JP2009504068A - 多重スクリーンを提供する装置及びその多重スクリーンの動的構成方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、多重スクリーンを提供する装置及びその多重スクリーンを動的に構成する方法に係り、該多重スクリーン提供装置は、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信して関連したサービスを復元するデジタル信号処理モジュールと、復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するサービス処理モジュール及び生成された複数の論理スクリーンを出力スクリーン内に位置を異ならせて配置する出力モジュールと、を備え、論理スクリーンは出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ。
Description
本発明による装置及び方法は多重スクリーンの構成に係り、より詳細には、物理的なディスプレイ画面に複数のコンテンツを提供する複数のスクリーンの動的構成に関する。
関連技術のデジタルTVまたはデジタルセットトップボックスのような放送受信装置では、一つの物理的なディスプレイ画面に一つのコンテンツのみ示すか、または一つの物理的なディスプレイ画面で主画面と副画面の2つの画面を同時に示す場合が一般的である。
この時、主画面と副画面とを同時に示す場合であっても、送受信装置で既に定められたいくつかの方式のみで二つの画面を配置できるだけである。そして、主画面に示されるコンテンツの場合にのみ、コンテンツを構成するあらゆる要素(ビデオ、オーディオ、データまたはこれらの組み合わせ)が再生され、副画面を通じては、コンテンツを構成する一部要素のみ制限的に再生される。
また、コンテンツを提供するソースとして、衛星放送、地上波放送、ケーブル放送のような放送サービス以外にも、DVD(Digital Versatile Disc)のような記録媒体または外部入力端子と連結された外部機器などがあるが、このように多様なソースから提供されるコンテンツをどのようにディスプレイ画面に示すかについても制限的に固定されている。
一方、MHP(Multimedia Home Platform)、ACAP(Advanced Common Application Platform)、OCAP(Open Cable Application Platform)のようなインタラクティブTVに対するアプリケーションプログラム環境では、一般的に物理的なディスプレイ画面を通じて出力されるスクリーンは一つであると仮定する。
例えば、インタラクティブTVに対するアプリケーションプログラム環境では、HAVi(Home Audio/Video Interoperability)規格によるユーザーインターフェース(User Interface;UI)の構造を採用しているが、HAVi
UI標準でスクリーンの数を制限しないが、実際の使用では、ディスプレイ画面を通じて出力されるスクリーンは一つであると仮定することが普通である。
UI標準でスクリーンの数を制限しないが、実際の使用では、ディスプレイ画面を通じて出力されるスクリーンは一つであると仮定することが普通である。
このような環境では、複数のコンテンツを複数の独立的なスクリーンを通じて示すと同時に、それぞれのスクリーンに表現されたコンテンツに対して、デコーディング、デジタル信号処理、ユーザーインタラクション処理などを行うか、動的にアプリケーションプログラムのライフサイクルとリソース使用をそれぞれのスクリーン別に制御し難い。
したがって、多様なコンテンツを多様な方式でディスプレイ画面に構成して提供できる方法が必要になった。
本発明は、物理的なディスプレイ画面に複数のコンテンツを提供する複数のスクリーンを動的に構成することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の実施形態によって多重スクリーンを提供する装置は、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信し、前記ビデオ情報、前記オーディオ情報または前記データ情報に基づいてサービスを復元するデジタル信号処理モジュールと、前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、前記生成された複数の論理スクリーンを、出力スクリーン内に位置を異ならしてマッピングする出力モジュールと、を備え、前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を含む。
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態によって多重スクリーンを提供する装置は、サービスが表現される論理スクリーンを生成し、前記生成された論理スクリーンを前記サービスと関連させて、前記生成された論理スクリーンが表現される出力スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、前記出力スクリーン内の所定領域に前記生成された論理スクリーンをマッピングする出力モジュールと、を備え、前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ。
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態によって多重スクリーンを提供する装置は、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信してサービスを復元するデジタル信号処理モジュールと、前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、前記生成された論理スクリーンを出力スクリーン内の所定の領域にマッピングする出力モジュールと、を備え、前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ。
前記目的を達成するために、本発明の実施形態によって多重スクリーンを動的に構成する方法は、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信してサービスを復元するステップと、前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するステップと、前記生成された複数の論理スクリーンを出力スクリーン内に位置を異ならせてマッピングするステップと、を含み、前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ。
