JP2009502535A - ドリル及び/又は打撃ハンマー - Google Patents

ドリル及び/又は打撃ハンマー Download PDF

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Abstract

本発明は、ドリル及び/又は打撃ハンマーであって、電動式の直線駆動部(11,12)、及び空気ばね式打撃装置として形成された打撃装置を備えており、該打撃装置は、直線駆動部(11,12)によって往復運動可能な駆動要素(1)、打撃要素(3)、及び駆動ピストンと打撃要素との間で有効な連結装置(7)を有している形式のものに関する。空気供給装置を設けてあり、空気供給装置は、空気流の形成のための往復直線運動可能なポンプ要素(13)を有しており、ポンプ要素(13)は駆動ピストン(1)に次のように連結され、つまり、駆動ピストン(1)の運動はポンプ要素(13)に伝達されるようになっている。これによって冷却空気は空気通路(15)を介して発熱する構成要素(12)の冷却のために供給される。

Description

本発明は、ドリル及び/又は打撃ハンマーであって、電動式の直線駆動部、及び打撃装置を備えており、該打撃装置は、前記直線駆動部によって往復運動可能な駆動要素、打撃要素、及び前記駆動要素と打撃要素との間で有効な連結装置を有しており、該連結装置は前記駆動要素の運動を前記打撃要素に伝達するようになっている形式のものに関する。
ドリル及び/又は打撃ハンマー(以下、短く単にハンマーと称する)は、一般的に電動モータによって駆動され、この場合にはロータが駆動軸を回転させるようになっている。モータの冷却及びハンマー内に設けられた打撃機構の冷却のために、ロータは一般的に送風機の羽根車に連結されており、羽根車は冷却空気流を形成するようになっている。つまりロータの回転運動を羽根車の駆動のために用いている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10204861A1号明細書に開示の空気ばね式打撃装置においては、駆動ピストンは電動式又は電磁式の直線駆動部若しくは圧電アクチュエータによって駆動されるようになっている。駆動ピストンに直線駆動部の可動子を連結してあり、これによって可動子の直線往復運動は駆動ピストンに伝達される。駆動ピストンの運動は、空気ばねを介して打撃ピストンに伝達され、打撃ピストンは工具端部若しくは介在された伝動体を打撃するようになっている。
直線駆動部を備えた打撃装置には、回転する構成部分は構造的に設けられていない。従って回転する送風機を用いることはできない。ハンマーの運転時に直線駆動部及び空気ばね式打撃装置から発生する熱は排出されねばならない。
本発明の課題は、電動式又は電磁式の直線駆動部若しくは圧電アクチュエータを備えたドリル及び/又は打撃ハンマーにおいて、発熱する構成要素の十分な空気冷却を保証することである。
前記課題を解決するために、本発明に基づく構成では、空気供給装置を設けてあり、該空気供給装置は、空気流の形成のための往復直線運動可能なポンプ要素を有しており、該ポンプ要素は駆動要素及び/又は打撃要素に次のように連結されており、つまり駆動要素及び/又は打撃要素の運動は前記ポンプ要素に伝達されるようになっている。
駆動要素は、例えば空気ばね式打撃装置においては駆動ピストンによって形成されている。有利な実施態様では、ポンプ要素は駆動要素に連結されている。
直線往復運動を用いて冷却空気流を形成し、該冷却空気流は冷却すべき構成要素に沿って導かれる。直線駆動式の空気供給装置は、回転送風機を設けることなしに冷却空気流の形成を可能にしている。
本発明の有利な実施態様では、駆動要素は直線駆動部の可動子に結合されている。特に有利には、駆動要素は可動子を支持し、若しくはほぼ完全に可動子によって形成されており、これによって可動子は駆動要素の機能をも生ぜしめる。直線駆動部若しくはリニアモーターは、制御式のリラクタンスモーター(SR-モータ)であってよく、可動子の運動領域に複数の駆動コイル(ステータ)を有しており、駆動コイルは駆動要素の所望の運動に応じて制御される。リニアモーターとしては、電磁コイルから成る駆動部も可能であり、電磁コイルは駆動要素の駆動コイルとして用いられる。駆動要素の戻し運動は、例えばコイルばねを用いて行われてよい。
