JP2009505586A - 通信システムにおけるアンテナ仮想化方法 - Google Patents

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Abstract

複数の送信信号が1つの入力ストリーム又は入力信号から生成される通信システム及び通信方法が記載される。これら通信システム及び通信方法は、一括して、アンテナ仮想化又は仮想アンテナシステムと呼ばれ、各入力ストリームから複数の送信信号を生成する。これら複数の送信信号は、複数のアンテナへ送られる時に、事実上、単一のアンテナを発信元とするように見える放射パターンを作り出す。通信オペレーションは、少なくとも1つの入力ストリームを受け取ることを含む。この受け取った入力ストリームから、複数の送信信号が生成される。生成される送信信号の個数は、受け取った入力ストリームの個数よりも多い。送信信号の生成は、入力ストリームを変換することを伴う。この変換することは、入力ストリームの情報に対する可変遅延、位相シフト、及び信号整形のうちの1つ又は複数を適用することを含む。送信信号は、アンテナシステムの別個のアンテナによって送信される。

Description

本明細書で提供される実施の形態は、信号処理に関する。
なお、本出願は、2005年8月18日に出願された米国特許出願第60/709,589号の利益を主張する。
ワイヤレスデジタル通信システムは、ケーブル及びデジタル加入者線(DSL)の技術又はデータサービスに代わるコスト効果のあるものを提供する態勢ができている。ワイヤレスデジタル通信システムの一例は、マイクロ波アクセスの国際的相互運用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access)技術、すなわち、いわゆる「WiMAX」技術である。WiMAX技術は、IEEE802.16eエアインターフェース標準規格に基づいており、ブロードバンドワイヤレスアプリケーションの前途有望なフレームワークである。WiMAXは、固定ユーザ及び移動ユーザの双方について完全なインターネットサービス及びデジタル音声サービスを可能にする可能性を有する。
WiMAXネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスリンク又はワイヤレスインターフェースを介して基地局(BTS)と通信する加入者局(SS)を含む。BTSは、PHY機能及び媒体アクセスコントローラ(MAC)機能を含む。ここで、PHY機能は、純粋なデジタルドメインとアナログドメインにおける変調との間の符号化及び復号化を担当する。WiMAXは、直交波周波数分割多重(OFDM)及びマルチプル(多重)アンテナシステムの使用によって提供されるマルチパス伝搬に対するロバスト性のためにOFDMを使用する。直交波周波数分割多重(OFDM)は、各周波数チャネルがより単純な変調を使用して変調される周波数分割多重(FDM)のアイデアに基づく伝送用の変調技法である。OFDMでは、FDMの周波数及び変調が、互いに直交するように配置され、これによって、チャネル間の干渉が削減又は除去される。
OFDMは、低レート変調(チャネル時間特性と比較して、相対的に長いシンボルによる変調)がマルチパスに対して影響を受けにくいことから、1つの高レート波形を送信するのではなく、複数の低レートのストリームを並列に送信する方が優れているという理論に基づいている。これが、OFDMが行っていることである。これは、動作中OFDMは、チャネル効果が所与のサブバンドにわたって一定(フラット)となる程十分に小さいサブバンドに周波数スペクトルを分割するからである。その後、従来の変調方式(たとえば、BPSK、QPSK、M−QAM等)が、このサブバンド上で情報を送信するのに使用され、チャネル(マルチパス)の高速変化する影響は、それらの影響が単一シンボルの伝送中に発生している時は大幅に削減又は除去され、したがって、受信機ではフラットフェージングとして取り扱われる。
WiMAXは、複数のアンテナの使用と共にOFDMを実現する。WiMAXで使用されるマルチプルアンテナシステムは、多入力多出力(MIMO)システムを提供する複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナの使用を含む。MIMOシステムは、同じ帯域幅及び同じ全伝送電力消費で、スループット及びレンジの大幅な増加をもたらすマルチアンテナ通信システムである。一般に、MIMO技術は、ワイヤレス通信システムのスペクトル効率を増加させる。ワイヤレスMIMO通信は、マルチパス伝搬等の現象を活用して、データスループット及びレンジを増加させるか、又は、ビットエラーレートを削減し、従来のSISO(単一入力単一出力)通信システムがそれを行おうとする時にマルチパス伝搬の影響の除去を試みるのとは異なる。MIMOは、BTS及びSSにおける複数のアンテナ及び無線周波数(RF)チェーンを使用することによって、ポイント-ツー-ポイントスペクトル効率を増大させる。MIMOは、アンテナ間の送信信号、OFDMシンボル、及び周波数トーンを注意深く符号化することにより、SISOシステムに比べてスループットの倍数的増加を達成する。このスループットの増加は、一般に、システム帯域幅にも伝送電力にも影響を与えることなく達成される。
したがって、MIMOシステムのチャネル容量(システムスループットにおける理論的上限)は、送信アンテナ及び受信アンテナの最小個数に比例して、アンテナの個数が増加するにつれて増加する。一般的なMIMOシステムの送信側は、複数の送信アンテナを使用する一方、受信機は、単一又は複数のアンテナを備えることができる。マルチプルアンテナ送信システムでは、送信機は、通常、各送信アンテナから異なる信号を送信し、これらの信号はストリームと呼ばれる。
従来のMIMOシステムでは、送信信号及び送信ストリームの個数は、アンテナの個数に等しい。しかしながら、場合によっては、使用される送信アンテナの個数は、送信ストリームの個数よりも多い。このようなシステムでは、その結果として、「M」個の実際のアンテナを「N」個の仮想アンテナ(N<M)として見せて、各仮想アンテナが1つの送信ストリームによって駆動されることが必要である。仮想アンテナは、事実上、実際のアンテナのように振る舞わなければならず、実際のアンテナの角度パターンに当然対応すべきである。仮想化の利点には、リンクのダイバーシティの改善及び電力増幅器の定格の低減が含まれるが、これらに限定されるものではない(ただし、アンテナの個数が増加する)。
本明細書では、複数の送信信号が1つの入力ストリーム又は入力信号から生成される通信システム及び通信方法が説明される。本明細書で説明する通信システム及び通信方法は、一括して、アンテナ仮想化又は仮想アンテナシステムと呼ばれ、各入力ストリームから複数の送信信号を生成する。これら複数の送信信号は、複数のアンテナへ送られる時に、事実上単一のアンテナを発信元とするように見える放射パターンを作り出す。通信オペレーションは、少なくとも1つの入力ストリームを受け取ることを含む。この入力ストリームは、通信信号を含むが、そのように限定されるものではない。この受け取った入力ストリームから、複数の送信信号が生成される。生成される送信信号の個数は、受け取った入力ストリームの個数よりも多い。送信信号の生成は、入力ストリームを変換することを伴う。この変換は、入力ストリームの情報に対する可変遅延、位相シフト、及び信号整形のうちの1つ又は複数を適用することを含む。可変遅延変換、位相シフト変換、及び信号整形変換は、以下で詳細に説明される。送信信号は、アンテナシステムの別個の又はそれぞれのアンテナによって送信される。
本明細書で使用されるような仮想化は、結果として行われる送信が事実上単一のアンテナからの送信として見えるような方法で複数のアンテナから送信することである。したがって、仮想アンテナシステムとも呼ばれる本明細書で説明する仮想化システムは、個数Mのアンテナが別の個数Nのアンテナとして見えるように、個数Mのアンテナを動作させるか又は構成する。アンテナの個数Nは、一実施形態では、個数Mよりも相対的に少ない。本明細書で説明する仮想化によって、リンクダイバーシティ、及び、電力増幅器の相対的に効率の良い使用が提供される。
仮想アンテナシステムは、結果的に通信リンクをより信頼できるものとするダイバーシティを提供する。仮想アンテナシステムが、本明細書で説明するように、周波数の関数としての信号強度又は偏波角等の伝送パラメータをスイープすることから、ダイバーシティは実現される。これによって、デバイス受信機スペクトルの或る領域において信号エネルギーがデバイスにより受信される尤度が増加する。したがって、このダイバーシティは、周波数フラットフェード(frequency flat fade)又は偏波不一致の場合の完全な通信リンク障害の機会を減少させる。また、仮想アンテナシステムの複数のアンテナによって、複数のより小さな定格の電力増幅器の使用が可能になる(たとえば、一般的な単一アンテナシステムは、単一のパスで40ワットの電力増幅器を必要とするのに対して、仮想化アンテナシステムは、4つのアンテナが4つのアンテナ信号パスのそれぞれで10ワットの電力増幅器を使用する場合に合計で40ワットを伝送する)。
以下の説明では、アンテナ仮想化の実施形態の徹底した理解及びそれら実施形態の実施可能な記載を提供するために多数の具体的な詳細が紹介される。しかしながら、当業者には、これらの具体的な詳細のうちの1つ又は複数がなくてもアンテナ仮想化を実施でき、また、他のコンポーネント、システム等と共にアンテナ仮想化を実施できることが認識されよう。それ以外の場合には、アンテナ仮想化の態様を不明瞭にすることを回避するために、既知の構造又はオペレーションは、詳細に図示も説明もされていない。
さまざまな信号処理オペレーションが以下に説明される。これらのオペレーションには、たとえば、ヌルオペレーション(null operation)、巡回遅延ダイバーシティ(CDD)オペレーション、及び振幅整形(AS)オペレーションが含まれるが、これらに限定されるものではない。これらの信号処理オペレーションのそれぞれが以下に説明される。
ヌルオペレーションは、入力信号を変換しないオペレーションである。また、ヌルオペレーションは、入力信号のフィルタリングも行わない。
CDDオペレーションは、信号を時間領域で遅延δだけシフトし且つ/又は周波数領域で同等に、OFDMトーンの進み位相シフトを行う。時間領域では、CDDの結果、あらかじめ指定された時間単位だけ信号又は波形のシンボルをシフトすることによって、信号データの巡回回転が行われる。
巡回遅延の等価なものは、exp(−j2πkδ/N)を介したOFDMトーンの位相シフトによって得ることができる。ここで、kは、トーンインデックスを表し、Nは、トーンの個数(すなわち、高速フーリエ変換(FFT)のサイズ)を表す。遅延δは、CDDブロックが異なるごとに可変とすることができ、正の値及び負の値を有することができるが、そのように限定されるものではない。
CDDによって提供されるダイバーシティは、2アンテナシステムにおける入力信号の一方に位相ランプを適用する実施形態を考察することによって最も良く理解することができる。1つの送信信号に位相ランプを適用する結果、2つのアンテナは、周波数の関数として対象となる帯域全体にわたりスイープする「ビーム」を形成することになる。位相ランプは、傾きを正又は負とすることができ、任意の傾斜値を有することができ、正の直線ランプに限定されるものではない。たとえば、送信信号は、低周波数から高周波数にランプ又はスイープする。別の例として、送信信号は、高周波数から低周波数にランプ又はスイープする。したがって、CDDの使用によって、送信信号のエネルギーは角度の関数として周波数の帯域全体にわたりスイープされるので、移動デバイスが送信信号を受信する確率が増加する。これによって、存在し得る、場合によっては元の周波数フラットチャネルフェージングに比べて、チャネル周波数は各角度で選択的になる。周波数は、リンクダイバーシティを改善するのに選択的に役立つ。
振幅整形オペレーションは、本明細書では振幅整形1(AS1)と呼ばれる第1の振幅整形オペレーションを含む。AS1オペレーションは、一定の関数に従ってOFDMトーンの振幅を整形する。振幅整形は、一般に、交差偏波アンテナの使用に関連付けられるが、交差偏波構成を有するアンテナに限定されるものではない。数対の振幅形状即ち関数が、
(k)及びf(k)
