JP2009502651A - 自動燃料供給情報追跡および燃料ヘッジ - Google Patents

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Abstract

自動化されたシステムは、燃料コストに影響を及ぼすさまざまな要因に関連した情報を収集し、航空機に積載されるべき燃料の最適量を決定する。航空機の燃費に関連した情報を航空機から収集し、航空機の着陸場について価格情報を収集し、各飛行について飛行計画情報を収集する。収集情報を用いて、航空機の燃料要求、およびある場所で航空機に積載する燃料の最適量を決定する、または見積る。

Description

分野
この発明の実施例は概してコンピュータシステムに関し、特に、航空機の燃料供給情報を追跡および処理するためのコンピュータシステムに関する。
背景
燃料コストは飛行機を操縦する際の重要な要因であり、非常に動的にもなり得る。個々の飛行機の燃料消費割合は、同一モデルで同一のモデルエンジンを使用する航空機の間でも異なり得る。個々の飛行機の実際の燃料消費効率の決定は、燃料消費に影響を及ぼす可能性のあるさまざまな要因、たとえば環境の風向および風速、温度、高度などのせいで困難となり得る。これらの要因の多くは動的であり飛行中に変化する。また、燃料のコストは場所によって異なり得る。したがって、さまざまな場所へ「巡回」飛行をする航空機は、単位当たりコストが異なる燃料コストを招き得る。このように、航空機およびエンジンの燃費に加えて、燃料コストはさまざまな場所の燃料の価格(すなわち単位当たり価格)にも依存し得る。
要約
説明されるさまざまな実施例の局面によると、燃料コストに影響を及ぼすさまざまな要因を動的に追跡、収集および処理して、航空機に積載されるべき燃料の最適量を決定する。1つの局面では、航空機の燃費に関連した情報を航空機から収集し、航空機の着陸場について価格情報を収集し、各飛行について飛行計画情報を収集する。自動化されたシステムを使用して、フライトマネージメントシステム(FMS)および/または飛行記録集積装置(ACMS)などの航空機に典型的に搭載されるシステムを使用した、航空機の「燃費」情報の追跡および収集を行い得る。自動化されたシステムを使用して燃料価格情報および飛行計画情報も収集可能である。収集情報を用いて、航空機の燃料要求、およびある場所で航空機に積載する燃料の最適量を決定する、または見積る。飛行計画および燃料コストによっては、将来の飛行区分に必要な燃料を運ぶ方が、「巡回」中により高い料金を支払うよりも費用効率が高くなり得る。これは「タンカリングフューエル(tankering fuel)」として公知である。
実施例はコンピュータプロセス、コンピュータシステムとして、またはコンピュータプログラム製品などの製造物として実現され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムによって読取可能であり、コンピュータプロセスを実行するための命令のコンピュータプログラムを符号化するコンピュータ記憶媒体であってもよい。コンピュータプログラム製品はまた、計算システムによって読取可能であり、コンピュータプロセスを実行するための命令のコンピュータプログラムを符号化するキャリア上の伝播信号であってもよい。
以下の図面を参照して非限定的および非網羅的な実施例を説明するが、特に明記しない限り、さまざまな図面の全体にわたって同様の参照番号は同様の部分を指す。
詳細な説明
実施例の一部を形成し、発明を実施するための特定の例示的な実施例を示す添付の図面
を参照して、さまざまな実施例を以下により十分に説明する。しかし、実施例は多くの異なる形式で実現可能であり、ここに記載される実施例に限定されると解釈されるべきではない。むしろこれらの実施例は、この開示が全面的で完全なものとなり、発明の範囲を当業者に十分に伝えることができるように提供される。実施例は方法、システムまたは装置として実施され得る。したがって実施例は、ハードウェアの実現、完全にソフトウェアの実現、またはソフトウェアおよびハードウェアの局面を組合せた実現の形式を取り得る。したがって、以下の詳細な説明は限定的に解釈されるものではない。
さまざまな実施例の論理動作は、(a)計算システムで実行される、コンピュータによって実現される一連のステップとして、および/または(b)計算システム内で相互に接続される機械モジュールとして実現される。実現例は、実施例を実現する計算システムの性能要件に依存して選択できる。したがって、ここで説明される実施例を構成する論理動作は、代替的に動作、ステップまたはモジュールとして言及される。
