JP2009514348A - プッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースの管理のための方法および装置 - Google Patents

プッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースの管理のための方法および装置 Download PDF

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通信システム(100)は、ターゲット移動局(MS)(132)がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であるとき、第2のページングタイマの終了前で、かつ第1のTbsreq9タイマの所定回数の終了後またはターゲットMSの所定回数のページング要求失敗後にPTTセッション招待に応答することによって、通信システムの着信側(140、150、152)からプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待に対する迅速な応答を提供する。本発明の別の実施形態では、通信システムはさらに、PTT通信セッションへの招待に応答するか否か、およびいつ応答するかを判定する際に着信側パケット制御機能(146)のダウンリンクバッファの内容を検討し、非応答ターゲットMSのページを要求する時期を判定する際に第3のTpagingBackoffタイマを利用する。

Description

本発明は、概して移動体通信システム、特に、移動体通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションの確立に関する。
(関連出願の相互参照)
本願は、2004年1月16日に提出された米国特許出願番号第10/759、440号、整理番号CE10440Rの「IPベースプロトコルを用いるPTTセッション開始を簡易化する方法および装置」の優先権を主張し、2005年10月28日に提出された、米国特許仮出願番号第60/731049号、整理番号CE14574Rの「プッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースの管理のための方法と装置」の優先権をさらに主張する一部継続出願であって、これらの出願は共同で所有され、引用により本明細書に全文を組み込む。
プッシュ・ツー・トーク・オーバーセルラー(PoC)呼を確立するためにセッション確立プロトコル(SIP)を使用することは公知である。移動局(MS)がターゲットMSとPoC呼を発信しようとするとき、発信MSは、MSにサービスを提供する無線アクセスネットワーク(RAN)とトラフィックチャネルを確立し、MSにサービスを提供するパケット制御機能(PCF)とパケットデータサービスノード(PDSN)とを介して、PTTサーバにSIP INVITEメッセージを送る。次に、PTTサーバは、ターゲットPDSNを介してターゲットMSにサービスを提供するターゲットPCFにSIP INVITEを送り、タイマを起動する。受信するSIP INVITEに応答して、ターゲットPCFは、ターゲットMSが休眠パケットデータセッションを有するか否かを判定する。すなわち、ポイント・ツー・ポイントプロトコル(PPP)接続がMSとMSにサービスを提供するPDSN間で確立されており、PCFとPDSN間のベアラリソースNがMSに配分されているものの、トラフィックチャネルリソースがMSに配分されていないとき、MSのパケットデータセッションは休眠状態にあるとみなされる。
ターゲットPCFが、ターゲットMSが休眠パケットデータセッションを有すると判定すると、ターゲットPCFは、ターゲットMSにサービスを提供する移動体交換センタ(MSC)にターゲットMSをページングするように要求する。ターゲットPCFはさらに、通常1.5秒タイマであるTbsreq9タイマと、通常60秒タイマであるページングタイマを起動する。ページング要求の受信に応答して、MSCはターゲットMSをページングする。ターゲットMSがPage Responseでページに応答する場合、ターゲットMSにサービスを提供するRANはターゲットMSとのトラフィックチャネルを確立する。その後、ターゲットPCFは、確立されたトラフィックチャネルを介してターゲットMSにSIP INVITEを送る。SIP INVITEの受信に応答して、ターゲットMSはSIP 200 OKメッセージをターゲットPCFに送り、PoC呼がPTTサーバと協調して設定される。
ターゲットMSが話中である、あるいはそれ以外でPoC呼に対して利用不能であるとき、ターゲットMSはそのページに対して話中応答を送るか、あるいは応答しないことができる。ターゲットPCFは、Tbsreq9タイマが終了するたびにターゲットMSのページングを再試行し、各ページング要求後にタイマを再起動する。ターゲットMSの6回の不成功ページ後、ターゲットPCFはTbsreq9タイマの使用を断念し、その後、ページングタイマの終了時にMSのページを再要求し、ページングタイマを再起動して、ページング要求が失敗に終わるたびにMSのページを再要求する。一方、ターゲットMSがページングタイマの終了前にページに対応できないとき、ターゲットPCFはページングタイマが終了するまでPTTサーバに応答せず、PTTサーバおよび発信MSにSIP INVITEメッセージへの応答を1分間待たせておくことができる。また、ページングが失敗であるかぎり、PTTサーバタイマが終了するまで、PTTサーバはターゲットPCFにSIP INVITEメッセージを繰り返し送り、SIP INVITEメッセージをターゲットPCFに蓄積させる。
したがって、ターゲットMSが話中である、あるいはそれ以外で利用不能なとき、発信MSへの迅速な応答を提供し、ターゲットPCFおよびPTTサーバによる、反復的なターゲットMSのページング要求によって消費されるページングリソースをさらに節減する方法および装置が必要とされる。