として定義される。ここで、kはトーンインデックスを表す。これらの形状すなわち関数は、
(k)+f(k)=1
ただし、k=1,・・・,N
となるように選ばれる。たとえば、
(k)=√(k・N)
(k)=√(1−k/N)
のような線形関数を使用することができる。別の選択肢には、正弦関数、すなわち、
(k)=sin(πk/2N)
(k)=cos(πk・2N)
の使用が含まれる。1又は複数の代替的な実施形態では、他の任意の選択的な関数対も使用することができる。形状すなわち関数の合計は、値1に等しくすることができるが、本明細書の実施形態は、合計が1に等しくなることにも、他のあらゆる特定の値に等しくなることにも限定されるものではない。
また、振幅整形オペレーションは、本明細書では振幅整形2(AS2)と呼ばれる第2の振幅整形オペレーションも含む。AS2オペレーションは、(AS1オペレーションに対する)一定の補関数に従ってOFDMトーンの振幅を整形する。数対の振幅形状(関数)が、
(k)及びf(k)
として定義される。ここで、kはトーンインデックスを表す。これらの関数は、この場合も、
(k)+f(k)=1
ただし、k=1,・・・,N
となるように選ばれる。たとえば、
(k)=√(1−k・N)
(k)=√(k/N)
のような線形関数を使用することができる。別の選択肢には、正弦関数、すなわち、
(k)=cos(πk/2N)
(k)=sin(πk・2N)
の使用が含まれる。上述したように、形状すなわち関数の合計は値1に等しくすることができるが、本明細書の実施形態は、合計が1に等しくなることにも、他のあらゆる特定の値に等しくなることにも限定されるものではない。
したがって、交差偏波アンテナと共に振幅整形を使用する一実施形態によって提供されるダイバーシティは、一般に、周波数の関数として対象となる帯域の周波数全体にわたる送信信号の偏波が変化した結果である。一実施形態の振幅整形は、偏波アンテナと組み合わせて使用されるが、他のタイプのアンテナと共に使用することができる。偏波は、波の横断電界(traverse electric field)の方向を表す電磁波の特性である。より一般的には、横断波の偏波は、進行方向に垂直な平面における振動の方向を表す。アンテナ偏波とは、地球の表面に対する無線波の電界(E平面)の向きのことであり、アンテナの物理的構造及びその向きによって決まる。
一実施形態では、補完的振幅整形が、交差偏波アンテナに接続される複数の信号のそれぞれに適用される。振幅整形を使用すると、たとえば、2アンテナ送信機は、信号に振幅整形(たとえば、AS1)を適用して、第1の送信信号を形成し、この第1の送信信号を、第1の偏波を有するアンテナで送信する。同様に、送信機は、補完的振幅整形(たとえば、AS2)をその信号に適用して、第2の送信信号を形成し、この第2の送信信号を、第2の偏波を有するアンテナで送信する。したがって、一実施形態の振幅整形の適用によって、周波数の関数として対象となる帯域全体にわたり送信信号の信号偏波をスイープするか又は「ねじる(twist)」送信信号が形成される。したがって、たとえば、送信信号の偏波は、対象となる帯域の低周波数端での−45度の偏波から、対象となる帯域の高周波数端の+45度の偏波まで変化する。したがって、この変化する偏波によって、受信アンテナ偏波と送信信号偏波との間で一致する確率が増加する。このように、振幅整形の使用によって、送信信号の偏波は、あらかじめ指定された偏波で固定されているのではなく周波数の帯域全体にわたって変化するので、移動デバイスが受信アンテナ偏波にかかわらず送信信号を受信する確率は増加する。
一実施形態におけるアンテナ仮想化は、一般的に言えば、M個の物理アンテナをN個の仮想アンテナに仮想化する。図1は、一実施形態の下における、仮想化コンポーネント108を含む通信システム100のブロック図である。仮想化コンポーネント108は、仮想アンテナシステムとも呼ばれる。一実施形態の通信システムは、WiMAXシステム及び/又は他のワイヤレスデジタル通信システムで使用することができるが、そのように限定されるものではない。この例の通信システムは、送信機であるが、送信機であることに限定されるものではない。仮想化コンポーネント108は、M個の物理アンテナ(一括して、物理アンテナ110と呼ばれる)に接続されている。ここで、Mは、物理アンテナ110の任意の個数を表す。この例のシステム100では、4つのアンテナが示されているが、本明細書で説明する実施形態は、物理アンテナ110のこの個数にも他のどの個数にも限定されるものではない。また、仮想化コンポーネント108は、ホスト通信システム100のエンコーダ/変調器104にも接続されている。エンコーダ/変調器104は、OFDM変調器であるが、それに限定されるものではない。一実施形態の仮想化コンポーネント108とエンコーダ/変調器104との間の結合は、個数Xの入力ストリーム又は入力信号を含む。エンコーダ/変調器104は、ホスト通信システム100の1つ又は複数の他のコンポーネント(図示せず)から入力信号102を受信する。仮想化コンポーネントは、後述するように、多数の技法を使用して、M個の物理アンテナ110をN個の仮想アンテナに仮想化する。仮想アンテナの個数Nは、一般に、物理アンテナ110の個数Mよりも少ないが、この実施形態はそれに限定されるものではない。
さまざまな実施形態のアンテナ仮想化は、上述したヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを使用する。ヌル、CDD、及び振幅整形を通じてアンテナ仮想化を実現する通信システムの例が以下で説明される。
一実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図2は、一実施形態の下における、4つの物理アンテナ210を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント208のブロック図である。仮想化コンポーネント208は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント208は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ210を個数Nの仮想アンテナに仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部A〜Fを含む。
入力ストリームすなわち駆動信号206は、処理コンポーネントA及びBのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントAの出力は、処理コンポーネントC及びDのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントCの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネントDの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネントBの出力は、処理コンポーネントE及びFのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントEの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネントFの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネントA〜Fのそれぞれは、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションの1つを各入力信号に適用している。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うこともできる。処理コンポーネントC及びDの各セット並びに処理コンポーネントE及びFの各セットに接続された物理アンテナセットは、交差偏波アンテナを含むことができるが、交差偏波アンテナに限定されるものではない。
より具体的な実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図3Aは、一実施形態の下における、4つの物理アンテナ310をN個の仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント308のブロック図である。仮想化コンポーネント308は、たとえば通信送信機で使用することができるが、そのように限定されるものではない。仮想化コンポーネント308は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ310を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部308A〜Fを含む。
入力ストリームすなわち駆動信号306は、処理コンポーネント308−Aの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Aは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Aの出力は、処理コンポーネント308−C及び308−Dのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Cは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用し、処理コンポーネント308−Dは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、この実施形態はそれに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Cの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント308−Dの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネント308−C及び308Dのそれぞれに接続された物理アンテナは、交差偏波アンテナを含むことができるが、交差偏波アンテナに限定されるものではない。
入力ストリームすなわち駆動信号306は、処理コンポーネント308−Bの入力にも接続されている。処理コンポーネント308−Bは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Bの出力は、処理コンポーネント308−E及び308−Fのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Eは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用し、処理コンポーネント308−Fは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、この実施形態はそれに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Eの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント308−Fの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
図3Bは、代替実施形態の、4つの物理アンテナ310−BをN個の仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント308のブロック図である。仮想化コンポーネント308は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント308は、ヌル信号処理オペレーション及びCDD信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ310−Bを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部308A〜B及び308R〜Uを含む。
