JP2009300365A - 表面形状測定機 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定に要する時間と労力を軽減しながら、測定対象物の表面形状を正確に求めることができる表面形状測定機を提供する。
【解決手段】測距光(16)を出射し、測定対象物(8)表面で反射した測距光を受光して、測距光の測定対象物表面の照射点(18)までの距離を測定する測距部と、望遠鏡(2)の基準方向からの角度を検出する測角部と、望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、所定水平面(10)上の選択した点(X,Z)の真上の測定対象物表面の予想座標(X,h)を算出し、予想座標値の点に望遠鏡を向けて測距光を出射させて測定対象物表面の照射点までの距離測定を行い、照射点までの距離及び測角部で検出した角度から照射点の座標(X,Z)を算出し、照射点と選択した点との間の水平距離(|X−X|)を算出し、水平距離が所定範囲内のときに予想座標値を求める座標値として記憶する。
【選択図】図3

Description

本発明は、盛土や地形や製造物等、測定対象物の形状を正確に測定できる表面形状測定機に関する。
土木工事において、盛土の土量を求めるとき、盛土の表面形状を求める必要がある。従来、盛土等の表面形状を求めるには、盛土を所定の水平面上でメッシュに区切り、各メッシュ上での高度を順々に求めていた。各メッシュの水平面内での位置とそこでの高度を求めるには、盛土の全表面を見渡せる位置にトータルステーション(電子式測距測角儀)を設置し、選択したメッシュ上に反射プリズムを設置し、トータルステーションで反射プリズムまでの距離と方位角と高度角とを求め、距離と方位角と高度角から正射投影法の手法で直交座標系のXYZ各座標値を求めることによっていた(下記特許文献1参照)。
特開平2−195202号公報
しかし、前記特許文献1に記載の方法では、1つのメッシュ上に反射プリズムを設置してトータルステーションで反射プリズムの位置を測定した後に、次のメッシュ上に移動して反射プリズムを設置してトータルステーションで反射プリズムの位置を測定する作業を全てのメッシュについて繰り返すことが必要で、測定に多大な時間と労力を必要とする。
そこで、測定に要する時間と労力を軽減するため、図1の平面図及び図2の図1におけるII−II線に沿う断面図に示したように、望遠鏡2をモータで駆動できるノンプリズム型のトータルステーション4を用い、等高線6で表示したような盛土8を含むように、所定水平面10上にメッシュ12を設定して、トータルステーション4にメッシュ12の各交点14の位置(座標値)を記憶させておき、各交点14に望遠鏡2をモータ駆動によって順々に向けて、距離、方位角及び高度角を求め、さらに直交座標系であるXYZ各座標値に変換することが提案されている。
しかし、このようなメッシュ測定では、正射投影法なので、測距光16が照射される盛土8表面の照射点18がメッシュ12の交点14の真上からずれている。このため、盛土8の表面形状によっては、測定密度の高い個所と低い個所ができる。もし、起伏の変化の大きな個所の測定密度が低い場合は、盛土8の表面形状を正確に求めることができないという問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであって、測定に要する時間と労力を軽減しながら、測定対象物の表面形状を正確に求めることができる表面形状測定機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、測距光を出射し、測定対象物表面で反射した測距光を受光して前記測距光の前記測定対象物表面の照射点までの距離を測定する測距部と、望遠鏡の基準方向からの角度を検出する測角部と、前記望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、所定水平面上の選択した点の真上の測定対象物表面の予想座標値を算出する予想座標算出手段と、予想座標値の点に前記望遠鏡を向けるための望遠鏡の回転角を算出する回転角算出手段と、前記回転角だけ望遠鏡を回転させる望遠鏡回転手段と、予想座標値の点に向けて測距光を出射させて前記照射点までの距離測定を行う距離測定手段と、前記照射点までの距離及び前記測角部で検出した角度から前記照射点の座標値を算出し、前記照射点と前記選択した点との間の水平距離を算出する水平距離算出手段と、前記水平距離が所定範囲内のときに予想座標値を選択した点の真上の測定対象物表面の座標