JP2009300218A - プローブ、及びプローブカード - Google Patents

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一志 永田
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Abstract

【課題】安定した検査を繰り返し行うことができるプローブ、プローブカード、及びプローブの製造方法を提供する。
【解決手段】プローブは、対象物に対して電気的な検査を行うためのプローブカードに設けられるプローブであって、プローブカードの配線基板と接続される接続部34と、対象物の電極パッドと接触する接触部31と、接触部31を支持する支持部36と、接続部34から支持部36に向かって延在する複数のビーム部32と、支持部、及び接続部に対して複数のビーム部32を回転可能に支持するヒンジ部33と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プローブ、及びプローブカードに関する。
半導体基板に形成されたチップ状の半導体装置では、半導体チップの実装前に電気的な検査を行う。このような電気的検査では、電極パッドの配置に応じて複数のプローブが実装されているプローブカード(プローブボード)が用いられる。具体的には、半導体装置に設けられている電極パッドに対してプローブを接触させる。そして、プローブを介して半導体装置に通電し電気特性検査(プロービング)を行っている。近年の半導体装置の高集積化に伴い、プローブカードに形成するプローブの数も増加している。すなわち、テストデバイスの狭ピッチ化によって、プローブ寸法を小さくする必要がある。
このようなプローブには、カンチレバー型(片持ち梁型)のものと、スプリングピン型のものがある。カンチレバー型のプローブは、横方向に伸びている。すなわち、図8に示すように、配線基板21にプローブ22が実装され、プローブカード20の配線基板21の主面に沿って延びている(特許文献1)。そして、プローブカード20を縦方向(矢印方向)に移動して、縦方向(矢印方向)に突出した部分を半導体チップ11の電極パッド12に接触させる。
カンチレバー型プローブには、導電性のほか、剛性、及び弾性などが要求される。すなわち、電極パッド12に対してプローブ22を矢印方向に押し付けるための弾性や、押し付けた際に変形しないための剛性が要求される。このように、プローブ22に弾性を持たせることで、電極パッドに対してプローブをオーバードライブで押し付けることが可能になる。オーバードライブで押し付けることによって、プローブ22が矢印と反対方向に押し上げられて、変形する。プローブが変形した際の弾性力によって、電極パッドとの接触性を向上することができる。また、オーバードライブで押し付けた際に、プローブが変形しないように、剛性が要求される。これにより、耐久性を向上することができ、検査を繰り返し行うことができる。
さらに、特許文献1のプローブには、接触部31を電極パッド12の表面に接触させた際に、電極パッド12に形成されている表面酸化膜を削り取ることができるように、先端に突起部が設けられている。このようにすることで、絶縁性の表面酸化膜を削り取るスクラブ効果を得ることができ、電極パッド12との接触性を向上することができる。
このような、プローブ22は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を利用して生産される(特許文献2)。すなわち、フォトリソグラフィー法を用いて導電層や犠牲層を形成していくことで、所望の形状のプローブが得られる。具体的には、所望のパターン形状を有する導電層、及び犠牲層を積層していき、犠牲層を除去する。こうすることで、犠牲基板からプローブが取り外され、プローブが完成する。
特開2004−150874号公報 特開2003−227849号公報
しかしながら、従来のカンチレバー型のプローブでは、オーバードライブで押し付けた場合、プローブの先端部分が横方向に変位する。このため、先端部分の接触面の傾きが変化する。例えば、先端部分の方向が、電極パッド表面と垂直な方向から傾く。プローブの先端部分が電極パッド12の表面から離れる際に、パッド面の金属を掻き込むので、先端部分がパッド面から離れる際に、先端部分にパッド金属が圧着される。このように、プローブがパッド表面を削り、その削りカスがプローブの先端部に付着する。繰り返し検査を行っていくと、プローブの先端部にパッド金属が付着することによって、コンタクト抵抗が徐々に劣化する。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、安定した検査を繰り返し行うことができるプローブ、及びプローブカードを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるプローブは、対象物に対して電気的な検査を行うためのプローブカードに設けられるプローブであって、前記プローブカードの配線基板と接続される接続部と、前記対象物の電極パッドと接触する接触部と、前記接触部を支持する支持部と、前記接続部から前記支持部に向かって延在する複数のビーム部と、前記支持部、及び前記接続部に対して前記複数のビーム部を回転可能に支持するヒンジ部と、を備えるものである。これにより、接触部の傾きが一定となるため、金属パッド表面が掻き出され、付着するのを防ぐことができる。よって、コンタクト抵抗の劣化を低減することができ、安定した検査を繰り返し行うことができる。