図1は、1つの実施例に係る自動燃料供給情報収集およびヘッジ燃料のための例示的なシステム100を図示する。この実施例では、システム100は航空機102、コンピュータシステム104(たとえば航空会社またはボーイング社などの第三者によって維持される地上のコンピュータシステム)、1つ以上の人工衛星106、1つ以上の人工衛星通信受信機108、データネットワーク110、および1つ以上の無線通信システム受信機112(注:無線受信機は、飛行中に飛行機と通信するものであってもよいし、または地上でのみ通信する802.11無線など無線機であってもよい)を含む。さらに、この実施例によると、航空機102はフライトマネージメントシステム114、燃費データマネージャ116、人工衛星通信ユニット118および無線通信ユニット120を含む。さらに、この実施例によると、コンピュータシステム104はフリートデータ記憶装置124、燃料コストインデクサ126および燃料ヘッジコンポーネント128(ここでは燃料ヘッジャ128とも呼ぶ)を含む。
この実施例では、フライトマネージメントシステム114は、航空機の性能および環境条件に関連した情報を提供するさまざまな航空機センサ(図示せず)に結合される。センサはたとえば、エンジン圧力、エンジン回転速度、全地球測位システム(GPS)位置情報、風速および風向、温度、高度ならびに気圧などの情報を提供し得る。また、飛行設定(目標速度など)および経路設定(天候を避けるための経路を外れた飛行など)の両方を含む、航空機の性能に影響を及ぼすFMS設定は、収集される情報の一部を形成し得る。フライトマネージメントシステム114はセンサからの出力信号を受けるためのインターフェイスを含み、この中には、アナログセンサ信号に対処するためのアナログ−デジタルコンバータが含まれる。いくつかの実施例では、フライトマネージメントシステム114は、民間機に典型的に設置されるフライトマネージメントシステム(FMS)および飛行記録集積装置(ACMS)を用いて実現される。
いくつかの実施例では、推力設定またはコスト指数などの付加的なシステムパラメータを追跡することができる。コスト指数は、1から999の定数として、航空機搭乗員によりフライトマネージメントシステムに入力される要因である。これにより、フライトマネージメントシステムが時間対燃焼燃料を評価する。たとえば1を入力すると、フライトマネージメントシステムは燃焼燃料を最小限に抑えるようにすべての動作を実行するようになる。999を入力すると、FMSは旅行時間を最小限に抑えるようにすべての動作を実行するようになる。注:FMSは巡航および離陸における速度目標およびエンジン設定を提供する。他の入力としては、各飛行機のFMS内に変数として設定されて個々の飛行機の異なる抗力特徴の原因となるFMS抗力係数がある。
燃費データマネージャ116は、この実施例では、フライトマネージメントシステム1
14に結合されてセンサからのデータを収集および記録する。1つの実施例では、燃費データマネージャ116は、民間機に典型的に設置されるエレクトロニックフライトバッグ(EFB)の応用例として実現される。またいくつかの実施例によると、燃費データマネージャは、航空機102内に積載される燃料の燃料供給情報(たとえば単位当たり価格、積載量、積載データおよび時刻など)も収集する。この燃料供給「受信」収集機能は、いくつかの実施例ではEFB内で実現される。
いくつかの実施例では、EFB(図示せず)は、航空機内に設置される通信システム(たとえば人工衛星通信ユニット118および無線通信ユニット120)とのインターフェイスも含み、これにより、燃費データマネージャ116が収集データに関連した情報をコンピュータシステム104へ送ることが可能となる。1つの実施例では、燃費データマネージャ116により、収集データ(たとえば燃料供給受信)がリアルタイムまたはほぼリアルタイムでコンピュータシステム104へ送信される。他の実施例では、燃費データマネージャ116により航空機102からコンピュータシステム104へ通知メッセージが送信され、航空機102が次の目的地に着陸すると航空機102から収集データがダウンロードされる。いくつかの実施例では、データの追跡、収集、およびダウンロードは自動化されたシステムによって行われ、航空機搭乗員が介入する必要がなくなる。
上述のように、航空機102は人工衛星通信ユニット118または無線通信ユニット120を使用して他のエンティティと通信できる。いくつかの実施例では、人工衛星通信ユニット118は、航空電子工学委員会(AEEC)が発行するARINC761−2規格に準拠した、パケットベースのデジタル人工衛星通信システム用の受信機を使用して実現可能である。人工衛星通信ユニット118は、1つ以上の人工衛星106、1つ以上の人工衛星通信受信機108、およびデータネットワーク110を介してコンピュータシステム104へ/から情報を送信/受信できる。代替実施例では、人工衛星通信ユニット118は、ワシントン州シアトルのConnexion by Boeing(サービスマーク)から入手可能なConnexionなどのより直接的な人工衛星通信システム(図2に破線で示される)を使用してコンピュータシステム104と通信できる。