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態によって多重スクリーンを動的に構成する方法は、サービスが表現される論理スクリーン及び複数の論理スクリーンが表現される出力スクリーンを生成するステップと、前記生成された出力スクリーン内の所定領域に前記生成された論理スクリーンをマッピングするステップと、を含み、前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ。
本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すれば明確になる。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現され、但し、本実施形態は本発明の開示を完全にし、当業者に本発明の範ちゅうを完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範ちゅうにより定義されるだけである。
以下、本発明の実施形態による多重スクリーンを提供する装置及びその多重スクリーンを動的に構成する方法を説明するためのブロック図または処理フローチャートについての図面を参考にして本発明について説明する。この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャートの組み合わせとは、コンピュータプログラムインストラクションにより行われることを理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備のプロセッサーに搭載されうるので、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備のプロセッサーを通じて行われるそのインストラクションが、フローチャートのブロックで説明された機能を行う手段を生成する。これらコンピュータプログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されることも可能であるので、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートのブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を備える製造品目を生産することもできる。コンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備上に搭載されることも可能であるので、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備上で一連の動作ステップが行われて、コンピュータで行われるプロセスを生成して、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセシング装備を行うインストラクションは、フローチャートのブロックで説明された機能を行うためのステップを提供することもできる。
また、各ブロックは、特定された論理的機能を行うための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を表すことができる。また、いくつかの代替実行例では、ブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であるということに注目せねばならない。例えば、続けて図示されている二つのブロックは、実質的に同時に行われてもよく、またはそのブロックが時々該当する機能によって逆順に行われてもよい。
一方、本発明についての説明を容易にするために本発明と関連した基本的な概念を定義する。
‘サービス’は、一つのまとまりで表現されるマルチメディアコンテンツであり、複数のサービスコンポーネントが一つのサービスをなす。
‘サービスコンポーネント’は、サービスを構成する一部分であり、ビデオコンポーネント、オーディオコンポーネント、データコンポーネントなどを含む。この時、データコンポーネントは、サービス内に存在するアプリケーションプログラムを示す。
‘サービスコンテキスト’は、サービスの実行にかかる各種リソース、デバイス、実行状態情報などを含んでおり、サービスの実行を制御できる客体を表す。
‘ディスプレイ画面’は、サービスの内容が実際に表現される物理的な装置、サービスの内容が出力される外部出力ポートまたはサービスが保存される保存装置を意味する。
‘出力スクリーン’は、ディスプレイ画面に実際に出力されるスクリーンであり、任意のサービスが出力スクリーンに直接設定されてディスプレイ画面を通じて表現されるか、出力スクリーンの一定の領域にマッピングされた少なくとも一つ以上の論理スクリーンがディスプレイ画面を通じて出力される。
‘論理スクリーン’は任意のサービスが表現される空間であり、出力スクリーンにマッピングされる前にはメモリ上に仮想的にのみ存在し、実際ディスプレイ画面には表現されない。
また、論理スクリーンと出力スクリーンとは、バックグラウンドスチルイメージ、ビデオラスター、そして、グラフィックラスターの組み合わせで構成されうるが、ここで、グラフィックラスターは、テキスト、線、カラー、そしてイメージが合成されるか、ビデオフレームが混合されて提供されうる。
‘メインサービス’は、ユーザーがディスプレイ画面に示されるメニューまたはリモコンを通じて選択するか、アプリケーションがAPI(アプリケーション プログラム インターフェース)を通じて主サービスとして選択したサービスを意味し、メインサービスが表現されるスクリーンを‘メインスクリーン’という。
‘PiP(Picture−in−Picture)サービス’は、ユーザーがディスプレイ画面に現れるメニューまたはリモコンを通じて選択するか、アプリケーションがAPIを通じてメインスクリーン内で副サービスとして選択したサービスを意味し、PiPサービスは、‘PiPスクリーン’またはメインスクリーンを通じて表現されうる。
‘PiPスクリーン’は、図1Aないし図1Dに示したように、他のスクリーン内の一部領域を占めるスクリーンと、図1E及び図1Fに示したように、他のスクリーンと重ならない領域に同時に示されるスクリーンとを含み、また図1G及び図1Hに示したように、ディスプレイ画面上の任意の位置及び領域で他のスクリーンと重なって表現されるスクリーンを含む概念で理解されうる。
図2は、本発明の一実施形態による論理スクリーンと出力スクリーンとの関係を示す例示図である。図2を参照するに、サービスは、論理スクリーン210、212、214を通じて表現され、このような論理スクリーンは、所定のマッピングブロック230により出力スクリーン220、222、224にマッピングされて表現されうる。
この時、220で参照される出力スクリーンは、210と212とで参照される論理スクリーンがマッピングされて表現されており、222で参照される出力スクリーンは、212と214とで参照される論理スクリーンがマッピングされて表現されており、224で参照される出力スクリーンは、210、212及び214で参照される論理スクリーンがマッピングされて表現されている。
