JP2009512542A - 熱自己発生型地表下化学反応器および方法 - Google Patents

熱自己発生型地表下化学反応器および方法 Download PDF

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Abstract

地表下熱自己発生型反応器および方法は、下降流路と上昇流路が、Ё管を形成するように底部で接続され、かつ、互いに熱交換する状態である。下降流路および上昇流路は、それぞれ、上部熱交換部および下部反応部を有する。空気噴射システムは、熱交換部と反応部との間で下降流路内に空気を噴射する。上昇熱交換部の断面積は、下降流速と上昇流速を釣り合わせるために、下降熱交換部の断面積より大きい。下降熱交換部は、熱伝達面積を増加させるために、複数の管を有する。

Description

本発明は、化学反応をもたらすことに関し、より詳細には、湿潤酸化をもたらすのに適した熱自己発生型地表下化学反応器および方法に関する。
多くの化学反応は、高圧、高温条件下で促進される可能性がある。一般に、高圧および高温を発生する装置は、高圧ポンプおよび容器を必要とする。こうした装置は、比較的複雑で、費用がかかり、ほとんどの液状廃棄物の磨耗的な性質のために危険である。
長いU管を形成するために、地表下の垂直下降流路および垂直上昇流路が底部で接続された装置は、静水圧カラムを使用して、化学反応を促進するための高圧を発生する。一般に、これらの反応器は、地下深くに延びる一対の同心管、円柱管、垂直管からなる。1つの管の上部内に圧送される反応体は、その管を下方に底部まで流れ、他の管を上方に他の管の上部まで流れる。これらの反応器では、下降管および上昇管は、一般に、互いに熱交換する状態にあるため、上方に流れる流体の反応による熱は、下方に流れる流体を加熱する。
参照により本明細書に組み込まれる、本出願人に対する米国特許第4,272,383号は、下水汚泥、家畜排泄物、および他の酸化流体などの廃棄物流に反応させるのに特に適した反応器および方法を開示する。開示される装置では、空気が、「テイラーバブル(Taylor bubble)」の形態で、ほぼ地表レベルで噴射され、反応器の下方部分内の反応ゾーン内の熱交換器が、温度を制御した。9.307×10Pa(135psi)より高い圧力と176.7℃(350°F)より高い温度で、これらの廃棄物流は、加水分解され、有機成分が分子重量のより軽い分子に分解される。十分な温度、圧力、時間、および酸素によって、有機分子は、本質的に、二酸化炭素、水、および熱に変換されるであろう。
従来の知られている垂直地表下反応器では、上方に流れる流体から下方に流れる流体へ伝達される熱は、反応が、自己持続型であるか、または、熱自己発生型であるのに不十分であった。これらの反応器では、反応を持続させるために、熱交換器を通して熱が連続して加えられるか、または、熱回収を増加させるために、噴射された空気が液体酸素に置き換えられ、コストおよび安全の問題が大幅に増加した。
地表下熱自己発生型反応器および方法は、下降流路を画定する下降手段、および、下降手段と熱交換する状態で上昇流路を画定する上昇手段を含む。下降手段と上昇手段は、底部で接続して、U管構造を形成する。下降手段は、上部下降熱交換部、中間空気噴出部、および下部下降反応部を有し、上昇手段は、それぞれ、下降熱交換部および下降反応部と実質的に同一の広がりを持つ上昇熱交換部および上昇反応部を有する。上昇熱交換部の断面積は、下降熱交換部の断面積より大きい。上昇熱交換部の断面積と下降熱交換部の断面積の比は、反応器が、それについて設計される流体の化学的酸素要求量(COD)に依存する。空気は、下降熱交換部と下降反応部との間で、選択された深さで、下降手段の空気噴射部内に噴射される。下降および上昇熱交換部は、単一同心管の熱交換表面積より大きな熱交換表面積を持つように構成される。上昇熱交換部のより大きな断面積は、上昇流体流速を減少させる。上昇流体流の速度の減少および熱交換面積の増加は、下降手段と上昇手段との間の熱伝達を改善し、反応器が、熱自己発生型であるか、または、自己持続型であることを可能にする。