いくつかの実施例では、無線通信ユニット120は、ACARS(aircraft communications addressing and reporting system)をサポートするVHF送受信機などの、パケットベースのデジタル無線通信システム用の送受信機を使用して実現可能である。ACARSは民間機に典型的に設置される。
さらに、図1には示されないが、航空機102はいくつかの実施例では、地上にいる時に「有線」接続を使用してコンピュータシステム104と通信できる。たとえば、EFBを使用するシステムでは、EFBシステムはEFB地上システムを含み、これは着陸後の航空機に接続されて航空機のEFBとコンピュータシステムとの間でデータを転送する。
さらに、図1には示されないが、航空機102はいくつかの実施例では、航空機102との「無線」地上接続を使用してコンピュータシステム104と通信できる。たとえば、EFBを使用するシステムでは、EFBシステムは空港(または航空会社)によって管理される802.11のインプレメンテーションと通信できる。これにより、データネットワーク110を介した航空会社のホストコンピュータシステム104との、インターネットプロトコルを使用した直接的および確実な接続が可能となる。
コンピュータシステム104は、フリートデータ記憶装置124、燃料コストインデクサ126、および燃料ヘッジャ128を管理するコンピュータシステムである。いくつかの実施例では、コンピュータシステム104は航空会社によって実現されてその航空機隊を管理する。他の実施例では、コンピュータシステム104はサービスプロバイダまたは
ポータル(たとえばワシントン州シアトルのボーイング商業航空機部門から入手可能なMyBoeingFleet)によって実現可能である。
フリートデータ記憶装置124は、この実施例では、航空機102により発生し航空機102から受取ったデータ、および航空機隊の中の他の航空機からのデータなどを記憶するために使用されるデータ構造である。この情報に含まれるデータから各航空機の燃費を計算することができる。フリートデータ記憶装置124は、航空機隊が飛行する経路に関連した情報(たとえば飛行計画、さまざまな場所の燃料価格など)も記憶することができる。たとえばフリートデータ記憶装置124は、燃料コストインデクサ126による更新および燃料ヘッジャ128による検索が可能なリレーショナルデータベースによって実現され得る。
燃料コストインデクサ126は、この実施例では、コンピュータシステム104によって管理されるアプリケーションまたはモジュールであり、各航空機について受取った燃料供給情報を処理し、燃料供給情報をフリートデータ記憶装置124に記憶する。上述のように、燃料供給情報は、特定の空港で取得する燃料の時刻/日付、価格および量情報を含むことができ、いくつかの実施例では、航空機の燃費(航空機に搭載される特定のエンジンを含む)を計算するために使用できる情報を含む。いくつかの実施例では、燃料コストインデクサ126は他の供給源からの燃料価格情報も受取って、アルゴリズムを利用して最も有望な価格を生成することができる。1つの実施例では、燃料コストインデクサ126はカルマンフィルタを使用して多くの異なる供給源からの燃料価格を受取り、情報の「年齢」および燃料売上によって記録されるような実際の正確さに基づいて発見的重み係数をこれらの入力に割当てることができる。
燃料ヘッジャ128はコンピュータシステム104によって管理されるアプリケーションまたはモジュールであり、航空機102の燃費情報、航空機の飛行計画情報、および航空機102の飛行予定場所についての燃料供給情報(たとえば燃料価格)を処理する。たとえば、場所Aから場所Bへの航空機102の飛行について、燃料ヘッジャ128はフリートデータ記憶装置124から(a)場所Aの予想燃料価格、(b)場所Bの予想燃料価格、(c)場所Aから場所Bへ飛行するために航空機102が必要とする燃料の予想量、(d)場所Bからその次の目的地(たとえば場所C)へ飛行するために航空機102が必要とする燃料の予想量、および(e)航空機102の燃料容量を得ることができる。
燃料ヘッジャ128はこのデータから、場所Aで航空機102に積載されるべき燃料の最適量を(燃料コストに基づいて)決定できる。たとえば、燃料の価格が場所Bと比べて場所Aの方が著しく安価であった場合、航空機102が場所Bから場所Cへ飛行するために場所Bで積載される燃料がより少なくて済むように、航空機102は場所Aで燃料を「タンクする」(すなわち追加の燃料を積載する)ことができる。状況によっては、場所Aから場所Bへ燃料をタンクする方が(追加燃料の追加重量によって発生する追加コストにもかかわらず)、場所Bで必要燃料のすべて(すなわち場所Bから場所Cへ飛行するために必要な燃料)を取得するよりも費用効率が高くなり得る。燃料ヘッジャ128の出力に基づいて、コンピュータシステム104は場所Aでの燃料補給のための燃料供給命令を航空機102に与えることができる。
図2は、1つの実施例に係る燃料消費データの追跡および収集のために使用される航空機102(図1)の例示的なコンポーネントを図示する。この実施例では、航空機102は、さまざまな環境および航空機条件を検知するセンサ202、フライトマネージメントコンピュータ204、およびエレクトロニックフライトバッグ(EFB)システム206、燃料分析データリポジトリ207を含み、これは燃費データコレクタアプリケーション208と通信マネージャアプリケーション210とを管理する。
この実施例では、センサ202は以下の各々の1つ以上を含む。すなわち、温度センサ202−1、燃料荷重センサ202−2、燃料フローセンサ202−3、エンジン圧力センサ202−4、エンジンコンプレッサ回転速度センサ202−5、対気速度センサ202−6、高度/気圧センサ202−7、ならびに風速および風向センサ202−8である。追加的なセンサを他の実施例で使用してもよい。フライトマネージメントコンピュータ204はセンサ202からの出力信号を受けるよう結合され、いくつかの実施例ではGPSユニット(図示せず)に結合される。1つの実施例では、フライトマネージメントコンピュータ204は、ある民間機で使用されているような市販のフライトマネージメントコンピュータを使用して実現される。そのようなフライトマネージメントコンピュータは典型的に、図2に示されるセンサ202に加えて他のセンサ(図示せず)とインターフェイスで連結する。センサ202およびフライトマネージメントコンピュータ204はともにフライトマネージメントシステム114(図1)の実施例を実現する。フライトマネージメントコンピュータは、飛行経路およびエンジン設定を引出すためにFMSによって使用される内部データ、たとえばコスト指数、抗力係数、オフセット経路運転、最適高度、自動スロットル設定やその他をも提供することができる。この内部データは、フライトマネージメントコンピュータ204内の飛行設定およびシステムパラメータ209として表示される。
燃費データコレクタアプリケーション208および通信マネージャアプリケーション210はEFB206によって管理される。1つの実施例では、EFB206はボーイングから入手可能なEFBを用いて実現される。燃費データコレクタアプリケーション208はフライトマネージメントコンピュータ204と通信して、航空機の燃費を決定する際に使用されるセンサデータおよび内部FMSデータを得る。たとえばこの実施例では、燃費データコレクタアプリケーション208は、コンピュータシステム104(図1)によって航空機の燃費を決定する際に使用されるセンサ202からのデータの「スナップショット」を周期的に取出す。収集データは次に燃料分析データリポジトリ207内に記憶することができ、これは、たとえば「燃料消費データ追跡/収集および航空機/経路最適化」と題されたアレン,デイビッド・エル(David L. Allen)による同時出願であり、共通に譲渡された米国特許出願番号(代理人事件整理番号60113.0008US01)に記載されている。
通信マネージャアプリケーション210は、燃費データコレクタアプリケーション208(およびEFB206で実行される他のアプリケーション)と通信ユニット118、120(図1参照)との間のインターフェイスを提供する。この実施例では、人工衛星通信ユニット118はARINC761に準拠した人工衛星通信(SATCOM)システムであり、無線通信ユニット120はACARSに準拠したシステムである。通信マネージャアプリケーション210は適切な通信ユニットを選択して、燃費データコレクタアプリケーション208によって収集されたデータを送信できる(たとえば、ACARSはサポートされるがSATCOM通信はサポートされない可能性のある場所もある)。また、通信マネージャアプリケーション210は、選択された通信ユニットが要求するようにデータをフォーマットすることができる。図2に示されるように、通信マネージャアプリケーション210はユニット214などの他の通信ユニットとのインターフェイスとして作用して、人工衛星パケットベースの通信システムまたは空港無線接続である上述のConnexion by Boeing(サービスマーク)システムをサポートすることもできる。
いくつかの実施例では、飛行中に(たとえば上記の例で説明されたような場所Aへの飛行中に)燃費データコレクタアプリケーション208は通信マネージャアプリケーション210を使用してコンピュータシステム104(図1)へ燃費情報を送ることができ、これにより航空機について更新された燃費値が計算可能となる。さらに、いくつかの実施例
では、燃料コストインデクサ126は、フリートデータ記憶装置124に記憶される履歴データから、または場所Aの1つ以上の業者から見積書を要求することによって場所Aの燃料の価格付け情報を得ることができる。いくつかの筋書きでは、効率データおよび燃料価格付け情報は、航空機が場所Aに着陸した後にコンピュータシステム104によって得ることができる。
その後コンピュータシステム104の燃料ヘッジャ128(図1)は、先に説明されたように更新された燃費計算および燃料価格に基づいて、場所BからCへの次の飛行のために取得する燃料の最適量を決定できる。そしてコンピュータシステム104は、ACARSユニット120、SATCOMユニット118、またはConnexionユニット214などの通信システムの1つを介して航空機に燃料供給命令(すなわち、燃料ヘッジャ128によって決定された燃料の最適量を積載すること)を送信できる。1つの実施例では、航空機は受取った燃料供給命令を、EFB206の燃料供給命令データ記憶装置212に記憶する。
例示的な動作フロー:燃料ヘッジ
図3は、1つの実施例に係る航空機の燃料ヘッジを実現するための例示的な動作フローを図示するフロー図である。動作フロー300はいかなる好適な計算環境で実行されてもよい。たとえば、動作フロー300はコンピュータシステム104(図1)などのコンピュータシステムによって実行され得る。したがって、動作フロー300の説明では図1のコンポーネントの少なくとも1つが言及され得る。しかし、図1のコンポーネントのそのような言及は説明的な目的のためだけであり、図1の実現は動作フロー300に対する非限定的な環境であると理解される。
ブロック302において、航空機から燃料供給情報を受取る。1つの実施例では、燃料供給情報は、特定の空港で取得する燃料の日付、価格および量情報などの燃料供給情報を含み、いくつかの実施例では、燃費データコレクタアプリケーション208(図2)によって収集される情報などの、航空機の燃費(航空機に搭載される特定のエンジンを含む)を計算するために使用できる情報を含む。さらに、いくつかの実施例では、燃料供給情報は各飛行終了時の航空機の有効燃料容量を含んでもよい。いくつかの実施例では、ブロック302はコンピュータシステム104(図1)などのコンピュータシステムによって航空機隊の各機について実行される。上述のように、そのようなコンピュータシステムは航空機隊を運航する航空会社によって実現可能である。1つの実施例では、コンピュータシステムは燃料コストインデクサ126などの索引付けモジュールを管理して航空機から燃料供給情報を受取ることができる。
ブロック304において、受取った燃料供給情報を記憶する。1つの実施例では、燃料供給情報はフリートデータ記憶装置124(図1)などのデータ記憶装置に記憶される。たとえば、上述の索引付けモジュールが、受取った燃料供給情報をデータ記憶装置に記憶することができる。1つの実施例では、受取った燃料供給情報は、燃料供給情報のデータベースを更新する(たとえば航空機隊が就航する各場所の最新の燃料価格を記憶するために更新される)ために使用されるか、または代替的には、ログもしくは履歴の形式で記憶される。
この実施例では、ブロック302および304は動作フロー300の残りのブロックとは非同期のサブ動作フローを形成する。すなわち、サブ動作フローはブロック302へ戻り、実質的に、航空機隊からの燃料供給情報を連続的に受取って記憶する。しかし、動作フロー300は時にはブロック306に進むことができる。たとえば1つの実施例では、動作フロー300は選択された周期的なスケジュールでブロック306に進む。他の実施例では、出来事(たとえば、ある場所の燃料価格の変更、航空機隊のうちの一機のある場
所への到着、航空機隊のうちの一機の燃料補給のための準備、または飛行計画の「提出」など)により、動作フロー300がブロック306に進むことができる。いくつかの実施例では、ブロック302および304は独立して、およびブロック306から始まるサブ動作フローと同時に実行できる。
ブロック306において、飛行計画情報を受取る。1つの実施例では、上述のコンピュータシステムがフリートデータ記憶装置124などのデータ記憶装置から、またはコンピュータシステムの何らかの他のコンポーネントもしくはモジュールから飛行計画情報を受取ることができる。他の実施例では、飛行機のFMSから地上のシステムへ飛行計画を送信できる。この飛行計画情報は、航空機隊の各機の飛行スケジュール、各飛行の距離、各飛行の燃料備蓄要求などを含んでもよい。
ブロック308において、飛行のために積載する燃料の最適量を決定する。1つの実施例では、コンピュータシステムのコンポーネントまたはモジュール(図1の燃料ヘッジャ128など)を使用して積載する燃料の最適量を決定する。1つの筋書きでは、この燃料ヘッジコンポーネントは、航空機が燃料コストに基づいて(すなわち、たとえば燃料消費とは対照的に)燃料をタンクすべきか否かを決定するよう構成される。場所Aから場所Bへ、その後場所Cへ飛行する予定の航空機について、1つの実施例では、(燃料コストに基づいた)積載されるべき燃料の最適量は以下の要因を用いて決定される。すなわち、(a)出発場所(場所A)の燃料価格、(b)目的場所(場所B)の燃料価格、(c)航空機の燃費、(d)航空機に搭載されるエンジンの燃費、(e)次の飛行に必要な(すなわち場所Bから場所Cへ飛行するための)燃料の量、(f)場所Aから場所Bへの飛行についての燃料備蓄要求、および(g)出発場所(場所A)に到着した後の航空機の有効燃料容量である。他の実施例では、航空機が積載する燃料の最適量を決定する際に、付加的および/またはより少ない要因を用いてもよい。
ブロック310において、ブロック308の動作に基づいた燃料供給命令を航空機に与える。たとえば1つの実施例では、図1に関連して上記で説明した通信システムのいずれかを使用して航空機へ燃料供給命令を送信できる。
動作フロー300は特定の順序で順を追って図示および説明されたが、他の実施例では、ブロックで説明された動作を異なる順序で、複数回、および/または並行して実行してもよい。さらに、いくつかの実施例では、ブロックで説明された1つ以上の動作を他のブロックに分けたり、省略したり、または組合せてもよい。
例示的な動作フロー:燃料ヘッジのための航空機動作
図4は、1つの実施例に係る燃料ヘッジを実現する際に使用されるデータを収集するために航空機によって実行される例示的な動作フロー400を図示する。動作フロー400はいかなる好適な計算環境で実行されてもよい。たとえば、動作フロー400は図2に示されるようなシステムによって実行され得る。したがって、動作フロー400の説明では図2のコンポーネントの少なくとも1つが言及され得る。しかし、図2のコンポーネントのそのような言及は説明的な目的のためだけであり、図2の実現は動作フロー400に対する非限定的な環境であると理解される。
ブロック402において、燃料供給情報を記録する。1つの実施例では、EFB206(図2)の燃費データコレクタアプリケーション208(図2)などのコンポーネントが燃料供給情報を収集し、EFB206の燃料分析データリポジトリ207(図2)などのデータ記憶装置に記録することができる。この燃料供給情報は、特定の空港で取得する燃料の時刻/日付、価格および量情報を含んでもよい。この実施例では、燃料供給情報は、センサ202(図2)によって収集される情報、ならびに飛行設定およびシステムパラメ
ータ209(図2)からの情報などの、航空機の燃費に関連した情報も含む。
ブロック404において、ブロック402で収集された燃料供給情報を、航空機を運航する航空会社の航空会社コンピュータシステムなどのコンピュータシステムに提供する。コンピュータシステムは、(たとえば上述のようにコンピュータシステム104、フリートデータ記憶装置124および燃料ヘッジャ128を使用して)燃料供給情報を記憶および処理できる。1つの実施例では、燃料供給情報は民間機に典型的に設置されるSATCOMユニットまたは無線通信ユニットを使用して送信される。1つの実施例では、航空機はコンピュータシステムへメッセージを送り、着陸と同時に収集データをダウンロードするようコンピュータシステムに通知できる。上述のように、その後コンピュータシステムは燃料供給情報を使用して、(たとえば燃料コストに基づいて)航空機が次の飛行のために積載する燃料の最適量を決定できる。
ブロック406において、航空機は次の飛行のための燃料供給命令を受取る。1つの実施例では、EFB206の上述の燃費データコレクタアプリケーション208などのコンポーネントが燃料供給命令を受取り、EFB212の受取り燃料供給命令データ記憶装置212などのデータ記憶装置に記憶する。航空会社職員はその後、受取った燃料供給命令に従って航空機が確実に燃料補給されるようにすることができる。
ブロック408において、航空機は飛行中に燃費情報を収集する。すなわち、航空機がブロック406に従って燃料補給されて次の飛行を開始した後、航空機は燃費に関連した情報の収集を開始する。ブロック402に関連して上で言及したように、この情報は、センサ202によって提供される情報を含んでもよい。動作フロー400はその後ブロック402へ戻ることができる。
動作フロー400は特定の順序で順を追って図示および説明されたが、他の実施例では、ブロックで説明された動作を異なる順序で、複数回、および/または並行して実行してもよい。さらに、いくつかの実施例では、ブロックで説明された1つ以上の動作を他のブロックに分けたり、省略したり、または組合せてもよい。
ここではさまざまなモジュールおよび技術が、1つ以上のコンピュータまたは他の装置によって実行されるプログラムモジュールなどの、コンピュータによって実行可能な命令という包括的な文脈の中で説明され得る。一般にプログラムモジュールは、特定のタスクを実行するためのルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含むか、または特定の抽象データタイプを実現する。典型的に、プログラムモジュールの機能性を、さまざまな実施例で所望されるように組合せたり、または分散させてもよい。
これらのモジュールまたは技術の実現例を、何らかの形式のコンピュータによって読取可能な媒体上に記憶し、または媒体全体にわたって送信してもよい。コンピュータによって読取可能な媒体は、コンピュータによってアクセス可能ないかなる入手可能な媒体であってもよい。一例としてかつ限定的ではなく、コンピュータによって読取可能な媒体は「コンピュータ記憶媒体」および「通信媒体」を備え得る。
「コンピュータ記憶媒体」は、コンピュータによって読取可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するためのいかなる方法または技術においても実現される揮発性および不揮発性の、取外し可能なおよび取外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気
記憶デバイス、または所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセス可能ないかなる他の媒体も含むが、これらに限定されない。
「通信媒体」は典型的に、搬送波または他の移送機構などの、変調されたデータ信号中の、コンピュータによって読取可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、もしくは他のデータを具体化する。通信媒体はいかなる情報配信媒体も含む。「変調されたデータ信号」という用語は、信号中の情報を符号化するような態様で1つ以上の自身の特徴が設定または変更された信号を意味する。
この明細書の全体にわたって「1つの実施例」、「ある実施例」、または「ある例示的な実施例」に言及したが、これは説明した特定の特徴、構造、もしくは特性がこの発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。したがって、そのような語句の使用は1つ以上の実施例を指すことがある。さらに、説明された特徴、構造、または特性は1つ以上の実施例でいかなる好適な態様で組合されてもよい。
しかし、関連技術の当業者は、1つ以上の特定の詳細な点がなくても、または他の方法、資源、材料などを使用して発明が実現され得ることを認識するかもしれない。他の事例では、周知の構造、資源、もしくは動作は図示または詳細に説明されていないが、これは単に、発明の局面を曖昧にするのを避けるためである。
この発明の例示的な実施例および応用例が図示および説明されたが、発明はまさに上述の構成および資源に限定されない。当業者に明らかなさまざまな修正、変更、および変形が、特許請求される発明の範囲から逸脱することなく、ここに開示されるこの発明の構成、動作、ならびに方法およびシステムの詳細な点においてなされ得る。
1つの実施例に係る、航空機の自動燃料供給情報収集およびヘッジ燃料のための例示的なシステムを示す図である。 1つの実施例に係る、図1に示されるシステムの例示的な飛行機コンポーネントを示す図である。 1つの実施例に係る、航空機の燃料ヘッジを実現するための例示的な動作フローを示すフロー図である。 1つの実施例に係る、燃料ヘッジを実現する際に用いられるデータを収集するための航空機の例示的な動作フローを示すフロー図である。

Claims (24)

  1. 航空機内に積載する燃料の量を決定するための方法であって、
    燃料供給情報を受取るステップを備え、前記燃料供給情報は、飛行終了時の前記航空機の有効燃料容量および前記航空機の飛行予定先である複数の場所における燃料の価格に関連した情報を含み、前記方法はさらに
    前記航空機の次の飛行の飛行計画情報を受取るステップと、
    受取った前記燃料供給情報および受取った前記飛行計画情報に基づいて、前記航空機内に積載する燃料の最適量を決定するステップと、
    決定された前記最適量に基づいて前記航空機に燃料供給命令を与えるステップとを備える、方法。
  2. 燃料の前記最適量のために、前記航空機は燃料備蓄要求を満たすために必要とされるよりも多い燃料を運ぶ、請求項1に記載の方法。
  3. 前記燃料供給情報は、前記航空機の燃費に関連した情報を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 燃費に関連した前記情報の少なくとも一部は、飛行中に前記航空機によって自動的に収集される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記決定するステップは、前記航空機の飛行計画の提出によって引起される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記決定するステップは、ある目的地に着陸する前記航空機の通知よって引起される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記決定するステップは、前記複数の場所のうちのある場所における燃料価格の変更によって引起される、請求項1に記載の方法。
  8. ポータルサービスを使用して燃料供給情報および前記飛行計画情報を受取り、前記航空機内に積載する燃料の前記最適量を決定する、請求項1に記載の方法。
  9. 受取った前記飛行計画情報は、前記次の飛行中に予想される環境条件を含む、請求項1に記載の方法。
  10. コンピュータによって実行されると請求項1に記載の方法を実現する命令を有する、1つ以上のコンピュータによって読取可能な媒体。
  11. 航空機内に積載する燃料の量を決定するためのシステムであって、
    燃料供給情報を受取るための手段を備え、前記燃料供給情報は、飛行終了時の前記航空機の有効燃料容量および前記航空機の飛行予定先である複数の場所における燃料の価格に関連した情報を含み、前記システムはさらに
    前記航空機の次の飛行の飛行計画情報を受取るための手段と、
    受取った前記燃料供給情報および受取った前記飛行計画情報に基づいて、前記航空機内に積載する燃料の最適量を決定するための手段と、
    決定された前記最適量に基づいて前記航空機に燃料供給命令を与えるための手段とを備える、システム。
  12. 燃料の前記最適量のために、前記航空機は燃料備蓄要求を満たすために必要とされるよ
    りも多い燃料を運ぶ、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記燃料供給情報は、前記航空機の燃費に関連した情報を含む、請求項11に記載のシステム。
  14. 燃費に関連した前記情報の少なくとも一部は、飛行中に前記航空機によって自動的に収集される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記決定するための手段は、前記航空機の飛行計画の提出によって、燃料の前記最適量を決定するよう引起される、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記決定するための手段は、ある目的地に着陸する前記航空機の通知よって、燃料の前記最適量を決定するよう引起される、請求項11に記載のシステム。
  17. 前記決定するための手段は、前記複数の場所のうちのある場所における燃料価格の変更によって、燃料の前記最適量を決定するよう引起される、請求項11に記載のシステム。
  18. ポータルサービスを使用して、燃料供給情報を受取るための前記手段、飛行計画情報を受取るための前記手段、および燃料の前記最適量を決定するための前記手段を実現する、請求項11に記載のシステム。
  19. 受取った前記飛行計画情報は、前記次の飛行中に予想される環境条件を含む、請求項11に記載のシステム。
  20. 航空機内に積載する燃料の量を決定するためのシステムであって、
    航空機隊を備え、その各々は
    燃料供給情報を得るための燃料データマネージャを含み、前記燃料供給情報は、飛行終了時の前記航空機の有効燃料容量に関連した情報を含み、前記航空機隊の各々はさらに
    前記燃料データマネージャに結合され、前記燃料供給情報を選択的に送信するための少なくとも1つの無線通信ユニットを含み、前記システムはさらに、
    前記航空機隊に通信的に結合されるコンピュータシステムを備え、前記コンピュータシステムは、
    前記航空機隊の飛行先である複数の場所の燃料の価格情報を受取るための燃料コストインデクサと、
    前記航空機隊から受取った燃料供給情報を記憶するためのデータ記憶装置と、
    記憶された前記燃料供給情報、前記価格情報および各航空機の次の飛行の飛行計画情報に基づいて、前記航空機隊の各航空機内に積載する燃料の最適量を決定するための燃料ヘッジャコンポーネントとを含む、システム。
  21. 燃料の前記最適量のために、前記航空機は燃料備蓄要求を満たすために必要とされるよりも多い燃料を運ぶ、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記燃料供給情報は、前記航空機の燃費に関連した情報を含む、請求項20に記載のシステム。
  23. 燃費に関連した前記情報の少なくとも一部は、飛行中に前記航空機隊の各航空機によって自動的に収集される、請求項22に記載のシステム。
  24. 受取った前記飛行計画情報は、前記次の飛行中に予想される環境条件を含む、請求項22に記載のシステム。
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