本発明の第2の態様にかかるプローブは、上記のプローブであって、前記複数のビーム部が互いに平行になるように並設されているものである。これにより、コンタクト抵抗の劣化を低減することができ、安定した検査を繰り返し行うことができる。
本発明の第3の態様にかかるプローブは、上記のプローブであって、前記接続部が前記支持部と平行に設けられた支柱を有し、前記複数のビーム部が前記ヒンジを介して前記支柱に対して接続されているものである。これにより、コンタクト抵抗の劣化を低減することができ、安定した検査を繰り返し行うことができる。
本発明の第4の態様にかかるプローブは、上記のプローブであって、前記接触部を電極パッドに押し付けるバネ部が前記接続部に設けられているものである。これにより、確実に接触させることができ、安定した検査が可能になる。
本発明の第5の態様にかかるプローブは、上記のプローブであって、前記バネ部が導電性材料によって形成されているものである。これにより、導電性を向上することができ、安定した検査が可能になる。
本発明の第6の態様にかかるプローブカードは、外部から信号が入力されるメイン基板と、複数のプローブが設けられ、前記メイン基板と導通する配線基板とを備えたプローブカードであって、前記プローブが、前記配線基板に固定された接続部と、前記対象物の電極パッドと接触する接触部と、前記接触部を支持する支持部と、前記接続部から前記支持部に向かって延在する複数のビーム部と、前記支持部、及び前記接続部に対して前記複数のビーム部を回転可能に支持するヒンジ部と、を備えるものである。これにより、接触部の傾きが一定となるため、金属パッド表面が掻き出され、付着するのを防ぐことができる。よって、コンタクト抵抗の劣化を低減することができ、安定した検査を繰り返し行うことができる。
本発明によれば、安定した検査を繰り返し行うことができるプローブ、及びプローブカードを提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能であろう。尚、各図において同一の符号を付されたものは同様の要素を示しており、適宜、説明が省略される。
まず、本実施の形態に係るプローブ(接触子)を用いたプローブカードの構成について、図1を用いて説明する。図1は、半導体装置に対して電気特性検査(プロービング)を行うためのプローブカードの構成を模式的に示す側面図である。図1はプローブカードの全体を現している。プローブカード20はプローバーに水平に装着され、テスター装置(不図示)と繋がれる。プローブ22は配線基板21に設けられ、配線基板21とメイン基板23はIC(Inter Connection)ピン24で接続されている。メイン基板23は、通常円形状で、テスター装置との間で信号入出力を行うための外部端子25を有している。例えばガラスエポキシを主成分とする多層プリント回路基板(PCB:Print Circuit Board)が用いられる。補強板26は例えばステンレス製の構造物で、メイン基板23の片面に密着している。
配線基板21は例えばスペーストランスフォーマ(ST基板21a)と積層基板21bから構成されている。ST基板21aは例えばセラミックから形成されており、表面には多数のパッド27が形成されている。ST基板21aとメイン基板23の間隔は調節可能に構成されていて、配線基板21とメイン基板23に形成されているパッド27をICピン24が連絡する。積層基板21bは例えばポイリミドと銅泊が交互に積層されたもので、ST基板21aと密着配置されている。プローブ22は検査対象物上に形成されている微小な電極パッドに対して弾性的に当接するもので、配線(積層)基板21の上に多数のプローブ22が整列配置されている。各プローブ22は配線基板21とメイン基板23を介して外部端子25と導通しており、プローブ22を当接させることによって検査対象物をテスター装置と導通させることができる。
プローブカード20は、半導体チップ11に対して対向配置されている。すなわち、プローブカード20は、ウエハ10に対して平行に配置される。プローブカード20は、ウエハ10の上方に配置されている。プローブカード20は、配線基板21とプローブ22とを有している。配線基板21には、複数のプローブ22が実装されている。電極パッド12の配置に応じて、複数のプローブ22が配列されている。そして、それぞれのプローブ22が対応する電極パッド12に接触する。配線基板21には、それぞれプローブ22と接続される配線が形成されている。これにより、プローバからの検査信号が配線基板21の配線を介してプローブ22に供給される。
