JP2009500546A - 水洗タンク用の洗浄剤ディスペンサ - Google Patents

Abstract

この発明は、設定された量の液体処理剤（６）を、水洗タンク（３）が作動されたときに、その中に配送するためのディスペンサに関する。この発明のディスペンサは、配送可能な製品のドーズの体積（Ｖ＋ｖ）に近い体積（Ｖ）の少なくとも１つの測定空洞（１２）と、この空洞（１２）を製品（６）貯蔵タンク（２）と連通させるための第１の手段（１４）と、この空洞（１２）を外部と制御可能に接続するための第２の手段（１９）と、第２の手段（１９）の閉鎖要素（２８，３９）とを備える。これら閉鎖要素は、水洗タンク（３）内に収容された水の表面（Ｎ）に浮動状態で実装された部材（３２）によって制御される。この部材は、水洗装置の待機期間中は閉鎖要素を閉鎖し、また水洗装置が作動された時は前記手段を開くことを可能にする。
【選択図】図１

Description

この発明は、設定された量の液体処理製品を水洗シスターン（水槽）内へ配送することを実施することが意図された装置又は構成に関する。

ＷＣ水洗機構は、洗浄水を注入するように構成されたシスターンと同様に、異なる汚染要素、特に水垢や種々の微生物の形成に対する基礎を作ることが既に知られている。

使用される水の硬度に依存して、水洗機構内及びシスターン内で形をなす垢堆積物は、それらの厳密性を変え、そしてある場合には実質的な使用期間後に、これら堆積物は特に不快なものになって、純粋且つ単純に水洗設備の機構の作動を阻止することさえも観測されている。更には、シスターン内の垢の形成は、第１に、シスターンの見栄えにダメージを与えることに寄与し、第２に、特に水垢の多孔性故に、前記シスターン内で、そこを通過可能な有機物質の要素を保持することに寄与する。

シスターン内及びＷＣ水洗機構自体の貯水槽内の双方で発達する微生物に関すれば、それらの発達が多数の不都合の源、特に不快な臭いの源となる点が思い出されるべきである。

シスターン及びＷＣ水洗機構の貯水槽の双方の洗浄を実行するために、種々の手段が提案されているのはこのためである。洗浄製品はかくして、固形の形態で提案されている。この形態は、水洗設備の各動作時に、ある量の製品を貯水槽の水洗水内に溶解させる。そのような装置が非常に有効というわけではなかった点、並びにそれらの有効性が固形製品の溶解時に更に低減されるという点が観測されている。

ＷＣ水洗設備の貯水槽内部又はシスターン自体の内部のいずれかに適合される電気器具によって配送される液体洗浄製品が使用されるべきである点もまた提案されている。この電気器具は、水洗設備の各動作時に、所定量の洗浄液をシスターンの内部に放出するように設計されている。この洗浄液はまた、水洗設備により注入された水によって駆動されるときに、シスターンの内部を浄化する。

フランス特許 ＦＲ２８０８８９７号はかくして、洗浄製品貯蔵用の貯蔵器で構成された装置を提案している。この貯蔵器の底部は、空洞内に開口した管状要素で終端している。この空洞の内部には、移動式球状ストッパが実装されている。このストッパは、フロートに取り付けられている。このフロートは、水洗機構内の水の表面に浮動するように実装されている。かくして、水洗機構の貯水槽が満たされているときに、フロートは球状ストッパを管状要素のベースに当接して、洗浄製品に対する出口を閉鎖している。逆に、水洗設備が操作されると、水のレベルは水洗設備の貯水槽内で低下するので、球状ストッパは製品を放出して空洞内に流入させると共に、空洞のベースを閉鎖する。このため、前記空洞はそれから、一定量の洗浄製品で満たされる。水洗機構の貯水槽が満たされると、フロートは球状ストッパを上昇させ、かくして貯水槽内の空洞内に収容された製品は流れて、貯水槽内の水のレベルが十分になった所定時間後に、球状ストッパは処理製品の流れを阻止する。この種の装置の欠点は、球状ストッパの中間位置では、処理製品が貯蔵容器から水洗設備の貯水槽内へ直接全く自由に流れる点である。このようにして配送される処理製品の量は、それ故本質的に球状ストッパの下降位置から上昇位置への立上り時間に依存するもので、貯蔵空洞の容積には依存しない。この立上り時間は、固定された期間でないこともある。それは、立上り時間が、水洗機構の所定数の要素の状態や、水洗を供給する水の圧力、それに容器内の製品の高さ等に依存するからである。

