JP2009302440A - 切削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工物の表面ウネリや厚さバラツキにかかわらず、均一な深さの切削溝を形成することができる切削装置を提供する。
【解決手段】被加工物を支持するチャックテーブル機構と、切削ブレードを備えた切削手段と、チャックテーブル機構の切削送り手段と、切削手段の位置割り出し送り手段と、切削手段の切り込み送り手段と、チャックテーブルの切削送り位置検出手段を具備する切削装置であって、支持基台とチャックテーブルとの間に配設され印加電圧に対応して軸方向に伸びる圧電素子によって構成されたピエゾモータ48と、ピエゾモータへの電圧印加手段49と、被加工物の高さ位置検出手段と、高さ位置検出手段によって検出された被加工物の高さ位置および切削送り位置検出手段によって検出されたチャックテーブルの切削送り位置に基づいてピエゾモータに印加する電圧を制御する制御手段とを具備している。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物の表面に所定の加工ラインに沿って所定深さの切削溝を形成するのに適した切削装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体デバイスを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、種々の電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のストリートに沿った切断は、一般にダイサーと呼ばれる切削装置によって行われている。この切削装置は、半導体ウエーハ等の被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを切削送り方向に相対的に移動せしめる切削送り手段と、チャックテーブルと切削手段とを切削送り方向と直交する割り出し送り方向に相対的に移動せしめる切削送り手段と、切削手段をチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動せしめる切り込み送り手段とを具備している。
なお、被加工物を所定のストリートに沿って切断するとともに切削面に面取りを形成する方法として、ステップカットと称する切削方法が実施されている。このステップカットは、先ずV溝切削用の切削ブレードによって所定深さのV溝を形成するハーフカットを行い、その後、切断用の切削ブレードによってハーフカットされたV溝に沿って完全切断する。
また、太陽電池基板の表面に所定の加工ラインに沿って所定深さの切削溝を形成したり、フェライト基板の表面に所定の加工ラインに沿って所定深さの切削溝を形成して磁気ヘッドを加工する場合がある。
しかるに、被加工物の表面にはウネリがあり、その厚さにバラツキがあると、表面から均一な深さの切削溝を形成することができず、デバイスの品質が安定しないという問題がある。
このような問題を解消するために、チャックテーブルに保持された被加工物の表面高さ位置を検出し、この検出された被加工物の表面高さ位置情報に基づき切削送りに対応して切削ブレードの切り込み位置を制御するようにした切削装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開昭64−40307号公報
而して、上述した特許文献1に開示された切削装置においては、切削ブレードを備えた切削手段を切り込み送り方向に移動制御するため、切削手段の慣性が大きいことから、切削送りに対応して切削ブレードの切り込み送りを追随されることが困難であるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物の表面にウネリがあり、その厚さにバラツキがあっても、表面から均一な深さの切削溝を形成することができる切削装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと該チャックテーブルを支持する支持面を有する支持基台を備えたチャックテーブル機構と、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該チャックテーブル機構の該支持基台を該切削手段に対して切削送り方向に相対的に移動せしめる切削送り手段と、該切削手段を該チャックテーブルに対して該切削送り方向と直交する割り出し送り方向に相対的に移動せしめる割り出し送り手段と、該切削手段を該チャックテーブルの該保持面に対して垂直な方向に移動せしめる切り込み送り手段と、該チャックテーブルの切削送り位置を検出するための切削送り位置検出手段と、を具備する切削装置において、
該チャックテーブル機構の該支持基台と該チャックテーブルとの間に配設され印加される電圧値に対応して軸方向に伸びる圧電素子によって構成されたピエゾモータと、該ピエゾモータに電圧を印加する電圧印加手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物の高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、該高さ位置検出手段よって検出された被加工物の高さ位置および該切削送り位置検出手段によって検出されたチャックテーブルの切削送り位置に基づいて該電圧印加手段によって該ピエゾモータに印加する電圧を制御する制御手段と、を具備している、
ことを特徴とする切削装置が提供される。
