JP2009301835A - 電源装置及び車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐震性に優れた電源装置を低コストで提供する
【解決手段】複数の電源素子31〜34を並設した電源モジュール13を含む電源ユニット14と、電源ユニット14が固定される固定部15と、電源ユニット14の外面に沿って配置され、固定部15に対して電源ユニット14を押圧する弾性板17、18と、を有することを特徴とする電源装置。
【選択図】図1
【解決手段】複数の電源素子31〜34を並設した電源モジュール13を含む電源ユニット14と、電源ユニット14が固定される固定部15と、電源ユニット14の外面に沿って配置され、固定部15に対して電源ユニット14を押圧する弾性板17、18と、を有することを特徴とする電源装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、電源素子を並設した電源モジュールを含む電源装置に関する。
電気自動車、ハイブリッド自動車などの駆動用または補助電源として、複数の電源素子を並設して電気的に接続した電源装置が知られている。この種の電源装置として、特許文献1は、内壁に二組の相対する凹部を四箇所に有するケースと、このケースのフランジと締結されてケースを密閉するカバーと、ケース内部の凹部に第1の板ばねと第2の板ばね、第3の板ばねと第4の板ばねとをそれぞれ正対して配置し、ケース内に収納される乾電池あるいは組電池とから構成される密閉型電池を開示する。
カバー側から上記乾電池を挿入すると、第1の板ばね、第2の板ばね、第3の板ばね及び第4の板ばねで乾電池に対してケースの中心方向にバネ力を作用し、乾電池をケースの中央に押しつけて、円周方向に固定する。これにより、振動に対して信頼性の高い密閉型電池を提供する。
特開2001−202940号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、複数の板ばねが必要となり、乾電池の個数に応じて板ばねの個数が増えるため、コストが増大する。
また、乾電池の外面に板ばねが接触しており、乾電池の外面に電位がある場合には、絶縁性の確保が困難である。
そこで、本願発明は、耐震性に優れた電源装置を低コストで提供することを第1の目的とする。また、本願発明は、弾性板を用いても絶縁が容易な電源装置を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、本願発明の電源装置は、複数の電源素子を並設した電源モジュールを含む電源ユニットと、前記電源ユニットが固定される固定部と、前記電源ユニットの外面に沿って配置され、前記固定部に対して前記電源ユニットを押圧する弾性板と、を有することを特徴とする。
ここで、前記弾性板の両端部は、前記固定部に固定することができる。これにより、電源ユニットを固定部に容易に押圧することができる。
前記弾性板は、前記電源素子の並設方向に配置することができる。これにより、より中央に位置する電源素子の振動時の振幅を小さくすることができる。
上記第2の目的を達成するために、前記電源ユニットは、各前記蓄電素子の両端を支持する絶縁性のフォルダを有し、前記弾性板を、前記フォルダの外面に沿って配置することができる。これにより、例えば、フォルダを絶縁性の樹脂で構成することにより、容易に絶縁性を確保することができる。
前記フォルダの両端部にそれぞれ、前記フォルダを前記固定部に固定するための一対の締結部材を設け、前記弾性板は、前記フォルダの外面における前記一対の締結部材の中間位置を押圧するように構成することができる。これにより、より振幅の大きくなりやすい電源ユニットの中央が押圧され、効果的に振動を抑えることができる。
前記フォルダに、前記弾性板の位置ずれを禁止する当接部を形成することができる。これにより、弾性板が突起部に当接して、位置ずれが防止される。
前記弾性板の両端部には、前記固定部に形成された取り付け用の穴部に係合する突起部が形成されており、前記弾性板には、前記突起部を前記穴部に挿入するための突状のハンドルを設けることができる。これにより、突起部の穴部への挿入が容易となり、弾性板の取り付け作業が容易になる。
上記電源装置は、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車などに搭載することができる。
本発明によれば、耐震性に優れた電源装置を低コストで提供することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図1及び図2を参照しながら、本発明の実施例である蓄電装置(電源装置)の概略構成を説明する。図1は、蓄電装置の斜視図である。図2は、蓄電装置の蓄電モジュールの分解斜視図である。
(実施例1)
図1及び図2を参照しながら、本発明の実施例である蓄電装置(電源装置)の概略構成を説明する。図1は、蓄電装置の斜視図である。図2は、蓄電装置の蓄電モジュールの分解斜視図である。
電池フォルダ(フォルダ)11及び電池フォルダ(フォルダ)12はX軸方向に対向配置されている。これらの電池フォルダ11及び12の間には、蓄電モジュール(電源モジュール)13が収容されている。蓄電モジュール13は、第1の蓄電群21、第2の蓄電群22、第3の蓄電群23及び第4の蓄電群24から構成される。
第1の蓄電群21は、複数の円筒型電池(電源素子)31から構成される。第2の蓄電群22は、複数の円筒型電池(電源素子)32から構成される。第3の蓄電群23は、複数の円筒型電池(電源素子)33から構成される。第4の蓄電群24は、複数の円筒型電池(電源素子)34から構成される。
各円筒型電池31〜34の両端部は、電池フォルダ11及び電池フォルダ12に支持されている。電池フォルダ11、12には、絶縁性の樹脂などを用いることができる。
電池フォルダ11、電池フォルダ12及び蓄電モジュール13により蓄電ユニット(電源ユニット)14が構成される。蓄電ユニット14は、フレーム(固定部)15に設置される。電池フォルダ11の両端部には、締結ボルト71が設けられている。この締結ボルト71は、電池フォルダ11に形成されたZ軸方向に延びるボルト貫通穴81に挿入される。締結ボルト71の先端部は、フレーム15の開口部15a(図3参照)から突出しており、図示しないナットを締結することにより、フレーム15に固定される。
電池フォルダ12の両端部には、締結ボルト72が設けられている。この締結ボルト72は、電池フォルダ12に形成されたZ軸方向に延びるボルト貫通穴82に挿入される。締結ボルト72の先端部は、フレーム15の開口部15b(図3参照)から突出しており、図示しないナットを締結することにより、フレーム15に固定される。これにより、蓄電ユニット14をフレーム15に固定することができる。
弾性板17は、電池フォルダ11のXZ面、XY面に沿って、配置されている。弾性板17の両端部は、フレーム15に固定されている。弾性板18は、電池フォルダ12のXZ面、XY面に沿って、配置されている。弾性板18の両端部は、フレーム15に固定されている。固定方法については後述する。
弾性板17には、板ばねを用いることができる。板ばねは、金属からなる。板ばねは、一枚の金属板で構成してもよいし、複数枚の金属板を重ねあわせることにより構成してもよい。
弾性板17は、Y軸方向の中心側が電池フォルダ11に接近するように撓んでいる。したがって、弾性板17がフレーム15に固定されると、弾性板17の弾性力により電池フォルダ11をフレーム15に押圧することができる。また、同様に、弾性板18は、Y軸方向の中心側が電池フォルダ12に接近するように撓んでいる。したがって、弾性板18がフレーム15に固定されると、弾性板18の弾性力により電池フォルダ12をフレーム15に押圧することができる。
上述の構成において、蓄電ユニット14にZ軸方向の振動が加わると、電池フォルダ11、12は、弾性板17、18をチャージしながらZ軸方向の一方向に移動する。弾性板17、18がさらにチャージされると、弾性板17、18の弾性力により蓄電ユニット14はZ軸方向の他方向に押し戻される。このように、弾性板17、18の弾性力を用いて、蓄電ユニット14をフレーム15に押圧することにより、蓄電ユニット14の振動を小さくすることができる。
また、弾性板17、18を絶縁性の電池フォルダ11、12に沿って配置、つまり、円筒型電池31〜34に接触しないように配置することにより、容易に絶縁性を確保することができる。
次に、図2を用いて、蓄電ユニット14の構成を詳細に説明する。電池フォルダ11は、第1電池フォルダ11a、第2電池フォルダ11b、第3電池フォルダ11c、第4電池フォルダ11d、第5電池フォルダ11e及び第6電池フォルダ11fに分割されている。電池フォルダ12は、第1電池フォルダ12a、第2電池フォルダ12b、第3電池フォルダ12c、第4電池フォルダ12d、第5電池フォルダ12e及び第6電池フォルダ12fに分割されている。
第1電池フォルダ11a及び第1電池フォルダ12aの間には、エンドプレート18aが設けられている。エンドプレート18aの外面には、円筒型電池31の外面に沿った曲面部181aが形成されている。曲面部181aのZ軸方向の端部には、排気口181bが形成されている。この排気口181bから第1の蓄電群21及び第2の蓄電群22の冷却に用いられた空気が排気される。
第1の蓄電群21は、14個の円筒型電池31をY軸方向に並設することにより構成される。第2の蓄電群22は、14個の円筒型電池32をY軸方向に並設することにより構成される。第3の蓄電群23は、14個の円筒型電池33をY軸方向に並設することにより構成される。第4の蓄電群24は、14個の円筒型電池34をY軸方向に並設することにより構成される。円筒型電池31〜34には、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池を用いることができる。
隣接する円筒型電池31〜34は、バスバー91により電気的に接続されている。本実施例では、隣接する円筒型電池31〜34の間隔が全て同じに設定されている。したがって、バスバー91の寸法を共通化できる。これにより、コストを削減できる。
第2電池フォルダ11b、第2電池フォルダ12bのZ軸方向の一端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部111b、電池支持部121bが形成されている。第2電池フォルダ11b、第2電池フォルダ12bのZ軸方向の他端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部112b、図示しない電池支持部122b(説明の便宜上、符号を付す)が形成されている。
第1の蓄電群21の各円筒型電池31は、その両端部が第2電池フォルダ11bの電池支持部111b及び第2電池フォルダ12bの電池支持部121bに支持される。第2の蓄電群22の各円筒型電池31は、その両端部が第2電池フォルダ11bの電池支持部112b及び第2電池フォルダ12bの電池支持部122bに支持される。
第3電池フォルダ11c、第3電池フォルダ12cのZ軸方向に一端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部111c及び121cが形成されている。第2の蓄電群22の各円筒型電池32は、その両端部が第3電池フォルダ11cの電池支持部111c及び第3電池フォルダ12cの電池支持部121cに支持されている。
第3電池フォルダ11c、第3電池フォルダ12cには、空気通路板41が取り付けられている。第4電池フォルダ11d、第4電池フォルダ12dには、空気通路板42が取り付けられている。空気通路板41及び空気通路板42により、空気通路43が形成される。この空気通路43には、冷却用の空気が流れる。
空気通路板41には、図示しない空気流入口がY軸方向に並んで形成されている。この空気通路板41の空気流入口から、空気通路板41とエンドプレート18aとに挟まれた空間の内部に冷却用の空気が流入する。空気流入口から流入した空気は、第1の蓄電群21の各円筒型電池31を冷却する。第1の蓄電群21を冷却した空気は、第2の蓄電群22の各円筒型電池32を冷却する。第2の蓄電群22を冷却した空気は、排気口181bから排気される。
第4電池フォルダ11d、第4電池フォルダ12dのZ軸方向の一端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部111d、図示しない電池支持部121d(説明の便宜上、符号を付す)が形成されている。第3の蓄電群23の各円筒型電池33は、その両端部が第4電池フォルダ11dの電池支持部111d及び第4電池フォルダ12dの電池支持部121dに支持されている。
第5電池フォルダ11e、第5電池フォルダ12eのZ軸方向の一端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部111e、図示しない電池支持部121e(説明の便宜上、符号を付す)が形成されている。第5電池フォルダ11e、第5電池フォルダ12eのZ軸方向の他端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部112e、図示しない電池支持部122e(説明の便宜上、符号を付す)が形成されている。
第3の蓄電群23の各円筒型電池33は、その両端部が第5電池フォルダ11eの電池支持部111e及び第5電池フォルダ12eの電池支持部121eに支持されている。第4の蓄電群24の各円筒型電池34は、その両端部が第5電池フォルダ11eの電池支持部112e及び第5電池フォルダ12eの電池支持部122eに支持されている。
第6電池フォルダ11f、第6電池フォルダ12fのZ軸方向の一端面にはそれぞれ、R形状の電池支持部111f、電池支持部121fに支持されている。第4の蓄電群24の各円筒型電池34は、その両端部が第6電池フォルダ11fの電池支持部111f及び第6電池フォルダ12fの電池支持部121fに支持されている。
次に、図3を参照しながら、蓄電ユニット14の耐震構造について詳細に説明する。弾性板17の両端部(Z軸方向の端部)には、突起部17aが形成されている。弾性板18の両端部(Z軸方向の端部)には、突起部18aが形成されている。
フレーム15のY軸方向の両端部には、平板状の取付部151a、取付部151bが形成されている。取付部151a、取付部151bは、Z軸方向に延びている。取付部151aには、取付穴152aが形成されている。取付部151bには、取付穴152bが形成されている。弾性板17の突起部17aは、取付部151aの取付穴152aに挿入されている。弾性板18の突起部18aは、取付部151bの取付穴152bに挿入されている。
弾性板17、18をフレーム15に取り付けることにより、弾性板17、18から蓄電ユニット14に押圧力が発生し、蓄電ユニット14をフレーム15に押圧することができる。ここで、図4を用いて弾性板17、18による押圧効果を具体的に説明する。図4Aは、弾性板がない蓄電装置の振動時の挙動を示した模式図である。図4Bは、弾性板がある蓄電装置の振動時の挙動を示した模式図である。
図4Aでは、蓄電ユニット14のY軸方向の両端部をボルト71で固定している。蓄電ユニット14に振動が加わると、蓄電ユニット14のY軸方向の中央部の振幅がより大きくなり、第1〜第4の蓄電群21〜24に加わる負荷が大きくなる。また、共振周波数が図4Bに図示する構成よりも低くなるため、共振が起こりやすくなる。
これに対して、図4Bに図示する構成(つまり、実施例1の構成)では、蓄電ユニット14の中央部に弾性板17、18が接触して、蓄電ユニット14をフレーム15に押圧しているため、蓄電ユニット14の中央部の振幅をより小さくすることができる。さらに、共振周波数が図4Aに図示する構成よりも高くなるため、車両走行時の振動による共振が起こりにくくなる。
このように、本実施の構成によれば、耐震性に優れた蓄電装置を提供することができる。また、二つの弾性板17、18を蓄電ユニット14の外面に沿って配置するだけでよいため、コストを削減することができる。耐震性が高まることにより、車載位置の自由度を高めることもできる。
ここで、図4Aに図示する構成において、蓄電ユニット14のY軸方向の中央部に締結ボルトを締結することにより、当該中央部の振幅を小さくすることもできる。しかしながら、この方法では、締結ボルトを締結する際に、各円筒型電池31〜34を締結ボルトの締結位置から退避した位置に配置しなければならない。
そのため、各円筒型電池31〜34のピッチが不等ピッチになり、均一な電池冷却が困難となる。また、蓄電ユニット14のサイズが大きくなる。さらに、円筒型電池32を電気的に接続するバスバーのサイズを共通化できないため、コストの増大となる。
これに対して、本実施例では弾性板17、18を蓄電ユニット14の外面に沿って配置しているため、隣接する円筒型電池31〜34のピッチを等しくすることができる。これにより、各円筒型電池31〜34の温度差を小さくすることができる。また、蓄電ユニット14のサイズを大型化することなく、耐震性を高めることができる。さらに、バスバー91のサイズを共通化して、コストを削減することができる。
次に、図5を参照しながら、弾性板17、18の取り付け方法について説明する。図5は弾性板17、18の取り付け方法を模式的に示した模式図である。図示例では、弾性板17のみを図示しているが、弾性板18の取り付け方法についても同様である。
弾性板17のY軸方向の端部には、ハンドル17cが形成されている。なお、図1に図示するように弾性板18のY軸方向の端部にもハンドル18cが形成されている。まず、ステップ1において、弾性板17の一端部に形成された突起部17aをフレーム15の一方の取付穴152aに挿入する。
ステップ2において、ハンドル17cを矢印方向に押し込み、弾性板17の他端部に形成された突起部17aをフレーム15の他方の取付穴152aに挿入する。この際、弾性板17の弾性力に抗して突起部17aを取付穴152aに挿入する必要がある。ハンドル17cを用いて突起部17aを取付穴152aに押し込むことにより、取り付け作業を容易化することができる。
(変形例)
本願発明は、複数の角型の電源素子を並設した電源装置にも適用できる。この場合、電源素子の並設方向の両端部には、エンドプレートが設けられる。弾性板は、電源素子の外面に配置され、電源素子の並設方向に延びる。弾性板の両端部は、エンドプレートに固定される。電源素子のうち弾性板が接触する領域には、絶縁処理が施される。これにより、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
本願発明は、複数の角型の電源素子を並設した電源装置にも適用できる。この場合、電源素子の並設方向の両端部には、エンドプレートが設けられる。弾性板は、電源素子の外面に配置され、電源素子の並設方向に延びる。弾性板の両端部は、エンドプレートに固定される。電源素子のうち弾性板が接触する領域には、絶縁処理が施される。これにより、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
図6に図示するように、弾性板17、18の脱落を防止するストッパ(当接部)37、38を設けることもできる。図6は、蓄電装置の側面図である。実施例と同一の機能を有する構成要素には同一符号を付している。電池フォルダ11のZ軸方向の端面には、Y軸方向に延びる突状のストッパ37が形成されている。ストッパ37は、弾性板17のX軸方向の両側に設けてもよいし、外側(蓄電ユニット14の中央から遠い側)のみに設けてもよい。電池フォルダ12のZ軸方向の端面には、Y軸方向に延びる突状のストッパ38が形成されている。ストッパ38は、弾性板18のX軸方向の両側に設けてもよいし、外側(電源ユニット14の中央から遠い側)のみに設けてもよい。
図6に図示する構成によれば、振動時にX軸方向に位置ずれする弾性板17に対してストッパ37を当接させることができる。また、振動時にX軸方向に位置ずれする弾性板18にストッパ38を当接させることができる。これにより、弾性板17、18が電池フォルダ11、12から脱落するのを防止できる。
図7に図示するように、蓄電モジュール14の長手方向に直交する方向、つまり、実施例1の弾性板17、18の配設方向に対して直交する方向に弾性板41、42、43を配置することもできる。41c、42c、43cはそれぞれハンドルであり、実施例のハンドル17c、18cと同様の機能を有する。これにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、本願発明は、キャパシタや燃料電池にも適用できる。キャパシタは、活性炭と電解液との界面に発生する電気二重層を動作原理とした電気二重層キャパシタのことである。固体として活性炭、液体として電解液(希硫酸水溶液)を用いて、これを接触させるとその界面にプラス、マイナスの電極が極めて短い間隔を隔てて相対的に分布する。イオン性溶液中に一対の電極を浸して電気分解が起こらない程度に電圧を負荷させると、それぞれの電極の表面にイオンが吸着され、プラスとマイナスの電気が蓄えられる(充電)。外部に電気を放出すると、正負のイオンが電極から離れて中和状態に戻る。
1 蓄電装置
11 12 電池フォルダ
13 蓄電モジュール
14 蓄電ユニット
15 フレーム
17 18 弾性板
21〜24 第1〜第4の蓄電群
31〜34 円筒型電池
11 12 電池フォルダ
13 蓄電モジュール
14 蓄電ユニット
15 フレーム
17 18 弾性板
21〜24 第1〜第4の蓄電群
31〜34 円筒型電池
Claims (9)
- 複数の電源素子を並設した電源モジュールを含む電源ユニットと、
前記電源ユニットが固定される固定部と、
前記電源ユニットの外面に沿って配置され、前記固定部に対して前記電源ユニットを押圧する弾性板と、を有することを特徴とする電源装置。 - 前記弾性板の両端部は、前記固定部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 前記弾性板は、前記電源素子の並設方向に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
- 前記電源ユニットは、各前記蓄電素子の両端を支持する絶縁性のフォルダを有し、
前記弾性板は、前記フォルダの外面に沿って配置されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の電源装置。 - 前記フォルダの両端部にそれぞれ、前記フォルダを前記固定部に固定するための一対の締結部材を設け、
前記弾性板は、前記フォルダの外面における前記一対の締結部材の中間位置を押圧することを特徴とする請求項4に記載の電源装置。 - 前記フォルダには、前記弾性板の位置ずれを禁止する当接部が形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電源装置。
- 前記弾性板の両端部には、前記固定部に形成された取り付け用の穴部に係合する突起部が形成されており、
前記弾性板には、前記突起部を前記穴部に挿入するための突状のハンドルが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載の電源装置。 - 前記弾性板は、金属性の板ばねであることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載の電源装置。
- 請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載の電源装置を搭載した車両。
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