JP2009501424A - 燃料電池用の導電性金属流体分散板 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの実施形態では、本発明は、導電性流体分散板と、導電性流体分散板を作製する方法およびそれを使用するためのシステムを提供する。少なくとも1つの実施形態では、分散板は、分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する金属性の板本体と、板本体上に配置された、100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層と、金属含有接着促進層上に配置された複合ポリマー導電層とを備える導電性流体分散板を含む。

Description

本発明は、一般に、導電性金属流体分散板、導電性金属流体分散板を作製する方法、および本発明による導電性金属流体分散板を使用するシステムに関する。より詳細には、本発明は、燃料電池および他のタイプのデバイスにおける接触抵抗および水移送の難点に対処する上で導電性金属流体分散板を使用することに、また、流体分散板上の有機コーティングの湿式接着に関する。
燃料電池は、乗り物応用例を含めて、多数の応用例向けの電源として開発されつつある。1つのそのような燃料電池が、プロトン交換膜燃料電池またはPEM燃料電池である。PEM燃料電池は、当技術分野で周知であり、その各セル内に膜電極接合体またはMEAを含む。MEAは、その一方の側に形成されたアノード電極面と、その反対側に形成されたカソード電極面とを有する、薄いプロトン伝導性の、ポリマーの膜電解質である。膜電解質の一例は、イオン交換樹脂製のタイプである。例示的なイオン交換樹脂は、E.I.DuPont de Nemeours&Co.から入手可能なNAFION(商標)など、ペルフルオロスルホン酸(perfluoronated sulfonic acid)を含む。一方、アノード面およびカソード面は、一般に、微粉化された(finely divided)炭素粒子と、炭素粒子の内部表面および外部表面上で支持された、極めて微粉化された触媒粒子と、触媒粒子および炭素粒子と混合されたNAFION(商標)などプロトン伝導性粒子とを含み、あるいは、炭素なしでポリテトラフルオロエチレン(PTFE)バインダ全体にわたって分散された触媒粒子を含む。
多セルPEM燃料電池は、電気的に直列で共に積み重ねられた、またセパレータ板またはバイポーラ板として知られるガス不透過の導電性流体分散板によって互いに分離された複数のMEAを備える。そのような多セル燃料電池は、燃料電池スタックとして知られる。バイポーラ板は、一方が1つのセルのアノードと対面し他方がスタック内の次の隣接するセル上のカソードと対面する2つの作用面を有し、隣接するセル間で電流を導通する。スタックの端部にある導電性流体分散板は、端部セルだけと接触し、端板として知られる。バイポーラ板は、気体反応物(たとえば、HおよびO/空気)をアノードおよびカソードの表面全体にわたって分配する流れ場を含む。これらの流れ場は、一般に、ランド間に複数の流路を画定する複数のランドを含み、それらの流路を介して、流路の両端に位置する供給ヘッダと排気ヘッダの間で気体反応物が流れる。
「拡散媒体」として知られる極めて多孔性(すなわち、約60%から80%)の導電材料(たとえば、布、スクリーン、紙、フォームなど)が、一般に、導電性流体分散板とMEAの間に置かれ、(1)気体反応物を、導電性流体分散板のランド間で、またランドの下で、電極の面全体にわたって分配するように働き、(2)溝に対面する電極の面から集電し、その溝を画定する、隣接するランドに電流を搬送する。1つの既知のそのような拡散媒体は、体積で約70%の気孔率、約0.17mmの非圧縮厚を有する黒鉛紙を含み、Toray 060の名称で東レ株式会社から市販されている。また、そのような拡散媒体は、当技術分野で知られているように、細かいメッシュ、貴金属スクリーンなどを含むことができる。
−O/空気燃料電池環境では、導電性流体分散板は、一般に、F、SO −−、SO 、HSO 、CO −−、HCO などを含有する穏やかな酸溶液(pH3〜5)と絶えず接触している可能性がある。さらに、カソードは、一般に、高酸化環境内で動作し、(通常の水素電極に対して)最大約+1Vに分極され、一方、加圧空気にさらされる。最後に、アノードは、一般に、絶えず水素にさらされる。したがって、導電性流体分散板は、燃料電池内の過酷な環境に抵抗力を有するべきである。
より一般的なタイプの好適な導電性流体分散板の1つは、体積で約30%から約40%の導電粒子を含有するポリマー複合材料で被覆された、ステンレス鋼など金属製のものを含む。この点に関して、(1)本願の譲受人に譲渡され、(2)参照により本明細書に組み込まれ、(3)粒子を共に、また金属シートの表面に結合する耐酸性、不水溶性、耐酸化性ポリマーのマトリックス全体にわたって分散された複数の導電性、防蝕性(すなわち、耐酸化性および耐酸性)フィラ粒子を含む耐蝕性、導電性の層で被覆された金属シート製の導電性流体分散板を開示する、2002年4月16日に発行されたFronkらの米国特許第6372376号を参照されたい。Fronkらのタイプの複合コーティングは、好ましくは、コーティングの組成、抵抗率、および完全性(integrity)に応じて、約50Ω・cm以下の抵抗率と、約5ミクロンと75ミクロンの間の厚さとを有することになる。より薄いコーティングほど、燃料電池スタック全体にわたってより低いIR降下を達成するために好ましい。
導電ポリマー複合材料で被覆された金属板は、許容される耐蝕性および接触抵抗を有する導電性流体分散板をもたらすことが判明しているが、出願人らは、ステンレス鋼およびニッケル基合金製のものなど、いくつかの金属板に対するポリマーコーティングの接着が、金属の表面が比較的不活性であることにより比較的弱いことを見出した。これらのタイプの板は、現在、許容されるコーティング接着特性を有するが、コーティング接着特性が高められたポリマー被覆の金属導電性流体分散板を提供することが望まれている。
少なくとも1つの実施形態では、分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する金属性の板本体と、板本体上に配置された、100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層と、金属含有接着促進層上に配置された複合ポリマー導電層とを備える導電性流体分散板が提供される。
他の実施形態では、分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する本体を有する金属性の板本体を用意するステップと、板本体上に100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層を設けるステップと、金属含有接着促進層上に複合ポリマー導電層を設けるステップとを含む流体分散板を製造する方法が提供される。
他の実施形態では、燃料電池が提供される。少なくとも1つの実施形態では、この燃料電池は、分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する金属性の板本体と、板本体上に配置された、100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層と、金属含有接着促進層上に配置された複合ポリマー導電層とを備える第1の導電性流体分散板を備える。この燃料電池は、第2の導電性流体分散板と、第1の導電性流体分散板と第2の導電性流体分散板を分離する膜電極接合体とをさらに含み、膜電極接合体が、第1の側および第2の側を有する電解質膜と、電解質膜の第1の側に隣接するアノードと、電解質膜の第2の側に隣接するカソードとを備える。
本発明は、添付の図面と共に、本発明の好ましい実施形態の以下の説明から、より完全に理解されることになる。特許請求の範囲は、その中の記載によって規定され、本説明に述べられている特徴および利点の特定の考察によって規定されないことに留意されたい。
本発明の実施形態の、以下の詳細な説明は、同様の構造が同様の符号を用いて示される以下の図面と併せ読めば、よりよく理解することができる。
当業者なら、図内の要素は、話を簡単にし図を見やすくするように示されており、必ずしも原寸に比例して示されていないことを理解する。たとえば、図内のいくつかの要素の寸法は、本発明の実施形態の理解を深める助けとなるように、他の要素に対して誇張されている可能性がある。
好ましい実施形態の以下の説明は、実際には単に例示的なものにすぎず、決して本発明、その応用例、または使用を限定することは意図されていない。次に、現在本発明者らに知られている本発明を実施する最良の形態を構成する、本発明の現在好ましい組成、実施形態、および方法を詳細に参照する。図は、必ずしも原寸に比例しない。しかし、開示されている実施形態は、様々な、また代替の形態で実施することができる本発明を例示するものにすぎないことを理解されたい。したがって、本明細書において開示されている特定の詳細は、限定するものと解釈すべきではなく、特許請求の範囲に関する典型的な基礎として、および/または当業者に本発明を様々に使用することを教示するための典型的な基礎として解釈すべきである。
諸例の場合、または別段明示的に示されている場合を除いて、材料の量または反応および/もしくは使用の条件を示す本説明内の数字による量は、本発明の最も広い範囲について述べる上で「about(約)」という単語によって修飾されているものと理解すべきである。一般に、述べられている数字による限界内での実施が好ましい。また、そうではないことが明示的に述べられていない限り、パーセント、「部(parts of)」、および比率の値は、重量によるものであり、「ポリマー」という用語は、「オリゴマー」「コポリマー」「ターポリマー」などを含み、本発明に関連して所与の目的に適している、または好ましい材料のグループまたはクラスの説明は、そのグループまたはクラスの任意の2つ以上のメンバの混合物もまた等しく適している、または好ましいことを暗示し、化学用語内の成分の説明は、その説明内で指定されている任意の組合せに対する追加の時点での成分を指し、混合後の混合物の成分間の化学的な相互作用を必ずしも排除せず、頭字語または他の略語の第1の定義が、同じ略語の、本明細書における後続の使用すべてに対して、また最初に定義されている略語の通常の文法的変形形態に対して適用され、そうでないことが明示的に述べられていない限り、ある特性の測定値は、同じ特性に関して先に、または後で参照されているものと同じ技法によって決定される。
図1を参照すると、自動車応用例向けの例示的な燃料電池システム2が示されている。しかし、たとえば住宅システムのエリア内など、他の燃料電池システム応用例も、本発明から利益を受けることができることを理解されたい。
図1に示されている実施形態では、乗り物本体90と、燃料電池プロセッサ4および燃料セルスタック15を有する例示的な燃料電池システム2とを有する乗り物が示されている。燃料電池スタックおよび燃料電池内で実施された本発明の実施形態の考察は、以下、図2〜3を参照して提供される。1つの特定の燃料電池スタック15設計について述べられているが、本発明は、流体分散板が効用を有する場合、どの燃料電池スタック設計にも適用可能とすることができることを理解されたい。
図2は、互いに導電性流体分散板30によって分離された1対の膜電極接合体(MEA)20および22を有する2燃料電池の燃料電池スタック15を示す。分散板30は、燃料および酸化剤ガスをMEA20および22に分配するために、複数の流体流路35、37を有するバイポーラ板として働く。「流体流路」とは、本発明者らは、板の少なくとも一部分内で、その外で、それに沿って、またはそれを介して流体を移送するために使用される分散板上の経路、領域、エリア、または任意のドメインを意味する。MEA20および22、ならびに分散板30は、クランプ板40とクランプ板42の間で、また導電性流体分散板32と導電性流体分散板34の間で、共に積み重ねることができる。図の実施形態では、分散板32および34は、燃料および酸化剤ガスをMEA20および22に分配するために、分散板の両側ではなく、1つの側だけそれぞれ流路36および38を含む端板として働く。
燃料電池スタックのいくつかの構成要素間で封止および電気的絶縁をもたらすために、非導電性ガスケット50、52、54、56を設けることができる。ガス透過性の炭素/黒鉛拡散紙60、62、64、66が、MEA20および22の電極面に押し付けることができる。分散板32および34は、それぞれ炭素/黒鉛紙60および66に押し付けることができ、一方、分散板30は、MEA20のアノード面上の炭素/黒鉛紙64を、またMEA22のカソード面上の炭素/黒鉛紙60に押し付けることができる。
図の実施形態では、Oなど酸化流体が、貯蔵タンク70から適切な供給配管86を介して燃料電池スタックのカソード側に供給される。酸化流体がカソード側に供給されている間に、Hなど還元流体が、貯蔵タンク72から適切な供給配管88を介して燃料電池のアノード側に供給される。MEAのHおよびO/空気側用の排気配管(図示せず)もまた提供される。追加の配管80、82、84は、分散板30、ならびに分散板32および34に液体冷却剤を供給するために設けられる。分散板30、32、34から冷却剤を抜くための適切な配管もまた提供されるが、図示しない。
図3は、第1のシート102と、第2のシート104とを備える例示的な導電性流体分散板30を示す。第1および第2のシート102、104は、それらの外部の側/表面上に複数の流体流路106、108を備え、それらの流体流路を介して、典型的には、各板の1つの側に沿って蛇行する経路内で燃料電池の反応ガスが流通する。また、第1および第2のシート102、104は、流路106、108に隣接する、複数のランド107、109を備える。第1および第2のシート102、104の内部の側は、燃料電池の動作中に冷却剤が通過する第2の複数の流体流路110、112を含むことができる。第1のシート102および第2のシート104の内部の側が、板本体120を形成するように共に配置されたとき、流体流路は、冷却剤が分散板30を通過するように、一連の流路を接続し形成する。
