JP2009505609A - マルチメディア用通信セッションの確立方法及び装置 - Google Patents

マルチメディア用通信セッションの確立方法及び装置 Download PDF

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Abstract

別のパーティ(B)と通信する移動端末(A)に対するパケット交換マルチメディアセッションを確立する方法及び装置が提供される。ここで、プライマリPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストは、移動端末に対する移動ネットワークでアクティベートされている。来るべきセッションにおける情報が受信され(ステップ5:3)、これは、通信するパーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている。次に、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが、移動ネットワークにおけるセッションに対して必要とされているかが判定され、また、セカンダリPDPコンテキストが、移動端末と来たるべきセッションに対してアクティベートされるべきかが判定される(ステップ5:4)。ネットワークリソースが必要とされ、かつセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきである場合、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションがトリガーされる(ステップ5:5)。
【選択図】 なし

Description

技術分野
本発明は、一般的には、移動端末を介在して、マルチメディア用通信セッションを確立するための方法及び装置に関するものである。
本発明の背景及び従来技術
第3世代移動テレフォニーの出現に伴い、マルチメディア通信をサポートするために、新規のパケットベースの通信技術が開発されている。例えば、GPRS(汎用パケット無線サービス)とWCDMA(広帯域符号分割多元アクセス)技術は、伝統的な回線交換音声呼に加えて、画像、テキスト、文書、アニメーション、音声ファイル、ビデオファイル等を表現するデータのパケット交換通信を介在する無線マルチメディアテレフォニーサービスをサポートする。
マルチメディアサービスは、典型的には、異なるフォーマットかつ組み合わせで、テキスト、文書、画像、音声ファイル及びビデオファイルを表現する符号化データの送信を伴っている。この用語「マルチメディア」は、一般的には、パケットベースのIP(インターネットプロトコル)トランスポート技術を使用することによって通信される任意のメディアを参照する表現として使用される。
「IPマルチメディアサブシステム」(IMS)と呼ばれるネットワークアーキテクチャは、パケットドメインでのマルチメディアサービス及びセッションを処理するためのオープンスタンダードとして、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)によって開発されている。IMSは、IPトランスポートに基づくサービスを可能にするためのプラットホームであり、多かれ少なかれ、使用されるアクセス技術とは独立していて、また、任意の専用サービスに制限されるものではない。つまり、IMSネットワークはマルチメディアセッションを制御するが、アクセスネットワーク及び任意の中間トランスポートネットワークを介して転送されるペイロードデータの実際の転送に対して使用されることはない。
図1は、IMSサービスネットワークによって、マルチメディアサービスを提供するための基本ネットワーク構造を示している。第1移動端末Aは、第1無線アクセスネットワーク100に接続されていて、1つ以上のマルチメディアサービスを介在する通信セッションSで、第2無線アクセスネットワーク102に接続される第2移動端末Bと通信する。この第1無線アクセスネットワーク100及び第2無線アクセスネットワーク102にリンクしている、不図示の中間バックボーンネットワークが存在していても良い。
IMSネットワーク104は第1無線アクセスネットワーク100に接続されていて、また、第1移動端末Aに関するセッションを処理する。この図では、対応するIMSネットワーク106は、第2移動端末Bに代ってセッションを処理し、2つのIMSネットワーク104及び106は、異なるオペレータによって制御されていても良い。選択的には、第1移動端末Aと第2移動端末Bは、同一のアクセスネットワークに接続されていても良く、及び/あるいは、同一のIMSネットワークに属していても良い。第1移動端末Aは、更に、他のパーティがSIP通信が可能である限り、例えば、インターネットを介していくつかのメディアをダウンロードするために、固定端末あるいはコンピュータ、これに代るサーバと通信することができる。また、端末が訪問先アクセスネットワークにローミングしている場合、マルチメディアサービスは、端末の「ホーム」IMSネットワークによって処理される。
図1に示されるセッションSは、各IMSネットワークの専用ノード、ここでは、一般的には、「セッション管理ノード」108として参照される専用ノードによって管理される。これらのノードは、典型的には、S−CSCF(Serving Call Session Control Function:在圏呼セッション制御機能)、I−CSCF(Interrogating Call Session Control Function:尋問呼セッション制御機能)及びP−CSCF(Proxy Call Session Control Function:プロキシ呼セッション制御機能)を含んでいる。各IMSネットワーク104、106は、更に、様々なマルチメディアサービスを可能にするための1つ以上のアプリケーションサーバ110を含んでいる。また、メインデータベース要素HSS(ホーム加入者サーバ)112は、加入者データ及び認証データに加えて、サービス情報を記憶している。この図示のネットワーク要素108−112の様々な専用の機能は、一般的には、従来より知られているものであるので、更に、本発明の内容を理解するために説明する必要はない。もちろん、IMSネットワーク104、106は、説明を簡単にするために図示はしていないが、いくつかの他のノード及び機能を含んでいる。
IMSネットワークにおけるセッションを処理するための仕様は、いわゆる「SIP」(セッション開始プロトコル、規格IETF RFC3261に従う)で定義されている。SIPは、シグナリング用のアプリケーションレイヤ制御プロトコルであり、これは、パケット交換ロジックを介して一般的なセッションを生成して処理する。SIP規格は、IMSシステムとSIPを実現可能な端末によって使用され、IPマルチメディア通信を確立し、制御する。SIP自身は、マルチメディアサービスを提供しない代わりに、他のプロトコルあるいはアプリケーションが、実際のそのようなサービスを実現するために使用することができるプリミティブのセットを利用可能にする。