入力ストリームすなわち駆動信号306は、処理コンポーネント308−Aの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Aは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、そのように限定されるものではない。処理コンポーネント308−Aの出力は、処理コンポーネント308−R及び308−Sのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Rは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用し、処理コンポーネント308−Sは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、この実施形態はそれに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Rの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント308−Sの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。
入力ストリーム又は駆動信号306は、処理コンポーネント308−Bの入力にも接続されている。処理コンポーネント308−Bは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、そのように限定されるものではない。処理コンポーネント308−Bの出力は、処理コンポーネント308−T及び308−Uのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント308−Tは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用し、処理コンポーネント308−Uは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、この実施形態はそれに限定されるものではない。処理コンポーネント308−Tの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント308−Uの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
上述したように、遅延δは、CDDブロックが異なると可変とすることができ、正の値及び負の値を有することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント308の構成は、異なるCDDコンポーネント間での可変の遅延δの使用の一例を提供する。一実施形態では、処理コンポーネント308−Bは、遅延δの第1の値(遅延δ1)を使用して、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用する。処理コンポーネント308−S及び308−Uも、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、処理コンポーネント308−Bとは異なり、遅延δの第2の値(遅延δ2)を使用する。ここで、遅延の値δ1は、遅延の値δ2とは異なる。より具体的な例は、遅延の値δ2の約2倍である遅延の値δ1を使用するが、これらの値は単なる例にすぎず、この実施形態はこの構成に限定されるものではない。
別のより具体的な例の実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図4Aは、一実施形態の下における、4つの物理アンテナ410を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント408のブロック図である。仮想化コンポーネント408は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント408は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ410をN個の仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部408A〜Fを含む。
入力ストリームすなわち駆動信号406は、処理コンポーネント408−Aの入力に接続されている。処理コンポーネント408−Aは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント408−Aの出力は、処理コンポーネント408−C及び408−Dのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント408−Cは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用する一方、処理コンポーネント408−Dは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント408−Cの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント408−Dの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。
入力ストリームすなわち駆動信号406は、処理コンポーネント408−Bの入力にも接続されている。処理コンポーネント408−Bは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント408−Bの出力は、処理コンポーネント408−E及び408−Fのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント408−Eは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用する一方、処理コンポーネント408−Fは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント408−Eの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント408−Fの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
別のより具体的な例の実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図4Bは、一実施形態の下で、4つの物理アンテナ410を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント408−Gのブロック図である。仮想化コンポーネント408−Gは、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント408−Gは、信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ410を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネントすなわち回路部A、B、及び408−R〜Uを含む。
入力ストリーム又は駆動信号406は、処理コンポーネントA及びBの入力に接続されている。処理コンポーネントA及びBは、あらかじめ指定された信号処理オペレーションを各入力信号にそれぞれ適用する。処理コンポーネントAの出力は、処理コンポーネント408−R及び408−Sのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント408−Rは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用する一方、処理コンポーネント408−Tは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、そのように限定されるものではない。処理コンポーネント408−Rの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント408−Sの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。
処理コンポーネントBの出力は、処理コンポーネント408−T及び408−Uのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント408−Tは、AS2信号処理オペレーションを入力信号に適用する一方、処理コンポーネント408−Uは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、そのように限定されるものではない。処理コンポーネント408−Tの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント408−Uの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
一実施形態のアンテナ仮想化の別の例として、アンテナ仮想化は、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する。図5は、一実施形態の下における、2つの物理アンテナ510を1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネント508のブロック図である。仮想化コンポーネント508は、たとえば、通信送信機で使用することもできるし、通信送信機に結合することもできるが、そのように限定されるものではない。仮想化コンポーネント508は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、2つの物理アンテナ510を1つの仮想アンテナに仮想化する信号処理コンポーネントすなわち回路部G及びHを含む。
入力ストリーム又は駆動信号506は、処理コンポーネントG及びHのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントGの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネントHの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネントG及びHのそれぞれは、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションの1つを各入力信号に適用している。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
より具体的な実施形態のアンテナ仮想化は、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する。図6は、一実施形態の下における、2つの物理アンテナ610を1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネント608のブロック図である。仮想化コンポーネント608は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント608は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、2つの物理アンテナ610を1つの仮想アンテナに仮想化する信号処理コンポーネントすなわち回路部608−G及び608−Hを含む。
入力ストリーム又は駆動信号606は、処理コンポーネント608−Gの入力に接続されている。処理コンポーネント608−Gは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント608−Gの出力は、第1の物理アンテナに接続されている。
入力ストリーム又は駆動信号606は、処理コンポーネント608−Hの入力に接続されている。処理コンポーネント608−Hは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、そのように限定されるものではない。処理コンポーネント608−Hの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプに適する他の信号処理オペレーションを行うことができる。
別のより具体的な実施形態のアンテナ仮想化は、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する。図7は、一実施形態の下における、2つの物理アンテナ710を1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネント708のブロック図である。仮想化コンポーネント708は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント708は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、2つの物理アンテナ710を1つの仮想アンテナに仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部708−G及び708−Hを含む。