値として記憶する座標記憶手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、測距光を出射し、測定対象物表面で反射した測距光を受光して前記測距光の前記測定対象物表面の照射点までの距離を測定する測距部と、望遠鏡の基準方向からの角度を検出する測角部と、前記望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、所定平面内にX軸を取り、前記平面と直交方向にZ軸を取ったXZ座標系で、X軸上の選択した点を通り前記所定平面に垂直な直線と前記平面上に配置された測定対象物表面との交点の予想座標値を算出する予想座標算出手段と、前記予想座標値の点に前記望遠鏡を向けるための前記望遠鏡の回転角を算出する回転角算出手段と、前記回転角だけ前記望遠鏡を回転させる望遠鏡回転手段と、前記予想座標値の点に向けて測距光を出射させて前記照射点までの距離測定を行う距離測定手段と、前記照射点までの距離及び前記測角部で検出した角度から前記照射点の座標値を算出し、前記照射点と前記選択した点との間のX座標値の差を算出するX座標差算出手段と、前記X座標値の差が所定範囲内のときに、前記予想座標値を選択した点を通り前記所定平面に垂直な直線と前記測定対象物表面との交点の座標値として記憶する座標記憶手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、測距光を出射し、測定対象物表面で反射した測距光を受光して前記測距光の前記測定対象物表面の照射点までの距離を測定する測距部と、望遠鏡の基準方向からの角度を検出する測角部と、前記望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、所定水平面上の選択した点の真上の測定対象物表面の予想座標値を算出する予想座標算出手段と、予想座標値の点に前記望遠鏡を向けるための望遠鏡の回転角を算出する回転角算出手段と、前記回転角だけ望遠鏡を回転させる望遠鏡回転手段と、予想座標値の点に向けて測距光を出射させて前記照射点までの距離測定を行う距離測定手段と、前記照射点までの距離及び前記測角部で検出した角度から前記照射点の座標値を算出し、前記照射点と前記選択した点との間の水平距離を算出する水平距離算出手段と、前記水平距離が所定範囲内のときに予想座標値を選択した点の真上の測定対象物表面の座標値として記憶する座標記憶手段とを備えたから、所定水平面上において適切に配置した各点の略真上の測定対象物表面の座標値を自動的に迅速に得ることができ、測定に要する時間と労力を軽減しながら、測定対象物の表面形状を正確に求めることができる。
請求項2に係る発明によれば、X軸方向を所定水平面内にとるとともに、表面形状測定機から見た方位角を変えてXZ平面をZ軸回りに水平回転させることにより、所定水平面上の選択した全ての点について測定することができ、請求項1に係る発明と同じものとなって、同じ効果を奏する。また、XZ平面をXZ平面に垂直なY軸回りに回転させた座標系を用いれば、任意の傾斜を持った平面上に配置された測定対象物の表面形状でも正確に測定することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の表面形状測定の一実施例を説明する。図1〜図3は、表面形状測定機としてトータルステーション4を用い、メッシュ12において選択した交点14の真上の盛土8表面の座標値(交点14を通るとともに所定水平面10に垂直な直線と、盛土8表面との交点の座標値)を求める方法を説明する図である。図4は、この表面形状測定機のブロック図である。図5及び図6は、この表面形状測定機でメッシュ測定を行う手順を説明するフローチャートである。
まず、このトータルステーション4で選択した交点14の真上の盛土8表面の座標値を求める方法を説明する。図1及び図2に示したように、盛土8等の測定対象物を所定水平面10内でメッシュ12に区切り、メッシュ12における各交点14にノンプリズム型のトータルステーション4の望遠鏡2を向けて、距離、方位角及び高度角を測定することは、従来と同じである。
以下、図3に基づいて説明するが、説明を簡単にするため、所定水平面10内において選択した交点14とトータルステーション4の真下の点を通るようにX軸を取り、トータルステーション4を通るように鉛直方向にZ軸を取り、XZ平面内だけで考える。
メッシュ12において選択した交点14については、まず、交点14の座標(X,Z)を、交点14の真上の盛土8表面の予想座標の点Pと仮定して、点Pに望遠鏡2を向け、トータルステーション4から点Pに向けて測距光16を出射し、1回目の測定を試行する。これで、盛土8表面における測距光16の照射点Qの座標(X,Z)が求まる。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離(X座標値の差の絶対値)|X−X|)が所定値未満、すなわち、X座標値の差X−Xが所定範囲内であれば、点Pの座標(X,Z)を交点14の真上の盛土8表面の座標と決定する。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離|X−X|が所定値以上であれば、2回目の測定を試行する。
2回目の測定は、交点14の真上で照射点Qと同じ高さの点Pの座標(X,Z)を交点14の真上の盛土8表面の予想座標と仮定して、点Pに望遠鏡2を向けて、トータルステーション4から点Pに向けて測距光16を出射する。これで、盛土8表面における測距光16の照射点Q2の座標(X3,Z3)が求まる。もし、点Pと照射点Qの間の水平距離|X3−X|が所定値未満であれば、点Pの座標(X,Z)を交点14の真上の盛土8表面の座標と決定する。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離|X3−X|が所定値以上であれば、3回目の測定を試行する。
3回目の測定では、まず照射点Qと照射点Qの座標値から、照射点Qと照射点Qの間での盛土8表面の平均勾配が求まる。この勾配が照射点Qと照射点Qの間ばかりでなく、両側へも続くと仮定して、交点14を通る鉛直線と照射点Qと照射点Qを通る直線の交点Pの座標(X,h)を、交点14の真上の盛土8表面の予想座標とする。そして、点Pに望遠鏡2を向けて、トータルステーション4から点Pに向けて測距光16を出射する。これで、盛土8表面における測距光16の照射点Q3の座標(X4,Z4)が求まる。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離|X−X|が所定値未満であれば、点Pの座標(X,h)を点Pの真上の盛土8表面の座標と決定する。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離|X−X|が所定値以上であれば、3回目の測定と同様に4回目の測定を試行する。
4回目の測定にあたっては、まず、照射点Qと照射点Qの座標値から、照射点Qと照射点Qとの間の盛土8表面の平均勾配が求まる。これから、交点14を通る鉛直線と照射点Qと照射点Qを通る直線との交点Pの座標(X,h)を求め、この座標を交点14の真上の盛土8表面の予想座標として、点Pに望遠鏡2を向けて測距光16を出射する。これで、盛土8表面における測距光16の照射点Q4の座標(X5,Z5)が求まる。もし、交点14と照射点Qの間の水平距離|X−X|が所定値未満であれば、点Pの座標(X,h)を交点14の真上の盛土8表面の座標と決定する。もし、交点14と照射点Q4との間の水平距離|X−X|が所定値以上であれば、4回目の測定と同様に5回目の測定を試行する。
以下、同様にして、n回目の測定で照射点Qn-1の座標(Xn,Zn)を求め、|Xn−X|が所定値未満になるまで、交点14に関する測定を試行し続ける。もし、所定回、例えば20回試行しても、|X20−X|が所定値未満にならない場合は、エラーとして当該交点14に関する測定を打ち切る。
前記説明では、XZ平面内だけで考えたが、トータルステーション4から見た方位角を変えてXZ平面をZ軸回りに水平回転させれば、メッシュ12の全ての交点14について同様に測定することができる。また、XZ平面をXZ平面に垂直なY軸回りに回転させた座標系を用いれば、任意の傾斜を持った平面上に配置された測定対象物の表面形状を測定することができる。
前述した方法を実行するため、この表面形状測定機20は、図4に示したように、距離を測定する測距部(光波距離計)22、方位角及び高度角を測定するための測角部(水平エンコーダ及び垂直エンコーダ)24、測定に関する指令やデータを入力するための入力部(キーボード又はタッチセンサ)26、測定値等を表示するための表示部(液晶ディスプレイ)28、望遠鏡4を回転させるためのモータ(図示省略)に電力を供給するモータ駆動部30、これらに接続された演算制御部32とを備える。また、演算制御部32には、測定値や測量機を働かせるためのプログラム等を記憶させるための記憶部(内蔵メモリ及びメモリカード)34と、他の機器と測定値等を送受信するための通信部36も接続されている。これらは、従来の自動視準式トータルステーションに備えられているものなので、説明を省略する。ただし、記憶部34には、後述するメッシュ測定プログラムが記憶されている。なお、本発明には、モータ及びモータ駆動部30は必須であるが、自動視準装置は必ずしも必要ではない。
以下に、この測定機20の演算制御部32が行うメッシュ測定プログラムの手順を、図5及び図6に基づいて説明する。
メッシュ測定を選択して、メッシュ測定プログラムをスタートさせると、図5に示したように、ステップS1に進んで、観測者は、測定機20を盛土8等の測定対象物の表面全体を見ることが可能な位置に設置する。
次に、ステップS2に進むと、メッシュ12の角3箇所A,B,Cを指定する。メッシュ12の角A,B,Cを指定するには、観測者が目視で測定対象物を含むようなメッシュ12を仮想し、メッシュ12の角とすべき個所を3箇所A,B,C、望遠鏡2を覗いて視準し、確定の操作をすることで、自動的にメッシュ12の外郭が設定される。メッシュ12の外郭は、入力部26から又は通信部36を介して外部機器から座標値を入力することでも可能である。
次に、ステップS3に進むと、観測者は、メッシュ12の間隔又はメッシュ12の縦横それぞれの等分数を入力部26から入力する。これで、所定水平面10に含まれるメッシュ12が確定する。メッシュ12の各交点14の位置は、測定機20から見た方位角及び高度角で記憶部34に記憶される。
次に、ステップS4に進んで、種々の測定条件を設定する。例えば、再測定回数、収束半径等である。
次に、ステップS5に進んで、メッシュ測定処理を実行する。ステップS5の詳細については、後述する。
ステップS5のメッシュ測定処理を完了すると、ステップS6に進んで、記憶部34に記憶されている測定結果を表示部28に表示する。次にステップS7に進んで、必要によりデータを座標変換し、メモリカードへの記録や、通信部36を介して外部機器への出力を行う。
それでは、図6に基づいて、ステップS5におけるメッシュ測定処理の詳細について説明する。
ステップS5をスタートさせると、まず、ステップS51に進んで、最初に測定するメッシュ12上の交点14を選択する。次に、ステップS52に進んで、必要な初期化処理を行う。次に、ステップS53に進み、選択された交点14の真上の測定対象物表面の座標値を算出するために行った距離測定の試行回数が所定値を越えたか否か調べる。試行回数が所定値を越えた場合は、ステップS71に進んで、この交点については測定不可と記憶部34に記憶し、さらに、ステップS63に進む。試行回数が所定値を越えない場合は、ステップS54に進んで、選択された交点14の真上の測定対象物表面の予想座標値を算出する。予想座標値の算出方法は、前述したとおりである。最初の予想座標値は、所定平面10内のメッシュ12の交点14の座標値である。
次に、ステップS55に進んで、予想座標値が算出できたかどうか調べる。予想座標値が算出できない場合は、ステップS71に進んで、この交点については測定不可と記憶部34に記憶し、さらに、ステップS63に進む。予想座標値が算出できた場合は、ステップS56に進んで、望遠鏡2を予想座標値の点に向けるための望遠鏡2の回転角(水平回転角及び鉛直回転角)を算出する。次に、ステップS57に進んで、望遠鏡2を予想座標値の点に向けるように回転させる。次に、ステップS58に進んで、距離測定を行う。このとき、同時に方位角と高度角も検出する。次に、ステップS59に進んで、距離測定が成功したか否か調べる。距離測定が不成功の場合は、ステップS70に進んで、距離測定を行った試行回数を計数し、ステップS53に戻る。距離測定が成功した場合は、ステップS60に進んで、ステップS58で得られた距離、高度角から直交座標系のXZの各座標値を算出する。そして、この座標値の点と選択された交点14の間の水平距離を算出する。
次に、ステップS61に進んで、ステップS60で得られた水平距離が所定範囲内か否か調べる。この水平距離が所定範囲外の場合は、ステップS70に進んで、距離測定を行った試行回数を計数し、ステップS53に戻る。この水平距離が所定範囲内の場合は、ステップS62に進んで、座標値を記憶部34に記憶する。
次に、ステップS63に進んで、メッシュ12上の全ての交点14についての測定を済ませたか否かを調べる。メッシュ12上の全ての交点14についての測定を済ませた場合は、ステップS6に進んで、測定結果を表示部に表示する。メッシュ上12の全ての交点14についての測定を済ませていない場合は、ステップS72に進んで、次の交点14を選択して、ステップS53に戻る。以下、ステップS53〜S72を繰り返すことにより、メッシュ12上の全ての交点14についての測定を実行することができる。
