JP2009299932A - 熱交換器および扁平チューブのろう付け方法 - Google Patents

熱交換器および扁平チューブのろう付け方法 Download PDF

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伸介 竹内
Yoshihiko Sonoda
由彦 薗田
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隆 服部
Kengo Bun
健吾 文
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Abstract

【課題】予期せぬボイドの発生を抑制できる熱交換器および扁平チューブのろう付け方法を提供する。
【解決手段】第1流体が流通する第1流路(11)が内部に形成された扁平な第1チューブ(10)と、第2流体が流通する第2流路(21)が内部に形成された扁平な第2チューブ(20)とを有し、第1チューブ(10)と第2チューブ(20)とは厚み方向に重ね合わされて両チューブ(10,20)の間に介在されたろう材(40)によって一体的にろう付けされており、第1流体と第2流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、第1チューブ(10)および第2チューブ(20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)には、他方のチューブ(10,20)と対向する側の面にチューブ(10,20)の長手方向に沿うように凸部(13,23)を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両用空調装置の冷凍サイクルに適用される熱交換器および、例えば熱交換器に適用される扁平チューブのろう付け方法に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、車両用空調装置の冷凍サイクルにおいて放熱器を通過した高温高圧冷媒と、圧縮機に戻る前の低温低圧冷媒とを熱交換させる内部熱交換器を備えたものが知られている。
この内部熱交換器は、圧縮機で圧縮された高温高圧冷媒が流通する高圧冷媒用流路が内部に形成される扁平の高圧側チューブと、圧縮機に戻る前の低温低圧冷媒が流通する低圧冷媒用流路が内部に形成される扁平の低圧側チューブとを備えている。そして、高圧側チューブと低圧側チューブとは、高圧冷媒用流路および低圧冷媒用流路が平行となるように両面クラッド材を介して厚み方向に重ね合わされた状態で炉内に搬入されて、チューブの外面同士がろう付けされて一体化される。
特開2007−255872号公報
しかし、上記構成では、各チューブおよびクラッド材は共に平坦に形成されており、ろう付け部位において互いに全面で接触する構成であるため、ろう付け時に発生する気化フラックスや空気の影響により予期しない大きなボイド(ろう付けがなされない隙間部分)が生じることがあった。こうしたボイドが発生すると、ボイドの部分で断熱されてしまうため、熱伝達が妨げられ熱伝達性能が低下するという問題を引き起こしていた。
上記問題に鑑み、本発明は、予期せぬボイドの発生を抑制できる熱交換器および扁平チューブのろう付け方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、第1流体が流通する第1流路(11)が内部に形成された扁平な第1チューブ(10)と、第2流体が流通する第2流路(21)が内部に形成された扁平な第2チューブ(20)とを有し、第1チューブ(10)と第2チューブ(20)とは厚み方向に重ね合わされて両チューブ(10,20)の間に介在されたろう材(40)によって一体的にろう付けされており、第1流体と第2流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、第1チューブ(10)および第2チューブ(20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)には、他方のチューブ(10,20)と対向する側のろう付け面にチューブ(10,20)の長手方向に沿うように凸部(13,23)が形成されていることを特徴とする。
第1チューブ(10)と第2チューブ(20)とは、通常、平坦なクラッド材や、ブレージングシート、ろう箔等のろう材(40)をろう付け面に介在させてろう付けされる。
本構成によれば、凸部(13,23)がチューブ(10,20)の幅方向において単数形成される場合には、ろう材と接する凸部(13,23)がろう付け起点となり、ろう材を凸部(13,23)から幅方向へ流れるようにしてやることで、そのろう材流れによって気化フラックスや空気を幅方向へ押し出してボイドの発生を抑制することができる。
