JP2009302970A - 移動体放送受信装置、放送録画装置、放送受信方法、放送録画方法、放送受信プログラム、放送録画プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

移動体放送受信装置、放送録画装置、放送受信方法、放送録画方法、放送受信プログラム、放送録画プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】移動体に搭載された移動体放送受信装置において、テレビ放送を視聴不可の場面なく出力すること。
【解決手段】受信部102によってテレビ放送を受信し、受信放送情報送信部103によって、テレビ放送を録画する放送録画装置へ、テレビ放送の受信の開始に関する情報を送信する。つぎに、受信状態検出部104によって、受信しているテレビ放送の受信状態を検出し、判断部105によってテレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、視聴情報送信部106によって、放送録画装置へ、視聴不可の場面に関する情報を送信する。そして、取得部108によって、放送録画装置から、テレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得する。さらに、出力制御部111によって、出力部101を制御して、テレビ放送における視聴不可の場面に、取得部108によって取得された録画データを出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、移動体などテレビ放送波の受信状態が悪い状況において、視聴不可の場面のないテレビ放送を出力する移動体放送受信装置、放送録画装置、放送受信方法、放送録画方法、放送受信プログラム、放送録画プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、たとえば移動体などに搭載され、テレビ放送を出力する移動体放送受信装置において番組の視聴が開始されると、番組を特定するデータが録画装置に送られ、録画装置において移動体放送受信装置で受信している番組の映像信号が録画データ記録部に記録されるテレビ放送受信システムが提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。このテレビ放送受信システムにおいては、移動体放送受信装置で番組を視聴中に電波障害等により番組の視聴ができなくなると、移動体放送受信装置の受信障害情報記録部に受信障害情報が書き込まれる。そして、この受信障害情報が、移動体放送受信装置から録画装置に送信される。さらに、その後、録画装置において、受信障害情報に応じた映像信号の再生がおこなわれる。
特開2006−33120号公報
しかしながら、上述した特許文献1においては、利用者は、移動体を降りた後に、録画装置の設置されている地点に行かないと、移動体放送受信装置で視聴できなかった部分を視聴できないという問題がある。また、移動体放送受信装置で視聴できなかった部分を後で視聴するため、たとえばドラマや映画など、各場面の前後関係が崩れてしまい、番組の魅力が半減してしまうという問題がある。また、たとえば各場面の前後関係を崩さないため、視聴できなかった部分から後の場面の視聴を移動体放送受信装置によって再開しない場合、後から録画装置で視聴しなければならず、家庭用の録画機器に録画して再生するのと変わらなくなってしまうという問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる移動体放送受信装置は、移動体に搭載され、テレビ放送を出力部に出力する移動体放送受信装置において、前記テレビ放送を受信する受信手段と、前記受信手段による前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を、前記テレビ放送を録画する放送録画装置へ送信する受信放送情報送信手段と、前記受信手段によって受信している前記テレビ放送の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記受信状態に基づいて、前記テレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記テレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、当該テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を前記放送録画装置へ送信する視聴情報送信手段と、前記放送録画装置に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記テレビ放送における視聴不可の場面の前記録画データを取得する取得手段と、前記出力部を制御して、前記テレビ放送における視聴不可の場面に、前記取得手段によって取得された前記録画データを出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる放送録画装置は、移動体に搭載され、テレビ放送を受信して出力する移動体放送受信装置から、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付ける受信放送情報受付手段と、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、前記移動体放送受信装置において受信された前記テレビ放送と同一の前記テレビ放送を記録部へ録画する同一放送録画手段と、前記移動体放送受信装置から、前記テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける視聴情報受付手段と、前記記録部に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記視聴不可の場面の前記録画データを検出する場面検出手段と、前記視聴不可の場面の前記録画データを、前記移動体放送受信装置へ送信する録画データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる放送受信方法は、移動体に搭載され、テレビ放送を出力部に出力する移動体放送受信装置における放送受信方法において、前記テレビ放送を受信する受信工程と、前記受信工程による前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を、前記テレビ放送を録画する放送録画装置へ送信する受信放送情報送信工程と、前記受信工程によって受信している前記テレビ放送の受信状態を検出する検出工程と、前記受信状態に基