ターゲット移動局(MS)が話中である、あるいはそれ以外で利用不能であるとき、発信MSへの迅速化された応答を提供し、着信側、すなわちターゲット、パケット制御機能(PCF)、およびプッシュ・ツー・トーク(PTT)サーバによるターゲットMSへの反復的なページング要求によって消費されるページングリソースをさらに節減する方法および装置の需要に対処するため、ターゲットMSが現在PTT通信セッションに参加するのに利用できないとき、第2のページングタイマの終了前で、第1のTbsreq9タイマの所定数の終了後あるいは所定回数のターゲットMSへのページング要求失敗後にPTTセッション招待に応答することによって、通信システムの着信側からPTT通信セッションへの招待の迅速な応答を提供する通信システムが提供される。本発明の別の実施形態では、通信システムはさらに、PTT通信セッションへの招待に応答するか否か、およびいつ応答するかを判定する際に着信側PCFのダウンリンクバッファの内容を検討し、非応答ターゲットMSのページを要求する時期を判定する際に第3のTpagingBackoffタイマを利用する。
概して、本発明の実施形態は、無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法を包含する。該方法は、移動局(MS)を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信すること、第1のタイマおよび第1のタイマより長時間の第2のタイマを起動すること、MSのページを要求することを含む。該方法はさらに、要求への応答の受信と第1のタイマの所定数の終了との両方の前に第1のタイマが終了するたびに、第1のタイマを再起動し、MSのページを再要求すること、第1のタイマが所定回数終了したとき、および第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送ることを含む。
本発明の別の実施形態は、無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法を包含する。該方法は、移動局を対象としたPTT通信セッションへの招待を受信すること、タイマを起動すること、MSのページを要求することを含む。該方法はさらに、要求への応答の受信前にタイマが終了するたびに、タイマを再起動して、MSのページを再要求すること、要求への応答を受信せずに移動局のページを所定回数再要求したことに応答して、受信した招待に対する応答を送ることを含む。
本発明のさらに別の実施形態は、無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法を包含する。該方法は、MSを対象としたPTT通信セッションへの招待を受信すること、第1のタイマおよび第2のタイマを起動すること、MSのページを要求すること、ページング要求失敗に応答して、第1のタイマの終了後で第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送ることを含む。
本発明のさらに別の実施形態は、MSを対象としたPTT通信セッションへの招待を受け取り、第1のタイマおよび第1のタイマより長時間の第2のタイマを起動し、MSのページを要求し、要求への応答の受信と第1のタイマの所定数の終了との両方の前に第1のタイマが終了するたびに、第1のタイマを再起動し、MSのページを再要求し、第1のタイマが所定回数終了すると、第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプセッサを有するパケット制御機能(PCF)を包含する。
本発明のさらに別の実施形態は、MSを対象としたPTT通信セッションへの招待を受け取り、タイマを起動し、MSのページを要求し、要求への応答の受信前にタイマが終了するたびに、タイマを再起動し、MSのページを再要求し、MSのページを所定回数再要求したことに応答して、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプセッサを有するPCFを包含する。
本発明のさらに別の実施形態は、MSを対象としたPTT通信セッションへの招待を受け取り、第1のタイマおよび第2のタイマを起動し、MSのページを要求し、ページング要求失敗に応答して、第1のタイマの終了後で第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプロセッサを有するPCFを包含する。
当業者であれば、図面内の要素は簡潔性と明瞭性のために描かれており、必ずしも等縮尺されていないことを認識するであろう。たとえば、本発明の各種実施形態の理解を深めるため、図面内の要素の一部は他の要素よりも誇張された寸法で描かれている。また、商業的に実行可能な実施形態において有益である、あるいは必要とされる一般的で公知の要素は、本発明の各種実施形態の視界を遮らないように図示されないことが多い。
本発明を図1〜4を参照してより詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム100のブロック図である。通信システム100は、複数の無線アクセスネットワーク(RAN)110、140(2つ示される)を含み、そのそれぞれがRANのサービスエリアにある移動局へ無線通信サービスを提供する。複数のRAN110、140のうち各RANは、それぞれの基地局制御装置(BSC)114、144に動作可能に接続される対応無線基地局(BTS)112、142を含む。各BSC114、144は、対応するパケット制御機能(PCF)116、146を含む。ただし、本発明の別の実施形態では、各PCF116、146は、対応BSCの外部にあって、該BSCと通信可能であってもよい。各PCF116、146は、パケットデータサービスノード(PDSN)122、152に動作可能に接続されるとともに、PDSNとインターネットプロトコル(IP)コアネットワーク160を介してプッシュ・ツー・トーク・オーバーセルラー(PoC)サーバなどのプッシュ・ツー・トークサーバ162に動作可能に接続される。RAN110および140、MSC120および150、PDSN122および152、PTTサーバ162、およびIPネットワーク160は、本明細書では全体として電気通信ネットワーク164と称される。加えて、BTS112および142、BSC114および144、PCF116および146、MSC120および150、PDSN122および152、およびPTTサーバ162はそれぞれ、電気通信ネットワーク164の要素を備え、本明細書ではネットワーク要素と称することができる。