また、凸部(13,23)が、例えば幅方向に複数形成される場合には、ろう材と接する複数の凸部(13,23)がそれぞれろう付け起点となり、凸部(13,23)(ろう付け起点)では確実にろう付け接合されて、凸部(13,23)同士の間には場合により意図したボイド(ろう材が回っていない隙間)が生じる。この構成によれば、ボイドが生じたとしても予測範囲の意図した小さなものに限られるため、意図しない部位に予測不能な大きなボイドが発生することを抑制することができる。
すなわち、本構成によれば、ボイドの発生を調整することで、熱交換器としての熱伝達性能が低下することを抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、凸部(13,23)は、チューブ(10,20)の長手方向に延びるように形成されるとともに、チューブ(10,20)の幅方向の略中央部(14,24)が幅方向両端部から徐々に厚みが大きくなるように膨らんで成形された膨らみ部(13,23)で構成されていることを特徴とする。
本構成によれば、例えば、膨らみ部(13,23)の形状を有する所定の金型を用いてチューブを押し出し成形することにより、ろう付け起点となる凸部(13,23)(膨らみ部)を容易に形成することができる。そして、ろう付け時には、幅方向の略中央部(14,24)から両端部へ向けてろう材が流れることで、気化フラックスや空気が閉じ込められることなく、端部側へ押し出されるため、ボイドの発生を効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明では、凸部(25)は、第1チューブ(10)および第2チューブ(20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)のろう付け面側が波状に凸凹をなすように成形されることで複数個形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、複数の凸部(25)の一つ一つがろう付け起点となり、凸部(25)とろう材(40)との接触面積を確保することができる。また、各凸部(25)同士の間に小さな意図したボイド(ろう材が回っていない隙間)を形成することで、意図しない部位に予測不能な大きなボイドが発生することを抑制することができる。
請求項4に記載の発明では、圧縮機、冷却用熱交換器、減圧手段、蒸発器が環状に接続されて構成される冷凍サイクル装置に適用され、第1チューブ(10)は冷却用熱交換器を通過後の第1流体としての高圧流体が流通する高圧側チューブ(10)であって、第2チューブ(20)は蒸発器から流出した第2流体としての低圧流体が流通する低圧側チューブ(20)であって、高圧側チューブ(10)に凸部(13,25)が形成されていることを特徴とする。
本構成の熱交換器は、低圧側チューブ(20)を流通する低圧流体と高圧側チューブ(10)を流通する高圧流体とを熱交換する内部熱交換器である。そして、例えば、請求項2との組み合わせでは、高圧側チューブ(10)に凸部である膨らみ部(13)が形成される。内部熱交換器は、搭載性能上、最終的に各チューブ(10,20)が長手方向に折り曲げられたのち積層されて完成品とされる。このような場合、一般にチューブ高さ(太さ)の小さい(細い)高圧側チューブ(10)に膨らみ部(13)を形成することで、チューブ長手方向の曲げにくさを軽減することができる。
請求項5に記載の発明では、第1流体が流通する第1流路(11)が内部に形成された扁平な第1チューブ(10)と、第1流体との間で熱交換を行う第2流体が流通する第2流路(21)が内部に形成された扁平な第2チューブ(20)とを、第1チューブ(10)と第2チューブ(20)との間にろう材(40)を介在させて厚み方向に重ね合わせた状態で一体ろう付けする扁平チューブのろう付け方法であって、第1チューブ(10)、第2チューブ(20)、ろう材(40)の少なくとも一つにチューブ(10,20)の長手方向に沿うように凸部(13)を形成し、凸部(13)によって両チューブ(10,20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)のろう付け面(15)とろう材(40)との隙間が幅方向において異なるように両チューブ(10,20)を重ね合わせ、隙間の小さい部位から隙間が大きい部位へ向けてろう付けを進行させることを特徴とする。
本構成のろう付け方法によれば、チューブ(10,20)のろう付け面とろう材(40)との隙間が幅方向において異なるようにしているため、ろう付け時には隙間の小さい部位から隙間の大きい部位へ向けて溶融したろう材が流れて行く。このように、意図的にろう付け起点(隙間の小さい部位)を設定することで、ろう材の流れによって流れ方向へボイドを除去する、もしくは、予測できる範囲内にのみボイドを発生させるようにして熱交換性能の低下を抑制することができる。