例えば、「INVITE」と呼ばれるメッセージは、あるアプリケーションが起動されている場合のセッションセットアップ中に、マルチメディアセッションを開始するためにSIPで定義されている。このSIPのINVITEメッセージは、典型的には、セッションの記述、即ち、要求されるコーデック(群)における情報、及び来るべきセッションに対して必要とされる他の通信パラメータを含んでいる。
SIPは、マルチメディアセッションを記述するための追加のプロトコルである、セッション記述プロトコルと呼ばれるSDPを使用する。これは、SIPメッセージ内で内蔵される本体として組み込まれる。従来より良く知られているように、SDPは、来るべきマルチメディアセッション中に使用するために、どのセッションパラメータ、特に、コーデックのパラメータでネゴシエートして同意するために、自身の専用の機能及びプリファレンスに関する情報を交換するための端末によって使用することができる。好ましいあるいは要求されるセッションパラメータは、SDP情報中の「前提条件」として示される属性として示されても良い。
多くの移動アプリケーションは、満足な結果をエンドユーザに提供するために、サービスの品質であるQoSを要求する。UMTSネットワークに対しては、ビットレート及び遅延に関して異なる要件に分類するために、4つの主要なトラフィッククラスが定義されていて、これは、「会話クラス」、「ストリーミングクラス」、「インタラクティブクラス」及び「バックグランドクラス」である。これらのトラフィッククラスは、まずは、転送遅延に関するそれらの要件によって区別され、そうすることで、会話クラスのアプリケーションは、時には「リアルタイム」とも呼ばれる、わずかな遅延だけを容認し、一方で、バックグランドクラスは、時には「ベストエフォート」とも呼ばれる、最も遅延に敏感でないアプリケーションに適用される。
アプリケーションに対する、UMTSトラフィッククラスの選択は、エンドユーザに対して許容される品質を維持しながら、アクセスネットワーク内の乏しい無線リソースを最適化するために、一般的には、RAB(無線アクセスベアラ)と呼ばれる、アクセスネットワークの適切な物理チャネルを割り当てるために使用される。
マルチメディアが可能な移動端末は、典型的には、図2に示されるように、各固有のアプリケーションに対して、UMTSトラフィッククラスを識別するように構成されている。つまり、移動端末は、A1、A2、A3、A4、A5...で示されるように、いくつかのアプリケーション200を保持することができる。移動端末のマッピング機能202は、各アプリケーションをUMTSトラフィッククラス204に変換し、ここでは、2つだけ示されている。この場合、アプリケーションA1、A2及びA4は、同一のUMTSトラフィッククラス2にマッピングされる。これは、それらが、ビットレート及び遅延に関して同様の要件を有しているからである。一方で、アプリケーションA3及びA5は、UMTSトラフィッククラス1にマッピングされる。このように、同様の特徴を有するアプリケーションは、それらの要件を満足する、同一のRABにマッピングすることができる。
しかしながら、移動端末がIMSネットワークとSIPメッセージを交換できる前には、「PDP(パケットデータプロトコル)コンテキスト(context)」が、移動端末に対して確立されていなければならない。基本的には、PDPコンテキストは、移動端末が一旦電源が入ると起動され得る。移動端末に対するPDPコンテキストをアクティベートすることは、移動端末とのデータパケットを通信することを可能にするための、移動端末への一時的なIPアドレスの割当を含んでいる。また、PDPコンテキストは、IP通信に対して、一般的にはRAB(無線アクセスベアラ)と呼ばれる物理チャネルがアクセスネットワークに割り当てられていることを意味する。つまり、SIPメッセージは、PDPコンテキストを介してのみ送信することができる。
図3は、別のパーティBとのマルチメディア通信についての移動端末Aの段階的なアクティベーション(activation)を示していて、これは、図示されるように、基本的には5つの段階3:1−3:5を含んでいて、それぞれの段階では、様々なメッセージが送受信される。これらのメッセージは従来よりよく知られており、詳細には説明しない。移動端末Aは、移動アクセスネットワーク300の無線範囲に配置されていて、この無線アクセスネットワーク300は、無線ネットワーク部分300aとコアネットワーク部分300bに分けられる。
図3に示されるコアネットワーク300bは、GGSN(ゲートウェイGPRS交換ノード)304と「ポリシーユニット」306とを含んでいて、この「ポリシーユニット」306は、通常は、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)と呼ばれる。このポリシーユニットは、基本的には、通信セッションの認可を担当する。もちろん、移動アクセスネットワーク300は、本発明のコンテキストを理解するためには説明する必要のない、いくつかの他のノード及び要素を含んでいる。簡単のために、移動端末AのIMSネットワークは、ここでは、単に、「IMSコア」308で示すことにする。これは、後述の処理に関与する、不図示の様々なノードを含んでいる。
第1段階3:1では、「プライマリ」と呼ばれる基本PDPコンテキストが、IP接続を取得するためにアクティベートされる。プライマリPDPコンテキストをアクティベートすることには、IPを介するパケット交換SIPシグナリングメッセージに対する、RABを取得することを含んでいる。このPDPコンテキストは、GGSN304によって生成される。このRABは、典型的には、ビットレート及び遅延に関して特に要件がない、いわゆる「ベストエフォート」通信に基づいている。これは、制限されたSIPメッセージを時々搬送するためだけに意図されているからである。
次の段階3:2では、移動端末Aは、不図示のS−CSCFノード及びHSSによって基本的には処理されるように、IMSコア308に登録する。IMS登録には、プライマリPDPコンテキストを介する、ある程度のSIPベースのシグナリングを含んでいる。
次に、マルチメディアセッションは、続く段階3:3で、パーティBと確立されることである。この段階では、上述のプロトコルPDPが、コーデックを含むセッション専用パラメータを通信するために、INVITEのようなSIPメッセージ内で使用され、ここで、いくつかのパラメータは、前提条件として示されても良い。