本発明による切削装置においては、チャックテーブルに保持された被加工物の高さ位置を検出する高さ位置検出手段によって検出された被加工物の高さ位置および切削送り位置検出手段によって検出されたチャックテーブルの切削送り位置に基づいて、支持基台とチャックテーブルとの間に配設され印加される電圧値に対応して軸方向に伸びる圧電素子によって構成されたピエゾモータに印加する電圧を制御するので、チャックテーブルに保持された被加工物の厚みのバラツキに対応して被加工物の高さ位置を効率よく追随させることができる。従って、被加工物の厚みのバラツキがあっても被加工物の表面から均一な深さの切削溝を形成することができる。
以下、本発明に従って構成された切削装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された切削装置の斜視図が示されている。
図1に示された切削装置は、静止基台2と、該静止基台2に切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に割り出し送り方向である矢印Yで示す方向(切削送り方向である矢印Xで示す方向に直交する方向)に移動可能に配設されたスピンドル支持機構6と、該スピンドル支持機構6に切り込み送り方向である矢印Zで示す方向に移動可能に配設された切削手段としてのスピンドルユニット7が配設されている。
上記チャックテーブル機構3は、被加工物を保持するチャックテーブル4と、該チャックテーブル4を支持する支持基台40を具備している。このチャックテーブル機構3について、図2を参照して説明する。
チャックテーブル機構3を構成するチャックテーブル4は、支持基台40の上面である支持面に配設された円筒状の支持筒体41と、該支持筒体41に回転可能に支持された円柱状のチャックテーブル本体42と、該チャックテーブル本体42の上面に配設された吸着チャック43とからなっている。チャックテーブル本体42はステンレス鋼等の金属材によって形成されており、その上面には円形の嵌合凹部421が設けられている。この嵌合凹部421には、底面の外周部に吸着チャック43が載置される環状の載置棚422が設けられている。また、チャックテーブル本体42には嵌合凹部421に開口する吸引通路423が設けられており、この吸引通路423は図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路423を通して嵌合凹部421に負圧が作用せしめられる。上記吸着チャック43は、ポーラスなセラミックス等の多孔性部材によって形成されており、その上面が被加工物を保持する保持面として機能する。このチャックテーブル本体42は、支持筒体41に軸受44、44を介して回転可能に支持されている。このように構成されたチャックテーブル本体42は、パルスモータ45によって回転せしめられる。このパルスモータ45は、上記円筒状の支持筒体41の下端に装着された底板411上に配置され、その駆動軸451が連結手段452によってチャックテーブル本体42に連結されている。
上記チャックテーブル4を構成するチャックテーブル本体42の上部には、環状の溝424が形成されている。この環状の溝424内には4個(図1参照)のクランプ46の基部が配設され、このクランプ45の基部がチャックテーブル本体42に適宜の固定手段によって取付けられている。また、支持筒体41の上端には、支持テーブル47が配設されている。
以上のように構成されたチャックテーブル4は、支持基台40の上面である支持面上に印加される電圧値に対応して軸方向に伸びる圧電素子によって構成されたピエゾモータ48を介して配設される。このピエゾモータ48は、電圧印加手段49によって電圧が印加せしめられるようになっている。図3には、ピエゾモータ48に印加される電圧(V)とピエゾモータ48の軸方向の伸び量(μm)との関係を規定した制御マップが示されている。この制御マップは、後述する制御手段のメモリに格納される。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における切削装置は、上記チャックテーブル機構3を矢印Xで示す切削送り方向に移動せしめる切削送り手段5を具備している。切削送り手段5は、静止基台2上に矢印Xで示す切削送り方向に沿って平行に配設され上記チャックテーブル機構3を構成する支持基台40を矢印Xで示す切削送り方向に移動可能に支持する一対の案内レール51、51と、該案内レール51、51上に移動可能に支持された支持基台40を一対の案内レール51、51に沿って移動せしめる移動手段52を具備している。一対の案内レール51、51に沿って移動可能に支持される支持基台40の下面には一対の案内レール51、51と嵌合する被案内溝401、401が形成されており、この被案内溝401、401を一対の案内レール51、51に嵌合することにより、支持基台40は一対の案内レール51、51に沿って移動可能に配設される。
上記移動手段52は、上記一対の案内レール51と51の間に平行に配設された雄ネジロッド521と、該雄ネジロッド521を回転駆動するためのパルスモータ522等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド521は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック523に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ522の出力軸に連結されている。なお、雄ネジロッド521は、支持基台40の中央部に形成された雌ネジ402に螺合されている。従って、パルスモータ522によって雄ネジロッド521を正転および逆転駆動することにより、支持基台40は案内レール51、51に沿って矢印Xで示す切削送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態における切削装置は、上記チャックテーブル4の切削送り位置を検出するための切削送り位置検出手段53を備えている。切削送り位置検出手段53は、案内レール51に沿って配設されたリニアスケール531と、チャックテーブル4を支持する支持基台40に配設され支持基台40とともにリニアスケール531に沿って移動する読み取りヘッド532とからなっている。この切削送り位置検出手段53の読み取りヘッド532は、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル4の切削送り位置を検出する。
