JP2009510627A - モータおよびコントローラの反転:位置制御ロボットに対するトルク指令 - Google Patents

モータおよびコントローラの反転:位置制御ロボットに対するトルク指令 Download PDF

Info

Publication number
JP2009510627A
JP2009510627A JP2008533615A JP2008533615A JP2009510627A JP 2009510627 A JP2009510627 A JP 2009510627A JP 2008533615 A JP2008533615 A JP 2008533615A JP 2008533615 A JP2008533615 A JP 2008533615A JP 2009510627 A JP2009510627 A JP 2009510627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
block
controller
value
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008533615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4892000B2 (ja
Inventor
ゴンザレス−バノス、へクター、エイチ.
ダリウシュ、ベザード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JP2009510627A publication Critical patent/JP2009510627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4892000B2 publication Critical patent/JP4892000B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1633Programme controls characterised by the control loop compliant, force, torque control, e.g. combined with position control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/42Servomotor, servo controller kind till VSS
    • G05B2219/42042Adaptive robust controller

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

【課題】 通信遅延、測定ノイズおよびロボットシステム固有のコントローラパラメータの不確かさが存在する場合に、モータと関節コントローラのダイナミクスをキャンセルするシステムと方法を提供する。
【解決手段】
Figure 2009510627

【選択図】 図1

Description

本願は、米国特許仮出願番号第60/722339号(出願日:2005年9月29日)発明の名称:「Motor and Controller Inversion: Commanding Torque to Position Controlled Robots」の優先権を主張するものであり、この出願のすべての記載をここに引用するものである。
本発明は、モータおよび関節コントローラのダイナミクスをキャンセルする制御方法に関する。具体的には、本発明は、ロボット製造業者が提供するモータおよび関節コントローラのダイナミクスをキャンセルする制御方法に関する。
ロボット製造業者によってロボットにビルトインの制御方法を組み込む場合がよくあるが、このような方法では、関節位置、関節速度および微分動作を組み合わせて各関節を独立的に制御する。通常の制御方法には、PI(比例積分)、PD(比例微分)およびPID(比例積分微分)が含まれる。
ロボットの関節に用いられる通常のアクチュエータとしては、永久磁石直流(DC)モータがある。DCモータは、制御可能な電圧源または電流源により駆動される。ロボット製造業者によっては、ユーザがモータの電機子電流に比例する信号を用いて、所望のトルクを得られるように、間接的に指令できるようにしている。モータのトルクは電機子電流に比例するため、トルクを正確かつ直接的に制御することができる。
しかしながら、電流(つまりトルク)の指令は、特に、ロボットを新規な制御方法の開発に用いるように意図していない場合には、常に選択肢になるわけではない。このような場合、ビルトインのモータとコントローラは、ユーザにとってはブラックボックスのようなものである。これは、ユーザが位置や速度の指令を与えると、指令の実行はロボット自身の独立したビルトインの関節コントローラに任せてしまうことになる。
ロボット製造業者が提供する独立型の関節コントロール法は、各関節コントローラが隣接の関節に対して独立的にダイナミクスを作用させてしまい、これらの関節で摂動を生じさせるという問題がある。さらに、フィードバックゲインは予め指定された定数であるため、コントローラはペイロードの変更中にはフィードバックゲインを更新することができない。この問題は、ロボットが極めて非線形的なシステムであることに起因する。ロボットの慣性効果、関節間での相関効果および重力効果のいずれも、位置依存の項あるいは位置・速度依存の項のどちらかである。さらに、慣性荷重の項は、高速で著しく変化する。したがって、定数のフィードバックゲインを用いてロボットを制御するような独立型の関節制御法では、速度とペイロードが変化する環境ではうまく実行することができない。
