JP2009504948A - 滑り抵抗性をもった表面 - Google Patents

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Abstract

歩いて通行できる滑り抵抗性をもった可撓性の製品(24)が記載されている。これらの製品(24)は感圧性接着剤(13)または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤のいずれかである滑らない皮膜をもった可撓性の基板(17)を含んでいる。これらの製品は屋根および床のような通行可能な表面に被覆される。特に、滑り抵抗性をもった表面をもつ屋根の下敷き材の形の製品が記載されている。

Description

関連出願の相互参照
本出願は2005年8月9日出願の国際特許第11/199,943号の一部継続出願であり,その優先権を請求する。この特許出願は引用により本明細書に包含される。
本発明は、特に湿潤した場合において滑り抵抗性を有する表面,特に滑り抵抗性をもった自由に歩行できる表面,例えば屋根および床に関し,また木材などのための滑り抵抗性をもった包装材に関する.
屋根用の下敷き材(underlayment)は、典型的には屋根のデッキ(deck)の上方と一次的な屋根の覆いまたは上敷き材(ovrlayment)の下方との間に装着され,これはアスファルトのこけら板(shingle),金属のこけら板、または金属の屋根材、タイル、例えばスペイン瓦またはスレートタイル、木材の屋根板、コンクリート、スレート等であることができる。下敷き材は、一次的な屋根の覆いを通して侵入する水分から屋根のデッキおよび建物の内部を保護するための、水分に対する二次的な障壁となる。商業ベースで有効な下敷き材は、これらの外因に露出された後でも、その強度および一体性を保持していなければならない。下敷き材は新しい建築および屋根の葺替えの両方の事業に使用される。
防水技術においては、予めつくられた防水性の膜、例えばゴム引きしたビチューメン/オイル層を担持用のシートまたはフィルムと組み合わせ、これを下敷き材として使用することが知られている。担持用フィルムは種々の材料、例えばゴム、プラスティックスおよび/または金属、あるいはこれらの組み合わせを含んで成っていることができる。例えばオイルで可塑化したビチューメンの層からオイルが移動する欠点をもった支持フィルムの寸法安定性を改善するためには、金属を使うことが望ましい。また担持用シートの寸法安定性を改善するためには、高密度ポリエチレンのような交叉積層化されたプラスティックス・フィルムを使用することも望ましいとされてきた。
このような予備成形された防水性の膜の積層品は「シート状」と考えられている。何故なら、これらは製造した後に巻いてロールにして仕事の現場に運び、ここでロールから引出して広げ、建物の表面に装着し得るのに十分な可撓性をもっているからである。
傾斜した屋根の下敷き材として有用なこの種の膜の積層品はGrace Construction Products(W.R.Grace & Co.−Conn)から「ICE & WATER SHIELD(W.R.Grace & Co.Conn.の登録商標)」の商品名で市販されている。この下敷き材は上敷き材を装着する前に屋根のデッキに被覆される。膜状の下敷き材の機能は屋根用の留め具(fasteners)の周りを密封し、氷の堰および風で吹き付けられる雨による損傷を防ぐことである。
下敷き材の他の市販されている例は「TRI−FLEX 30」(これもGrace Construction Productsの製品)であり、これは表面の両側に紫外線に対して安定化されたポリプロピレンを含んで成る薄い層が被覆されたスパンボンド・ポリプロピレンである。
防水能力に加えて、屋根用の下敷き材の重要な特性はその滑り(skid)抵抗性または滑落(slip)抵抗性である。屋根を装着する際屋根葺き作業員は下敷き材の上を歩
かなければならないから、露出した表面は、作業員がその表面上を歩いたり表面上に立ったりしたときに、ぬれている場合でも滑るのを最低限度に抑制するか防止するのに十分な高い摩擦係数をもっていなければならない。滑り抵抗性をもった下敷き材は例えば特許文献1〜4に記載されている。種々のタイプの粒子または充填剤材料を含む他の種類の膜またはシートは例えば特許文献5〜8に記載されている。
また、屋根用の下敷き材は、にするために、ロールにして輸送および取り扱いを容易にすることができる。理想的には使用する際に一人で容易にロールから引出して広げることができることが望ましい。しかし、十分な滑り抵抗性をもたせ、しかもロールから引出して広げることができる特性を維持することには問題であり、特に歩行面の粘着性および接着性によって滑り抵抗性が得られる場合にはそうである。即ち、滑り抵抗性を与えるのに有利に用いられたのと同じ粘着性が、下敷き材をロールから引出して広げることを困難または不可能にしている。特に一人の人間で作業する場合にはそうである。
下敷き材が軽量であること、即ち単位面積当たりの重量が小さいことも望まれている。軽量であれば屋根の上への輸送および装着が容易である。或る種の下敷き材は重い膜を与える大きな粒子から成る重い層を含んで成っている。
従って、ロールから引出して広げる特性を維持しながら優れた滑り抵抗性をもっている軽量の屋根用の下敷き材が望ましいであろう。
米国特許第5,687,517号明細書。 米国特許第6,308,482号明細書。 米国特許出願第2003/0215594号明細書。 米国特許出願第2004/0127120号明細書。 米国特許出願第2004/0192130号明細書。 米国特許第5,496,615号明細書。 米国特許第4,994,328号明細書。 米国特許第6,500,520号明細書。
本発明の概要
本発明の一具体化例においては、滑り抵抗性をもった層で被覆された基板(substrate)を具備した滑り抵抗性を有する表面が提供される。特に本発明によれば、ロールの形で貯蔵され、表面に被覆する前にロールから引出して広げることができる、滑り抵抗性をもった歩行通行可能な可撓性の製品が提供される。この製品は屋根、床またはパッケージ(例えば荷台(pallet of goods))に被覆するのに適した可撓性の基板を具備し,該基板は該屋根、床またはパッケージと接触するようになった第1の主要面(例えば底面)、および歩行者の(または足による)通行に露出されるようになっているこれに相対する第2の主要面(例えば上部面)をもっている。第2の主要面は感圧性接着剤または充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る滑らない皮膜を有している。好ましくは可撓性の製品は屋根用の下敷き材の形をしており、屋根に該下敷き材を被覆すると、滑らない皮膜がその上の歩行通路に対して滑り抵抗性を与える。他の用途は滑らない皮膜が被覆された可撓性の包装材、例えば滑らせずに互いに他の上に積み重ね得る袋である。
本発明の他の具体化例においては、滑り抵抗性をもった可撓性製品は、乾いた、湿った、あるいは埃のある条件下の傾斜した表面上において足で歩く際に優れた滑り抵抗性または滑落抵抗性をもつ軽量の屋根用の下敷き材の形をしており、一体性をもったユニットとしてロールにすることができ、且つロールから引出して広げることができる。この下敷き
材は好ましくは多層のシート材料であり、フィルムまたは繊維布(fabric)、或いは両方を含んで成る支持層を含み、また該支持層の片側または両側に滑り抵抗性または滑落抵抗性をもった層を含んでいる。この滑り抵抗性をもった層は好ましくは感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤である。得られるシート状の下敷き材は、ロールにし且つロールから引出して広げることにより屋根の表面のような支持構造物の上に容易に装着し得るほど十分な可撓性をもっている。またこれは高い摩擦係数をもち、湿ったおよび/または埃っぽい場合でも、また屋根のピッチが例えば約4:12〜12:12のように高い場合でも優れた滑り抵抗性をもつ傾斜した歩行面を提供する。