通信システム100は、携帯電話、無線電話、無線通信有効パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、または携帯用情報端末(PDA)など複数のPTT使用可能移動局(MS)102、132(2つ示される)をさらに備えるが、それらに限定されない。各RAN110、140は、個々のエアインタフェース104、134を介してRANのサービスエリアにある個々のMS102、132に通信サービスを提供する。各エアインタフェース104、134は、少なくとも1つのダウンリンクトラフィックチャネル、少なくとも1つのダウンリンク信号チャネル、およびページングチャネルを有するダウンリンクを含む。各エアインタフェース104、134は、少なくとも1つのアップリンクトラフィックチャネル、少なくとも1つのアップリンク信号チャネル、およびアクセスチャネルを有するアップリンクをさらに含む。
図2は、本発明の実施形態に係るPCF116および146のブロック図である。各PCF116、146は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、その組み合わせ、または当業者にとって既知のその他の装置などのプロセッサ202を含む。各PCF116、146は、プロセッサによって遂行されるとともに、PCFが通信システム100での動作に必要なすべての機能を実行することができる、セッション確立プロトコル(SIP)関連プログラムなどのプログラムデータを記憶し、かつプロセッサ202に対応付けられるランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、および/または読取専用メモリ(ROM)またはその等価物などの少なくとも1つのメモリ装置204をさらに含む。各PCF116、146は、さらにPCFによってサービスを提供される1つ以上のMSへの転送のためのデータを記憶するダウンリンクバッファ118、148をそれぞれ含む。たとえば、バッファ118はMS102への転送データを記憶することができ、バッファ148はMS132への転送データを記憶することができる。各バッファ118、148は、対応するPCFに関連付けられる少なくとも1つのメモリ装置204に実装することができる。PCF116、146が対応するBSC114、144に実装されると、PCFは、少なくとも1つのメモリ装置に記憶され、対応するBSCのプロセッサによって実行されるソフトウェアプログラムおよび命令で、あるいは該ソフトウェアプログラムおよび命令において実現することができ、その場合、プロセッサ202はBSCのプロセッサを備え、少なくとも1つのメモリ装置204はBSCの少なくとも1つのメモリ装置を備える。
図3は、本発明の実施形態に係るMS104および134のブロック図である。各MS104、134は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、その組み合わせ、または当業者にとって既知のその他の装置などの、プロセッサ304に接続されるユーザインタフェース302を含む。ユーザインタフェース302は、MSへの命令の入力などの、MSと相互作用する能力をMSのユーザに提供する。本発明の一実施形態では、ユーザインタフェース302は、MSへ命令を入力するためにMSのユーザによって使用可能な、プッシュ・ツー・トーク(PTT)キーなどの複数のキーを含むディスプレイスクリーンおよびキーパッドを備える。本発明の別の実施形態では、ディスプレイスクリーンは、タッチスクリーンを備えてもよい。各MS104、134は、プロセッサによって遂行されるとともに、MSに通信システム100での動作に必要なすべての機能を実行させるデータおよびプログラムを保持し、かつプロセッサ304に関連付けられるランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、および/または読取専用メモリ(ROM)またはその等価物などの少なくとも1つのメモリ装置306をさらに含む。
本発明の実施形態は好ましくは、MS104および134とBSC114および144のそれぞれ内で、特に、BSC114および144に含まれる個々のPCF116、146内で、少なくとも1つのメモリ装置に記憶され、かつMSおよびBSC/PCFのプロセッサによって遂行されるソフトウェアプログラムおよび命令で、または該ソフトウェアプログラムおよび命令において実現することができる。ただし、当業者であれば、本発明の実施形態は、ハードウェア、たとえば、集積回路(IC)、MSまたはBSC/PCFに実装されるASICなどの特定用途向け集積回路(ASIC)でも実現することができ、本明細書における「手段」は本発明のどのような上記実現も指すことを理解するであろう。本開示に基づき、当業者であれば、実験なしに上記ソフトウェアおよび/またはハードウェアを容易に製造および実装することができるであろう。
好ましくは、通信システム100は、CDMA2000 1XEV−DO(1X Evolution Data Only)、CDMA2000 1XEV−DV(1X Evolution Data and Voice)、またはパケット切換CDMA 1XRTT(1X無線通信技術)通信システムなどのパケット切換CDMA(符号分割多元接続)通信システムである。互換性を確保するため、無線システムパラメータおよび呼処理手順は、呼を確立する、あるいはハンドオフを実行するため、MSおよびMSにサービスを提供するRAN及び関連のインフラによって遂行される呼処理ステップを含む規格により定められる。ただし、当業者であれば、通信システム100は、汎用パケット無線サービス(GPRS)通信システム、無線地域ネットワーク(WLAN)通信システム、IEEE(アメリカ電気電子通信学会)802.xx規格、たとえば、802.11、802.15、802.16、または802.20規格により記述されるようなユニバーサル移動通信システム(UMTS)通信システム、または直交周波数分割多重アクセス(OFDM)通信システムなどの第4世代(4G)通信システムなどの、それらに限定されない、PoCサービスを提供することのできる様々な無線パケットデータ通信システムのうちの任意の1つに従い動作することができると認識するであろう。