近年、ロボット工学や制御分野では、ロボットに対するトルク指令(つまり、ロボットに対して、特定の関節アクチュエータで特定のトルクを発生させるような指令)を用いる洗練された制御方法が開発されている。残念ながら、研究者や実践者の多くは、トルク指令を受け入れないロボットを使った場合、このような制御アルゴリズムの評価試験を行うことが出来ない。
モータと関節コントローラのダイナミクスをキャンセルするようなシステムおよび方法を提供する。
一実施形態では、モータ・コントローラ反転(MCI)ブロックにより、ロボットにビルトインされたコントローラとモータのダイナミクスを反転させる試みを行う。具体的には、指令トルクτcをMCIブロックに入力する。MCIブロックの出力をコントローラブロックCへフィードする。コントローラブロックCの出力をモータブロックMへフィードする。モータブロックMは実際のトルクτを出力する。
Figure 2009510627
実際には、図示のMCIブロックは、通信遅延(フィードフォワードとフィードバックの両方)、測定時のノイズおよびシステム固有のコントローラパラメータの不確かさなどの理由から、ロボットにビルトインされたモータとコントローラのダイナミクスを完璧にキャンセルすることはできない。その代わりに、よりロバストなシステムを用いる。
Figure 2009510627
コントローラ反転ブロックC−1は、コントローラCの所望の関節角度の入力である値μを出力する。変数μはqdの呼称を変更したものであり、この変数μはもはや所望する真の関節位置でないことを強調するためであって、中間的な制御信号を示している。
ロバストなコントローラ反転システムの出力(μ)をコントローラブロックCへフィードする。コントローラブロックCは、コントローラ反転ブロックC−1の出力(μ)から実際の角度位置qを引くような第4の合計ノード(Σ4)と、第4の合計ノード(Σ4)の出力を入力とするH −1ブロックとを備える。コントローラブロックCは実際の電圧Eを出力する。
Figure 2009510627
G(s)ブロックの目的は、通信遅延が発生するとき、およびまたは、コントローラブロックCが完全にキャンセルされないとき、に当てはまる場合にロバスト性を達成することである。完璧な条件下ではG(s)ブロックへの入力はゼロになるため、測定値は所望の電圧Ed に等しくなる。従って、ロバストなコントローラ反転は、モデルの精度が向上するほど通信遅延が低減するように、開ループの完璧なキャンセル性を求めようとするものである。しかしながら、条件が完璧でない場合にはG(s)ブロックへの入力はゼロではないため、G(s)ブロックが補償の処理を行う。
本発明は事例を用いて例示するものであり、類似の要素を同じ参照番号により示した付属の図面によって限定されるものではない。
以下の記載においては、説明の便宜上、本発明を完全に理解するために多数の具体的な詳細を記載するものである。しかしながら、当業者であれば、このような具体的な詳細を必要とせずに本発明を実施することが可能である。この他の事例では、本発明が不明瞭になることを避ける目的から、構造や装置をブロック図に示した。
本細書中の「一実施形態」あるいは「実施形態」という表現は、実施形態に関して記載された特定の特徴、構造あるいは特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書中の随所に見られる「一実施形態において」という表現は、必ずしも同じ実施形態について言及したものではない。
以下の詳細な記載は、アルゴリズムや、コンピュータメモリ内のデータビットで表される動作の象徴的表現によって表現される場合がある。アルゴリズム的な記述や表現は、他の当業者に仕事の実体を最も効果的に伝達するために、データ処理技術の当業者が用いる手段である。ここで言うアルゴリズムとは、一般に、所望の結果に導かれる首尾一貫した連続するステップを指す。これらのステップは、物理的な数量を物理的に取り扱うことを必要とするステップである。必ずしもではないが、通常、これらの数量は、記憶や結合、比較、あるいはこの他の処理が実行可能な電気的あるいは磁気的な信号の形態をとる。主に一般用途の理由から、これらの信号を、例えば、ビット、数値、要素、シンボル、文字、表現、数字などで表すことが利便であることが分かっている。
しかしながら、留意すべきは、これらの表現や類似の表現は、所定の物理的な数量に相当し、これらの数量に便宜的に付されたラベルに過ぎない。特に記載される場合を除いて、以下の説明から明らかなように、「処理する」「演算する」「算出する」「決定する」「表示する」などの表現を用いた記載は、コンピュータシステムあるいは類似する電子演算装置の動作や処理を指しており、これらのコンピュータシステムや類似の電子演算装置は、コンピュータシステムの記録部やメモリ内の物理的(電子的)な数量で表されたデータを、コンピュータシステムのメモリや記録部内の、あるいは他の情報記憶部、伝送装置あるいは表示装置などの物理的な数量として同じように表現される他のデータに変換することを意味していることは、説明全体を通じて理解されるであろう。