本発明の方法論的な態様においては、本発明は例えば屋根用の下敷き材として有用な滑り抵抗性をもった可撓性製品の製造法において、感圧性接着剤または充填物を含むテクスチャー化された結合剤の薄い層を、フィルムまたは繊維布のような支持層を含むことができる可撓性の基板の上に被覆する方法、並びに該下敷き材をロールから引出して広げ、例えば機械的な留め具または接着剤によりこれを屋根または床に被覆することにより屋根または床を防水する方法に関する。
また本発明には、屋根、床またはパッケージに被覆するのに適した可撓性の基板をつくり、該基板は該屋根、床またはパッケージと接触するようにされた第1の主要面、および歩行通行に露出するようにされた相対する第2の主要面を具備し、該第2の主要面を結合剤、充填剤の粒子、および該結合剤の溶媒を含んで成る滑らない皮膜で被覆し;該滑らない皮膜から溶媒を蒸発させ、これによって充填剤の粒子を結合剤により実質的に被覆することを特徴とする歩行通行可能な滑り抵抗性をもった可撓性の製品の製造法が含まれる。
本発明の他の具体化例は、感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤で被覆された有機性または無機性の屋根用フェルトである。
本発明のさらに他の具体化例は、感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤で被覆された露出した屋根用の膜である。
本発明のさらに他の具体化例は、感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤で被覆された合板または他の表面デッキング(decking)材料、例えば配向したストランドの板を含んで成る屋根のデッキング(decking)である。
本発明のさらに他の具体化例は、感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤で被覆された支持層を含んで成る滑らない可撓性の包装材である。
好適具体化例の詳細な説明
本発明の一具体化例は、特に湿った場合において滑り抵抗性を有する滑らない皮膜(または滑り抵抗性をもった層)で被覆された可撓性の基板を具備した滑り抵抗性を有する可撓性の製品である。該滑らない皮膜は感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成っていることが好ましい。該可撓性製品は歩行通行可能な表面、例えば屋根の表面または床の表面に被覆するのに適している。屋根の表面に適した製品は、機械的に取り付ける合成重合体下敷き材、接着剤で取り付ける合成重合体下敷き材を含むローラにし得る屋根用下敷き材、アスファルトで飽和された有機性および無機性の屋根用フェルト、ウレタン、アスファルトをベースにした材料、アクリル類、およびシリコーン等を含む、液体を被覆した屋根用の表面を含んでいる。屋根用の表面に適した製品はさらにゴムのシート、ビニルシート、およびTPOのシートを含むロールにし得る露出された屋根用の膜であることができる。床材の表面は木材をベースにした材料、ポルトランド・セメントをベースにした材料、セラミックス材料、天然産の石材、および合成重合体材料、並びに上記の組み合わせを含む複合材料を含んでいる。
図1を参照すれば、下敷き材10の形をした本発明の製品の一具体化例が示されている。下敷き材10は本発明の滑らない皮膜(または滑り抵抗性をもった層)の最も上の層13を有し、これは1枚またはそれ以上のフィルムまたは繊維布、またはその両方であることができる可撓性をもった基板または支持層によって支えられている。図1に示された具体化例においては、支持層は繊維布を含む最も下の層11およびフィルムの中間の層12を含んで成っている。適当なフィルム12は合成有機重合体、例えばポリオレフィンまたはポリオレフィンのブレンドを含んで成るものであり、この層に適したものとして下記に挙げられているフィルムである。好適なフィルムはポリプロピレンまたはポリエチレン、或いはこれらの混合物からつくられたフィルムである。本発明はまた2枚以上のフィルム層、例えば互いに積層化された、および/または同時押し出しされた、或いは交叉積層化された層の使用を意図している。当業界の専門家によって認められているように、例えば押し出し、積層化、およびカレンダー掛けのような当業界に公知の任意の方法で下敷き材を製造することができる。フィルム層12は厚さが0.5〜10ミル(0.013〜0.25mm)の範囲にある。好ましくはこの厚さは1〜3ミル(0.025〜0.076mm)の範囲にある。
支持層11に使用するのに適した繊維布は天然産および合成品の両方の織物および不織布を含み、好ましくは合成品、例えばポリオレフィン、例えばポリプロピレンまたはポリエチレン、ポリエステルなど、或いはガラスである。織物繊維布は25%以下の解放空間をもっていることが好ましい。織物および不織布は0.5〜10オンス/平方ヤード(oz/yd)(16.9〜339g/m)の範囲の重さを示す。好ましくは織物および不織布は1〜3オンス/平方ヤード(33.9〜102g/m)の範囲の重さを示す。
図1の特定の具体化例においては、可撓性をもった基板は(i)不織布または織物の繊維布層11、および(ii)繊維布11の片側の表面に取り付けられた合成有機重合体フィルム12を含んで成る支持層を含んでいる。合成有機重合体フィルム12の表面には感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤の滑らない皮膜(または滑り抵抗性をもった層)13がある。これは。屋根葺きの作業員に対して歩行面を提供し、最終的に一次的な屋根被覆材またはこけら板またはタイルのような上敷き材によって被覆されるのはこの滑り抵抗性をもった層13である。
繊維布層11が不織布である場合、それは1種またはそれ以上の合成有機重合体、例えばポリプロピレンまたはポリエチレンのようなポリオレフィン、或いはポリエステルを含んで成っていることができる。ポリプロピレンが好適である。繊維布層11が織物繊維布である場合、それは1種またはそれ以上の合成有機重合体、例えばポリプロピレンまたはポリエチレンのようなポリオレフィン、或いはポリエステルを含んで成っていることができる。また繊維布は織物または不織布のガラス繊維のマットを含んで成っていることができる。図1に示した具体化例に使用するにはポリプロピレンを含んで成る繊維布が好適である。
上記の合成重合体フィルム12は1種またはそれ以上の重合体、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、エチレンとプロピレンを含んで成る重合体のようなポリオレフィン、エチレンとアクリル酸メチルを含んで成る重合体、エチレンとアクリル酸エチルを含んで成る重合体、エチレンとアクリル酸ブチルを含んで成る重合体、エチレンとα−オレフィンを含んで成る重合体、エチレンと酢酸ビニルを含んで成る重合体、および上記の混合物を含んでいる。ポリエチレン、ポリプロピレン、およびこの2種の混合物が好適である。合成重合体フィルム12はまた同時押し出しされたフィルム層であることができる(図1には示されていない)。各層は上記の1種またはそれ以上の重合体を含んで成っていることができる。
合成有機重合体フィルム12に取り付けられた不織布および織物繊維布11を含んで成る積層品は、層12を繊維布の上に重合体の熔融物として押し出して被覆することにより製造することができる。