づいて、前記テレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する判断工程と、前記判断工程によって、前記テレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、当該テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を前記放送録画装置へ送信する視聴情報送信工程と、前記放送録画装置に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記テレビ放送における視聴不可の場面の前記録画データを取得する取得工程と、前記出力部を制御して、前記テレビ放送における視聴不可の場面に、前記取得工程によって取得された前記録画データを出力する出力制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる放送録画方法は、移動体に搭載され、テレビ放送を受信して出力する移動体放送受信装置から、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付ける受信放送情報受付工程と、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、前記移動体放送受信装置において受信された前記テレビ放送と同一の前記テレビ放送を記録部へ録画する同一放送録画工程と、前記移動体放送受信装置から、前記テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける視聴情報受付工程と、前記記録部に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記視聴不可の場面の前記録画データを検出する場面検出工程と、前記視聴不可の場面の前記録画データを、前記移動体放送受信装置へ送信する録画データ送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる放送受信プログラムは、請求項7に記載の放送受信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる放送録画プログラムは、請求項8に記載の放送録画方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる記録媒体は、請求項9に記載の放送受信プログラムまたは請求項10に記載の放送録画プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる移動体放送受信装置、放送録画装置、放送受信方法、放送録画方法、放送受信プログラム、放送録画プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(移動体放送受信装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる移動体放送受信装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる移動体放送受信装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、移動体放送受信装置100は、出力部101と、受信部102と、受信放送情報送信部103と、受信状態検出部104と、判断部105と、視聴情報送信部106と、種別検出部107と、取得部108と、放送録画部109と、記録部110と、出力制御部111と、を備えている。出力部101は、テレビ放送を出力する表示画面やスピーカを備えている。
受信部102は、テレビ放送を受信する。受信部102は、具体的には、テレビ放送波を受信するアンテナ部や、選局された番組のテレビ放送波をアンテナ部から受信し、デジタル信号に変換するチューナー部、チューナー部により変換されたデジタル信号を映像情報や音声情報に分離するデコード部などを備えている。
受信放送情報送信部103は、受信部102によるテレビ放送の受信の開始に関する情報を、テレビ放送を録画する放送録画装置へ送信する。放送録画装置については、後述する。テレビ放送の受信の開始に関する情報は、たとえば、受信した番組を特定する情報や番組の開始時刻に関する情報などを含んでいる。
受信状態検出部104は、受信部102によって受信しているテレビ放送の受信状態を検出する。受信状態検出部104は、たとえば受信部102によって受信されているテレビ放送波の受信レベルを検出する。
判断部105は、受信状態検出部104によって検出された受信状態に基づいて、テレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する。具体的には、受信状態検出部104によって検出されたテレビ放送波の受信レベルが、受信障害などによって所定値以内になったか否かを判断する。
視聴情報送信部106は、判断部105によって、テレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、このテレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を放送録画装置へ送信する。ここで、視聴不可の場面に関する情報は、たとえば視聴不可になった時刻に関する情報でもよい。また、視聴情報送信部106は、後述する出力制御部111によって出力部101を制御して、後述する録画データを出力しているときに、判断部105によって、テレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、テレビ放送における視聴可に戻った場面に関する情報を放送録画装置へ送信する。視聴可に戻った場面に関する情報は、たとえば視聴可に戻った時刻に関する情報でもよい。
種別検出部107は、テレビ放送に含まれる番組の種別を検出する。種別検出部107は、たとえばテレビ放送がデジタル放送の場合、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)から、テレビ放送に含まれる番組の種別を検出してもよい。番組の種別は、たとえばドラマ、映画、スポーツ、ニュースなどである。
取得部108は、放送録画装置に録画されたテレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、テレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得する。また、取得部108は、視聴情報送信部106によって、テレビ放送における視聴可に戻った場面に関する情報を放送録画装置へ送信した場合、テレビ放送における視聴不可の場面から、テレビ放送における視聴可に戻った場面までの録画データを取得してもよい。この場合、テレビ放送における視聴不可の場面から、テレビ放送における視聴可に戻った場面までの録画データを連続して取得してもよいし、所定時間ごとにまとめて取得してもよい。
