JP2009500099A - 適切な膣内配置をもたらす女性用衛生製品用タンポンアプリケータ - Google Patents

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Abstract

婦人用衛生タンポンを膣の中に配置するためのタンポンアプリケータであって、タンポン、タンポン収容部材、カバー部材、及び、タンポン位置決め部材を備えているタンポンアプリケータ。前記タンポンは、タンポン収容部材内に部分的に収容されている。前記タンポンは、タンポン収容部材を超えて伸びている。前記カバー部材は、タンポン収容部材の少なくとも一部を覆っている。前記タンポン収容部材は伸縮自在な状態でカバー部材内に取り付けられている。前記タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材内でタンポンを位置決めする。前記タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材内部に配置できるとともに、タンポンと同軸にすることができる。前記タンポン位置決め部材は、カバー部材に固定結合させることができる。あるいは、前記タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材に固定結合させることもできる。

Description

本発明は、タンポンアプリケータ、とりわけ、膣腔内におけるタンポンの適切な配置をもたらすタンポンアプリケータに関するものである。
タンポンアプリケータは、タンポンを膣腔に挿入して月経液又はその他の流体の漏れを防ぐために使用する。タンポンアプリケータの分野において、「プッシュ」型タンポンアプリケータは周知である。これらのアプリケータは一般に、簡単な形態では、1対の同軸の中空円筒又は筒を備えている。大きい方の外筒は膣挿入筒として用いられ、タンポンを含む。小さい方の内筒はタンポンを外筒から排出するプランジャとして用いられる。
上述のタイプのタンポンアプリケータには、このような器具のユーザーの多くが容易に気づき得るある種の欠陥があると認識されている。一般に、膣腔内のタンポンの位置は、漏れを軽減及び/又は解消させるタンポンの効率性に直接影響を与える可能性がある。例えば、従来の「プッシュ」型アプリケータは、タンポンを膣腔内に非常に高く配置できる。タンポンを高く配置すればするほど、タンポンが液体流動の主要経路の上にくるため、漏れる可能性が高くなる。換言すれば、月経液が吸収されずにタンポンを通り過ぎる可能性がある。
これに加えて、タンポンの膣腔内での位置が非常に高いと、タンポンが膣腔の一部の中まで及ぶことがあり、その場合、タンポンの大きさ及び機械的特性により、タンポンが膣の器官による悪影響を受け、膣腔内の経血流に対するタンポンの適用範囲が更に低下することがある。更に、現在のタンポンアプリケータは、タンポンの先端部が実質的に外筒よりも高い位置になるように、タンポンを外筒から「押し」出すように設計されている。このことにより、子宮頚管によってタンポンが偏向することが多く、その結果、タンポンの位置が中心からずれ、それによって膣腔からの漏れが生じる可能性につながる。
あるいは、タンポンは、膣腔内で非常に低い位置に配置される場合がある。タンポンが膣腔内で非常に低い位置に配置されると、そのタンポンの非常に低い位置により、括約筋がタンポンに与える圧力のため、着用者が身体的に不快感を覚える場合がある。また、タンポンが非常に低い位置に配置された場合に起こる、タンポンの偶発的な排出は、きわめて望ましくない危険要素である。
タンポンの位置決めに関する上記の問題を解決するためには、タンポンを膣腔内の低い位置に適切に配置するタンポンアプリケータを提供することが有益であろう。
本発明は、タンポンを位置決めするためのタンポンアプリケータを含む。前記タンポンアプリケータは、タンポン、タンポン収容部材、カバー部材、及びタンポン位置決め部材を備えている。タンポンは部分的にタンポン収容部材内に収容されている。タンポンは、タンポン収容部材を超えて伸びている。カバー部材は、タンポン収容部材の少なくとも一部を覆っている。タンポン収容部材は伸縮自在な状態でカバー部材内に取り付けられている。タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材内でタンポンを位置決めする。タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材内部に配置されているとともに、タンポンと同軸にある。タンポン位置決め部材は、カバー部材に固定結合させることができる。あるいは、タンポン位置決め部材は、タンポン収容部材に固定結合させることができる。