図4を参照すると、本発明の各種実施形態に係る通信システム100によるページングリソースの管理を示す信号フロー図400が示されている。ページングリソースは、MSをページングするために利用される通信システム100のリソース、たとえば、ネットワーク要素内、およびネットワーク要素とMS間でやり取りされるメッセージ、およびメッセージの交換のために利用されるベアラおよび信号リンクを含む。信号フロー図400は、MS102などの第1の発信MSがプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションを開始すると始まる。通常、MS102などの発信MSは、対応付けられるエアインタフェース、すなわち、エアインタフェース104において、MSにサービスを提供するRAN、すなわち、RAN110とトラフィックチャネルを確立する(402)ことによって、PTT通信セッションを開始する。次に、発信MS102は、MS132などの第2のターゲットMSに対する、PTT通信セッションへの参加の招待、たとえば、SIP(セッション確立プロトコル)INVITEメッセージを含むポイント・ツー・ポイントプロトコル(PPP)フレームを生成する。MS102はさらに、PPPフレーム内に通信セッションと一意に対応付けられる呼識別子を組み込む。次に、発信MS102は、MSにサービスを提供するRAN、すなわち、発信RAN110を介して発信PCF116にPPPフレームを送る(404)。PTTセッション招待は、たとえば、発信MSおよびターゲットMSのそれぞれに対応付けられるPoCアドレスを含むことによって、発信MS102およびターゲットMS132を識別する。
PPPフレームの受信に応答して、PCF116は、MSにサービスを提供するPDSN、すなわち、発信PDSN122にフレームおよびPTTセッション招待を送る(406)。次いで、PDSN122は、PTTサーバ162にPPPフレームおよびPTTセッション招待を送る(408)。PDSN122からのPPPフレームの受信に応答して、PTTサーバ162は、MS102とのPTT通信セッションへのターゲットMS132の招待、好ましくはSIP INVITEメッセージを含むPPPフレームをアセンブルし、それを着信側PDSN、すなわち、ターゲットMSすなわち、MS132にサービスを提供するPDSN152に送る(410)。PPPフレームは、MS102によって提供される呼識別子をさらに含む。本発明の別の実施形態では、PTTサーバ162は、PDSN122から受信したPPPフレームをPDSN152に送ってもよい。本明細書で使用されるように、通信システム100の発信側または発信ネットワーク要素に対する基準は、発信MS102にサービスを提供する電気通信インフラ164、すなわち、RAN110、MSC120、およびPDSN122の側を指し、通信システム100の着信側または着信ネットワーク要素に対する基準は、ターゲットMS132にサービスを提供する電気通信インフラ164、すなわち、RAN140、MSC150、およびPDSN152の側を指す。
PDSN152に招待を送ることに加えて、PTTサーバ162はさらに、PTTサーバに含まれるPTTタイマを起動する(412)。PTTサーバ162がシステム100の着信側からターゲットMS132の成功ページの確認を受信する前に、PTTタイマが終了すると、PTTサーバは、発信MS102で設定された呼を解体し、通信セッションのキャンセルを通知するメッセージを着信PCF146に送る。
ターゲットMS132は、MS102がターゲットMSとのPTT通信セッションを試みる時点で休眠パケットデータセッションを有し、まず、適切な時期に、PTTセッションへの招待が着信PCF146によって受信されると仮定する。ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)接続がMS132と着信PDSN152間で確立され、着信PCF146とPDSN152間のベアラリソースがMSに配分されているものの、(エアインタフェース134での)トラフィックチャネルリソースがMSに配分されていないとき、MS132は休眠パケットデータセッションを有する。PTTサーバ162からのデータパケットの受信に応答して、着信PDSN152は、ターゲットMS132との呼回復を開始し、MSの休眠パケットデータセッションを活性化パケットデータセッションに変換する(414)。PDSN152はさらに、PTTサーバ162から着信側PCF、すなわち、サービスを提供するPCF146によって受信されたPPPフレームおよびPTTセッション招待を含むデータパケットをターゲットMS132に送る(416)。
着信PDSN152からのPPPフレームの受信に応答して、着信PCF146は、PCFのダウンリンクバッファ148にPPPフレームを記憶する(418)。着信PCF146はさらに、MS132がMS102とのPTT通信セッションに参加する招待をフレームが含むか否かを判定するため、フレームを識別する。加えて、着信PCF146は、ターゲットMS132が休眠パケットデータセッションを有するか否かを判定し、PCFのダウンリンクバッファ148をチェックして、バッファがMS132へ転送するデータを維持しているか否かを判定する。
着信PCF146が、ターゲットMS132が休眠パケットデータセッションを有し、PPPフレームがMS132に対してPTT通信セッションに参加する招待を含んでいると判定すると、PCFは、ターゲットMS132にサービスを提供する着信側MSC、すなわち、MSC150にターゲットMSをページングするように要求する(420、422)。好ましくは、着信PCF146は、BS_Service_Requestメッセージをアセンブルし、着信RAN140を介してMSCに送ることによってMSC150がMS132をページングするように要求する。着信PCF146はさらに、通常1.5秒の期間でカウントダウンする、PCFに含まれる第1の短時間のタイマ、すなわち「Tbsreq9」タイマと、通常60秒の期間でカウントダウンする、PCFに含まれる第2の長時間のタイマ、すなわち「Paging」タイマとを起動する(432、434)。