方法は、下降熱交換部、空気噴射部、および下降反応部を有する下降流路を設けるステップと、上昇熱交換部および上昇反応部を有する上昇流路を設けるステップと、下降流路を下方に、また、上昇流路を上方に流体を流すステップと、下降反応部および上昇反応部で流体を反応させるステップと、反応させるステップを持続するのに十分な熱を、上昇熱交換部内の流体から下降熱交換部内の流体へ伝達するステップとを含む。上昇熱交換部は、下降熱交換部より大きい。反応器および方法は、液体酸素または追加の熱エネルギーについての必要性をなくすのに十分な熱を生成し、回収することが可能である。
本発明の詳細は、同じ参照数字を持つ添付図面に関連して述べられる。
ここで、図1〜図4を参照すると、本発明の特徴を具現化する地表下熱自己発生型反応器10は、下降流路14を画定する下降手段11、上昇流路15を画定する上昇手段12、ポンプ16、空気噴射システム17、および熱交換器18を含む。上昇および下降流れ手段11および12は、大地の穴19の下方で、地表レベル20の下のかなりの深さに延びる。好ましくは、反応器10は、外部ケーシング21で囲まれる。反応器10は、ケースに作られた井戸内に構築されてもよい。上昇および下降手段11および12は、互いに、対向流で熱交換する状態にあり、また、底部で接続されて、地表下水圧U管構造を形成する。反応器10は、地表レベル20から第1深さd1まで下方に延びる熱交換ゾーン22、および、熱交換ゾーン22から第2深さd2まで下方に延びる反応ゾーン23を含む。
下降手段11は、上端25、上端25から熱交換ゾーン22を通って下方に延びる下降熱交換部26、下降熱交換部26から下方に延びる空気噴射部31、空気噴射部31から反応ゾーン23を通って下方に延びる下方反応部27、および底端28を含む。図示する実施形態では、下降熱交換部26は、複数の細長い円柱の離間した下降熱交換管29を含む。好ましくは、下降熱交換部26は、少なくとも3つの下降熱交換管29を含む。下降反応部27は、少なくとも1つの、また、好ましくは、複数の細長い円柱の離間した下降反応管30を含む。下降反応管30は、多岐管32として示される空気噴射部31によって下降熱交換管29に接続される。
上昇手段12は、上端33、上端33から熱交換ゾーン22を通って下方に延びる上昇熱交換部34、上昇熱交換部34から反応ゾーン23を通って下方に延びる上昇反応部35、および底端36を含む。図示する実施形態では、上昇手段12は、底端36が閉じられた、細長い円柱の上昇管38を含み、上昇管38は、反応器10用の反応器ケースを形成する。熱交換器18は、上昇管38の中心を下方に延びる、細長い円柱の熱交換器本体39を有する。下降熱交換管29は、上昇管38内で、熱交換器本体39の周りに離間して配列される。下降熱交換管29は、1つまたは複数の離間した同心円上に配列され、円の数は、下降熱交換管29の数に依存する。下降反応管30は、上昇管38内で、かつ、熱交換器本体39の周りで離間して配列される。下降および上昇手段11および12は、他の構成を持ってもよい。制限としてではなく、例を挙げると、下降手段11は、外部管を含み、上昇手段12は、1つまたは複数の内部管を含むことができるか、または、下降および上昇手段11および12は、単一管の部分に分割されることができる。
空気噴射システム17は、地表レベル20の空気圧縮機43、および、空気圧縮機43から多岐管32まで延びる空気流ライン44を含む。ポンプ16は、下降手段11の上端25に接続して、下降流路14内に流体を圧送する。流体は、下降熱交換管29を下方に流れる。空気噴射システム17は、多岐管32に接続され、多岐管32において、下方に流れる流体内に空気を噴射する。下降手段11の底端28を形成する、下降反応管30の下部端は、上昇手段12の底端36の上で離間し、かつ、底端36内に開く。空気と混合された流体は、下降反応管30を下方に流れ、上昇手段12の底端36内に出て、下降反応管30および下降熱交換管29の外側の周りで上昇管38を上方に流れる。上昇手段12の上端33に接続された、圧力調節器などの圧力制御デバイス41は、反応器10の圧力および流量を制御する。