そして、プローブ22を配線基板21に実装する。プローブ22は、半田付けなどによって、配線基板21に固着されている。すなわち、プローブ22のバンプが、配線基板21の配線に半田付けされる。したがって、配線基板21の配線が、プローブ22を介して、電極パッド12と接続される。これにより、検査信号の入出力が可能になる。なお、以下の説明において、配線基板21の主面(下面)と平行な方向を横方向とし、垂直な方向を縦方向とする。
検査(プロービング)を行う際は、電極パッド12に対してプローブ22の先端が当接する。すなわち、図1の下方向にプローブ22を有するプローブカード20を移動させる。すると、プローブ22と電極パッド12が近づいていき、プローブ22の先端が電極パッド12の表面に接触する。これにより、電極パッド12がプローブ22と導通する。さらに、プローブカード20を下方向に若干移動させると、オーバードライブでの押し付けが可能となる。これにより、電極パッド12との接触性を向上することができ、確実な検査が可能となる。
プローブ22は、カンチレバー型(片持ち梁型)のものである。したがって、プローブ22は、横方向に沿って延びている。すなわち、プローブ22は配線基板21と主面と平行な方向に沿って設けられている。そして、オーバードライブで押し付けた際に生じる弾性力によって、プローブ22の先端が電極パッド12に押し付けられる。これにより、確実に接触させることができる。
次に、プローブ22の構成について、図2を用いて説明する。図2は、プローブ22の構成を模式的に示す斜視図である。プローブ22は、接触部31と、ビーム部32と、ヒンジ部33と、接続部34と、バネ部35と、支持部36を有している。また、接触部31は、先端チップ31aと、先端チップ31aを支持する基部31bとを備えている。接続部34は、支持台34aと、支柱34bと、バンプ34cと、凹溝34dとを有している。プローブ22のフレーム長は、例えば、1〜3mm程度になっている。なお、図2では、図1とは上下が反対になっており、上側が電極パッド12側になっており、下側が配線基板21側になっている。したがって、接触部31が電極パッド12側に突出して配置され、バンプ34cが配線基板21側に配置される。プローブ22は、導電性を有する金属材料などによって構成されている。
プローブ22の上端には、電極パッド12と接触する接触部31が設けられている。接触部31は、支持部36に支持されている。ここでは、支持部36が接触部31の基部31bを挟み込んでいる。これにより、接触部31が支持部36に対して固定される。支持部36は、縦方向に延びている。先端チップ31aは、基部31bから突出している。接触部31は、プローブ22の他の部分よりも、電極パッド12側に突出している。先端チップ31aの先端は尖っている。
支持部36は、横方向に延びた2つのビーム部32に支持されている。すなわち、2つのビーム部32は間隔を開けて、支持部36に取り付けられている。ビーム部32は、横方向、すなわち配線基板21の主面に沿って延びている。2つのビーム部32は、平行に配置されている。
支持部36には、ヒンジ機構を有するヒンジ部33が設けられている。ヒンジ部33は支持部36の2箇所に設けられている。ヒンジ部33は、ヒンジ機構を有している。すなわち、ヒンジ部33は、回転軸を有し、ビーム部32を回転可能に支持している。支持部36は、ビーム部32にヒンジ部33を介して接続されている。すなわち、それぞれのビーム部32はヒンジ部33を介して支持部36に連結されている。従って、ビーム部32と支持部36との間の角度が変化する。2つのビーム部32が平行に配置されたまま、支持部36に対するビーム部32の傾きが変化する。
支持部36には、ビーム部32の厚みよりも若干大きい凹溝36aが形成される。そして、その凹溝36aにビーム部32の端部が挿入されている。支持部36とビーム部32の交点に、ヒンジ部33が配置される。このように、ビーム部32はヒンジ部33を介して、支持部36に取り付けられている。
2つのビーム部32は、接続部34に支持されている。ビーム部32の支持部36側と反対側の端部が接続部34に連結されている。すなわち、ビーム部32は、接続部34から支持部36に向かって延在している。接続部34は、配線基板21と接続される部分である。すなわち、接続部34は配線基板21に固定される台座部分となり、ビーム部32などを支持する。
接続部34は、L字型に屈曲しており、支持台34aと支柱34bとを有している。支持台34aは横方向に延びており、支柱34bは、縦方向に延びている。すなわち、支柱34bは支持台34aの一端から、電極パッド12の方向に延在している。支柱34bは、支持部36と平行に配置されている。さらに、支持台34aの中央部分には、バンプ34cが設けられている。バンプ34cは、支持台34aや支柱34bと異なる材料によって形成されている。バンプ34cは、配線基板21側に露出している。バンプ34cは、配線基板21の配線と電気的に接続される。なお、バンプ34cは、支持台34aから配線基板21側に突出していてもよい。