このように、サービスが表現される少なくとも1つ以上の論理スクリーンは、マッピングブロック230により出力スクリーンの任意の領域にマッピングされうる。
一方、マッピングブロック230は、論理スクリーン及び出力スクリーンをマッピングさせる多様な情報の集合体として理解されうる。このような情報の例として、論理スクリーンが出力スクリーンにマッピングされる領域の座標情報、論理スクリーン及び出力スクリーンを区別する識別情報、出力スクリーンに複数の論理スクリーンが表現される順序についての情報などを含むことができる。また、マッピングブロック230は、各種コンピュータプログラム言語で作成されて行われるインターフェース、関数などで具現され、上のような情報をパラメータとして、論理スクリーンと出力スクリーンとの関係を生成または変更できる。
また、マッピングブロック230は、論理スクリーンと出力スクリーンとの間にマッピング機能を行うようにハードウェアで具現されてもよい。
出力スクリーンには多様なソースから提供されるサービスが表現されて、ディスプレイ画面を通じて出力されうるが、図3でこれを示している。
一般的にサービスを提供するソースとして、地上波放送320、ケーブル放送330のような放送サービスを提供するソースがあり、PVR(パーソナルビデオレコーダ)340のように所定の記録媒体に保存されたサービスを提供するソースもある。また、図3には示していないが、有線または無線ネットワークを通じてサービスを提供するソースもこれに含まれうる。
この時、放送受信装置310は、このようなソースからサービスを受信し、それぞれのサービスを表現する論理スクリーンを生成する。
次いで、既定の方式、ユーザーまたはアプリケーションにより設定された方式によって、任意のサービスが出力スクリーンに直接設定されてディスプレイ画面を通じて表現されるか、出力スクリーンの一定の領域にマッピングされた少なくとも一つ以上の論理スクリーンがディスプレイ画面350を通じて出力される。図3では、地上波放送320、ケーブル放送330、そしてPVR
340により提供されるサービスがディスプレイ画面350を通じて表現されることを示している。
340により提供されるサービスがディスプレイ画面350を通じて表現されることを示している。
図3では、サービスを提供するソースの例として、地上波放送320、ケーブル放送330、PVR340を図示しているが、サービスを提供するソースはこれに限定されず、一つのまとまりで表現されるマルチメディアコンテンツを提供するならば、本発明でのソースに含まれうる。
一方、本発明でのサービスには抽象サービスと非抽象サービスとがあるが、これを図4A及び図4Bでそれぞれ図示している。
抽象サービスは、放送信号からリアルタイムで伝えられるサービスではなく、放送チャンネルに対して独立したサービスであり、サービスコンポーネントのうち、ビデオコンポーネント、オーディオコンポーネントなしに、データコンポーネント、すなわち、アプリケーションプログラムのみで形成されたサービスが抽象サービスに該当する。例えば、OCAP(Open Cable Application Platform)規格でアンバウンドアプリケーションで形成されたサービスがこれに属する。
非抽象サービスは、抽象サービスを除外した残りのサービスと理解されうる。
本発明では、抽象サービスと非抽象サービスそれぞれに対して独立性を付与できる。例えば、抽象サービスは、論理スクリーンを経ずに直接出力スクリーンに設定され、非抽象サービスは、論理スクリーンに表現されて抽象サービスが設定された出力スクリーンにマッピングされうる。次いで、前記出力スクリーンがディスプレイ画面を通じて出力されうるが、これにより、一つの出力スクリーンで抽象サービスと非抽象サービスとが独立的に表現されうる。また、抽象サービスと非抽象サービスいずれも、それぞれ別途の論理スクリーンにマッピングされた後、それぞれの論理スクリーンが一つの出力スクリーンにマッピングされてもよい。すなわち、抽象サービスと非抽象サービスとは、それぞれ独立した形態として出力スクリーンに表現されうる。
一方、本発明での論理スクリーンと出力スクリーンとは、それぞれ別途の客体として定義されてもよいが、‘スクリーン’という一つの客体が持つ属性情報によって、‘スクリーン’が論理スクリーンとして機能するか、または、出力スクリーンとして機能する。
すなわち、スクリーン客体に関する属性情報のうち、タイプ情報を通じてスクリーンが論理スクリーンであるか、出力スクリーンであるかが分かる。
このようなスクリーン客体の属性情報として、‘Type’、‘z−Order’、‘Display_Area’、‘Visibility’、‘Associated_Display_Screen’、‘Associated_Service_Contexts’、‘OutputPort’のような属性情報がある。
図5は、スクリーン客体の属性情報と、このような属性情報を処理するインターフェースの種類とを示している。
‘Type’属性510は、スクリーンが論理スクリーンであるか、出力スクリーンであるかを表す属性情報である。
‘z−Order’属性520は、論理スクリーンが出力スクリーン上で表現される時、z軸上での順序を決定するためのものであり、図6では、論理スクリーンが出力スクリーン上でz−order属性によってどのように示されるかを例示している。
図6で、出力スクリーン610上には、第1論理スクリーン620と第2論理スクリーン630とが一定の領域にマッピングされて表現されている。この時、第1論理スクリーン620が出力スクリーン上で表現され、その上に第2論理スクリーン630が表現されている。すなわち、z軸方向に出力スクリーン610、第1論理スクリーン620、そして第2論理スクリーン630の順序に表現されているが、このような場合に、第1論理スクリーン620のz−order属性値が1に、第2論理スクリーン620のz−order属性値が2に設定されうる。この時、z−order属性値は、出力スクリーンのz軸上で論理スクリーンが表現される順序を示す情報ならば、いかなる数字または文字形態でも可能である。
‘Display_Area’属性530は、論理スクリーンが出力スクリーンにマッピングされて出力される出力スクリーンの領域についての情報を意味するが、図7A及び図7Bでこれを例示している。
図7Aは、論理スクリーン710が出力スクリーン720の全体領域にマッピングされて出力されることを示しており、図7Bは、論理スクリーン730が出力スクリーン740の一部領域にマッピングされて出力されることを示している。
この時、‘Display_Area’属性を表す情報は、出力スクリーン上の2次元座標情報であるか、出力スクリーン上の特定位置及び前記特定位置からのオフセット値で表現できる。