本発明の有利な実施態様では連結装置は、駆動要素と打撃要素との間で有効な少なくとも1つのストッパーを有している。ストッパーは打撃要素への駆動要素の運動の形状結合式の力伝達を保証し、打撃要素は駆動要素の運動に強制的に追随させられる。
本発明の有利な実施態様では、連結装置は、駆動要素と打撃要素との間で少なくとも1つの方向に有効な弾性的な構成要素を有している。前述のストッパーを、例えばストッパーに保持された弾性部材によって、若しくは弾性的な被覆によって弾性的に形成するこよも可能である。弾性的な構成要素は空気ばねであってよい。
本発明の有利な実施態様では、駆動要素と可動子と打撃要素とは、1つの構成ユニットを形成しており、特に有利にはこれらの構成要素は互いに一体に結合されており、これによってか可動子の運動は損失なしに駆動要素及びポンプ要素に伝達される。つまり、駆動要素及びポンプ要素は可動子の運動に強制的に追随させられる。
本発明の有利な実施態様では、駆動要素の運動は機械式連結装置、若しくは液圧式連結装置、若しくは空気圧式連結装置を介してポンプ要素に伝達されるようになっている。例えば駆動要素とポンプ要素との間にボーデンワイヤ若しくは液圧通路(液圧管路)を設けてある。これによってポンプ要素はハンマー内の任意の箇所に配置できるようになっている。
特に有利な実施態様では、ポンプ要素はドリル及び/又は打撃ハンマー内の、打撃装置からの振動を遮断された領域に配置されている。打撃装置(打撃機構)及び直線駆動部は、可動な構成要素の振動運動及び打撃要素の打撃作用によって著しい振動を発生させるものである。振動を例えばハンマーのハンドグリップに対して遮断若しくは絶縁して、使用者を有害な振動から保護する種々の手段が、従来技術として知られている。ほとんどのハンマーにおいては、少なくとも1つの部分領域を打撃装置の振動から遮断してある。このように振動遮断された領域にポンプ要素を配置することによって利点として、空気供給装置のポンプ要素及び他の構成要素にかかる機械的な負荷は著しく減少されており、その結果、機能の信頼性が高められている。
有利には、可動子はほぼシリンダー状若しくは中空円筒状に形成されている。別の実施態様では、可動子は、軸線方向に延びる少なくとも1つのプレート状若しくは剣状の構成要素を有している。このようなプレート状若しくは剣状の構成要素は、例えば駆動要素に付加部若しくは延長部として形成されていて、所望の駆動作用を得るために固定子領域内に挿入されている。
本発明の特に有利な実施態様では、空気供給装置は、ポンプ室及び空気通路を有しており、この場合にポンプ要素は前記ポンプ室内に往復運動可能に受容されており、前記ポンプ室は前記空気通路を介して少なくとも一時的に周囲若しくは外部に接続されるようになっている。このような構成は、自転車用空気入れ(ピストンポンプ)と同様に機能する一種のエアポンプを成している。空気通路を介してポンプ室と周囲とを接続することに基づき、周囲から新鮮な冷却空気をポンプ室へ供給することができるようになっており、発熱する構成要素から熱を受け取った空気は周囲へ放出される。
特に有利には、空気通路は、ドリル及び/又は打撃ハンマーの熱発生の構成要素に沿って、殊に直線駆動部の固定子に沿って延びるように配置されている。固定子は電流を流され、従って高い熱を発生させるものである。このような熱は、空気通路内を流れる冷却空気によって固定子から排出される。
本発明の実施態様では、空気通路は、周囲からポンプ室内への空気の流入のための吸引通路を有している。この場合に周囲の空気は空気通路を通して吸い込まれ、かつ該空気通路を通して吐出される。有利には空気通路は、ポンプ室から周囲への空気の流出のための排出通路を有している。空気通路を吸引通路と排出通路とに分けることによって、常に1つの方向に流れる空気流を達成している。この場合には、周囲からの低温の空気は吸引通路(流入通路)を介して送られるのに対して、熱せられた、つまり熱を受け取った空気は排出通路(流出通路)を介して周囲へ放出される。
方向付けられた空気流を保証するために、有利な実施態様では、吸引通路及び/又は排出通路内に逆止弁を配置してあり、該逆止弁は空気流を一方向でのみ可能にしている。
本発明の有利な実施態様では、貯蔵部を設けてあり、該貯蔵部は、排出通路を介して流出させるべき空気の一部分を一時的に貯蔵するために前記排出通路に接続されている。貯蔵部は、ポンプ要素の運動によって必然的に生じる空気圧変動を補償するものである。圧力ピークは、貯蔵部で空気を短時的に受容することによって消滅させられる。これに対して、ポンプ要素によって空気を供給していないときには、貯蔵部は空気を再び放出して、ほぼ一様な冷却空気流を生ぜしめるようになっている。このために有利には、貯蔵部内に弾性的若しくはばね弾性的な要素を設けてあり、該要素は、ポンプ要素から供給される空気流の圧力に依存して貯蔵部の容積を変化させる。
有利には、貯蔵部の下流側の排出通路の横断面は、前記貯蔵部の上流側の排出通路の横断面よりも小さくなっている。これによって、ポンプ要素から供給された空気流は、妨げられることなしに貯蔵部に達して、貯蔵部をほぼ損失なしに満たすようになっている。本来の冷却空気流は横断面の小さい排出通路を介して排出され、該排出通路は、発熱する構成要素に沿って延びている。
方向付けられた空気流を保証するために、ポンプ室と貯蔵部との間で排出通路内に逆止弁を配置してある。
本発明の特に有利な実施態様では、ポンプ要素は、打撃方向で見て駆動要素及び可動子の後に配置されている。別の実施態様では、ポンプ要素は打撃装置の横(側方)に配置されており、これによって構成長さを短くすることができるようになっている。
本発明の特に有利な実施態様では、打撃装置は空気ばね式打撃装置によって形成されている。このために駆動要素は駆動ピストンとして形成されており、打撃要素は打撃ピストンとして形成されており、かつ連結装置は、前記駆動ピストンと前記打撃ピストンとの間の中空室内に形成された空気ばねを有している。空気ばねは、周知のように駆動ピストンの駆動運動を打撃ピストンに伝達する。
直線駆動部と空気供給装置との本発明に基づく連結装置は、あらゆる形式の打撃装置に用いられるものである。本発明に基づく連結装置は特に、空気ばね式打撃装置として形成された打撃装置に適し、つまりそれ自体公知の管形打撃装置(同一直径の駆動ピストンと打撃ピストン)、中空ピストン式打撃装置(中空部を有する駆動ピストンと中空部内に可動に受容された打撃ピストン)、若しくは中空の打撃ピストン及び該中空ピストン内に可動に受容された駆動ピストンから成る打撃装置に適している。
中空ピストン式打撃装置に類似の有利な実施態様では、駆動ピストンは、打撃方向で見て打撃ピストンの後に配置された第1の空気ばねと打撃ピストンの前に配置された第2の空気ばねを形成するように該打撃ピストンを取り囲んでいる。これによって双方作用形の空気ばねを達成しており、該空気ばねは、一方では打撃ピストンの前進運動時に作用しかつ他方では打撃ピストンの後進運動時に作用するようになっている。
本発明の有利な実施態様では、ポンプ要素の、空気流の形成にとって有効な横断面積は、駆動ピストンの、空気ばねに対して作用する横断面積よりも大きくなっている。ある種の直線駆動部及び空気ばね式打撃装置には、排出しなければならない著しい発熱量が生じるものがある。発熱量の著しい直線駆動部及び空気ばね式打撃装置の冷却のためには双方に大きな冷却空気流を必要としている。このような冷却空気流を空気供給装置によって形成するので、ポンプ要素の横断面を大きくする必要がある。寸法の大きなポンプ要素を単独に用いる代わりに、寸法の小さい個別のポンプ要素を複数用いることも可能である。寸法の小さい個別のポンプ要素を複数用いることによって、ポンプ要素の十分に大きな横断面を得ることができる。
次に、本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。図面において、
図1は、本発明の第1の実施例の概略的な断面図であり、
図2は、本発明の第2の実施例の概略的な断面図であり、
図3は、本発明の第3の実施例の概略的な断面図であり、
図4は、本発明の第4の実施例の概略的な断面図であり、
図5は、本発明の第5の実施例の概略的な断面図であり、
図6は、本発明の第6の実施例の概略的な断面図であり、
図7は、本発明の第7の実施例の概略的な断面図であり、
図8は、本発明の第8の実施例の概略的な断面図である。
図1乃至図8には、本発明に基づくハンマーの種々の実施例を概略的な断面で示してある。殊に周知の構成要素、例えばハンドグリップ(取っ手)や電気的な接続部は、本発明の要旨でないので省略してある。
図1に示す本発明の第1の実施例は、電動式の直線駆動部(リニア駆動部)によって駆動可能な空気ばね式打撃装置を備えている。
空気ばね式打撃装置は駆動要素として駆動ピストン1を有しており、駆動ピストン1は、打撃要素としての打撃ピストン3のピストンヘッド2を取り囲んでいる。打撃ピストン3はそのシャフト4でもって、打撃ピストン案内5内へ延びていて、前側の位置で工具端部6に当接するようになっている。工具端部6の代わりに、周知のように中間スライダー若しくは連結体を設けることも可能であり、つまり打撃ピストン案内内で工具と打撃ピストンのシャフトとの間に中間スライダー若しくは連結体を配置することも可能である。
駆動ピストン1と打撃ピストン3との間に中空室を形成してあり、該中空室は連結装置としての第1の空気ばね7を形成し、つまり空気ばねとして作用するようになっている。打撃装置ケーシング8内を軸線方向に往復運動可能な駆動ピストン1の前進運動に際して、第1の空気ばね7内には圧力を生じ、該圧力(正圧)は打撃ピストン3を前方へ駆動し、これによって打撃ピストンは工具端部6に当接し、つまり工具端部を打撃するようになっている。
駆動ピストン1の後進運動に際しては第1の空気ばね7内に負圧を生じ、該負圧は打撃ピストン3を打撃ピストンの後進方向に吸引する。打撃ピストン3の後進運動は、工具端部6での跳ね返り作用によっても助成される。さらに、打撃方向で見てピストンヘッド2の前側に、同じく連結装置としての第2の空気ばね9を形成してあり、該空気ばね(中空室)は駆動ピストン1の後進運動に際して作用して、打撃ピストン3の後進運動を助成するようになっている。
空気ばね7,9内の空気損失の補償のため、並びに駆動ピストン1及び打撃ピストン3の運動の助成のために、種々の空気開口部及び空気通路、例えば複数の空気補償ポケット10を設けてある。空気補償ポケット(空気補償通路)の構成は従来技術のものであり、詳細な説明はここでは省略してある。
駆動ピストン1の振動による往復直線運動(直線的な振動運動)は、電動式の直線駆動部によって生ぜしめられるようになっている。このために駆動ピストン1は直線駆動部の可動子11に連結されている。可動子11は、層状に重ねられた複数の電磁薄板(エレクトロディスク)によって形成されていて、交番の磁場を用いて往復運動させられるようになっており、磁場は直線駆動部の固定子12によって形成されるようになっている。この種の直線駆動部の構成は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第10204861A1号明細書により公知である。直線駆動部若しくはリニアモーターは、リラクタンスモーターとして形成されている。可動子11と駆動ピストン1とは一体構造の1つの駆動ユニットを成している。
可動子11に、ポンプ要素としてのポンプピストン13を直接に形成してあり、該ポンプピストンはポンプ室14内を往復運動するようになっている。ポンプピストン13を可動子11及び駆動ピストン1に一体に結合してあるので、ポンプピストン13は必然的に可動子11の運動に追随し、つまり往復運動して、ポンプ室14内に正圧若しくは負圧を形成するようになっている。
ポンプ室14は空気通路15を介して周囲に接続されている。空気通路15はハンマー内で次のように配置され、つまり、熱を発生する構成要素(図1の実施例では特に固定子12)の少なくとも一部分に沿って延びるように配置されている。ポンプピストン13、ポンプ室14及び空気通路15は、互いに一緒に本発明に基づく空気供給装置を形成している。
可動子11によって駆動ピストン1及びポンプピストン13を下方へ運動させると、ポンプ室14内に負圧を形成することになり、その結果、空気は周囲若しくは外部から空気通路15を介してポンプ室14内に吸い込まれる。今や加熱された空気は、可動子11、ひいては駆動ピストン1及びポンプピストン13の戻り運動に際してポンプ室14及び空気通路15から押し出される。次のサイクルで再び新鮮な空気を吸い込み、このようにして空気通路15内での効果的な冷却を達成している。
本発明に基づくポンプ要素は、円板状又は円盤状のピストンとして示されているものの、もちろん任意の別の形状を有し、例えば多角形のプレートとして形成されていてよいものである。
図2には本発明の第2の実施例を図1に類似して示してある。同じ構成要素には同じ符号を付けてある。記載の繰り返しを避けるために、以下において同じ構成要素の説明は省略して、相違点について説明してある。
本発明の第2の実施例において、空気通路15は吸引通路15aと排出通路15bとに分割してある。ポンプピストン13を下方へ運動させることによって、空気は周囲から吸引通路15aを経てポンプ室14内へ流入するようになっている。ポンプピストン13の戻り運動に際して、空気はポンプ室14から排出通路15bを介して周囲へ放出されるようになっている。
方向付けられた空気流を保証するために、吸引通路15a内には流入用の逆止弁16を配置し、かつ排出通路(流出通路)15b内には流出用の逆止弁17を配置してある。図2に示す逆止弁16,17は、ばね負荷された球体によって形成されている。もちろん別の構造の逆止弁を用いることも可能である。逆止弁を、片側で取り付けられたゴム部材によって形成することも一般的に行われており、この場合にはゴム部材は、一方の方向の流れを受けて弁座から持ち上げられ、つまり開放され、逆の方向の流れを受けて弁座に押し付けられ、これによって閉鎖されるようになっている。
図3には本発明の第3の実施例を示してあり、該実施例は図2の第2の実施例に対して次の点で異なっており、つまり、排出通路15bの領域に貯蔵部18を設けてある。貯蔵部18は、ポンプピストン13の振動運動によって特に排出通路15b内に生じる空気圧変動の補償のために用いられている。貯蔵部18によって、圧力ピークは貯蔵室19の容積を、ばね弾性の構成要素20の作用に抗して増大することに基づき除去される。ポンプピストン13のポンプ圧力が弱まると、ばね弾性の構成要素20が貯蔵室19を縮小させ、その結果排出通路15bの下流側の部分を通って流れる空気流は維持される。
図3に示す例において、ばね弾性の構成要素20は圧縮ばねとして形成されており、圧縮ばねは可動の壁部21を押圧している。このような構成要素として例えばゴム製ダイヤフラムを用いることも可能である。
図4に示す本発明の第4の実施例は、図2に示す第2の実施例に類似している。第4の実施例では可動子は、剣状の2つのプレート形付加部22によって形成されており、該プレート付加部は、対応して形成された固定子12内を往復運動するようになっている。
ポンプピストン13はピストンロッド23を介して駆動ピストン1に結合されている。この構成においては、ポンプピストン13及びポンプ室14の横断面積は増大されており、それというのはこれらの構成要素は直線駆動部の後に配置されているからである。
図5は本発明の第5の実施例を示しており、この場合には空気供給装置は、軸線方向のスペースの節減のために空気ばね式打撃装置の横(側方)に配置されている。このためにポンプピストン13及びポンプ室14は空気ばね式打撃装置を環状(リング状)に取り囲んでいる。別の実施例として2つ若しくは複数のポンプピストン13を設けることも可能であり、該ポンプピストンは各ポンプ室14内に移動可能に受容される。
図5に示す実施例においても排出通路15bは固定子12に沿って延びており、固定子内を可動子はプレート形付加部でもって移動するようになっている。もちろんプレート形付加部の代わりに、図1乃至図3に示すように、シリンダー状の可動子を用いることも可能である。
図6には本発明の第6の実施例を示してある。この場合に、空気供給装置のポンプピストン13及びポンプ室14は、駆動ピストン1及び可動子11から分離して設けられている。
駆動ピストン1及び可動子11から成る1つの構成ユニットに液圧ピストン24を形成してあり、該液圧ピストンは液圧通路25を介して液体を液圧シャフト26に向けて送出するようになっており、前記液圧シャフト(液圧プランジャー)はポンプピストン13に結合されている。これによってポンプピストン13は、駆動ピストン1及び可動子11の運動に損失なしに追随するようになっている。駆動ピストン1の打撃運動に際して、液圧ピストン24は下降運動し、その結果、液圧通路25内の負圧に基づき液圧シャフト26は上方へ吸い上げられる。これによってポンプピストン13の上方への移動運動に基づき、空気は図面で右側の短い吸引通路15aを介してポンプ室14内へ吸い込まれ、次いで駆動ピストン1の戻り運動、ひいてはポンプピストン13の移動運動によって排出通路15bを通して放出される。戻り運動は付加的なばねによって助成されるようになっていてよい。
ポンプピストン13への駆動ピストン1の運動の機械的な伝達は、接続菅若しくは接続ホース内に互いにつなぎ並べて案内された移動可能な一連の球体(ボール)を介して行われるようになっていてよい。この場合にはピストン13はばねを用いて出発位置若しくは基準位置へ押圧されている。
第6の実施例において空気供給装置を直線駆動部及び打撃装置から構造的に分離してあることによって、空気供給装置は振動を遮断若しくは減衰した状態でハンマー内に配置できるようになっている。例えば、直線駆動部及び空気ばね式打撃装置からの振動を遮断されているケーシング27に、空気供給装置を配置することが可能である。
図7は、本発明の第7の実施例の概略的な断面図である。図1乃至図6に示した空気ばね式打撃装置と異なって、図7に示す第7の実施例の打撃装置においては、打撃運動のためのエネルギーは空気ばねによって伝達されるようになっているものではない。従って図7の打撃装置は、空気ばね式打撃装置と称されないものである。
打撃機構は、前述の空気ばね式打撃装置と同様に、電気作動式若しくは電磁作動式の直線駆動部によって駆動されるようになっている。打撃機構に設けられている駆動ユニット30は、駆動要素の機能と可動子の機能とをまとめ合わせている。図7には駆動ユニット30を概略的に示してあり、つまり例えば可動子の構造は詳細には描かれていない。前述の可動子11(例えば図1)についての説明は、図7の可動子にも当てはまる。
駆動ユニット30は筒状の打撃装置ケーシング8内で往復運動させられるようになっており、この場合に往復運動は固定子12によって生ぜしめられる。
駆動ユニット30はスリーブ状に形成されていて、内部に中空の領域を有しており、該中空の領域内には打撃要素としての打撃ピストン3を往復運動可能に受容してある。打撃ピストン3は周知の形式で工具(図示省略)を打撃するようになっている。
駆動ユニット30の運動を打撃ピストン3に伝達するために、連結装置を設けてある。連結装置は、打撃ピストン3によって、殊に打撃ピストン3のピストンヘッド2によって保持された連行体31を有しており、該連行体は駆動ユニット30の切欠き内で打撃装置の打撃方向に往復運動させられるようになっている。連行体31は例えば、図7に示してあるように、打撃ピストン3のピストンヘッド2を貫通する横ピンによって形成されていてよい。駆動ユニット30の切欠きは、実施例では中空シリンダー状の駆動ユニット30の壁部を貫通してかつ軸線方向に延びている2つの長孔(スリット)32によって形成されている。
長孔32の端部面に下方のストッパー33及び上方のストッパー34を形成してあり、該ストッパーは長孔32内での連行体31の移動距離を規定している。
駆動ユニット30の往復運動に際して、打撃ピストン3はストッパー33,34及び連行体31を介して強制的に案内される。工具に向かう方向(作業方向)での駆動ユニット30の前進運動(図7で下方への運動)に際して、上方のストッパー34は連行体31、ひいては打撃ピストン3を下方へ押圧し、この場合に打撃ピストン3は、工具若しくは介在された伝動体への当接の直前に、駆動ユニット30及び連行体31に対する不都合な逆作用を避けるために自由に移動するようになっている。駆動ユニット30の続く戻り運動に際して、下方のストッパー33が連行体と接触して、工具から跳ね返る打撃ピストン3を作業方向と逆向きに引き戻す。次いで作業サイクルは繰り返され、駆動ユニット30は上方のストッパー34でもって打撃ピストン3を新たに工具へ向けて加速する。このように連結装置は第7の実施例では、空気ばねによってではなく、長孔32、ストッパー33,34及び連行体31によって形成されている。連結装置は図示の実施例に限定されるものではなく、当業者にとって駆動ユニット30の運動を打撃ピストン3に伝達するために種々の構造で実施されるものである。打撃ピストン3のピストンヘッド2はピストンロッド35を介してポンプピストン13に力伝達可能に連結されている。ポンプピストン13はポンプ室14内を往復運動するようになっている。
ポンプピストン13の下方への運動に際して、空気は吸引通路15aを介して周囲からポンプ室4内へ吸い込まれる。打撃ピストン3、ひいては該打撃ピストンに連結されたポンプピストン13の戻り運動に際して、空気はポンプ室14から排出通路15bを介して周囲へ放出される。他の機能、特に冷却空気流の案内、及び必要に応じて逆止弁を含む空気供給装置の構造は、前述の実施例のものと類似して実施されてよい。
図8には本発明の第8の実施例の断面を示してあり、この場合に打撃装置は図7の実施例と同様に形成されている。しかしながら図7に示す実施例と異なって、ポンプピストン13は、図1乃至図6の実施例と同様に、駆動ユニット30に連結されている。駆動ユニット30の駆動運動を打撃ピストン3に伝達するための連結装置としては、図7に示す手段を用いてある。
打撃ピストン3のピストンヘッド2の上側に空気ばねを形成しないために、駆動ユニット30に貫通孔36を設けてある。貫通孔36は図8には概略的に示してある。貫通孔は、該貫通孔を空気が妨げられることなく、つまり絞られることなく流過でき、不都合な空気抵抗が生じないようにできるだけ大きな横断面を有している。もちろん考えられる別の構成で駆動ユニット30をポンプピストン13に結合することも可能である。このために、図1乃至図6に示してある装置を用いる場合には、実質的に駆動ユニット30と打撃ピストン3との間に空気ばねを形成しないように考慮する必要がある
本発明の第1の実施例の概略的な断面図 本発明の第2の実施例の概略的な断面図 本発明の第3の実施例の概略的な断面図 本発明の第4の実施例の概略的な断面図 本発明の第5の実施例の概略的な断面図 本発明の第6の実施例の概略的な断面図 本発明の第7の実施例の概略的な断面図 本発明の第8の実施例の概略的な断面図
符号の説明
1 駆動ピストン、 2 ピストンヘッド、 3 打撃ピストン、 4 シャフト、 5 打撃ピストン案内、 6 工具端部、 7 空気ばね、 8 打撃装置ケーシング、 9 空気ばね、 10 空気補償ポケット、 11 可動子、 12 固定子、 13 ポンプピストン、 14 ポンプ室、 15 空気通路、 15a 吸引通路、 15b 排出通路、 16,17 逆止弁、 18 貯蔵部、 19 貯蔵室、 20 構成要素、 24 液圧ピストン、 25 液圧通路、26 液圧シャフト、 27 ケーシング、 30 駆動ユニット、 31 連行体、 32 長孔、 33,34 ストッパー、 36 貫通孔

Claims (23)

  1. ドリル及び/又は打撃ハンマーであって、
    電動式の直線駆動部(11,12)、及び
    打撃装置を備えており、該打撃装置は、前記直線駆動部(11,12)によって往復運動可能な駆動要素(1)、打撃要素(3)、及び前記駆動要素(1)と打撃要素(3)との間で有効な連結装置(7)を有しており、該連結装置は前記駆動要素(1)の運動を前記打撃要素(3)に伝達するようになっている形式のものにおいて、
    空気供給装置を設けてあり、該空気供給装置は、空気流の形成のための往復直線運動可能なポンプ要素(13)を有しており、
    前記ポンプ要素(13)は前記駆動要素(1)及び/又は前記打撃要素(3)に連結されており、これによって前記駆動要素(1)及び/又は前記打撃要素(13)の運動は前記ポンプ要素(13)に伝達されるようになっていることを特徴とする、ドリル及び/又は打撃ハンマー。
  2. 駆動要素(1)は直線駆動部の可動子(11)に結合されている請求項1に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  3. 駆動要素(1)は可動子(11)を支持し、若しくはほぼ完全に可動子(11)によって形成されている請求項1又は2に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  4. 連結装置は、駆動要素(1)と打撃要素(13)との間で有効な少なくとも1つのストッパーを有している請求項1から3のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  5. 連結装置は、駆動要素(1)と打撃要素(13)との間で少なくとも1つの方向に有効な弾性的な構成要素(7)を有している請求項1から4のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  6. 駆動要素(1)と可動子(11)と打撃要素(13)とは、1つの構成ユニットを形成し、若しくは互いに一体に結合されている請求項1から5のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  7. 駆動要素(1)の運動は機械式連結装置、若しくは液圧式連結装置、若しくは空気圧式連結装置を介してポンプ要素(13)に伝達されるようになっている請求項1から6のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  8. ポンプ要素(13)はドリル及び/又は打撃ハンマー内の、打撃装置からの振動を遮断された領域に配置されている請求項1から7のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  9. 可動子(11)はシリンダー状若しくは中空円筒状に形成されている請求項1から8のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  10. 可動子(11)は、軸線方向に延びる少なくとも1つのプレート状の構成要素を有している請求項1から8のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  11. 空気供給装置は、ポンプ室(14)及び空気通路(15)を有しており、
    ポンプ要素(13)は前記ポンプ室(14)内に往復運動可能に受容されており、
    前記ポンプ室(14)は前記空気通路(15)を介して少なくとも一時的に周囲に接続されるようになっている請求項1から10のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  12. 空気通路(15)は、ドリル及び/又は打撃ハンマーの熱発生の構成要素に沿って、殊に直線駆動部の固定子(12)の一部分に沿って延びるように配置されている請求項11に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  13. 空気通路(15)は、周囲からポンプ室(14)内への空気の流入のための吸引通路(15a)を有している請求項11又は12に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  14. 空気通路(15)は、ポンプ室(14)から周囲への空気の流出のための排出通路(15b)を有している請求項11から13のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  15. 吸引通路(15a)及び/又は排出通路(15b)内に逆止弁(16,17)を配置してある請求項13又は14に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  16. 貯蔵部(18)を設けてあり、該貯蔵部は、排出通路(15b)を介して流出させるべき空気の一部分を一時的に貯蔵するために前記排出通路(15b)に接続されている請求項14又は15に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  17. 貯蔵部(18)の下流側の排出通路(15b)の横断面は、前記貯蔵部(18)の上流側の排出通路(15b)の横断面よりも小さくなっている請求項16に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  18. 貯蔵部(18)は駆動要素(1)の戻り運動中に空気を充填され、かつ打撃運動中に空気を放出するようになっている請求項16又は17に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  19. ポンプ室(14)と貯蔵部(18)との間の排出通路(15b)内に逆止弁(17)を配置してある請求項16から18のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  20. ポンプ要素(13)は、打撃方向で見て駆動要素(1)及び可動子(11)の後に配置され、若しくは打撃装置の横に配置されている請求項1から19のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  21. 打撃装置は空気ばね式打撃装置であり、
    駆動要素は駆動ピストン(1)として形成されており、
    打撃要素は打撃ピストン(3)として形成されており、かつ
    連結装置は、前記駆動ピストン(1)と前記打撃ピストン(3)との間の中空室内に形成された空気ばね(7)を有している請求項1から20のいずれか1項に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  22. ポンプ要素(13)の空気流の形成のために有効な横断面積は、駆動ピストン(1)の、空気ばね(7)に対して作用する横断面積よりも大きくなっている請求項21に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
  23. 駆動ピストン(1)は、打撃方向で見て打撃ピストン(3)の後に配置された第1の空気ばね(7)と打撃ピストン(3)の前に配置された第2の空気ばね(9)を形成するように打撃ピストン(3)を取り囲んでいる請求項21又は22に記載のドリル及び/又は打撃ハンマー。
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