JP2009301594A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Toru Hotta
徹 堀田
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Abstract

【課題】 異なる規格の光ディスクに対応して設けられた2つの対物レンズを備えた光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 レーザー光を第1光学系A方向及び第2光学系B方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタ3と、前記第1光学系Aに組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系Bに組み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系Aのレーザー光及び第2光学系Bのレーザー光が同時に照射される位置にレーザー光の強度を検出するモニター用光検出器17を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクに記録されている信号の読み出し動作や光ディスクに信号の記録動作を行う光ピックアップ装置に関する。
光ピックアップ装置から照射されるレーザー光を光ディスクの信号記録層に照射することによって信号の読み出し動作や信号の記録動作を行うことが出来る光ディスク装置が普及している。
光ディスク装置としては、CDやDVDと呼ばれる光ディスクを使用するものが一般に普及しているが、最近では記録密度を向上させた光ディスク、即ちBlu−ray規格やHD DVD(High Density Digital Versatile Disk)規格の光ディスクを使用するものが開発されている。
CD規格の光ディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うレーザー光としては、波長が780nmである赤外光が使用され、DVD規格の光ディスクに記録されている信号の読み出し動作行うレーザー光としては、波長が650nmの赤色光が使用されている。
そして、前記CD規格の光ディスクにおける信号記録層の上面、即ち信号記録層とレーザー光が入射する表面との間に設けられている保護層の厚さは1.2mmであり、この信号記録層から信号の読み出し動作を行うために使用される対物レンズの開口数は0.45と規定されている。また、DVD規格の光ディスクにおける信号記録層の上面に設けられている保護層の厚さは0.6mmであり、この信号記録層から信号の読み出し動作を行うために使用される対物レンズの開口数は0.6と規定されている。
斯かるCD規格及びDVD規格の光ディスクに対して、Blu−ray規格やHD DVD規格の光ディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うレーザー光としては、波長が短いレーザー光、例えば波長が405nmの青紫色光が使用されている。
Blu−ray規格の光ディスクにおける信号記録層の上面に設けられている保護層の厚さは、0.1mmであり、この信号記録層から信号の読み出し動作を行うために使用される対物レンズの開口数は、0.85と規定されている。
一方、HD DVD規格の光ディスクにおける信号記録層の上面に設けられている保護層の厚さは、0.6mmであり、この信号記録層から信号の読み出し動作を行うために使用される対物レンズの開口数は、0.65と規定されている。
前述したようにBlu−ray規格やHD DVD規格の光ディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うためのレーザー光としては、波長が405nmの青紫色光を使用することが出来るので、レーザーダイオードを兼用することによって両規格の光ディスクから信号の読み出し動作を行うことが出来る光ピックアップ装置を作ることが出来る。
しかしながら、両光ディスクから信号を読み出すためには、信号記録層の位置が大きく相違し、対物レンズの必要とする開口数が大きく異なるため、各光ディスクに対応させて開口数を切り換える必要があり、斯かる動作を行うことが出来る光ピックアップ装置が開発されている。(特許文献1参照。)
また、最近では、前述したCD規格及びDVD規格の光ディスクだけでなく、Blu−ray規格やHD DVD規格の光ディスクも使用することが出来る光ディスク装置の製品化が行われている。斯かる光ディスク装置に使用される光ピックアップ装置は、当然使用可能な規格の光ディスクに設けられている信号記録層から信号の読み出し動作や該信号記録層への信号の記録動作を行うことが出来るように構成されることになる。
斯かる光ピックアップ装置は、前述した波長のレーザー光を単一の対物レンズにて光ディスクの信号記録層に照射させることが困難であるため、例えばCD規格及びDVD規格の光ディスクにレーザー光を照射する対物レンズと例えばBlu−ray規格の光ディスクにレーザー光を照射する対物レンズの2つの対物レンズが使用されることになる。(特許文献2参照。)