入力ストリーム又は駆動信号706は、処理コンポーネント708−Gの入力に接続されている。処理コンポーネント708−Gは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント708−Gの出力は、第1の物理アンテナに接続されている。
入力ストリームすなわち駆動信号706は、処理コンポーネント708−Hの入力に接続されている。処理コンポーネント708−Hは、AS1信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント708−Hの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプに適する他の信号処理オペレーションを行うことができる。
一実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図8は、一実施形態の下における、4つの物理アンテナ810を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント808のブロック図である。仮想化コンポーネント808は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント808は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ810を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部G〜Jを含む。
第1の入力ストリーム又は駆動信号806−Aは、処理コンポーネントG及びHのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントGの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネントHの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。第2の入力ストリーム又は駆動信号806−Bは、処理コンポーネントI及びJのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネントIの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネントJの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネントG〜Jのそれぞれは、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのうちの1つを各入力信号に適用している。この代表的な通信システムの任意の点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプに適した他の信号処理オペレーションを行うことができる。
より具体的な実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図9は、一実施形態の、4つの物理アンテナ910を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント908のブロック図である。仮想化コンポーネント908は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント908は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ910を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネント又は回路部908G〜Jを含む。
第1の入力ストリーム又は駆動信号906−Aは、処理コンポーネント908−G及び処理コンポーネント908−Hのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント908−G及び908−Hは、AS1信号処理オペレーションを入力信号にそれぞれ適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント908−Gの出力は、第1の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント908−Hの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。
第2の入力ストリーム又は駆動信号906−Bは、処理コンポーネント908−I及び処理コンポーネント908−Jのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント908−I及び908−Jは、AS2信号処理オペレーションを入力信号にそれぞれ適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント908−Iの出力は、第3の物理アンテナに接続され、処理コンポーネント908−Jの出力は、第4の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意の点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
別のより具体的な実施形態のアンテナ仮想化は、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する。図10は、一実施形態の下における、4つの物理アンテナ1010を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する仮想化コンポーネント1008のブロック図である。仮想化コンポーネント1008は、たとえば通信送信機で使用することができるが、それに限定されるものではない。仮想化コンポーネント1008は、ヌル信号処理オペレーション、CDD信号処理オペレーション、AS1信号処理オペレーション、及びAS2信号処理オペレーションのさまざまな組み合わせを通じて、4つの物理アンテナ1010を個数Nの仮想アンテナ(Nは4未満)に仮想化する信号処理コンポーネントすなわち回路部1008G〜Jを含む。
第1の入力ストリーム又は駆動信号1006−Aは、処理コンポーネント1008−G及び処理コンポーネント1008−Hのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント1008−Gは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント1008−Gの出力は、第1の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネント1008−Hは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント1008−Hの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。
第2の入力ストリーム又は駆動信号1006−Bは、処理コンポーネント1008−I及び処理コンポーネント1008−Jのそれぞれの入力に接続されている。処理コンポーネント1008−Iは、ヌル信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント1008−Iの出力は、第3の物理アンテナに接続されている。処理コンポーネント1008−Jは、CDD信号処理オペレーションを入力信号に適用するが、それに限定されるものではない。処理コンポーネント1008−Jの出力は、第2の物理アンテナに接続されている。この代表的な通信システムの任意点の信号に対して、通信システム及び/又は信号のタイプにふさわしい他の信号処理オペレーションを行うことができる。
上述したように、CDDオペレーションは、信号を時間領域で遅延δだけシフトし且つ/又は周波数領域で同等に、OFDMトーンの位相シフトを行う。OFDMトーンの位相シフトは、約exp(−j2πkδ/N)の位相シフトである。ここで、kは、トーンインデックスを表し、Nは、トーンの個数(すなわち、高速フーリエ変換(FFT)のサイズ)を表す。一実施形態の遅延δは、処理コンポーネント1008−H及び1008−Iのそれぞれについて異なるが、それに限定されるものではない。
図11は、一実施形態の下における、仮想アンテナを使用する通信1100のフロー図である。通信オペレーション1100は、少なくとも1つの入力ストリームを受け取るステップ1102を含む。この入力ストリームは、通信信号を含むが、それに限定されるものではない。この受け取った入力ストリームから、ステップ1104において、複数の送信信号が生成される。ステップ1104において生成される送信信号の個数は、受け取った入力ストリームの個数よりも多い。送信信号を生成するステップ1104は、入力ストリームを変換することを伴う。この変換は、入力ストリームの情報に対する可変遅延、位相シフト、及び信号整形のうちの1又は複数を適用することを含む。可変遅延変換、位相シフト変換、及び信号整形変換は、上記で詳細に説明されている。送信信号は、送信のために、ステップ1106において、アンテナシステムの別個の又はそれぞれのアンテナへ提供される。
一実施形態のアンテナ仮想化は、複数のアンテナを備える通信システムを含む。一実施形態のシステムは、複数のアンテナに接続された複数の出力を含む仮想化コンポーネントを含む。一実施形態の仮想化コンポーネントは、エンコーダからの少なくとも1つの入力ストリームに接続されている。一実施形態の仮想化コンポーネントは、少なくとも1つの信号変換を少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって、少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成するように構成されている。一実施形態の複数の送信信号のそれぞれ1つは、複数のアンテナの一括した送信が、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、複数のアンテナのそれぞれ1つによって送信される。一実施形態の仮想アンテナの個数は、これら複数のアンテナの個数よりも少ない。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームの少なくとも1つのパラメータを変更する。一実施形態の少なくとも1つのパラメータは、偏波角、信号強度、位相、及びシンボル位置のうちの1つ又は複数を含む。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームの偏波角を変更する。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームの信号強度を変更する。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトを適用する。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトを適用する。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプを適用する。一実施形態の位相ランプは、負の傾き及び正の傾きのいずれか一方を有する。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、ヌル変換、巡回遅延ダイバーシティ変換、及び少なくとも1つの振幅整形変換のうちの1つ又は複数を含む。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームに可変遅延を適用することを含む。
一実施形態の少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームに位相シフトを適用することを含む。一実施形態の位相シフトは、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含む。一実施形態の位相シフトは、約exp(−j2πkδ/N)であり、ここで、kは、トーンインデックスを表し、Nは、トーンの個数を表す。