本発明は、ここに記載される動作を実施する装置にも関する。本装置は所定の目的に特化して構成されているか、あるいは、内部に記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動されたり、再コンフィギュレートされるような汎用コンピュータを備える。このようなコンピュータプログラムは、以下に限定されるものではないが、例えば、フレキシブルディスク、光ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カードあるいは光カードなどのあらゆる種類のディスク、または電子的指令の記憶に適したあらゆる種類の媒体など、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され、各々はコンピュータシステムのバスに接続される。
ここで言うアルゴリズムや表示は、本質的に、特定のコンピュータあるいはこの他の装置に関するものではない。各種の汎用システムをここに教示される内容に対応するプログラムと共に用いたり、より特化した装置を構成したりして、必要な方法ステップを実行する。これらの各種システムで必要となる構成は、以下の記載から明らかになるであろう。さらに、本発明の説明においては、特定のプログラミング言語を指しているわけではない。各種のプログラミング言語を用いて、ここに記載される発明の教示を実行してもよいことは理解されるであろう。
1.モータおよび関節コントローラのダイナミクスのキャンセルに関する概観
多くのロボットは、ビルトインされたモータと独立型関節コントローラを備えており、さらに、多くの場合で位置コマンドあるいは速度コマンドのみを受け入れて自身の関節を制御する。このようなロボットでは、トルクに基づいて関節を制御するには、ロボットにビルトインされたモータのダイナミクスと独立型関節コントローラのダイナミクスを反転(キャンセル)させることが有用である。図1は、開ループのモータとコントローラの反転を利用したシステムを図示したものである。図示のシステムには、モータ・コントローラ反転ブロックMCI、コントローラブロックCおよびモータブロックMが含まれる。
コントローラブロックCは、製造業者によってロボットにビルトインされた独立型関節コントローラを示す。コントローラブロックCへの入力は、所望の関節角度(qd)および実際の関節角度(q)である。
出力は、モータ(具体的にはモータの電機子)へフィードされる電圧(E)である。コントローラブロックCは伝達関数HCを示す。Σノードは合計作業を表す。
Figure 2009510627
MCIブロックにおいて、ブロックCとブロックMがそれぞれ表している、ロボットにビルトインされたコントローラとモータのダイナミクスを反転(キャンセル)させる試みを行う。理想的なMCIブロックでは、指令されたトルクτc(MCIブロックに入力されたもの)と実際のトルクτ(Mブロックから出力されたもの)との伝達関数が一致するように、ダイナミクスを完璧にキャンセルすることができる。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
Figure 2009510627
コントローラ反転ブロックC−1を設計するには、下の式2のようなラプラス表現による制御の逆方程式を用いる。
Figure 2009510627
一実施形態では、HCはPIDコントローラを表しており、HC -1(s)は下の式3によって求められる。
Figure 2009510627
ロボットのすべての関節コントローラについてコントローラを反転させるには、下のマルチ入力、マルチ出力(MIMO)の拡張を式2に用いる。
Figure 2009510627
ここで、qd、yおよびqはn次元のベクトルに対応する。出力yを求める下の式5および式6を解くことで式4の解を求めることができる。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
Figure 2009510627
Figure 2009510627
一実施形態では、HMは電機子制御のDCモータ(付属書を参照)を表し、HM -1(s)は下の式8により求められる。
Figure 2009510627
n個の駆動関節を有するロボットのすべてのモータについてモータ反転を行うには、下のようなマルチ入力、マルチ出力(MIMO)の拡張を式8に用いる。
Figure 2009510627
上の式9の太字で表された数量はn×nの対角行列に対応し、下の式10の太字で表された数量はn×1のベクトルに対応する。図2は、本発明の一実施形態に係わる、マルチ入力・マルチ出力のシステムに関するモータ反転ブロックを図示したものである。具体的には、図2は、式9および式10の数値を用いてマルチ入力・マルチ出力のモータ反転ブロックを設計する方法を示したものである。
2.ロバストなキャンセル
図1に示すシステムは、ロボットにビルトインされたモータ(モータブロックM)とコントローラ(コントローラブロックC)のダイナミクスを完璧にキャンセルする理想的なMCIブロックを備える。実際には、図示のMCIブロックは、通信遅延(フィードフォワードとフィードバックの両方)、測定時のノイズおよびシステム固有のコントローラ パラメータの不確かさなどの理由から、ロボットにビルトインされたモータとコントローラのダイナミクスを完璧にキャンセルすることはできない。
Figure 2009510627
図4は、本発明の実施形態に係わる、ロバストなコントローラ反転およびコントローラブロックを備えたシステムを図示したものである。具体的には、図4は、図3のロバストなコントローラ反転システムの後にコントローラブロックCが続いたものを示している。ロバストなコントローラ反転システムの出力(μ)をコントローラブロックCにフィードする。図1で説明したようなコントローラブロックCは、コントローラ反転ブロックC−1の出力(μ)から実際の角度位置qを引く処理を行う第4の合計ノード(Σ4)と、この第4の合計ノード(Σ4)からの出力が入力されるH −1ブロックとを含んでいる。コントローラブロックCは実際の電圧Eを出力する。