下降熱交換部26は、選択された第1断面積を有し、上昇熱交換部34は、選択された第2断面積を有する。第2断面積は、第1断面積より著しく大きくなるように選択される。第2断面積と第1断面積の比は、反応器が処理する流体のCODに基づいて選択される。下降熱交換部26を下方に流れる流体は、単相流体流である。下降熱交換部26の底部における流体内への空気の噴射によって、下降反応部27を通り、また、上昇反応部および上昇熱交換部35および34を通って流れる流体は、液体と気体の2相流になる。
2相流は、単相流に比べて低い密度と低い熱容量を有する。2層流は、低い密度と付加される空気の質量のために、単相流より大きな容積を有する。2層流は、流体が地表レベル20に近づくにつれて、圧力の減少と対応する気体の膨張のために、特に上昇熱交換部34内でより大きな容積を有する。
第1および第2の断面積は、下降熱交換部26内の1相流の流速を、上昇熱交換部34内の2相流の流速にほぼ等しくなるように選択され、それにより、2つの流動流の滞留時間がほぼ同じになるか、または、平均流体速度がほぼ同じになる。第1および第2の断面積は、さらに、それぞれの熱伝達係数を掛けた、下降熱交換部26内の1相流の流速と上昇熱交換部34内の2相流の流速が、ほぼ等しくなるように選択されてもよい。流速を等しくすることと、複数の下降熱交換管29によって熱伝達面積を増加させることによって、下降流体流の最大加熱が確保され、2層流体によって流出する熱が最小になる。
反応器10の全体の深さは、第1深さd1と第2深さd2の和であり、一般に、約914.4〜1828.8メートル(3,000〜6,000フィート)であるが、用途によってはそれ以上であってもよい。熱交換ゾーン22の第1深さd1は、約60.96(200フィート)(CODが非常に低い流体の場合)〜914.4メートル(3,000フィート)(CODが高い流体の場合)である。空気は、第1深さd1において、下方に流れる流体内に噴射される。反応器10の全体の深さd1+d2および第1深さd1は、反応器10内で処理されることを意図される流体のCODに依存し、反応器10は、特定の意図される用途に対して調節されるべきである。CODは、一般に、流体を酸化するのに必要とされる酸素の100万分の1の質量として表される。好ましくは、空気は、「テイラーバブル」の形態で噴射される。
反応器10の任意の地点での圧力は、上記流体の質量およびポンプ16の圧力に依存する。水だけが使用された場合、圧力勾配は、0.3048メートル(1フィート)の深さ当たり約2.964×10Pa(0.43psi)であることになる。CODが低い流体の場合、流体を反応させるのに必要とされる大気圧における空気の容積は、流体の容積より小さくてもよく、一方、CODが高い流体の場合、流体を反応させるのに必要とされる大気圧における空気の容積は、流体の容積より実質的に大きくなる可能性がある。大気圧またはほぼ大気圧における、地表レベル20での、または、地表レベル20の近くでの空気の噴射は、下方に流れる流体の密度を減少させ、それにより、たとえCODが低い流体の場合でも、静水頭を減少させるであろう。CODが高い流体の場合、流体を高圧に与圧せずに、地表レベル20で、または、地表レベル20の近くで必要とされる空気を噴射することは可能でない。こうした与圧は、磨耗性流体を取り扱うことが可能な高圧液体ポンプを必要とする。
大気圧と室温における0.028立方メートル(1立方フィート)の空気は、約7.53グラム(約0.0166ポンド)の酸素を含有する。5.419×10Pa(786psi)において、0.028立方メートル(1立方フィート)の空気は、約402.6グラム(0.8876ポンド)の酸素、または、大気圧において約53倍の質量を含有する。噴射地点において、空気圧は、流体の静水圧カラムの圧力より大きくなければならないため、5.419×10Pa(786psi)における空気は、約533.4メートル(約1750フィート)で噴射され、静水圧カラムによる圧力は約5.171×10Pa(750psi)である。熱交換ゾーン22の底部において空気を噴射することにより、より多くの酸素を付加することができるため、反応器10の生成レートは増加する。増加した酸素は、より多くの熱を生成し、生成熱/熱損失比が改善されるため、有効熱を回収することができる。熱交換ゾーン22の底部において空気を噴射することは、任意の深さで高い静水圧を提供するため、反応器10の必要とされる深さを減少させることができる。噴射することができる空気量に関する限界は、噴射地点の下の全ての高さにおける静水圧が、水の蒸気圧より大きくなければならないことである。