典型的には、呼出側(calling)端末は、INVITEメッセージで特定されるような、セッション中に使用するための他のパラメータと一緒に1つ以上のコーデックを提案し、被呼出側(called)端末は、適切な提案されるコーデックと他の提案されるパラメータを確認することによって、「OK(invite)」メッセージで応答する。段階3:3では、更に、セッションデータと記憶されている加入者データに基づく、ポリシーユニット306内のセッションの認可を含んでいる。段階3:3は、更に、自身のSIPダイアログにおいて両パーティで確認されているパラメータに従って、パーティBとの来るべきセッションに適応する移動ネットワーク300の通信リソースを予約するための処理を含んでいる。
セッション確立とリソース予約は、段階3:4で示されるように、移動端末Aに対してセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされることを伴う。これは、来るべきセッションに関与するメディアタイプ(群)に適応していなければならない。以下のQoSパラメータは、セカンダリPDPコンテキストで示されていても良い。これは、トラフィッククラス、最大ビットレート(アップリンク/ダウンリンク)、保証ビットレート(アップリンク/ダウンリンク)、転送遅延(アップリンク/ダウンリンク)、配信順序、最大SDU(サービスデータユニット)サイズ及びソース統計値記述子がある。
セカンダリPDPコンテキストは、段階3:1におけるプライマリPDPコンテキストに対する方法と同様の方法で、GGSNによって処理される。つまり、セカンダリPDPコンテキストは、QoSパラメータ情報と他の要素に関する、セッションの要件を満足するように定義されるべきであり、そうすることで、通信対象のメディアに対する適切なRABを取得する。新規のRABは、プライマリPDPコンテキストで最初に関与するものと比べて、より安定し、かつ信頼性のあるものであり、これは、「保証」QoSを提供する。
セカンダリPDPコンテキストが最終的に確立されると、そのセカンダリPDPコンテキストを介して、段階3:6で示されるように、最終的な実際のセッションを開始する前に、セッションは応答確認されなければならず、また、予約されているリソースがアクティベートされなければならない。ネットワークリソースをアクティベートすることは、時には、「ゲートのオープン」と呼ばれる。
段階3:1−3:5で示される、セッションの確立、ネットワークリソースの予約、セカンダリPDPコンテキストのアクティベート及び予約されたリソースのアクティベートのプロセスは、標準化プロトコルで指示される、膨大な量の連続的なシグナリングを必要とする。また、少なくとも他のパーティも移動端末である場合は、同様の処理が、他のパーティに対しても行わなければならない。特に、段階3:3は、送受信側の両方で同時に実行することはできない。これは、この場合、普及している規格に従えば、B側に対するセッションパラメータを確認する前には、B側は、ネットワークリソースを予約することになるからである。つまり、A側でのネットワークリソースの予約は、確認されるセッションパラメータがB側から受信されるまで待機しなければならない。
つまり、メディアの通信は、マルチメディアセッションに対する従来のセットアップ処理に従って要求される大規模な連続的なシグナリングによって遅延する。移動通信の分野では、マルチメディアサービスを移動エンドユーザにより魅力あるものにするためには、このような遅延を最小化することが一般的には要望されている。例えば、ウォーキートーキーサービスをエミュレートする、「セルラーオーバプッシュツートーク(PoC:Push-to-talk over Cellular)」と呼ばれるサービスを使用する場合は、ユーザは、プッシュツートークボタンあるいはその類を押下した後、直ちに会話したいが、これは、基本的には、上述の段階3:3−3:5のプロセス全体をトリガーする。
また、ネットワークリソースの予約は、移動端末によって開始され、それゆえ、ネットワークオペレータに対して部分的に制御が不能となる。つまり、一般的には、ネットワークオペレータにとっては、異なるユーザへのネットワークリソースの割当の完全な制御を行うことが要望されている。
本発明の要約
本発明の目的は、一般に、上述の問題を回避あるいは少なくとも軽減することを可能にすることである。より詳しくは、本発明の目的は、移動端末がメディア通信を開始する前の遅延を削減し、かつネットワークオペレータにネットワークリソースを介する制御を行うことを可能にすることである。
これらの目的及び他の目的は、添付の独立請求項に従う方法及び装置を提供することによって達成される。
本発明の1つの構成に従えば、別のパーティと通信する移動端末に対するパケット交換マルチメディアセッションを確立する方法が提供される。ここで、プライマリPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストは、移動端末に対する移動ネットワークでアクティベートされている。本発明の方法は、移動ネットワークで実行することができる。来るべきセッションにおける情報が受信され、これは、通信するパーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている。次に、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが、移動ネットワークにおけるセッションに対して必要とされているかが判定される。また、セカンダリPDPコンテキストが、移動端末と来たるべきセッションに対してアクティベートされるべきかが判定される。ネットワークリソースが必要とされ、かつセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきである場合、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションがトリガーされる。
セッションにおける情報は、呼出側パーティからのセッション招待に対する被呼出側パーティからの応答に含まれていても良く、この応答は、セッション招待で提案されるセッションパラメータを効果的に確認するものである。セッションにおける情報は、応答で与えられるSDP(セッション記述プロトコル)から導出することができる。
受信されるSDP内のメディアフラグの存在と、SDP自身におけるセッションの記述は、要求されるQoSを提供するネットワークリソースがセッションに対して必要とされるかを判定するために使用することができ、そうすることで、SDPのメディアフラグが「アクティブ」を示している場合は、ネットワークリソースが予約されているので、それが必要とされないことを意味し、一方で、SDPのメディアフラグが「インアクティブ」を示している場合は、ネットワークリソースが予約されていないので、それが必要とされることを意味するようにする。SDPにおける属性として与えられる前提条件は、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされるかを判定するために使用することができ、そうすることで、その与えられる前提条件が合致しない場合にはネットワークリソースが必要とされ、合致する場合には必要とされないようにする。
