JP2009509364A - デジタルシネマプロジェクタのウォーターマークシステムおよび方法 - Google Patents

デジタルシネマプロジェクタのウォーターマークシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009509364A
JP2009509364A JP2008529978A JP2008529978A JP2009509364A JP 2009509364 A JP2009509364 A JP 2009509364A JP 2008529978 A JP2008529978 A JP 2008529978A JP 2008529978 A JP2008529978 A JP 2008529978A JP 2009509364 A JP2009509364 A JP 2009509364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watermark
file
presentation
image
projector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008529978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5022369B2 (ja
JP2009509364A5 (ja
Inventor
アーサー デレンバーガー マイク
サンジャス クリス
リロイ ウォーカー マーク
ナル チャック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2009509364A publication Critical patent/JP2009509364A/ja
Publication of JP2009509364A5 publication Critical patent/JP2009509364A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022369B2 publication Critical patent/JP5022369B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking
    • G06T1/0085Time domain based watermarking, e.g. watermarks spread over several images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0051Embedding of the watermark in the spatial domain

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

デジタルシネマプロジェクタからの映写されるイメージをウォーターマークするシステムおよび方法は、それに関連付けられた複数のウォーターマークイメージファイルを有するプロジェクタを含む。スクリプティングメカニズムは、ウォーターマークイメージファイルが、プレゼンテーション中にいつどこに表示されるかを決定するように構成される。ウォーターマークイメージファイルは、ウォーターマークイメージとそれらの時間的配置がプレゼンテーションをレンダリングするプロジェクタを識別するように、与えられたプロジェクタに固有の、デジタルプレゼンテーションのレンダリング中にスクリプティングメカニズムに従ってレンダリングされるヌルウォーターマークイメージおよび非ヌルウォーターマークイメージとの組合せを含む。

Description

本発明は、一般にウォーターマークするシステムおよび方法に関する。より詳細には固有のディスプレイデバイスまたはプロジェクタアイデンティティに従ってフィルムをウォーターマークすることに関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている特許文献1と関連している。
現在のデジタルシネマプロジェクタは、プロジェクタごとに固有のウォーターマークを表示するための限られた機能を有する。現在の技法は、配信ごとに各プロジェクタについて作成された固有の字幕ファイル(subtitle file)を利用している。この方法は、作成に集中したものであり、多数のスクリーンについて拡張可能なものと考えられてはいない。
今日まで、ソースプロジェクタを識別するために空間的フレーム内符号化ウォーターマークを使用するスキームが提案されてきている。このアプローチは、しかしながら海賊版編集によって簡単に破られてしまう。
フィルムプリンティング(film printing)に対する時間的マーキングスキームは、別個のプロセスを含んでおり、このプロセスは、データを伝えるいくつかのロケーションとパリティチェック用の1つのロケーションを使用する。フィルムは、いくつかのロケーションにおいてマーキングされる。各ロケーションは、さらにゾーンに分割される。各ゾーンは、継続時間が8フレームであり、そのうちの3つは、マークをレンダリングするために使用される。
米国特許仮出願 第60/715,350号明細書、2005年9月8日、「DIGITAL CINEMA PER PROJECTOR WATERMARKING SCHEME」
可能性の中の1つは、与えられたロケーションについての対応するゾーン中にマークを配置することによって符号化されるものである。データに専用のいくつかのゾーンを用いて、マークの固有の組合せを使用可能である。しかしながら、それらのいくつかの組合せは、フィルム−プリントマーキング(film−print marking)に対して十分であるに過ぎない。
固有のマークは、プレスクリーニングプロセス(prescreening process)を介してフィルムごとに作成される。マークは、配信に先立って作成中に生成される。フィルム−プリントベースのウォーターマーキングのいくつかの態様は、デジタルシネマに直接には置き換えられない。例えば、フィルム−ベースのスキームは、約74,000個の固有の組合せを提供するだけである。これは、デジタルシネマに対する最小限の128,000個の要件には不十分である。フィルムと同じ方法で各デジタル「プリント」を一意的にマーキングすることは非常に難しいことになる。
したがって、映写中においてそのままにウォーターマーキング(in−situ watermarking)を提供する新しいデジタルシネマ技術をうまく利用する必要性がある。
本発明は、以上の問題に対処するものである。本発明は、それらに関連付けられた複数のウォーターマークイメージファイルを有するディスプレイ管理システム、およびイメージのプレゼンテーションを表す信号を生成する手段と、そのディスプレイ管理システムに結合され、イメージのそのプレゼンテーション中にいつどこにそれらのウォーターマークイメージファイルが表示されるかを決定するように構成されたスクリプティングメカニズムと、ウォーターマークイメージの配置が、プレゼンテーションをレンダリングする信号を生成する手段を識別するように、信号を生成する手段に固有のウォーターマークイメージを含み、イメージのプレゼンテーション中にスクリプティングメカニズムに従ってレンダリングされるウォーターマークイメージファイルとを備えたイメージをウォーターマークするシステムを提供する。例示的な一実施形態においては、本システムは、プロジェクタに結合されたディスプレイ管理システムを有するデジタルシネマシステムを含み、ここでスクリプティングファイルは、プレゼンテーションファイルと共にデジタルシネマシステムに伝送される。ウォーターマークファイルは、プロジェクタに固有のものであり、そのスクリプティングメカニズムによるウォーターマークの存在を使用して、プレゼンテーションをレンダリングするプロジェクタを識別することができる。
