JP2009512563A - 人間型ロボットの歩行制御方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は2足で歩行できる人間型の2足歩行ロボットの歩行を制御する方法に関する。より具体的に、本発明は、上記ロボットの地面に対するゼロ・モーメント・ポイントを設計する段階(a)と、上記ゼロ・モーメント・ポイントから上記ロボットの重心の軌道を求める段階(b)と、上記重心の軌道に追従して上記ロボットが歩行できるようにする両足の駆動モーターの角速度を求める段階(c)、及び上記求めた駆動モーターの角速度にて各駆動モーターを駆動してロボットの歩行を制御する段階(d)と、を含むことを特徴とする。本発明によるロボット歩行制御方法は外乱に対する安定性を有する。

Description

本発明は、外乱に対して安定性を有し、2足で歩行できる人間型の2足歩行ロボットの歩行制御方法に関する。
従来、人間型ロボットの2足歩行に関して次のような技術が知られている。
第一に、2足歩行ロボットの足裏で測定される床反力を用いて歩行制御を行う方法が米国特許第5、151、859号及び第5、432、417号に提示されている。
第二に、2足歩行ロボットの重心運動パターンを用いた歩行制御方法が米国特許第5、337、235号に提示されている。
第三に、実際の地面は少なからず傾斜している場合が多く、これにより、所定の歩行パターンで歩行する2足歩行ロボットの歩行不安定性を克服するために、2足歩行ロボットに傾斜計を取り付けてその傾斜度を測定し、その測定した傾斜度に応じて歩行パターンを修正する方法が米国特許第5、404、086号に提示されている。
第四に、胴体の運動を考慮した多様な歩行パターン生成方法が米国特許第5、808、433号、第5、872、893号及び5、936、367号に提示されている。
しかしながら、従来のロボット歩行制御方法では、安定性の側面において満足できるほどの効果が得られていない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、外乱に対して安定性を有し、2足で歩行できる人間型の2足歩行ロボットの歩行制御方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明による2足歩行ロボットの歩行制御方法は、上記ロボットの地面に対するゼロ・モーメント・ポイント(Zero Moment Point;ZMP)を設計する段階(a)と、上記ゼロ・モーメント・ポイントから上記ロボットの重心(Center of Gravity;COG)の軌道を求める段階(b)と、上記ゼロ・モーメント・ポイントの軌道に追従して上記ロボットが歩行できるようにする両足の駆動モーターの角速度を求める段階(c)、及び上記求めた駆動モーターの角速度にて各駆動モーターを駆動してロボットの歩行を制御する段階(d)と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外乱に対して安定性を有し、2足で歩行できる人間型の2足歩行ロボットの歩行制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について具体的に説明する。しかし、本発明が下記実施の形態によって制限されるものではない。
[1. 2足歩行ロボットの単純化したモデル]
先ず、人間型2足歩行ロボットの単純化されたモデルを説明する。2足歩行メカニズムは、図1に示しているように人間型ロボットの必須部分である。実際の人間と類似の歩行を実現するために、人間型ロボットの2足は、12自由度以上の高い自由度を有する必要がある。よって、歩行制御装置を設計し、あるいは歩行安定性を証明したい場合には、歩行動力学式の全てを用いることが困難である。
これに係る代案として、人間型ロボットの重心(COG)を求め、COGにおいて点質量にて示した単純化した運動方程式として歩行動力学式を単純化させる手法が一般に用いられている。
図2に示しているように、重心(COG)の運動を拘束平面(z=c)上の運動に限定する場合、ロボット全体の質量を一点に集中させた点質量(m)を有する拘束平面上の転がり球運動に単純化させることができる。図2において重さのない拘束平面上の転がり球運動は、重心(COG)の位置及び地面上のゼロ・モーメント・ポイント(ZMP)にて記述される。図2における転がり球運動方程式は、拘束平面z=c上で、次式1のように表される。
上記式中、
gは重力加速度定数であり、
は拘束平面の高さ定数であり、
τはi番目軸に対するモーメントである。
次式2で表すようなゼロ・モーメント・ポイント(ZMP)の定義を上記式1に導入すると、次式3のように2つのZMP方程式をCOG微分方程式として得ることができる。