移動端末とそのユーザに対する加入及び認証データと、来るべきセッションに対して起動されているアプリケーションあるいはサービスのタイプは、セカンダリPDPコンテキストが、来るべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定するために使用することができる。
上述の2つの判定とトリガーは、移動ネットワークにおいて通信セッションを認可することを基本的には担当するポリシーユニットによって実行されることが好ましい。このポリシーユニットは、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)であっても良い。
セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションは、移動端末に対するセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、移動ネットワークのGGSNへ送信することによってトリガーされても良い。このセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストは、DIAMTERに基づくプロトコルGxを介してGGSNへ送信することができる、変更された既存メッセージ「クレジット制御リクエストCCR」に含まれていても良い。セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストの受信に応じて、GGSNは、来るべきセッションに対するルールをインストールすることができ、また、セカンダリPDPコンテキストを開始するための指示を移動端末へ送信することができる。
本発明の別の構成に従えば、別のパーティと通信する移動端末に対するパケット交換マルチメディアセッションを確立するための、移動ネットワークにおける装置が提供される。ここで、プライマリPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストは、移動端末に対する移動ネットワークでアクティベートされている。この装置は、通信するパーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている来るべきセッションにおける情報を受信する手段と、保証されるQoSを提供するネットワークリソースがセッションに対して必要とされているかを判定する手段と、セカンダリPDPコンテキストが移動端末と来たるべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定する手段と、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされ、かつセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきである場合、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーする手段とを備える。
この装置は、更に、呼出側パーティからのセッション招待に対する被呼出側パーティからの応答から、セッションにおける情報を抽出する手段を備えても良い。この応答は、セッション招待で提案されるセッションパラメータを効果的に確認するものである。この装置は、更に、応答で与えられるSDP(セッション記述プロトコル)から、セッションにおける情報を導出する手段を備えても良い。
この装置は、更に、要求されるQoSを提供するネットワークリソースがセッションに対して必要とされるかを判定するために、受信されるSDP内のメディアフラグの存在と、SDP自身におけるセッションの記述を使用する手段を備え、そうすることで、SDPのメディアフラグが「アクティブ」を示している場合は、ネットワークリソースが予約されているので、それが必要とされないことを意味し、SDPのメディアフラグが「インアクティブ」を示している場合は、ネットワークリソースが予約されていないので、それが必要とされることを意味するようにする。
この装置は、更に、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされるかを判定するために、SDPにおける属性として与えられる前提条件を使用する手段を備えても良く、そうすることで、与えられる前提条件が合致しない場合にはネットワークリソースが必要とされ、合致する場合には必要とされないようにする。
この装置は、更に、セカンダリPDPコンテキストが、来るべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定するために、移動端末とそのユーザに対する加入及び認証データと、来るべきセッションに対して起動されているアプリケーションあるいはサービスのタイプを使用する手段を備えても良い。
2つの判定する手段と、トリガーする手段は、移動ネットワークにおいて通信セッションを認可することを基本的には担当するポリシーユニットに含まれていても良い。ポリシーユニットは、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)であっても良い。
この装置は、更に、移動端末に対するセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、移動ネットワークのGGSNへ送信することによって、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーする手段を備えても良い。この装置は、更に、セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、DIAMTERに基づくプロトコルGxを介してGGSNへ送信される、変更された既存メッセージ「クレジット制御リクエストCCR」に含める手段を備えても良い。
この装置は、更に、セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストの受信に応じて、GGSNにおいて、来るべきセッションに対するルールをインストールし、セカンダリPDPコンテキストを開始するための指示を移動端末へ送信する手段を備えても良い。
本発明の更なる特徴及び利点は、以下の詳細で説明する。
実施形態の詳細