取得部108は、具体的には、たとえば、放送録画装置から録画データを、無線通信によって取得する。なお、取得部108は、番組の種別が所定の種別の場合に、録画データを取得する構成でもよい。所定の種別は、たとえばドラマ、映画、スポーツなどの、場面の前後関係が重要な番組である。
放送録画部109は、判断部105によって、テレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、テレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を記録部110へ録画する。また、放送録画部109は、受信部102によって受信を開始したときからテレビ放送を記録部110に録画してもよい。この場合、録画されたテレビ放送の視聴不可の場面を、取得部108によって取得された録画データに書き換えることで、視聴不可の場面のない状態で、番組を録画することができる。
出力制御部111は、出力部101を制御して、テレビ放送における視聴不可の場面に、取得部108によって取得された録画データを出力する。また、出力制御部111は、取得部108によって取得されたテレビ放送における視聴可に戻った場面までの録画データを出力した後に、記録部110に録画されたテレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を出力する。
ここで、たとえば視聴不可の場面の録画データを取得する際に、視聴不可の状態であると判断されてから時間差が生じ、視聴可に戻った場面まで録画データを出力した後に、受信部102によって受信している場面を出力すると、生じた時間差の分だけ出力されない場面があるという問題がある。一方、放送録画部109によって、少なくとも視聴可に戻った場面からのテレビ放送を録画しておくことで、タイムシフト再生(追いかけ再生)をおこなうことができる。これによって、出力されない場面がなく、テレビ放送を出力することができる。
(放送録画装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる放送録画装置200の機能的構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる放送録画装置の機能的構成を示すブロック図である。図2において、放送録画装置200は、受信放送情報受付部201と、同一放送録画部202と、記録部203と、視聴情報受付部204と、場面検出部205と、録画データ送信部206と、を備えている。受信放送情報受付部201は、移動体放送受信装置100から、受信されたテレビ放送に関する情報を受け付ける。
同一放送録画部202は、受信放送情報受付部201によって受け付けられたテレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、移動体放送受信装置100において受信されているテレビ放送と同一のテレビ放送を記録部203へ録画する。
視聴情報受付部204は、移動体放送受信装置100から、テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける。また、視聴情報受付部204は、移動体放送受信装置100から、テレビ放送における視聴可に戻った場面に関する情報を受け付けてもよい。なお、視聴情報受付部204は、視聴不可の場面に関する情報や視聴可に戻った場面に関する情報を記録部203などに記録しておいてもよい。
場面検出部205は、視聴情報受付部204によって受け付けられた視聴不可の場面に関する情報に基づいて、記録部203に録画されたテレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、移動体放送受信装置100における視聴不可の場面の録画データを検出する。また、場面検出部205は、視聴情報受付部204によって、視聴可に戻った場面に関する情報を受け付けた場合、録画データのうちの、視聴不可になった場面から視聴可に戻った場面までの録画データを検出してもよい。
録画データ送信部206は、場面検出部205によって検出された視聴不可の場面の録画データを、移動体放送受信装置100へ送信する。また、録画データ送信部206は、視聴不可になった場面から視聴可に戻った場面までの録画データを送信する。なお、録画データ送信部206は、視聴情報受付部204によって視聴不可の場面に関する情報を受け付けるたびに、視聴不可の場面の録画データを送信してもよいし、所定期間ごとにまとめて送信してもよい。
(移動体放送受信装置の放送受信処理手順)
つぎに、移動体放送受信装置100の放送受信処理手順について説明する。図3は、移動体放送受信装置の放送受信処理手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおいて、まず、受信部102によってテレビ放送の受信を開始する(ステップS301)。そして、受信放送情報送信部103によって、テレビ放送を録画する放送録画装置200へ、ステップS301におけるテレビ放送の受信の開始に関する情報を送信する(ステップS302)。
つぎに、受信状態検出部104によって、受信部102によって受信しているテレビ放送の受信状態を検出する(ステップS303)。そして、ステップS303において検出された受信状態に基づいて、判断部105によってテレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する(ステップS304)。ステップS304においてテレビ放送が視聴可の状態であると判断された場合(ステップS304:No)、ステップS303に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
一方、ステップS304においてテレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合(ステップS304:Yes)、視聴情報送信部106によって、放送録画装置200へ、視聴不可の場面に関する情報を送信する(ステップS305)。そして、取得部108によって、放送録画装置200に録画された録画データのうちのテレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得する(ステップS306)。さらに、出力制御部111によって出力部101を制御して、テレビ放送における視聴不可の場面にステップS306において取得された録画データを出力して(ステップS307)、一連の処理を終了する。