厳密に定義すると、上記式3は、COGとZMP間での微分方程式関係を示す逆振り子モデルと同一であり、本発明では、単純化された人間型2足歩行ロボットモデルとして用いられる。
説明の便宜のために、共通としての定数g/cを次式4のように定義して用いる。
前述したように、2足歩行ロボットの単純化されたモデルとして上記式3を得て、これを後述する歩行パターン生成及び制御装置の安定性の証明に用いる。
[2. 歩行パターン(目標ZMP/COG軌道)の生成]
ロボットの歩行を実現するためには、図3に示すように地面上にロボット足を踏み出す地点や、両足支持期/片足支持期といった支持期等を予め決めておく必要がある。
図3に示すように、ロボット足を踏み出す地点は一般に周期関数として表され、支持期の間にZMPが移行する。片足支持期においては、もう片足が踏み出している間にZMPが支持足の足裏内に止まっている必要がある。両足支持期においては、ZMPが片足支持期における支持足の足裏内から踏み出した足の足裏内に素早く遷移する必要がある。連続的で且つ安定したロボットの歩行姿勢を生成するためには、前述した過程が繰り返し行われなければならない。
目標COG軌道は、図3に示した目標ZMP軌道から上記式3の微分方程式を解いて求める。
以下、X軸及びY軸の各方向に対して目標COG軌道を具体的に得る過程について述べる。
[2.1 X−方向歩行パターンの生成]
図3に示しているX−方向の目標ZMP軌道は、周期時間Tを用いて次式5で表される。
上記式中、
Bは歩幅の半分を表し、
は両足支持から片足支持へ遷移する際の目標ZMPのX−方向位置を意味し、
は上記ZMP折り線グラフにおいてp(t)=Kが成立する時の時間、すなわち両足支持から片足支持への一周期内における遷移時間を意味し、
T−tは片足支持から両足支持への遷移時間を意味する。
両足支持では、目標ZMP軌道と目標COG軌道とが同一である。片足支持の時間領域における目標ZMP軌道を生成することができる目標COGの軌道は、上記式5の条件にて上記式3の微分方程式を解いて得る。すなわち、t≦t<T−tの時間領域に対しては、下記式6の微分方程式を解いて目標COG軌道を得る。
上記微分方程式の一般解は次のとおりである。
上記一般解における未定係数Cx1及びCx2は、次式8の境界条件を用いて次式9のように決められる。
もう一つの境界条件であるc(T−t)=2B−c(t)及び
を満足させるためには、未知数Kが次の関係式を常に満足しなければならない。
したがって、歩行周期T、両足支持から片足支持への一周期内における遷移時間t、及び歩幅の半分であるBが決められると、上記式10によってKを決め、上記式9によって未定係数Cx1及びCx2を決めることができる。よって、X−方向への歩行パターンとしての目標ZMP軌道に従う目標COG軌道を、図4に示すように平滑関数形態として決めることができる。
[2.2 Y−方向歩行パターンの生成]
同様に、図3に示しているY−方向の目標ZMP軌道は、周期時間Tを用いて次式11で表される。
上記式中、
Aは両足首の中心間の距離の半分を表し、
は両足支持から片足支持へ遷移する際の目標ZMPのY−方向位置を意味し、
はZMP折り線グラフにおけるp(t)=Kが成立する時の時間、すなわち両足支持から片足支持への一周期内における遷移時間を意味し、
T−tは片足支持から両足支持への遷移時間を意味する。
両足支持では、目標ZMP軌道と目標COG軌道とが同一であり、片足支持の時間領域における目標ZMP軌道を生成することができる目標COGの軌道は、上記式11の条件にて上記式3の微分方程式を解いて得る。
上記微分方程式の一般解は次のとおりである。
上記一般解における未定係数Cy1及びCy2は、次式14の境界条件を用いて次式15のように決められる。
もう一つの境界条件であるc(T−t)=c(t)及び
を満足させるために未知数Kは、次の関係式を常に満足しなければならない。
したがって、歩行周期T、両足支持から片足支持への一周期内における遷移時間t、及び両足首の中心間の距離の半分であるAが決められると、上記式16によってKを決めることができ、上記式15によって未定係数Cy1及びCy2を決めることができる。よって、Y−方向への歩行パターンとしての目標ZMP軌道に従う目標Y−方向COG軌道を、図5に示すように平滑関数形態として決めることができる。
上記求めた図4及び図5に示すような目標COG運動を、実際のヒューマノイド歩行動作に移行させるためには、目標COG(直交座標)運動からロボット足部に取り付けられた駆動モーター軸の駆動角運動に至るCOG逆運動学(Inverse Kinematics)を解かなければならないという問題が残る。以下、COG運動速度と支持足に取り付けられた駆動モーター軸に対する角運動速度間でのCOGヤコビアンを用いる具体的な運動学的分解方法を説明する。