本発明では、移動端末に対するセカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーするタスクが、その移動端末から自身の移動コアネットワークにシフトされる、あるいは、移動端末がローミングしている場合には、「ホーム」移動コアネットワークにシフトされる。これによって、ネットワークオペレータは、自身のネットワークリソースを介する完全な制御を行うことができ、セッション開始前の遅延を削減することができ、また、シグナリングの衝突を回避することができる。
本発明の1つの構成に従えば、移動端末を含む2つの通信パーティに対するマルチメディアセッションを確立するための処理を、図4に示されるフローチャートを参照して説明する。ここでは、移動端末が介在する通信セッションが、その移動端末あるいはそれに対するパーティによってリクエストされていると想定する。第1ステップ400では、通信パーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている、来るべきセッションにおける情報が受信される。このセッションの情報は、セッション招待(インビテーション:invitation)に対する被呼側パーティからの応答に応じて与えられるSDPから導出されても良く、その応答は、効果的に提案されるセッションパラメータを確認するものであり、例えば、上述のOK(invite)と呼ばれる応答メッセージである。
次のステップ402で、要求されているQoSを提供する任意のネットワークリソースがそのセッションに対して必要であるかが判定される。別の実施形態に従えば、これは、「インアクティブ」と呼ばれる「メディアフラグ」の存在をチェックすることによって判定することができ、このメディアフラグは、メディアリソースがインアクティブである場合を示すために使用される、SDPで現在存在する属性である。一方、「インアクティブ」のメディアフラグが存在しない場合、メディアリソースはアクティブとなる。本発明の一実施形態では、メディアフラグが存在しない(アクティブである)場合に、ネットワークリソースが予約されている、つまり、セカンダリPDPコンテキストをアクティベートすることによって、リソース予約が必要とされないことを示すようにメディアフラグを使用することが提案される。しかしながら、メディアフラグが存在する(インアクティブである)場合、ネットワークリソースは予約されない、これは、必要とされていないからである。
選択的には、SDPで前提条件としてマークされている属性は、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要であるかどうかを判定するために使用することができ、そうすることで、与えられる前提条件が現在合致しない場合は、そのようなネットワークリソースは必要とされ、逆の場合は、必要とされないことになる。
リソース予約の必要性を示すための任意のメカニズムを使用することができ、本発明は、上述の例に限定されないことに注意するべきである。
ステップ402で、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが実際に必要とされないと判定される場合、セカンダリPDPコンテキストをアクティベートする必要はなく、それに従って、ステップS404に示されるように、通常処理を、セッションセットアップを完了するために使用することができる。
しかしながら、ステップ402で、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされると判定される場合、更に、ステップ406で、セカンダリPDPコンテキストが来るべきセッションに対してアクティベートされるべきであるかどうかが判定される。このセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするための決定は、更に、様々な加入及び認証データに基づいていて、また、来るべきセッションに対して起動されているアプリケーションあるいはサービスのタイプにも基づいている。例えば、あるアプリケーションは、セカンダリPDPコンテキストを要求するQoSを要求することができ、一方で、他のアプリケーションは要求することができない。移動体ユーザの加入は、あるQoS及びあるサービスに対するあるプリファレンスの少なくとも一方に対して可能であり、あるいは、他のサービスへのアクセスを禁止することも可能である。
ステップ406で、セカンダリPDPコンテキストがアクティベートされないと判定される場合、ステップ404で示される通常処理が、セッションセットアップを完了するために使用されても良い。セカンダリPDPコンテキストが実際にアクティベートされる場合、即ち、セッションが認可される場合、プロセスは、ステップS408で示される最終処理である、移動端末及び来たるべきセッションに対するセカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーするための処理へ進む。本発明の処理が、上述のステップ400、402、406及び408に従って実行される場合、ネットワークオペレータは、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションに通常は関連付けられているリソース割当の完全な制御を行うことになる。セットアップ遅延も削減することができる。これは、以下の図5の説明から明らかとなるように、このプロセスは、通常は、より少ないシグナリングを要求し、かつ受信側の端末に対して同時かつ独立して行うことができるからである。
以下で説明される実施形態から明らかなように、図4に示されるフローチャートに従うマルチメディアセッションを確立するための処理は、基本的には、図3に示されるユニット306のような、移動アクセスネットワークに属するポリシーユニットあるいはその類において実現することができる。このポリシーユニットは、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)であっても良く、また、基本的には、通信セッションを認可することを担当する。また、図3のGGSN304とIMSコア308は、ポリシーユニット306の新規の動作との適合を必要とする場合がある。
図5は、実施形態に従う、移動端末Aと別のパーティB間のマルチメディアセッションを確立するためのステップを示す図である。この実施形態は、セッションセットアップに対する、ある既存の標準的なメッセージを、必要な場合に、セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションに対して必要とされる情報を搬送するためにどのように利用することができるかを示している。図3と同様に、関与するネットワーク要素には、GGSN500、端末Aのホーム移動ネットワークに属するポリシーユニット502、及びそれと同一の移動ネットワークに関連するIMSコア504を含んでいる。受信側のネットワークは、不図示ではあるが、パーティBも移動端末である場合は、基本的には同様の構成となる。