なお、図3のフローチャートにおいては、ステップS307においてテレビ放送における視聴不可の場面に録画データを出力しているときに、判断部105によってテレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、視聴情報送信部106によってテレビ放送における視聴可に戻った場面に関する情報を放送録画装置200へ送信してもよい。この場合、取得部108によって、テレビ放送における視聴不可の場面から視聴可に戻った場面までの録画データを放送録画装置200から取得し、出力制御部111によって出力部101を制御して、録画データを出力して、一連の処理を終了してもよい。
また、図3のフローチャートにおいては、ステップS307においてテレビ放送における視聴不可の場面に録画データを出力しているときに、判断部105によってテレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、放送録画部109によってテレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を記録部110へ録画してもよい。この場合、出力制御部111によって、取得部108によって取得されたテレビ放送における視聴可に戻った場面までの録画データを出力した後に、記録部110に録画されたテレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を出力してもよい。
また、図3のフローチャートにおいては、ステップS306においてテレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得するときに、種別検出部107によって検出された番組の種別が所定の種別の場合にのみ、録画データを取得してもよい。
(放送録画装置の放送録画処理手順)
つぎに、放送録画装置200の放送録画処理手順について説明する。図4は、放送録画装置の放送録画処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、受信放送情報受付部201によって、移動体放送受信装置100からテレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付ける(ステップS401)。そして、同一放送録画部202によって、ステップS401において受け付けられたテレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、記録部203に、移動体放送受信装置100において受信されたテレビ放送と同一のテレビ放送を録画する(ステップS402)。
つぎに、視聴情報受付部204によって、移動体放送受信装置100からテレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける(ステップS403)。そして、ステップS403において受け付けられた、テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報に基づいて、場面検出部205によって記録部203に録画された録画データのうちの、視聴不可の場面の録画データを検出する(ステップS404)。さらに、録画データ送信部206によって、移動体放送受信装置100へ、ステップS404において検出された視聴不可の場面の録画データを送信して(ステップS405)、一連の処理を終了する。
なお、図4のフローチャートにおいては、ステップS403においてテレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付けた後に、移動体放送受信装置100から視聴可に戻った場面に関する情報を受け付けてもよい。この場合、ステップS404においては、視聴不可になった場面から視聴可に戻った場面までの録画データを検出し、ステップS405においては、視聴不可になった場面から視聴可に戻った場面までの録画データを送信するようにしてもよい。
上述したように、本実施の形態の移動体放送受信装置100によれば、判断部105によってテレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、視聴情報送信部106によって、同一のテレビ放送が録画されている放送録画装置200へ、視聴不可の場面に関する情報を送信することができる。そして、取得部108によって、放送録画装置200に録画された録画データのうちの、テレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得することができる。したがって、テレビ放送における、移動体放送受信装置100においては視聴不可の場面を、放送録画装置200から取得して出力することができる。これによって、利用者は、場面の前後関係を崩すことなく、かつ視聴不可の場面なく、テレビ放送を視聴することができる。
また、本実施の形態の移動体放送受信装置100によれば、判断部105によって、テレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、放送録画部109によってテレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を記録部110へ録画することができる。また、取得部108によって取得されたテレビ放送における視聴可に戻った場面までの録画データを出力した後に、記録部110に録画されたテレビ放送における視聴可に戻った場面からのテレビ放送を出力することができる。
したがって、たとえば、視聴情報送信部106によって視聴不可の場面に関する情報を送信してから取得部108によってテレビ放送における視聴不可の場面の録画データを取得するまでに時間差が生じた場合、タイムシフト再生(追いかけ再生)をおこなうことができる。これによって、利用者は、テレビ放送のうちの全ての場面を視聴することができる。
また、本実施の形態の移動体放送受信装置100によれば、種別検出部107によって検出された、テレビ放送に含まれる番組の種別が所定の種別の場合に、録画データを取得することができる。これによって、利用者は、場面の前後関係が重要な番組のみ、場面の前後関係を崩すことなく、全ての場面を視聴することができる。また、たとえば、ニュースなどの即時性が重要な番組に対しては、上述の処理をおこなわないことで、最新の情報を得ることができる。