Figure 2009510627
図5は、本発明の一実施形態に係わる、フィードフォワードとフィードバックに信号遅延が存在する、ロバストなコントローラ反転システムとコントローラブロックのシステムを図示したものである。
Figure 2009510627
図6は、本発明の一実施形態に係わる、図3、図4および図5に示したG(s)ブロックのシステムを図示したものである。図示したシステムは、4つの積算器(integn)と、4つの増幅器(ampn)と、3つの合計ノード(Σn)を備える。ラプラス形式では、積算器(または「時間積分ブロック」)は、通常、1/sで表される。増幅器は、通常、K*u で表されて、uは増幅器への入力であり、Kは増幅器のゲインを表す。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
なお、図6に示すシステムはG(s)ブロックの一実施形態に過ぎない。この他の実施形態では、G(s)ブロックにおける積算器(integn)、増幅器(ampn)および合計ノード(Σn)の数は変化する。一実施形態では、積算器の数は、G(s)ブロックへフィードした信号と、通信遅延における定常偏差の許容量に基づく。例えば、代表的なPIDコントローラをキャンセルするのに、入力信号Edがステップ関数である場合には、2つ以上の積算器を用いて定常偏差をゼロにする。もし、入力信号が(ランプやパラボラなどの)高次関数の場合には、3つ以上の積算器を用いてこの定常偏差をゼロにする。
一実施形態では、用いる増幅器の数は用いる積算器の数に等しく、用いる合計ノードの数は用いる積算器の数よりも1つ少なくなる。別の実施形態では、G(s)ブロックの伝達関数は下の式11に等しい。
Figure 2009510627
一実施形態では、aiの値は増幅器iのゲインに等しくないが、直接マッピングしたものである。ゲインiが積算されたゲインcは an-i-1 の項に等しく、ゲインcは an-1 に等しい。項n はG(s)の番号を示す。一実施形態では、伝達関数のG(s)の表記は下の式12に等しい。
Figure 2009510627
ここで、G(s)は現在n番目にある。図6に従えば、kCは増幅器cのゲインであり、kiは増幅器iのゲインである(図6では、増幅器0は、増幅器cあるいは「ampc」とラベル付けされる)。次に、n 番目での現実化では、G(s)=kc * [1/s + k1/s2 + k2/s3+ k3/s+ … + kn-1/sn] になる。従って、kc= an-1; kc * k1 = an-2; kc* k2 = an-3; …; kc * kn-2 = a1; kc * kn-1 = a0 である。つまり、ゲインiにより積算したゲインcは、an-i-1の項に等しく、ゲインcは an-1 の項に等しい。項 n はG(s)の番号を表す。前記は、G(s)の一現実化を別の現実化へ変換するものである。G(s)の現実化の物理的実装とアルゴリズム的実装とは異なる。
モータ(電機子)電流の測定値をフィードバックに利用可能である場合は、モータブロックMのキャンセルは、コントローラブロックCのキャンセルの仕方に類似する。あるいは、フィードバックが利用可能でない場合には、モータブロックMのキャンセルを開ループでのキャンセルのままとすることもできる。状況によっては、モータブロックMのキャンセルは必要でない場合もある。
Figure 2009510627
別の実施形態では、モータブロックMは、モータの補正作業で用いる追加的な電子機器を備える。例えば、ブッシュレスのDCモータであれば電気的に切り替えを行い、従来のDCモータであれば自身で切り替えを行う。従って、モータの巻線に正確に電流を流すために高速の電子機器が用いられ、これらの電子機器がコントローラブロックCの電子機器に付加される。ブッシュレスのモータとこれに関連する電子機器は、トルク入力に追従して特定の動作条件下で正確に作動するように設定されている。したがって、このような動作条件下でのモータブロックMのキャンセルは妥当でない可能性もある。
3.外ループ制御(Outer Loop Control)
前記の通り、多くのロボットにビルトインされた線的な独立型関節コントローラは、各関節を隣接の関節に対して独立的に制御するため、好ましくない効果をもたらす。関節間のダイナミクスを結合することを考慮して、ロボットの関節を制御するように設計された進歩的な制御技術が多数存在する。
図7は、本発明の一実施形態に係わる、外ループコントローラ(Outer Loop Controller)が、位置指令のみを受け入れるように設計されたロボットに対してトルクを指令するシステムを図示したものである。図7には、コントローラブロックCOLと、その後に図1のシステム、プラントブロックRおよび時間積分ブロック1/sが続くのを示したものである。コントローラブロックCOLは代替的な外ループ制御の手段であって、位置や速度に基づく代わりに、トルクに基づいてロボットを制御するものである。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
Figure 2009510627
Figure 2009510627
ここで、Mはn×nの関節空間の慣性行列であり、Bは遠心項およびコリオリ項についてのn×1のベクトルであり、Gは重力項についてのn×1のベクトルを表し、τは関節トルクについてのn×1のベクトルを表す。
ロボットのモータとコントローラのダイナミクスを分離、線形化するための計算トルク制御則(τC)は下の式により与えられる。
Figure 2009510627