一実施形態において、少なくとも1つの信号変換は、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの振幅を整形することを含む。一実施形態の整形は、一対の振幅関数を使用する整形を含む。一実施形態の整形は、第1の振幅関数を使用して入力ストリームを整形することにより第1の送信信号を生成すること、及び第2の振幅関数を使用して入力ストリームを整形することにより第2の送信信号を生成することを含む。一実施形態の第1の送信信号は、第1のアンテナを使用して送信され、第2の送信信号は、第2のアンテナを使用して送信される。一実施形態の第1のアンテナ及び第2のアンテナは、交差偏波アンテナである。一実施形態の一対の振幅関数は、線形関数及び正弦関数のうちの一方である。
一実施形態の一対の関数は、関数
(k)及びf(k)
を含み、ここで、kは、トーンインデックスを表す。一実施形態の振幅関数は、
(k)+f(k)=1
ただし、k=1,・・・,N
となるように選ばれる。
一実施形態の仮想化コンポーネントは、少なくとも1つの入力ストリームに接続された第1の変換コンポーネントセットを備える。一実施形態の仮想化コンポーネントは、この第1の変換コンポーネントセットの出力を受け取るように接続された第2の変換コンポーネントセットを含み、この第2の変換コンポーネントセットが、送信信号を出力する。一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、入力ストリームに接続された第1の変換器及び第2の変換器を含む。一実施形態の第2の変換器は、可変遅延を入力ストリームに適用する
一実施形態の第2の変換コンポーネントセットは、第1の変換器の出力に接続された第3の変換器を含む。一実施形態の第3の変換器は、第1のアンテナに第1の送信信号を出力する。一実施形態の第2の変換コンポーネントセットは、第1の変換器の出力に接続された第4の変換器を含む。一実施形態の第4の変換器は、第2のアンテナに第2の送信信号を出力する。一実施形態の第2の変換コンポーネントセットは、第2の変換器の出力に接続された第5の変換器を含む。一実施形態の第5の変換器は、第3のアンテナに第3の送信信号を出力する。一実施形態の第2の変換コンポーネントセットは、第2の変換器の出力に接続された第6の変換器を含む。一実施形態の第6の変換器は、第4のアンテナに第4の送信信号を出力する。
一実施形態の第3の変換器及び第5の変換器は、第1の振幅整形変換を入力に適用し、第4の変換器及び第6の変換器は、第2の振幅整形変換を入力に適用する。一実施形態の第1の変換器は、第1の振幅整形変換を入力ストリームに適用し、第2の変換器は、第2の振幅整形変換を入力ストリームに適用する。
一実施形態の第2の変換器、第4の変換器、及び第6の変換器の1つ又は複数は、進み位相シフト及び時間領域シフトのうちの1つ又は複数を入力に適用する。
一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第1の送信信号を第1のアンテナに出力する第1の変換器を含む。一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第2の送信信号を第2のアンテナに出力する第2の変換器を含む。一実施形態の第2の変換器は、可変遅延を入力ストリームに適用する。一実施形態の仮想化コンポーネントは、第1の入力ストリーム及び第2の入力ストリームに接続された第1の変換コンポーネントセットを備える。
一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第1の入力ストリームに接続された第1の変換器を含む。一実施形態の第1の変換器は、第1の送信信号を第1のアンテナに出力する。一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第1の入力ストリームに接続された第2の変換器を含む。一実施形態の第2の変換器は、第2の送信信号を第2のアンテナに出力する。一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第2の入力ストリームに接続された第3の変換器を含む。一実施形態の第3の変換器は、第3の送信信号を第3のアンテナに出力する。一実施形態の第1の変換コンポーネントセットは、第2の入力ストリームに接続された第4の変換器を含む。一実施形態の第4の変換器は、第4の送信信号を第4のアンテナに出力する。
一実施形態の第1の変換器及び第2の変換器は、第1の振幅整形変換を第1の入力ストリームに適用し、第3の変換器及び第4の変換器は、第2の振幅整形変換を第2の入力ストリームに適用する。
一実施形態の複数のアンテナ及び仮想化コンポーネントは、ワイヤレスデジタル通信システムの基地局に接続されている。
一実施形態の送信信号は、直交波周波数分割多重(OFDM)を使用して変調される。
一実施形態の仮想化コンポーネントは、コンピュータチップ上にあり、プロセッサに接続されている。
一実施形態の仮想化コンポーネントは、コンピュータチップセット上に分散され、プロセッサに接続されている。
一実施形態のアンテナ仮想化は、通信信号の少なくとも1つの入力ストリームを受け取ることを含む方法を含む。一実施形態のこの方法は、少なくとも1つの入力ストリームを変換することによりこの少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成することを含む。一実施形態のこの変換することは、可変遅延、位相シフト、及び信号整形の1又は複数を少なくとも1つの入力ストリームの情報に適用することを含む。一実施形態のこの方法は、複数の送信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信することを含む。一実施形態における複数の送信信号の一括送信は、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成する。仮想アンテナの個数は、複数のアンテナの個数よりも少ない。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームの少なくとも1つのパラメータを変更する。一実施形態の少なくとも1つのパラメータは、偏波角、信号強度、位相、及びシンボル位置の1又は複数を含む。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームの偏波角を変更する。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームの信号強度を変更する。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトを適用する。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトを適用する。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプを適用する。一実施形態において、位相ランプは、負の傾き及び正の傾きのいずれか一方を有する。
一実施形態のこの方法の位相シフトは、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含む。一実施形態の位相シフトは、約exp(−j2πkδ/N)であり、ここで、kはトーンインデックスを表し、Nはトーンの個数を表す。
一実施形態のこの方法における信号整形は、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの振幅を整形することを含む。一実施形態の信号整形は、一対の振幅関数を使用する整形を含む。一実施形態の整形は、第1の振幅関数を使用して入力ストリームを整形することにより第1の送信信号を生成すること、及び第2の振幅関数を使用して入力ストリームを整形することにより第2の送信信号を生成することを含む。
一実施形態において、送信は、第1のアンテナを使用して第1の送信信号を送信すること、及び第2のアンテナを使用して第2の送信信号を送信することを含む。一実施形態のこの方法においては、第1のアンテナ及び第2のアンテナを交差偏波アンテナとして構成することを含む。一実施形態の一対の振幅関数は、線形関数及び正弦関数の一方である。一実施形態の一対の振幅関数は、関数
(k)及びf(k)
ただし、kはトーンインデックス
を含む。一実施形態の振幅関数は、
(k)+f(k)=1
ただし、k=1,・・・,N
となるように選択される。
一実施形態のこの方法における変換は、少なくとも1つの入力ストリームの第1の変換を含む。一実施形態のこの方法における変換は、この第1の変換の少なくとも1つの信号出力に適用される第2の変換を含む。
一実施形態の第2の変換は、送信信号を出力する。
一実施形態の第1の変換は、入力ストリームに適用される第1の変換オペレーション及び第2の変換オペレーションを含む。一実施形態の第2の変換オペレーションは、可変遅延を入力ストリームに適用する。
一実施形態の第2の変換は、第1のアンテナに第1の送信信号を出力する第3の変換オペレーションを含む。一実施形態の第2の変換は、第2のアンテナに第2の送信信号を出力する第4の変換オペレーションを含む。一実施形態の第2の変換は、第3のアンテナに第3の送信信号を出力する第5の変換オペレーションを含む。一実施形態の第2の変換は、第4のアンテナに第4の送信信号を出力する第6の変換オペレーションを含む。一実施形態の第3の変換オペレーション及び第5の変換オペレーションは、第1の振幅整形を第1の変換オペレーションの出力に適用し、第4の変換オペレーション及び第6の変換オペレーションは、第2の振幅整形を第2の変換オペレーションの出力に適用する。一実施形態の第1の変換オペレーションは、第1の振幅整形を適用し、第2の変換オペレーションは、第2の振幅整形を適用する。一実施形態の第2の変換、第4の変換、及び第6の変換の1又は複数は、進み位相シフトオペレーション及び時間領域シフトオペレーションの1又は複数を入力に適用する。
一実施形態の第1の変換は、第1の送信信号を第1のアンテナに出力する第1の変換オペレーションを含む。一実施形態の第1の変換は、第2の送信信号を第2のアンテナに出力する第2の変換オペレーションを含む。一実施形態の第2の変換オペレーションは、可変遅延を入力ストリームに適用することを含む。
一実施形態のこの方法における変換は、第1の入力ストリーム及び第2の入力ストリームの第1の変換を含む。一実施形態の第1の変換は、第1の送信信号を第1のアンテナに出力する第1の変換オペレーションを含む。一実施形態の第1の変換は、第2の送信信号を第2のアンテナに出力する第2の変換オペレーションを含む。一実施形態の第1の変換は、第3の送信信号を第3のアンテナに出力する第3の変換オペレーションを含む。一実施形態の第1の変換は、第4の送信信号を第4のアンテナに出力する第4の変換オペレーションを含む。一実施形態の第1の変換オペレーション及び第2の変換オペレーションは、第1の振幅整形を第1の入力ストリームに適用し、第3の変換オペレーション及び第4の変換オペレーションは、第2の振幅整形を第2の入力ストリームに適用する。
一実施形態の送信信号は、ワイヤレスデジタル通信システムの直交波周波数分割多重(OFDM)信号である。
一実施形態のアンテナ仮想化は、少なくとも1つの信号ストリームから複数の通信信号を生成する方法を含む。一実施形態のこの生成方法は、可変遅延、位相シフト、及び信号整形の1又は複数を少なくとも1つの信号ストリームの情報に適用する。一実施形態のこの方法は、複数の通信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信することを含む。一実施形態の複数の通信信号の一括した送信は、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成する。一実施形態の仮想アンテナの個数は、複数のアンテナの個数よりも少ない。
