JP2009303031A - 干渉電力測定装置、干渉電力測定方法および干渉電力測定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】干渉電力測定装置は、相互に自律して無線通信可能な通信装置の内部または近傍に配設される電力測定装置によって測定された電波の電力値を逐次取得し、取得された電力値が所定の閾値以上であるか否かを判定し、それぞれの通信装置による電波の発射の有無の判定結果と、取得された電力値とに基づいて、それぞれの通信装置に到達する、他のそれぞれの通信装置が発射する電波の干渉電力の強度を算出する。
【選択図】 図1
Description
最初に、図1を用いて、実施例1に係る干渉電力測定装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る干渉電力測定装置の概要を示す図である。図1における電波センサ(S1〜S4)は、所望の周波数帯の電力のみを測定する機能を持ち、スペクトルアナライザに比べて100分の1程度の価格で実現できる。
次に、図2を用いて、実施例1に係る干渉電力測定装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る干渉電力測定装置の構成を示す図である。
次に、図10を用いて、実施例1に係る干渉電力測定装置10による干渉電力強度推定処理の流れを説明する。図10は、実施例1に係る干渉電力測定装置10による干渉電力強度推定処理を説明するためのフローチャートである。
次に、図11を用いて、実施例1に係る発信源判別処理の流れを説明する。図11は、実施例1に係る発信源判別処理を説明するためのフローチャートである。
次に、図12を用いて、実施例1に係る干渉電力強度算出処理の流れを説明する。図12は、実施例1に係る干渉電力強度算出処理を説明するためのフローチャートである。
上記したように、実施例1に係る干渉電力測定装置10は、RWの内部または近傍に配設される電波センサによって測定された電力値が所定の閾値以上であるか否かによってRWの発射の有無を判定し、判定された発射の有無と、電波センサによって測定された電力値とに基づいて、各RWにおける干渉電力の強度を算出するので、複数の通信装置によって発射される電波が各通信装置が行う通信に相互に干渉し合う場合に、干渉電力を推定することが可能である。
干渉電力測定装置10は、自装置の管理下にある通信装置の内部または近傍とは異なる地点に配設され、指向性アンテナを有する電力測定装置によって測定された自装置の管理外にある通信装置を示す管理外通信装置から到達した電波の電力値が所定の閾値以上である場合に、管理外通信装置が電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、管理外通信装置が電波を発射していないと判定する。
上記したように、実施例2によれば、干渉電力測定装置10は、管理下にない通信装置における干渉電力を考慮した干渉電力の測定が可能であり、管理外に干渉源となる電波の発信源がある場合にも、管理下における通信装置の干渉電力をより高精度に効率よく推定することが可能である。
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)電力データの取得、(2)干渉電力測定装置の構成、(3)プログラムにおいて異なる実施例を説明する。
上記実施例1または実施例2では、測定された電力を電波センサから無線通信によって取得する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、有線通信によって取得したり、基準時間を記録する機能を有する電波センサによって逐次測定された電力データを内部のメモリに一時格納し、後に干渉電力測定装置で収集してもよい。この際に、直接干渉電力測定装置にセンサを接続しても、SDカード、メモリスティク等の記録媒体を介してデータをコピーしてもよい。つまり、干渉電力測定装置10による干渉電力強度の推定においては、各通信装置の近傍の領域において同期して記録された時間ごとの電力データあれば良い。
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示した「測定電力取得部31」による処理手順など)については、時系列の電力データであれば電波だけでなく媒体などから取得することとしても良いため、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例に示した干渉電力測定装置10と同様の機能を有する干渉電力測定プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、干渉電力測定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定手段と、
前記発信源判定手段によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出手段と、
を備えたことを特徴とする干渉電力測定装置。
前記干渉電力頻度記憶手段によって記憶される干渉電力の強度を所定のモニタに表示する干渉電力強度表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする付記2に記載の干渉電力測定装置。
前記発信源判定手段によって前記通信装置が電波を発射していないと判定された時刻において、前記管理外発信源判定手段によって前記管理外通信装置が電波を発射したと判定された場合に、前記管理外通信装置が電波を発射したことを所定のモニタに表示する管理外発信源表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の干渉電力測定装置。
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定工程と、
前記発信源判定工程によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出工程と、
を含んだことを特徴とする干渉電力測定方法。
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定手順と、
前記発信源判定手順によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする干渉電力測定プログラム。
11 受信部
12 表示部
20 記憶部
21 測定電力記憶部
22 干渉電力強度記憶部
23 干渉電力頻度記憶部
30 制御部
31 測定電力取得部
32 発信源判定部
33 干渉電力強度算出部
34 干渉電力強度推定部
Claims (3)
- 相互に自律して無線通信可能な複数の通信装置の内部または近傍に配設される複数の電力測定装置のそれぞれによって測定された電波の電力値を取得する測定電力取得手段と、
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定手段と、
前記発信源判定手段によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出手段と、
を備えたことを特徴とする干渉電力測定装置。 - 相互に自律して無線通信可能な複数の通信装置の内部または近傍に配設される複数の電力測定装置のそれぞれによって測定された電波の電力値を取得する測定電力取得工程と、
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定工程と、
前記発信源判定工程によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出工程と、
を含んだことを特徴とする干渉電力測定方法。 - 相互に自律して無線通信可能な複数の通信装置の内部または近傍に配設される複数の電力測定装置のそれぞれによって測定された電波の電力値を取得する測定電力取得手順と、
前記電力測定装置によって測定された時点の電力値が所定の閾値以上である場合に、当該電力測定装置の近傍にあるまたは当該電力測定装置が内部に配設された前記通信装置の一つが電波を発射したと判定し、当該電力値が所定の閾値未満である場合に、当該通信装置が電波を発射していないと判定する発信源判定手順と、
前記発信源判定手順によって判定された前記それぞれの通信装置による各時点における電波の発射有無と、前記それぞれの電力測定装置によって測定された電力値の時系列とに基づいて、前記任意の一つの通信装置から前記他の任意の一つの通信装置に到達する電波の干渉電力の強度を算出する干渉電力強度算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする干渉電力測定プログラム。
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