また、本実施の形態の放送録画装置200によれば、受信放送情報受付部201によって、移動体放送受信装置100からテレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付けて、同一放送録画部202によって移動体放送受信装置100において受信されたテレビ放送と同一のテレビ放送を記録部203へ録画することができる。また、視聴情報受付部204によって、移動体放送受信装置100からテレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付けた場合、記録部203に録画された録画データのうちの、視聴不可の場面の録画データを場面検出部205によって検出し、録画データ送信部206によって、視聴不可の場面の録画データを移動体放送受信装置100へ送信することができる。
したがって、移動体放送受信装置100によって受信が開始されたときに、同一の番組の受信・録画を開始し、移動体放送受信装置100によって視聴不可の場面がある場合、この場面の録画データを移動体放送受信装置100に送信することができる。これによって、移動体放送受信装置100においては、場面の前後関係を崩すことなく、全ての場面を出力することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載される移動体放送受信装置によって、本発明の移動体放送受信装置を実施し、たとえば、家などにあり、テレビ放送波の受信状態が安定している状況で用いられるホームサーバによって、本発明の放送録画装置を実施した場合の一例について説明する。
(放送録画システムの概要)
つぎに、本実施例にかかる放送録画システムの概要について説明する。図5は、本実施例にかかる放送録画システムの概要について示す説明図である。図5に示すように、放送録画システム500は、移動体放送受信装置501と、ホームサーバ502と、から構成されている。移動体放送受信装置501およびホームサーバ502は、テレビ放送波送信装置510からテレビ放送波を受信可能である。また、移動体放送受信装置501と、ホームサーバ502とは、たとえば高速無線通信511によって接続されている。なお、移動体放送受信装置501は、テレビ放送波の受信状態が不安定な装置であり、ホームサーバ502は、テレビ放送波の受信状態が安定している状況で用いられる装置である。
(移動体放送受信装置およびホームサーバのハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかる移動体放送受信装置501およびホームサーバ502のハードウェア構成について説明する。図6は、本実施例にかかる移動体放送受信装置およびホームサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。まず、移動体放送受信装置501のハードウェア構成について説明する。図6に示すように、移動体放送受信装置501は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、磁気ディスクドライブ604と、磁気ディスク605と、光ディスクドライブ606と、光ディスク607と、音声I/F(インターフェース)608と、スピーカ609と、入力デバイス610と、映像I/F611と、ディスプレイ612と、通信I/F613と、放送受信機614と、を備えている。各構成部601〜614は、バス620によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU601は、移動体放送受信装置501の全体の制御を司る。ROM602は、ブートプログラム、データ更新プログラム、番組録画指示送信プログラム、視聴状態検出プログラム、録画データ再生プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU601は、RAM603をワークエリアとして使用しながら、ROM602に記録された各種プログラムを実行することによって、移動体放送受信装置501の全体の制御を司る。
番組録画指示送信プログラムは、詳細は後述するが、たとえば後述する放送受信機614によってテレビ放送波送信装置510からテレビ放送波に含まれる番組Aの受信を開始した場合、ホームサーバ502へ番組Aの録画を開始する指示(番組録画指示)を送信させる。録画を開始する指示は、たとえば、番組Aを放送しているチャンネル(放送局)の情報、番組Aの開始時間や終了時間の情報などである。
視聴状態検出プログラムは、番組の視聴状態を検出させる。番組の視聴状態は、たとえば、後述する放送受信機614によって受信しているテレビ放送波の受信強度(受信レベル)である。視聴状態検出プログラムは、たとえば、受信障害などによって受信しているテレビ放送波の受信レベルが所定値以内のときに、視聴不可の状態であると検出させる。また、視聴状態検出プログラムは、番組の視聴不可の状態を検出した時間または視聴可の状態に戻った時間を計時させてもよい。
録画データ再生プログラムは、視聴状態検出プログラムによって視聴不可の状態が検出された場面に、後述するホームサーバ502から取得した録画データを再生させる。録画データは、後述するホームサーバ502によって録画された、移動体放送受信装置501で受信している番組と同一の番組のデータである。
磁気ディスクドライブ604は、CPU601の制御にしたがって磁気ディスク605に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク605は、磁気ディスクドライブ604の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク605としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ606は、CPU601の制御にしたがって光ディスク607に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク607は、光ディスクドライブ606の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク607は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク607のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク605および光ディスク607などの記録媒体に記録される情報の一例としては、番組情報が挙げられる。番組情報とは、後述する放送受信機614によってテレビ放送波送信装置510から受信されたテレビ放送波に含まれる番組に関する情報である。番組情報は、具体的には、たとえば映像情報や音声情報や文字情報などである。
音声I/F608は、音声出力用のスピーカ609に接続される。スピーカ609からは、所定の音声信号を音声I/F608内でD/A変換した音声が出力される。
入力デバイス610は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス610は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F611は、ディスプレイ612に接続される。映像I/F611は、具体的には、たとえば、ディスプレイ612全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ612を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ612には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ612としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。
通信I/F613は、無線を介してネットワークに接続され、移動体放送受信装置501とCPU601とのインターフェースとして機能する。通信I/F613は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU601とのインターフェースとしても機能する。また、通信I/F613は、無線を介してホームサーバ502に接続され、移動体放送受信装置501とホームサーバ502との間の情報の送受信をおこなう。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F613は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
放送受信機614は、テレビ放送波を受信する。放送受信機614は、テレビ放送波送信装置510からのテレビ放送波を受信するアンテナ部、選局された番組のテレビ放送波をアンテナ部から受信し、デジタル信号に変換するチューナー部、チューナー部により変換されたデジタル信号を映像情報や音声情報に分離するデコード部などを備えている。
図1に示した移動体放送受信装置100が備える出力部101、受信部102、受信放送情報送信部103、受信状態検出部104、判断部105、視聴情報送信部106、種別検出部107、取得部108、放送録画部109、記録部110、出力制御部111は、図6に示した移動体放送受信装置501におけるROM602、RAM603、磁気ディスク605、光ディスク607などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU601が所定のプログラムを実行し、移動体放送受信装置501における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例の移動体放送受信装置501は、移動体放送受信装置501における記録媒体としてのROM602に記録されている放送受信プログラムを実行することにより、図1に示した移動体放送受信装置が備える機能を、図3に示した放送受信処理手順で実行することができる。
つぎに、ホームサーバ502のハードウェア構成について説明する。ホームサーバ502のハードウェア構成は、図6に示す移動体放送受信装置501のハードウェア構成と同じであり、ROM602に記録されたプログラムが異なる。なお、ホームサーバ502のハードウェア構成については、移動体放送受信装置501のハードウェア構成と異なる点のみ説明して、同一部分の説明は省略する。
ホームサーバ502において、ROM602は、ブートプログラム、データ更新プログラム、録画データ検出プログラムなどのプログラムを記録している。録画データ検出プログラムは、移動体放送受信装置501によって視聴不可の状態であると検出された場面の録画データを検出し、移動体放送受信装置501に送信させる。録画データとは、移動体放送受信装置501から送信された番組録画指示に基づいて、記録媒体に録画された、移動体放送受信装置501によって受信されている番組と同一の番組のデータである。
図2に示した放送録画装置200が備える受信放送情報受付部201、同一放送録画部202、記録部203、視聴情報受付部204、場面検出部205、録画データ送信部206は、図6に示したホームサーバ502におけるROM602、RAM603、磁気ディスク605、光ディスク607などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU601が所定のプログラムを実行し、ホームサーバ502における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のホームサーバ502は、ホームサーバ502における記録媒体としてのROM602に記録されている放送録画プログラムを実行することにより、図2に示した放送録画装置が備える機能を、図4に示した放送録画処理手順で実行することができる。
(放送録画システムの処理の内容)
つぎに、放送録画システム500の処理の内容について説明する。図7は、放送録画システムの処理の内容を示すシーケンス図である。図7のシーケンス図において、まず、移動体放送受信装置501において番組Aの受信を開始する(ステップS701)。そして、ステップS701において受信された番組Aの録画を開始する録画指示をホームサーバ502へ送信する(ステップS702)。ステップS702において送信された録画指示を受け付けたホームサーバ502においては、録画指示に基づいて、番組Aを受信しホームサーバ502の備える記録媒体に番組Aの録画を開始する(ステップS703)。
つぎに、移動体放送受信装置501において受信障害による視聴不可の状態を検出した場合(ステップS704)、受信障害発生時刻T1情報をホームサーバ502へ送信し、視聴不可の場面の録画データを要求する(ステップS705)。そして、ホームサーバ502において、ステップS705において送信された受信障害発生時刻T1情報を記録する(ステップS706)。
つぎに、ホームサーバ502において、ステップS706において記録された受信障害発生時刻T1情報に基づいて、ホームサーバ502の備える記録媒体から、受信障害発生時刻T1からの録画データを検出する(ステップS707)。そして、ステップS707において検出された録画データを移動体放送受信装置501へ送信する(ステップS708)。移動体放送受信装置501においては、ステップS708において送信された録画データを取得し、ステップS704において検出された視聴不可の状態の場面に、録画データを再生する(ステップS709)。