[3.歩行パターンの実現のためのCOGヤコビアンの運動学的分解方法]
先ず、目標COG運動を人間型ロボットに実現するために分割されたCOGヤコビアンを誘導する。人間型ロボットは、両腕と両足の4肢を有し、一般の関係式を誘導するためにn肢を有すると仮定する。
第一の肢を基本肢と設定し、基本肢は、ロボット胴体を地面から支持している足の一つであればよい。図1に示すように、ロボット胴体の中心に座標系を付着し、i番目肢(両腕と両足の一つ)に至る運動学的関係式を独立して次のように表すことができる。
上記式中、
は胴体中心座標系からみたi番目肢の末端速度を意味し、
はi番目肢の駆動モーター軸での角速度を意味し、
oは胴体中心座標系において得ることができる一般の運動学的ヤコビアンである。
上記用語「運動学的ヤコビアン」は、例えば、文献[R.M.Murray,Z.Li,S.S.Sastry,“A Mathematical Introduction To Robotic Manipulation”,Chapter3]に説明されている。
図2に示しているように、前に付いた上付き添え字は、人間型ロボットの胴体中心に固定された座標系を基準に表されたことを意味する。
2足歩行ロボットの場合、ロボット胴体自体が地面から浮いているシステムであるため、図2に示した絶対座標系を基準にして表されたi番目肢の末端速度は、次のように表される。
上記式中、
は絶対座標系で表示されたロボット胴体座標系の速度を意味し、
次式19の変換行列は絶対座標系で表示されたロボット胴体座標系の速度とi番目肢の末端速度とをつなぐ(6×6)行列である。
for i=1,2,…,n
上記式中、
及びOはそれぞれ(3×3)恒等行列と零行列を意味し、
は絶対座標系で表示されたロボット胴体座標系の(3×3)方向行列を意味し、
はロボット胴体座標系で表示されたi番目肢の末端位置ベクトルを表し、
[(・)×]はクロス積(cross product)を表すための歪対称(skew−symmetric)行列を意味する。
また、変換行列Xは次の形態で定義する。
上記式から、絶対座標系で表示されたi番目肢のヤコビアンは、J=X の関係式を用いて得ることができる。
全ての肢に対してロボット胴体座標系の速度は一定であるため、上記式18によってi番目肢とj番目肢の間には常に次の関係式が成立しなければならない。
上記式21を用いて、いずれの肢の角速度ベクトルであっても地面からロボット胴体を支持している基本肢(支持足)の角速度ベクトルを用いて表すことができる。
実際に、両足支持の場合には、両足から一つを基本肢として任意に選択し、片足支持の場合には、支持足を基本肢として選択する。基本肢に下付きの添え字1を用いてi番目肢の角速度ベクトルを次のように求める。
for i=1,2,…,n
上記式中、新たに導入された相対変換行列Xi1は、次のように定義される。
仮に、ある肢が余裕自由度システムであれば、上記式22にゼロ動作最適化(null motion optimization)アルゴリズムが加えられなければならない。
一般的なCOGヤコビアンを次のように導入する。
上記式中、
nはロボット胴体に付いている肢の総数を表し、

は絶対座標系で表示された重心(COG)の速度ベクトル
を意味し、
ciはロボット胴体座標系で表示されたi番目肢のCOGヤコビアンを表す。
基本肢(i=1)に対しては上記式18を適用し、他の肢(i=2,…,n)に対しては上記式22を適用すれば、上記式24の人間型ロボットの重心の運動は、次式25のように基本肢に取り付けられた駆動モーターの角速度
によってのみ決められる。
上記式中、
c1=c−rであり、
v1=R v1及びJω1=R ω1はロボット胴体座標系で表示された基本肢ヤコビアンの線速度部分と角速度部分とに分けられた行列である。
最終的に、基本肢は、地面を滑ることなく常に地面に付いていると仮定すれば、上記式25において
が成立する。
上記式25は、基本肢の運動として表された通常の運動学的ヤコビアンとして次のように書き換えられる。
上記式中、Cemc及びJemcは次のように表すことができる。
修正されたCOG運動
は、次の2成分で構成される。第一項は、上記誘導された歩行パターンによる目標COG運動、第二項は、基本肢を除いた他の肢の運動がCOG運動に及ぼす影響である。
同等に、修正されたCOGヤコビアンJemcも4成分で構成される。第一項及び第二項は、歩行によるロボット胴体座標系の運動がヤコビアンに及ぼす影響、第三項は、基本肢のCOGヤコビアンであり、第四項は、基本肢を除いた他の肢がヤコビアンに及ぼす影響である。