この種の装置は、それ故、水洗設備の各動作時に、正確に同じ量目の洗浄製品を配送することができない。

引出型の装置、例えば特許ＦＲ２６１８４７０に記載されている装置に関しても、いくつかの提案がなされている。この装置では、洗浄製品が貯蔵容器内に収容される。この貯蔵容器の底部には、フロートの作用で垂直にスライドする移動式ストッパが位置決めされている。このフロートは、水洗機構内に収容された水のレベルによって制御される。水洗設備が満たされていると、フロートはストッパ要素を上昇位置へ移動させ、また水洗設備が空になると、フロートはストッパ要素を下降位置へ下向きに移動させる。このストッパ要素が上昇位置にあると、貯蔵されている液体は水洗設備の空洞内に入ることが可能になり、そしてその底部は閉鎖される。また下降位置にあると、ストッパの底部は貯水槽の内部と連通し、そして頂部は閉鎖される。ストッパ要素は、このように設計されている。かくして、ストッパ要素が頂部に配置されると、貯蔵器内の液体は、それ故ストッパ要素内に入り、そしてフロートが下降位置に配置されると、ストッパ要素内に収容された体積の製品は、全く自由に水洗設備の貯水槽内に流入する。しかしながら、この種の装置は、前述したものと同様に、ストッパ要素の中間位置では、貯蔵器内に収容された洗浄液が水洗設備の内部と直接連通し、そしてこの連通の時間が水洗設備を満たすに要する時間に直接依存する、という欠点を呈する。

特許ＵＳ２７２６４０６で提案されている装置は、配送対象の殺菌性製品を収容した貯蔵器を、そのベースに嵌合された状態で有する。このベースは、フロートに取り付けられた弁によって遮断される出口オリフィスを持つ。かくして、第１段階では、水洗設備が操作されると、貯水槽内の水のレベルは低下し、フロートを上昇させるには不十分になる。この結果、弁は貯水槽の出口を閉鎖する。それから、第２段階では、水が貯水槽内で上昇して、フロートを上昇させる。かくして弁をその着座状態から遠ざけると共に、殺菌性製品を貯水槽内に流入可能にする。最後に、第３段階では、貯水槽内の水のレベルは上昇し続け、出願人によれば、水のレベルが弁のレベルに達した時に、水自身が製品の流れに対する閉鎖を実行する。そのような装置もまた、先行技術から説明される他の装置で見られる欠点、即ち配送される製品の量は貯水槽の充満時間の関数であるという事実を呈することが理解される。

本発明の目的は、正確な量の洗浄製品を配送することが意図された装置を提案することにある。この場合、ＷＣ水洗機構の貯水槽の充満時間は、配送される液体製品の量に関して非常に小さい影響しか有しない。

本発明の主題は、それ故、設定された量の処理液体製品を、ＷＣ水洗設備の貯水槽の動作中に、その中に配送するための装置である。この装置は、
配送される製品の量の体積に近い体積の少なくとも１つの測定空洞と、
この空洞を前記製品用貯蔵器と連通させるための第１の手段と、
この空洞とＷＣ水洗機構の貯水槽の制御された連通を整えるための第２の手段と、
前記空洞を外部との連通状態におくための通気孔と、
第２の手段のストッパ要素とを備え、
これらストッパ要素は、水洗機構の貯水槽内に収容された水の表面で浮動するように実装された装置によって制御されるもので、この装置は、ＷＣ水洗設備の待機期間中はストッパ要素を遮断することに、また水洗設備の動作中はストッパ要素を開くことに使用されるものであり、
第１の手段における圧力降下は、第２の手段における圧力降下の少なくとも５倍である。

本発明の一実施形態では、測定空洞は、製品貯蔵用の貯蔵器を通り抜ける垂直円筒要素内に位置決めされる。この計量水槽は、貯蔵器の下に位置決めされて、貯蔵器の全容積が使用され得るようにすることが好ましい。

この発明によると、測定空洞を貯蔵器との連通状態におくための第１の手段は、取入れオリフィスによって構成され得る。

一実施形態では、測定空洞は、その底部が閉鎖手段によって閉鎖されており、そこを、取入れオリフィスの断面の少なくとも５倍の断面の出口チャネルが通り抜けている。

ストッパ要素は、水洗設備の貯水槽内に収容された水の表面に浮動するように実装された前記装置から動作が制御される弁によって構成されている。この弁は、並進又は回転して移動するように搭載されている。