つぎに、移動体放送受信装置501において、受信状態の復帰を検出した場合、移動体放送受信装置501の備える記録媒体に番組Aの録画を開始する(ステップS710)。そして、ホームサーバ502へ受信復帰時刻T2情報を送信し、録画データの停止を要求する(ステップS711)。ホームサーバ502においては、ステップS711において送信された受信復帰時刻T2情報を記録し、ステップS708において開始した録画データの送信を停止する(ステップS712)。また、このとき、移動体放送受信装置501においては、ホームサーバ502から送信された録画データの再生が終了するのを待って、再生終了後、ステップS710において録画を開始した番組Aを追いかけ再生して(ステップS713)、一連の処理を終了する。
なお、図7のシーケンス図においては、ステップS710において番組Aの録画を開始するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS701において番組Aの受信を開始したときに、番組Aの録画を開始してもよい。この場合、たとえば、移動体放送受信装置501においては、ステップS709において録画データを再生せず、録画された番組A内の視聴不可の場面に、ホームサーバ502から送信された録画データを上書きすることで、番組A全体を視聴不可の場面なく録画して保存しておいてもよい。
また、図7のシーケンス図においては、ステップS704において、移動体放送受信装置501によって受信障害による視聴不可の状態を検出した場合、ホームサーバ502に録画データを要求するとしているが、これに限るものではない。たとえば、移動体放送受信装置501によって番組Aの種別を検出して、番組Aの種別が所定の種別以外の場合は、ステップS705の処理をおこなわないようにしてもよい。この場合、ホームサーバ502から録画データを取得せず、視聴不可の場面は視聴不可の状態のままとして番組Aを出力してもよい。
(録画データ送信処理の一例)
つぎに、図7のステップS708において録画データを送信する処理の内容の一例について説明する。図8は、録画データ送信処理の一例について示す説明図である。図8に示すように、時刻T0に移動体放送受信装置501において番組Aの受信を開始したときに、ホームサーバ502においても番組Aの受信を開始し、かつ番組Aの録画を開始する。そして、ホームサーバ502においては、受信障害発生時刻T1から受信復帰時刻T2までの録画データ(場面e、場面f、場面g)811を、移動体放送受信装置501へ送信する。
これによって、移動体放送受信装置501においては、たとえば場面a〜場面jまでで、場面e〜場面gの間が視聴不可の状態801であっても、ホームサーバ502から場面e〜場面gの録画データ811を取得することで、視聴不可の場面なく番組Aを出力することができる。
上述したように、本実施例の移動体放送受信装置501およびホームサーバ502によれば、移動体放送受信装置501によって番組Aの受信を開始したときに番組録画指示を送信し、ホームサーバ502によって番組Aの受信・録画を開始することができる。また、移動体放送受信装置501によって視聴不可の場面が検出された場合、受信障害発生時刻情報を送信して、ホームサーバ502から視聴不可の場面の録画データを取得し、再生することができる。また、移動体放送受信装置501によって受信状態が復帰した場合、受信復帰時刻情報を送信することで、ホームサーバ502からの録画データの送信を停止し、移動体放送受信装置501によって番組Aの録画を開始する。そして、移動体放送受信装置501においては、ホームサーバ502からの録画データを再生した後に、追いかけ再生によって、自装置に録画された番組Aを再生することができる。
したがって、移動体放送受信装置501において、たとえば、番組Aにおける場面a〜場面jまでの、場面e〜場面fの間が視聴不可の状態であっても、ホームサーバ502から場面e〜場面fの録画データを取得し、場面a〜場面jまでをこの順に続けて出力することができる。これによって、利用者は、場面の前後関係を崩すことなく、かつ視聴不可の場面なく、番組を視聴することができる。
以上説明したように、本発明の移動体放送受信装置、放送録画装置、放送受信方法、放送録画方法、放送受信プログラム、放送録画プログラムおよび記録媒体によれば、テレビ放送における、移動体放送受信装置100においては視聴不可の場面を、放送録画装置200から取得して出力することができる。これによって、利用者は、場面の前後関係を崩すことなく、かつ視聴不可の場面なく、テレビ放送を視聴することができる。
なお、本実施の形態で説明した放送受信方法および放送録画方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、携帯端末装置(携帯電話)などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態にかかる移動体放送受信装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる放送録画装置の機能的構成を示すブロック図である。 移動体放送受信装置の放送受信処理手順を示すフローチャートである。 放送録画装置の放送録画処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかる放送録画システムの概要について示す説明図である。 本実施例にかかる移動体放送受信装置およびホームサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 放送録画システムの処理の内容を示すシーケンス図である。 録画データ送信処理の一例について示す説明図である。
符号の説明
100 移動体放送受信装置
101 出力部
102 受信部
103 受信放送情報送信部
104 受信状態検出部
105 判断部
106 視聴情報送信部
107 種別検出部
108 取得部
109 放送録画部
110 記録部
111 出力制御部

Claims (11)

  1. 移動体に搭載され、テレビ放送を出力部に出力する移動体放送受信装置において、
    前記テレビ放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を、前記テレビ放送を録画する放送録画装置へ送信する受信放送情報送信手段と、
    前記受信手段によって受信している前記テレビ放送の受信状態を検出する受信状態検出手段と、