第1深さd1、噴射部31の深さは、以下のように選択される。処理される流体のCODが決定され、最高100%の反応体の反応の程度が選択される。CODと反応の程度に基づいて、必要とされる酸素の量が決定される。空気容積と液体容積の比が選択される。この容積比に基づいて、酸素含有空気の必要とされる密度が計算され、そこから、噴射空気の必要とされる圧力が計算される。最小の第1深さd1は、下降熱交換部26内の静水圧カラムによる圧力が、必要とされる圧力より少し小さい深さである。
熱交換ゾーン22の底部において空気を噴射することの利益は、第2断面積が第1断面積より著しく大きくなければ、実現されないであろう。第2断面積と第1断面積の比は、反応器10内で処理される意図される材料のCODに基づいて選択され、そこから、噴射される空気の相対質量が選択される。
以下の特定の寸法および数は、制限としてではなく、例として提供される。図3を参照すると、反応器10の熱交換ゾーン22は、0.4318メートル(17インチ)直径と0.1468平方メートル(1.58平方フィート)の断面積を有する上昇管38を有する。熱交換器本体39は、0.0889メートル(3.5インチ)直径と0.006206平方メートル(0.0668平方フィート)の断面積を有する。36個の離間した下降熱交換管29は、熱交換器本体39の周りに配列され、それぞれ、0.0381メートル(1.5インチ)直径と0.00114平方メートル(1.7671平方インチ)の断面積を有する。第1断面積は、0.00114平方メートル(1.7671平方インチ)×36=0.04104平方メートル(0.4418平方フィート)である。第2断面積は、(0.1468−0.006206−0.04104)=0.0992平方メートル((1.58−0.0668−0.4418)=1.0677平方フィート)である。第2断面積と第1断面積の比は2.42である。
複数の下降熱交換管29は、上昇熱交換部34と下降熱交換部26との間の熱交換表面積を増加させる。0.0889メートル(3.5インチ)熱交換本体39の周りに同心に、かつ、0.4318メートル(17インチ)上昇管38内部に配列され、36個の0.0381メートル(1.5インチ)下降熱交換管29に相当する断面積を有する単一下降熱交換管29は、約0.2454メートル(9.66インチ)の直径を有することになる。36個の0.0381メートル(1.5インチ)下降熱交換管29の表面積は、相当する単一下降熱交換管の表面積の約5.6倍である。総合の熱伝達は、表面積に正比例するため、上昇熱交換部34と下降熱交換部26との間の表面積の増加は、総合熱伝達を著しく増加させる。
図4を参照すると、反応器10の反応ゾーン23内では、上昇管38は、依然として、0.4318メートル(17インチ)直径と0.1468平方メートル(1.58平方フィート)の断面積を有し、熱交換器本体39は、0.0889メートル(3.5インチ)直径と0.006206平方メートル(0.0668平方フィート)の断面積を有する。3つの離間した下降反応管30は、熱交換本体39の周りに配列され、それぞれ、0.127メートル(5インチ)直径と0.01267平方メートル(19.635平方インチ)の断面積を有する。下降反応部27の断面積は、0.01267平方メートル(19.635平方インチ)×3=0.03801平方メートル(0.4091平方フィート)である。上昇反応部35の断面積は、(0.1468−0.006206−0.03801)=0.1022平方メートル((1.58−0.0668−0.4091)=1.1004平方フィート)である。反応ゾーン23内での上昇流路15の断面積と下降流路14の断面積の比は、2.69である。