この発明によると、配送される製品の体積（Ｖ＋Ｖ’＋ｖ）を増加するように、関連した貯水槽を測定装置との連通状態におくことができる手段を与えることも可能である。

最後に、配送される製品の配送規則性を改良するために、浮動するように実装された前記装置は、その頂部が刳り抜かれて、ストッパ要素によって配送された製品を受けることが意図された空洞を形成し、そこから前記製品を表面で配送するように設計された溝が延びている。

貯蔵容器の充満を容易にするために、貯蔵容器の頂部は、蓋で閉鎖され得る外部フィルタンクと連通することができる。

ＷＣ水洗設備の貯水槽は、少なくとも水取入れオリフィスを有し、これらの１つは、貯蔵器の水取入れオリフィスへの固定を実施することに使用され得る。この水取入れオリフィスは、外部フィルタンクを貯蔵器との連通状態におくことにも使用できる。

限定的ではない例として、本発明の実施の種々の形態が、添付された図面を参照して説明される。

図１及び図２は、この発明による装置１を示している。この装置は、ＷＣ水洗貯水槽３の壁３ａの内面に固定された円筒形貯蔵容器２により構成される。このために、貯蔵容器２の横壁には、オリフィス４が穿孔されている。この場合、このオリフィスには、壁３ａの対応するオリフィス５と同様に、ネジ要素７が通り抜けている。このネジ要素は、シール用ワッシャ９を介在してナット８により固定されている。

容器２には、管状円筒要素１０が軸方向に通り抜けている。この要素の底部は、空洞１２で終端している。この空洞の容積Ｖは、容器２内に収容されている製品６の１回分の量の体積に概ね対応する。空洞１２の底部は、ストッパ１７により閉鎖される。このストッパには、軸方向且つ縦方向の直径Ｄのチャネル１９が穿孔されている。空洞１２は、オリフィス１４を経由して容器２の内部と連通している。このオリフィスの直径ｄは、直径Ｄよりも遙かに小さい。この直径は、水洗機構の貯水器が満ちるに必要な時間にわたりオリフィス１４を流れる液体製品６の体積が、空洞の容積Ｖに関して小さくなるようにするものであることが好ましい。体積Ｖ＝２ｃｍ^３に対し、直径ｄ＝０．６ｍｍ、空洞１２の出口オリフィスの直径Ｄ＝６ｍｍとすることができる。

円筒要素１０には、空洞１２の内部容積Ｖを外気との連通状態において、通気孔の役割を果たす縦方向のチャネル１６が通り抜けている。

チャネル１９の出口オリフィスは、ストッパシステムによって閉鎖される。このシステムは、水洗機構の貯水槽３内の水の表面に浮動するように実装されたフロートによって制御される。

より正確には、このストッパ装置は、円筒部分２０からなる。この部分は、オリフィス２２により頂部が穿孔され、空洞２３によって内部に向けて延ばされている。この場合、空洞の直径とオリフィス２２の直径は、円筒部分２０が、円筒要素１０の円形溝に嵌入されたＯリング２４の回りに導入されるようにするものである。このストッパ装置は、ストップ要素を備える。空洞２３には、環状接触ゾーン２６が装備されている。このゾーンは、円筒要素１０上の円筒部分２０のスライド動作に対するガイドとして作用する。円筒部分２０の底部には、外ネジ部が装備されている。このネジ部には、円筒形キャップ２５が螺合される。このキャップの内面は刳り抜かれて、遮断弁２８を受け入れる。加えて、キャップ２５の底は、総面積がチャネル２９よりも遙かに大きい一連の穴２７によって穿孔されている。キャップ２５は、フロート３２に取り付けられた中心ロッド３１によって下側に延ばされている。

これらの状態で、この発明による装置の動作は、以下で説明されるようになる。

この装置が図１に表された位置におかれているときは、水洗機構の貯水槽３内の水のレベルＮによって、フロート３２は、弁２８をチャネル２９の出口に当接させて、この出口を遮断している。この位置では、容器２に収容された処理液は、円筒要素１０に形成されたオリフィス１４を通って空洞１２内へ流れ、空洞内の空気を通気孔１６を通して排出する。オリフィス１４の直径ｄは小さく、例えば０．６ｍｍのオーダーであるので、空洞１２の充満時間は比較的長いが、これがＷＣ水洗設備の未使用期間の範囲内であれば、それは実際には制約とはならない。

ユーザがＷＣ水洗設備を操作すると、水洗設備の貯水槽内の水のレベルは、フロート３２がするように、突然降下し、それから円筒部分２０は重力によって低下して、チャネル１９の出口オリフィスの栓を抜く効果をもたらす。この結果、空洞１２内に収容されている体積Ｖの処理液は、第１にチャネル１９を通して、そして第２に出口穴２７を通して迅速に流れる。出口穴は、それらの比較的大きな面積（２０ｍｍ^２のオーダー）故に、前記空洞を迅速に空にする。

かくして、一例として、空洞１２が２ｃｍ^３を測定するものであり、そしてオリフィス１４の直径ｄが０．６ｍｍの場合、ＷＣ水洗貯水槽の充満時間の平均値１２秒（この時間は、事実、水洗設備の貯水槽内の水のレベルＮがフロート３２に到達するに必要な時間に対応する）に対して、オリフィス１４を通って流れる体積ｖは約０．１ｃｍ^３となり、これは空洞１２の容積Ｖに関して低い値である。この場合、配送される製品の総合体積Ｖ＋ｖは、かくして２＋０．１ｃｍ^３に等しい。これらの状態では、水洗機構の貯水槽の充満時間を変更する傾向にある多様な起源の摂動は、それらが空洞の容積Ｖに関して小さな体積ｖに作用する範囲内で、配送される製品の総合体積に対して小さな影響を持つだけである。

円筒要素１０内に設けられたチャネル１９の出口オリフィスを遮断することに等しく良好に使用され得る他の装置も、当然、提案され得る。

図３ａ及び３ｂに表されているように、ストッパ１７には２つの支持ブラケット３６が取り付けられ、そこに板３７が軸３８回りにヒンジ止めされている。板３７は、空洞によって刳り抜かれ、そこには弁３９が固定されている。この弁は、ストッパ１７に当接されたときにチャネル１９の出口を閉鎖し（図３ａ）、他方で、板が下側に旋回したときにチャネルの出口を自由にすることができる（図３ｂ）ようになっている。板３７の位置は、ロッド４１によって板の下に固定されたフロート４０によって制御される。これらの状態では、水洗機構の貯水槽内に収容されている水のレベルＮに依存して、フロート４０は、チャネル出口１９の閉鎖又は開放を制御する。

計量水槽１２の容積ｖをユーザが望み通りに変更できるようにするために、それに対して付加貯蔵体積Ｖ’，Ｖ”等を追加することが可能である。

かくして、図４では、空洞１２の壁要素１２ａに、２つのネジ付きオリフィスが穿孔されている。これらオリフィスは、通常の使用時には、ストッパによって閉鎖されている。ユーザは、配送される製品の量の体積Ｖ＋ｖを増加させたいときに、これらストッパを取り外し、そして、ストッパの代わりに、図示せぬ固定手段によって、エンドピース４２ａ及び４２ｂを挿入する。これらエンドピースは、体積Ｖ’の付加貯水槽４４の頂部及び底部にそれぞれ配置され、この結果、配送される製品の量の体積はＶ＋Ｖ’＋ｖとなる。

水洗機構の貯水槽の水内へ処理製品６を配送する規則性を助けるために、図５に表されているように、フロート３２の頂部に、配送される製品を受けることが意図された体積４５と、この体積から下側に延び、放出された製品を前記フロートの全周にわたって分布させる溝４６を刳り抜くことも可能である。

図３ａ，３ｂ及び７に示されているように、遮断行動が偏心システムによってなされる場合には、フロート３２の軸ｚｚ’を傾けて、板３７が処理製品をチャネル１９の出口オリフィスから体積４５の内部へガイドするようにすることも可能である。

ユーザが先ず水洗機構の貯水槽３の蓋３ｂを上昇させる義務なしに、貯蔵容器２を充満するように準備することも可能である。かくして、図６に示されたこの発明の実施形態の変形例では、貯水槽３の側面の一方には、蓋５１によって閉鎖された外部容器５０が配置されて、漏斗を形成している。この容器では、垂直壁に穴５４が穿孔され、そこをネジ付きチューブ５５が通り抜けている。このチューブはまた、貯水槽３のオリフィス５と貯蔵容器２のオリフィス４を通り抜けている。このアセンブリは、ナット５６によって、適切なシール用ガスケットを介在して固定されている。貯蔵容器２を充満させるために、ユーザは、蓋５１を上昇させ、そして処理製品を漏斗形成容器５０内に注ぐだけで十分であることが判る。

ＷＣ水洗機構の貯水槽が複数の水取入れオリフィスを有し、これらオリフィスが、水洗機構内での発明の計量装置の固定と両立することがないように位置決めされているときは、計量装置が貯水槽の内壁に固定されることを可能にする手段を使用できる。これらの固定手段は、特に、水洗設備の貯水槽の対向する壁面に固定されて反対に作用する２つのアクチュエータにより構成され得る。この場合、アクチュエータと前記壁面との間の接触は、吸引カップによってなされることが好ましい。