特開2006−172605号公報 特開平11−23960号公報
前述したようにBlu−ray規格やHD DVD規格の光ディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うためのレーザー光としては、波長が405nmの青紫色光を使用することが出来るので、レーザーダイオードを兼用することによって両規格の光ディスクから信号の読み出し動作を行うことが出来る光ピックアップ装置を作ることが出来る。
また、斯かる両規格の光ディスクは、光ディスクの保護層の厚さが異なるだけでなく対物レンズの開口数が異なるため、各規格の光ディスクに対応した2つの対物レンズを使用する光ピックアップ装置が開発されている。
レーザーダイオードを兼用するように構成された光ピックアップ装置では、レーザーダイオードから放射されるレーザー光を各規格の光ディスクに対応させて設けられている2つの対物レンズに選択的に導く必要があるので、各対物レンズにレーザー光を導く光学系が各別に設けられている。
また、光ピックアップ装置では、光ディスクに照射されるレーザー光の強度を光ディスクの特性に合わせて正確に調整する必要があるので、レーザー光の強度を検出するモニター用の光検出器が設けられている。即ち、光ピックアップ装置においては、前述した光検出器から得られるモニター信号を利用してレーザーダイオードに供給される駆動電流の大きさを制御し、光ディスクに設けられている信号記録層に照射されるレーザー光の強度を所望の値にするための制御動作、所謂レーザー出力自動調整動作を行うように構成されている。
レーザーダイオードを兼用し、該レーザーダイオードから放射されるレーザー光を2つの対物レンズに導くための光学系を各別に設ける場合、各光学系にレーザー光を選択的に導くための光学部品等の数が増加するので、構成が複雑になるという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ピックアップ装置を提供しようとするものである。
本発明は、レーザーダイオードから放射されたレーザー光が入射されるとともに入射されたレーザー光を第1光学系方向及び第2光学系方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタと、前記第1光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系に組
み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系のレーザー光及び第2光学系のレーザー光が同時に照射される位置にレーザー光の強度を検出するモニター用光検出器を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明は、レーザーダイオードから放射されたレーザー光が入射されるとともに入射されたレーザー光を第1光学系方向及び第2光学系方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタと、前記第1光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系のレーザー光が照射される位置及び第2光学系のレーザー光が照射される位置に各々レーザー光の強度を検出する第1及び第2のモニター用光検出器を設けたことを特徴とするものである。
そして、本発明は、第1及び第2のモニター用光検出器から得られるモニター信号を利用してレーザーダイオードに供給される駆動信号のレベルを制御するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明は、偏光ビームスプリッタによる第1光学系及び第2光学系へのレーザー光量の分離比率を等しくしたことを特徴とするものである。
本発明の光ピックアップ装置は、レーザーダイオードから放射されたレーザー光が入射されるとともに入射されたレーザー光を第1光学系方向及び第2光学系方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタと、前記第1光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系のレーザー光及び第2光学系のレーザー光が同時に照射される位置にレーザー光の強度を検出するモニター用光検出器を設けたので、即ちレーザーダイオードから放射されるとともに2つの光学系に分離されたレーザー光の全てをモニター用のレーザー光として利用するようにしたので、レーザー光の強度検出を効率良く行なうことが出来る。従って、本発明によればレーザーダイオードの出力調整動作を正確に行うことが出来る。
また、本発明の光ピックアップ装置は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光を偏光ビームスプリッタにて分離したたけでなく同時に第1光学系及び第2光学系に出射させるようにしたので、即ち選択的にレーザー光を分離させる光学部品を設ける必要がないので、構成が簡単になるという利点を有している。
図1は本発明の光ピックアップ装置の光学系を示す概略図、図2及び図3は光ディスクと光学系との関係を示す概略図、図4は光検出器と照射スポットとの関係を示す説明図である。