    前記受信状態に基づいて、前記テレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記テレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、当該テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を前記放送録画装置へ送信する視聴情報送信手段と、
    前記放送録画装置に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記テレビ放送における視聴不可の場面の前記録画データを取得する取得手段と、
    前記出力部を制御して、前記テレビ放送における視聴不可の場面に、前記取得手段によって取得された前記録画データを出力する出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体放送受信装置。
  2. 前記視聴情報送信手段は、前記出力制御手段によって前記出力部を制御して前記録画データを出力しているときに、前記判断手段によって、前記テレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、前記テレビ放送における視聴可に戻った場面に関する情報を前記放送録画装置へ送信し、
    前記取得手段は、前記テレビ放送における視聴不可の場面から、当該テレビ放送における視聴可に戻った場面までの前記録画データを取得することを特徴とする請求項1に記載の移動体放送受信装置。
  3. 前記判断手段によって、前記テレビ放送が視聴可の状態に戻ったと判断された場合、前記テレビ放送における視聴可に戻った場面からの当該テレビ放送を記録部へ録画する放送録画手段をさらに備え、
    前記出力制御手段は、前記取得手段によって取得された前記テレビ放送における視聴可に戻った場面までの前記録画データを出力した後に、前記記録部に録画された前記テレビ放送における視聴可に戻った場面からの当該テレビ放送を出力することを特徴とする請求項2に記載の移動体放送受信装置。
  4. 前記取得手段は、前記放送録画装置から前記録画データを、無線通信によって取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の移動体放送受信装置。
  5. 前記テレビ放送に含まれる番組の種別を検出する種別検出手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記番組の種別が所定の種別の場合に、前記録画データを取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の移動体放送受信装置。
  6. 移動体に搭載され、テレビ放送を受信して出力する移動体放送受信装置から、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付ける受信放送情報受付手段と、
    前記テレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、前記移動体放送受信装置において受信された前記テレビ放送と同一の前記テレビ放送を記録部へ録画する同一放送録画手段と、
    前記移動体放送受信装置から、前記テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける視聴情報受付手段と、
    前記記録部に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記視聴不可の場面の前記録画データを検出する場面検出手段と、
    前記視聴不可の場面の前記録画データを、前記移動体放送受信装置へ送信する録画データ送信手段と、
    を備えることを特徴とする放送録画装置。
  7. 移動体に搭載され、テレビ放送を出力部に出力する移動体放送受信装置における放送受信方法において、
    前記テレビ放送を受信する受信工程と、
    前記受信工程による前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を、前記テレビ放送を録画する放送録画装置へ送信する受信放送情報送信工程と、
    前記受信工程によって受信している前記テレビ放送の受信状態を検出する検出工程と、
    前記受信状態に基づいて、前記テレビ放送が視聴不可の状態か否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程によって、前記テレビ放送が視聴不可の状態であると判断された場合、当該テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を前記放送録画装置へ送信する視聴情報送信工程と、
    前記放送録画装置に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記テレビ放送における視聴不可の場面の前記録画データを取得する取得工程と、
    前記出力部を制御して、前記テレビ放送における視聴不可の場面に、前記取得工程によって取得された前記録画データを出力する出力制御工程と、
    を含むことを特徴とする放送受信方法。
  8. 移動体に搭載され、テレビ放送を受信して出力する移動体放送受信装置から、前記テレビ放送の受信の開始に関する情報を受け付ける受信放送情報受付工程と、
    前記テレビ放送の受信の開始に関する情報に基づいて、前記移動体放送受信装置において受信された前記テレビ放送と同一の前記テレビ放送を記録部へ録画する同一放送録画工程と、
    前記移動体放送受信装置から、前記テレビ放送における視聴不可の場面に関する情報を受け付ける視聴情報受付工程と、
    前記記録部に録画された前記テレビ放送(以下、録画データとする)のうちの、前記視聴不可の場面の前記録画データを検出する場面検出工程と、
    前記視聴不可の場面の前記録画データを、前記移動体放送受信装置へ送信する録画データ送信工程と、
    を含むことを特徴とする放送録画方法。
  9. 請求項7に記載の放送受信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする放送受信プログラム。
  10. 請求項8に記載の放送録画方法をコンピュータに実行させることを特徴とする放送録画プログラム。
  11. 請求項9に記載の放送受信プログラムまたは請求項10に記載の放送録画プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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