、前記誘電体に連結された電源を備え、前記周波数は約50MHzから3GHzの範囲にあり、
    前記バルブは、前記無線周波数電力が、前記誘電体から前記第2の領域を通って供給されると、プラズマを形成する充填物を含む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  188. 請求項187に記載の無電極プラズマランプであって、前記周波数は前記誘電体の共振周波数である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  189. 請求項187に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域は、前記バルブの細長い側に隣接する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  190. 請求項187に記載のプラズマランプであって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの内部体積よりも、少なくとも10倍大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  191. 請求項187に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域の表面面積は、約75mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  192. 無電極のプラズマランプであって、
    固体であって、
    第1の領域と第2の領域を有する誘電体と、
    前記第1の領域に近接した電磁気境界状況を形成する導電性材料であって、前記導電性材料により形成される電磁気境界状況は、第2の領域までは延在しない導電性材料と、
    前記誘電体の前記第2の領域に近似していて、外側表面積を有するバルブであって、
    前記第2の領域は、前記バルブの外側面の面積の約60%未満である表面積を有するバルブと、
    前記誘電体に定常波を形成する周波数で、前記誘電体に無線周波電力を提供するように、前記誘電体に連結された電源を備え、前記周波数は約50MHzから3GHzの範囲にあり、
    前記バルブは、前記無線周波数電力が、前記誘電体から前記第2の領域を通って供給されると、プラズマを形成する充填物を含む、ことを特徴とするプラズマランプ。
  193. 請求項192に記載の無電極プラズマランプであって、前記周波数は前記誘電体の共振周波数である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  194. 請求項192に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域は、前記バルブの細長い側に隣接する、ことを特徴とするプラズマランプ。
  195. 請求項192に記載のプラズマランプであって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの内部体積よりも、少なくとも10倍大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
  196. 請求項192に記載の無電極プラズマランプであって、前記第2の領域の表面面積は、約75mm未満である、ことを特徴とするプラズマランプ。
  197. 請求項192に記載の無電極プラズマランプであって、前記バルブの前記内部体積は約150mm未満であって、前記誘電体の前記体積は、前記バルブの前記内部体積の少なくとも10倍大きい、ことを特徴とするプラズマランプ。
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