本実施例では、Blu−ray規格の光ディスク(第1光ディスクD1)とHD DVD規格の光ディスク(第2光ディスクD2)に対して使用することが出来る光ピックアップ装置について説明する。
図1において、1は波長が405nm、即ち青紫色光であるレーザー光を放射するレーザーダイオードであり、本実施例ではS方向の直線偏光光を放射するように構成されてい
る。2は前記レーザーダイオード1から放射されるレーザー光が入射されるとともに該レーザー光を0次光であるメインビームと+1次光及び−1次光であるサブビームとに分離する回折格子である。
3は前記回折格子2を透過した信号が入射される偏光ビームスプリッタであり、入射される光量の50%は第1光学系Aのレーザー光として反射させるとともに残りの50%は第2光学系Bのレーザー光として透過させる制御膜3aが設けられている。また、前記制御膜3aはレーザーダイオード1から放射されたレーザー光を第1光学系A方向へS偏光光として反射させるとともに第2光学系B方向へP偏光光として透過させるように構成されている。更に、前記制御膜3aは第1光学系Aから入射されるP偏光光は100%透過させるとともに第2光学系Bから入射されるS偏光光は100%反射させるように構成されている。
4は前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aにて反射されたレーザー光及び第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1から反射される戻り光が入射されるとともに第1光学系Aに組み込まれている第1光学系1/4波長板であり、入射されるレーザー光を直線偏光光から円偏光光、また円偏光光から直線偏光光に変換する作用を成すものである。
5は前記第1光学系1/4波長板4を透過したレーザー光が入射されるとともに第1光学系Aに組み込まれている第1コリメートレンズであり、入射されたレーザー光を平行光にする作用を成すとともに第1光ディスクD1の保護層による球面収差を補正するために最適な位置に調整固定されるように構成されている。
6は前記第1コリメートレンズ5にて平行光に変換されたレーザー光が入射されるとともに該レーザー光を反射させる第1反射ミラーであり、後述するように0次光であるメインビームと±1次光であるサブビームの位相差を調整するために煽り角を調整可能に設けられている。7は前記第1反射ミラー6にて反射されたレーザー光が入射される第1立ち上げミラーであり、図2に示したようにレーザー光を第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1に集光させるべく設けられている第1対物レンズ8方向へ反射させるとともに一部のレーザー光を透過させるように構成されている。
前述したように第1光ディスクD1を使用する場合に作用する第1光学系Aは、第1光学系1/4波長板4、第1コリメートレンズ5、第1反射ミラー6、第1立ち上げミラー7及び第1対物レンズ8にて構成されている。
9は前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aを透過したレーザー光及び第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2から反射される戻り光が入射されるとともに第2光学系Bに組み込まれている第2光学系1/4波長板であり、入射されるレーザー光を直線偏光光から円偏光光、また円偏光光から直線偏光光に変換する作用を成すものである。
10は前記第2光学系1/4波長板9を透過したレーザー光が入射されるとともに第2光学系Bに組み込まれている第2反射ミラー、11は前記第2反射ミラー10にて反射されたレーザー光が入射される第2コリメートレンズであり、入射されたレーザー光を平行光にする作用を成すとともに第2光ディスクD2の保護層による球面収差を補正するために最適な位置に調整固定されるように構成されている。
12は前記第2コリメートレンズ11にて平行光に変換されたレーザー光が入射されるとともに該レーザー光を反射させ、且つ一部のレーザー光を透過させるべく設けられてい
る第3反射ミラー、13は前記第3反射ミラー12にて反射されたレーザー光が入射される第2立ち上げミラーであり、図3に示したようにレーザー光を第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2に集光させるべく設けられている第2対物レンズ14方向へ反射させる作用を成すものである。
前述したように第2光ディスクD2を使用する場合に作用する第2光学系Bは、第2光学系1/4波長板9、第2反射ミラー10、第2コリメートレンズ11、第3反射ミラー12、第2立ち上げミラー13及び第2対物レンズ14にて構成されている。
前述したように第1光学系A及び第2光学系Bは構成されているが、第1対物レンズ8及び第2対物レンズ14は同一のレンズホルダー上に、例えばレンズの中心軸を結ぶ線が光ディスクの径方向と一致するように配置されるように固定されている。また、斯かる第1対物レンズ8及び第2対物レンズ14が固定されているレンズホルダーは4本の支持ワイヤー等によって光ディスクの信号面方向であるフォーカス方向及び光ディスクの径方向であるトラッキング方向への変位を行うことが出来るように構成されている。