本発明はまた、デジタルイメージプレゼンテーションデバイスに一意的に関連付けられたウォーターマークファイルを受け取るステップと、イメージのプレゼンテーションを表すプレゼンテーションファイルを受け取るステップと、そのプレゼンテーションファイルに関連するスクリプティング命令を受け取るステップと、およびそれらのスクリプティング命令に従ってその中にウォーターマークファイルを含んでいるイメージのプレゼンテーションを表すイメージ信号を生成するステップとを含み、それによってプレゼンテーション中におけるウォーターマークファイルの配置が、そのプレゼンテーションをレンダリングするデジタルイメージプレゼンテーションデバイスを識別する、プレゼンテーションをレンダリングする方法も提供する。例示的な一実施形態においては、プレゼンテーションは、デジタルシネマシステムを用いてレンダリングされ、デジタルイメージプレゼンテーションデバイスは、プロジェクタを含む。ウォーターマークファイルは、一意的にプロジェクタに関連付けられ、製造時にプロジェクタに割り当てることができる。スクリプティングメカニズムによるウォーターマークの存在を使用して、プレゼンテーションをレンダリングするプロジェクタを識別することができる。
本発明の利点、性質および様々な追加の特徴は、次に添付図面とともに詳細に説明される例示的な実施形態を考察することによって、さらに十分に明らかとなるであろう。
図面は、本発明の概念を説明する目的のためのものであり、必ずしも本発明を説明するための唯一の可能な構成ではないことを理解すべきである。
本明細書中で説明される実施形態に従って、たとえ一般的なスクリプティング制御ファイルが再生のために使用されるとしても、ウォーターマークの固有の時間的符号化をエミュレートするシステムおよび方法が、例示的に説明される。本明細書中で説明される実施形態は、ウォーターマークを構成するために必要とされる空間的情報の量を制限している。本発明の態様によるウォーターマーキングによって対処される条件は、とりわけ、以下の利点を含んでいる。本スキームは、配信当たりに単一の字幕ファイルの作成を可能にし、これは、画面ごとに固有のウォーターマーク結果を有する複数の画面をサポートすることになる。本スキームは、最小限128,000個の固有の組合せをサポートし、さらに多いものも可能であり、これは拡張性を可能にし、できる限り多数のデジタルシネマオーディトリアムにおいて使用するための配備を可能にする。
同じスクリプティング言語ファイルは、デジタルシネマプロジェクタごとに(個別の映画ごとに)ビデオ再生を制御する。このスクリプティング言語ファイルは、いつ(フレーム/時間コードに)特定のウォーターマークが提示されることになるかと、どこに(x,y)特定のウォーターマークが提示されることになるかと、それらのウォーターマークデザインを含むファイルの名前を指定することができる。
同じウォーターマークファイル名をプロジェクタごとに使用することができるが、これらのファイルの内容は、エミュレートされた時間的ウォーターマーキングスキームを達成するために異なっていてもよい。それらのウォーターマークは、「ヌル(null)」(マークのないことを意味する)、あるいは「マーク」、例えばドットとすることができ、これは、スクリプティング言語によって指定されるように、単一ドットウォーターマークを付けることになる。ウォーターマークファイルは、任意の映画再生の前にあらかじめロードされることが好ましい。「ヌル」ファイルは、それらが実際のウォーターマークを含まないのであまりメモリ空間を使用しないことになる。
映画およびその対となるスクリプティング言語制御ファイルが、各デジタルシネマプロジェクタにダウンロードされるときに、スクリプティング言語は、映画の再生および「いつどこに」ウォーターマークが配置されるかを制御する。スクリプティング言語は、与えられたウォーターマークファイルがいつ表示されるかを呼び出すが、特定のウォーターマークファイルの内容の違いは、ウォーターマークの異なるシーケンスが、プロジェクタごとに表示されるようにする。これにより、固有のウォーターマークを、プロジェクタごとに作成することが可能になる。さらに、このウォーターマークは、一時的(temporal)であり、これにより、特定のフレーム上のウォーターマークの存在が、ウォーターマークを構成する(そのマーク内ではいかなる情報も符号化されない)ことを意味する。
ウォーターマークファイルの組の注意深い管理を通して、映画の再生に先立つ各プロジェクタに対する1つのダウンロードによって、プロジェクタごとに固有のウォーターマークを作成することができる。このアプローチの別の成果は、ウォーターマークの配置が、映画ごとに制御され得ることである。すなわち、映画は、目に見えるウォーターマークに対する視聴者のいらだちを減らすことおよび科学捜査的な再生(forensic recovery)をバランスさせる適切なロケーションについてプレスクリーニング(prescreen)されることができる。ウォーターマークは、これを達成するために再ダウンロードされる必要がないことに注意すべきである。スクリプティング言語は、フレーム/時間コードロケーションに基づいて、個々のウォーターマークの位置決めを可能にする。
デジタルシネマの特定の場合では、ウォーターマークは、グラフィックスファイル(例えば、.pngフォーマット)を介して指定されてもよい。これらのファイルにおいては、それらのマークは、異なるカラー、輝度および空間的情報を有することができる。したがって、カラー、輝度および空間的情報を使用して、時間的符号化スキームに含まれる情報を増やすことができる。
デジタルシネマにおいては、フィルムを物理的にマーキングすることは、もはや選択肢ではない。フィルム−プリントベースのスキームの態様を、デジタルシネマへと直接に置き換えることはできない。フィルム−ベースのスキームは、約74,000個の固有の組合せを提供するだけである。これは、デジタルシネマ規格によって規定される最小限の128,000個の要件には不十分である。各デジタル「プリント」を一意的にマーキングすることは、物理的フィルムマーキングと同じ方法では可能ではない。一実施形態によれば、イメージは、プロジェクタへとあらかじめロードされることができ、全体のウォーターマークのタイミングと空間的位置決めは、プレゼンテーションのために修正されることができるが、ウォーターマークそれ自体は修正されることができない。フィルム−プリント法においては、マーク(グリフ(glyph))は、プリントごとに実質的にカスタマイズされる。
本発明は、デジタルプロジェクタシステムの観点から説明されるが、本発明は、より広く、任意のデジタルマルチメディアシステムを含むことができる。このデジタルマルチメディアシステムは、ネットワーク上でデジタル配信することが可能である。さらに、例えば、電話、セットトップボックス、コンピュータ、衛星リンクなどによって配信されまたは再生されるデータを含む任意の再生方法に対して、本発明が適用可能である。次に、本発明が、デジタルシネマプロジェクタシステムの観点から例示して説明される。