一実施形態のアンテナ仮想化は、処理システムで実行されると、通信信号の少なくとも1つの入力ストリームを受け取ることによって信号を送信する通信システムを提供する実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体を含む。一実施形態の命令は、実行されると、少なくとも1つの入力ストリームを変換することによりこの少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成する。一実施形態のこの変換することは、可変遅延、位相シフト、及び信号整形の1又は複数を少なくとも1つの入力ストリームの情報に適用することを含む。一実施形態の命令は、実行されると、複数の送信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信する。一実施形態の少なくとも1つの入力ストリームの個数は、複数の送信信号の個数よりも少ない。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームの偏波角を変更する。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームの信号強度を変更する。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトを適用する。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトを適用する。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプを適用する。
一実施形態の位相シフトは、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含む。
一実施形態の信号整形は、少なくとも1つの入力ストリームのトーンの振幅を整形することを含む。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、少なくとも1つの入力ストリームの第1の変換を含む。
一実施形態の媒体の命令によって実行される変換は、この第1の変換の少なくとも1つの信号出力に適用される第2の変換を含み、第2の変換は、送信信号を出力する。
一実施形態のアンテナ仮想化は、仮想化コンポーネントに接続されたプロセッサを備えるデバイスを含む。一実施形態の仮想化コンポーネントは、通信システムからの少なくとも1つの入力ストリームに接続され、複数のアンテナに接続された複数の出力を含む。一実施形態の仮想化コンポーネントは、少なくとも1つの信号変換を少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって、少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成するように構成されている。複数のアンテナの一括した送信が、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、一実施形態の複数の送信信号のそれぞれ1つは、複数のアンテナのそれぞれ1つによって送信される。一実施形態の仮想アンテナの個数は、複数のアンテナの個数よりも少ない。
一実施形態のアンテナ仮想化は、複数の送信アンテナを備えるデバイスを含む。一実施形態のアンテナ仮想化は、複数の送信アンテナに接続された仮想化コンポーネントを含む。一実施形態の仮想化コンポーネントは、エンコーダからの少なくとも1つの入力ストリームに接続されている。一実施形態の仮想化コンポーネントは、少なくとも1つの信号変換を少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって、少なくとも1つの入力ストリームから複数の通信信号を生成するように構成されている。複数の送信アンテナの一括した送信が、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、一実施形態の複数の通信信号のそれぞれ1つは、複数の送信アンテナのそれぞれ1つによって送信される。一実施形態の仮想アンテナの個数は、複数の送信アンテナの個数よりも少ない。
本発明で説明したアンテナ仮想化の態様は、さまざまな回路機構のいずれかにプログラミングされた機能として実施することができる。これらさまざまな回路機構には、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルアレイロジック(PAL)デバイス、電気的プログラマブルロジック/メモリデバイス、及びスタンダードセルベースデバイス等のプログラマブルロジックデバイス(PLD)と、特定用途向け集積回路(ASIC)とが含まれる。アンテナ仮想化の態様を実施するための他のいくつかの可能なものには、メモリ(電子的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)等)を有するマイクロコントローラ、組み込み型マイクロプロセッサ、ファームウェア、ソフトウェア等が含まれる。さらに、アンテナ仮想化の態様は、ソフトウェアベースの回路エミュレーションを有するマイクロプロセッサ、ディスクリートロジック(順序ロジック及び組み合わせロジック)、カスタムデバイス、ファジー(ニューラル)ロジック、量子デバイス、及び上記デバイスタイプのいずれかのハイブリッドで実施することができる。もちろん、基礎となるデバイス技術は、たとえば、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)のような金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)技術、エミッタ結合ロジック(ECL)のようなバイポーラ技術、ポリマー技術(たとえば、シリコン共役ポリマー(silicon-conjugated polymer)構造及び金属共役ポリマー金属(metal-conjugated polymer-metal)構造)、アナログ/デジタル混合等のさまざまなコンポーネントタイプで提供することができる。
本明細書で開示したさまざまなシステム及び方法のコンポーネントは、それらの振る舞いの特性、機能特性、及び/又は他の特性に関して、コンピュータ支援設計ツールを使用して記述することができ、且つ/又は、さまざまなコンピュータ可読媒体に実施されるデータ及び/若しくは命令として表す(又は表現する)ことができることに留意すべきである。このようなフォーマットされたデータ及び/又は命令を実施できるコンピュータ可読媒体には、さまざまな形態の不揮発性ストレージ媒体(たとえば、光ストレージ媒体、磁気ストレージ媒体、又は半導体ストレージ媒体)と、ワイヤレスシグナリング媒体、光シグナリング媒体、若しくは有線シグナリング媒体、又はそれらの任意の組み合わせを通じてこのようなフォーマットされたデータ及び/又は命令を転送するのに使用できる搬送波とが含まれるが、これに限定されるものではない。このようなフォーマットされたデータ及び/又は命令の搬送波による転送の例には、1つ又は複数のデータ転送プロトコル(たとえば、HTTP、FTP、SMTP等)を介したインターネット及び/又は他のコンピュータネットワーク上での転送(アップロード、ダウンロード、電子メール等)が含まれるが、これに限定されるものではない。上述したシステム及び方法のこのようなデータ及び/又は命令に基づく表示は、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体を介してコンピュータシステム内で受信されると、コンピュータシステム内の処理エンティティ(たとえば、1つ又は複数のプロセッサ)が、1又は複数の他のコンピュータプログラムの実行と共に処理することができる。
この説明全体を通じて、「備える」("comprise," "comprising")等の用語は、文脈が明らかに別のものを必要としていない限り、排他的又は網羅的な意味とは対照的に包括的な意味に解釈されるべきである。すなわち、「〜を含むが、〜に限定されるものではない」の意味に解釈されるべきである。単数又は複数を使用する用語も、それぞれ、複数又は単数を含む。加えて、「本明細書で」、「以下に」、「上記」、「以下で」という用語及び同様の意味の用語は、本出願のいずれか特定の部分ではなく本出願を全体として指している。「又は」又は「若しくは」("or")という用語が、2つ又は3つ以上のアイテムを列挙したものに関して使用されているとき、その用語は、当該用語の以下の解釈のすべてを包含する。すなわち、その列挙したもののアイテムのいずれか、その列挙したもののアイテムのすべて、及びその列挙したもののアイテムの任意の組み合わせのすべてを包含する。
アイテム仮想化の図示した実施形態の上記説明は、網羅的であることを意図するものでもなければ、システム及び方法を、開示した厳密な形態に限定することを意図するものでもない。アンテナ仮想化の具体的な実施形態及び例は、本明細書では、例示の目的で説明されているが、当業者に認識されるように、さまざまな均等の変更が、他のシステム及び方法の範囲内で可能である。本明細書で提供したアンテナ仮想化の教示は、他の処理システム及び方法に適用することができ、上述したシステム及び方法についてのみ適用されるものではない。
上述したさまざまな実施形態の要素及び動作は、さらなる実施形態を提供するように組み合わせることができる。これらの変更及び他の変更は、上記詳細な説明を考慮してアンテナ仮想化に対し行うことができる。
一般に、添付の特許請求の範囲では、使用される用語は、この明細書及び特許請求の範囲で開示した具体的な実施形態にアンテナ仮想化を限定するように解釈されるべきではなく、特許請求の範囲の下で動作するすべての通信システムを含むように解釈されるべきである。したがって、アンテナ仮想化は、開示によって限定されるものではなく、その代わり、アンテナ仮想化の範囲は、もっぱら特許請求の範囲によって決定されることになる。
アンテナ仮想化の一定の態様は、一定の請求項の形で提示されるが、本発明者らは、アンテナ仮想化のさまざまな態様を任意の個数の請求項の形で考慮している。したがって、本発明者らは、本出願の出願後に追加クレームを加えて、アンテナ仮想化の他の態様のためにこのような追加請求項の形を追求する権利を留保している。
一実施形態の下における、仮想化コンポーネントを含む通信システムのブロック図である。 一実施形態における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 代替の一実施形態における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 別の代替的な実施形態における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 さらに別の代替的な実施形態の下における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 さらに別の代替的な実施形態の下における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 一実施形態の下における、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 代替の一実施形態の下における、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 別の代替的な実施形態における、2つの物理アンテナを1つの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 一実施形態における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 代替の一実施形態の下における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 別の代替的な実施形態における、4つの物理アンテナを個数Nの仮想アンテナに仮想化する仮想化コンポーネントのブロック図である。 一実施形態における、仮想アンテナによる通信のフロー図である。

Claims (85)

  1. 通信システムであって、
    複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナに接続される複数の出力を含む仮想化コンポーネントであって、エンコーダからの少なくとも1つの入力ストリームに接続され、少なくとも1つの信号変換を前記少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって該少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成して、前記複数のアンテナの一括した送信が、前記複数のアンテナの個数よりも少ない少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、前記複数の送信信号のそれぞれ1つが、前記複数のアンテナのそれぞれ1つによって送信されるように構成されている、仮想化コンポーネントと
    を備えていることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの少なくとも1つのパラメータが変更されることを特徴とする通信システム。
  3. 請求項2記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つのパラメータは、偏波角、信号強度、位相、及びシンボル位置のうちの1又は複数を含むことを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの偏波角が変更されることを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの信号強度が変更されることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトが適用されることを特徴とする通信システム。
  7. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトが適用されることを特徴とする通信システム。
  8. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプが適用されることを特徴とする通信システム。
  9. 請求項8記載の通信システムにおいて、前記位相ランプは、負の傾き及び正の傾きの一方であることを特徴とする通信システム。
  10. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換は、ヌル変換、巡回遅延ダイバーシティ変換、及び少なくとも1つの振幅整形変換の1又は複数であることを特徴とする通信システム。
  11. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに可変遅延が適用されることを特徴とする通信システム。
  12. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに位相シフトが適用されることを特徴とする通信システム。
  13. 請求項12記載の通信システムにおいて、前記位相シフトは、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含むことを特徴とする通信システム。
  14. 請求項13記載の通信システムにおいて、前記位相シフトは、約exp(−j2πkδ/N)であり、ただし、kはトーンインデックスを表し、Nは前記トーンの個数を表していることを特徴とする通信システム。
  15. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記少なくとも1つの信号変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンが振幅整形されることを特徴とする通信システム。
  16. 請求項15記載の通信システムにおいて、前記振幅整形により、一対の振幅関数を使用して整形することを特徴とする通信システム。
  17. 請求項16記載の通信システムにおいて、前記振幅整形により、第1の振幅関数を使用して前記入力ストリームを整形することにより第1の送信信号を生成し、第2の振幅関数を使用して前記入力ストリームを整形することにより第2の送信信号を生成することを特徴とする通信システム。
  18. 請求項17記載の通信システムにおいて、前記第1の送信信号は、第1のアンテナを使用して送信され、前記第2の送信信号は、第2のアンテナを使用して送信されることを特徴とする通信システム。
  19. 請求項19記載の通信システムにおいて、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、交差偏波アンテナ(cross-polar antenna)であることを特徴とする通信システム。
  20. 請求項16記載の通信システムにおいて、前記一対の振幅関数は、線形関数及び正弦関数の一方であることを特徴とする通信システム。
  21. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記一対の関数は、
    関数=f(k)
    関数=f(k)
    ただし、k:トーンインデックス
    であることを特徴とする通信システム。
  22. 請求項21記載の通信システムにおいて、前記振幅関数は、
    (k)+f(k)=1
    ただし、k=1,・・・,N
    となるように選択されることを特徴とする通信システム。
  23. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記仮想化コンポーネントは、前記少なくとも1つの入力ストリームに接続される第1の変換コンポーネントセットを備えることを特徴とする通信システム。
  24. 請求項23記載の通信システムにおいて、前記仮想化コンポーネントは、前記第1の変換コンポーネントセットの出力を受け取るよう接続される第2の変換コンポーネントセットを含み、該第2の変換コンポーネントセットが、前記送信信号を出力することを特徴とする通信システム。
  25. 請求項24記載の通信システムにおいて、前記第1の変換コンポーネントセットは、入力ストリームに接続される第1の変換器及び第2の変換器を含むことを特徴とする通信システム。
  26. 請求項25記載の通信システムにおいて、前記第2の変換器は、可変遅延を前記入力ストリームに適用することを特徴とする通信システム。
  27. 請求項25記載の通信システムにおいて、前記第2の変換コンポーネントセットは、
    前記第1の変換器の出力に接続される第3の変換器であって、第1のアンテナに第1の送信信号を出力する、第3の変換器と、
    前記第1の変換器の出力に接続される第4の変換器であって、第2のアンテナに第2の送信信号を出力する、第4の変換器と、
    前記第2の変換器の出力に接続される第5の変換器であって、第3のアンテナに第3の送信信号を出力する、第5の変換器と、
    前記第2の変換器の出力に接続される第6の変換器であって、第4のアンテナに第4の送信信号を出力する、第6の変換器と
    を含むことを特徴とする通信システム。
  28. 請求項27記載の通信システムにおいて、前記第3の変換器及び前記第5の変換器は、第1の振幅整形変換を入力に適用し、前記第4の変換器及び前記第6の変換器は、第2の振幅整形変換を入力に適用することを特徴とする通信システム。
  29. 請求項28記載の通信システムにおいて、前記第1の変換器は、前記第1の振幅整形変換を前記入力ストリームに適用し、前記第2の変換器は、前記第2の振幅整形変換を前記入力ストリームに適用することを特徴とする通信システム。
  30. 請求項27記載の通信システムにおいて、前記第2の変換器、前記第4の変換器、及び前記第6の変換器の1又は複数は、進み位相シフト及び時間領域シフトの1又は複数を入力に適用することを特徴とする通信システム。
  31. 請求項23記載の通信システムにおいて、前記第1の変換コンポーネントセットは、
    第1の送信信号を第1のアンテナに出力する第1の変換器と、
    第2の送信信号を第2のアンテナに出力する第2の変換器と
    を含むことを特徴とする通信システム。
  32. 請求項31記載の通信システムにおいて、前記第2の変換器は、可変遅延を前記入力ストリームに適用することを特徴とする通信システム。
  33. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記仮想化コンポーネントは、第1の入力ストリーム及び第2の入力ストリームに接続される第1の変換コンポーネントセットを備えることを特徴とする通信システム。
  34. 請求項33記載の通信システムにおいて、前記第1の変換コンポーネントセットは、
    前記第1の入力ストリームに接続される第1の変換器であって、第1のアンテナに第1の送信信号を出力する、第1の変換器と、
    前記第1の入力ストリームに接続される第2の変換器であって、第2のアンテナに第2の送信信号を出力する、第2の変換器と、
    前記第2の入力ストリームに接続される第3の変換器であって、第3のアンテナに第3の送信信号を出力する、第3の変換器と、
    前記第2の入力ストリームに接続される第4の変換器であって、第4のアンテナに第4の送信信号を出力する、第4の変換器と
    を含むことを特徴とする通信システム。
  35. 請求項34記載の通信システムにおいて、前記第1の変換器及び前記第2の変換器は、第1の振幅整形変換を前記第1の入力ストリームに適用し、前記第3の変換器及び前記第4の変換器は、第2の振幅整形変換を前記第2の入力ストリームに適用することを特徴とする通信システム。
  36. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記複数のアンテナ及び前記仮想化コンポーネントは、ワイヤレスデジタル通信システムの基地局に接続されることを特徴とする通信システム。
  37. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記送信信号は、直交波周波数分割多重(OFDM)を使用して変調されることを特徴とする通信システム。
  38. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記仮想化コンポーネントは、コンピュータチップセット上にあり、プロセッサに接続されることを特徴とする通信システム。
  39. 請求項1記載の通信システムにおいて、前記仮想化コンポーネントは、コンピュータチップセット上に分散され、プロセッサに接続されることを特徴とする通信システム。
  40. 方法であって、
    通信信号の少なくとも1つの入力ストリームを受け取るステップと、
    前記少なくとも1つの入力ストリームを変換することにより該少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成するステップであって、前記変換は、可変遅延、位相シフト、及び信号整形のうちの1又は複数を前記少なくとも1つの入力ストリームの情報に適用することにより実行される、ステップと、
    前記複数の送信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信するステップであって、前記複数の送信信号の一括した送信は、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成し、前記仮想アンテナの個数は、前記複数のアンテナの個数よりも少ない、送信ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  41. 請求項40記載の通信システムにおいて、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの少なくとも1つのパラメータを変更することを特徴とする方法。
  42. 請求項41記載の方法において、前記少なくとも1つのパラメータは、偏波角、信号強度、位相、及びシンボル位置の1又は複数を含むことを特徴とする方法。
  43. 請求項40記載の方法において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの偏波角を変更することを特徴とする方法。
  44. 請求項40記載の方法において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの信号強度を変更することを特徴とする方法。
  45. 請求項40記載の方法において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトを適用することを特徴とする方法。
  46. 請求項40記載の方法において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトを適用することを特徴とする方法。