斯かる構成において、第1光学系Aを構成する第1対物レンズ8にて第1光ディスクD1の信号記録層L1に集光されたレーザー光は該信号記録層L1から戻り光として反射されて該第1対物レンズ8に入射される。このようにして、前記第1対物レンズ8に入射された戻り光は第1立ち上げミラー7、第1反射ミラー6、第1コリメートレンズ5及び第1光学系1/4波長板4を介して前記偏光ビームスプリッタ3に入射される。
このようにして偏光ビームスプリッタ3に入射される第1光学系Aからの戻り光は、前記第1光学系1/4波長板4によって円偏光光からP方向の直線偏光光に変換されているので、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aを透過し、矢印P方向へ出射されることになる。
また、斯かる構成において、第2光学系Bを構成する第2対物レンズ14にて第2光ディスクD2の信号記録層L2に集光されたレーザー光は該信号記録層L2から戻り光として反射されて該第2対物レンズ14に入射される。このようにして、前記第2対物レンズ14に入射された戻り光は第2立ち上げミラー13、第3反射ミラー12、第2コリメートレンズ11、第2反射ミラー10及び第2光学系1/4波長板9を介して前記偏光ビームスプリッタ3に入射される。
このようにして偏光ビームスプリッタ3に入射される第2光学系Bからの戻り光は、前記第2光学系1/4波長板9によって円偏光光からS方向の直線偏光光に変換されているので、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aにて反射され、矢印P方向へ出射されることになる。
15は前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aを透過した第1光学系Aからの戻り光であるレーザー光及び該制御膜3aにて反射された第2光学系Bからの戻り光であるレーザー光が入射されるアナモフィックレンズであり、シリンドリカル面、平面、凹曲面または凸曲面等が入射面側及び出射面側に形成されている。
斯かるアナモフィックレンズ15は戻り光に非点収差を発生させることによってフォーカス制御動作に使用されるフォーカスエラー信号を生成させるために設けられている。16は前記アナモフィックレンズ15を通過した戻り光が集光されて照射される位置に設けられている光検出器であり、図4に示すように複数のフォトダイオードが配列された4分割センサー等にて構成されている。斯かる光検出器16を構成する4分割センサーの構造及び非点収差法によるフォーカスエラー信号の生成動作等は周知であり、その説明は省略
する。
17は前記第1光学系Aを構成する第1立ち上げミラー7を透過したレーザー光及び前記第2光学系Bを構成する第3反射ミラー12を透過したレーザー光が同時に照射される位置に設けられているモニター用光検出器であり、このモニター用光検出器17から得られる信号を利用してレーザーダイオード1に供給される駆動信号のレベルを制御するように構成されている。斯かる動作は、レーザーダイオード1から放射されるレーザー光の出力を所望のレベルにするものであり、周知の技術である。
以上に説明したように本発明に係る光ピックアップ装置の光学系は構成されているが、次に斯かる構成の光ピックアップ装置における信号の読み取り動作について説明する。
第1光ディスクD1を使用する場合には、該第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1の位置と第1対物レンズ8との位置関係は図2に示した状態になる。斯かる第1光ディスクD1を使用する場合には、レーザーダイオード1に駆動電流が供給され、該レーザーダイオード1から青紫色のレーザー光が放射される。
前記レーザーダイオード1から放射されたレーザー光は、回折格子2に入射され、0次光であるメインビーム、+1次光及び−1次光であるサブビームに分離された後前記偏光ビームスプリッタ3に入射される。斯かるレーザー光が前記偏光ビームスプリッタ3に入射されると、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aにて光量の50%がS偏光光として第1光学系A方向へ反射されるとともに光量の50%がP偏光光として第2光学系B方向へ透過される。
前記制御膜3aにて反射されたレーザー光は、第1光学系1/4波長板4に入射されてS偏光光である直線偏光光から円偏光光に変換された後第1コリメートレンズ5に入射される。該第1コリメートレンズ5に入射されたレーザー光は、該第1コリメートレンズ5の働きによって平行光に変換される。前記第1コリメートレンズ5によって平行光に変換されたレーザー光は、第1反射ミラー6にて反射された後第1立ち上げミラー7に入射される。