さらに、ターゲットMS132のページ要求に応答して、着信PCF146は、PCFがターゲットMSをセッションに追加しようと試みていることを通知する進行表示メッセージを含むPPPフレームを、着信PDSN152を介して、PTTサーバ162にアセンブルし、送ってもよい(424、426)。たとえば、進行表示メッセージは、SIP INFOメッセージ、SIP100 Tryingメッセージ、およびSIP 183 Session Progressメッセージのうちいずれを含んでもよい。加えて、進行情報メッセージは、ページがターゲットMS132に送信される予測時間を示す情報をさらに含んでもよい。このようにして、たとえば、通信システム100の送信側が招待を受信すると、送信側、特に、ターゲットPCF146は、ページがターゲットMS132に送信される時間を示す応答を生成する。これらの時間は、特定のターゲットMSに対する起動時間、すなわち、ネットワーク164、具体的にはRAN140、さらに具体的にはBSC144および/またはPCF146に既知の時間に基づくものであり、移動体がページのチェックのために起動したときにBSC144および/またはPCFの少なくとも1つのメモリ装置に保持される。次に、PTTサーバ162は、ページがターゲットMSに送信されたと推定された後の短時間の間隔内に応答を受信しない場合、簡単にターゲットMSに見切りをつけることができる。その理由は、PTTサーバは、ターゲットMSが無事にページングされていれば、PTTサーバがPTT通信セッションへの参加招待、すなわちSIP 200 OKメッセージなどのSIP INVITE要求が無事遂行されていることを示すある種のメッセージを通信システム100の着信側から受信したはずと推定できるからである。
進行表示メッセージの受信に応答して、PTTサーバ162は、進行表示メッセージを含むPPPフレームを、発信PDSN122を介して発信PCF116にアセンブルし、送ってもよい(428、430)。次に、発信PCF116は、ターゲットMSをセッションに追加する試みがなされている途中であることを通知する進行表示メッセージを含むPPPフレームを発信MS102に送る(図4には示されない)。メッセージの受信に応答して、発信MS102は、ターゲットMSをセッションに追加する試みがなされている途中であることを、MSのユーザに示してもよい。
ターゲットMS132のページング要求の受信に応じて、着信MSC150は、MSがPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であると判定する。たとえば、MS132は、音声呼、データセッション、または別のPTT通信セッションなどの別の通信セッションに関与することができるか、あるいは、たとえば電源が入っていない、または、システム100の対象範囲外にあるなどの他の理由によりMS132は連絡不能であるかもしれない。本発明の一実施形態では、MSC150が、ターゲットMS132が話中である、すなわち、別の通信セッションに関与していると判定するとき、着信MSC150は、ターゲットMSが話中であることを、好ましくはRAN140を介してPCFに送ることによって着信PCF146に通知し(436、438)、PCFは、MSが話中であることを通知するBS_Service_ResponseメッセージをMSCから受け取る。本発明の別の実施形態では、MSC150が、ターゲットMS132が連絡不能であると判定すると、着信PCF146は、Tbsreq9タイマの終了前にMSCから何の応答も受け取ることができない。後者の実施形態では、Tbsreq9タイマの最初の終了に応答して、着信PCF146はMS132のページを再要求する、すなわち、ページング要求をMSC150に再送信し(420、422)、Tbsreq9タイマを再起動する(432)。着信PCF146が応答を受信することなくTbsreq9タイマが終了するたびに、PCFはMS132のページを再要求してもよい。しかしながら、Tbsreq9タイマの所定回数の終了後またはターゲットMS132の所定回数のページング要求失敗後、かつページングタイマの終了前に、着信PCF146は、ターゲットMSがPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であると判定する。着信PCF146はさらに、ターゲットMSのページング要求を中止する。
ターゲットMS132がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であるという判定に応答して、着信PCF146は、ターゲットMSが現在利用不能であることを通信システム100の発信側に通知する。好ましくは、着信PCF146は、ターゲットMS132がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることを通知するメッセージ、たとえば SIP 486 BUSY HEREメッセージを含むPPPフレームを、着信PDSN152を介してPTTサーバにアセンブリし、送ることによって(440、442)、ターゲットMS132が利用不能であることについてPTTサーバ162に通知する。着信PCF146はさらに、PCFが受信したPPPフレームに含まれる呼識別子をPPPフレームに組み込む。着信PCF146はさらに、通信セッションへの参加招待を含むPPPフレームを、PCFのダウンリンクバッファ148から消去する(444)。
ターゲットMS132が現在PTT通信に参加するのに利用不能であることを通知するメッセージの受信に応答して、PTTサーバ162は、ターゲットMS132が現在利用不能である、たとえば、話中である、あるいはそれ以外で利用不能であることを通知するメッセージ、たとえばSIP 486 BUSY HERE メッセージを含むPPPフレームを、発信PDSN122を介して発信PCF116にアセンブリし、送る(446、448)。次に、発信PCF116は、ターゲットMSが現在利用不能であることを通知するメッセージを備えるPPPフレームを発信MS102に送る(450)。メッセージの受信に応答して、発信MS102は、ターゲットMSが現在利用不能であることをMSのユーザに示す(452)。たとえば、発信MS102は、ターゲットMSが話中である、あるいは利用不能であることを示す音声信号を再生するか、あるいは発信MSは、ターゲットMSが話中であることを通知するメッセージをMSのユーザインタフェース302上に表示する。そして、信号フロー図400は終了する。
よって、通信システム100は、MS132などのターゲットMSが、PTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であるとき、ページングタイマの終了前にPTTセッション招待に応答することによって、システム100の着信側からの迅速な応答を提供する。本発明の一実施形態では、ターゲットMS132が話中であることを通知する着信MSC150からのメッセージの受信に応答して、着信PCF146はターゲットMS132の状態について、第1のページングMSなしで、あるいは、MSが話中メッセージにもかかわらずページングされる場合、ページングタイマの対応する終了前にMSからのページ応答を待たずに、PTTサーバ162に通知することができる。本発明の別の実施形態では、Tbsreq9タイマの所定回数の終了後、あるいは(Tbsreq9タイマに基づく)着信PCF146による所定回数のMS132のページング要求失敗後、着信PCF146がMSCからの応答を何も受信しないとき、着信PCF146は、Tbsreq9タイマに基づくMSのページ要求を中止し、ページングタイマの終了を待たずに、ターゲットMS132の状態についてPTTサーバ162に通知することができる。