本実施例によれば、以上の説明から明らかなように、所定水平面10上において適切に配置したメッシュ12の交点14の略真上の測定対象物表面の座標値を自動的に迅速に得ることができ、測定に要する時間と労力を軽減しながら、測定対象物の表面形状を正確に求めることができる。
ところで、本発明は、前記実施例に限るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、前記実施例では、盛土8の表面形状を測定するトータルステーション4について説明したが、本発明は、製造物等の測定対象物の形状を測定する三次元測定機等、表面形状測定機20に広く適用できるものである。また、前記実施例では、前の測定結果を用いてメッシュ12の交点14の略真上の測定対象物表面の予想座標値を求めたが、メッシュ12の交点14から少しずつ予想座標値のZ座標値(高さ)を増やしていって、測距光16の測定対象物8表面の照射点18と選択した交点14との間の水平距離が所定範囲内になったとき、その予想座標値を求める座標値としてもよい。さらに、前記実施例では、碁盤の目のように規則正しいメッシュ12を設定したが、縦横のメッシュ間隔を変えてもよく、測定対象物の形状によっては、目の細かいところと荒いところが適切に存在するメッシュ12を設定してもよい。
盛土等の表面形状をメッシュ測定するためのメッシュを説明する図である。 図1におけるII−II線に沿う断面図で、トータルステーションで前記メッシュにおいて選択した交点を測定している状態を説明する図である。 前記メッシュにおいて選択した交点の真上の盛土表面の座標値を求める方法を説明する図である。 前記メッシュ測定に用いる表面形状測定機のブロック図である。 前記メッシュ測定の手順を説明するフローチャートである。 図5のフローチャートにおいて、メッシュ測定処理の詳細を説明するフローチャートである。
符号の説明
2 望遠鏡
4 トータルステーション(表面形状測定機)
8 盛土(測定対象物)
10 所定水平面
12 メッシュ
14 交点
16 測距光
18 照射点
20 表面形状測定機

Claims (2)

  1. 測距光を出射し、測定対象物表面で反射した測距光を受光して前記測距光の前記測定対象物表面の照射点までの距離を測定する測距部と、望遠鏡の基準方向からの角度を検出する測角部と、前記望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、
    所定水平面上の選択した点の真上の測定対象物表面の予想座標値を算出する予想座標算出手段と、予想座標値の点に前記望遠鏡を向けるための望遠鏡の回転角を算出する回転角算出手段と、前記回転角だけ望遠鏡を回転させる望遠鏡回転手段と、予想座標値の点に向けて測距光を出射させて前記照射点までの距離測定を行う距離測定手段と、前記照射点までの距離及び前記測角部で検出した角度から前記照射点の座標値を算出し、前記照射点と前記選択した点との間の水平距離を算出する水平距離算出手段と、前記水平距離が所定範囲内のときに予想座標値を選択した点の真上の測定対象物表面の座標値として記憶する座標記憶手段とを備えたことを特徴とする表面形状測定機。
  2. 測距光を出射し、測定対象物表面で反射した測距光を受光して前記測距光の前記測定対象物表面の照射点までの距離を測定する測距部と、望遠鏡の基準方向からの角度を検出する測角部と、前記望遠鏡を回転させるモータとを備えた表面形状測定機において、
    所定平面内にX軸を取り、前記平面と直交方向にZ軸を取ったXZ座標系で、X軸上の選択した点を通り前記所定平面に垂直な直線と前記平面上に配置された測定対象物表面との交点の予想座標値を算出する予想座標算出手段と、前記予想座標値の点に前記望遠鏡を向けるための前記望遠鏡の回転角を算出する回転角算出手段と、前記回転角だけ前記望遠鏡を回転させる望遠鏡回転手段と、前記予想座標値の点に向けて測距光を出射させて前記照射点までの距離測定を行う距離測定手段と、前記照射点までの距離及び前記測角部で検出した角度から前記照射点の座標値を算出し、前記照射点と前記選択した点との間のX座標値の差を算出するX座標差算出手段と、前記X座標値の差が所定範囲内のときに、前記予想座標値を選択した点を通り前記所定平面に垂直な直線と前記測定対象物表面との交点の座標値として記憶する座標記憶手段とを備えたことを特徴とする表面形状測定機。
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