図2を参照して説明を続けると、上記スピンドル支持機構6は、可動支持基台61と、該可動支持基台61を静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめる割り出し送り手段62を具備している。可動支持基台61は、割り出し送り手段62を構成する案内レール621、621上に移動可能に配設された移動支持部611と、該移動支持部621に取り付けられた装着部622とからなっている。移動支持部621の下面には案内レール621、621と嵌合する一対の被案内溝611a、611aが形成されており、この被案内溝611a、611aを案内レール621、621に嵌合することにより、可動支持基台61は案内レール621、621に沿って移動可能に構成される。また、可動支持基台61の装着部612は、一側面に矢印Zで示す切り込み送り方向(チャックテーブル4の保持面に対して垂直な方向)に延びる一対の案内レール612a、612aが平行に設けられている。
割り出し送り手段62は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール621、621と、該案内レール621、621上に移動可能に配設された可動支持基台61を一対の案内レール621、621に沿って移動せしめる移動手段622を具備している。移動手段622は、上記一対の案内レール621、621の間に平行に配設された雄ネジロッド622aと、該雄ねじロッド622aを回転駆動するためのパルスモータ622b等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド622aは、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ622bの出力軸に連結されている。なお、雄ネジロッド622aは、可動支持基台61を構成する移動支持部611の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ622bによって雄ネジロッド622aを正転および逆転駆動することにより、可動支持基台61は案内レール621、621に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態における切削装置は、上記スピンドル支持機構6の可動支持基台61の割り出し送り位置を検出するための割り出し送り位置検出手段63を備えている。割り出し送り位置検出手段63は、案内レール621、621に沿って配設されたリニアスケール631と、可動支持基台61に配設されリニアスケール631に沿って移動する読み取りヘッド632とからなっている。この割り出し送り位置検出手段63の読み取りヘッド632は、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、可動支持基台61に配設される切削手段としてのスピンドルユニット7の割り出し送り位置を検出する。
図示の実施形態のおけるスピンドルユニット7は、ユニットホルダ71と、該ユニットホルダ71に取り付けられたスピンドルハウジング72と、該スピンドルハウジング72に回転可能に支持された回転スピンドル73を具備している。ユニットホルダ71は、上記装着部612に設けられた一対の案内レール612a、612aに摺動可能に嵌合する一対の被案内溝71a、71aが設けられており、この被案内溝71a、71aを上記案内レール612a、612aに嵌合することにより、矢印Zで示す切り込み送り方向に移動可能に支持される。上記回転スピンドル73はスピンドルハウジング72の先端から突出して配設されており、この回転スピンドル73の先端部に切削ブレード74が装着されている。なお、切削ブレード74は、図示の実施形態においてはV溝を形成する切削ブレードが用いられている。この切削ブレード74を装着した回転スピンドル73は、サーボモータ75等の駆動源によって回転駆動せしめられる。切削ブレード74の両側には、切削ブレード74による切削部に切削水を供給する切削水供給ノズル76が配設されている。上記スピンドルハウジング72の先端部には、上記チャックテーブル4上に保持された被加工物を撮像し、上記切削ブレード74によって切削すべき領域を検出するための撮像手段77を具備している。この撮像手段77は、顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット7は、ホルダ71を一対の案内レール612a、612aに沿って矢印Zで示す方向に移動させるための切込み送り手段78を具備している。切込み送り手段78は、上記切削送り手段5の移動手段52および割り出し送り手段62の移動手段622と同様に案内レール612a、612aの間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ782等の駆動源を含んでおり、パルスモータ782によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ71とスピンドルハウジング72および回転スピンドル73を案内レール612a、612a に沿って矢印Zで示す切り込み送り方向に移動せしめる。