本発明は更に、タンポン収容部材がタンポン位置決め部材の上でスライド可能であり得る、タンポンアプリケータを含む場合もある。別の実施形態では、タンポンアプリケータからタンポンが排出される前に、カバー部材の下端をタンポン収容部材の下端の下に位置決めすることができる。更に別の実施形態では、タンポン収容部材をカバー部材に結合させることができる。具体的に言うと、タンポン収容部材の外側をカバー部材の中空内部に結合させることができる。
引用する全ての文書は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれており、任意の文書の引用は、それが本発明に関して先行技術であるということの承認として解釈すべきではない。
セクションAは、本発明の特徴を最も良く理解する助けになると思われる用語を提供するものであり、本明細書中でそれらの用語が用いられている文脈に一致しない用語に制限をもたらすものではない。これらの定義は、限定することを意図していない。セクションBでは、本発明のタンポンアプリケータについて検討する。
A.用語
本明細書で使用する時、「タンポン」という用語は、膣腔若しくは他の身体腔に挿入して、そこから流体を吸収するか、又は、薬剤若しくは水分などの活性物質を送達することができるいずれかのタイプの吸収性構造体を指す。タンポンの形状は、直線にも、又は、長手方向軸に沿って湾曲するような非直線にもすることができる。
一般に、2つのタイプのタンポンがある。第1のタイプのタンポンは、自立型タンポンである。タンポンは一般に、使用前の全般的な形状及び寸法を保持する傾向であるという点で「自立型」である。典型的な自立型タンポンは、タンポンの頂部からタンポンの底部まで長手方向軸に沿って測定した長さが35〜60mmである。タンポンの基部までの測定には、タンポンの主要吸収材を超えて伸びているいずれかのオーバーラップ、第2の吸収部材、又は引出しコードは含まれない。典型的な自立型タンポンは、円筒の最大横断面に相当する幅が5〜20mmである。この幅は、自立型タンポンの長さに沿って変更することができる。
第2のタイプのタンポンは、容易に「変形可能な流体透過性袋状タンポン」である。変形可能な流体透過性袋状タンポンが、吸収性チップ、球体、又は繊維から成り立っていることにより、流体透過性袋状タンポンは、約20.7kPa(3psi)未満の力で容易に変形することができる。前記タンポンは約6.9kPa(1psi)未満の圧力で実質的に変形することができ、直径約0.15mmの表面から前記圧力を加えると、タンポンは拡大するか、又は簡単に窪むことになる。
本明細書で使用する時、「膣腔」、「膣内」、及び「膣管」という用語は、ヒトの女性の身体の外陰部にある内生殖器を指す。「膣管」という用語には、膣前庭床部などの陰唇内空間が含まれないものと意図している。外から見える生殖器は一般に、本明細書で使用する用語「膣管」には含まれない。
本明細書で使用する時、「処女膜環」という用語は、膣と外側生殖器との間の境界を指し、処女膜又は処女膜の残留組織の位置により識別される。
本明細書で使用する時、「適切な配置」という用語は、膣腔内部でのタンポンの垂直位置を指し、タンポンの底部(すなわち主要吸収材)が、処女膜環の上少なくとも5mmのところに、より好ましくは処女膜環の上約10mmを超えるところに配置される。タンポンの底部には、いずれかのオーバーラップ、第2の吸収部材、若しくはタンポンの主要吸収材を超えて伸びている取り出し用コードは含まれない。
「完全に排出された」という用語は、タンポン位置決め部材が近位の位置にある時に、タンポンの底部がタンポンアプリケータの全ての部分から分離していることを指す。タンポンの底部には、いずれかのオーバーラップ、第2の吸収部材、若しくはタンポンの主要吸収材を超えて伸びている取り出し用コードは含まれない。
本明細書で使用する時、「部分的に排出された」という用語は、タンポン位置決め部材が近位の位置にある時に、タンポンの底部が部分的にアプリケータの一部の中に保持されていることを意味する。タンポンの底部には、いずれかのオーバーラップ、第2の吸収部材、若しくはタンポンの主要吸収材を超えて伸びている取り出し用コードは含まれない。
別段の定めのない限り、本明細書では、図1bでPおよびDとしてそれぞれ示されている「遠位」および「近位」という用語は、タンポン着用者の身体から離れる方向を、およびタンポン着用者の身体の方に向かう方向をそれぞれ指す。
「結合した」若しくは「取り付けた」という用語には、ある要素を他の要素に直接固着することによって、その要素を別の要素に直接固定する構成と、ある要素を中間部材(単数又は複数)に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、その要素を他の要素に間接的に固定する構成と、ある要素が別の要素と一体化している、すなわちある要素が本質的に他の要素の一部分である構成とが含まれる。