本発明のさらに別の実施形態では、Tbsreq9タイマの所定回数の終了または所定回数のMS132のページング要求失敗後、ダウンリンクバッファ148がMSがセッションに参加することに対する非無効招待を保持する場合、PCFは、ターゲットMS132がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることをPTTサーバ162に通知するのを控えることができる。すなわち、着信PCF146がTbsreq9タイマに基づく第1の所定回数、MS132のページング要求に失敗した後、かつページングタイマの終了前に、着信PCF146はダウンリンクバッファ148を調べて(454)、バッファがMSへの転送のためのデータを保持するか、あるいは同じPTT通信セッションへの非無効招待を保持するかを判定する。
先行技術では、話中または利用不能なMSに関してPCFの受け取った招待は、MSが無事ページングされるまで、PCFのダウンリンクバッファに保持される。招待がバッファに保持される間、PCFは、同じ通信セッションに対してPTTサーバからの追加の招待、および/または呼をキャンセルするPTTサーバからのキャンセルメッセージを受信することができる。記憶された招待は、PTTサーバからの第2の招待がPCFによって受信されるか、あるいはPTTサーバからの呼をキャンセルするメッセージがPCFによって受信される場合、無効となる。非無効招待は、以後の招待またはキャンセルメッセージが受け取られないことに関する招待などの、まだPCFの影響を受けている招待を含む。
着信PCF146のダウンリンクバッファ148が非無効招待を含んでいないとき、着信PCFは、ターゲットMS132がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることを通知するメッセージを含むPPPフレームを、PTTサーバ162にアセンブリし、送る(440、442)。ダウンリンクバッファ148が非無効招待を含むとき、着信PCF146はさらにTbsreq9タイマよりも長時間の第3のタイマ、すなわち、「TpagingBackoff」タイマを起動してもよい(456)。次に、着信PCF146は、TpagingBackoffタイマに基づき、MS132のページを要求する一つまたは複数のサイクルを開始する。TpagingBackoffタイマを使用することによって、非応答ターゲットMS132はTbsreq9タイマに基づくページングの試行の頻度ほど頻繁でなくページングされることによって、ページングリソースが節約される。
すなわち、Tbsreq9タイマに基づく着信PCF146による第1の所定回数のMS132のページング要求失敗に応答して、着信PCFは、MSをページングする要求をMSC150に送り(420、422)、さらにTpagingBackoffタイマを起動する(456)。着信PCF146がターゲットMSが話中であることを通知するページング要求応答を着信MSC150から受信するか、あるいは、PCFが第3の「TpagingBackoff」タイマの終了前にMSCから何の応答も受信しないとき、着信PCF146は、ページング要求をMSC150に再送信し(420、422)、TpagingBackoffタイマを再起動する(456)。TpagingBackoffタイマの終了前で、ターゲットMS132の第2の所定回数のページング要求失敗後、着信PCF146はTpagingBackoffタイマに基づくターゲットMSのさらなるページ要求を中止し(440、442)、ターゲットMS132がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることを通知するメッセージを備えるPPPフレームをPTTサーバに送る。
本発明のさらに別の実施形態では、着信PCF146がダウンリンクバッファ148を調べ(454)、バッファがMS132に転送するためのデータを格納していない、および/またはMS132に関する非無効招待を含んでいないと判定した場合、PCFはさらに、ページングタイマを停止し、MS132との作動中のパケットデータセッションを休眠パケットデータセッションに変換することによって、ページングタイマに基づくターゲットMS132のページング再試行を中止することができる。
ターゲットMSがPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であるとき、ページングタイマの終了前にPTTセッション招待に応答することによってシステム100の着信側からの迅速な応答を提供することに加えて、通信システム100はさらに、PTT通信セッションへの招待に応答するべきか、およびいつ応答すべきかを判定する際、着信側PCFのダウンリンクバッファの内容を検討することができる。ダウンリンクバッファが非無効招待を含まない場合、着信PCFは、ターゲットMSがPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることを通知するメッセージを送ることによって招待に応答することができる。ダウンリンクバッファ148が非無効招待を含む場合、着信PCFは、より短時間の「Tbsreq9」タイマの終了毎ではなく、「TpagingBackoff」タイマの終了毎にターゲットMSのページを要求することによって、ターゲットMSの各ページング要求間の時間間隔を増大することができる。「TpagingBackoff」タイマを使用することによって、非応答ターゲットMSは、Tbsreq9タイマに基づくページング試行の頻度ほど頻繁にページングされないので、ページングリソースが節約される。
特定の実施形態を参照して本発明を具体的に図示し説明したが、当業者であれば、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を逸脱せずに、様々な変更を行い、構成要素を均等物に置き換えることができると理解するであろう。したがって、明細書と図面は限定的ではなく説明的な意味でとらえるべきであって、上記変更と置き換えは本発明の範囲に含まれると意図される。