請求項6に記載の発明では、凸部(13)は第1チューブ(10)および第2チューブの少なくとも一方のチューブ(10)に、所定の曲率半径(R)をなす曲面(15)を有する膨らみ部(13)として形成され、膨らみ部(13)が形成されるチューブ(10)は、ろう付け時にチューブ(10)の略中央部(14)が、平面板状をなすろう材(40)に接するように中央組み付けされるものであって、チューブ(10)の略中央部(14)からの膨らみ曲面高さ(h)と、曲面(15)に対応するチューブの幅(w)とは、下記数式1の関係にあることを特徴とする。
(数1)
0<h≦R−(R−w/4)1/2
(R=(9+16w)/60 単位「mm」)
膨らみ部(13)の膨らみ曲面高さ(h)(=突出量)があまりに大きくなると、チューブ(10)と例えばクラッド材(平面板状をなすろう材(40))との隙間が大きすぎてろう材が十分に回らずにろう付け不良が生じる。ひいては、熱交換性能の低下を招く結果となる。本出願人の検討により、チューブ表面においてろう付け面の8割においてろう付けがなされていれば、熱交換性能の低下が少なく許容範囲内であることがわかった。本構成にように、膨らみ曲面高さ(h)と曲面(15)に対応するチューブの幅(w)とが上記数式1の関係にあれば、チューブ(10)の略中央部(14)から幅方向両端へ向けて溶融したろう材が回って、ろう付け面の8割は確実にろう付けを行うことができ、ボイドを抑制するとともに熱交換性能の低下を抑制することができる。
請求項7に記載の発明では、凸部(45,46)はろう材(40C)の幅方向の一端部に長手方向に沿って複数突出形成されており、幅方向の他端部から一端部へ向けてろう付けを進行させることを特徴とする。
本構成のろう付け方法によれば、幅方向の他端部から一端部へのろう材の流れによって、気化フラックスや空気を押し出すようにしてボイドの発生を抑制することができる。
請求項8に記載の発明では、凸部(45,46)の突出高さは、0.3mm以下であることを特徴とする。
ろう材(40C)に凸部(45,46)が形成されることで、凸部(45,46)の近傍におけるチューブ(10C,20C)とろう材(40C)との隙間は大きくなる。本構成によれば、凸部(45,46)の突出高さを0.3mm以下に設定することで、隙間が大きくなる部位においても十分ろう材が回り、ろう付け面積を許容範囲内に設定することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態における内部熱交換器1の構成を模式的に示す全体斜視図であって、図2は、図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図である。なお、図1は、内部熱交換器1の全体形状を明確にするための図であって、以下各実施形態で後述するチューブ10,20の詳細な形状等は省略して記載してある。また、図2では、特徴を明確にするために後述するクラッド材40は、実際よりも厚みを大きく記載してある(後述する図4〜図7についても同様とする。)。この内部熱交換器1は、車両用空調装置の冷凍サイクル装置(図示略)に適用したものであって、放熱器(冷却用熱交換器)と膨張弁(減圧手段)との間を流通する高温高圧冷媒と、蒸発器と圧縮機との間を流通する低温低圧冷媒とを熱交換させるものである。冷凍サイクル装置は、冷媒が例えば二酸化炭素とされた超臨界冷凍サイクルを構成している。
図1に示すように、内部熱交換器1は、高温高圧冷媒(第1流体)が流通する高圧冷媒用流路11(図2参照、「第1流路」に相当。)が内部に形成される高圧側チューブ10と、低温低圧冷媒(第2流体)が流通する低圧冷媒用流路21(図2参照、「第2流路」に相当。)が内部に形成される低圧側チューブ20とを備えている。そして、各チューブ10,20が長手方向に略U字形状に曲げられた状態で、内側に高圧側チューブ10が配置され外側に低圧側チューブ20が配置されるように積層されている。
なお、内部熱交換器1の下部のアール部において、高圧側チューブ10の外側の曲率半径は低圧側チューブ20の内側の曲率半径よりも大きく設定されており、積層状態では両チューブ10,20間に僅かな隙間を形成している。例えば、低圧側チューブ20の内側の曲率半径が高圧側チューブ10の外側の曲率半径よりも大きくなっていると、低圧側チューブ20が高圧側チューブ10をかついでしまい、図1において側面や底面の直線部分に隙間が生じる虞がある。本実施形態では、下部のアール部で意図的に隙間を形成しておくことで、側面や底面の直線部分では両チューブ10,20が隙間なくぴったりと接するようにできる。また、あえて隙間を生じさせることで隙間腐食の虞を回避することができる。