‘Visibility’属性540は、論理スクリーンが出力スクリーン上に示されるかどうかを決定する属性であり、この属性値を変更することによって、論理スクリーンを物理的なディスプレイ画面に示すか、またはなくすことができる。
‘Associated_Display_Screen’属性550は、該当論理スクリーンと連結された出力スクリーンの識別情報を表す。出力スクリーンに連結されていない論理スクリーンはディスプレイ画面に示されないか、または、他の外部出力に送られない。
‘Associated_Service_Contexts’属性560は、論理スクリーンまたは出力スクリーン自身に連結されたサービスコンテキストについての情報を表すが、サービスコンテキストに設定されたサービスが論理スクリーンまたは出力スクリーンに表現される。
‘OutputPort’属性570は、出力スクリーンが出力される対象についての情報を表すが、出力スクリーンが出力される対象として、ディスプレイ画面、有/無線通信媒体、各種記録媒体などを含むことができる。
一方、図5に示した属性情報についての値を調べるか、変更するためのインターフェースが提供されうるが、ここでは、図5に示したように、属性情報の値を設定するか、論理スクリーンを出力スクリーンと連結するための‘set’インターフェース、属性情報の値を追加するか、または論理スクリーンをサービスと連結するための‘add’インターフェース、属性情報の値を調べるための‘get’インターフェース、属性情報の値を削除するための‘remove’インターフェースなどがある。このようなインターフェースは、それぞれの機能を行うプロセス、関数、プロシージャ、メソッドなどと理解されうる。
例えば、‘setVisible(boolean visible)’メソッドは、現在の論理スクリーンを示すか、または隠す機能を行う。すなわち、‘setVisible(boolean visible)’メソッドは、‘Visibility’属性を設定するインターフェースとして理解されうる。この時、パラメータ‘visible’は、現在の論理スクリーンと関連した出力スクリーン上で現在の論理スクリーンを示すか、または隠すかを示す属性情報を表し、そのデータタイプはブーリアン値(Boolean visible)であることが望ましい。
また、‘setVisible(boolean visible)’メソッドが行われる時、現在のスクリーンが論理スクリーンではないか、多重スクリーンを提供する装置のプラットホームがハードウェアまたはソフトウェアの特性上、現在スクリーンの‘visibility’属性が変更され得ない場合には、例外処理(exception handling)が行われる。
一方、‘setVisible(boolean visible)’メソッドに対応して、‘getVisible(void)’メソッドは、現在スクリーンの‘visibility’属性情報を獲得するインターフェースとして理解されうる。‘getVisible(void)’メソッドを通じて論理スクリーンを出力スクリーン上に示すかどうかが決定できるが、出力スクリーンの場合には、示し続けることが望ましく、論理スクリーンの場合には示してもよく、隠してもよい。‘getVisible(void)’メソッドの返還値は、ブーリアンタイプであることが望ましい。
前記のような‘setVisible(boolean visible)’メソッドと‘getVisible(void)’メソッドとが活用される状況には、任意のサービスは論理スクリーンを通じて、ユーザーの選択によってディスプレイ画面上に示されるか、または隠される。
また、ユーザーが周期的に任意のサービスを提供されようとする場合、例えば、第1論理スクリーンを通じて地上波放送サービスが提供され、第2論理スクリーンを通じて株式情報に関するデータ放送サービスが提供される場合を仮定すれば、第2論理スクリーンの‘Visibility’属性情報が周期的に変更されることによって、ユーザーは地上波放送サービスを提供されつつ、一定の時間間隔毎に株式情報を提供されうる。
他の例として、‘getDisplayScreen(void)’メソッドは、現在スクリーンと関連した出力スクリーンを返還する機能を行う。例えば、現在スクリーンが論理スクリーンである場合には、関連した出力スクリーンが返還され、現在スクリーンが出力スクリーンである場合には、現在スクリーンについての参照情報が返還され、現在スクリーンが論理スクリーンであるものの、関連した出力スクリーンが存在しない場合には‘NULL’が返還される。
さらに他の例として、‘public void setDisplayArea(HScreenRectangle rect)throws SecurityException,IllegalStateException’メソッドは、現在の論理スクリーンを関連した出力スクリーンの所定の領域にマッピングさせる機能を提供する。パラメータとして提供されるインスタンスは、‘org.havi.ui’パッケージの‘HScreenRectangle’クラスタイプであり、2次元位置情報を持つ。そして、前記‘setOutputScreen(HScreenscreen)’メソッドに対する例外処理として、‘SecurityException’例外と‘IllegalStateException’例外とが行われうる。‘IllegalStateException’例外は、現在のスクリーンが論理スクリーンでないか、ハードウェアまたはソフトウェアプラットホームの特性上、現在の論理スクリーンと関連した出力スクリーンの領域が変更されない場合に行われる。
さらに他の例として、‘getOutputArea(void)’メソッドは、現在スクリーンの領域についての情報を‘HScreenRectangle’クラスの形態に返還する。もし、現在のスクリーンが出力スクリーンである場合には、‘HScreenRectangle(0,0,1,1)’と同じ値を持つ‘HScreenRectangle’情報を返還し、現在のスクリーンが論理スクリーンである場合には、関連した出力スクリーンで前記論理スクリーンが占める領域についての情報が返還される。そして、現在のスクリーンが論理スクリーンであるものの、関連した出力スクリーンが存在しない場合には‘NULL’値が返還される。
前述したそれぞれのインターフェース名称は、それぞれの機能を表すための名称に過ぎず、その名称に限定されるものではなくその機能として理解されねばならない。
図8は、二つのサービスが二つの論理スクリーンにそれぞれ設定され、一つの出力スクリーンにマッピングされて出力される過程を示す例示図である。図8を参照するに、第1サービスは、ビデオ/オーディオ/データの3種のサービスコンポーネントがいずれも存在するサービスであり、第2サービスは、ビデオコンポーネントとオーディオコンポーネントのみ存在する場合を例としたものである。もちろん、本発明ではサービスコンポーネントに対する制約事項がなく、図8の場合は、一つの可能な例を示したものである。