修正されたCOGヤコビアンJemcは(3×n)行列である。ここで、nは、基本肢(駆動関節数)の次元を意味し、一般のCOGヤコビアンの次元より小さいことから、計算時間を低減することができるという長所がある。
結果として、地面で支持している基本肢を除いた全ての他の肢の任意の運動に対して上記式26の逆運動学を解くと、自動的にヒューマノイドロボットのバランスを保持する基本肢の関節角運動を求めることができる。また、得られた基本肢の関節角運動及び上記式22を用いて、他の全ての肢の関節角運動を求めることができる。
上記提示された運動学的分解方法によれば、基本肢のバランス運動に関係なくヒューマノイドロボットの動作が与えられた目標運動に追従することができる。すなわち、ヒューマノイドロボットが与えられた目標運動を遂行しながら自動的にバランスを保持することができる。
[4.歩行及び姿勢制御装置の設計]
ヒューマノイドロボットの実際の動作を生成する関節駆動装置は、電気モーターと、ギア、及びリンクメカニズムとで構成された電気−機械システムであって、バックラッシュ(backlash)や電気リップル(ripple)のような多くの内部外乱を含んでいる。また、ヒューマノイドは人間と共存できる環境で駆動される必要があるため、人間との予期しない接触や環境との接触が何時でも外部外乱として作用し得る。このような外乱は、上記誘導されたCOGとZMP目標軌道をヒューマノイドロボット駆動装置が追従する際の邪魔要因になり得、ひどい場合は、ヒューマノイドロボットが安定性を失って転倒する要因にもなり得る。
このような現象を防止し、ロボットの歩行安定性を確保するために、本発明では、図6において提示された歩行制御装置を提案する。
上記歩行制御装置は、歩行軌道が存在する場合には歩行制御装置として作用するが、停止している場合にはロボット胴体に対する姿勢制御装置として作用する。よって、上記歩行制御装置は、姿勢制御装置を含む。
先ず、図6におけるZMPプランナーとCOGプランナーは、次の微分方程式を満足しつつ上記図4及び図5のような目標軌道を生成する。
一方、単純化された2足歩行ロボットの制御システムモデルは、次のような動力学を有する。
上記式中、
εはロボット関節駆動装置の実際の制御誤差によって生成される外乱を意味し、
は歩行制御入力を意味し、
及びpはそれぞれ実際のロボットで測定されるCOG及びZMPの位置を意味する。
図6における実際の2足歩行ロボットは、歩行や姿勢制御入力を受けて前述した運動学的分解方法を用いて全ての駆動装置の駆動角速度を決める。具体的に、図6において歩行制御入力uを式27内の
に適用して運動学的分解を行う。
また、図6に示したように、実際のヒューマノイドロボットは、両足の足首に取り付けられた力/トルク測定センサーを用いてZMP情報を提供し、駆動モーター軸に取り付けられたエンコーダー情報を用いてCOG関連の運動学的方程式を解いてCOGの位置を計算して提供する。
以降では、ヒューマノイドロボットのための歩行(及び姿勢)制御装置の設計方法を説明する。
先ず、図6に示したように、ZMP誤差及びCOG誤差を次のように定義する。
上記歩行制御装置は、式27の目標COG軌道の速度成分である
に図6のZMP制御装置及びCOG制御装置を追加することにより、次のようにuに置き換えられる。
上記式中、
第二項がZMP制御装置を表し、
第三項がCOG制御装置を表す。
各々の制御装置は比例制御形態を有する。COG制御装置は、一般に負のフィードバック構造を有し、ZMP制御装置は、正のフィードバック構造を有する。このように、上記式31の歩行制御装置は、一般の制御システムと異なる構造を有する。上記制御装置におけるkp,i及びkc,iは、ZMP制御装置及びCOG制御装置の比例利得を意味し、これらは、正の定数であって次式32の設計条件を満足するようにその値が設定される必要がある。
上記式中、β及びγは、ZMP制御装置の比例利得設計条件の変数であって、次式33の条件を満足するように設定される必要がある。
上記式32及び式33を満足させる比例利得を用いて上記式31の歩行制御装置を人間型2足歩行ロボットに適用する場合、全ての歩行閉ループ制御システムは、優れた2足歩行性能及び姿勢安定性を示し、理論的にも外乱入力に対するCOG誤差及びZMP誤差に対する相対的安定性を有する。
[5.歩行及び姿勢制御装置の安定性]
本発明による上記図6の歩行制御装置の外乱に対するロバスト性(robustness)を示すために、外乱に対する状態変数安定性を証明する一般的な手続をもって説明する。
外乱に対する状態変数安定性は、次式34のように消失不等式(dissipative inequality)を満足する時に定義される。
上記式中、