上記各チューブ10,20は、図2に示すように、扁平板状に形成された扁平チューブであり、アルミニウム合金を押し出し加工または引き抜き加工するにより成形される。そして、内部には複数本の冷媒用流路11,21がチューブ10,20の幅方向に等間隔に形成されている。なお、高圧冷媒の密度は低圧冷媒の密度より大きいので、高圧側チューブ10の冷媒流路断面積を低圧側チューブ20の冷媒流路断面積より小さく設定してある。これに伴い、高圧側チューブ10の厚みは低圧側チューブ20の厚みより小さくなっている(図2参照)。
高圧側チューブ10の長手方向の両端側には、図1に示すように全体U字形状の内側に折り曲げられてなる折り曲げ部12a,12bが形成されている。一方、低圧側チューブ20において折り曲げ部12a,12bに対向する両端側は直線部22a,22bに形成されている。
また、高圧側チューブ10の長手方向の両端部(折り曲げ部12a,12b)には、それぞれ第1高圧側ヘッダタンク31a、第2高圧側ヘッダタンク31bが配設されている。同様に、低圧側チューブ20の長手方向の両端部(直線部22a,22b)には、それぞれ第1低圧側ヘッダタンク32a、第2低圧側ヘッダタンク32bが配設されている。なお、各ヘッダタンク31a,31b,32a,32bにはそれぞれチューブ挿入孔(図示略)が形成されており、このチューブ挿入孔に各チューブ10,20の長手方向端部が挿入され、各ヘッダタンク31a,31b,32a,32bと各チューブ10,20の冷媒用流路11,21とが連通するようになっている。また、第1高圧側ヘッダタンク31aの流入側は放熱器に連通しており、第2高圧側ヘッダタンク31bの流出側は膨張弁に連通するようになっている。さらに、第1低圧側ヘッダタンク32aの流入側は蒸発器の下流に配置される気液分離器(図示略)に連通しており、第2低圧側ヘッダタンク32bの流出側は圧縮機に連通するようになっている。
上記各部材(各チューブ10,20、各ヘッダタンク31a,31b,32a,32b)は、両チューブ10,20を仕上がり形状である略U字形状となるように長手方向に曲げ加工した後、両チューブ10,20間に平坦な板状の両面ろうクラッド材40(図2参照、ろう材。以下、単に「クラッド材」と言う。)を介在させて厚み方向に積層して、ろう材の溶融温度以上に加熱された炉内に搬送して各ヘッダタンク31a,31b,32a,32bも含めてろう付けにより一体化する。本実施形態では、両冷媒用流路11,21が平行であり、冷媒流れについても同一方向への流れるようになっている。なお、この冷媒流れについては対向流れとなるように設計しても良い。
次に、両チューブ10,20の詳細形状を中心とした本発明の特徴部について、図2を参照して説明する。図2に示すように、両チューブ10,20は、幅方向の略中央が膨らみ部13,23(凸部)として膨らんだ中凸形状に形成されている。両チューブ10,20の厚み方向両端面(図2における上下面)は、膨らみ部13,23から幅方向の両端へ向けて徐々に厚みが小さくなるように、断面視において滑らかな曲面(第1チューブ10の曲面15)に形成されている。さらに、幅方向の両端部は、滑らかに先細となるように円弧形状をなすように形成されている。
ここで、高圧側チューブ10の膨らみ部13の曲面高さh(膨らみ部13の突出量)と、膨らみ部13に対応する高圧側チューブ10の幅w(=曲率半径Rに対応する幅方向長さ。以下、単にチューブ幅wと言う。)とは、膨らみ部13の曲面における曲率半径R(図3参照)を用いて示すと以下の数式1の関係にある。なお、図3は、曲面高さhとチューブ幅wとの関係式を導出するための説明図である。
(数1)
0<h≦R−(R−w/4)1/2
(R=(9+16w)/60 単位「mm」)
上記数式1の右辺側は以下のようにして導出できる。本出願人の検討により、ろう付け面の8割においてろう付けがなされていれば、熱交換性能の低下が少なく許容範囲内であることがわかった。また、ろう付け後にフィレットが形成されるように(十分にろう材が回るように)、チューブ10とろう材平面までの厚み方向距離は0.3mmまでと制限する。これらの2つの条件と図3に示す幾何学的条件より、以下の数式2が導かれる。
(数2)
(R−0.3)+(0.8w/2)=R
これを整理して、
(数3)
R=(9+16w)/60
となる。
そして、上記数式3と図3の幾何学的条件より、上記数式1の関係が導かれる。なお、上記数式1は、両チューブ10,20間に、ある程度の安定性を持って平坦性が維持されるろう材40が介在されるとともに、膨らみ部13が形成されるチューブ10とろう材40とが平行となるように中央組み付けされることが前提とされる。
また、上記では、高圧側チューブ10の膨らみ部13を例に説明したが、低圧側チューブ20の膨らみ部23についても同様であって、膨らみ部23の曲率半径とチューブ幅とは上記数式1の関係にあるものとする。さらに、本実施形態において、クラッド材40の幅は、チューブ幅wと略同じに設定されている。
上記のように構成された内部熱交換器1では、放熱器を流出した高温高圧冷媒は、図1に矢印で示すように、第1高圧側ヘッダタンク31aに形成される流入口(図示略)から第1高圧側ヘッダタンク31a内に流入し、一旦集合される。そして、高圧側チューブ10の高圧冷媒用流路11内を流通して第2高圧側ヘッダタンク31bに集合されて、第2高圧側ヘッダタンク31bに形成される流出口(図示略)から膨張弁へ向けて流出される。
一方、気液分離器を流出した低温低圧冷媒は、第1低圧側ヘッダタンク32aに形成される流入口(図示略)から第1低圧側ヘッダタンク32a内に流入し、一旦集合される。そして、低圧側チューブ20の低圧冷媒用流路21内を流通して第2低圧側ヘッダタンク32bに集合されて、第2低圧側ヘッダタンク32bに形成される流出口から圧縮機へ向けて流出される。この際、高温高圧冷媒と低温低圧冷媒とが熱交換し、膨張弁に至る高圧冷媒用流路11内を流通する冷媒の温度が下がり、冷凍サイクル装置の効率が向上する。
次に、本実施形態におけるろう付け時の態様について説明する。図2(a)に示すように、ろう付け前の状態では、両チューブ10,20の両膨らみ部13,23の中央部14,24がクラッド材40と接するように仮り組みされる。ろう付け時には、ろう材は、クラッド材40と接している両中央部14,24をろう付け起点として、より隙間の大きい左右両端側に向けて流れる。ろう付け後には、図2(b)に示すように、チューブ10,20の幅方向両端部の近傍までろう材が流れてフィレット41が形成される。
このように、ろう材を中央部14,24から幅方向(図2における左右方向)へ流れるようにしてやることで、ろう材流れによって気化フラックスや空気を幅方向へ押し出してボイドの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、膨らみ部13,23の曲面高さ(h)とチューブ幅(w)とが上記数式1の関係にあるため、チューブ幅wの8割は確実にろう付けを行うことができ、ボイドを抑制するとともにろう付け面積の確保によって熱交換性能の低下を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。図4は、第2実施形態に係る図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図である。
なお、本実施形態では、第1実施形態と共通する構成部材には第1実施形態と同様の符号を付しており、以下、第1実施形態との相違部分に着目して説明することとする。図4に示すように、本実施形態の高圧側チューブ10Bは、断面視における外形形状が中凸形状ではなく、先細の幅方向両端部を除いて厚みが均等な扁平に形成されている。また、低圧側チューブ20Bは、厚み方向両端面(図4における上下面。クラッド材40側の端面がろう付け面となる。)が波状に凸凹した形状に成形されており、これによりろう付け面側には複数の凸部25が形成されている。両チューブ10B,20Bに、それぞれ高圧側流路11、低圧側流路21が形成されている点は上記第1実施形態と同様である。
次に、本実施形態におけるろう付け時の態様について説明する。図4(a)に示すように、ろう付け前の状態では、第2チューブ20の各凸部25の先端がクラッド材40と接するように仮り組みされる。ろう付け時には、ろう材は、クラッド材40と接している各凸部25の先端をろう付け起点として、より隙間の大きい各凸部25の左右両端側に向けて流れる。すなわち、隣り合う両側の凸部25側へ向けて流れる。そして、ろう付け後には、図4(b)に示すように、各凸部25の間に形成されるクラッド材40との隙間を埋めるようにして溶けたろう材によってフィレット42が形成される。さらに、各フィレット42同士(各凸部25同士)の間であって最も隙間の大きい部位には微少なボイド43(ろう材が回っていない隙間)をそれぞれ発生させている。
本実施形態によれば、複数の凸部25の先端がろう付け起点となるため、低圧側チューブ20Bとクラッド材40との接触面積を確保して、高圧側チューブ10Bと低圧側チューブ20Bとを確実にろう付け接合することができる。また、凸部25同士の間には微少なボイド43を意図的に生じさせているため、ボイド43の形成は予測範囲の小さなものに限られ、意図しない部位に予測不能で幅方向に広く拡がる大きなボイドが発生することを抑制することができる。このようにボイド43の発生を調整することで、内部熱交換器1としての熱伝達性能が低下することを抑制することができる。
さらに、ボイドがアンバランスに発生することによる品質のばらつきを抑えることができる。
また、本実施形態では、より太い低圧側チューブ10Bを波形状に成形しているため、凸部25同士の間の除肉により内部熱交換器1全体としての軽量化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。図5は、第3実施形態に係る両チューブ10C,20Cとクラッド材40Cとを説明するための図であって、(a)は、図1のII−II部を示す断面図であってろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図、(c)はクラッド材40Cの斜視図である。
なお、本実施形態では、第1実施形態と共通する構成部材には第1実施形態と同様の符号を付しており、以下、第1実施形態との相違部分に着目して説明することとする。図5(a)、(b)に示すように、本実施形態の高圧側チューブ10Cおよび低圧側チューブ20Cは、先細の幅方向両端部を除いて厚みが均等な扁平に形成されている。なお、高圧側チューブ10Cの厚みは低圧側チューブ20Cの厚みより小さくなっている。
両チューブ10C,20C間に介在されるクラッド材40Cは、図5(c)に示すように、扁平板状の板状部44を有し、板状部44には円筒形状の第1凸部45が板状部44の幅方向一端部(図5における左端部に相当する。)の長手方向に沿うように略等間隔に複数形成されている。各第1凸部45の間には、第1凸部とは反対側に突出する第2凸部が板状部44の幅方向一端部(図5における左端部に相当する。)の長手方向に沿うように略等間隔に複数形成されている。すなわち、板状部44の幅方向の長手方向に沿って第1凸部45と第2凸部46とが交互に形成されている。また、凸部45,46の突出高さは約0.3mmであって、凸部45,46は、例えばプレート状のクラッド材をプレス成形することにより形成される。
次に、本実施形態におけるろう付け方法について説明する。ろう付け前の状態では、図5(a)に示すように仮り組み付けされる。すなわち、仮り組み付け状態では、凸部45,46が形成されないクラッド材40Cの幅方向右端側では、クラッド材40Cと各チューブ10C、20Cとが接し、クラッド材40Cの幅方向左端側では、第1凸部45の先端と高圧側チューブ10Cとが接するとともに、第2凸部46の先端と低圧側チューブ20Cとが接している。ろう付け時には、ろう材は、クラッド材40Cにおいて凸部45,46が形成されない右端側をろう付け起点として、より隙間の大きい左端側に向けて流れる。そして、ろう付け後には、図5(b)に示すように、クラッド材40Cの板状部44と各チューブ10C,20Cとの隙間を埋めるようにして溶けたろう材によってフィレット47が形成される。
本実施形態によれば、チューブ10C,20Cの幅方向他端部(図5における右端部)から一端部(図5における左端部)へのろう材の流れによって、ろう付け時に生じる気化フラックスや空気を押し出すようにしてボイドの発生を抑制することができる。
また、ろう材40Cに凸部45,46が形成されることで、凸部45,46が形成される一端部(左端部)におけるチューブ10C,20Cとクラッド材40Cとの隙間は大きくなる。本構成によれば、凸部45,46の突出高さを0.3mm以下に設定することで、凸部45,46の近傍であって隙間が大きい部位においても十分にろう材が回り、ろう付け面積を許容範囲内(チューブ幅wの約8割)に設定することができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、両チューブ10,20に膨らみ部13,23を形成したが、高圧側チューブ10にのみ膨らみ部13を形成する構成としても良い。上述したように、搭載性能上、各チューブ10,20は長手方向に折り曲げられる。このような場合、一般にチューブ高さ(太さ)の小さい(細い)高圧側チューブ10に膨らみ部13を形成することで、チューブ長手方向の曲げにくさを軽減することができる。
または、いずれか一方のチューブ10,20にのみ膨らみ部13,23を形成する構成であれば、ろう付け時においてチューブ10,20の中央組み付けに誤差が生じた場合であっても、一方の幅方向端部においてチューブ10,20とろう材40との隙間が極端に大きくなってしまうことを抑制することができる。
上記第3実施形態では、クラッド材40Cに凸部45,46を設ける構成としたが、図6に示すようにチューブ10D,20D側に凸部16,26を設ける構成としても良い。図6は、この実施形態に係る両チューブ10D,20Dとクラッド材40(第1、第2実施形態と共通)とを説明するための図であって、(a)は、図1のII−II部を示す断面図であってろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図、(c)は高圧側チューブ10Dの斜視図である。図6(c)に示すように、高圧側チューブ10Dの幅方向一端部(図6における左端部)に、長手方向に沿うように凸部16を略等間隔に複数形成する。一方、低圧側チューブ20Dについても同様の凸部26をろう付け面側に突出形成する。この実施形態においては、ろう材流れについては上記第3実施形態と同様に幅方向の他端部(右端部)から一端部(左端部)への流れとなり、同様の効果を奏することができる。
なお、この実施形態においては、両チューブ10D,20Dの凸部16,26は幅方向の同じ端部側(図6(a)、(b)における左端部側)に形成しているが、一方のチューブの凸部と他方のチューブの凸部とをそれぞれ異なる端部側に形成しても良い。また、どちらか一方のチューブ10D,20Dにのみ凸部を設ける構成としても良い。
上記第3実施形態において、クラッド材40Cの凸部45,46に換えて、幅方向の中央部が長手方向に亘って膨らんだ中凸形状をなすクラッド材を用いても良い。この場合、中央部がろう付け起点となり、ろう材の流れとしては上記第1実施形態と同様となる。
上記第2実施形態では、低圧側チューブ20Bのろう付け面側が波状に凸凹した形状をなす形態としたが、図7に示すように両チューブ10E,20Eを共に先細の幅方向両端部を除いて厚みが均等な扁平に形成して、波形状のクラッド材40Eを用いるように構成しても良い。図7は、この実施形態に係る図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図である。波形状のクラッド材40Eは、ろう材がクラッドされた扁平板状部材を波形状にプレス加工して成形することができる。この実施形態では、多数のろう付け起点を意図的に形成する点について上記第2実施形態と同様であって、同様の効果を奏することができる。
上記第2実施形態において、低圧側チューブ20Bのろう付け面側のみを波形状に成形しても良い。また、高圧側チューブ10Bについても同様に、ろう付け面のみ、もしくは全体形状を波形状となるように成形しても良い。
上記各実施形態では、各チューブ10,10B,10C,20,20B,20Cの幅方向両端部は側断面視において円弧状をなすようにアールを有するものとしたが、アールを有さずに両側部が垂直となるように直線状に形成されていても良い。
上記各実施形態では、ろう材として両面ろうクラッド材を用いたが、仮り組み付けした際にろう材が安定する形態であれば、ろう材の供給形態として、クラッド材の他、ろう箔、ブレージングペースト、ペーストろう材、ろう材溶射、置きろう等、種々の形態をとることができる。
上記各実施形態では、冷凍サイクル装置における内部熱交換器1に本発明を具体化して説明したが、これに限定されることなく、その他、例えば給湯装置における水と冷媒とを熱交換する水熱交換器等の熱交換器に具体化しても良い。
第1実施形態における内部熱交換器の構成を示す全体斜視図である。 図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図であり、(b)はろう付け後を示す図である。 曲面高さhとチューブ幅wとの関係式を導出するための説明図である。 第2実施形態に係る図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図である。 第3実施形態に係る両チューブとクラッド材とを説明するための図であって、(a)は、図1のII−II部を示す断面図であってろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図、(c)はクラッド材の斜視図である。 その他の実施形態に係る両チューブとクラッド材とを説明するための図であって、(a)は、図1のII−II部を示す断面図であってろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図、(c)は高圧側チューブの斜視図である。 その他の実施形態に係る図1のII−II部を示す断面図であって、(a)はろう付け前を示す図、(b)はろう付け後を示す図である。
符号の説明
1 内部熱交換器(熱交換器)
10,10B,10C 高圧側チューブ(第1チューブ、扁平チューブ)
11 高圧冷媒用流路(第1流路)
13,23 膨らみ部(凸部)
14,24 中央部(膨らみ部の略中央部)
15 曲面(ろう付け面)
20,20B,20C 低圧側チューブ(第2チューブ、扁平チューブ)
21 低圧冷媒用流路(第2流路)
25 凸部
40 両面ろうクラッド材(ろう材)
40B,40C 両面ろうクラッド材(ろう材)
45 第1凸部(凸部)
46 第2凸部(凸部)

Claims (8)

  1. 第1流体が流通する第1流路(11)が内部に形成された扁平な第1チューブ(10)と、第2流体が流通する第2流路(21)が内部に形成された扁平な第2チューブ(20)とを有し、前記第1チューブ(10)と前記第2チューブ(20)とは厚み方向に重ね合わされて前記両チューブ(10,20)の間に介在されたろう材(40)によって一体的にろう付けされており、前記第1流体と前記第2流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、
    前記第1チューブ(10)および第2チューブ(20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)には、他方のチューブ(10,20)と対向する側のろう付け面に前記チューブ(10,20)の長手方向に沿うように凸部(13,23)が形成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記凸部(13,23)は、前記チューブ(10,20)の長手方向に延びるように形成されるとともに、前記チューブ(10,20)の幅方向の略中央部(14,24)が幅方向両端部から徐々に厚みが大きくなるように膨らんで成形された膨らみ部(13,23)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記凸部(25)は、前記第1チューブ(10)および第2チューブ(20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)の前記ろう付け面側が波状に凸凹をなすように成形されることで複数個形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 圧縮機、冷却用熱交換器、減圧手段、蒸発器が環状に接続されて構成される冷凍サイクル装置に適用され、
    前記第1チューブ(10)は前記冷却用熱交換器を通過後の前記第1流体としての高圧流体が流通する高圧側チューブ(10)であって、前記第2チューブ(20)は前記蒸発器から流出した前記第2流体としての低圧流体が流通する低圧側チューブ(20)であって、前記高圧側チューブ(10)に前記凸部(13,25)が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 第1流体が流通する第1流路(11)が内部に形成された扁平な第1チューブ(10)と、前記第1流体との間で熱交換を行う第2流体が流通する第2流路(21)が内部に形成された扁平な第2チューブ(20)とを、前記第1チューブ(10)と前記第2チューブ(20)との間にろう材(40)を介在させて厚み方向に重ね合わせた状態で一体ろう付けする扁平チューブのろう付け方法であって、
    前記第1チューブ(10)、前記第2チューブ(20)、前記ろう材(40)の少なくとも一つに前記チューブ(10,20)の長手方向に沿うように凸部(13)を形成し、
    当該凸部(13)によって前記両チューブ(10,20)の少なくとも一方のチューブ(10,20)のろう付け面(15)と前記ろう材(40)との隙間が幅方向において異なるように前記両チューブ(10,20)を重ね合わせ、
    前記隙間の小さい部位から前記隙間が大きい部位へ向けてろう付けを進行させることを特徴とする扁平チューブのろう付け方法。
  6. 前記凸部(13)は、前記第1チューブ(10)および第2チューブの少なくとも一方のチューブ(10)に、所定の曲率半径(R)をなす曲面(15)を有する膨らみ部(13)として形成され、
    当該膨らみ部(13)が形成されるチューブ(10)は、ろう付け時に当該チューブ(10)の前記略中央部(14)が、平面板状をなす前記ろう材(40)に接するように中央組み付けされるものであって、
    前記チューブ(10)の前記略中央部(14)からの膨らみ曲面高さ(h)と、前記曲面(15)に対応する前記チューブの幅(w)とは、下記数式1の関係にあることを特徴とする請求項5に記載の扁平チューブのろう付け方法。
    (数1)
    0<h≦R−(R−w/4)1/2
    (R=(9+16w)/60 単位「mm」)
  7. 前記凸部(45,46)は前記ろう材(40C)の幅方向の一端部に長手方向に沿って複数突出形成され、前記幅方向の他端部から一端部へ向けてろう付けを進行させることを特徴とする請求項5に記載の扁平チューブのろう付け方法。
  8. 前記凸部(45,46)の突出高さは、0.3mm以下であることを特徴とする請求項7に記載の扁平チューブのろう付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013127346A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Daikin Industries Ltd 熱交換器
JP2013152032A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Nikkei Nekko Kk 内部熱交換器
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