利益、その他の利点、および問題の解決策を、特定の実施形態を参照して説明した。ただし、利益、利点、問題の解決策、および利益、利点、または解決策を生じさせる、あるいはより明白にする構成要素は、請求項の一部または全部の重要で、必須で、または不可欠な特徴または構成要素と解釈されるべきではない。本明細書で使用されるように、「備える」という用語またはその変形は、構成要素のリストを備えるプロセス、方法、品、または装置がこれらの構成要素だけを含むのではなく、明確に列記されていない、あるいは上記プロセス、方法、品、または装置に本来備わる他の構成要素を含むことができるように、非排他的な包括を対象とすることを目的とする。さらに、第1と第2、上部と下部などの関係を示す用語があれば、ある実体または行為と別の実体または行為とを区別するためだけに使用されており、必ずしも上記実体または行為間の実際の関係や順序を必要とするものでも示唆するものでもないと理解される。
本発明の実施形態に係る無線通信システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る図1のパケット制御機能のブロック図である。 本発明の実施形態に係る図1の移動局のブロック図である。 本発明の各種実施形態に係る図1の通信システムによるページングリソースの管理を示す信号フロー図である。

Claims (32)

  1. 無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法であって、
    移動局を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信すること、
    移動局のページを要求すること、
    第1のタイマおよび第1のタイマより長時間の第2のタイマを起動すること、
    要求への応答の受信と前記第1のタイマの所定回数の終了との両方の前に前記第1のタイマが終了するたびに、前記第1のタイマを再起動し、移動局のページを再要求すること、
    前記第1のタイマが所定回数終了すると、第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送ることを備える方法。
  2. 応答が第2の応答を含み、方法はさらに移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送ることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項1の方法。
  4. 受信することは、プッシュ・ツー・トーク(PTT)サーバにより送られた招待をパケット制御機能(PCF)によって受信することを含み、応答を送ることは、招待に対する応答をPCFによってPTTサーバに送ることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法であって、
    移動局を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信すること、
    移動局のページを要求すること、
    タイマを起動すること、
    要求への応答の受信前に前記タイマが終了するたびに、前記タイマを再起動し、移動局のページを再要求すること、
    要求への応答を受信せずに所定回数、移動局のページを再要求したことに応答して、受信した招待に対する応答を送ることを備える方法。
  6. 応答は第2の応答を含み、方法はさらに移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送ることを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記タイマは第1のタイマを含み、
    方法はさらに第2のタイマを起動することを備え、
    要求への応答の受信と前記第2のタイマの終了との両方の前に前記第1のタイマが終了するたびに、前記第1のタイマが再起動され、移動局のページが再要求され、受信した招待に対する応答を送ることが、前記第2のタイマの終了前に受信した招待に対する応答を送ることを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項7に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおけるプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションに関連するページングリソースを管理する方法であって、
    移動局を対象としたPTT通信セッションへの招待を受信すること、
    移動局のページを要求すること、
    第1のタイマおよび第2のタイマを起動すること、
    ページング要求失敗に応答して、前記第1のタイマの終了後、かつ前記第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送ることを備える方法。
  10. 応答は第2の応答を含み、方法はさらに移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送ることを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項9に記載の方法。
  12. 受信することは、プッシュ・ツー・トーク(PTT)サーバからプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信することを含み、応答することは、移動局がPTT通信セッションに参加するのに現在利用不能であることを通知する応答をPTTサーバに送ることを含む、請求項9に記載の方法。
  13. ネットワーク要素によって、該ネットワーク要素が同じプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションに関する非無効招待を保持しているか否かを判定すること、
    第1の所定回数のページング要求失敗に応答して、さらに、前記ネットワーク要素が同じPTT通信セッションに関する非無効招待を保持しているという判定に応じて、移動局のページを再要求すること、