図面中に示される構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せの様々の形態で実施され得ることを理解すべきである。これらの構成要素は、1つまたは複数の適切にプログラムされた汎用デバイス上におけるハードウェアおよびソフトウェアの組合せの形で実施されることが好ましい。この汎用デバイスは、プロセッサ、メモリおよび入力/出力インターフェースを含むことができる。
図面中において、同一の参照番号は、いくつかの図面の全体にわたって類似した構成要素または同一の構成要素を特定している。次にこれらの図面を特に詳細に参照する。最初に図1を参照すると、例示的なデジタルシネマシステム100は、例えばデジタルシネマサーバ、シアター管理システムおよび/もしくは画面管理システムなど、コンピュータまたは等価なデジタルレンダリングディスプレイ管理システム102を含んでいる。映画の配信と公開(exhibition)は、現在、配信媒体および公開媒体としてフィルムを使用することから、コンピュータファイルとして配信され、ディスプレイ管理システムのデジタルシネマ再生サーバ102と、1つ(または複数)のデジタルプロジェクタ101と、オーディオプロセッサ105とを使用して公開されるデジタル媒体を使用することへの過渡期にある。デジタルシネマサーバ102は、プレゼンテーション124をレンダリングするように構成される。以下では、デジタルシネマシステムの場合における構成要素を説明しているが、ディスプレイ管理システム、またはそのようなディスプレイ管理機能を有するシステムは、ディスプレイ信号を生成するプロセッサおよび関連する構成要素の形態で実施され得ることを理解すべきである。そのようなプロセッサおよび関連する構成要素は、例えば限定されないが、デジタルセットトップボックス、テレビジョンレシーバ、DVDプレーヤおよびPVR中に含まれてもよい。
プロジェクタ101は、工場で割り当てられたウォーターマーク指定/クラス、またははヌルファイルおよび非ヌルファイルの組合せを有する1組のウォーターマークファイル120を含んでいる。ファイル120の指定により、特定のプロジェクタ101は、サーバ102またはプロジェクタ101に対して供給される(例えば、ダウンロードされる)ような、特定の1つまたは複数のウォーターマークファイル122を表示することができるようになる。複数のウォーターマークファイル122は、コンテンツ所有者または配信者133によって各プロジェクタに対して供給される。ウォーターマークのイメージが、ファイル122に従って生成される。どのウォーターマークが表示されることになるかの選択は、プロジェクタ101の工場の組の指定120と共に受け取られる1組のウォーターマークに従って決定される。ウォーターマークファイル122(例えば、PNGイメージファイル)は、あらかじめ各プロジェクタに対して展開され、プレゼンテーション124と共に含められないことが好ましい。行列または表132は、どのようにして各プロジェクタをプログラムすべきかを決定するために、コンテンツ所有者133によって使用され得る。
スクリプト/字幕付け(subtitling)ファイル111は、プレゼンテーション124と共に展開される(そして、コンテンツ所有者または他のソースから受け取られる)。ウォーターマーク(イメージ)の内容は、プロジェクタ上に記憶されるが、これらのイメージを表示すること、およびこれらのイメージの時間的または空間的な位置決めを行うことの順序は、字幕付けファイル111を使用してスクリプティング/字幕付けメカニズム130によって制御される。
プロジェクタごとのウォーターマーキング方法は、共通の再生スクリプティングメカニズム130を持つにもかかわらず、デジタルプロジェクタごとに固有の目に見えるウォーターマーキングを実現する。スクリプティングメカニズム130は、ビデオおよび他の補助的データ(字幕情報など)のデジタルシネマ再生を制御する。スクリプティング/字幕付けメカニズム130のグラフィックス機能を活用することによって、ウォーターマークを、映写プロセス中に映像上に配置することができる。
プロジェクタごとに固有のウォーターマーキングを実現するために、ウォーターマークファイル群122の特別な「シーケンス」が使用され、時間的ウォーターマーキングスキームがエミュレートされる。さらに、簡単なウォーターマーキングシンボルでは、ウォーターマークは、プレゼンテーションの視聴者に対する目に見えるウォーターマーキングの不快感を減らすため、フレーム中に手際よく配置されることができる。スクリプティング/字幕付けメカニズム130は、スクリプト/字幕ファイル111内の命令を読み取る。スクリプト/字幕ファイル111は、時間(例えば、フレーム/時間コード)と、字幕またはイメージの(ウォーターマーク)ファイル群122をどこに(例えば、x座標、y座標)表示すべきかを決定するものである。
本実施形態によれば、ウォーターマーキングファイル名は、与えられたプレゼンテーション(124)に対してすべてのプロジェクタ(101)について共通である。ウォーターマークの時間的変調は、ヌルイメージおよび非ヌルイメージの使用を介して達成される。これらのイメージは、ウォーターマークファイル群122の共通の名前を用いて記憶される。ヌルイメージによれば、画面に対してマークは何もレンダリングされないが、非ヌルイメージによれば、ウォーターマークがレンダリングされる。これは、プロジェクタ101上のウォーターマークファイル群122を使用して、どのウォーターマークが、いつどこに生成されおよび映写画面上に描かれるべきかを決定するスクリプト/字幕ファイル111と連動して、スクリプティングメカニズム130によって実施され得る。行列132の内容は、字幕メカニズム130によっては知られておらず、それ故に字幕メカニズム130は、(プレゼンテーション124と共に送られるような)字幕ファイル111中においてプログラムされる順序でウォーターマークファイル群122をレンダリングする。行列132および字幕ファイル111の内容は、コンテンツ所有者133に知られている。字幕ファイル111は、ウォーターマークファイル群122をレンダリングするための割当てを含むが、プロジェクタ101は、そのプロジェクタ101についてのヌルイメージおよび非ヌルイメージの固有の配列を(allocation)表現する。字幕付けシステム130は、字幕ファイル111中で提供される命令に従う。この字幕付けシステム130は、すべてのプロジェクタを同じように駆動するが、ウォーターマークファイル群122の固有の内容によって、プロジェクタごとに固有のウォーターマーク署名を作成する。
有利なことに、同じ字幕ファイル111または字幕メカニズム130が、デジタルシネマプロジェクタ101ごとに(個別の映画ごとに)ビデオ再生を制御する。スクリプティング言語ファイル111は、いつ(フレーム/時間コードで)特定のウォーターマークが提示されることになるのか、どこ(x,y)で特定のウォーターマークが提示されることになるのか並びにそれらのウォーターマークを含むファイル名(群)を指定することができる。同じウォーターマークファイル名(群)がプロジェクタごとに使用されるが、これらのファイルの内容が、同じである必要はないことに注意すべきである。実際に、エミュレートされた時間的ウォーターマーキングスキームを達成するために、ファイルの内容は異なっていることが好ましい。一実施形態においては、ウォーターマークの内容は、プロジェクタ101上またはサーバ102上にあらかじめロードされてもよく、適切なウォーターマークファイル名が字幕付けメカニズム130から呼び出されるときにロードされてもよい。