図5は、熱交換ゾーン22の代替の配置構成を示す。上昇管38は、0.254メートル(10インチ)直径と0.05067平方メートル(0.5454平方フィート)の断面積を有する。熱交換器本体39は、0.0508メートル(2インチ)直径と0.002025平方メートル(0.0218平方フィート)の断面積を有する。10の離間した下降熱交換管29は、熱交換本体39の周りに配列され、それぞれ、0.0381メートル(1.5インチ)直径と0.00114平方メートル(1.7671平方インチ)の断面積を有する。第1断面積は、0.00114平方メートル(1.7671平方インチ)×10=0.0114平方メートル(0.1227平方フィート)である。第2断面積は、(0.05067−0.002025−0.0114)=0.03724平方メートル((0.5454−0.0218−0.1227)=0.4009平方フィート)である。第2断面積と第1断面積の比は3.2667である。
0.0508メートル(2インチ)熱交換本体39の周りに同心に、かつ、0.254メートル(10インチ)上昇管38内部に配列され、10個の0.0381メートル(1.5インチ)下降熱交換管29に相当する断面積を有する単一下降熱交換管は、約0.1308メートル(約5.15インチ)の直径を有することになる。10個の0.0381メートル(1.5インチ)下降熱交換管29の表面積は、相当する単一下降熱交換管の表面積の約29倍である。
図6は、図5の熱交換ゾーン22と共に使用するための、反応ゾーン23についての代替の配置構成を示す。上昇管38は、依然として、0.254メートル(10インチ)直径と0.05067平方メートル(0.5454平方フィート)の断面積を有し、熱交換器本体39は、0.0508メートル(2インチ)直径と0.002025平方メートル(0.0218平方フィート)の断面積を有する。3つの離間した下降反応管30は、熱交換本体38の周りに配列され、それぞれ、0.0635メートル(2.5インチ)直径と0.003167平方メートル(4.9087平方インチ)の断面積を有する。下降反応部27の断面積は、0.003167平方メートル(4.9087平方インチ)×3=0.009504平方メートル(0.1023平方フィート)である。上昇反応部35の断面積は、(0.05067−0.002025−0.009504)=0.03914平方メートル((0.5454−0.0218−0.1023)=0.4213平方フィート)である。反応ゾーン23内での上昇流路15の断面積と下降流路14の断面積比は、4.12である。
上昇管38の直径と反応器10の深さは、特定の用途および対応するCODならびに必要とされる処理量(流量)および容量に基づいて選択される。静水圧は、処理される材料について所望の反応温度における流体の沸騰および噴出を防止するのに十分でなければならず、したがって、必要とされる深さが決定される。上昇管38の直径は、必要とされる反応を確保するために、反応ゾーン22内の深さ、必要とされる処理量、および所望の休止時間に基づいて決定される。下降熱交換管29の数は、少なくとも3つであり、下降熱交換管29についての最小実行可能直径によってだけ制限されるべきである。1つまたは複数の下降反応管30を使用することができる。
図7を参照すると、熱交換器本体39は、円柱内部管46、内部管46の周りに同心に配列され、かつ、内部管46から外側に離間した円柱中間管47、内部管46と中間管47との間の断熱材48、および、中間管47の周りに同心に配列され、かつ、中間管47から外側に離間した外部管49を含む。内部管46の内側は、第1通路50を画定し、中間管47と外部管49との間の空間は、第2通路51を画定する。内部管46は、底部で開き、外部管49は、底部で閉じて、U管を形成する。図1に示すように、加熱器53は、第1通路50に接続する第1流れライン54によって地表レベル20の上で熱交換器本体39に接続される。第2流れライン55は、第2通路51に接続する。
それぞれ、第1および第2流れライン54および55上の、第1および第2制御弁56および57は、熱交換器本体39に出入りする流体の流れを制御する。反応器10の始動中に、加熱器53によって加熱された流体は、第1流れライン54を通って中に入り、第1通路50を下方へ、第2通路を上方へ流れて、熱を反応ゾーン22に提供し、第2流れライン55を通って外へ流れる。反応ゾーン22内での反応が自己持続型になった後に、熱交換器18内の流体の流れが、反転され、第2流れライン55を通って中に入り、第2通路51を下方に、第1通路50を上方に、第1流れライン54を通って外へ流れて、反応から熱が回収される。熱交換器18は、過熱、沸騰、噴出を防止するために反応温度を制御する。好ましくは、本発明の反応器10の場合、上述したように、熱交換器18は、水冷設計である。酸素入力の増加および反応器10の熱回収の改善によって、有用なレベルの過熱蒸気が、熱交換器18によって回収可能であることになる。少なくとも1つの熱電対58は、反応器10の底部の流体の温度を監視するために設けられるべきであり、また、好ましくは、選択された深さにおいて離間した複数の熱電対58が、反応器10内の温度を監視するために設けられる。
本発明は、一定の程度の特殊性を持って述べられたが、本開示が例によって行われたこと、および、構造の細部における変更が、本発明の精神から逸脱することなく、行われてもよいことが理解される。
本発明の特徴を具現化する反応器の略図である。 図1の反応器の部分拡大切り取り側面図である。 図2のライン3−3に沿って切り取った断面図である。 図2のライン4−4に沿って切り取った断面図である。 図2のライン3−3に沿って切り取った代替の断面図である。 図2のライン4−4に沿って切り取った代替の断面図である。 図2のライン3−3に沿って切り取った熱交換器の拡大断面図である。

Claims (27)

  1. 流体内で反応体の化学反応をもたらす地表下熱自己発生型反応器において、
    下降流路を画定する下降手段であって、下降熱交換部、および前記下降熱交換部より下の下降反応部を有し、前記下降熱交換部は、前記流体の静水圧カラムを形成するのに十分な深さまで延び、前記静水圧カラムは、前記反応体に反応させるのに十分な圧力を有する、下降手段と、
    前記下降手段と熱交換する状態にある下降流路を画定する上昇手段であって、上昇熱交換部、および前記上昇熱交換部より下の上昇反応部を有し、前記上昇手段は、前記下降手段と流体連通し、それにより、前記下降手段を下方に流れる前記流体が、前記上昇手段を支援するように流れ、前記上昇熱交換部は、前記下降熱交換部のサイズに対してサイズが拡大されて、前記上昇熱交換部内の前記流体の速度が減速され、それにより、前記上昇熱交換部内の前記流体の速度が、前記下降熱交換部内の前記流体の速度と実質的に同じになる、上昇手段とを備えており、
    それにより、実質的に最大の熱量が、前記上昇熱交換部内の前記流体から前記下降熱交換部内の前記流体へ伝達されて、別の供給源から熱を加えることなく、前記化学反応が持続される、反応器。
  2. 前記下降手段は、前記下降熱交換部と前記下降反応部との間に空気噴射部を含み、
    空気を前記流体内に噴射するために、前記空気噴射部に接続された空気噴射システムを含む、請求項1に記載の反応器。
  3. 前記下降熱交換部は、前記流体の静水圧カラムを形成するのに十分な深さまで延びており、前記静水圧カラムは、前記反応体を選択された程度に反応させるのに十分に高い密度で、酸素含有空気を噴射するのに十分な圧力を有し、かつ前記空気と前記流体との選択された容積比を提供するのに十分な圧力を有する、請求項1に記載の反応器。
  4. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の平均流速が、前記上昇熱交換部内の前記流体の平均流速にほぼ等しくなるように選択される、請求項1に記載の反応器。
  5. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の滞留時間が、前記上昇熱交換部内の前記流体の滞留時間にほぼ等しくなるように選択される、請求項1に記載の反応器。
  6. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の熱交換係数を掛けた平均流速が、前記上昇熱交換部内の前記流体の熱交換係数を掛けた平均流速にほぼ等しくなるように選択される、請求項1に記載の反応器。
  7. 前記上昇手段は、細長い円柱上昇管を含み、前記下降手段は、前記上昇管内に少なくとも1つの細長い円柱下降管を含む、請求項1に記載の反応器。
  8. 前記上昇手段は、細長い円柱上昇管を含み、前記下降熱交換部は、前記上昇管内に複数の離間した細長い円柱の下降熱交換管を含み、前記下降反応部は、前記上昇管内に少なくとも1つの細長い円柱の下降反応管を含む、請求項1に記載の反応器。
  9. 前記下降熱交換部は、少なくとも3つの下降熱交換管を含む、請求項8に記載の反応器。
  10. 前記反応器は、前記下降熱交換管および前記下降反応管と離間して、前記上昇管内にある可逆流熱交換器を含み、また、前記可逆流熱交換器は、前記反応を始動し、前記反応の温度を制御し、前記反応から過剰の熱を回収するために、前記上昇反応部内に延びる、請求項8に記載の反応器。
  11. 前記反応器は、空気を前記流体内に噴射するために、前記下降熱交換部と前記下降反応部との間に、前記下降手段に接続された空気噴射システムを含む、請求項1に記載の反応器。
  12. 前記反応器は、前記下降および上昇手段における圧力および流量を制御するために、前記上昇手段に接続された圧力制御デバイスを含む、請求項1に記載の反応器。
  13. 前記下降手段および前記上昇手段は、約914.4〜1828.8メートル(3,000〜6,000フィート)の深さまで延びる、請求項1に記載の反応器。
  14. 前記下降熱交換部および前記上昇熱交換部は、約60.96〜914.4メートル(200〜3,000フィート)の深さまで延びる、請求項1に記載の反応器。
  15. 流体内で反応体の化学反応をもたらす地表下熱自己発生型反応器において、
    下降流路を画定する下降手段であって、上端、前記上端から下で複数の離間した細長い円柱である下降熱交換管、前記下降熱交換管より下の複数の離間した細長い円柱の下降反応管、および底端を有しており、前記下降熱交換管は、前記流体の静水圧カラムを形成するのに十分な深さまで延びており、前記静水圧カラムは、前記反応体を選択された程度に反応させるのに十分に高い密度で酸素含有空気を噴射するのに十分な圧力を有し、かつ前記流体に前記空気の選択された容積比を提供するのに十分な圧力を有する、下降手段と、
    前記流体を前記下降流路内の前記上端に圧送するポンプと、
    前記下降手段と熱交換する状態にある上昇流路を画定する上昇手段であって、上端、前記上端の下にあって前記下降熱交換管および前記下降反応管の周りにある上昇管、ならびに前記下降手段の底端と流体連通する閉じた底端を有し、それにより、前記下降流路を下方に流れる前記流体が、前記上昇流路を支援し、かつ、前記上昇手段の前記上端を出て流れるようにし、前記上昇手段は、選択された第2断面積を有し、前記第1および第2の断面積は、前記下降熱交換管内の前記流体の平均流速が、前記上昇管内の前記流体の平均流速にほぼ等しくなるように選択される、上昇手段と、
    空気を前記流体内に噴射するために、前記下降熱交換管と前記下降反応管との間に、前記下降手段に接続された空気噴射システムと、
    前記下降熱交換管および前記下降反応管と離間し、前記上昇管内にある可逆流熱交換器であって、前記可逆流熱交換器は、前記反応を始動し、前記反応の温度を制御し、前記反応から過剰の熱を回収するために、前記上昇手段の前記上端から前記底端の近くまで延びる、可逆流熱交換器とを備えており、
    それにより、前記下降熱交換部内の前記流体の速度が、前記上昇熱交換部内の前記流体の速度に釣り合うため、実質的に最大の熱量が、前記上昇熱交換部内の前記流体から前記下降熱交換部内の前記流体へ伝達される、反応器。
  16. 流体内で反応体の地表下熱自己発生型化学反応をもたらす方法において、
    下降流路を設けるステップであって、下降熱交換部、および前記下降熱交換部より下の下降反応部を有し、前記下降熱交換部は、前記流体の静水圧カラムを形成するのに十分な深さまで延びており、前記静水圧カラムは、前記反応体に反応させるのに十分な圧力を有する、下降流路を設けるステップと、
    前記下降流路と熱交換する状態にある上昇流路を設けるステップであって、上昇熱交換部、および前記上昇熱交換部より下の上昇反応部を有し、前記上昇流路は、前記下降流路と流体連通し、それにより、前記下降流路を下方に流れる前記流体が、前記上昇流路を支援するように流れ、前記上昇熱交換部は、前記下降熱交換部のサイズに対してサイズが拡大されて、前記上昇熱交換内の前記流体の速度が減速され、それにより、前記上昇熱交換内の前記流体の速度が、前記下降熱交換部内の前記流体の速度と実質的に同じになる、上昇流路を設けるステップと、
    前記下降流路を下方にかつ前記上昇流路を上方に、前記流体を流すステップと、
    前記下降反応部および前記上昇反応部で、前記流体を反応させるステップと、
    前記上昇熱交換部内の前記流体から前記下降熱交換部内の前記流体へ、前記反応させるステップを持続するのに十分な熱を伝達するステップとを含み、
    それにより、前記化学反応が熱自己発生型となる、方法。
  17. 前記下降熱交換部は、前記流体の静水圧カラムを形成するのに十分な深さまで延びており、前記静水圧カラムは、前記反応体を選択された程度に反応させるのに十分に高い密度で、酸素含有空気を噴射するのに十分な圧力を有し、かつ前記流体に前記空気の選択された容積比を提供するのに十分な圧力を有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記熱を伝達するステップは、前記上昇熱交換部内の前記流体から前記下降熱交換部内の前記流体へ実質的に最大の熱量を伝達する、請求項16に記載の方法。
  19. 前記下降流路は、前記下降熱交換部と前記下降反応部との間に空気噴射部を含み、さらに、
    空気を前記空気噴射部内に噴射するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の平均流速が、前記上昇熱交換部内の前記流体の平均流速にほぼ等しくなるように選択される、請求項16に記載の方法。
  21. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の滞留時間が、前記上昇熱交換部内の前記流体の滞留時間にほぼ等しくなるように選択される、請求項16に記載の方法。
  22. 前記下降熱交換部と前記上昇熱交換部との相対的なサイズは、前記下降熱交換部内の前記流体の熱交換係数を掛けた平均流速が、前記上昇熱交換部内の前記流体の熱交換係数を掛けた平均流速にほぼ等しくなるように選択される、請求項16に記載の方法。
  23. 前記上昇流路は、細長い円柱上昇管によって画定され、前記下降熱交換部は、前記上昇管内の複数の離間した細長い円柱の下降熱交換管によって画定され、前記下降反応部は、前記上昇管内の少なくとも1つの細長い円柱の下降反応管によって画定される、請求項16に記載の方法。
  24. 前記上昇反応部内に延びる可逆流熱交換器を設けるステップと、
    前記熱交換器によって、前記上昇反応部内の前記流体に対して熱を加えることによって、前記反応させるステップを始動するステップと、
    前記熱交換器によって、前記反応させるステップの温度を制御するステップと、
    前記熱交換器によって、前記反応させるステップから過剰の熱を回収するステップとを含む、請求項16に記載の方法。
  25. 前記下降および上昇流路における圧力および流量を制御するために、前記上昇流路に接続された圧力制御デバイスを設けるステップを含む、請求項16に記載の方法。
  26. 前記下降流路および前記上昇流路は、約914.4〜1828.8メートル(3,000〜6,000フィート)の深さまで延びる、請求項16に記載の方法。
  27. 前記下降熱交換部および前記上昇熱交換部は、約60.96〜914.4メートル(200〜3,000フィート)の深さまで延びる、請求項16に記載の方法。
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