  47. 請求項40記載の方法において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプを適用することを特徴とする方法。
  48. 請求項47記載の方法において、前記位相ランプは、負の傾き及び正の傾きの一方であることを特徴とする方法。
  49. 請求項40記載の方法において、前記位相シフトは、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含むことを特徴とする方法。
  50. 請求項40記載の方法において、前記位相シフトは、約exp(−j2πkδ/N)であり、ここで、kは、トーンインデックスを表し、Nは、前記トーンの個数を表していることを特徴とする方法。
  51. 請求項40記載の方法において、前記信号整形により、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンの振幅を整形することを特徴とする方法。
  52. 請求項51記載の方法において、前記信号整形により、一対の振幅関数を使用して整形することを特徴とする方法。
  53. 請求項52記載の方法において、前記整形により、第1の振幅関数を使用して前記入力ストリームを整形することにより第1の送信信号を生成し、第2の振幅関数を使用して前記入力ストリームを整形することにより第2の送信信号を生成することを特徴とする方法。
  54. 請求項53記載の方法において、前記送信ステップは、第1のアンテナを使用して前記第1の送信信号を送信するステップと、第2のアンテナを使用して前記第2の送信信号を送信するステップを含むことを特徴とする方法。
  55. 請求項54記載の方法において、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは交差偏波アンテナであることを特徴とする方法。
  56. 請求項52記載の方法において、前記一対の振幅関数は、線形関数及び正弦関数の一方であることを特徴とする方法。
  57. 請求項52記載の方法において、前記一対の振幅関数は、
    関数=f(k)
    関数=f(k)
    ただし、kはトーンインデックスを表す
    を含むことを特徴とする方法。
  58. 請求項57記載の方法において、前記振幅関数は、
    (k)+f(k)=1
    ただし、k=1,・・・,N
    となるように選択されることを特徴とする方法。
  59. 請求項40記載の方法において、前記変換は、前記少なくとも1つの入力ストリームの第1の変換を含むことを特徴とする方法。
  60. 請求項59記載の方法において、前記変換は、前記第1の変換の少なくとも1つの信号出力に適用される第2の変換を含み、該第2の変換により前記送信信号が出力されることを特徴とする方法。
  61. 請求項60記載の方法において、前記第1の変換は、入力ストリームに適用される第1の変換オペレーション及び第2の変換オペレーションを含むことを特徴とする方法。
  62. 請求項61記載の方法において、前記第2の変換オペレーションは、前記可変遅延を前記入力ストリームに適用することを特徴とする方法。
  63. 請求項61記載の方法において、前記第2の変換は、
    第1のアンテナに第1の送信信号を出力する第3の変換オペレーションと、
    第2のアンテナに第2の送信信号を出力する第4の変換オペレーションと、
    第3のアンテナに第3の送信信号を出力する第5の変換オペレーションと、
    第4のアンテナに第4の送信信号を出力する第6の変換オペレーションと
    を含むことを特徴とする方法。
  64. 請求項63記載の方法において、前記第3の変換オペレーション及び前記第5の変換オペレーションは、第1の振幅整形を前記第1の変換オペレーションの出力に適用し、前記第4の変換オペレーション及び前記第6の変換オペレーションは、第2の振幅整形を前記第2の変換オペレーションの出力に適用することを特徴とする方法。
  65. 請求項64記載の方法において、前記第1の変換オペレーションは、前記第1の振幅整形を適用し、前記第2の変換オペレーションは、前記第2の振幅整形を適用することを特徴とする方法。
  66. 請求項63記載の方法において、前記第2の変換、前記第4の変換、及び前記第6の変換の1又は複数は、進み位相シフトオペレーション及び時間領域シフトオペレーションの1又は複数を入力に適用することを特徴とする方法。
  67. 請求項59記載の方法において、前記第1の変換は、
    第1のアンテナに第1の送信信号を出力する第1の変換オペレーションと、
    第2のアンテナに第2の送信信号を出力する第2の変換オペレーションと
    を含むことを特徴とする方法。
  68. 請求項67記載の方法において、前記第2の変換オペレーションは、前記可変遅延を前記入力ストリームに適用することを特徴とする方法。
  69. 請求項40記載の方法において、前記変換は、第1の入力ストリーム及び第2の入力ストリームの第1の変換を含むことを特徴とする方法。
  70. 請求項69記載の方法において、前記第1の変換は、
    第1のアンテナに第1の送信信号を出力する第1の変換オペレーションと、
    第2のアンテナに第2の送信信号を出力する第2の変換オペレーションと、
    第3のアンテナに第3の送信信号を出力する第3の変換オペレーションと、
    第4のアンテナに第4の送信信号を出力する第4の変換オペレーションと
    を含むことを特徴とする方法。
  71. 請求項70記載の方法において、前記第1の変換オペレーション及び前記第2の変換オペレーションにより、第1の振幅整形変換を前記第1の入力ストリームに適用し、前記第3の変換オペレーション及び前記第4の変換オペレーションにより、第2の振幅整形変換を前記第2の入力ストリームに適用することを特徴とする方法。
  72. 請求項40記載の方法において、前記送信信号は、ワイヤレスデジタル通信システムの直交波周波数分割多重(OFDM)信号であることを特徴とする方法。
  73. 方法であって、
    少なくとも1つの信号ストリームから複数の通信信号を生成するステップであって、可変遅延、位相シフト、及び信号整形の1又は複数を前記少なくとも1つの信号ストリームの情報に適用する、生成ステップと、
    前記複数の通信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信するステップであって、前記複数の通信信号の一括した送信は、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成し、前記仮想アンテナの個数は、前記複数のアンテナの個数よりも少ない、送信ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  74. 処理システムで実行可能な命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、
    通信信号の少なくとも1つの入力ストリームを受け取るステップと、
    前記少なくとも1つの入力ストリームを変換することにより該少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成するステップであって、前記変換により、可変遅延、位相シフト、及び信号整形の1又は複数を前記少なくとも1つの入力ストリームの情報に適用する、生成ステップと、
    前記複数の送信信号のそれぞれ1つを複数のアンテナのそれぞれ1つにより送信するステップであって、前記少なくとも1つの入力ストリームの個数は、前記複数の送信信号の個数よりも少ない、送信ステップと
    を実行するための命令を含むコンピュータ可読媒体。
  75. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの偏波角が変更されることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  76. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームの信号強度が変更されることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  77. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに時間領域シフトを適用することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  78. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに進み位相シフトを適用することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  79. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換により、前記少なくとも1つの入力ストリームに位相ランプを適用することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  80. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記位相シフトは、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンの位相シフトを含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  81. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記信号整形により、前記少なくとも1つの入力ストリームのトーンの振幅を整形することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  82. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換は、前記少なくとも1つの入力ストリームの第1の変換を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  83. 請求項74記載のコンピュータ可読媒体において、前記変換は、前記第1の変換の少なくとも1つの信号出力に適用される第2の変換を含み、該第2の変換により前記送信信号を出力することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  84. 仮想化コンポーネントに接続されるプロセッサを備えるデバイスであって、前記仮想化コンポーネントは、通信システムからの少なくとも1つの入力ストリームに接続され、複数のアンテナに接続される複数の出力を含み、前記仮想化コンポーネントは、少なくとも1つの信号変換を前記少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって、該少なくとも1つの入力ストリームから複数の送信信号を生成するように構成され、前記複数のアンテナの一括した送信が、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、前記複数の送信信号のそれぞれ1つは、前記複数のアンテナのそれぞれ1つによって送信され、前記仮想アンテナの個数は、前記複数のアンテナの個数よりも少ないことを特徴とするデバイス。
  85. デバイスであって、
    複数の送信アンテナと、
    前記複数の送信アンテナに接続され、エンコーダからの少なくとも1つの入力ストリームに接続され、少なくとも1つの信号変換を前記少なくとも1つの入力ストリームに適用することによって、該少なくとも1つの入力ストリームから複数の通信信号を生成するように構成された仮想化コンポーネントであって、前記複数の送信アンテナの一括した送信が、少なくとも1つの仮想アンテナを発信元とするように見える放射パターンを形成するように、前記複数の通信信号のそれぞれ1つは、前記複数のアンテナのそれぞれ1つによって送信され、前記仮想アンテナの個数は、前記複数の送信アンテナの個数よりも少ない、仮想化コンポーネントと
    を備えていることを特徴とするデバイス。
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