図8から分かるように、第1サービス及び第2サービスが従来の方式と類似した形態でディスプレイ画面に示されるが、本発明による場合、マッピングを通じてディスプレイ画面上に数の制限なしに複数のサービスを多様な位置に独立的に表現できる。
図9は、本発明の一実施形態による多重スクリーンを提供する装置の構成を示すブロック図である。図9を参照するに、本発明による多重スクリーン提供装置900は、デジタル信号処理モジュール940、サービス処理モジュール950、出力モジュール960、そしてユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を備える。
この時、サービスを提供するソースとして、放送信号受信モジュール910、記録媒体920または外部入力モジュール930を備えることができ、サービスが出力される媒体として、ディスプレイ画面970、記録媒体980または外部出力モジュール990を備えることができる。
この時、本実施形態で使われる‘モジュール’という用語は、ソフトウェアまたはFPGAまたはASICのようなハードウェア構成要素を意味し、モジュールは所定の役割を行う。しかし、モジュールはソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。モジュールは、アドレッシングできる記録媒体にあるように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサーを再生させるように構成されてもよい。したがって、一例としてモジュールは、ソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素及びモジュール内で提供される機能はさらに少数の構成要素及びモジュールに結合されるか、追加的な構成要素及びモジュールにさらに分離されうる。それだけでなく、構成要素及びモジュールはデバイスまたは保安マルチメディアカード内の一つまたはそれ以上のCPUを再生させるように具現されることもある。
デジタル信号処理モジュール940は、放送信号受信モジュール910、記録媒体920、または外部入力モジュール930からマルチメディアコンテンツのようなサービスを構成する多様な構成情報、例えば、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報などを受信する。
この時、放送信号受信モジュール910は、衛星、地上波またはケーブル放送信号を受信して伝達するモジュールであり、記録媒体920は、サービスを構成するビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報などが保存された機器を示し、外部入力モジュール930は、ネットワークインターフェースモジュールのように、ネットワークに連結された他の機器からサービスを構成するビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報などを受信して伝達するモジュールとして理解されうる。
デジタル信号処理モジュール940は、受信されたサービスコンポーネントを利用してサービスを復元するが、この時、複数のサービスを復元できる。この時、前記復元されたサービスは、抽象サービスまたは非抽象サービスを含む。
また、ここで、‘複数のサービス’とは、例えば、放送信号受信モジュール910から伝えられる2つ以上のサービスを意味することもあり、放送信号受信モジュール910と記録媒体920それぞれから伝えられる2つ以上のサービスを意味することもある。
デジタル信号処理モジュール940で復元されるサービスは、ユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を通じたユーザーまたはアプリケーションの選択によって復元されてもよい。この時、ユーザーまたはアプリケーションはどのサービスをいかなるスクリーンに連結するかを選択できる。
サービス処理モジュール950は、デジタル信号処理モジュール940により復元されたサービスを表現するための複数の論理スクリーン及び出力スクリーンを生成する。
出力モジュール960は、出力スクリーン上の所定の領域に、サービス処理モジュール950により生成された論理スクリーンをマッピングして出力する。この時、出力スクリーン上へのマッピングは既に設定されるか、またはユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を通じてユーザーにより設定されうる。
また、デジタル信号処理モジュール940により復元されたサービスは、サービス処理モジュール950で論理スクリーンと連結されず、出力スクリーンと直接連結されて出力モジュール960により出力されうる。
出力モジュール960により出力スクリーンは、物理的なディスプレイ画面970を通じて出力されるか、記録媒体980に記録されうる。ここで、記録媒体980は、コンピュータにより判読でき、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD、DVD−ROM、BD(Blu−ray Disc)及び半導体メモリを含む。
また、外部出力モジュール990を通じてネットワークに連結された他の機器に伝えられてもよい。
このために、出力モジュール960は、出力スクリーンが提供される複数の出力ポートを備えることができるが、このような場合に、既に設定された基本出力ポートまたはユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を通じて、指定された出力ポートを通じて出力スクリーンが提供されうる。
ユーザーまたはアプリケーションは、ユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を通じて、所望のサービスを選択または復元できる。また、ユーザーまたはアプリケーションは、ユーザー/アプリケーションインターフェースモジュール965を通じて、複数の出力スクリーンのうち、任意の出力スクリーンを選択してもよい。
図9に示した各モジュールは、それぞれの機能によって分離されて図示されているので、実際の具現に当たっては、それぞれ他のモジュールとの結合も可能である。
図10は、本発明の一実施形態によって多重スクリーンを動的に構成する方法を示すフローチャートである。
一般的にマルチメディアコンテンツを構成するビデオ情報、オーディオ情報、データ情報などは、例えば、MPEGストリームのような所定のフォーマットによって伝えられる。したがって、マルチメディアコンテンツのようなサービスを行う装置は、前記のような情報を受信して該当するサービスを復元する(S1010)。この時、復元されるサービスは、ユーザーまたはアプリケーションにより選択されるか、あらかじめ設定されうる。ユーザーがディスプレイ画面に示されるメニューやリモコンを利用して、または、アプリケーションがAPIを利用してどのサービスをいかなるスクリーンに連結するかを選択できる。
一方、データ情報はサービス内に存在するアプリケーションプログラムに関するアプリケーション情報を含み、このようなアプリケーション情報は、アプリケーションプログラムがPiPスクリーンで行われうるかどうかを表すシグナル情報を含む。アプリケーション情報の例として、MHP規格によるAIT(アプリケーションインフォメーションテーブル)やOCAP規格によるXAIT(eXtended Application InformationTable)などがあり、このようなアプリケーション情報に前記シグナル情報を追加できる。
次いで、前記復元されたサービスを本発明による論理スクリーンで表現されるように設定し(S1020)、前記論理スクリーンを本発明による出力スクリーンにマッピングした後(S1030)、ディスプレイ画面、記録媒体またはネットワークを通じて前記出力スクリーンが提供される(S1040)。
一方、図10では、復元されたサービスが論理スクリーンを経て出力スクリーンを通じて提供されると表現されているが、論理スクリーンを経ずに直接出力スクリーンを通じて提供されてもよい。
また、ユーザーがPiPサービスを選択する場合には、2つのモードとしてPiPサービスが表現されうるが、第1モードでは、PiPサービスのための別途の論理スクリーン、例えば、PiPスクリーンが生成されず、メインスクリーンで選択されたPiPサービスのビデオコンポーネントのみ表現され、第2モードでは、PiPサービスのための別途の論理スクリーンが生成されて、生成されたPiPスクリーン内で選択されたPiPサービスが表現される。
一方、図10では、説明の便宜上、一つのサービスが出力スクリーンにマッピングされる過程を説明しているが、スクリーン属性情報を利用して、複数のサービスが複数の論理スクリーンを通じて、または直接的に一つの出力スクリーン内の任意の領域にマッピングされうる。
したがって、出力スクリーンがディスプレイ画面を通じて提供される場合には、ユーザーまたはアプリケーションは複数のサービスを行える。
図11は、本発明の実施によって多重スクリーンを提供するためのソフトウェアアーキテクチャーを示す例示図である。図11を参照するに、本発明によるソフトウェアアーキテクチャー1100は、デバイスドライバレイヤー1110、APIレイヤー1120、そしてアプリケーションレイヤー(ApplicationLayer)1130を備える。
デバイスドライバレイヤー1110は、マルチメディアコンテンツを提供する多様なソースからサービスを構成するサービスコンポーネントを受信してデコーディングする。この時、サービスコンポーネントの例として、ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報などを含む。
APIレイヤー1120は、論理スクリーン及び出力スクリーンを生成し、サービス、論理スクリーン、出力スクリーン間のマッピングを行う。
アプリケーションレイヤー1130は、サービスが表現される論理スクリーンをユーザーが動的に構成可能にするユーザーインターフェースを提供するか、ユーザーの命令をAPIレイヤー1120に伝達して該当命令による動作を行わせることができる。
一方、ユーザーは、アプリケーションレイヤー1130を通じて、デバイスドライバレイヤー1110をして出力スクリーンを物理的なディスプレイ画面を通じて出力させるか、記録媒体に記録させることができる。また、デバイスドライバレイヤー1110により、出力スクリーンをネットワークを通じて他の機器に伝送することもできる。
このために、デバイスドライバレイヤー1110は、前記出力スクリーンを提供する複数の出力ポートを備えることもできるが、複数の出力ポートはAPIレイヤー1120に存在してもよい。
一方、複数の論理スクリーンを出力スクリーン上に動的に構成するために、APIレイヤー1120は、複数のソフトウェアモジュールを備えることができるが、ここでは、‘MultiScreenManager’モジュール、‘MultiScreenContext’モジュール、‘MultiScreenContextListener’モジュール、そして‘MultiScreenContextEvent’モジュールを例として説明し、このようなモジュールの関係を図12に示している。
‘MultiScreenManager’モジュール1210は、‘MultiScreenContext’モジュールを管理しつつ、所望のスクリーンを探すか、スクリーン間のデバイス共有情報を知らせるか、‘MultiScreenContextListener’モジュール1250の登録または解除を担当する役割を行う。
‘MultiScreenContext’モジュール1230は、スクリーン客体1220と関連するインターフェース客体であり、‘MultiScreenContext’モジュール1230のインターフェース動作によって、スクリーン客体の類型が論理スクリーンと出力スクリーンとに決定され、図5に示した多様な属性情報が設定されうる。前述した‘set’、‘add’、‘get’、‘remove’インターフェースは、‘MultiScreenContext’モジュール1230により提供されうる。
‘MultiScreenContextEvent’モジュール1240は、‘MultiScreenContext’インターフェース客体1230によってスクリーン客体1220の属性情報が変わった場合、これを知らせるためのイベントクラスであり、‘MultiScreenContextListener’モジュール1250は、‘MultiScreenContextEvent’モジュール1240によるイベントを受信しようとする所定のアプリケーションクラスに具現されうるリスナーインターフェース客体である。
一方、アプリケーション1260は、アプリケーションレイヤー1130で動作するモジュールであり、ユーザーをして所望のサービスを選択させ、出力スクリーンに複数の論理スクリーンを所望の形態によって自由に配置させる。
したがって、アプリケーション1260は、ユーザーが論理スクリーンを動的に配置し、これを管理することに関する命令をMultiScreenManagerモジュール1210に伝達すれば、MultiScreenManagerモジュール1210は、MultiScreenContextモジュール1230を通じて前記命令に対応する動作を行わせる。
一方、MultiScreenContextモジュール1230は、スクリーン客体1220と関連して、図5に示したスクリーン客体1220の属性情報を管理でき、このような管理のために多様な関数またはメソッドを含むことができる。