ＷＣ水洗機構の貯水槽の内壁に固定されたこの発明による装置の、水洗動作を待機している位置で表された一部垂直断面とした図である。 この発明による図１の装置の、水洗動作時の位置で表された一部垂直断面とした図である。 図１及び図２に示された閉鎖手段の実施形態の変形例の一部断面とした図である。 図１及び図２に示された閉鎖手段の実施形態の変形例の一部断面とした図である。 この発明の実施形態の２つの変形例の一方の一部断面とした図である。 この発明の実施形態の２つの変形例の他方の一部断面とした図である。 この発明による装置の処理製品で充満することを外部から制御することに使用される手段の一部断面とした図である。 水洗機構の貯水槽内で処理製品が配送される規則性を助けることに使用される手段の一部断面とした図である。

符号の説明

（２） 貯蔵タンク
（３） 水洗タンク
（６） 液体処理剤
（１２） 測定空洞
（１４） 第１の手段
（１９） 第２の手段
（２８，３９） 閉鎖要素
（３２） 部材（３２）

Claims (15)

1. 設定された量の処理液体製品（６）を、ＷＣ水洗機構の貯水槽（３）の動作中に、その中に配送するための装置であって、この装置は、
   配送される製品の量の体積（Ｖ＋ｖ）に近い体積（Ｖ）の少なくとも１つの測定空洞（１２）と、
   この空洞（１２）を前記製品（６）用貯蔵器（２）と連通させるための第１の手段（１４）と、
   この空洞（１２）とＷＣ水洗機構の貯水槽（３）の制御された連通を整えるための第２の手段（１９）と、
   前記空洞（１２）を外部との連通状態におくための通気孔（１６）と、
   第２の手段（１９）のストッパ要素（２８，３９）とを備え、
   これらストッパ要素は、水洗機構の貯水槽（３）内に収容された水の表面（Ｎ）で浮動するように実装された装置（３２）によって制御されるもので、この装置は、ＷＣ水洗設備の待機期間中はストッパ要素を遮断することに、また水洗設備の動作中はストッパ要素を開くことに使用されるものであり、
   第１の手段（１４）の圧力降下は、第２の手段（１９）の圧力降下の少なくとも５倍であることを特徴とする装置。
2. 測定空洞（１２）は、貯蔵器（２）を通り抜ける垂直円筒要素（１０）の内部に位置決めされていることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 測定空洞（１２）は、貯蔵器（２）の下に位置決めされていることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。
4. 測定空洞（１２）を貯蔵器（２）との連通状態におくための第１の手段は、取入れオリフィス（１４）によって構成されていることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
5. 測定空洞（１２）は、その底部が閉鎖手段（１７）によって閉鎖されており、そこを、取入れオリフィス（１４）の断面の少なくとも５倍の断面の出口チャネル（１９）が通り抜けていることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
6. ストッパ要素は、前記浮動装置（３２）から動作が制御される弁（２８，３９）によって構成されていることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
7. 弁（２８，３９）は、並進して移動するように搭載されていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
8. 弁（２８，３９）は、回転して移動するように搭載されていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
9. 配送される製品（６）の体積（Ｖ＋Ｖ’＋ｖ）を増加するように、付加貯水槽（４４）を測定装置（１２）との連通状態におくように設計された手段を備えることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
10. 浮動するように実装された前記装置（３２）は、その頂部が刳り抜かれて、ストッパ要素（２８，３９）によって配送された製品を受けることが意図された空洞（４５）を形成し、そこから前記製品を表面で配送するように設計された溝（４６）が延びていることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
11. 貯蔵容器（２）の頂部は、蓋（５１）で閉鎖され得る外部フィルタンク（５０）と連通していることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
12. ＷＣ水洗機構の貯水槽（３）は、少なくとも水取入れオリフィスを有し、これらの１つは、貯蔵器（２）の水取入れオリフィスへの固定を実施することに使用されることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
13. 貯蔵器の固定に使用される水取入れオリフィス（１４）は、貯蔵器を外部フィルタンク（５０）との連通状態におくように整えることを特徴とする請求項１２に記載の装置。
14. 水洗貯水槽（３）の内壁への取り付け用手段を備えることを特徴とする先行する請求項の１項に記載の装置。
15. 固定手段は、水洗貯水槽の対向する壁面に固定されて反対に作用する２つのアクチュエータにより構成され、アクチュエータと前記壁面との間の接触は、吸引カップによってなされることを特徴とする請求項１４に記載の装置。

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