上述のステップ3:1で示されるように、プライマリPDPコンテキストが、シグナリングメッセージに対する端末Aに対してアクティベートされると想定する。端末AがパーティBに向けてINVITEメッセージを送信する場合、片方向あるいは両方向でのメディアの通信に一般的に関与するマルチメディアセッションを実行するために、ステップ5:1によるプロセスが開始する。このINVITEメッセージは、提案されるセッションパラメータを有するSDPを含んでいていて、破線で示されるように、IMSコア504を介してパーティB側へ搬送される。この時点ではメディアは通信されていないので、端末Aは、INVITEメッセージのSDPでは、「インアクティブ」とするメディアフラグを設定していると想定する。
受信されるINVITEメッセージで示される、提案されるセッションパラメータを検討した後、パーティBは、次のステップ5:2で、応答OK(invite)メッセージを端末Aへ返信する。上述のように、パーティBは、確認されているセッションパラメータを含むOK(invite)メッセージに対応するSDPを含め、これは、パーティA及びBの両方によって、来るべきセッションで使用することができる。また、パーティBは、このメッセージでは、SDPでインアクティブとするメディアフラグを保持していると予想される。
ステップ5:2で、IMSコア504が、パーティBからOK応答メッセージを検出すると、SDP情報は、プロトコルRxに基づいて、DIAMETERに変換され、これには、端末Aの加入の詳細が、通常の認可/認証ルーチンに対する基礎として追加されている。次のステップ5:3で、この情報のすべてが、端末Aに対する「認可/認証リクエストAAR」と呼ばれる既存のメッセージで、ポリシーユニット502へ出力される。今までのところで、このプロセスは、セッションを開始し、かつ認可するための通常処理に従って実行されている。
次のステップ5:4で、ポリシーユニット506は、端末A及び来たるべきセッションに対して、セカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきに関しての決定を行う。この決定は、基本的には、図4のステップ402及び406のように実行され、それゆえ、ここでは、その詳細については再度繰り返さない。但し、既存のAARメッセージは、本実施形態では、その決定の根拠とともに、SDP及び加入の詳細で与えられるアプリケーションアイデンティティを提供するためのメディアフラグを搬送するために利用されることに注意すべきである。選択的には、前提条件は、上述のように、この決定の同様の根拠としてSDPに提供することができる。
本例では、ステップ5:4で、ポリシーユニット502は、例えば、インアクティブのメディアフラグの読出後、あるいは、与えられる前提条件が合致しないことの検出後に、セカンダリPDPコンテキストをアクティベートすることを決定すると想定する。次のステップ5:5で、端末Aに対するセカンダリPDPコンテキストを開始するためのリクエストが、ポリシーユニット502からGGSN500へ送信される。このリクエストは、例えば、標準クレジット制御メッセージを使用して搬送されても良い。本例では、既存のメッセージ「クレジット制御リクエストCCR」は、このリクエストを含むように変更され、かつDIAMTERに基づくプロトコルGxを介してGGSN500へ送信される。このメッセージは、通常の従来の処理において、逆の手順で、PDPコンテキストアクティベーション中にGGSNからポリシーユニットへ送信され、こうして、端末Aに対するセカンダリPDPコンテキストを開始するための、特に、QoS要件を含むリクエストを搬送するために利用することができる。このメッセージは、RABを含むネットワークリソースを端末Aへ割り当てることができるGGSN500によって実行されるような、セカンダリPDPコンテキストアクティベーションを効果的にトリガーする。これによって、このトリガーは、ポリシーユニットによって制御される、即ち、端末に代えてネットワークオペレータによって効果的に制御される。
次に、GGSNノードは、例えば、開始リクエストで定義されるパラメータを用いてセカンダリPDPコンテキストのアクティベーション用の通常処理を起動するためのリクエストを端末に送信することによって、セカンダリPDPコンテキストを開始する。しかしながら、本発明はこれに制限されるものではなく、端末に関与するかしないかに関わらず、任意のメカニズムをセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするために使用することができる。但し、この例では、GGSN500は、ステップ5:6で、メッセージ「PDPコンテキストのリクエスト」を端末Aへ送信する。このメッセージは、通常の方法で、セカンダリPDPコンテキストを「開始」することを端末Aへ効果的に指示する。この時点で、GGSN500も、ステップ5:7で示されるような「ルール」をインストールし、これは、メディアの転送を制御するためのセッション中に使用されることになる。ルールのインストールには、セッション専用QoSパラメータ及び課金パラメータの記憶、加えて、IPアドレス及び、使用される端末Aの番号等の記憶を含んでいる。ステップ5:6で受信されるメッセージの応答では、それに従って、端末Aは、ステップ5:8で、メッセージ「PDPコンテキストの開始」をGGSN500へ送信し、これは、ステップ5:9で、GGSNから返信されるメッセージ「PDPコンテクキトの受付」によって応答確認される。
ステップ5:5のGx CCRメッセージの応答として、GGSN500が、ステップ5:10で、変更された標準メッセージGx CCAである「クレジット制御回答(Credit Control Answer)」をポリシーユニット502へ送信する時点より前ではあるが、ステップ5:5の後の任意の時点でステップ5:7を実行することができることに注意すべきである。従来技術に従って、逆の手順で、ポリシーユニットからGGSNへ通常は送信されるメッセージGx CCAは、ここでは、アクティベートされているセカンダリPDPコンテキストにおける情報を含むように変更されている。これによって、既存のGx CCAメッセージは、ステップ5:10で、この情報をポリシーユニットへ搬送するために利用されるが、ここでも、最初に意図されているように、これは、以前として、ステップ5:5のGx CCRメッセージとともに、通常のクレジット制御用に使用することができる。