B.本発明のタンポンアプリケータ
図1を参照すると、タンポン11を位置決めして、膣腔内で適切な配置をもたらすように設計されているタンポンアプリケータ10が示されている。
図1bは、長手軸60に沿ったタンポンアプリケータ10の図1aの分解図である。タンポンアプリケータ10は、ヒトの膣の中にタンポン11を挿入する快適な手段を提供するように設計されている。タンポンアプリケータ10は、いずれかのタイプのタンポン11と併せて用いることができる。例えばタンポン11は、自立型タンポン又は変形可能な流体透過性袋状タンポンであることができるだろう。一般に、タンポンアプリケータ10は、タンポン11、タンポン収容部材12、カバー部材18、及びタンポン位置決め部材14を含む。
タンポン収容部材12の中空内部15は、タンポン11の少なくとも一部を含めることができる。タンポン収容部材12は、カバー部材18の中空内部19の中で伸縮自在な状態でスライド可能であることができる。
カバー部材18は、タンポン収容部材12の少なくとも一部を覆っており、膣腔内への挿入時にタンポンアプリケータ10を操作又は把持するために用いることができる。カバー部材18は、上端20及び上端20に対向している下端21を有する。上端20は、長手軸60に沿ったカバー部材18の最近位端である。カバー部材18は、カバー部材18の上端20に位置するガード43を有することができ、前記ガードは、ラッピング位置40(図2参照)から離れるように着用者の組織を押しやるか、又は「かき分ける」。タンポン収容部材12とカバー部材18の上端20との間にあるラッピング位置40(図2参照)は、タンポン着用者の体内組織を締め付ける危険を最小限にする。
タンポン11の排出中に、タンポン11が所定の距離を移動するように、タンポン位置決め部材14が、タンポン収容部材12の長さ方向に沿ってタンポン11を位置決めする。タンポン位置決め部材14は、タンポン収容部材12の中空内部15の中に配置することができる。タンポン位置決め部材14には、第1の端部22、及び、第1の端部22に対向している第2の端部23がある。タンポン位置決め部材14の第1の端部22は、タンポン11がタンポン収容部材12から排出されている最中、タンポン11と接することができる。タンポン位置決め部材14の第2の端部23は、長手軸60と平行の最遠位端である。
本発明のタンポンアプリケータを使用するには、ユーザーは、カバー部材18の端部21内にある把持区域41を着用者の親指と人差し指で持つことによって、タンポンアプリケータを膣腔の中に挿入することができる。典型的に、把持領域41の外辺部42はどんな形にもすることができる。挿入中、タンポン収容部材12がカバー部材18の中空内部19の中でスライドするのに応じて、タンポン11は、膣内での露出が高まる。典型的には、ガード43は上述したとおり、ラッピング位置40(図2参照)から離れるように体内組織を押しやるか、又は「かき分ける」ために、カバー部材18の上端20の上に配置されている。
図1cは、タンポンアプリケータ10の断面図を示している。具体的に言うと、タンポン11、タンポン収容部材12、カバー部材18、及び、タンポン位置決め部材14の第1の端部22が表示されている。
図2は、本発明のタンポンアプリケータの代替的な実施形態を示している。タンポンアプリケータ10Aのタンポン収容部材12には、タンポン11を収容するための蛇腹圧壊ゾーン39が備わっている。
図3は、本発明のタンポンアプリケータの代替的な実施形態を示している。タンポンアプリケータ10Bには、ロッド27の形状をしているタンポン位置決め部材が備わっている。ロッド27は、タンポンアプリケータ10Bの長さ方向に沿ってタンポン11を位置決めする。タンポン11は、ロッド27の頂部の上に置くことができる。具体的に言うと、タンポン11の底部13をロッド27の頂部の上に置くことができる。タンポン11の底部13は、ヒモ28に隣接した位置にある。ヒモ28は、タンポン11に付着している。ヒモ28は、タンポン収容部材12を通して後ろに伸ばすことができる。図4は、本発明のタンポンアプリケータの別の代替的な実施形態を示している。タンポンアプリケータ10Cには、突起部24の形状をしているタンポン位置決め部材が備わっている。突起部24は、カバー部材18の中空内部15から内側方向に伸ばすことができる。タンポン11は、突起部24の第1の端部25の上に置くことができる。あるいは、突起部24は、カバー部材18の上に一体形成させることもできる。