接続部34には、ヒンジ機構を有するヒンジ部33が設けられている。ヒンジ部33は支柱34bの2箇所に設けられている。ヒンジ部33は、回転軸を有し、ビーム部32を回転可能に支持している。ヒンジ部33によって、ビーム部32の角度が変わる。これにより、ビーム部32と支柱34bとの間の角度が変化する。すなわち、2つのビーム部32が平行に配置されたまま、支柱34bに対するビーム部32の傾きが変化する。そして、支持部36と支持台34aとの間の距離が変化する。支柱34bの先端には、ビーム部32の厚みよりも若干大きい凹溝34dが形成される。そして、その凹溝34dにビーム部32の端部が挿入されている。接続部34とビーム部32の交点に、ヒンジ部33が配置される。このように、ビーム部32はヒンジ部33を介して、接続部34に取り付けられている。なお、ヒンジ部33の製造方法については、後述する。
さらに、ビーム部32にはバネ部35が接続されている。バネ部35はS字型に形成されている。横方向において、ビーム部32に対するバネ部35の取り付け位置は、支持部36と支柱34bとの間になっている。バネ部35は、ビーム部32と接続部34の間に設けられている。バネ部35の一端が支持台34aに固定され、他端がビーム部32に固定されている。ここでは、2つのS字型のバネ部35がビーム部32を挟むように配置されている。このように、S字型に屈曲したバネ部35を設けることで、接触部31が電極パッド12に付勢される。バネ部35は、接続部34やビーム部32と同様に導電性の金属材料を用いることができる。バネ部35に導電性材料を用いることで、バネ部35を介してビーム部32と接続部34とが導通する。このため、導電性を向上することができる。なお、十分な導電性を確保できる場合は、バネ部35を絶縁性材料によって形成してもよい。例えば、バネ部35として樹脂材料などを用いることができる。
次に、上記のプローブ22を電極パッド12に押し付けている様子について、図3を用いて説明する。図3は、プローブ22を電極パッド12に押し付けている様子を模式的に示す側面図である。図3(a)は、プローブ22が電極パッド12に接触した瞬間の様子を示し、図3(b)は、オーバードライブによって押し付けた様子を示している。すなわち、図3(a)に示す状態から、プローブ22を矢印の方向に移動すると、図3(b)に示す状態となる。図3では、図2で示したプローブ22の構成を適宜、簡略化して図示している。
図3(a)に示すように、支持部36と、支柱34bとは平行に配置されている。また、2本のビーム部32も平行に配置されている。従って、支持部36と、支柱34bと、2本のビーム部32とに囲まれた領域は平行四辺形になっている。2本のビーム部32の両端にはヒンジ部33が設けられている。従って、平行四辺形の4つの頂点に、ヒンジ部33が配置されている。4つのヒンジ部33の回転軸は平行になっている。そして、接触部31と電極パッド12とが正対している。すなわち、電極パッド12の表面に垂直な方向に、接触部31が延在している。
図3(a)に示す状態から、プローブ22を矢印方向に移動する。すると、支持部36と電極パッド12とがさらに接近して、オーバードライブで押し付けられる。すると、ヒンジ部33を回転中心として、ビーム部32が回転する。ビーム部32と支持部36との間の角度が変化する。また、ビーム部32と支柱34bとの間の角度が変化する。ここで、支持部36、及び支柱34bには、複数のビーム部32が接続されている。従って、支柱34bと支持部36が平行な関係を維持したまま、ビーム部32が回転する。これにより、図3(b)に示すように、オーバードライブでの押し付けが可能となる。
支柱34bと支持部36が平行な関係を維持したまま、ビーム部32が回転している。従って、オーバードライブで押し付けた場合でも、支持部36の方向が変化しない。接触部31と電極パッド12とが正対したままとなっている。すなわち、オーバードライブで押し付けても、電極パッド12の表面に垂直な方向に、接触部31が延在している。
支持部36と、支柱34bと、2本のビーム部32とに囲まれた領域は平行四辺形を維持したまま異なる形状になる。すなわち、図3(a)と図3(b)とでは、平行四辺形の頂点の角度が変化している。縦方向における接続部34と電極パッド12の距離が変化すると、電極パッド12に対する先端チップ31aの接触位置が横方向に変化する。しかしながら、、電極パッド12の表面に対する先端チップ31aの傾きが一定のままになっている。電極パッド12の表面と垂直な方向に支持部36が配置される。このため、電極パッド12に対して先端チップ31aが傾くことなく、常に正対する。そして、プローブ22を電極パッド12の表面から離していく間、電極パッド12に対して先端チップ31aが傾くことなく、正対する。すなわち、検査を行うために、プローブカードを上下に移動している間、先端チップ31aの角度が一定になる。