はリャブノブ(Lyapunov)関数の微分を意味し、誤差状態変数(e)に対しては負の限定を意味し、外乱(ε)に対しては正の限定を意味する。
また、理論的な証明のために制御誤差によって生成される外乱の大きさと外乱微分値の大きさは正の限定になると仮定する。数学的に表現すれば、正の定数aとbによって|ε|<a及び
で表される。外乱が限定されていないシステムに対して安定性を証明することができる方法がないため、一般に外乱は限定されると仮定し、これは、後述する安定性証明の一般性を喪失させない。
安定性証明の第一段階として、先ず、上記式28及び式29を用いてCOG誤差に対する動力学式を次のように得る。
第二に、他のCOG誤差動力学式を上記式29及び式31を用いて次のように得る。
また、上記方程式は、次のように並べ替えることができる。
第三に、上記式36を微分し、上記式35及び式37を代入すると、ZMP誤差に対する動力学式を次のように得ることができる。
第四に、安定性証明のために次のようなリャブノブ関数を導入する。
上記式中、V(e、e)は、kp,i>0とkc,i>ωの条件下で正の限定関数である。
上記式39のリャブノブ関数を微分し、COG誤差動力学式である上記式37とZMP誤差動力学式である上記式38を用いてまとめると、次のような式が得られる。
上記式中、負の限定で完全二乗式(Completion of Square)を用いた項を除くと、リャブノブ関数の微分に対して次のような不等式を得ることができる。
上記不等式において、COG比例利得が上記式32を満足すると、
を満足する任意の定数αに対してe c,i関連項は、常に負の限定が成立する。また、ZMP比例利得が上記式32を満足すると、上記式33を満足する任意の定数βとγに対してe p,i関連項は、常に負の限定が成立する。また、上記式の最後の2項である外乱の二乗項(ε )とその微分の二乗項
は、常に正の限定が成立する。
上記式34に提示されたように、誤差状態変数に対して負の限定であり、外乱に対して正の限定でリャブノブ関数の微分が限定されるため、上記式31のような歩行制御装置は、外乱に対する誤差状態変数安定性を有するようになる。
上記式31で提示された歩行制御装置の一部であるZMP制御装置が正のフィードバックを有することは、一般の制御装置の負のフィードバックに比べて相当に異なる特性である。上記式32と式33の制御装置の比例利得の設計条件は、実用性を高めるために任意の定数α、β、γを除き、次のように簡略に表し直すことができる。
上記設計条件の単純化が可能な理由は、上記安定性証明が相当に保守的に進められるためである。また、上記式42の形態の比例利得の設計条件が遥かに用い易いという長所がある。
[6.歩行及び姿勢制御装置の適用例]
本発明において提示された歩行制御装置の性能の優秀性を立証するために、2足歩行ロボットへの適用実験を行った。
先ず、目標ZMPとCOG軌道を得るために関連するパラメーターを次のように設定する:歩行周期T=1.0[s]、両足支持から片足支持への1周期内における遷移時間t=0.1[s]、両足首間の距離の半分A=0.09[m]、歩行歩幅の半分B=0.1[m]、ロボットの重さm=67.68[kg]、重心高さ定数c=0.7502[m]、及び
第二に、歩行制御装置の比例利得が上記式42の設計条件を満足しつつ、次のように設定する:i=x、yに対して順にZMP比例利得kp,i={3、6、1.8}、COG比例利得kc,i={6.6、3.8}。
上記提示されたパラメーターを用いて歩行制御装置を、本発明者らが開発したネットワークヒューマノイドロボット(ロボット名称:「床」)に適用して優れた結果を得た。
本発明では、人間型ロボットの歩行パターンの生成方法及び重心(COG)ヤコビアンを用いた歩行動作のロボット駆動軸への機構学的分解方法、安定性を保障する歩行制御装置の設計方法を提案した。開発された人間型ロボットの歩行制御装置は、重心制御装置とゼロ・モーメント・ポイント(ZMP)制御装置の差で構成され、単純化した歩行ロボットモデルに対して外乱から歩行状態変数への安定性(Disturbance Input-to-State Stability;ISS)を示す。
人間型ロボットの概念図である。 動的歩行に対する人間型ロボットの単純化された転がり球モデルを示す図である。 歩行のための目標ゼロ・モーメント・ポイント(ZMP)の軌道を示す図である。 X−方向(前進方向)の目標重心(COG)の位置軌道を示す図である。 Y−方向(横方向)の目標重心(COG)の位置軌道を示す図である。 足歩行ロボットに対する歩行制御構成図である。

Claims (10)

  1. 2足歩行ロボットの歩行を制御する方法であって、
    前記ロボットの地面に対するゼロ・モーメント・ポイント(Zero Moment Point;ZMP)を設計する段階(a)と、
    前記ゼロ・モーメント・ポイントから前記ロボットの重心(Center Of Gravity;COG)の軌道を求める段階(b)と、
    前記ゼロ・モーメント・ポイントの軌道に追従して前記ロボットが歩行できるようにする両足の駆動モーターの角速度を求める段階(c)、及び
    前記求めた駆動モーターの角速度にて各駆動モーターを駆動してロボットの歩行を制御する段階(d)と、
    を含むことを特徴とするロボット歩行制御方法。
  2. 前記段階(a)における前記ロボットの歩行進行方向(X軸方向)に対するゼロ・モーメント・ポイントp(t)は、次式5のように設計されることを特徴とする請求項1に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、
    Tは歩行の1周期であり、
    は前記1周期内における両足支持期から片足支持期への遷移時間であり、
    Bは歩幅の半分であり、
    は前記tの間の前記ゼロ・モーメント・ポイントの変位であって、次式10のように定義される。
  3. 前記段階(b)における前記X軸方向に対する重心c(t)は、両足支持期には前記ゼロ・モーメント・ポイントp(t)と同一であり、片足支持期には次式7と同一であることを特徴とする請求項2に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、係数Cx1及びCx2は、次式9のとおりである。
  4. 前記段階(a)における前記ロボットの歩行進行方向(X軸方向)に対しての左右方向(Y軸方向)に対するゼロ・モーメント・ポイントp(t)は、次式11のように設計されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、
    Tは歩行の1周期であり、
    は前記1周期内における両足支持期から片足支持期への遷移時間であり、
    Aは両足首の中心間の距離であり、
    は前記tの間の前記ゼロ・モーメント・ポイントの変位であって、次式16のように定義される。
  5. 前記段階(b)における前記Y軸方向に対する重心c(t)は、両足支持期には前記ゼロ・モーメント・ポイントp(t)と同一であり、片足支持期には次式13と同一であることを特徴とする請求項4に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、係数Cy1及びCy2は、次式15のとおりである。
  6. 前記段階(c)における基本肢の駆動モーターの角速度は、前記基本肢を除いた他の全ての肢に対する次式25の運動方程式を解いて求めることを特徴とする請求項5に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、


    は絶対座標系で表示された重心の速度ベクトルであり、
    c1=c−rは基本肢の末端から重心までの位置ベクトルであり、


    は基本肢に取り付けられた駆動モーターの角速度であり、
    ciはロボット胴体座標系で表示されたi番目肢の重心ヤコビアン行列であり、
    v1=R v1及びJω1=R ω1はそれぞれ基本肢ヤコビアンの線速度部分行列及び角速度部分行列である。
  7. 前記基本肢は、片足支持期には両方足のうち支持足から選択され、両足支持期には両足の何れか1つが任意に選択されることを特徴とする請求項6に記載のロボット歩行制御方法。
  8. 段階(c)における他方の肢の駆動モーターの角速度は、前記求めた基本肢の駆動モーターの角速度を用いて次式22によって求めることを特徴とする請求項6に記載のロボット歩行制御方法。
    for i=2,…,n
    前記式中、
    相対変換行列Xi1は次式23のように定義される。
  9. 前記式25の重心速度ベクトル

    として、ゼロ・モーメント・ポイント誤差及び重心誤差を反映した次式31のuを用いることを特徴とする請求項6に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、
    p,i及びec,iは、それぞれ次式30のように定義されるゼロ・モーメント・ポイント誤差及び重心誤差であり、
    p,i及びkc,iは、それぞれ比例制御利得である。
  10. 前記制御利得kp,i及びkc,iは、それぞれ次式32の設計条件を満足することを特徴とする請求項9に記載のロボット歩行制御方法。

    前記式中、β及びγは次式33の設計条件を満足する。
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