板本体120は、図3に示されている2枚の別個のシートではなく、単一のシートまたは板から形成されてもよい。板本体120が単一の板から形成されるとき、流路は、板本体120の外部の側上に、また板本体120の中央を介して形成されてもよく、その結果、得られる板本体120は、2枚の別個のシート102、104から構成された板本体120と同等である。
板本体120は、金属または合金から形成されてもよく、導電性でなければならない。一実施形態では、不動態化金属または不動態化合金で板本体120を形成する。「不動態化金属」または「不動態化合金」とは、本発明者らは、空気または水など周囲の物質との反応の結果として不動態化層を形成する金属または合金を意味する。しかし、不動態化金属を使用しようとする場合、少なくとも1つの実施形態では、分散板30の接触抵抗を著しく増大しないように、任意の形成される不動態化層が比較的薄いことが好ましい。
好適な金属および合金は、燃料電池の流体分散板として機能するために、十分な耐久性および剛性によって特徴付けられるべきである。板本体用の材料を選択する際に考慮すべき追加の設計特性は、ガス透過性、導電率、密度、熱伝導率、耐蝕性、パターン画定(pattern definition)、熱およびパターン安定性、機械加工性、コスト、および使用可能性を含む。使用可能な金属および合金は、ステンレス鋼、ニッケル基合金、およびそれらの組合せを含む。
第1および第2のシート102、104は、典型的には、厚さ約50から250(ミクロン)の間である。シート102、104は、機械加工、回転ダイ成形(rotary die forming)、切断、スタンピング、フォトリソグラフィマスクを介すものなどフォトエッチング、化学エッチング、または任意の他の好適な設計および製造工程によって形成されてもよい。シート102、104は、平坦なシートと、一連の外部流体流路を含む追加のシートとを含む積層構造を含むことができることが企図されている。内部金属スペーサシート(図示せず)が、第1のシート102と第2のシート104の間に配置されてもよい。
図3の概略的に示されている分散板30では、本体120の構造構成要素を形成する基材102、104は、ステンレス鋼、ニッケル基合金、およびそれらの組合せなど、耐蝕性の金属性材料を含む。分散板30の作用面は、導電ポリマー複合コーティング140で覆われる。少なくとも1つの実施形態では、導電ポリマーコーティング140は、約50Ω・cm未満の抵抗率を有する導電性、耐酸化性、耐酸性の保護材料を含み、耐酸性、耐酸化性のポリマーマトリックス全体にわたって分散された複数の耐酸化性、酸不溶性、導電性のフィラ粒子(すなわち、約50ミクロン未満)を含む。任意の好適な導電ポリマーコーティング140を使用することができる。少なくとも1つの実施形態では、導電ポリマーコーティングは、5ミクロンから45ミクロンの厚さを有し、他の実施形態では、10ミクロンから30ミクロンの厚さを有する。そのようなコーティング、およびそれらの応用の形の好適な例は、米国特許第6372376号に見出すことができる。
少なくとも1つの実施形態では、導電フィラ粒子は、金、白金、黒鉛、炭素、パラジウム、ニオブ、ロジウム、ルテニウム、および希土類金属からなるグループから選択することができる。少なくともいくつかの実施形態では、この粒子は、25重量%の添加量(loading)で導電性の炭素および黒鉛を含むことができる。ポリマーマトリックスは、薄い接着フィルムの形に形成することができる、また燃料電池の過酷な酸化および酸環境に耐えることができる任意の不水溶性ポリマーを含むことができる。したがって、とりわけエポキシ、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェノール、フルオロエラストマー(たとえば、フッ化ポリビニリデン)、ポリエステル、フェノキシフェノール(phenoxy−phenolics)、エポキシドフェノール(epoxide−phenolics)、アクリル、ウレタンなどポリマーは、複合コーティングと共に有用であるものと考えられる。架橋されたポリマーを、透過性の低いコーティングを生成するために使用することができ、ポリアミドイミド熱硬化性/熱可塑性ポリマーが最も好ましい。
少なくとも1つの実施形態では、導電ポリマー層140は、Nメチルピロリドン、プロピレングリコール、およびメチルエーテルアセテートの混合物を含む溶媒内でポリアミドイミドを溶かし、そこに重量で21%から23%の黒鉛粒子およびカーボンブラック粒子の混合物を追加することによって付着させることができる。少なくとも1つの実施形態では、黒鉛粒子は、サイズが5ミクロンから20ミクロンに及ぶことができ、カーボンブラック粒子は、サイズが0.5ミクロンから1.5ミクロンに及ぶことができる。少なくとも1つの実施形態では、混合物を基材上に吹き付け、乾燥させ(すなわち、溶媒を蒸発させ)、硬化させ、最大38重量%の炭素−黒鉛含有量を有する厚さ10ミクロンから30ミクロンのコーティングをもたらすことができる。低温(すなわち、400°F(204.4℃)未満)でゆっくり硬化させることも、まず約300°F(148.9℃)から350°F(176.7℃)で10分間加熱することによって溶媒が除去され(すわなち、乾燥され)、その後に、ポリマーを硬化させるために(使用される温度に応じて)約1/2分から約15分に及ぶ様々な時間の、より高温の加熱(500°F(260℃)から750°F(398.9℃))が続く2段階工程で、より迅速に硬化させることもできる。別法として、コーティングは、IR乾燥/硬化させることができる。
図3に示されている実施形態では、導電性流体分散板30は、シート102、104と導電ポリマーコーティング140との間に配置された金属含有接着促進コーティング130を含む。金属含有接着促進コーティング130は、図3に概略的に示されているように、分散板30の外部表面全体を実質的に覆って延在することができるが、金属含有接着促進コーティング130は、外部表面全体より小さい範囲で延在することもできる。
出願人らは、シート102、104と導電ポリマーコーティング140との間に配置された金属含有接着促進コーティング130を有する導電性分散板30を提供することにより、優れた接触抵抗および水移送特性、ならびに導電ポリマーコーティング140の、分散板30に対する優れた湿式接着を有する導電性分散板が得られることを見出した。少なくとも1つの実施形態では、金属含有接着促進コーティング130は、バルブ金属を含む金属層を含む。金属含有接着促進コーティング130は、純粋なバルブ金属層、および他のバルブ金属含有合金層を含むことができることが企図されている。少なくともいくつかの実施形態では、特に好適なバルブ金属は、チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、およびそれらの混合物を含む。少なくともいくつかの実施形態では、チタンが特に適している。
金属含有接着促進コーティング130は、100nm未満の厚さを有する。少なくともいくつかの実施形態では、金属含有接着促進コーティング130は、75nm未満の厚さを有し、他の実施形態では、1nmと60nmの間、さらに他の実施形態では、5nmと45nmの間の厚さを有する。金属含有接着促進コーティング130は、任意の好適な形で分散板30に供給することができるが、1つの特に好適な手法は、物理気相堆積工程を介して、金属含有接着促進コーティング130を分散板30上に堆積することである。出願人らは、金属含有接着促進コーティング130の使用により、複合コーティング140の、分散板30に対する優れた接着が得られることを見出した。少なくともいくつかの実施形態では、複合コーティング140は、(燃料電池使用の)少なくとも2000時間の間、分散板30に接着することになり、他の実施形態では、少なくとも4000時間の間、さらに他の実施形態では、少なくとも6000時間の間、接着することになる。
また、出願人らは、金属含有接着促進コーティングが、分散板30の水管理特性を改善する助けとなる可能性があることを見出した。いくつかの実施形態では、分散板30と導電ポリマーコーティング140との間に配置されたバルブ金属層130は、酸化によるなど、バルブ金属酸化物層への経時的な変換の量が少ない可能性がある。バルブ金属酸化物層は、比較的親水性の非ストイチック(non−stoichic)金属性導電不動態フィルムである。図4を参照すると、これらの実施形態では、コーティング130の外部表面部分150が、バルブ金属酸化物層に変換されるものである。少なくとも1つの実施形態では、外部表面部分150は、体積で金属含有接着促進コーティング130の0.01%から2.5%を含み、他の実施形態では、0.05%から1.5%、さらに他の実施形態では、0.1%から1%を含む。金属含有接着促進コーティング130の外部部分がバルブ金属酸化物外部表面部分150を含むとき、コーティング130は比較的親水性であり、分散板30の拡張圧(spreading pressure)が高くなる。少なくともいくつかの実施形態では、金属含有接着促進コーティング130がバルブ金属酸化物外部表面部分150を含むとき、分散板30の拡張圧は、少なくとも200dyn/cmであり、少なくとも他の実施形態では、225dyn/cmと375dyn/cmの間、さらに他の実施形態では、275dyn/cmと325dyn/cmの間である。これらの範囲内の拡張圧を有する板は、良好なウィッキング特性をもたらすことができ、スタックから水を除去する助けとなる可能性がある。また、上記の量でバルブ金属酸化物層を有する板は、板の総接触抵抗を容易に感知できるほど増大しないことになる。