前記第1立ち上げミラー7に入射されたレーザー光は、図2に示すように入射方向に対して直角になる方向に反射されて第1対物レンズ8に入射されるとともに一部のレーザー光は透過してモニター用光検出器17に照射される。前記第1対物レンズ8に入射されたレーザー光は該第1対物レンズ8の集光動作によって第1光ディスクD1の信号記録層L1にスポットとして照射されることになる。このようにして、レーザーダイオード1から放射されるレーザー光は、第1光ディスクD1の信号記録層L1に所望のスポットとして照射されるが、この場合における第1対物レンズ8の開口数は0.85になるように設定されている。
前述した動作によってレーザー光の第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1への照射動作が行われるが、斯かる照射動作が行われるとき、該信号記録層L1から反射される戻り光が第1対物レンズ8に第1光ディスクD1側から入射される。前記第1対物レンズ8に入射された戻り光は、第1立ち上げミラー7、第1反射ミラー6、第1コリメートレンズ5及び第1光学系1/4波長板4を通して偏光ビームスプリッタ3に入射される。前記偏光ビームスプリッタ3に入射される戻り光は、P方向の直線偏光光に変換されているので、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aを透過することになる。
前記制御膜3aを透過した第1光学系Aからの戻り光は、アナモフィックレンズ15に
入射され、該アナモフィックレンズ15の働きによって非点収差が発生せしめられる。前記アナモフィックレンズ15によって非点収差が発生せしめられた戻り光は、該アナモフィックレンズ15の集光動作によって光検出器16に設けられている4分割センサー等のセンサー部に照射される。図4は光検出器16に組み込まれている4分割センサーとレーザースポットとの関係を示すものであり、メインビームMが照射されるメインビーム用受光部MD、サブビームS1及びS2が照射されるサブビーム用受光部SD1及びSD2が図示したように配置されている。
このようにして戻り光が光検出器16に照射される結果、該光検出器16に組み込まれているメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2に照射されるスポット形状の変化を利用して周知のようにフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作が行われる。斯かるフォーカスエラー信号を利用して第1対物レンズ8を第1光ディスクD1の信号面方向へ変位させることによってフォーカス制御動作を行うことが出来るとともにトラッキングエラー信号を利用して第1対物レンズ8を第1光ディスクD1の径方向へ変位させることによってトラッキング制御動作を行うことが出来る。
斯かる光検出器16に組み込まれているメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2から得られるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を利用した非点収差法及び差動非点収差法によるフォーカス制御動作、そして3ビーム法によるトラッキング制御動作は周知であるので、その説明は省略する。
以上に説明したように第1光ディスクD1を使用する場合の動作、即ち光ピックアップ装置を構成する第1光学系Aを使用する場合の動作は行われるが、次に第2光ディスクD2を使用する場合の動作、即ち第2光学系Bを使用する場合の動作について説明する。
第2光ディスクD2を使用する場合には、該第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2の位置と第2対物レンズ14との位置関係は図3に示した状態になる。斯かる第2光ディスクD2を使用する場合には、第1光ディスクD1と同様に前記レーザーダイオード1に駆動電流が供給され、該レーザーダイオード1から青紫色のレーザー光が放射される。
前記レーザーダイオード1から放射されたレーザー光は、回折格子2に入射され、0次光であるメインビーム、+1次光及び−1次光であるサブビームに分離された後に前記偏光ビームスプリッタ3に入射される。斯かるレーザー光が前記偏光ビームスプリッタ3に入射されると、入射光量の50%のレーザー光が前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aをP偏光光として透過し、第2光学系B方向へ出射されることになる。
また、斯かる場合においても前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aによって光量の50%がS偏光光として第1光学系A方向へ反射されることになる。
前記制御膜3aを透過したレーザー光は、第2光学系1/4波長板9に入射されて直線偏光光から円偏光光に変換された後第2反射ミラー10に照射される。前記第2反射ミラー10に照射されたレーザー光は該第2反射ミラー10にて反射された後第2コリメートレンズ11に入射される。前記第2コリメートレンズ11に入射されたレーザー光は、該第2コリメートレンズ11の働きによって平行光に変換される。
そして、前記第2コリメートレンズ11によって平行光に変換されたレーザー光は、第3反射ミラー12に入射されるので、該第3反射ミラー12にて反射されて第2立ち上げミラー13に入射されるとともに一部のレーザー光は該第3反射ミラー12を透過してモニター用光検出器17に照射されることになる。
前記第2立ち上げミラー13に入射されたレーザー光は、該第2立ち上げミラー13によって図3に示すように反射されて第2対物レンズ14に入射される。前記第2対物レンズ14に入射されたレーザー光は該第2対物レンズ14の集光動作によって第2光ディスクD2の信号記録層L2にスポットとして照射されることになる。このようにして、レーザーダイオード1から放射されるレーザー光は、第2光ディスクD2の信号記録層L2に所望のスポットとして照射されるが、この場合における第2対物レンズ14の開口数は0.65になるように設定されている。
前述した動作によってレーザー光の第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2への照射動作が行われるが、斯かる照射動作が行われるとき、該信号記録層L2から反射される戻り光が第2対物レンズ14に第2光ディスクD2側から入射される。前記第2対物レンズ14に入射された戻り光は、第2立ち上げミラー13、第3反射ミラー12、第2コリメートレンズ11、第2反射ミラー10及び第2光学系1/4波長板9を通して偏光ビームスプリッタ3に入射される。前記偏光ビームスプリッタ3に入射される戻り光は、S方向の直線偏光光に変換されているので、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜3aにて反射されることになる。
前記制御膜3aにて反射された第2光学系Bからの戻り光は、アナモフィックレンズ15に入射され、該アナモフィックレンズ15の働きによって非点収差が発生せしめられる。前記アナモフィックレンズ15によって非点収差が発生せしめられた戻り光は、第1光学系Aからの戻り光と同様に該アナモフィックレンズ15の集光動作によって光検出器16に設けられている4分割センサー等のセンサー部に照射される。
このようにして戻り光が光検出器16に照射される結果、該光検出器16に組み込まれているメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2に照射されるスポット形状の変化を利用して前述したようにフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作が行われる。斯かるフォーカスエラー信号を利用して第2対物レンズ14を第2光ディスクD2の信号面方向へ変位させることによってフォーカス制御動作を行うことが出来るとともにトラッキングエラー信号を利用して第2対物レンズ14を第2光ディスクD2の径方向へ変位させることによってトラッキング制御動作を行うことが出来る。
前述したように本実施例における第1光ディスクD1及び第2光ディスクD2を使用する場合の光ピックアップ装置の動作は行われるが、レーザーダイオード1から放射されるレーザー光は偏光ビームスプリッタ3によって第1光学系A及び第2光学系B方向へ等しい光量として分離されるように構成されている。
即ち、第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1に記録されている信号の再生動作を第1対物レンズ8による集光動作によって行っているとき、第2光学系Bを構成する第2対物レンズ14にもレーザー光が入射された状態にある。しかしながら、斯かる状態にあるとき第2対物レンズ14による集光動作によってレーザー光が集光される位置は信号記録層L1の位置ではなく、第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2の位置であるので、信号記録層L1に対して集光動作が行われることはない。
従って、第2対物レンズ14を通して第1光ディスクD1に照射されるレーザー光は、前記信号記録層L1に対して何等作用することはなく、戻り光による影響、即ち光検出器16によるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作に対する影響も無視することが出来る。このように第2対物レンズ14を通して第1光ディスクD1にレーザー光が照射されてもフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作に
悪影響を与えないので、第1光ディスクD1設けられている信号記録層L1に対する第1対物レンズ8のフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は支障なく行なうことが出来る。
反対に、第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2に記録されている信号の再生動作を第2対物レンズ14による集光動作によって行っているとき、第1光学系Aを構成する第1対物レンズ8にもレーザー光が入射された状態にある。しかしながら、斯かる状態にあるとき第1対物レンズ8による集光動作によってレーザー光が集光される位置は信号記録層L2の位置ではなく、第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1の位置であるので、信号記録層L2に対して集光動作が行われることはない。
従って、第1対物レンズ8を通して第2光ディスクD2に照射されるレーザー光は、前記信号記録層L2に対して何等作用することはなく、戻り光による影響、即ち光検出器16によるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作に対する影響も無視することが出来る。このように第1対物レンズ8を通して第2光ディスクD2にレーザー光が照射されてもフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成動作に悪影響を与えないので、第2光ディスクD2設けられている信号記録層L2に対する第2対物レンズ14のフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は支障なく行なうことが出来る。
次に、本実施例に係る光ピックアップ装置を構成する光学部品をハウジングに設けられている取り付け位置へ接着固定する組み立て調整動作について説明する。本実施例における最初の組み立て調整動作は第2光ディスクD2に対応して設けられている第2光学系Bに対して行われる。
即ち、斯かる組み立て動作は、レーザーダイオード1、回折格子2、偏光ビームスプリッタ3、第2光学系1/4波長板9、第2反射ミラー10、第2コリメートレンズ11、第3反射ミラー12、第2立ち上げミラー13、第2対物レンズ14、アナモフィックレンズ15及び光検出器16を最適な位置に対して調整固定することによって行われる。
斯かる組み立て調整作業によって各光学部品が第2光学系Bに対して最適な位置に接着固定された場合には、光検出器16を構成する4分割センサー部に戻り光が照射されて生成される照射スポットは、図4に示すようになる。即ち、戻り光であるレーザー光から生成される照射スポットであるメインビームM、サブビームS1及びS2が各々メインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2上の中心部に正確に位置されるとともにフォーカス調整が正確に行われた円形状になる。
前述したように第2光学系B及び第2光学系Bに対して作用する各光学部品の最適位置への調整固定動作が完了した後に第1光ディスクD1に対応して設けられている第1光学系Aに対する組み立て動作が行われる。
斯かる組み立て動作は、第1光学系1/4波長板4、第1コリメートレンズ5、第1立ち上げミラー7及び第1対物レンズ8を最適な位置に対して調整固定することによって行われるが、第1反射ミラー6に対する固定動作は後で行われる。
即ち、第1光学系Aに組み込まれている第1反射ミラー6は煽り角の調整動作を行うことが出来るように構成されており、この第1反射ミラー6の煽り角を変更調整しメインビームとサブビームとの位相を調整する動作を行う。斯かる調整動作は、光検出器16に組み込まれているメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2上の最適な位置にメインビームM、サブビームS1及びS2が位置するように調整することによ
って行われる。
斯かる調整動作を行いメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2上の最適な位置にメインビームM、サブビームS1及びS2が位置した状態で第1反射ミラー6の接着固定動作が行われる。
前述した動作を行うことによって光ピックアップ装置を構成する各光学部品の固定動作が完了するが、第1光ディスクD1に対するフォーカス制御動作と第2光ディスクD2に対するフォーカス制御動作を交互に行い、光検出器16を構成するメインビーム用受光部MD、サブビーム用受光部SD1及びSD2に照射されるメインビームM、サブビームS1及びS2の位相差の検査を行うことによって光ピックアップ装置の性能、品質の検査を行うことが出来る。
以上に説明したように発明に係る光ピックアップ装置の動作及び組み立て調整動作は行われるが、次に本発明の要旨について説明する。レーザーダイオード1から放射されるレーザー光の出力を制御する動作はモニター用光検出器17から得られるモニター信号を利用して行なわれるが、本発明のモニター用光検出器17には、第1光学系Aを構成する第1立ち上げミラー7を透過したレーザー光及び第2光学系Bを構成する第3反射ミラー12を透過したレーザー光が同時に照射されるように構成されている。
即ち、第1光学系Aを構成する第1対物レンズ8の集光動作によって第1光ディスクD1に設けられている信号記録層L1へレーザー光を照射させる状態にあるとき、第1光学系Aから得られるレーザー光だけでなく第2光学系Bから得られるレーザー光がモニター用光検出器17に同時に照射された状態にある。従って、第1光学系Aから得られるレーザー光と第2光学系Bから得られるレーザー光がモニター用光検出器17に同時に照射されるので、該モニター用光検出器17から大きなモニター信号を得ることが出来る。