表1は、ウォーターマークファイル(WM)122の1つのサンプルを示している。ここで説明を簡略化するために、ウォーターマークは、「ヌル」(マークのないことを意味する)またはファイル111中における字幕付けメカニズム言語によって指定されるときに単一ドットのウォーターマークを付けることになる「ドット」(非ヌル)のいずれかであると仮定する。ウォーターマークファイル群122は、任意の映画再生の前にあらかじめロードされる。「ヌル」ファイルは、それらのヌルファイルが実際のウォーターマークを含まないので(空のファイル)、あまり多くメモリ空間を使用しないことになる。
Figure 2009509364
映画およびその対となるスクリプティング言語制御字幕ファイル111が、各デジタルシネマプロジェクタ101に対してダウンロードされるときに、字幕付け言語メカニズム130は、映画再生ならびに「いつどこに」ウォーターマークが配置されるかを制御する。表2は、共通の字幕制御ファイル111に対する各プロジェクタの仮想的な再生を示している。この字幕ファイル111は、再生を制御するスクリプトである。
Figure 2009509364
この字幕ファイル111は、与えられたウォーターマークファイル122が表示されたときに呼び出すが、特定のウォーターマークファイル122群の内容の違いは、ウォーターマークの異なるシーケンスがプロジェクタ101ごとに表示されるようにする。これにより、プロジェクタ101ごとに作成される固有のウォーターマーク符号化を可能とする。さらに、このウォーターマークは一時的である。すなわち、特定のフレーム上におけるそのウォーターマークの存在は、そのウォーターマークを構成する(そのマーク内にはどのような情報も符号化されていない)。
表2に示されるように、例えばプロジェクタ2がフレーム2を表示するときには、非ヌルウォーターマーク(ドット)も表示される。1組のウォーターマークファイル群122の管理を通して、映画再生に先立つ各プロジェクタ101への単一のダウンロードが、プロジェクタごとの固有のウォーターマークを作成する。このアプローチの別の成果は、ウォーターマーク配置を映画ごとに制御することができることである。すなわち、映画は、目に見えるウォーターマークに対する視聴者のいらだちを減らすことおよび科学捜査的な再生(forensic recovery)をバランスさせる適切なロケーションに対してプレスクリーニングされることができる。ウォーターマークファイル群122は、これを達成するために再ダウンロードされる必要がないことに注意すべきである。字幕付けメカニズム130のスクリプティング言語は、フレーム/時間コードロケーションに基づいて、個々のウォーターマークを位置づけることができる。
デジタルシネマでは、ウォーターマークファイル群122は、グラフィックスファイル(例えば、.pngフォーマット)を含むことができる。これらのファイルにおいて、それらのマークは、異なるカラー、輝度および空間的情報を持つことができる。またカラー、輝度および空間的情報を使用して、その符号化に対して追加の次元を追加する時間的符号化スキームに含まれる情報を増大させることもできる。
ウォーターマークファイル群122は、字幕付けイメージファイルと類似したものとすることができるが、そのウォーターマーキングファイル群は、より厳しいレンダリングルールを持つ。その字幕付けメカニズムは、以下の制約条件の一部を仮定すると適切でないこともある。字幕テキストをイメージと混合させることは、推奨されない。イメージのタイミングは、そのタイミングがテキストのタイミングによって影響を及ぼされるので、もはや信頼できないことになる。ウォーターマーキングのために使用されるイメージは、比較的小さいままであるべきである。より大きなイメージは、ラインごとにレンダリングする傾向があり、ディスプレイのタイミングにも影響を及ぼす。表示するイメージは、最小限で約36ティック(tick)(1ティックは、1/250秒である)、あるいはおおよそ3フレームであるべきである。そうでなければ、そのイメージはレンダリングすることができない。1つのイメージを表示する終わりから次を表示する始めまで少なくとも3フレームかかる。これにより、開始から開始までの最小限のイメージ時間は、約6フレームということになる。歴史的な理由のために、8フレームを使用することができる。これらの制約条件は、すべての字幕付けメカニズムには当てはまらないこともあるが、考慮されるべきファクタの一例として与えられる。好ましい一実施形態においては、単一のフレームウォーターマークレンダリングを使用してもよい。
次いで、ウォーターマークを伴うプレゼンテーションのイメージは、ディスプレイ画面134上に表示される。ディスプレイ画面134は、目に見えるが目立たないウォーターマークを伴うプレゼンテーションの内容を示す。このようにして、非合法な海賊版を、固有のプロジェクタまたは他のソースまでトレースすることができる。
ウォーターマークについてのドットサイズおよび強度(コントラスト)は、典型的な状況(例えばカムコーダのコピー)におけるサバイバビリティ(survivability)を保証するために、経験的な実験に基づいて決定され得る。ドットは、プレゼンテーションの記録されたバージョン上に存在する必要のある範囲まで視聴者によって知覚可能であるべきであるが、視聴者にとって邪魔にならないようにすべきである。このようにして、ウォーターマークは、合法的な視聴者の視聴する体験を損なうこと無しに、映画の密売されたコピー中において解読されることができる。
図2を参照すると、例示した一実施形態においては、符号化スキームは、おのおのがゾーンから構成されるロケーションを使用する。図2は、目に見えるようにロケーションおよびゾーンを示すための記録されたフィルム400を例示的に示している。これらの特徴を含むことになる唯一のフィルムレコーディングは、シアタープレゼンテーションから記録されたフィルムレコーディングであり、これは、適切な許可がなければ非合法であることを理解すべきである。フィルム400は、単一のロケーション402と、(1つまたは複数のフレームを含む)1つのゾーン404とを例示的に示している。ロケーション402は、プレゼンテーションの与えられた区域または一部分に対して決定されることができる。ウォーターマーク406は、フレーム403中における特定の位置401に、例えばゾーン404中におけるロケーション402におけるコンテンツの1つまたは複数のフレーム403内の位置に配置され得る。
各ゾーン404は、フィルムベースのスキームの場合と同様に取り扱われ、ここではゾーン404は、約8フレームの長さであり、そのうちの3フレームは、ウォーターマークをレンダリングするために使用される。以下述べられるように、非合法な複製物(例えば、劇場内のビデオカメラレコーディング(in−theater video camera recording))のフィルム中において目に見えるようにするために、各ウォーターマークシンボルは、少なくとも3フレームにわたって存在すべきである。より少ないフレームも許容可能ではある。符号化する値との関係におけるロケーションは、1組の(13個の)ゾーンであり、選択されたグリフ、およびそれが現れるゾーンに基づいて値を表す。