よって、プローブ22の先端チップ31aが電極パッド12から離れる際に、電極パッド表面の金属が掻き出さない。すなわち、電極パッド表面が削れることによって発生した削りカスが、掻き出されない。先端チップ31aに金属が付着することがないため、安定したコンタクト性が得られる。
このように、ヒンジ部33に回転可能に支持されたビーム部32を複数設ける。こうすることで、先端チップ31aが所定の方向にのみ移動する。プローブ22を移動している間、電極パッド12の表面に対する先端チップ31aの向きが一定になる。このため、先端チップ31aが電極パッド12と正対して、電極パッド12の金属材料が掻き出されなくなる。従って、先端チップ31aにおける金属の付着蓄積がなく、安定したコンタクト性を得ることができる。更に、先端チップ31aが所定方向に移動する際、電極パッドの表面酸化膜が薄く削り取られ、新たな導電膜が露出して先端チップ31aと接触する。これにより、安定な検査を繰り返し行うことができる。
また、オーバードライブによってプローブ22を電極パッド12に押し付けた場合、バネ部35は、ビーム部32を付勢する。これにより、接触部31の先端チップ31aが電極パッド12に押し付けられ、接触性を向上することができる。すなわち、プローブ22を押し付けると、ヒンジ部33によってビーム部32が回転する。図3に示すように、ヒンジ部33を回転中心として、各ビーム部32が下方向に回転する。これにより、ビーム部32の接触部31側の端部が支持台34aに近づく。すると、図3(b)に示すようにバネ部35が縮み、弾性力が発生する。このバネ部35の弾性力によって、ビーム部32が下方向に付勢される。したがって、接触部31の先端チップ31aが電極パッド12の方向に付勢される。電極パッド12に対して、接触部31を確実に接触させることができる。よって、接触性を向上することができ、確実に検査することができる。また、バネ部35のバネ定数を適当な値にすれば、プローブ22の塑性変形するのを防ぐことができる。よって、耐久性を向上することができ、繰り返しの検査を確実に行うことができる。このように、小型で高性能なプローブ22を提供することができる。
なお、図2に示す例では、S字型のバネ部35を設けたが、バネ部35の形状はS字型に限られるものではない。例えば、図4に示すようにC字型のバネ部35を設けてもよい。なお、図4では、1つのC字型のバネ部35がビーム部32の支持台34a側の面に接続されている。あるいは、図5に示すように、Z字型のバネ部35を設けてもよい。図5では、1つのZ字型のバネ部35が、ビーム部32に接続されている。もちろん、バネ部35の形状は特に限定されるものではなく、図2、図4、図5以外の形状であってもよい。また、バネ部35にヒンジ部33を設けてもよい。バネ部35の一端を接続部34に接続し、他端をビーム部32に接続することで、確実に接触させることができる。
次に、図6を用いてヒンジ部33の構成について説明する。図6は、図2に示したプローブ22の構成を示す図である。図6は、プローブ22の構成を示す側面断面図である。すなわち、図6は、S字型のバネ部35を有するプローブ22の側面断面図である。図6では、プローブ22の厚み方向の構成が分かるように、断面の構成が示されている。したがって、図6では、紙面と垂直な方向が電極パッド12に対する押し付け方向となる。図6では、図2に示す、Aの丸で囲まれた部分が接触部31に対応し、Bの丸で囲まれた部分がヒンジ部33に対応し、Cの丸で囲まれた部分が接続部34に対応し、Dの丸で囲まれた部分がバネ部35に対応し、Eの丸で囲まれた部分がバンプ34cに対応している。なお、以下の説明では、支柱34bに設けられたヒンジ部33について説明するが、支持部36に設けられているヒンジ部33に付いても同様の構成を有しているため、説明を省略する。
図6のC部、及びD部に示すように、接続部34、及びバネ部35は、下構造層41、中間構造層43、上構造層45の3層構造を有している。すなわち、下構造層41の上に、中間構造層43が形成されている。そして、中間構造層43の上に上構造層45が形成されている。中間構造層43の上面は上構造層45の下面と接触し、下面は下構造層41の上面と接触している。下構造層41、中間構造層43、及び上構造層45は、例えば、ニッケルコバルト(NiCo)などの導電性の金属材料によって形成されている。したがって、下構造層41、中間構造層43、及び上構造層45は導通している。
図6のE部に示すように、バンプ34cは、支持台34aと接続されている。支持台34aは、下構造層41、中間構造層43、及び上構造層45の3層構造から構成されている。また、バンプ34cは、例えば、メッキ層46で形成され、下構造層41、中間構造層43、及び上構造層45の3層構造と同程度の厚さを有している。
図6のB部に示すように、ヒンジ部33には、軸部42が形成されている。軸部42は、下構造層41及び上構造層45の間に配置されている。軸部42は、ヒンジ機構の軸となるため、例えば、円柱状に形成されている。軸部42の上面が上構造層45に固定され、下面が下構造層41に固定される。
軸部42の周りには、ビーム部32が設けられている。ビーム部32は、軸部42を挿入するための貫通孔が設けられている。そして、貫通孔は、軸部42よりも大きく形成されている。したがって、ビーム部32は、軸部42を囲むように、軸部42の側面全周に設けられている。
ビーム部32の一部は、凹溝34dに挿入されている。すなわち、ビーム部32の上側には、上構造層45が配置され、下側には下構造層41が配置されている。ヒンジ部33において、軸部42の上下両側には、軸部42よりも大きい下構造層41、上構造層45が設けられている。よって、ビーム部32が軸部42から抜けることがない。また、ビーム部32は、中間構造層43よりも薄く形成されている。したがって、ビーム部32と上下には隙間が生じている。すなわち、ビーム部32と上構造層45とは固定されておらず、その間に隙間が形成されている。また、ビーム部32と下構造層41とは固定されておらず、その間に隙間が形成されている。したがって、ビーム部32が軸部42を回転中心として回転する。これにより、ヒンジ部33によってビーム部32が回転可能に支持される。軸部42、及びビーム部32は、導電性材料によって形成されている。軸部42、及びビーム部32としては、下構造層41などと同様に、ニッケルコバルト(NiCo)などの金属材料を用いることができる。
図6に示すように、A部では、先端チップ31aが設けられている。先端チップ31aは、例えば、パラジウムコバルト(PdCo)によって形成されている。また、基部31bは、中間構造層43と上構造層45とが積層された部分を有している。先端チップ31aの一部は中間構造層43と上構造層45との間に配置されている。これにより、先端チップ31aと基部31bとが固定され、導通する。先端チップ31aは中間構造層43、及び上構造層45から、電極パッド側にはみ出している。
また、基部31bは中間構造層43の単層からなる部分を有している。この単層部分が支持部36まで延設され、支持部36の下構造層41と上構造層45との間に配置される(図示せず)。これにより、支持部36と基部31bとが固定され、導通する。そして、単層部分が、支持部36からはみ出すように形成されている。はみ出した部分に、上記の上構造層45及び先端チップ31aが形成されている。
オーバードライブで押し付けた場合、ヒンジ部33によってビーム部32が回転する。図6では、上下方向を回転軸の方向としてビーム部32が回転する。ビーム部32にヒンジ部33を設けることによって、ビーム部32を長くする必要がなくなる。すなわち、ビーム部32をバネとして用いるために、弾性を持たせる必要がなくなる。このため、ビーム部32を短くすることができ、フレーム長が短くなる。これにより、プローブ22の小型化を実現することができる。また、プローブ22を小型化した場合でも、オーバードライブによるプローブの変形を防ぐことができる。これにより、オーバードライブ量を大きくすることができ、電極パッドに対してプローブ22を確実に接触させることができる。また、支柱34bにヒンジ部を設けることで、電極パッドに対してプローブ22を確実に接触させることができる。さらに、ビーム部32を押し付けるバネ部35が設けられているため、電極パッド12に対して接触部31を確実に接触させることができる。これにより、接触性を向上することができ、確実な検査が可能になる。このように、ヒンジ部33を設けることで、小型で高性能なプローブ22を実現することができる。
次に、プローブ22の製造方法について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態にかかるプローブ22の製造方法を示す工程断面図である。以下の各層におけるパターンは、例えば、MEMS技術を用いて形成されている。すなわち、フォトリソグラフィーを用いることによって、所望の形状のパターンを積層していくことができる。具体的には、導電層の形成、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、レジスト除去などを繰り返し行うことで、基板上に、プローブ22が形成される。また、導電層の形成には、メッキやスパッタなどの方法が用いられる。そして、犠牲層を除去することで、犠牲基板からプローブ22が取り外される。また、各犠牲層としては、銅やフォトレジスト等を用いることができる。
まず、Siウエハなどからなる犠牲基板51を用意する。犠牲基板51の全面に銅(Cu)等からなる第1犠牲層52を形成する。第1犠牲層52を研磨して平坦化する。そして、第1犠牲層52の上に、下構造層41のパターンを形成する。これにより、図7(a)に示す構成となる。下構造層41のパターンは、支持部36、ヒンジ部33、接続部34、及びバネ部35となる部分に形成される。このように、第1犠牲層52が形成されている犠牲基板51上に、下構造層41を形成する。下構造層41は、ニッケルコバルト(NiCo)などの導電性材料によって形成されている。
次に、図7(b)に示すように、下構造層41上に、軸部42、及び第2犠牲層53を形成する。第2犠牲層53は、下構造層41が形成されてない領域に配置される。そして、表面を研磨して平坦化する。これにより、第2犠牲層53の高さが下構造層41と一致する。すなわち、第2犠牲層53と下構造層41との上面は、略同じ高さになっている。このように、下構造層41が形成されていない領域が第2犠牲層53によって埋められる。軸部42は、ヒンジ機構の回転軸となるように、例えば、円柱状に形成される。軸部42は、B部、すなわち、ヒンジ部33となる部分のみに島状に形成される。軸部42は、下構造層41からはみ出すことなく形成されている。軸部42は、下構造層41と同様の金属材料によって形成されて、下構造層41と接触している。
軸部42を形成した後、図7(c)に示すように、第3犠牲層54を形成する。第3犠牲層54は、円柱状の軸部42の側面に形成される。さらに、B部において、第3犠牲層54は、軸部42の側面から下構造層41上まで延在している。第3犠牲層54となる薄膜は、例えばスパッタにより成膜される。
そして、図7(d)に示すように、中間構造層43、及びビーム部32、並びに第4犠牲層55を形成する。D部、C部において、中間構造層43は、下構造層41上に形成される。中間構造層43は、下構造層41と同様の金属材料によって形成されて、下構造層41と接触している。ビーム部32は、第3犠牲層54の上に形成される。さらに、ビーム部32は、第3犠牲層54からはみ出すことなく形成される。したがって、ビーム部32は、下構造層41と接触することなく、第3犠牲層54上に配置される。第4犠牲層55は、ビーム部32又は中間構造層43が形成されてない領域に配置される。したがって、第4犠牲層55は、ビーム部32と中間構造層43との間を埋めるように形成される。そして、表面を研磨して、平坦化する。これにより、第4犠牲層55、中間構造層43、及びビーム部32の上面は、略同じ高さになる。第3犠牲層54は、ビーム部32の厚さよりも薄くなっている。ビーム部32は、第3犠牲層54の厚さだけ、中間構造層43よりも薄くなっている。
その後、図7(e)に示すように、先端チップ31aを形成する。先端チップ31aは、例えば、パラジウムコバルト(PdCo)から構成され、メッキ法により形成される。A部において、先端チップ31aは、中間構造層43上に形成される。そして、先端チップ31aは中間構造層43上からはみ出して形成されている。すなわち、先端チップ31aは、中間構造層43上から第4犠牲層55上まで延在している。
先端チップ31aを形成した後、図7(f)に示すように、第5犠牲層56を形成する。第5犠牲層56は、ヒンジ部33周辺のビーム部32上に形成される。第5犠牲層56は、B部において、ビーム部32を覆うように形成されている。さらに、第5犠牲層56は、ビーム部32の側面を覆うように形成されている。軸部42上の第5犠牲層56は除去され、軸部42が露出している。すなわち、第5犠牲層56のパターンは、B部において、軸部42に対応する穴を有するように形成されている。第5犠牲層56となる薄膜は、例えば、スパッタにより形成されている。
第5犠牲層56を形成後、図7(g)に示すように、上構造層45を形成する。上構造層45は、第5犠牲層56よりも厚く形成されている。上構造層45はA部、B部、C部、及びD部に形成される。軸部42の周りでは、第5犠牲層56が存在するため、上構造層45とビーム部32とが接触していない。したがって、B部において、上構造層45は、軸部42と接触している。そして、軸部42を覆うように上構造層45が形成される。B部における上構造層45は、軸部42を覆う。したがって、上構造層45は、第5犠牲層56の穴を貫通して、軸部42と接触する。
さらに、この工程では、基部31b、接続部34、及びバネ部35となる上構造層45が形成される。C部、D部における上構造層45は、中間構造層43上に直接形成される。したがって、C部、及びD部では、プローブ22が下構造層41、中間構造層43及び上構造層45の3層構造になる。また、基部31bの一部では、中間構造層43上に直接、上構造層45が形成される。基部31bの先端側では、先端チップ31a上に上構造層45が形成される。
そして、図7(h)に示すように、E部にバンプ34cとなるメッキ層46を形成する。バンプ34cは、例えば、メッキ法によって形成される。そして、全ての犠牲層を除去することによってプローブ22が完成する。すなわち、犠牲層エッチングによって、第1犠牲層52、第2犠牲層53、第3犠牲層54、第4犠牲層55、及び第5犠牲層56を除去する。これにより、犠牲基板51からプローブ22が取り外される。すなわち、犠牲基板51に形成されている複数のプローブ22が取り外され、複数のプローブ22が一度に生産される。そして、プローブ22を配線基板21に実装する。すなわち、プローブ22のバンプ34cを、配線基板21の配線パターンに半田付けする。これにより、プローブ22が配線基板21に固定され、配線基板21の配線と、プローブ22とが接続する。
このように、B部では、ビーム部32の上下に犠牲層が設けられている。軸部42の周りに犠牲層を設けることで、隙間が形成される。ビーム部32と下構造層41との間、並びに、ビーム部32と上構造層45との間に隙間が設けられる。したがって、ビーム部32が固定されることなく、軸部42を回転中心として回転可能に支持される。上記のような製造工程によって、軸部42、下構造層41及び上構造層45のビーム部32に対する隙間を確保することができる。また、MEMS技術を用いることで、犠牲基板51上に多数のプローブ22となる導電性の構造体を形成することができる。よって、生産性よくプローブを製造することができる。
なお、上記の説明では、検査対象を半導体チップ11としたが、半導体チップ11以外のものに対して検査を行ってもよい。すなわち、検査対象に設けられた電極パッドに対して接触する接触子に対して上記の構成を利用することができる。上記のプローブ22を用いて、例えば、液晶表示パネルに対して検査を行うことができる。また、ビーム部32を3本以上にしてもよい。そして、複数のビーム部32を平行に配置する。
本発明の実施の形態にかかるプローブカードの構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態にかかるプローブの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるプローブの動作を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態にかかるプローブの変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるプローブの変形例を示す斜視図である。 プローブのの構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかるプローブの製造方法を示す工程断面図である。 従来のカンチレバー型のプローブの構成を示す図である。
符号の説明
10 ウエハ
11 半導体チップ
12 電極パッド
20 プローブカード
21 配線基板
22 プローブ
31 接触部
31a 先端チップ
31b 基部
32 ビーム部
33 ヒンジ部
34 接続部
34a 支持台
34b 支柱
34c バンプ
34d 凹溝
35 バネ部
36 支持部
41 下構造層
42 軸部
43 中間構造層
45 上構造層
47 先端チップ
51 犠牲基板
52 第1犠牲層
53 第2犠牲層
54 第3犠牲層
55 第4犠牲層
56 第5犠牲層

Claims (6)

  1. 対象物に対して電気的な検査を行うためのプローブカードに設けられるプローブであって、
    前記プローブカードの配線基板と接続される接続部と、
    前記対象物の電極パッドと接触する接触部と、
    前記接触部を支持する支持部と、
    前記接続部から前記支持部に向かって延在する複数のビーム部と、
    前記支持部、及び前記接続部に対して前記複数のビーム部を回転可能に支持するヒンジ部と、を備えるプローブ。
  2. 前記複数のビーム部が互いに平行になるように並設されている請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記接続部が前記支持部と平行に設けられた支柱を有し、
    前記複数のビーム部が前記ヒンジを介して前記支柱に対して接続されている請求項1、又は2に記載のプローブ。
  4. 前記接触部を電極パッドに押し付けるバネ部が前記接続部に設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプローブ。
  5. 前記バネ部が導電性材料によって形成されている請求項4に記載のプローブ。
  6. 外部から信号が入力されるメイン基板と、複数のプローブが設けられ、前記メイン基板と導通する配線基板とを備えたプローブカードであって、
    前記プローブが、
    前記配線基板に固定された接続部と、
    前記対象物の電極パッドと接触する接触部と、
    前記接触部を支持する支持部と、
    前記接続部から前記支持部に向かって延在する複数のビーム部と、
    前記支持部、及び前記接続部に対して前記複数のビーム部を回転可能に支持するヒンジ部と、を備えるプローブカード。
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