感圧性接着剤の層13として使用するのに適した材料は、SIS(スチレン−イソプレン−スチレンのブロック共重合体)、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンのブロック共重合体)、SEBS(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンのブロック共重合体)、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、天然ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、クロロプレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−α−オレフィン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、およびアクリルゴムら成る群から選ばれるようなゴムを含んで成っている。ゴムで変性されたビチューメンの感圧性接着剤も使用することができる。上記のすべてのゴムはシリコーンを除きビチューメンと配合して感圧性接着剤をつくることができる。好ましくは感圧性接着剤はSEBS、ポリイソブチレン、アクリル類、シリコーンおよびブチル類から成る群から選ばれる耐候性のゴムを含んで成っている。好ましくは使用される感圧性接着剤は表面活性剤を含んでいない。表面活性剤が存在すると、表面が湿っている場合、滑り抵抗性を減少させる傾向があるからである。
感圧性接着剤は一般にゴム、粘着付与剤、および可塑剤を含んで成っている。可塑剤および粘着付与剤はゴムの性質を変性し、これを感圧性にする。可塑剤は一般にゴムと相溶性をもった低分子量の成分(例えばナフテン系または脂肪族のオイル)である。これはゴム単独の場合に比べゴムと可塑剤との混合物の水平部分のモジュラス(plateau modulas)を低下させる。粘着付与剤は一般にゴムと相溶性をもった低分子量の成分(例えばC5またはC9炭化水素樹脂)であり、ゴムブレンドのガラス転移温度を増加させる。これらの特徴は感圧性接着剤組成物の業界の専門家には公知である。
感圧性接着剤はゴムだけを含んで成っていることができる。これは或る種のアクリル重合体、例えばアクリル酸ブチルおよびアクリル酸エチルヘキシルのような場合であり、固有の感圧性接着性をもっている。
好ましくは感圧性接着剤の層13は約10μm以下、さらに好ましくは約5μm以下の厚さで使用される。このように薄い感圧性接着層を使用すると、膜をロールから引出して広げる能力を保ちつつ湿潤時の滑り抵抗性を含めて良好な滑り抵抗性を確実に得ることができ、歩行者がその上を歩いても表面にくっつかないことが保証される。ロールから引出して広げる能力および/または過剰な接着性を防止する能力は、実施例1記載の促進ブロッキング試験を用いて測定される。この試験によれば、ブロッキング(blocking)のレベルをポンド/直線インチ(pli)の単位で剥離力として測定することができる。本発明の皮膜は1pliより小さい、好ましくは約0.5pli以下(例えば0.05〜0.5pli)のブロッキングのレベルをもっていることが好適である。
滑らない皮膜13が感圧性接着剤である具体化例に対しては、感圧性接着剤は支持シートに対し1ポンド/直線インチ(pli)の最低の剥離接着値を示す。接着性は4ミル(0.10mm)の厚さの交叉積層化した高密度ポリエチレンのシート、例えばValeron Strength Films社の市販品である「Valeron」の面に積層化された5ミル(0.13mm)の感圧性接着剤を含んで成る幅1インチのテープを基板に被覆することによって測定される。この「テープ」は、感圧性接着剤を溶液から被覆して乾燥するか、または熔融した感圧性接着剤を高温で4ミルのValeronの上に被覆することによってつくることができる。幅1インチのテープの感圧性接着剤の側の面を基板に被覆する。30ポンドのローラを用い、1回1秒の通過速度で4回この構造物にロール
を掛ける。Instronのような機械的な試験装置を用い、90°の剥離角度および2インチ/分のクロスヘッド速度を使用して接着性を15分後に測定する。
滑らない皮膜13が充填物を含むテクスチャー化された結合剤である具体化例においては、結合剤は下記の試験に記載されているように充填剤および結合剤の両方に接着する材料であり、有機溶媒に可溶である。好適な結合剤には、感圧性接着剤だけを含んで成る滑り抵抗性をもった層に対して下記に説明されているような感圧性接着剤、ゴムおよび樹脂が含まれる。他の好適な結合剤はEastman Chemical社から「Eastoflex」の登録商品名で製造されている無定形のポリオレフィンを含んで成っている。
ゴムを含んで成る結合剤に対しては、ゴムはSIS(スチレン−イソプレン−スチレンのブロック共重合体)、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンのブロック共重合体)、SEBS(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンのブロック共重合体)、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、天然ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、クロロプレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−α−オレフィン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、熱可塑性ポリウレタン(TPUs)、熱可塑性ポリオレフィン(TPOs)、およびアクリルゴムら成る群から選ばれる。好ましくは感圧性接着剤はSEBS、ポリイソブチレン、アクリル類、シリコーンおよびブチル類から成る群から選ばれる耐候性のゴムを含んで成っている。好ましくは使用される感圧性接着剤は表面活性剤を含んでいない。表面活性剤が存在すると、表面が湿っている場合、滑り抵抗性を減少させる傾向があるからである。
樹脂を含んで成る結合剤に対しては、樹脂は炭化水素樹脂、C−5炭化水素樹脂、C−9炭化水素樹脂、(C−5)炭化水素樹脂、ロジン酸、ロジンエステル、テルペン樹脂、クマロン・インデン樹脂、フェノール・フォルムアルデヒド樹脂、尿素フォルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、ビチューメン、アルデヒドおよびケトン樹脂、アミドおよびポリアミド、アミンおよびポリアミン樹脂、マレイン酸樹脂、メラミン樹脂、オキザゾール樹脂、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、フタル酸無水物、スチレン樹脂、尿素樹脂、ビニル樹脂から成る群から選ぶことができる。好ましくは、樹脂は75°Fよりも高いTg、またはリングとボールによる軟化温度をもっている。さらに好ましくは樹脂は140°F以上のTg、またはリングとボールによる軟化温度をもっている。
支持シート(または基板)に対する充填物を含むテクスチャー化された結合剤の接着性は予備成形された感圧性接着剤テープを用いる剥離接着試験で測定される。幅2インチの予備成形されたPreprufe(R) Tape(W.R. Grace Co.−Conn.)を下敷き剤の滑らない被覆面に被覆する。30ポンドのローラを用い、1回通すのに1秒かけて4回ロールを掛ける。ロール掛けしてから15分後に、Instronの機械的試験機を用い毎分2インチのクロスヘッド速度でT−剥離接着試験を行って接着性を測定する。剥離接着値は1直線インチ当たり1ポンド(pli)よりも大きくなければならない。好ましくは接着値は2ポンド/直線インチより大きい。
滑り抵抗性をもった層13が充填物を含むテクスチャー化された結合剤である具体化例においては、皮膜の外表面上にあるものを含む充填剤粒子は好ましくは実質的に結合剤で被覆されており、皮膜はテクスチャー化されている。「実質的に被覆されている」と言う言葉は、充填剤粒子の表面の少なくとも95%が被覆されていることを意味する。さらに好ましくは実質的に被覆されているという言葉は選ばれた区域内(例えば100cm)の充填剤粒子の少なくとも98%、最も好ましくは少なくとも99%が結合剤の被覆材料により完全に被覆されるか、包み込まれていることを意味する。「テクスチャー化された」という言葉は、充填剤粒子が表面から突き出し(protrude)、従って表面の被覆が滑らかであるかまたは平面的であるというよりもむしろ不均一である(またはテクスチャー化されている)ことを意味する。このテクスチャー化は図7Aまたは7Bに示されており、この場合個別的な被覆された充填剤粒子がSEM顕微鏡写真で示されている。好適な製造工程の結果、充填剤粒子は結合剤で被覆される。この工程は、結合剤、充填剤粒子、および結合剤を溶解する溶媒を含んで成るコーティング(coating)をつくり、このコーティングを基板に適用し、蒸発によって溶媒を除去し、これによって基板の上に包み込まれた充填剤粒子を含む被覆層を沈積させる工程である。