図3を参照すると、プロジェクタまたはソースを識別するために映写中にウォーターマークを適用する方法が、例示的に説明される。ブロック502において、デジタルイメージプロジェクタは、1つの値が割り当てられ(例えば、表1および表2中におけるプロジェクタ1)、あるいはそうでなければ、示されることになるウォーターマークの選択を可能にするウォーターマークスキームに従って、プレゼンテーション中におけるそのロケーションにセットアップされる。例えばヌルウォーターマークファイルおよび非ヌルウォーターマークファイルのあらかじめ決定された組合せが、そのプロジェクタに対して与えられても良い。ヌルイメージファイルおよび非ヌルイメージファイルの組合せは、プロジェクタを識別するために必要とされるときに、法廷値(forensic value)に対する製造業者またはコンテンツ所有者によって保持される。その値またはファイルの組合せ(ファイルの組)は、例えばプロジェクタ製造業者またはコンテンツ所有者によって割り当てられ、あるいはそうでなければ例えばプロジェクタ製造業者またはコンテンツ所有者によって提供され得る。その組を、システムサーバに入力することができ、またはプロジェクタ上に簡単に含めることができる。ファイルのこの組または組合せは、プレゼンテーションの展開中に、ウォーターマーキングの一意性に寄与する。
ブロック504において、スクリプティング/字幕付けメカニズムは、どのウォーターマークがプロジェクタに従って表示されるかを決定するために使用される。スクリプティング/字幕付けファイルは、プレゼンテーションと共に提供されることが好ましい。スクリプトファイルは、複数のイメージファイ群、またはウォーターマーク情報を伴うウォーターマークファイル群(例えば、表1中におけるWM1)についての情報を含んでいる。同じスクリプトファイルは、与えられたプレゼンテーションに対してすべてのプロジェクタへ送られる。レンダリングされるべき正しいファイルは、すべてのプロジェクタに共通のファイルについての名前を使用してスクリプト/字幕ファイルに従って選択される。これらのファイルがヌルウォーターマーク情報を含んでいるか、または非ヌルウォーターマーク情報を含んでいるかは、プロジェクタに依存する。イメージファイル(ウォーターマーク)の固有の組は、プロジェクタごとに作成され展開される。それらの組は、ウォーターマークファイル群に対してすべての同じファイル名を含んでいるが、各組は、ヌルウォーターマークファイルと非ヌルウォーターマークファイルの異なる組合せを有する。これは、プロジェクタごとに時間的な情報、およびウォーターマーク情報を「あらかじめ変調する」。有利なことに、すべての引き続くプレゼンテーションは、ゾーン中における同じ相対的なタイミングおよびウォーターマークを使用することができるが、詳細なタイミングおよびポジショニング(ロケーション)は、字幕/スクリプトファイルによって決定されることができ、この字幕/スクリプトファイルは、プレゼンテーションと共に送られる。
ブロック506において、ウォーターマーキングに対しては、コンテンツは、ウォーターマークが目に見えるようになるフレーム中における位置を見出すためにスクリーニングされる。配置ウォーターマークは、すべてのドットまたはフィーチャ(feature)が目に見ることができるようにするツールとして使用されることができる。配置ウォーターマークは、与えられたプレゼンテーションに関連付けられたすべてのウォーターマークの複合物を含むことができる。
ブロック508において、プレゼンテーション中に、プロジェクタの指定およびレンダリングされるべきイメージファイルに従って、あらかじめ宛先の決められた1つまたは複数のフレーム中に1つまたは複数のウォーターマークを配置することにより、固有のウォーターマーク符号化が、単一のプロジェクタに対してデジタル式にレンダリングされる。ウォーターマークは、シンボルのシーケンスを含むことができ、各シンボルは、例えばドットパターンを含むことができる。ウォーターマークは、ウォーターマークシンボルタイプと時間的な配置の組合せが個別のプロジェクタに対して固有なものとなるように、プレゼンテーション中における1つまたは複数のゾーンにおいて実行されることが好ましい。
ブロック510において、パリティ計算を、先立って実行することができ、そのパリティ計算は、ウォーターマーキングスキームの一部分とすることができる。一例においては、パリティはあらかじめ計算され、あらかじめ展開されたウォーターマーク値の一部分になる。例えば、3つのロケーションに値が割り当てられる実施形態においては、第4番目の(パリティ)ロケーションは、最初の3つのロケーション中に符号化された値の和に基づいて計算され、次いでモジュロ(modulo)が、ある数、例えば組合せの数、この場合においては例えば52によって分割された後に使用される。他のパリティ式および値が使用されてもよい。パリティ値は、ウォーターマークが存在するロケーション以外のロケーションに表示されることができる。
一例として、表3は、おのおのが一連の値を持つ4つのロケーションを示している。それらの一連の値は、ロケーションごとに52個の異なる可能性をもたらす。ロケーションDは、3つのロケーションA、BおよびCについての対応するゾーン値に対する値の和のモジュロ52(modulo 52)である。他のパリティ式およびスキームが使用されてもよい。
Figure 2009509364
パリティは、追加的な検査を与える。パリティ計算の答えは、画面上の1つの(例えば、第4番目の)ロケーションに表示されるが、他のロケーション値は、表示される必要がない。しかし、コンテンツ所有者または他の権限を付与されたエンティティによって保持される表または行列に対応していることができる。
図4を参照すると、ウォーターマークを使用して、プレゼンテーションがレンダリングされたプロジェクタを決定する方法が、例示的に示されている。ブロック602において、プレゼンテーションバージョン(例えば、非合法にコピーされたフィルム)が、ウォーターマーキングを決定するために評価される。検出は、複数の技法を使用して検出を実現することができる。
ブロック604において、ウォーターマーキングパラメータ、例えば時間的ロケーション(与えられたフィルムに対するフレーム番号など)、シンボルのタイプ、および/またはゾーン中におけるシーケンスの決定が決定される。ミラーリング(mirroring)、回転またはスキューがイメージの登録に導入されたシナリオに対しては、ウォーターマークの誤った解釈を避けるために、元のイメージと比較することが推奨される。マークが取り除かれ、不明確にされ、あるいはフレームが場面からカットされた場合にも、依然として、一部のデータを時間的な符号化に基づいて取り出すことができる。これは、時間における修正された特定のロケーションを、すなわち特定の時間的符号化パラメータを認識することによって行われる。
ブロック606において、プロジェクタのデータベースが、どのプロジェクタがそのフィルムをレンダリングしたかを決定するために調べられる。データベースは、ウォーターマークタイプおよびシーケンス中におけるウォーターマークの組合せ、ならびにウォーターマークが与えられたプレゼンテーションに対して位置決めされたロケーションを含むことになる。このようにして、固有のプロジェクタが、ブロック608において決定されることになる。
デジタルシネマプロジェクタウォーターマーキングのシステムおよび方法(例示的なものであり、限定的でないことが意図される)についての好ましい実施形態を説明してきたが、以上の教示の観点から修正および変形が当業者によって行われ得ることに注意すべきである。したがって、添付の特許請求の範囲によって概説される本発明の範囲および趣旨に含まれる、開示された本発明の特定の実施形態において、変更を行うことができることを理解すべきである。