    第3のタイマを起動することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記第3のタイマを起動することは、「TpagingBackoff」タイマを起動することを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第3のタイマに応答して、移動局のページを1回又は複数回要求すること、
    前記第3のタイマに基づく、第2の所定回数のページング試行失敗に応答して、受信した招待に対する応答を送ることをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  16. データが移動局への転送のために保持されたデータであるか否か判定すること、
    どのデータも移動局への転送のために保持されたデータではないという判定に応答して、前記第2のタイマを停止することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  17. プッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待の受信に応答して、移動局の休眠パケットデータセッションを始動させること、
    データが移動局への転送のために保持されたデータであるか否かを判定すること、
    どのデータも移動局への転送のために保持されたデータではないという判定に応答して、移動局の動作中のパケットデータセッションを休眠パケットデータセッションに変換することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  18. パケット制御機能であって、
    移動局を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信し、移動局のページを要求し、第1のタイマおよび第1のタイマより長時間の第2のタイマを起動し、要求への応答の受信と前記第1のタイマの所定回数の終了との両方の前に前記第1のタイマが終了するたびに、前記第1のタイマを再起動して移動局のページを再要求し、前記第1のタイマが所定回数終了し、前記第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプロセッサを備えるパケット制御機能。
  19. 応答は受信した招待に対する第2の応答を含み、前記プロセッサは移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送る、請求項18に記載のパケット制御機能。
  20. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項18に記載のパケット制御機能。
  21. パケット制御機能であって、
    移動局を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信し、移動局のページを要求し、タイマを起動し、要求への応答の受信前に前記タイマが終了するたびに、前記タイマを再起動して移動局のページを再要求し、移動局のページを所定回数再要求することに応答して、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプロセッサを備えるパケット制御機能。
  22. 応答は受信した招待に対する第2の応答を含み、前記プロセッサは移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送る、請求項21に記載のパケット制御機能。
  23. 前記タイマは第1のタイマを備え、前記プロセッサはさらに第2のタイマを起動し、要求への応答の受信と前記第2のタイマの終了との両方の前に前記第1のタイマが終了するたびに前記プロセッサが前記第1のタイマを再起動し、移動局のページを再要求し、前記第2のタイマの終了前に前記プロセッサが受信した招待に対する応答を送る、請求項21に記載のパケット制御機能。
  24. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項23のパケット制御機能。
  25. パケット制御機能であって、
    移動局を対象としたプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションへの招待を受信し、移動局のページを要求し、第1のタイマおよび第2のタイマを起動し、ページング要求失敗に応答して、前記第1のタイマの終了後、かつ前記第2のタイマの終了前に、受信した招待に対する応答を送るように構成されたプロセッサを備えるパケット制御機能。
  26. 応答が受信した招待に対する第2の応答を含み、前記プロセッサが移動局のページ要求に応答して、進行表示メッセージを含む、受信した招待に対する第1の応答を送る、請求項25に記載のパケット制御機能。
  27. 前記第1のタイマは「Tbsreq9」タイマであり、前記第2のタイマは「Paging」タイマである、請求項25に記載のパケット制御機能。
  28. 前記プロセッサは、パケット制御機能(PCF)が同じプッシュ・ツー・トーク(PTT)通信セッションに関する非無効招待を保持しているか否かを判定し、第1の所定回数のページング試み失敗に応答して、さらに、PCFが同じPTT通信セッションに関する非無効招待を保持しているという判定に応答して、移動局のページを再試行し、第3のタイマを起動するようにさらに構成される、請求項25に記載のパケット制御機能。
  29. 前記第3のタイマは「TpagingBackoff」タイマを含む、請求項28に記載のパケット制御機能。
  30. 前記プロセッサは、前記第3のタイマに基づき移動局を1回または複数回ページングしようと試み、前記第3のタイマに基づく第2の所定回数のページング試み失敗に応答して、受信した招待に対する応答を送るように構成される、請求項28に記載のパケット制御機能。
  31. 前記プロセッサは、データが移動局への転送のために保持されたデータであるか否かを判定し、どのデータも移動局への転送のために保持されたデータではないという判定に応答して、前記第2のタイマを停止するように構成される、請求項25に記載のパケット制御機能。
  32. 前記プロセッサは、どのデータも移動局への転送のために保持されたデータではないという判定に応答して、移動局の動作中のパケットデータセッションを休眠パケットデータセッションに変換するようにさらに構成される、請求項25に記載のパケット制御機能。
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