充填剤粒子は無機性または有機性であることができ、充填物を含むテクスチャー化された結合剤(即ち溶媒を蒸発させた後の乾燥した皮膜)の少なくとも約25容積%、好ましくは少なくとも約33容積%、もっと好ましくは少なくとも約45容積%、最も好ましくは少なくとも約50容積%の量で含まれている。最高約75%の量を含む高容積の濃度の充填剤を使用すると、充填された結合剤を確実にテクスチャー化することができる。約30〜約60容積%の範囲が理想的である。充填剤の容積が少なすぎると、層は比較的滑らかになる。充填剤は最高約100μmの最大平均粒径をもっている。好ましくは充填剤は最高約50μm未満の最大平均粒径をもっている。さらに好ましくは充填剤は最高約25μm以下の最大平均粒径をもっている。約0.1〜20μmの範囲、好ましくは約0.5〜15μmの範囲の充填剤の粒径が理想的である。これよりも粒径が大きいと、皮膜を被覆する工程が妨げられ、下敷き剤に過剰の重量が加わる。本明細書において使用される「粒子」という言葉は、規則的な(例えば球形の)または不規則な形を有する粒子、並びに破片(shards)を含むものとする。適当な無機性の充填剤には炭酸カルシウム、シリカ、粘土、タルク、蛭石、雲母、二酸化チタン、フライアッシュ、アルミナ三水和物、およびスラッグが含まれる。充填剤は結合剤で表面を処理し、結合剤との結合を増強させ、溶媒中への分散を容易にすることができる。随時使用される結合剤には、シラン、チタネート、およびステアリン酸のような長鎖の酸が含まれる。これに加えて、分散剤を使用して溶媒中への充填剤粒子の分散を助けることもできる。充填物を含むテクスチャー化された結合剤の層の被覆容積は最高約10cm/ft(立方cm/平方フィート)(107.6cm/m)、好ましくは約5cm/ft(53.8cm/m)未満、さらに好ましくは約2cm/ft(21.5cm/m)未満、最も好ましくは約1cm/ft(10.8cm/m)未満である。理想的な容積は約0.2〜2cm/ft(2.15〜21.5cm/m)である。
水と反応する無機性の粒子も使用することができる。これらの中にはポルトランド・セメント、酸化カルシウム、高アルミナ・セメント、溶鉱炉のスラッグ、ポゾラン、およびポゾラン・セメントが含まれる。これらの充填剤は、屋根のデッキに下敷き材が装着された後に水和させることができる。その正味の効果として、膜の装着後粒子の平均粒径が増加する。
本発明の或る種の下敷き材は二つのレベルでテクスチャー化されている。これらの中には、支持シートが、滑らない層13と直接接触するか、薄い重合体フィルム12によって滑らない層13から離されている、織物または不織布を含んで成る具体化例が含まれる。テクスチャー化の一つのレベルは充填剤によって与えられる。テクスチャー化の他のレベルは繊維布によって与えられる。理論に拘束されるものではないが,テクスチャー化の両方のレベルが下敷き材の性能に寄与すると考えられる。二重のテクスチャー化により下敷き材のロールの内部における下敷き材の相対する面の間の接触が最低限度に抑制され、「ブロッキング(ロールから引出して広げる場合下敷き材の前面が後面にくっつく傾向)」に対する抵抗性が増強される。また二重のテクスチャー化により、下敷き材の表面と該下敷き材の表面に接触している靴の踵との間の機械的なインターロック(interlock)が増強されることによって滑り抵抗性が増加する。またさらに二重のテクスチャー化は、靴の踵が潤滑剤で被覆された下敷き剤と接触した場合、潤滑剤の移動(migration)通路(channel)を与えることによって滑り抵抗性を増強される。潤滑剤には水および埃が含まれる。滑りを防ぐためには、踵と下敷き材の表面との間の接触区域から潤滑材を逃がして(channeled away)やらなければならない。
感圧性接着剤の層および充填物を含むテクスチャー化された結合剤の層は有機溶媒中の溶液として被覆することが好ましい。例えば結合剤、充填剤粒子、および有機溶媒を含んで成るコーティング溶液を、支持層を含んで成る可撓性の基板の上に被覆し、蒸発させて溶媒を除去し滑らない皮膜を残す。コーティング溶液はブラシ、ローラ、または噴霧被覆法により基板に適用することができ、また噴霧、ロール被覆、グラビア被覆、ナイフ被覆、および針金を巻き付けた棒による被覆(即ちMeyer rod被覆)のような連続法であることができる。得られる被覆された基板を次に巻き取ってロールにする。適当な有機溶媒には感圧性接着剤または結合剤を完全に溶解し、また被覆法において迅速に蒸発し得るように高い蒸気圧を示すものが含まれる。例えばヘプタンのような炭化水素溶媒を使用することができる。他の有用な溶媒にはメチルエチルケトンおよびトルエンが含まれる。またコーティング溶液は水性乳化液として使用できるものを含んでいる。
本発明の他の具体化例には、織物繊維布、不織布、フィルム、またはこれらの組み合わせ、及び感圧性接着剤または高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る滑らない皮膜を具備した屋根用の下敷き材の形をした滑り抵抗性をもつ可撓性の製品が含まれる。好適な下敷き材はスパンボンド・ポリプロピレン基板であって、両側にポリオレフィンが押し出し被覆されたもの、およびポリオレフィン・フィルムに積層化された織物繊維布を含んで成る下敷き材を含んで成っている。
図2は本発明の第2の具体化例を示す。下敷き材21は不織布または織物繊維布の層11、該繊維布11の両面に接着された有機重合体フィルム層12、および該重合体フィルム12の表面上にある感圧性接着剤の層または充填物を含むテクスチャー化された結合剤の層13を含んで成っている。重合体フィルム12は同時押し出しされた(図示せず)重合体フィルムであることができる。
他の具体化例を図3に示す。この場合には下敷き材22は不織布または織物繊維布の層11、該繊維布11の両面に接着された有機重合体フィルム層12、および該重合体フィルム12の表面上にある感圧性接着剤の層または充填物を含むテクスチャー化された結合剤の層13を含み、さらに他の重合体フィルム層12の表面上にある滑らない層14を含んで成っている。滑らない層14は、装着の際およびその後において下敷き材と屋根のデッキとの間の相対的な動きを最低限度に抑制するか防止することができる。適当な滑らない層14は1種またはそれ以上のポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンおよびプロピレンを含んで成る重合体、エチレンとアクリル酸メチルを含んで成る重合体、エチレンとアクリル酸エチルを含んで成る重合体、エチレンとアクリル酸ブチルを含んで成る重合体、エチレンと酢酸ビニルを含んで成る重合体、エチレンとα−オレフィンを含んで成る重合体、およびエチレンとオクテンを含んで成る重合体を含んでいる。滑らない層14は約1ミル(0.0254mm)未満の厚さをもち、ASTM D2240のショアDかたさ(Shore D hardness)が約45未満であることが好ましい。
図3における多層の合成有機重合体フィルム12および14は繊維布11の上に同時押出しして下敷き材22の層11、12および14を含んで成る構造物をつくることができる。合成重合体層12は繊維布11の他の面の上に押出し被覆されている。これはまた同時押出し層であることもできる(図示せず)。次にこのような構造物に滑らない層13を、コーティングの有機部分を溶解する有機溶媒との混合物として、支持物を含んで成るウエッブの上に連続的なウエッブ被覆操作で被覆することにより適用して、図3の下敷き材
をつくることができる。蒸発により溶媒を除去し、得られる下敷き材を巻いてロールにする。針金に巻き付けた棒(いわゆるMeyer rod)を用いる装置、ロール被覆機、グラビア被覆機、空気ナイフ、およびロール上のナイフ被覆機を含む種々の種類の被覆装置を使用して有機溶媒をベースにした被覆を行うことができる。
図8は本発明に用いるのに好適な、針金を巻き付けた棒を使用する「Meyer」ロッド被覆機の模式図である。Meyerロッド被覆法においては。被覆ロール31がコーティングで満たされた浴槽30の中に配置されている。ロールが回転するにつれて、被覆ロールの上にコーティング層が沈積する。コーティングはロールから支持シートを具備したウエッブ34に移される。しばしば「Meyer」ロッドとして知られている針金を巻き付けた計量棒32により基板34の上に所望の量の皮膜が残される。過剰のコーティングは浴槽30の中に戻される。基板の上に計量して残される量は棒の上に使用される針金の直径によって決定される。高度に充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る皮膜に対しては、被覆過程の間に沈着する充填剤についての潜在的な問題に適合するように被覆機の設計を変更することができる。充填剤の粒子は図8の浴槽30の中で沈降する傾向がある。低粘度のコーティングを被覆する際にはこのことは特に重要である。採り得る一つの方法はパン(pan)の中でコーティングを循環させる方法である。図9に示した傾斜したパンの設計25および循環システム36および37を用いるとこれが容易になる。
図10はグラビア被覆機の模式図を示す。グラビア被覆機は、コーティング浴の中を走行する彫刻された(engraved)ローラ38に依存している。コーティング浴はローラのプリントすべき点または線をコーティング材料で充填する。ローラ上の過剰のコーティングはドクター・ナイフにより除去され、次いで彫刻されたローラおよび加圧ローラを通る際にコーティングは基板の上に沈積する。ウエッブに被覆された直後にコーティングはテクスチャー化される。コーティングの粘度が低いかまたは溶媒の蒸発が遅い場合には、テクスチャー化されたパターンは均一の高さになり、厚さが結合剤の層よりも厚い充填剤の粒子を除き、滑らかな皮膜を生じる。コーティングの粘度が高いか溶媒の蒸発が速い場合には、溶媒の蒸発後にテクスチャー化されたパターンが生じる。感圧性接着剤(充填剤なし)または充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る滑らない層に対しては、このことが起こることができる。充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る滑らない層に対しては、正味の効果は二つのレベルのテクスチャー化が起こることである。小規模のテクスチャー化は充填剤粒子によって生じる。大規模なテクスチャー化はグラビア・ロールのパターンに関係している。
図4は、25%以下の解放空間を有する織物繊維布15、感圧性接着剤層または充填物を含むテクスチャー化された結合剤層13、積層化された層20、重合体フィルム16、および第2の滑らない層14を含んで成る他の具体化例を示す。層15はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、またはガラスのリストから選ばれる材料を含んで成っている。層15の重量は0.5〜10オンス/平方ヤード(16.9〜339m)である。好ましくは層15の重量は1〜3オンス/平方ヤード(33.9〜102m)である。層14に対して随時用いられる材料は上記の通りである。層16はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、またはポリエステルから選ばれる1種またはそれ以上の材料を含んで成っている。層16の厚さは0.5〜10ミル (0.013〜0.254mm)である。好ましくは層16の厚さは1〜3ミル (0.025〜0.076mm)である。ポリプロピレンが好適である。層20は層15を層16に接着させている。層20は層12に対する上記と同じ材料を含んで成っている。フィルム層20の厚さは0.5〜10ミル(0.013〜0.254mm)である。好ましくは層20の厚さは1〜3ミル(0.025〜0.076mm)である。
層20はまた層13に対する上記と同じ感圧性接着剤を含んで成っている。層20はまたゴムおよびビチューメンを含んで成っている。層20が感圧性接着剤、ビチューメン、またはビチューメンおよびゴムを含んで成っている場合、厚さは1〜50ミル(0.025〜1.27mm)の範囲である。層20が感圧性接着剤、ビチューメン、またはビチューメンおよびゴムを含んで成っている場合、下敷き層23は釘を密封できる特性を示す。即ち層20の材料は下敷き剤を貫通した釘の周りを密封する傾向をもっている。
図4の下敷き材23はいくつかの方法でつくることができる。好適な方法は下記の通りである。同時押出し法で層14および16を含んで成る同時押出しフィルムをつくる。次にこの同時に押出されたフィルム14/16を積層化層20を用い押出し積層化法により織物繊維布15に積層化する。感圧性接着剤または充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る溶液を織物繊維布15の他の面に被覆し、蒸発させて溶媒を除去し層13を残す。
図5の具体化例は、ポリエチレンまたはポリプロピレンのフィルム17、およびその一つの面の上にある感圧性接着剤の層13を示す。例えばVALERONの登録商標でVan Leer社から市販されている交叉積層化したフィルムが好適である。他の適当な交叉積層化したフィルムはInterplas/Formosa社により製造されている。
本発明の他の具体化例(図示せず)は感圧性接着剤または充填物を含むテクスチャー化された結合剤で被覆された有機性または無機性の屋根用フェルトである。有機性の屋根用フェルトはアスファルトで飽和された紙を含んで成っている。無機性の屋根用フエルトはアスファルトで飽和されたガラス繊維の不織布である。
図6は、支持層19、その主要面の上にある感圧性接着剤層または充填物を含むテクスチャー化された結合剤層13、および該主要面の反対側の面上にある第2の感圧性接着剤18を具備した自己接着性の下敷き材の具体化例25を示す。感圧性接着剤の層18にはゴムで変性されたビチューメン、SIS、SBS、SEBS、SBR、天然ゴム、シリコーン、ブチルゴム、イソプレン、ブタジエン、およびアクリルゴムのようなゴムを含んで成る非ビチューメン性の接着剤が含まれる。好ましくは層18は5ミル(0.13mm)以上、さらに好ましくは20ミル(0.51mm)以上の厚さで使用される。
支持層19はフィルム、織物繊維布、不織布、またはこれらの組み合わせを含んで成っている。好ましくはフィルムはポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、またはこれらの材料の組み合わせを含んで成っている。
本発明の滑らない下敷き材は、他の下敷き材に比較して次のような貴重な特徴をもっている。即ち優れた滑り抵抗性をもち、しかも特にぬれた場合通行可能(本発明の下敷き材の表面を歩く歩行者の踵が下敷き材にくっつかない)であり、軽量であって、ロールにすることができ且つロールから引出して広げることができる。結合剤が感圧性接着剤またはゴムである場合の充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る具体化例に対しては、独特に組み合わされた機作により、特にぬれている場合、高い摩擦係数が賦与される。さらに、充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る具体化例に対しては、表面に露出した充填剤または凝固物を含んで成る他の下敷き剤に対する場合と比べ充填剤は支持シートに良好に接着する。
下記実施例2において滑り抵抗性を例示する。本発明の下敷き材は、表面上に充填剤または凝固物を含んで成る他の下敷き材(および他の屋根用製品)に比べて軽量である。何故なら充填剤は中程度の量で使用され、充填剤の粒径が小さいからである。
また驚くべきことには、膜をロールから引出して広げることができる能力、またはくっつかないで膜上を歩行できる能力と妥協を計らずに、感圧性接着剤を用い表面に滑り抵抗性を賦与することができる。滑り抵抗性をもった層が感圧性接着剤だけを含んで成る具体化例に対しては、これは非常に薄い感圧性接着剤、典型的には10μmより薄い、好ましくは約5μm以下の、もっと好ましくは約3μm以下の厚さの感圧性接着剤を使用することによって達成される。滑らない層として厚い感圧性接着剤の層を使用した場合には、下敷き材はロールから引出して広げるのが不可能になるか困難になるであろう。例えば幅30インチ(76cm)の膜に対しては、厚さが約5ミル(0.13mm)以上の感圧性接着剤または結合剤を含んで成る膜をロールから引出して広げるのに必要な最小の力は約30ポンド以上になるであろう。結合剤が感圧性接着剤またはゴムである(ゴムが僅かに粘着性をもつ)充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る具体化例に対しては、小さい粒径の充填剤でテクスチャー化された薄い滑らない層を使用することにより、特に湿った場合の優れた滑り抵抗性が達成される。
特定の理論に拘束されるものではないが、滑らない性質は、滑らない被覆を行われた下敷き材が歩行者の靴の踵に接着することによって与えられ、さらにこの皮膜が充填剤粒子を含んでいる場合には、歩行者の靴の踵に対し滑らない被覆された下敷き材がもつ付加的な機械的インターロック作用によって滑らない性質が与えられると考えられる。結合剤が樹脂である本発明の具体化例に対しては、樹脂はほとんどまたは全く接着しないために、滑り抵抗性は実質的には機械的なインターロック作用によって与えられる。
好適な製造方法は、有機溶媒、結合剤、および充填剤粒子の混合物を含んで成るコーティング溶液をつくり、このコーティング溶液を可撓性の基板(または支持層)の上に被覆し、次いで蒸発により溶媒を除去する方法を含んで成っている。この方法は、結合剤を用いて実質的に被覆を行う他の製造方法に比べて充填剤が支持シートに良く結合するために好適である。他の方法としては、充填物を含むテクスチャー化された結合剤を支持シートに被覆するのに使うことができる。勿論、本発明に従い他の下敷き材および他の屋根用製品を用いることもできる。
本発明は滑らない皮膜に対する他の用途も含むものとする。本発明の滑らない層を合板および配向したストランドの板に被覆することができる。これらの被覆したデッキング材を用いると、特にこれらの材料が傾斜した屋根のデッキに使用される場合、滑り抵抗性が強化される。他の用途は滑らない可撓性をもった包装材料である。例えば本発明の滑らない層をプラスティックスの袋に被覆して積み重ねた製品が滑るのを防ぐことができる。
コーティング組成物は種々のタイプの混合機、例えば水平および垂直式のバッチ型の混合機を用い種々の方法でつくることができる。理想的には、中程度の強さをもったまたは高出力の混合機、例えば中程度の強さの水平式パドル型混合機、高速Cowels溶解機、ローター/ステーター(stator)型高速混合機、その他を使用する。インラインのローター/ステーター型混練り機(mill)、またはインラインの媒質混練り機は充填剤を結合剤のコーティングの中に効果的に分散させるのに特に有用である。感圧性接着剤を含んで成るコーティングに対しては、バッチ型の混合機の中に溶媒を装入し、撹拌機を始動させる。ゴム、可塑剤、および粘着賦与剤を含んで成る接着剤の成分を混合機の中に計量して加え、溶解するまで混合する。別法として、感圧性接着剤を高温で熔融して配合し、ブロックまたはチップの形にし、冷却してバッチ型の混合機の中で溶媒に加え、溶解するまで混合する。感圧性接着剤および充填剤を含んで成るコーティングに対しては、まず感圧性接着剤の溶液をつくり、次いで充填剤を加えてさらに混合することができる。別法として、充填剤および接着剤の成分をバッチ型の混合機の中で同時に加えることができる。すべての成分を一緒にした後、溶媒、結合剤、および充填剤の混合物をローター/ステーター型インライン混合機のようなインライン混合機または媒質混練り機を通して循
環させ、最適の混合を行うことができる。結合剤がゴムだけを含んで成っている場合、接着剤に対する上記の方法と類似した方法でゴムを加えることができる。
ブロッキング試験を行ったが、この試験は相対的な基準でブロッキングを理解するように企画された厳しい試験である。対照の膜、即ちポリオレフィン(PO)を被覆した不織布は容易にロールから引出して広げられる。ポリオレフィンを被覆したこの対照の膜は1.25ミル(0.032mm)の同時押出し層を両側に被覆された2オンス/平方ヤード(67.8g/m)のポリプロピレン不織布である。滑り抵抗性をもった層と接触している側では、同時押出し層は1.0ミル(0.0254mm)のPP/LDPE配合物の層および0.25ミル(0.006mm)のエチレンおよびアクリル酸メチルの共重合体の層を含んで成っている。薄い層が外側に面している。不織布の他の側の同時押出し層はPP/LDPE配合物の1ミルの層およびエチレン/プロピレン共重合体を含む0.25ミルの層を含んで成っている。薄い層が外側に面している。促進試験において対照の膜に比べ実験を行う膜のロールから引出して広げられる能力が同じ程度か、またはそれよりも容易である場合、実験を行う膜は通常の環境において対照の膜よりも容易に引出して広げられると考える。
促進試験では高圧および高温をかける。膜の2枚のシートの試験すべき面を他の面に接触させて他のシートの上に載せる。2枚の鋼板の間にシートを挟み込む。このアセンブリーを加熱されたプレスの中に入れ、75℃において250psiの圧力を16時間かける。次にInstronのような機械的性質の試験装置を用いシートを引き剥がすのに要する力を測定する。剥離速度は2インチ/分である。T−Peel試験の幾何学的配置を使用する。結果を下記の五つの表に示す。これらの表において「SIS」はスチレン/ブタジエン/スチレン・ブロック共重合体である。「PO」はポリオレフィンである。「PP」はポリプロピレンである。「HDPE」は高密度ポリエチレンである。「SEBS」はスチレン/エチレン/ブチレン/スチレン・ブロック共重合体である。「PSA」は感圧性接着剤を示す。
図11〜13において、ブロッキングの目安である剥離力を感圧性接着剤の被覆厚さに対してプロットする。SIS、アクリル類、およびSEBSの感圧性接着剤は次のような異なった膜に上に被覆することによって評価を行った:ポリオレフィンを被覆した不織布(上述);2オンス/平方ヤードのポリプロピレン織物繊維布を1ミル(0.0254mm)のポリプロピレン/エチレン酢酸ビニルに積層化した層、ここでエチレン酢酸ビニルの層は1ミルのポリプロピレン/ポリエチレン混合物と同時押出ししたフィルムに面している;1ミル(0.0254mm)のポリプロピレン/エチレン酢酸ビニルおよび3ミル(0.076mm)の商品名ValeronのHDPEフィルムに積層化された2オンス/平方ヤードのポリプロピレン織物繊維布を含んで成る膜、ここでエチレン酢酸ビニルの層は外側に面して1ミルのポリプロピレン/ポリエチレン混合物と同時押出しされている。
アクリルで被覆したHDPEフィルを除き、すべての感圧性接着剤を被覆したウエッブは対照に比べてブロッキングに対し低い抵抗性を示した(図11〜13)。
また、充填物を含むテクスチャー化されたアクリル感圧性接着剤で被覆された膜に対してもブロッキングを評価し、結果を図14に示す。充填された皮膜は325メッシュの炭酸カルシウムを75重量%含んで成っている。各膜上の容積は約0.93cm/ft(10.0cm/m)(重量=16g/平方ヤード)である。充填された感圧性接着剤で被覆したすべての膜は対照に比べブロッキングに対し低い抵抗性を示した。
充填物を含むテクスチャー化されたSEBS感圧性接着剤で被覆した膜に対してもブロッキングを評価した。充填剤は325メッシュの炭酸カルシウムである。被覆容積および膜のタイプの効果を評価した。被覆容積は約l〜15cm/ft(10.8 〜161cm)の間で変化した。二つの膜を評価した。一つは上記のようなポリオレフィンを被覆した不織布を含んで成っている。他の膜は上記のポリプロピレンの織物繊維布を含んで成っている。結果を図15に与える。ブロッキングの程度は被覆容積に比例することに注意されたい。約10cm/ft(108cm/m)以下の被覆容積に対しては、ブロッキングの程度は0.5pli(ポンド/直線インチ)より小さい剥離力を示している。
充填物を含むテクスチャー化されたSEBS感圧性接着剤で被覆した膜に対してもブロッキングを評価した。結果を図16に示す。ブロッキングに対する充填剤の容積%の効果および被覆容積の効果を評価した。充填剤は325メッシュの炭酸カルシウムであった。被覆容積が低く充填剤の容積%が高い下敷き材に対してブロッキングが最低であった。充填剤が27容積%であり、皮膜の容積が10.3cm/ftの下敷き材に対してはブロッキングがひどかった。
下記のような「歩行試験」で滑り抵抗性を測定した。試験すべき下敷き材の試料を合板のシートに機械的に取り付け、40°の試験角度で配置した。試験の前に試料に水を噴霧した。試験者(「歩行者」)は試料の上を歩き、試料の湿った状態の滑り抵抗性を「対照」と比較する。対照は上記の二つの側面をもつポリオレフィンで被覆したポリプロピレンの不織布であった。「歩行者」は対照の膜に比べ試料の膜の方が良好な、同程度の、または悪い滑り抵抗性のいずれを示すかを判定する。試験した種々の下敷き材に対する結果を表1に示す。試料1〜13は本発明の具体化例であり、これらはすべて対照の膜に比べ優れた湿潤時の滑り抵抗性を示す。表面活性剤を含んで成る水をベースにした結合剤は湿潤時の滑り抵抗性が悪いことに注目することも重要である。試料25〜27に対する試験結果を参照されたい。この場合滑らない層はすべてRohm and Haas社から市販されているアクリル系の乳化物である。「歩行」試験においてこれらの結合剤は支持シートの対する接着性が悪く、これが湿潤時の滑り抵抗性を悪くする原因となっている。表面活性剤も湿った表面上で水の表面張力を減少させ、それが湿潤時の滑り抵抗性を悪くする原因となっていると考えられる。
予備成形した感圧性接着テープを使用し、剥離接着試験において支持シートに対する滑らない皮膜の接着性を測定する。幅2インチの予備成形したテープ、「Preprufeョ Tape」を下敷き材の滑らない被覆処理を行った面に被覆する。この試料に対し1回1秒の速度で30ポンドのローラを用い4回ロール掛けする。接着性はロール掛けを行った15分後に、Instron機械試験機を用い毎分2インチのクロスヘッド速度でT−剥離接着試験で測定する。充填物を含むテクスチャー化された結合剤を被覆したポリプ
ロピレンの網状織物を具備した種々の下敷き材に対する結果を表2に示す。すべての下敷き材は、ギルソナイトを含んで成るものを除いて、充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る下敷き材に対する最低の接着性の要求に合格していることに注目されたい。また滑らない層の中にアクリルの乳化物を含んで成る3種の下敷き材も最低の接着性の要求に合格していることにも注目されたい。しかし、これらの下敷き材は実施例2に記載されたような低い滑り抵抗性を示す。何故なら、これらの結合剤は水をベースにしており、表面活性剤を含んで成っているからである。これらの結合剤の支持シートに対する湿潤時の接着性は低い。表面活性剤はまた湿った表面上で水の表面張力を減少させ、それが低い湿潤時の滑り抵抗性の原因となっていると考えられる。
充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る具体化例に対しては、走査電子顕微鏡SEMによりテクスチャー化を観測することができる。CaCOを充填したSEBS接着剤を含んで成る結合剤を被覆した織ったポリプロピレンの支持シートを具備した膜についてSEMの写真を記録した。充填剤の容積の割合は53〜27容積%の間で変化させた。それぞれ53%、38%および27%の充填剤を含んで成る滑らない皮膜に対する図7A、7Bおよび7Cを参照のこと。充填剤が27容積%まで低下した場合でもテクスチャー化が観測されることに注目されたい。
本発明の一具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 本発明の他の具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 本発明のさらに他の具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 本発明のさらに他の具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 本発明のさらに他の具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 本発明のさらに他の具体化例による屋根用下敷き材の模式図。 充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る本発明の滑らない表面を表面の上から見下ろした写真。 Meyer rod被覆機の模式図。 変形したMeyer rod被覆機の模式図。 グラビア被覆機の模式図。 ブロッキングの目安である接着値を、種々の膜の上のSIS感圧性接着剤に対する接着剤皮膜の厚さに対してプロットした図。 ブロッキングの目安である接着の値を、種々の膜の上のアクリル感圧性接着剤に対する接着剤皮膜の厚さに対してプロットした図。 ブロッキングの目安である接着の値を、種々の膜の上のSEBS感圧性接着剤に対する接着剤皮膜の厚さに対してプロットした図。 ブロッキングの目安である接着の値を、充填したアクリル感圧性接着剤に対する膜の種類に対してプロットした図。 ブロッキングの目安である接着の値を、種々の膜の上の充填したSEBS感圧性接着剤の被覆容積に対してプロットした図。 ブロッキングの目安である接着の値を、充填剤の種々の容積装入量における充填したSEBS感圧性接着剤の被覆容積に対してプロットした図。

Claims (40)

  1. 歩いて通行できる滑り抵抗性をもった可撓性の製品であって、該製品はロールの形で貯蔵され、表面に適用する前においてロールから引出して広げられるようにされ、該製品は屋根、床、またはパッケージに適用するのに適した可撓性の基板を具備し、該基板は該屋根、床、またはパッケージに接触するようにされた第1の主要面と、歩行者の通行に露出されるようにされた反対側の第2の主要面を有し、該第2の主要面は感圧性接着剤または充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成る滑らない皮膜を有していることを特徴とする製品。
  2. 該滑らない皮膜は厚さが5μm以下の感圧性接着剤を含んで成ることを特徴とする請求項1記載の製品。
  3. 該滑らない皮膜は充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成り、該充填物を含むテクスチャー化された結合剤は該結合剤で実質的に被覆された充填剤粒子を含んでいることを特徴とする請求項1記載の製品。
  4. 皮膜の選ばれた100cmの区域の内部の充填剤粒子の少なくとも98%が完全に結合剤により被覆されていることを特徴とする請求項3記載の製品。
  5. 屋根用の下敷き材の形をし、該下敷き材を屋根に適用する場合、滑らない皮膜はその上を足で歩けるような滑り抵抗性をもった表面を与えることを特徴とする請求項1記載の製品。