そして、ポリシーユニット502は、ステップ5:11で、Rx AAA「認可/認証回答」と呼ばれる、ステップ5:3で受信される、Rx AARメッセージの標準的な応答の送信に進むことができる。このメッセージは、セッションが認可され、また、ネットワークリソースが予約され、それによって、セッションを開始することを可能にすることを示している。ステップ5:9でのメッセージ「PDPコンテキストの受付」の受信後、端末Aは、ステップ5:12で、新規のINVITEメッセージをパーティBへ送信し、この時点では、SDPのメディアフラグは「インアクティブ」とはなっていない、つまり、「アクティブ」を示していて、それに従い、受信側のパーティは、続くステップ5:13で、「アクティブ」を示すSDPを有するOK(INVITE)メッセージで応答する。最後の2つのステップはセッションをアクティブとして応答確認し、メディアの通信を、最終ステップ5:14で実行することができる。
例えば、上述の実施形態に従う、本発明を実現することによって、ネットワークオペレータは、移動端末に対するマルチメディアセッションを確立する場合に自身のネットワークリソースを介する完全な制御を行うことになる。これは、端末に代って、オペレータが、セカンダリPDPコンテキストをトリガーする時点を決定することができるからである。セッションが開始する前の遅延も削減することができる。
従来技術に従う既存の処理は、SDPのメディアフラグをインアクティブに設定する場合、「競合状態」と呼ばれるシグナリングの衝突をもたらす可能性がある。これは、応答するユーザ(例えば、ユーザB)が、セッション記述を受け付ける場合に、SDPをアクティブ(即ち、「インアクティブ」のメディアフラグでない)にするからである。この応答するユーザは、セッション受付メッセージ(SIP OK Invite)と、リソース予約メッセージをほぼ同時に送信することができる。これは、セッション受付回答によってトリガーされるリソース予約信号がポリシーユニットに到達して、競合状態にならない限り、PDP確立時に失敗となる、移動ネットワーク内のポリシーユニットでリソースが予約される前に、応答するユーザに、セカンダリPDPコンテキストを開始することを可能にする。本発明を使用することは、このような衝突を回避することになる。
本発明は、特定の実施形態を参照して説明されているが、この説明は、一般的には、本発明の概念を示すことを意図するものであり、本発明の範囲を制限するものとするべきでない。例えば、SIPシグナリングプロトコルとIMSの概念は、上述の実施形態で説明する場合では全体に渡って使用しているが、マルチメディア通信を可能にするための任意の他の規格及びサービスネットワークを、基本的には使用することができる。本発明は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
2つの移動端末間でのマルチメディア通信を行うための従来のネットワーク構造を示す図である。 移動端末のUMTSトラフィッククラスへのアプリケーションのマッピングを示す図である。 従来技術に従うマルチメディアセッションを確立するためのプロセスの各段階を示すシグナリング図である。 本発明の一構成に従う、マルチメディアセッションを確立するための処理を示すフローチャートである。 実施形態に従う、マルチメディアセッションを確立するためのメッセージングステップを示すシグナリング図である。

Claims (22)

  1. プライマリPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストが移動端末に対する移動ネットワークでアクティベートされている、別のパーティと通信する前記移動端末に対するパケット交換マルチメディアセッションを確立する方法であって、
    前記通信するパーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている来るべきセッションにおける情報を受信するステップと、
    要求されるQoSを提供するネットワークリソースが、前記移動ネットワークにおける前記セッションに対して必要とされているかを判定するステップと、
    セカンダリPDPコンテキストが、前記移動端末と前記来たるべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定するステップと、
    ネットワークリソースが必要とされ、かつセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきである場合、前記セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーするステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記セッションにおける情報は、呼出側パーティからのセッション招待に対する被呼出側パーティからの応答に含まれていて、
    前記応答は、前記セッション招待で提案されるセッションパラメータを効果的に確認するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記セッションにおける情報は、前記応答で与えられるSDP(セッション記述プロトコル)から導出される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記受信されるSDP内のメディアフラグの存在と、前記SDP自身における前記セッションの記述は、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが前記セッションに対して必要とされるかを判定するために使用され、そうすることで、前記SDPのメディアフラグが「アクティブ」を示している場合は、前記ネットワークリソースが予約されているので、それが必要とされないことを意味し、一方、前記SDPのメディアフラグが「インアクティブ」を示している場合は、前記ネットワークリソースが予約されていないので、それが必要とされることを意味するようにする
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. SDPにおける属性として与えられる前提条件は、要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされるかを判定するために使用され、そうすることで、前記与えられる前提条件が合致しない場合にはネットワークリソースが必要とされ、合致する場合には必要とされないようにする
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記移動端末とそのユーザに対する加入及び認証データと、前記来るべきセッションに対して起動されているアプリケーションあるいはサービスのタイプは、セカンダリPDPコンテキストが、前記来るべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定するために使用される