本発明のタンポンアプリケータは、月経用タンポンを膣腔の中へ送達させることに加えて、他のいずれかのタイプの吸収性又は非吸収性の物体をもいずれかの好適な空洞に送達させるために使用できることに留意されたい。例えば、本発明のタンポンアプリケータは、失禁用インサートを挿入するために使用することもできる。「失禁用インサート」とは、本明細書で使用する時、婦人の尿失禁の発生、及び/若しくは、苦痛を軽減するために特別に設計されているか、構成されているか、及び/若しくは、膣内への配置に適している装置を指す。失禁用インサートは通常、非吸収性材で作製させるものの、少なくとも部分的に吸収性材を使用してもよい。しかし、体液を吸収する目的はなく、失禁用インサートは尿道腟筋膜(myfascial)領域近くに位置する筋肉組織及び体内組織に構造的支持体を付与するために適合及び構成されているため、失禁用インサートは月経タンポンと簡単に区別できる。
以下では、本発明のタンポンアプリケータの各構成要素について詳述する。
i.タンポン収容部材
図1bを参照してみると、タンポン収容部材12にはタンポン11が収容又は包含されている。タンポン収容部材12には中空内部15がある。タンポンアプリケータ10の製造者は、タンポン収容部材12の構造、及び、タンポン収容部材12の長さを変えることができる。タンポン収容部材12の構造は、タンポン11を収容又は包含するように作製するのが好ましい。更には、タンポン11の部分が部分的にタンポン収容部材12に収まる限りは、タンポン収容部材12の形又は構造も変えることができる。当業者であれば、タンポン収容部材12のその他の構造、例えば、円筒形、若しくは、バナナのような曲線形状、又は、考え得るその他の好適な形状(このような形状は、タンポン11を収容又は部分的に包含する有効な機能を果たして、タンポンアプリケータ10からタンポン11が排出されるとともに、タンポン11が膣腔の中に快適に挿入されるように適切に補助することが前提である)を想像することができる。したがって、タンポン収容部材12は、いずれかの好適な断面形状、例えば、以下に限らないが、円形、長円形、扁平円形、楕円形、及び、これらの組み合わせの形状にすることができる。タンポン収容部材12の直径は、さまざまな吸収性タンポンを収容するために変えることができる。例えば、吸収性の高いタンポンほど直径が大きくなり、その結果、前記高吸収性タンポンを収容できるように、タンポン収容部材12の直径が長くなる可能性がある。これに加えて、タンポン収容部材12には、タンポン11の浮き上がり形状に合わせて変動する直径を持たせることができる。
タンポン収容部材12の長さも変えることができる。タンポン収容部材12は、タンポンアプリケータ10を膣腔の中に挿入する前のタンポン11の少なくとも一部を収容又は包含できるほど十分な長さがなければならない。タンポン収容部材12の長さは、約20mm〜約89mmにすることができる。ある1つの非限定的な実施例では、タンポン収容部材12の長さは約30mmである。更に別の非限定的な実施例では、タンポン収容部材12の長さは約65mmである。
図2に示したように、別の非限定的な実施例では、タンポン収容部材12に蛇腹圧壊ゾーン39を設けることができる。この蛇腹圧壊ゾーン39は挿入中、ユーザーによる挿入の力によって圧壊することができ、更にはタンポン11を膣組織に露出させる。蛇腹圧壊ゾーン39は当業界で既知であり、挿入力が加わった時にたわむか、折り曲がるかするいずれかの好適な種類の材料から作製することができる。例えば、蛇腹圧壊ゾーン39は、ポリマーフィルム又はポリマー紙から作製することができる。
ii.カバー部材
図1bを参照してみると、カバー部材18はタンポン収容部材12の外側にある。カバー部材18には、中空内部19、上端20、及び、上端20に対向している下端21がある。上端20は、長手軸60と平行の、カバー部材18の最近位端である。
カバー部材18の中空内部19の少なくとも一部は、タンポン収容部材12の外側の少なくとも一部と嵌合することができる。ある1つの実施形態では、カバー部材18は、タンポン収容部材12の少なくとも一部とともにスライド可能にすることができる。
あるいは、カバー部材18は、当業界で既知のいずれかの方法によって、タンポン位置決め部材14に固定結合させることができる。更には別の方法として、例えば、カバー部材18とタンポン位置決め部材14を1つの構成要素として成形することによって、カバー部材18をタンポン位置決め部材14と一体化させることもできる。
タンポンアプリケータ10の製造者は、カバー部材18の構造、及び、カバー部材18の長さを変えることができる。
更に本明細書では、タンポン収容部材12の一部をカバー部材18の中でスライド可能にすることができる限り、カバー部材18の形状又は構造は変えることができるものと留意する。当業者であれば、カバー部材18を円筒形、若しくは、バナナのような曲線形状、又は、考え得るその他の好適な形状(このような形状は、タンポンアプリケータ10からタンポン11を排出させるのに有効な機能を果たすことが前提である)にしてよいことを想像することができる。カバー部材18は、いずれかの好適な断面形状にすることができる。好適な断面形状としては、円形、長円形、扁平円形、楕円形、及び、これらの組み合わせを挙げることができるが、これらに限らない。