導電ポリマーコーティング140は、コーティング130に直接付着させ、乾燥/硬化させることができる。複合層140は、様々な方法、たとえば事前形成されたフィルムを基材上にブラッシング、吹付け、展着(spreading)、または積層、コイルコーティング、またはロールコーティングすることで付着させることができる。金属含有接着促進コーティング130は、分散板30の接触抵抗全体を容易に感知できるほど増大しない非化学量論的な導電不動態フィルムを形成することができるので、ポリマーコーティング140の堆積は、金属含有接着促進コーティング130の堆積から比較的長い遅延の後で行われてもよい。そのような遅延は、少なくとも24時間とすることができ、他の実施形態では、72時間、少なくともさらに他の実施形態では、少なくとも168時間とすることができる。
図5は、本発明の他の実施形態を示す。図5に示されている分散板30’および本体120’は、構造および使用が、図3に示されている分散板30および本体120と同様である。図3に示されている分散板30における対応する部分と実質的に同じである分散板30’の部分は、同じ符号が与えられており、分散板30における対応する部分と実質的に異なる分散板30’の部分は、見やすくするために添字「ダッシュ」を追加して同じ部分番号が与えられている。
少なくとも1つの実施形態では、導電ポリマーコーティング140は、分散板30’の流路106、108を覆っては付着されない。したがって、流路106、108は、少なくとも実質的に導電ポリマーコーティング140を欠いており、少なくとも1つの実施形態では、完全に欠いている。ポリマーコーティング140は、実質的にランド107、109上だけに選択的に堆積することができ、あるいは、少なくとも実質的にポリマーコーティングが流路106、108内に堆積されないように、ポリマーコーティング140を分散板30’上に堆積している間、流路106、108を適切にマスクすることができるであろう。この実施形態では、流路106、108は、ランド107、109より比較的親水性とすることができ、それにより、比較的より効率的な水除去経路をもたらすことによって、分散板30’の水管理能力を高める。
少なくともいくつかの実施形態では、本発明の様々な実施形態による導電性流体分散板は、優れた接触抵抗およびコーティング接着特性を有する。少なくともいくつかの実施形態では、本発明の様々な実施形態による導電性流体分散板は、優れた水管理特性を有する。
少なくともいくつかの実施形態では、本発明の様々な実施形態による導電性流体分散板は、ポリマーコーティングを堆積するのを、少なくとも金属含有接着促進コーティングの堆積に対して遅らせることができることにより、優れた加工性(processability)を有する。少なくともいくつかの実施形態では、本発明の様々な実施形態による導電性流体分散板はまた、金属含有接着促進コーティングの使用により、陰極洗浄または陰極エッチングなしで板上にポリマーコーティングを堆積することが可能になるので、優れた加工性(processability)を有するが、いくつかの実施形態では、シートのプリスパッタ段階、または光輝焼鈍炉から直接の清浄なシートの使用は、低い接触抵抗を維持するために有用となる可能性がある。
本発明の原理は、ユニポーラ板およびバイポーラ板にも等しく適用されることを理解されたい。
本発明について、例を介してさらに述べる。本発明は、その例によって限定されないことを理解されたい。
いくつかのステンレス鋼板が、10−2トル(−500バイアス電圧)で、アルゴン雰囲気内で5分間、プリスパッタされ、自然に発生する不動態化酸化物および絶縁酸化物があればそれを除去する。次いで、それらの板は、10〜30nmのチタン層で被覆され、その後で、米国特許第6372376号に開示されているものなど導電ポリマーコーティングを吹き付けられる。その後で、酸化物の自然成長を防止する助けとなるように、チタンの堆積後、有機ポリマーコーティングが板に付着される。次いで、これらの板は、pH=3の模擬燃料電池溶液内で、90℃で20週間、浸漬される。これらの板は、テープ接着試験(ASTM D3359番)に従って、模擬燃料電池溶液内で20週間の浸漬後、著しい剥離故障を示さない。
(比較例)
いくつかのステンレス鋼板が、陰極洗浄され、自然に発生する不動態化酸化物および絶縁酸化物があればそれを除去する。次いで、それらの板は、米国特許第6372376号に開示されているものなど導電ポリマーコーティングで被覆される。これらの板は、導電ポリマーコーティングに隣接するチタン層を有していない。次いで、これらの板は、pH=3の模擬燃料電池溶液内で、90℃で12週間、浸漬される。これらの板は、テープ接着試験(ASTM D3359番)に従って、模擬燃料電池溶液内で12週間の浸漬後、著しい剥離故障を示す。