ここで、
Figure 2009510627
KPは正の定符号の対角の位置ゲイン行列を表し、KVは正の定符号の対角の速度ゲイン行列を表す。
4.追加な実施形態
本発明は、特定の実施形態を参照しつつ詳細に説明したが、この他の実施形態が可能であることは当業者であれば理解するであろう。
[付属書]モータとコントローラのダイナミクス
例えば、単一の関節ロボットのアームを用いて、永久磁石DCモータとPIDコントローラを導くことができる。まず、モータのダイナミクスを考慮する。永久磁石モータでは、電流が電機子を流れるとコイルが回転するように、ワイヤコイル(つまり電機子)を永久磁石の磁場に配置する。電機子制御のDCモータ用のアクチュエータのダイナミクスを下の式16により記述する。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
モータシャフトで生成されるトルクは電機子の電流に比例する。
Figure 2009510627
ここで、Ktはモータ・トルクの比例定数を表す。式17を式16に代入して、ラプラス変換を求め、モータにより生成されるトルクは下の式18のように表される。
Figure 2009510627

ここでHMは下の式19により定義される。
Figure 2009510627
モータシャフトで生成されたトルクτは、モータが出力したトルクτmとロボット(つまりモータシャフト)に作用するトルクτLとの合計に等しい。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
図8のシステムは、独立型の関節位置コントローラによる代表的な制御を示すものである。このようなコントローラの目的は、関節の実際の角変位(q)が所望の角変位(qd)を追従するように、モータ(モータブロックM)をサーボ制御することにある。図9は、本発明の一実施形態に係わるロボットを制御するために用いられる閉ループのフィードバックの代表的な構成を示すものである。ここで、図9には、後に図8のシステムが続くようなコントローラブロックCが含まれる。
コントローラブロックCは、所望の関節角度(qd)と実際の関節角度(q)の2つの入力を受ける。コントローラブロックCは電圧(E)を出力し、これをモータブロックM(つまりモータの電機子)にフィードする。コントローラブロックCは伝達関数 HCを呈する。Σノードは合計作業を表す。
Figure 2009510627
Figure 2009510627
ここで、KPは比例フィードバックのゲイン定数を表し、KIは積分フィードバックのゲイン定数を表し、KVは微分フィードバックのゲイン定数を表す。
前記の式20から続いて、印加電圧Eは下の式21により求められる。
Figure 2009510627
式21は、図9に図示されるシステムの閉ループの位置制御でのコントローラブロックCを記述するものである。
上記の通り、プラントブロックRは単一の出力および単一の入力のシステムであると想定したが、実際には、このような想定は真ではなく、ある関節のダイナミクスは、他の関節のダイナミクスと作用し合う。1つの関節に及ぼすコリオリ力と重力の影響は、ロボット全体の構成に応じて変化するため、独立的に作動する関節コントローラを用いて適切に処理することは不可能である。したがって、新しい外ループコントローラの必要性は、前記に説明した通りである。
本発明の一実施形態に係わる、開ループのモータとコントローラの反転を利用したシステムを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わる、マルチ入力・マルチ出力のシステムに関するモータ反転ブロックを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わるロバストなコントローラの反転システムを図示したものである。 本発明の実施形態に係わる、ロバストなコントローラ反転のシステムおよびコントローラブロックを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わる、フィードフォワードとフィードバックに信号遅延が存在する、ロバストなコントローラ反転システムとコントローラブロックのシステムを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わる図3、図4および図5に示したG(s)ブロックのシステムを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わる、外ループコントローラが、位置指令のみを受け入れるように設計されたロボットに対してトルクを指令するシステムを図示したものである。 本発明の一実施形態に係わる、モータとロボットの代表的な開ループの入出力変換の特性を図示したものである。 本発明の一実施形態に係わるロボット制御に用いられる閉ループのフィードバックの代表的な構成を示すものである。