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記2つの判定するステップと、前記トリガーするステップは、前記移動ネットワークにおいて通信セッションを認可することを基本的には担当するポリシーユニットによって実行される
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ポリシーユニットは、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)である
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションは、前記移動端末に対するセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、前記移動ネットワークのGGSNへ送信することによってトリガーされる
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストは、DIAMTERに基づくプロトコルGxを介してGGSNへ送信される、変更された既存メッセージ「クレジット制御リクエストCCR」に含まれている
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストの受信に応じて、前記GGSNは、前記来るべきセッションに対するルールをインストールし、セカンダリPDPコンテキストを開始するための指示を前記移動端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. プライマリPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストが移動端末に対する移動ネットワークでアクティベートされている、別のパーティと通信する前記移動端末に対するパケット交換マルチメディアセッションを確立するための、移動ネットワークにおける装置であって、
    前記通信するパーティ間でネゴシエートされ、かつ同意されている来るべきセッションにおける情報を受信する手段と、
    要求されるQoSを提供するネットワークリソースが、前記セッションに対して必要とされているかを判定する手段と、
    セカンダリPDPコンテキストが、前記移動端末と前記来たるべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定する手段と、
    要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされ、かつセカンダリPDPコンテキストがアクティベートされるべきである場合、前記セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーする手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  13. 呼出側パーティからのセッション招待に対する被呼出側パーティからの応答から、前記セッションにおける情報を抽出する手段を更に備え、
    前記応答は、前記セッション招待で提案されるセッションパラメータを効果的に確認するものである
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記応答で与えられるSDP(セッション記述プロトコル)から、前記セッションにおける情報を導出する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 要求されるQoSを提供するネットワークリソースが前記セッションに対して必要とされるかを判定するために、前記受信されるSDP内のメディアフラグの存在と、前記SDP自身における前記セッションの記述を使用する手段を更に備え、そうすることで、前記SDPのメディアフラグが「アクティブ」を示している場合は、前記ネットワークリソースが予約されているので、それが必要とされないことを意味し、前記SDPのメディアフラグが「インアクティブ」を示している場合は、前記ネットワークリソースが予約されていないので、それが必要とされることを意味するようにする
    ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 要求されるQoSを提供するネットワークリソースが必要とされるかを判定するために、SDPにおける属性として与えられる前提条件を使用する手段を更に備え、そうすることで、前記与えられる前提条件が合致しない場合にはネットワークリソースが必要とされ、合致する場合には必要とされないようにする
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の装置。
  17. セカンダリPDPコンテキストが、前記来るべきセッションに対してアクティベートされるべきかを判定するために、前記移動端末とそのユーザに対する加入及び認証データと、前記来るべきセッションに対して起動されているアプリケーションあるいはサービスのタイプを使用する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記2つの判定する手段と、前記トリガーする手段は、前記移動ネットワークにおいて通信セッションを認可することを基本的には担当するポリシーユニットに含まれている
    ことを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記ポリシーユニットは、PDF(ポリシー決定機能)あるいはPCRF(ポリシー及び課金ルール機能)である
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記移動端末に対するセカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、前記移動ネットワークのGGSNへ送信することによって、前記セカンダリPDPコンテキストのアクティベーションをトリガーする手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストを、DIAMTERに基づくプロトコルGxを介してGGSNへ送信される、変更された既存メッセージ「クレジット制御リクエストCCR」に含める手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記セカンダリPDPコンテキストをアクティベートするためのリクエストの受信に応じて、前記GGSNにおいて、前記来るべきセッションに対するルールをインストールし、セカンダリPDPコンテキストを開始するための指示を前記移動端末へ送信する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の装置。
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