また、カバー部材18には、多くのデザインを採用することができる。図1bに示したように、ある1つの実施形態では、カバー部材18は、上端20の位置で波形に仕上げることができる。上端20は、着用者の膣組織を締め付けるリスクを最小限にするよう設計するのが好ましい。ある代替的な実施形態では、カバー部材18の上端20には、羽毛状の厚みの縁部を持たせることができる。
カバー部材18は、いずれの長さのものにもすることができる。ある1つの非限定的な実施例では、カバー部材18の長さは約30mmである。更に別の非限定的な実施例では、カバー部材18の長さは約65mmである。
図1bを参照してみると、カバー部材18には、外辺部42を備えている把持領域41を設けることができる。把持領域41の外辺部42は実質的に、いずれかの所望の形状、例えば、長円形、円形、及び、さまざまなその他の好適な幾何学パターンを取ることができる。把持領域41は、例えば外向き突起部、隆起面によって、又は、前記面を型押し若しくは圧縮することによって作製することができる。把持領域41は実質的に円形状に形成させることができるが、もっと角張った構造、例えば方形構造を取ることもできる。把持領域41の表面は、当該技術分野において既知のいずれかの種類の表面にすることができる。この表面区域は、タンポンアプリケータ10を膣腔の中に挿入している間、所望の摩擦抵抗をもたらすことができる。更に、この表面区域は例えば、表面テクスチャ加工、圧痕、及び/又は、くぼみを介して生み出された陥没パターンを備えることができる。
更には、把持領域41は、ユーザーの握り方に実質的に応じるだけの十分な寸法を備えているものが好ましい。本明細書及び請求項で使用する時、「ユーザーの握り方」という用語は、タンポンアプリケータ10を手の中に、例えば、親指と1本の指の間に保持するいずれかの方法を意味する。把持領域41は必ずしも、外側部材23の外辺部を完全に囲むように伸びる必要はない。例えば、装飾的なマーキング、又は、商標キャラクター用に空間を設けることができる。図1bに示したように、把持領域41は、カバー部材18の確実な操作をもたらす。
カバー部材18は、さまざまな理由からタンポンアプリケータの実施形態に搭載することができる。第1に、カバー部材18は、膣腔への挿入時にタンポンアプリケータを操作又は把持する目的で用いることができる。第2に、カバー部材18は、タンポンアプリケータに把持区域41をもたらすことができ、これを受け、カバー部材18によってタンポン11が更に長い距離を移動可能になるため、タンポンアプリケータの更に多くの部分を膣腔の中に挿入できるようになる。把持区域41は一般に、膣の中には挿入されず、また、タンポンアプリケータにさらなる長さを発生させる。したがって、カバー部材18は、タンポンアプリケータによる追加の移動距離をもたらすことができる。第3に、カバー部材は、タンポンアプリケータの挿入時の安定性の向上をもたらす。最後に、図1bを参照してみると、カバー部材18の上端20にあるガード43が、着用者の組織を締め付けるリスクを最小限にする。上述したように、ガード43は、ラッピング位置40(図2参照)から離れるように着用者の組織を押しやるか、又は「かき分ける」。ラッピング位置40(図2参照)は、タンポン収容部材12とカバー部材18の上端20の間に位置している。このため、カバー部材18が備わっていないと、タンポンアプリケータ10を膣腔の中に挿入している最中に、タンポンアプリケータ10が偶発的に体内組織をラッピング位置40(図2参照)の中に引き込むか、及び/又は、着用者の組織を締め付ける可能性がある。
iii.タンポン位置決め部材
図1bを参照してみると、タンポン11が所定の距離を移動するように、タンポン位置決め部材14がタンポン収容部材12の長さ方向に沿ってタンポン11を位置決めする。この所定の距離によって、最終的にタンポン11を膣内で適切に位置決めする。更には、この位置決めによって、タンポン11を排出させる時にタンポン11の少なくとも一部が体積力によって膣内に保持されるように、十分な排出が可能になる。
タンポン位置決め部材14には、第1の端部22、及び、第1の端部22に対向している第2の端部23がある。第1の端部22は、長手軸60と平行の、タンポン位置決め部材14の最近位端である。これに加えて、タンポン位置決め部材14の第1の端部22は、タンポン11がタンポン収容部材12から排出されている最中、タンポン11と接することができる。タンポン位置決め部材14の第2の端部23は、長手軸60と平行の最遠位端である。
図1cを参照してみると、タンポン11は排出中、タンポン位置決め部材14と接している。ある1つの非限定的な実施例では、タンポン11がタンポンアプリケータ10から排出されている最中、タンポン11の少なくとも一部は、タンポン位置決め部材14の第1の端部22に支えられる。しかし、タンポン11がタンポンアプリケータ10から排出される前は、タンポン11はタンポン位置決め部材14と接していても、接していなくてもよい。図1bを参照してみると、例えば、ある1つの非限定的な実施例では、タンポン11がタンポンアプリケータ10から排出される前は、タンポン位置決め部材14は、タンポン11とは全く接することなく、カバー部材18の中空内部15の中に位置させることができる。
タンポン位置決め部材14は、当業界で既知のいずれかの方法によって、タンポン収容部材12及び/又はカバー部材に固定結合させることができる。また、タンポン位置決め部材14は、例えばタンポン位置決め部材14とタンポン収容部材12を1つの構成要素として成形することによって、タンポン収容部材12と一体化させることもできる。あるいは、タンポン位置決め部材14は、例えばタンポン位置決め部材14とカバー部材18を1つの構成要素として成形することによって、カバー部材18と一体化させることもできる。ある1つの非限定的な実施例では、部品を嵌合させる摩擦嵌合、接着、及び/又は、溶解によって、タンポン位置決め部材14をカバー部材18及び/又はタンポン収容部材12に固定結合させることができる。別の非限定的な実施例では、カバー部材18の一部を折り曲げるか、又は、圧縮させるかして、カバー部材18がその内側に向くようにして筒の内部に筒を作ることによって、タンポン位置決め部材14をカバー部材18の延長部分にすることもできる。同様に、タンポン位置決め部材14は、タンポン収容部材12の一部を折り曲げるか、又は、圧縮させるかして、タンポン収容部材12がその内側に向くようにして筒の内部に筒を作ることによって、タンポン収容部材12の延長部分にすることもできる。
更に本明細書では、タンポン収容部材12の長さ方向に沿ってタンポン11を位置決めして、膣腔内におけるタンポン11の適切な配置が実現されるようタンポン位置決め部材14が補助することを前提に、タンポン位置決め部材14の形状又は構造は変えることができるものと留意する。図1bに示したように、タンポン位置決め部材14のある1つの実施形態としては、概ねチューブ状の形状の細長いタンポン位置決め部材14が挙げられる。また、図3に示したように、タンポン位置決め部材は、ロッド27にすることもできる。タンポン11の底部13は、ロッド27の頂部の上に置くことができる。タンポン11の底部13は、ヒモ28に隣接した位置にある。ヒモ28はタンポン11に付着している。ヒモ28は、タンポン収容部材12を通して後ろに伸ばすことができる。別の実施形態では、タンポン位置決め部材14は、タンポン収容部材12内でスライド可能にすることができる。
図4に示したように、別の代替的な実施形態では、タンポン位置決め部材には、カバー部材18の中空内部15から内向きに伸びる突起部24を搭載することもできる。突起部24によって、タンポン11が突起部24の上にくるようにできる限りは、突起部24はいずれかの形状又は大きさにすることができる。具体的に言うと、タンポン11は、突起部24の第1の端部24の上に置くことができる。突起部24は、当該技術分野において既知のいずれかの方法によって、カバー歩合18及び/又はタンポン収容部材12に固定結合させることができる。
更に本明細書では、タンポン11をタンポン収容部材12の中の所定の位置に位置決めして、膣腔内における適切な配置が実現されるようにタンポン位置決め部材14が補助することを前提に、タンポン位置決め部材14の長さは変えることができるものと留意する。ある1つの非限定的な実施例では、タンポン位置決め部材14は、約36ミリメートル〜約63ミリメートルにすることができる。
C.タンポンアプリケーターの材料
種々のタンポンアプリケータの部分は、異なる材料及び方法で作成可能である。タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分は、螺旋状に巻くか、渦巻き状に巻くか、又は、長手方向に継ぎ目を付けた中空筒であって、紙、板紙、厚紙、又は、これらの混合物から形成させた中空筒で形成させることができる。タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分は、軟質プラスチックを射出成形するか、押出成形するか、又は、プラスチックシートを熱成形するか、若しくは、プラスチックフィルムを折り畳むか巻くかするなどして、軟質プラスチックから形成させるかできる。
タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分は、単一プライの材料から構成させることができ、又は、ラミネートを形成させるために併せて固着してある2枚以上のプライから形成させることができる。2枚以上のプライ又は層を用いると、製造者が、タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分の性能を高めることができる特定の材料を様々な層で使用可能になるので好ましい。2枚以上のプライを用いる場合、全てのプライは、螺旋状に巻くか、渦巻き状に巻くか、又は、長手方向に継ぎ目を付けて、細長い円筒を形成させることができる。タンポンアプリケータ又はタンポンアプリケータのいずれかの部分は、より粗い及びより厚い可能性のあるプライを取り囲む外側すなわち外面上に、滑らかな薄いプライの材料を使用して、形成することができる。タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分に、少なくとも3つのプライが含まれている場合、中間のプライは、より厚みのあるプライにすることができ、また、内側及び外側のプライは、滑らかに、及び/又は、滑りやすくして、タンポンの排出を円滑化するとともに、タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分を女性の膣の中に挿入するのを円滑化することができる。タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分には、1〜4枚のプライが含まれていなければならないが、所望の場合、より多くのプライを用いることができる。
タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分を形成しているプライは、糊などの接着剤、熱、圧力、超音波などによってつなぎ合わせることができる。接着剤は、水溶性又は非水溶性のいずれにもすることができる。水溶性接着剤は、水に浸漬させると、タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分が迅速に分解するという環境上の理由から好ましい。このような浸漬は、便器に流すことによって、タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分を処理する場合に生じる。タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分が公営廃水処理プラントに曝されると、前記プラントでは、水への浸漬、化学物質との相互作用、攪拌の全てが行われ、比較的短い時間で、タンポンアプリケータ、又は、タンポンアプリケータのいずれかの部分が分解され、均一に分散される。
以下では、本発明の様々な実施形態を説明する実施例を列挙する。他の様々な変更及び修正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく実施可能であることが当業者には明白であろう。
(実施例1):本発明のタンポンアプリケータには、長さ56mmのタンポン収容部材、長さ55mmのカバー部材、長さ45mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ44mmのタンポンを含めることができる。
(実施例2):本発明のタンポンアプリケータには、長さ50mmのタンポン収容部材、長さ59mmのカバー部材、長さ45mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ46mmのタンポンを含めることができる。
(実施例3):本発明のタンポンアプリケータには、長さ50mmのタンポン収容部材、長さ64mmのカバー部材、長さ53.6mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ45mmのタンポンを含めることができる。
(実施例4):本発明のタンポンアプリケータには、長さ42mmのタンポン収容部材、長さ55mmのカバー部材、長さ45mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ30mmのタンポンを含めることができる。
(実施例5):本発明のタンポンアプリケータには、長さ60mmのタンポン収容部材、長さ59mmのカバー部材、長さ45mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ53mmのタンポンを含めることができる。
(実施例6):本発明のタンポンアプリケータには、長さ58mmのタンポン収容部材、長さ69mmのカバー部材、長さ57mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ53mmのタンポンを含めることができる。
(実施例7):本発明のタンポンアプリケータには、長さ45mmのタンポン収容部材、長さ67mmのカバー部材、長さ57mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ30mmのタンポンを含めることができる。
(実施例8):本発明のタンポンアプリケータには、長さ50mmのタンポン収容部材、長さ60mmのカバー部材、長さ50mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ40mmのタンポンを含めることができる。
(実施例9):本発明のタンポンアプリケータには、長さ45mmのタンポン収容部材、長さ55mmのカバー部材、長さ45mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ33mmのタンポンを含めることができる。
(実施例10):発明のタンポンアプリケータには、長さ45mmのタンポン収容部材、長さ60mmのカバー部材、長さ50mmのタンポン位置決め部材、及び、長さ35mmのタンポンを含めることができる。
本発明の「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈すべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲においては、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変形及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明のタンポンアプリケータの透視図。 タンポンアプリケータを組み立てる前の本発明のタンポンアプリケータを長手方向軸線に沿って描いた分解図。 本発明のタンポンアプリケータの断面図。 タンポンアプリケータの代替的な実施形態の透視図。 タンポンアプリケータの別の代替的な実施形態の透視図。 タンポンアプリケータの別の代替的な実施形態の透視図。

Claims (9)

  1. 膣腔内部でタンポンを位置決めするタンポンアプリケータであって、
    タンポン収容部材の少なくとも一部を覆うためのカバー部材であって、前記タンポン収容部材は前記カバー部材の中に伸縮自在な状態で取り付けられている、カバー部材と、
    タンポン収容部材内に部分的に収容されている前記タンポンであって、前記タンポン収容部材を超えて伸びている前記タンポンと、
    前記収容部材の中で前記タンポンを位置決めするためのタンポン位置決め部材であって、前記タンポン収容部材の内部に配置されているとともに、前記タンポンと同軸にあり、前記カバー部材に固定結合されている前記タンポン位置決め部材と、
    を備えているタンポンアプリケータ。
  2. 前記収容部材は、前記位置決め部材の上でスライド可能である、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
  3. 前記カバー部材は、前記収容部材に隣接して位置する下端を備えている、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
  4. 前記収容部材は、前記カバー部材にスライド可能に結合されている、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
  5. 前記収容部材は、前記カバー部材に固定結合されている、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
  6. カラーが前記カバー部材に結合されている、請求項1に記載のタンポンアプリケータ。
  7. 膣腔内部でタンポンを位置決めするタンポンアプリケータであって、
    タンポン収容部材の少なくとも一部を覆うためのカバー部材であって、前記タンポン収容部材が前記カバー部材の中に伸縮自在な状態で取り付けられている、カバー部材と、
    前記タンポン収容部材内に部分的に収容されている前記タンポンであって、前記タンポン収容部材を超えて伸びている前記タンポンと、
    前記収容部材の中で前記タンポンを位置決めするためのタンポン位置決め部材であって、前記収容部材の内部に配置されているとともに、前記タンポンと同軸にあり、前記収容部材に固定結合されている前記タンポン位置決め部材と、
    を備えているタンポンアプリケータ。
  8. 前記収容部材は、前記位置決め部材の上でスライド可能である、請求項6に記載のタンポンアプリケータ。
  9. 前記カバー部材は、前記収容部材に隣接して位置する下端を備えている、請求項6に記載のタンポンアプリケータ。
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