一実施形態による、プレゼンテーションイメージ中におけるウォーターマークコーディングを作成する例示のデジタルシネマシステムのブロック図である。 ウォーターマーク配置のためのロケーションおよびゾーンを示す、デジタルプレゼンテーションから記録される一片のフィルムを示す図である。 本発明の態様による、固有のウォーターマークをレンダリングする例示的な方法を示すブロック/フロー図である。 本発明の態様による、ウォーターマークコーディングに基づいてフィルムの固有の起源を科学捜査で使えるように決定する例示的な方法を示すブロック/フロー図である。

Claims (27)

  1. イメージをウォーターマークするシステムであって、
    関連付けられた複数のウォーターマークイメージファイルと、イメージのプレゼンテーションを表す信号を生成する手段とを有するディスプレイ管理システムと、
    前記ディスプレイ管理システムに結合され、前記イメージのプレゼンテーション中に、前記ウォーターマークイメージファイルがいつどこに表示されるかを決定するように構成されたスクリプティングメカニズムと
    を備え、
    前記ウォーターマークイメージファイルは、前記信号を生成する手段に関連付けられたウォーターマークイメージを含み、前記イメージのプレゼンテーション中に前記スクリプティングメカニズムに従ってレンダリングされ、前記スクリプティングメカニズムに従った前記ウォーターマークイメージの配置が、前記プレゼンテーションをレンダリングする前記信号を生成する手段を識別することを特徴とするシステム。
  2. 前記スクリプティングメカニズムは、ヌルイメージファイルおよび非ヌルイメージファイルを含み、前記プレゼンテーションの割り当てられたフレームに従って、前記非ヌルイメージファイルをレンダリングすることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記スクリプティングメカニズムは、前記ウォーターマークイメージをレンダリングするように構成された字幕メカニズムを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記ウォーターマークイメージは、PNGファイルを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記信号を生成する手段は、デジタルシネマシステムにおけるプロジェクタを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ウォーターマークイメージファイルは、前記プロジェクタの製造において割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 前記スクリプティングメカニズムは、フレーム/時間コードロケーションに基づいて、ウォーターマークイメージに対する前記プレゼンテーション中における位置を決定することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. 前記信号を生成する手段は、前記ウォーターマークイメージおよび前記イメージのプレゼンテーション中における前記ウォーターマークイメージの時間的配置に基づいて、識別されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. デジタルシネマプロジェクタからの映写されたイメージをウォーターマークするのシステムであって、
    デジタルプレゼンテーションをレンダリングするように構成されたプロジェクタであって、前記プレゼンテーションのレンダリング中に前記プロジェクタを識別する前記プロジェクタに一意的に関連付けられたウォーターマークコーディングを有することと、
    前記ウォーターマークコーディングに従って前記ウォーターマークイメージファイル群をレンダリングするように構成され、前記プレゼンテーション中に、前記ウォーターマークイメージファイル群がいつどこに表示されるかを決定するように構成されたスクリプティングメカニズムと
    を備え、
    前記ウォーターマークコーディングは、前記プロジェクタに固有なウォーターマークイメージを含み、前記ウォーターマークイメージ群および前記ウォーターマークイメージ群の時間的な配置が、前記プレゼンテーションをレンダリングする前記プロジェクタを識別するように、前記デジタルプレゼンテーションの前記レンダリング中に、前記スクリプティングメカニズムに従ってレンダリングされることを特徴とするシステム。
  10. 前記プロジェクタは、ヌルウォーターマークイメージファイル群および非ヌルウォーターマークイメージファイル群を含み、前記プレゼンテーションの割り当てられたフレームに従って、前記非ヌルイメージファイル群をレンダリングすることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記スクリプティングメカニズムは、前記ウォーターマークイメージファイル群をレンダリングするように構成された字幕メカニズムを含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  12. 前記ウォーターマークイメージファイルは、PNGファイルを含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  13. 前記ウォーターマークイメージは、1つまたは複数の幾何学的形状を含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  14. 前記ウォーターマークコーディングは、前記プロジェクタの製造において割り当てられることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  15. 前記スクリプティングメカニズムは、フレーム/時間コードロケーションに基づいて、ウォーターマークイメージ群に対する前記プレゼンテーション中における位置を決定することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  16. 前記ウォーターマークイメージは、カラー、輝度および空間的情報を使用することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  17. プレゼンテーションをウォーターマークする方法であって、
    ヌルウォーターマークファイル群および非ヌルウォーターマークファイル群を含む複数のウォーターマークファイルをプロジェクタ中において受け取るステップであって、前記ヌルウォーターマークファイルおよび前記非ヌルウォーターマークファイルは、プレゼンテーションのレンダリング中にプロジェクタを識別するために特定の組合せの与えられたファイル名群に対して選択されることと、
    スクリプティングメカニズムを用いてヌルウォーターマークファイル群および非ヌルウォーターマークファイル群をレンダリングするステップであって、前記スクリプティングメカニズムは、前記プロジェクタを一意的に識別する前記プレゼンテーションとの時間的な関係で前記非ヌルマークを配置することと
    を備えることを特徴とする方法。
  18. 前記ヌルイメージは、空のファイルを含み、レンダリングする前記ステップは、前記非ヌルイメージファイルによって生成されたウォーターマークを、選択されたフレーム番号に配置するステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記スクリプティングメカニズムは、プレゼンテーションを備え、前記ウォーターマークファイルに対するファイル名群は、すべてのプロジェクタに対して共通であり、前記方法は、
    すべての組が前記同じ名前を有するファイルを含む、複数のウォーターマークファイルの組を生成するステップと、
    前記組中におけるどのウォーターマークファイルが、ヌルウォーターマークファイルおよび非ヌルウォーターマークファイルを有するかを選択するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. レンダリングする前記ステップは、字幕付けメカニズムを使用して非ヌルウォーターマークをレンダリングするステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 提供することは、前記プロジェクタが製造されるときに1組の非ヌルウォーターマークファイルとヌルウォーターマークファイルを割り当てることを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. デジタルイメージプレゼンテーションデバイスを動作させる方法であって、
    前記デジタルイメージプレゼンテーションデバイスに関連付けられたウォーターマークファイルを受け取るステップと、
    イメージのプレゼンテーションを表すプレゼンテーションファイルを受け取るステップと、
    前記プレゼンテーションファイルに関連付けられたスクリプティング命令群を受け取るステップと、
    前記スクリプティング命令群に従って、前記ウォーターマークファイルを含んでいるイメージの前記プレゼンテーションを表すイメージ信号群を生成するステップと
    を備え、前記プレゼンテーション中における前記ウォーターマークファイルの配置が、前記プレゼンテーションをレンダリングする前記デジタルイメージプレゼンテーションデバイスを識別することを特徴とする方法。
  23. 前記ウォーターマークファイルは、前記デジタルイメージプレゼンテーションデバイスに関連付けられた字幕付けメカニズムを使用する前記プレゼンテーションと共に含められることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記ウォーターマークファイル群は、前記プレゼンテーション中に前記ウォーターマークファイルを配置するヌルファイルおよび非ヌルファイルを含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. デジタル処理装置に対してイメージのプレゼンテーションを提供する方法であって、
    前記イメージのプレゼンテーションを表すプレゼンテーションファイルに前記デジタル処理装置を制御するように構成されたスクリプティングファイルを関連付けるステップであって、前記デジタル処理装置に一意的に関連付けられるウォーターマークファイルは、前記スクリプティングファイル中における命令群に従って前記プレゼンテーションと共に含められ、前記プレゼンテーション中における前記ウォーターマークファイルの配置が、前記プレゼンテーションをレンダリングする前記デジタル処理装置を識別することと、
    前記スクリプティングファイルおよび前記プレゼンテーションファイルを前記デジタル処理装置に対して送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  26. 前記スクリプティングメカニズムは、ウォーターマークイメージの位置および時間的配置が前記デジタル処理装置を識別するように、前記ウォーターマークイメージに対する前記プレゼンテーション中における前記位置を決定することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記デジタル処理装置は、デジタルシネマシステム中におけるプロジェクタを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
JP2008529978A 2005-09-08 2006-03-06 デジタルシネマプロジェクタのウォーターマークシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP5022369B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US71535005P 2005-09-08 2005-09-08
US60/715,350 2005-09-08
PCT/US2006/007907 WO2007030140A1 (en) 2005-09-08 2006-03-06 Digital cinema projector watermarking system and method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009509364A true JP2009509364A (ja) 2009-03-05
JP2009509364A5 JP2009509364A5 (ja) 2009-04-30
JP5022369B2 JP5022369B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=36636647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008529978A Expired - Fee Related JP5022369B2 (ja) 2005-09-08 2006-03-06 デジタルシネマプロジェクタのウォーターマークシステムおよび方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20090123022A1 (ja)
EP (1) EP1932339A1 (ja)
JP (1) JP5022369B2 (ja)
CN (1) CN101258743B (ja)
AU (1) AU2006287912B2 (ja)
BR (1) BRPI0615445A2 (ja)
CA (1) CA2620143A1 (ja)
WO (1) WO2007030140A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210109900A (ko) * 2020-02-28 2021-09-07 선문대학교 산학협력단 이미지 식별 정보 삽입 방법 및 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI423041B (zh) * 2007-07-09 2014-01-11 Cyberlink Corp 可提升多媒體互動機制之影音播放方法及其相關裝置
US20100226526A1 (en) 2008-12-31 2010-09-09 Modro Sierra K Mobile media, devices, and signaling
CN102754122B (zh) 2010-02-08 2015-07-08 汤姆森特许公司 取证标记立体3d内容媒体的方法和系统
US9124801B2 (en) * 2012-07-26 2015-09-01 Omnivision Technologies, Inc. Image processing system and method using multiple imagers for providing extended view