Claims (20)

  1. Figure 2009510627
  2. 前記誤差補正ブロックは、
    前記誤差値に基づいて第1の積分値を出力する第1の積分器と、
    前記第1の積分値に基づいて第2の積分値を出力する第2の積分器と、
    前記第2の積分値に基づいて第1の増幅値を出力する第1の増幅器と、
    前記第1の積分値と前記第1の増幅値とに基づいて第1のノード値を出力する第1のノードと、
    前記第1のノード値に基づいて第2の増幅値を出力する第2の増幅器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記誤差補正ブロックの前記第1のノードは、さらに、前記第1の積分値と第1の増幅値を加えることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記誤差補正ブロックの前記第1のノードは、合計ノードを備えることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 前記誤差補正ブロックは、
    前記第2の積分値に基づいて第3の積分値を出力する第3の積分器と、
    前記第3の積分値に基づいて第3の増幅値を出力する第3の増幅器と、
    前記第2の増幅値と前記第1の増幅値とに基づいて第2のノード値を出力する第2のノードとをさらに備え、
    前記第1のノードは、さらに、前記第1の積分値と前記第2のノード値に基づいて前記第1のノード値を出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  6. 前記誤差補正ブロックの前記第1のノードは、さらに、前記第1の積分値と前記第2のノード値を加えることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記誤差補正ブロックの前記第1のノードは、合計ノードを備えることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記誤差補正ブロックの伝達関数は式11に等しいことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
    Figure 2009510627
  9. 前記ブロックCは、コントローラを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 前記ブロックCは、ロボット用の関節コントローラを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 前記ブロックCは、ロボット用の独立型関節コントローラを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  12. 前記反転ブロックC−1は、さらに、前記ブロックCの伝達関数の逆数である伝達関数を用いて入力信号を修正することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  13. 前記システムの前記第1のノードは、合計ノードを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  14. Figure 2009510627
  15. 前記システムの前記第2のノードは、合計ノードを備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  16. 前記システムの前記第2のノードは、さらに、前記誤差補正の出力を所望の電圧 Ed に加えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  17. Figure 2009510627
  18. 前記誤差補正ブロックは、
    前記誤差値に基づいて第1の積分値を出力する第1の積分器と、
    前記第1の積分値に基づいて第2の積分値を出力する第2の積分器と、
    前記第2の積分値に基づいて第1の増幅値を出力する第1の増幅器と、
    前記第1の積分値と前記第1の増幅値とに基づいて第1のノード値を出力する第1のノードと、
    前記第1のノード値に基づいて第2の増幅値を出力する第2の増幅器と
    を備えることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. Figure 2009510627
  20. 前記ブロックMは、ロボット用の関節アクチュエータを備えることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
JP2008533615A 2005-09-29 2006-09-29 モータおよび関節コントローラのダイナミクスをキャンセルするシステム Expired - Fee Related JP4892000B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US72233905P 2005-09-29 2005-09-29
US60/722,339 2005-09-29
PCT/US2006/037939 WO2007041253A2 (en) 2005-09-29 2006-09-29 Motor and controller inversion: commanding torque to position-controlled robots