本発明の実施形態について例示し述べたが、これらの実施形態は、本発明の可能な形態すべてを例示し述べることは意図されていない。それどころか、本明細書内で使用される語は、限定ではなく説明の語であり、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、様々な変更を加えることができることを理解されたい。
燃料電池システムを含む乗り物の概略図である。 2つの燃料電池を使用する燃料電池スタックの概略図である。 本発明の一実施形態による導電性流体分散板の図である。 本発明の他の実施形態による導電性流体分散板の図である。 本発明の他の実施形態による導電性流体分散板の図である。

Claims (20)

  1. 分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する金属性の板本体と、
    前記板本体上に配置された、100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層と、
    前記金属性の層上に配置された複合ポリマー導電層と
    を備える導電性流体分散板。
  2. 前記金属含有接着促進層がバルブ金属を含む、請求項1に記載の分散板。
  3. 前記バルブ金属が、チタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、請求項2に記載の分散板。
  4. 前記金属含有接着促進層が75nm未満の厚さを有する、請求項2に記載の分散板。
  5. 前記金属含有接着促進層が、金属酸化物層を含む外部表面部分を含み、前記外部表面部分が、分散板の総接触抵抗を、前記外部表面部分を有していない板に比べて実質的に増大しない量で存在する、請求項2に記載の分散板。
  6. 前記金属がチタンである、請求項3に記載の分散板。
  7. 前記金属がジルコニウムである、請求項3に記載の分散板。
  8. 前記金属がニオブである、請求項3に記載の分散板。
  9. 前記金属がタンタルである、請求項3に記載の分散板。
  10. 前記板本体が、前記流路に隣接するランドを含み、前記流路内の金属含有接着促進層には、実質的に複合ポリマー導電材料が堆積されない、請求項3に記載の分散板。
  11. 前記金属含有接着促進層が、物理気相堆積によって前記板本体上に配置される、請求項2に記載の分散板。
  12. 前記金属酸化物が酸化チタンである、請求項5に記載の分散板。
  13. 前記金属性の板がステンレス鋼を含む、請求項3に記載の分散板。
  14. 少なくとも200dyn/cmの拡張圧を有する、請求項3に記載の分散板。
  15. 流体分散板を製造する方法であって、
    前記分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する本体を有する金属性の板本体を用意するステップと、
    前記板本体上に100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層を配置するステップと、
    前記金属性の層上に複合ポリマー導電層を配置するステップとを含む方法。
  16. 前記本体上に金属含有接着促進層を配置する前記ステップが、物理気相堆積を介して前記分散板上に金属を堆積するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記金属含有接着促進層がバルブ金属を含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記バルブ金属が、チタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記金属性の板がステンレス鋼を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 分散板の少なくとも1つの側にわたって流体の流れを分配するように構成された1組の流体流路を画定する金属性の板本体と、前記板本体上に配置された、100nm未満の厚さを有する金属含有接着促進層と、前記金属性の層上に配置された複合ポリマー導電層とを備える第1の導電性流体分散板と、
    第2の導電性流体分散板と、
    前記第1の導電性流体分散板と前記第2の導電性流体分散板を分離する膜電極接合体とを備え、前記膜電極接合体が、
    第1の側および第2の側を有する電解質膜と、前記電解質膜の前記第1の側に隣接するアノードと、前記電解質膜の前記第2の側に隣接するカソードとを備える、燃料電池。
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