  6. 該可撓性の基板は織物繊維布、不織布、ポリオレフィンフィルム、スパンボンドポリプロピレンまたは織られたポリプロピレンを含んで成る少なくとも一つの支持層を具備していることを特徴とする請求項5記載の製品。
  7. 該滑らない皮膜は厚さ10μm以下の感圧性接着剤を含んで成ることを特徴とする請求項5記載の製品。
  8. 感圧性接着剤はスチレン−イソプレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、クロロプレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−α−オレフィン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、およびアクリルゴムら成る群から選ばれるゴムを含んで成っていることを特徴とする請求項7記載の製品。
  9. 滑らない皮膜は厚さが5μm以下であることを特徴とする請求項7記載の製品。
  10. 滑らない皮膜は剥離力が0.05〜0.5ポンド/直線インチ(pli)のブロッキング・レベルを示すことを特徴とする請求項7記載の製品。
  11. 滑らない皮膜は充填物を含むテクスチャー化された結合剤を含んで成っていることを特徴とする請求項5記載の製品。
  12. 該充填物を含むテクスチャー化された結合剤は結合剤で実質的に被覆された充填剤粒子を含んでいることを特徴とする請求項11記載の製品。
  13. 皮膜の選ばれた100cmの区域の内部の充填剤粒子の少なくとも98%が完全に結
    合剤により被覆されていることを特徴とする請求項12記載の製品。
  14. 該可撓性の基板は織物繊維布、不織布、ポリオレフィンフィルム、スパンボンドポリプロピレンまたは織られたポリプロピレンを含んで成る少なくとも一つの支持層を具備していることを特徴とする請求項11記載の製品。
  15. 該結合剤はスチレン−イソプレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、クロロプレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−α−オレフィン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、およびアクリルゴムら成る群から選ばれるゴムを含んで成っている感圧性接着剤であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  16. 結合剤はスチレン−イソプレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンのブロック共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、クロロプレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−α−オレフィン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリオレフィン、およびアクリルゴムから成る群から選ばれる非感圧性のゴムであることを特徴とする請求項12記載の製品。
  17. 結合剤は炭化水素樹脂、C−5炭化水素樹脂、C−9炭化水素樹脂、(C−5)炭化水素樹脂、ロジン酸、ロジンエステル、テルペン樹脂、クマロン・インデン樹脂、フェノール・フォルムアルデヒド樹脂、尿素フォルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、およびビチューメンから成る群から選ばれる樹脂であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  18. 充填物を含むテクスチャー化された結合剤は該充填物を含むテクスチャー化された結合剤の少なくとも約25%容積の量の充填剤粒子を含んで成ることを特徴とする請求項12記載の製品。
  19. 充填物を含むテクスチャー化された結合剤は該充填物を含むテクスチャー化された結合剤の少なくとも約45容積%の量の充填剤粒子を含んで成ることを特徴とする請求項12記載の製品。
  20. 該充填剤粒子は約50μm未満の平均粒径をもっていることを特徴とする請求項12記載の製品。
  21. 該充填剤粒子は約25μm未満の平均粒径をもっていることを特徴とする請求項12記載の製品。
  22. 該充填剤粒子は約0.1〜約20μmの平均粒径をもっていることを特徴とする請求項12記載の製品。
  23. 滑らない皮膜の容積は約10cm/ft(107.6cm/m)未満であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  24. 滑らない皮膜の容積は約5cm/ft(53.8cm/m)未満であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  25. 滑らない皮膜の容積は約2cm/ft(21.5cm/m)未満であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  26. 充填剤粒子は無機性または有機性であることを特徴とする請求項12記載の製品。
  27. 充填剤粒子は水和し得ることを特徴とする請求項12記載の製品。
  28. 可撓性の基板は交叉積層化した高密度ポリエチレン・フィルムを含んで成る支持層を含んでいることを特徴とする請求項5記載の製品。
  29. 可撓性の基板は一つまたはそれ以上の重合体層、および一つまたはそれ以上の繊維布層を含んで成ることを特徴とする請求項5記載の製品。
  30. 該第1の主要面は該下敷き材を屋根に接着するようにされている感圧性接着剤を含んでいることを特徴とする請求項5記載の製品。
  31. 該第1の主要面の上にある感圧性接着剤はゴムおよびビチューメンを含んで成っていることを特徴とする請求項30記載の製品。
  32. 可撓性の基板は有機性または無機性の屋根用フェルトを含んで成ることを特徴とする請求項1記載の製品。
  33. 請求項1記載の滑り抵抗性をもつ可撓性の製品が取り付けられた基板を具備していることを特徴とする製作物。
  34. 屋根の防水を行う方法において、該方法は
    感圧性接着剤の層または充填物を含むテクスチャー化された結合剤の層を含んで成る滑り抵抗性をもった可撓性の基板を具備した屋根用の下敷き材のロールを用意し;
    該下敷き材のロールを引出して広げ、該滑り抵抗性をもった皮膜が、徒歩による通行に露出するように該下敷き材を屋根に適用する段階を含んで成ることを特徴とする方法。
  35. 機械的な留め具により該下敷き材を該屋根に適用することを特徴とする請求項34記載の方法。
  36. 該下敷き材を該屋根に接着剤により接着することにより該下敷き材を該屋根に適用することを特徴とする請求項34記載の方法。
  37. 請求項1記載の滑り抵抗性をもった可撓性の製品の内部に包装された製作物を含んで成る製品。
  38. 歩いて通行できる滑り抵抗性をもった可撓性の製品を製造する方法において、該方法は
    屋根、床またはパッケージに適用するのに適した可撓性の基板であって、該屋根、床またはパッケージと接触するようになっている主要面、および徒歩による通行に露出される反対側の第2の主要面をもった基板を用意し;
    結合剤、充填剤粒子、および該結合剤に対する溶媒を含んで成る滑らない皮膜で該第2の主要面を被覆し;
    該滑らない皮膜から溶媒を除去し、ここで、充填剤粒子が実質的に結合剤によって被覆されるようにする段階を含んで成ることを特徴とする方法。
  39. 該皮膜の選ばれた100cmの区域の内部の充填剤粒子の少なくとも98%が完全に
    結合剤により被覆されていることを特徴とする請求項38記載の方法。
  40. 滑らない皮膜の容積は約2cm/ft(21.5cm/m)未満であることを特徴とする請求項39記載の方法。
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