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009510627A true JP2009510627A (ja) 2009-03-12
JP4892000B2 JP4892000B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=37906722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008533615A Expired - Fee Related JP4892000B2 (ja) 2005-09-29 2006-09-29 モータおよび関節コントローラのダイナミクスをキャンセルするシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7355364B2 (ja)
JP (1) JP4892000B2 (ja)
WO (1) WO2007041253A2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986118B2 (en) 2007-04-23 2011-07-26 Honda Motor Co., Ltd. Open-loop torque control on joint position-controlled robots
JP5228578B2 (ja) * 2008-03-31 2013-07-03 株式会社ジェイテクト モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
KR20110017500A (ko) * 2009-08-14 2011-02-22 삼성전자주식회사 다리식 이동 로봇의 제어장치 및 그 제어방법
EP2685403A3 (en) 2012-07-09 2017-03-01 Technion Research & Development Foundation Limited Natural machine interface system
DE102013207498B4 (de) * 2013-04-25 2023-11-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Implementierung einer Regelung
CN104908814B (zh) * 2015-07-10 2017-03-08 重庆大学 一种汽车线控转向系统的分数阶pid控制方法
US10496096B2 (en) * 2016-11-08 2019-12-03 Digital Aerolus, Inc. Real time effective mass and moment of inertia measurement
CN108687776A (zh) * 2017-04-05 2018-10-23 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种机器人控制系统
KR102114068B1 (ko) * 2018-04-19 2020-05-25 한국과학기술연구원 계산 토크 방식 제어기, 이의 파라미터 결정 및 성능 평가 방법
CN112643673B (zh) * 2020-12-14 2022-05-03 山东大学 基于非线性干扰观测器的移动机械臂鲁棒控制方法及系统
CN118011952B (zh) * 2024-01-24 2024-08-09 广东海洋大学 基于迭代轨迹整形和控制补偿的数控机床控制系统及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203498A (ja) * 1993-01-07 1994-07-22 Nec Corp ディスク装置のヘッド位置決め制御装置
JP2002501245A (ja) * 1998-01-22 2002-01-15 エムティエス・システムズ・コーポレーション 物理的システムにおいて入力信号を発生する方法及び装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4078256A (en) * 1977-03-15 1978-03-07 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Inversion using successive approximation
JP2645004B2 (ja) * 1987-02-27 1997-08-25 株式会社東芝 多自由度マニピユレータの制御装置
US4831549A (en) * 1987-07-28 1989-05-16 Brigham Young University Device and method for correction of robot inaccuracy
US4985925A (en) * 1988-06-24 1991-01-15 Sensor Electronics, Inc. Active noise reduction system
US4974210A (en) * 1989-05-01 1990-11-27 General Electric Company Multiple arm robot with force control and inter-arm position accommodation
US5001770A (en) * 1989-12-26 1991-03-19 Losic Novica A Synthesis of improved zero-impedance converter
US5019958A (en) * 1990-02-12 1991-05-28 Varga Ljubomir D Generalized synthesis of control systems of zero-order/instantaneous response and infinite disturbance rejection ratio
US4980620A (en) * 1990-04-02 1990-12-25 Losic Novica A Current-free synthesis of parameter-free zero-impedance converter
US5550953A (en) * 1994-04-20 1996-08-27 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration On-line method and apparatus for coordinated mobility and manipulation of mobile robots
US5440642A (en) * 1993-09-20 1995-08-08 Denenberg; Jeffrey N. Analog noise cancellation system using digital optimizing of variable parameters
