JP2009505519A - 圧縮モードにおける送信ギャップ中の効率的なセル測定 - Google Patents

圧縮モードにおける送信ギャップ中の効率的なセル測定 Download PDF

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Abstract

端末は、GSM隣接セル及び/又はUMTS隣接セルを含むモニターセットを得る。端末は、圧縮モードで動作し、例えば、「GSMキャリアRSSI測定」(GAP1)、「GSM初期BSIC識別」(GAP2)、及び「GSM BSIC再確認」(GAP3)のためのような異なる測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスをUMTSネットワークから取得する。端末は、例えばGAP1、GAP2、及びGAP3のような複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、GSMセルのRSSI測定を行う。端末は、(1)例えばGAP2やGAP3のような複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いてFCCH上のトーンを検出し、(2)例えばGAP2やGAP3のような複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いてSCHを復号することによって、少なくとも1つのGSMセルのBSICを識別する。RSSI測定とBSIC識別のために複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いることによって、端末は、セル測定を完了し、報告をより迅速に送ることが可能となる。これは、パフォーマンスを向上する。
【選択図】 図8

Description

本開示は、一般に、通信に関連し、更に詳しくは、非同期通信ネットワークにおけるセル測定に関連する。
本出願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書に参照によって明確に組み込まれている2005年8月12日に出願され"IMPROVEMENTS IN UMTS COMPRESSED MODE"と題された仮出願60/707,815号の優先権を要求する。
無線通信ネットワークは、例えば、音声、パケットデータ、ブロードキャスト、メッセージング等のような様々な通信サービスを提供するために広く展開している。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することにより、多数のユーザのための通信をサポートできる。そのような無線ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、及び周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークを含んでいる。これらの無線ネットワークは、例えば、広帯域CDMA(W−CDMA)、cdma2000、グローバル移動体通信システム(GSM)等のように、当該技術において知られている様々なラジオアクセス技術(RAT)をも利用しうる。
端末は、例えば、GSMネットワークや、W−CDMAネットワークを実施するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)ネットワークのような多数の無線ネットワークと通信可能でありうる。各無線ネットワークは一般に、多くのセルを含む。ここで用語「セル」は、この用語が使用される状況に依存して、基地局の有効範囲領域又は基地局を称することができる。端末は、一般に、所与の任意の瞬間において、唯一の無線ネットワーク内のサービス提供セルと通信するが、他の無線ネットワーク内のセルに対する測定を定期的に行いうる。このセル測定は、受信信号強度、周波数、タイミング、及び、セルの識別のための測定を含みうる。このセル測定によって、端末は、他の無線ネットワーク内の何れかのセルが、現在のサービス提供セルよりも条件が良いかどうかを確認できるようになる。もしも他の無線ネットワークにおいて条件の良いセルが発見された場合、この端末は、他の無線ネットワークへの切り換えを行い、この条件の良いセルからサービスを受け取る。
セル測定は、できる限り迅速に終えることが望ましい。例えば、端末はモバイルであり、サービス提供している無線ネットワークの有効範囲の外部に移動したかもしれない。セル測定を完了し、条件の良いセルをより直ちに報告することによって、端末は、通話が失われる(is dropped)前に、条件の良いセルへハンドオフされうる。しかしながら、GSMネットワークやUMTSネットワークは、非同期に動作するので、GSMネットワーク内のセルのタイミングを、UMTSネットワーク内のセルのタイミングに基づいて確認することができない。あるいはその逆に、UMTSネットワークのセルのタイミングを、GSMネットワーク内のセルのタイミングに基づいて確認することができない。更に、各ネットワーク内のセルが、互いに非同期に動作しうる。ネットワーク及びセルレベルにおける非同期動作は、セル測定を複雑にする。
従って、当該技術では、非同期通信ネットワークにおいて、効率的にセル測定を行う技術に対するニーズがある。
例えばGSMネットワークやUMTSネットワークのような非同期通信ネットワークにおいて効率的にセル測定を行なうための技術が、本明細書で記述される。端末は、GSM隣接セル及び/又はUMTS隣接セルを含むモニターセットを得る。端末は、圧縮モードで動作し、UMTSネットワークから、異なる測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを得る。例えば、端末は、「GSMキャリアRSSI測定」(GAP1)のための送信ギャップパターンシーケンス、「GSM初期BSIC識別」(GAP2)のための送信ギャップパターンシーケンス、及び、「GSM BSIC再確認」(GAP3)のための送信ギャップパターンシーケンスを取得しうる。送信ギャップパターンシーケンスはそれぞれ、送信におけるギャップ、すなわち送信ギャップを示す。これによって、端末は、圧縮モードで隣接セルの測定を行うことが可能となる。
実施形態では、端末は、例えばGAP1、GAP2、GAP3のように、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、モニターセットにおけるGSMセルに対する受信信号強度インジケータ(RSSI)測定を行う。端末は、その後、例えば最も強い方から8つのGSMセルのような、少なくとも1つのGSMセルのための基地トランシーバー局識別コード(BSIC)を識別する。BSIC識別のために、端末は、先ず、例えばGAP2やGAP3のように、複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、各GSMセルから周波数補正チャネル(FCCH)に関するトーンを検知しうる。端末は、その後、例えばGAP2やGAP3のように、複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、各GSMセルからの同期チャネル(SCH)を復号しうる。端末は、識別されたGSMセルを報告する。RSSI測定及びBSIC識別のため複数の送信ギャップパターンシーケンスを使用することによって、端末は、セル測定を完了し、より迅速に報告を送ることができるようになる。これは、パフォーマンスを改善する。最初の報告後、端末は、目的に応じて割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを用いて、通常の方法で、RSSI測定、BSIC識別、及びBSIC再確認を実行しうる。
本発明の様々な局面及び実施形態が、以下に更に詳細に記述される。
本発明の特徴及び品質は、同一の参照符号が全体を通じて対応している図面と連携した場合に、以下に示す詳細説明からより明らかになるであろう。
用語「典型的な」(exemplary)は、「例、インスタンス、又は例示として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書で「典型的な」と記載されるあらゆる実施形態又は設計は、他の実施形態や設計に対して、必ずしも好適であるとか、有利であるとか解釈される必要はない。
本明細書で記述されるセル測定技術は、様々な非同期通信ネットワークのために使用されうる。明確化のために、これら技術は、具体的に、GSMネットワークとUMTSネットワークとについて以下に記載される。
図1は、GSMネットワーク110及びUMTSネットワーク120を含んでいる公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)100を示す。「ネットワーク」、「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。GSMは、音声サービスを提供できるラジオアクセス技術(RAT)であり、中位レートパケットデータサービスに対して低い。GSMネットワークは、世界中で広く展開されている。W−CDMAは、例えば、より高いデータレート、音声及びデータの同時コール等のような、より高度なサービスや機能を提供することができる新たなラジオアクセス技術である。UMTSネットワーク120は、W−CDMAを実施し、UMTS地上ラジオアクセスネットワーク(UTRAN)とも呼ばれる。「UMTS」、「W−CDMA」という用語は、以下の記述において置換可能に使用される。GSMネットワーク110及びUMTSネットワーク120は、異なるラジオアクセス技術(GSMとW−CDMA)を用いるが、同じサービスプロバイダ又はネットワークオペレーターに属する2つの無線ネットワークである。GSMとUMTSとは、公的に利用可能な「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名されたコンソーシアムからの文書に記載されている。
GSMネットワーク110は、GSMネットワークの有効範囲領域内の端末と通信する基地局112を含んでいる。基地局は、端末と通信し、ノードB、基地トランシーバー局(BTS)、アクセスポイント等とも称されうる固定局である。基地局コントローラー(BSC)114は、基地局112へ接続されており、これら基地局に、調整及び制御を与える。UMTSネットワーク120は、UMTSネットワークの有効範囲領域内の端末と通信する基地局122を含んでいる。ラジオネットワークコントローラー(RNC)124は、基地局122へ接続されており、これら基地局に、調整及び制御を与える。RNC124は、BSC114と通信し、GSMネットワークとUMTSネットワークとの間の相互動作をサポートする。
マルチモード端末150(例えば、デュアルモードセルラ電話)は、GSMネットワーク110及びUMTSネットワーク120と通信し、一般に、任意の所与の瞬間において、1つの無線ネットワークと通信することができる。この機能によって、ユーザは、同じ端末を用いて、UMTSのパフォーマンスの利点と、GSMの有効範囲の恩恵とを得ることができる。端末150は、固定式又は移動式であり、ユーザ機器(UE)、モバイル局(MS)、モバイル機器(ME)等とも称される。端末150は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、加入者ユニット等でありうる。
図2は、UMTSにおけるダウンリンクのフレーム構造を示す。このフレーム構造は、端末にユーザ特有データを搬送するダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)のために使用される。データ伝送用のスケジュールは、ラジオフレームに分割される。ラジオフレームはそれぞれ、12ビットのシステムフレーム番号(SFN)によって識別され、制御チャネル上で送られる。SFNは特定の時間において0にリセットされ、その後、各ラジオフレームについて1ずつインクリメントされ、最大値4095に達した後は、0に戻す。各ラジオフレームの持続時間は10ミリ秒(ms)であり、更に15スロットに分割される。これらは、スロット0乃至14とラベルされる。スロットはそれぞれ、ユーザ特有データのための2つのデータフィールド(Data1及びData2)、電力制御情報のための送信電力(TPC)フィールド、フォーマット情報のための伝送フォーマット組み合わせインジケータ(TFCI)フィールド(例えば、伝送ブロックの数、伝送ブロックサイズ等)、及び、パイロットのためのパイロットフィールドを含む。
図3は、GSMにおけるフレーム構造を示す。データ伝送用のスケジュールは、スーパーフレームに分割される。スーパーフレームそれぞれの持続時間は、6.12秒であり、1326のTDMAフレームを含んでいる。スーパーフレームは、(図3に示すような)26個の51−フレームマルチフレームか、51個の26−フレームマルチフレームかの何れかへ分割されうる。GSMにおける制御/オーバーヘッドチャネルは、51−フレームマルチフレーム構造を使用する。51−フレームマルチフレームはそれぞれ、51のTDMAフレームを含んでいる。それは、TDMAフレーム0乃至50としてラベルされる。TDMAフレームそれぞれの持続時間は4.615ミリ秒である。以下の記載では、TDMAフレームもGSMフレームと呼ばれる。
GSMのための制御チャネルは、周波数補正チャネル(FCCH)、同期チャネル(SCH)、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、及び、共通制御チャネル(CCCH)を含んでいる。FCCHがトーンを搬送することによって、端末は、FCCHを送信しているGSMセルのための周波数と粗タイミング情報を取得することができる。FCCHは、51−フレームマルチフレームそれぞれのGSMフレーム0、10、20、30および40で送られる。SCHは、(1)タイミング及びフレームナンバリングを同期するために端末によって使用される低減された(reduced)GSMフレーム番号(RFN)と、(2)SCHを送信しているGSMセルを識別するBSICとを搬送する。SCHは、51−フレームマルチフレームそれぞれのGSMフレーム1、11、21、31および41で搬送される。BCCHは、システム情報を搬送し、51−フレームマルチフレームそれぞれのGSMフレーム2、3、4および5で搬送される。CCCHは、制御情報を搬送し、ページングチャネル(PCH)を実施するために使用される。それは、アイドルな端末のためにページングメッセージを伝える。GSM内の制御チャネルは、公的に利用可能な文書3GPP TS 05.01に記述される。
GSMネットワーク110は、1又は複数の周波数帯域上で動作する。周波数帯域はそれぞれ、周波数範囲をカバーし、多くの200kHzのラジオ周波数(RF)チャネルに分割される。RFチャネルはそれぞれ、特定のARFCN(絶対的なラジオ周波数チャネル番号)によって識別される。例えば、GSM900周波数帯域は、ARFCN1乃至124を含み、GSM1800周波数帯域は、ARFCN512乃至885を含み、GSM1900周波数帯域は、ARFCN512乃至810を含む。
GSMセルはそれぞれ、ネットワークオペレーターによってそのセルに割り当てられたRFチャネルのセットで、トラフィックデータおよびオーバーヘッドデータを送信する。セル間干渉を低減するために、互いに近くに位置するGSMセルは、異なるRFチャネルのセットが割り当てられる。これによって、これらのセルからの送信は、互いに干渉しない。GSMセルはそれぞれ、そのセルに割り当てられた1又は複数のRFチャネルで、FCCH、SCHおよびBCCHを送信する。これらの制御チャネルを送信するために使用されるRFチャネルはBCCHキャリアと呼ばれる。
端末150は、例えば音声通話のために、UMTSネットワーク120と通信しうる。端末150は、UMTSネットワーク120から、最大32のGSM隣接セルと、最大64のUMTS隣接セルとを含むモニターセットを受信する。このモニターセットは、隣接セルリスト、又はその他幾つかの名称で呼ばれうる。モニターセットは、(1)BCCHキャリアのARFCNおよび各GSM隣接セルのBSICと、(2)ユニバーサルARFCN(UARFCN)および各UMTS隣接セルのスクランブリングコードとを示す。条件の良いセルを探索するために、3GPPによって指定されるように、端末150は、モニターセット内のGSMセルとUMTSセルに対する測定を行う。
GSMネットワーク110では、上述したように、隣接セルが、セル内干渉を避けるために、異なるRFチャネルで送信する。従って、GSM隣接セルのための測定を行なうために、端末150は、その受信機を、UMTSサービス提供セルから離すように調節する必要がある。離すように調節している間、端末150は、UMTSサービス提供セルとの間でデータを受信することも送信することもできない。UMTSは、端末150が、UMTSネットワークからのデータを失わずに、GSMセルのための測定を行なうことを可能にするメカニズムを提供する。
UMTSは、ダウンリンク上の圧縮モードをサポートする。圧縮モードでは、UMTSサービス提供セルが、ラジオフレームの部分の間のみ、端末150へデータを送信し、その後、ラジオフレームの残りの部分において、送信ギャップを生成する。端末150は、GSMセルの測定を行うために、送信ギャップ中、UMTSネットワーク120を一時的に出ることができる。
図4は、UMTSにおける圧縮モード送信を示す。圧縮モードでは、端末150用のユーザ特有データは、送信ギャップパターン1と送信ギャップパターン2とが交互することからなる送信ギャップパターンシーケンスに従って送信される。送信ギャップパターンはそれぞれ、1又は2の送信ギャップを含んでいる。送信ギャップはそれぞれ、全体が、1つのラジオフレーム内において生じるかもしれないし、2つのラジオフレームに渡り及ぶかもしれない。送信ギャップパターンシーケンスは、以下のパラメータによって定義される。
・TGPRC(送信ギャップパターン反復カウント)−送信ギャップパターンシーケンス内の送信ギャップパターンの数。
・TGSN(送信ギャップ開始スロット番号)−送信ギャップパターン内の第1の送信ギャップスロットのスロット番号(スロット1から14)。
・TGL1(送信ギャップ長さ1)−各送信ギャップパターン内の第1の送信ギャップの持続時間(1から14スロット)。
・TGL2(送信ギャップ長さ2)−各送信ギャップパターン中の第2の送信ギャップの持続時間(1から14スロット)。
・TGD(送信ギャップ距離)−第1の送信ギャップの開始スロットと、第2の送信ギャップと開始スロットとの間の持続時間(15から269スロット)。
・TGPL1(送信ギャップパターン長さ1)−送信ギャップパターン1の持続時間(1〜144フレーム)。
・TGPL2(送信ギャップパターン長さ2)−送信ギャップパターン2の持続時間(1〜144フレーム)。
圧縮モードは、文書3GPP TS 25.212(セクション4.4)、25.213(セクション5.2.1及び5.2.2)、及び25.215(セクション6.1)に記載されている。それら全ては公的に利用可能である。
図5は、3GPP TS 25.133に従ってGSMセルを測定する典型的な処理500を示す。端末150は、例えば、UMTSネットワーク120との音声通話中に、処理500を実行しうる。端末150は、最大32のGSM隣接セルと、最大64のUMTSセルとを備えるモニターセットを、UMTSネットワーク120から取得する。UMTSネットワーク120は、端末150に対して、検証されたBSICを用いてGSMを測定するように要求する。この場合、端末150は、モニターセット内のGSMセルについて受信信号強度を測定し、これらGSMセルのRSSI測定値のセットを取得する(ブロック510)。RSSI測定は、GAP1と称される「GSMキャリアRSSI測定」の目的の送信ギャップパターンシーケンスを用いてなされる。ブロック510におけるRSSI測定を、以下に詳細に記載する。
端末150は、これらGSMセルのためのRSSI測定値に基づいて、モニターセット内のGSMセルを降順でソートする。従って、RSSI測定の最初の/第1のセットが、モニターセット内の全てのGSMセルについて取得されるまで端末150はブロック520へ進まない。その後、端末150は、最も強いものから8つまでのGSMセルのBSICを識別する。これらセルは、ハンドオーバーの候補である(ブロック520)。BSIC識別は、「GSM初期BSIC識別」の目的の送信ギャップパターンシーケンスを用いて実行されうる。これはGAP2と呼ばれる。ブロック520におけるBSIC識別は、以下にも詳細に記載される。端末150は、識別された各GSMセルのBSICを定期的に再確認する(ブロック530)。BSIC再確認は、「GSM BSIC再確認」の目的の送信ギャップパターンシーケンスを用いて実行されうる。これはGAP3と呼ばれる。
端末150は、報告がトリガーされた場合はいつでも、UMTSネットワーク120へGSMセルを報告する。例えば、測定報告は、(イベントトリガー報告のために)イベント、(定期的報告のために)タイマの時間切れ等によってトリガーされうる。端末150は、ハンドオーバーのための候補GSMセルの最新のリストを保持するために、RSSI測定、BSIC識別、及びBSIC再確認を連続的に実行する。
UMTSネットワーク120は、端末150が圧縮モードを要求するのであれば、RSSI測定、BSIC識別、及びBSIC再確認の目的のためにGAP1、GAP2、及びGAP3をそれぞれ提供する。UMTSネットワーク120は、一般に、例えば音声通話の開始時において、3つのGAPを全て同時に提供する。UMTSネットワーク120は、様々な方法でGAP1、GAP2、GAP3を定義しうる。
図6Aは、端末150に提供されうるGAP1、GAP2、及びGAP3の典型的なセットを示す。テーブル1は、GAP1、GAP2、及びGAP3の典型的なセットのパラメータをリストしている。テーブル1では、送信ギャップ測定目的(TGMP)2、3、4がそれぞれ、GAP1、GAP2、GAP3に対応している。ギャップはそれぞれ、無限の持続時間を有している。これは、(テーブル1に示されていない)TGPRCについて0を持つ値によって示される。GAP1は、接続フレーム番号(TGCFN)nにおいてスタートし、GAP2は、接続フレーム番号n+2においてスタートし、GAP3は、接続フレーム番号n+6においてスタートする。一般に、各GAPのTGCFNは、(1)2つの異なるGAPからの送信ギャップが、単一のラジオフレーム内で衝突しないように、また、(2)任意の3つの連続するラジオフレームのうち高々2つのラジオフレームしか圧縮されないように選択される。
ギャップはそれぞれ、2つの送信ギャップパターンを含む。送信ギャップパターンそれぞれは、8フレームすなわち80ミリ秒の持続時間を持ち、7スロットすなわち4.67ミリ秒幅の1つの送信ギャップを含んでいる。各送信ギャップパターン内の第2の送信ギャップは、TGDを270スロットに設定することによって省略される。従って、各GPAの送信ギャップは、80ミリ秒間隔で位置する。GAP2における送信ギャップは、GAP1における送信ギャップに対して、2フレームすなわち20ミリ秒遅れる。GAP3における送信ギャップは、GAP2における送信ギャップに対して、4フレームすなわち40ミリ秒遅れる。
Figure 2009505519
図6A及びテーブル1は、セル測定のために割り当てられうるGAP1、GAP2、及びGAP3の典型的なセットを示す。UMTSネットワーク120は更に、テーブル1で与えられたものと別のパラメータ値を有するGAPをも割り当てることができる。
慣例的に、端末150は、UMTSネットワーク120から送信ギャップパターンシーケンスとモニターセットを受信すると、図5に示すブロック510、520、及び530における3つのタスクを連続順に実行する。3つのタスクの各々は、以下に記載するように実行されうる。
端末150は、まず、ブロック510において、モニターセットにおける全てのGSMセルについてRSSI測定を実行し、これらGSMセルのRSSI測定値のセットを取得する。端末150は、各GSMセルのために少なくとも3つのRSSIサンプルを取り、かつ、そのGSMセルのためのRSSI測定を得るために、これらRSSIサンプルをフィルタ/平均化するように要求される。RSSIサンプルはそれぞれ、1つのGSMセルの1つのRFチャネルのための電力測定値である。電力測定は、任意のGSMフレーム内でなされうる。端末150は、各GSMセルのRSSIサンプルを、時間において可能な限り離して配置する。これは、例えば、モニターセット内のGSMセルに対して3回繰り返し、モニターセットを介した各サイクル内の各GSMセルについて1つのRSSIサンプルを取ることによって達成されうる。端末150は、各送信ギャップ内のRSSIの最低数のサンプルを取ることが要求される。この最小数は、送信ギャップの幅に依存する。例えば、端末150は、7スロットからなる各送信ギャップ内において、最低6つのRSSIサンプルを取ることが要求される。
RSSI測定の最初のセットを取得するために必要とされる合計時間は、(1)モニターセット内のGSMセルの数、(2)RSSI測定に使用される送信ギャップの数、及び、(3)RSSI測定に使用される各送信ギャップの持続時間に依存する。GSMセルの数、及び送信ギャップ持続時間は、一般に、UMTSネットワーク120によって決定される。RSSI測定を完了するために必要な送信ギャップの数は、RSSI測定に使用される送信ギャップパターンシーケンスの数に依存する。
従来、端末150は、RSSI測定のために、GAP1内の送信ギャップのみを用いる。もしも端末150が、32のGSMセルを備えたモニターセットを与えられるのであれば、端末150は、32のGSMセルのために、少なくとも96のRSSIサンプルを取る必要があるであろう。3GPP TS 25.133によって要求されているように、端末150が、7つのスロットからなる送信ギャップ毎に、6つのRSSIサンプルを取るのであれば、端末150は、96/6=16の送信ギャップ内で96のRSSIサンプルを取ることができる。従来行われているように、端末150が、RSSI測定のため、GAP1における送信ギャップのみを用い、かつ、これら送信ギャップが、図6Aに示す例のように、80ミリ秒間隔で位置するのであれば、端末150は、ほぼ16×80=1280ミリ秒内に、96のRSSIサンプルを得ることができる。
局面では、端末150は、異なる目的のためにUMTSネットワーク120によって割り当てられた多数の(例えば、全ての)送信ギャップパターンシーケンスを用いて、GSMセルのRSSI測定の最初のセットを得る。RSSI測定の最初のセットが取得されるまで、端末150は、BSIC識別とBSIC再確認それぞれの意図された目的のためにGAP2とGAP3とを用いることができない。従って、端末150は、より短い期間中に、RSSI測定の最初のセットを完了するために、GAP1のみならずGAP2とGAP3を効率的に利用することができる。
図6Bは、3つの送信ギャップパターンシーケンスGAP1、GAP2、GAP3全てを使用して、RSSI測定を行なうことが可能な送信ギャップを示す。図6Bに示すようにGAP1、GAP2、GAP3は、RSSI測定を行うための送信ギャップ数の3倍を、端末150に提供する。従って、端末150は、GAP1のみである従来方法によって必要とされる時間のおよそ1/3で、RSSI測定の最初のセットを完了することができる。図6Aに示す例のように、各GAP内の送信ギャップが80ミリ秒間隔で位置するのであれば、端末150は、約16×80/3=427ミリ秒で96のRSSIサンプルを取得することができる。端末150は、上述した例のように、1280ミリ秒から427ミリ秒へとRSSI測定時間を短縮することができる。
上記例に示すように、端末150は、GSMセルのためのRSSI測定の最初のセットを取得するための合計時間を実質的に短縮することができる。RSSI測定期間が短縮されることによって、端末150は、GSMセルを報告するために必要な合計時間を短縮することができ、これは非常に望ましい。
RSSI測定を終えた後、端末150は、モニターセット内の全てのGSMセルについてRSSI測定値をランク付けし、強いものから8つのGSMセルを選択する。その後、端末150は、各GSMセルのBSICを識別する。端末150は、一般に、最も強いGSMセル、次に、2番目に強いGSMセルといった連続した順序で、これら8つの強いGSMセルに対するBSIC識別を実行する。BSIC識別については、3GPP TS 25.133に記載されるように、端末150は、そのBSICが未知であるGSMセルへ優先度を与える。
端末150は、与えられたGSMセルxに対して、2ステップでBSIC識別を実行しうる。ステップ1では、端末150は、GSMセルxによってFCCH上で送られたトーンを検出する。ステップ2では、端末150は、GSMセルxによって送られたSCHバーストを復号し、そのGSMセルのためのBSICを取得する。端末150は、一般に、そのGSMセルxのための如何なるタイミング情報も持っていない。従って、端末150は一般に、GSMセルxについてトーンが検出されるまで、利用可能なそれぞれの送信ギャップ内のGSMセルxについてトーン検出を実行する。トーン検出は、GSMセルxのために、周波数及び粗タイミング情報を端末150を提供する。粗タイミング情報によって、端末150は、(1つのGSMフレーム内で)GSMセルxのSCHが送信されるときを確認できるようになる。その後、端末150は、SCHと並んでいる次の送信ギャップ内のGSMセルxのSCHを復号する。
ステップ1では、トーン検出のために使用される第1の送信ギャップは、図3に示す51−フレームマルチフレーム内のどこからでも始まる。第1の送信ギャップが、GSMセルxのFCCHとオーバーラップするのであれば、端末150は、1つの送信ギャップにおいて、GSMセルxのトーンを検出することができる。しかしながら、第1の送信ギャップが、GSMセルxのFCCHと並んでいないのであれば、端末150は、FCCH上でトーンを検出するために、1又は複数の追加の送信ギャップを必要としうる。
図7Aは、異なるフレームオフセットに対する51−フレームマルチフレーム内のGSMフレームに対するGAP2内の送信ギャップの並びを示す。i個のGSMフレームからなるフレームオフセット、i∈{1、...9}、は、トーン検出のために使用される第1の送信ギャップが、i個のGSMフレームによって、51−フレームマルチフレーム内の最初のFCCH(すなわち、GSMフレーム0内のFCCH)を見逃すことを意味する。
図7A及び以下に示すテーブル2は、(1)GAP2における送信ギャップが80ミリ秒すなわち17.33GSMフレーム間隔で位置しており、(2)各送信ギャップが、7スロットすなわち4.67ミリ秒の幅を持つ図6Aにおける例である。これは、4.615ミリ秒からなる1GSMフレームよりも僅かに広い。図7Aに示すように、GAP2の送信ギャップは、異なるフレームオフセットについて、異なるGSMフレームとオーバーラップする。
テーブル2は、GAP2における送信ギャップのみを用いて、GSMセルxのためのトーン検出に必要な送信ギャップ数を与える。テーブル2では、カラム1が、トーン検出のために使用される第1の送信ギャップのために異なるフレームオフセットを与える。カラム2〜11は、トーン検出のために使用されるGAP2における最初の10の送信ギャップ用である。テーブル2では、各異なるフレームオフセットのために1つのロウが与えられる。ロウはそれぞれ、ロウに関連するフレームオフセットが与えられたGAP2内の最初の10の送信ギャップのおのおのの開始に対応するGSMフレーム番号を与える。例えば、第1のフレームオフセットのロウは、第1の送信ギャップの開始がGSMフレーム1.00であり、第2の送信ギャップの開始は、GSMフレーム18.33(すなわち、GSMフレーム18に1/3を加えた)であり、第3の送信ギャップの開始は、GSMフレーム35.67(すなわち、GSMフレーム35へ2/3を加えた)であり、第4の送信ギャップの開始は、次のマルチフレームにおけるGSMフレーム2.00であること等を示す。
Figure 2009505519
端末150は、GSMフレーム0、10、20、30又は40内のFCCH上のトーンを発見することができる。テーブル2は、グレーの影で示すように、それぞれ異なるフレームオフセットのためにトーンを検出することができる送信ギャップを示す。例えば、端末150は、第1のフレームオフセットの8番目の送信ギャップで、第2のフレームオフセットの5番目の送信ギャップで、第3のフレームオフセットの2番目の送信ギャップで、GSMフレーム20内のFCCH上のトーンを検出することができる。端末150は、第4のフレームオフセットの9番目の送信ギャップで、第5のフレームオフセットの第6の送信ギャップで、第6のフレームオフセットの第3の送信ギャップで、GSMフレーム40内のFCCH上のトーンを検出することができる。残りそれぞれのフレームオフセットのトーン検出のために使用される送信ギャップ及びGSMフレームがテーブル2で与えられる。テーブル2では、第1の送信ギャップがGSMフレーム50と揃っているのであれば、10であるフレームオフセットと出会うことができる。この場合、FCCH上のトーンは、GSMフレーム30内の第11の送信ギャップで検出される。テーブル2は、端末150が、GSMセルxのトーンを検出するために、平均して約6の送信ギャップを必要とすることを示す。
別の局面では、端末150は、別の目的のために、UMTSネットワーク120によって割り当てられた多くの送信ギャップパターンシーケンスを用いてトーン検出を実行する。実施形態では、端末150は、GAP2とGAP3とを用いてトーン検出を行なう。この実施形態では、端末150が、GAP1を用いて、GSMセルに対するRSSI測定を行ない続ける。
図7Bは、異なるフレームオフセットに対する51−フレームマルチフレーム内のGSMフレームに対するGAP2及びGAP3内の送信ギャップの並びを示す。図7B及び下記テーブル3は、例えば図6Aに示すように、(1)GAP2内の送信ギャップが80ミリ秒間隔であり、(2)GAP3内の送信ギャップが80ミリ秒間隔であり、(3)GAP3内の送信ギャップが、GAP2内の送信ギャップから40ミリ秒オフセットし、(4)各送信ギャップが、7スロットすなわち4.67ミリ秒の幅を持つ。図7A及び図7Bに例示されるように、GAP2及びGAP3から利用可能な送信ギャップの数は、GAP2のみから利用可能な送信ギャップの数の2倍である。図7Bはまた、異なるフレームオフセットに異なるGSMフレームがオーバーラップしているGAP2及びGAP3の送信ギャップを示す。
テーブル3は、GAP2及びGAP3における送信ギャップを用いて、GSMセルxのトーン検出に必要な送信ギャップの数を与える。テーブル3には、それぞれ異なるフレームオフセットについて、GAP2及びGAP3に対する2つのロウが与えられる。ロウはそれぞれ、ロウに関連するフレームオフセットが与えられたGAP内の最初の10の送信ギャップのおのおのの開始に対応するGSMフレーム番号を与える。例えば、第1のフレームオフセットの第2のロウは、GAP3における第1の送信ギャップの開始がGSMフレーム9.67にあり、GAP3における第2の送信ギャップの開始がGSMフレーム27にあり、GAP3における第3の送信ギャップの開始がGSMフレーム44.34にあり、GAP3における第4の送信ギャップの開始が、次のマルチフレーム内のGSMフレーム10.67ある等を示す。
Figure 2009505519
テーブル3は、グレーの影で示すように、それぞれ異なるフレームオフセットについてトーンを検出することができる送信ギャップ及びGAPを示す。例えば、端末150は、第1のフレームオフセットのGAP3の4番目の送信ギャップで、又は、第2のフレームオフセットのGAP3の1番目の送信ギャップで、GSMフレーム10内のFCCH上のトーンを検出することができる。端末150は、3番目のフレームオフセットのGAP2の2番目の送信ギャップで、GSMフレーム20内のFCCH上のトーンを検出することができる。残りそれぞれのフレームオフセットのトーン検出のために使用される送信ギャップ、GAP、及びGSMフレームがテーブル3で与えられる。テーブル3は、端末150が、平均して約4の送信ギャップで、GSMセルxのためのトーンを検出できることを示す。これは、GAP2のみを用いたトーン検出に必要とされる6の送信ギャップよりも50%少ない。
別の実施形態では、端末150は、GAP1、GAP2及びGAP3を使用してトーン検出を行なう。一般に、端末150は、任意の数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、任意の数のGSMセルのためのトーン検出を行うことができる。
また別の局面では、端末150は、別の目的のために、UMTSネットワーク120によって割り当てられた多くの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、SCH復号を実行する。実施形態では、端末150は、GAP2及びGAP3を使用して、SCH復号を行なう。別の実施形態では、端末150は、3つのGAP1、GAP2、及びGAP3を全て使用してSCH復号を行なう。一般に、端末150は、任意の数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、任意の数のGSMセルのためのSCH復号を行う。
端末150はまた、その他の方法で、BSIC識別を実行しうる。例えば、端末150は、同じ送信ギャップにおいて、トーン検出及びSCH復号を行いうる。端末150が、周波数及び粗タイミング情報を持っていないのであれば、SCH復号パフォーマンスは低下しうる。
図8は、GSMセルを測定し報告するために、端末150によって行なわれる処理800を示す。先ず端末150は、GSMセル及び/又はUMTSセルを備えたモニターセットを得る(ブロック812)。端末150はまた、異なる測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンス(例えば、GAP1、GAP2、及びGAP3)を得る(ブロック814)。端末150は、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて(例えば、GAP1、GAP2、及びGAP3の3つ全てを用いて)モニターセット内のGSMセルのためのRSSI測定を行い、RSSI測定値の最初のセットを得る(ブロック816)。
端末150はその後、例えば最も強いものから8つのGSMセルのように、少なくとも1つのGSMセルのためのBSIC識別を実行する(ブロック820)。BSIC識別の場合、端末150は、例えばGAP2及びGAP3のように、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、GSMセルのトーン検出を実行する(ブロック822)。端末150はその後、例えばGAP2及びGAP3のように、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、GSMセルのためのSCH復号を実行する(ブロック824)。端末150は、識別されたGSMセルを報告する(ブロック828)。
最初の報告後、必要であれば、UMTSネットワーク120は、端末150をGSMネットワーク110へハンドオーバーするための関連情報を有する。端末150はその後、RSSI測定、BSIC識別、及び、BSIC再確認を通常の方法で行う。端末150は、例えばGAP1のように、この目的のために割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを用いて、GSMセルのRSSI測定を実行する(ブロック830)。端末150は、例えばGAP2のように、この目的のために割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを用いて、GSMセルのBSIC識別を実行する(ブロック832)。端末150は、例えばGAP3のように、この目的のために割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを用いて、GSMセルのBSIC再確認を実行する(ブロック834)。端末150は、報告イベントが生ずる場合にはいつでも、識別されたBSMセルを報告する(ブロック828)。
図9は、UMTSネットワークにおける基地局122xと端末150とのブロック図を示す。ダウンリンクでは、基地局122xにおいて、送信(TX)データプロセッサー912が、端末150のトラフィックデータ及びシグナリングをフォーマット、符号化、及びインターリーブする。変調器(MOD)914は、TXデータプロセッサー912の出力をチャネル化/拡散、スクランブル、及び変調し、チップのストリームを提供する。UMTSにおけるシグナリング及びトラフィックデータの処理は、3GPP TS 25−321、TS 25−308、TS 25−212及びその他の3GPPドキュメントに記載されている。送信機(TMTR)916は、チップのストリームを調整(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、及び周波数アップコンバート)し、ダウンリンク信号を生成する。それは、アンテナ918を経由して送信される。
端末150では、アンテナ952が、基地局122xや、GSMネットワーク及びUMTSネットワーク内のその他の基地局からダウンリンク信号を受信する。アンテナ952は、受信した信号を、受信機(RCVR)954に与える。受信機954は、受信した信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、周波数ダウンコンバート、及びディジタル化)して、入力サンプルを得る。復調器(DEMOD)956は、この入力サンプルを逆スクランブル、逆チャネル化/逆拡散、及び復調して、シンボル推定値を提供する。これらは、基地局122xによって送信されたデータシンボルの推定値である。受信(RX)データプロセッサー958は、このシンボル推定値を逆インターリーブし、復号し、受信パケットをチェックし、復号データを提供する。復調器956及びRXデータプロセッサー958による処理は、変調器914及びTXデータプロセッサー912による処理にそれぞれ相補的である。
アップリンクでは、トラフィックデータ及びシグナリングは、TXデータプロセッサー982によって処理され、更に変調器984によって処理され、送信機986によって調整され、アンテナ952を介して送信される。基地局122xでは、アップリンク信号がアンテナ918によって受信され、受信機942によって調整され、復調器944によって処理され、RXデータプロセッサー946によって更に処理されて、アップリンクデータ及びシグナリングが復元される。
コントローラー/プロセッサー930、970は、基地局122x及び端末150における動作をそれぞれ制御する。メモリ932、972は、基地局122x及び端末150それぞれのためのデータ及びプログラムコードを格納する。
コントローラー/プロセッサー970はまた、セル測定のために図8における処理800を実行しうる。コントローラー/プロセッサー970は、モニターセットと、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを、UMTSネットワーク120から受信する。コントローラー/プロセッサー970は、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンス内の送信ギャップによって判定された時間間隔において、GSMセルのための測定を行うように受信機954に命令する。これらセル測定は、RSSI測定、トーン検出(BSIC識別用)、及びSCH復号(BSIC識別及び再確認用)のためでありうる。セル測定を完了すると、報告イベントがトリガーされた場合にはいつでも、コントローラー/プロセッサー970が、測定報告を生成し、その報告をUMTSネットワーク120へ送る。
記載したセル測定技術は、様々な利点を備える。第1に、この技術は、GSMセルを測定し、報告するために必要な時間を実質的に低減しうる。割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスを用いて、RSSI測定の第1のセットが、より迅速に取得される。更に、上述したように、複数の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、最も強いGSMセルが、より迅速に識別される。これによって、端末は、GSMセルをより迅速に報告できるようになる。これによって、端末は、GSMネットワークへより迅速にハンドオーバーできるようになる。より迅速なハンドオーバーは、喪失される通話の可能性を低減し、通話の信頼性を改善する。
第2に、割り当てられた送信ギャップパターンシーケンスのより良い利用によって、UMTSネットワークのためのネットワークキャパシティが改善される。従来、GAP2及びGAP3における送信ギャップは、RSSI測定の最初のセットが取得されるまで使用されない。更に、GAP3内の送信ギャップは、最も強いGSMセルのBSICが識別されるまで使用されない。これら送信ギャップ中にデータが送られたかもしれないので、これら未使用の送信ギャップは、ネットワークリソースの浪費になる。割り当てられた送信ギャップは、本明細書で記載の技術を用いて、セル測定のためにより完全に利用されうる。セル測定をより迅速に完了することによって、端末は、短い時間の間、圧縮モードで動作する。これは、ネットワークキャパシティを改善しうる。
明確さのために、このセル測定技術は具体的に、GSMネットワーク及びUMTSネットワークのために記載された。これら技術はまた、その他のCDMA、TDMA、FDMA、及び/又はその他のRATのような他のタイプのネットワークのためにも使用されうる。
本明細書に記載のセル測定技術は、様々な手段によって実施されうる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせで実施されうる。ハードウェアによる実施の場合、セル測定を行うために使用される処理ユニットは、1又は複数の特定用途向けIC(ASIC)、ディジタルシグナルプロセッサー(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、電子デバイス、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、又はこれらの組み合わせ内で実施される。
ファームウェア及び/又はソフトウェアによる実施の場合、これら技術は、本明細書に記載の機能を実施するモジュール(例えば、手順、関数等)を用いて実施される。ソフトウェアコードが、メモリ(例えば、図9におけるメモリ972)内に格納され、プロセッサー(例えば、プロセッサー970)によって実行されうる。メモリは、プロセッサーの内部であるか、あるいはプロセッサーの外部に実装されうる。
開示された実施形態の前記記載によって、当業者は、本発明を活用又は利用できるようになる。これら実施形態の様々な変更が、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書で定めた一般的原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されうる。従って、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されることは意図されておらず、本明細書に記載された原理及び斬新な特徴と一致した最も広い範囲が与えられることになっている。
図1は、GSMネットワークおよびUMTSネットワークを示す。 図2は、UMTSにおけるダウンリンクのフレーム構造を示す。 図3は、GSMにおけるフレーム構造を示す。 図4は、UMTSにおける圧縮モード送信を示す。 図5は、GSMセルを測定する処理を示す。 図6Aは、GAP1、GAP2、及びGAP3の典型的なセットを示す。 図6Bは、GAP1、GAP2、及びGAP3で利用可能な送信ギャップを示す。 図7Aは、GSMフレームに対するGAP2内の送信ギャップのアラインメントを示す。 図7Bは、GSMフレーム対するGAP2及びGAP3内の送信ギャップのアラインメントを示す。 図8は、GSMセルの測定及び報告のための処理を示す。 図9は、基地局と端末とのブロック図を示す。

Claims (22)

  1. 少なくとも2つの測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得し、前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、隣接セルに対する受信信号強度インジケータ(RSSI)測定を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサーと、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと
    を備える装置。
  2. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスは、GSMキャリアRSSI測定の目的を持つ第1の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM初期BSIC識別の目的を持つ第2の送信ギャップパターンシーケンスとを備える請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスは、GSMキャリアRSSI測定の目的を持つ第1の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM初期BSIC識別の目的を持つ第2の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM BSIC再確認の目的を持つ第3の送信ギャップパターンシーケンスとを備える請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、少なくとも1つのGSMセルの基地トランシーバー局アイデンティティーコード(BSIC)識別を行なうように構成された請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルの基地トランシーバー局アイデンティティーコード(BSIC)識別を行なうように構成された請求項3に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルのトーン検出を行なうように構成された請求項3に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、同期チャネル(SCH)を復号するように構成された請求項3に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記第3の送信ギャップパターンシーケンスを用いてBSIC再確認を行なうように構成された請求項5に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記少なくとも1つのGSMセルに対する報告を送り、前記報告を送った後、前記第1の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、前記隣接セルのRSSI測定を行い、前記第2の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、BSIC識別を行い、前記第3の送信ギャップパターンシーケンスを用いて、BSIC再確認を行なうように構成された請求項5に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、GSMセルを備えたモニターセットを受信し、前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、前記GSMセルのRSSI測定を行なうように構成された請求項1に記載の装置。
  11. 少なくとも2つの測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得することと、
    前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、隣接セルの受信信号強度インジケータ(RSSI)測定を行うことと
    を備える方法。
  12. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、少なくとも1つのGSMセルの基地トランシーバー局アイデンティティーコード(BSIC)識別を行なうことを更に備える請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得することは、
    GSMキャリアRSSI測定の目的を持つ第1の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM初期BSIC識別の目的を持つ第2の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM BSIC再確認の目的を持つ第3の送信ギャップパターンシーケンスとを取得することを備え、
    前記RSSI測定は、前記第1、第2、及び第3の送信ギャップパターンシーケンスを用いてなされる請求項11に記載の方法。
  14. 少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルのトーン検出を実行することと、
    少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルの同期チャネル(SCH)を復号することと
    を更に備える請求項13に記載の方法。
  15. 少なくとも2つの測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得する手段と、
    前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、隣接セルの受信信号強度インジケータ(RSSI)測定を行う手段と
    を備える装置。
  16. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、少なくとも1つのGSMセルの基地トランシーバー局アイデンティティーコード(BSIC)識別を行なう手段を更に備える請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得する手段は、
    GSMキャリアRSSI測定の目的を持つ第1の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM初期BSIC識別の目的を持つ第2の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM BSIC再確認の目的を持つ第3の送信ギャップパターンシーケンスとを取得する手段を備え、
    前記RSSI測定は、前記第1、第2、及び第3の送信ギャップパターンシーケンスを用いてなされる請求項15に記載の装置。
  18. 少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルのトーン検出を実行する手段と、
    少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルの同期チャネル(SCH)を復号する手段と
    を更に備える請求項17に記載の装置。
  19. 少なくとも2つの測定目的のために、少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを取得することと、
    前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスを用いて、隣接セルの受信信号強度インジケータ(RSSI)測定を行うことと
    を端末において実施可能な命令を格納するプロセッサー読取可能媒体。
  20. 前記少なくとも2つの送信ギャップパターンシーケンスのうちの複数を用いて、少なくとも1つのGSMセルの基地トランシーバー局アイデンティティーコード(BSIC)識別を行なうことを実施可能な命令を更に格納する請求項19に記載のプロセッサー読取可能媒体。
  21. GSMキャリアRSSI測定の目的を持つ第1の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM初期BSIC識別の目的を持つ第2の送信ギャップパターンシーケンスと、GSM BSIC再確認の目的を持つ第3の送信ギャップパターンシーケンスとを取得することと、
    前記第1、第2、及び第3の送信ギャップパターンシーケンスを用いて前記RSSI測定を行うことと
    を実施可能な命令を更に格納する請求項19に記載のプロセッサー読取可能媒体。
  22. 少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルのトーン検出を実行することと、
    少なくとも前記第2の送信ギャップパターンシーケンスと前記第3の送信ギャップパターンシーケンスとを用いて、少なくとも1つのGSMセルの同期チャネル(SCH)を復号することと
    を実施可能な命令を更に格納する請求項21に記載のプロセッサー読取可能媒体。
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