図示の実施形態における切削装置は、チャックテーブル4に保持された被加工物の高さ位置を検出するための高さ位置検出手段8を具備している。この高さ位置を検出する高さ位置検出手段8は、上記撮像手段77のケース771の両側に装着された発光手段81と受光手段82とからなっている。この発光手段81と受光手段82とからなる高さ位置検出手段8について図4を参照して説明する。
高さ位置検出手段8を構成する発光手段81は、図4に示すように発光素子811と投光レンズ812を具備している。発光素子811は、例えば波長が670nmのレーザー光線を図4に示すように上記チャックテーブル4上に保持される被加工物Wに投光レンズ812を通して所定の入射角αをもって照射する。受光手段82は、光位置検出素子821と受光レンズ822を具備しており、上記発光手段81から照射されたレーザー光線が被加工物Wで正反射する位置に配設されている。被加工物Wの基準高さ位置が図4において1点鎖線で示す位置である場合には、発光素811から投光レンズ812を通して被加工物Wの表面に照射されたレーザー光線は1点鎖線で示すように反射し、受光レンズ822を通して光位置検出素子821のA点で受光される。一方、被加工物Wの高さ位置が図4において2点鎖線で示す位置である場合には、発光素子811から投光レンズ812を通して被加工物Wの表面に照射されたレーザー光線は2点鎖線で示すように反射し、受光レンズ822を通して光位置検出素子821のB点で受光される。このようにして光位置検出素子821が受光したデータは、後述する制御手段に送られる。そして、後述する制御手段は光位置検出素子821によって検出されたA点とB点との間隔Hに基づいて、被加工物Wの高さ位置の変位量hを演算する(h=Hcosα)。従って、上記チャックテーブル4に保持された被加工物Wの高さ位置の基準値が図3において1点鎖線で示す位置である場合、被加工物Wの高さ位置が図4において2点鎖線で示す位置に変位した場合には、高さhだけ下方に変位したことが判る。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における切削装置は、図5に示す制御手段10を具備している。制御手段10はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、入力インターフェース104および出力インターフェース105とを備えている。制御手段10の入力インターフェース104には、切削送り位置検出手段53の読み取りヘッド532、割り出し送り位置検出手段63の読み取りヘッド632、撮像手段77、高さ位置検出手段8の光位置検出素子821等からの検出信号が入力される。そして、制御手段10の出力インターフェース105からは、上記ピエゾモータ48に電圧を印加する電圧印加手段49、チャックテーブル機構3のパルスモータ45、切削送り手段5のパルスモータ522、割り出し送り手段62のパルスモータ622b、切込み送り手段78のパルスモータ782、スピンドルユニット7のサーボモータ75等に制御信号を出力する。なお、記憶手段としての上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、上記図3に示す制御マップを記憶する第1の記憶領域103a、後述する被加工物の設計値のデータを記憶する第2の記憶領域103b、後述するウエーハ10の高さ位置および高さ位置の変位量を記憶する第3の記憶領域103cおよび第4の記憶領域103dや他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態における切削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図6には切削加工される被加工物としてウエーハ20の斜視図が示されている。
図6に示すウエーハ20は、厚さが例えば150μmのシリコンウエーハからなっており、その表面20aに格子状に配列された複数のストリート201によって複数の領域が区画されるとともに該区画された領域にIC、LSI等のデバイス202が形成されている。
上述した切削装置を用い、上記ウエーハ20のストリート201に沿って所定深さのV溝を形成する切削加工の実施形態について説明する。
なお、上述したウエーハ20のストリート201に沿って所定深さのV溝を形成する切削加工を実施するには、ウエーハ20を図7に示すように環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着する(ウエーハ支持工程)。このとき、ウエーハ20は、表面20aを上にして裏面側を粘着テープTに貼着する。
なお、ウエーハ20の表面に所定深さのV溝を形成する際に、ウエーハ20の厚さにバラツキがあると、表面から均一な深さのV溝を形成することができない。そこで、切削加工を施す前に、上述した高さ位置検出装置8によってチャックテーブル4に保持されたウエーハ20の高さ位置を計測する。
即ち、先ず上述した図1に示す切削装置のチャックテーブル4上にウエーハ20を載置し、該チャックテーブル4上にウエーハ20を吸引保持する。このとき、ウエーハ20は、粘着テープT側をチャックテーブル4上に載置する。従って、ウエーハ20は、表面20aを上側にして保持される。そして、環状のフレームFはチャックテーブル4に配設されたクランプ44によって固定される。ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル4は、切削送り手段53によって撮像手段77の直下に位置付けられる。