FR3047825B1 (fr) * 2016-02-12 2019-10-11 Viaccess Procede d’identification d’un spectacle dans une video filmee par une camera d'un spectateur

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134482A (ja) * 2001-07-10 2003-05-09 Eastman Kodak Co デジタル画像シーケンスの安全透かし入れシステム
WO2004027624A1 (ja) * 2002-07-09 2004-04-01 Seiko Epson Corporation 電子ファイル操作方法およびレイアウト編集装置
JP2008524692A (ja) * 2004-12-20 2008-07-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 保護されたポータブル記憶媒体の解除方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8813137B2 (en) * 1998-05-08 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for decoding digital image and audio signals
AU6640500A (en) * 1999-08-13 2001-03-19 Microsoft Corporation Methods and systems of protecting digital content
US6769061B1 (en) * 2000-01-19 2004-07-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Invisible encoding of meta-information
US20030002708A1 (en) * 2001-02-23 2003-01-02 Joe Pasqua System and method for watermark detection
US7043019B2 (en) * 2001-02-28 2006-05-09 Eastman Kodak Company Copy protection for digital motion picture image data
CN1207892C (zh) * 2002-12-11 2005-06-22 日本电气株式会社 将电子水印插入数字图像并对其进行检测的方法及装置
KR100619053B1 (ko) * 2003-11-10 2006-08-31 삼성전자주식회사 서브 타이틀을 기록한 정보저장매체 및 그 처리장치
US7555487B2 (en) * 2004-08-20 2009-06-30 Xweb, Inc. Image processing and identification system, method and apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134482A (ja) * 2001-07-10 2003-05-09 Eastman Kodak Co デジタル画像シーケンスの安全透かし入れシステム
WO2004027624A1 (ja) * 2002-07-09 2004-04-01 Seiko Epson Corporation 電子ファイル操作方法およびレイアウト編集装置
JP2008524692A (ja) * 2004-12-20 2008-07-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 保護されたポータブル記憶媒体の解除方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210109900A (ko) * 2020-02-28 2021-09-07 선문대학교 산학협력단 이미지 식별 정보 삽입 방법 및 장치
KR102380187B1 (ko) * 2020-02-28 2022-03-30 선문대학교 산학협력단 이미지 식별 정보 삽입 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5022369B2 (ja) 2012-09-12
WO2007030140A1 (en) 2007-03-15
CN101258743B (zh) 2010-07-14
EP1932339A1 (en) 2008-06-18
US20090123022A1 (en) 2009-05-14
CA2620143A1 (en) 2007-03-15
CN101258743A (zh) 2008-09-03
BRPI0615445A2 (pt) 2011-05-17
AU2006287912A1 (en) 2007-03-15
AU2006287912A8 (en) 2010-04-08
AU2006287912B2 (en) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7206409B2 (en) Motion picture anti-piracy coding
JP4662289B2 (ja) 映画プリントの符号化
JP5562645B2 (ja) ディジタルシネマのためのテキストベースの著作権侵害防止システムおよび方法
JP5022369B2 (ja) デジタルシネマプロジェクタのウォーターマークシステムおよび方法
US20100067692A1 (en) Picture-based visible anti-piracy system and method for digital cinema
MXPA06006082A (es) Sistema y metodo para el marcado y la codificacion adaptables de impresiones de pelicula.
US20100098250A1 (en) Movie based forensic data for digital cinema
KR20110038152A (ko) 불법복제된 매체를 추적하기 위한 마킹 기술
EP1588544B1 (en) Motion picture anti-piracy coding
US20100158308A1 (en) Digital Cinema Projector Watermarking System and Method
JP2014512755A (ja) データをビデオストリーム内に隠し、復元するための方法
Stone et al. An integrated system for digital cinema projection and security

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090304

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120201

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees