JP2009505133A - ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法 - Google Patents

ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009505133A
JP2009505133A JP2008525948A JP2008525948A JP2009505133A JP 2009505133 A JP2009505133 A JP 2009505133A JP 2008525948 A JP2008525948 A JP 2008525948A JP 2008525948 A JP2008525948 A JP 2008525948A JP 2009505133 A JP2009505133 A JP 2009505133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
data
information
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008525948A
Other languages
English (en)
Inventor
ヤン ペク,ジ
キョ キム,サン
ウー ホン,クウォン
Original Assignee
ヤン ペク,ジ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤン ペク,ジ filed Critical ヤン ペク,ジ
Publication of JP2009505133A publication Critical patent/JP2009505133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09CCIPHERING OR DECIPHERING APPARATUS FOR CRYPTOGRAPHIC OR OTHER PURPOSES INVOLVING THE NEED FOR SECRECY
    • G09C5/00Ciphering apparatus or methods not provided for in the preceding groups, e.g. involving the concealment or deformation of graphic data such as designs, written or printed messages

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

本発明は、各種オンライン及びオフライン上の印刷物の偽・変造を防ぐためのデータの暗号化及び解読方法に関し、より詳しくは、暗号化しようとするグラフィック(イメージ)またはテキスト(文字、数字、図形等)を微細なピクセルの基本単位に細分化し、細分化されたピクセルの陰影、カラー、及びサイズにおいて、一定の特性値を持つピクセルを基準ピクセルに定義した後、上記基準ピクセルに対し、各々異なる特性値を持つ非基準ピクセルを定義し、非基準ピクセルに所定のデータ値を与えて、上記非基準ピクセルと上記細分化された基準ピクセルを一部一対一に対応置換することで、暗号化しようとする原本ファイルの状態変更無しで、希望する情報データの挿入が可能であるようにするピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法に関する。
このために、データの暗号化方法において、前処理過程と暗号化過程とに大別して構成され、かつ、上記前処理過程は、ピクセルのグループ化ステップ、アドレス値の指定及びグループ化ステップ、及びデータベース化ステップを含んで構成され、上記暗号化過程は、背景情報の細分化ステップ、ピクセルグループのランダム選択ステップ、挿入情報のピクセル化ステップ、ピクセルの置換ステップ、及び組み合わせ及び出力ステップを含んで構成される。
また、データの解読方法において、暗号化された情報の前処理過程と逆暗号化過程とに大別して構成され、かつ、上記暗号化された情報の前処理過程は暗号化された背景情報の再入力ステップ、及び背景情報の細分化ステップで行なわれて、上記逆暗号化過程は、非基準ピクセルを抽出するためのピクセルの分析ステップ、使われたピクセルグループのアドレス値抽出ステップ、ピクセルグループの選択ステップ、及び抽出されたピクセルのデータ化ステップを含んで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの暗号化及び解読方法に関し、より詳しくは、暗号化しようとするデータ(文字、数字、図形、線、絵)を微細なピクセルの単位に細分化し、ピクセルの陰影、カラー、及びサイズに関連して基準ピクセルと各々異なる特性値を持って、所定のデータ値が与えられたピクセルを上記細分化された基準ピクセルと一対一置換することで、暗号化しようとする原本ファイルの状態変更無しで、希望する情報データの挿入が可能な、ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法に関する。
一般に、インターネットなどの通信網が発達するにつれて、映画または演劇チケット、バス乗車券、航空機搭乗券、船舶搭乗券、及び食事利用権など、各種サービスを利用するチケット種類がオンライン上で豫約及び購買可能になった。
このような購買手続きは、身分確認のために、各々異なる認証手続きを要求しており、認証手続きに主に使われる身分証(住民登録証、旅券、運転免許証、学生証、及び会社身分証など)は、概して使用者の顔対照写真を付着する部分と共に、使用者の名前、住所、住民登録番号、及び指紋捺印などを印刷し、コーティング製作して、身分証所持者の身元を確認するようになる。
また、その他の身分確認が必要とされる全ての手続き及び書類は、各分野別に各々異なる型式と手続きにより非常に複雑に構成されているので、それによって各々異なる手続きを踏んで身元確認をしなければならない不便事項が発生する。
勿論、このような商品及び身分確認の代表的なコーディング方法の例としてはバーコードがあり、上記のようなバーコードは最近に至って高度に尖端化される生活文化の中で世界的に普及されている趨勢であり、このようなバーコードは、食料品、雑貨など、商品のラベル用紙に印刷され、印刷されたバーコードから商品情報を得ることによって、商品の販売登録作業をデータベース化して、物流及び販売資料として活用されることができる。
上記のバーコードは、1次元バーコードと2次元バーコードとに区分されるが、一般的に私達が日常生活で接する1次元バーコードシステムは、決まった情報のみを格納することで、デコーディングした後のデータがアルファベットで表され、データ格納容量は20字位の、少ない量のデータ値のみを表示することができる。
したがって、上記バーコードにおいて、20字の組み合わせでも殆ど全ての物品及び商品を表現し、これを表すことはできるが、該当商品及び認証、そしてその他の物品などに対する情報を表すには足りないという短所がある。
これを補完するためのものが2次元バーコードであり、2次元バーコードは、デコーディングした後のデータがアルファベット、数字、及びバイナリ数字などで表され、データ格納容量は2000字位の、非常に多くのデータ値を表示できるので、上記2000字の組み合わせにより殆ど全ての商品を表すことができ、認証及びその他の分野に応用することができる。
しかしながら、応用分野が徐々に増えており、複雑な認証過程と物流の多様化により認証に必要とされるデータが増加しており、また商品にもより多くの情報を込めて物流資料及びマーケッティング資料として使われている点を考えると、今後は2000字位のデータ容量も足りないに感じられるはずである。
また、1次元及び2次元バーコードは暗号化されていないので、コーディングを複写して使用する場合、上記のバーコードが複写乃至偽造されたか否かに対する検出が可能でないという短所がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出したものであって、本発明の目的は、文字、数字、図形、写真、商標、ロゴ、及びバーコードなどの入力された背景情報を微細なピクセルの単位に細分化し、ピクセルの陰影、サイズ、及びカラーに関連して基準ピクセルと各々異なる特性値を持って、所定のデータ値が与えられたピクセルを上記細分化されたピクセルと置換することで、暗号化しようとする原本ファイルの状態変更無しで、希望する情報データを情報の量と挿入場所の制限無しで挿入することができるピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、背景情報を文字及び数字の組み合わせによりコード化されたテキストを使用し、上記文字及び数字の組み合わせをデータベース化されるグループのアドレス値として使用することによって、データの暗号化及び解読過程を簡素化できるピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法を提供することにある。
本発明は、データを暗号化する方法であって、陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、上記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、上記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させ、上記の各ピクセルに指定されたデータ値を異なるように与えて、異なるグループを多数個生成する第1ステップと、上記多数個のグループに各々のアドレス値を指定し、上記アドレス値をデータと見做して各々異なる特性値を持つピクセルに変換させ、上記ピクセルに変換されたアドレス値を一つのグループ状態に生成する第2ステップと、上記多数個のピクセルグループと一つのアドレスグループを各々の指定された場所に格納させてデータベース化する第3ステップと、暗号化しようとするデータが挿入される背景情報(各種データ)の入力を受けて、ピクセルの基本単位に細分化する第4ステップと、データ値を持って、ランダムに選択されるピクセルグループと、アドレス値を持つピクセルグループをデータベースから呼んで来る第5ステップと、上記選択されたピクセルグループに指定されたアドレス値をピクセルに変換させ、暗号化して挿入しようとする情報の入力を受けて、上記挿入情報と呼んで来たピクセルグループのデータ値と比較して、一致するピクセルに変換させる第6ステップと、上記変換されたピクセルを背景情報上の挿入しようとする位置に存在する既存の基準ピクセルと置換する第7ステップと、基本背景となり、ピクセルの基本要素に分解処理された背景情報と置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第8ステップとを含んで構成される。
また、本発明は、ピクセルを用いて暗号化されたデータの解読方法であって、置換された挿入情報の組み合わせにより暗号化されて出力された背景情報が画像入力装置を通じて再入力される第1ステップと、上記再入力された背景情報をピクセルの基本単位に細分化する第2ステップと、上記細分化されたピクセルを決まった順序に従って順次に読込んで、基準ピクセルと比較手続きを経て一致しないピクセルを抽出する第3ステップと、アドレスグループを呼び込んで抽出された非基準ピクセルと比較分析して、使われたピクセルグループのアドレス値を探す第4ステップと、上記アドレス値を住所にして格納された該当グループのピクセルをデータベースから呼んで来る第5ステップと、アドレス値を持つピクセルを排除させた後、上記抽出されたピクセルをデータベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させて出力する第6ステップとを含んで構成される。
本発明は、細分化されたピクセル状態の同一な位置上で基準ピクセルと非基準ピクセルが対応されるように一対一置換されたものであるので、暗号化される以前や以後の原本ファイルの状態変化を目で識別及び解読し難いので、一般人が情報が挿入された位置と背景情報の暗号化の可否さえ分からないので、多数のピクセルで構成される製品の商標、ロゴ、貨幤、及び有価証券などの印刷に活用する場合、イメージの変更無しで、全体または一部をコード化して偽・変造を源泉的に防止することができ、暗号化されたピクセルで作られた商標やロゴにデータを乗せて上記商標やロゴ自体をバーコードのように使用することができる効果がある。
また、本発明は、ピクセルの陰影、サイズ、及びカラーを特性値として活用するため、表現できるデータの数に制限されないという利点がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明に従うデータの暗号化方法を示すフローチャートである。
本発明は、各種印刷物の偽・変造を防ぐために、上記印刷物の上に挿入情報を挿入して暗号化し、上記挿入された情報を解読するためのものであって、暗号化及び解読の手段で、各々のデータをなす基本単位としてピクセルを利用したものであり、上記偽・変造される印刷物には各種オンライン(電子身分証、電子カード、電子名刺、及び電子貨幤等)、またはオフライン印刷物(名刺、紙幤、有価証券、身分証、民願書類、旅券、クレジットカード、及び証明書等)が含まれることができる。
本発明に従うピクセルを用いたデータの暗号化方法は、前処理過程と暗号化過程とに大別して構成される。
図1を参照すると、上記前処理過程は、ピクセルのグループ化ステップ(S10)、アドレス値の指定及びグループ化ステップ(S20)、及びデータベース化ステップ(S30)を含んで構成される。
一般に、印刷されたイメージやテキストなどを虫眼鏡で観察すると、一定間隔の複数の点から構成されていることを見ることができ、上記の点の大小によって絵の輪郭や濃淡が表現されていることが分かる。
上記の点がピクセルまたは画素であり、上記ピクセルまたは画素がオフライン(有価証券、身分証、及び写真等)上やオンライン(携帯電話液晶、各種モニタ、及びディジタルカメラなどの画面に表れる全ての映像)上のイメージやテキストなどを構成するための最小単位である。
ピクセルのグループ化ステップ(S10)は、ピクセルが持つ陰影、サイズ、及びカラー値に対し、一定の特性値を持つ基準ピクセルを定義した後、基準ピクセルに対し、陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上の値に対して異なる特性値を持つ非基準ピクセルを定義して、上記定義された各非基準ピクセルに所定のデータ値を与えることによりグループ化させる第1ステップである。
より詳しくは、基準ピクセルと非基準ピクセルとを比較するために使われる上記陰影は、明暗の程度を示すものであって、明度のように一定の色が持つ明るさの程度により多段階に細分化されて表されることができる。
また、上記カラーは、色の三原色が合成されて表れるものであって、一般的に256種の場合に細分化できるので、上記陰影及びサイズと共に広大な量のデータを暗号化することができる。
上記データ値は、ハングルをなす各々の子音と母音、英文を示す大小文字別アルファベット、国家別文字、バイナリ数字、肉眼識別文字、及び記号などを総称するものであって、上記データの個数は限定されたもので、基準ピクセルに対して各々異なる特性値を持つ非基準ピクセルの場合の数に含まれる。
また、上記データは、例えば、‘トム’または‘ジョン’のように、一つ以上の構成要素が組み合わせられた状態のデータ値でピクセルに与えられることができる。
次に、ピクセルのグループ化ステップ(S10)では、上記の各非基準ピクセルに指定されたデータ値を異なるように与えて、更に異なるピクセルグループを生成し、上記の方式により多数個のグループを生成する過程を更に遂行する。
アドレス値の指定及びグループ化ステップ(S20)は、多数個生成されたピクセルのグループに各々のアドレス値を指定し、上記アドレス値をデータと見做して、各々異なる特性値を持つ非基準ピクセルに変換させ、ピクセル状態に変換されたアドレス値を一つのグループ状態に生成する第2ステップである。
データベース化ステップ(S30)は、前述したように生成された多数個のピクセルグループと一つのアドレスグループを各々の指定された場所のデータベースに格納させる第3ステップである。
より詳しくは、上記アドレスグループは、保安キーのような役割をするものであり、一つのグループに生成されたので、指定された一つのアドレス値を持つため、後述する暗号解読過程において、使われたピクセルグループのアドレス値を探す際、上記アドレスグループが直ちに呼び込まれてピクセルの分析過程に使用できるようにすることが望ましくて、このような過程はプログラムにより制御可能である。
上記暗号化過程は、背景情報の細分化ステップ(S40)、ピクセルグループのランダム選択ステップ(S50)、挿入情報のピクセル化ステップ(S60)、ピクセルの置換ステップ(S70)、及び組み合わせ及び出力ステップ(S80)を含んで構成される。
背景情報の細分化ステップ(S40)は、暗号化しようとするデータが挿入される背景情報(各種データ)の入力を受けて、ピクセルの基本段階に細分化する第4ステップである。
次に、ピクセルグループのランダム選択ステップ(S50)では、挿入しようとする情報を暗号化するためにランダムに選択されるピクセルグループと、アドレス値を持つピクセルグループを格納された住所のデータベースから内容を呼び込む第5ステップを行なう。
挿入情報のピクセル化ステップ(S60)では、上記選択されたグループに指定されたアドレス値を上記S5ステップで呼び込まれたアドレスグループを用いて上記アドレス値を持つピクセルに変換させ、暗号化して挿入しようとする情報の入力を受けて、上記挿入情報をデータベースからランダムに選択されて呼び込まれたピクセルグループのデータ値と比較して、一致する値を持つピクセルに変換させる第6ステップを遂行する。
ピクセルの置換ステップ(S70)では、細分化された背景情報において、ピクセル状態に変換された挿入情報を挿入しようとする背景情報上の位置を指定して、上記変換されたピクセルと上記指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換させる第7ステップを行なう。
上記挿入情報を挿入しようとする位置は、本発明の最も最小単位であるピクセルを利用し、一つのピクセル毎に各々のデータを与えたので、ピクセルが存在した所であれば、文字、絵、及び線等のどこにも挿入できるようにする。
因みに、上記基準ピクセルと変換されたピクセルを置換させる際、最初にアドレス値を持つピクセルを位置させ、次に挿入する情報の値を持つピクセルを位置させることが望ましい。
最後に、上記組み合わせ及び出力ステップ(S80)では、基本背景となり、ピクセルの基本要素に細分化された背景情報と置換された挿入情報とを組み合わせて暗号化された状態で出力する第8ステップを遂行する。
上記暗号化過程を経て出力されたグラフィック、またはテキストなどの背景情報は、ピクセルが添加されるか、位置が変わったことでなく、同一な位置上で対応されるように一対一に置換されたものであるので、暗号化される以前や以後の原本ファイルの状態変化を目で識別し難い。
したがって、一般人はどこに挿入情報が挿入されているか、または上記背景情報が暗号化処理されたものかさえ分からないので、本発明はピクセルを暗号化して作った商標やロゴなどをバーコードのように使用できるようにすると共に、商標やロゴの偽造を根本的に防止できるようにするので、商品の信頼度を高めることができる。
図2は、本発明に従うデータの解読方法を示すフローチャートである。
図2を参照すると、上記暗号化過程を経たグラフィックまたはテキストなどの背景情報に挿入されたデータを解読する方法が分かる。
本発明に従うピクセルを用いたデータの解読方法は、暗号化された背景情報の前処理過程と逆暗号化過程とに大別して構成される。
上記暗号化された背景情報の前処理過程は、暗号化された背景情報の再入力ステップ(S100)及び背景情報の細分化ステップ(S200)で行なわれる。
暗号化された背景情報の再入力ステップ(S100)では、ディジタルカメラ(ディジタルカメラが装着された各種端末機)、スキャナー、及びPOSシステムなどの画像入力装置を通じて暗号化過程を経て出力された背景情報の再入力を受ける第1ステップを遂行する。
次に、背景情報の細分化ステップ(S200)では、再入力された背景情報をピクセルの基本単位に細分化する第2ステップを遂行する。
一般に、普通の人の目で確認できる白黒の陰影段階は略150段階であり、ディジタルでは2、4、8、16、32、64、128、256などの段階を持つことになるので、128段階は人の目で識別可能であるので256段階を使用する。
したがって、上記ディジタルカメラやこれを装着した全ての端末機の暗号解読時、画像入力装置として使用することができる。
上記逆暗号化過程は、ピクセルの分析及び非基準ピクセルの抽出ステップ(S300)、使われたピクセルグループのアドレス値抽出ステップ(S400)、使われたピクセルグループの選択ステップ(S500)、及び抽出されたピクセルのデータ化ステップ(S600)を含んで構成される。
最初に、ピクセルの分析及び非基準ピクセルの抽出ステップ(S300)では、上記再入力されてピクセル単位に細分化された背景情報のピクセルを決まった順序に従って順次に読み込んで基準ピクセルと陰影、サイズ、及びカラーの特性値を各々比較して、一致しない非基準ピクセルを抽出する第3ステップを遂行する。
次に、使われたピクセルグループのアドレス値抽出ステップ(S400)では、先に、データベースからアドレスグループを呼び込んで上記アドレスグループのピクセルと抽出された非基準ピクセルとを分析して、使われたピクセルグループに指定されたアドレス値を持つピクセルを探してアドレス値を探す第4ステップを遂行する。
使われたピクセルグループの選択ステップ(S500)では、上記第4ステップで抽出されたアドレス値を住所にしてデータベースに格納された該当ピクセルグループを呼んで来る第5ステップを行なう。
最後に、抽出されたピクセルのデータ化ステップ(S600)では、抽出されたピクセルの中で、アドレス値を持つピクセルを排除させた後、上記抽出されたピクセルをデータベースから呼び込まれたピクセルグループのピクセルと順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させることによって、上記背景情報を解読して出力する第6ステップを遂行する。
上記のような過程を持つ本発明に従うピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法は、偽造防止技術が適用された発給装置及び偽造及び本人判断の可否を認証できる解読装置にも具現されることができ、種々の分野に適用されることができる。
上記暗号化及び解読方法において、本発明は背景情報を多数のピクセルからなる文字及び数字の組み合わせによりコード化されたテキストを使用し、上記組み合わせられた文字及び数字が持っている多数個のピクセルが持つデータがグループ化されて、上記グループが格納されたデータベース上のアドレスを上記背景情報をなす文字及び数字の組み合わせを使用することで、データの暗号化及び解読過程を簡素化できる他の方法を有することができる。
(実施形態1)
図3は、本発明の実施形態1に従うデータの暗号化方法を示すフローチャートである。
上記データを暗号化する他の方法においても、本発明のように前処理過程と暗号化過程とに大別して構成される。
図3を参照すると、上記前処理過程は、コード化されたテキストの細分化ステップ(S11)、ピクセルのグループ化ステップ(S21)、及びアドレス指定及びデータベース化ステップ(S31)を含んで構成される。
まず、上記コード化されたテキストの細分化ステップ(S11)では、文字及び数字の組み合わせにより一次的にコード化されたテキストの入力を受けて、ピクセルの基本単位に細分化する第1ステップを遂行する。
次に、ピクセルのグループ化ステップ(S21)では、陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、上記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、上記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させる第2ステップを行なう。
上記前処理過程の最後であるアドレス指定及びデータベース化ステップ(S31)では、上記ピクセルグループがコード化されたテキストを構成する文字及び数字をアドレス値としてデータベースに格納される第3ステップを遂行する。
例えば、上記コード化されたテキストは、本発明の背景情報に対応されるものであって、文字と数字との組み合わせによりコード化され、2a5b、1234、abcdのようなテキストで構成されることができる。
他の実施形態では、上記2a5b、1234、abcdをアドレス値として持つことになるので、本発明のアドレス値の指定及びグループ化ステップ(S20)において、各々のピクセルグループがデータベース化するために、別途のアドレスグループをピクセル化させてデータベースに格納させるステップが省略できるので、暗号化過程が簡素になる。
上記暗号化過程は、挿入情報のピクセル化ステップ(S41)、ピクセルの置換ステップ(S51)、及び組み合わせ及び出力ステップ(S61)から構成される。
挿入情報のピクセル化ステップ(S41)では、コード化されたテキストに挿入しようとする情報(データ)の入力を受けて、上記挿入情報をグループ化されたピクセルが持つデータ値と比較して一致するピクセルに変換させる第4ステップを遂行する。
次に、ピクセルの置換ステップ(S51)では、上記変換された各ピクセルを挿入しようとするコード化されたテキスト上の位置を指定して、上記変換されたピクセルと指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換する第5ステップを行なう。
暗号化の最後の過程である組み合わせ及び出力ステップ(S61)では、基本背景となり、ピクセルの基本要素に分解処理されたテキストと置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第6ステップを遂行する。
図4は、本発明の実施形態1に従うデータの解読方法を示すフローチャートである。
図4を参照すると、上記実施形態1により暗号化過程を経たコード化されたテキストに挿入されたデータを解読する方法が分かる。
実施形態1により暗号化されたテキストの解読方法は、コード化されたテキストの前処理過程と逆暗号化過程とに大別して構成される。
上記コード化されたテキストの前処理過程は、暗号化されたテキストの再入力ステップ(S101)、及びテキストの細分化ステップ(S201)で行なわれる。
暗号化されたテキストの再入力ステップ(S101)では、置換された挿入情報の組み合わせにより暗号化されて出力されたテキストがディジタルカメラ(ディジタルカメラが装着された各種端末機)、スキャナー、及びPOSシステムなどの画像入力装置を通じて再入力される第1ステップを遂行する。
次に、テキストの細分化ステップ(S201)では、再入力されたテキストをピクセルの基本単位に細分化する第2ステップを遂行する。
上記逆暗号化過程は、アドレス値認識及びピクセルグループ選択ステップ(S301)、ピクセルの分析及び非基準ピクセルの抽出ステップ(S401)、及び抽出されたピクセルのデータ化ステップ(S501)を含んで構成される。
最初に、アドレス値認識及びピクセルグループ選択ステップ(S301)では、暗号化する過程において、上記コード化されたテキストを構成する文字及び数字の組み合わせをアドレス値と認識してデータベースに格納したので、上記テキストを読取ってアドレス値を抽出し、上記アドレスを持つ場所に格納されたピクセルグループをデータベースから呼んで来る第3ステップを遂行する。
したがって、本発明のデータの解読過程において、細分化されたピクセルを順次に読み込み、データベースに格納されたアドレスグループを別途に呼び込んで、細分化されたピクセルとアドレスグループに格納されたピクセルとを比較、分析する過程が省略される。
ピクセルの分析及び非基準ピクセルの抽出ステップ(S401)では、上記再入力されてピクセル単位に細分化されたテキストのピクセルを決まった順序に従って順次に読み込み、上記細分化されたピクセルを基準ピクセルの比較手続きを経て一致しない非基準ピクセルを抽出する第4ステップを遂行する。
最後に、抽出されたピクセルのデータ化ステップ(S501)では、上記非基準ピクセルをデータベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させて暗号化されたテキストに挿入された情報を解読して出力する第5ステップを遂行する。
(実施形態2)
図5は本発明の実施形態2に従うシステムの構成図であり、図6は本発明の実施形態2に従うデータの暗号化及び解読方法を示すフローチャートである。
実施形態2を用いてデータの暗号化及び解読方法を暗号化過程と解読過程とに大別して説明する。
上記暗号化過程は、ピクセルのグループ化及びアドレス指定ステップ(S1)、背景情報の読取及び細分化ステップ(S2)、挿入情報のピクセル化及びアドレス指定ステップ(S3)、データベース化ステップ(S4)、及びピクセルの置換及び出力ステップ(S5)から構成される。
最初に、ピクセルのグループ化及びアドレス指定ステップ(S1)では、上記の方法のように、陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、上記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、上記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させ、アドレスを指定する第1ステップを遂行する。
次に、背景情報の読取及び細分化ステップ(S2)では、文字及び数字の組み合わせにより構成されて暗号化しようとする背景情報を読み込み、上記背景情報をピクセルの基本単位に細分化する第2ステップを遂行する。
上記第2ステップでは、背景情報を読取って上記背景情報を構成する文字及び数字の組み合わせを記憶するが、これは上記文字及び数字を後述する挿入情報を格納するアドレス値として使用するためである。
次に、挿入情報のピクセル化及びアドレス指定ステップ(S3)では、挿入しようとする情報のデータ値とグループ化されたピクセルが持つデータ値とを比較して、上記挿入情報をピクセル状態に変換させ、上記変換されたピクセルを背景情報を構成する文字及び数字の組み合わせをアドレス値としてグループ化させる第3ステップを遂行する。
上記データベース化ステップ(S4)では、各ステップで生成されたピクセルのグループを指定されたアドレスに格納してデータベース化する第4ステップを遂行する。
暗号化過程の最後の過程である上記ピクセルの置換及び出力ステップ(S5)では、ピクセル状態に変換された挿入情報を挿入しようとする背景情報上の位置を指定して、変換されたピクセルと上記指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換し、上記背景情報と置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第5ステップを遂行する。
S10ステップ乃至S50ステップにより暗号化されたデータを解読するための解読方法は、サーバ構築ステップ(S6)、入力端末機のサーバ接続提供ステップ(S7)、暗号化された背景情報の入力ステップ(S8)、データベースから挿入情報抽出ステップ(S9)、及び暗号化された挿入情報の出力ステップ(S10)から構成される。
サーバ拘縮ステップ(S6)では、暗号化過程のS4ステップで生成されたデータベース31を用いて通信サービスサーバ30を構築する第6ステップを遂行する。
次に、入力端末機のサーバ接続提供ステップ(S7)では、入力端末機10が上記通信サービスサーバに接続できるようにサービスを提供する第7ステップを遂行し、かつ、入力端末機10はインターネット網20を用いた携帯電話端末機またはコンピュータ端末機と有線通信を用いたARS、即ち、自動応答システム40を含む。
暗号化された背景情報の入力ステップ(S8)では、有線通信(ARS)、インターネットを用いた携帯電話端末機またはコンピュータ端末機の番号ボタン、及びキーボードなどの操作キーを用いて暗号化された背景情報を入力する第8ステップを遂行する。
次に、挿入情報抽出ステップ(S9)では、データベースから入力された情報をアドレス値と認識して、上記アドレスを持つ場所に格納されたピクセルグループをデータベースから呼んで来る第9ステップを遂行する。
最後に、暗号化された挿入情報の出力ステップ(S10)では、上記データベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと暗号化過程のS1ステップで生成されたピクセルグループを順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させて出力する第10ステップを遂行する。
実施形態2で使われる背景情報がピクセルを用いて暗号化された状態を図面と共に詳細に説明する。
図7は、本発明の実施形態2により暗号化された背景情報をピクセル単位に細分化した状態を示す例示図であり、図7の円内の図面は、背景情報をなす一部ピクセルを拡大図示したものである。
背景情報3は、文字の組み合わせや数字の組み合わせなどの形態で作られたものであって、上記コード化された背景情報3をバーコード概念に適用させて使用することができる。
より詳しくは、背景情報3は、文字や数字を黒と白の棒形状の記号で組み合わせたバーコードを棒形状の記号でない文字の組み合わせや数字の組み合わせに取替させたものであって、背景情報3に暗号化された情報を挿入し、かつ背景情報3自体をなす値をアドレス値や認証する値として利用できるようにしたものである。
図7を参照すると、背景情報3を構成する文字及び数字の組み合わせが‘1a1b’であり、上記‘1a1b’をなす多数個のピクセルが基準ピクセル1と非基準ピクセル2が組み合わせられて成されていることが分かる。
上記各々の非基準ピクセル2に挿入しようとする挿入情報のデータが乗せるものであり、上記挿入情報のデータを持っている非基準ピクセル2は、背景情報3を構成する‘1a1b’をアドレス値としてデータベース上の‘1a1b’場所に格納される。
したがって、上記暗号化された背景情報3が入力端末機10を通じて再入力された際、背景情報3を読取って、読取られた‘1a1b’値に格納された非基準ピクセル2値をデータベースから呼び込んだ後、挿入情報を解読して出力する。
上記の概念で取り替えられたバーコードを支援している関連業体サーバや、関連サービスサーバに有無線通信(ARS命令に従って文字や数字入力)、またはインターネットにより関連サーバに接続して、ログインまたはログインの可否に関わらず、上記発給されたバーコードの組み合わせられた文字や数字の入力や検索により上記背景情報に挿入されているサービス目録表などの情報を取得できるように構成することができる。
最後に、本発明は、バーコードで作られた、組み合わせられた文字や数字をアドレス値にして、バーコードの情報を別途にデータベース化して、1回または多数回確認できるようにするステップも含んで構成される。
因みに、上記実施形態2(→3)により作られる文字の組み合わせや数字の組み合わせなどの形態である取替バーコードの情報の提供を受けるために、上記の概念で取り替えられたバーコードを支援する関連業体サーバや関連サービスサーバに有無線通信(ARS命令に従って文字や数字入力)、またはインターネットにとり関連サーバに接続するステップと、ログインの以後、またはログインの可否に関わらず、サービス目録表を提供するステップと、サービス目録表により取替バーコードの情報確認のために、上記取替バーコードを構成する組み合わせられた文字や数字を入力して、検索及び認証(確認)を要求するステップと、任意の携帯電話端末機やコンピュータ端末機から認証(真偽の可否などの認証確認)が要求された取替バーコードである組み合わせられた文字や数字を検索して、検索結果を音声または文字で知らせてくれるステップも含んで構成される。
本発明は、現在何が最も実際的で好ましい実施形態かということに関連付けて説明されてきたが、上記発明は開示された実施形態または図に限ったことだけではなく、むしろ、追記された請求項の精神と範囲内で様々な修正及び変形を含むものとする。
本発明のさらなる、及び他の目的、特徴、利点が添付の図と共に詳細に説明されることによって明らかになるだろう。
本発明に従うデータの暗号化方法を示すフローチャートである。 本発明に従うデータの解読方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に従うデータの暗号化方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に従うデータの解読方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に従うシステムの構成図である。 本発明の実施形態2に従うデータの暗号化及び解読方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2により暗号化された背景情報をピクセル単位に細分化した状態を示す例示図である。
符号の説明
1 基準ピクセル
2 非基準ピクセル
3 背景情報
10 入力端末機
20 インターネット網
30 通信サービスサーバ
31 データベース
40 自動応答システム

Claims (5)

  1. データを暗号化する方法であって、
    陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、前記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、前記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させ、前記の各ピクセルに指定されたデータ値を異なるように与えて、異なるグループを多数個生成する第1ステップ(S10)と、
    前記多数個のグループに各々のアドレス値を指定し、前記アドレス値をデータと見做して各々異なる特性値を持つピクセルに変換させ、前記ピクセルに変換されたアドレス値を一つのグループ状態に生成する第2ステップ(S20)と、
    前記多数個のピクセルグループと一つのアドレスグループを各々の指定された場所に格納させてデータベース化する第3ステップ(S30)と、
    暗号化しようとするデータが挿入される背景情報(各種データ)の入力を受けてピクセルの基本単位に細分化する第4ステップ(S40)と、
    データ値を持って、ランダムに選択されるピクセルグループと、アドレス値を持つピクセルグループをデータベースから呼んで来る第5ステップ(S50)と、
    前記選択されたピクセルグループに指定されたアドレス値をピクセルに変換させ、暗号化して挿入しようとする情報の入力を受けて、前記挿入情報と呼んで来たピクセルグループのデータ値と比較して、一致するピクセルに変換させる第6ステップ(S60)と、
    前記変換されたピクセルを挿入しようとする背景情報上の位置を指定して、前記変換されたピクセルと前記指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換する第7ステップ(S70)と、
    基本背景となり、ピクセルの基本要素に分解処理された背景情報と置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第8ステップ(S80)と、
    を含んで構成されることを特徴とするピクセルを用いたデータの暗号化方法。
  2. ピクセルを用いて暗号化されたデータの解読方法であって、
    置換された挿入情報の組み合わせにより暗号化されて出力された背景情報が画像入力装置を通じて再入力される第1ステップ(S100)と、
    前記再入力された背景情報をピクセルの基本単位に細分化する第2ステップ(S200)と、
    前記細分化されたピクセルを決まった順序に従って順次に読込んで基準ピクセルと比較手続きを経て一致しないピクセルを抽出する第3ステップ(S300)と、
    アドレスグループを呼び込んで、抽出された非基準ピクセルと比較分析して、使われたピクセルグループのアドレス値を探す第4ステップ(S400)と、
    前記アドレス値を住所にして格納された該当グループのピクセルをデータベースから呼んで来る第5ステップ(S500)と、
    アドレス値を持つピクセルを排除させた後、前記抽出されたピクセルをデータベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させて出力する第6ステップ(S600)と、
    を含んで構成されることを特徴とするピクセルを用いたデータの解読方法。
  3. データを暗号化する方法であって、
    文字及び数字の組み合わせによりコード化されたテキストの入力を受けて、ピクセルの基本単位に細分化する第1ステップ(S11)と、
    陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、前記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、前記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させる第2ステップ(S21)と、
    前記ピクセルグループがコード化されたテキストを構成する文字及び数字をアドレス値として格納されるようにデータベース化させる第3ステップ(S31)と、
    前記コード化されたテキストに挿入しようとする情報(データ)の入力を受けて、前記挿入情報をグループ化されたピクセルが持つデータ値と比較して、一致するピクセルに変換させる第4ステップ(S41)と、
    前記変換された各ピクセルを挿入しようとするコード化されたテキスト上の位置を指定して、前記変換されたピクセルと指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換する第5ステップ(S51)と、
    基本背景となり、ピクセルの基本要素に分解処理されたテキストと置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第6ステップ(S61)と、
    を含んで構成されることを特徴とするピクセルを用いたデータの暗号化方法。
  4. ピクセルを用いて暗号化されたデータの解読方法であって、
    置換された挿入情報の組み合わせにより暗号化されて出力されたテキストが画像入力装置を通じて再入力される第1ステップ(S101)と、
    前記再入力されたテキストをピクセルの基本単位に細分化する第2ステップ(S201)と、
    前記テキストを構成する文字及び数字をアドレス値と認識して、前記アドレスを持つ場所に格納されたピクセルグループをデータベースから呼んで来る第3ステップ(S301)と、
    前記細分化されたピクセルを決まった順序に従って順次に読込み、前記細分化されたピクセルと基準ピクセルの比較手続きを経て、一致しない非基準ピクセルを抽出する第4ステップ(S401)と、
    前記非基準ピクセルをデータベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと順次に比較して、各々のピクセルが持つデータ値に変換させる第5ステップ(S501)と、
    を含んで構成されることを特徴とするピクセルを用いたデータの解読方法。
  5. データの暗号化及び解読する方法であって、
    陰影、サイズ、及びカラーに関して一定の特性値を持つ基準ピクセルに対し、前記陰影、サイズ、及びカラーのうち、どれか一つ以上のものに対して異なる特性値を持つピクセルを定義し、前記定義された各ピクセルに所定のデータ値を与えてグループ化させ、アドレスを指定する第1ステップ(S1)と、
    文字及び数字の組み合わせにより構成されて暗号化しようとする背景情報を読込み、前記背景情報をピクセルの基本単位に細分化する第2ステップ(S2)と、
    挿入しようとする情報のデータ値とグループ化されたピクセルが持つデータ値とを比較して、前記挿入情報をピクセル状態に変換させ、前記変換されたピクセルを背景情報を構成する文字及び数字の組み合わせをアドレス値としてグループ化させる第3ステップ(S3)と、
    各ステップで生成されたピクセルのグループを指定されたアドレスに格納してデータベース化する第4ステップ(S4)と、
    ピクセル状態に変換された挿入情報を挿入しようとする背景情報上の位置を指定して変換されたピクセルと前記指定位置に存在する既存の基準ピクセルを置換し、前記背景情報と置換された挿入情報とを組み合わせて出力する第5ステップ(S5)と、
    前記第4ステップで生成されたデータベースを用いて通信サービスサーバを構築する第6ステップ(S6)と、
    有線通信(ARS)、インターネットを用いた携帯電話端末機、またはコンピュータ端末機が前記通信サービスサーバに接続できるようにする第7ステップ(S7)と、
    前記有線通信(ARS)、携帯電話端末機、またはコンピュータ端末機の操作キーを用いて暗号化された背景情報を入力する第8ステップ(S8)と、
    入力された情報をアドレス値と認識して、前記アドレスを持つ場所に格納されたピクセルグループをデータベースから呼んで来る第9ステップ(S9)と、
    前記データベースから呼び込まれた該当グループのピクセルと第1ステップで生成されたピクセルグループを順次に比較して、各々ピクセルが持つデータ値に変換させて出力する第10ステップ(S10)と、
    を含んで構成されることを特徴とするピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法。
JP2008525948A 2005-08-17 2006-08-16 ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法 Pending JP2009505133A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050075399A KR100697879B1 (ko) 2005-08-17 2005-08-17 픽셀을 이용한 데이터의 암호화 및 해독방법
PCT/KR2006/003201 WO2007021124A1 (en) 2005-08-17 2006-08-16 Method for encryption and decryption of data using pixel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009505133A true JP2009505133A (ja) 2009-02-05

Family

ID=37757757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008525948A Pending JP2009505133A (ja) 2005-08-17 2006-08-16 ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20080279374A1 (ja)
EP (1) EP1917653A1 (ja)
JP (1) JP2009505133A (ja)
KR (1) KR100697879B1 (ja)
CN (1) CN100587764C (ja)
WO (1) WO2007021124A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4329767B2 (ja) * 2006-02-07 2009-09-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置およびカラー判別方法
JP2009232333A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Fujitsu Ltd 画像暗号化装置および画像復号化装置
JP5340029B2 (ja) * 2008-06-27 2013-11-13 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、検証装置及びその制御方法
KR101952246B1 (ko) * 2016-12-27 2019-02-26 홍익대학교 산학협력단 근사 기반 하드웨어 메모이제이션을 이용한 에너지 효율적인 이미지 암호화 시스템 및 방법
KR102532965B1 (ko) * 2020-12-18 2023-05-16 주식회사 더코더 이미지 상에 망점 삽입 방법 및 이를 실행하는 시스템

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134125A (ja) * 1995-09-27 1997-05-20 Xerox Corp 文書作成方法及び文書読み取り方法
JPH1127514A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報エンコード方法及び情報デコード方法
JPH11168616A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Toshiba Corp 画像情報処理方法および画像情報処理装置
JPH11234502A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 M Ken:Kk デジタルデータ著作物、デジタルデータ著作物処理方法、デジタルデータ著作物処理装置、デジタルデータ著作物処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000106626A (ja) * 1998-07-28 2000-04-11 Fuji Photo Film Co Ltd 情報埋込方法および装置並びに記録媒体
JP2001203880A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Kowa Co 電子透かしの埋め込み方法、抽出方法、不可視化方法、及び可視化方法並びに埋め込み装置
JP2001211308A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Printing Bureau Ministry Of Finance 印刷物に埋め込まれた識別情報の抽出方法及び識別情報が埋め込まれた印刷物
JP2001268339A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 画像への情報埋め込み方法及び抽出方法
JP2001274980A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Asa Systems:Kk 印刷物およびこれを用いた情報秘匿システム
JP2003092676A (ja) * 2001-07-11 2003-03-28 Canon Inc データ処理方法及び装置とそのプログラム及び記憶媒体
JP2003319164A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理システム、電子情報機器、画像処理方法、制御プログラムおよび可読記録媒体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748763A (en) * 1993-11-18 1998-05-05 Digimarc Corporation Image steganography system featuring perceptually adaptive and globally scalable signal embedding
US7233619B1 (en) * 1998-12-21 2007-06-19 Roman Kendyl A Variable general purpose compression for video images (ZLN)
JP4004736B2 (ja) * 1999-01-15 2007-11-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 画像内へのウォーターマーク埋め込み
JP2001285607A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Nec Corp 電子透かし挿入器及び電子透かし検出器並びにそれらに用いる電子透かし挿入方法及び電子透かし検出方法
KR100705932B1 (ko) * 2000-12-08 2007-04-11 엘지전자 주식회사 디지탈 영상 데이타의 암호화 및 복호화 방법
JP2004529565A (ja) * 2001-04-27 2004-09-24 アルファロジックス カンパニー リミティッド 画素の基本要素を利用した暗号化/復号化装置及びその方法とそれを利用した暗復号化システム及びその方法
US7072488B2 (en) * 2001-07-11 2006-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Data processing method and apparatus
US7206940B2 (en) * 2002-06-24 2007-04-17 Microsoft Corporation Methods and systems providing per pixel security and functionality
US8094814B2 (en) * 2005-04-05 2012-01-10 Broadcom Corporation Method and apparatus for using counter-mode encryption to protect image data in frame buffer of a video compression system

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134125A (ja) * 1995-09-27 1997-05-20 Xerox Corp 文書作成方法及び文書読み取り方法
JPH1127514A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報エンコード方法及び情報デコード方法
JPH11168616A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Toshiba Corp 画像情報処理方法および画像情報処理装置
JPH11234502A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 M Ken:Kk デジタルデータ著作物、デジタルデータ著作物処理方法、デジタルデータ著作物処理装置、デジタルデータ著作物処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000106626A (ja) * 1998-07-28 2000-04-11 Fuji Photo Film Co Ltd 情報埋込方法および装置並びに記録媒体
JP2001203880A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Kowa Co 電子透かしの埋め込み方法、抽出方法、不可視化方法、及び可視化方法並びに埋め込み装置
JP2001211308A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Printing Bureau Ministry Of Finance 印刷物に埋め込まれた識別情報の抽出方法及び識別情報が埋め込まれた印刷物
JP2001268339A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 画像への情報埋め込み方法及び抽出方法
JP2001274980A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Asa Systems:Kk 印刷物およびこれを用いた情報秘匿システム
JP2003092676A (ja) * 2001-07-11 2003-03-28 Canon Inc データ処理方法及び装置とそのプログラム及び記憶媒体
JP2003319164A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理システム、電子情報機器、画像処理方法、制御プログラムおよび可読記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
CN100587764C (zh) 2010-02-03
EP1917653A1 (en) 2008-05-07
CN101248474A (zh) 2008-08-20
US20080279374A1 (en) 2008-11-13
KR20070020971A (ko) 2007-02-22
KR100697879B1 (ko) 2007-03-23
WO2007021124A1 (en) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9946865B2 (en) Document authentication based on expected wear
EP1961205B1 (en) Methods and apparatus for securely displaying digital images
US20180089459A1 (en) Methods and apparatus for securely displaying digital images
US11301585B2 (en) Methods and apparatus for securely displaying digital images
US9652814B2 (en) Method and apparatus for generating and authenticating security documents
CN108416223B (zh) 一种基于混沌理论的信息标签加密方法及其系统
JP2009505133A (ja) ピクセルを用いたデータの暗号化及び解読方法
Kumar et al. Recent trends in text steganography with experimental study
WO2016175908A1 (en) Systems, methods and devices for tamper proofing documents and embedding data in a biometric identifier
US11120520B2 (en) Method for marking visuals of information for subsequent identification or authentication
US10621482B2 (en) Graphic two-dimensional barcode and creating method thereof
Mantoro et al. Real-time printed document authentication using watermarked qr code
KR100409270B1 (ko) 물리적으로 표현된 코드이미지를 이용한 인증 서비스 방법및 그 장치
US11606475B2 (en) Method for marking visuals of information for subsequent identification or authentication
CN1355500A (zh) 二维混沌图形保密防伪方法
Hilal et al. Forensic Analysis of Images on Online Social Network: A Survey
Puteaux et al. Crossing number features: from biometrics to printed character matching
WO2023023502A1 (en) Method for marking visuals of information for subsequent identification or authentication
US20240046057A1 (en) Information processing system
JP4093035B2 (ja) 暗号化システム、暗号化方法および暗号化プログラム
Abualsha'ar et al. Retrieve Information From Articles By Using Quick Response Code
Afrizal et al. Printing Document Security Based on Bit Mapping Technique on Character American Standard Code For Information Interchange (ASCII)
Voloshynovskiy et al. Authentication of biometric identification documents via mobile devices
WO2014011128A2 (en) The method of authentication by characteristic virtual encryption
KR20130015333A (ko) 바코드를 이용한 네트워크 비종속형 otp 키 교환방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110307

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719