チャックテーブル4が撮像手段77の直下に位置付けられると、撮像手段77および制御手段10によってウエーハ20の切削すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段77および制御手段10は、ウエーハ20の所定方向に形成されているストリート201と切削ブレード74との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、アライメントを遂行する。また、ウエーハ20に形成されている所定方向と直交する方向に形成されているストリート201に対しても、同様にアライメントが遂行される。
上述したようにアライメントが行われると、チャックテーブル4上のウエーハ20は、図8の(a)に示す座標位置に位置付けられた状態となる。なお、図8の(b)はチャックテーブル4即ちウエーハ20を図8の(a)に示す状態から90度回転した状態を示している。
なお、図8の(a)および図8の(b)に示す座標位置に位置付けられた状態におけるウエーハ20に形成された各ストリート201の送り開始位置座標値(A1,A2,A3・・・An)と送り終了位置座標値(B1,B2,B3・・・Bn)および送り開始位置座標値(C1,C2,C3・・・Cn)と送り終了位置座標値(D1,D2,D3・・・Dn)は、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103の第2の記憶領域103bに格納されている。
上述したようにチャックテーブル4上に保持されているウエーハ20に形成されているストリート201と切削ブレード74との位置合わせを行うアライメントが実施されたならば、チャックテーブル4を移動して図9において最上位のストリート201を高さ位置検出手段8の発光手段81と受光手段82の直下に位置付ける。そして、更に図9で示すようにストリート201の一端(図9において左端)である送り開始位置座標値(A1)(図8の(a)参照)を発光手段81の照射位置に位置付ける。そして、高さ位置検出手段8を作動するとともに、チャックテーブル4を図9において矢印X1で示す方向に移動し、送り終了位置座標値(B1)まで移動する(高さ位置検出工程)。なお、開始位置座標値(A1)から送り終了位置座標値(B1)まで移動するチャックテーブル4の位置座標は、切削送り位置検出手段53および割り出し送り位置検出手段63からの検出信号に基いて把握される。この結果、ウエーハ20の図8の(a)において最上位のストリート201における高さ位置(図4において1点鎖線で示す被加工物Wの所定の基準高さ位置からの変位量h)を上述したように検出することができる。この検出された高さ位置は、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103の第2の記憶領域103bに格納されている座標値に対応して第3の記憶領域103cに格納される。このようにして、ウエーハ20に形成された全てのストリート201に沿って高さ位置検出工程を実施し、各ストリート201における高さ位置を上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103の第3の記憶領域103cに格納する。また、制御手段10は、各ストリート201における高さ位置の最も高い位置を求めとともに、この最も高い位置に対する各座標値における変位量(h0)を上記基準高さ位置からの変位量hに基いて演算し、これを上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103の第4の記憶領域103dに格納する。
以上のようにしてウエーハ20に形成された全てのストリート201に沿って高さ位置検出工程を実施したならば、ウエーハ20の表面にストリート201に沿って所定深さのV溝を形成する切削工程を実施する。
この切削工程においては、制御手段10は切削送り手段52を作動してチャックテーブル4を移動し、図10の(a)に示すようにウエーハ20の加工開始点座標値(A1)より切削送り方向X1における所定距離(S)手前側に切削ブレード74の回転中心Pが位置するように位置付ける。
上述したようにしてチャックテーブル4を加工送り開始位置に位置付けたならば、制御手段10は図10の(a)で示すように切削ブレード74を矢印74aで示す方向に回転するとともに、切り込み送り手段78を作動して切削ブレード74を2点鎖線で示す退避位置から下降せしめる。そして、切削ブレード74を実線で示すようにその最下点を切り込み深さ位置に位置付ける(加工送り開始位置位置付け工程)。この切り込み深さ位置は、上述した高さ位置検出工程において検出されたウエーハ20の高さ位置における最も高い位置からの切り込み量に設定される。
上述した切削送り開始位置位置付け工程を実施したならば、制御手段10は切削送り手段5の移動手段52を作動してチャックテーブル4を、図10の(a)において矢印X1で示す切削送り方向に所定の切削送り速度で移動せしめる(切削工程)。この結果、ウエーハ20にはストリート201に沿ってV溝210が形成される。そして、図10の(b)に示すように切ストリート201の加工終了点座標値(B1)が切削ブレード74の回転中心Pと一致する位置に達したならば、制御手段10は切削送り手段5の移動手段52の作動を停止するとともに、切り込み送り手段78を作動して切削ブレード74を上昇させ2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。この切削工程においては、制御手段10は切削送り位置検出手段53および割り出し送り位置検出手段63からの検出信号とランダムアクセスメモリ(RAM)103の第4の記憶領域103dに格納されているウエーハ20の表面の最も高い位置に対する各座標値における変位量(h0)に基いて、チャックテーブル4と支持基台40との間に配設されたピエゾモータ48に電圧を印加する電圧印加手段49を制御する。即ち、制御手段10は、上記図3に示す制御マップから上記変位量(h0)に対応する伸び量を求め、この伸び量に対応した電圧をピエゾモータ48に印加するように電圧印加手段49を制御する。この結果、ウエーハ20を保持したチャックテーブル4が上記変位量(h0)に対応して上下するので、ウエーハ20には図10の(b)および(c)に示すようにストリート201に沿って表面20aから均一の深さのV溝210が形成される。このように図示の実施形態においては、チャックテーブル4と支持基台40との間に配設されたピエゾモータ48に印加する電圧に対応したピエゾモータ48の伸び量を利用してチャックテーブル4に保持されたウエーハ20の高さ位置を制御するので、ウエーハ20の厚みのバラツキに対応してウエーハ20の高さ位置を効率よく追随させることができる。
以上のようにして、ウエーハ20の所定方向に延在する全てのストリート201に沿って上記切削工程を実行したならば、チャックテーブル4を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交した方向に延びる各ストリート201に沿って上記切削工程を実行する。このようにして、ウエーハ20に形成された全てのストリート201に沿って上記切削工程を実行したならば、ストリート201に沿ってV溝210が形成されたウエーハ20は、V溝210が形成されたストリート201に沿って切断する切断工程に移行される。
以上、図示の実施形態においてはウエーハ20にストリート201に沿って表面20aから均一の深さのV溝210を形成した例を示したが、厚さにバラツキがある被加工物に表面から均一の深さの切削溝を形成する場合に有効に適用できる。
本発明によって構成された切削装置の斜視図 図1に示す切削装置に装備されるチャックテーブル機構の断面図。 図2に示すチャックテーブル機構を構成する支持基台とチャックテーブルとの間に配設されたピエゾモータに印加される電圧(V)とピエゾモータの軸方向の伸び量(μm)との関係を規定した制御マップ。 図1に示す切削装置に装備される高さ位置検出手段の説明図。 図1に示す切削装置に装備される制御手段のブロック図。 被加工物としてのウエーハの斜視図。 図6に示すウエーハを環状のフレームに装着された粘着テープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 図7に示す環状のフレームに装着された粘着テープの表面に貼着されたウエーハが図1に示す切削装置のチャックテーブルの所定位置に保持された状態における座標位置との関係を示す説明図。 図1に示す切削装置に装備された高さ位置検出装置によって実施される高さ位置検出工程の説明図。 図1に示す切削装置によって実施する切削工程の説明図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
4:チャックテーブル
40:支持基台
42:チャックテーブル本体
43:吸着チャック
45:パルスモータ
48:ピエゾモータ
49:電圧印加手段
5:切削送り手段
53:切削送り位置検出手段
6:スピンドル支持機構
61:可動支持基台
62:割り出し送り手段
63:割り出し送り位置検出手段
7:スピンドルユニット
72:スピンドルハウジング
73:回転スピンドル
74:切削ブレード
77:撮像手段
78:切込み送り手段
10:制御手段
20:ウエーハ
F:環状のフレーム
T:粘着テープ

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと該チャックテーブルを支持する支持面を有する支持基台を備えたチャックテーブル機構と、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該チャックテーブル機構の該支持基台を該切削手段に対して切削送り方向に相対的に移動せしめる切削送り手段と、該切削手段を該チャックテーブルに対して該切削送り方向と直交する割り出し送り方向に相対的に移動せしめる割り出し送り手段と、該切削手段を該チャックテーブルの該保持面に対して垂直な方向に移動せしめる切り込み送り手段と、該チャックテーブルの切削送り位置を検出するための切削送り位置検出手段と、を具備する切削装置において、
    該チャックテーブル機構の該支持基台と該チャックテーブルとの間に配設され印加される電圧値に対応して軸方向に伸びる圧電素子によって構成されたピエゾモータと、該ピエゾモータに電圧を印加する電圧印加手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物の高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、該高さ位置検出手段によって検出された被加工物の高さ位置および該切削送り位置検出手段によって検出されたチャックテーブルの切削送り位置に基づいて該電圧印加手段によって該ピエゾモータに印加する電圧を制御する制御手段と、を具備している、
    ことを特徴とする切削装置。
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