同様に、第2光学系Bを構成する第2対物レンズ14の集光動作によって第2光ディスクD2に設けられている信号記録層L2へレーザー光を照射させる状態にあるとき、第2光学系Bから得られるレーザー光だけでなく第1光学系Aから得られるレーザー光がモニター用光検出器17に同時に照射された状態にある。従って、第1光学系Aから得られるレーザー光と第2光学系Bから得られるレーザー光がモニター用光検出器17に同時に照射されるので、該モニター用光検出器17から大きなモニター信号を得ることが出来る。
前述したように本発明によれば、第1光学系A及び第2光学系Bを使用して夫々第1光ディスクD1及び第2光ディスクD2に記録されている信号の再生動作を行っている何れの状態であっても大きなモニター信号を得ることが出来るので、レーザーダイオードの出力を制御するために行なわれるレーザー光のモニター動作を正確に行なうことが出来る。
尚、本実施例において、モニター用光検出器17に組み込まれているレーザー光の受光部を1つの受光部にて構成し、第1光学系A及び第2光学系Bから得られるレーザー光を同一の受光部に照射させるようにすることも出来るが、2つの受光部を設けて第1光学系A及び第2光学系Bから得られるレーザー光を別々の受光部に照射させ、得られるモニター信号を加算するようにすることも出来る。そして、この場合には第1のモニター用光検出器と第2のモニター用光検出器とを分離させて設けることも出来る。
以上に説明したように規格が異なる第1光ディスクD1及び第2光ディスクD2に記録されている信号の再生動作を行うために2つの光学系を備えた光ピックアップ装置において、偏光ビームスプリッタによるレーザー光の分離動作を光量が等しくなるようにしたので、使用光ディスクに対応させてレーザー光を切り換えるための偏光制御用光学部品を設
ける必要がなく安価な光ピックアップ装置を提供することが出来る。
また、本実施例では、偏光ビームスプリッタ3から第1光学系A方向へS偏光光を反射させるようにしたが、P方向の直線偏光光を反射させるように構成することも出来る。
本発明の光ピックアップ装置の光学系を示す概略図である。 本発明に係る光ディスクと光学系との関係を示す概略図である。 本発明に係る光ディスクと光学系との関係を示す概略図である。 本発明に係る光検出器と照射スポットとの関係を示す説明図である。
符号の説明
1 レーザーダイオード
2 回折格子
3 偏光ビームスプリッタ
5 第1コリメートレンズ
6 第1反射ミラー
8 第1対物レンズ
10 第2反射ミラー
11 第2コリメートレンズ
12 第3反射ミラー
14 第2対物レンズ
15 アナモフィックレンズ
16 光検出器
17 モニター用光検出器

Claims (4)

  1. 信号記録層とレーザー光が入射する表面との間に設けられている保護層の厚さが互いに異なる第1光ディスク及び第2光ディスクに記録されている信号の再生動作を行うことが出来る光ピックアップ装置であり、レーザーダイオードから放射されたレーザー光が入射されるとともに入射されたレーザー光を第1光学系方向及び第2光学系方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタと、前記第1光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系のレーザー光及び第2光学系のレーザー光が同時に照射される位置にレーザー光の強度を検出するモニター用光検出器を設けたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 信号記録層とレーザー光が入射する表面との間に設けられている保護層の厚さが互いに異なる第1光ディスク及び第2光ディスクに記録されている信号の再生動作を行うことが出来る光ピックアップ装置であり、レーザーダイオードから放射されたレーザー光が入射されるとともに入射されたレーザー光を第1光学系方向及び第2光学系方向に分離し、且つ同時に出射する偏光ビームスプリッタと、前記第1光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第1光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第1対物レンズと、前記第2光学系に組み込まれているとともにレーザー光を第2光ディスクに設けられている信号記録層に集光させる第2対物レンズとを備え、第1光学系のレーザー光が照射される位置及び第2光学系のレーザー光が照射される位置に各々レーザー光の強度を検出する第1及び第2のモニター用光検出器を設けたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 第1及び第2のモニター用光検出器から得られるモニター信号を利用してレーザーダイオードに供給される駆動信号のレベルを制御するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 偏光ビームスプリッタによる第1光学系及び第2光学系へのレーザー光量の分離比率を等しくしたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の光ピックアップ装置。
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