一方、MultiScreenManagerモジュール1210は、デバイスドライバレイヤー1110から多様なソースから提供されたサービスコンポーネントを受信して、論理スクリーンまたは出力スクリーンで表現されるように動作することもできる。もちろん、かかる機能は別途のモジュール(図示せず)を通じて行われてもよい。
図13は、図12に示した各モジュールによって複数のサービスを、論理スクリーンを通じて出力スクリーンに表す過程を示すフローチャートである。
まず、MultiScreenManagerモジュール1210は、一つの出力スクリーンと行われるサービス数ほどの論理スクリーンとを生成する(S1310)。
次いで、MultiScreenManagerモジュール1210は、それぞれの論理スクリーンをデバイスドライバレイヤー1110から受信したサービスと連結させる(S1320)。この時、それぞれの論理スクリーンに対して、連結するサービスに対するサービスコンテキスト客体をパラメータとして、論理スクリーン客体の‘addServiceContext’メソッドを呼び出しできる。ここで、‘addServiceContext’メソッドは、論理スクリーンとサービスとを連結する機能を行うメソッドとして理解され、MultiScreenContextモジュール1230により提供されうる。
論理スクリーンとサービスが連結されれば、MultiScreenManagerモジュール1210は、それぞれの論理スクリーンを出力スクリーンと連結する(S1330)。この時、それぞれの論理スクリーンに対して、連結する出力スクリーン客体をパラメータとして、論理スクリーン客体の‘setDisplayScreen’メソッドを呼び出しできる。ここで、‘setDisplayScreen’メソッドは、論理スクリーンと出力スクリーンとを連結する機能を行うメソッドとして理解され、MultiScreenContextモジュール1230により提供されうる。
例えば、‘setDisplayScreensetDisplayScreen’メソッドは、‘public void setDisplayScreen(HScreen screen)throws SecurityException,IllegalStateException’の形態で表現され、このメソッドは、パラメータとして提供される‘HScreen’インスタンスを現在の論理スクリーンと関連させる機能を提供する。この時、前記‘HScreen’インスタンスは、出力スクリーンであることが望ましい。
そして、前記‘setDisplayScreen(HScreen screen)’メソッドのパラメータは‘NULL’を含むことができるが、この場合、例外処理なしに‘setDisplayScreen(HScreen screen)’メソッドが実行されれば、現在の論理スクリーンは、それ以上出力スクリーンと関連しない。
そして、‘setDisplayScreen(HScreen screen)’メソッドに対する例外処理として、‘SecurityException’例外と‘IllegalStateException’例外とが行われる。
‘IllegalStateException’例外は、現在のスクリーンが論理スクリーンでないか、ハードウェアまたはソフトウェアプラットホームの特性上パラメータに提供される出力スクリーンが特定の論理スクリーンと関連して、現在の論理スクリーンを前記パラメータに該当する出力スクリーンと関連させ得ない場合に行われる。
サービスと論理スクリーン、そして複数の論理スクリーンと一つの出力スクリーンとが連結されれば、それぞれの論理スクリーンが表現される出力スクリーンの領域が設定される(S1340)。この時、それぞれの論理スクリーンに対して、出力スクリーンに示される領域を設定するために、MultiScreenContextモジュール1230により提供されるメソッドを呼び出しできる。
図14は、図12に示した各モジュールによって論理スクリーンに表現されるサービスが交換される過程を示すフローチャートである。
まず、MultiScreenManagerモジュール1210は、サービスが互いに交換される二つの論理スクリーンに存在するサービスを一時中止させる(S1410)。
次いで、二つの論理スクリーンに連結されたサービスの情報を交換する(S1420)。この時、二つの論理スクリーン客体それぞれに対して‘removeServiceContext’メソッドと‘addServiceContext’メソッドとを呼び出しすることによって、論理スクリーンに設定されたサービスコンテキストを交換できる。ここで、‘removeServiceContext’メソッドは、論理スクリーンに連結されていたサービスコンテキストを除去する機能を行うメソッドとして理解され、‘addServiceContext’メソッドは、論理スクリーンに新たなサービスコンテキストを追加する機能を行うメソッドとして理解され、‘removeServiceContext’メソッドと‘addServiceContext’メソッドとは、MultiScreenContextモジュール1230により提供されうる。すなわち、本発明では、論理スクリーンに連結されたサービスについての情報を交換することによって、従来の主画面と副画面とを互いに交換する効果だけでなく、例えば、ディスプレイ画面に3つ以上のサービスが実行されている途中でも、任意の数の論理スクリーン間にサービスの交換が可能になる。
二つの論理スクリーンに連結されたサービスの情報が交換されれば、サービスと論理スクリーンとの連結が変わったというイベントが発生し(S1430)、次いで、‘MultiScreenContextEvent’モジュール1240は発生したイベントを‘MultiScreenContextListener’モジュール1250に伝達して、二つの論理スクリーンに新たに連結されたサービスに対する実行が再開される(S1440)。
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、当業者ならば、本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変更せずに、他の具体的な形態で実施できるということを理解できるであろう。したがって、以上で記述した実施形態はあらゆる面で例示的なものであり、限定的でないと理解せねばならない。
本発明によれば、ケーブル、衛星、地上波放送、各種記録媒体、外部入力などから得られた複数のサービスを、物理的なディスプレイ画面を通じて多様な形態で表現できる。
Claims (27)
- ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信し、前記ビデオ情報、前記オーディオ情報または前記データ情報に基づいてサービスを復元するデジタル信号処理モジュールと、
前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、
前記生成された複数の論理スクリーンを、出力スクリーン内に位置を異ならしてマッピングする出力モジュールと、を備え、
前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を含む多重スクリーンを提供する装置。 - 前記属性情報は、インターフェースにより設定される請求項1に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンが論理スクリーンでない場合に、例外処理を行う請求項2に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンでは前記属性情報が変更され得ない場合に、例外処理を行う請求項2に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記属性情報は、前記属性情報を獲得するインターフェースにより提供される請求項1に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記属性情報は、周期的に変更される請求項1に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- サービスが表現される論理スクリーンを生成し、前記生成された論理スクリーンを前記サービスと関連させて、前記生成された論理スクリーンが表現される出力スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、
前記出力スクリーン内の所定領域に前記生成された論理スクリーンをマッピングする出力モジュールと、を備え、
前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ多重スクリーンを提供する装置。 - 前記サービスは、ビデオ情報、オーディオ情報及びデータ情報のうち少なくとも一つを含む請求項7に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記属性情報は、インターフェースにより設定される請求項7に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンが論理スクリーンでない場合に、例外処理を行う請求項9に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンでは前記属性情報が変更され得ない場合に、例外処理を行う請求項9に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記属性情報は、前記属性情報を獲得するインターフェースにより提供される請求項7に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- 前記属性情報は、周期的に変更される請求項7に記載の多重スクリーンを提供する装置。
- ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信してサービスを復元するデジタル信号処理モジュールと、
前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するサービス処理モジュールと、
前記生成された論理スクリーンを出力スクリーン内の所定の領域にマッピングする出力モジュールと、を備え、
前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ多重スクリーンを提供する装置。 - ビデオ情報、オーディオ情報またはデータ情報を受信するステップと、
前記ビデオ情報、前記オーディオ情報または前記データ情報に基づいて、複数のサービスを復元するステップと、
前記復元されたサービスを表現する論理スクリーンを生成するステップと、
前記生成された複数の論理スクリーンを出力スクリーン内に位置を異ならせてマッピングするステップと、を含み、
前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ多重スクリーンの動的構成方法。 - 前記属性情報は、インターフェースにより設定される請求項15に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンが論理スクリーンでない場合に、例外処理を行う請求項16に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンでは前記属性情報が変更され得ない場合に、例外処理を行う請求項16に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記属性情報は、前記属性情報を獲得するインターフェースにより提供される請求項15に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記属性情報は周期的に変更される請求項15に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 複数のサービスが表現される論理スクリーン及び複数の論理スクリーンが表現される出力スクリーンを生成するステップと、
前記生成された出力スクリーン内の所定領域に前記生成された論理スクリーンをマッピングするステップと、を含み、
前記論理スクリーンは、前記出力スクリーン上で示されるかどうかを表す属性情報を持つ多重スクリーンの動的構成方法。 - それぞれのサービスは、ビデオ情報、オーディオ情報または及びデータ情報のうち少なくとも一つを含む請求項21に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記属性情報は、インターフェースにより設定される請求項21に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンが論理スクリーンでない場合に、例外処理を行う請求項23に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記インターフェースは、現在のスクリーンでは前記属性情報が変更され得ない場合に、例外処理を行う請求項23に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記属性情報は、前記属性情報を獲得するインターフェースにより提供される請求項21に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
- 前記属性情報は周期的に変更される請求項21に記載の多重スクリーンの動的構成方法。
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