JP3436320B2 (ja) * 1994-04-18 2003-08-11 富士通株式会社 非線形システムの出力軌道と動特性の制御方法および装置
US5602968A (en) * 1994-05-02 1997-02-11 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Task space angular velocity blending for real-time trajectory generation
US5623189A (en) * 1994-08-19 1997-04-22 Hemmer; Ferdinand J. Automatic control of torque or force at moving loads
JP3297739B2 (ja) * 2000-06-14 2002-07-02 佐賀大学長 制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203498A (ja) * 1993-01-07 1994-07-22 Nec Corp ディスク装置のヘッド位置決め制御装置
JP2002501245A (ja) * 1998-01-22 2002-01-15 エムティエス・システムズ・コーポレーション 物理的システムにおいて入力信号を発生する方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4892000B2 (ja) 2012-03-07
WO2007041253A2 (en) 2007-04-12
WO2007041253A3 (en) 2007-06-28
US20070070738A1 (en) 2007-03-29
US7355364B2 (en) 2008-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892000B2 (ja) モータおよび関節コントローラのダイナミクスをキャンセルするシステム
US7211979B2 (en) Torque-position transformer for task control of position controlled robots
JP4697139B2 (ja) サーボ制御装置
CN110467111B (zh) 桥式起重机的控制
WO1991005296A1 (en) Sliding mode control method
JP2005301508A (ja) 制御装置
CN108818541B (zh) 一种柔性关节机器人的自适应神经网络跟踪控制方法
Subramanian et al. Uniform ultimate bounded robust model reference adaptive PID control scheme for visual servoing
Seo et al. Non-certainty equivalent adaptive control for robot manipulator systems
Boudjedir et al. Iterative learning control of multivariable uncertain nonlinear systems with nonrepetitive trajectory
Hu et al. High accuracy adaptive motion control for a robotic manipulator with model uncertainties based on multilayer neural network
Chávez-Vázquez et al. Trajectory tracking of Stanford robot manipulator by fractional-order sliding mode control
CN111679644A (zh) 一种考虑系统延迟的不确定工业机器人运动控制方法
Ulrich et al. On the simple adaptive control of flexible-joint space manipulators with uncertainties
JP7535885B2 (ja) 動力学トルク補償に基づく制御方法及び制御装置
Chen et al. Disturbance suppression and contour following accuracy improvement: An adaptive PI-type sliding mode nonlinear extended state observer approach
De Schutter et al. Control of flexible robots using generalized nonlinear decoupling
de Queiroz et al. Adaptive control of robot manipulators with controller/update law modularity
Gopinath et al. Iterative learning control scheme for manipulators including actuator dynamics
Pujol-Vazquez et al. Rotary inverted pendulum with magnetically external perturbations as a source of the pendulum’s base navigation commands
Wu et al. Robust integral of neural network and precision motion control of electrical–optical gyro-stabilized platform with unknown input dead-zones
Shimada Disturbance Observer for Advanced Motion Control with MATLAB/Simulink
Etien et al. Control of an induction motor using sliding mode linearization
Mehrjouyan et al. Adaptive-neural command filtered synchronization control of tele-robotic systems using disturbance observer with safety enhancement
Ronde et al. Data-based spatial feedforward for over-actuated motion systems

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101213

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4892000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees